1 :
吾輩は名無しである:
製本の奴、ちゃんと作れよ!!
2 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 12:37
「上のガタガタ」って、新潮文庫とかのことかな。
それより、出版社によって大きさが違うのが気になる。
講談社文庫、小さすぎ。
3 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 12:45
>2
岩波もねっ
4 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 12:45
昔、旺文社文庫っつうのがあってね
なんと箱入りだったんだよ。
厨房は知らんだろうけど。
ちなみに宇宙少年はソランだよ。
5 :
名無しさん@120分待ち:2001/02/18(日) 12:49
カバーの折り目がズレていたり、本の高さがそのカバーの高さより低いせいでカバーの飛び出した部分がしわになっていたりするのは許せない気がする。
6 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 12:50
上がガタガタになるのは、製本の機械が
そういうつくりになってるからって聞いた。
だから、べつに製本の人が手を抜いてるわけではないと思います・・・。
7 :
名無しのオプ:2001/02/18(日) 12:50
あれはわざとだよ。
一辺がが未裁断の方がかっこいいという
100年位前の美意識。
別に裁断ミスでも手抜きでもないよ。
角川とか新興出版社は3辺断ち切りだけどね。
そんなことも知らずに読んでたのか
読解力どころか出版の歴史も知らない厨房だな
8 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 12:56
>>5 そういうのって、乱丁・落丁で取り替えてもらえないんですかね。
そういえばかなり小さい頃、「ゲゲゲの鬼太郎妖怪百科」かなんかを
買ったら、中表紙の印刷が上下左右逆になってて、
本を裏向けて、さらに上下ひっくり返さないと読めないことがあった。
それはそれですごかったので、返品もしないで持ってた。
9 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 12:57
>>7 出版の歴史を知らないと本を読んではいけない、
ということでよろしいか。
10 :
quaitoutguerre:2001/02/18(日) 13:30
がたがたなのはホコリが積もらないようにするためじゃなかったっけ?
11 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 15:14
がたがたの透き間に積もった埃もいやん。
12 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 15:33
>11
本棚にはさかさまに並べなさい。
13 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 17:39
>10
確か、新潮か岩波文庫の目録を見てたときに、
そんなことが書かれてあるのを、見た覚えがある。
14 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 17:42
上がガタガタになっているのはしおりの紐をつけるために仕方ないんだよ。
しおりを付ける為の必要悪って言うのは常識。
つーか、そんなことも知らんくせにえらそうにしてる
>>7のアホさ加減に涙。
16 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 18:31
馬鹿だなあ
Book Offが削るためにあるんじゃないか。
しおり紐をつけるとどうして裁断できないんですか?
18 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 18:39
今日買った岩波もガタガタだったぞ。
新潮だから、紐栞のためとか関係無いって。
確かに、集英、文春では見たことないが
角川とかでもガタガタになってるときもある。
1の言うように、製本に原因があるんじゃないのか?
19 :
ギコフッサールさんは:2001/02/18(日) 18:44
20 :
名無しさん@1周年:2001/02/18(日) 19:43
ちょいとパラパラと開いてみたけど、かなりガタガタの具合が規則的なんだね。
大体6ページ位で一つのガタガタが上下してる。1ページ高いのがあって、
後は徐々に低く、6ページくらい過ぎるとチョンと高くなるという具合に。
製本ミスだったらこう規則的にはいかないだろう。
21 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 22:44
>>17 紐を組み込んでるから。
裁断すると紐も切れるでしょ。
逆に裁断したあとでは、紐をしっかりとつけるのは難しい。
基本的にガタガタな理由はこれであり、
紐を付けない場合でも、上辺のみ慣例的に裁断されない場合がある。
22 :
>21 :2001/02/18(日) 23:23
あの紐、裁断した後に付けてるよ。
埃とかの話も全部言い訳だよ。
23 :
名無しのオプ:2001/02/18(日) 23:39
たのむ!
正解を教えてくれ!
