946 :
吾輩は名無しである:2005/06/28(火) 21:13:01
9 名前:美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/27(月) 03:34:45
>>8 もちろん♪
947 :
阿部和重総合研究所所長:2005/06/28(火) 21:26:41
奥崎謙三追悼スレのコピペですかぃ。
948 :
はるか高み:2005/06/28(火) 21:59:47
>>943 君のはすこぶるいい。健康にいいのでもっと書いてね。
949 :
はるか高み:2005/06/28(火) 22:13:54
名文ねえ。僕のは人とは違うからねぇ。ひとつ云えるのは「すみとり」
がまわつていなくては名文でも、そして文学でもないだろうな。
950 :
はるか高み:2005/06/28(火) 22:18:36
まず、名文の「め」がわからなくては、名文のことはわから
んだろうな。目からでも直観力があれば、「め」はわかるよ。
951 :
はるか高み:2005/06/28(火) 22:19:27
直感。
952 :
ぶっこきマン:2005/06/28(火) 23:50:41
話が高踏的に過ぎるのか本格的に俺を騙そうと企んでいるのかはさておき、お話の趣旨は大体分かりますが、すみとりのまわつているのを横目でちらちら見ながら
書くととんでもない失敗作になるのでやはり無我夢中で書くしかないのであります。
名文は名文とは何であるかを知ってしまうと、又は知っている時には書けないだろうと思います。
おっしゃるとおり直感で書くしかなく、書き終わってみれば一貫した人格が作品に香り高く漂っていればそれは芸術になるのであります。
953 :
うんこおっぱい:2005/06/29(水) 02:24:54
新釈雨月物語読了
954 :
はるか高み:2005/06/29(水) 07:49:52
955 :
はるか高み:2005/06/29(水) 07:54:51
>>950に書いたことは、ホントの日本語のことなんだぜ。
956 :
はるか高み:2005/06/29(水) 08:25:46
>>953 謡曲「雨月」にそよえて・・・・古典に。
957 :
ぶっこきマン:2005/06/29(水) 15:43:51
新釈雨月物語は大学のお昼休みに独り屋上で読んでた。その角川の文庫本が、当時キャンパスライフの唯一の友達だった。
ある日のこと、屋上でいつものように読んでいると一人の女が近づいてきて、「何読んでるの?」。
俺はびっくりしたと共にうれし恥ずかしのパニック状態。何といっても当時童貞であり、
女とまともに話したことがなかった。しかし気持ちとは裏腹に、石川淳そのものが血と肉に混ざりこんでいたせいか、
「なんでぃなんでぃ、俺っちが何読もうが文弱の徒にははなっから関係ねーやぃ。」と何故か生まれも育ちも江戸は浅草
、女人禁制の男根ダンディズムと言わんばかりの形相に、女眉間にしわ寄せて・・・さてここで俺は話術を凝らす術を知らない。
ただ気が付けば、女はまぼろしのように消えておったそうな。空は初夏の色合いであった。
それから夏がきた。いつの間にか彼女ができていた。が、キャンパスライフで石川の事は誰にも話さなかった。
958 :
うんこおっぱい:2005/06/29(水) 19:53:41
みんなごめん。今日でお別れだ。
ぶっこきマンを名乗って色々書いて申し訳なかった。
俺は今から死にます。・・・・ぅ。
御冥福をお祈り致します。
じつはわたしはときどき深夜の寝床を蹴って立ち上がり、突然「死のう」とさけぶことがあり、
それを聞きつけた文蔵に「まだ死なないのか。」とひやかされる始末であるが、わたしがまだ
死なないでいる秘密はおそらくこのさけびに潜んでいるらしく、「死のう」ということばの活力が
一刹那にわたしの息を吹きかえさせるのであろうか、げんにわたしが黙黙と死について考えている
あいだは眼前の闇は暗澹として涯なく、「死のう」とさけんだとたん、たちまち天に花ふり地に薫立ち、
白象の背ゆたかにゆらぎ出ずる衆彩荘厳の菩薩のかんばせ……このとき、普賢とはわたしにとって
ことばである。
961 :
うんこおっぱい2:2005/06/29(水) 22:55:11
何なんだこの名文は???
