オダサク(織田作之助)

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1吾輩も名無しである。
・・・が好きな人っていますか?
2吾輩は名無しである:2001/03/27(火) 03:45
居たらどないやっちゅうねん?
3さゆき:2001/03/27(火) 23:24
好きなのであげ
4吾輩は名無しである:2001/03/27(火) 23:58
オダサクでは、「競馬」がすき。
「夫婦善哉」は、ちょっとよみにくいかな〜。
坂口にも太宰にもない魅力があります。
5吾輩は名無しである:2001/03/28(水) 00:02
マニアック杉逝って良し
6吾輩は名無しである:2001/03/28(水) 00:03
ほえ?
そんなにマニアックか?
7吾輩は名無しである:2001/03/28(水) 00:16
しね厨房
8吾輩は名無しである:2001/03/28(水) 00:22
2=5=7
なのかなあ。気の毒に。
9吾輩は名無しである:2001/03/28(水) 00:25
なに言ってんだコラ!
織田作のどこが「マニアック杉」なんだ馬鹿、阿呆、低知能、IQ3、白痴、カス、ゴミ、くず野郎。

織田作は面白いぞ。ちょっと頭悪いけど最高だ。酒呑めないくせに無頼派とはいい度胸だ。
「可能性の文学」は笑わせるよ。
10吾輩は名無しである:2001/03/28(水) 00:38
ついでに「青春の逆説」も。
「世相」も、なかなか頭わるいぞ。
でも、おれは織田作が好きだ!
織田作には、そんなM的な魅力があるのだぁ!!

>7
キサマは完納小説でもよんどけ。せんずりゃあ!!!
11吾輩は名無しである:2001/03/28(水) 00:53
やっぱ、ベンゲットのターヤンが好きや。
でもあれって、オーダーメイドのおかげってより、
川島雄三のおかげ? たしかに映画の方がおもろいで。
あんま、小説の「巧さ」ってのは感じないけど、
おださく、好っきゃあ。
12吾輩は名無しである:2001/03/28(水) 01:20
やっぱ、オダサクを語るんやったら、大阪弁やないとなぁ(笑)
おれいまスタンダールよんどるとこ。
(わかるやつにはわかる)
13さゆき:2001/03/28(水) 03:49
なんかな自虐的な笑いを感じるねん
ひとりSMっつうの??

スサンダールってなんやろ
14青空文庫で:2001/03/28(水) 04:43
大半の作品が読めます。
青春の逆説、面白かったぞ。
連載小説だったのではなかろうか?
まとめ方が強引すぎると感じた。

かつての神童も社会に出れば何てこたない、という訓示的作品ですな。
俺も昔そうだったみたいなので共感した(マラ
今じゃ2CH通いの中年
15吾輩は名無しである:2001/03/28(水) 05:00
わーいわーいでかだんばんざ〜い
16吾輩は名無しである:2001/03/28(水) 06:00
>>14
「逆説」は、連載やったんやな。でも、連載中止になったみたいや。あまりにも奔放やから。
そのことは「世相」にかいとるがな。自分で。まあ、このへんの私小説家のいうことは、ぜんぶ信じるわけにもいかんやろけど。
>>さゆきさん
「ひとりSM」って、ものすごい核心ついとる(藁
そやな。どの小説も、ひとりSMやな。
オダサクの小説に、「ジュリアン・ソレル」てあるやろ?
そのジュリアン・ソレルが主人公として登場するんが、スタンダールの「赤と黒」なんや。岩波としんちょうから出とるから、ひまやったら読んでみ。
>>4
夫婦善哉、そんなに読みにくいか?確かに、展開は遅いかもしれんけど、そんなムズいことあれへんで。
これも確かに、ふたりが「ひとりSM」しよるなぁ(ばく

2=5=7=15??
いてこますぞ!ワレェ!!!
17吾輩は名無しである:2001/03/30(金) 01:49
age
18吾輩は名無しである:2001/04/12(木) 12:08
「蛍」「競馬」「六白金星」がスキ。
太宰や安吾よりも読みやすい。
ジェットコースター文体や!

