1 :
吾輩は名無しである :
2001/04/19(木) 19:55 「愛」について論じてくださるのでは無いかと思い、参りました。 どうか、純情恋愛板から来たこの憐れな厨房めに御知恵を授けて下さいまし。
嗚呼…轟沈。
3 :
吾輩は名無しである :2001/04/19(木) 20:46
愛は相 恋は故意 以上終わり。 あぁ、年甲斐もなく反射的にくさい事を書いてしまった自分が情けない…。 まあ、なんだ、そんな面倒なことなど考えないで、成長期なんだからさっさと寝なさい。 少年よ大志を抱けってことさ。関係ないな。 いかんいかん、どうも調子がおかしい。 今日は久しぶりに、武者小路の「友情」でも読んで寝よう。
5 :
吾輩は名無しである :2001/04/19(木) 21:38
フィル・スペクターの名曲「To know her is to love her」はジョン・レノンもマーク・ボランも(確かherがyouになってたが)歌ってて大好きである。 当初、「会った途端に一目ボレ」とかいう邦題が付いていたようだが、オレが勝手に解釈していたのは、相手を知っていくプロセスが惚れていくプロセスである、というもので、相手に関する様々な情報を得ていく経過において今まで知らなかった存在が自分の中で一つの像として徐々に形を為していく、それがそのままどうしようもなく相手に魅かれていくことと重なる、といういささかロマンチックなイメージだった。 オレの数少ない経験から言うのもナンだが、世界で何が素晴らしいと言って、恋愛の生まれつつある時期のあのおののきを伴った感動的な時間とその現場ほど素晴らしいものはめったにないのであって、やっぱりそれは歳くっても変わることはない。 いつかある日地球のどこかでこの世に生を受けたこの女がどこでどのようにして今まで生きてきたのかを知りたいという願望と、今現在自分の目の前にこうして存在しているということを奇跡のようなものとして実感すること。それと同時に、自分がどこから来てどこに行こうとしているのかをとらえ返してみずにはいられない。 うろたえる。 周囲の世界が新たに存在し始め再生されるさまに直面する驚きと恍惚。それはいろんなモノやコトがこの女との関係で今までとは違った意味を持ち始めるからにほかならず、そういった事態は明らかに対象をすでにかけがえのないものとして認めている事実に由来する。 今更ながら、一日の終わりに陽はかくも美しく沈んでいくものだったのか、などという感慨に打ち震えつつ女と共に河川敷に腰を下ろして夕陽に涙する。
6 :
ぴすとん :2001/04/19(木) 21:55
「愛」というものはない。 「愛してる」という行動のみがある。
>>5 有難うございます。
>>6 有難うございます。
以前、友人と「愛」や「恋」について話したのですが、彼曰く「今、日本で流通しているような意味での愛は無いよ」
と言われました。
文学屋の皆さんは日本における「恋愛」は他の文化のそれとどの様に違うと思われますか?
あるいは違いは無いと御考えでしょうか?
8 :
吾輩は名無しである :2001/04/19(木) 23:14
ゲーテに訊け。
9 :
芥川りゅ〜のすけ :2001/04/20(金) 00:22
「恋愛とは、性欲の詩的表現を受けたものである」
10 :
NHKみんなの歌 :2001/04/20(金) 00:24
「愛愛。愛愛。お猿さんだよ」 南の島在住だ
「愛」も「恋愛」も論ずるものにあらず、実行あるのみ、 というのが、どんな激論であろうと必ず辿り付く結論なのら。 ハイ、おしまい。
12 :
1 :2001/04/20(金) 10:41
>>11 >実行あるのみ
たとえば文筆活動も否定されるんですか。
愛とは・・・なんだ? 恋とは・・・なんだ? 萌えとは・・・・・・・・・・・・なんだ????????
14 :
吾輩は名無しである :2001/04/20(金) 13:53
>>5 ハイデガーっぽい解釈だね。
それはともかく、言いたいことよくわかるよ。
15 :
吾輩は名無しである :2001/04/20(金) 14:03
男が女に夢中なうちは女は男に魅力を感じない。 女が想いを寄せると男の愛は醒める。 こういうことの繰り返しなのでは。
16 :
にっく :2001/04/20(金) 15:41
17 :
最後に御礼、或いは軽蔑申し上げます。 :2001/04/20(金) 22:29
御世話になりました。 正直言って僕自身愛と言う事を良く知らない。 例えばそんな風に言うと両親は悲しむのだろうか? 三十年の人生で唯一度だけそれまでと違う手応えで女を好きになった事がある、 でも愛してると言ってみても何やら後ろめたい感じがあったのを覚えている。 恋愛という普段は何やら胡散臭い、しかしそこに落ちた時、皆が気にせずに居れない現象。 これって、文学屋さんなら、一度は考えて然るべき事と思ってこのスレをたてたんです。 僕が(このスレッドは僕自身)スカだったからなのか、たまたま文学板に巣食うスカ連中が来たのか、良く解らん。 唯、幾つか「真っ当なレスを下さった方には心から御礼を申し上げます」 5、6、9、13、15、16 の皆さん、良い御言葉を有難う御座いました。
18 :
吾輩は名無しである :2001/04/20(金) 23:34
「愛」とは、生殖欲求の別の謂いです。 博愛、人類愛なんてのも、全く同じ「愛」で説明できると思います。 要は、自分の遺伝子からの距離の問題です。 ただ、代償行為なんてのもあるので、そう単純ではないのでしょうが。
20 :
吾輩は名無しである :2001/04/21(土) 19:28
>>19 そういうことなんだろうが、それじゃ身も蓋もあったもんじゃないだろう。
21 :
吾輩は名無しである :2001/04/21(土) 22:26
自己愛
22 :
吾輩は名無しである :2001/04/21(土) 22:37
ある意味、1に対して厨房と思わづに丁寧なレスをした人たち の包容力の根源にあるもの。
23 :
名無しさん :2001/04/21(土) 22:45
>>22 ウマイ!
でもそうすると自分には愛がないことになるな(藁
24 :
22 :2001/04/21(土) 23:00
ある意味、1に対して思わづ厨房か!と投げやりなレスをした人たちの 叱咤激励の中にもあります。
25 :
吾輩は名無しである :2001/04/21(土) 23:22
>>19 生物学の授業でそんなこと言いそうですね
実際そうかもしれないけれども
そんな風に考えているといつまで経っても幸せになれないでしょうね
要は唯読むだけ、書けないんでしょ?
27 :
Tango :2001/04/21(土) 23:41
>それじゃ身も蓋もあったもんじゃないだろう。 でも、人間の基本的欲求に関係したことは、大概、身も蓋もないことですよ。 食べることも睡眠も排泄も、どれも下品なモンです。あと、生きることもね。 >そんな風に考えているといつまで経っても幸せになれないでしょうね 「幸せ」なんて無いですよ。あるとしたら「快楽」だけでしょう?
28 :
吾輩は名無しである :2001/04/21(土) 23:52
頭でっかち君、見っけ!
29 :
ぴすとん :2001/04/22(日) 01:57
>>27 でも1が聞きたいのはそのような科学的説明ではなくて
悩みに有効な実践的言葉なのでは?
「文学板の皆さんなら、」なんてタイトルついてるんだから、
分析ではなく表現を求めているんだと思うんだけど。
>>29 何が悩みで、何の表現を求めてる?「愛」について論じる
と言っても、何の御知恵が欲しいのかいわないとわからん。
女をコマす方法なのか、見合いで成功する法なのか、
結婚を承諾させる話術なのか、好きな女に近づく手口か、
うまく不倫するには?なのか、上手な性交の具体的方法か…
どれよ?
>>29 ていうか、これって「純情恋愛板から来たこの憐れな厨房」が立てたスレなんだろ?
ならば極めて正しい対処と言えよう。
>>30 それは1に聞いてみないとわかんないし、
第1憶測で言っただけなんでそんな攻撃的になるなよ。
このスレもう終わったぽいし。
>>31 そこまで言うのもきついけど、1は見切るの早すぎたとは思う。
ここは回転遅いからね。
そうそう、正しいことをした(笑 >31 というわけで、真に受けないでね>ぴすとんさん そもそも人間のやることに、いちいち深い意味なんてないんだから。
そう? 少なくともオレは自分のやってることには全て意味があると自覚してるつもりだけどね。 てゆか、世の中に意味のないものなんてあるわけ?
意味なんて全部後付け。意味の前に現象がある。現象なくして意味は生まれない。
「意味」ってのは、まさにそういうことですね。卓見です。 で、少し補足しますが、「深い意味」というのは、要するに 「因果律」のことです。でも、結果には必ず原因があるなんて ことは、まやかしの大うそなので、「人間のしていることに いちいち深い意味はない」となるわけです。つまり、因果律には 明らかな矛盾がある、ってことです。 それと、上の方で「生きることは下品だ」と言いましたが、 これも、まやかしの大うそということになりますね、因果律は 間違いなのだから。一旦、そこに気づいてしまえば、次のような 基本的命題にも正解を出すことができます。 問い「人は何のために生きるのか?」 で、これが答えです。 「人は何のために生きるのか?」という問に答えなど無い。 #それにしても、みんな下げまくってますねー(笑 #でわでわ。
ああ・・やっとみつけた。 でも終わってた、か。 ・・・このスレで日記でも付けるかな?