1 :
吾輩は名無しである:
あの三田次男も読み始めたと言う「カラマーゾフの兄弟」!
あなたは登場人物の中ででだれがお気に入りですか?
私は何と言ってもミーチャですね。
我の中の神に映えあれ!熱いぜ!
2 :
吾輩は名無しである:2001/02/10(土) 23:36
言わん
3 :
吾輩は名無しである:2001/02/10(土) 23:41
アリョーシャたんです。
4 :
吾輩は名無しである:2001/02/10(土) 23:49
フョードル
5 :
吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 00:03
スメル雑魚フ
>4 同意。
トルストヒの描く女性には萌えないが
ドストの描くおなごに萌えるのは何故か?!
8 :
吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 01:50
グルーシェンカたん・・・ハァハァ・・・
9 :
吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 05:54
10 :
吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 08:13
コ−リャの知ったかには妙にシンパシーを感じる
11 :
吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 09:50
『白痴』だけどナスターシャたん萌え。ハァハァ…
12 :
猫:2001/02/11(日) 13:17
んじゃゾシマ萌え。はぁはぁ
13 :
吾輩は名無しである:2001/02/12(月) 00:45
>12
先越されたー
14 :
吾輩は名無しである:2001/02/12(月) 01:45
フヨ−ドルが女について語ってる事って
つんくの「LOVE論」と一緒だよね
15 :
吾輩は名無しである:2001/02/12(月) 03:38
16 :
吾輩は名無しである:2001/02/12(月) 03:39
17 :
名無しのオプ:2001/02/12(月) 06:50
大審問官に出てくるキリスト萌え
18 :
吾輩は名無しである:2001/02/13(火) 21:07
意外とイヴァンがいないのね
19 :
でん:2001/02/14(水) 20:50
しかし、三田次男も「カラマーゾフの兄弟‘でも’」って。
でも・・っていうほどのモノか、あのおクスリさんが。
20 :
sage:2001/02/14(水) 23:23
>19
三田次男、意外と可愛いっす
関係ないのでさげ
21 :
吾輩は名無しである:2001/02/15(木) 00:10
23 :
吾輩は名無しである:2001/02/16(金) 21:03
やっぱクールなイワンでしょ。
ああなりたいけど、なりそこねの人って多いのかもー。
24 :
吾輩は名無しである:2001/02/16(金) 23:52
>23
イヴァンとカーチャってやったと思う?
25 :
吾輩は名無しである:2001/02/17(土) 00:15
>19
でも「ライ麦畑」でもって言われるよりナイスだと思うぞ。
26 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 16:59
ライ麦は糞ですな
27 :
吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 17:28
新潮文庫の(原卓也訳)と岩波文庫(米川訳)どちらがお薦めでしょうか?
28 :
吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 00:25
関係無いけど書かせて。
ラズミーヒン君ってすごいいいヤツ。
彼に似た友達によく助けてもらった学生時代を「罪と罰」で思い出す週末。
29 :
吾輩は名無しである:2001/02/20(火) 00:15
そんなら君はラスコーリニコフか
30 :
吾輩は名無しである:2001/02/20(火) 05:54
『白痴』がスキだな(トピずれスマそ)
31 :
吾輩は名無しである:2001/02/21(水) 00:46
ペレズヴォン ハァハァ・・・
32 :
吾輩は名無しである:2001/02/21(水) 04:49
スヴィドリガイロフっていいよね。タフで。
33 :
吾輩は名無しである:2001/02/21(水) 20:01
カーチャ人気ないね
34 :
吾輩は名無しである:2001/02/21(水) 21:49
カーチャってさ、手塚治虫の教育臭いマンガに出てくる主人公のよーだとは思わん?
だから俺は嫌い。
35 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/02/22(木) 01:07
>>24 カーチャは絶対、処女じゃないとダメ。
あれは処女だからこそのルサンチマンです。
というわけで断固カーチャ支持。
ベストカップルはミーチャとカーチャ。
36 :
FROM名無しさan:2001/02/22(木) 21:46
>>35 ふんふん。
でもさ江川卓の『謎解きカラマーゾフの兄弟』でさ
カーチャがイヴァンに「あんた」って言って
アリョーシャがギョッとする場面の事が書いてあって、
ロシア語ではその「あんた」って言葉は体の関係まである
人への呼びかけだとか・・・。
だれかロシア語分かる人その辺解説しておくれー
37 :
謎解きpso:2001/02/24(土) 12:18
やってしまわれたに5000メセタ。
けど、イヴァンアル中説には10コペイカ。
38 :
吾輩は名無しである:2001/02/26(月) 22:39
人物ではないかもしれんが、イヴァンの脳みそで暴れ回った
悪魔くんは愉快な奴だ。
39 :
吾輩は名無しである:2001/02/26(月) 23:07
>>38 笑える! これまた、ツウなキャラを出してきたね〜
40 :
吾輩は名無しである:2001/02/26(月) 23:50
芝居でカラマーゾフをやるんだったら
南野陽子たんにぜひカーチャを熱演してもらいたい
41 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/02/27(火) 10:07
>>40 南野陽子だとぉおおおお!!
あれは処女じゃないから却下!!!!
映画版のカーチャは美しくて最高だった…ミーチャも可愛かった。
42 :
吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 01:01
43 :
吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 00:18
ドラゴンボール並に「!!!」の多い小説だな!!!!
44 :
吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 02:07
いわん・・・
可哀想ないわん・からまーぞふ・・・・
ってこのフレーズが頭についてはなれねえ。小林だっけ?
45 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/03/01(木) 02:25
>>42 ハリウッドでも1958年に一度映画化されているようで、こちらは駄作らしいが
ソ連版の方は69年製作で、キャストも作品の出来も実によろしい。
キャスティングは不明、ご存じのかたはフォローお願い。
俺は何と言ってもカラマーゾフが好きだな。
47 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/03/01(木) 09:35
48 :
吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 10:30
>>45 それって、監督・脚本:イワン・プイリエフ、製作年:1868年のやつのこと?
東映から出てるのは絶版だった気がするけど・・・・
最近、ソ連時代の映像がDVDで色々と発売されてるからね、探せばあるのかも。
情報さらに求む。
49 :
水玉ニャンコ:2001/03/02(金) 03:18
断然、スメルジャコフ
50 :
迷子厨@名無し:2001/03/02(金) 03:32
アリョーシャ、スメルジャコフへの淵!
51 :
吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 16:52
スメルじゃ庫府はキャットキラーだったしなあ
52 :
吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 19:55
映画見つけられない〜
53 :
脇道それまくり:2001/03/02(金) 21:22
水玉ニャンコ?!
カワイイ〜見てみた〜い
54 :
反省:2001/03/08(木) 22:57
私の寒いカキコを最後に、このスレってば死んでいる・・・
悲しいage
55 :
吾輩は名無しである:2001/03/09(金) 01:58
>>54 ちんこ無しの方だったら許します。
カラマーゾフ的に。
56 :
ヨシフ=ジュガシヴィリ:2001/03/09(金) 10:54
55、そうですね、ちんこ無しはスメルジャコフですね。
去勢派らしいですから(江川卓氏による)
57 :
吾輩は名無しである:2001/03/09(金) 14:53
>>54 ありそうな気がしますが、ちんこ>54
その場合どうします? 去勢しちゃいますか?
