1 :
顔の無い七誌:
語ろう。
2 :
名無しチェケラッチョ♪:2001/03/11(日) 16:27
どっちの方?
朝日でしばらくやってたスポーツ批評宣言・・・だっけ?つまんねかったなあ
4 :
吾輩は名無しである:2001/03/12(月) 01:44
蓮実重彦の腰巾着。
しかもわざわざ雑誌なんかでセンセーのご機嫌取りをやるから笑っちゃう。
いい年こいて文学みたいなくだらないものを大声で語って恥ずかしくないのかな。
しかもフランス語もあまりできなそう。
5 :
吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 08:16
筒井に喧嘩売られて逃げたチキン野郎。
こんなアホ評論家語ろうとする1もあほ。
6 :
吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 08:23
ぼくは好きですけど。
良心的な評論家だと思うし。
5の方は、筒井好きなんでしょうか?
逃げたというより、話にならないから無視しているだと思いますが。
7 :
吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 08:24
批評家の世渡りについては苦労徒だろうな。「批評のストラテジー
」という本でも書いたら売れるんじゃないのか。
8 :
吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 17:54
6に同意。
筒井狂徒氏ね。
9 :
またか:2001/03/16(金) 18:06
筒井関係はもういいよ
あと渡部じゃない?
10 :
>8:2001/03/16(金) 22:20
お前に言われる筋あいはない。
糞インテリもどきの1と6同様、とっとと氏ぬか、出て行け。
11 :
吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 22:29
渡鍋と鮭が氏んだら、誰が悲しむのか知りたいもんだ。
むははははははははは。
12 :
6:2001/03/16(金) 22:46
うーん、不毛すぎる...
確かにハッスミーの弟子っぽいところは感じられますが、
センスはすごくいいと思いますよ。『電通文学』とか好き
です。ハッスミーが黙殺してしまうかもしれない佳作を
イイ感じに拾っていたり。あと、ユーモアのセンスも
ハッスミーにはない感じで好きです。さすが「俺の青春時代は
ガキデカとロブグリエと筒井康隆だった」と言うだけあります。
筒井も初期は本当に面白いと思うんですよ。『俗物図鑑』とか
何度も読んだし。渡部直己も、初期は本当に大好きだったみたい
で、だから、後の妙な文学趣味というか前衛っぽいノリが残念で
ならないんじゃないでしょうか。私も、ものすごく悲しいですよ。
糞インテリって言われるのは10年ぶりくらいかな?
10年前に言った昔の悪友は、そう言うだけあって、本当にヤクザに
なってしまいました。5さんもそれくらいの決意で言葉を使って
いただければと思いますが(笑)
13 :
吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 23:05
早稲文1月号の福田との対談を読んで、知識量を誇示する鼻持ちならな
い奴だと思った。
14 :
日本@名無史さん:2001/03/17(土) 00:38
とにかくスポーツは語るな
「プロ野球批評」以下、全てくだらない
15 :
吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 01:22
学生や若手作家のような明らかに自分が知的に優位に立てる相手にはなぜかえらそうに説教をたれる。
ただ彼自身はどう控えめに見てもオツムがいいようには見えないところが笑える。
早稲田の文学部じゃ無理もないとはいえ(笑)。
こいつは昔スガといっしょに蓮実のスケさんカクさんみたいだったけど、最近何してるの?
蓮実が出世したから使い捨てられたの?
それとも自分が大学教授に成り上がったので安心しきっておとなしくなったのかな?
近畿大学みたいなアホなところで大声で文学を語ってもしょうがないでしょ。
いずれにしてもこんな万年文学青年、気色悪くてしょうがないよね。
16 :
2回目ですが:2001/03/17(土) 01:45
江中直紀を忘れないでください…。
しかしすがさんといい、わたなべさんといい、
なんでいつもこんなヒステリックな反応をされるんですかね?
