1 :
名無しさん@1周年:
前のスレが消えてしまったので立ててみました。
では、みなさん思う存分語ってください。
2 :
名無しさん@1周年:2001/04/29(日) 22:42
寺山って人気無いのかな。
個人的には「書を捨てよ」映画バージョンがお気に入り。
最初の青森訛りのトークが最高。
3 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 05:36
寺山が監督した映画の映像は独自の美学に貫かれている。
4 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 06:51
17歳 抱かれて花粉 まきちらす
って、寺山だっけ?15歳?
5 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 06:58
寺山は私にとって東北の神々のお一人です。
もし私に寺山の百万分の一の才能があれば・・・・
寺山の蝶は世紀の海峡を軽々と超えて私達の心の荒野のオアシスで楽しそうに遊んでいるのです。
6 :
吾輩は名無しである :2001/04/30(月) 06:59
青森の記念館行きたいナー
7 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 07:03
言葉の響きは賢治の時代と異なり作家の生の響きで読者の耳に届けられます。
もし賢治の時代に自由に映画を取る事ができたら賢治も映画を作っていたでしよう
寺山の映画は一つの神話です
神話の創成の色と形は縄文の英知に彩られ夷の響きに満ちています。
祝祭は寺山の畢生のテーマであります。
8 :
22歳女:2001/04/30(月) 10:59
誰か、青森の記念館行った人の感想書いてよ。
それと、みんなの好きな寺山の本や映画は何?
彼のファンって、年齢層広いよね。
良ければ、みんなの年齢も書いてくれると有難や。
9 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 14:19
あたしは高3です。
まだ書を捨てよしか読んでないけどもっと読みたいなぁ。
青森の記念館も行きたい。
10 :
永守:2001/04/30(月) 14:20
>>8 「ポケットに名言を」「書を捨てよ、町へ出よう」それとさかさまシリーズ(世界史、博物誌、文学史)が好きです。歌ではやはり郷里を詠ったのがジーンと来ます。
伝記も読みましたが、それで忘れられないのが
「晩夏光かげりつつ過ぐ死火山を見ていてわれに父の血めざむ」
という歌で、生い立ちの凄まじさも寺山に惹かれる理由の一つです。
この短歌もそうですが、寺山の歌には背筋をぞくっとさせられるようなものが多く、鋭利な感じがします。
彼は学生の頃からノートに歌を書き留めていたようで、16歳の自分としては興味をひかれますね。
母親の手記読んだら、一気に興醒めした。
寺山修司って田舎モン丸出しだから駄目。
13 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 15:10
>10
お前スタンダーのスレにもいたろ。
あんまり本読むと馬鹿になんぞ
14 :
22歳女:2001/04/30(月) 15:21
>>12 その田舎モン丸出しがすきなんだけど。
駄目?
15 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 15:44
ロンブーの番組に出てるやつでは?>15
17 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 18:27
田舎者の洗練さていない美的感覚に痺れるのです。
天然の美に洗練など無意味でしかありません。
18 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 18:39
>>11=16
何故sageる??
そして、ロンブーの番組に出てるってなんのこと?
マジレス希望。
19 :
↑:2001/04/30(月) 18:59
鼻水出そうになたーよ。
20 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 19:08
21 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 19:15
寺山の話しようぜ!
今、書を捨てよ、町へ出ようを読んでる。
でも競馬に興味の無い自分は、競馬の話が出てくるところで
いつもマターリしてしまう。
22 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 19:18
マオソチス マンセー! だっけ?
23 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 19:18
寺山の短歌は最高。
映画は観ていて腹が立つやらいたましくなるやら。
24 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 19:24
短歌いいよね。前スレでネタ割れしまくってたようだけど。
でも、好きなものは好きさ。
25 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 19:31
しかし分かっただけで高校生が二人も読んでいたとは…
今の若いものは本なんて読まぬと思っていたよ。
26 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 19:33
<ネタ割れ
いいんじゃないの?少しでも多くの人が知ってくれれば。
ミオソチス ですね。ミスタイプです。
ところで、高校生って誰と誰?>25
28 :
25:2001/04/30(月) 23:11
29 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 23:19
いつの時代であっても若い血を迷わせる。
それが寺山修司だ。
30 :
22歳女:2001/04/30(月) 23:33
皆さん、色々と書き込み有難う。
以前新宿でやった寺山展に行ったけど、確かに若い人の
比率が高かった。
その代わり、シワシワのおばあちゃんなんかもいたけどね。
寺山の映画は「田園に死す」と「書を捨てよ」しか
観ていないんだけど、皆さんの考えるお勧め作品はどれ?
「草迷宮」・・・
32 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 23:36
草迷宮
33 :
22歳女:2001/04/30(月) 23:40
>>31&32
それって三上博史のデビュー作ですよね??
今度観てみます。
良かったらどういう点がお勧めなのかを書いて欲しいかも。
34 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 23:49
今度観るんなら余計なことは言わない。
原作読んでないなら、そのまま予備知識なしに
三回は観てください。
35 :
吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 10:41
age
36 :
22歳女:2001/05/01(火) 20:24
>>34 そうなんですか、予備知識無しにね。
原作は読んでいませんが、映画を観て気に入ったら読んでみようと思う。
ところでこの映画のタイトルって「そうめいきゅう」でよろしいのかしら?
37 :
吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 20:46
くさめいきゅう
38 :
吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 20:51
寺山修司を知らずに幸福になるか、修司を知って不幸になるか。
全ては君の自由意思である。
しかし、もう手遅れである。
39 :
吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 21:23
少女詩集が一番すき
40 :
22歳女:2001/05/01(火) 22:58
あたしも少女詩集大好き・・・。
で、くさめいきゅうって本当に読むんですか?!
41 :
吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 23:07
42 :
吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 23:11
少女詩集は少女専用です。
北野映画の青色は一部でキタノブルー呼ばれていますが修司映画の赤色も独特です。
43 :
吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 23:17
最近は寺山の実験映画が掛かる小屋ってないのかな?
むかし、四谷のイメージフォーラムあたりで観た気がするが。
44 :
吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 23:29
確かに寺山のディテールはフィルムでなければ表現できない階調にある。
しかし、フィルムの保存状態が心配だ。きちんと低温倉庫で保存されているのだろうか。
45 :
吾輩は名無しである:2001/05/02(水) 00:38
「田園に死す」しか観たことない…。DVDとかでないんですか?
46 :
吾輩は名無しである:2001/05/02(水) 13:47
草迷宮=くさめいきゅうであってるよね
ちなみに泉鏡花原作ね
でもこれってビデオでてますか?
47 :
吾輩は名無しである:2001/05/02(水) 16:45
ビデオ出てないの?
映画上映して欲しいなぁ。
48 :
吾輩は名無しである:2001/05/02(水) 18:36
今月の「一個人」で特集してるよ。
吉行淳之介、向田邦子、そして、寺山・・・へんなの。
また、九条今日子がでかい顔してる。
なんか、うっとうしくない?
49 :
>47:2001/05/02(水) 19:07
出てるよ<ビデオ
レンタルでもたいがいあるはず。
50 :
22歳女:2001/05/02(水) 23:37
寺山を崇拝している有名人ってオオツキケンジ(漢字不明)の他に
誰かいるの?あんまり話題にならないような・・・。
51 :
吾輩は名無しである:2001/05/03(木) 02:50
大槻ケンジって、10年くらい前、
「詩とメルヘン」の寺山特集に寄稿してて、
彼女がマニアで一緒にお墓につれてかれたといってた。
オーケンって仕事選ばないの兼ね?
どうでも、いいけど、
偏陸さんがいいと思う。(字、あってる?)
52 :
Tango:2001/05/03(木) 04:04
以前、浅井慎平がTVで何か言ってたような・・・。
あと、テレ東の「ギルガメッシュ・ナイト」(かなり初期。第一回放送?)に
J・A シーザーが出演してたような遠い記憶がありますが、もしかしたら気の
所為かも知れません(顔も覚えてないし・・・)。
53 :
吾輩は名無しである:2001/05/03(木) 04:35
この人の「ポケットに名言を」を読んだんだけど
やたらと太宰の本からの引用が多い。
ファンなの?
それとも同郷のよしみ(?)なの?
54 :
吾輩は名無しである:2001/05/03(木) 22:14
寺山は、太宰が大嫌いだそうです。
たしか、青森の暗さがやだ!とかいってた。
J・Aシーザーって男前さんどということだけど、
私が見た写真じゃ太って、「筒井康隆」だった・・・。
55 :
吾輩は名無しである :2001/05/03(木) 22:29
「さらば箱舟」
スカパーでやってた。
56 :
吾輩は名無しである:2001/05/03(木) 22:44
うそ!いつ!
57 :
吾輩は名無しである:2001/05/04(金) 20:35
徹子の部屋に出てたのが、
ビデオになってる。
あと、徹子の部屋に出てたタモリが真似してた。
58 :
な無し:2001/05/04(金) 20:41
>>57 今日、寺山修二記念館にいったら、ちょうどその徹子の部屋のビデオ
を上映してた。徹子もまだ若くて、なんだかそわそわして落ち着きがなかった。
もしかしたら寺山に気があるのではないかとさえ思わされた。
59 :
吾輩は名無しである:2001/05/04(金) 20:42
徹子は文化人に弱い。
山本リンダには強い。
60 :
22歳女:2001/05/05(土) 00:14
徹子の部屋のビデオって、確か3000円くらいはしたような記憶が・・・。
てか、高過ぎでしょ。
61 :
吾輩は名無しである:2001/05/05(土) 00:43
TUTAYAで借りたよ。
もう、ボロボロだったけど・・・。
62 :
22歳女:2001/05/05(土) 01:49
>>61 そうなんですか?!
近所のTSUTAYAで探してみようっと♪
63 :
吾輩は名無しである:2001/05/05(土) 18:43
このスレ、すぐに下がるね・・。
64 :
吾輩は名無しである:2001/05/05(土) 21:47
TUTAYAはTUTAYAでも、
大きいところにいかねば・・・。
65 :
吾輩は名無しである:2001/05/06(日) 11:45
66 :
パンティー:2001/05/06(日) 17:10
もっとましーなローン議はない界かい?
67 :
吾輩は名無しである:2001/05/06(日) 23:49
ないらしいな・・・。
もっと内容の濃いスレに育たないものだろうか。
寺山関係のスレって絶対に100まで行かないよね。
何故だ?
68 :
吾輩は名無しである:2001/05/07(月) 18:48
寺山には、どこから、入った?
私は、はずかしながら「磯野家の謎」から・・・。
寺山がサザエさんの夫婦生活を書いて問題になったとかいう箇所。
「家出のすすめ」だったかな?
興味本位(中学生だったからね)だったけど、はまった。
69 :
吾輩は名無しである:2001/05/07(月) 20:07
感性が衰えると寺山はつらい。
寺山を知るのに二十歳では遅過ぎる。
十六歳では早過ぎる。
本に寺山は読者にとって不自由な作家。
けれども寺山ほど自由であった作家もいない。
70 :
吾輩は名無しである:2001/05/07(月) 20:08
報知新聞に連載されていた「風の吹くまま」だった。
小学校の5・6年の頃に、ゲーセンのテレビ競馬って
やつにハマッてて、その延長で小6ぐらいから読み始
めた。
駅前のゴミ捨て場から拾ってきてね。ついでに白ポスト
からエロ本を引っ張り出しきたりもしたな。
当然、トルコの桃ちゃんもすし屋のマサも、実在の人物
だと思ってたよ。松戸の「角えび」にはそうゆう人が
いるものだと思ってたね。
71 :
吾輩は名無しである:2001/05/07(月) 21:03
桃ちゃん、いないんだ・・・。
なんか、かっこよくて、
憧れてたのに。
72 :
吾輩は名無しである:2001/05/08(火) 01:33
おやすみage
73 :
吾輩は名無しである:2001/05/08(火) 07:42
おはようage
生前から、ずっと好きだったから、寺山関係の本やビデオ見掛けると
ついつい手に入れて、結構たくさん持ってると思うけど。
彼の「屋根裏の散歩者」事件のことは何故か、書いてあるのを見かけないです。
見逃してるだけかな。
晩年に、実際に隣人の覗き見をやって捕まった、って事件ですけど。
あの時の「青森の背むし男」の言い訳、おもしろかったんだよねえ。
けど、当時私、中学生で、あまりよく覚えてないんだ。
ちょっと前の田代まさしの盗撮事件でちょっと思い出して、
友達に聞いたけど、みんな覚えてないの。だれか知らない?
75 :
吾輩は名無しである:2001/05/08(火) 15:15
そうそう、私も当時中学生だったのだが、本棚の寺山
が親の不信を招いたらしく、引出しの下に隠し持って
いたカトレア出版のビニ本を見つけられてしまった。
「屋根裏の散歩者」事件については、萩原朔美がふれ
ていたような気がする。萩原朔美では、98年10月号の
「新潮」に『「天上桟敷」の人々』が面白かった。
76 :
吾輩は名無しである:2001/05/08(火) 15:50
私の好きな寺山のエピソードは
寺山のニューヨーク遊行中、その留守を預かっていた
弟子の東由多加と妻映子ができてしまっていた。帰国
してきた寺山に、東が打ち明ける。「申し訳ありません、
ぼくは奥さんと寝てしまいました」。
すると、どうしたわけか寺山は、すぐ目の前にあったパチンコ屋
へと飛びこんでいった。あっけにとられながらも、慌てて
後を追った東が店に入ると、寺山はもう玉を弾き出していた。
東もその隣に立ち、仕方なく玉を弾き始めた。
東は修司が好きだった。映子のことよりも、もっと修司のことが
好きだった。その修司が今こうして、何も言わず、ただパチンコ
の玉を弾いている。負けたと思った。
手元に本が無いのでうる覚えなのだが、興味のある方は
田澤拓也「虚人寺山修司伝」を読んでみて
77 :
吾輩は名無しである:2001/05/08(火) 16:07
>>76 なんでパチンコ屋に行ったの?
意味わかんないよ!
78 :
吾輩は名無しである:2001/05/08(火) 19:15
わがみたまはじけざりせば
そがゆえにただたまはじく
79 :
名無しさん:2001/05/08(火) 20:03
>>77 私、76じゃないけど。
たぶん寺山は困ってたんだと思う。人として、ある感情がちゃんと起きても
寺山修司は、「職業 寺山修司」だから、「寺山修司」がこういう感情のときに
どうするのか、寺山は、考えてたんだとおもうよ。
で、考える為にとりあえずパチンコ。で、ま、二人で打てて、絵になってるからいいか、と。
で、とりあえず、和歌を詠む。
それにしても東は、うっとうしい男だ。いちいち言うなよ、気いひくなよ。
ホントコイツ、わかんねえ。天井桟敷で、勉強してて、どうしてその後
「東京キッドブラザーズ」の主催になるのかねえ。感性ダサダサ!
例の純アリスとか柴田恭平とかのロックンロールミュージカルだよ。もう・・・どきゅん。
80 :
名無しさん:2001/05/08(火) 20:15
わたしは、このエピソードは嫌いだ。
81 :
名無しさん:2001/05/08(火) 20:15
わたしは、このエピソードは嫌いだ。
82 :
吾輩は名無しである:2001/05/08(火) 23:51
高橋咲の「天井桟敷物語」は寺山を神話化してなくて
かなり客観的(そんな意識ものなく見たまま)触れてるように思いますが。
結構、ずるいよね、寺山さん。
名前、忘れたけど「母のないこのように」の作曲した人と
つきあってたり。
阿部譲ニに絵を売りつけたり・・・。
呼んだ人いる?
83 :
吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 03:48
十代で寺山修司を読めた人は幸せだと思う。
84 :
吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 10:52
じゃあ、私は幸せだー。
85 :
吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 14:22
昔の(昔の!)宮本輝が好きで
彼の「私の読書履歴」的な本を読んだら
寺山氏はランボーに匹敵するほどの偉大な才能だ云々
といったことを書いてあったので読んでみた
「不思議図書館」と「書を捨てよ〜」を読んだとこだけど
好きになれそうな気がする
とりあえず読みつづけよう
86 :
吾輩は名無しである:2001/05/10(木) 12:12
38も言うように、実戦弱者になる。
寺山の競馬実戦弱者ぶりは、阿佐田哲也の麻雀といい勝負だった。
「競馬場で逢おう」シリーズを読み直してみたけど、ほんと
当たってなかったね。
>>82 寺山はつねにずるかった。同級生の短歌をパクッたり。
「男と女の甘い時の流れは、どこか寺山さんには創造的でなく、
似合わない気がした。」
みんなの寺山修司だったし、本人もプライバシーは、
要らないなんて言ってたしね。
どちらも顔は知らないけど、岸田理生のほうがと思うのだが。
87 :
吾輩は名無しである:2001/05/10(木) 12:54
>>85 私は逆に、中学ぐらいの時に寺山を介して天才を漁った。
寺山が瞼の母としていたという橋本多佳子と三橋鷹女のうち、
三橋のほうを読んだ。いずれも昭和20年代の句だと思う。
春の虹 をんなの髪の 乾く間は
風吹くと 鹿の子の 瞳ものをいふ
20年以上たってもそらで覚えている。
寺山は、ほんと目がよかったと思う。
春は詫し 場末にひとり 見る映画
寺山にとってはやっぱりこれだったんだろうね。
バスゆけり 夾竹桃は 夜も紅く
映像的には、こんなのもあった。
いつか橋本のほうも読みたいね。
88 :
吾輩は名無しである:2001/05/10(木) 13:37
>>79 ありがとう。76です
緊迫した局面になると、感情が吃ちゃうんだろうね。
吃りの人が、電話なら吃らないというのと同じようなもんで、
何か一人遊びをやってれば、感情が吃らなくなるんだろうね。
やっぱり、湯川れいこにジャズの話で突っ込まれたときにも、
なんか独特な感情の吃り方をしていたようだった。
そういえば去年の暮れに、BSで「東京キッドの漂流記
ユートピア」をやってたね。怖いもの見たさで見てみたんだけど、
一緒に見てた若い子は、自己啓発セミナーのプロモーションビデオ
かと思ってたよ。
鄭 義信の「ザ・寺山」もやってたね。
89 :
吾輩は名無しである:2001/05/11(金) 10:24
age
90 :
吾輩は名無しである:2001/05/12(土) 03:36
「身毒丸」って寺山だっけ?
あと、「寺山修司少女詩集」はなんかぶらっくで(・∀・)イイ!
寺山って相変わらず共感する人多いのね。
彼女の影響で10代にして凡て読んだがどうしても根本的な部分で相容れなかったな。
でも確かに作品は面白いものもあった。
あれが文学の範疇に入るかは大いに疑問だが。
92 :
worldend:2001/05/12(土) 11:01
マドンナのオーストラリアでのコンサートのビデオのなかで
ボーグのステージの演出はなんだか寺山の天井桟敷っぽいな
て感じたけど偶然の空似だろうか。
93 :
吾輩は名無しである:2001/05/12(土) 19:47
東北という記号を負ではなく正の記号として使った。
94 :
吾輩は名無しである:2001/05/12(土) 21:52
>>93 そうかなぁ。
寺山は青森を負で表現したんじゃないの?
みなさん、どう思います?
>>93 あの泉谷しげるは、江戸っ子のくせに
デビューのとき「東北だ」って言い張ってたんだそうですね。
「あんときゃ、東北が一番かっこよかたんだよ」って言ってた。
きっと寺山や三上かんのせいですね。今じゃ不思議な話に見える。
あー三上の「吉野屋の牛丼の歌」ききたいなあ。
96 :
95:2001/05/12(土) 22:08
>>94 だからさ。あの時は少なくとも泉谷にとっては、
メジャー(正)だったわけです。きっと。
もちろん、後年の人、今の読者はマイナー(負)として
寺山の「東北」「青森」を読み解くほうがわかりやすいですけどね。
とにかく同時代、かっこいいのはあの「鄙」hinaの空気だったんですって。
特異な、おもしろい時代だよね。
あ、93さんがそういう意図で書いたかどうかはわかんないけど。
97 :
95:2001/05/12(土) 22:30
>デビューのとき「東北だ」って言い張ってたんだそうですね。 ×
「東北出身だ」○
です。ごめえん。
98 :
匿名希望さん:2001/05/13(日) 00:22
江戸っ子は自ら江戸っ子なんて謳うのはカコワルイ
と思ってるから仕方ない。
99 :
吾輩は名無しである:2001/05/13(日) 09:14
>>98 あう!おめー、どこの田舎もんだ!
江戸っ子が、てめーの出所、恥じたりするわきゃねーだろ。
わざわざてめーから言ったりしねーけど、聞かれりゃふつーに答えるにきまってんだろが。
それをわざわざ偽ったてんだから、へんなやつだな泉谷は。
で、だれだよ。三上ってやろーは。吉野屋は、吉野家か?おう!
>>95
100 :
背むし女:2001/05/13(日) 09:33
寺山さん読んでるときに「東北」が出てきたら、必ず
「トーホグ」と読んでいただきたいです。
青森も「あおもり」なんだけど・・・あ、伝えられない・どうしよう・・(涙)
101 :
背むし女:2001/05/13(日) 09:35
あら、100だわ。なんか嬉しい。
102 :
吾輩は名無しである:2001/05/13(日) 12:11
寺山スレ100突破記念age
103 :
95:2001/05/14(月) 00:10
>>99 あ、はい。吉野屋は吉野家です。すみません。
「吉野家の〜牛丼は〜なかなかに〜うまい〜」で、はじまるなかなかに芸術的な歌です。
「みかみかん」という名前ですが完だったか寛だったか缶だったか
失念しました。寺山の映画「田園に死す」にも出て、すごい顔して歌ってます。
顔は、今で言うと、桂南光に似てるかも知れません(?)。
ちなみに三上博史とは、赤の他人だと思います。
(以前、友人と「寺山映画の三上」で話していたら、そういうすれ違いがおきました)藁
あ、三上「寛」でした。みかみひろしとも読めますね。「田園」74年の映画ですね。
はあ、27年ぐらい前は、吉野家も今みたいなカジュアルなファーストフードではなく、
おっさんにいちゃん専用のきたない飯屋だった、とおっさんが言ってます。
104 :
吾輩は名無しである:2001/05/14(月) 00:49
三上寛は五高の先輩です。東北とか青森とかなんか誤解しているな。
東北は哲学の東北であり、青森は縄文時代の文化の先端の地。
野蛮な弥生人の子孫にはわかんないかな。
105 :
吾輩は名無しである:2001/05/14(月) 11:32
>東北は哲学の東北であり、青森は縄文時代の文化の先端の地。
>野蛮な弥生人の子孫にはわかんないかな。
なるほど「東北」「青森」を「正」として、語るとやはり「負」に響きますな。
そういう記号なのでしょうか。
106 :
吾輩は名無しである:2001/05/14(月) 13:34
そういわれればそうですね。やっぱり青森って。
裏切ってごめんなさい。青森のみなさん。村八分だけは
ご勘弁を。
107 :
吾輩は名無しである:2001/05/14(月) 14:29
アタック25を見て久々に何か読んでみたくなった
108 :
吾輩は名無しである:2001/05/16(水) 11:41
age
109 :
吾輩は名無しである:2001/05/16(水) 12:49
上海異人娼舘もいいですね。
110 :
吾輩は名無しである:2001/05/18(金) 12:43
このまま埋もれていきそうな予感がするので
緊急age
111 :
吾輩は名無しである:2001/05/21(月) 17:34
age
112 :
名無しさん:2001/05/21(月) 18:08
なんかイマイチなスレですね
113 :
吾輩は名無しである:2001/05/21(月) 18:32
今元気一杯の北関東は東北の概念の枠外であろうか。
猥雑にして野卑なれど躁にして驕らずコジマとヤマダを生み全国に羽ばたく北関東を東北に加えれば寺山の復活修司の復活は近い。
114 :
名無しさん:2001/05/21(月) 18:33
今もっとも元気な東北人それは
ドクタアエクアド・・・・
115 :
名無しさん:2001/05/21(月) 19:00
記号がもつ負の絶対値が大きいほど、
それがひっくり返ったときの
正のパワーも大きくなるんだと思います。
まあ、寺山くらいの才能が生まれない限り、
なかなかひっくり返ることはないんだけど。
116 :
FROM名無しさan:2001/05/22(火) 02:38
結局、車の免許取ったんかな?
>>105 変なところで納得するな。
前文は意味不明だし縄文時代の方は捏造。(ワラ
118 :
稲田:2001/05/22(火) 16:04
東北は負だ。タダそこに存在する限りは、負だ。
しかし、東京に出てきた時にその負が、逆転する。
それは、負として存在しているにもかかわらず。
故郷として現れる。つまり正の記号を手に入れる
のだ。この矛盾が、母親の記号変化と一致した事
が、寺山にとって重要であった。無論、東北に
滅びし父、東京の病その他諸要素があったのは、
無視できまい。深いぞ修司。
個人的にはJ・A・シーザーが好きだ。
>稲田
そんな貴方には少女革命ウテナというアニメを勧めたい。
音楽がJ・Aシーザー。
あれって寺山の影響受けまくりに見える。
120 :
吾輩は名無しである:2001/05/24(木) 12:53
月蝕歌劇団もおすすめ。
121 :
横レス・まじレス:2001/05/24(木) 20:09
>>104 >三上寛は五高の先輩です。東北とか青森とかなんか誤解しているな
五高って、まさか旧制五高(熊本)のことですか??ん、ん〜?
122 :
吾輩は名無しである:2001/05/30(水) 03:21
質問です
あしたのジョーのオープニングの曲の、作詞は寺山修司ですよね。
そこで、歌詞のさいごに出てくる「明日はどっちだ」って、あれ
いろんな人が、いろんな文章で使ってるじゃないですか。
元祖は寺山氏なんでしょうか。
124 :
吾輩は名無しである:2001/05/30(水) 15:07
ネルソン・オルグレンの「朝はもうこない」じゃないのかな。
125 :
名無しチェケラッチョ♪:2001/05/31(木) 17:27
高取英版「ドグラマグラ」面白い。
126 :
名無しチェケラッチョ♪:2001/06/07(木) 08:39
age
寺山修司のビデオはでているけど、DVDはまだ出てないのか?
128 :
ピッチ:2001/06/16(土) 01:59
後悔してこそ、青春だみたいな言葉が入っているホン知っている比といますか
129 :
ピッチ:2001/06/16(土) 02:00
後悔してこそ、青春だみたいな言葉が入っているホン知っている人いますか
130 :
1:2001/06/18(月) 23:41
正直、このスレがここまで育つとは意外でしたわ。
131 :
吾輩は名無しである:2001/06/19(火) 00:01
大学生で、20歳のときに「書を捨てよ。。。」を読んで、好きになりました。
文章のテンポが良くて、おもしろかった。
うちも東北出身なんでなんかうれしかったんです。
132 :
吾輩は名無しである:2001/06/19(火) 23:42
小さい頃私は汽車の物真似が上手かった
こういう書き出しで始まる詩がなんというタイトルか御存じの方、
いらっしゃいませんか?また、それが入っている書。
かなり前に出会った作品なんですけど、題名が分からない。
是非もう一度読んでみたいので、御存じの方、よろしくお願いします。
寺山修司のビデオはみたことあるけど、11PMで本人がでて何かを
しゃべっているほうがずっと面白かった。タモリの寺山修司はめったに
やらない芸だが、あれで芸人として認められた。三上寛はへたくそだっ
たので、三上寛のままでいる。彼は五所川原高校の出身で、父が見た海
という詩集を出しているが、いまでは知る人はきわめて少ない。
寺山の初期のころのラジオドラマは詩情あふれる秀作だった。
10年に一回ぐらいしかNHKで放送しないのが残念だ。
134 :
吾輩は名無しである:2001/06/25(月) 16:10
>>133 独り言みたいで、いいですね。
往年の寺山ファンっぽいっす。 AGEMASHU.
読んだかぎりでは寺山修司には
案外ナニワブシなところが
あったと記憶する。
うまく説明できないが手近な例は
『真夜中詩集』の歌詞……。
136 :
吾輩は名無しである:2001/06/25(月) 18:36
実験映画よかったぞー
みんなで釘を打ったりしてな
137 :
吾輩は名無しである:2001/06/25(月) 20:54
トマトケチャップ皇帝
138 :
吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 13:08
寺山修司は僕の神です。
139 :
吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 14:06
デニム生地のみっともないサンダルはいてるの、神様ったら・・・
140 :
1:2001/07/05(木) 10:55
まだまだageなければ!!
>>139 あのサンダルは厚底で流行の先取りなんだゾ!!
141 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 11:47
ガルシア=マルケスの『百年の孤独』を映画化したんだけど、
あまりの出来の悪さにマルケスが怒って、結局『百年の孤独』っていうタイトルを使えなかったんだよね。
寺山修二。
ジャンコクトーみたいなマルチタレントだと思う。マルチはマルチで立派なありかただと思う。
142 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 14:30
寺山修司=芸術コンプレックス
143 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 00:41
寺山のいない時代は不幸だが、寺山を必要とする時代はもっと不幸だ。
144 :
書けば書くほど・・:2001/07/07(土) 00:49
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京東京
145 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 00:55
誰か、頼む。
寺山になった積りであの、ホラ
例のカッコイイやつ。
なんか、海を見ながら煙草吸ってて
身捨つるだけの祖国は・・・・・・ってヤツ
書いてくれ〜〜〜。
初心者なんだよォ。お願い超絶きぼ〜ん!
146 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 01:01
まっちする
つかのまのうみにきりふかし
み すつるほどの
そこくはありや
ごめん、音でしか覚えてないから漢字出てこないよ
調べるからちょっと待って
147 :
これでどうよ:2001/07/07(土) 01:04
マッチ擦るつかのまの海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや
148 :
おまたせ:2001/07/07(土) 01:06
>マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや
だね。「つかのまの海」と勘違いしてた。。。オォ
149 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 01:11
最高!
