1 :
ミフネ:
さて。
個人のひいきを全く抜きにして、歴史、後世に与えた影響、
知名度、等で選ぶならどれだっ。
2 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 04:12
とりあえず岬など
3 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 04:13
そして芽ムシリ仔ウティ
4 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 04:34
うーん・・・
紫式部、滝沢馬琴、夏目漱石はとりあえず入るかな?
5 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 04:41
大江健三郎
オレの歴史に影響を与えた。
明治以降にしましょうか。
7 :
我輩は名無しである:2001/06/30(土) 19:48
川端康成は入るのでは?
8 :
mojo hands:2001/06/30(土) 20:07
>>7殿
残念ながら入る、に1票
旧約聖書に挑んだ西洋系の文学に対抗できるとすれば
表向きはノー・アイデンティティーこの人でしょう
「16歳の日記」は怖いよなあ?
で、裏は深沢七郎
やつは無敵だ!!
9 :
こけか:2001/06/30(土) 21:34
>>6 明治以降にしないと「源氏」や「平家」が入ってくるからなあ。
世界に対抗でき得る日本代表の「表十」と
日本のアンダーグラウンドの精神史に影響を与えた「裏十」で
選んだ方が選びやすいかと。
10 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 21:51
明治以降ね。了解。
とりあえず夏目漱石でしょ。芥川だの内田ッチだのは、この人に代表させるとして。
他には、三島由紀夫、かな・・?
それぞれ「こころ」「金閣寺」あたりを。
11 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 21:54
あと、江戸川乱歩なんてどう?
12 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 22:01
谷崎でしょう!!!
13 :
こけか:2001/06/30(土) 22:06
安部公房「壁」
14 :
1:2001/06/30(土) 22:17
“裏十”は別スレッドにしないと、話題が裏十だけの話題に
なる予感大ですね。
そのうち立てましょう。
15 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 22:23
すごくいやなんだけど、太宰治も入っちゃいますか。
16 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 22:27
取り敢えずノミネートしてって
ダウトが数票入ったら落としてく方式がいいんじゃないかな?
17 :
仙介:2001/06/30(土) 22:44
んー、個人的には「痴人の愛」を推しますです。
18 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 23:09
篠田はどれとどれを出していたの?
ひとつのたたき台にはなるでしょう?
19 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 23:16
ごめん、裏と表の違いを教えれ
20 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 23:19
21 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 23:27
「夜明け前」を出してたかな? 篠田は
22 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 23:37
夜明け前だけだね、日本のは。
23 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 23:40
>16
それでいいと思う。
80年代以降の作家は全然駄目かなあ。
中上健次くらい? 村上春樹って言ったら怒るんだろうな。
24 :
:2001/06/30(土) 23:52
十大小説というからには、それなりの「品格」が必要だろう。
ところで、サマセット・モームの挙げた十大小説って何だっけ?
ディケンズの「デビッド・カパーフィールド」が入っていたような。
25 :
取り敢えず:2001/07/01(日) 00:27
ここまでのノミネート
夏目漱石「こころ」
大江健三郎 「芽毟り仔撃ち」
川端康成「16歳の日記」
深沢七郎
三島由紀夫「金閣寺」
江戸川乱歩
谷崎潤一郎「痴人の愛」
安部公房「壁」
太宰治
島崎藤村「夜明け前」
中上健次
村上春樹
「岬」はわからぬ???スマソ
26 :
ななし:2001/07/01(日) 00:44
doahou
岬は中上建次にきまっとろうが。
27 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 00:46
>>25 わからないのにまとめようと思うボランティア精神に乾杯
28 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 00:52
同じく乾杯じゃけど、できれば時代順に並べてもらいたいなあ・・・
29 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 00:57
とりあえず夏目漱石は内定でいいんじゃない?
作品は、どれがいいんだか。
30 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 00:59
絶対氏ねとか言われると思うんだけど、言っちゃうよ。
筒井康隆。「虚構船団」でどうですか。
31 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 01:01
個人的には好きじゃないけれど、宮沢賢治。
松本清張なんかはいかが?
