1 :
吾輩は名無しである:
文章としては貧乏旅行記系のものがあります。
支持者のエコひいきに過ぎないと感じられる事も多い著述家であり
御存知の通り何処から見ても漫画家ですが、取り敢えず文章側からの
アプローチを求めます。
はみ出して、漫画作品を文学で語ってしまう事もあるでしょうが
ちょっと危うく文学的に迫ってみましょう。
という事でヨロシク。
2 :
吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 06:31
ファイン・エクセレント・ファンタスティーク
3 :
名無しチェケラッチョ♪:2001/07/20(金) 07:17
お、つげか。マイナーという名のメジャーだね。
ちょっと楽しみだな。ちょっと静観してみよう。
1の言ってることの意味が良くわからないです。
>はみ出して、漫画作品を文学で語ってしまう事もあるでしょうが
ちょっと危うく文学的に迫ってみましょう。
結局、どのように語ればいいんですか?特に文学で語るの
意味がわかりません。煽りじゃないんで、教えて下さい。
5 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 01:01
『つげ義春日記』を読んだひとは、生きる希望が出てくるか、首を吊りたくなるかの
二つの反応に分かれるようだ。
6 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 01:12
あっ、揚げようと思ったら、既に・・・・。
シンクロニシティか?
7 :
1ではないが:2001/07/21(土) 01:20
>4
漫画家つげ義春の著作物(エッセイ・紀行文等の活字もの)を
文学的側面から論じてみよう。
ただ、脱線批評として漫画作品についても言及することがあり、
その際は“漫画”という他ジャンルを“文学的”に評価=裁断する
という愚行になるかもしないが、“文学板”で論じるのだから、
その危険性も踏まえつつ論じましょう。
こういう事だと思いますが。
8 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 01:54
>7 漫画を漫画として論じるなら、それは漫画板で。
って具合に思うのは俺だけか?思いっ切り文学的に
裁断して欲しいんだけど。
9 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 02:20
というか、つげの手による文章が現に著作として
存在し、否定的意見もあるかとも思うが
ある一定の基準には達しているようなので
そこらから切り込んではどうかとも思うが。
10 :
7:2001/07/21(土) 02:28
>8
>思いっ切り文学的に裁断して欲しいんだけど。
まあ、いいんじゃないんですかね。
つーか、
>>7での私の発言は
1さんの書きこみの解釈に過ぎませんから。
文学板ですから文学的にしか語れないと思います。
何が“文学的”なのかは不明ですが(これをやりだすと話がループする)
11 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 02:39
最初っから、
「つげの貧乏旅行記(文章)ってどうよ」
って書いてあると思うのは私だけか?
12 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 02:44
そう書きゃいいじゃん。>1
貧乏と言うよりは、貧乏を求めて旅してる観があるな。
13 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 02:49
>>12 単に貧乏でなくて、うらぶれやすがれって感じの美学があるようだぞ。
14 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 02:49
というより
つげに理解あり過ぎの信者達が
つげ環境を温存、助長してると思うがなァ。
誰か忘れたけど「つげ憎し」または「つげ環境の醜悪さ」を
少し嫉妬混じりではあるが冷静に論述してた批評があったと思うが。
15 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 02:52
>>14 追加。
つまり、こんな「芸術貧乏」振りは許せないって視点ね。
私個人としては、判断保留。
どっちの意見もウナラされた。
16 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 03:03
エセ貧乏説だけど
つげの印税凄いって本当なの?
17 :
12:2001/07/21(土) 03:03
ん?別にそれがいけないって訳じゃないよ。
芸術貧乏ってか、観念的だよね。
貧乏って本来どうしようもなく物質的なものでしょ?
その齟齬が不思議ねって感じ。
18 :
12:2001/07/21(土) 03:06
>エセ貧乏説だけど
つげの印税凄いって本当なの?
どうかね。ただ、似非か本当かの文脈で貧乏をどうこう
語ってもあまり意味はないように思うな。
19 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 03:10
今は鐘持ってるだろうけど昔は本当に貧乏だったんだろ。
20 :
名無しさん:2001/07/21(土) 03:12
>>16 どっちでもいいんじゃない?