さんくす・べり・まっち。
やっぱ、みなさん凄いですね。反応、超はやいもの。
ひらがなの人も肉声っぽくっていいですね。
字なんか忘れ果てたとしてもこの歌だけは忘れないって言ってそうで・・・。
文字を捨てよ。口びるに歌を。(←そんなことは言ってない。捏造寺山)
150 :
147:2001/07/07(土) 01:17
148氏と同じ思いこみ、勘違いをしてたよ。
いまこの瞬間まで「つかのまの海」だと思ってた・・・。
151 :
これが(・∀・)イイ!:2001/07/07(土) 01:23
海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手をひろげていたり
152 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 01:36
153 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 01:41
154 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 01:44
寺山はいろんな海を持ってるなぁ
>>151で思い出したけど、女の子に海を見せてといわれて
バケツに海水くんで持っていくものの
それはすでに海ではなく・・・みたいな話あったよね。
あれ好きだ。
155 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 02:11
>>153 そう、ネツゾーはいけないが
寺山のあのあらゆる種類の文学・説話からの引用・換骨奪胎ぶりは
まるで芸術上の窃盗犯を見るような思いがして・・・・
あの「手癖の悪さ」にシビレたよね。正直言って。
156 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 02:19
寺山の場合、
盗作(あえてこの言葉を使わせてもらう)に他の作家のような後ろ暗さがない。
盗作疑惑を知った後もますますその作品に心ひかれる。
「そこまで寺山を射抜いた元ネタ」にも激しく興味わくし。
157 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 02:45
「最初っから、おれはそうなんだ」って言ってそうでいいんだよね。
喋る時の一人称は大概東北訛りの(わざと。直す積りなし)「ぼくは・・・」
が殆どだったけど。
言葉のイメージの横滑りで申し訳ないが「後ろ暗さ」については
その「血の暗さ」を幽かに匂わせるような所作で初っ端を掴みそのまま
引きずり込んでいってね。ただし、その「暗さ」もどこかフィクショナルな
怪しさをちゃんと残してて、そこがまたいいんだよね。
だから誤解を恐れずに言えば、「後ろ暗い」んだよね。ただし戦略的に、しかもそれが板についてる。
盗作疑惑と言っても、まるでその疑惑を怪しげな舞台衣装として着こなして
いるようで、何とも言えないね。あの全てを含んだ演出と存在感。
「暗さ」も決して閉じられた暗さではなく、晒されていくのに知らぬ間に鑑賞者を
更に大きく包み込んでいく闇のようで。
いい「闇使い」だったなぁ。本人は「言葉使い」(猛獣使いと同じ意味で。言葉の魔法使い位の意味か)
を目指していたらしいけど。
もっと騙されたかったなぁ・・・・寺山に。
158 :
156:2001/07/07(土) 02:54
>ただし、その「暗さ」もどこかフィクショナルな怪しさをちゃんと残してて、そこがまたいいんだよね。
>だから誤解を恐れずに言えば、「後ろ暗い」んだよね。ただし戦略的に、しかもそれが板についてる。
ありがとう。
激しく同意だ。
うまく表現できなかった自分にもどかしいよまったく。
159 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 03:15
いや、まあ寺山を言葉で切ってみても(それが多少なりとも当たっていたとしても)
仕方がない。あの言葉の魔術を解き明かせた訳でもなく、更には魔法の再現などには
全く及ばない訳だから。
感じてシビレてるしかないね。あの魔術には。
でも、現物(演劇、そして何よりも本人の佇まい)は失われて帰って来ない訳で。
誰か登場しないかな。怪しい奴。待ってるのに。
(演劇を忠実に再現してもあの濡れたような呼吸の魔術は再現できないだろう。きっと)
何よりも、寺山が生きて現在の空気を吸っていてくれなくてはならないから。
最後に下らない事を書いて申し訳ないが、タモリの「寺山マネ芸」は今もう一度見た
とするなら、やっぱり辛いんだろうか。
21世紀初頭の現在、闇は変容しカサカサに乾いてしまっていて
もう我々をどこへも連れて行ってはくれないのだろうか?
160 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 03:28
俺は寺山と入れ違いに生まれた。
彼の魔術もビデオでしか知らず、
あの世界を肌で感じたことが無い。
うらめしいよ。
>>159 いやいや、君のその言には、充分な潤いがあるぞ。
闇の見つめ方次第では、そこから何かが生まれてこないとも限らん。
連れて行ってもらうことを望んだら、終わりのない「待ち」が始まる。
自分で立って歩け、闇に向かって。
もしもその闇を通過することができれば、顕れるべき怪しい奴とは、もしや
君自身であるかもしれんぞ・・・
162 :
たくお:2001/07/08(日) 09:37
「田園に死す」の「起らなかったことも、記憶のうち・・」、という台詞のくだりが
好きだ。
自分の歴史は書き換え可能なんだな。それは詐称になるが、寺山の作品は
書き換えられた自分史なんだろう。でもその詐称が、完璧に人をだますほど
のものでもないから、寺山は芸術家だった。もっと狡知にたけた人なら、
きっと詐欺師や政治家になっていただろう。
バカなファンが多いな。
164 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 00:38
売りにゆく
柱時計が不意に鳴る
よこ抱きにして枯野行くとき
165 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 00:47
>>164 バカと言われようとも、
うーん、やっぱりイイねえ。
すぐそこを三十一文字に化けた寺山がまるで横切っていくようじゃないか。
無名にて死なば星らにまぎれんか輝く空の生贄として
167 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 01:05
↑
これ初めてきいたよ、何に入ってんの
第ニ歌集『血と麦』所収
169 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 01:13
サンキす!>168
170 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 12:25
地下水道を今通りゆく暗き水の中に紛れて叫ぶ種子あり
だっけ?
なんか俺の中の厨房な部分に刺さったんだよなぁ
171 :
吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 23:44
嫁入り道具の仏壇を磨いて磨いて、みたいな歌なかった?教えてage
―恐山・悪霊とその他の観察―
たつた一つの嫁入り道具の仏壇を義眼のうつるまで磨くなり
第三歌集『田園に死す』所収
うろ覚えスレになりつつある。。。(藁
174 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 23:13
あげるなり
175 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:47
15年ほど前、寺山の母の家に行き、話しを聞き、
寺山の使っていた部屋を見せてもらいました。
なんともアクの強いオバーチャンでしたが、
貴重な経験でありました。
176 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:53
>>175 それはホントに貴重な体験をなさいました!
寺山の作品とその一生は、ご母堂の存在とキャラを抜きにしては
語れない、ありえないモノですから!
…その後、改めて、寺山作品をお読みになれば、また
感慨もひとしおのことでしょうて。作中では何度も母殺し、、、
ホントに一歩間違えば、イマドキの新聞沙汰、、、でしたろうよな!
177 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:55
えっ、寺山のほうがチョットだけ先に死んだの?
15年前って、ちょうど寺山が亡くなったくらい・・・?
178 :
175:2001/07/14(土) 02:03
>>176 そうなんです。
その後、一ヶ月もの間、寺山の「母」に関する記述を
読み直しまくりましたね。
ちょうど、御母堂が本を出された直後のころでして、
私は迂闊にもまだ読んでいなかったのです。
「アンタ、わたしの本読んだ?」ときかれてしまって、
「い、いえ、まだ、、、」と言ったら、
「いっぱいあるからあげる。 はい、○○円」と、、、。
でも、しっかりサインしてくれました。
179 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 02:07
>>178 おお! なんとまあ!
ご母堂の面目屋駆除のエピソードではありませんか!
…いや、いいお話を伺いました。今宵は『海に霧』でも
再読しながら眠るとしましょうか。どうもありがとう!>178さん
180 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 02:10
>>177 寺山さん、亡くなったのは、たしか1983年だったのでは?
175さんが寺山母と会ったのは、二年後くらいですね?
181 :
179>178:2001/07/14(土) 02:15
↑ 179の変換ミス訂正 屋駆除→躍如 (スマソ)
182 :
175:2001/07/14(土) 02:22
>>179 いえいえ、とんでもない。
私のまわりには寺山ファンがほとんどいなかったので、
あまり人に話したことがなくて。
このスレをみつけて、あの時のことを
どっと思い出してしまったわけで、、、。
183 :
吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 16:02
寺山ねぇ・・・好きなんだけど
近くに扱ってる本屋が無いんだよなァ
184 :
吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 20:27
角川なら文庫にどっさり入ってますえ
185 :
吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 12:24
図書館とかは?へッこうそろってるけど。
186 :
吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 12:26
へッこう????
打まちがえだわ‥‥
けっこうそろってるけど。です。(おはずかしい
でもやっぱり自分で買ってそろえた方がいいよね。
187 :
吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 12:30
角川の文庫は表紙がいいね、林清一だっけ?
188 :
吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 15:10
そう、林清一、少女詩集だっけ?
189 :
吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 16:31
けむりのペンで
けむりの紙に
書いたけむりのラブレター
読まないうちに消えちゃった
190 :
吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 23:18
191 :
吾輩は名無しである:2001/07/28(土) 10:27
寺山も論じていた岸上大作の
意思表示せまり声なき声を背にただ掌の中でマッチ擦るのみ
ってどこで切れるんだ? 「意思表示せまり」か?
この歌はあきらかに寺山の「マッチ擦る〜」を意識しているんだが、
だとすれば「マッチ擦るつかのま」という変則的な切れ方もまねているなら
「意思表示せまり」かな。意味的にもわかるし。
角川文庫に『意思表示』岸上大作著
192 :
吾輩は名無しである:2001/07/28(土) 10:51
寺山修司は劇や短歌などの創作よりも批評のほうが面白い。
『地平線のパロール』(河出文庫)は特によかった。
たしかゴダールに「映画の画面が四角いことをどう思うか」って聞いてるんだよね。
根源的というか寺山的だな。
蓮見重彦はゴダールに「あなたの映画はなんで1時間30分なのか」って聞いたらしいけど。
193 :
吾輩は名無しである:2001/08/05(日) 06:55
もしも寺山さんが生きていればどんなおじさんになっていたのかな?
今の時代には彼の好きな歌謡曲も無いし、モー娘。とかにもカッコよく意味付けしてくれたかな。
それとも唐十郎みたいにフツーのおっさんになるよりよかったのかな...
194 :
吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 01:13
ひさしぶりにあげ
154の言ってるやつ、
何てゆうのに載ってるか
誰か教えて〜〜
き に な る
196 :
吾輩は名無しである:01/08/29 23:31 ID:0hRF7fDs
>>192 根源的ぃ? ときどきこういう鼻につく、しょーもないことすんだよな、寺山って。
197 :
吾輩は名無しである:01/09/08 06:29
エッセイのかきだしでじーんとくる。
どんなにかいてもまっくらだ。
198 :
弘前出身のどきゅそ:01/09/08 06:49
「書を捨てよ〜」
映画よかったです。
津軽少年の素朴さなんかグッと来ますね。。
訛りと内に篭り具合がなんともリアルで。
なんかすごい揶揄と無常感と反撥と。って感じで。
食事のマナーのシーンなんかあれはわかんないひとには
素通りの場面だった、、まあなんでもそうであるが。
本の内容と比べてどうですか?
本読んだことないんで。
199 :
吾輩は名無しである:01/09/11 12:56
age
200!
201 :
吾輩は名無しである:01/09/30 19:40
質問よろしいですか。
「男の先輩?が後ろ手にドアを閉めて、これから性的な何かが始まるっぽい
獣っぽい空気だ」
みたいな内容の修司の歌はありませんか?
うろ覚えなので検索かけようがなくて・・・
202 :
吾輩は名無しである:01/10/02 02:51
>195
寺山修司少女詩集 角川文庫
>>201 うしろ手に春の嵐のドアとざし青年は己にけだものくさき
――第二歌集『血と麦』所収―
204 :
吾輩は名無しである:01/10/02 17:11
1976年、渋谷西武で「寺山修二の世界展」をやった時、
会場近くの喫茶店にいる寺山さんを見た。
ドライカレーを食べていた。
寺山がいなくなって渋谷はさみしくなりました。
マッチする・・の歌に涙して面影をさがしてさまよう
わたしはいったい誰なんでしょう。
206 :
吾輩は名無しである:01/10/02 18:40
>203
ありがとう!
207 :
吾輩は名無しである:01/10/02 19:41
208 :
海を知らぬ成年:01/10/03 01:04
先週、夏休みの思い出にと寺山修司記念館に行ってきました。
行ったら振替休館。それに遠いね。。。
改めて寺山修司について考え直し、本当に自分は寺山修司が好きなのか
三沢の空を仰ぎながら寺山修司の事を想った。
寺山修司は本当に実在したのだろうか、寺山修司のすべては虚構だったのかと。
寺山の短歌は、良いねぇ。青春の一時期にしか
絶対に書けない類い、その意味で「詩」だよねえ。
早く死んだから、作品と生がカブるねぇ、203さんが言うように
虚構のようにも、幻影のようにも・・・しかし、歌が、在るねぇ。
↑訂正 208さんが言うように (スマソ)
彼も童貞生活長かったよな----------
>>198 「弘前出身のどきゅそ」さん
ん〜、映画は見ていないんですが、
ほとんどの場合、元本と映像作品は「別物」と考えた方がいい。
そして、大抵の場合は、元本の方が格段にいい。
(それは当然ですよね、映像は想像力を規制してしまうから。)
ま、映画は映画として、寺山に興味ありなら、
『書を捨てよ〜』は必読!デス。
213 :
パンティー ◆DJvODuLA :01/10/06 20:55
ところでハイティーン詩集って
完全板みたいのって存在するの?
手には入らんかね。
どうかね。
214 :
弘前出身のどきゅそ:01/10/07 02:19
>>208 そんな感じがする!
特に「バブルの経過後」だと「寺山」に現実味は感じない。
横尾忠則とかに同じ臭いを感じますがどうでしょう。
交流とかもあったろうから当然かもしれないけど。
僕の中であの二人は「体験」を与えてくれます。
あの時代の空気が如実にです。
追体験?デジャブ?
>>212 そうなんですよね。
もちろん「別物」だとは思っております。
「忠実に再現」は確かに性質上無理ですしね。
でも自分で監督もしたんなら大事なところを抽出する
ぐらいはしてそう。
215 :
吾輩は名無しである:01/10/07 13:08
センチメンタルな人ですよね。
216 :
吾輩は名無しである:01/10/07 15:51
あっちもこっちもお涙頂戴
センチ最高!
おちすぎ!
218 :
吾輩は名無しである:01/10/16 18:02
少女詩集買った。みずえ。
219 :
吾輩は名無しである:01/10/16 23:44
お嬢さん!
ロデオをしよう。
僕の荒縄は手ごわいよ?
>219
いいじゃん。
221 :
吾輩は名無しである:01/10/17 03:38
あげらぁっさ。
元気だしていがねばな。
222 :
吾輩は名無しである:01/10/17 05:08
昔トマトケチャップ皇帝とか観に行った
この前サンリオから出ていた詩集をひさしぶりによんだら
やっぱ暗かった。
223 :
吾輩は名無しである:01/10/17 07:01
上北病院で死んだ?
224 :
吾輩は名無しである:01/10/17 17:01
トラホームってずっと性病だと思ってたよぉぉぉぉ
大恥かいちまった
225 :
吾輩は名無しである:01/10/17 22:52
寺山修司?パクリ屋さんのことですね.
226 :
吾輩は名無しである:01/10/17 23:42
彼をイスラムに紹介せよ
18 の頃(もう10 年も前)、古本屋でバイトしていて、そこのご主人が、
寺山修司の初版本を仕入れてきて、「これから寺山の本は高く評価
される」と言われたのが、寺山修司を知ったきっかけでした。
その後、「青少年のための自殺学入門」という本を読んで以来、
氏の本を色々読むようになりました。私にとって、この本は衝撃でした。
こんな私は逝ってよしですか?
今思うと、古本屋のご主人が仕入れた初版本、惜しかったな・・・
20冊近くあったし・・・
228 :
吾輩は名無しである:01/10/19 06:57
寺山は「天才」に違いなかったが
活動があまりに多方面に散乱していたため
死後すぐに、それらの影響力は
たちまち消えるであろう
せめて残るのは彼が18歳の時に作った
「マッチ擦るつかのま 海に霧ふかし
身捨るほどの祖国はありや」
以下一連の「チエホフ祭り」と題する
短歌だけであろう
(ただし、これも他人の俳句を短歌にアレンジした
剽窃歌集であるが)
果たして如何
229 :
吾輩は名無しである:01/10/20 03:41
あげるから語れよっ
230 :
吾輩は名無しである:01/10/20 21:13
近所の図書館に今までは1冊くらいしかなかったくせに
何故か急に10冊入った。嬉しいから、あげ。
231 :
吾輩は名無しである:01/10/21 01:33
>237
角川文庫かな?
232 :
吾輩は名無しである:01/10/21 01:33
237→230の間違い。。。
234 :
吾輩は名無しである:01/10/23 23:10
寺山age
235 :
吾輩は名無しである:01/10/24 18:12
225.228.
これが寺山の本質だったりして.「チェーホフ祭」は確かに良いんだけど,発表されたときから剽窃とされてたみたい.
236 :
吾輩は名無しである:01/10/26 03:55
「剽窃」って言うか。普通。
寺山については、ちゃんと
「手くせが悪い」って言ってやってほしい。
悪い手癖と
危なげな汚れた存在感で
体制の大元の正当性を揺さ振り
危うくして見せることが
寺山の方法論であり「真骨頂」であったのだから。
寺山は「あなた」から必ず何かを盗み
そして「あなた」の居る世界を必ず摺り替えていったはずだ。
あなたは今まで世間からあてがわれてきた「書を捨て」て
不安な面持ちで全く新しい「街へ出」なくてはならなかったはずだから。
そのとき「あなた」は
祖国を蜃気楼のようにゆらゆらと煙った霞と見るだろう。
「あなた」には、それが「霧」によるのか「煙草の煙」によるものなのか
もはや判然とはしないのだ。
そうだ。
ペテン師が行く。泥棒が行く。人さらいが行く。寺山が行く。
「あなた」は寺山の足取りに惑わされることなく
彼の翻すマントを見送らなくてはならない。
叫ぶがいい。
「詐欺!」 「盗っ人!」 「子取り!」
指差すがいい。
その口笛の音色にさらわれないために。
その踊るような足取りについて行かないように。
騙されてはいけない。
その純朴な訛りの残り香の匂う言葉が
「あなた」をサーカスに売りとばすのだ。
幻の見世物小屋へと。
耳をふさぎなさい。指差しなさい。口汚なくののしりなさい。
そうすれば「寺山」は通り過ぎるから。
ほら見えるだろう。
寺山が歩いてゆく。
あんな軽はずみな足取りで。あんな怪しげなコートをなびかせながら。
しゃべる言葉はすべて他人の言葉さ。
あれが、「人さらい」の寺山さ。
ついていっちゃあいけないよ
さあ、指差して見送りなさい。
237 :
吾輩は名無しである:01/10/27 10:11
急くな急ぐな世間のことは 暫し美人の膝枕
どの本に載っていたか教えて下さい。
238 :
吾輩は名無しである:01/10/28 03:26
そうだよ。
ちゃんと、「窃盗犯」と呼んでやれよ。
「剽窃」なんてなまぬるい言葉じゃなしに。
239 :
吾輩は名無しである:01/10/28 23:23
>>223 上北病院で死んだ?
寺山修司が死んだのは、東京阿佐ヶ谷の河北病院です。
地元では「死に来た」病院と言われています。
240 :
吾輩は名無しである:01/10/30 19:55
ここ見て、寺山修二って結構すごいんだ〜って思った。
母校の校歌、作詞した人ってしかイメージないし。
>240
古間木小?
242 :
吾輩は名無しである:01/10/31 01:25
歌詞おしえて〜
243 :
吾輩は名無しである:01/10/31 22:07
向日葵の下に饒舌高きかな人を訪わずば自己なき男
寺山修司
短詩形の作品としての完成度はそう高くないと思われるこの歌を,間違いなく一つの芸として成立させているのは,後半部『人を訪わずば自己なき男』という完璧な詩語である.ある程度ポエジーに感応する人なら,百人中百人は同意するだろう.
人を訪はずば自己なき男月見草
中村草田男
これが寺山の本質ではないか.本歌取りとして擁護する向きもあったかに聞くが.
244 :
ゾリンヴァ ◆TyWrJ8dI :01/10/31 22:59
ィエア!!ィエア!!
ィエア!!ィエア!!
245 :
吾輩は名無しである:01/11/01 00:14
>>243 確かに、やっぱ
「確信犯」だわな。
わざわざ自らを非難さるべき崖っぷちの
「境界線上」に置いたとしか思えないがね。
なんで、みんな
寺山を「犯罪者」として語らないんだろう。
それに足る「人物」だし
実は、非難すればするほど
賞賛の辞を送ってしまうことになるという
寺山も仕掛けた「罠」を愉しむことになるだろうに。
246 :
吾輩は名無しである:01/11/01 00:34
スレの流れを切断して悪いが、
寺山のフィルム作品に『上海異人娼舘・チャイナドール』
というのがあるよね、あれは主人公がポーリーヌ・レアージュ
の「O嬢の物語」に出てくる“O”だということになっている
のだが、あれはレアージュに対して、いくらかの原作料をちゃんと
払ったのだろうか? たしかレアージュの名前も、ナレーション
か何かの形で映画にクレジットされていたと思うのだが...
あ、ごめん。俺の勘違いでした。
あれは「O嬢の物語」の続編として書かれた、
「城への帰還」(?)なる作品を原作としているのか。
んで、ナレーションの台本もレアージュ自身が書いている、と。
248 :
吾輩は名無しである:01/11/01 00:55
おいおい。
自己完結すんなよ。>246.247
それより寺山の関わった話なんだから
原作料、一銭も払ってないとか
原作者から映画の完成後「原作のクレジット」を入れるのすら断られただとか
そういった展開をワクワクしながら希望するのは私だけか・・・・?
>>248 うーん、どうやらあの作品は、ヨーロッパ資本が大島渚の「愛の
コリーダ」、「愛の亡霊」の二匹目ならぬ、三匹目のドジョウを
狙った純粋な商業映画みたいですね。
池畑慎之助(ピーター)とかも出てるけど。
原題名が "Les fruits de la passion" で、
"L'empire de la passion"(「愛の亡霊」)を露骨に文字っている。
そして極めつけはプロデューサーがアナトール・ドーマンなんだよね、
「愛のコリーダ」、「愛の亡霊」と同じの。
映像はソフト・ポルノという感じで、寺山らしい前衛性という
のは影が薄い。寺山の作品の中では、どちらかといえば駄作の部類なんでしょう。
有益カキコアゲ
251 :
吾輩は名無しである:01/11/01 15:33
>>254 「チェーホフ祭」の段階で,
多くの人は無視することにしたみたいです.
252 :
吾輩は名無しである:01/11/01 15:46
>>241 その通り。しかし、せめて古○木ってな感じで
伏せ文字して下さい...
>>242 ゴメン、忘れた。
今から卒業アルバム引っ張り出せって?
勘弁して。
254 :
吾輩は名無しである:01/11/04 02:31
>>236の後半、何か良いなぁ。共感する。
確かに寺山って「人さらい」。
いつも、「人を踊らせようとしてるな詐欺師!」って、けっこう嫌悪感も持って読むんだけれど、
でも魅力あるんだよね。
惹きつけられる自分が悔しいよ。いやマジで。
作品じゃなく人間のタイプでいったら一番嫌いだもんこういう人。
255 :
吾輩は名無しである:01/11/06 01:18
あーなんか その気持ちわかる>254
人間の質を考えるとちょっとな〜
256 :
吾輩は名無しである:01/11/06 04:55
好きと言いながら「修司」を「修二」と間違えてる人をよく見かける。
寺山の単行本、文庫本、ビデオ、雑誌、CD、ムック、写真集、かなり買い集めたなぁ。
ガルシア・マルケス、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、アントナン・アルトーなど
つい最近も騒がれてた作家たちもすでに寺山は言及していたね。
谷川俊太郎とのビデオ交換日記も対談をみても、圧倒的に寺山に軍配が上がるほどの
天才だった。寺山の言葉はオブジェのように質感がある。イメージに質量がある。
早稲田大の俳句同好会の部長だった大橋巨泉は、入部希望の寺山の俳句を読んで
その才能に即座に俳句と縁を切ろうと思い、もうひとつの趣味ジャズ評論に方向転換
したらしい。彼には危険なカリスマ性がある。虚構の情念を駆使して描く映画「田園に死す」も
屈指のカルト映画だ。青森と新宿がいちまいの壁のへだたりで同居し融合するラストは
不思議な感動をおぼえた。
258 :
吾輩は名無しである:01/11/06 11:32
259 :
吾輩は名無しである:01/11/06 12:21
今度身毒丸やるよ。当時の寺山身毒丸は見たことある人いる?
感想が聞きたいですねえ。
260 :
吾輩は名無しである:01/11/06 15:21
261 :
吾輩は名無しである:01/11/06 15:24
今活躍してて、寺山影響受けてる、
後継してる人には、どんなひとがいますかね。
影響なんていったら、数え切れんでしょうが。
262 :
吾輩は名無しである:01/11/06 15:27
予定調和が演歌の世界
その演歌好きの人達
それはそれで構わないけどね
全共闘の寺山好きはどうしようもない
263 :
吾輩は名無しである:01/11/06 15:59
千の見事な模倣より
たった一つの拙いオリジナルを
身毒丸の再演ってJ・A・シーザーが進めてるやつなの?
265 :
吾輩は名無しである:01/11/07 00:00
>>264 いんや、蜷川演出だよ。
主演は藤原竜也。
なんだ残念。
267 :
吾輩は名無しである:01/11/07 02:27
>261
それ俺も知りたい。
268 :
吾輩は名無しである:01/11/07 03:12
269 :
吾輩は名無しである:01/11/07 10:47
アニメーション作家で寺山影響受けてる人いるね。
シーザー音楽とか使って。
270 :
吾輩は名無しである:01/11/07 10:56
そういえば、万有引力は実際寺山
後継してるんか?やたら評判良くないけど…
>>268 知らなかったので、さっき検索してきた。
アーティストですか?
ぱっと回ってきただけなのでわからなかったけど
どのへんが寺山ですか?
271 :
みどくまる:01/11/07 11:50
>>259 当時の「身毒丸」観てます。資料を捜してアップしますね。
私は10代の頃、寺山にハマった。今からウン十年前・・たはは。
でも芝居は気になりながらも、コワかったのでなかなか行けなかった。
やっと自分のお金で行った最初の芝居がバルトークの「中国の不思議な役人」
その後は怒濤のごとく観まくった。当時はパンフレット代わりに台本を
1000円ぐらいで売っていて、全部持ってる。いまとなれば宝物です。
「中国の不思議な役人」はモデルの山口小夜子さんが出演したりして、ちと
毛色が違うのか、ちゃんとしたパンフレットがありました。えー捜しますので
お待ちを・・・
272 :
みどくまる:01/11/07 13:43
連続書き込みすいません。見つけました。
初演は1978年6月。紀伊国屋ホール
作曲:J・A・シーザー 台本:寺山修司、岸田理生、
共同演出:寺山修司、J・A・シーザー
美術:小竹信節 美粧:蘭妖子、松原くに子
音響:森崎偏陸 照明:岸田理生 舞台監督:浅井隆 他
台本表紙イラスト:花輪和一 挿入図版:小竹信節
キャスト
継母(先生):新高恵子 語り手(女学生):蘭妖子
父:サルバドール・タリ しんとく:若松武
せんさく:篠崎拘 見せ物呼び込み男:根本豊
柳田国男(生徒1)(黒衣):福士恵二 他(男女20名)
演奏
三十弦筝、琵琶・語り、ギター、ドラム、ベース、フルート
チューバ、ピアノ・シンセサイザー、バイオリン、和太鼓2台
あと合唱の人たちがボーイソプラノ含めて10名
「あの、つかぬことを伺いますが。この近くに鉄道線路はない
でしょうか」(台本は旧仮名遣い)が冒頭のセリフ。
このセリフ、昔タモリが寺山の物まねしていたとき使っていま
せんでしたっけ?
白塗りに真っ赤な肌襦袢の若松武身毒丸が艶めかしく妖しかった。
ええと多摩美卒のバンドみたいです。
ドロッとしたところとか、
特有の暗い感じが寺山のそれに似てた。
音楽ジャンルで行くとファンクとかロックってことになるけど、
とにかくドロドロしてる。
サイケブームの頃のロックかなあ。
パンタロンとかハッシシが似合いそうな感じ。
一聴してみては?
あ、バンド的には新しいです。
音楽的にその頃のものかな、と。
275 :
アンデルセン ◆2APbpPjg :01/11/07 16:57
今のゆら帝はかなり健全じゃないすかね。好きだけど。
寺山っぽいっていうんなら、初期のインディー時代のが
それらしいムードだった。曲名も「人間やめときな」
「狂っているのは君の方」なんて、いかにも〜なかんじで。
276 :
吾輩は名無しである:01/11/07 19:01
犬神サーカス団て知ってる?
277 :
吾輩は名無しである:01/11/07 21:53
>>272 わざわざどうもありがとうございます。
蜷川演出しか知らなくて…
全然別物なのでしょうね。
CD身毒丸で当時の雰囲気は感じられましたが、
観客まで巻き込むような寺山ならではのパフォーマンス、
やっぱりしていたんでしょうね。
そういうのは体験しないとわからない。
同時期の方が羨ましい。
>>268 実際寺山の影響を受けた人なのですか?
また聴いてみますね。ありがとう。
>>276 すいません、知らないです。
劇団の名前ですか?また検索してきます(>_<)
278 :
みどくまる:01/11/07 22:39
>277
実は、蜷川身毒丸は観てないのです。でも性格は似てると思う、寺山&蜷川。
両者とも「スペクタクル好きおやぢ」ですから。
279 :
吾輩は名無しである:01/11/08 01:22
>>276 犬神好き。
最近は見に行ってないけどね。
>>275 へえ。食べるためにポップ路線に変更かしらん?
僕が言ってるのも初期の頃のやつかも。
「俺たち何もかわらない〜」
とか言ってた。
なにせ、友人の車中で聴いたもんで(汗
ファンとかではない。。
281 :
吾輩は名無しである:01/11/08 05:13
なんか盛り上がってんじゃん。
変な方向へだけど。
282 :
吾輩は名無しである:01/11/08 11:46
変な方向に持っていったの私です。すいません_(._.)_
>>278 蜷川版を見た印象は
リリカルで美しい、でした。
毒っ気はそんなに感じなかった。
配役のイメージもあるでしょうけど。
(誰だっけ、藤原竜也の前の人の。)
端正で、耽美な雰囲気の青年でした。
健全な少年が、
怪しげな義母に翻弄されまくられ
最後にただの男女になって
めでたく結ばれるというふうだった。
身毒丸解釈がやはり両者で違うようです。
283 :
吾輩は名無しである:01/11/08 11:48
だからちょっと物足りなかったんです。
あの血なまぐさいほどの
母胎回帰の世界は?とか思って。
(CDの印象)
284 :
みどくまる:01/11/08 14:08
282さん
蜷川身毒丸のしんとくは「健全な少年」なのですか。継母の連れ子のせんさく
はいるのですか? 寺山身毒丸は、ハンセン病に冒されたしんとくが継母に
化けて、連れ子せんさくに襲いかかるのですが。
最後はやはり継母としんとくと結ばれはするのですが、新たな地獄の始まりと
いう感じで芝居は終わります。
285 :
吾輩は名無しである:01/11/08 19:42
健全な少年という設定かはよくわかりませんが、
その俳優さんから妖しさを全く感じなく。
私のかってな解釈です。間違えてたらすいません。
せんさくが豹変したしんとくに
犯される?というシーンもありました。
ラストは家庭を失い、名前を失い
ただの男女になった二人が
寄り添いあって人ごみの中に
消えていくというものでした。
286 :
みどくまる:01/11/08 20:29
ありがとうございます。しんとくがせんさくを犯すシーンは蜷川版にもあるんですね。
病気はしていないようですね。
>ただの男女になった二人が寄り添いあって人ごみに消えていく
寺山版は、発狂した継母がしんとくに「もう一度、もう二度、もう三度、できることなら
おまえを産みたい。おまえを妊娠してやりたい」と叫び、しんとくは素っ裸になって
「地獄!」と叫び継母に抱きついていく。そのとたん、すべての登場人物が母になって、
しんとくを食らいつくすという最後です。
ただ、もう記憶が・・・・苦笑。 台本見ながら思い出しているのですが、「うひゃー」と
思った記憶しか、ない・・・。台本はあくまで台本ですから、細かいところが変わっている
可能性があると思います。
287 :
吾輩は名無しである:01/11/09 10:03
スイマセン。らい病にはかかってました。_(._.)_
しかし誰かが、蜷川は、寺山と比較すると
ハンセン病という病気と
表立って対決することをしていない、
と批判されてはいました。
登場人物全員が母になって、
しんとくを食らいつくすという
ラスト、見たかったですねえ。
ところで寺山版ビデオで身毒丸、
出てるようですね。
うちの付近では見つからないのですが。
288 :
みどくまる:01/11/09 10:29
池袋の西武にあったような・・・
ビデオは全然持っていないんですよ。私。本はだいたい
持っているのですが。そろえた方がいいのかな。
289 :
吾輩は名無しである:01/11/09 10:44
貧乏学生なのでビデオはレンタル。
本は、図書館や友人に借りたりで
実際にはCD二枚しか持ってないです。
池袋か…うちからは遠いな…
290 :
吾輩は名無しである:01/11/09 10:50
どうして寺山とか平野とかつまらんスレが
あるんだ
291 :
吾輩は名無しである:01/11/09 11:01
寺山後継者について情報求む。
少年王者館は寺山系でしょうか?