なんとのう、新庄に似てるのも
大阪人らしいてええのお。

わし、墓参りまでしにいったでえ。
全集もこうた。

短編の天才やな、オダサクはんは。
19吾輩は名無しである:2001/04/12(木) 16:00
論理的ではないが面白い。
ロンリー的な時に読むと共感できる。
20サルサ峰岸:2001/04/13(金) 19:53
「競馬」は面白かった。他は印象薄いな(^^
21吾輩は名無しである:2001/04/21(土) 11:08
戦時中にロン毛だったのもスゴイ。。。
22吾輩は玉無しである:2001/04/21(土) 13:28
高テンションで疾駆する「六白金星」に度肝を抜かれた。抜けた奴はあくまで抜けた奴、死んでも治らんという辛辣な現実を、これほど魅惑的に描くとは。女中を犯しかけたことがいつまでもトラウマとなり、醜い女と「ある夜ありきたりの関係に陥った。女の体の濡れた感覚の生々しさは、楢雄にもう俺はこの女と一生暮らしていくより他はないと決心させた」なんていうマジだがバカだか分からん強靭さが好き。
23楢雄:2001/05/12(土) 17:40
「よし! デカダンでいく」
24吾輩は名無しである:2001/05/13(日) 20:26
織田作なら森繁久弥の夫婦善哉。
25吾輩は名無しである:2001/05/15(火) 19:53
日活「わが町」の小沢昭一のアホぼんも、ええで!
たまらんわ。
26吾輩は名無しである:2001/05/18(金) 01:19
「夫婦善哉」、文楽座で浄瑠璃化されてるねえ。
27吾輩は名無しである:2001/05/18(金) 20:43
前々から興味あったけど、このスレみて漸く文芸文庫の「夫婦善哉」読んだ。
スピード感溢れてグイグイいかせる文体に憔悴。
どん底の筈なのに何故か底なしの明るさに萌え。
この中なら、あまり挙がらないが「放浪」の兄弟愛に感動。
28さゆき:2001/05/19(土) 08:36
イイネー
絶望的に明るいね
29吾輩は名無しである:2001/05/19(土) 09:33
結核やけど笑って生きた織田作そのものやね。
30吾輩は名無しである:2001/05/19(土) 16:22
「ど、ど、どや。う、う、う、うまいもんでも喰いにいこか」
これまでも、これからも、困ったときに男はこのセリフを言い続けるんやろなぁ。
オダサクも女でなんぼか困ったんかなぁ?
31吾輩は名無しである:2001/05/20(日) 11:55
あんじょううまい、自由軒のライスカレーが食べたいよう。
32吾輩は台無しである:2001/05/20(日) 14:37
自由軒のライスカレー、なぁ。
ババアいなけりゃいいんだけどな(笑)
決してうまくはないけど。
33吾輩は名無しである:2001/05/20(日) 14:44
食べてガッカリ自由軒。
夫婦善哉も、うーん。
まあ、そういうもんでしょう。
最近は、両者とも、レトルト食品にして通販で買えますよ。
たぶんネット通販も。なんだかなあ、、、、だけどある意味さすが。
浪速だもの。生きてたら、たぶんオダサクも、よしゃよしゃ
と言いそうです。
34吾輩は名無しである:2001/05/22(火) 20:21
自由軒のカレーは、ふと思えば、名物にうまいもんなし。
35吾輩は名無しである:2001/05/23(水) 01:53
今度大阪に浄瑠璃聞きに行くから、自由軒行ってみるね。
オダサクの写真も飾ってあるんだって?
36吾輩は名無しである:2001/05/23(水) 04:21
なんで「木の都」が出てこんのや?
オダサクの傑作やで。
37吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 01:15
町蔵はパクッたんですか?
38吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 01:22
うらにしかずひこタン、ハァハァ
39台無し:2001/05/26(土) 02:20
一食に困る人間に食いに行けとは言えない。
でも、「名物にうまいものなし」を確認して笑える人間なら、
一回くらい行って説教たれられつつ別段格別うまくもないカレーを食って、
ああ時代は流れたのだなぁ、くらいの感慨は得られるんじゃないですか?(笑)
言われるほどまずいとは思わない。でも決して美味くはない。微妙。
40吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 00:39
疾走する阿呆パンク文体。
ときどき止まってしんみり。
とにかくおもろい。
41さゆき:2001/05/27(日) 17:44
町像は野坂昭如ぽくない?>37
42吾輩は名無しである:2001/05/28(月) 11:17
読ませるよなあ、オダサク。
語り口だけでも楽しめるから、はずれがない。
「競馬」、良いね。
でもインケツの入れ墨って、どんなん?
背中に一本せんが引いてあるだけなんかな。
43名無しさん@120分待ち:2001/05/28(月) 16:29
高津高校OB、織田作先生は先輩でーす。
でも読んだことないっす。