(作家にもここの人にも)
17 :
吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 02:18
文学(正確に言うと文壇)みたいなくだらないものでで自分のアイデンティティを誇示しようとするからです。
それも他人を踏み台にして。
浅田彰くらいアタマが良ければそれもパフォーマンスとして面白いけど,彼の場合悲惨としか言いようがないでしょう。
もうちょっとフランス語を勉強して出直しなって感じです。
クズ文学にクズと罵倒するのもいいけど,じゃあ付き合わなければいいだけの話では?
何か文壇に過剰な思い入れがあって、そこで自分も出世しようということかな。
そんな所で威張り散らしてもしょうがないと思うけど。
まあ,成り上がることしか念頭にない下劣な山師と言ったところでしょうか。
ひとつの明瞭きわまりない事実確認からはじめたい。
小説は原則としてあらゆるものを如何ようにも描きうる。無際限にして野放図なその欲望こそが、小説のもっとも基本的な要請であり、これ自体を否定する作家は、おそらく皆無だろう。にもかかわらず、じきに二一世紀を迎えようという現在、この国で筆を執る作家たちは、ほとんど誰一人として、同時代の天皇(あるいは皇室)を描こうとはしないし描きだす気配すらない。このことは、二、三の例外を除き、明治・大正・昭和の天皇についても同様である。同じ対象、もしくは「天皇制」なる政治・社会風土をめぐる学術書、批判文、記録、ルポルタージュの類なら少なくない。むしろ山ほどある。その夥しさにくらべれば、近現代の天皇(とりわけ今上天皇)を作中に誘致した小説はなきに等しい。別にいえば、現代小説の日本語は、立憲君主国ではなく、日本共和国のなかで日々に書き継がれてあるかの観を呈しているのだが、ごく単純にいって、これはいかにも不思議な成りゆきである。事態はしかも、それが一種あらわな背理であると意識することさえ不可能であるかのような言説風土のなかで、人々に共有されつづけている。
たとえば、作家は何を書いてもいいという原則的にはまっとうな欲求とともに、出版界の、いわば「差別語」差別の慣習にたいする果敢な抗議をなし、その「断筆宣言」(一九九三年)を次のごとく結んだ自称「通俗作家」さえその例外ではない。
これは現在の「ことば狩り」「描写狩り」「表現狩り」が「小説狩り」に移行しつつある傾向を感じとった一作家のささやかな抵抗である。おわりに、強く言う。文化国家の、文化としての小説が、タブーなき言語の聖域となることを望んでやまぬことを。
この書き手が、恰好の描写対象として、「てんかん」の昔より「エイズ」の近年にいたるまで、種々のマイノリティーの存在に筆をむけたがるスキャンダラスな存在であることは周知のとおりだが、そうした作家の視界からも、この国の文学風土最大の「タブー」といってよい天皇の存在が、一転みごとに消失しているという意味で、例外でないどころか、それはむしろ、事態の一典型を如実に示しているともいえようか。
20 :
>6=12:2001/03/17(土) 06:40
ほれ見ろ、否定派の意見ばっかじゃねえか。 筒井に対してしょうもない感想しか書けないお前さんは、渡鍋同様のカスだな。 違うか?しょんべんたれのオタクインテリさんよ。
クズ批評にクズと罵倒するのもいいけど,じゃあ付き合わなければいいだけの話では?
筒井読者の文学コンプレックスの激しさって相当なもんだね。
気味悪くなったわ。
22 :
吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 10:41
筒井って金井美恵子にもこてんぱんにやられてたじゃん。ださー。
23 :
仕様書無しさん:2001/03/17(土) 10:48
筒井のファンクラブがまた低劣なバカばっかりね、ホント。
というわけで筒井をけちょんちょんにする別スレをたてました。
筒井は今も昔もこれから先も単なる勘違い作家です。
24 :
吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 11:39
筒井のことなんてどうでもいいや。
NAOMIについて語ろうぜ。
『不敬文学論序説』ちゃんと読んだ人いる?