58 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/03/09(金) 19:16
>ヨシフ=ジュガシヴィリ
父称はヴィサリオノヴィチですね。どうでもいいですね。
59 :
心無:2001/03/09(金) 23:27
スメルジャコフ・・・
>>58 ええスレッド見つけたと思ったら・・・
どうもです(汗
60 :
吾輩は名無しである:2001/03/09(金) 23:43
イワン好きだけど、そのイワンとコミュニケーションとれる
アリョーシャが好きです。
61 :
54:2001/03/10(土) 00:52
>>57 今のところ、そのパーツは生えてきてませんので、去勢は結構です。
>>60 >イワンとコミュニケーションとれるアリョーシャ
その言い方はイヴァンに対してひつれいでは・・・。
62 :
吾輩は名無しである:2001/03/10(土) 04:03
>>61 文学史上一番かはいさうな電波ちゃんかも知れんな。彼は。
63 :
電波60:2001/03/10(土) 13:53
とれる→とろうとするに訂正します。イワン、スマソ。
64 :
吾輩は名無しである:2001/03/10(土) 22:55
結局スメルジャコフのパパって?
65 :
吾輩は名無しである:2001/03/11(日) 02:26
>>64 フィヨードルだろ。
弁護人の弁論を見る限り。
証拠はないよね
66 :
吾輩は名無しである:2001/03/11(日) 23:30
>>64 町を徘徊してた悪い奴(名前忘れた)だと思うな。
フョードルが引き取ったのが意味不明だけど
奴は意味不明が持ち味のおっさんだし。
67 :
吾輩は名無しである:2001/03/12(月) 03:29
ゾシマ萌え〜
68 :
吾輩は名無しである:2001/03/12(月) 10:08
ついさっき読み終わったんだけど、
読み終わった後の2chでの煽り文が、
なんか
「ああ何と1の悲惨なことか!
神よ!彼をあわれみたまえ!
彼の御霊を救いたまえ!
・
・
・」
見たいになった。
ロボコップ見た後みんな動きが変になるじゃん?
69 :
吾輩は名無しである:2001/03/12(月) 10:39
>>68 それ使えるね〜。
いいな、それ採用!(w
70 :
心無:2001/03/14(水) 01:25
トリフォン・ニキーチッチと書いて、わかる人、います?
71 :
吾輩は名無しである:2001/03/14(水) 01:29
宿屋のこうもりおやじ?
72 :
吾輩は名無しである:2001/03/14(水) 20:16
好きなの?
73 :
心無:2001/03/14(水) 23:30
(新潮文庫、原卓也訳より)
======================================================================
(P37)
「おい、兄さん、僕が悪さをしようと、あんたの知ったことじゃないだろう」
立ちどまり、なおもじろじろと相手を見ながら、コーリャは言った。
「俺の知ったじゃないだと?」
「そうさ、あんたの知ったことじゃないよ」
「じゃ、だれの知ったことだ? だれの? え、だれのだよ?」
「そりゃね、兄さん、今やトリファン・ニキーチッチの問題で、あんたとは
関係ないんだよ」
------------------------------
(P41)
「君のきいてたサバネーエフって、どこの人?」返事は予想できたものの、彼
はコーリャにたずねた。
「どこの人だか、知るもんか。こうなったらあの連中、晩まで騒ぎ続けるだろ
うよ。僕はね、社会のあらゆる階層のばか者どもを揺さぶってやるのが好きな
んだ。
======================================================================
※ トリファン・ニキーチッチ≒サバネーエフと考えていいです、便宜上。
コーリャ・クラソートキンのニヒルさが好きでした。
最後にはアリョーシャに落とされ、むかっ腹を立てていました(苦笑)
74 :
吾輩は名無しである:2001/03/15(木) 00:39
75 :
ララリラリラリラー:2001/03/15(木) 00:46
ゾシマの死臭萌え萌え
76 :
タガンカ:2001/03/15(木) 01:36
なんたってスタヴローギン・・・って本が違うね。
でもカラマーゾフのイヴァンやスメルヂャコフはいまいち。
むしろワーニャに惹かれる。もし真に愛するならば・・・
77 :
心無:2001/03/15(木) 02:39
>>76 『悪霊』ですよね。
読もうと思って購入して、一年以上、放置。
背表紙がくすんで色落ちしている(涙)
ネチャーエフ事件とか、追ってみたいです。
カラマーゾフの中では、スメルジャコフとコーリャ(アリョーシャに落とされる前)が
ピカ一だ、と思いますよ。原作者のドストエフスキーは、二人とも屠りやがったけど(--;
今度、読んでみよ。
79 :
吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 00:50
ねぇ、ドミートリィは?