あ、でも文学板だから作家とかで、
いるかな?
292 :
みどくまる:01/11/09 17:38
寺山後継者は・・・強いて言えば岸田理生なのだろうか。
昔、新書館から「あなたの詩集」というムックが出版されていて、
詩やイラスト、戯曲などを公募していた。責任編集はもちろん寺山。
彼女はその常連投稿者の一人でした(私も載せてもらっていたけれど)。
その後、天井桟敷の脚本に関わっています。
王者館は名古屋の劇団ですよね。東京に来る時は黄昏団になっていたけども。
んー、寺山系かなあ。ちと明るい感じがするけど。
293 :
吾輩は名無しである:01/11/09 20:29
一度だけ私を抱き締めて
294 :
吾輩は名無しである:01/11/10 11:51
青森の記念館行ってきたよー。机の引き出しに入れた展示物、ちょっと見難かった
けど、面白かった。三上寛が寺山のゆかりの人物を訪ねる、ってビデオやってて、
その中で「寺山はよくいじめてました」と話してた人が何故か記念館の
館長になってた・・・。館内をうろうろしてました。建物の外観も面白いし、
行く価値あり!ただ、周りはほかになにもありません・・
295 :
吾輩は名無しである:01/11/11 11:10
記念館まで行ったら、恐山まで私は行くよ。笑
296 :
吾輩は名無しである:01/11/11 11:14
みどくまるさん、本当に同時代の人なんだ!イイナ!
岸田理生ってよく名前が出ますけど、恥ずかしながら
どういう人か知らない…詩人?
297 :
吾輩は名無しである:01/11/12 15:24
>>294 どんなイジメ方だったんだろう?
そして、それに対して寺山はどういった反応を?
う〜ん気になる。
さらには寺山をいじめていた者が
最終的には、「寺山守」(てらやまもり=燈台守と言ったような意味で)の役割に
閉じ込められてしまうとは・・・・・・・
死してなお寺山の「演出」か?
う〜ん。なんかスゴいね。ちょっと。
もっと教えてキボ〜ン。
>>297 スマソ、仕事の途中で寄ったんでよく覚えてないっす・・。
開館直前に作られたビデオらしくて、すぐ館長がビデオに出てた
本人だとわかったよ。なぜ三沢が記念館の場所に選ばれたかという
もっともらしい理由も説明されていたような・・。うろ覚えだ、申し訳ない。
館長には怖くて話しかけられなかった。
オレももっと詳しい話キボンヌ。
青森の人いない?
299 :
吾輩は名無しである:01/11/12 23:46
オモロイ。
よってアゲ。
300 :
吾輩は名無しである:01/11/13 00:19
300get.
ただそれだけ。
301 :
吾輩は名無しである:01/11/13 00:45
「寺山守」!age!!
302 :
吾輩は名無しである:01/11/13 00:52
かくれんぼしてて、寺山が鬼になると、
みんな逃げちゃったらしいよ。
んで、寺山は逃げた友達を延々と探してずーーっと鬼。
303 :
吾輩は名無しである:01/11/13 00:57
>>302 おお!!
寺山らしくって、最高!
だから
時代の鬼となったのか。寺山。
いいぞ。
寺山。
死してなお「鬼」であれ!!!
オレはいつまでもおまえとカクレンボしてやるよ!
304 :
吾輩は名無しである:01/11/13 02:17
まんせー。寺。
>>303 いいレスだ。
弘前には桜祭りがあって(知ってる方もいるはず)
そこには見せ物小屋が毎年来てました。
丸尾末広とかああいう世界。
懐かしい。
今は人権思想のためか来なくなったのかな。
潔癖な社会になってきたようです。
そういうところに青森のDEEPなところが見えて
なんだかポエジーに浸ってみる(- -)
恐山小さい頃逝った。
景色が灰色。硫黄臭。風車。
幼少の砌だったため覚えて無いな。
306 :
吾輩は名無しである:01/11/14 05:22
>296
横レス失礼。
岸田理生は寺山存命中は脚本・演出を手伝っていましたが、
死後「岸田理生事務所+楽天団」を結成し劇作/演出。
現在も演劇活動を続けているようです。
>292 みどくまるさんは
「寺山後継者は・・・強いて言えば岸田理生」と言われていますが、
後継という表現は、やや苦しいかな?と私は思います。
シーザーも同様。やはり寺山修司は孤高の存在ですね。
てか見せ物小屋って全国回ってるんですよね。。
実際見た人はいますか?
年代が上の人は大抵見てるかな?
当方25才。
308 :
みどくまる:01/11/14 10:11
>306
フォローありがとう。ちょっと補足を。
岸田理生は「岸田理生事務所+楽天団」の前に、「哥以劇場」という
劇団を結成しています。早稲田大学内のものすごい小さい小屋で旗揚げ
をしたのですが、それを見に行きました。
かな〜り寺山テイストばりばりでしたね。前述した「あなたの詩集」で、
彼女がどういった作品を載せていたのかは、資料を捜しますので、もう少し
お待ちを。
寺山後継者は、強いて言えば・・・ですからねえ。寺山で人生変わった人は
天井桟敷の役者たちを含めて、かなりいますけども、純然たる後継者という
のはいませんね。
>どきゅそさん
見せ物小屋は毎年7月(かな?)の半ば頃、靖国神社のみたま祭りで、
かかりますよ。蛇女のおねいさん(けっこうなお年のようですが)が、
生きている蛇を鼻から入れ、口から出してくれます。蛇もおねいさんも
苦しそうなのが、ほほえましいです。
309 :
吾輩は名無しである:01/11/14 14:01
僕の夢の中に寺山が出てきてほしい
310 :
吾輩は名無しである:01/11/14 16:06
阿佐ヶ谷あたりで前衛演劇とかって今でもやってそう。
311 :
吾輩は名無しである:01/11/14 17:46
>309 此の前出てきた。訛ってなかった。背高かった。
312 :
吾輩は名無しである:01/11/14 18:03
タモリの寺山マンセー
CD聞いてみて〜
>308 みどくまるさん
失礼しました。「哥以劇場」がありましたね。
まだ渋谷パルコができる前のゴルフ練習場に西武がテントを建てて、
その頃の新進5劇団に芝居をやらせましたが、
そこで私は哥以劇場をはじめて見ました。たしかに寺山テイストでしたね。
大正天皇に黒い日の丸を振る云々・・・みたいな芝居でした。
私は残念ながら寺山修司自身の公演は、最後のほうきり見ていませんが、
死後、当時の西武劇場で追悼公演的な「青森県のせむし男」を観て、
非常にがっかりした記憶があります。誰が演出したものかは忘れました。
脚本は確かに寺山なのですが・・・。
私は寺山の最も重要な作品は演劇だと思っています。
失敗もありましたし、無理解も多かったですが・・・。
ただ、唐十郎などは戯曲という文学作品として成立していますが、
寺山の「ホン」はいわば覚え書きでしかないと思います。
ところで、みどくまるさんは、新書館の投稿の件などから見ましても、
かなり寺山修司に近いかたなのではありませんか?
(差し支えあったらスマソ)
>>243 それの、どこが本歌取りなんだろ?
「本歌取り」は周知のごとく、元歌が人口に膾炙しているか、
少なくとも読者層にはよく知られており、読む人が
「ああ、あの歌の…」とわかるような有名なものであり、
同時にその知識が、鑑賞をより深める…というような場合だろー。
むしろ本歌を称える視点から、一種オマージュを捧げるようにも
あらたな展開をしてみせるのが「本歌取り」。
…全然、違う、まるっきりパクリでは?
315 :
吾輩は名無しである:01/11/15 11:43
みどくまるさん、306さん、岸田理生について教えていただき
ありがとうございます。
ところで後継者なんて言い方が、悪かったですかね。
寺山のしたことを、現在にまで
生き延びさせているような人たち、
べつの形でも展開させているような人たち、
というほどの気持ちで書いたのですが。
>>308 靖国神社って京都の靖国神社ですか?
まだ見世物小屋見られますかね?
だったらぜひ見に行きたいですが。
316 :
吾輩は名無しである:01/11/15 11:47
暗黒舞踏の土方巽は、寺山に似ている気がするけど、
両者には直接関連はなかったのでしょうか?
映画「トマトケチャップ皇帝」はどう思いますか?
318 :
吾輩は名無しである:01/11/15 12:13
初めての寺山体験、私は実はトマトケチャップ皇帝です。
ちょと記憶があいまいですが、
男の子の皇帝がやりたい放題という内容でしたか?
子供が主人公のせいか、
一層官能的に感じられた(気がする。)
寺山作品では、青年とか学生が主人公であることが
多い気がするけど、
子供が主人公である作品は、他にはありましたか?
319 :
吾輩は名無しである:01/11/15 12:16
「書を捨てよ、街へ出よう」ってのは、ワーズワースの
「友よ立て、書を捨てよ」(だっけ?正確ではないかも…)の
パクリですか?
最初から、皆知っていて、本歌取り的に読んだのですか?>当時の人
320 :
吾輩は名無しである:01/11/15 13:43
「身毒丸」は武田真治のデビュー作だね。
321 :
吾輩は名無しである:01/11/16 00:14
寺山に本家取りなんてないよ。
だから、寺山のは「窃盗」なんだってば。
ひゃー、それを言っちゃあ・・・
323 :
吾輩は名無しである:01/11/16 00:31
ええやんか。
立ち位置として
芸術家である前に「犯罪者」であることを潔しとした
数少ない表現者なんだから。
324 :
吾輩は名無しである:01/11/16 00:35
>>321は決してけなしてないでしょ。
むしろ讃えてるんでしょ。
325 :
吾輩は名無し :01/11/16 00:43
>>323 それはいえてる。
シュールさのわからない奴には寺山は邪道なんだろうね。
326 :
吾輩は名無しである:01/11/16 00:57
なんかこのスレ、時折妙にカッコイイ言辞が飛び交ってるみたいだね。
寺山ってそんなにカッコよかったの?
327 :
吾輩は名無しである:01/11/16 01:23
>>326 その前におまえの妙にカコワルイイ言辞って何なんだろうね。
普通、寺山くらい厨房の時に読むだろ?
328 :
吾輩は名無しである:01/11/16 01:26
あちゃー。
329 :
吾輩は名無しである:01/11/16 21:28
ここで言うと怒られそうだけど、
競馬新聞に連載してた寺山のエッセイ、
本物の競馬好きの目からすると、
相当場違いで間の抜けた印象だったらしいけどね。
330 :
吾輩は名無しである:01/11/16 23:08
>>329 確かにそうだと思う。
競馬を競馬と捕らえてないんだと思う。
331 :
吾輩は名無しである:01/11/16 23:23
それより、誰か加速させろよ。
このスレ。
>>323 それは違う。あとのヤツらがとって付けただけ。
333 :
吾輩は名無しである:01/11/16 23:26
みどくまるさん、ないねー。待ってるのに。
山口瞳は「寺山修司の実際の馬券の買い方は本命重視。
ロマンとは程遠いものだった」って言ってたよ
335 :
吾輩は名無しである:01/11/16 23:35
336 :
吾輩は名無しである:01/11/16 23:52
寺山はずるい人だったと思うよ。
でもそれを含めて良いよ。
そのずるさが許される人じゃない。
337 :
吾輩は名無しである:01/11/17 00:05
>>336 いや、許されはしないでしょう。
ただ、寺山の「表現」と彼のずるさは切り離せないものだから、
「表現」に魅了された人は「ずるさ」もセットで受け入れざるを得ない。
そういう在り方をするしかなかった人なのかなとは思う。
338 :
吾輩は名無しである:01/11/17 02:01
ずるさもあったろうけど
一方であれほどまでの計算された戦略的開き直りもなかったろうと
思われ。
「ずるさ」は時に「巧さ」と背中合わせに表現されるが、寺山のそれは
やっぱり「ずるさ」以外の何物でもなかったと思う。
「ずるさ」を敢えて「ずるさ」のままにして放り投げられた言葉にみんな
引っかかりを感じながら引き寄せられていく。
寺山の術中にまんまとはまる快感は此の辺にあるのかな?
340 :
吾輩は名無しである:01/11/17 04:33
「うしろめたさ」を
敢えて身に纏い、引き受けたかったんだと思うがなァ・・・・。
341 :
吾輩は名無しである:01/11/17 11:23
じゃ、学生時代から友人や既存の短歌をパクッたのも、戦略的開き直り?
単にドロボーじゃん。
それを寺山は良しとした、ってんなら返す言葉もないけどさー
342 :
吾輩は名無しである:01/11/17 12:39
じゃ、学生時代から友人や既存の短歌をパクッたのも、戦略的開き直り?
単にドロボーじゃん。
それを寺山は良しとした、ってんなら返す言葉もないけどさー
343 :
吾輩は名無しである:01/11/17 13:27
寺山という個人を評価するのか、作品の評価なのか、それを
はっきりさせないと寺山の創作態度がモラルに反しているの
は事実。作品はいい。
344 :
吾輩は名無しである:01/11/17 16:08
使い古された言いかたしてすまないけど、寺山という「現象」として
見ないと本質見誤る。その「現象」の中で寺山修司を演じきったのが
寺山本人って自分は考えてます。
>344
それは、あらゆる作家がそうだよ。存在そのものが「現象」なのさ、
後から見ればね。
寺山もまた、鬱屈した心象を孕みつつあのように生きる「しかなかった」、
他の作家たちと同じように。
学生時代のパクリは、当時それを
それと見抜いて糺さなかった大人達が悪いので、…というよりむしろ
寺山が負っていた時代性が一種新奇な旋風のように既成体制を撃ち、
結果、多くの胡散臭さをもろともに「寺山」として
受け入れてしまった、ということだったろう。そうでなければ
寺山の出現も開花も、ありえなかった。始めは、熱に浮かされるような少年の
怯え混じりのパクリだったものが、一旦受け入れられたことでキャラともなった。
胡散臭さを身上とし、そこに独自の足場を置いた。
346 :
吾輩は名無しである:01/11/17 20:44
しかし
やっぱり、確信犯ではないかと思うがね。
寺山の場合・・・・・・。
347 :
吾輩は名無しである:01/11/18 00:14
おれ競馬やってるけど寺山好きだよ。
特に角川の2冊はサイコー。
ロンググットバイの話の最後のレースシーンは、
読んでて鳥肌が立ったYO!
348 :
吾輩は名無しである:01/11/18 01:14
数年前青森でやった寺山町ぐるみイベントは成功したんだろうか。
銭湯とかまで会場にしたみたいだけど。
349 :
吾輩は名無しである:01/11/19 01:03
おお、
因縁の銭湯!!
またいきなり演劇始めてオコられてくれ。
350 :
吾輩は名無しである:01/11/19 01:16
話ずれるけど、寺山の短歌に「韓人」「鮮人」が結構多く出てくる。
昭和20〜30年代の、短歌に限らず文学って、アジアがあまり出てこない。
その点で寺山を評価する。
351 :
吾輩は名無しである:01/11/19 01:23
ここは妙にふざけてるレスがあるね。
面白いけど。>349
352 :
吾輩は名無しである:01/11/19 01:26
ふざけてないじゃん
353 :
吾輩は名無しである:01/11/19 01:36
いやいやしかしおかしいよ。
>248なんか。笑っちまって。
354 :
吾輩は名無しである:01/11/20 16:23
あげ。
355 :
吾輩は名無しである:01/11/20 23:07
誰か寺山を裁いてやれよ。
できることなら、犯罪者として・・・・・。
356 :
吾輩は名無しである:01/11/20 23:21
>350
もっとご本をよく読みまちょうね〜、ボク?(ウケケ
357 :
吾輩は名無しである:01/11/21 23:34
水木しげるの描く「寺山」を知っているか?
358 :
吾輩は名無しである:01/11/22 00:34
誰かー
地獄篇、青女論、毛皮のマリーとか読んだ人いないの?
もっといろんな本について語ろうよ!
359 :
吾輩は名無しである:01/11/22 01:52
>>358 「さかさま○○ 〜」シリーズは結構好き。
自分の一番の気に入りは『さかさま文学史・黒髪篇』。
有名文学者の影に付きまとう、女たちの実像を描く。暴露本としても秀逸。
あと角川文庫版のすべてのカバー画を描いている、林静一氏のものは趣きがあって、(・∀・)ヨイ!!
360 :
吾輩は名無しである:01/11/22 03:57
>>357 寺山をネズミ男みたいに言うのはヤメロ!
361 :
吾輩は名無しである:01/11/22 16:26
所詮演歌でしょ
演歌でもいいんだけどね
若い頃それにほだされた
年寄りが
ひっしに理由つけてるだけ
「本歌取り」ッてのもその一つ
デビュー作といってもいい
「チェーホフ祭」,殆どパクリじゃない?
知らずに感動してしまった世代があった
それだけのこと
362 :
吾輩は名無しである:01/11/22 16:29
う〜ん。
それ、ちょっと
大幅に違うような・・・・・・・・・。
363 :
吾輩は名無しである:01/11/22 16:53
いい作品をパクれば感動も大きいでしょ
チェーホフ祭に関しては直ぐにわかった人と
全くわからなかった人がいた
あ,パクリだってことがね
で,わからなかった人が『賞』
まであげてしまった
わかってた人は
大騒ぎせずに
無視することに決めた
何にしても注目を集めるのはいいことだ
364 :
吾輩は名無しである:01/11/22 16:55
シュール?
充分ダサイよ
365 :
吾輩は名無しである:01/11/22 16:57
寺山が「盗んで」ないと言ってるんじゃなくて
寺山の場合「盗み」行為も含めて表現だったような・・・・・・・。
366 :
吾輩は名無しである:01/11/22 17:13
ジュネと一緒には出来ないよ
ごく普通の子がパックてしまったってこと
367 :
吾輩は名無しである:01/11/22 23:26
ジュネと寺山の「泥棒」は全く別物。
ただし、それによって寺山の盗みの価値が下がるとは思えんが・・・・。
368 :
吾輩は名無しである:01/11/23 14:08
>>367 ジュネは泥棒にして表現者
寺山は盗んだモノを表現した
ジュネは作品を評価され
寺山は盗品を評価される
369 :
吾輩は名無しである:01/11/23 18:09
身毒丸のチケット取れたからage
370 :
吾輩は名無しである:01/11/23 19:53
だから、
盗品を評価するように至らしめたところに
寺山の意図があり、作為である可能性は高く
非難するにせよ、評価するにせよ
寺山の術中に陥りそうだと言ってるんだがねえ・・・・・・。
371 :
吾輩は名無しである:01/11/24 01:05
窃盗犯挙げ。
372 :
吾輩は名無しである:01/11/24 14:51
>>370 なんか大昔の本歌取りのいいわけみたく思えるのは
私だけでしょうか
初見の際
本歌が判ったうえで
寺山作品を評価した人を除き
後付の感は否めない
感性の如何にかかわらず
誰でも感情移入できるような
演歌に仕立てたのは
寺山の業績だと思う
373 :
吾輩は名無しである:01/11/24 15:01
懐かしがるのは結構ですよ
でも間違っても..
まいいや間違ったって
世代論てのはあまり信用しないんだけど
どうも日本のある世代ってのは
使えない
感覚は間違いなく悪い
事務処理の競争に
勝ち残ったことが
意味のある能力だと
錯覚してる
374 :
吾輩は名無しである:01/11/25 00:40
寺山をパクッたというかモチーフというかネタ本にしてる
作品って思いつく?
私感では中島らもがネタ本にしてるような気がするのよ。
らもはらもで好きなんだけどね。
いかが?
375 :
吾輩は名無しである:01/11/25 01:02
>>372 う〜ん。
簡単に言うと
周りに(ある程度)一旦嫌われなきゃ気が済まなかった人じゃないかと
思うのだが・・・・。
異物視され排除される場所に立たされてやっと安心(理論的には矛盾だが)して
表現を始められるといったようなね・・・・。
またその状況が表現の動機の明らかに重要な一部を占めるといった存在だったのでは・・・
というようなことが言いたかったのだが・・・。
376 :
吾輩は名無しである:01/11/25 01:15
>>375 それは必然的、というより、
偶然、寺島の「性質」が周囲から受け入れられがたかったからで、
また別の文脈では異なった方向性に進める可能性もあったと思う。
ただ排斥されたその結果を、寺島が「利用」しさらに悪乗りして
その方向性を無理に誇張していった、という事実はあったと思う。
例えば彼の「前衛演劇」などには、その誇張の悪趣味さや
「グロテスク」さ、異形さが見ている側に痛々しいほど、
充満している。
377 :
吾輩は名無しである:01/11/25 01:20
その通りだよ。
だから、寺山の場合最初っから「確信犯」であった(ような気がしてならない)。
と私は言ってるよ。
378 :
吾輩は名無しである:01/11/28 23:29
それより、「寺島」って何。
寺山の本名?
379 :
吾輩は名無しである:01/11/30 09:56
愛の若草山
380 :
吾輩は名無しである:01/12/06 01:09
寺島あげ
381 :
吾輩は名無しである:01/12/06 06:40
ね、本当
マジで「寺島」って何?
382 :
吾輩は名無しである:01/12/06 07:42
僕に訊かないで
383 :
吾輩は名無しである:01/12/06 08:49
もうたもまん
384 :
吾輩は名無しである:01/12/06 22:08
綺麗に評価が別れる作家だね、寺山修司は。
ぱくった云々てのも分かるけどそれはビートルズの影響を受けたアーティストが
パクリだって断罪しちゃうことと同じ気がする。
田口ラン○ィみたいなまんまパクリじゃなくて彼なりに昇華されたモノだから良いんじゃないかな?
て言うわけで寺山修司僕は大好きです。
385 :
吾輩は名無しである:01/12/07 11:06
寺島について説明おながいします(w
>>384 「影響」じゃないんだよね、寺山の場合。
前にも誰かが書いていたけど、確信犯的にパクってるんじゃないか?ってところもある。
むしろパクってることを隠さないというか、臆面がない。
パクったことについて議論が巻き起こり、指弾されることを期待さえしていたのではないか
とさえ思えるよ。
賛意や共感を求めているのではなくて、どこかで批判、中傷を期待しているような匂いが
する。
寺山は演劇論集で「異なるものを出会わせることがドラマツルギーだ」とか書いていたような
覚えがあるが、「パクリ」と「創作」が本質的に異質なものであるとするならば、彼はまさに
その歌作においてドラマツルギーを実現したことになるね。
彼にとって「パクリ」という批判はむしろ最高の賛美なんじゃない?
オリジナリティって何?オリジナリティの重要性は?という創作活動の永遠のテーマを
彼は「パクリ」「剽窃」という行為でもって答えたのかもしれない。
ああでも寺山がマジギレするくらいの批判がしてみたい!というのは寺山ファンの隠された
願望じゃないでしょうか(ワラ
死人はマジギレしないからなぁ。
実は寺山は生きていてこのスレは寺山のジサクジエンでした、っていったらどうなるんだろ(ワラ
386 :
吾輩は名無しである:01/12/07 23:14
あー、驚いた。
「確信犯」と何度も書いた私ですが
まるで私が書こうとしていたこと
書いてくれちゃってるんだもの。
驚いたよ。
まったく。
>>385 (なお、385氏のオリジナリティを汚す積もりは全くありません。)
ホント、ほぼ同意見で驚いただけです。
あー、驚いた。
本当、ビックリ。
387 :
吾輩は名無しである:01/12/08 11:10
>>357 この板じゃ漫画は鬼門のようですが一応参考までに。
寺山と野坂は水木漫画に出てますね。
ご存知の通り妖怪が頻出する漫画を一貫して描き続けてきた水木しげるですが
チャンとタメはってます、妖怪と。寺山、野坂とも。
その存在感が。
僅かの登場ですが、まるで妖怪並みのキャラ立ち具合です。
確か漫画とは縁遠そうな筑摩文庫の水木漫画の復刻版か何かに入ってますんで
宜しかったら御覧下さい。
漫画喫茶でも大きいところなら置いてるかもよ。
389 :
吾輩は名無しである:01/12/10 01:03
寺山がnhkで競馬を語っているぞー。nhkアーカイブス。
福永洋一が元気だよ……。って、競馬好きなんて、ここには居なさそうだな。
390 :
吾輩は名無しである:01/12/10 01:17
391 :
吾輩は名無しである:01/12/10 01:28
こんな声してたっけ。
芯の無い調子でボソボソ話すんだな。聞き取り難い。
392 :
吾輩は名無しである:01/12/10 01:31
本人よりタモリの物真似の方が印象に残っててどうも・・・・。
393 :
吾輩は名無しである:01/12/10 01:46
NHK教育の番組で常連だったね、たしか・・・すんげえ昔だけど。
えー、今で言う「しゃべり場」です。その前は「ソリトン」(大塚寧々!)で
その前はえーっと、日比野克彦が出てた・・・
394 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:01
そんな昔さすがに知らんぞ。(年齢詐称でなくマジで)
いったいいつの話?
395 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:27
えーっとね、今から30年近く前の話かな。僕もうっすらとしか覚えてない。
日比野克彦が出ていたのは「YOU!」っていう番組で、その前の前くらい
かなあ。「若人の広場」とか、そんな名前だった。若い根っこの会とか、
あったんだよ・・・「若者たちのすべて」・・・そりゃコッポラだろう!!
で、その番組で寺山がぐだぐだ語っていて、タモリはそれをネタにしていた
はず。
396 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:30
タモリのネタは寺山あたりのアングラ劇の舞台マネとセットだったの?
397 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:34
>>396 いや、そこまでは古くないと思うよ。時代的には重なっているけど。
タモリはね、よれよれのスーツ着てさ、椅子に座って足組んで、あの
語り口でくだらねえこと喋ったの。「トルコ風呂ってのはひとつの劇場であり
精液と汗のブルースということがいえるのです」みたいにね。すげえおかしかった。
タモリの昔の物まねは壮絶だったよ。
398 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:38
いや、そこまでは古くないと思うよ。「時代的には重なっている」けど。
スマソ。
揚げ足を取るつもりはない(本当)が、なんかスゴ〜ク論理的に矛盾
してませんか?
>>398 あははは。そうだね。もう、眠いからさ。許してね。
400 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:43
400ゲットー!!
401 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:46
そういえば
誠実そうな語り口の中にヌケヌケと「論理矛盾」を入れるっていうのは
なんか面白い効果を生むかもしれませんね。
どっかで使ってみようかな。
別に寺山的ってわけではないが、なんだかイイですよね。
一種の「異化作用」があると思いますよ。
402 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:52
>>401 ちょっと違うかもしれないけど、哲学者の土屋賢二のエッセィとか、最近では
近いかも。大御所は別役実の「もの」シリーズかな。あと、タモリから
引っ張るなら山下洋輔の昔のエッセィ(「ピアニストを笑え」とか)も
最高だよ。山下といっしょにやってた中村誠一っていうサキソフォン奏者が、
タモリのネタ元をいろいろ供給してたとか。
しかし夜中のクランベリーズは効くなあ・・・
403 :
吾輩は名無しである:01/12/10 20:43
,〜((((((((〜〜、
( _(((((((((_ )
|/ ~^^\)/^^~ヽ|
| _ 《 _ |
(|-(_//_)-(_//_)-|)
| 厶、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ |||||||||||| / < 寺山さんは、僕の同胞です。
\____/ \________
404 :
吾輩は名無しである:01/12/10 21:00
おお! やっと登場したか!?
個人の危機としてはNYテロぐらいのインパクトあるのかな?
しかし日本は平和だね。まったく。
405 :
吾輩は名無しである:01/12/10 21:30
そっかーそーいえばそーだったね・・・
田代も劇的効果を狙ったんだろうか
まさか男風呂のぞくとはね
406 :
吾輩は名無しである:01/12/10 21:31
しかし病理だね。なんかコワイよ。
407 :
吾輩は名無しである:01/12/10 22:12
寺山はのぞきマニアでしたよ。
408 :
吾輩は名無しである:01/12/10 22:32
逮捕されたことあったね。でも田代と比べるのはカワイソ
409 :
吾輩は名無しである:01/12/10 23:20
>>259 亀レスですが、
「身毒丸」1978年新宿紀ノ国屋ホールにて 見ました。
天井桟敷の初体験でもあり、かなり引きずり込まれてしまって、
日常生活に浮上するまで半日以上かかったのを覚えてます。
蜷川の「身毒丸」は、6年くらい前(だっけ?)の初演を見たのですが、
やはり毒々しさはぐっと薄らいでいる感じでした。
とはいえ、最後のシーン---セットの後ろが開いて、実際の街を見せる
という演出は良かったです。
しかし、このスレ、マーシー事件関連で上がってくるとは、、、(苦笑)
410 :
吾輩は名無しである:01/12/10 23:30
411 :
吾輩は名無しである:01/12/11 00:50
あっ、ホント貼ってある!
412 :
吾輩は名無しである:01/12/11 00:51
ワラタぞ。
414 :
吾輩は名無しである:01/12/11 16:22
つかここにいついてるのヲヤヂばっかかよ!