25 :
吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 13:01
>23
氏ね、ボケ
26 :
吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 13:04
金井は、まともに売れた代表作もないくせに女帝ヅラした
アホな作家です。
何で筒井の読者って「お前の母さん出臍」的な罵倒しか出来ない低能が多いんですかね?
それともやってるのは一人?
とにかく退屈です。
28 :
仕様書無しさん:2001/03/17(土) 16:59
筒井の文句は専用スレへどーぞ。
>>24 おいら読んだよ。批評空間の対談も読んだ。講義にも出た。
30 :
吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 22:08
結局、このスレの連中もクズばっか!ったく、純文学厨房は生きる価値なし。
31 :
吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 22:20
32 :
吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 22:31
筒井康隆オタクうざい死ね。
死ぬまで断筆してろ。
33 :
日本@名無史さん:2001/03/17(土) 23:06
筒井康隆読んだことないが、渡部ナオミよ〜は嫌いだ
ここって渡部罵倒スレなんだよね。
結局、なべなおみやすがっちは、筒井大センセイ人気での便乗商法。
35 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 00:09
作家は差別も含めて何を書いてもいいに決まってる。
もちろん個人攻撃など刑法上名誉毀損になるものは別だがな。
その点どこかの在日作家はもちろんアホ。
どこかの脳ベル笑作家は「教科書をもっと検閲しろ」とかほざいているらしいが、リベラリズムの何たるかも知らないアホ中のアホ。
教科書検定は俺の考えじゃ(主流派の憲法学説ではちょっと違うが),憲法違反。
家永三郎の前でも言ってみろと言いたい。
筒井の言論を弾圧する渡辺とかいうチンカス野郎もリベラルとは程遠いファシスト。
言っとくが俺は筒井など読んだこともないし,興味もないけどね。
日本文学は天皇を書かないとか渡辺の受け売りで書きこんでいた奴がいたが,それは現在天皇制が事実上機能していないだけの話。
この不況の中,国会で挨拶するだけの人間など本当はリストラしたほうがいいとは思うが、戦後の混乱期ならいざ知らず、今すぐ廃止するのは難しいというだけ。
渡辺はただそれだけの話にメシの種を見つけたと思ったのか,大げさに書きまくって筒井を攻撃することの文学的根拠にしている。
だから俺は渡辺をノータリンだって言ってんだよ。
36 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 00:26
35はネタ?
37 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 00:45
「ねた」って何なんだよ?
ネタはネタだよ。
39 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 02:43
レベル低い。
40 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 02:49
>39
それはお前の話。
41 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 03:13
スレッドを盛り上げるため、自分が考えていることとは反対のこと、
または考えてもいないことをわざと書き込む行為のことを当掲示板では
「ネタ」と言います。その他にもわざと馬鹿を装ったりする行為も
同様です。35はネタだろ?
42 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 07:31
いやー、おれの考えに近い事よく書いてくれた。35さんありがとう!
43 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 08:06
教科書の問題は実際
あると思う。
でもどの国も自分の国を良く書いている。
44 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 08:25
>>35 >俺は筒井など読んだこともないし,興味もないけどね。
じゃあ、なんで渡部にそんなに恨みをもってんの。
しかし、これだけ馬鹿を浮彫りできるわけだからNAOMIもたいしたもんだ。
46 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 09:42
NAOMIちゃんはバカのリトマス試験紙?
特に筒井狂いのバカが浮き彫り。
47 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 16:51
そもそも、筒井の文学を否定した渡辺がエンターティメントを
分かってないんだよ。
いい加減気付け、お前ら(笑)。
48 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 16:53
まあ、一生センズリ議論でもやってろ。
>>35 >日本文学は天皇を書かないとか渡辺の受け売りで書きこんでいた奴がいた
>>18@`19
これのこと? ばか...。
50 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 23:24
>46
激しく同意&救出あげ
51 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 23:57
>35
君は馬鹿じゃないが論理的な辻褄が合っていない。
もう一度じっくりと考えてみよう。
52 :
吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 03:37
>51
いや,それは自分でもわかってるんだけどね。
いや、馬鹿ですよ。
54 :
吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 14:52
結局、1は渡辺同様にまともに議論できない
チキンぶりが明らかになりました。
筒井に立てつこうなど、笑止千万!