ドミートリィ好きな人って存在しないの?
むしろあの作品は「1部:ドミートリィ主人公」にしてもいいくらいだとまで思う。マジで。
80 :
吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 03:12
>>79 彼(ドミートリィ)の万華鏡のようなオツムは
確かに魅力的だと思う。
でもついていけないでしょうね、実際つきあうと、、、。
あ、カラ一族はみんなそうか。
81 :
ドレミファ名無シド:2001/03/16(金) 19:30
誰の翻訳が一番なんですかね。
82 :
1:2001/03/17(土) 00:31
>>79 1です。私は一応ミーチャに一票入れましたよ。
ただ読むたびにお気に入りが変わるんですよね、この本。
厨房の頃はイワン素敵!って感じだったけど
最近はミーチャってすげー奴だと尊敬してますね。
でもまぁ深く付き合いたくはないかも。
83 :
吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 03:05
なんかこのスレ読んでてカラマーゾフの兄弟がものすごく読みたくなった。
わけもなくワクワクするよ。
84 :
吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 03:35
俺もミーチャ萌え〜
85 :
吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 06:22
車椅子のリーズの面をひっぱたき床に倒れたところに後ろから挿入
86 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 00:01
躁鬱病の疑いがあるカルガーノフ君萌え。
ミーチャが捕まった後、馬車を追いかけてくるとことか
可愛らしくて仕方ないっす。
グルーシャみたいに髪の毛とかしてあげたいわ〜
87 :
吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 02:28
スメルジャコフと織田信長の家来が一番スキかな。
88 :
吾輩は名無しである:2001/03/21(水) 22:37
信長の家来?
89 :
吾輩は名無しである:2001/03/21(水) 22:46
>>87 森蘭丸の事? あれは・・・小姓か。 えーと、明智光秀とか? 意味がわからんぞ。
蛇足だが、堺屋太一著 の「鬼と人と(信長と光秀の話し)」は芝居にもなってたがとても面白い本だ。
皆読むヨロシ。
90 :
名無しさん:2001/03/22(木) 00:44
これどんな内容なの?
91 :
吾輩は名無しである:2001/03/23(金) 22:52
↑これってなんだ?
92 :
鳥狂一枝:2001/03/24(土) 04:11
みなさん二重人格はどうですか?私は結末の予想を大きく覆されドキッとしてとても好きなのですが。スレずれですマンコ!
93 :
吾輩は名無しである:2001/03/24(土) 05:25
ガリラヤのカナ
でのアリョたんがたまりません。
94 :
吾輩は名無しである:2001/03/24(土) 06:00
ソーニャモエモエ
95 :
吾輩は名無しである:2001/03/26(月) 22:32
スメルジャコフ好きな人結構いるんだね?
あんな奴の何がいいわけ!?
96 :
心無:2001/03/26(月) 23:20
>>95 いや、あーた、「いい」にもいろんなレベルがあると思うんですけど(^^;
宗教や絶対的な規範から“解放”された時、人は何を筋として生きていけばいいのか?
近代人の陥りがちなニヒリズムをよく描けていると思うのよ、俺は
97 :
吾輩は名無しである:2001/03/28(水) 07:41
スメルジャコフのギター。
ニヒルな旋律、いや戦慄か、、、。
98 :
吾輩は名無しである:2001/03/29(木) 02:13
訳は深長の原さんかなあ。あんまりわからん訳者。
萎える訳はグリゴの喋り方がなんか東北ナマリだった奴。
〜だたさ。とかね。
あれは誰が訳したんだろ。
99 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/03/29(木) 13:07
>>58 心無さん
あ、なんだ。今気がついた(笑)。
江川卓『謎ときカラマーゾフの兄弟』読んでます。面白いです。
で、カーチャがイワンをвы(あなた)ではなくты(あんた)呼んだ
件ですが、この時点で二人はデキていたと思われます。
イワンをものにしてしまったからこそ、ミーチャにも執着したんでしょう。
それにしても深い話だな、これ。
100 :
吾輩は名無しである:2001/03/30(金) 00:27
>>96 宗教や絶対的な規範から“解放”された時、人は何を筋として生きていけばいいのか?
スメルジャコフは独自の宗教観を持っていたのではないでしょうか。
彼自身の(とゆーかイワンに結構影響されてますが)
“絶対的な規範”に沿った行動のように思えるんだけどなー。
どっちにしろこの小説には欠かせない人物だけど、
彼はあくまでも湯殿の湯気から立ち上った小人物ですよね。
最後は自分の考えも持ちこたえられなくなってるわけだし。
(イワンのせいにしてるけど、本当は奴がチキンだから・・・)
カラマーゾフ兄弟の大地のパワーとは雲泥の差。
ん、やっぱフョードル父ちゃんじゃないのかも!
101 :
吾輩は名無しである:2001/03/30(金) 20:39
102 :
吾輩は名無しである:2001/03/31(土) 18:18
ステパン・トロフィーモヴィッチ萌え〜〜
「友よ、左の頬を差し出せというあの言葉を私はやっと理解できました!
あのマゾヒスティックな恍惚を!」
103 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/04/01(日) 22:06
キリスト教分離派のスコプチィという宗派がいわゆる「去勢派」らしいです。
シベリアのモゴチャという村落に追放されたようです。
104 :
心無:2001/04/01(日) 23:02
>>99 名無しさんは故郷をめざす(さん)
どーもです。
なんか、こんなところで顔を合わすのは、こっぱずかしいですね(汗
ドストエフスキーは様々な言葉遊びを込めているらしいので、作品に
接近したいという願望が強いのなら、ロシア語の原点を読む必要がある
かもしれませんね。これはドストエフスキーに限らず、全ての作品に言える
事だと思うけど。訳書は、訳者の“解釈”“理解”及び“創作”が混入せざる
を得ない。
余談だけど、巨人軍のかつての怪物ピッチャーも、江川卓ですよね?
一瞬、「あいつ、ワイン以外にもロシア文学にまで芸域を広げたのか?」と
思ったヒトはいませんか? 俺はこうやってボケたかったけど、訳者の方を
先に知っていたので、さすがにボケられなかった(涙)
105 :
心無:2001/04/01(日) 23:25
5年以上も前に読んだ記憶だし、根拠となるテクストを示す事もできなんだけど、“直感”
で書いていいですか? ちと最近、頭がボケかかっているので、頼りない“直感”だけど(^^;
イワンを苦しめていたのはスメルジャコフの側だ、と俺の目には映りました。イワンがあ
れほど苦しんでいた根っこには、旧来の規範(かつて、絶対だったもの)の崩壊があると思う
んですよ。んで、スメルジャコフはそこから“解放”されている。そんな読み方をしていた
ものだから、俺には「スメルジャコフは独自の宗教観を持っていた」とは思えないです(^^;
ココで俺がいう“絶対的な規範”とは、18世紀におけるロシアのギリシア正教あたりを
指示しています。それまで人々は、生きる“道”“拠り所”として、宗教規範を受け容れて
いたと考えています。そして、ドストエフスキーの生きた18世紀こそ、従来の“規範”が
最もぐらつき、揺すぶられた時代だと俺は思っています。カラマーゾフ兄弟の悩みや振幅は、
この枠内にある。
他方でスメルジャコフ。彼は、ここから“解放”されていたと俺は受け止めています。
そんな彼の生き様は、どんなだったか? 世界を徹底的に軽蔑し、冷笑し、何者をも刻印
しようとせずに、ただ消滅していった。スメルジャコフに内在的な接近を図ると、筆舌に
尽くしがたい嫌悪感に襲われます。
う〜ん、書けば書くほど野暮になり、自分の言いたいところから遠ざかっていく気がする。
生きる“道”“拠り所”は、諸場面において、人に幸福と不幸の両方をもらたしている。
ココから解放された時、人は幸福になれるのだろうか? その一つの残酷な応えを、俺は
スメルジャコフに見出した気がするんですよ。ちょっと強引かもしれないけど(^^;
当のドストエフスキーは、不快感を込めてスメルジャコフとコーリャ(アリョーシャに
落とされる前)を書いていますけどね。コノあたりにこそ、ドストエフスキーが明確で
共有可能な“考え”を見出す事ができず、悶えや苦悩を屈折した心情で“表現”したもの
