★★倉橋由美子スレッド★★

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1吾輩は名無しである
最近『聖少女』を読んだんだが、その衒学的な
書きっぷりには恐れ入った。あんな理系君いるかよ・・・
2ななし:2001/02/27(火) 15:01
倉橋由美子って「僕をさがしに」訳した人だっけ?
3拙者は名無しである:2001/02/27(火) 15:07
>>2
そうです。

倉橋さんといえば、桂子さんシリーズにはハマリまくりました。
(いま、もう文庫じゃほとんど読めませんが)
あとは、サントリークオータリーの掌編小説がまとまるのを
まつだけか…。
4吾輩は名無しである:2001/02/27(火) 21:28
彼女、いつ吉田ケンボウの文体模写やめたの? まだやってるのん?
5quaitoutguerre:2001/02/28(水) 00:01
ヴァ−ジニアが一番良し。他のは若書きか、婆臭いかどっちか。
6名無しさん@お腹いっぱい:2001/02/28(水) 00:14
聖少女か。
読んでるうちに恥ずかしくなって顔が火照った本だな。
時代のなせるワザと言うのか、とても今の時代の人間に
共感できるものではないな。
最近の残酷童話の方は読んでないが、どんな調子なんだか。
7merciadieu:2001/02/28(水) 00:21
「スミヤキストQ」からずっと、倉橋は倉橋ですがな。
8吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 00:27
まあ頑張ってるんではないでしょうか。
9吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 10:34
本当にあったグリム童話恐いよ〜の元本みたいなのも書いてたよね。
10吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 23:15
一筋縄ではいかない。
11吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 23:34
縄で縛りたいですか?
12吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 12:56
縛る必要もないんでないかい、ある意味自縛きつい?
13Eau-quie:2001/03/02(金) 05:06
倉橋さんの作品はどれも大好きです。私的には「蠍たち」がいいですね。
14吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 23:54
体力的に金井美恵子に抜かれちゃったねー。それがちょっと悔しい。
15吾輩は名無しである:2001/03/03(土) 06:10
私は倉橋由美子は課題評価されている作家だと思います。

作品に人文科学や社会科学、自然科学で"旬"になっている翻訳本の「タイトル」を、
やたら羅列する癖がありますが、邦訳のない本は、何故か出てきません。(爆
これは、原著を読んでない何よりの証左だと思われます。
また、作中人物に「バッハの器楽曲とサティのジムノペディが最高!」などと言わせます。
これも、本人にクラシックの素養が無いことを如実に示しているのではないかと。

これらは、「シュンポシオン」という作品を読まれると一目瞭然です。
敢えて読む価値ないけれどもね。
16吾輩は名無しである:2001/03/03(土) 07:02
シュンポシオンは吉田健一を狙って失敗した作品
17吾輩は名無しである:2001/03/03(土) 07:04
)15
そんなには評価されてない、意識しすぎでないかい?
1815:2001/03/04(日) 01:30
>>17
いや、実言うと、私ウブな高校生だった頃、倉橋由美子のファンだったんだよーん。
パクリ作家だったと分かった現在、だから、なおさら恥ずかしい。
19名無し象は鼻がウナギだ!:2001/03/04(日) 01:53
>>9
「大人のための残酷童話」新潮社、ですが、凡百の「本当は恐い○○童話」の
たぐいに比べれば、はるかによくできています。まぁ、あくまで比較の問題で
すが……。
20吾輩は名無しである:2001/03/04(日) 03:47
「アマノン国往還記」は嘘臭いSFだったなあ……
21いるす:2001/03/04(日) 05:20
つまらなくてありふれた概念を書き連ねて、
文体で誤魔化してるだけだと思ってしまう。
「スミヤキ」と絵本の訳しか読んでないけど、
両方ともそんな感じだったし、読むのが
辛かった。
22吾輩は名無しである
天野哲夫(『家畜人ヤプー』の作者といわれている人)の『女神のストッキング』という本
の中の「K女史の肖像」が興味深いです。
「マゾヒストM氏の肖像」を読んだ人はこれも読んでおくべき。工作舎刊。