1 :
吾輩は名無しである:
禁断の恋を語ろう。
いねえよ…そんなの
3 :
吾輩は名無しである:2001/03/31(土) 09:37
ここにいる。
4 :
吾輩は名無しである:2001/03/31(土) 09:49
5 :
吾輩は名無しである:2001/03/31(土) 09:53
6 :
吾輩は名無しである:2001/03/31(土) 09:58
>>4 あ、間違えた。
初恋の人を聞かれたと勘違いした。
初恋は普通の人間、今の恋は小説の中の人。
片思いの相手ってどういうことすか?
赤と黒のジュリアン・ソレルに惚れました。初めて読んだ頃は夢に出てきたし・・・
あの妖しさと美しさにもうめろめろなんですよ・・・とろけてしまいそうですハイ。
最後死んじゃうんだけどね・・・
死んじゃうからさらにいいのかもしれないけどね・・・
8 :
吾輩は名無しである:2001/03/31(土) 15:12
>>6 フィクションの人物にどんなに愛を捧げてみても、所詮は片思い。
報われない愛の軌跡を赤裸々に語ってみそ。
9 :
吾輩は名無しである:2001/03/31(土) 17:16
でもギャルゲーとかアニメのキャピキャピしたキャラより
文学・文芸小説に出てくる女性登場人物の方が萌えます
10 :
吾輩は名無しである:2001/03/31(土) 23:53
ロリータ、とか言っても普通に思われるような(少なくとも迫害されない)
ところだったら板としてレベル高いと思う。
いや、ホントに好きなんですよ、ロリータ。
確かに小説の人物は歳をとらないわな。
11 :
吾輩は名無しである:2001/04/01(日) 00:27
>>8 片思いなのは当たり前だが。
そんなにはっきり言うな。
あき子さん、貴女に、恋しています。僕は、
山にも籠れないけれど。でも影から見守って
います。
>10ロリータ萌え〜!!
13 :
吾輩は名無しである:2001/04/01(日) 10:21
実社会で恋する資格がないからな。本の中なら自由に息が出来る。
14 :
やっぱこれでしょ :2001/04/01(日) 17:42
Thomas Hardy "Tess of the d'Urbervilles"
テス、ほれたぞ!
漫画よりは萌えるかと
リ・リーズたん、、、
17 :
吾輩は名無しである:2001/04/02(月) 19:22
誰でも小説の中の人に欲情したことあるでしょ?
そういうことを語れるスレになればいいんじゃないの?
勿論マターリと行きましょうや
ロリータが迫害されるってのはあれですか?ロリコン迫害の波に呑まれてるってことですかね〜
巷に溢れるロリコンとは本質的に違うと思いますよ〜
ナボコフの描くロリータに萌える時なにか崇高な匂いがするわけです〜
18 :
吾輩は名無しである:2001/04/02(月) 19:29
アントーニエ・ブッデンブローク
19 :
吾輩は名無しである:2001/04/02(月) 20:52
>>17 灰谷健次郎の小説に出てくる少女に胸ときめいた(苦笑)僕も語っていいんすか?
20 :
吾輩は名無しである:2001/04/02(月) 21:37
>>19そっそりはもしかして「少女の器」の某たんですか?ハァハァ
違いますかね、違ったらちょっと恥ずかしいな自分
22 :
ジャンゴ:2001/04/03(火) 02:14
やっぱ、春の雪、三島由紀夫著の聡子だね!
惚れた・・・
23 :
吾輩は名無しである:2001/04/03(火) 02:37
島田雅彦の「僕は模造人間」のちづる。
あれは綾波レイのプロトタイプです。
24 :
吾輩は名無しである:2001/04/03(火) 03:37
スレの趣旨とはちょっと違いますが
最近どうもバイロンが気になってしょうがない。
病気ですかね(藁
25 :
吾輩は名無しである:2001/04/03(火) 04:02
>病気ですかね(藁
もともとですよ(w
カキコに宴会云々ってあったから、
二日酔いで寝こんでるんじゃないんですかね。
26 :
吾輩は名無しである:2001/04/03(火) 04:05
>>25 そうですか。
バイロンも二日酔いですか。フフ・・・
私もうダメかもしれないw
27 :
吾輩は名無しである:2001/04/04(水) 03:23
>ジャンゴ
聡子いいよねぇ!!
「金閣寺」のういこもいいんだけど(漢字忘れたよ)
着物の似合うお姉さんかなりいいです。
>24ー26
バイロンの自作自演か?(藁)
28 :
吾輩は名無しである:2001/04/04(水) 03:37
ixionも見てないな
29 :
吾輩は名無しである:2001/04/04(水) 03:46
小池真理子とか、そういう小説でも馬鹿にしないでくれますか?
