川江伸治スレッド

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1ぽっぽ
 文壇からも、出版社からも、世間からも認知されない「 ニセ作家 」川江伸治さんについてのスレッドです。
 さあ、皆さん、存分に語ろうではありませんか。
2ぽっぽ:2001/05/27(日) 21:55
朝は1番だったのに、もう59番だ。
ほっときゃ倉庫行きだあー。
3ぽっぽ:2001/05/27(日) 21:57
皆さんは自分の立場が判っているのですか。「読者」ではありませんよ。「編集者」であり「出版人」なのですよ。
あの講談社の野間佐知子さんと同じ立場に身を置いてるんですよ。
4ぽっぽ:2001/05/27(日) 21:58
 私は巨大掲示板の存在には感謝しているのです。あちこちの掲示板に書き込んでますよ。
 東京の出版社は私にチャンスを与えてくれなかった。新潮社も、講談社も、文藝春秋社も、私にはチャンスを与えてくれなかった。
 しかし、ネットはチャンスを与えてくれた。少なくともこうして、皆さんの眼に触れるようになった。これだけでも、大きな前進だと思いますよ。
5吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 22:00
つーか、だれなんです?
6ぽっぽ:2001/05/27(日) 22:30
ぽっぽcomですよー。
7ぽっぽ:2001/05/28(月) 21:15
 こういうサイトを訪れる方が文学に興味をお持ちだという事はよく判ります。あなたはもしかしたら作家になりたかったのではありませんか。あなたが作家になれるかどうかは、私には判りません。しかし、編集者や、出版人にはなれます。野間佐知子、角川春樹、岩波茂雄のようにはなれる。あなたはすでに、そうなっているのです。二十一世紀ですよ、ネット社会ですよ。いつまでも無名の一市民だと思っているのですか。あなたには責任があります、使命があります、権限があります。大手出版社が、そのような使命を投げ棄てている今、あなたの使命は尚更大きいものになっていると言わざるを得ません。そうです、権限を行使するのです。誰の助言も勧告も聞かず、あなたの意志で権限を行使するのです。
8ぽっぽ:2001/05/28(月) 21:15
 ネット社会に、やり手の物書きを飼って置く事は、皆様の自尊心を満足させるでしょう。なぜなら、行政やマスコミは、ともすると誇大広告、キャンペーンを打って、皆さんを頭ごなしに一方へ引っ張ろうとするからです。ここに控える者は、充分にその対抗勢力になれる者です。
9ぽっぽ:2001/05/29(火) 21:39
 どーしてレスが付かないんだろう、今日はもう88番だよー。
10ぽっぽ:2001/05/29(火) 21:39
 相変わらずメディアが支配している時代ですが、この時代はメディアのものではないという事を銘記して下さい。この時代は、あなたの時代なのです。二十一世紀は、あなたの世紀なのです。その、あなたの時代を代表する作家が、あれやこれやかれやで良いんですか。もっと良いラインナップが選べるというのに。
11ぽっぽ:2001/05/29(火) 21:40
 この時代を彩った作家や芸術家について、後世の歴史家はその責任をメディアや行政に求めたりはしません。この時代を生きた、最大勢力の方が、その責任者と目されるのです。あなたはそれに耐えられますか。今すぐ行動を起こさなければ、情況は何ひとつ変わらないのです。権限のある者が動かないと、何も変わりません。あなたは「ちち楽園」や、あれやこれやの最大のパトロンと目される事になるのです。
12ぽっぽ:2001/05/30(水) 21:11
 新聞で広告打ってるような小説を読むのはですねえ、母親が買ってきたお菓子を食べてる、もしくは、母親に連れられて駄菓子屋でお菓子を買って食べてるようなもんですよ。自分で才能を発掘するのは、小銭を持って一人で駄菓子屋へ行くようなもんですね。さあ、皆さん、自分でお菓子を選びましょう。
13ぽっぽ:2001/05/30(水) 21:12
 イタリア・ルネッサンスで、もっとも輝きを放っている人物は誰でしょうか。ミケランジェロ、レオナルド、ラフアエロ、それとも、ボッティッチェルリ。いえいえ、ロレンツォ・メディチです。もう、あとは言わなくても判るでしょう。
 現代日本人は、世界中を旅して回ってます。氷菓子も、世界の珍味も、いつでも口にする事ができます。十六世紀フェレンツェの銀行家以上の栄華を手にしているのです。あとは、優れた芸術家のパトロンになるという欲求が満たされないだけです。いえいえ、その欲求も、間もなく満たされようとしているのです。ええ、もうすぐですよ。
14ぽっぽ:2001/05/31(木) 20:25
 さあ、皆さん、作家や芸術家は、他人に選んで貰う時代じゃなくなりました。一億二千万日本人が、皆がパトロンになるんです。良い芸術家を選びましょうよ。
15アーサー:2001/06/01(金) 21:13
 ぽっぽcomというのは良いね。
16ブラウン:2001/06/01(金) 21:14
 これが成功したら、あとに続く人が楽だね。
17クリス:2001/06/01(金) 21:14
 鉄の心臓が必要だけどね。
18ぽっぽ:2001/06/01(金) 21:15
 皆さん、ありがとうございます。ぽっぽcomはこちらでございます。
19ぽっぽ:2001/06/02(土) 19:12
 私を生かすも殺すも、皆様の自由。皆様は私に対して、生殺与奪の権を握っているのです。ここで認められなければ、一生、世に出られずとも構いません。今さらおめおめ、大手に原稿を持ち込めるでしょうか。(ここの上の方で、あれだけでかい口を叩いていたら、それはそうでしょうねえ)
 皆さんは実のところ、ただの一介の市民に過ぎません。しかし、事ここに到り、私ひとりに対しては、秦の始皇帝のごとき絶大なる権力を有するのであります。
 かつて韓非子は、始皇帝に招かれながら、その才を案じた李斯によって抑留され、謀殺されました。史記を著した司馬遷は、功将を庇いながら、孝武帝の怒りに触れて刑を受けました。皆様はそれに勝る、絶大なる権限を手にしており、私は皆様の判断にすすんで身を委ねるものであります。
 片意地でしょうか。そうではありません。かりに大手から鳴り物入りで世に出たとしても、最後に面倒を見るのは皆さんの役目なのですから。直接、市場の賛否を問える時代にめぐり合わせれば、市場に道を問うのが、礼にかなうやり方というものです。
 さあ、審判を下すのです。私を生かすも殺すも、皆様の自由。

20韓非:2001/06/03(日) 11:24
 始皇帝にお目通り願いとうございます。わたしは韓の皇族でありながら、生まれつき口が不自由で、主君は佞臣に取り囲まれ、直言してもなかなか聞き入れて貰えませんでした。相手の心のありかを伺い、自分の意見を述べる難しさを説いて、わたしは「説難」を著しました。韓の宮廷では、法を曲げて私腹を肥やす臣が幅を利かし、媚びる術を知らぬ清廉の士は疎んぜられるばかりであります。このような情況を憂いて、わたしは「弧憤」を著しました。世の中は賑やかで、民百姓までが政治を語ります。商鞅・管仲の書を蔵する家は軒並みあるが、国はますます貧しくなるというのは、農耕を語る者が多く、実際に鍬の柄を握る者が少ないからであります。孫子・呉子の兵法を蔵する家は軒並みあるが、国はいよいよ弱くなるというのは、兵法を語る者が多く、実際に鎧を着る者が少ないからであります。これを憂いて、わたしは「五蠧 ゴト」を著しました。始皇帝におかれましては、これらの書をいたくお気に召されて、わたしをお招き下さいました。ところが、かつての学友であった李斯が、陛下の寵が移るのを怖れて、わたしをここに抑留し、獄につないだのであります。
 法を実現する道があれば、わたしはどこにでも赴きます。わたしがここに参ったのは、陛下のお気持ちに応える為。陛下の口から死ねと言われれば、死にもしましょう。このような所に引き止められ、毒を盛られたのでは、死んでも死に切れません。どうか、始皇帝にお取次ぎ願いとうございます。
 勿論、今さら申し添えるまでもない事ですが、始皇帝とは、あなた様の事でございます。

21司馬遷:2001/06/04(月) 18:19
 孝武帝にお目通り願いとうございます。宮廷でぬくぬくと安佚を貪る臣が多い中で、ひとり李陵は北伐を買って出、少数よく多勢を討ち、転戦しました。武器も食料も絶え、敵地の中で寒気に気力衰え降参したのを、誰が責められるでしょうか。遠い異境の将を見捨て、居並ぶ群臣に意見を合わせるのは、白を黒と言いくるめるようなもの。士大夫として肯んじ得ぬ事です。それが為、私は罪に問われ、獄に落とされ、今はただ刑を待つばかりです。
 古来より宦官とは人の数に入らぬもの。かの孔子も同乗を拒み、宦官の推挙を受けた者の登用を君子は危ぶんだものです。先祖を辱めるにこれより大きな罪はなく、宮刑より大きな恥はありません。何を言おうが、どんな徳義があろうが、人に笑われ、後ろ指を指されるのが落ち。家名を重んじる者なら、座して刑を待つより死を選ぶのが本望。しかるに私は、「春秋」より絶えた正史を編纂し、父の遺志を継ぐという使命があります。刑余者が汚名をすすがんとすれば、筆による他はなく、先人もまた心に期する所を筆に託したものです。かの「春秋」は一言一句で王侯を震え上がらせました。私の拙き仕事も時を経るほど輝きを増しますれば、陛下はかえって、占い好きの不明な暗君として、評判を地に落としましょう。今なら間に合います。どうか、孝武帝にお取次ぎ願いとうございます。
 勿論、今さら申し添えるまでもない事ですが、文武百官を従え、臣下の命はおろか、世界の版図まで欲しいままにする孝武帝とは、あなた様の事でございます。
22ぽっぽ:2001/06/05(火) 18:09
 上の作文、韓非子に付きましては、筑摩叢書「韓非子」本田濟先生の作品を、司馬遷に付きましては、平凡社「漢書」 同じく本田濟先生の作品を参考にしました。

 そのまんま抜粋しました。
23ニャース:2001/06/06(水) 19:41
 レスが付かないニャー。
24ステラ・ダラス:2001/06/06(水) 19:42
 今日は娘の誕生日。大恐慌のさなかでも、毎日切り詰めて、この日の為にバースディ・ケーキを用意してやりました。多勢の友達を呼んで来るとの事です。でも、どうした事でしょう。約束の時間はとうに過ぎているというのに、うちの戸を叩く者はありません。まさか、あの家には行くなと、親に釘を刺されているのでしょうか。もう三時間を過ぎています。先に頂きましょう。どうした事でしょう、あれほど大好物で、今日のこの日を楽しみにしていたというのに。生クリームいっぱいの、おいしいケーキを食べる娘の頬に、白いものが光ります。うう、こんなに苦いケーキがあっただなんて。
25始めにネットありき:2001/06/07(木) 19:28
 あいかわらず、ベストセラー小説や、文学賞小説を話題にされている皆さん。そんな事ではいつまでも、メディアが主、ネットが従の、メディア先行社会が続くではありませんか。違うでしょう。これからはネットが主、メディアが従の、ネット先行社会を築かねばならないのですよ。まず始めに、ネットありき。
26ぽっぽcom:2001/06/08(金) 19:17
 ぽっぽcomは皆様のお越しを、首を長くしてお待ち申し上げております。商業出版の既製品に疲れ果て、呆れ果てた「読書人=現代文化のパトロン」である皆様方に対して、アウト・ドロップ方式で抽出した、ノルマ無し、缶詰め無しの、無農薬・有機栽培による芸術作品をお届けします。異端、反逆、追放、自由こそは、芸術の本質であります。缶詰め、週刊連載、誇大広告から産み出されるものは、似て非なるもの、芸術のフォアグラ化であって、本質を忘れた芸術は、かえって人間性を抑圧し、汚してはならぬものまで汚してしまうのです。現代日本における巨大資本の横暴、時代の閉塞感、若者の無力化は、すべて本質を忘れた所からよって来たるものです。商業主義、会社主義は、人間の本質を押しつぶす所まで来ております。法や政治にはもっとしっかりして頂くとともに、芸術が資本の力を借りて、本当のパトロンである皆様を圧迫するような事があってはならないのです。ご安心下さい、ぽっぽcomは決して資本や権力に屈服する事はありません。(まあ、ないでしょうなあ) ぽっぽcomはただひたすら、真のパトロンである皆様に対してのみ、こうべを垂れるものであります。
27ぽっぽ:2001/06/09(土) 18:55
 亡くなられた八人の子供達の為に黙祷を捧げます。
28ぽっぽ:2001/06/09(土) 18:56
 死刑廃止はあまりにリベラル。人命尊重の立場からそれを言うなら、そもそも殺人事件そのものをなくす努力をすべき。日本における殺人事件はたいがい包丁によって行われているので、肉切り包丁の先を丸くする事をここに提案します。
29ゴミです:2001/06/10(日) 13:08
 私が始めに掲示板と関わったのは、今は無くなりましたが、「ゴミ投資家掲示板」という、たいへんユニークなサイトでした。当時は、野村證券、大和證券を始めとする大手証券会社の株価操作、損失補填等が暴かれ、証券会社が一般投資家をゴミ、クズ呼ばわりする実態も明るみに出ていた頃です。一般投資家は、這い上がれない。努力すればするほど、喰い物にされるのかと無力感を噛みしめていた低金利時代です。その名の示す通り、ゴミ投資家の底力を見せてやろうじゃないかというこの掲示板は、たいへんな知恵とパワーに満ち溢れていたものです。ベテラン投資家の腕前や、業界の裏話が満載されていて、これぞインターネットの成果、時代の華と、憧れの眼差しで見たものです。投稿者はおもにコテハンで、その名前の向こうに人柄や人生が垣間見えるのも楽しみでした。運営者も、投稿者も、反骨精神の塊でした。少数の常連さんの熱意ある書き込みは続きましたが、マンネリは避けられず、いつしか閉鎖の止むなきに到ったようです。しかし、私にとって掲示板とは、まず「ゴミ投資家掲示板」なのです。塩津計、体制派、Morikawa様、証券局、オフショアバンカー、PrivateBanker、NOYAMA MITA、ぺん、ポンが好き、相場予報士、King Kenny、浜名湖うなぎ、といったビッグネームは、これからも忘れる事はないでしょう。自分よりも知性のある方、経験豊かな方が、ネットの向こう側にいるという認識は、今も変わりません。
30吾輩は名無しである:2001/06/10(日) 13:09
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31ぽっぽ:2001/06/11(月) 19:31
 レ、レスが付いた。記念すべき二つ目のレスだ。六月十日はレス記念日。
32ぽっぽ:2001/06/11(月) 19:31
 お父さん、お母さん、ぽっぽは、みんなから愛されてますよー。
33ニャース:2001/06/11(月) 19:32
 みんな気が立ってるニャー。春には桜くらい見に行かないと、五月、六月まで欲求不満になるニャ。
34ぽっぽ:2001/06/11(月) 19:33
 私はそんなに頭の良い人間ではありません。まず勉強はできないし、知能も高くはない。どの程度のユーモアを解するかという点からも人の知能は計れますが、小学校から高校に到るまで、どのクラスにも、私より気の利いた冗談を言う生徒は必ず何人かいました。大人になってからは建設現場て働いてましたが、土方仕事、職人仕事というのは、経験よりも、あり合わせの材料を使って仕事をやり遂げるという、臨機応変の才を求められる場面が多いものです。その点については、世の中で一番身分の不安定な日雇い人夫の中でさえ、私よりも豊かなひらめきや洞察力を見せる人がいました。ただ、あんまり頭の良すぎる人は、力仕事は避けたがるようです。(つまり、楽をしたいから頭を使う) 私の場合は、気が利いている面と、力仕事を厭わない面が両立する、ちょうど良い位置に付けていたようですね。その程度です。
 ではなぜ、そんな人間が、小説を書いて、皆様の貴重な時間を頂戴し、さらには代価まで求めるという大それた事を考えるに到ったのでしょうか。それは、私が、不仕合わせな人間だったからです。
35ぽっぽ:2001/06/12(火) 18:52
 仕合せな人は小説は書かない。不仕合わせな人間が小説を書くのです。私も若い頃は、軽い気持ちで作家を志していたものです。二十歳過ぎた頃、一篇の長編を持って東京の出版社を回りましたが、こいつら持ち込み原稿なんか読むつもりはないんだなあと認識して、断念しました。いつまでも遊んでいる訳にはゆかず、私は建設業の世界に入りました。社会に出てみると、仕事というのは面白い。見るもの、聞くもの、目新しいものばかりだし、目上だってそれほど、無理難題を要求する訳ではない。自分が工夫して、自分が努力した事が、まわりの人に喜んで貰える。こんなに楽しい事はありません。二十代の頃はまだ、趣味優先で、残業だ、日曜出勤だというと、いやーな顔をしていたものですが、三十過ぎると男は変わる。自分から仕事を求めるようになる。仕事はありませんか、仕事を下さい、っていうようになる。こういう事は、社会経験のない人には、いくら言っても判らないでしょうねえ。
 私は一生、ひとりの職人で終わって良いと思いました。仕事に情熱を注ぎ、家族に愛情を注ぐ。これで何の不足があるでしょうか。人の一生はそれで良いんです。また、それは大変な事なんです。しかし、時代がそれを許しませんでした。時はあの、暗黒の八十年代。ビジネスマンだ、エグゼクティブだという言葉だけが飛び交って、役員、顧問、コーディネーターといった口先だけの連中が金と地位を懐にしていた時代です。現場で力仕事をしている職人は、良い眼では見られませんでした。シャツで隠れた腕は白く、手首が黒いというだけで、女の子は逃げて行きました。まるで、手首の黒いのが悪い事であるかのようです。管理職は、金や地位だけでは飽き足らず、この私から愛情やプライドまで奪おうとしました。自分の勤める工事会社の番頭や事務員までが、職人を蔑んだ眼で見て、口を聞こうとせず、まるで透明な壁で仕切られたかのようです。もとより女の子は寄り付きません。よくよく考えれば、しゃかりきになって働かなきゃならない理由は何ひとつないのです。私は仕事を辞めました。世の多くの人が生き甲斐とする、仕事からも、家族からも、見放されたのです。四十近くなって、二十歳の頃に逆戻りです。暇だけはありました。気が付いてみると、そこらじゃお目にかかれないような長編小説が出来ていました。私は何の取り柄もない人間です。不幸な時代が、こんないたずらをさせたのです。
36ixion様へ:2001/06/13(水) 18:28
 今はやりの文学掲示板を見ると、世の中には本当に優れた読み手がいるものだと感心させられます。新聞や雑誌に名前を踊らせている書き手よりも、知性や常識の上回る読み手が数多く存在するのです。現代文学をめぐる寸評を見ても、わが意を得たりと、膝を叩きたくなるような評言が目立ちます。このような方達にこそ認められたいものです。
 私ごとき新参者が、ここで名前を挙げるのもおこがましい限りですが、ixion様、バイロン様、みんなの母様などは、文壇や学会で活躍する第一人者と同様、あるいはそれ以上の才能と技倆の持ち主であるのは明らかです。二番煎じ、三番煎じが横行し、堂々たる著作権侵害の違法行為が糾弾されず、他人が大切に育てて来たテーマを、それが大きくなった頃に大家が横取りするといった言論界にあって、完全オリジナルというだけでも、もっと高い評価が与えられてしかるべきだと思います。全体の利益を考えれば、これらの方々が、仕事を奪われ、家族を奪われ、小説でも書くしかないような境遇に身を追いやられれば、我々は類まれなる長編小説を読む事が出来るのでしょう。しかし、個人の幸福を思うと、そういう訳にも参りません。秩序の破壊によるパワーは、プレート・テクニクス理論と同じで、どういう方向に向かうか判らないからです。

 不幸にして、私は小説を書きました。私より才能や技倆に恵まれた方は、まだその力を持て余しています。両者の違いは、実は幾らもないのです。きっかけがあるか否かというに過ぎないのです。これは格闘家と同じ。相手がニ、三人であれば素手で殺せるという程の強者は、平和な時代にはその力を隠しています。しかし、一朝ことあらば、彼らは前線でその力を振るうでしょう。文士もまた然り。眠れる才能は、そのままで尊重されるべきなのです。
 私は長く小説家を志しながら、それは四十近くなるまで発動しませんでした。そういう才能や技倆はどこにでもありながら、なかなか開花しません。人様から金や時間を頂戴し、自分の考えまで押し付けてしまう、小説を書くなんて行為は、良識のある人なら思い停まって当然の恥ずかしい行為だからです。
 ここでは商業出版については問わないで置きましょう。必要もないのに小説が書けるのは、鈍感な証拠。ネアンデルタール人のように見えますね。たいした知性もないのに、世の多くの賢者を黙らせて、専門の書き手として自己を確立するのは、驕り以外の何者でもないと思います。その存在自体が、知への抑圧なのです。出版社や行政が育てて来た書き手が、世の中をどういう方向に引っ張って来たか、今の惨状を見れば明らかです。多くの人に道を誤まらせ、未曾有の大不況。責任ある者に猿轡を噛ませ、無責任な者に放言を許せば、これは当然の事です。

 在野にあり、才能や技倆を持て余しながら、まだ小説を書かずにいる方こそが、真の天才、真の文士なのだと思います。なぜなら、それらの方は、他人を抑圧し、自分の考えを押し付け、我こそは賢人とふんぞり返る者の醜さ、罪深さを知っているからです。文壇や行政に甘やかされ続けた者は、現在の日本ではほとんど罪人に等しい。同じく才能や技倆を分け持ちながら、小説を書かざるを得ない情況に追い込まれた私と、それほど追い詰められずに待機している皆さんだけが、文士の名を分かち合えるのです。私は皆さんと肩を並べたいと思います。私の才能や技倆は、皆さんよりも劣ります。私と皆さんとの違いは、私の方がより多く、時代に弄ばれた、というに過ぎないのです。
37ぽっぽ:2001/06/14(木) 17:57
 長い書き込みだなー、読む方も疲れるだろーなー。
38ぽっぽ:2001/06/14(木) 17:58
 はい、ノンシュガーのど飴です。
39十年前の自分:2001/06/15(金) 18:11
 鳶装束でバイク通勤する若者の姿は、今でこそ珍しくなくなりましたが、かつて年輩の職人は、少なくとも通勤中は、背広やジャンパーに着換えていたものです。作業ベストにニッカポッカー姿で、当たり前のように通勤電車に乗るというのは、私の頃から始まったんじゃないでしょうか。ビジネスマンだ、キャリアウーマンだと連呼される八十年代に、これで通すのは風狂に近いものがありましたね。しかし私は、自分のワーク・スタイルに誇りを持っていたに過ぎないのです。
 とんかつ定食や天ぷら定食を食べたあと、缶コーヒー片手にあんパンを頬張りながら、近くの本屋や古本屋を散策するのが私の昼休みの過ごし方でした。職場は都心近くにあったので、本屋や古本屋、輸入雑貨店などには不自由しませんでした。当時は、「ゾウの時間」など中公新書が頑張っていました。落合信彦が一番輝いていた頃で、サッチャーやシュワルナゼとの対談が載っているバートなる雑誌の刊行を、新しい玩具を買って貰う子供のようにわくわくした気持ちで待っていたものです。食後のパンを頬張りながら本屋巡りをするこの人物は、誰かに似ていませんか。そうです、あなたです。食後の本屋巡りをするこの人物は、あなたそのものではありませんか。
 今でこそ、仕事なんかするもんか、毎朝八時に出勤するなんて飛んでもないという、やくざ者の私ですが、当時は、まじめな労働者だったんですよ。よく働き、おいしい物を食べ、面白い映画を観て、たくさん本を読む、そんな毎日に満足している労働者だったんですよ。そんな真面目で律儀な私が、秩序回復、人間性回復の為に、声を上げざるを得ないようになった。私の声に耳を塞げば、今度はあなたが重い腰を上げざるを得ないようになる。仕事も、家族も、投げ出さざるを得ないようになる。あなたや、あなたのお子さんが、仕事や、消費生活に対して、百八十度背を向けたやくざ者になっても良いのですか。社会というものは抑圧的で、たまに個人が牙を剥かないと、愛もプライドも、何もかもひん剥いてしまおうとする。本当だったら、あなたが声を上げるべきなんですよ。
40みな同じです:2001/06/16(土) 18:18
 天才とか、才能とかいうものの概念を百八十度ひっくり返してみましょうよ。

 人間なんて、そんなに大した違いはないんですよ。小説を書く為の才能や技倆なんて、誰だって充分に持ち合わせていますよ。何かきっかけがあれば、誰だって長編が書けます。普段それをしないのは、その必要がないからです。そこまで追い詰められてないからです。人が声を上げるのはどういう時ですか。痛い時、苦しい時、足を踏まれた時、声を上げますね。何もない時に声を上げるのは、ただのおかしな人間ですよ。
 漱石の全作品で一番の秀作は「坑夫」だという意見がありますが、実はこの作品は、若い職人からの聞き書きです。大学教授が小説を書きますか、総理大臣が小説を書きますか。書かない。社会矛盾や、抑圧は、いちばん立場の弱い人間に振りかかるので、そういう所からしか叫び声は上がらないのです。そうです、創作とは、人間性を回復する為の叫びなんです。社会は無責任でごうつく張りなので、ほっときゃ理屈を付けてどんどん貪ります。あんまりむしられると、家族も養えない、仕事もやってられない。叫ばざるを得ない。ひと様より見劣りのする才能や技倆しか持ち合わせていなくても、そういう立場に身を置けば、何かせざるを得ない。うまくすれば、それが才能として認められるとしても、それを上回る才能や見識の持ち主は世の中に多く居て、平穏無事に暮らしているのです。これは新しい見方でしょうか、こちらの方が現実に則していると思うんですが。

 従来はどうだったでしょうか。立て続けに小説を書く者には豊かに才能があって、たまに小説を書く者には少し才能があって、まったく小説を書かない者には才能がない。これは現実でしょうか。これが正しい見方でしょうか。立て続けに書ける小説なんてものは、むしろ、人間性を抑圧するものとして捉えられるべきなのです。それが為に、眠れる賢人、眠れる天才は苦々しい思いを日々強いられ、本当の叫び声は、あらかじめ出口を塞がれてしまう。良いとこなしの、一種の公害です。天才とか、賢者とかいうのは、どこにでも居て、きっかけさえあれば、いつでも目覚めるものなのです。目覚めない方が、良い時代です。みんな天才なんですから。
41嫌なら辞めろ:2001/06/17(日) 12:25
 芸術は、嫌々できるというものではない。まだ仕事というのは、嫌々ながらでもできる。勿論、仕事においても、自ら進んで、創意工夫して、てきぱき片付けた方が良い。しかし、嫌々ながら、渋々ながらでも、できない事はない。商業出版が提供するのは、この嫌々、渋々ながら、無理に作られた作品なんですよ。そんなもの、読まされる方がたまったものではありませんね。
 結果を受け入れるのが女の性。これに対して、自らの意志を通すのが男の性です。好きでもない女が、裸になって眼の前に横たわり、脚を広げられても、立たんもんは立たん。いくら脅しても、すかしても、立たん。ところが惚れた女の為だったら、艱難辛苦も厭わず、責任を果たす。それが男というものです。芸術も同じ。
 私には社会経験があります。対人関係は不得手ですが、手に職はあります。現場仕事も大好きです。無理をしてまで、創作の場にしがみ付くつもりはありません。余裕をかましている訳ではありません。本当に質の良いものを、皆さんにお届けしたいと願っているのです。
42ぽっぽcom工場:2001/06/18(月) 17:56
 コラム、シナリオ、小説というものは、これはどこで作られるのでしょうか。これは同じ頭の働きに拠りながら、まったく別のものです。同じ陸上競技でも、短距離走者と、長距離走者とでは、まったく体の作りが異なる。同じ駆けっこなんだから、両方いけるだろうと言われても、無理です。短距離は白筋、長距離は赤筋と、使う筋肉からして違う。文章を操るのもまた、これくらいの違いがある。
 小説は、記憶と感情を司る海馬で作られます。思いでの引き出しに比喩を求め、掛けがえのないもの、大切にしたいものの為に讃辞を連ねる。これは海馬の働きです。一番貴い働きだと思いますが、こいつが融通が利かない。まずい料理を食べさせられて、おいしいとは言えない。そんな事を続けていたら、海馬がショートして、くたびれ切ってしまいます。だらだらと続く小説は、書き手にとっても、読み手にとっても、苦痛です。専業の物書きなんて、本来あり得ない筈なんです。
 これに対してシナリオは、時間と空間を把握する視床下部で作られる。これは物の手応えが強く、まだ職人的な専業が可能です。娯楽に徹しようと、問題提議しようと、目的に沿って事件と人物を集め、それらしく言葉を散りばめれば良い訳ですから、霊感よりは、創意工夫に拠る所が大きい。私はひとつ小説を問うた後は、このシナリオで皆様のご機嫌をつなぎ留めたいと考えております。
 最後のコラムは、これは一番卑しい前頭葉の働きによるものです。礼儀正しく、犯罪に近付かない人間が、まだ自分の考えを他人に押し付けようとするのは、浅ましい限りです。理屈というのは、前頭葉の中で、欲望や闘争と隣り合った部分で産み出されるものです。世の為、人の為と修辞を凝らしても、この出自の卑しさは隠しようがない。東洋では古来から、理屈を言う人を危ぶんで来ました。逆に西洋では、一人の理屈に対して万人の理屈を言う権利を称揚しました。いずれも、もっともらしい理屈の裏にある嘘、無責任さを警戒しての事です。しかし言葉の働きには、人を騙し、抑圧するほかに、嘘を暴き、人を解放する面もあるのです。私はそれを心掛けたいと思います。勿論、理屈の卑しさ、危うさは充分承知しておりますので、皆さんの御叱正を期待するものです。

 いま現在、私は小説を書いていません。だからこそ、あの霊感に恵まれたニ年間、ふたつの夏と、ふたつの冬を費やしたあの作品を、大切にしたいのです。
43ぽっぽ:2001/06/19(火) 17:15
 レスが付かないのは良いとしても、みんな読んでくれてるのかなー。心配になって来たなー。もしかしたら、このスレッドはうちのパソコンにだけ見えて、よそ様のパソコンにはこんなスレッドは見えてないんじゃないかなー。そんな気がしてきたなー。
44ぽっぽ:2001/06/19(火) 17:15
 みんなこのスレッドをどんな眼で見ているのかなー。自分の宣伝するのは勝手だけど、人がどう受け取るかまで指図できないもんなー。
45ぽっぽ:2001/06/19(火) 17:16
 この頃、パソコン調子おかしいよー。

46ぽっぽcom遊園地:2001/06/20(水) 18:06
 思想のジェットコースター、風景のメリー・ゴーランド、資産運用のバンジー・ジャンプ。それがぽっぽcomです。かつて百貨店の屋上にはどこにもあった遊園地、せせこましい立地の上に、観覧車、ジェットコースター、コーヒー・ソーサー、百円映画館、金魚すくい、わんわんショップまで、何もかも詰めこんだ、めまぐるしい、眩暈のするようなあの感覚。そう、あれに近いものがあります。ぽっぽcomは、豊富なラインナップで皆様をお待ち申し上げております。

 サイト運営者の二十年近い現場経験から産み出されたコラム集、これは日本中はおろか、世界中どこを探しても類似のものは無いと自負できます。土方仕事、職人仕事、請負や日雇い、汗と涙に濡れながら日々思った事が、赤裸々に綴られます。自らのポジションを定めて書くという姿勢が、新しいのです。経済学者は掃いて捨てるほど居ます。政治評論家も掃いて捨てるほど居ます。スコップ片手に政治、経済を語る。この視点のオリジナリティは、他社の追随を許さないものと自負する所であります。

 ビリー・ワイルダー、ウィリアム・ワイラー、ハワード・ホークス、ジョージ・キューカー、これらは、名だたる至宝や美術品に勝って、人々の心を沸き立たせ、勇気を奮い起こさせる名前です。大地がその重みと絶えざる炎とで、ダイヤ、ルビー、サファイヤ等を育てたように、人間社会もまた、その様々な嘘や矛盾や経験の中から、精神世界における宝石類を産み出したのです。これらの諸作品は若者に優しい眼差しを注ぎ、困難に立ち向かわせ、若い女性には脚光を浴びる舞台を整えます。肩が凝らずに人を楽しませながら、人生に意義を与えて、人々の心にいつまでも残る秀作となっているのです。ぽっぽcomも及ばずながら、そのような試みに挑戦して行きたいと考えております。