今は、結構印税も入ってるだろうけど、一般に売れている作品自体、
そんなにないからねえ。普通かちょっとマシなぐらいじゃないかな?
代表作を作ってた頃(貸本屋時代〜数年)は、
ほぼ確実に貧乏だったと思うよ。
21 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 03:15
依然生活が地味だから、少しは余裕ができた程度のもので
別に毎夜銀座に繰り出してる文学畑のセンセー方や
六本木方面愛好の売れっこマンガ若手などとは
全然レベルが違うと思うがな。
ただ、当面の金があるゆえに新作が読めないのは
勝手ではあるがファンの不幸ではある。
22 :
12:2001/07/21(土) 03:21
>21
金があるから描かない訳じゃないのでは?
単純に描けないんじゃないのかなぁ?
つげが書きたいと思う風景はどんどん消えていくわけだし。
23 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 03:27
それと、大分前から
白い紙を前にすると動悸が激しくなるとかの
マジにいわゆる「症状」が出るようになったんだよ。
ただし、つげの今の定位置を認めない者達にとっては
それさえ、
「神経症っていつの時代でも私小説系の芸術に絡むアクセサリーだよね」
と言いたくなり、あげつらうって訳だよ。 ま、いーんだけど、別に。
24 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 03:46
漫画ネタはなるべく後回しってことだろうけど
水木しげるのアシスタント時代は早筆で鳴らしたんだから
本人の欲が少ないってことで勘弁してあげて下さい。
25 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 01:56
町田康の作品ってつげの影響を受けてると思う。
26 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 03:35
つげが貧乏かどうかはさておき(どうでもいい。こだわる人ゴメン)
作品内の貧乏は、なんだか世の中の裏側に通じているようで
貧乏トリップというか、貧乏のなかに
異界への入り口がぽっかりと開いてそうで
底知れぬ怖さを感じるんだけど・・・。
>>26 そうだね。つげ作品(漫画)の貧乏は、
明らかに時代の極端な映し絵でもあるが、同時に
つげ自身の精神の揺れによって、異界へのドアの様相をも帯びる。
貧乏に限らず、つげ作品中の神経症的な表現は、
作者の意図である場合と無意識の場合があるが、両方とも、
現実世界こそはホントウは異界に他ならないのだ、
という不気味な真実を、衝撃的に突きつけてくる。
28 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 07:02
つげの神経症はかなり本当の部分が多いようだ。
疑うのも可哀相な話だけど。
少なくともほぼ本物のボーダーライン位の人物が
読むと伝染りそうで困ったと言っていたのを
聞いた事がある。
29 :
名無しチェケラッチョ♪:2001/07/23(月) 10:02
時代に貧乏というファクターをかけて表出する技術より
寝てるときに見た「夢」を漫画化する技術の方が上手い
と思うが、どうでしょう。
30 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 14:13
作品自体で語ろう。
まずは無能の人。
未完というが、最後に井月を持ち出したあたりが
一番の衝撃だった。
31 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 14:26
1の思惑丸はずれだな。まぁいいか。
無能の人は石を売るという発想そのものが衝撃的だった。
井月や古本屋の主人を大馬鹿と称しながら、自身の所在を
はっきりとは語らない。つげ作品の多くに見られる
終わり方だが、これが気にくわない人も多いんだろうな。
32 :
30:2001/07/23(月) 15:29
↑!!!!!