30 :
吾輩は名無しである:2001/04/04(水) 04:00
『禁色』の南悠一と、三島由紀夫の厨房小説『仮面の告白』の
公ちゃん。
31 :
吾輩は名無しである:2001/04/04(水) 05:44
>>29 ここでは古今東西の小説すべてが対象かと思われます。どんなものでも
オッケーですよ。
マターリと萌え&惚れを語りましょう。できるならば詳しい描写も
聞きたいな。萌えや惚れのシュチュエーションも是非にキボンヌ。
短歌とか詩の登場人物でもいいかと。
>>アントーニエ・ブッデンブローク
あのう、それは何の小説の人物すか?
無知なのでわからん。
教えて。
33 :
吾輩が名無しである:2001/04/04(水) 07:46
ロリータファンとしては、「ファウスト」のグレートヘンはもう最高です。
とりわけ、グレートヘンが留守の間にファウストが彼女の寝室に忍ぶ込む
ところはこたえられません。ファウストも完全に取り乱していて、毛布か
シーツかを抱き締めて、その残り香を嗅ぎかねない雰囲気が伝わってきます。
ところで、グレートヘンの歳はいくつだとみなさんは思いますか?
私の意見では、ずばり16。
34 :
考える名無しさん:2001/04/04(水) 15:36
>>32 トーマス・マン著「ブッデンブローク家の人々」
ブッデンブローク家の長女。愛称「トーニ」
のち、グリューンリッヒ夫人、再婚後ペルマネーダー夫人となる。
35 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/04/04(水) 16:32
萌え〜と言えば安部公房『密会』の溶骨症の少女でしょう。
ロリ必読!!
36 :
19:2001/04/04(水) 18:15
>>20 >>20 そ、そうです。
「少女の器」の某たんです。
あとは、文学かは別として少年期は赤川次郎さんの作品のヒロイン(ヒロインとゆうかカップル)
に胸ときめいたなあ。
ところで漫画板にも同じスレがありますが、あっちも相当な事になってます。
37 :
20:2001/04/05(木) 06:35
>>19さんやはしそうでしたか!
あれはときめきますよね〜。とっても気が強い女の子なんだけれども
ふと可愛い一面を覗かせてくれるんです。現実にいたら男はイチコロだと
思いますよ。(本気です)
38 :
奥さまは名無しさん:2001/04/05(木) 06:52
>35
おおおおおれもそれを言いたかった
39 :
吾輩は名無しである:2001/04/05(木) 09:12
>>30 公ちゃんより近江くんが好きだな、だめかしらん?
40 :
吾輩は名無しである:2001/04/05(木) 12:26
中上建次の岬シリーズの秋幸。特に「…至上の時」の秋幸がイイ。
三國蓮太郎と佐藤浩市で映画化するという話があったそうで、
二人をイメージしながら読んでた。
41 :
吾輩は名無しである:2001/04/05(木) 23:32
トーマス=マンなら「ヴェニスに死す」のタドゥツィオ萌へ
きっと映画の影響だろうが
42 :
名無しさんのマーチ:2001/04/06(金) 12:26
ワルコフスキー公爵
43 :
吾輩は名無しである:2001/04/06(金) 17:53
44 :
吾輩は名無しである:2001/04/06(金) 18:23
ヒ〜スクリ〜フ〜
ってことで「嵐が丘」のヒースクリフはいいっすね。渋いわ。かっこいい。
45 :
名無しさん@公演中:2001/04/08(日) 02:52
ナオミさん!「痴人の愛」の!
奔放で自由で、自分を愛してくれる人を余裕たっぷりにもてあそんで、
ときにその豊満で肉厚でエキゾチックな身体を惜しげもなくさらして、
剃刀で肩や背中の毛を譲治さん(俺)に剃らせてくれたりして、
でもものすごくいじわるでずる賢い人。
「絶対触っちゃいやよ。約束して」と肌には一切触れないで剃刀を使わせるシーンがあって
ずっとずっと我慢して気が触れるくらい我慢して上半身剃って、「じゃあ次」と
腕を上げて脇の下を示されたときの欲情の爆発。
でもナオミさんに真っ青になるくらい叱られるんだけど。
たまんねーなーおい。
・・・ちょっとMなんだろうか俺。
46 :
吾輩は名無しである:2001/04/08(日) 12:50
>>44 私はどっちかっていうとヘアトンの方が好きだー!