 ぽっぽcomの価格体系は、たいへんリーズナブル、皆様にとって利用しやすい料金を心掛けております。コラム、シナリオは、何と無料。優秀な書き手が各種掲示板にひしめく中にあって、どうしてこれらの雑文で金が取れるでしょうか。これは当サイトの謙虚さの証拠と思し召し下さい。長編小説もあらかた三分の一は無料。残り半分はお代を頂戴となっておりますが、これはまあ、喰いつめた野良犬に、ちくわを一本恵んでやるようなもんだと思し召し下さい。それ以外は一切お代を戴きません。ぽっぽcomは皆様のものです。
47ぽっぽcom通信:2001/06/21(木) 17:33
 ぽっぽcomは内容のみならず、その形態に置いても、新時代にふさわしい規格と能力とを備えています。いまやブロードバンド、常時接続は当たり前。時代は無線、光へと向かっています。皆様の脳味噌へ、ギガdps級の情報を直接お届けする。ぽっぽcomの眼は遥か未来を見つめております。

ぽっぽcomを特徴づける四つの特典、その一
 htmlファイルです。テキストファイルでも、ワードパッドでもなく、ぽっぽcomのホームページはすべて、htmlファイルで構成されているのです。これは驚くべき事です。なぜなら、htmlファイルの表面をいくらマウスカーソルでなぞって、クリックしたところで、そこに文章を入力する事はできないからです。ではなぜ、そんなhtmlファイルの上に、自分の作品を載せる事ができたのでしょうか。うーん、忘れました。

ぽっぽcomを特徴づける四つの特典、そのニ
 バックカラーが水色。白い背景に黒い文字、長時間のネット読書で眼が疲れたという経験はどなたにもあるもの。わがぽっぽcomは、読者の皆様の健康を第一に考え、バックカラーを読みやすい水色にするよう技術開発に取り組んで来ました。ウェブ画面に色を付けるというのは、クレヨン、色鉛筆、絵の具を持ってしても、なかなか難しいものであります。ひとくちに水色と言っても様々。ノーベル賞級の研究員を擁するぽっぽcomラボラトリーは、もっとも読者の眼に優しい水色を探すべく、一万通りの配色の中からベストのものを求めて、動物実験、コンピュータ・シュミレーションを繰り返し、結局は既製品に落ち着いたようです。

ぽっぽcomを特徴づける四つの特典、その三
 リンクします、リンクするのです。ページの一番終わりの所に、意味は辞書で引いて下さい、「Next」と書いてありまして、そこの所をクリックすると、何と次のページが表示されるという驚くべき仕組みになっているのです。それはもう本当に、バッタみたいにぴょん、バッタみたいにぴょん、と飛ぶんです。1ページ目の終わりの所をクリックしますと、2ページ目の始めの所に行きます。では、その時、1ページ目はどこに行くのかというと、これは皆さんの御自宅のパソコンの裏側に隠れている訳です。

ぽっぽcomを特徴づける四つの特典、その四
 行間が空いている。何と、1.5文字分の行間が空いているんです。ふつう、一般ユーザーがエディターもなしにhtmlファイルを作っても、行間は空かないものです。わがぽっぽcomラボラトリーは、行と行の間に楔を打ち込み、貝のふたをこじ開けるようにして行間を空ける事に成功したのです。間のつまった構成で、長い文章を読まされるのは本当に苦痛。内容がひどければ尚更。ぽっぽcomは、読者の皆様の快適さを第一に考え、作品の発表を遅らせてまでも、この問題に取り組みました。読者の皆さんがお望みになれば、三文字分でも、五文字分でも行間を空けてご覧に入れます。
48ぽっぽ:2001/06/22(金) 18:03
 えらそーなこと言ってるけど、ふらふらの低空飛行なんだよなー。
49ぽっぽ:2001/06/22(金) 18:04
 大丈夫か、この夏を乗り切れるか。リンドバーグみたいだなー。
50小説です:2001/06/23(土) 17:16
 もう何もない、雲を仰ぐっきゃない。嘘と欲望と中傷の渦巻く都会生活に疲れ果てた省吾。愛も仕事も捨てて、ひとり山へと登る。そこで見つけたものは、新たなる旅の始まり。希望という名の少女の導きで、雲へと帆をかける。冒険で得た向こう傷は、すべて自分のものになる充実感。四千年前、ユダヤの民がエジプトを逃れたように、四百年前、ピルグリム一家が新天地を求めたように、我々も、虚栄に満ちた泥舟を捨てて、未知と未明の海へ漕ぎ出す時に来ている。ゆく手に広がるのは、新たなる大地。愛をつむぐ日々。
 故郷とは、昨日よりも明日に求めるべきもの。あなたの見る夢は、すべてここに語られている。
51お知らせ:2001/06/23(土) 17:17
 長編小説「雲を仰ぎみる」 3000円。
        ぽっぽcomより発売。
52お誘い:2001/06/24(日) 14:22
 さあ皆さん、ぽっぽcomに寄ってみましょう。ここには嘘のない、本当の知恵があります。世の中は何と、無理無体な理屈を押し付け、その資格のない者が尊敬を要求している事でしょうか。ぽっぽcomは、理屈を言いません。良い悪いの判断は、お客様に委ねます。ただ一寸、お店を覗いて下さる事を望んでいるだけなのです。
 どうか皆さん、ただ一言で良いです。それはどこだ、アドレスを教えろと、おっしゃって下さい。その、呪文がないと、私は動けないのです。お客様から聞かれもしないのにアドレスを教えると、私は一羽のコブハクチョウに姿を変えられてしまうのです。本当です。どうか、よろしくお願いします。
53ぽっぽ:2001/06/25(月) 17:28
 今日は月曜日ですよ。
54あいーん:2001/06/25(月) 17:29
 この命、燃えつきようとも、すべてをこの拳にかけてやる。ハァハァ、なぜ砕けぬ。(ドサッ) な、なぜだ、このオレの命じゃ不服か。(ポロッ、ポロロッ) オレの、オレの力じゃ駄目なのか。何がネット社会だ、何ひとつ変わっちゃいねえじゃねーかよー。(どくどく)
55ぽっぽ:2001/06/26(火) 17:59
 今日は火曜日ですよ。
56かーかー:2001/06/26(火) 18:00
 俺は何やってきたんだろー。あんなに一人でくっちゃべって来て、また人に嫌われただけかよー。今から十年前、市民講演会っていうのを、やったんだよ。景気の良い時で、与野党相乗り選挙で神輿担がれたケチな官僚知事が、あれもやりなさい、これもやりなさいって、どんどん予算を増やしたんだよ。街の緑を増やしましょう、男女平等を進めましょう、って一兆円近い予算を計上したんだよ。
 そしたら、あいつらは何をやってくれた。公園の樹は切りやがるし、男の為の施設は何ひとつ無いのに、市内五ケ所に女性センター作りやがるし。ほっといちゃいけない、これほっといたら世の中たいへんな事になるって思って、声を上げたんだよ。市民講演会っていうのをやったんだよ。

 まる一ヶ月もチラシ持って走ったから、脚の形が変わるくらいなんだよ。昼間は仕事して、夜はチラシ配りだよ。あいつら政府広報や、新聞やテレビ使って、言いたいこと言いやがるだろ。こっちは自分の意見を言うのに、自分の金使って、からだ使って、何もかも自分で段取りしなきゃならないんだよ。ちくしょー。
 うちの近所の公園なんて、ここ十年建設の槌音が絶えた事はないよ。公園はどこもバリケードで封鎖されて立入禁止だよ。あいつら公園の事なんか何も考えていない。自分が豪華な庁舎に住んで、うまい飯を喰う為の口実を探しているだけなんだ。泥棒なんだよ。だと言うのに誰も来やしないじゃないかー。みんなの為を思って、伐採された樹の切り株の写真を撮って、ポスター作って、椅子並べて用意したのに、誰も来ないじゃないかー。何千という街路樹が伐採されたんで、大阪にはもうパセリみたいな樹しかないよ。それで平気なのかよー。呆気に取られたよー。

 そしたら、掲示板なんてものが出来ただろう。何て良い世の中になったんだ、チラシ作るのに金を使わなくて良い、自分で走って配らなくて良い。これなら、みんな聞ーてくれるって思ったんだよ。でも、誰も聞いてねーじゃねーかよ。俺はやっぱり、だだっ広い市民ホールで、誰もいないフロアに向かって、無表情な椅子をお客さんにして、拍手もなし、相槌もなしに、ひとりで喋ってるだけなんだよ。泥棒は相かわらず税金つかって理屈をふり回しているよ。上品ぶった婆さん連中が講演会に詰めかけているよ。世の中、何ひとつ変わっちゃいねーんだよ。
57ぽっぽ:2001/06/27(水) 17:25
 今日は水曜日ですよ。
58ぽっぽ:2001/06/27(水) 17:26
 節操のないのは今に始まった事じゃなし。いつまでも意地を張っていても仕方がありませんので、ここにぽっぽcomのアドレスを紹介させて頂きます。
59ぽっぽcom誕生:2001/06/28(木) 15:57
 かつて言論はメディアと行政に限られており、それが甘い認識を許し、未曾有の大不況と、多くの国民に不幸を持たらしました。一分始終を指を喰わえて見ているしかなかったアウトサイダーが、いまやっと、ネットに活路を見出しました。
 新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、政府広報にはないものが、ぽっぽcomにはあります。それは自由、責任、永遠、幸福、そして批判精神というものです。最後のやつについては、あんまり表に出さないよう勤めますが、これら五大看板は、メディアや行政の表面では、めったにお眼にかかれないものです。
 ここにぽっぽcomは産声を上げます。まだ歩くことも食べることもかなわぬ身ですから、皆様のお情けで、取り上げてやって頂きたいと願います。
60ぽっぽ:2001/06/28(木) 15:58
アドレスはここです。
   ↓
 http://www.poppo456.com
61お礼:2001/06/29(金) 15:51
 ひろゆき様、今までこの掲示板を盛り立てて来られた方々、さらに、パソコン通信の時代からネット社会を支えて来られたユーザーの方々に、感謝と尊敬の念を捧げたいと思います。私は新参者です。私がここに道を得たのは、ひとえに皆様のお陰であります。かさねてお礼申し上げます。
62ぽっぽ:2001/06/29(金) 15:51
 このスレッドは、定期ageして活かし続けますが、とりあえず仕切り直しをさせて頂きます。
63 :2001/06/30(土) 18:10
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64 :2001/06/30(土) 18:10
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65 :2001/06/30(土) 18:10
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66 :2001/06/30(土) 18:11
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67 :2001/06/30(土) 18:11
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68 :2001/06/30(土) 18:12
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69ぽっぽ:2001/07/02(月) 21:09
 さあみんな、夏休みの読書感想文は「雲を仰ぎみる」で決まりだー。
70ぽっぽ:2001/07/05(木) 20:54
 二学期の初日、初登校日、「雲を仰ぎみる」の読書感想文を発表すれば、君は一躍クラスの人気者だー。
71西瓜好き:2001/07/09(月) 19:49
 この夏は頑張って、西瓜くらい喰おーぜー。今年の西瓜はよく熟れてるらしいぞー。
72桃好き:2001/07/13(金) 17:49
 この夏は頑張って、桃くらい喰おーぜー。今年の桃は甘いらしーぞー。
73スモモ好き:2001/07/17(火) 20:03
 水蜜桃、あれ高いからスモモで辛抱しよう。スモモの食感は、何だか和洋折衷で良いよなー。
74ビール好き:2001/07/21(土) 19:22
 みんな暑い中、真っ黒になって働いてるかー。働いた後はビールだ。ビールの海で泳ぎたいなー。
75ビール好き:2001/07/25(水) 19:28
 太平洋岸は南から黒ビールの黒潮、日本海側は北からライトビールのオホーツク海流が日本沿岸を覆う。しかも、キンキンに冷えている。その潮流に載って、すでに活造りになったヒラメやカツオが泳いで来る。いいねえー、夏はこうでないとねー。
76ぽっぽ:2001/07/26(木) 19:36
 「竹取物語」スレッドが落ちてるよー。復旧してくれえー。
77ぽっぽTV:2001/07/29(日) 19:20
 今日は参院選・選挙速報で、洋画劇場が休み、こち亀が休み、ワンピースが休み。最後の牙城である「ウッディ・ウッドペッカー」まで休みだろ。この現実には、一市民として脅威を覚えざるを得ない。参議院なんて、廃止すれば良いのだー。
78名無しの翁:2001/07/30(月) 10:48
ひょっとして、あなたが「翁は」?
79ぽっぽ:2001/07/30(月) 20:30
 ううー、そうですー。ほかにもいろんな名前かたって、あっちこっち書き込んでましたー。でも、このごろ神経疲れるから幾つかにしぼってるんだなー。
80ぽっぽ:2001/07/30(月) 22:21
 また相手してくれー。
81名無しの翁 :2001/07/31(火) 15:09
規約違反のスレにこれ以上用はない。ということでさようなら。
82ぽっぽ:2001/07/31(火) 21:32
 規約って何だよー。こりゃ宣伝じゃなくって、陳列ってもんだぜ。陳列も良くないってんなら、芽の出しようがないよ。名を上げるチャンス、てのは大手出版社に握られたままで良いのかよ。この時代になってもよ。
83名無しの翁:2001/08/01(水) 08:55
82がネタではないことを信じて、一応教えてあげよう。
文学板はコテハンスレ禁止。「ぽっぽ」=「川江」と思われるので、ここもコテハンスレ。
自己紹介板もしくは創作板でならこの内容でもOKだと思うが。
84ぽっぽ:2001/08/02(木) 18:34
 「名無しの翁」さまへ