33 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 01:02
戦後派や第三の新人はちょっと入れにくいのかな。
個人的に「海辺の光景「俘虜記」「富士」入れたいのですが
やっぱ影響力となると弱いのかな。どうだろう。
>>29 「こころ」はどうも国語の教科書イメージがあって…。
「吾輩〜」「ボッチャン」あたりにしてほしい。
35 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 01:04
色川武大「狂人日記」・・・悪かったよ
せめて坂口安吾を
36 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 01:06
>>35 安吾みたいに幅広く書いた人って
こういうときこれ一作って出しづらいですねえ。
37 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 02:15
モームの選んだ十大小説(ホントは“十大”って訳は違うけど)
フィールディング 『トム・ジョーンズ』
オースティン 『高慢と偏見』
スタンダール 『赤と黒』
バルザック 『ゴリオ爺さん』
ディケンズ 『デイヴィッド・コパーフィールド』
フローベール 『ボヴァリー夫人』
メルヴィル 『モウビー・ディック』
ブロンテ 『嵐が丘』
ドストエフスキー 『カラマーゾフの兄弟』
トルストイ 『戦争と平和』
38 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 02:29
夏目漱石、森鴎外、島崎藤村、武者小路実篤、谷崎潤一郎、
川端康成、小泉八雲(うーん)、泉鏡花、佐藤春夫、宮沢賢治、
永井荷風、梶井基次郎、太宰治、樋口一葉、三島由紀夫、
安部公房、松本清張、江戸川乱歩、中勘助、宇野千代
思いつくまま挙げてみた。「つまらん」って?
ま、冷静に冷静に・・・。仕方無いさ・・・。
岬、評価されすぎ。単なる近親相姦の話、それも品格まるでなし。
中上を持ち上げる奴の審美眼なんて、めくら同然。
谷崎潤一郎は官能小説よりも「吉野葛」みたいな小品の方が断然良い。
今読んでも、そのレトリックの美しさには驚嘆する他ないもの。
個人的には、有島武郎の「カインの末裔」を推挙したい。
言うまでもないが大江健三郎の初期短編は傑作揃いね。
40 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 04:12
>>39 単なる近親相姦の話である「岬」と
単なるオナニー青年の話である「セブンティーン」の
あなたの言う「品格」とやらの違いを聞きたいですな。
谷崎の官能小説ってのも説明がほしい。
「痴人の愛」は官能小説ですか。
あと「品格」って言葉に対しての説明を。
書かなきゃ逃げたとみなす。
41 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 05:46
後世に与えた影響を考えると、坂口安吾の「日本文化私観」や「堕落論」
あたりは、入らないかな。
あと、漱石ならべたかもしれないけど、「明暗」を
42 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 05:53
現代的問題からみると、川端は「みずうみ」乱歩は「芋虫」か「鏡地獄」か
「人間椅子」などか。
43 :
41:2001/07/01(日) 06:05
すいません。アンゴのは小説ではなかった。
かわりに夜長姫と耳男を推挙いたします。
44 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 06:09
つーか十「大」つっているんだから、
大衆的にもメジャーどころであるべきなのでは。
あきらかに煽りレスまでまとめて、
混乱しないように気をつけて応援age
45 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 09:59
安部公房はやっぱり箱男じゃないかな?
46 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 12:44
二葉亭四迷って明治だっけ?
森鴎外は外せないだろうね。「舞姫」あたりでどうか。
・・って、短篇長編入り混じっていいのか。
47 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 14:13
>>46 鴎外ならば、「澁江抽齋」でせう。
雅文体のものなら、「うたかたの記」か、
翻訳になるけれど、「即興詩人」が良いと思ふ。
48 :
お:2001/07/01(日) 14:13
49 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/07/01(日) 14:30
安部公房は『砂の女』でしょ。メジャーといえばですが
50 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 14:40
漱石は確定ですな。作品をどれにするかはともかく。
作品はやはりどの作品も“メジャー”なものを選んだほうが
いいと思います。何をもって“メジャー”とするかはともかく。
51 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 16:36
三島由紀夫「仮面の告白」OR「金閣寺」
芥川龍之介「羅生門」
52 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 16:48