だと勝手に考えています(^^;
106 :
心無:2001/04/01(日) 23:27
107 :
吾輩は名無しである:2001/04/01(日) 23:28
>>104 「えがわたく」と「えがわすぐる」の違いですね。
私も最初はびっくりしました。
「法政の二部にこんなんできるかー!」ってね。
んー、カラマーゾフより悪霊のほうが好み。
キリーロフとかね。
108 :
吾輩は名無しである:2001/04/11(水) 00:19
兄と弟が喧嘩して欝です。
その事を2chに書く自分を
考えるだけでも欝出汁の鵜
109 :
吾輩は名無しである:2001/04/18(水) 17:21
(厳密には登場人物ではないかもしれないが)大審問官が心憎いキャラクターだと思う。ゲイリー・オールドマンあたりに
やらせたい。
110 :
吾輩は名無しである:2001/04/23(月) 12:27
111 :
吾輩は名無しである:2001/04/25(水) 10:50
謎解きカラマげっとぉ
112 :
吾輩は名無しである:2001/05/07(月) 20:41
ひさびさにあげ
113 :
吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 23:27
age
114 :
吾輩は名無しである:2001/05/28(月) 01:04
白いキリスト安芸
115 :
吾輩は名無しである:2001/06/06(水) 17:49
あげ
116 :
吾輩は名無しである:2001/06/10(日) 23:21
なんなら1兆キロの1兆倍をリーズたんに捧げたい。
117 :
名無しさん@1周年:2001/06/12(火) 05:00
テン*ン経験者、ホントにあんな風になる
んですか?
118 :
考える名無しさん:2001/06/14(木) 12:50
このスレが倉庫入りになる前に誰か統計をとってほすい
119 :
提供:名無しさん:2001/06/15(金) 20:53
イワン最高!
D.H.ロレンスは、彼が大審問官を語るときももっと堂々としてよかったのだ
といっている。人間は自分の手に負えない程の自由をもとめるべきでなく、
有機体の一部として暮らしていくことがよき生活なのだといっている。
大審問官を否定的に捉える論者が多いことに違和感を感じていた私にとっては
非常に心強い意見だ。
120 :
吾輩は名無しである:2001/06/15(金) 21:31
ゾシマ長老のところに人生相談に来ていたおっさん。
「私は人類を愛していますが、隣人を愛せません。
こんな私って偽善者でしょうか?」みたいなこと
言ってたと思う。ちょっとギクリとしたよん。
121 :
吾輩は名無しである:2001/06/29(金) 14:14
昨日から読み始めたんだけど、どうにも最初がよみにくい。
読破したいのにー!
みんなもこれ最初は苦しいんでしょうか?
おお。こんなスレがあったとは!
>>31の「ペレズォン ハァハァ」が何気に笑えた。誰もツッコミすらしてないし(笑
私は皆好き。
ミーチャとは一緒に酒飲みたい、
イワンには敬意をはらってしまう、
アリョーシャは単純にそばにいるだけで嬉しい、といった感じ。
>>121 確かに最初は読みにくいですが頑張ってください。
123 :
吾輩は名無しである:2001/06/29(金) 16:23
マルファage
124 :
吾輩は名無しである:2001/06/29(金) 18:14
カラマーゾフ家はザビ家に似ている。
ドミートリィはドズル、イワンはギレン、アリョーシャはガルマ。
アリョーシャとガルマは厳しいけど、イワンとギレンはどうしてもイメージが重なる。
125 :
吾輩は名無しである:2001/06/29(金) 23:36
a
ge
126 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 00:16
スネギリョフ(スネリギョフだったっけ)一家。
128 :
吾輩は名無しである:2001/07/15(日) 21:23
(#゚д゚)ヘタレラキーチンイッテヨシ!!
