937 :
吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 22:36:18
去年の年末にNHKラジオ深夜便で
遠藤周作のキリスト観を評価していた
バチカンの重要なポストに着き、上智大学
でも教鞭をとっていた神父は誰ですか?
938 :
吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 22:50:35
今「わたしの愛した小説」を読んでいる。
遠藤氏は自分は不良の劣等生だとよく書いていたが、「わたしの愛した小説」のエッセー部分を読み、
よく勉強しているのに驚いた。不良の劣等生だというのは、ポーズであったのか。
フロイト、ユング、フライなど超弩級の著作家がつぎつぎ出てくる。
これから先読み続けられるか、不安だ。
>>937 ひょっとして
上智の学長だったピタウ大司教?
940 :
吾輩は名無しである:2006/02/25(土) 01:20:51
>>939 確か、そうだったと思います。
ありがとうございます。
>>938 自伝っぽい小説によると大学はいってからはすごく勉強したらしい
宮廷の文学部に無理して入った時点で燃え尽きた漏れとは反対やね…
942 :
吾輩は名無しである:2006/02/27(月) 21:46:11
>>941 「自伝っぽい小説によると大学はいってからはすごく勉強したらしい 」
そうでしょうね、大器晩成、という奴ですかね。
遠藤はほとんど読んだことがないのだけれど、「わたしの愛した小説」
はなかなか立派なものですね。感服します。
遠藤さんの作品は、重いテーマの作品も好きですが、
女性についてのエッセイも多く書かれていて、愛読しています。
特に「結婚論」は、結婚生活を続けるためのさまざまな迷いに、
とても明快な回答を頂いたような気持ちになり、
読後はすっきりとして、また頑張ろうという気持ちになります。
俺は胡散臭い時代小説が好きだなぁw
文字表現が簡単で読みやすいから評価してる
気楽に読めていーわ、「女」とか
945 :
吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 23:17:04
カラっと読める時代小説も好きだけど、
大泣きできるヤツも「読んだ!」って気がする重さが捨てがたい。
個人的には「女の一生・キクの場合」が一番辛い。
遠藤作品の中では、比較的結末まできっちり重い所も好き。
エッセイも笑えていいんだけど、ネタがかぶりすぎてて
初めて読む本でも新鮮味が薄いんだよなあ・・・
946 :
吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 23:38:44
結果を重たくしたくてひっしな信者が怖いです。
947 :
吾輩は名無しである:2006/03/04(土) 21:45:46
イエスの生涯で受賞した
国際ダグハマーショルド賞
この賞は国際的に権威ある賞なのですか?
>>947 文化勲章もらってるから、そんな細かい賞は気にするな
次スレは?
【ユーモア】遠藤周作を語れ 2【純文学】
テンプレ
・記念館とか、
そのスレタイ、イイ!
>>145 そういえば女王の教室で進藤さんが読んでたね。
知的な感じがよく出てて激しく萌えたよ、、、
いつのレスにレスしてんだ?
>>953 自己レスだろw 生暖かく見守れ
反逆は面白かったな、後半の後半は微妙だったが
955 :
吾輩は名無しである:2006/03/10(金) 14:13:17
それまでは別になんともなかったのに、突然涙が出た
うるうる・・・
957 :
吾輩は名無しである:2006/03/11(土) 15:40:05
しかし、故遠藤周作氏はほんとに評判の良い作家ですよね。
悪口なんて聞いた事がないですね。
一・二・三!
一・二・三!
960 :
吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 23:51:29
>>958 作家のるっくすを気にするとは...
宇宙的大アフォ
確かに、容姿なんてどうでもいいじゃん。
962 :
吾輩は名無しである:2006/03/13(月) 00:35:57
白い風船が読みたいす。
963 :
吾輩は名無しである:2006/03/13(月) 10:27:02
終わり
俗物っぽい人だったとは聞くなあ。
あんまり作家先生ぶらなかったのかな。
965 :
吾輩は名無しである:2006/03/13(月) 20:25:33
>>964 映画女優は少年時代から好きだったみたいだね
その他のおどけた振る舞いは気晴らしも
あったんだろうけど、サッカ先生ぶりたくない
というパフォーマンスもあったとおもわれ
内面に深刻な問題を抱えていただけに、ね
>>964 それ以前の「文壇」ってやつが嫌いだった。
素人劇団で馬鹿やってたのもその現れらしい。
既存の権威を壊そうってのは
時代背景だったんじゃないのかな?