415 :
吾輩は名無しである:01/12/11 22:12
たった一つのオリジナリティーをも表現しえず
尚かつ幸せな読者を持つ寺山修司に対して
表現者の眼差しは嫉妬に震えている
416 :
吾輩は名無しである:01/12/16 05:16
大変お忙しいところすみません。<←皮肉か!>
寺山に
寺山修司が本に紹介していたエピソードで、私が好きなものがある。
ある犯罪者が逃げ延びて国境の酒場に入る。追っ手の刑事は見えないし、
男はひと息ついた。そこで懐かしい歌が入っているジューク・ボックスだか
レコードだかを見つけてマスターに頼んでそれをかけてもらう。男はその歌を
聞きながら感傷にひたっている間に、追っ手の刑事に捕まってしまうのだ。
あと一歩の距離で逃げ切れたのに、という物語だ。
というのが本当にあるのですか?
できましたら
教えてください。
417 :
吾輩は名無しである:01/12/19 23:31
俺はしらん。
418 :
吾輩は名無しである:01/12/19 23:47
>>416 映画のストーリーからの引用?
ペキンパーにあったかな?
いやペキンパーはちゃんと「逃亡者=犯罪者」に生きて国境を越えさせて
やった初めての映画監督だったっけ?
さらにその文章からのパクリ、おっと失礼、引用なら知っているよ。
純粋に文学とはいえないが
小説家「矢作俊彦」原作の
漫画「気分はもう戦争」。
因みに画はご存知あの「大友克洋」である。
>>386 みなさん似たようなことを思ってるということで(w
ここで「オリジナリティ」を主張するようなヘタはしません。
書いてから「うわ、厨房文章」と自分で読んで思いました(w
>>389 でも寺山のエッセイ読んだことのある競馬ファンは多いんじゃない?
馬券には全く役立たないんだけど。フジノオーとタカライジンの話もそうだけど、
個人的には未勝利戦の馬の話、カブトシローのエッセイが好き。
420 :
吾輩は名無しである:01/12/24 13:26
書を捨てよ、街へ出よう!
421 :
吾輩は名無しである:01/12/25 18:48
今頃「身毒丸」のチケット取ろうとしたけど、完売でした。
せめて本で読もうと思うのですが、どこの装丁がいいとか、おすすめはありますか??
寺山修司というと、風邪と気の歌読んでて、冷やした板チョコが好きだ、というの
しか知りませんが、これを機会に読んでみようかな〜と。
422 :
吾輩は名無しである:01/12/27 13:25
>>409 昔の「身毒丸」について271が詳しくアップしているよ。
423 :
吾輩は名無しである:02/01/05 23:32
ageとくか、正月だし。
424 :
吾輩は名無しである:02/01/06 00:45
>>87 最後の詩凄く気に入ったのですが、
良ければ三橋鷹女さんのどの作品に入ってるか教えてください。
425 :
吾輩は名無しである:02/01/06 16:33
しかし、死後もこうも話題になるとは。
恐るべし。
426 :
吾輩は名無しである:02/01/07 03:43
手淫狂いの小間使い
オウムに言葉を盗まれ失語症
427 :
吾輩は名無しである:02/01/07 03:58
>>407 捕まったのはなにかの演劇の公演中だったっけ?
さすが寺山や。
田代とか格も知能も違うだろ。
>>414 漏れは20代前半だよ・・
428 :
吾輩は名無しである:02/01/07 05:24
>>425 文学板にいる作家さんは大半がもう他界してると思われ。
ところで、ところで。
フロリダで高層ビルに激突して死んだ高校生に、わたしは寺山を感じて、なにか
胸にこみあげてくるものがあったんだが、この感じわかってくれる人いるだろーか?
この高校生は寺山を熟読してたり、森田童子を聞いてたのではないかと思ってしまう
のは、思い入れの強い70-80年代に高校時代をおくったわたしだけだろーか?
きみはひとりグライダーに乗り、孤独の荒野をゆく。。。なんて、
電波けーでごめん。
430 :
吾輩は名無しである:02/01/20 08:35
幻影あげ
431 :
吾輩は名無しである:02/01/27 14:29
新高恵子さんって今おいくつなのでしょう。
「田園に死す」を見て一目惚れしてしまいました。
>>429 電波を自認しなかったほうがスレ止めしなかったかも?
433 :
吾輩は名無しである:02/01/30 01:41
ddlfdslk;dl;kfdlkfflkd;flk;fdslk;fdslk;fdslk;fsdlk;sfds
434 :
吾輩は名無しである:02/02/10 02:42
abunai
>>429 むしろ三島では?違うか・・・?
強い美意識に支えられた自我、という点では共通する
かもしれない・・・。違う?
age
437 :
吾輩は名無しである:02/02/28 11:10
この板はレスなくてもしぶとくスレ残るねー
でも一応あげ
438 :
吾輩は名無しである:02/03/04 01:27
ふう。
439 :
吾輩は名無しである:02/03/05 12:27
先日身毒丸、仙台公演最終日に行って来ました。
舞台が狭かったのがもったいないと思った。藤原竜也、演技落ちた。。
でも白石かよ子さんや蘭妖子さんなど素敵な俳優さん、
音楽に演出にあの雰囲気に、酔っぱらってきました ホロ酔い気分
寺山演出のほうを生で観たかったなと、すごく思う次第
4月の頭ら辺に寺山の記念館に行く予定です 一人旅 楽しみ
440 :
吾輩は名無しである:02/03/05 15:53
青森一人旅ですかー。
えーと寺山好きなら恐山、酸ヶ湯温泉、岩木山、嶽温泉、十和田湖(紅葉)、奥入瀬渓流(夏)
あたりおすすめです〜。
でも恐山は遠いですよー。本州のホントはじっこあたりですから。
緑の日〜ゴールデンウィークなら弘前の桜祭りって手もありましたね。
昔は「見せ物小屋」が来てたんですけどね。
最近はどうでしょう??たぶん来て無いです。人権思想のせいかな?
お化け屋敷ならまだあるかも。
興味があったらリサーチしてみてください。
441 :
吾輩は名無しである:02/03/05 15:55
西北端なら竜飛岬って手もありますね。
風が強くてうらさびしいなんもないところですけど。
なかなかウマイラーメンが食べれる(w
442 :
吾輩は名無しである:02/03/05 15:59
でも意外とアングラでキッチュなところはそんなになかったような気がする。
都築響一の世界のアレ。
県人ゆえに実は見落としているのかも。
うーん。
443 :
吾輩は名無しである:02/03/05 22:25
左手に競馬新聞、右手に赤鉛筆の君はすでに寺山修司症候群の第三期である。
馬はなぜ走るのか。修司はなぜ歌を詠むのか。人はなぜ博打に入れ込むのか。
世界一美しい馬に全財産を賭けることは、倫理的に全く正しい行為、修辞的に修司的な行為なのだ。
444 :
吾輩は名無しである:02/03/06 19:34
うまいねどうも
勘違いなレスだったかすぃら・・・反応がないね・・・
446 :
吾輩は名無しである:02/03/10 15:49
テンポイントage
447 :
吾輩は名無しである:02/03/10 20:19
昔は、ただのトリックスターとしか思わなかったけど、
いま対談なんかを読み返してみると、雑談レベルでも
けっこう頭の良いこと言ってますね。
果たしてこれは、自分の頭が利口になったということなのか
馬鹿になったということなのか・・・?
448 :
吾輩は名無しである:02/03/14 21:37
「優駿」観戦記シリーズで読んだ。吉永正人の話が良い。
449 :
吾輩は名無しである:02/03/21 17:37
「忘れた領分」読んだけどよく分かんなかったYO!
他の戯曲は読んだことないけど、みんなあんな感じなんですか?
450 :
吾輩は名無しである:02/03/30 23:20
age
451 :
bizare:02/03/31 01:12
おしっこ飲めや!
452 :
bizarre:02/03/31 01:14
セックス見せろや!
453 :
吾輩は名無しである:02/03/31 22:23
ミスターシービー
はじめまして。
寺山さんの作品で、最後が
漬け物石の 下(中?)の亡霊
ってなってる57577のうたありましたよね
その前半の部分とその意味を誰か知ってたら教えて下さい。
455 :
吾輩は名無しである:02/04/01 12:14
age
456 :
吾輩は名無しである:02/04/01 19:42
age
457 :
吾輩は名無しである:02/04/03 00:38
>454さん
つぎのやつかな
暗闇のわれに家系を問ふなかれ漬物樽の中の亡霊
「田園に死す」
意味は 別な人どうぞ。
そうそう、それです。
どなたか、意味を教えてください。
459 :
吾輩は名無しである:02/04/03 14:40
海外でも評価高かったらしいけどね、この人。尊敬する人物の
一人です。
460 :
吾輩は名無しである:02/04/03 20:37
>>457 はやい話、先祖なんて、ワッケワカラーンだったからじゃん?
461 :
吾輩は名無しである:02/04/06 01:50
>460
え?どういうこと?
462 :
吾輩は名無しである:02/04/06 13:25
二回ぐらい逮捕されたんじゃなかったかな
「詩人の公生活」という文章を探しています。
464 :
吾輩は名無しである:02/04/21 00:12
age
465 :
吾輩は名無しである:02/04/21 00:33
おお、心の師匠のスレがたてーるYO。
466 :
吾輩は名無しである:02/04/21 01:28
のぞきか不法侵入で捕まったとか。ホントかな。
過去レス読めよー
468 :
吾輩は名無しである:02/04/21 11:57
相談なんですが、
この頃寺山修司の「実験映像ワールド」が気になって仕方がないのですが
買うならおすすめと、ネタバレしない程度の内容をお願いします。
469 :
吾輩は名無しである:02/04/23 04:43
実験映画見てみたいんですが上演予定とかないんですかね?
このスレの最初の方に出てきた「草迷宮」はビデオ化してませんよね?
5月4日の命日特別公演とか逝かれる方います?
470 :
吾輩は名無しである:02/04/23 06:36
草迷宮は知らないが
「田園に死す」は結構見かけるらしい。
「身毒丸」もあるんじゃないかと。
471 :
吾輩は名無しである:02/04/23 16:44
元夫人がウザイんですけど。
奥さんの浮気が原因で離婚したんでしょ?
472 :
吾輩は名無しである:02/04/23 17:14
すみません。教えてほしいのですが
「そのこと主義」という寺山修司の本ありますか?
473 :
吾輩は名無しである:02/04/25 05:45
age
474 :
吾輩は名無しである:02/04/30 00:58
age
475 :
吾輩は名無しである:02/04/30 01:12
5月2日(木)BS-11 NHK衛星第2
19:30〜20:00 名作をポケットに(再)
「寺山修司/田園に死す」 出演=萩原朔美 ほか
476 :
吾輩は名無しである:02/05/03 13:36
↑なかったよ?
477 :
文学通気取り:02/05/03 14:36
1960年の「映画評論」掲載の文章に当時雑誌編集者だった
小林信彦(当時の筆名は中原弓彦)がからかい半分の反論をしてたね。
わらたよ。
このひと無断パクリの疑惑多いよね。
478 :
吾輩は名無しである:02/05/03 16:04
479 :
吾輩は名無しである:02/05/04 19:36
命日なのでage
480 :
吾輩は名無しである:02/05/07 07:22
幸福論の中に書いてあるけど、寺山が早稲田の学生の頃一度だけセックスした女が絶頂に達したとき「来る、来る」と叫んで喘いだので寺山は驚いて「何が来るの?」と訊ねたそうです。
481 :
吾輩は名無しである:02/05/07 15:32
かわいい♥
ふつうは「イク」よね
482 :
吾輩は名無しである:02/05/07 18:29
>>480 最近のヤクルトのコマソンで盛んに言ってるね。
リラックス♪がどうたらってやつ。
本人たち、どういうつもりか知らんけど。
483 :
吾輩は名無しである:02/05/08 18:23
>448
寺山が死んだ年に吉永がミスターシービーで三冠を取った。
確か皐月賞の日に死んだような覚えがある。
484 :
吾輩は名無しである:02/05/13 04:29
ageてみる
485 :
吾輩は名無しである:02/05/13 07:23
ハツノサンゴ=初(母親?)の産後
486 :
吾輩は名無しである:02/05/18 20:46
>457
寺山は自分の両親に対して深い断絶感を抱いていたと思われる節があります。
「暗闇」とは自分の出生の背景。
漬物樽は、その家庭に代々受け継がれていくもの、つまり家系の象徴では
ないでしょうか。
漬物樽を見る毎に、自分が本当にこの家庭にいるべき存在なのかを問われる
というような意味だと思います。
>459
ヨーロッパでは賛否両論を巻き起こしたようです。
少なくとも前衛演劇では話題になったようですよ。
487 :
吾輩は名無しである:02/05/20 00:01
来年「奴婢訓」を再演するらしい
488 :
吾輩は名無しである:02/05/20 00:16
テラヤマシュウジ。
この男に人生変えられた人結構いるのでは。
私も彼のエッセイ読んで変な方向いってしまった。
(角川文庫で手に入るような)
489 :
吾輩は名無しである:02/05/20 00:17
月蝕歌劇団にやってホスイ>「奴婢訓」
ついでに「人力飛行機ソロモン」も
490 :
吾輩は名無しである:02/05/20 01:49
草迷宮はどうなんだろう?
泉鏡花へのオマージュなのか、それとも破壊というかアンチとしての
作品なのかどっちなのですか?
ビデオでみてみたい。
491 :
吾輩は名無しである:02/05/25 00:54
「草迷宮」みたいyo〜
だから出てるって一転だろ
493 :
吾輩は名無しである:02/05/25 01:52
ダービーあげ
495 :
吾輩は名無しである:02/05/26 23:05
ビデオ出てないよ>492
他のとカンチガイしてるんじゃ・・?
496 :
ここがだいぢだったのに・・:02/05/28 02:59
泉鏡花へのオマージュなのか、それとも破壊というかアンチとしての
作品なのかどっちなのですか?
497 :
吾輩は名無しである:02/06/02 00:27
どうなの?
498 :
吾輩は名無しである:02/06/02 05:43
答えられない阿呆ばかりということか。。。
結局なんとなくかっこいいとかそんなんで見てるヤシばっかなんだろうな。
499 :
吾輩は名無しである:02/06/02 06:16
べつに破壊とかアンチなんて感じはしなかったよ。
そういう無頓着さを(以下略)
501 :
吾輩は名無しである:02/06/07 23:41
無理とは思うがCSドラマで「寺山修司物語」やってくれないかなあ?
寺山役は誰がいいだろう…
数年前だったらガナルカナルタカがそっくりだった。
(天然くせ毛の生え方など)
502 :
吾輩は名無しである:02/06/09 02:22
三上博史がいいな
ガダルカナルがやるくらいなら、やらんでよし
>>495 「草迷宮」はネガが紛失して唯一残ってるプリントも劣化が激しく上映困難・・・
じゃなかったっけ。
504 :
吾輩は名無しである:02/06/09 02:35
>>468 俺はベタだけど「トマトケチャップ皇帝・完全版」が好き。
まだ廃盤じゃないと思うけど在庫少なそうだから
早めに買っておいた方がいいかもね。
三上博史いいね。
やっぱギラギラした目と闇を背負った感じがないと。
「書を捨てよ〜」に出てくる「ぼくらにとって人生は英雄的事業ではなくなった」と
言ったJブルボンって何者?
507 :
吾輩は名無しである:02/06/10 18:42
陰陽師の製作発表の時の三上博史、若返ったみたいにかっこよかった。
(ロングストレートヘアのせいかも)
三上の厚底サンダル姿見てみたい(w
508 :
吾輩は名無しである:02/06/12 17:21
札幌の文学館でテラヤマシュウジの世界展みてきた
よかった
509 :
吾輩は名無しである:02/06/14 00:33
東京近郊でやらんかな・・・
映画も見たいよ
510 :
吾輩は名無しである:02/06/14 00:35
タモリしか思い浮かばん。
511 :
吾輩は名無しである:02/06/14 00:52
三上博史は昔、汚れちまった哀しみに・・・とかいうTVドラマで、
中原中也の役を演じていたな。
512 :
吾輩は名無しである:02/06/14 00:55
「家出のすすめ」とか好きだったなあ。
映画は見たこと無いけど、文章よりもスゴそう。
この人って引用やパロディが多いのだよね。
それにしてもその料理の仕方がいいから
やっぱりオモシロイ。
513 :
吾輩は名無しである:02/06/22 23:52
ドラマ化きぼん
514 :
吾輩は名無しである:02/06/25 20:03
勃起不全だったらしいね。詳しい人いる?
515 :
吾輩は名無しである:02/07/01 18:21
現行の角川文庫は「差別表現狩り」で改竄されているので
お薦めしない。買うなら古本屋に行こう。
516 :
吾輩は名無しである:02/07/01 18:56
書を捨よ 街に出よ
黄昏の街は 家出するに 相応しい
祖国亡き 民となりて 陋巷に消えよ
「陋巷」って何て読むの?
518 :
吾輩は名無しである:02/07/05 20:24
高橋ひとみは寺山のことを今はどう思っているのかな?
519 :
吾輩は名無しである:02/07/08 02:56
★寺山修司の映画と舞台の夏 2002「海酸漿の詩」寺山修司に捧ぐ8月の夕べ
8月13日 (火) 7:00PM ザムザ阿佐ヶ谷
うみほうづきの詩/寺山修司に捧ぐ8月の…
幻想演劇実験室 阿呆船「「海酸漿の詩」寺山修司に捧ぐ8月の夕べ」
[構成][演出]トシミ・ニシカワ [出演]糠信淑美/森下くるみ/花祭ひろみ
8月14日 (水) 7:00PM ザムザ阿佐ヶ谷
うみほうづきの詩/寺山修司に捧ぐ8月の…
幻想演劇実験室 阿呆船「「海酸漿の詩」寺山修司に捧ぐ8月の夕べ」
[構成][演出]トシミ・ニシカワ [出演]糠信淑美/森下くるみ/花祭ひろみ
8月15日 (木) 7:00PM ザムザ阿佐ヶ谷
うみほうづきの詩/寺山修司に捧ぐ8月の…
幻想演劇実験室 阿呆船「「海酸漿の詩」寺山修司に捧ぐ8月の夕べ」
[構成][演出]トシミ・ニシカワ [出演]糠信淑美/森下くるみ/花祭ひろみ
8月17日 (土) 7:00PM ザムザ阿佐ヶ谷
A・P・B−Tokyo「「さらば、映画よ!(スタア編)」〜寺山修司と遊ぼうよ〜」
[劇作]寺山修司 [構成][演出]高野美由紀/East 10th Street [音楽]高木尋士
8月18日 (日) 3:00PM ザムザ阿佐ヶ谷
A・P・B−Tokyo「「さらば、映画よ!(スタア編)」〜寺山修司と遊ぼうよ〜」
[劇作]寺山修司 [構成][演出]高野美由紀/East 10th Street [音楽]高木尋士
8月18日 (日) 7:00PM ザムザ阿佐ヶ谷
A・P・B−Tokyo「「さらば、映画よ!(スタア編)」〜寺山修司と遊ぼうよ〜」
[劇作]寺山修司 [構成][演出]高野美由紀/East 10th Street [音楽]高木尋士
8月19日 (月) 7:00PM ザムザ阿佐ヶ谷
三上寛ソロライブ
[出演]三上寛
8月21日 (水) 7:30PM ザムザ阿佐ヶ谷
実験演劇集団風蝕異人街「青森県のせむし男―迷宮への弁明」
[劇作]寺山修司 [演出]こしばきこう [出演]三木美智代/黒政和慈/平澤朋美/他 →潤色…こしばきこう
8月22日 (木) 7:30PM ザムザ阿佐ヶ谷
実験演劇集団風蝕異人街「青森県のせむし男―迷宮への弁明」
[劇作]寺山修司 [演出]こしばきこう [出演]三木美智代/黒政和慈/平澤朋美/他 →潤色…こしばきこう
8月27日 (火) 7:00PM ザムザ阿佐ヶ谷
昭和精吾「1970年◎アメリカよ◎」
[劇作]寺山修司 [音楽]J・A・シーザー [出演][構成]昭和精吾
問合せ先:ザムザ阿佐ヶ谷 03-3336-5440
520 :
吾輩は名無しである:02/07/11 10:15
復刊ドットコムに「さよならの城」発見
竹中直人がやってた寺山修二のものまねなんて
若い人は知るまい
522 :
吾輩は名無しである:02/07/14 20:09
知らない
523 :
吾輩は名無しである:02/07/14 23:49
ポカスカジャンの寺山修司のロックンロールというネタがあるらしいが
どんなんだろう?
524 :
吾輩は名無しである:02/07/15 00:16
525 :
コギャル&中高生:02/07/15 00:17
527 :
吾輩は名無しである:02/07/21 19:44
↑
なにこれ?
Native Dancerをドサ廻りの踊り子と訳すのはアリですか?
529 :
吾輩は名無しである:02/07/30 13:18
ネイティヴダンサー−ダンシングキャップ−小栗キャップ
530 :
吾輩は名無しである:02/07/30 13:36
寺山修司の劇の劇中歌で、
♪妹は血を吐き 空はビンを吐く
とか
♪歌を忘れた天文学は…
というフレーズ、ありますか?
子供の時、夜中のNHKの舞台中継で見て強烈なインパクト
でした。寺山の劇と言う証拠もないんですが、白塗りの学生
帽男が出てきたりとか、いかにも寺山チックだったので…。
531 :
吾輩は名無しである:02/08/06 20:14
age
532 :
吾輩は名無しである:02/08/10 22:29
盗作屋田口ランディがこういうことを書いていますが、
これに該当する本(馬場けい子が登場する本)は実在しますか?
「書物の国のアリス」という本にはけむりという猫が出て来るようですが、
他にけむりが登場する本はあるのでしょうか?
******
ある日、友人のライターと呑んでいて偶然寺山修司の話になった。
で、この話をしたら、
「私は猫の館という、猫の絵葉書集を持っているんだけど、その巻末のエッセ
イに出てくる女の子はきっとあなたのことだと思う」
と言って、その本をプレゼントしてくれたんです。
まさしく、私でした。しかも実名入りで。
そのエッセイというのは、探偵寺山修司と18才の私が、消えた「けむり」と
いう名前の猫を探して文学作品を旅する、という短い読み物で、まさしく言語
パターンが私なんですよ。
533 :
吾輩は名無しである:02/08/12 21:39
美輪さまの新刊に寺山修司についての記載有。
4ページ。
534 :
吾輩は名無しである:02/08/13 23:06
うpして
535 :
吾輩は名無しである:02/08/16 13:53
ビデオになってる寺山修司の劇団の『百年の孤独』って
あの原作はあのマルケスの?誰か観た人いたら感想キボン。
ガイシュツだたらスマソ。
536 :
経営板から愛をこめて:02/08/16 15:25
「椎名林檎は、寺山修二にかなり影響されている」という仮説。
↑ 修司でした。ごめん。
どういたしまして。ご丁寧に修整、いたみいります。
どうぞ、ごゆっくり
遊んでいっておくれや。
修司を修二と間違えてる人、結構多いよね。
お前ら本当に寺山好きなのかと小一時間(略
540 :
吾輩は名無しである:02/08/23 10:15
パソで変換しているとわけわからなくなって来ない?
特に芸能人の名前。
541 :
吾輩は名無しである:02/08/27 23:07
『死者の書』が一番好き。特に月光仮面の章。
542 :
吾輩は名無しである:02/08/27 23:26
>>532 これは図書館でチェックしたところ、『猫の館』に載ってはいました。
本には馬場けい子さんは十九歳と書いてあって、ランディの書き込みとは
一歳違いなんですけどね。
543 :
吾輩は名無しである:02/08/28 00:04
「家出のすすめ」をはじめ、いろんな作品で
母親から逃げろみたいなこといっておいて
自分は最後までマザコンだったんだよね
544 :
吾輩は名無しである:02/09/02 18:40
このあいだモロ師岡氏のコントを見た。
女子高生に覗きと勘違いされて憤慨
↓
「俺はテラヤママサシか!」
俺は「あ!」と感激したが、他の客には伝わっていないみたいだった…
545 :
吾輩は名無しである:02/09/03 04:06
どうせなら
「折れはテラヤマシュウジか!」
って言ってほしかった・・・
なぜマサシ?
546 :
吾輩は名無しである:02/09/03 04:19
>>539 あなたは、ここのことが全然分かってないようですね。
このスレには、
レスの応酬が良い具合に盛り上がってきた時に
「寺島」と連呼した大先生がいたのだよ!
そのレスを見たとき、漏れは、小一時間
自分の頭が狂ったのかと悩み続けたよ。
547 :
工藤伸一 ◆j1HkWi6c :02/09/03 05:13
文春文庫の「歴史の上のサーカス」持ってるんだけど、
これって結構、レアだよね。神保町で5000円位するらしい。
548 :
吾輩は名無しである:02/09/03 19:00
>545
マジレス。
「寺山修司+田代まさし=テラヤママサシ」
549 :
吾輩は名無しである:02/09/07 04:25
550 :
吾輩は名無しである:02/09/07 15:43
この人、多才なのに私生活はダメダメって本当?
ってか、ホモ
勃起障害があったという話をどこかで読んだことがあります。
553 :
吾輩は名無しである:02/09/10 20:44
蛭子の競艇、修司の競馬、ハマコーのバカラ、才能がなければ浪費はできない。
554 :
吾輩は名無しである:02/09/10 21:01
もし修司がいきていたら、必ず大神源太について語ったろう。
555 :
吾輩は名無しである:02/09/17 01:08
556 :
吾輩は名無しである:02/09/17 01:11
フランス帰りの音楽評論家の間章が、
「シュウちゃんにはシュウが似合う」と書き添えて、
セルジュ・ゲンスブールのアルバム「キャベツ頭の男」をプレゼントした。
それから俺は寺山に興味を持った。
557 :
吾輩は名無しである:02/09/23 21:31
あっそ
558 :
吾輩は名無しである:02/09/27 00:12
NHKアーカイブスの「ダービーの日」に出ていたが方言の強いおっさんだな。
時には母のないこのようになんてかなりいい詩だと思うが
559 :
吾輩は名無しである:02/10/03 02:47
保守
560 :
吾輩は名無しである:02/10/03 02:59
>>558 わざとだよ。わざと訛りを正さなかったの。ずっと死ぬまで。
忘れたけど、確か短歌か俳句かがあるよ。
向かい合ってコーヒー飲みながら、
上京すると同時に方言を置き去りにしてしまった同郷の友の口調に
うら寂しい軽い裏切りを覚えるって主題のやつが。
蔑まれることの多い東北をわざと引きずった、いつもながらの「確信犯」だったよ。
561 :
吾輩は名無しである:02/10/04 00:48
>560
その「確信犯」の裏側に隠し切れないコンプレックスがあるんだよね…
562 :
吾輩は名無しである:02/10/11 01:49
上げとくか。
文壇バースレなんかで遊んでないで、作家スレあげようぜぇ。
563 :
無名草子さん:02/10/11 03:32
なんだかんだいって、いじめられっこのマザコンだよ。
性格ねじまがってるし、コンプレックスの塊だし。
変な方向にいった結果、せっかくの才能が・・・・。
才能はあったと思うけどね。
564 :
無名草子さん:02/10/11 03:33
もう一言。
若いときははまりやすいけど、通り抜けた自分から見ると、
壮大な回り道だった、何も生まないな、と。
寺山修二略して「寺修」
まるで坊主の修行みたいだな。
566 :
吾輩は名無しである:02/10/19 00:45
寺山の詩が読めるサイトって無い?
>>563 >なんだかんだいって、いじめられっこのマザコンだよ。
>性格ねじまがってるし、コンプレックスの塊だし。
その通りで、「だから」花開いたわけだ、才能がw
あのおっ母さんがいなけりゃ、殺したいほど憎みつつもその掌から
逃れられないという宿命が無けりゃ、
寺山修司そのものが存在しなかった罠w
>566 迷子の消防か?自分で検索せぇ、ドアホ!
568 :
吾輩は名無しである:02/10/19 02:31
似てるよね、ゲンズブールに。
顔だけじゃなくて
やってたことのにほいのよーなものも。
569 :
563=564:02/10/19 03:42
>>567 なるほど。
でも、一番云いたかったことは、やはり、564の内容なんですね。
文藝人としての才能はわかるんですが。
事件として見た場合の演劇については、やはり事件だったんじゃないかな、と。
(リアルタイムで見てないからここは想像)
あれだけ形式を壊しておいて、最期になって「歌舞伎をやりたい」。
をゐをゐそれはないだろうよ。おまえの演劇人生は何だったんだよ、と。
映画もほとんど見て、本も40〜50冊読んで、万有引力の芝居も何本か見たけど、
やはり、回り道でした。また、渋谷のどこかで若者をかどかわしてるんでしょう。
才気と幼児体験と反体制的ポーズだけでは、
あまり長期的な影響は受けない、とゆーことね。
まあ、母親の元から「若者をかどわかす」というのが
寺山そのものなんだけど…。
かどわかされる少年も、
かどわかすオジサンも、寺山自身なのよね〜。
571 :
名無しさん:02/10/19 20:02
まぁ、ホントに根性の悪い野郎ですね。
こういう野郎はほっとくのが一番。
ほっとかれるよりも、ぶん殴って欲しいんだから。
でも、新宿ゴールデン街の飲み屋なんか、
いまだに寺山のポスター貼ってあったりしていて、笑えるよ。
あそこは、ところどころ時間が止まっているからね。
妙な寺山マンセーおばさん(何らかの形で、昔劇団にかかわっていたりする)が
ママをやってたりする店とか。w
多分、それだけ寺山は、鮮やかなイメージを生む力が強いのではないかと思う。
演劇も映画も、オブジェの魅力がかなりの要素を占めているし。
おかけで、ある種の古道具屋や骨董品店が、「テラヤマ的」に見えてしまうw。
これって実は、凄いことなんだよね。
まあ、代表作とかいわれている「マッチ擦る…」なんて、
別に短歌として全然魅力感じないけどさ。
573 :
吾輩は名無しである:02/10/21 16:00
高校の国語教師が寺山好きだった
学生運動もやってたらしいが
確かに屁理屈は天才的にうまいと思いますね。
「●●がない」と云えばいいところを「●●の不在によって満たされている」と
云ってのけるところなんかはそうですね。
そういう表現を好んで使った時期もありました(一度は影響されたわけです)。
でも、それだけ。それ以上ではないんですね。
575 :
吾輩は名無しである:02/10/27 17:21
>>530 亀レスでスマソ…惜春鳥だよね?私も大好き。
高校生の頃、詩の方を読んで、暗唱するくらい読み返した。
蘭妖子さんが歌ってたんだっけ…CD持ってないけど。
夢の中にふと寺山が出てきた事があって、最近また読むようになった。
すごく寒そうな海に向かって歩いてて、肩でコート羽織ってる後姿とかが出てくる。
寂しそうで悲しそうだけど、きれい。
576 :
吾輩は名無しである:02/10/27 17:22
577 :
吾輩は名無しである:02/10/27 21:28
「文学界」11月号の山田詠美と河野多恵子の対談で
山田「私は、自分の作品を読んでほしかったと思う作家が三人いて
三島由紀夫と、寺山修司と、植草甚一なんです。」
河野「寺山修司は才人ね。私は三島さんと寺山さんのご両人に読んで
もらっていますよ」
山田詠美は、わかる気がするけど、河野多恵子の寺山評は意外でした。
ボクは、寺山のエッセイと映画はカナリ苦痛で、幾つかの短歌にカタルシスを
おぼえ、有名人の寺山評が、けっこう気になるブルガリア籍のモノですが。
67年の「映画芸術」に、寺山のベスト10が載ってるらしいケド、誰か
持ってたらオセテください。お願いします。
578 :
吾輩は名無しである:02/10/27 21:41
>>577 物知らずで申し訳ないが。
>ブルガリア籍のモノですが。 ってなんですか。
国籍がブルガリアでブルガリア人ということですか。
良かったら教えてください。
579 :
吾輩は名無しである:02/10/27 21:43
>>578 文章を見る限り、それで間違いないんじゃない?
>578
つい、ノリで書いてしまいました。
ゴメンなさい。
正確には、レマン湖畔で小粋な喫茶店を経営してる
日本人です。
581 :
吾輩は名無しである:02/10/27 22:21
あのころのアングラ文化を担ってた人たちって
いまどうしてるの?
唐十郎は三田佳子のバカ息子を獄中劇団員だとか言ってたけどw
582 :
無名草子さん:02/10/27 23:02
個人的には、田井中浪子がどうなったのかに大変興味があります。
「上海異人娼館」を見た当時、びりびりきました。
583 :
吾輩は名無しである:02/11/01 23:13
ageますね。
齋藤愼爾も一緒に載ってる「永遠のアドレッセンス」の中に掲載されてる
寺山の写真が凄く好きです。
好きになった理由は勿論言葉だけど、外見による所も大きいのかな。
晩年のヤバそうな目が特に好き。この世にはないものを見つめてそうな。
584 :
吾輩は名無しである:02/11/05 00:21
新高さんは今どうしてるんでしょうか
モンタヴァルを読むぞえ
586 :
吾輩は名無しである:02/11/10 20:33
ミオソチスってどんな馬だったの?
587 :
吾輩は名無しである:02/11/12 18:47
>586
勿忘草
588 :
吾輩は名無しである:02/11/12 18:53
馬敗れて山河あり
いや馬って…ボケにしてもつまらない。
590 :
吾輩は名無しである:02/11/12 18:54
当たらない報知新聞
591 :
吾輩は名無しである:02/11/12 18:55
寿司屋のマサとトルコのモモちゃん
592 :
吾輩は名無しである:02/11/12 19:01
桃ちゃん
593 :
吾輩は名無しである:02/11/13 19:37
つまらんスレだね
594 :
吾輩は名無しである:02/11/13 20:28
寺山並み、ということだろ。
寺山の血液型は?
ABだろ?
597 :
吾輩は名無しである:02/11/19 19:16
記念館に行ったことある人いる?
>>586 父メイヂヒカリ
母ソーダストリーム
オールカマー・東京盃を勝った。
半弟に朝日杯3歳Sをかち、種牡馬になったアローエクスプレス。
近親に99年桜花賞馬プリモディーネ、78年皐月賞馬ファンタスト。
ちなみにファミリーナンバーは3号。
600 :
吾輩は名無しである:02/11/25 15:10
記念館、行ったよ。昔の写真や子供の頃の作文や天井桟敷のパンフや、、、
まあ雰囲気を楽しむところかなって感じです。
私は記念館よりも周囲の風景のほうが印象に残った。何もないの、なにも。
荒涼としていて、冬はつらいんだろうなーと思った。その人の生まれ育った
土地に行くというのはその人を知る上で大切なことなのかなと感じたよ。
何がわかったのかといわれると困るけど。
>600
アリガd。
なにもない土地か…行ってみたいな。
でも…遠い〜。車でも飛行機でも新幹線でも遠い。
大型連休使い切るくらいの意気込みで行かなきゃ無理かなぁ。
冬に行くと鬱になりそうだから、やっぱり行くとしたら五月だろうか。
602 :
吾輩は名無しである:02/12/04 17:13
話し言葉が文体に融合した作家の譜系は漱石であり治であり賢治であり修司である。
文語文体における口語的要素は歴史的に西日本の話し言葉を起源として構成された。
しかし、漱石と治と賢治と修司は東日本的口語を文学文体に注入した。
ことに、修司の口語文体には縄文的要素、色彩が過剰であり魅力となっている。
修司の言語的文体の後継者は紀州の異才がになうはずであった。
しかし、神は天才を長く地上に止めることを選ばれなかった。
603 :
吾輩は名無しである:02/12/04 19:40
>602
続きをキボンヌ。
604 :
600じゃないけど:02/12/05 22:55
>597
最寄の駅からタクシーで2000円分くらいの距離にあるのだ。
はっきり言ってすごい不便。
だがそれが寺山修司的だ。
来年行こうかと思ってるけど現地でレンタカー借りようかなと。
でもタクシーで2000円の方が寺山的なのかな(w
606 :
吾輩は名無しである:02/12/09 20:58
彼の縄文的表現力が映像にぶれたとき過剰な極彩色の意外な色温度の低さに震えた。
「トマトケチャップ皇帝」を観てみたい・・・
609 :
吾輩は名無しである:02/12/17 19:58
偏陸がカメラに向かって小便をかける映画ってどれだろう。
それが見たい。
610 :
吾輩は名無しである:02/12/18 18:13
蔵書は、公開されているんだろうか?
そして、言われていた様に本当に読書家だったのか?
気になる。
611 :
吾輩は名無しである:02/12/18 20:28
携帯電話の電源を切って、旅に出よ。
612 :
吾輩は名無しである:02/12/19 00:49
>609
「青少年のための映画入門」じゃなかった?
613 :
吾輩は名無しである:02/12/19 23:42
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( ・∀・) ( `ー´) ( ´∀`) ( ゚ ∀゚ ) ( ^∀^)
( つ┳∪━━∪━∪━━∪━∪━∪━┳⊂ つ
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(__)_) ┻━━━━━━━━━━━━━━┻ (__)_)
614 :
吾輩は名無しである:02/12/21 23:02
>612
そのビデオって出ているんだろか
615 :
吾輩は名無しである:02/12/21 23:20
明日は有馬記念。寺山修司がいたならばどのような予想をしただろう?
ジャングルポケット、ナリタトップロードあたりを挙げそうな気がする。
まあ、あくまでも「予想の予想」に過ぎないが。
616 :
吾輩は名無しである:02/12/22 20:36
かもめは飛びながら歌をおぼえ
人生は遊びながら年老いてゆく
JRAのあのコマーシャルを1日だけで良いから復活させて欲しい。
録画するから。
保守
>616
それってどんなCM?
見てみたいー
619 :
吾輩は名無しである:03/01/05 23:20
ずっと前のだよ。当たり前か。
620 :
bloom:03/01/05 23:22
621 :
吾輩は名無しである:03/01/10 21:56
(^^)
623 :
吾輩は名無しである:03/01/22 20:17
山崎渉
まぁ、なんだ、最近のこのスレは、カキコの不在に満たされているよな。
既出かもしれないが、このスレでも何度か指摘されているように、
自分も寺山修司の土着性が嫌だったんだけど、
彼が作詞した浅川マキの「かもめ」っていう曲を聴いて、
ただの食わず嫌いだったのかもと反省した次第。
歌詞でこんなに衝撃を受けたのはひさしぶり。凄すぎです。
詩作の才能はあると思うよ。
今朝ズームイン見てたら
三上博史主演の舞台で「青髭」をやるっていう記者会見のニュースの中に
チラッと寺山の映像が出てきた。ぼーっとしてたのが一発で目が覚めたよ。
三上はやたら「緊張する」って言ってた。緊張で倒れるかもって。
あちこちに負の遺産を残してますな。
要するに、今も迷惑かけ続けてるわけだ。
630 :
吾輩は名無しである:03/02/05 19:54
迷惑あげ
631 :
かもめ 検証:03/02/05 19:56
おいらが恋した女は
港町のあばずれ いつも
ドアを開けたままで着替えして
男達の気を引く浮気女
かもめ かもめ 笑っておくれ
おいらは文無しマドロス
バラ買うゼニも無い だから
ドアの前を行ったり来たりしても
恋した女じゃ手も出ない
かもめ かもめ 笑っておくれ
ところがある夜突然
成り上がり男が一人
バラを両手一杯に抱きかかえて
ほろ酔いで女のドアをたたいた
かもめ かもめ 笑っておくれ
632 :
かもめ 検証:03/02/05 19:57
女のまくらもとにゃバラの
花がにおって 二人
抱き合ってベッドにいるのかと思うと
おいらの心はまっくらくら
かもめ かもめ 笑っておくれ
おいらは恋した女の
まくらもとに飛び込んで ふいに
ジャックナイフをふりかざして
女の胸に赤いバラの贈り物
かもめ かもめ 笑っておくれ
おいらが贈ったバラは
港町にお似合いだよ たった
一輪ざしで色あせる
悲しい恋の血のバラだもの
かもめ かもめ 笑っておくれ
かもめ かもめ さよなら あばよ
633 :
吾輩は名無しである:03/02/05 19:59
この詩なら、まったく敵わないという程のものではないな。
634 :
かもめ ◆Y2UNTeeZ52 :03/02/05 20:33
勝手に続編をつくった。
おいらも年をとって
腰を屈めて 舞い戻る
枯れたバラの香りはいつのまに
潮風に洗われ消えちまった
かもめ かもめ 笑っておくれ
女が横たわって
虚ろに眺めたドアは
今は朽ち果てて 歪み
男を通すことはない
かもめ かもめ笑っておくれ
あの時のジャックナイフ
錆びたバラの香り 残して
おいらは捧げるよ ここに
初めて重なる 恋した女へ
かもめ かもめ 笑っておくれ
むかし女へ滾らせた血は
おいらの胸から溢れ出て
女の跡へと広がった
あるべき場所へと広がった
かもめ かもめ 笑っておくれ
かもめ かもめ さよなら あばよ
635 :
吾輩は名無しである:03/02/06 14:52
ノーリーズンってさぁ、死神<Jブトシローの再来だと思ってるんですよ。
いつか穴あけてくれる気がするんです。奴はまたやってくれるはずだと。
寺山さん、どう思われますか?
ちなみに僕は競馬仲間から貧乏神≠ニ呼ばれてます。
636 :
名無しさん@お馬で人生アウト:03/02/21 22:42
G1週ということでage。
とはいっても、寺山さんの存命当時はまだ日本ではグレード制は
施行されていなかったが。
ノーリーズンが新聞を読めるなら、京都記念は来ないはず。
637 :
吾輩は名無しである:03/02/26 15:09
かもめですが
♪おいらの心はまっくらくらの
まっくらくらというフレーズ、山口洋子の作詞で同じフレーズのものを
みつけてヤパーリ盗...と暗くなってしまいますた。
とはいってもそういう寺山が好きなんですけどね。
>>625 浅川マキのベストアルバム持ってるよ
二枚組みで5000円もしたよ
639 :
吾輩は名無しである:03/02/28 23:12
ちあきなおみのカバー版もなかなかいいぞ。
641 :
◆GiTmRUKFvw :03/03/01 10:51
競馬の愉しみ方はそれぞれだけど
寺山は根底に流れる血を見ていたように思う
彼の文章から競馬馬の躍動的な姿は湧かない
影絵で競馬を語っているような印象
642 :
◆GiTmRUKFvw :03/03/01 11:01
影で思い出しました
ノーリーズンが勝ったのにもかかわらず
単勝馬券をお捨てにならぬよう
643 :
吾輩は名無しである:03/03/02 22:29
負けるの分ってて、買いつづけるんだもん。
えらい馬か。えらい場か。えらい馬鹿。
644 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/02 23:44
>>642(Gくん)
寺山修司でお薦めの戯曲はなんですか?
できたら簡単な理由も。あ、ネタバレはなしで(w
いつも雑談スレで遊んであげてるんだから、このくらいは。
645 :
吾輩は名無しである:03/03/02 23:55
美輪明宏に聞け。毛皮のマリーとかさ。
そもそも俺なんかにするような質問じゃないよ
残念ながら俺は想像力の欠片も糞もないから
戯曲なんてひとつも読んだことがない
残念ながらそういった素養がまるでないんだよ
その事実は誰をも失望させるものではないけど
というかなんというかそれは俺が君に好きな競馬馬を訊ねるようなものだよ
適当に答えをだしたところでそんな嘘はたちどころにばれてしまう
ハイセイコーなんて答えたらぶん殴るね君を
マキバオーなら許すけど
失礼
子供が流産していなければ
寺山修司は…
648 :
吾輩は名無しである:03/03/07 20:43
?
文学というより、心理学の典型的事例として興味深い。
母親との関係、出自、人間の一生を左右する素因が何か、露呈して生きたナ
650 :
吾輩は名無しである:03/03/08 02:22
少女詩集は墓場まで持って行きたい一冊です
Native Dancer = ドサ廻りの踊り子
652 :
吾輩は名無しである:03/03/08 16:59
恐山の三月は、まだまだ寒い三月です。
けれども東京の三月は、修司には暖かな三月であったでしょう。
青森って、たまに鬼才を輩出するよね。
太宰とか、寺山とか、川島雄三とか、ナンシー関とか。
654 :
吾輩は名無しである:03/03/08 17:33
たまに、ね。
パルコ劇場ね。映像詩展もやるよね。これは19〜23日。
657 :
吾輩は名無しである:03/03/11 00:24
また、渋谷の若者をかどかわすのだね。てーらやーまクン。
658 :
吾輩は名無しである:03/03/11 15:36
きのう不思議図書館だっけ?文庫本久しぶりに立ち読みしたけど
おばかばかな話ばかりだったので なごめました
職業寺山修司 ってかっこいい
659 :
吾輩は名無しである:03/03/11 18:11
660 :
森崎偏陸と云ふ「私」!:03/03/11 23:17
◎【私】は嘘つきです。
◎【私】は森崎偏陸では在りません。
◎【森崎偏陸】を遊戯化スル事!
◎【怪人二十面相】の『私』!
◇ ◆ ◇ ◆ ? ◆
映画展、微妙な振り分けやね。とりあえず『書を捨てよ〜〜』は見るけど。
自分の好みどおりのスケジュールにはならんわな、そりゃ
662 :
弧高の鬼才 ◆W7fyJoqOQ. :03/03/11 23:37
やべえ。このスレの
>>66俺だ! なつかすぃ〜〜〜(泣く
663 :
吾輩は名無しである:03/03/12 02:33
偏陸
664 :
吾輩は名無しである:03/03/12 19:30
665 :
吾輩は名無しである:03/03/12 21:45
「てんじょうさんじき」ですか?
「てんじょうさじき」ですか?
(*゚∀゚)アホウ!
さじき
Marcel Carn監督の天井桟敷の人々を観ようね♪
668 :
吾輩は名無しである:03/03/13 00:05
てんじょうさじきのひんとでぴんと
669 :
吾輩は名無しである:03/03/13 10:21
>664
ヘェー、そうだったんだぁー(゚Д゚)
私はあるバンドの影響でパンク聞き始めようと
思ってた矢先だったので、興味深かっただす
何年か前に行われた青森での「1日だけの天井桟敷」で
みんなでどっかのホールに走って移動する時に
ストーンズの「Paint it Black」が流れてたんだけど
あれってなんででしょう??
670 :
吾輩は名無しである:03/03/15 09:30
合言葉は「黒く塗れ!」
ああ、なつかしきソロモン。。。
671 :
吾輩は名無しである:03/03/17 15:32
サラブレッドの細い足先の蹄鉄が大地を蹴り上げるとダービーが始まり、
そして霧の海峡に蝶が渡った。
この大地に、この海峡に修司は生きていない。
しかし、なお蝶は飛び、メロスは怒り、赤鉛筆は競馬新聞の紙上を走る。
672 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/20 13:44
過去ログぜんぶ読みました。おもしろかったです。はまりにはまった結果、
何も得るものがないことに最近気がついたというレスには哀愁を感じました(w
以前「書を捨てよ、町へ出よう」だけ読んだことがあったけれども、柳美里に
先に唾をつけられているような感じがして、それだけで読むのをやめてしまった。
今回、また読んでみようという気になったのはなぜだろう。ちくま文庫の
「日本文学全集」を買ったけど、もっと本格的に読もうと思い直した。すると
ずっーとまえに買った「誰か故郷を想はざる」を発見。「全身小説家」またの
名を「ウソつき光っちゃん」こと井上光晴を思い出した。書いてあることの
90%はウソなんだろうけど、そのフィクションの志向性というのか、
故郷への愛情(過去がこうあってほしかった!)に惚れ惚れとした。
しばらく寺山を読みつづけようと思うので、どうぞよろしく。
673 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/20 13:53
寺山修司と福田恒存って似ていませんか? 存在がどことなく。
自分は何ものでもないとウソぶっているようなスタンスが。
もちろん前衛と保守で丸っきりちがうと言われてしまえばそれまでだけど。
両者のファンのひとはいない? どっちも戯曲を書いていますし。
今回、寺山修司を読もうと思ったのは「どっちの文学ショー」を寺山修司と
福田恒存でやろうと思ったからかもしれない。戯曲を材料にして。
先日、運良くブックオフで角川文庫の「毛皮のマリー」「青森県のせむし男」
をゲットしたのです。おいおい感想を書いていきます。
河出書房新社から「文藝別冊 寺山修司」が発売されています。
宮台とかが現代の視点で寺山を語っているようです。買ったので、
寺山シーズン(私的)のまとめに読みたいと思います。
674 :
吾輩は名無しである:03/03/20 14:36
寺山修司トリビュートアルバムでも聴くか。
675 :
美香の旦那 ◆RN4Wbb6AcM :03/03/20 14:53
バスタブで脛毛でも剃ろうかしら。
あら蝶々が綺麗。
はぁ、映画を見に行こうと思っていたのに
寝過ごしてしまった。
宇野亜喜良の話が聞きたかったのに・・
677 :
吾輩は名無しである:03/03/20 19:07
「幸福論」を読み終わる。再読かも。
なんだかなぁ。宮本輝が寺山修司の短歌は大好きだけれども、演劇論などは
さっぱりわからない、退屈だとある雑誌でぼやいていたのを思い出した。
寺山修司が感傷と論理を交互に往復した振り子だとしたら、わたしも宮本輝と
おなじで感傷に針が向いているときのほうがが好き。「幸福論」、わかんね。
ヘーゲルなんて引用されても、あたしゃ困るよ。壊せ、壊せと言いつづけた
かのような寺山だけど、つまりそれはまだ壊すもの(教養・ヘーゲル)が
確固と存していたことの証し。書を捨てよ、町へ出ようとアジれたのも、
まだ若者が本を読んでいた時代だったから。うまく寺山に踊らされることが
できた時代がうらやましい。踊ってみたいもんだ、無様にぎこちなく生き生きと。
これから「家出のすすめ」を読みます。
>>650 きみのことばを信じて「少女詩集」も買ってあるから(w
678 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/20 19:08
↑トリップつけわすれた。どうでもいいけど。
(*゚∀゚)アホウ!
ごばく。すまそ。。。
682 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/20 23:17
父「どうしたんだ、最近、大学に行ってないらしいじゃないか」
子「まあね」
父「なんだ、そのやる気のない返事は。おれは大学に行けと言っているわけ
じゃないぞ、よく聞け。そこらへんのオヤジとはおれはちがうんだ。
あ、そうだ。これを読んでみないか。『家出のすすめ』。寺山修司、
聞いたことがあるか?」
子「受験の文学史でね」
父「おれはこの本を読んで家出したんだ。九州の片田舎から、夜行列車に乗って。
上京したおれに身よりはなし、この本だけが支えのようなもんだった。
まあ、読んでみろ。今までの常識がくつがえされるぞ」
(一週間後)
父「読み終わったか。どうだった?」
子「……」
父「なんて言った? 声が小さい。言いたいことがあったら声に出せ。
若者らしく怒れ。何にでも噛みつけ」
子「(ぼそっと)教科書みたい」
父「え、教科書?」
子「正確には教科書の落書き。道徳の教科書への悪戯書きというか。
よくわかんないけど、ほら、歴史の教科書に載っている偉人にヒゲを
書いたりするあれ。なんかあんな感じがした」
父「……」
子「(小声で)親の教科書の落書きみたいで恥ずかしかったよ」
683 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/20 23:23
あの時代の雰囲気は嫌いではないんです。
今から「少女詩集」を読もうかどうか。
ウイスキーをなめながら。森田童子なんか聴いちゃって。
ああ、恥ずかしい(w
わたしはそういう経験がないけど、
親の本棚に寺山修司を発見したら赤面しません?
あれは三十になったら捨てる、とまではいかなくても、
二重にした本棚の奥に隠すべきもののような気がします。
そんなことはない。
685 :
吾輩は名無しである:03/03/20 23:47
686 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/21 01:56
ウイスキー二杯とともに「寺山修司少女詩集」を流し込む。
これですこれ。この感傷がわたしの好きな寺山修司です。
今日は寺山修司のいちにち。だれとも話さなかった。
いや、へんな電話がきた。世論調査というのかあれは。
戦争についてどう思いますかアメリカとイラクの戦争。
わたしはそれには答えず、あなたは幸福ですかと逆に問い返した。
というのは、もちろんウソで、わかりませんと呟いたのがホント。
電話の相手は不満げだった。わからないではつまらない。
ウソをつきつづけたいと思った。寺山修司のように。
687 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/21 01:58
ところで「花嫁化鳥」を読んだひとはいますか? 角川文庫絶版。
おもしろいのでしょうか。例によってブックオフ100円コーナーで
保護したのですが・・・
688 :
吾輩は名無しである:03/03/21 03:18
読んだ読んだ。寺山らしい視点が面白かった。
689 :
吾輩は名無しである:03/03/21 06:11
競馬モノが好き。あの頃の殺伐とした競馬を囲む状況の描写が好き。そして、渋谷のパルコ劇場に映像見行きたいけど、お金が無い。
690 :
吾輩は名無しである:03/03/21 07:09
>>672 美香に哀愁と言及されて、妙に嬉しかった。何も産まない、と思ったのは
もう10年くらいも前だが、何も産まない、と悟った自分は何かを得たかも。
で、福田恒存は、何かを産むような気がするけど。
(こっちは読んでないからあまりよく知らない)
花嫁化鶏も読んだけど、寺山体験では最末期だったから、通り抜けて
終わりだった。寺山節は健在でしたね。それにしても、絶版ですか。。。
で、さかさま文学だったか、黒髪編だったかを思い出したのでちょっと書く。
いろんな作家を、ありもしない妄想とともに全てマザコンとして
斬っていくところに、中年寺山の姿が無残にも投影されていた。
おまえこそがどうしようもないマザコンなのだよ。
おまえこそが、おまえが屁理屈いい続けた戦後社会の象徴なのだよ。
おまえの目に映る戦後日本こそが、おまえの姿そのものなんだよ。
691 :
吾輩は名無しである:03/03/21 11:22
「競馬場で逢おう」から寺山に入ったので、やはり競馬ものが好きだ。
もちろん、競馬もの以外も読んだ。
ただ、寺山はそれだけでなく映画・演劇など広く手がけてるが、
そこまではまだ、受け止めきれないな。
692 :
吾輩は名無しである:03/03/21 11:54
俺は芝居には関心ないけど、寺山も福田も好き。
ついでに別役実も唐十郎も野田秀樹も好きだな。主に評論やエッセイを通じてだけど。
演劇人の書く文章って、レトリックに工夫があって面白いんだよね。
693 :
吾輩は名無しである:03/03/21 15:48
一時期、寺山に対して何て云っているかで
その作家を判断していた。
全肯定するヤツは、偽善者かA・Cかお人好し。好きになれ
ないタイプが多かった。
かと言って、同時代に活動して寺山のことに言及してないヤツ
にも、何だか不満だった。腹立たしかった。お高くとまってる気がした。
現代詩手帳やユリイカや別冊新評なども探し廻って読んだ。TVも
欠かさずチェックした。
でも寺山本人の作品には、感動も興奮も笑わされた事も一度もなかった。
それは、オレに余裕がなくて
どんなエッセイにも作者の誠実さや、正確な情報、でなければ徹底的な笑い
がなければ損をした気分になるから。
寺山の嘘は、バリエーションも少ないし、何に触れられたくないのかが
透けて見える。イライラする。痛々しい。恥かしい。哀しい。
もう、寺山について誰が何と言おうとどうでもいい。オレには関係ない。
いつまでもこんな処に留まっていては、イケナイ。
今週号のSPA!で福田和也が寺山にふれていた。何かチョットうれしかった。
久し振りにこのスレに来た。美香が寺山にふれていた。ドキッとした。
やっぱり、チョットうれしかった。
そして、自己嫌悪に襲われた。
こんな処に留まっていては、イケナイ。
強く、思った。 長文失礼しました
694 :
吾輩は名無しである:03/03/21 18:37
一生逃げ続けたやつだからな。
本質は何かからの逃避、逸脱で、
逃避の対象が常に必要だった。
逸脱という運動の中心に、失った母がおり、
運動の果ては胎内回帰。こうした構造を
喝破する者を共犯者に巻き込む姑息な確信犯。
695 :
吾輩は名無しである:03/03/21 19:56
わたし 青蛾館と不思議図書館くらいしか
文庫本 読んだことないのだけれど
SPA!の都筑響一さんの写真って
なんだか近いものを感じる。。。
696 :
吾輩は名無しである:03/03/21 21:04
SPA読んでるリーマンになにがわかるっつーの?w
>> 696には競走馬の気持ちはわかるまい・・・
698 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/22 02:14
>>690(=
>>563-564)
40〜50冊も寺山の本を読んでおきながら、何も産まないと悟るに至った
10年前のお気持ちをお察しします(w でも今日もどっぷり浸かったけど、
寺山修司はいいですねえ。わたしは読書から何かを得ようなどとはからっきし
考えないので非生産性は一向に構いません。読書なんてするなと説く本を
二冊連続して読んだ昨日ほど満足した日は珍しいくらいです。
寺山作品もおもしろいけど、もっとおもしろいのは人間・寺山修司。
先述の「文藝別冊」(今年の三月発行!)などぱらぱら読んでいるとたまらない。
「はじめての読者のために」と銘打ってあるだけのことはある。
いじめられっ子だったことや、のぞき事件で何度も逮捕されたこと。
こんな魅力的なひとが同時代にいたらなんと素晴らしいのか!
しかしあの寺山修司どいえど、ようやく最近借金を払い終わったぐらいの
経済状況だと知り、まあ、表現者の覚悟とやらを思い知らされた面もあります。
絶版化はこの数年で猛スピードに進行しています。
現在、角川文庫で買えるのは――
「家出のすすめ」「書を捨てよ、町へ出よう」「ポケットに名言を」
「不思議図書館」「馬敗れて草原あり」「寺山修司少女詩集」
このくらいで、残りは絶版かと思われます。
いつか読もう、でも角川文庫でずらっと揃っているからと安心していたらこのざま。
ブックオフさまさまな現状です。ハルキ文庫からも出ているけど、編集方針が
まとまっていないような気がしてどうもなぁ、という感じです。
699 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/22 02:39
>>693 寺山修司は生まれた時代が良かった、おそらく天才というものは皆そうでしょうが、
そう思うことがありませんか? だいたい若者が憧れるカリスマ的存在というものは、
彼・彼女の世代よりも一回り上になっているようです。つまり寺山修司は見事なまで
に団塊の世代(戦後ベビーブーム・全共闘世代・わたしの親の世代)の精神的支柱に
成り得た。あの世代の表現者は寺山的価値観のなかでじつにうまくまとまっていた
ように思います。権威破壊、肉体重視、反体制。ひとことで言ってしまえば元気があった。
今日「長編叙事詩 李庚順」を読んでいるうちに、いつしか大声をあげて音読
していました(w そういうエネルギーに満ちていたと思うのです。戦前の否定、
高度経済成長などの時代風潮ともあいまって。
じゃあ、そんな寺山修司を現代に読むというのはどういうことなのか。
>いつまでもこんな処に留まっていては、イケナイ。
と卒業すべきものなのか、あるいは?
ところで「東由多加の遺した言葉」という本を読んで知ったのですが、
ある時期からみんな一斉に寺山修司から離れていったらしいです。
晩年の寺山修司というものにいささか興味を持ちました。
「最近の(天上桟敷の)子は自分の言うことを聞かない」ともらしていた、
との証言も例の文藝別冊に書かれていましたが・・・
700 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/22 03:14
でもこのスレいいですよね。
中上スレみたいに排他的ではない。
独善的ではないということ。
みんな含羞をにじませている(w
こんなことを書いている自分がどこか後ろめたいみたいな。
そう寺山修司のように。
>>688 「花嫁化鳥」読んでみまーす。
寺山修司の映画は以前にいくつかレンタルビデオで見たような。
タイトルは忘れたけど、トラウマみたいに刻み込まれたシーンがある。
男の子がエッチしているときに、音声はひたすら念仏が流れているシーン。
怖いというのか何というのか・・・
701 :
吾輩は名無しである:03/03/22 21:24
>>美香
福田恆存と比較するのは興味深いですね。
あと、坂口安吾を間にはさむとさらに興味深いか、と。
それと、寺山の映画は、やつの理解の助けになると思いますよ。
まぁ、スクリーンに釘を打ち込む処までのめり込む必要はないと思うけど。
↑
名前書いとくの忘れた。
703 :
吾輩は名無しである:03/03/23 02:08
>>614 寺山修司◎映像詩展のパンフ売ってる所に実験映画のVHSがあった。「青少年の〜」
は3本のテープに分かれてた。
でも、実験映画ってビデオで見たら面白さ256分の192減だろうね。特に「ローラ」とか
「青少年の〜」とか「審判」とか。
審判はまだテレビに釘打てばいいけど、「ローラ」じゃ、ラムネ&40じゃあるまいに…
704 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/23 21:11
ここ数日、寝ても覚めても寺山修司のことばかり考えている。
寺山修司がこころに居着いてしまったのである。いまだって一人で飲んでいるわけじゃない。
こころのなかの寺山修司と飲んでいるのである。寺山修司と。
手淫常習の少年がそのまま身体だけ大きくなったような裏町紳士と場末のバーで。
いかん。このままだと
>>690さんのようになってしまう。不毛ゆえに魅惑する寺山修司。
今日、フジテレビでやっていた「女一匹トラックドライバー」のドキュメンタリーを
見ていたら、どうしてか寺山修司の顔が浮かんできて、そんな大した番組でもないのに
落涙した。どうしようもない人間を彼はうまく描いた。高校生のときに暴走族の
彼氏と「できちゃった結婚」。十年後、離婚して女だてらにトラックドライバーか。
「花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ」。
「花嫁化鳥」を読む。目が飛び出るほどの優秀作ではないけれども、こころに
じんわりとしみる佳作。多芸多才。何を書いても寺山ワールドにしてしまう。
結局、演歌なわけである。いくら口ではでかいことを言っていても、どうしたって
現実はうまくいかないし、自分が光れるのはヤクザ映画の高倉健が敵に向かっていく、
その一瞬を自分にうつしかえたときだけ。影を書くことで光を書いた寺山修司。
そんな彼が日本の影を探訪していったルポが「花嫁化鳥」。いかがわしくて哀しい。
>>701 安吾はわたしダメ。男臭すぎる。男による男のための文学という印象。
705 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/23 21:22
戯曲「さらば、映画よ」「アダムとイヴ、私の犯罪学」「毛皮のマリー」読了。
つまらない。笑っちゃうくらいマジでつまらない(w 福田恒存の戯曲は
言葉でドラマを作ろうとしたのに対し、寺山修司の戯曲はイメージを作ることに
執心したのではないか。音楽、役者の存在感を用いて。だから戯曲で読んでも
まったくおもしろくない。サーカスや見世物小屋が寺山修司のアルカディアだとか。
なら仕方がないと諦めるしかないのかな・・・ 詩を朗読する役者に演出の寺山修司は
意味なんて伝わらなくていい、絶叫する詩人の存在が重要なんだと言ったらしい。
後年の「ノック」なんてもう戯曲にはしようがないし。
引き続き戯曲を読んでいきます。
>>699 >生まれた時代が良かった
ん〜、オレの5,60年代についての知識が浅薄極まりないんで、何とも
言えない。
まあ、盗作で騒がれたとは言え、歌人としてメディアに登場して、入院、
ラジオで賞を取りまくり、
松竹ヌーベル・バーグの一角に食い込みつつ、演劇の刷新運動にも当事者
として
しっかり関与してる、て云うのは作品ウンヌンを度外視してもクラクラする
ほど華麗、
カッコイイと素直に思う。今で云うと枡野浩一+宮藤官九郎+青山真治
ぐらいの
キャラなのでは?と年表を見ると妄想してしまう。
実際に作品に当って見ると、
短歌は、理屈抜きに感動させられるモノが多くある。この短歌がなかったら
寺山に対する
見方は、辻仁成+園子音+田代まさし程度だったかもしれない。
2ちゃんにスレが建ったと
しても、思いを吐露せずに訳の分からんAAを貼り付けるのみだったと思う。
映画は、
傑作と言われている「草迷宮」「疱瘡譚」を観てないけど、前衛的とも、
独自の美学の
面白い映画とも思えない。エッセイ同様、感動も驚きもなく少し恥かしい。
TVドラマ、演劇は見てないので
何も言えない。でも、もうあんまり期待はしていない。
晩年の寺山修司には、オレも興味あります。山田太一か筒井康隆あたりが、
真摯で厳しく、感動的な小説に
して欲しい。「虚人寺山修司伝」は、情報的には貴重だったけど、作者
の反感が
文体に滲み出ていて、感じる物が何もなかったので。
×園子音
〇園子温
708 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/25 01:43
福田恒存スレでエリートサラリーマンに教え諭されました(w
やっぱこっちのスレのほうが居心地がいい。ここ臭いんです。
夢を食べている人間の排泄物、吐シャ物のにおいがする。人間がいる。
>>706 >「虚人寺山修司伝」
紀伊国屋のHPでチェックしたら入手不可らしい。でも、最近出たもの
だからまだどこかに残っているかもしれない。立ち読みしたいです(w
虚人か。虚と実。わたしも実に生きるより虚に生きたい。
「我々は夢と同じ糸で織り上げられている」(「テンペスト」)のだから。
寺山は確信犯的にアジった。青春扇動者。きみも寺山修司になれると!
まず家出しよう、東京に行けば何かと出会える、書物なんて捨てちまえ!
しかしそのうち多くの青年は気づくわけです。自分は寺山修司になれないことを。
ついになれなかったことを。その時、きみがどうしたらいいかはもう寺山修司は
教えてくれない。だれも教えてくれないのです。
寺山修司は子どものころのチンドン屋さん。
にぎやかで楽しそう。ぴーぴーひゃらひゃら、ぴーひゃらひゃら。
ついていって、あっと気づけば崖っぷち。
きみは飛べるか飛べないか。鳥になれるか家畜鶏で終わるのか。
飛べなかったら墜落死。さあ、どうする? 引き返す?
709 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/25 01:54
戯曲「血は立ったまま眠っている」「星の王子様」を読了。
寺山は社会変革を目指してこれらの戯曲を書き、押すな押すなと
観衆がつめかけたらしいけど、ほんとそんな時代があったんですかね。
「血は〜」なんてとても読めたものではない。23歳の若書きを考慮に入れても。
読んだひといます? とてもじゃないけど、つまらなくて読めないと思います。
古くなった前衛作品は、寺山の描く不遇な裏町詩人のようです。
だれにも相手にされない。それでも何かを訴えかけようと通行人につきまとう。
>>708 →野鳥になれるか家畜鶏で終わるのか。
に訂正したほうが寺山っぽくて格好良いですね。
だれもこんな些細な部分には気づかないのでしょうが(w
711 :
吾輩は名無しである:03/03/25 02:54
「星の王子様」のシナリオ
本になってて読めるの?
713 :
吾輩は名無しである:03/03/25 07:30
美香よ。
寺山の術中に見事にはまっていますな。まぁ、しばらくはまってみればよろし。
美香の日常は? 寺山の日常は? 寺山が一過性でしかないことをいずれ悟りますよ。
継続的に日常を超えようとする営為もまた、日常なのですよ。
彼が最後まで盲信した母の子宮こそが、日常の究極の王国なのですよ。
虚無を見つめつづけるほどの強さを、虚弱児寺山が持ち続けられた筈がない。
福田にはそれほど通じでないけど、一生付き合うなら、文句をいいつつも福田。
著作の評価を見てると、いまどきの若者の美香は至極まっとうだと思いますよ。
690=713
また、署名忘れた。そういえば、694=690だったのも忘れてた。
715 :
吾輩は名無しである:03/03/25 18:48
>>711 最低! みんな踏まないで。というか、昨晩の深夜に踏んでしまった。寝る前に。
これをクリックしたせいなのかわからないけど、それ以後パソコンの調子が悪い。
きっと仕掛けたやつは笑っているのだろうけど、まさにその通り。
Cドライブがいっぱいだとかわけがわからない。質問です。わたしのパソコンが
おかしくなったのは
>>711が原因ですか。それともなんの関係もないのですか?
まさかここまで憎まれているとは。たかがネットではなないか。
ひとからの憎悪には沈黙するほかありません。あ、他のスレでも
>>711のリンクの危険性について質問するかもしれません。マルチポストごめん。
716 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/25 18:59
↑はわたしのレスです。
>>712 角川文庫「戯曲 毛皮のマリー」の最後に入っていました。
717 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/25 19:01
>>713 角川文庫「青森県のせむし男」を読んでからレスしたいと思います。
しばらくお待ちください。そうです。どう強がろうとあなたは女から生まれた(w
呼ばれているのはわたしではないか(w 実験ね前衛ね・・・
すべては「青森県のせむと男」、この戯曲集を読んでからということで。
>>715 美香さま
VBS_HAPTIME.A(orB)
[VBScript Virus]
VBScript ウィルスです。詳細は以下のサイトを。
VBS_HAPTIME.A VBS_HAPTIME.B (TREND MICRO)
ブラウザ・クラッシャー(ブラクラ)チェッカーに
>>711のURLを
チェックかけたら真っ赤な文字で上の警報が出ました。
トレンドマイクロのHPで調査するのが賢明。
>>719 美香さま
いえいえ、あなた様もお越しになって頂いても結構ですよ。
711踏んじまった・・・。
cドライブについては、何の警告も出てないけど、
PCの画面が黄色っぽくなった気がする。
ウィルス・スキャンをして見たら、感染してない様だ。
711よ!
何がしたいんだお前は。
釈明を求める!
どうもこの板には美香に対して本格的な嫌がらせを
して喜ぶ粘着馬鹿がいるようですな・・・。恥を知れ。
725 :
吾輩は名無しである:03/03/25 22:55
「踏まないで」と書いてあるのに踏む奴は脳障害者。
726 :
吾輩は名無しである:03/03/25 22:57
725は単なる煽り。
ウィルスは立ったまま眠っている
今なら「パソ捨てよ、街に出よう」なのかな。
2chを捨てよ、かな
レスどうもです、でも
ヤフーでもアマゾンでも在庫なし取り扱い不可
美香さんが うらやましい
古本屋で探してみます
>731
いそいでないので ぼちぼち探してみます
情報どうもありがとうございます
PCポシャッたんじゃねえのか、身かよ。。。
残念だ(w
734 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/26 22:04
>>706 >「虚人寺山修司伝」
今日、神保町と池袋の大型書店を回ってきましたがどこにもなかったです。
立ち読みできなくて残念。まあ、ぼちぼち探してみます(w
>>720 ご指摘、ありがとうございます。パソコンは今のところ大丈夫みたいです。
>>713 >福田にはそれほど通じてないけど、一生付き合うなら、文句をいいつつも福田。
宮台真司が「終わりなき日常」と現代をあたかも有史以来の特別な時期のように
評したけれども、いつの時代も日常なんてものは退屈なようです。つまらない生活。
くだらない学校通いに会社通い。同じことの繰り返し。劇的なことなど何もない。
大概のひとにとって人生という舞台で主役をはれるのは結婚式とお葬式だけ。
そこまでの認識は寺山修司も福田恒存も同じなのです。なら、きみはどうするか?
ここからが違う。寺山は偶然性に賭けよという。つまらなかったらおもしろくすればいい。
周りにさざ波を立てていけ。他者と自らの肉体をもって「出会う」ことを薦める。
一方、福田恒存はあくまでも常識にこだわる。大人になれという。
つまり退屈な日常をやりすごす知恵を教えてくれるのです。季節の移り変わりや、
端午の節句、ひな祭りといった祝祭に目を向けることで人生に意味を持たせればいい。
どんな劇的な生活だって日常というものに呑まれてしまう。永久革命? 笑わせるな。
以上が、今までの「どっちの文学ショー」の途中経過みたいなものです。
さあ、ご注文はどっち?といく前にひとつ思ったことを。福田恒存ファンは
決して福田恒存を超えることができない。いつまでも福田恒存が最高峰の教祖で、
氏のてのひらで踊っているようなもの。でも寺山修司のファンは寺山を超えられる
と思うのです。少なくとも寺山以上になろうという意志を持つことができる。
そう、わたしのように(w
(福田スレ住民をアジりたいのでw同じものをあっちにもコピペします。悪しからず)
735 :
吾輩は名無しである:03/03/26 22:06
736 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/26 22:33
寺山と福田といえば、寺山の大学時代の親友・山田太一が福田を愛読している
のはふしぎな因縁です。山田太一は福田の「私の幸福論」が好きらしい。
この辺に今回の私的「どっちの文学ショー」の決め手があるような気がします。
山田太一はわたし大ファンです。前衛思想は好きだけれども、前衛作品はつまらない。
保守思想はつまらないけれども、保守作品(物語)は好き。こういうひとは
わたし以外にもいるような気がしますがどうなんでしょう。
山田太一の寺山への「弔辞」は感動的です。からだが震えます。
未読のかたはぜひ本屋で立ち読みしてください。
山田太一のエッセイ集「路上のボールペン」(新潮文庫)に入っています。
「青森県のせむし男」。この戯曲集は「毛皮のマリー」とはがらりと変わって、
とてもおもしろかったです。詳細は後述しますが「大山デブコの犯罪」では
感動のあまり読後しばらく涙を流しつづけました。戯曲を読んで泣いたのは
生まれて初めてです。なぜか。前衛作品ではないからです。前衛を装っては
いるけれども、作品の根幹にあるのは前衛思想ではなく寺山の実体験。
だからわたしも感動するんです。
青森県のキモワルヲヤジ。
「青ひげ公の城」、いよいよあさってからです。
チケットは完売。三上博史の人気でしょうか?
しかしあるサイトでチケットを発見。
7500円も払って観にいくべきか迷っています。
J・A・シーザーねえ。宮台からバカ呼ばわりされていましたが(w
それは「好き」ということさ
ツタヤで半額キャンペーンをやっているから
寺山の映画をレンタルしたいけど、考えることはみんな同じ。
きっと貸し出し中ばかりなんだろうな。
新宿のツタヤはかなり充実していた記憶がある。
今日、池袋の古本市に行ったけど、
寺山の著作に法外な値段をつけているところがあった。
なんかの雑誌の追悼特集号。定価1000円を3000円。
やりすぎだって。
そこで、
「歴史の上のサーカス」(寺山修司・文春文庫)400円
「ムッシュウ・寺山修司」(九條今日子・ちくま文庫)500円
をゲット。
>>547を読んでいたから買ったのですが、あれほんと?
連続レスごめん。でも「レスの不在に充たされている」よりはいいかと(w
741 :
吾輩は名無しである:03/03/27 02:44
歴史の上のサーカス、表紙がオオカミの絵のやつだったと思うけど、
これは読み応えがあったという記憶がある。
>>734 「虚人寺山修司伝」は、1996年に文藝春秋から出たんで、
もしかしたら、そろそろ文庫化されるかも。没後20年と云う事で。
本の内容は、生い立ちから覗き事件≠たりまでを関係者の取材と
資料を元に
あくまでもネガティブに、肥大した伝説を相対化する目的で、て云うより
「この寺山修司って男は、
天才とか鬼才とか、そんな大層な者じゃないんですよ。少年時代から死ぬま
で、まわりの者を
欺き、騙し、掠め取り、他人の褌でハッタリをかまして小心翼々と生きて
来た
成り上がりの田舎者に過ぎないんです。残念な事に私は、この男と同郷なんで
すが
一緒にされたくないな〜。大学時代から胡散臭くて、恥かしい男だと思って
たし。
第一、カルメン・マキだ何だと騒いでいる時、ぼくはビーチ・ボーイズに
熱中してたしね。
寺山と同郷だと分かると、短歌を諳じ出す先輩とか結構いてさ、
あれは、
堪らなかったな〜、正直、寒イボでたわ。寒イボ。本当に、迷惑な男だよ。
寺山って奴は。
覗きで捕まって早死にしたのも、さもありなん、て感じだな。自業自得だね。」
こんな
感じの裏声が聞こえる本だった。でも、TVシナリオ・ライター時代の寺山に
多くページを割いていたり、
戸板康二から絶縁状を送られた話し、など貴重な情報が書いてあるのでファンは
必読かも。
>>美香
わたしのイメージが、742さん(=706=693)の書く
「虚人寺山修司伝」の内容に、そのまま込められてます。
超える、というか、いつか飽きますよ。寺山は。
同じところをいつまでもいつまでも回りつづけるだけだから。
それよりも、(比較の上でいえば)日常を凝視しつづける福田の視線のほうが、
というよりも福田同様に自分の日常を見つめ、格闘するほうが、
よほど刺激に満ち、飽きることなんかないんですね。
そういうところから見ると、寺山は何も産まない、ということなんですね。
だもんで、わたしもそろそろ自分の日常に還ることにします。
無理につきあわせて、すまんかったね。
744 :
&rlo;:03/03/27 08:49
寺山修司というと「知性なき澁澤龍彦」のような印象を受ける。
まぁ一方は財閥系華族の親類にあたる名門の生まれ、もう一方は田舎の特高刑事の息子だから精神内容に差があるのは当然だが。
澁澤は生前、おもてだって寺山に言及したことはなかった筈だが、
寺山が死んだ時にはカレンダーに「寺山修司死去」の文字を記入している。
遠目にチラチラ眺めながら意識してはいたのかもしれない。
ふたりとも常に剽窃のうわさが付きまとうところが似てるね。
ところでその数字はどうやって出したんだ?
パルコの「身捨つるほどの祖国はありや」って、もう発売されてますか?
本屋で全然見かけないんですが。
747 :
吾輩は名無しである:03/03/27 18:37
どーでもいいんですがチケット完売していません
ヤフオク等にも大量に出回ってるしね
748 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/28 16:10
>>741 読むのが楽しみです。あ、表紙は残念ながら狼ではない。
>>742 >正直、寒イボでたわ。寒イボ。本当に、迷惑な男だよ。
原一男監督の映画「全身小説家」を思い出しました。井上光晴が主人公の
ドキュメンタリー。映画的な評価は非常に高かったのですが、
井上光晴ファンには不評だったらしい。というのも、井上光晴をカメラで
裸にしてしまったから。言っていることはウソばっかだという関係者の証言で。
でも原監督によると、あれは井上光晴という人間が好きだからやったとのこと。
まったく屈折した愛情表現としか言いようがない。その本の著者も、
寺山への愛情を素直に表明できないのかもしれません。このスレの住民に
共通した心理ではありますが(w なぜか寺山をストレートに好きというのが
恥ずかしいです。騙されている無能者であることを告白するみたいで。
だけど寺山の魅力はその詐欺師然とした「いかがわしさ」にあるのも確か。
「書を捨てよ、町へ出よう」などと言っておきながら、自分は読書をやめよう
ともしない。それどころか戯曲を読むと、どう見たって彼は本の虫です。
「家出のすすめ」をしておきながら、自らに家出経験がないというのもそう。
で、結局、彼にそんな「寺山修司役」を演じさせていたのは読者であったという矛盾。
みんな騙されたがっていたところに、タイミング良く寺山修司が登場したのでしょう。
749 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/28 16:23
>>743 わかるなあ。わたしも数年前に狂ったように宮台真司にはまったことがあった。
彼の薦める本(桜井亜美!)をおもしろいのだと思い込もうと努力したり(w
全盛期の寺山修司は、今の宮台を数倍に膨らまさせた感じなのでは?
宮台も読者を自殺に追い込んだり影響力が強い。違うと言われたらそれまでだけど。
で、いざ洗脳が解けた今になってみると宮台がバカらしく見えて仕方がない。
宮台信者を見かけたら「きみは寒イボ、寒イボ」と耳元で叫んでやりたいくらい。
宮台一派の今一生とかいうクズライターが寺山の真似をしようとしているけど、
彼らには決定的に欠けているものがある。ポエジー。叙情性。上質な感傷。
そしてわたしが寺山で好きなのはまさにこの部分なんです。
実験演劇で「中心不在の思想」などと言われてもさっぱりわからない。
寺山さん、本の読みすぎですよ(w
750 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/28 16:32
>>743 >わたしもそろそろ自分の日常に還ることにします
♪人生は
お祭りだ
いつもどこかで
おはやしがなっている♪(「大山デブコの犯罪」)
>>746 たしかに見かけない。池袋ジュンク堂にだけ山積みされていた。
演劇ではなく歌人コーナーの寺山特集の棚です。
>>747 数日前に「チケットぴあ」を見たら全席完売だったのです。
ところで観にいきますか? わたしはまだ迷っている。
751 :
吾輩は名無しである:03/03/28 16:47
お祭りもまた、日常と化してゆく。
752 :
吾輩は名無しである:03/03/28 16:49
漏れの知り合いの女、春樹と寺山が好きらしい。
美香も両方好きなんだろ?
共通点はなんだ?
共通点は、バカ
754 :
&rlo;:03/03/28 16:55
755 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/28 17:10
「青ひげ」
母親を捨てないと嫁をもらえないという慣習のある村での精薄青年の物語。
おっ母は捨てたくないけど、嫁こさ欲しいと嘆く白痴くんがラブリーです。
「青森県のせむし男」
オイディプス王+リチャード三世+マクベス−カタルシス=青森県のせむし男
いちばんうまくまとまっている。煽情的。つまりいやらしい。えろえろ。
どす黒い性欲が渦巻いている。障害者の性って淫靡です。衝撃的だったのは、
本物の「せむし」をスカウトしてやらせたこと。天上桟敷、やるねえ(w
いまだったらさしずめ乙武くんかな。「東京都の五体不満足」。つまんなそ。
「大山デブコの犯罪」
泣けた。寺山の戯曲でいちばん好き。評論家受けが悪かったらしいけど。
「不在に充たされている」的な思想がバックボーンにあるんだろうけど、
そんなものに気づかなくても充分に楽しめる。カーニバル。にぎやかで哀しい。
実際に舞台に100キロ前後のデブコが複数登場したらしい。すごかったろうな。
最後には全員大声で歌う。「人生はお祭りだ いつもどこかで おはやしがなっている」。
実際に見たら涙で顔がぐしゃぐしゃになるかも。笑いながら・・・
わたしは太りたくない。だからこそ欲望のままに生きる大山デブコが美しい。
「せむし」と同じ肉体の劇。肉体をもった言葉は、同時に音声なのである。
「邪宗門」
失敗作。最後に役者が劇での役を捨てて、本名で会話するのだけど、はあ?
そんな高校生のわたしが考えつきそうなことを、実験だの前衛だのと言われても。
「犬神」
中上健次の世界。寺山と中上、似ている。叙情性こそが持ち味なのに、
わけのわからない思想を持ち出してくるところとか(w 犬を父にもつ、
犬神少年の話です。まあ、ぶっちゃけエタヒニンです。ヨツ足の物語。
劇らしい劇。どこにも実験的要素がない。だから佳作。
756 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/28 17:21
角川文庫「毛皮のマリー」「青森県のせむし男」とふたつ戯曲集を読んだわけ
ですが、これって初期・中期の作品ばかりなんです。後期の戯曲集って
ないんですかね。わたしが調べた限りだと思潮社から「寺山修司の戯曲」
というのが全九巻出ています。これを全部買い、かつ読むのはちょっと・・・
ネット古書店でもあまり見かけないし何より高い。過去ログを見ても、
戯曲の話題はあまり出ていなかったので、ここで聞いてもわからないかも
しれないけれども、後期の戯曲を集めた本を知らないですか?
757 :
吾輩は名無しである:03/03/28 18:47
758 :
吾輩は名無しである:03/03/28 18:53
mikaさん、私は三十三ですが、あなてゃあ何歳ですか?
759 :
吾輩は名無しである:03/03/28 19:01
MIKAさんは、どういう生活してるひとなの?この板に書いたこと全部まとめたら
ブンゲイシャから慈悲出版は間違い無く出来た筈。とか勘違いアソバイス?フェミニズムについては
どう思う?
760 :
吾輩は名無しである:03/03/28 19:02
なんだコイツ…
762 :
吾輩は名無しである:03/03/29 14:47
>>755美香さま
>そんな高校生のわたしが考えつきそうなことを、実験だの前衛だのと言われても。
なのだけど、戯曲の中だけで見るのでは無く、当時の商業演劇界全体を見てみれば?
72〜73年当時のものだと言う事を忘れずに。
寺山戯曲は文芸として完成はしておらず、天井桟敷が演ずる事によってのみ完結する事と考える。
その為に寺山は財産投げ打って、演劇活動に没頭したのでは?
スマソ。
「投げ打って」→「投げ売って」
764 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/03/29 18:12
>>732 よけいなお節介かもしれないけど、もし東京在住だったらば。
今日「中野ブロードウェイ」三階の明屋書店で「毛皮のマリー」を発見。
もちろん新品。へえ、まだあるんだと驚いた。平成10年発行だから、
まあ、まだ店頭に並んでいてもおかしくはないけど。もし時間があればどうぞ。
>>758-759 そういうのは雑談系のスレで。
>>761 で、どうでしたか? 客層はやはり中年が多いのかな。
>>762 その通りです。戯曲だけで判断してはならない。
けれども今のところタイムマシーンが発明されそうにないので、
今日ツタヤで天上桟敷のビデオを借りてきました。
半額キャンペーンということもあり。見たら感想を書きます。
765 :
美香 ◆FE5qJ6slSw :03/03/30 11:07
よく、黒人と聞けば、”デカイ、病み付きになる”とか、”
黒人の味を一度知るともう日本人では満足できなくなる”
とか言いますよね。でも、これって本当なんです。
あるきっかけから、黒人男性とセックスをしてしまったのですが、
凄いの何のって。言葉では言い表せないほど。その時日本人の彼が
いたんですが、迷いもなく別れました。あんな凄いセックスは
日本人ではとても無理。黒人のそそりたつビッグなペニス。
もうそれなしでは生きていけません。黒人のビッグなペニスを
極上のトロに例えるなら、日本人のお粗末なチンチンは、回転寿司の
賞味期限切れの一番安いかっぱ巻きといったところでしょうか。
それにしても、日本人のお粗末なチンチンと較べると何たる違いでしょう。
前に、援助交際をテーマにした番組の中で、
「援交で日本人の男からまきあげたお金を黒人に貢いでいる女の子」
が数人インタビューを受けてました。女の子達は、日本人の男は、
チンチンが小さいのでセックスしないと言ってました。これって
よくよく考えると・・・日本人のおチンチンは、お金を貰っても
セックスするほどの価値が無いチンチンで、一方、
黒人のおチンチンは、お金を払ってまでも価値がある凄いチンチンと
いうことにならないかしら。これって、凄い差だと思うんだけど。
ウン。私の周りでも、黒人と付き合いたがっている女の子はかなり
多いし、これから間違いなく、黒人と付き合う女の子が増える
でしょう。最近、黒人に彼女を寝取られる日本人の男の話もたまに
聞きますし。日本人とのセックスに飽き足らないあなた、
黒人と思い切ってセックスしましょう。黒人のチンチンはホント凄いですよ。
767 :
吾輩は名無しである:03/03/30 14:15
・・・寺山修司好きだけど、美香が仕切ってるからぶっちゃけ嫌なんだよな、このスレ。
768 :
吾輩は名無しである:03/03/30 14:22
>>767 お前が仕切れる器じゃないだけだろうが(w
寺山はすごいけど寺山を語る香具師は凄くないという常識に気付くまでがまんしる。
臭痔って名前がすごく臭って来る名前でキモイ
習字修司修辞修二秀二修次秀治周司秀治修史
集週周衆宗修洲臭醜囚愁驟雨蒐襲就蹴蒐拾終習酋脩祝羞萩
時字辞児地自痔次寺路持而慈示璽磁事侍餌冶似爾耳蒔除迩
しゅうじという名前は還暦前にくたばる悲惨なヤシが多い
773 :
吾輩は名無しである:03/03/31 13:23
青ひげ 舞台おもしろかった
今日、いいとものテレホンショッキングに出演した三上博史に
寺山修司から花束が届いてたな。
以下、実況◆ フジテレビ 3717より
37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:03/03/31 12:15 ID:pF0wC51p
死人から花束
38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:03/03/31 12:15 ID:/kn0ZDJH
寺山の反応が無い・・・(´・ω・`)
50 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:03/03/31 12:16 ID:DFXv47YO
寺山修司知らんか
69 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:03/03/31 12:16 ID:6Z93ftjm
バカな客どもは寺山修司も知らんのか!
71 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:03/03/31 12:16 ID:Ql8EQY0B
>>50 たいていの人は知ってても「おー」とか言わない。
ああ、なんか知ってるね、程度。
思い入れないから。
>>774 見逃してしまいました。そういえば天井桟敷出身でしたよね。
自らのエッセイの題名が『架空のオペラ』だったりします。
てなわけで久々の書き込みです。僕が初めて寺山修司を読んだのは
確か14歳の頃でした。芽生え始めた性衝動に突き動かされてか、
悪趣味な知識に飢えていた僕の目に留まったのが『不思議図書館』でした。
諧謔に満ちた胡散臭いダンディズム溢れる雰囲気のよさもさることながら、
博識に裏打ちされたたくさんの引用のなかに、僕が読書にはまるきっかけに
なった星新一の作品までもが出てきて驚いた記憶があります。
思えば東京に憧れたきっかけは寺山修司にあって、高校時代に演劇をやったのも
早稲田を目指していたのも、短歌を作り始めたのも彼の影響だったのです。
しかし彼はその人生を賭して読者への「大いなる謎かけ」をしてきたに過ぎず、
まるで歌舞伎町のポン引きのように年端もゆかぬ少年少女をかどわかしはするものの
それから先は懐疑のネオンや苦悩のディスコサウンドが渦巻くゴールデン街路地裏の
知の迷宮に置いてけぼりにされたが最後、自力で這い上がる術を見つけるまでは、
世間との距離の置き方も知らぬがままに、路頭を彷徨うはめになるのです。
776 :
吾輩は名無しである:03/03/31 18:15
なんかここきもちわるい はきそう
いかないでくれよぅ
>>776ぅ!
と追っかけつつ 777ゲトー
779 :
吾輩は名無しである:03/04/01 01:25
きもちわるいのは、てらやまなんだよ。
780 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/01 01:37
経過報告です。
ビデオ「身毒丸」(寺山演出バージョン)「トマトケチャップ皇帝完全版」
「徹子の部屋」「書を捨てよ、町へ出よう」「田園に死す」「さらば箱舟」を見る。
ビデオ「奴ヒ訓」はあまりのつまらなさに20分でギブアップ。
「歴史の上のサーカス」「ムッシュウ・寺山修司」を読了。
どっぷり寺山漬けで窒息寸前。細かい感想はまた後日。
古本市で買った「ムッシュウ・寺山修司」、数ページにわたって
鼻くそがびっしりついていた。こんなのは初めて。激しく鬱になる。
>>780 あはは。そりゃ鬱にもなるよね。
でもそれだけ寺山を観れば大したものだよ。
僕のお勧めは、田中未知(だったっけな?)演出の『質問』
という短篇映画だ。その名の通り、これは寺山への質問の映画です。
てなわけで映画板の実験映画スレにもカキコよろしく。じゃあね。。。
782 :
&rlo;:03/04/01 02:37
なんだ、工藤は早稲田を目指していたのに和光大か。
浪人してようやく和光大に引っかかった程度の学力で、どうして早稲田なんか目指す気になれたんだ? 厚かましい。
>>782 寺山スレで自分語りをされると迷惑だからそういうレスはふらないで。
784 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/01 09:34
>>781 田中未知は同タイトルの「質問」という痛い本(詩集?)をだしていた記憶あり。
>映画板の実験映画スレにもカキコよろしく。
今回で自分の映画オンチぶりを実感すること甚だし(w
映画は暴力である、イメージの押し売り強盗である。短歌や戯曲、小説で
あれば想像する主体はこちらがわにある。自らの記憶と結びつけて楽しむ
ことができる。でも映画は総合芸術と呼ばれているだけのことはあり、
言葉のみならず映像と音楽まで用いて制作者側のイメージを伝えることが
できてしまう。それが耐えられなかった。無理やりに異質な世界を見せつけ
られる窮屈感。2時間以上も相手のペースで。自由がない。芝居だって、
まだどこを見るかくらいの自由は許されている。「田園に死す」は特に
イメージの羅列だから苦しかった。ゆえに名作なんだろうけど(w
こんなわたしに映画板に書き込むことなんてできません・・・
>>784 同じ時間帯に会うのは久しぶりですね。
ここの過去ログを読みましたので、レスをしておきます。
>>700 ベッドシーンでお経が流れ続けるのは、『田園に死す』ですよね。
僕はその映画しか観てないのですが、交差点の雑踏の中で
「おめえだづ、どごさ行くんだ! そんなに急いでどこさ行くんだ!」
とせわしそうな通行人たちに向かってわめいているのに無視され続ける
シーンが印象的でした。
>>736 『路上のボールペン』は僕も何故か愛読していた記憶があります。
確か国語の教科書か参考書に掲載されていた文章がそこからの転載で、
それで読んだんだと思います。大学時代に『やさしさ』をテーマとした
社会学のゼミに参加していて、そこでの研究発表の際に『路上のボールペン』
所載の『ひとつの若者体験から』を引用したことがあります。
あと個人的に『STOVE』というエッセイの変さが好きです。
ところで高橋源一郎って団塊の世代ですよね? 寺山修司の影響を感じます。
『ペンギン村に陽は落ちて』には「サザエさん」が出てきますが、
確か寺山修司の作品にもそういうものがありましたよね。
『官能小説家』には美香さんが挙げていた『さかさま文学史』を感じます。
競馬好きに関しては、言わずもがなです。
786 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/01 10:07
「実験映画スレ」をぱらぱら読んだけど、あれはいちばんわたしの嫌いな世界。
思想なりある論理を映像化したいという意図がさっぱりわからない。
観客に「絵解き」をして優越感にひたってほしいのか、自らの枠組みを誇示したい
だけなのか。「トマトケチャップ皇帝完全版」はつまらなかった。最後、二人の
おとこが喧嘩しているんだけど、だから何? ごめんなさい早送りしました(w
映画「書を捨てよ町へ出よう」
元気いっぱい若々しい。映画を挑発するメディアにできた時代が微笑ましい。
原一男監督の「さよならCP」「私的恋歌1974」を思い出す。
町は書物である、と冒険へ繰り出す若者たち。最後の主人公が歩行者天国で
通行人につっかかってゆくところがいい。あんたはどこに行くんだ?