岩波か新潮社あたりに聞いたら教えてくれるのだろうか
24 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 23:56
もともとは紙の節約のために前面と下面だけ裁断してたのの名残なんじゃん?
25 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 23:58
>>22 ハァ?
裁断したあとにどうやってつけんだ?
説明していただきたいもんですな。
厨房レベルの煽りはやめろよ。
>23
>>21が正解。
しおり紐のついてる文庫本を見てみな。
26 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 23:59
22=自説が間違っていたことを認めたくないドキュン(w
27 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 23:59
22=低学歴
28 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 23:59
22=知恵遅れ
29 :
クッキング名無しさん:2001/02/19(月) 00:00
岩波は非道いよね。講談社と集英社文庫は未だみたことはない
30 :
ラスコーリニコフ:2001/02/19(月) 00:00
正解は、本棚に並べてホコリが積もらないために新潮文庫や岩波文庫などは
わざとギザギザにしてあるのです。
31 :
>30:2001/02/19(月) 00:06
ギザギザだったら埃が積もらないって理由がわかりません。
32 :
吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 00:10
>>31 同じく。
>>30は、ぎざぎざにしたら反重力作用が起きると信じているのかも。
UFOの下面もぎざぎざだったりして(w
>ALL
正解はしおり紐をつけるためです。
■終了■
34 :
31:2001/02/19(月) 00:17
ペンとルーフになってるんだったら、まだ意味がわかるんだよね。
35 :
吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 00:22
じゃあ、しおりの無い岩波文庫はなんでなんだよ。
ホコリ説に一票。
37 :
吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 00:27
>>35 本来はしおりをつけるためだったけど、
その慣例と、本を作る工程の都合上、
しおりを付けない場合でも、しおりありの場合と同じ流れに乗せた方が、
コストが抑えられて都合が良いから、
しおりがなくてもガタガタの奴がある.
38 :
吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 00:29
>>31 ホント!
ギザギザだったら埃が積もらないっていう理由がわかんねーよ!!!
それで納得してる奴は、どういう頭の構造してるんだ?
むしろ、積もった埃が掃い難いっていう欠点じゃねーか!
39 :
吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 00:31
>>31 ギザギザになっていると埃が積もっても息で簡単に飛ばせる,と新潮の夏の目録で読んだことがあります.
40 :
吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 00:36
漫画はギザギザじゃないね。
41 :
吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 02:09
42 :
1:2001/02/19(月) 10:23
でっ、結局は生産コストの問題なのかな?
43 :
>42:2001/02/19(月) 11:23
生産コストというか、過去の慣習を変えるコストって感じじゃない?
44 :
吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 11:57
あれが味があっていいという人がいるからそのままだろ。
私もそう。
俺もギザギザ好きだけど無きゃ無いで別にいい。
むかしの岩波文庫って紐がついてるよね。
47 :
1:2001/02/19(月) 14:08
>>46 とすると、ガタガタ本は紐栞を付ける過程での産物である。
そして、その名残が今もあるということ。
しかし、製本所によっては新しい機械を導入しているところもあるのでは?
ということを考えると、岩波は意図的にガタガタ本を生産していることになる。
となると、ガタガタ本は前レスに出てた様に
100年前の美的感覚に起因するということですか?