967 :
吾輩は名無しである:2006/03/13(月) 20:53:49
>>既存の権威、とはむしろカトリック教会のことでは?
オレはカト信者だが、いま遠藤の教会批判、司祭批判、
修道女批判を読み返すと、実に頷けるね
968 :
吾輩は名無しである:2006/03/13(月) 20:57:06
カトリックも文壇も、既存の権威全てだよ。
で、インドにも傾倒していったと?
だね。
日本人でありながらキリスト教信者っていう立場の
独特の葛藤がずっとあったし、
インドに惹かれていったのもすごくわかる気がする・・・
971 :
吾輩は名無しである:2006/03/14(火) 02:32:22
遠藤周作の戦国時代の先祖ってだれ?
972 :
吾輩は名無しである:2006/03/14(火) 07:48:46
実際この人物凄いコンプレックス抱えてたんだろうけど、それが性格の悪さとして滲み出てない点は人間性が優れた証拠なのかも
コンプ餅の作家先生だとチラリちらりと地位に甘えた傲慢さ出てもおかしくない。
黒田如水
974 :
吾輩は名無しである:2006/03/14(火) 14:28:19
「遠藤周作」って権威だよ。
だから気味の悪い「信者」が、わらわらいる。
>>974そんなことないよ。
きっとキミ個人にとっては「権威」なんだろうねw
976 :
吾輩は名無しである:2006/03/14(火) 14:55:54
977 :
吾輩は名無しである:2006/03/14(火) 17:04:02
978 :
吾輩は名無しである:2006/03/14(火) 17:11:38
遠藤先生は
どこも偉ぶらないところがすごく偉いと思う。
うそではない。
偽者やそのへんの作家とは違う。
善意的に解釈して、どこが権威的なのか、理解に苦しむ。
979 :
吾輩は名無しである:2006/03/14(火) 18:25:11
この人上智で仮面浪人して慶応だよな
上智じゃ作家になる意欲も起きなくて
慶応入って俄然やる気出したらしいけど
結局この人の魂を救ったのはキリスト教ではなくて
学歴だったんだよな
それって悪いことなの?
「学歴」がいいのって、やっぱり立派で素晴らしいことだと思うよ。
もし東京大学が、どこか三流の大学と同じだ、なんてことになったら、張り合いがなくなるじゃん。
それに、いい大学にはいい先生がいるもんでしょ。
自分の力の範囲内で、高望みはせず、ベストを尽くした結果なんじゃないの。
981 :
吾輩は名無しである:2006/03/14(火) 19:03:48
>>980 いやそれだったら学歴による魂の救済の顛末を
書く作家になればよさそうなのに
死ぬまで隠し通して
劣等生だっただので商売する事はないんでないの
いじましいガリ勉こそがイエス様よりマリア様より
自分を救ってくれた
すべての出発点はそこにあるので
キリスト教なんて、ましてキリスト教作家としての煩悶なんて
その上のオマケなんです
とはっきり言うべきなんだ
982 :
吾輩は名無しである:2006/03/14(火) 20:10:07
なんで遠藤信者ってアタマよわいのが多いの?
で、馬鹿な頭を精一杯使って必死に擁護。
知人でもない、物故の作家に。
そういう人って、身近な隣人を愛せない
不幸な人なんだろうね。
983 :
吾輩は名無しである:2006/03/14(火) 20:19:53
>>982 自己愛、我執が強いんだろうね。
そういう身勝手では社会の中で孤立するけど、
遠藤の小説の中でなら、甘やかされじゃなかった、
救済された気分になるんだろう。
だから知り合いでもなんでもない作家を全人格的に盲信する。
作家像は、自己のゆがんだ投影にすぎない。
頑迷なのはどっちだよ。笑止千万。
頑迷で馬鹿で妄信する弱い人間のために
学歴もイエスも遠藤も存在するんだよ。
チンチンマンだか何だかのお話かな。