(#゚д゚)ホフラコワノマシンガントークイッテヨシ!!
130 :
吾輩は名無しである :2001/07/16(月) 13:26
>>124 けど、ガンダムのキャラクターって、ロシア人っぽい名前が多いし、
みんな頭に血が上りやすいし、富野監督のロシア文学趣味が処々出ているように思うな
131 :
吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 14:07
スメルジャコフはシャアか?
132 :
少佐:2001/07/17(火) 02:40
いや、絶対ガンダムはイーリアスを意識している。
アムロはアキッレウス。
カイがオデュッセウス。
(ア・バオア・クーで一番乗りをカイが避けたエピソードはトロヤ戦争での信託にある)
途中で死ぬリュウが大アイアース。(死因はかなり違うが)
リュウにくっ付いてるハヤトが小アイアース、いやプロクロスか・・・。
シャーは少し違うがへクトール、いやアイネイアース。
(プリアモス家に謀反をたくらんだ疑惑あり、かつアプロディーテの息子で美男子)
ヤサ男のガルマはアレクサンドロス。
などなど・・・。
あと、ビグザムにのってたオッサンの娘がミネヴァで
ギリシア神話のアテナからきてる。
盾を背中に担ぐ様子は、イーリアス第六歌にヘクトールが背中に担ぐ盾が
首とくるぶしを打った、とかいう箇所に酷似してる。
こんなスレがあったとは。今日初めて見つけました。
スメルジャコフがフョードルの私生児じゃない、と考えている人のほうが多い
ようなのにびっくりしました。私はやっぱりフョードルの子供だったと思います。
根拠は・・・
(新潮文庫、原卓也訳より)
--------------------------------------------------------------------
「お前の母親だって?」理解できずに、彼はつぶやいた。「どうしてそんな?
だれの母親のことだ?まさか、あの女が……ああ、畜生!ほんとに、あれはお
前の母親でもあったわけだ!えい、畜生!いつになく、ぼんやりしちまって。
失敬、失敬、俺はまた、イワン……へ、へ、へ!」
(上巻 p.261)
---------------------------------------------------------------------
イワンが、自分の母親もアリョーシャと同じだ、と言ったときのフョードルのせりふ
です。この時フョードルはイワンの母親をスメルジャーシチャヤと勘違いしたのでは
ないでしょうか?(ちょっと根拠としては弱い?)
確かにスメルジャコフはカラマーゾフとしてはややスケールが小さいかもしれませんが。
でも、彼の「傷ついた自尊心」には、少し同情を感じます。
134 :
ハンス:2001/07/18(水) 01:07
絶対イリューシャ!ボクの背中に石を投げつけておくれ。。。
135 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 00:27
どうしても一人を選べと言われたら、やっぱりドミートリイ。
ミーチャの「童の夢」に一票。
136 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 05:07
僕は、ドミートリーが一番好き。
あの情熱!!!
コーリャも好き。スメルジャコフも好き。スネギリョフも。
みんな好き。
ゾシマ長老の悪臭に、恐ろしくリアリティーを感じ、
少年の群れでは、ロシアの冬を体験し、
こんなに面白いエンターテインメントは稀だと思います。
それにしても、ドストエフスキーには
マゾヒスティックな楽しさがありますね。
僕もマゾだと自覚しているけど、ドストエフスキーを
好きな人には、マゾが多いんじゃないかな。
受難マニア。
137 :
スメルジャコフの逆襲:2001/07/22(日) 17:02
スメルジャコフは確かに厭なやつかもしれない。
だけど彼の境遇ってよく考えたら
むちゃくちゃ可哀相じゃねーか?