青空文庫、逝ってきます。
4434でんねん。:2001/06/01(金) 20:44
>>39
なにゆうてまんねん。織田作お得意の「ふと」を使って、
ちょっと洒落てみただけでんがな。

自由軒のカレー、なんべんも食べてまっせ。
早とちりは、やめといてんか。
叩きまっせ(w

>ああ時代は流れたのだなぁ、くらいの感慨は得られるんじゃないですか?(笑)
そんな感慨、なんべんも味おうてます。

>言われるほどまずいとは思わない。でも決して美味くはない。微妙。
ここの箇所、同意やわあ。
45台無し(39):2001/06/01(金) 21:34
ああ、叩かれてしまうのね(笑)
痛うないようによろしくお願いしよりますばってんたい。何処。
4633,44:2001/06/02(土) 07:40
うそでっせ。
叩きまへんでえ。
肩ぐらいやったら、叩きまっけどな(痴
47名無しさん@1周年:2001/06/02(土) 15:04
虎は死んで皮を残す。
織田作は死んでカレーを残す!
BY自由軒
48吾輩は名無しである:2001/06/02(土) 19:21
没になったオリジナルの「六白金星」は
現存するのだろうか・・・?
49吾輩は名無しである:2001/06/02(土) 20:41
>>48
え、それどんなん?
50名無しさん@1周年:2001/06/02(土) 21:13
虎は死んで皮を残す。
織田作は死んでカレーを残す!
BY自由軒

51吾輩は名無しである:2001/06/02(土) 23:02
>>41
僕と共鳴せえへんか?なんてそのまんまやんけ。
52名無しさん@1周年:2001/06/03(日) 11:20
「木の都」好き。
53名無しさん@1周年:2001/06/04(月) 01:06
>52
私も!!
54ぐるぐる:2001/06/04(月) 15:05
「木の都」のなかの、
「返すために持って行った傘をそのまま借りて帰ったが・・」
という文章が、ようわからんがえらい印象に残っとるな。
55名無しさん@1周年:2001/06/04(月) 21:20
あまりにも大阪にこだわり過ぎたところが、作品のレベル的にはマイナスになったのでは?
いまの大阪人が、東京人に対して以上にコンプレックスを持っていることと通じている。
大阪ということだわりをなくしたとき、良い作家になったように思います。
あまり読んでいない立場からこんなことをいうのも何ですが、ご批判、お待ちしています。
56ぐるぐる:2001/06/05(火) 00:35
>>55さん
たしかに、大阪にこだわり過ぎたところはあるかもしれないけど、でもそれは、「マイナスになった」のではなく、「マイナスに受け取られやすくなった」んだと思うよ。
57吾輩は名無しである:2001/06/06(水) 01:38
たーやんでおまー。
58吾輩は名無しである:2001/06/17(日) 07:48
「六白金星」のオリジナル版(政府に規制されたバージョン)は
現存するんかいな?
あるんやったら、読んでみたい。
59吾輩は名無しである:2001/06/24(日) 02:00
よし! デカダンでいく
60吾輩は名無しである:2001/06/24(日) 05:35
>>59
素直にageと書こう
61吾輩は名無しである:2001/06/24(日) 17:12
f
62吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 19:05
>>58
え、そんなのあるの?
63藤本義一:2001/07/09(月) 13:54
>>62
ウワサだけは聞いたことはあるけどね。
あるかどうかは、わからんね、
ケイコちゃん、どう思う?
64吾輩は名無しである:2001/07/15(日) 12:09
age
65吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 21:34
新潮文庫の「夫婦善哉」読んだよ。オダサクいいね。
アメリカの短編小説みたい。好きになった。