47 :
42:2001/04/08(日) 19:40
ワルコフスキー公爵→「虐げられた人びと」(ドストエフスキー)の
「卑劣漢」。裏キャラ?というのかな。だから
役どころはスヴィドリガイロフやスタヴロギンに相応する。(と思う・・・)
こういう、憎悪を抱えたサディスティックな人に惚れます。
48 :
吾輩は名無しである:2001/04/09(月) 13:29
キャシーになりたい
49 :
名無しさん@1周年:2001/04/09(月) 14:10
ソ、ソーニャ・・・
恥ずかしい・・・
50 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/04/09(月) 14:45
『華氏451度』のクラリスはどうよ
本の登場人物の口調がうつってしまうことない?
特に会話が多い文体の話を集中して読んだあとなんか、
会話の運び方とか仕種までもがその本の世界の人。
たとえばカフカの「城」とか。
やたら理屈っぽくなって数人と喧嘩しちまった。
それはそれで鬱。
ここまで感情移入してしまうのが気持ち悪くなって冷静に読もうと
したこともあったけど、そうすると今度はつまらんわけよ。
その本の世界の人になり切るのって楽しいっつうかやっぱり陶酔感
があるよね。カタルシスの場合もあるし。
それも自分にとって物語の魅力のひとつだ。
52 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/04/09(月) 18:26
『豊饒の海 第二部 奔馬』の飯沼勲。
『ジャン・クリストフ』のジャン・クリストフ・クラフト。
『けものたちは故郷をめざす』の高石塔。
↑ジャンたん…ハァハァ
関係ないけど萌えと惚れの差ってどのへんかしら。
55 :
6:2001/04/10(火) 13:09
萌えで終われば惚れにはならない。
惚れ=恋の境地である
これは定説。恋!恋だよ。
それは美しくも哀しい、儚い幻なんだよ。
しかも小説の中で。
手が届かないのは知ってる。
わかってるけど。
56 :
吾輩は名無しである:2001/04/11(水) 02:01
>>45 その気持ちは分かるぞ、たまんないよな。
…って漏れもM入ってる?
57 :
吾輩は名無しである:2001/04/12(木) 00:11
安部公房「密会」の溶骨症の少女の
「まだ無理よ……お願い……」
パステルの粉をまぶしたような声で娘が哀願した。
は脳みそにむずむずむずっと電気が走るようだったな。
でも「密会」だったら女秘書のほうが好きだ。
そして「壁〜Sカルマ氏の犯罪〜」のY子の毅然とした態度、
「カンガルーノート」の垂れ目の看護婦のエキセントリックで無邪気な振る舞い、
そして「燃えつきた地図」でビールを振るまいつづけるアル中婦人のやるせなさ!
あー好きだー。
安部公房作品の女性はなぜこうも魅力的なのだろうか。
58 :
吾輩は名無しである:2001/04/12(木) 19:44
59 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 12:01
お前ら暗いな。
60 :
なっこ:2001/04/14(土) 13:47
あたしもY子すき
61 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 18:48
江戸川乱歩の押絵と旅する男の
押絵への恋故に押絵の少女と一緒になってしまった男。
少女がそのままなのに、男だけが老いる切なさが私に恋させる。
でも男が押絵を愛する様に、自分は愛されたくは無い。
男が押絵を愛してるからこそ、私は男に惹かれる。
片思いが一番(笑)
62 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 23:08
お前らマゾヒストだな。
63 :
吾輩は名無しである:2001/04/15(日) 02:59
64 :
吾輩は名無しである:2001/04/16(月) 22:18
夏目漱石「草枕」
御那美さんの登場シーン&振袖に萌え
っていうかどの描写もいいなあ〜
65 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 00:10
>>64 なみさんといへば。
をほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ
という笑いが、すきだわい
66 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 01:49
67 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 02:30
陳腐な意見かもしれないが、『ノルウェイの森』の緑。確かに好きだった。
少々エキセントリックで、平気で猥談もする生命力に満ちた明朗な女の子。
しかし単に軽いだけの軽薄な若い娘ではなくて、情趣を理解し、人の優しさを理解できる優しい子。
『森』の中で一番印象に残っているのは、緑と主人公がデパートの屋上で
雨の日、傘もささずに抱き合うシーン。「私は生身の血のかよった女の子なのよ!」
と言いながら主人公と体温を分かち合うその二人の温かみと、その二人の周囲を
降りそぼる冷たい雨の対比がとても印象的なシーン。良かった。
そのすぐ次の章で唐突に直子の死が告げられることから考えても、
あのシーンはこの小説のひとつの山であることはまちがいない。
構成は明らかに意図的であざといのだが、厭味を感じさせないのは
村上の筆致の実直さと、登場人物たちに肉付けされた性格の厭味の
なさからきているのだろう。例外的に平凡さが奇抜さを凌駕している
良い実例。手放しで褒めるつもりもないが、個人的に好きなので
嫌味ったらしい言葉はつけないでおく。
68 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 02:35
69 :
匿名希望さん:2001/04/17(火) 23:11
>61
私も押し絵と旅する男の、お兄さんが好き。それから、乱歩の小説で、好きな女優を
土蔵に殺して監禁しちゃう男も!
源氏物語の源氏も! 若紫をさらって年頃になってレイプしたり(むごい・・・けど、
こういうことが唯一許される男、光・・・)、
意味もなく感傷的に泣いたり・・・、現代でいうととっても
バカバカしいたよたよした情けない男! 仕事なんかしなくてもよい立場だと、
色恋沙汰が人生のすべてよと、エッチにかける男、光・・・。
70 :
吾輩は名無しである:2001/04/18(水) 01:17
>69
趣味があいますね(笑)
ロクデナシの方が惹かれます。
実生活でもロクデナシに引っかかるのがちょっとつらいけど(笑)
71 :
吾輩は名無しである:2001/04/18(水) 01:49
>>69-70
>>68のリンク先の92に本物のロクデナシがいます。いかが?
・・・って、
>>69-70さんのいうロクデナシとはニュアンスが違うのはもちろん承知ですが
とにかく生まれてこのかた見たことのないロクデナシっぷりだったので
あなたがたの発言に絡めて紹介してみました。ものすごい人物がいるものだなあ。
72 :
吾輩は名無しである:2001/04/18(水) 02:00
夏目漱石「行人」は萌え小説
73 :
士郎と:2001/04/18(水) 02:29
宮本輝『青が散る』の夏子と裕子。どっちに惚れるかで理想の
タイプが分かる気がする。ちなみに俺は僅差で裕子、かな。
74 :
吾輩は名無しである:2001/04/18(水) 03:37
>71
うあーーーーーーーーー。。。。。。。。。。。。。。。
これはちょっとねぇ(苦笑)
文学の登場人物に惚れるのは良いけど、どうして漫画だと
痛くなってしまうのでしょうね。
物とか、2次元の者に惚れるのは裏切られないので良いかもしれないけど
本格的になると一生救われないですね。
風船フェチとか、靴フェチとか。文学ではそのような人はとても興味深いですが。
75 :
吾輩は名無しである:2001/04/18(水) 12:56
三四郎の美禰子はでてる?
あ、同性なので恋はしてませんが。
76 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/04/18(水) 15:11
>>69 >乱歩の小説で、好きな女優を 土蔵に殺して監禁しちゃう男
『虫』の柾木愛造ですね。愛してます。
源氏は光よりも薫の方がなお、甲斐性がないところがいいです。
ゴーリキー『外套』のアカーキイ・アカーキエウィチも同じ理由で好きです。
77 :
吾輩は名無しである:2001/04/18(水) 17:20
「百夜」のナースチェンカと「三四郎」の里見美禰子はイイわ。
「ナチュラル・ウーマン」の諸凪花世にもシバかれたい(藁
78 :
69:2001/04/20(金) 01:39
愛造や源氏のしたことってさ、
今で言えば新潟の監禁事件の佐藤と同じですねー、
そんなこという
自分は病んでいるわ。
79 :
ナナーシー:2001/04/20(金) 01:53
ダフネ・デュモーリアの「愛の秘密」のナイオール。
へたれなとこが。知ってる人いますか?
80 :
吾輩は名無しである:2001/04/20(金) 10:30
コインロッカーベイビーズのアネモネ。
人格無いけど。
俺は、バイセクシャルなので、「ソドム120日」のキュルバル法院長を愛してしまった。
あとは、「失われた時を求めて」のシャルリュス男爵だな。俺はサディストなので、
シャルリュスを鞭で叩いて喜ばせてあけ゛たいと思った。
泉鏡花「外科室」のお医者さん。
8年(だっけ?医学生の頃から一流医師になるまで)
同じ人をひっそりと思い続けその思いがこの世では終わってしまうだろう日に
周囲の人があわてふためいているのにじっと思索に耽ってる姿が
なんとなくせくしーだった。
結婚するならこんな人、とうっとりした(いねえよ、そんな奴)