48 :
吾輩は名無しである:2001/02/22(木) 05:57
俺もギザギザ嫌いだな
49 :
吾輩は名無しである:2001/02/22(木) 12:39
そうそう、
>>16が正解だよ。Book Offが、じゃないけどね。
今、文献を探してるとこだが、見つからず・・・
50 :
バラバ:2001/02/22(木) 18:27
ギザギザはあまり好きではないです。
講談社文芸文庫が一番きれいだと思います。{値段が高いですけど}
51 :
吾輩は名無しである:2001/02/22(木) 20:17
文芸文庫はいいね。
表紙の手触りがいいし、高級感漂うね。
ただ、デザインに統一がないのがやだな。
表紙なんて、どうせ作者名とタイトルだけなんだから、変に金文字とか銀とか
使い分けないで同じデザインを通せばそれはそれでいい感じなのに。
あと、背表紙が作者同じでも色合いが違うのもちょっと。
52 :
コスト!コスト!コスト!:2001/02/22(木) 23:29
●そりゃー『地』(床にあたるとこ)を裁断しなかったら本を立てたとき、こけちゃうからだよ。
●そいで『小口』(ぺらぺらするとこ)を裁断しなかったら、めくりにくくって買ってもらえないからだよ。
●ソフトカバーは返本食らって、また出すとき、小口の焼けを嫌って再裁断することがある。このときに
また一工程少ない。そしてカバーは新品に変える。おなじ刷りの本なのにカバーのデザインが違うやつね。
保管・再生と廃棄の判断は出版社の体質が一番だが、その個々の本の売れ行きその時代の経費で見込み変
わるから全部じゃない。というわけで惰性というよりこの手を選択するのは逃げ道でもある。
●今は知らんが、4@` 5年前まで、紐栞はおばちゃんが手で一冊ずつノリ付けしてた。これは天の裁断で切
れるのも事実。
●紐栞は新潮だけになったし、創元推理が紐入れ止めたのはもう10年以上前? 岩波が間にあって、角川
20年以上前? 他社はそれより前。旺文社は文庫自体どうなったんだか? とはいえハヤカワ文庫は創刊
から紐栞なかったのに天はギザギザ、でも再裁断カバー新調が目立ったのはハヤカワだな。
53 :
吾輩は名無しである:2001/02/23(金) 02:18
100年前かどうかはともかく、ギザギザをよしとするのは、どっちかというと
貧乏なインテリの「清貧」の発想かもね。
洋書には今も日本で言う「フランス綴じ」という形式の本があって、たしか
ペーパーバックで袋とじになってる。
これを買ってきて頁をペーパーナイフで切って開いてから読む。保存したいときは
製本屋に持っていって皮の表紙と金の背文字なんかを付けてもらう。
でもビンボーでたくさん読みたい人はそこまでしない。だからビンボーインテリの
書棚にはギザギザのペーパーバックが並ぶ。
半分想像だが、これが明治のインテリの書斎風景じゃないだろうか?
54 :
53:追加:2001/02/23(金) 02:21
>保存したいときは製本屋に持っていって皮の表紙と金の背文字
>なんかを付けてもらう。
当然その間には、ふちを裁断してもらう、という工程があるわけだ。
55 :
吾輩は名無しである:2001/02/23(金) 14:22
56 :
コスト56号:
●ほこりよけ:埃は当然、天(本を立てたとき天井向いてるとこ)が溜まりやすいのだけど、埃は「焼け」
の原因にもなる。埃で焼けた場合、不均一に深く焼けることがよくある。天を裁断してあると版型が変わ
るほど裁断しないときれいな切り口にならないことがこれまたままある。かと言って、裁断しなければ棚
から本を引き出したときに、不均等に染みソバカスがしっかりくっきり目に入る本を売らなきゃならない
けど、そんな本は売れないので廃棄。未裁断なら埃との接点が少ないので裁断したよりは焼けない上、汚
れても目立たないのでそんなこと考えなくていい●そこで、出版社の姿勢が出てくる。地味なネタは再版
をなるべくしない、初版一刷のみ、もしくは売れれば重刷すたればすぐ絶版ってとこは、天を切っている
じゃないか?●絶版といえば、岩波が復刊は商売になるのを示さなければ老舗の角川、新潮、講談社も復
刊しなかったんだろうな●ちっと前の岩波の天は切らない腰帯パラ紙カバーは、再裁断指向。だが、岩波
が奮わなかったのは返本を認めない売り切りという姿勢のせいで置いてくれる書店を少なくしたせいだと
思う。おなじ学問指向でもラインの特殊性ではよそには負けるくせに、いまだに岩波置いてるとこはすく
ないし。まさか、売れないから岩波在庫中紙ヤケするために再裁断してはいないだろう。それなら、絶版
があんなに多いわけない。古本屋で品薄のはずもない。