ご免、俺は柘植ファンで評論、批評は全て無視している
者だが、何、「自身の所在を語らない」のが
何で気に入らない対象になるのか、もうちょびっとくわしく
語ってくれるとありがたい。
なんかそういう意見て衝撃だ。
33 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 15:38
>32
んー?別に珍しいモノではないと思うけど。
無能の人にくっつけて言えば、「井月も山井(←名前うろ覚え)
も大馬鹿者だ。」と語るとき、主人公は明らかにその二人から
距離をとっているわけです。ところで、それまで主人公と
井月や山井は重ね合わされるようにして描かれている。
まぁ、雑な言葉で言えば世間の外側の人達として。
で、結局主人公は世間でも外側でもない場所に立ちつくし、
印象的な(心象的と言ってすらいい)風景とともに、
作品は幕を閉じる。
「で、お前はどっちなの?」
この疑問はまぁある意味正当なものとは思うんですよねーって話でした。
34 :
30:2001/07/23(月) 16:50
>>33 レスありがとう。
なるほど・・・。しかし疑問に思う人もいるんだね、そういうことを。
「大馬鹿者だ」って、彼らほどまでは突き抜けられない半端な自分自身への
台詞以外の何物でもないような気がするんだが。
西洋哲学っぽく、キャラクターの立ち位置を明確にしてないと楽しめないんだろうか。
35 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 17:08
>34 あー、ちょっと言葉が足りなかったかも。
キャラクターの立ち位置にってわけじゃなく、
結論がほしいって人はいるんじゃないってこと。
つげ作品の多くは読んだ後にわかったって感じの
読了観はないじゃない?
36 :
30:2001/07/23(月) 21:09
うん・・・。
まあ、何かを探究している人が読む物では
ないような気はするな。
しかし人少ないね・・・。
37 :
名無しチェケラッチョ♪:2001/07/23(月) 22:18
時代の映しえとしてなら水木しげるの方が上手くない?
ヨシボーの犯罪やゲンセンカン主人を
80年代の「サブカルっぽい」という括り
でなく深い突っ込みで語りたい。
「ヨシボーの犯罪」のラストは衝撃的だよ。
自分のなかにしまいこんでたイケナイものを
無造作に置かれたような。
39 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 05:20
今日「ゲンセンカン夫人」の映画みたけど、
配役はまあまあだったが、ちょっと寒め、相当飛距離不足だった。
つげファンが「先生、どうですかぁ?」っていうかんじの
媚び媚びな寒さ。(最後のシーンだけど)ほんと最後のシーンが物語ってた。
あまり面白くなかった。
40 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 05:46
そういうつもりで書いたわけではないでしょうが
映画化された「映画」の責任まで、つげに負わせるのは
ちょっと無茶かと思う。
勝手に思い入れをされてしまう事の多い作家であり
しかも、もともとの原作品自体が微妙な味わいで成り立っているため
これからも原作をアレンジはしたがミスマッチだとか失敗作だとかは
沢山生じるでしょう。きっと。
原作としてモテモテなのは一種の幸せであるが、誤解が多いのは矢張り
不幸であるとも言える。
つげをイジって必ず大成功というのは難しいと思う。
原作としては、一種「ミズ物」というか「魔物」であると言えるだろう。
1は「はみ出して、漫画作品を文学で語ってしまう事もあるでしょうが」と書いているが、いつのまにか漫画作品がこのスレの主題になっているのはなぜ?
42 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 13:00
映画のゲンセンカン主人、俺大好きだけどな。
特に池袋百点会は傑作だと思うぞ。
44 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 15:23
つげ忠男の『きなこ屋のばあさん』の解説を義春が書いてるのだが、忠男への愛情が伝わってくる叙情的な文章で、結構泣けるぞ
45 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 16:03
忠男!!
「屑の市」読め!!
46 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 16:06
あまり知られてないが、義春の「手錠」という作品は忠男が原作。
47 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 16:11
義春は「きなこやのばあさん」で、忠男が売れていないことを嘆いているが、彼にも「セールス」という概念があったことは衝撃的だった。
48 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 17:23
あまり知られていないが、忠男はカコイイ
49 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 17:46
京成サブ!
50 :
48:2001/07/24(火) 20:42
>>49 イイ!
カコイイ!
だけど加勢大衆が京成さぶたぁいただけなかったねえ…。
『無頼平野』
51 :
吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 00:04
誰か忠男の経営してたジーンズショップ
行ったことある人いる?
52 :
吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 08:42
「してた」というと、閉店したんですか?