55 :
吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 15:00
でも2ちゃんの筒井信者も痛いやつが多いのは確か。
俺みたいな普通の筒井ファンは肩身が狭いよ。
56 :
吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 15:34
>55
同意。
失敗作をたまたま指摘されたからって赤面逆上する筒井も筒井だし、
筒井と一緒になって当該批評家を叩く一部ファンも...
筒井の駄作が否定されたからといって、全作品・全人格が否定されることには繋がらないだろう。
まともに取り合うのは大人気無い。
筒井的には、「あ、そう。だったら、おれの傑作に拮抗しうるモノは何なの?」
で済むからね。
あの浅田の筒井批判だって、断筆における態度が「甘えてる」ってだけの批判で、
全作品の否定じゃなかったわけだし。
57 :
吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 18:55
筒井、本当にどうでもいい。
58 :
名無しさん@1周年:2001/03/21(水) 08:45
筒井の基地外マニア死ね。
いいかげん宣教活動はやめい。
59 :
日本@名無史さん:2001/03/21(水) 23:43
しつこいな
60 :
我輩は名無しである:2001/03/22(木) 00:23
股鍋直巳(ワラ
61 :
(^‐^)V:2001/03/22(木) 05:57
渡部直巳の批評スタンスというか、文学論について皆はどう思っているのかなぁ。
オイラはちなみに彼のテクスト論は、小説一般の魅力とは何の関係もないと思ってる。
彼の春樹批判や、石原慎太郎に対するローカルな悪罵も、批評とは何の関係もない
種類のものだと思う。
ところで現在の彼の文壇内政治力ってどの程度のものなのかしら。
62 :
吾輩は名無しである:2001/03/22(木) 21:29
63 :
JPB:2001/03/23(金) 00:28
とりあえず思いついた以前の著書を挙げときます。
『読者生成論』『泉鏡花論』『谷崎潤一郎 擬態の誘惑』
『日本近代文学と差別』・・・あれ、すみません、あんま思いつかないす。
中上健次は独立で論じてましたっけ?
批評活動前半は「比喩の問題」(って確かいってたよ)について、
ジャン・リカルドゥーを元ネタにやってて(自分でいってるよな)、
「文体と内容」の相互関係について、時評なんかでやって評判に
なり、中上健次が亡くなった頃から、「スガさんのご指導よろしく」
「左傾化」(ってこれも本人がいってるなw)してきた、と。
福田氏が渡部はテクストとかいいながら作家主義だといってましたが
(おそらく『皆殺しブックレビュー』で、つか、ひまだなおれ)
真に左傾化しつつある昨今、テクストとかいってんのが「面倒になった」
(これも本人だ、多分批評空間)らしく、『不敬文学論序説』を上梓。
って感じでしょうか?