962 :
うんこおっぱい2:2005/06/29(水) 23:26:17
ただ俺はそれを読んだ刹那、はじめて本気で死にたくなった。
石川の文体に嫉妬したなんていう馬鹿らしいことではない。
自殺の秘密を知ったがためだった。
963 :
うんこおっぱい2:2005/06/29(水) 23:28:43
生きることの秘密と人はいう。とんでもない。死ぬ理由が逆説的に言い表されている。
964 :
うんこおっぱい2:2005/06/29(水) 23:30:33
いつまでたっても死ねないのが死ぬ理由である。
965 :
うんこおっぱい2:2005/06/29(水) 23:37:08
その理由は即ち死なない理由になる。
従って俺は生きる。
966 :
うんこおっぱい:2005/06/30(木) 02:45:25
死んだと思って勝手な事を・・。
一度書き込むと自分の文章が恥ずかしくなってそれよりましなもので埋め合わせ
しようとまた書く。・・と、懲りずにまた書き込みしてしまう2ちゃんの中毒性恐るべしと。
967 :
ぶっこきマン:2005/06/30(木) 04:54:34
俺に取り巻きは必要ないし、消え去る者だけは美しい、は2ちゃんの場合当てはまらぬようであるが、
大した反応がなければこのまま消え去るのもまたよしと。しかしそもそも消え去ったものは駄作だったのか
、というとそうでもなかろう。逆説的に言えば、作家などという者の大半は時代の風化でごまかされているだけの
、元は基地外。その時代に必要であれば浮かび上がってくるはずだが、誰も気付かぬままなら永遠に浮かばれない。
ノストラダムスだってそうだった。ただこの場合逆説的であるが。
968 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 05:17:57
当てはめに必死なのは分かるんだが、
なかなかうまく当てはまらないものだよね
言い換えを何度も繰り返すと
ただの撹乱としか受け取れなくなる
969 :
ぶっこきマン:2005/06/30(木) 05:18:16
>>960 死ぬ人は理由なんて元々どうでもいいのさ。ただきっかけがほしいだけなんだ。
死ぬ理由が存在する時その人は死なない、ということを石川は言いたかったんだろう。
970 :
ぶっこきマン:2005/06/30(木) 05:21:32
いや当てはめが目的ならハンドルネームは使わない。
971 :
ぶっこきマン:2005/06/30(木) 05:38:58
本当の理由は作り出すものではなくて元々あるものだ。
作り出された理由は虚構であり、虚構とは生きるエネルギーであり場所である。
本当の理由が頭の中にある人はその理由さえ嘘にも真にもなるから死ねるんだ。
972 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 06:08:24
>>ぶっこき
おめーたまに淳の文句そのまま文中に挟んでるけど
かっこ悪いとは思わねーのか
973 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 06:31:35
何で挟んでいるのかにもよる
974 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 06:32:55
集団イジメはかっこ悪いww
>>960 久々に「普賢」を読み返したくなったぞ。
このくそ忙しい時に…。まったくもう。
976 :
はるか高み:2005/06/30(木) 14:17:57
>>971 君はなかなかだね。なるほど理由を文学に置き換えれば、その
通りだね。しかし、卒の「死ねるんだ」はどうかな。
977 :
はるか高み:2005/06/30(木) 14:24:28
神は死なないし自殺もできない。この一条に文学はハエのごとき
たかるのだろうね。
978 :
はるか高み:2005/06/30(木) 14:35:14
>>968 それにはあるものをそよえてだよなw
末路も知らないでw
979 :
はるか高み:2005/06/30(木) 14:51:36
きみたちはあらぬ実在を目にしても・・・・。
980 :
吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 12:45:03
選集17冊に収録されている作品の完全なリストってどこかにないですか?
買おうかどうか迷ってるんだけど、未読の作品がどのくらい収録されてるのかが
知りたいんです。岩波のサイトで見ると、 「第1卷 小説1 (葦手 山櫻 普賢 他) 」
ってな具合にしか書いてなくて、省略されてる「他」が知りたいわけです。
amazonだと目次が載ってるのもあるけど無いのもあるし…。
どこかご存知の方がいたら是非教えてください。
>>980 選集のどれでも1冊図書館から借りて、
奥付の後ろを見よ。
全十七巻内容 あり。
983 :
980:2005/07/10(日) 05:34:39
焼け跡のイエスで闇市で買ったのってパンだった?
987 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 19:15:11
うんこおっぱい?
闇市で買ったのはおむすび。
そのあと「わたし」を襲って奪って行ったのがコペパン。
だな。
990
991
992 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 15:52:43
稀代の詐欺師、石川淳。
ケツの毛どころか、たましいまで抜かれるぜ。
言っとくけど、これは逆説でもなんでもありません。
被害者は有名、無名、老若男女を問わず、相当の数にのぼります。
994 :
石川淳inうんこおっぱい:2005/07/16(土) 18:11:05
>>922 最期までわたしを逮捕できなかった当時の評論家もしくは作家達に、全ての責任あり。
ただ、わたしも一時期、捕まりかけた時期はあった。
三島君と加藤君に、である。
わたしが死んで二十年、ようやくここで、どうやら逮捕されるのか、
と思いきや、このスレッドも残りわずか。今、NEETという貧民に全てを託そう。
「生活の窮地とかけて、何と解く。」
「はてね。」
「これは宇宙の空虚と解きやす。」
「その心は。」
「されば、力のはたらく場所さ。」
995 :
吾輩は名無しである: