漱石鴎外さようなら

教科書から削除されんだって。どーよこれ？

削除されたのは「こころ」と「舞姫」？
「舞姫」は、高校の時にクラスでいつの間にか豊太郎の擁護派と
否定派に別れての一大ディベートに発展していた。あんまり国語
好きじゃなさそうな奴が意外に深い意見を言ったりして感嘆した
り、とても思い出深かった。ああ、国語の授業って言うのも捨て
たもんじゃないと思ったよ。…そうか、鴎外が消えるか。まぁ、
「お上の事には間違はございますまいから」（「最後の一句」）

舞姫懐かしいなーどんなのだったか忘れたけど（ｗ

ほい、至近のスレ。

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=book&key=988577339&ls=50

文部省に広義の滅入るを！！！！

国敗れて借金あり。夏目漱石がお札の中で憂いの顔
をしているのはそういう未来を見通してのことだったのか。

時代は変わるのね。
最近は何が載ってるんだろう。

　石炭をば早や積み果てつ。中等室の卓のほとりはいと靜にて、熾熱燈の光の晴れ
がましきも徒なり。今宵は夜毎にこゝに集ひ來る骨牌仲間も「ホテル」に宿りて、
舟に殘れるは余一人のみなれば。
　五年前の事なりしが、平生の望足りて、洋行の官命を蒙り、このセイゴンの港ま
で來し頃は、目に見るもの、耳に聞くもの、一つとして新ならぬはなく、筆に任せ
て書き記しつる紀行文日ごとに幾千言をかなしけむ、當時の新聞に載せられて、世
の人にもてはやされしかど、…

　これ以上は覚えていませんね。

　高校生になったら，一つ位は明治の雅文をかじるべきだ。
それから，今日の日本の諸問題の幾つかは，根本的な物は特に，鴎外漱石の頃から
何も変わっていない気がする。時代はまだ彼等を乗り越えてはいないのじゃないか？
「普請中」「私の個人主義」なんぞを読むとそんな気がする。
　それに，彼等以降今日までの作家が束になってかかっても，鴎外漱石には敵わな
いよ。現代作家を読まなくて良いというのじゃないが，鴎外漱石は不可欠な栄養だと思うね。

　現代文の文体という点でも彼等はお手本だ。じっくり味わうべき文章だと思う。
文章は時にはじっくり味わう事が後々のために良いので，それには，どうせなら
古典が良いと思う。
高校3年間で一度も鴎外漱石を教室で読まないのは悲劇です。

吉川幸次郎　｢中国文学の教授として、いま夏目さんほどの人はいませんな。
英文学であれだけの人がいないこと、これはもとよりのことです｣

石川淳　｢後世が考えている以上に、漱石は大力量の人だな｣

吉川幸次郎　｢あれ以後、日本での英文学史の研究は進んでいるにしても、
その理解は進んでいるかどうかなんだ｣

石川淳　｢享受したものがどれほど身にしみたかということになると、
古人は油断がなりませんね｣

みんな、なに湿っぽい顔してんだYO!お通夜じゃあるまいし。
時代は流れてんだYO!漱石鴎外なんてもうお呼びじゃないのさ！
これからは辻だよ辻！辻仁成が文学教育のスタンダードになるんだYO☆

現代の純文学で50年後まで残りそうな人物いる？
漱石鴎外で日本の純文学は終わったのかも。

でもなあ、「雁」とか「こころ」とかは別に文学好きじゃなくても生きてく上で通るテーマだからいいと思うんだけどなあ・・。

>>11
日本人は日露戦争後、駄目になった。
文学も明治時代まで。大正時代以降のは全部駄目だね。

>>13
し、司馬先生！！ご教授ありがとうございます！！

擬古文ね

>>13
んなこたぁない。昭和戦前期にも中島敦のような漢文の素養のある人は出ている。
だめになったのは戦後漢文教育と旧制高校が廃止されてからじゃ。

>>1 Source wa?

そーいえば私の場合、高校の教科書に掲載されていた『舞姫』にすっかりハマって、
一時期擬古文に狂っていたことがあったなあ………

『即興詩人』二回も読んじゃったよ。

鴎外と漱石とは仲が悪かったのですか。

>>19
一説によると二人はできてたらしい。

>>19
ほら、ここに証拠の書簡が