結構、素直な人だと思いますよ。
近大でも面倒みのいい人だったらしいですし。
筒井氏との確執も個人的にはわからない。
何だかの本(度忘れした)では筒井氏の作品評価してましたし。
『ハローグッバイ、筒井康隆』だったかな。
反骨精神の向かいどころがずれちゃったという印象があります。
>>62 突っこまないで〜。底が知れちゃうじゃないの。
>>63 渡部はむかーしから新左翼を標榜してますよ。
後藤亡きいま近大の文学部ってどうなってんのかね。
65 :
吾輩は名無しである:2001/03/23(金) 03:22
>63
テクストと言いながら作家主義というのはまさにそうで,批評家としての一貫性のなさは非難されてしかるべきでしょう。
テクスト論と差別語狩りほど程遠いものもないはず。
66 :
吾輩は名無しである:2001/03/23(金) 12:15
>>65 テクスト論って何かわかったうえで言ってるんでしょうね。
67 :
世界@名無史さん:2001/03/23(金) 12:57
スジ引っかけ
68 :
吾輩は名無しである:2001/03/23(金) 12:58
一瞬植村直己かと。
69 :
JPB:2001/03/23(金) 19:54
差別論や筒井問題に関して語るのは難しいですが、渡部自身の批評だけに絞れば
私見としては次のようなことが言えそうです。
初期作品で渡部が持ってる最良のものは、作品の過剰さについて描こうとしたこと
だと思います。その過剰さの着眼点として「比喩」の問題に取り組んだのでしょう。
要するに物語内容を伝達するだけなら「比喩」はそれほど必要がない、と。しかし
小説には「比喩」が過剰に存在する、それはなぜか、と。かなり端折った言い方で
すが、そのような問題設定だったと記憶しています。
それを読み解くのにリカルドゥーをつかったりするのは、まあ好みが別れると
思いますが。そして、渡部は、にもかかわらず、その過剰をどうしても作家に帰属
させずにいられなかった、と。だから福田は先のように述べるのでしょう。
ただ、私がここで評価する部分は、作家に帰着したにせよ、作家がそのように
書かざるを得なかった必然性をつかまえようとしたことです。それは、何ものか
を否定するために言葉をつらねるのではなくて、肯定するために言葉をつらねる
行為です。そこは面白かった。
ここからは意見が別れると思いますが、渡部は作家に言葉を強いる空間
を「差別」という風土によってとらえかえしていこうとしますが、蓮実が
やったようには出来ず、むしろ時評のような形で問題を提起していくやり方
を選択してしまった。また、言葉を強いる空間への意識を顕現させようと
して、小説家になるならシリーズをも書いた、と。そこで渡部はそのような
批判的な言説に引き寄せられていき、スガらとつながっていく、とは
出来過ぎのストーリーですかね。そこからは、最初の方の筒井問題や差別
問題への積極的介入が行われていく、と。『不敬文学論序説』は、その
ような批判的枠組みからの作品で、そういう意味では、初期のころのとは
明らかな変化がありますし、そこに批判がある人も多いのだと思います。
私としては、渡部の後半の活動に関しては、ある意見を代行していること
はまちがいないので、渡部にこうした言葉を強いている空間とは何かと
思いつつ読むようにしています。もし、渡部の言葉を自分の意見として
錯覚してしまうと、自分にとっての村上春樹や筒井康隆が見えなくなっ
てしまうので。それは悲しいことですし。
渡部の表現レベルの話題に移行すれば、鏡花や谷崎、中上を肯定的
にとらえる言葉より、その比較項として出す野間らの批判的分析の方が
あきらかに興がのっています。そもそも、あの『青年の環』を読み切る
エネルギーはそこから出ているし、渡部の芸もそこにあるのではないか。
(引用できませんが・・・本が手元にないので)もともと、筒井のブラックな文体
に渡部は浸されていて、時評ではそれがいかんなく発揮されているような。
だから、渡部は筒井の「不肖の弟子」であり鬼子なのだ、と。
そして後半蓮実の影響の見られる文体から離脱(?)して、かなり平明な
文章で問題を問い詰めようとしているのではないか、と。
ただ、渡部が、引きつけられている問題に関して不離不即の言葉を見出せる
かは彼自身の問題でしょう。
ま、ここの部分は詳細な検証が必要なんですけどね。
ちょっと酔ってました。長文レススマソ。
72 :
吾輩は名無しである:2001/03/24(土) 18:45
>55、56
お前ら、「ハローグッパイ、筒井康隆」からの恨み忘れたのか?!