モームにならって、長編小説主義でいくと、オレの独断と偏見ではこうなる。
夏目漱石『明暗』、森鴎外『渋江抽斉』、島崎藤村『破戒』、有島武郎『或る女』、武者小路実篤『友情』、谷崎潤一郎『細雪』、川端康成『山の音』、太宰治『人間失格』、三島由紀夫『金閣寺』、安部公房『砂の女』
53 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 19:21
やはり、長編と短篇は分けた方がいいのでは。
江戸川乱歩なんか、結構影響力は強烈だったと思う。
54 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 00:34
結局、纏める事も出来ずに羅列スレになったか・・・
この板の文学オタ供は漫画板の厨房以下だな。
>>52の作品は兎も角、作家はかなり妥当性があると思う。
これを叩き台にして異論があれば入れ替えていけばどうか。
夏目漱石『明暗』
森鴎外『渋江抽斉』
島崎藤村『破戒』
有島武郎『或る女』
武者小路実篤『友情』
谷崎潤一郎『細雪』
川端康成『山の音』
太宰治『人間失格』
三島由紀夫『金閣寺』
安部公房『砂の女』
55 :
54:2001/07/02(月) 00:42
有島武郎『或る女』⇒大江健三郎『個人的な体験』
武者小路実篤『友情』⇒泉鏡花『高野聖』
を主張したい。
56 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 00:56
52の作家の選択に関してはかなりいいのでは。
ただ有島だけちょっと引っ掛かる・・・。
57 :
食パン:2001/07/02(月) 00:57
遠藤周作は入ってもいいような気もします。
代表作で言うなら「沈黙」でしょうか。
58 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 01:06
日本代表なんだから
文豪枠で「鴎外」「漱石」
ノーベル賞枠で「川端」「大江」
国際的評価の高さで「三島」「安部」
は確定してもいいのでは、
文豪枠で「芥川」が入るかなあ・・・
59 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 01:25
夏目、森、谷崎、川端、三島、大江辺りは
取りあえず確定でしょう。
太宰も影響力を見たら外せないし、
安部公房も世界的な評価を見たら外せないでしょう。
個人的には有島を遠藤周作に変えて
きわどいけど島崎を芥川にして欲しい。
60 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 01:47
偏見ばりばりで日本裏10を作ってみた。
泉鏡花、夢野久作。
中島敦、梶井基次郎。
安岡章太郎、小島信夫。
後藤明生、古井由吉。
植谷雄高、大西巨人。
表の日本代表には編入し難い個性揃いで、
あらゆる点において、問題がありすぎる布陣にしました。
61 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 01:48
名前が挙がってるのって一昔前の(いやニ昔まえか)の
有名作家ばっかりだな。
62 :
食パン:2001/07/02(月) 02:21
63 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 02:26
夏目漱石『こころ』
村上春樹『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』
芥川龍之介『或る阿呆の一生』
大江健三郎『日常生活の冒険』
安部公房『砂の女』
太宰治『人間失格』
小島信夫『抱擁家族』
古井由吉『杏子』
高橋源一郎『さよならギャングたち』
安部和重『インディビジュアル・プロジェクション』
吉行淳之介『夕暮れまで』
白樺派・耽美派・無頼派はいらないのでは?
64 :
63:2001/07/02(月) 02:28
11作品になったので、太宰は消して下さい。
太宰はやめようよ… 本当は川端も入れたくはないのだが。
澁澤龍彦とか、志賀直哉とかでどう?
澁澤は入れよう。裏?
67 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 03:41
モームの十選とよく見比べてくだしゃい。
68 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 12:09
>63-65
個人のひいきを全く無視して、って1が言ってるよ。
69 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 12:31
>>63 「無頼派はイラン」って、太宰は無頼派のはずですが・・・
70 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 12:33
「或る女」入れて
71 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 22:41
『こころ』は良くない・・・良くないです。
反論メチャクチャあるだろうけど、芥川は漱石門下なので涙を飲んで
除いて、漱石で代表させたほうがいいのでは?
72 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 22:43
73 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 22:54
>>71 君はあれか?『こころ』の読まれ方が良くないということを
『こころ』そのものが良くないということと誤解してる口か?
74 :
71:2001/07/02(月) 23:33
そのものが、良くない。
いや、漱石のものの中でということ。漱石の小説として、良くない。
漱石にはもっと次のページをめくるのをもどかしくさせてしまう程の力が
ある。『こころ』はそれが薄い。
内容(?)というか、それはいい。素晴らしい。
『こころ』で漱石を代表してしまっては、あんな粋な人が勘違いされてしま
う。あんな粋な文章をかく人を。
読まれ方が良くない、か。
作品が良くないから、読まれ方もよくない。
それに、ここで語ることでは無い。
とにかくいったん作家を決めてから作品を検討しよう。
いや、私の勇み足だ。失敬。
75 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 23:39
夏目漱石『明暗』
森鴎外『渋江抽斉』
島崎藤村『破戒』
有島武郎『或る女』→芥川『六の宮の姫君』
武者小路実篤『友情』→志賀『暗夜行路』
谷崎潤一郎『細雪』→『春琴抄』
川端康成『山の音』
太宰治『人間失格』
三島由紀夫『金閣寺』
安部公房『砂の女』→『箱男』
次点 石川淳『紫苑物語』
>>74 おっしゃりたいことはよくわかります。
漱石は確かに波がある。おそらく持病の神経症的波でしょう、
作品にありありと出る人だから。本来、というか調子の良い時のは
確かに粋で上手い、ユーモアもユトリもあり大人の文章だと思う。
横レスです、スマソ>ALL
77 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 23:43
>>74 良くない、薄い、いい、素晴らしい、粋な
具体的な言葉が何一つない。
まぁ、いいか。
78 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 03:36
>>75 「砂の女」を「箱男」は賛成。
谷崎は難しいと思いますが後の影響力で言ったら、
「吉野葛」というのはどうでしょう。
79 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 04:21
森鴎外『渋江抽斉』 は糞
80 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 04:30
太宰治は外せないよー。名文家だと思うな。
81 :
80:2001/07/03(火) 04:32
補足
名文章と言う意味で東京八景
教科書見れば済むんじゃない?って名前ばっか。
しょうがないの?
教科書なんかで読んでたらダメだよ。
教科書的な読みはまったくもって読書の質を低下させるし、
何より、教科書のは色んな部分を勝手に削除してしまうから、
(正解にとって不要な部分を)あれで読んだと思ってはいけない。
84 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 22:47
大丈夫。
作家に関しては、おそらく全員、教科書になんかの作品がのってる
だろうけど、作品は教科書にのらない(かつメジャー)なものに
なるさ。
85 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 23:01
太宰を入れるのならば、
「右大臣実朝」なんかは、どないだ?
86 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 23:19
>>83 82はそういう意味でいったんじゃないだろ。
でも教科書的な読みがダメだというのは同意。
どうせなら教科書にサドくらい載せてみろ。
87 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 23:42
漱石が入れば芥川は入らなくていい。仕方ない。
万が一入るとしても「六の宮の姫君」は、反対。
「地獄変」のほうがすごいと思うけれど・・。私見ですが。
88 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 23:48
久しぶりに覗いてみたらまだ論争中ですね。
63が「白樺派、耽美派、無頼派は要らない」
って書いてあるのは、けっこう良い線行ってる気がします。
乱暴に括ると白樺派は坊ちゃん育ちだから行なえる高尚な遊戯としての文学が多く
無頼派は自己否定、自己破壊、退廃色を押し出しすぎた作家が多かった気がします。
この二系統の作家は人間として偏りが著しく、極端であり
物事を多角的に書けた作家達ではなかったと思うので
表10の候補から外しても問題は無いと思います。
ただ(残念ながら)太宰治だけは別格として取り扱うべきかもしれませんね。
耽美派についての問題はは自分の知識が不足しているので発言は控えます。
すいません。
89 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 01:41
現代作家の10大小説、っていうスレッドもあると面白いかな。
90 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 03:12
夏目漱石『三四郎』
森鴎外『渋江抽斉』
島崎藤村『夜明け前』
江戸川乱歩『(未決)』
泉鏡花『高野聖』
谷崎潤一郎『細雪』
川端康成『雪国』
太宰治『斜陽』
三島由紀夫『金閣寺』
安部公房『砂の女』
91 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 03:13
江戸川乱歩って影響力は10人の中に入ると思うけど
作品はB級だと思う。
92 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 06:23
私も思ってた。
乱歩はここに必要?
93 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 22:50
では乱歩の代わりに誰がいいでせう?
94 :
JPB:2001/07/04(水) 22:57
昭和の初めがスポッと抜けてる気もするんですけど。
95 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 23:18
新感覚派については、川端よりも横光を推したいと思うが、如何?
96 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 23:52
「夜明け前」に激しく同意。
先ず読め、読めば判る。青空文庫でも読めるから試してみてくれ。
97 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 23:55
98 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 00:08
漱石は「猫」
鏡花は「春昼」
乱歩のかわりに、堀。「菜穂子」ぢゃい!
といいたいが、その師匠芥川はないべきかぁ?