53 :
吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 10:04
義春も忠男も、「迷路」に描いた作品がよい。未完成な荒削りさと、ほとばしる才能にドキドキ。
54 :
吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 11:07
>>51 あるよ。今は息子さん夫婦がやってて、
忠男さんは店には顔出してないみたい。
釣り雑誌なんかにちょくちょく書いてるね、今でも。
55 :
44:2001/07/25(水) 17:19
忠男関係で10個もレスつくとは思わなかった
56 :
吾輩は名無しである:2001/08/01(水) 12:46
57 :
吾輩は名無しである :2001/08/01(水) 13:22
石原も生きて政治家なんかなってんだから三島を語るなといいたいねえ
ばかなくせに調子に乗ってる売文政治家腐れジジイ氏ね!
58 :
吾輩は名無しである:2001/08/01(水) 15:49
スレ違いにもほどがある
59 :
吾輩は名無しである:2001/08/06(月) 00:51
自分も、京成サブ好き^^
60 :
吾輩は名無しである:2001/08/06(月) 01:05
おれはさぶ好き
61 :
吾輩は名無しである:2001/08/06(月) 01:16
62 :
吾輩は名無しである:2001/08/06(月) 04:08
ねえ、清水??
そう??違う??
違ったらごめんね&なんでもない。
63 :
:2001/08/06(月) 05:06
「チーコ」が好き!
>>62 そのギャグ通じないよ。
おれはわかるけど。
65 :
58:2001/08/06(月) 08:56
いちおう解説しておくが、57の不条理レスが書き込まれたとき、となりには石原
慎太郎スレが並んでいたのだ。ゆえに激しいスレ違いと推測される。
66 :
吾輩は名無しである:2001/08/06(月) 15:10
>>64 あら解かった。
解かっちゃった。
わかった人がいた時点で自分、とってもさぶいは・・・。
おはずかし。
67 :
吾輩は名無しである:2001/08/06(月) 20:30
qage
69 :
吾輩は名無しである:2001/08/11(土) 07:25
不条理の方がよかったのに。
70 :
やなぎや・ねこ:01/09/08 23:12
「つげ義春日記」はとてもいいです。
子供が産まれたぐらいから4年間ぐらいの日記。
これを読むと、この人はよく自殺しなかったものだなあと
(未遂はあるけど)思います。
ただこれ、書いた本人はものすごく後悔していて
(あまりに生活を赤裸々に書いてしまったので)
多分復刊はないようです。
その次に好きなのは「つげ義春と僕」に収録されている
「断片的回想記」です。
自殺未遂と密航の話がいい。
文体も好き。
でも本人は、随筆などは苦手、と思っていたらしい。
71 :
吾輩は名無しである:01/09/19 06:31
桜玉吉は、つげ義春に成ろうとしているのだろうか?
無能の人
映画になったらしいが見た人いる?
73 :
吾輩は名無しである:01/10/08 00:52
#
>>60,
>>62,
>>64,
>>66,
>>68 #1分少々考えた末わかった.ゲイ雑誌モデルのシミケンって人を指している.
#間違ってたらごめんね.おれは全くゲイじゃないけどタマタマ知っていたよ.
>>1 漫画を文学板で扱う事は可.
∵(文字∩漫画)⊆図形⇒文字∈文字表現⇒文字表現⊆文学
加えて,さすがに気恥ずかしいのか誰も挙げないけれど
おれは恥が無いので書いちゃう.
例の「メメくらげ」が「××くらげ」を編集者が読み違えうまれたって経緯を
少なくとも作者によるエッセイに於いては不満を漏らしていない.
且つ「メメくらげ」なる意味不明語がまた非常に作品の魅力向上に貢献している
と,一般的にも捉えられているところなんか,〈文学〉としてかっこいーぜ.
縁側に坐って評論してる中に
佐賀潜がいたね。
かんばれちよじ
76 :
吾輩は名無しである:01/10/21 07:36
あげ4
78 :
吾輩は名無しである:01/10/28 18:46
つげは引き込まれるからイヤだ。
ネジ式・萌え。
映画は逝ってよし。
80 :
吾輩は名無しである:01/10/28 20:08
ああ・・
ここにこんなスレがあったなんて。
貧乏旅行記にはまった私。
つげの世界が大好き。もちろん漫画も。
81 :
吾輩は名無しである:01/10/28 20:08
てかこの1って犬の匂いがする。
82 :
吾輩は名無しである:01/10/28 20:51
脱力、つげ。
83 :
吾輩は名無しである:01/10/28 22:20
貧乏温泉に沈没。
ウラヤマシ〜と思うこのごろ。
84 :
吾輩は名無しである:01/10/29 01:15
>83
同意します。行きたい・・・
85 :
吾輩は名無しである:01/10/29 18:48
頼む。
お、温泉で脱力させてくれ。
もう耐えられそうにない。
スルメにされてもかまわない。
奥さんの藤原マキさんも便乗して日記を出してたな。
日記ってああいう病気の治療の一端なの?
87 :
吾輩は名無しである:01/10/31 02:18
「必殺スルメ固め」アゲ。
スルメにされてもいいよ。
温泉行きたい(切実)。
88 :
吾輩は名無しである:01/11/16 23:14
果かない抵抗、あげ。
89 :
吾輩は名無しである:01/11/18 21:30
親知らずの抜歯による入院中つげ漫画読んでたage
90 :
吾輩は名無しである:01/11/20 22:41
映画ねじ式は別離のまざってないか?
91 :
吾輩は名無しである:01/11/20 23:01
上がってきたか、このスレ。
悲喜こもごも。
92 :
吾輩は名無しである:01/11/21 01:45
するめ揚げ。
93 :
吾輩は名無しである:01/11/24 23:34
むりをせず、ひっそり生きていてもいいんだ、そう思えるのが彼の魅力。
隠遁スレでもいいのでは?
94 :
吾輩は名無しである:01/11/29 17:10
みーはーだが
『紅い花』好きだ…。
95 :
吾輩は名無しである:01/11/29 18:19
つげさんは、梶井基次郎が好きみたいですね。
「檸檬」にでてくる風景の事や、猫の足の裏を瞼に乗せてみるシーンが出てくる。
96 :
吾輩は名無しである:01/11/30 10:40
たしか旺文社文庫かどっかから出てたんだと思うんだけど
「風雪流れ雲旅」(タイトルうろ覚え)持ってる人いない?
10年以上前に買ったんだけど、なくしてしまった・・・
97 :
吾輩は名無しである:01/11/30 17:14
持ってるけど、何か?
98 :
吾輩は名無しである:01/11/30 17:17
くれ・・・
99 :
吾輩は名無しである:01/11/30 18:05
1つげ義春=流れ雲旅 2北島三郎=風雪流れ旅
1+2=風雪流れ雲旅
100 :
吾輩は名無しである:01/11/30 18:08
ついでに100ネ
101 :
吾輩は名無しである:01/11/30 21:45
私も、つげ大好きです〜!!!
たまに、石屋になりて〜!!と思う時がある。
多摩川の土手でのんびり石拾い・・・。
奥さんに怒鳴られ、バカなことをしていても
憎めない先天性なヒモ人間、良いですねえ・・。
恋人だったら、絶対に嫌ですけどね(笑)。
ああいう独特な世界が描けるのは才能ですね。
102 :
吾輩は名無しである:01/12/01 20:37
その昔、ツァイトが出した『ねじ式』のゲームを途中で挫折したままディスクを
紛失してしまったことが悔やまれる。
「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」という親鸞の言葉がつねに画面
に表示されていたが、あれはつげさんのアイデアだったのかな?
103 :
吾輩は名無しである:01/12/05 08:14
>>102 「善人なおもて往生をとぐいわんや悪人をや」(ママ)
これは「貧困旅行記」の中の「丹沢の鉱泉」で小さなお堂を見つけた時に、
つげさんが唐突に思い浮かべたことばです。
>103
どうもありがとう。「貧困旅行記」も引っ越し後、行方不明。
探し出して、もういちど読んでみます。このスレ設立の発端
にも関連した本でもあるし。
105 :
吾輩は名無しである:01/12/08 00:30
う〜ん。
年末は取り敢えず、ゼターイ温泉行くぞ。もう辛抱タマラん!