そっちへ行ってもおもしろいことなんてないぞ。おれの言うことを聞いてくれ。
おれの話を聞いてくれ、あんたの話も聞かせてくれ。おい、そんな急いで
あんたらどこに行くんだよ・・・
この映画の15年後、村上春樹が書いている。
「僕は今どこにいるのだ?」(「ノルウェイの森」)
さて30年後、現在のわたしたちは?
>>786 あれ? 『田園に死す』じゃなくて『書を捨てよ』でしたか。
なるほど確かに『ノルウェイの森』ですね。
僕は村上春樹も高橋源一郎も好きなんですが、どうやらこの2人を結ぶ
キーパーソンは寺山修司だったのかもしれません。
788 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/01 10:27
>>785 レスありがとう。でもはずれ(w 「書を捨てよ町へ出よう」でした。残念。
でもクドーさんと印象に残るシーンがおなじとは。あのラストの雑踏シーン。
やはりみんな記憶に残るのだろうか。あの切なさ、孤独感、無力な反抗。
寺山修司を読んでいると地方出身の工藤さんが羨ましくなる。東京生まれの、
東京育ちだと、どうにも寺山を理解できないところがある。誰か故郷を想わざる。
なーんて、ひとり夜道を歩きながら呟けるのは上京者の特権。上京すれば、
と東京に夢を見れるのもいい。方言だって複数の言語をもっているみたいで素敵。
>『路上のボールペン』所載の『ひとつの若者体験から』
見てみたらこれが書かれたのってわたしが生まれた年だったりする(w
この時代の若者も無気力だったのか。いまは嘲笑もない、白痴的な空笑い・・・
大学時代、原一男監督の授業を取っていたけど、氏も熱かったな。
ニーチェなどと言おうものなら、おまえはニーチェに会ったことがあるのか?
肉体からでた言葉しかおれは信じない。それが生きている言葉だからだ、とか。
団塊の世代が羨ましい。表現というものにストレートに立ち向かえたから。
ストーブ。どこがいやらしいのか(w
田中未知って寺山とデキてたんだよね
今なにしてんだろ
791 :
吾輩は名無しである:03/04/06 15:37
あれ
急に盛り下がったね
792 :
吾輩は名無しである:03/04/06 19:02
誰か何かネタ振って
793 :
◆GiTmRUKFvw :03/04/07 19:12
寺山が生きていたら今年の桜花賞何を買うかわかるか
田舎者だからモンパルナス買うんだよ
来るわけないじゃんっての
794 :
吾輩は名無しである:03/04/07 19:29
おお、そうそう。寺山といえば競馬もあったな。
あの文章なんて、競馬マニアから見るとどうなんだろ。
高橋源一郎は賞讃してるけど。
795 :
◆GiTmRUKFvw :03/04/07 19:50
当時の競馬のアングラな雰囲気が叙情的な影を描くのに
ぴったりだったんじゃないかな
寺山は自分の舞台の装置として競馬を取り込んでしまったみたい
今じゃ競馬場を故郷としてみるなんて信じられないけどね
もっともいまだファンの中には寺山臭い奴が大勢いるんだけど
割と煙たがられてるように見えなくもない
テラシュウと略して読んでもよかですか?
797 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/08 15:25
現代歌人文庫「寺山修司歌集」を読む。
惜しまれるのは、あと10年せめて5年早くこの歌集に出会いたかった。
高校生のころに巡りあえていたら・・・
いまでは感性が鈍ってしまったせいか、どうも寺山の作意ばかりが鼻につく。
ああ、優秀な短歌を作ろうとしたんだね、たしかに誉められそうな短歌だと(w
本来はマイナスであるはずの田舎臭さをうまく気障な文句に転位している。
798 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/08 15:34
天上桟敷「百年の孤独」をビデオで見る。
おもしろかったのは舞台よりも客席のほう。
10代後半から20代前半ばかり。みんな腕組みをしているのが笑えた。
難しい顔をして。「百年の孤独」は四つの別々の舞台で行なわれたもので、
ひとつの客席からぜんぶは見られないようになっている。
ビデオで四つの舞台を見てもさっぱり何がなんだかわからないのに、
当時の観客はこれがおもしろかったのだろうか。
その答えが、あの腕組み(w つまらないけどつまらないとは言えない。
晩年の寺山修司の作品。つまらないはずはない。
つまらないと感じる自分が間違っているに違いない。
これはさぞすばらしき前衛劇なのだ、自分はわかるぞ、えっへんと腕組み。
まるで集団催眠の現場を見せられたようでした。
まあ、ぶっちゃけ寺山修司には催眠商法みたいなところがあります。
詐欺とまで言ったら怒られそうだけれども。
799 :
&rlo;:03/04/08 15:40
相変わらず改行の仕方がおかしいね。糞美香。
寺山の百年の孤独は
てっきり同時に複数の舞台使うのかと思ってたのに
ひとつずつだもんなー
801 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/08 15:49
競馬シリーズを読む。
「馬敗れて草原あり」「競馬への望郷」「競馬放浪記」「勇者の故郷」。
競馬のことなんて何も知らなくても楽しめた。賭けるという思想。
人生は偶然か必然か、人間は自由か不自由か。
競馬が人生の比喩か、人生が競馬の比喩なのか。
ダメ人間がダメ馬に賭けて結局、お金をすってしまう・・・
この構図の物語が繰り返されるのが寺山の競馬物の特徴。
「競走馬に賭けているのではない、自分に賭けているのだ」
もはや人生というレースからは取り残された裏町紳士は賭ける。
宮本輝「優駿」が完成する土台を作ったという感じでしょうか。
輝さんも寺山の競馬エッセイを愛読していたらしい。
803 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/08 15:55
>>800 わたしも同時に四つの舞台でやるのかと思っていたら、
ひとつずつ進行していくので拍子抜けがした。
客席の組み方が滅茶苦茶で、劇の進行なんてわからないひとが
大勢いたはずだけど、よく怒らなかったと思う。
「見たければ客が動けばいい」と寺山はうそぶいていたらしいけど、
あの人数が動いていたら(明石の花火大会みたいな)事故になっていたはず。
晩年は「寺山修司だったら何をやっても許される」状態だったのでしょう。
映画「上海異人娼館」を見る。
「愛の実験」とやらのために愛人の美少女を売春宿に住まわせる仏人紳士。
数多の男に抱かれるも決して仏人紳士への愛を失わない美少女。
そんな美少女に憧れる貧しい少年は危険を冒し彼女を買う金を手に入れる。
最初は少年を拒んだ美少女も、少年の純心についにはキスを許し笑顔になる。
それを覗き(!)見た仏人紳士は少年を銃殺し自らも自殺を図る。
かくして少女は自由になった。自由――?
これのどこがおもしろいのかさっぱりわからない。
この映画の魅力とやらをだれかに教えてほしいもんだ。
きっと寺山支持者はわけのわからない思想を語るのだろう。
そんな君に問いたい。で、君はこれが本当におもしろかった?w
そろそろ寺山修司ともお別れの時期が近づいてきたようです。
あと「あゝ、荒野」「新文芸読本 寺山修司」を残すのみ。
「虚人 寺山修司伝」を神保町の古書店で発見。1500円。神保町価格(w
ネットでは1000円くらいであるけど、わたしは実物を見て買いたいから。
うーん、どうしようか。定価は1600円。そんなに古い本ではないから、
まだどこかの新刊書店に残っていそうだけれども。
それに没後20周年とかで文庫化されたら悔しい。迷っている。
でも寺山シーズンの「しめ」には最適かとも思われます(w
805 :
吾輩は名無しである:03/04/08 16:48
『上海異人娼館』は、『ボクサー』と並んで寺山映画の
失敗作という認識が映画ファンにもある。
その他の作品群は、どれもこれも一定の評価があるけどね。
>>805 そうなんですかやはり。
わたしがいちばん好きな映画は「田園に死す」です。
虚構と現実、過去と現在という対立構造が見え見えでありながらも、
何か心に残るものがありました。おそらく寺山の「詩心」でしょう。
少年の自分と、大人の自分が将棋をうっているシーン。
これを恥ずかしげもなく撮れた時代が好きなのかもしれません。
「虚構と現実」といえば是枝和裕監督の「ワンダフルライフ」に感動しました。
映画板ではないので詳細は省きますが、寺山映画よりもオトナです。
もちろん私たちはオトナになれない少年の寺山修司が好きなわけですが(w
>>806 是枝作品は生憎未見なんだけど、寺山作品なら殆ど観た。
『田園に死す』は仰る通り、心に残る映画ですよね。
あの試写室から出た階段の上に自分の少年時代の子を
確認する縦の構図の力強さ、野原の真ん中の線路を彷徨
する、引きの構図の美しさ。忘れちゃいけない花輪の
ポスターデザインのいかがわしい良さ。いい映画だった。
でも僕が一番好きなのは、書を捨てよの佐々木英明かな。
オープニングに響く朴訥な独白には、人の声の素晴らしさを
再確認させてくれますからね。
あ、勿論実験映画も好きだ。キッチュな魅力があるからね。
>人の声の素晴らしさを
そういえば「田園に死す」の短歌の朗読って寺山本人がやっていたそうですね。
あの訛りと温もり・・・ 耳元でささやかれたような・・・
歌集は音読したのですが、気づくとあんな口調になっていました(w
寺山実験映画、わたしはダメみたいです。
歌人、小説家、競馬エッセイ、劇作家、アジテーター、映画監督、性犯罪者。
わたしはどの寺山修司がいちばん好きなのだろうか。
あ、線路のシーンやら花輪和一のポスターやらって、
ひょっとして『草迷宮』だったっけな?
僕の記憶も迷宮入りだあ〜…。
>>808 あのね、実験映画なんてたかが実験なんだから、そこから余り
意味を読み取ろうとかしてガツガツした見方をしちゃ駄目だよ。
それやっちゃうと、面白くもなんともない。貧相なだけ。
例えばその代表作とも称すべきトマトケチャップなんてのも、
あれはゲラゲラ笑って観るのが一番相応しいと思う。
谷川俊太郎とのビデオレターなんてのも可愛い作品なんですよ。
中年二人が気取っちゃってさ、お互いすました顔してるのが
可笑しいじゃないですか。
てなわけでまた、いずれ(落ちます)。
谷川俊太郎、今日スタジオぱーくに出ていた。変なおじいさん。
>>806(訂正)
「虚構と現実」ではなく「虚構と事実」です。
フィクションとドキュメンタリー。うそとほんと。
あと将棋は「うつ」ものではなく「さす」ものでした。
どうでもいいですけどね。
812 :
吾輩は名無しである:03/04/09 01:47
「改行の仕方がおかしい」と指摘されて以来、糞美香のレスはセンテンスごとに改行することが多くなったようだな。
「わたしの改行の仕方はおかしくない」と言い張っていたわりには、言われたことをかなり気にしているわけだ。気が小さいこと気が小さいこと( ´,_ゝ`)プッ
813 :
吾輩は名無しである:03/04/09 01:57
美香って暇人?だよな。
814 :
吾輩は名無しである:03/04/09 02:02
無職ひきこもりだから当然。
817 :
吾輩は名無しである:03/04/09 02:10
気が小さい点は美香と寺山との共通点だな
美香タン、寺山に飽きたら次のターゲットはだれ?
818 :
吾輩は名無しである:03/04/09 02:14
自分の好きな作家に糞美香の目が向きはしないかと戦戦兢兢。
好きな作家のスレを糞美香に荒らされたくない。
いまかなり酔っている。怒っている。
>>812-818が対象ではない。
酔っていて怒っているときは雑談スレにしか書き込まないようにしているけど、
今晩はちがう。寺山修司の前衛劇など「おままごと」同然だと言いたいのである。
きみは覚えているだろうか。
いつだったかロシアで劇場が革命グループに占拠されたことがあった。
劇団のメンバーも観客も。たしか最後に犯人グループは全員射殺されたように記憶している。
あれを舞台でやりたいのである。初日の観客を対象に。
偽りの舞台にかけるのは何でもいい。「大山デブコの犯罪」がたとえ古かろうが(w
重要なのは広告チラシにこう記載しておくこと。
「この劇を観るものは覚悟しなければならない。
たとえきみの日常が破壊されても責任は持たない。
その証書に契約印が押せるものだけ劇場に来たまえ!」
初日、当日の劇では口だけで日常を破壊する。スーツは囚人服だetc・・・
劇の途中に革命グループが登場する。銃を手に、「全員、動くものは射殺する」と。
自分はこの劇に命を賭けているのだと主張する演出家がまず射殺される(演戯)。
革命者は主張する、おまえたちは偽者だ、実際は日常を愛してやまないくせに、
劇場では非日常を好む賛同する奨励する。ざまあみやがれ今から偽の皮をはいでやる!
(笑う観客がいたりしたらば実際に殴っても良い。契約は既に為されているのである)
革命グループは偽の報道記者に声明文をだす。
「日本にいる10代、20代の若者すべてに遺書を書かせよ。
テーマは、もしあした死ぬとしたら。
それらすべてがこの劇場に届けられたらば人質を解放する」(続く)
821 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/09 21:57
↑はわたし美香です。
劇場で一夜が明ける。
そのあいだに役者、観客同士のあいだに生まれる友情、愛情は偽者だろうか?
もしこの極限下で愛を誓うものがいたとしたらば?
見知らぬ観客同士が手を取り合ったとすれば?
彼ら被害者たちの連帯感は演技か、それとも事実か?
役者と観客は考えるだろう。いかにして現状を打破するか。
(役者はどのようなパターンにも耐えられるように事前に想像力を用いる)
翌日になるか二日後になるかそれはわからない。偶然性に賭けているからである。
彼らは(役者+観客)は自らの力で解放されるであろう。
それを役者の警察、報道陣が歓迎する。すべてが劇であったと笑いながら。
そのときに生まれるものは何か? わからない。わからないからやってみる価値がある。
その後の公演はすべて中止。この演劇が無意味だと思ったものには返金すると告示。
世間からは叩かれるであろう。警察沙汰になるのは必定。
しかし表現というのはそういうものではないか?
わたしは尊敬している原一男監督からそう教わった。
さて、この劇をわたしに演出させてくれるプロデューサーはいますか(w
どっきりカメラですか?
823 :
吾輩は名無しである:03/04/09 22:38
824 :
吾輩は名無しである:03/04/09 22:38
825 :
吾輩は名無しである:03/04/09 22:40
826 :
吾輩は名無しである:03/04/09 22:40
827 :
吾輩は名無しである:03/04/09 22:41
>>820-821 糞面白くない戯曲垂れ流したって無駄だい!
テキストサイトにうpしたくてやったんだろうがお前なんて仲間に入れてやんねえよ(w
しゅうじと名の付く者はいつも悲惨と醜悪の極みでもあるのな。
832 :
吾輩は名無しである:03/04/10 21:07
きみは覚えているだろうか。
だって(w
>>820-821 雑談スレで自信満々にレスしてたから来たんだけど
マジレスすると発想が糞すぎる。
寺山修司の戯曲や前衛劇は名前だけで正直まったく知らんけど、、
「寺山修司の前衛劇などままごとだ」とか言い切ってる書き出してる割には
書いてる内容が妄想好きな中学生レベルじゃん。
事実、俺がそんな妄想にふけってた厨房だったし。
マジでそんなもんネットの掲示板で垂れ流して得意満面なの?
それとも寺山修司が糞すぎるのか?
834 :
吾輩は名無しである:03/04/10 21:40
「素直な戦士たち」だッたと思うがあれはヤバイ
835 :
吾輩は名無しである:03/04/10 21:41
ぁぁ、ぜんぜん違う人の奴ですた
評判悪い。まあ、酔ったときは誰でも自分が天才に思えるものだから。
いろいろ考えていたんですよ。たとえば――。
革命グループ「せっかくだから人質諸君で自己紹介をしたらどうだ?
ほらほら、一人ずつ舞台に上がりたまえ。つまらない自己紹介をしたものは殺そう。
さあ、きみたちの望んでいた非日常の始まりだー!」
そう言って、仕込みで観客を装っている役者を殺してみたり(w
革命グループ「いま速達である少年から手紙が送られてきた。
そこにはこう書かれていた。『犯人さんへ。ニュースを見ています。
ドラマなんかよりよっぽどおもしろいです。応援しています。がんばってください』
だとよ。世間はおまえらの命のことなんてどうでもいいんだ。
どーだい? ゲームの主人公になった気分は?」
厨房の発想か。わたしが寺山の前衛作品に接したときの感想と同じです(w
そうですか。今度読んでみるかな。寺山戯曲。
うーん、、しかし美香さんのはどう考えても中学生発想としか思えない。
客観的に自分の作品は見れませんからね。
838 :
吾輩は名無しである:03/04/10 21:58
厨房レベルというより工藤レベル
839 :
吾輩は名無しである:03/04/10 21:59
もっと言えば工藤のカーナビのほうがよく出来てる
どっちのレベルが上ですか?
「あゝ。荒野」を読む。
天才・寺山修司にもさすがに小説を書く才能はなかったことを知ってホッとした(w
炭酸の抜けた発泡酒みたいな小説です。麦酒とちがうから苦味すらない。
しかし「町の表情をそのままコラージュとして取り入れる」という方法には感心した。
村上龍が「ラブ&ポップ」でやったことを30年もまえに寺山がやっていたとは!
もしかしてあそこならと八重洲ブックセンターへ。
ねらい通りで「虚人 寺山修司伝」を発見、にこにこと購入。
八重洲ブックセンターにお礼がしたくてハルキ文庫「悲しき口笛」も買う。
ツタヤ目指して中央線で一路新宿へと向かう。寺山のビデオ数本を借りる。
いま紀伊国屋書店新宿本店6Fレジ前で「寺山修司没後20年」のフェアをやっている。
絶版入手不可のはずの「寺山修司の戯曲」(思潮社)全9巻が売っていた(w
さすがに9冊は読めないし買えないので断念。
なぜか「現代詩手帳1983年11月臨時増刊 寺山修司」なる雑誌が売られていたので、
よくも20年前に発行されたものが新刊書店でと感動のあまり購入。
追悼特集号ですね。山田太一と伊丹十三の対談があったので読むのが楽しみ。
ところで講談社文庫からでている「虚構地獄 寺山修司」(長尾三郎)を
読んだひとはいますか? お薦めでしょうか?
いいなあ、東京の人は、丸ビルとか奇麗なんだろうな。
もう多分一生都民になることはないんだろうなって…
ところで美香よ、今パソコン開けて直ぐ捕捉した。
何故ワシがあんだけ丁寧に論説及び解説を書いたのに何のコメントをださんのだ。
ワシは中学生以下の作品とけなして終わりのものをわざわざ時間さいて買いたん
だぞ。しかも20分くらい書くのにかかったぜ。
なのになんで一言もレスしないのだ。
答えてみれ。
>>842 いまレス書いているところです。完結していてレスがつけにくいけど(w
>>840 マジレスすれば工藤。彼は乏しい才能を適当に使ってる。
ただ美香は才能ないよ。
戯曲って
>>820-821のようにつまらないものじゃないと思う。
気分で文字列を並べているだけだ。
>>844 主語が抜けたので訂正です。
×気分で文字列を並べているだけだ。
○美香は気分で文字列を並べているだけだ。
はっきりいうが工藤の方がすれてないから創作者としては
まだ望みはあんぞ。
工藤がうんこやおまんこっていった単なる記号で表現している感情を
もっとまともに、更にいうなら、そういう安易な逃げに走る事をやめ
れば、それなりの物は書けるだろう。自分がうんこ、おまんこで表現
している根源は何なのか考えてくれとちょっと偉そうにいってしまい
ました。
そうそう、寺山修司の「演劇論集」をぱらぱらと立ち読みしていたら、
やたらとシェイクスピアを例にあげていたのは正直、意外でした。
わたしがシェイクスピアの次にここに来たのは必然だったのかもしれません。
>>844 才能がなくてもどうでも構いませんから、もうそのネタは勘弁してください。
自分でふっておきながらごめんなさい。でもここは寺山修司のスレッドですので。
>>847 これで最後にする。
>でもここは寺山修司のスレッドですので。
創作文藝板辺りの適切なスレッドにうpしリンクするのが正しい方法でした。
正しい方法と言うものは極限られているが戯曲を素面で書けないのは読者に対する
冒涜と受け止められても文句言えませんね?
酔った勢いでスレッドを立てるのは責任逃れですね?
あなたのネット外現実とここのネット内現実は無関係です。レスを読まれる他者に対する
尊敬を忘れたら(無ければ)あなたというコテハンは現実中でも虚実でしかないのでは?
本当は「おぉ、美香すげえ」「面白い! 最高」といった反応を期待していたのであろう。
しかし思惑通りに褒め言葉が飛んでこないと、急に不貞腐れて「才能がなくてもどうでも構いません」。
ひ と を 馬 鹿 に す る の も い い 加 減 に し ろ 。
今日パルコ劇場で青ひげ見てきたよ。
なかなかカッコよかった。
河原某以外はみーんな寺山ワールド住人で感激しますた。
三上博史もちゃんとやってた...本気でやってた。
851 :
吾輩は名無しである:03/04/11 15:56
美香様〜紀伊国屋でシナリオ本ゲットしました〜
情報どうもありがとう〜
馬鹿女=クソ駆動=同一人=真性ヒッキー
ジエン現場を目撃されると、えらい慌てるな、駆動よ(激藁
哀れだのぉ(激藁
853 :
吾輩は名無しである:03/04/11 16:05
>>850 うらやましー!やっぱ東京在住者はいいなあー!
854 :
吾輩は名無しである:03/04/11 16:43
美香様は叩かれ慣れてるね。いつも爽やかで素晴らしい。
855 :
吾輩は名無しである:03/04/11 17:10
このスレには生前の寺山の芝居を
見たというような人はいないのかな。
まあ、そんな年の人は2ちゃんなんて
知らないし、やらないか…。
856 :
吾輩は名無しである:03/04/11 21:27
観たことあります.
亡くなる1ヶ月,紀伊国屋ホールでやっていた芝居の開演前,
ロビーをうろうろしていたご本人を見かけました.
出演者のひとりの女の子は,友だちの友だちだった.
あの,トレンチコート着て鞄提げた,寺山イメージの
なかの少女.
また,寺山のお弟子さんだった物書きM氏にいろいろ
話を伺ったこともあります.四谷にあったイメージフォー
ラムに通い,実験映画もほとんど観ています.
しかし,遠い昔のことばかりなので,今はここで何も
語れず残念です.
857 :
吾輩は名無しである:03/04/11 21:28
858 :
吾輩は名無しである:03/04/12 11:14
美香の糞戯曲晒し上げ(w
ジエンすな 馬鹿が
860 :
吾輩は名無しである:03/04/12 11:20
てかこれ戯曲なのか?
美香ファンてやっぱいるんだね。
862 :
吾輩は名無しである:03/04/12 23:14
美香ジエンすな。
工藤ジエンすな。
堂々巡り。
隠しID万歳だな。
美香は三上博史ファソ
864 :
吾輩は名無しである:03/04/13 20:11
基地害氏ね!
865 :
吾輩は名無しである:03/04/13 22:02
け
ん
か
は
や
め
て
>>856 へえ。それはいいですね。そういう体験をされた方が、
よもやこの板にいらっしゃるとは思いもしませんでした。
僕なんか『さらば箱船』を、かろうじて公開当時に観て
いることが唯一の自慢だったりするもんですから、
何をか言わんやです。
しかしその物書きΜ氏とやらは僕は寡聞にして知りません。
森崎偏陸氏とは違いますよね。うーん、分からない。
イメージフォーラムは雑誌だったらよく読んでいました。
東京に住んでいない者にとっては、それが精一杯です。
蛇足ながら寺山の実験映画では『マルドロールの歌』が
好きですね。
867 :
吾輩は名無しである:03/04/14 03:41
元弟子のΜって女性でそ?
868 :
吾輩は名無しである:03/04/14 11:12
工藤氏はあのエログロ路線から解放される必要が
あるように思います。
まともな材料を使ってまともな伏線を張ればもう少し
ましなレベルのものが書けるでしょうが
今のままだと
>868
ばかか。才能どころかまともな神経も皆無。
通用しない、どこの世界でも。だから2ちゃんにへばりついているしか
生きる場所がない・・・哀れすぎるDQN。家族はいないのか、
早めに救ってやらんといずれはホームレスだぞ
( ゚д゚)ポカーン・・・マタココモ オクザキスレ ミタイニ スルノカ・・・869
Мというのはシュミット村木眞寿美のことだな…。
872 :
吾輩は名無しである:03/04/16 08:31
873 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/16 08:38
>>872 情報さんくす。寺山シーズンの総決算に行きます。
世田谷文学館にはかなりまえ「遠藤周作展」で行ったことがある。
寺山漬けの生活はまだ続いています。
「現代詩手帳1983年11月臨時増刊 寺山修司」は字がいっぱいでなかなか読み終わらない。
それと時代のせいか難しく書くことを「いけてる」と錯覚している書き手多数。
その点、河出ムックの「没後20周年」のほうがいいです。
馬鹿が何しようと何処うろつこうと誰も興味なんぞないw
なにトチ狂ってんだ、自分の貧しい日記帳に書いとけ、そこの
dでもなく臭い馬鹿<873
ちょうど
>>874に貼られてあるから言うけど
連中のまるで寺山が競馬だけ考えて生きてたみたいな
考えにはちょっとうんざりするんだよ俺は
寺山は別に吉永のダービー制覇やら三冠なんか
見ようが見まいがどうでもよかったんだよ
思潮社。。河出。。
やきなおし?
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
880 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/20 13:41
蜷川幸雄演出「身毒丸ファイナル」を見る。
寺山の芝居で初めておもしろいと思った(w
藤原竜也ってこれでデビューしたらしいけど、ほんとがんばっている。
天井桟敷版よりも蜷川バージョンのほうがおもしろいというのは何とも皮肉。
ただ残念なのは例の差別問題から、身毒丸のかかる病気がハンセン病から
肺病に変わっているところ。あれでは原作の魅力の大半が失われてしまう。
継母にいじめられて家出した美少年の身毒丸を事もあろうか業病が襲う。
ハンセン病という病に含まれる呪われたイメージ、穢れの美しさ。
「きれいは汚い、汚いはきれい」。実母を探しつかれた身毒丸は戻ってくる。
継母に変装して連れ子に襲いかかる。おまえの身体もわたしのように溶けてしまえ!
だから天井桟敷版はほんとやばかった。良くも悪くも差別的。
寺山修司が「被差別性」を作品に利用した典型的な作品がこの「身毒丸」だと思う。
881 :
吾輩は名無しである:03/04/20 13:44
美香って2ちゃんねるや芝居見物や読書の他には何やって暮らしてるんだ?
882 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/20 14:01
「毛皮のマリー」をビデオで見る。
戯曲で読んだときの感想はつまらないの一言。
もしかして実際に舞台にかかったのを見たら印象が変わるかも・・・
と思ったけれども、やっぱり感想に変化はなし。つまらんよこれ。
なんでこんなのが代表作なのか。
天井桟敷「レミング」をビデオで見る。
感想なんてない。いいかげんにしろ!と怒鳴りつけてやりたい。
天井桟敷はバカの集まりですか? 寺山さん、つまらないですよとなぜ言えない?
こんなものは金を取って客に見せるものではない。
最後まで見たのはもはや意地。くたばれ前衛、くたばれ天井桟敷!
寺山修司脚本映画「乾いた湖」を見る。
意外や意外、退屈しないで最後まで見れました(w
詩をそらんじる、貧しいがゆえに野心家の青年。
そんな彼に一時はあこがれる、家からの解放をのぞむ美少女。
彼は無力なまま逮捕され、彼女はデモに加わり叫ぶは「安保反対」!
うはっという映画です。
関係ないけど、わたし「キューポラのある街」という映画がすごい好きです。
寺山修司はおそらく軽蔑しただろうけど。
883 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/04/20 14:21
「現代詩手帳1983年11月臨時増刊 寺山修司」「新文芸読本 寺山修司」を読む。
現代詩手帳のほうは今から読むと相当恥ずかしい一冊(w
みなさん詐欺師の寺山に踊らさせられちゃってそれなにゴーゴーダンス?竹の子族?って感じ。
揃いに揃って寺山がどこかから借用した「同時多発的」「呪術性」なぞという観念語を使って。
唯一、踊っていないのが他でもない山田太一さん。
だれもが怪しげな観念語で寺山の前衛劇を飾り立てているなかこう言い放っている。
「(寺山の演劇は)観客を参加させたがったけど、他者から何かを得て変化しよう
なんてあまり思わなかったんじゃないかな。自分が好きなんだなぁ、というような
気がして、それに観客がつきあっているような気がして、暗い気持ちになってしまう
ことがありましたけどね」(伊丹十三との対談で)
伊丹が聞きかじった精神医学の用語を使って「寺山万歳!」と連呼しているのと対照的です。
素晴らしい詩人に出会ってみたい・・・
寺山のフォーレディスシリーズが大好き!李庚順も好き!チャィナドールもいいね
886 :
吾輩は名無しである:03/04/21 17:04
ビデオや書籍ばかり読んでないで生の舞台を見に行ってから
ゴタクを並べろ。
887 :
吾輩は名無しである:03/04/21 17:07
>>882 中身の無い長文だな…。
どう面白くないのか言えないなら書き込むな。
888 :
吾輩は名無しである:03/04/21 21:38
末広がりの八八八かっぱらいでハハハ。
889 :
新宿ゴールデン:03/04/21 21:47
>>882 つまらなかったですか?
私は、戯曲でしか読んでませんが、実際の舞台など想像しながら
楽しめたよ。
寺山の戯曲や詩って、情景などが自然と浮かんでくる、そこが私の
寺山が好きな理由の一つかな。
890 :
新宿ゴールデン:03/04/21 21:49
>882
しかも、舞台はビデオで見るのと全然迫力が違うことに注意。
「毛皮のマリー」は、アーサー・コーピット作品の
ほとんどパクリと聞いた。
アメリカで上演した時に問題にならなかったのかな?
因みに、76年にベルリン映画祭で寺山が審査員をやった時、
アーサー・コーピット原作のロバート・アルトマン監督作
「ビッグ・アメリカン」が金熊賞を受賞している。
何か思うところはあったのだろうか・・・。
>「現代詩手帳1983年11月臨時増刊 寺山修司」
たしかに評論家の文章(宇波彰や市川浩ナド)は、寺山の
ハッタリを真に受けて、キルケゴールやら何やらを
持ち出して論じている処とか、恥かしいと言われれば
そうかもしれない。
個人的には、磯崎新や梅本洋一とか意外な執筆人や、
松浦寿輝が初期短歌を論じた初々しいテマティスム批評が
読めたのが良かった。
カモメ!
レスありがとうございます。
>>886 J・Aシーザーの「青髭公の城」を見にいったかたですか?
実際問題、天井桟敷は解散しているわけで、コピーを見にいきたいとは・・・
>>887 そうですね。とにかく意味不明なんです寺山の後期演劇は。
わけがわからない。山田太一さんではないけど、自閉しているように見える。
たとえば、の話です。寺山の好んだ裏町紳士があれら芝居を見たら?
寿司屋の政やトルコの桃ちゃんが「レミング」を見たらどう言うか?
「なにこれ、ぜーんぜんわからない、お話も何もないし、
ごめんなさい寺山先生、せっかく招待してくれたのに・・・
観客はティーンエイジャーが多くてちょっと恥ずかしかったや」(苦笑)
>>887 昨日また新宿紀伊国屋に言ったら「現代詩手帳1983年11月臨時増刊 寺山修司」
が3冊もあった。たぶん思潮社の在庫だと思う。刷りなおしではないはずです。
>>889 「毛皮のマリー」の戯曲は指定されている音楽がわからなかったです(w
ビデオで聞いたけれども、さして感銘は受けなかったというのが本音かも。
「大山デブコの犯罪」や「青森県のせむし男」は戯曲だけで充分楽しめたのですが。
寺山は地元・青森県人に意外と人気がないらしいです。
青森県とせむしがなんで結びつくんだ? 青森をバカにしやがって! と。
>>890 その通りです。しかしどうしても「ですが」と言いたくなる。
その通りですが、良い舞台ならビデオで見ても楽しめるのではないかと。
昨日、蜷川幸雄演出の「オイディプス王」をビデオで見ましたが、その感動といったら・・・
全身に鳥肌が立つような、頭をかきむしりたくなるような感動。
ところで若き日の寺山に浅利慶太がギリシャ悲劇を勉強しろと薦めたらしいです。
後年、述懐しています。もし寺山がギリシャ悲劇を取り込んでいたら何倍も優れた
劇作家になったであろうと。亡くなる直前、寺山も浅利にギリシャ悲劇を読んで
おけばよかったともらしたそうです。
わたしがこれからギリシャ悲劇を読むのはそれとは何の関係もありませんが。
まさか寺山先生の代わりにわたくしが、などとはこれっぽっちも・・・
>>891 >「現代詩手帳1983年11月臨時増刊 寺山修司」
おお読んだひとがいましたか。もしかして20年前に、ですか(w
「毛皮のマリー」の元ネタの指摘もろもろやたら詳しい方ですね。
この現代詩手帳は新文芸読本のブックガイドで寺山ファンは必読と書いてありました。
内容がぎっしり詰まっているのは、いかにも20年前らしい気もします。
短歌についてはまったくの無知だったので勉強になったのは事実です。
ところで今まで寺山さんに毒づいてきたのも、好きなればこそ。
気になる男にはぜったい誉めたりしないぞという変なプライドがあります。
その現代詩手帳の巻頭に寺山修司周辺アルバムなるものがありますが、
現在はどうなっているのかご存知の方はいますか?
寺山が原稿を書いた喫茶店、はつさんとよく行った寿司屋・・・
こんど渋谷をぶらぶら散歩でもしてみよう。
896 :
吾輩は名無しである:03/04/22 17:30
>美香
ここは貴方個人のスレじゃないんだから続きは私設ホームページでも
作ってそっちでやっとくれ。
長文迷惑。
駆動とそっくりな傲慢さ。
898 :
吾輩は名無しである:03/04/22 19:22
美香ってオディプス王で感動したんだ…
この子いずれ宗教に向かうかもしれないね。
シェイクスピアと違ってギリシャ悲劇は神
を実在の物として想像できる人でないと
楽しめないからね。
もっとも思想的にはそれなりの切り口があ
り面白いわけだが…
899 :
吾輩は名無しである:03/04/22 19:50
900 :
吾輩は名無しである:03/04/22 19:51
いいんだよこのスレは美香のスレで。
他のスレからの隔離のためには寺山くらい差し出す。
901 :
吾輩は名無しである:03/04/22 19:56
次スレは
【美香が】寺山修司【読んでる】
いやだよぅーーー
寺山さんが汚れる!
早く美香よ、去ってくれ!!
>>902 ご安心を。昨日で寺山シーズンは終わりましたから。
そのせいか夢に寺山修司がでてきました。
このスレで薦められた「虚人 寺山修司伝」(田澤拓也)ついに読みました。
傑作、快作! 薦めてくれたひと、ありがとう。
今年、読んだ本の中でいちばん笑った本かもしれない。
スポーツ音痴でええかっこしぃの寺山少年は負けず嫌いで、
親友への対抗心から句作を始める。女の子にはぜんぜんもてない。
短歌研究で賞を取ったのだって模倣ばかりで、原題の「父を還せ」まで親友のぱくり。
有名になるためなら何でも良かった、俳句も短歌もラジオドラマも演劇も「手段」に過ぎない。
コンプレックスゆえに煮えたぎる野心。人を裏切ることなんて平気へっちゃら。
すべてを自分のために使おうとする。役に立たなくなったらポイ捨て。
天井桟敷だって、自分に小説の才能がないことを自覚したための苦肉の策。
ほんとは芥川賞がほしかった。石原や大江が羨ましかった・・・
前衛芸術家・寺山修司の実像なんてものを知ったらみなさん笑えますよ。
妻を弟子に寝取られて、挙句の果ては「覗き」で逮捕。下半身丸出しでっせ(w
哀れ哀れ、「勝つ」ためには何でもやった寺山ですが、
山田太一や倉本聡と比べてみたらどちらが「勝ち組」かは一目瞭然でしょう。
――という内容です。
寺山は天井桟敷の演出で「悪意を込めろ!」とやたら悪意という感情を好んだ
ようですから、いま地獄にいる寺山さんもこの本は気に入るのでは?
悪意びんびん。でもそれでいいのだ。憎しみの伴わない愛など信じるな!
愛とは憎むこと、憎悪は愛情なのだから。
この本を読んで寺山さんがもっと好きになったという点からもそれは明らか。
著者は寺山を深く愛しています(w
寺山の「勝つ」ことへの拘り。
わたしが初めて寺山に触れたのはいつだっただろう。
3年前、あるいは大学に入学したころだったか。よく覚えていない。
『書を捨てよ、町へ出よう』。ある一節に傍線を引いた。太く赤で。
「勝負の世界で、何よりも大きな武器は『不幸』ということである。
これは『何が何でも勝たねばならぬ』というエネルギーを生み出す力になる」(P136)
比して「虚構地獄 寺山修司」(長尾三郎)はぜんぜん駄目・・・
ぱくり本。既刊の寺山本を一冊にまとめたというだけ。
知っているエピソードばかり。おもしろくもなんともない。
ひとつだけ興味深い証言。ここがオリジナルかわからないけど。
寺山の青森高校時代の親友、京武さんの述懐。
寺山に遺書を残して自殺した後輩の女子を思い出して、
「寺山は自分に都合のいい才能のある人間とは付き合うが、
利用価値がなくなると平気で捨てる。そんな寺山の一面を見てしまった。
人間て悲しいねえ」
前略 寺山修司様
初めてお便りさしあげます。名もない一人のファンです。
この一ヶ月のあいだ先生の世界にどっぷりと浸かりました。寺山ワールド。
俳句、短歌、詩、競馬予想、映画、童話、小説、演劇・・・
どれもこれも刺激的でした。刺激されましたが、何も起こらなかったのもまた事実です。
いま迷っています。そのため先生にお手紙を差し上げたのですけれども。
教えて下さい、どちらの男性と結婚すべきか。ひとりは寺山先生に外見がそっくりです。
彼はろくに働きもせず、そのうち革命を起こすといってもう何年になるのか。
でも一緒にいると「何か起こる」ような予感がして楽しいのです。
もうひとりは見合い相手です。両親は早く彼と結婚をしろとせかします。
誰に似ているのか、どう言ったら寺山先生にわかってもらえるでしょうか。
あ、寺山先生のご友人、山田太一さんにそっくりです。とても落ち着いた人。
優しい目をしています。彼は中学校で国語教師をしています。
いい人なのですが、彼と結婚したら将来がすべて見えてしまうような気がするのです。
子どもの顔から老後の陽だまりまで・・・。女であるわたしにとって、
顔にできるしわまで想像できてしまうのはあまりにも辛いのです。
あるとき三人で会いました。楽しく酔っ払って地下鉄に乗ったのです。
何を思ったか競争しようと三人で車両の最後部から歩き始めました。
最前車両にたどりつきそうになったころだったが、車掌さんに注意されたのです。
高校を出たばかりのようなかわいい車掌さん。顔は赤くなり少しどもっていました。
それを見た寺山修司が鼻で笑って無視したのはいつもの通りでしたが、
驚いたのは山田太一がものすごい剣幕で寺山修司を批難したことです。
おまえは現実というものをわかっていない、あの車掌さんだって何も僕たちに
恨みがあるわけではない、仕事だから仕方がないのだ、それが現実ってものだ。
それを聞いた寺山修司の返答は「現実って何よ」。
山田太一は愕然としたようで、そのあとずっと押し黙ってしまいました。
こうして私たちは気まずい雰囲気のまま別れたのです。
さて、わたしはどちらと結婚すべきでしょうか?
「現実は死んだ、幻想ばんざい」とうそぶく彼か、日常を大切に生きる彼か。
「かづこ」さんは寺山先生からの求愛を断って、山田太一さんと結婚したそうですが、
わたくし「美香」はどうしたらいいのか。ご助言、よろしくお願いします。
突然のこのようなお手紙、失礼いたしました。 草々
PS)新潮文学アルバムで寺山先生の若かりし頃の写真を拝見しました。
なかなかの美男子ぶりに胸が熱くなりました。
お忙しいなか、身勝手なお手紙で本当に申し訳ありません。
907 :
吾輩は名無しである:03/04/23 11:33
908 :
動画直リン:03/04/23 11:34
>>866 >>867 >寺山のお弟子さん
ご本人が著書の作者紹介にも出していたと思うので,ご紹介
しますと,児童文学作家の「森忠明」さんという方です.
立川という土地にこだわり,ユニークなキャラがいっぱい
出てくる作品を書いています.最近はあまり書いていらっ
しゃらないみたいですが.
寺山と山田太一は比較にならんように思うけど。
ところで、久しぶりに寺山の対談<身体を読む>を読んだんだけど、
これは秀逸だった。
特に柄谷行人と武満のあたりが面白い。
やっぱり寺山って凄い人だったんだと思う。
ずっと前から寺山がことあるごとに話す、ボルヘスの
<記憶の人フネス>の逸話に引っかかっているんだけど
多分ここがネックだと思う。
>>美香
ひさしぶりに覗いてみたら、卒業みたいだな。
他人にとっては、字義通り、何も産まない、ものなのだ。
>>104 >野蛮な弥生人の子孫にはわかんないかな。
↑今更だが言わせて貰おう。アホ丸出しであると。
913 :
吾輩は名無しである:03/04/24 00:27
前略 美香様
手紙はいつも封筒ごと破ってしまうんだ。
だから僕は、紙くずを眺めながら君の言葉を考えているよ。
君は何か勘違いをしているようだけど、
「おまえは現実というものをわかっていない、あの車掌さんだって何も僕たちに
恨みがあるわけではない、仕事だから仕方がないのだ、それが現実ってものだ。」
こう叫んだのは僕だよ。
目と唇と鼻の頭と、耳たぶの一番柔らかいところをうっすらと紅く染めて、
叫んだのは僕だよ。
だから、「現実って何よ」
なんて、もしかしたらそうも言ったのかもしれないけれど、
そんな事を考えるのはやめて欲しい。
君はかづこさんと一緒になりなさい。
若い頃の僕の写真は、きっとよく燃えるから。
914 :
吾輩は名無しである:03/04/24 00:38
自演ご苦労様。
あ、マジで自演じゃないよ。
「戯曲 毛皮のマリー」が大好きな、前回群像一次落選者です。
916 :
吾輩は名無しである:03/04/24 00:52
一次はそんなに難関なんですか?
>>916 あ、もしかして誉め言葉? 釣り? 美香さん?
いや、とりあえず第46回はカンペキに落ちた。
自信作だったのに。くすん。
918 :
吾輩は名無しである:03/04/24 01:02
>>917 とりあえず形をなしていれば一次くらいは通るのかと思いまして。
分かんないけどね、結構みんな通るらしいんだけどね、
形くらいは、結構推敲とかしたし、頑張って書いたんだけどね、
全然、話にならなかったみたい。
話がずれてるな。俺は毛皮のマリーが好きだと、そう言いたかったんだった。
明日も仕事なんで寝ます。
920 :
吾輩は名無しである:03/04/24 01:09
( ・∀・) | | ガッ ンバレヨッ♪
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 /
>>913
922 :
吾輩は名無しである:03/04/27 13:35
昔、寺山がやってたような、演劇や映像による実験的な挑戦を
今、やってる人っているんですか?
今はいないがそのような作風はブニュエル監督作品からのパクリと言えよう。
その他に鈴木清順あたりがいる。
924 :
吾輩は名無しである:03/04/27 14:57
青森出身の人間は現実でもネットでもウンチみたいのばかりだな。
926 :
吾輩は名無しである:03/04/27 14:59
新しい車買ったけど、あなたは乗せてあげない♪
928 :
吾輩は名無しである:03/04/27 15:07
ウンチの臭いを車から撒き散らして走るな。
青森県警に訴える。
<青森人の一般的な特徴>(見せかけのもっともらしさ(偽善)に騙されるな!!)
●とにかく神経質で気が小さい、了見が狭い(臆病、二言目には「世間」(「世間」と言っても、青森を中心とした一部の人間の動向に過ぎない))
●他人に異常に干渉して自分たちの古いシキタリを押し付け、それから少しでも外れる奴に対しては好戦的でファイト満々な態度をとり、かなりキモイ(自己中心、硬直的でデリカシーがない)
●妙に気位が高く、自分が馬鹿にされるとカッと怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際にはたいてい、内面的・実質的に負けていることが多い)
●権力・強者には平身低頭だが、弱者に対しては八つ当たり等していじめる(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる(特に人が見ていない場合))
●あら探しだけは名人級でウザく、とにかく否定的(例え10の長所があっても褒めることをせず、たった1つの短所を見つけては貶す)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格が鬱陶しい(根暗)
●何でも「右へ習え」で、単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質・異文化を理解しようとせず、あるいは理解を示さず、排斥する(差別主義者、狭量、視野が狭い、多数派=正しい と信じて疑わない)
●集団によるいじめのリーダーとなり皆を先導する(陰湿かつ陰険で狡猾)
●他人の悪口・陰口を好むと同時に、自分は他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(自分がそうだから容易に他人を信用できない、ポーズだけで中身を伴っていない、世間体命)
●たとえ友達が多くても、いずれも浅い付き合いでしかなく、心の友達はおらず孤独(心の感度が低く、包容力がなく、冷酷だから)
●頭が硬く融通が利かないためストレスを溜め込みやすく、また短気で、地雷持ちが多い(不合理な馬鹿)
●たとえ後で自分の誤りに気づいても、素直に謝れず強引に筋を通し、こじつけの言い訳ばかりする(もう腹を切るしかない!)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
930 :
吾輩は名無しである:03/04/27 15:15
>>922 なるほどなあ、実験というのは既に行われていたのか。
そして、寺山風にアレンジされていたということか。
確かに舞台と客席の境界で逆転させるということも実験的には
ヨーロッパあたりの前衛がやってそうだし。
931 :
吾輩は名無しである:03/04/27 15:18
青森はしょせん二流
青森に遷都を!!
青森なんて消滅しても大して変わらないんじゃね?^^;
934 :
吾輩は名無しである:03/04/27 15:22
全国の人間が集まる場でも、青森は使えなくて醜態をさらす椰子しか出てこない
人間失格だから当然じゃそんなこと!
失格だから部酪民かチョソしかいない。
937 :
吾輩は名無しである:03/04/27 15:32
青森は林檎の産地
まあ確かに、わざわざあんな寒いところに移住した先祖ってのはDQNだな。
939 :
吾輩は名無しである:03/04/27 15:38
青森キムチ悪い
いや待てもまいら、
俺は個人的には島根と鳥取が不要だと思うぞ。
青森がキモイからこそ寺山修司もキモイという結論に達する。
山形<岩手<青森<島根<(中略)<東京<サイタマー!
944 :
吾輩は名無しである:03/04/27 17:27
武田真治主演の身毒丸見た人感想きぼんぬ(;´Д`)
あれって演出、寺山だよね?
テレビ「明日のジョー」の主題歌作詞も修司。
おいらにゃ〜ケモノの〜
>>942 doui.
青森の人間は、お粗末なので何をやっても最後は必ずあぼーんされる。
947 :
吾輩は名無しである:03/04/28 15:21
>>923 寺山はブニュエルとは違うのでは?
というか、寺山を幻想やシュールという枠で見るのは間違っている。
>>947 作風というか、物語の構造転換という点では全然間違えていない。
949 :
吾輩は名無しである:03/04/28 15:23
青森みたいに醜悪というのは一致
950 :
吾輩は名無しである:03/04/28 15:38
名古屋いらない
951 :
吾輩は名無しである:03/04/28 15:49
六ヶ所村放射能臨海危険区域あぼーん用県
952 :
吾輩は名無しである:03/04/28 15:51
>>948 記憶の集合化による危機意識みたいなことをよく言ってるでしょ?
個の分断とか分裂的なものへの興味というか。
953 :
吾輩は名無しである:03/04/28 15:52
ぶにゅ
>>948 物語の構造転換って何?
何のこっちゃさっぱり分からない。
それでブニュエルと清順と寺山が同質とはこれ如何に。
>>954 頭が悪い奴に何を言っても無駄なので、自分でよく考えて改めて出直してこいや。
田舎に住んでる奴ほど、こういう話には付いてこれないそうだしな。
>>955 で、つまるところ、おまえにもわからんのだなw
957 :
吾輩は名無しである:03/05/03 16:17
>>955 禿同。
>何のこっちゃさっぱり分からない。
それはお前の頭が悪いせいだろー。プッ
958 :
bloom:03/05/03 16:21
( ´,_ゝ`)プッ( ´,_ゝ`)プッ( ´,_ゝ`)プッ( ´,_ゝ`)プッ( ´,_ゝ`)プッ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
物語の構造転換って何?
何のこっちゃさっぱり分からない。
それでブニュエルと清順と寺山が同質とはこれ如何に。
物語の構造転換って何?
何のこっちゃさっぱり分からない。
それでブニュエルと清順と寺山が同質とはこれ如何に。
物語の構造転換って何?
何のこっちゃさっぱり分からない。
それでブニュエルと清順と寺山が同質とはこれ如何に。
物語の構造転換って何?
何のこっちゃさっぱり分からない。
それでブニュエルと清順と寺山が同質とはこれ如何に。
物語の構造転換って何?
何のこっちゃさっぱり分からない。
それでブニュエルと清順と寺山が同質とはこれ如何に。
物語の構造転換って何?
何のこっちゃさっぱり分からない。
それでブニュエルと清順と寺山が同質とはこれ如何に。
物語の構造転換って何?
何のこっちゃさっぱり分からない。
それでブニュエルと清順と寺山が同質とはこれ如何に。
物語の構造転換って何?
何のこっちゃさっぱり分からない。
それでブニュエルと清順と寺山が同質とはこれ如何に。
960 :
吾輩は名無しである:03/05/03 21:45
ブニュエル>幻想
清順>幻影
寺山 >幻覚
死んだ人はみんなことばになるのだ
寺山ママの「母の蛍」を古本屋で発見。
中公文庫。いくらなんでも1000円は高いって。
いつかブックオフで出会えると信じて今回はスルー。
>>944 演出は蜷川幸雄だと思うけど・・・
世田谷文学館に行ったひとはいますか?
本日没後20周年
明け方夢の中に寺山さん出てきた。
鏡の中だけに映ってて、何も言わなかったけど手紙をくれた。
964 :
吾輩は名無しである:03/05/04 22:04
誰か故郷を想はざる
一篇が一篇が重過ぎて(;´Д`)ハァハァ
今日は寺山の命日だね!鬼才薄命!南無阿弥陀仏
世田谷文学館って 寺山さんが喋っている映像とかも
観れるんですか?
>>965 デビュー作品集のタイトルが『われに5月を』だったんですよね。
5月に亡くなったというのは何とも数奇なめぐり合わせです。
>>966 僕も気になります。
寺山修司が喋っている映像は、谷川俊太郎とのビデオレターを納めた
映像作品『ビデオレター』や、『徹子の部屋』のビデオで観られます。
『徹子の部屋』は確か新宿TSUTAYAに置かれていたかもしれません。
969 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/05/06 11:54
>>968 『徹子の部屋』は新宿TSUTAYAから借りてみました。二本あります。
ところでビデオといえば山田太一です。いま近所のレンタルビデオ屋がセールで、
山田太一ドラマ「想い出づくり」なるビデオを全7本レンタル成功(w
古手河佑子、田中祐子、柴田恭平ら出演で放送されたのは81年。
ということは、わたしが生まれた4年後だから昭和56年。
時代の雰囲気、寺山晩年期の町の空気がよくわかった。
このスレは年長者が多いからリアルタイムで見ていたひともいるのでは?
上京して働く女性たち。低い女性の社会的地位。結婚への焦り。
現実はつまらない。おもしろいことなんて何もない。
どうせ結婚するのなら、その前にひとつくらい思い出を持ちたい。
生きるか死ぬかの恋愛をしてみたい。それが無理ならせめてヨーロッパ旅行でも。
しかし旅行詐欺に会ってしまった三人の女はこれからどうなるのか――。
現代とテーマなんて変わっていないんです。いくら表層の風俗が変わったところで。
山田太一と寺山修司という対立軸がくっきりとわたしの中にあります。
山田太一か寺山修司か。日常か反日常か。現実か幻想か。
おそらくドラマの三人は結婚して日常に戻っていくのでしょう。
寺山は「狼が来るぞ」と叫びつづけて死んだのです。
山田は狼なんて、どこを探したっていないことがわかっていた。
寺山修司と山田太一――。
山田が寺山のテレビドラマ脚本を監修していたりもします。
この二人の違いはどこにあったのか。
GWという祭りが終わった今、しみじみと考えます。
>>969 僕は『徹子の部屋』はまだ観てないんです。新宿TSUTAYAに置かれているのは
見つけていたものの確かレンタル中で、その後、他のビデオを借りたまま一週間
くらい延滞してしまったことがあって、それ以来、怖くて借りられないんです。
新宿までは1時間程度なので返しにいくのはさほど大変ではないのですが、
何故だか出かけるときに借りたビデオを持つのを忘れてしまうんです。
かといって近所のビデオ屋には置かれていないので、そのうち借りる事になりそうです。
山田太一のドラマを7本借りるってのはすごいですね。僕も古いトレンディードラマには
興味がありますが、なかなかまとめて観ようという気になれず、あんまり観てません。
10代の終わり頃にやっていたのは『愛という名の下に』や『未青年』などでした。
『東京ラブストーリー』でファンになって以来、鈴木保奈美出演作は全部観ていました。
そうそう、スレ違いの話題になりそうでしたが、天井桟敷出身の三上博史と共演していた
『この世の終わり』が好きでした。同じく三上・野島タッグによる『リップスティック』も
よかったです。三上博史には線の細い芸術家肌のイメージがあって好感が持てます。
織田裕二みたいな熱血営業マン風の男にも憧れますが、基本的に苦手なんです。
寺山修司のドラマってどういうものだったんでしょう?
971 :
吾輩は名無しである:03/05/06 14:46
>>970 >寺山修司のドラマってどういうものだったんでしょう?
山田太一編集の「寺山修司テレビドラマシナリオ集」は、
古本屋で定価の三倍くらいで売っていたので知ったのです。
もちろん神保町。もちろん未読です。
寺山本で知った限りだと、山田太一と正反対だったらしい。
ストーリーよりもイメージが優先。
初期のテレビドラマででラストにネズミを何万(千)匹と放流したり(「Q」)。
寺山修司から逸脱させてしまったようなので、ちょっと修正。
寺山さんの命日の日、朝日新聞の天声人語が寺山ネタでした。
記者が世田谷文学館に行ったとかで、その感想ともども。
寺山の青春時代のものをいろいろと展示してあるようです。
うざいうざい朝日新聞。おれは寺山も語れるんだもんねー!的姿勢が(w
知ってます? 寺山は自分が載った新聞記事をすべてスクラップしていたと。
口では反体制(サブカル)を謳いながら、新聞に載ると大喜びする寺山さん。
とにかく有名になりたかった田舎もんの修司くん。やはり好きです。
973 :
吾輩は名無しである:03/05/06 15:09
それはともかく、
マスターは寺山についてどう思っているのだろうか。
>>972 自分に関するスクラップというと江戸川乱歩のケースが有名です。
寺山が新聞記事のスクラップの話を聞いたことがあったかどうか定かではないのですが、
『新潮日本文学アルバム』によると、コラージュノートのようなものを沢山作っていたようですね。
『なんたら画報』とかいう本に一部が収録されていたような気がします。
それにしてもこの『新潮日本文学アルバム』に収録されている書簡や直筆原稿の文字を見ると、
ものすごく几帳面な人だったようです。ちょっとしたメモであっても決して走り書きされてなくて。
高校時代の恩師だった女教師・中野トクとの文通エピソードに興味をそそられます。
入院中、何度も甘えたような手紙を出していて、お姉さんのように慕っていたんですね。
ある日の手紙の内容。
「(手紙の左上に自分の写真を切り抜いて貼っている)
(右上にはフランス語の文字。下にその邦訳)血は立ったまま眠っている ― エリュアール
立ったまま眠れたらどんなにいゝだろう。この頃、横になっても仲々眠れないのだ。
カット入りで詩歌エッセイの僕の作品集は今日作品社に渡したので秋にはできます。
方形版できれいになりそうです。京武のやつどうしてるんだろう。谷川俊太郎や小説の石崎晴央と
詩劇の書きくすべを「短歌研究」でやります。ほしいものはおかねである。ほしいな。
仲々癒りません。ベッドでセーターを着て撮ったのです。いゝのは作品集のトビラ写真にするので
これはわるい写真なり S.Terayama」(表記は全て原文ママ)
手紙の文章に「である」体を使っていたり、妙にかっこつけているのがほほえましい限りです。
恩師・中野トクは寺山からの手紙を全て保存していたそうです。
こういったものを集めた書簡集があれば読んでみたいものですが、寺山修司の全集って、
確かいまだにないんですよね。出版社同士の事情があるのかもしれませんが。
975 :
吾輩は名無しである:03/05/06 15:30
それはともかく、
マスターは寺山についてどう思っているのだろうか。
976 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/05/06 15:48
>恩師・中野トクは寺山からの手紙を全て保存していたそうです。
にやにやしたくなる手紙がいぱーいだと思う。
「僕はエッチの技術が下手だ。
みんにな大人になっているのに僕だけ・・・
カヅコを早く食っておけば良かった」
こんな内容の手紙(トク宛)を「虚人 寺山修司伝」が掲載していました。
この和子さんって後に山田太一と結婚したんです。
にやにやがとまりません。
「虚構地獄 寺山修司」によると後年、
中野トクは寺山に裏切られたと憤慨していたらしい。
それは後述すると書いておいて、結局ほのめかしで終わっていた。
だから「虚構地獄 寺山修司」はダメなんです。
もっと踏み込め、人間の汚いところへ、そこはまだ地獄の入口にすぎない!
上で誰かが書いてましたけど、田中未知との関係とか誰か書きませんかね。
あの典型的なドキュン女の九条英子と田中未知、真ん中に寺山修司。
その上に乗っかっているのは万引き常習者で放火魔の寺山はつさん。
あはは、地獄です。もう少し時間が経たないと書けないのか(w
>>976 ベッドテクについての文面は、まるでトクに性の手ほどきでも
してもらいたげな感じですね。トクが「裏切られた」と言っているのにも
そういった男女関係的な意味合いが隠されている気がします。
和子さんと寺山、山田太一の関係も気になります。
山田太一は一級のストーリーテラーですが、
詩的な感性という点では寺山に軍配が上がりますよね。
そうするとなんだか和子さんと山田太一が結婚した話は、
中原中也の恋人を小林秀雄が奪って結婚した話と重なりますね。
寺山と女性との関係はあまりよく知らないのですが、
なんだか色々とすったもんだがあったんですね。
それはともかく、
マスターは寺山についてどう思っているのだろうか。
>>976 クルッ
∧∧ ミ _ ドスッ
(・∀・,)彡―─┴┴─―┐
* * * \ / つ おはっ!ニヤ/
* * \ 〜′ /´ └―─┬/\ ミンナ!オハヨウ! //
* * \ ∪ ∪ / \\ アサダヨ!ニヤニヤ!!/+
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* * < 二> ( .. )
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───────< の 二>──────
< 感 ヤ>
ワーイ! ワーイ! ニヤニヤ プーン!! < !! >
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│ │ │ / \
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( ・∀・) .( ・∀・) .( ・∀・) .( ・∀・)
.⊂ つ⊂ つ⊂ つ⊂ つ
〜( つノ〜( つノ〜( つノ〜( つノ
それはともかく、
マスターは寺山についてどう思っているのだろうか。
981 :
吾輩は名無しである:03/05/06 18:37
>974
×血は立ったまま眠っている
○パリは立ったまゝ眠る
>>981 手紙を見ながら書いたのに、間違ってました。
「血は立ったまま眠っている」は寺山の言葉でした。