太宰は「晩年」
川端は「眠れる」
99 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 20:56
夏目漱石『吾輩は猫である』
森鴎外『渋江抽斉』
島崎藤村『夜明け前』
芥川竜之介『地獄変』
泉鏡花『高野聖』
谷崎潤一郎『細雪』
川端康成『雪国』
太宰治『斜陽』
三島由紀夫『金閣寺』
安部公房『砂の女』
100 :
fishman:2001/07/05(木) 21:05
夏目漱石は『坊っちゃん』がいいなぁ。。
中野重治の名前が出てこないのはちょっと寂しい。
101 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 21:32
あくまでも>1の選定基準でいくわけだろう?
それじゃあ
鴎外『阿部一族』
鏡花『婦系図』
太宰『人間失格』
三島『豊饒の海』
102 :
吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 00:46
成程。
103 :
吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 21:46
これでいいのかにほんぶんがく
104 :
吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 23:09
吉屋信子と林芙美子をぜひ。
吉屋信子は「花物語」か「女人平家」
林芙美子は「めし」がいい。
105 :
吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 23:19
個人のひいきを全く抜きにして、歴史、後世に与えた影響、
知名度、等で選ぶならどれだっ。
106 :
色男no,1:2001/07/07(土) 00:16
107 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 01:18
なんだかんだいって、固まってきましたな。
次は現代作家の10大小説っていうのはどう? つまんない?
しんだほうがいい?
108 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 02:52
うむうむうむ。
109 :
1:2001/07/07(土) 02:53
>107
もうちょっと待ってね。
110 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 08:13
>1
ごめんなさい。もうスレッドをたててしまいました。
いや、ごめんなさい。
111 :
えみる:2001/07/07(土) 10:13
稲垣足穂はどうですか。昔は笑い話として話題にのぼることがあったそうですが、やはり乱歩をマイナーにしたようで届きませんかね。
>>111 いいんですけどねー、乱歩にはちょっと知名度の点が…、
なにしろ>1の選定基準ってことですからね。個人的には推したいが
113 :
吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 23:05
これで決定か?
夏目漱石『吾輩は猫である』
森鴎外『渋江抽斉』
島崎藤村『夜明け前』
芥川竜之介『地獄変』
泉鏡花『高野聖』
谷崎潤一郎『細雪』
川端康成『雪国』
太宰治『斜陽』
三島由紀夫『豊饒の海』
安部公房『砂の女』
114 :
吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 23:07
藤村は破戒の方がいいYO!
115 :
吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 23:12
鴎外だけ浮いてるYO!
116 :
吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 23:14
なかなか面白いスレッドでしたね。
117 :
吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 23:22
個人的に埴谷雄高の『死霊』を入れてほしい気持ち
118 :
吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 23:24
はにゃーん(ワラ
いらないっしょ。
119 :
吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 23:30
十冊まとめて帯封かけて、その帯封に『死霊』と押印する・・・
これでどうよ。
120 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 16:53
121 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 23:48
鏡花は「眉かくしの霊」か「婦系図」じゃないの?
すくなくとも、「高野聖」では無いだろう
122 :
吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 20:22
『高野聖』でいいよ。君の好みを語る場じゃないから。
123 :
生きた人:2001/07/11(水) 20:30
最近?の人(若手!)でいうと、三島安部、あるいは埴谷や大西もいいが、大岡や加賀乙ちゃんなんかどう?
「宣告」なんて重くて「十代小説」っぽくていいと思うけどなあ・・。
124 :
吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 21:06
125 :
吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 21:52
文学プロパー的な趣味でなく、
日本文学のショーウィンドウとして選ぶのなら
夏目漱石『吾輩は猫である』⇒『坊ちゃん』
森鴎外『渋江抽斉』⇒『舞姫』
島崎藤村『夜明け前』
芥川竜之介『地獄変』 ⇒『河童』
泉鏡花『高野聖』
谷崎潤一郎『細雪』
川端康成『雪国』
太宰治『斜陽』
三島由紀夫『豊饒の海』 ⇒『金閣寺』
安部公房『砂の女』
だと思う、一番知名度の高い作品ということで。
126 :
吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 00:26
>125
だとしたら、
太宰「斜陽」→「人間失格」
ではない?
127 :
もじゃる:2001/07/12(木) 00:29
大江健三郎「万延元年のフットボール」
128 :
吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 19:41
埴谷雄高【死霊】にも
一席開けといてください。
129 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 00:01
>>125 知名度なら、
「河童」よりも「羅生門」の方が高くないか?
130 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 22:24
読んでなくても普通の日本人なら粗筋くらい知ってるのが
"大小説"たる所以にならないか?
そうすっと映画化されたものが強くなるが。。
夏目漱石『坊ちゃん』
森鴎外『舞姫』
島崎藤村『夜明け前』
芥川竜之介『羅生門』
泉鏡花『高野聖』
谷崎潤一郎『細雪』
川端康成『雪国』
三島由紀夫『金閣寺』
安部公房『砂の女』
松本清張『点と線』
131 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 23:45
いよいよ高校の教科書状態になってきたな。
寂しい気が。
132 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 23:52
>>131 だから
表、裏、戦後、現代、の四つくらいに分けないと無理だって。
133 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 23:59
横光利一の「旅愁」が好きなんですけど、ダメ?
絢爛豪華な冒頭には今もめまいを覚える私は、まだ学生。
ちなみに谷崎では「吉野葛」が素晴らしいと思います。
134 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 00:38
>132、その他
じゃあ、1990年以降に発表されたうちの、10大小説ってどう?
135 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:14
>>130 藤村は「破戒」の方がいいんじゃないかな?
太宰が抜けたのか・・・少し寂しい気も
136 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:15
松本清張はいらないだろ。
137 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:19
>>135 太宰の国民的小説っていうと「走れメロス」になってしまうが・・・
あの「生まれてすみません」は誰もが知っているから
「高野聖」を落として「人間失格」でもいいかも知れないね。
138 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:24
清張と泉鏡花はずして太宰と久作いれたいが、
前者はともかく後者は思いっきり裏だしな。
139 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:46
>>134 80年代後半もアリにして欲しいが叩き台ってことで・・・
「狂人日記」色川武大
「五分後の世界」村上龍
「ゼウスガーデン衰亡史」小林恭二
「親指Pの修行時代」松浦理恵子
「マークスの山」高村薫
「朝のガスパール」筒井康隆
「火車」宮部みゆき
「虚無回廊」小松左京
「優雅で感傷的な日本野球」高橋源一郎
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」村上春樹
後半かなり投げやり、スマソ
140 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 04:42
>139
1985年以降、にしようか。
新しくスレッド立てた方がいいのかな。うざいかな。
ひとまず、
小松左京→中上健次『枯木灘』
筒井康隆『朝のガスパール』→『虚構船団』
。。なんかしょぼしょぼだね。現代って。
141 :
140:2001/07/14(土) 04:45
追加。
松浦理恵子→大江健三郎『同時代ゲーム』
小林恭二→井上ひさし『吉里吉里人』
これで少しはましになったかなあ・・
90年代って、ほんと何も無いな。
142 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 21:18
age
143 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 22:59
144 :
吾輩は名無しである:2001/08/05(日) 07:17
>133
宮崎市定『東風西雅抄』岩波現代文庫
を読みましょう。理由はナイショ。
本屋で立ち読みでもすれば、すぐわかります。
145 :
mojo hands:2001/08/05(日) 15:19
好き嫌いは別にして司馬遼太郎は入るでないかい?
日本人のほとんどが竜馬ずきで幕末の志士たちに感謝しているのは
あのおっさんの影響だと思うねん、わし。
っーことで「竜馬が行く」に一票。
146 :
日没閉門:2001/08/08(水) 02:00
内田百間(旧字体がでません。スマソ) 「東京日記」。三島が絶賛した作品ですが。
147 :
いのげ:2001/08/08(水) 02:24
蒼穹の昴
148 :
吾輩は名無しである:2001/08/08(水) 03:46
太宰いれよーよー
太宰ファンが悲しむよー
149 :
太田:2001/08/24(金) 16:56
日本の十代小説か、そうだなあ、
中島義道「うるさい日本の私」
林原めぐみ「ふわり」
コゲどんぼ「ぴたテン」
アグネス・チャン「みんな地球に生きる人part2」
林真理子「いい加減にしてよアグネス」
蘇部健一「六枚のとんかつ」
あずまきよひこ「あずまんが大王」
ドストエフスキー「罪と罰」
大阪あべの辻調理師専門学校編「料理上手の基礎知識」
企画・デザイン 大貫卓也「マイブック」
150 :
吾輩は名無しである:2001/08/24(金) 17:05
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
/ ,――――-ミ
/ / / \ |
| / ,(・) (・) |
(6 つ |
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>>149じゃねーだろ
/| /\ \__________
151 :
我輩は名無しである:
いかにもベタな突っ込みが田中だね。