106 :
吾輩は名無しである:01/12/08 02:16
あああああああ、
スルメになりたい。
もしくは、メメクラゲに・・・・・。
107 :
吾輩は名無しである:01/12/13 17:21
俺もあの頃の日本へ帰りたい
108 :
吾輩は名無しである:01/12/13 17:49
それにしても、三番館のグフフのおばちゃんは怖かった。
109 :
吾輩は名無しである:01/12/22 22:21
あげてみる。
110 :
吾輩は名無しである:02/01/01 17:38
無能の人は読んだんだけど、次何よむべき?
111 :
吾輩は名無しである:02/01/01 17:48
そういや、最近描いているの? 最近作は?
もしかして「無能の人」がいっちゃん新しいのか?
ばしばし復刻されてたけどさ。あの人死んだら、神様になりそうだね・・・
我々オタどもの。
112 :
吾輩は名無しである:02/01/01 17:54
でもつげって金持ちだよ。
けっこういい家にすんでるし、車だって持ってるしさ。
少なくとも随筆や漫画にかかれてたことっていうのは
ずいぶん昔のことなんだなって思ってる。
フィクションだろ? ほとんど。
だって映画化権やら漫画の再版率を見たって貧乏なわけないもの。
親戚がつげの家の近所に住んでたから知ってるんだけど。
金あるから書く必要ないんだよ、きっと。
113 :
吾輩は名無しである:02/01/01 17:59
>>112 ああ、復刻ブームでずいぶん儲かったって聞いたことがあるよ。
でもその儲かりさかげんをネタにしてまた漫画にしてほしいなあ。
儲かりました、止めました、じゃかっこわるいよね。結局あの無常観
は「貧乏」つうことだったのかと。オチつきすぎだよな。
114 :
吾輩は名無しである:02/01/01 18:02
ちなみにオレ(オレの実家)は金持ちなんだけど、
そんなオレがつげを好きなのはどーしてだろ?
ないものねだりなのかね?
115 :
吾輩は名無しである:02/01/01 18:04
やっぱり貧富を超えたもんがあるんだろうな。新作読みたいな。
116 :
吾輩は名無しである:02/01/01 18:08
「もっきり屋の少女」のチヨジいいよな。
「がんばれチヨジ!」「それ、がんばれ、がんばれ」
117 :
吾輩は名無しである:02/01/01 18:10
井月だっけ、「無能の人」に出てくる、浮浪者同然の俳人。
あれすごいよねえ。
118 :
吾輩は名無しである:02/01/01 18:14
最後に脱糞してたな。堕ちるならとことんあそこまで堕ちたいって
いう願望なんだろう。でもそういう人は実はいっぱいいて
井月はたまたま俳人だったから名が残ったんだろう。
俳人じゃない井月は上野公園に沢山いるよ。
119 :
吾輩は名無しである:02/01/01 18:18
>>114金持ちだからじゃない?
本当に自殺願望持ってたり貧乏な人が、ああいうのを読んで楽しめるか?
つげや太宰を好む人って、経験の有無に関わらず、苦悩や駄目さに
郷愁を覚える人達で、それはある程度約束された安定の上に成り立つ
贅沢な趣味なんだよ。
な〜んてね。
120 :
吾輩は名無しである:02/01/01 18:26
>>119 究極の癒し系か、つげって。
たしかにオレん家に金借りにくる人って余裕なくて
ちょっとひく。つげ読む余裕なんてないだろうなあ。
121 :
吾輩は名無しである:02/01/01 18:26
今更新作描かれても引く。
122 :
吾輩は名無しである:02/01/01 18:28
しかも週刊誌で連載だったらもっと引く。
朝刊の4コマまんがだったら…
123 :
吾輩は名無しである:02/01/01 18:42
124 :
吾輩は名無しである:02/01/01 18:57
でもいくらでっかい家建てても、どうしても家族一部屋で寝てしまう
癖が抜けないとか、髪の毛をまだ捨ててないとか、ネタはありそうだけどね。
それとも誰か詐欺かけてよ、で、つげのみぐるみをはぐと。そしてもう一度
貧乏のどん底に突き落とす。そしたらまた新作読めるかもYO!