だって自分の異母兄3人が貴族暮らし(貧乏だけど)してるのに
自分だけ最低の下人だぜ?
もし俺が彼の立場だったらやっぱり親父を殺したくなると思うね。
彼に比べればミーチャの悲劇なんてまだナマヌルイ。
あれだけ愛してくれる恋人や弟がいるんだから結構な幸せ者だよ。
でもスメルジャコフに救いの手をさしのべようって人は
だぁぁぁれひとりいやしない。
スメルジャコフって、きっと親父もミーチャも
実はイワンですらもメラメラ憎悪してたんじゃないのか?
だからこの作品は彼のカラマーゾフ一家全員に対する
復讐の物語なんだと思う。
138 :
ねじ釘のカルプ:2001/07/25(水) 15:54
やっぱフォンゾーンでしょ。
139 :
吾輩は名無しである:2001/08/07(火) 21:16
>でもスメルジャコフに救いの手をさしのべようって人は
>だぁぁぁれひとりいやしない。
あのギターを弾いてあげていた相手の娘なんかはどうですかね?
スメ公にすれば塵以下の存在だろうけど、彼女は浅はかにしろ愛情(あこがれ
かな?)はあったはず。
140 :
吾輩は名無しである:2001/08/08(水) 01:06
>>138 フォンゾーン?なぜフォンゾーンなんだ?×××の考えることはわからん。
141 :
吾輩は名無しである:2001/08/08(水) 18:37
フォンゾーンてだれやったっけ?失念。
142 :
吾輩は名無しである:2001/08/12(日) 05:21
俺が最初だと思ったら、
>>38でとっくにあがってたか、イワンの悪魔。
けっこう面白いことを言ってるよ。
そりゃ、もちろん、人間たちは苦しんでいるよ、しかし……その代り、とにかく
生きているじゃないか、幻想の中でじゃなく、現実に生きているんだ。なぜなら、
苦悩こそ人生にほかならないからね。苦悩がなかったら、たとえどんな喜びがあ
ろうと、すべては一つの無限なお祈りと化してしまうことだろう。それは清らか
ではあるけど、いささか退屈だよ。それじゃ、僕はどうだ?僕だって苦しんでい
る、でもやはり僕は生きていない。僕は不定方程式のXにひとしいんだ。初めも
終わりも失くした人生の幻影みたいなもんでね、ついには自分の名前まで忘れち
まったくらいさ。
(新潮文庫、原卓也訳)
143 :
グルーシェンカ大好き:2001/08/12(日) 23:47
感情に率直で誇り高いがカーチャほどにとげとげしさを感じさせず、悪いことをするのを純粋に恐れている。
そんな人間味あふれる彼女が大好き。
144 :
我輩は名無しではない:2001/08/17(金) 01:21
マニアックなところで,ヘルツェンシトゥーベ医師がいい。
「誤審」の章の,「ゴット・デア・ファーター,ゴット・デア・ゾーン,ゴット・デア・ハイリゲ・ガイスト」のエピソードが最高だと思うんだけどねえ。
145 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 04:24
若い頃好きだった女がグルーシェンカとそっくりだった。
あれ読むたびにそのつらい恋の想いが蘇る
146 :
y:2001/08/18(土) 08:12
グルーシェンカを嫁にしたい・・ハァハァ
147 :
吾輩は名無しである :2001/08/25(土) 19:52
生意気なリーザにお仕置きしたい。
148 :
吾輩は名無しである:2001/08/26(5) 50:00
デミトリたん。
ハァハァ・・・
149 :
吾輩は名無しである:
むかしの歌謡曲で、
「カラマーゾフのぉ兄弟ぃ〜呪われた血筋ぃ〜♪」
というのがあったってうちのオカンが言い張ってるんだけど、マジですか?
いきなりですいませんが、知ってる方情報ください・・