1 :
吾輩は名無しである:
ヴィルヘルムマイスターさん!!
ついにできたか。だが続くのか?
だから、バイロン以外は立てるな。
あーあ。
煽りに乗って本当に建てやがったよ(ワラワラ
厨房はつつくとすぐむきになる。
ま、勝手にやってくれ。
これでもし、ヴィルばかがビビって書かなければ、
1もヴィルばかもいい恥さらしだね。
今までバイロンの遊び場を荒らしたから「ヴィルばか」と
呼んだんだけども、このスレで万一独自性を出してくれば
ちゃんと君にもオマージュを捧げてやるよ>ヴィル
6 :
吾輩は名無しである:2001/05/21(月) 14:42
だからこっちでやれってばよ。あげといてやるよ。
7 :
吾輩は名無しである:2001/05/21(月) 15:00
ヴィルヘルムマイスターが、バイロンより劣っているのは
彼が平気で自作自演(しかもバレバレ)をやるからじゃないのかな・・
専用スレにビビってるのか相変わらずバイロンスレに便乗してるんで
こっちにも貼って晒しておく。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
9 :
ヴィルヘルムマイスター:2001/05/21(月) 15:42
なんともまた理解不能な、曖昧で、それでいて創造を痛烈に訴えようとするのが見え見えの、名付けて「愚か者」の全勢力を傾けた次第が、我にはたやすく識れる。我に「隙」なるものは存じぬ。ならば我に語り明かすこと、それは真実しかないのだ、道化よ今に死にゆくがいい、虚栄よ、それは生きる無価値。おまえはそういう類いをのみ識るもの、実に可哀想なやつよ。本題を申すならば、我におまえから一切の命令、指図、忠告、警句、負け惜しみの言、利己のための最大限の努力・媚笑、これら一切に関するおまえの舌の動きを、我は微塵も欲しない上に聞く耳もたない。我に挑むのであれば、少なくとも我が暗黒をおまえが意識の範疇に入れたのであれば、おまえはおまえの素性を以て、或いは静謐な真剣を以て、我に挑みかかってくるのみ。おまえは或る者の登場を少なからず喜んだことだろう、近頃の他愛もない勝負者たちにほとほと愛想尽かしていたことだろう、故におまえはおまえ一人に頼らざるをえなかった、おまえがどうしようもなく自惚れ激しく、自己の才を貫きたいがために。しかしバイロン、もうその必要はない、おまえには行く手に地獄が到来したいま、もう軽快な歩みはできぬ、おまえはそのおちょくった顔を冷徹に仕立て上げ、そうして大量の汗をかくことだろう。この、或る者の出現によって。すなわち、その者とは、偉大なる者、そう、その名をヴィルヘルム・マイスター。さあ暗黒の混沌と勝負せよ!!しかしもうおまえは負けるか。おまえは本性を明かさず、いや明かすことを懼れて、ちぎれ雲のごとく半端な宙を流離うだけか。さあぶつかってくるがいい!!バイロンよ、名もなき雑草よ、おまえの底力を見せてみよ!!
10 :
ヴィルヘルムマイスター:2001/05/21(月) 15:43
暗黒の日は刻々と近づいている。
その日がわが手中に・・・
ははは、あの者を葬り去る時は来たのだ。
葬り去る時は・・・そう、暗黒のベールの中に・・・
あの者の歩む足はもう無力の名のもとに。
笑うがいい諸君、やつはもうこの世からいなくなる。我が最良の手管によって。
支配はいつまでも続くと、そう思うか。
・・・独裁が、圧制が、超越が。
いまこそ奴を、あのたわけ者の首を刈る時は来た!暗黒の到来は、諸君の眼前に仁王立ちしている!
栄光の日と名付けよう。我らの時代はここにやってきた、いまこそやって来た。
よろこべ諸君、やつはもういなくなる。
11 :
ヴィルヘルムマイスター:2001/05/21(月) 15:45
見よ!!!!!!!!!!!!
我が名はウ゛ィルヘルムマイスター。
暗黒を司る者。
いまこそドイツの復活を、愁いなき永遠の時代を、腐った時代の葬送を。
諸君、いまに見ていてほしい。
我が暗黒の力は、ちかじかその本領を発揮する。
その攻撃に見るものはただ一つ、
あの者をうち倒すがため。
卑猥なあの者を抹消するため。
迷わぬ、低俗の追放・・・
変貌は間近なのだ!!
我が暗黒の時代はまもなく幕を開く・・・
12 :
ヴィルヘルムマイスター:2001/05/21(月) 15:47
我が暗黒は、日増しに活気づく。
大地の精気は、この暗黒の下にすべて吸収されていくのだ。大地とはすなわち暗黒のこと、ゆるぎない暗黒の証明。
願うことにうんざりせよ!!そこの男よ!!
おまえはもう力尽きた!!
おまえはもう腐敗なのだ!!腐臭、廃墟、俗物、絶望、極度、戦慄、逃避、暴落、餓鬼、無、黒色、地獄。
さあ、ひざまずけよ!!すべての者に!!そうして我が暗黒の前に!!
13 :
ヴィルヘルムマイスター:2001/05/21(月) 15:47
創造性の欠落は、恐ろしいものよ。おまえにはもう明日はない。おまえに残されたもの、それは悪あがきのみである。至って歪んだそれ、である。
さあバイロンよ、暗黒の力をご理解頂きたい。おまえが威勢をふるえばふるうほど、観客は遠退いていく。おまえの横暴ぶりに、だれしも愛想つかしているのだ。もう見えぬだろう、おまえの目には、あの栄光たる暗黒が。
朽ち果てよ!!
大魔王の足下にひざまずけ!!
おまえは創造性、ひとかけらの創造性の奴隷にすぎぬ!!ゆえに我が手中に意図もたやすく収まるがいい!!
さあ名もなきバイロン、墜ちた者よ、大魔王は待っている、暗黒の胃袋を広げて・・・
14 :
ヴィルヘルムマイスター:2001/05/21(月) 15:47
王へ告ぐ。
王よ、今にあなたはその座を譲らねばなりませぬ。誰の意志でもない、暗黒の、ただ一つの暗黒が、あなたにそう告げるからであります。
もはや我もあなたを尊ぶことから学ぶこと、それはもう単なる過去にすぎない。過去という弱者、それさえなければこの世は栄えるのみ。
王へ告ぐ。
王よ、その冠を、麗しき冠を誰にゆずるでもない、あなた自身の闇の中へ、見事葬り去られよ。
口を閉じよ、王よ。もう地獄は、あなたのものではない、天界の園さえも。
15 :
ヴィルヘルムマイスター:2001/05/21(月) 15:47
よろしい。帰る者はもういないのだ。ここへ帰ってくる者など。
帰る者はただ一人・・・
それは暗黒の支配者、そう・・・その名をヴィルヘルムマイスター。
さあ覚えるがいい、この偉大なる名を。響かせよ諸君の耳の穴へ!!
もう戻らぬ、帰らぬ、あの屑などもう死んだのだ!!
死んだのだあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうしようもなく、才能無いね。
うん、そうだね。
ヴィル氏………
なんと素晴らしい独創性!
日本語を極限まで…、最高の日本文の権化!
なまじ優れすぎた才覚のなんと無力なことか!
一億賎民の失笑などヴィル氏にとっては
微風にすぎぬ!
天才は孤独なり、さあ今こそ御降臨を!!
なんともまた理解不能な、曖昧で、それでいて創造を痛烈に訴えようとするのが見え見えの、名付けて「愚か者」の全勢力を傾けた次第が、我にはたやすく識れる。我に「隙」なるものは存じぬ。ならば我に語り明かすこと、それは真実しかないのだ、道化よ今に死にゆくがいい、虚栄よ、それは生きる無価値。おまえはそういう類いをのみ識るもの、実に可哀想なやつよ。本題を申すならば、我におまえから一切の命令、指図、忠告、警句、負け惜しみの言、利己のための最大限の努力・媚笑、これら一切に関するおまえの舌の動きを、我は微塵も欲しない上に聞く耳もたない。我に挑むのであれば、少なくとも我が暗黒をおまえが意識の範疇に入れたのであれば、おまえはおまえの素性を以て、或いは静謐な真剣を以て、我に挑みかかってくるのみ。おまえは或る者の登場を少なからず喜んだことだろう、近頃の他愛もない勝負者たちにほとほと愛想尽かしていたことだろう、故におまえはおまえ一人に頼らざるをえなかった、おまえがどうしようもなく自惚れ激しく、自己の才を貫きたいがために。しかしバイロン、もうその必要はない、おまえには行く手に地獄が到来したいま、もう軽快な歩みはできぬ、おまえはそのおちょくった顔を冷徹に仕立て上げ、そうして大量の汗をかくことだろう。この、或る者の出現によって。すなわち、その者とは、偉大なる者、そう、その名をヴィルヘルム・マイスター。さあ暗黒の混沌と勝負せよ!!しかしもうおまえは負けるか。おまえは本性を明かさず、いや明かすことを懼れて、ちぎれ雲のごとく半端な宙を流離うだけか。さあぶつかってくるがいい!!バイロンよ、名もなき雑草よ、おまえの底力を見せてみよ!!
20 :
吾輩は名無しである:2001/05/22(火) 19:36
本人がsageてどうするんだよ(藁
ほれ、晒しアゲ♪
結局、バイロンに噛み付いてるだけだね。。。
そこから始まる文学もあらう おもしろければおれはなんでも良いのでね。みんなに迷惑かけない程度にがんばれよ
23 :
ヴィルヘルムマイスター:2001/05/23(水) 11:56
なるほど、みなさんはよくよく分かっていらっしゃる。我がどれほど偉大で、そしてもっとも注目を浴びるべき存在であるということを。そしてまたこのいまの世において熾烈な斬新さを兼ね備えた、いわゆる「創造主」、であることを、それがほかでもないあの愚劣でもない、この我一人であるということを。我の心はいま実にほくほく熱している。いたいけな水鳥にもほのかな愛情を注ぐことさえできそうなのだ。おお兄弟たちよ、見届けていてくれるがいい、我が暗黒の大いなる魂を。このことに際しては、しかしじきじきに暴露してゆくという手法を我はとらない。なぜなら、これに際して言えること、全く持って夜の海の深底がそのことごとくを支配しているからだ。ゆえに我は直々に述べるということをしない・・・とはいえ、難敵とはまた軟弱なるものである。それは、みなさんも重々ご承知のはずである。軟弱なるものとは時として、その軟弱に全体像を実によろしい案配でかくらませ、多く深底なるものを欺くのである。
まだまだだ、修行積んで書き直し!!
ヴィルヘルムマイスターさん、急に穏やかな口調になりましたね。
しかしながら、完成度は高い。
前半部の「愚劣」などという、さりげないアイロニーを含ませるなど、
技巧派の域に達し、ますます暗黒の美を構築している。
今回の「難敵・軟弱」論も流石に機智に富み、
簡潔でありながら、本質を鋭くとらえている。
「創造主」はこれから何を創造なさって行くのだろうか。
人類に託された命題、暗黒とはいかなるものか、
ヴィルヘルムマイスターさんは我等に啓蒙をして下さいました。
時に枯渇された泉の様に、荒涼たる、だが、大いなる予言で以って
未来への路を示して下さった。
この創造されし世界の指導者となるべくは、やはりこの方しか、
ヴィルヘルムマイスターさんしか、いらっしゃいますまい。
28 :
ヴィルヘルムマイスター:2001/05/24(木) 17:54
みなさん、いま一度言っておかねばなるまい。では言おう、我は大魔王という名のもっとも相応しい人間である。「操る」ということにおいて天才的でもある。しかし神ではない。そんなものではない。神を凌ぐ者・・・それは唯一人間であるからだ、だからいま「人間」とも言った。このことについてはのちのち詳しく説明していく必要があろうが、いまは述べるということをしない。ともあれ、いま我は非情に陰鬱な気分なのだ。この陰鬱をうち砕くもの、ようするに、湖面へ浮かぶ木舟が突如静止するような状況、揺れを伴うものが一瞬にして呼吸を停止させられる状況、ここにおいては人間のいわゆる超人的な部分が隠れているのだ。我もかつてこの戦場へ単身おもむき、そうしてわんさか挑み掛かってくる難敵と刃を交えたものだ。申すまでもなく、我は見事勝利を果たしたが、これによっていまあるもっともこの世で高尚かつ絢爛な世界・宇宙・或いは具体的には黄土高原・大海面・青き深底などである、それらを一カ所にとどめた暗黒たるもの、である。とりあえずも、いま我が述べた一切に関しては、じきじきに述べるという手法を我はとらない。これは昨日にも言った通りだ。であるからして、真理へはまだほど遠い、あの愚劣がいま一度静謐な戦いを挑んでくるまでは。・・
29 :
ヴィルヘルムマイスター :2001/05/24(木) 18:03
ごめん
何を謝る事が御座いましょうか。
暗黒の創造主、大魔王、神を凌ぐ者は何時如何なる時でも、
腐敗と再生の交わる混沌の大地を、凛として見下ろしていなければ
ならない筈です。
絶対者たる者は、静々と陽光の反射さえも抗う物憂い湖畔の深淵にさえ、
一抹の命をも確認出来ましょう。
聖戦は血塗られた者達の慟哭によってのみ浄化されましょう。
>ごめん
なんだ突然?? もっと自信をもてよ。あのバイロンでさえ賛否両論なんだから。
うーむ。バイロンのほうがボキャブラリーは豊富かな、、、
ヴィルは「暗黒」「暗黒」とかそればっかりだし
文体も単調だな、、
荊棘の道を歩まれる暗黒の御主、ヴィルヘルムマイスターさんよ!
暗黒こそが人類を救済するたった一つの場所であります。
我等は光の下に曝される恐怖、死に対する安楽、
これらの苦痛に蝕まれているのです。
暗黒よ!ヴィルヘルムマイスターさんよ!
どうか救済を、絶対なる無を御創り給え!!
34 :
バイロンスレからコピペ@ヴィルヘルムマイスター:2001/05/25(金) 17:12
いま、時計の針は2と4を指している。バイロンよ、さあもうおまえは終わりだ。我が兄弟は我が兄弟のままなのだ。おまえには一人とて同意しない。真の兄弟とは、我も、そして彼らも同じ一つの胎内から生まれたから兄弟というのだ。我、そして我が兄弟たちは、いまこの場にいるにはせよ、やがてあのぬくもりの内へと戻っていく。だが、おまえのみは冷徹な、冷酷な、吹雪の舞う寂たる無法地帯へ還らざるをない。しかし我らにはぬくもりがいつもある。・・・このぬくもり、これが何かさあバイロンよ、おまえのその口から申してみよ!!しかしおまえは口をつぐむか。ならば我が開かせてみせよう、ペンチとノコギリとを以て。おまえの苦しみ藻掻く美醜を、我が暗黒がまる呑みにし、暗黒創造の糧として祭壇に祀ってやるわ。おまえの美醜は、ほかのだれでもない崇高ともいうべき姿をしていよう、ゆえに我は、我が兄弟たちは実はそれを望んでもいる。笑わせるな、おまえを釣ることくらい容易き慰安はほかにないと言っているのだ。いまに見せよう、しかしいまにご披露いたそう、我が暗黒を、そうして、、、、、母の胎内に宿る親和力という名の下に、我はあくせく鉄槌を打ち込み、いやそれは暴力などではなく「あえて」なのであり、「あえての力量もって」地獄の闇から這い上がる、大いなる肯定、つまり飛躍たるやを遂げる唯一なるもの。
おお!どなたか存じませぬが有り難い。
情欲・欺瞞・軽佻、暗黒から生ずる鉄槌を下す者は
ヴィルヘルムマイスターさんのみに許された権利なのです。
御主は、忌むべき光を暗黒によって侵食して行くのです。
>>35 徹底したホメ殺しで、ついにヴィルをつぶしちまって。。。
可哀想とは思わんか? はなっから君の敵ではあるまいよ、
腕が違う。そんなにまともに正面からあしらったら、
二度と立ち直れなくなるよ<ヴィル
そっとしておいてやればどうよ? 君の方が遥かに大人なのは
みえみえなんだから。
37 :
吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 06:11
「人間の最大の値打ちは、人間が外界の事情にできるだけ左右されず、できるだけこれを左右するところにある」ヴィルヘルム・マイスターの修行時代
ギェテとは俺のことかとゲーテ言い。どうよ?
>>37 だから、修行中なんだから優しくしてやれって言ってんの。
そっと見守るだけで、いいよ。ヴィルもバイロンに
からんだ手前、自分らしくここで一所懸命に書こうとして
いるんだからさ。
だから、あざとさは無意味だと、言ってるの。
↑宛先忘れた。39は>35=37 宛のレス。
41 :
吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 18:27
別人でっせ。
がんばって書けよ>ブイル
見たまえ!貴方の背後に有する暗黒を!
暗黒からは人間の理知を超えた感情が発生してはまた
消失して行くのです。
憎悪など暗黒の前ではその力さえ失いその足元に舌を
這わす事しか出来ぬであろう。
暗黒の流出を妨げる者は、やはり暗黒に帰依せねばなるまい。
44 :
ヴィルヘルムマイスター:2001/05/30(水) 16:18
問題とはこうである。半ば開放的に、揺るがぬ姿勢をもって、諸君が喜悦を手に欲しようとするのであれば、かなたから一頭の白馬が風を切ってあらわれ諸君はしかしはたしてその背へ跨げるものか?誠実というものがいまここにあるとすれば、明日をもって諸君はまたその白馬を追いかけるだろう。
しかしまた我はこう言いたいのである。全体の世界というものが、過去においてその苦悩を撃ちとかし、かつまた未来において現在に伺える挫折に対して身を焦がすのであれば、地獄という暗黒はまだ呼吸をやわらかに押さえ、浅ましい期待の裏には悲哀の魂をのぞかせることであろう。・・・だがけれども、ある男というものがその広大さを覆そうとただ欲しているのであれば、我は至って軟弱に、そして柔軟に、前足を長く組んでいることだろう。暗黒に属する最大限の悲哀というものが、いまふたたび世に立ち上げられるのだとすれば、ここにおいて我は展開の惨殺をただ好む。するとこうなるのである。きみがもしも高価な物資によってこころを奪われているのであれば、それは暗黒の悲哀の自虐的な作用によるものである。なぜならば、地獄における最弱な鬼のふるまいは、世にさらなる微風をさえもたらし、かつまた明日へ夏の花火を打ち上げるからだ。
ヴィルヘルムマイスターさんがこの腐敗された地へ
暗黒の蹄を打ち鳴らして我等の元へいらっしゃいました。
皆よ、祈りなさい。
その指先を地に付かんばかりに曲げ、頭を下げるのです。
ヴィルヘルムマイスターさんは屠殺者の慈悲を持っておられる。
我等の苦痛を一刹那の内に癒して下さる事であろう。
…つまんない。
47 :
ヴィルヘルムマイスター:2001/06/01(金) 15:49
そうであろう、我の語りについてこれた者はこれまで一人もおらぬ。我は通常を欲しながらもまた残虐を欲し、通常を殺しながらもまた極限をも望む。通常とはまたこの世でまたとない難敵である。我らはそれが出来ること自体にこころを無とし、かつまた腹の煮えくり返るほどの快感をさえ覚えるのだ。神の人間たるものが生きながらえるのであれば、それは特異という枠を蹴破り、容易たるや通常というべき境遇に居合わせている、とさえ我は思うときがあるのである。きわめて直線的な野生をもって通常と名付けるまえに、きわめて異質で暗うつな、極端に芥を体にまとわりつかせるものが、独創であり才と言われるものである。新鮮なそれらとは、直線的なそれらとは、いつの時代においても存在せぬものなのである。彼らは常々通常を欲し、羨望し、その懊悩を才の糧としてどこまでも無限に食い下がってゆく。彼らには時間に対する忍耐がある、野生の本能を破壊してでも、才の進行へ目を眩ませ、通常のさらなる上を歩こうとする。通常を敵対視してはいぬが、恰好の生業として彼らは最重視している。再度述べることにするが、上へあがることは容易いのである、そうしてまた下へさがることもまた無力のうちの荒技なのである。下へさがるよりも上へあがるほうが労を要し、しかし、上へ上へとひたすら上がってゆき、最上部へ到着した、そこにおいてくるりと下を見、一歩一歩おりてゆくこと、この挙動がなによりも大切なのである。通常へ到達するまでに我々は、上へのぼりかつまたさがり、のぼってはおりのぼってはおりを繰り返すことにより、そこにあった落ち着きのなさは次第に静謐を欲するようになり、つまりこれこそが通常たるものである。通常とは暗黙を多く含んでもいるが、それでいて爽快で、華やかで、前向きなものである。大いなる肯定とはつまりこのことを言うのである。すべての物象に対して、動揺なくして腕白でさえいられる。
う〜ん
センスいまいち30点!
俗人の感性ほど疑わしきものはないでしょう。
真にこの世を震撼させるものは異端者の発言に他なりません。
蓋し俗人たるや選民意識の塊であります。
卑しい身分ではありながらも、暗黒に抗い続けているのです。
さあ、憐れな者よ!ヴィルヘルムマイスターさんの後に
続くのです。
俗人の堕落からの救済の路はこの一つに尽きるのです。
他者への共感は塵芥に等しきものと、宝石のような美を
放つものに二分されましょう。
暗黒に対する理解と憐憫はどちらに位置されるかと言えば
後者であるのです。
目に血を滾らせて御覧なさい。
暗黒は直ぐ其処に!
一片のパンをかじる時に、生命の鼓動はその節々に順当な水気を与え、かつ、そうしてまた幾つもの陽気に照らし合わせた、もっとも困難でもっとも麗しい、我らの走る運動場に大の字にそれは横たわる。しかしいま、この主題というものが見付からぬいま、我はただ一本のたばこをくわえるだけである。しかしなぜ、いまというロマンスの中途において我らは反
時代的ともいうべきたとえばニイチェの言葉を借りるならばまさしくもその言葉が我の鼻息を荒くさせるのであるが、もしもいま立ち上げるべき適当な事象群が、もしも、あの彼方に揺らめく日輪の陽気であるならば、我らはロマンスを、ことさら一大事の針打つ鋭さのごとくに鮮明に解するということをし、かつまた、もしも昨日が雨のしとしとと降っていたのであれば、我らは黒色の傘を普通に明日にはさし、無意識のうちに目的へ向かっていることだろう。我が言いたいのはまた次のようなことなのである。心臓を握りつぶすことが、迷わず愛の危機を叫ぶのであれば、愛は至って誠実であり、いかがわしき夜のネオンの明かりなどでは決してない。正直な愛が、真意なる愛とそう言えるのは、極端に言えば、地獄の谷から一本のツタを頼りにこつこつ、こつこつと上へ上へと登ってゆくこと、なのである。
暗黒は、光と表裏一体で存在しえます。
光なくしては暗黒など取るに足らぬことでしょう。
暗黒は光に回帰しつつあるのです。
暗黒というものは、あらゆる所で目撃されています。
諸君の食道や眼窩なども例外ではありません。
時に、大豆は畑の肉と言われています。
これも暗黒の作用が成せる技なのです。
ギターを弾くスメルジャコフの部分を読みました。
これでまたスメルジャコフへの理解が深まりました。
57 :
ヴィルヘルムマイスター:2001/06/11(月) 16:21
シェタウフェンよ、我が留守の間、よくこの厳しき門を守っていてくれた。この厳しき時代に・・・・。しかし我はいま、この厳しき標的の数々を、意図もたやすく見抜くすべを知っている。もしも巨大なギロチン台が我らの眼前へ現れた時に、我らはそのギロチンの中を通る以外進むべき道はない、たとえ首が飛ぼうとも、少なくとも我ひとりに関して言うので有れば、我は一通りの外圧を消去させたつまりしわ一つない無空の構えをもってそのヤイバにこの存在すべてを向かわそう、暗黒においてもっとも仙人とも言われるこの修業時代には、禁断なる闘いにおいてそのもっとも価値ある、有益な、クリアな愛情さえ生む。我はいまここいおいて、梯子を降りてゆくということをしない。むしろ木登りをするのみである。なぜなら、いま我のはるか上空には、いまだ未解決ともいうべき皇帝への一歩一歩がふわふわと混沌に、じつにオブスキュアに見下ろすだけだからである。大いなる皇帝、それこそが「肯定」の裏返しなのだ。これを覆そうとするもの、それがいま我の生きる余所、暗黒なのだ。
おお!暗黒の御主がついに復活なされた!
或る暗黒のこと、別名ケイアスなる物質が
この陰鬱なる世に蔓延っておられます。
尊大なる欺瞞と憤怒を以ってしても、もはや具象は
塵埃と化し、風に煽られ散り行くのみでございます。
漆黒に彩られたるもやはり漆黒であり、
その体液もまた漆黒……暗黒なのでございます。
59 :
吾輩は名無しである:2001/06/12(火) 04:51
俺は荒しの中ではヴィルが一番上手なような気がする。
二者択一の考えとは、中庸を排他してしまうことなのです。
肯定するべきなのか否定するべきなのか、この二つに
身を委ねてしまわなければならないのです。
享楽は、未だ以って軽視されています。
発狂を虐げる方法の一つとして享楽が存在するというのに。
或る芸術作品に内包された思想を読み取ろうと躍起に
なって議論を交わす、などということは古くから行われています。
ですが存外、答えを見出す事は難く、穂先に光る一片の雫の如き、
地獄に落下してゆけばそれで何もかもが終結し、存在すらも
認められないと言った具合なのです。
他者の思想を読み取る事はある程度は可能であっても、
全てというならば話は別なのです。
到底未知なる者の思想は、解読する事は不可能なのです。
ならば、どうされたいのか?
蓋しそれを甘んじて享受するしかないでありましょう。
暗黒もこの範疇に属しているのです。
63 :
ヴィルヘルムマイスター:2001/06/13(水) 15:40
我のこころはいま悦びに迸っている。黄昏どきとは我のいまのこころの奥をいう。背を押してくれる救命者、あるいは孤独の裏打ちを為し悦びを信ずる者、これこそがこの門を叩いて止まぬ、もっとも孤高の熱意を持ち合わせた人間という存在なのだ。シェウタフェンよ、たましいを宿し、たましいの名のもとに朽ち果て、かつ、戦場へいざ我と旅立とうというのか。雲は絶え間なく我らを包み、雷さえ享受してしまうあの大空の下で、我とともに幾千もの苦難を、暗黒をもって、すべては暗黒を切り抜けるがために、さらなる皇帝、大いなる星くずの下に二足を進めようと、そういうのか。ならばもう我は何も言うまい、我とともに前進するのみ。そしてまた我は訊きたい、シェウタフェンよ、そなたは地獄の炎をかいくぐる術を知っているか、それが可能の時、そなたは暗黒のもっとも切り開かれた場所、つまり皇帝の玉座にどっかと腰を降ろしていよう。信頼というものの意味、そうしてこの世でもっとも難題といえる愛というもの、これらに関するいっさいが、シェウタフェンよ、そなたのこころの深奥へまで優しく奏でてくれることだろう。嬉しい限りの生きるための情熱が、そなたの体全身へ漲り、おののくすべての重圧をはねのける最大の糧として君臨することだろう。そなたは人類の真骨頂ともいうべき場所へたどり着くための念願の呪術を、いまに手に入れることになる。シェウタフェンよ、さあ、いまこそ我とともに前へ歩むべき時は来た、明日への門は颯爽と開かれたのだ。朽ち果てる者となる前に、最大の戦いの姿勢を少なくともそなたは構えている、真理への道へいざ戦いを挑む者、まったくもって朝の光が我の部屋にも差し込んできた、おお!我が生命力は、再びエンジンに火をつけ始めている。
数々の罪人や、善人を収容したインフェルノの業火に、
心臓はその血以上に真っ赤に染まり、指元を零れ落ちる
灰となって高く、彼の地へと飛び立つ事でしょう。
荘厳な鐘の音が、その血にまみれた胴の傷を
癒してくれる事でしょう。
暗黒から、また新たなる暗黒へ回帰する瞬間を!
古の時代から懇願していた事実、それとはまた相反し、
天を想う感情の芽生えは、また罪深く、棘の道を、
後ろを顧みず突き進む事に、何かしらの、
地獄からの救済が、地獄の福音が訪れる事でありましょう。
65 :
吾輩は名無しである:2001/06/13(水) 21:30
アホくさ…
66 :
食パン:2001/06/14(木) 00:09
いや、これはこれで名スレなのだよ。
地獄へと向かう時の事、傾斜の酷い坂を裸足で歩む際に、
足裏には無数の傷によって血が流れ出し、
地面はどす黒い足跡で一杯になってしまいました。
この苦痛を耐え、うつむいたならば、暗雲からは
一筋の閃光がほとばしり、その身を焦がしてしまったのです。
だが、まだ死ぬ事は許されないのです。
これから永く行われる、
幾多の拷問に耐え忍ばなければいけないからなのです。
68 :
真・スレッドストッパー:
書けませんよ( ̄ー ̄)ニヤリッ