125 :
吾輩は名無しである:02/01/01 20:07
>>124 わかる、わかる。貧乏性って抜けないよな〜。ワラタ。
126 :
吾輩は名無しである:02/01/01 22:10
>>110 ねじしき
書く必要がないから、書かないだけです。
本当の貧乏人というのは、そういうものです。
必要がなければ、やらない、やれない。
そういうこと考えるのも、面倒臭いでしょ?
僕は、漫画の為に生きてきたわけではない、生きる必要から漫画を書いてきただけなのです。
それしか、なかったのです。
128 :
吾輩は名無しである:02/01/02 03:28
129 :
吾輩は名無しである:02/01/02 03:29
てか、ネットやってるつげってのも・・・
しかも2ちゃん
映画化、近々クランイン。らしい。
131 :
吾輩は名無しである:02/01/04 22:37
132 :
吾輩は名無しである:02/01/05 01:50
創作意欲が掻き立てられる場がないからだろ。
今のアックスやガロや幻灯なんかに、まともな作家なら書く気になんかなるわけない。
133 :
吾輩は名無しである:02/02/01 11:42
下世話な話していい、
小説の場合、映画化権は2000〜3000万くらいらしいけど
マンガの場合はどのくらいなのかな、
つぎつぎと、映画化されたら、マンガかくのバカらしくならないかな、
過去作品の評価高いと、あえてこれから描く気ならないのでは。
134 :
吾輩は名無しである:02/02/01 11:55
お金の話で恐縮だけど
迷路のふる本20冊くらいあるのだけど
いくらで売れるの今。
ねじ式、医者との会話のくだり、
めちゃめちゃうけたんだけど
「いいかげんにして下さい!僕は怪我をしているのですよ!?」
とか何とか言って、主人公ブチ切れするところ
ァーヒャヒャハyヒャハアヒャ
『ねじ式』の「メメクラゲ」は本当は「××クラゲ」、「眼科」は「眠科」だったらしい。
つげ義春の夢ものって、去勢不安の妄想だよね。
主人公の腕の傷口は、女性の性器を彷彿と
させるのですが..特に映画のほう
どうなんでしょう?
138 :
吾輩は名無しである:02/02/02 09:44
映画はそういう解釈でやってるんでしょう。>傷口
139 :
吾輩は名無しである:02/02/02 20:35
島田雅彦の「ドンナ・アンナ」ってつげ義春っぽくないですか?
140 :
吾輩は名無しである:02/02/02 21:29
「李さん一家」が妙に好きだった。
141 :
吾輩は名無しである:02/02/12 16:19
>134
状態や掲載作品によって大幅に違うのでなんともいえん。
値段を知りたければ、まんだらけなど、古本漫画の知識のある古本屋に直接もっていくしかない。
まちがってもブックオフにはもって行くなよ。あそこのにいちゃんは、どんな希少本だろうと、
1冊1円くらいで買いたたきそうだ。
142 :
吾輩は名無しである:02/02/14 14:32
つげさんの描く涼しげな顔をした女性が好きだ。
たとえば「隣りの女」のミヨちゃんに惹かれる。
「退屈な部屋」のモモちゃんはメメ
143 :
氏名トルツメ:02/03/13 09:02
age
144 :
吾輩は名無しである:02/03/14 02:48
話題にのぼらないみたいだけど、「長八の宿」が好きだ。
モデルになった旅館に実際に泊まりに行って、女将に話し聞いっちゃったよ。
だいぶ前のことだけどね。
トリッ
146 :
吾輩は名無しである:02/03/27 16:17
あげ
147 :
吾輩は名無しである:02/03/27 17:54
>>89 関係ないけどさ、君、親知らず抜くために入院とかするの?
149 :
吾輩は名無しである:02/05/02 22:06
それからサッチャンは、店に来るヤクザ者に騙されて、駄目な女になってしまった。
サッちゃん萌え
150 :
吾輩は名無しである:
昔から、井伏鱒二とのことが気になってた。
だって、おんなしのがあるよね?
どういうことじゃ?おしえてくれ!