で、他も読みたいと思ったけど、講談社文芸文庫のもちくまのも
収録作がかぶってて買うのに躊躇する。
ちくま文庫あたりから全集が出ないかな〜。
66吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 11:10
全集、出てませんでしたっけ?
67吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 19:57
>>65 >>66
昔、講談社からでてたかな。
今は文泉堂だっけ?どっちにしても高いが。
68吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 18:12
講談社の全集、神田で買ったよ。
1ヶ月でで読破した。
ふー。。。
69吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 22:04
>>55
大阪にこだわりすぎ、ていうのよくわかります。
でも、大阪うんぬんというよりは生粋の街育ちとして、自分の
故郷にこだわったという感じがします。方言を別にすれば、
東京の地名に置き換えても十分作品世界は成立すると思う。
読んでみてください。面白いから。
70吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 23:24
↑んなこたない。
71吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 14:16
東京人の市川準や、自称・東京人の川島雄三が、
織田作を愛する気持ちってなんやろ?

あかん! あほやから、考えたら頭痛うなってきよった!

寝ますわ。
72吾輩は名無しである:2001/08/08(水) 02:54
サヨナラだけが人生だ、ってぇのはオダサクにこそ相応しい
かもしれない。ほとんどの作品は最初にオチを用意して書い
てたらしい。いわんや差し迫った自らの死も自明のこととし
て意識していただろうし、衰弱したおのが肉体を酷使して、
ただただ書くためのヒロポン常用(しかもやおら人前で腕捲り
して注入!)。喀血すら死への不安よりも平気でひとに見せび
らかし「もうそろそろあきませんわ(笑)」と自虐的な笑いに
転化するどうしょもないサーヴィス根性はあまりに大阪人的な
救いようのない性か。たんなるオチだけの作品も多々あるが、
オダサクも文章は大方素晴らしい(個人的な好みだが)。
夫婦茶碗などたんに人情話し的に受容されている現状はとても
気に入らんなあ。
このままこのスレが終わってしまいそうなのでageてみるよ。
73吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 01:22
今じゃ、私小説ですら新鮮だしね。
74吾輩は名無しである:01/08/27 12:54 ID:zwzLrA1U
2ちゃん死んでも、織田作残る。くそっ!
75吾輩は名無しである:01/08/29 03:31 ID:UbUMDUlE
虚しさを笑い飛ばして笑い飛ばして虚しくなる、泣き笑い顔で酒かっくらって
ゴロゴロと転がってくところがすきなのよ。
虚しさの自家中毒だけどいいのよ。

一人で大阪行って自由軒のカレー食べて(店のおばちゃんたちこわかった)、
法善寺横町行って水掛地蔵どこかわかんなくてぶきゃーっと小声で法螺貝に合わせて
言って、一人だけど夫婦善哉だから2杯食べて、御堂筋泣き笑いしながら
スキップで駆け抜けたらコケた
76吾輩は名無しである:01/08/31 16:39 ID:EN3KDeO.
>>75
あんた、おもろいなあ。
77吾輩は名無しである:01/09/01 23:38 ID:.R0pG5Sc
どう考えても早死にするのに、もう10年ぐらい生きて書こうと思ってたのかなあ?
78吾輩は名無しである:01/09/02 00:45 ID:b8dZXpPM
>>76
ありがと
79吾輩は名無しである:01/09/05 00:00 ID:qwzL.fhQ
俺は「木の都」「アドバルーン」は好きだけど「可能性の文学」なんかは大っ嫌いだけどなあ。
作品によって好き嫌いがはっきりするよ。
80無名者
ちくま文庫から全集希望。かなりおもろい。