俺も感情的な書きこみしてしまったが。
悔しいが、上のJPBの書いてることは認める。
それに比べて、他の連中は・・・。
73 :
吾輩は名無しである:2001/03/25(日) 00:56
そう言えば、朝日ネットの筒井の会議室のログはインターネットから読
めるようだ。そこのオッサン等がこれまたアホな現代思想オタクどもみ
たいで筒井の番犬みたいに吠え面かいてるようだけど、筒井は飼い犬ど
ものに噛み付かせるようなタイプだよ。自分じゃ屑ライターを取り巻い
といていろいろ言わせてるくせに、本人では何か文壇を批判した気になっ
ているおバカでしょ。日本の批評家もそれが薄々わかってるから筒井に
対する評価は低いわけよ。少なくとも筒井は何か思想を語るような立場
じゃないし、そんな資格も無い。
74 :
吾輩は名無しである:2001/03/25(日) 02:43
作家は思想を語る必要はさらさらない。
むしろそれを体現する。
あ〜、だからタレントやってんだね...。
って、筒井ネタはもういいよ...。
76 :
吾輩は名無しである:2001/03/25(日) 10:58
>>74 それが筒井は偉そうに語っちゃてるのよ。
って筒井はもういいか。やめ。
77 :
JPB:2001/03/28(水) 00:36
そおかあ。しかし、渡部を語る際にやっぱ筒井はどうしても必要だとすると
筒井は大きな存在なのかなあ。
それで、渡部の時評とか技術解説には結構文句がでないみたいですね。
まあ、あれをムキに読む人もいないのか。
辻や丸山などかなりけなされてましたが。
だからといって金井美恵子の「柔らかい土をふんで、」をほんとうに渡部が
面白いと思っているのかは、どうしてもわからない。
それだったら「虚人たち」だって、それなりの読み方ができそうなものなのに。
78 :
JPB:2001/03/28(水) 00:39
あ、金井はすがスレッドの方がよかったのかな?
間違えたかも、スマソ。
79 :
吾輩は名無しである:2001/03/29(木) 03:36
渡部直巳の「不敬小説論序説」における夏目漱石の「こころ」の分析って
刺激的だと思うよ。
これを読んでから、島田雅彦の「彗星の住人」を読むと不二子の描写以上
にヤバイ問題も垣間みれるよ。
80 :
吾輩は名無しである:2001/04/05(木) 22:47
>77 「柔らかい土をふんで」のくだり激しく同感。スガにせよ、金井美恵子には
妙に腰が引けてる気がする。
ところで、筒井は読んだことがないから、筒井にも筒井ファンにも何の感慨
も抱かないが、「このスレの」筒井ファンは醜い。
っていうか、「どのスレも」なんだな、これが。
検討に価する問題だよ。
82 :
吾輩は名無しである:2001/04/06(金) 20:42
age
股鍋直己
84 :
吾輩は名無しである:2001/04/07(土) 01:00
渡部直己はロマンチストなマゾおじさん。
ドラマチックで耽美で素直な作品なら全部良し!に
しちゃう傾向ありじゃないかな。
反面、福田はサド的だからね。
作品の良し悪しは両極でしょう。
春樹作品の評価にしても。
狂言が許せるか許せないかっていうこともあるのかな。
85 :
吾輩は名無しである:2001/04/07(土) 01:05
島田雅彦にたいする態度は二人をよくあらわしてるように思います。
渡部さんは、マゾ的共感をもっているようにも感じるし
福田さんは島田の弱さや脆さにサドとしてとてもセクシーに
感じている。
どうですか?
渡部さん、元気かなー。
講義ほとんど出ずに卒論で優もらったけど。
ヒトリゴトにつきsage
87 :
吾輩は名無しである:2001/04/08(日) 21:56
>84 そうかぁ?渡辺は割と公平であろうとしていると思えるぞ。
技術的な高低を判断尺度に採用しようとしているし。
福田の方がロマンチックじゃないか?意識的ではあったとしても。
88 :
吾輩は名無しである:2001/04/11(水) 13:40
股鍋は差別=悲劇の人だから、差別=ギャグの筒井が目の上のたんこぶだったんだろ?