 たしかに、私のやっている事は、見苦しいかも知れません。しかし、私はここに道を作りたいのです。大手の出すものが名作で、野に埋もれたものは駄作なのでしょうか。現代文学を代表する作品の最初の百ページと、素人の書いた小説の最初の百ページとを、ぜひ読み比べて貰いたいものです。

 非難されようと、無視されようと、それに耐える事が、あとから来る者に対して手本を示す事です。そして、旗を上げ、名乗りを上げて、連中が売りつける擦り切れた作品と、わが畢生の大作とを、見比べてくれと叫び続けるつもりです。

 ネットとは、みんなが無償で書き込みをして楽しむ所です。そんな中で、私のスレッドは確かに目障りかも知れません。また、よそのスレッドでレスを頂いた「名無しの翁」様をここに導いたという事については、詫びを言わねばなりません。どうも、申し訳ございませんでした。しかし、決して、中途半端な気持ちではありません。
85ぽっぽ:2001/08/03(金) 19:21
 でも、21世紀だもんな。投稿よりほかにチャンスを求める道があったって良い筈だよ。出版社にチャンスを求めてご覧よ。万が一、うまく文壇デビューを果たしたとしても、その後ずっと缶詰め生活を送らなきゃならないんだ。それこそが、芥川龍之介を死に至らしめた弊害だろうが。過去の歴史を振り返って見ても、長編小説なんて、生涯に一本か、二本が良いとこだよ。それで喰っていけなきゃ、その程度のもんで良いんだ。俺に言わせりゃ、作家っていうのは、普遍と特権を自由に行き来するもんだぜ。出版社の缶詰めを目指してどうすんだよ。
86ぽっぽ:2001/08/04(土) 19:45
 俺は出ていかねえぞ。俺はここを出ていかねえ。荷風、太宰といった時の審判を経た作家は良いよ。だが、印刷代よりも広告代に金をかけたような現代の作家と、この俺様と、何がどれほど違うって言うんだい。あんなもんは、新聞広告や、駄文書きで、下駄を履かせ、度重なる機会供与で首を引き伸ばしているようなもんだろ。中身で勝負しろってんだい。

 中上健二、宮本輝、村上春樹、村上龍らの、それぞれの最高傑作の最初の百ページと、この俺様の「雲を仰ぎ見る」の最初の百ページとを読み比べて貰いたいもんだぜ。通りすがりの意見は駄目だよ。それをだな、それなりにプライドを背負った十人のコテハンに審判を下して貰うってのはどうだい。それで三勝も上げられないようなら、俺様もおとなしく消えてやっても良いよ。

 商売でやっている連中のまやかしに負けてちゃ駄目。現代を代表する作家なんて、ほとんど催眠術で成り立って居るようなもんだからなあ。出版社や銀行の信用供与なんて、糞だぜ。
87ぽっぽ:2001/08/05(日) 19:03
 年寄りに嫌味いわれても平気だけど、若い奴から批判されると、こたえるんだよなー。
88ぽっぽ:2001/08/06(月) 19:22
 一部有料サイトをやってんだけど、あんまりお客さんが付かないんだよなー。客が来ない原因としては、次の二つが考えられると思うんだよ。

 1、作品がつまらない。
 2、作者が嫌われている。

 作品は面白いわけだから、原因としては2番しか考えられないんだよな。まあ、人気の掲示板に、自分の名を冠したスレッドを立てると言うのは、世間から見ても、それほど控え目な、慎ましい態度であるとは、お世辞にも言えないんだろうなあ。しかし、自分としては遠慮したつもりなんだよ。本当なら、五つ、六つスレッドを立てて、囃し立てても良かったんだ。財政出動の二十兆、プラス金融支援の四十兆、合わせて六十兆のスレッドを立てても良い筈なんだよ。それくらいしないと、景気の呼び水にはならない。まあしかし、もしかしたら、目障りという程ではないにしても、人によっては、差し出がましい印象を持たれてしまうかも知れないと思って、ちょっくら出し惜しみしてやる事にしたんだ。冬の厳しさがないと、春の有り難みが判らないんだよ。桃李もの言わねど、人おのずから列をなす、ってな。芸術って、そういうもんだろ。押し付けるもんじゃないだろ。発見する喜び、発掘する喜びを、与えてやろうと思ったんだ。親切にも。
89吾輩は名無しである:2001/08/06(月) 23:21
削除依頼出しました
90吾輩は名無しである:2001/08/06(月) 23:22
このスレッドの削除依頼出しました
91ぽっぽ:2001/08/07(火) 18:28
 な、なぜだあー。
92ぽっぽ:2001/08/08(水) 19:06
 ぶくぶくぶくぶくぶくぶく……。
93ぽっぽ:2001/08/09(木) 18:56
 ぶくぶくぶくぶくぶくぶく……。
94ぽっぽ:2001/08/10(金) 18:36
 ぶくぶくぶくぶくぶくぶく……。
95ぽっぽ:2001/08/11(土) 18:42
 ぶくぶくぶくぶくぶくぶく……。
96ぽっぽ:2001/08/12(日) 19:59
 ぶくぶくぶくぶくぶくぶく……。
97ぽっぽ:2001/08/13(月) 19:33
 ぶくぶくぶくぶくぶくぶく……。
98ぽっぽ:2001/08/14(火) 18:21
 ぶくぶくぶくぶくぶくぶく……。
99ぽっぽ:2001/08/16(木) 18:22
 ぶくぶくぶくぶくぶくぶく……。
100吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 03:49
貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない
貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない
貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない
貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない
貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない
貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない
貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない
貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない貴様には才能のカケラもない
101我が輩は名無しである:2001/08/21(火) 10:45
君って、文学板だけじゃなく、削除依頼板すらルールを守れないのね。
書けませんよ( ̄ー ̄)ニヤリッ