ま、筒井天皇に噛みついたことで名前を上げたまではよかったが・・・
それ以降泣かず飛ばずだねえ。
福田が出てきてから、80年代の人たちは霞んでしまったな。
つまりはそれまでの人だということ。
地道に講師で信者増やしてるんだろうけどな(藁
89 :
吾輩は名無しである:2001/04/11(水) 21:03
うーん、渡辺やスガを語るのに、筒井は果たして必要かい?
差別問題=ギャグと言うけれど、それって腹を抱えるほど
面白いの?日常生活で鬱憤を溜め込んだ人の憂さ晴らしの
域を脱していないと思うな。
90 :
吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 05:25
>>89 笑いのわからない人がどうして2ちゃんにいるのかわからない。
91 :
吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 10:28
笑いにも色々あるって話でしょ。
筒井の笑いが他にぬきんじて高尚なわけでも
秀逸なわけでもないじゃん。しっかし、ほんと
この板では筒井は人気あるな。まぁ、2ちゃん的
作家ってことか。それの善し悪しは勝手に判断してよ。
92 :
吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 15:33
さっさと、終了しろ!
こんな駄スレ。
93 :
吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 16:03
>91に同意
筒井の評価はいったんsageましょうよ。
しかし筒井がらみでしか語られないのが渡部の不幸だな。
けっこう"啓蒙的な"いい仕事してきたと思うけれどなあ。
94 :
吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 16:31
>93
あいつの仕事のどこが「いい仕事」なんだよ、このボンクラが!
へ〜え、筒井って笑えるんだ。
96 :
吾輩は名無しである:2001/04/20(金) 19:01
筒井と渡部のどっちか選ぶなら当然、渡部の方。
理由は筒井ファンはかなりバカだという事実を2chで知ったから。
97 :
吾輩は名無しである:2001/04/20(金) 19:45
渡部の批評なんて渡部昇一レベル。
うぜえええええええ。
98 :
吾輩は名無しである:2001/04/20(金) 20:26
>>97 どこが同レベルか説明してくれ、荒らし君。
99 :
吾輩は名無しである:2001/04/20(金) 21:01
>98 ただの語呂合わせでしょ。筒井が悪く言われてるんで
何か言いたかっただけだよ、きっと。96には渡部云々の前に
自分のうざさについて熟考されたし。
キリバンゲット!!
>99
そうか?俺も筒井ファンだと標榜するの恥ずかしくなったぞ。
つーか、一緒にされるの激しく迷惑。
101 :
吾輩は名無しである:2001/04/20(金) 22:02
ああ、そうかい。
じゃ、もう来ねえよ。
102 :
吾輩は名無しである:2001/04/20(金) 22:15
筒井はギャグおよびSF作家だし、渡辺はたんなるエピゴ−ネだろ。
敵対してても迫力ねえんだよな。
103 :
23:2001/04/20(金) 22:18
>101 うんとぉ、小学校じゃないからこんな事説明するの嫌なんだけど、
ちゃんと伝える努力をしましょう。
君がダメなのは渡部ファンじゃないのにこのスレに書き込んだからじゃなくて、
純粋に君自身がダメなの。
エピゴーネ...ですか...。
NAOMIもお前みたいな奴には言われたくないだろうな。
『不敬文学論序説』、い〜い仕事です。
105 :
吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 19:48
あげてみたりする
106 :
吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 20:11
>>104 おい、チンカス。
筒井は日本最大の前衛作家だろ。股鍋なんてチンピラ評論家じゃないか。
相手になんねえんだよ。
なんだ?不敬文学論だって?うざいぞ、サヨ。氏ね。
107 :
吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 20:25
前衛って何よ?
筒井天皇のような権威主義者でもその称号は嬉しくないだろうよ。
108 :
吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 20:32
うるせえな、ゴミ。
>前衛って何よ?
って何よ?教えて君かい(藁
筒井のギャグがわからない野郎に話してもムダだしな。
だいたい、三流が一流作家の相手になるわけないだろ。
それとな、
筒井天皇とか使うなよ。天皇にも筒井にも失礼だろ、このサヨが。氏ね。
109 :
吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 20:36
まぁ、穏やかにいこうや。
110 :
109:2001/04/26(木) 20:39
明日、図書館で『不敬文学論序説』でも探してみよう。
111 :
吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 20:40
>>108 まあ、この、おまえはわかんねえだろ、みたいな態度が前衛といえば前衛だよな(藁
112 :
吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 20:40
サヨってつくづく馬鹿だよね
でも、笑える馬鹿だからまだいいよね
だってウヨってば、はっきり馬鹿だけど
ぜんぜん笑えないもんね
113 :
吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 20:46
なぜ筒井スレがウヨサヨ罵倒の場に?
たしかに筒井は石原の中国蔑視発言を支持したりしているし、権威主義的だし、産経や読売の論調と近いことを逝ってるし、保守と親和性が高いだろうけど。
なぜだ???
114 :
107:2001/04/26(木) 20:47
思い出した。日共の機関紙ね。
つーか、筒井スレじゃないよね
/  ̄ ̄ ̄ ̄\
/ ヽ
/ ヽ
| 人_____________ |
|● ● | | 紳士的に
/ / / |
/|▼ ./ / |
____________ |___|┴― /__/ | 丿
\〜〜 / |  ̄ |__/ )
\ /___ (\___ / )―――
( つ(__/ \ ( | / )
(__フ| \ / ( | / )
⊂―||―、 | /
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 「ウヨ」、だってよ......
\___________ _______
V
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ / ̄ ̄ ̄ \
/ @`――――-ミ / |
/ / / \ | ∨∨∨∨∨\ |
| / @`(・) (・) | |ー ー ||
(6 つ | |(・) (・) 6)
| ___ | | | ||
| /__/ / | ¨ /
/| /\ \/\ /\
/ ̄ ̄ ̄ \
∧
/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 「サヨ」、とも言ってたな......
\__________________
118 :
吾輩は名無しである:2001/04/27(金) 00:46
「股鍋」というのが唯一の「ギャグ」か。
筒井を読むと随分と研ぎ澄まされるものなんだなあ。
119 :
吾輩は名無しである:2001/04/27(金) 00:57
『不敬文学論序説』でNAOMIは一皮剥けてます。
これを読んでNAOMIを誰それのエピゴーネと呼ぶ人はいないでしょう。
ここで息巻いている中学生以外は。
120 :
吾輩は名無しである:2001/04/27(金) 11:12
>119
その言い方はちゃんと学校行ってる中学生に失礼だな。
121 :
吾輩は名無しである:2001/04/27(金) 17:56
>106・108
おい、俺と似たような、紛らわしい事しないでくれ。
もう俺はこの問題から降りようとしてるんだから・・。
122 :
吾輩は名無しである:2001/04/27(金) 22:18
エピというかどうしようもないんだよ。
あのまねっこは。
>>122 エビがどうしたって?
はっきり言えよ、中学生。
124 :
吾輩は名無しである:2001/04/28(土) 00:41
渡辺は蓮実先生べったりの権威主義者じゃないの?
125 :
吾輩は名無しである:2001/04/28(土) 00:46
そんなことを言ったのか、筒井は。
126 :
吾輩は名無しである:2001/04/28(土) 04:34
>123
同意。自分の意見表明くらい出来るようにしておけ。
>124
激しくがいしゅつ
127 :
吾輩は名無しである:2001/04/28(土) 13:04
>>124 本人が例えハスミンべったりの権威主義者だとして、だから、何?
彼の批評に触れることなく、彼の人格をあげつらっても、誰も何とも思わないよ。
128 :
吾輩は名無しである:2001/04/29(日) 17:24
いや、批評って小林秀雄以来「倫理」を引きずってるからね。
ハスミべったりのあの文体模倣じゃ倫理もへったくれもねえ、って感じで読むと不愉快になるんじゃないかな。
129 :
吾輩は名無しである:
そう?渡部ってそんなに蓮実べったり?
根本的に異なってると思うんだけど。
だって、渡部って基本的に描写の人じゃん。