1 :
吾輩は名無しである:
何でこんなに批判多いんだろう?
何処が悪いのか指摘してくれたら幸いです。
2 :
↑作者本人ですか?:2001/01/05(金) 20:08
。
3 :
1です:2001/01/05(金) 20:14
>2
まさか。
4 :
吾輩は名無しである:2001/01/05(金) 20:19
>>1 別に最高って事もないけど、悪い作品だってことはないでしょ。
村上文学の中では、いけてるほうではないかい?
5 :
名無しさん@1周年:2001/01/05(金) 23:12
あまりに快感原則に即したストーリーだからじゃないの。
女性キャラは主人公にとって都合よすぎだし、マンガっぽい
俺は好きだけど、あまり深くないって事じゃないか。
6 :
吾輩は名無しである:2001/01/05(金) 23:26
「ノルウェイ」が好きな人は、
「ダンス」が好き…
こういう相関性ない?
ノルウェイがすき。ダンスx3が好き。村上 春樹が好き。
8 :
吾輩は名無しである:2001/01/06(土) 00:29
どうしても、謎の部分。
最後の方に、主人公と直子の療養所にいた元ピアニスト(名前は失念)
はどうして寝たんだろう。
そこだけが、どうしても引っかかってしまう。
どうしても意味がわからない。
9 :
名無しさん@1周年:2001/01/06(土) 00:39
>>8 「お互いのためだ」という点で了解が成立したんでしょう。
10 :
>9:2001/01/06(土) 00:47
どのようにお互いのためになったのだろう?
12 :
吾輩は名無しである:2001/01/06(土) 04:57
「直子」のキャラにそうとう無理があるよな。
精神病といっているところだけ、精神病者らしく振舞うが、
それを除いた部分では、全く正常な女性で、妙におとなっぽく、
人に左右されないような、気の強さを持っている。(ほんとかい?)
この直子の2面性にはかなり違和感を感じる。
特に、主人公との応対は主人公よりも遥かに知的かつ経験に富んでいて、
逆に単純で子供っぽい主人公を、恋人として見るよりも
母親的愛情で包み込んでいるという印象が強い。
それが、直子の悲劇性を薄めてしまっているし、
彼女を救済する動機を弱めてしまっている。
13 :
吾輩は名無しである:2001/01/06(土) 05:12
☆セックスにエロスが感じられない。
セックスが一般儀式程度に語られているわけで
やすっぽく、なにも好奇心をそそられない。
恐らくそれは「死」との対比として用いられているのであろうが、
その対比ばかり強調されて、それらの同一性が無視されている気がする。
14 :
考える名無しさん:2001/01/06(土) 06:25
これはこれはまた、箸にも棒にもかからん印象批評を量産しそうなスレですな。せいぜい思い入れと罵倒をアツク騙ってください。
15 :
吾輩は名無しである:2001/01/06(土) 07:32
みどり萌えってことで。。。
「ノルウェーの森」は全体が滅茶苦茶です。
>>8のエピソードは噴飯ものだし、直子の精神障害の状況もおかしい。
典型的な精神分烈病だと思われるが、森のなかでひっそり首をつると
いうのは、分裂病では考えにくい。電車に飛び込んだり、ビルの屋上
から飛び降りたり、通行人を襲撃したり、もっと派手なパフォーマンス
をするというのが一般的。(すべての分裂病患者がそうすると言って
いるのではないので、誤解しないで下さい。)あの自殺の方法は鬱病に
近い。それにこれは加賀乙彦も言っていたと記憶しているがあの精神病
院(療養所?)もどうにもうさんくさい。あそこの医者こそ、治療が
必要と思われる。もう1人治療が必要なのは主人公の「僕」だ。
とにかく3or4さんが言っていたように、「僕」に都合の良すぎる設定が
多すぎる。作者の脳天気振りの現れだろう。
17 :
吾輩は名無しである:2001/01/06(土) 15:04
春樹が好きな人はノルウェイをどう思ってんのかな?
18 :
blackbird:2001/01/06(土) 15:51
高校時代『ノルウェイの森』にはまった。毎日読んでた。読み終わるとまた
頭から読んでた。二十回は読んだんじゃないかと思う。こんなに自分の心情に
ぴったりそぐう作家はいないんじゃないか……とマジで思ってた。
その後古井由吉『杳子』を読んだ。『ノルウェイの森』にそっくりだなと思った。
でもこっちの方が登場人物の鬱屈した感情や狂気を丹念に書いているなと思った。
特に冒頭の出会いのシーンとか、杳子が石を見つめるシーンとかは読んでると
そのまま自分が妄念の中に引きずり込まれていくような迫力を感じた。
逆に言うと村上の作品には、そうした狂気に自分が引きずり込まれていくような
迫力がないなと思った。狂気らしきものは明示されるが、そこから主人公が
狂気に同調して変容してしまうような感覚はまるでない。主人公はどこまでも
正常なこちら側の人間で、だからあちら側に逝ってしまった人々にある意味では
相当に冷淡に接していると思う。だから安心して読めるし簡単に癒しを感じられる。
っつーことを考えたんですが、どうでしょう?
まあ『ノルウェイの森』に感動してる人は『杳子』も読むべきだとオレは思う。
19 :
吾輩は名無しである:2001/01/06(土) 17:13
「自伝的小説」
「典型的な恋愛小説」
と、銘打っているところがうさん臭い。
主人公は言いわけと自己正当化が多すぎる。
酔わせないと女を口説けないのも情けない。
冨田靖子の愛読書sage
22 :
でも、:2001/01/06(土) 23:08
あの、そこはかとなく漂う雰囲気が大好きです。
擁護派はいますかー?
娯楽としていい作品だと思うけどね
本人には自覚あると思うよ 自己正当化とか
否定派が「ここがダメ!」って言ってるとこが
結果的に魅力なんだと思う 個人的には
つーワケで○
こういうのもあっていい
村上春樹「だけ」読むってのは勿体無いと感じるけど
24 :
緊急アンケート:2001/01/07(日) 00:19
君は、直子派?緑派?
25 :
24の言い出しっぺ:2001/01/07(日) 00:22
直子派です。
緑の話すエピソードなどは面白いが軽い。
余り心に届かない。
それに比べて、直子の言葉は一言一言が重い。
26 :
??y?????????:2001/01/07(日) 00:30
>22
「そこはかとなく」という感じをそれ以上分析する能力の無いひとが
好むらしいなあ。
27 :
mizutama:2001/01/07(日) 01:09
”ひとりっこの孤独”というのが分かる人にしか、村上春樹の言葉は響かないような気がする。
今ひとつ人に執着できない、自分の冷酷さを知る人には痛い話なのでは。
私はいまいち感情移入出来なかったのですが。
28 :
吾輩は名無しである:2001/01/07(日) 01:38
>27
なんとなくわかるかも・・・。
わたしも感情移入できなかったです。
なんだかロマンチックすぎてなー。
29 :
吾輩は名無しである:2001/01/07(日) 02:11
>26
あえて分析しないのでは?
直子に国民栄誉賞もどうかと思うが、ベストドレッサー賞はねーだろ。
それはマラソンの高橋尚子!
しかも字違うし!
今、言ってるのは「ノルウェイの森」の登場人物の
直子のことを言ってるの!!
>30
それはマラソンの高橋尚子!
しかも字違うし!
今、言ってるのは「ノルウェイの森」の登場人物の
直子のことを言ってるの!!
33 :
31、32:2001/01/07(日) 02:37
しかも2重カキコしてるし!!
自分…。
34 :
吾輩は名無しである:2001/01/07(日) 02:45
35 :
31〜33:2001/01/07(日) 03:01
>34
ではどんなツッコミを?
36 :
吾輩は名無しである:2001/01/07(日) 12:33
直子最初は紅白でHITOMIと一緒に歌う予定だったらしいぞ。
えーかげんにせーよな。
HITOMIはあからさまにいやがってたがな。
37 :
>36:2001/01/07(日) 20:03
だから、それはマラソンの高橋尚子!!
走る前にLOVE2000を聞いてたってんだろ!
今言ってんのは「ノルウェイ」の直子!!
尚子の最近のファッションはちと痛い。
もう少し悲壮感が足りないと思う。
やはりユニフォームの時が一番だなとおもう今日この頃。
39 :
吾輩は名無しである:2001/01/07(日) 20:58
>37
突っ込みがなっとらん
40 :
sage:2001/01/07(日) 21:08
>30
それはQだ!!
41 :
>24:2001/01/07(日) 23:46
直子→綾波、みどり→アスカにリンクする。
と言うことで、直子派。
42 :
吾輩は名無しである:2001/01/08(月) 22:41
>41
ははは。なんとなく同意。
でもみどり派。
43 :
名無しさん@1周年:2001/01/08(月) 22:59
はっきり言って、この小説の主人公って、全然パッとしない奴じゃん。
何のとりえもない、のび太みたいな奴。こんな奴が自意識過剰なんで
気持ち悪いことこの上ない。すごい奴が自意識過剰でも許せるけどね。
逆に言うと、こんなしょうもない奴でも、プライドを持っていることが
わかったけどね。こんな奴に共感してたら、人間腐るよな。
44 :
名無しのオプ:2001/01/08(月) 23:07
ノルウェイの森=ビートルズ=村上春樹 つまらなくなるのは
当たり前。
なんだ、あの「風の歌を聴け」という読み物は!
あれもビーチ・ボーイズが登場したけど、この春樹っていうのは
ズレテル男だよな。いわゆるJAZZ世代で今は50年代か?
笑わせるぜ!
45 :
吾輩は名無しである:2001/01/09(火) 02:44
>44
まあまあ。
そう言う君は何者なんだ
>41、42
そんでもって、僕→シンジってとこ?
>>44 おまえ半信半疑だろ。あのいっつも見当違いにむかむかしてる奴(わら
47 :
>43:2001/01/09(火) 23:49
>はっきり言って、この小説の主人公って、全然パッとしない奴じゃん。
だからこそ、共感するんじゃないの?
スーパーマンみたいな奴に共感する奴なんていないしね。
48 :
吾輩は名無しである:2001/01/10(水) 03:46
>>8 あのレイコさんは直子の『残存記憶』なのではないでしょうか?
レイコさんと直子は服を共有できるほど背格好が似て居ます。
物語上、存在の交換ができる存在なのでは?
この物語を内閉からの回復の物語として考えるなら、
内閉世界を代表するのが直子で
外の世界を代表するのが緑です。
主人公は結局、緑を選ぶわけで=内閉からの外の世界への回復ということで。
最後に内閉世界を代表してやさしく送り出してくれたのでは?
49 :
8です:2001/01/10(水) 04:18
>48
なるほど、納得です…。
目から鱗が落ちるような思い。
僕も質問。最後の緑の「あなた今どこにいるの?」という問いに
「僕はどこにいるのだ?」と自問してしまうあのラストは結局何を意味
してるの?主人公は救われたの?
51 :
ようするに……:2001/01/10(水) 09:03
>>50 主人公がアルツハイマー病にかかりはじめているという悲しいラストなのですよ(へへへ
52 :
考える名無しさん:2001/01/10(水) 09:12
53 :
俗にいう5流です:2001/01/10(水) 12:10
>>50 意味なんてないよ、どうせ、みどりのパンティへの射精の最短距離を
考えてたんだろう。
54 :
吾輩は名無しである:2001/01/10(水) 12:14
結局何も解決しないところが大嫌い。
文体もあまりに技巧的で装飾的な修辞句を多用しているのが嫌い。
さらになにがいやって、わかってるつもりで何もわかってない
優等生気取りの人間が、「ノルウェイの森が嫌い」といったら人間の
クズのような侮蔑の表情を浮かべるのが嫌い。
あ、これはノルウェイの森というより村上春樹読者の責任かな(^_^;)
でも、村上春樹の愛読者って↑見たいなタイプが多いと思う(経験上)。
55 :
別スレの583:2001/01/10(水) 12:20
>54
そうそう。同意。
でも、そんな読者がいるの?ばかだね。
56 :
吾輩は名無しである:2001/01/10(水) 15:10
村上信者は自分を表に出してこないが、
他を罵倒することもない。その点でやり辛と言えるわな。
他に対して無関心なんだろう。叩かれても動じない。
まあ、ヒトに害を及ぼさないと言う点では高尚だとは思うよ。
>54
君は心に余裕がないのかな?
もっと己に対して自信をもって良いと思うよ。
57 :
吾輩は名無しである:2001/01/10(水) 18:53
直子、小学生の頃からお父さんについて山歩きしてたもんね。
それも結構きつい山。
マラソンでメダルなんてすごいよ。
さすがハルキから生まれた女だよ。
58 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/01/10(水) 22:16
銅製の卵焼き器を買ってしまったのでage
60 :
吾輩は名無しである:2001/01/10(水) 22:47
>50
>僕も質問。最後の緑の「あなた今どこにいるの?」という問いに
>「僕はどこにいるのだ?」と自問してしまうあのラストは結局何を意味
>してるの?主人公は救われたの?
それを想像するのが読後の楽しみってやつです。
61 :
吾輩は名無しである:2001/01/10(水) 23:42
>>50 何か大切なものを追い求めて、さまよって、結局全ては失われたまま、
というのが聖杯伝説。村上春樹の作品にはそういう傾向が強い。
「ねじまき鳥クロニクル第二章」までだった、と本人はいっております
62 :
吾輩は名無しである:2001/01/10(水) 23:56
緑の父親がキュウリを食べるシーン、あれだけで結構好きだが。
あの時代にああゆう売れ方をしたのが今なおいっそう批判されてるだけ
で割と丁寧な初期佳作だ。「雨の中の芝生、、、」違う、なんだっけ。
「ノルウェイの森」の前につけられるはずだった題名。
「野井戸」とかだったら、売れずに、そしてそのわりに
高く評価されたかもね。
63 :
吾輩は名無しである:2001/01/11(木) 01:51
題目は短編の「蛍」のままで良かったんだよ
>56
な〜んとなく言いたいこと解かる。
64 :
husahusa:2001/01/11(木) 02:05
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ@`@`・Д・彡 < あのころの「僕」は若かった。
〜ミ___ 彡 \スプートニクではずいぶんおっさんになったね。
65 :
>62:2001/01/11(木) 02:44
>あの時代にああゆう売れ方
えっ、これどういう意味ですか。
寡聞にしてわかりません。
できたら教えてください。
62じゃないからようわからんけど、
バブル期にファッション的な売れ方しちゃったってことかな?
>>65は若いのか?いやあとにかくあの時代は熱かったよ。
みんなムラカミムラカミで。武道館は満員だったさ。
68 :
吾輩は名無しである:2001/01/11(木) 15:58
へえーそんなに凄かったんだ。
69 :
65です:2001/01/11(木) 19:25
>>66 なるほど。本の初回刷りとかみてもバブル期の本の
ようですね。わかりました。ありがとう。
>>67 いや、あまり若くないです。当年とって21歳。
恥ずかしながら、この歳で春樹にはまりつつあったもので
あまり、作品が売れた背景とか、当時の様子がわからなかったのです。
>武道館は満員だったさ。
えっ、村上さんが武道館借り切って何かイベントでもしたのですか?
70 :
吾輩は名無しである:2001/01/11(木) 21:54
21歳って若いってことよ。
武道館は冗談だけど、まあ暫くは書籍の売上1を記録して話題に
なっていた。めったに本なんか読まない友人がポルノ小説として
勧めてくれた(あの時代はまだヘアヌードなんてなかった時代)
最近で言うなら渡辺淳一の「失楽園」みたいな売れ方かな。まあ質的には
もうちょっとマシなんだろうけど。
72 :
吾輩は名無しである:2001/01/12(金) 09:19
電通文学、新井満よりはまし。
だから、一定の売上げは確保。
その中で、スマッシュヒットが『ノルウェイ』。
翻訳は上手なんだろう。翻訳本のなかでは
『心臓を貫かれて』がおすすめ。
73 :
吾輩は名無しである:2001/01/12(金) 10:49
>>67 自分も21なんですが消防だった当時を振り返ると、
村上春樹よりも吉本ばななの方がもっと凄い人気だったようなイメージがあるんですが。
なんか春樹は「ノルウェイの森」しか印象にないけど、
ばななは出す本全てベストセラーみたいな気がしたんですが。
74 :
シビレッチョ!!:2001/01/12(金) 21:25
>62
>バブル期にファッション的な売れ方しちゃったってことかな?
…中野翠が「赤と緑のクリスマスカラーだから売れた」とか書いてた。
(平積みにすれば華やかで、女の子ウケが良かったっけなあ。)
75 :
吾輩は名無しである:2001/01/12(金) 23:27
村上龍が吉本バナナは、技術だけで書いている。その技術は圧倒的だ。
と何かの本で書いていました。そういった意味で、春樹とばななは、似たところがあるかもしれない。
龍は、直感だけで書いているのかもしれない。
瑣末な情報:
「でも、精神病院って、ほんとに、こんなところなんですか?」
「そうね……。それは少し、理想的に書かれてるような気がするわ。
作者が、こうあって欲しいっていう、願望じゃないかしら?」
「そう。やっぱりね」
(貴志祐介『十三番目の人格ISOLA』)
『ノルウェイの森』では、いろんなものが届かないままで終わる。
冒頭の飛行機のエピソードも、それだけでぶっつりと途切れて、
あとは残響のような過去が語られる。死者への思いはもちろん
届かないし、生きているものも繋ぎとめられない。しかも緑への
電話まで届かないまま終わる。残存記憶の物語とでも言おうか。
それが、『スプートニクの恋人』になると、こうなる:
僕は横になったまま、沈黙を続ける電話機をいつまでも眺めて
いる。
でもあるとき電話のベルが鳴り出す。僕の目の前で本当に鳴り
出したのだ。それは現実の世界の空気を震わせている。ぼくは
すぐに受話器を取った。
「もしもし」
「ねぇ帰ってきたのよ」とすみれは言った。とてもクールに。
とてもリアルに。
これはもちろん、残存記憶(『世界の終わり…』や羊3部作は、
もちろん《記憶》を扱っていたが)の浮遊する悲しみから、現実
への回帰と読むことはできるし、それが『アンダーグラウンド』
以降の春樹の読み方としては普通なのだろう。
ただ、この「帰ってくる」というところに、春樹の弱さがある。
と思うんだが、詳しく考えると面倒なので考えないでおこう。
78 :
吾輩は名無しである:2001/01/12(金) 23:53
考えろ
しかし69は「武道館は満員だったさ。」程度の比喩もわからずに春樹を読んでるのか(クス
80 :
吾輩は名無しである:2001/01/13(土) 03:17
↑
低脳煽り
81 :
実習生さん:2001/01/13(土) 14:30
>79
69は若く、自分は最近村上に嵌りつつあるって言ってるじゃない。
しっかりして。
82 :
実習生さん:2001/01/13(土) 14:35
>75
龍は腕力で書いてるの。
83 :
吾輩は名無しである:2001/01/13(土) 18:46
羽田元首相と区別つかんな
>77
aikawarazudana.
>83
ほんとだね! いやあ、これですっきりした感じ。誰かに似ているん
だけどなあと、ずっと気になって仕方がなかったんだ。
名前も誰かに似ていると思って、ずっと居心地が悪かったんだけど、
この前のオリンピックで柔道を見ていたら、解説者に上村春樹が出て
いて、これだったかあと、すっきりした。
これで2度目のすっきり。村上春樹のことで居心地の悪い思いをする
ことはもうこれでなくなったよ。
86 :
>81さん:2001/01/13(土) 22:17
79みたいなアホに付き合うだけ時間の無駄ですよん。
>>82 龍に腕力ないよ。薬やって、美味いものたらふく食って、あの体見てみろよ。
あれだったら、俺でも勝てそうなきがするよ。
88 :
匿名希望さん:2001/01/14(日) 16:31
俳優にも村上春樹っていなかった?>85
89 :
吾輩は名無しである:2001/01/14(日) 23:42
そういやぁ春樹は体鍛えてるんだったな
強いのかな
90 :
吾輩は名無しである:2001/01/15(月) 11:16
>>65 >>74 出版社の売り方がうまくて、純文学としては異例な
赤と緑の奇抜な装丁、「恋愛小説!」とキャッチコピー、
新聞記事下広告も派手に出したから、それまで春樹なんて
読まなかった女の子らまで飛びついて、大ベストセラーに
なっちまったそうな。
異常な売れ方に一番当惑したのは、作者だったんだとさ。
村上は、自分の書いた小説は読み返さない作家で、
走るのが趣味で、ボストンマラソンとか走ってるんだと。
91 :
実習生さん:2001/01/15(月) 12:11
赤と緑の装丁って春樹自信の案って聞いたけど、どうだったかしら?
92 :
吾輩は名無しである:2001/01/15(月) 12:26
>>91 僕も春樹は本の装丁にはにはうるさいと聞いたことがある。
93 :
名無しさん@1周年:2001/01/15(月) 12:32
装丁もかもしれないけども、中身で売れたんだよね、結局は。
読んでつまんなかったら尻つぼみじゃん?
恋愛小説、だよね、ほんと!
94 :
名無しさん@1周年:2001/01/15(月) 12:37
装丁もかもしんないけど、結局は中身で売れたんじゃん?
読んでつまんなかったら尻つぼみだよ、とーぜん。
恋愛小説、だもんな、ほんとに。
身につまされるみたいに読んだね。だけど、
友達は全然違う読み方してて、驚いた。
いいかも、千人いりゃ千通りの読み方があって。
95 :
名無しさん@1周年:2001/01/15(月) 13:14
93=94=95 です。
すんません、慣れないもんで、途中で押しちまったい。
96 :
名無しさん@1周年:2001/01/15(月) 15:01
まだ読まない人が買うっていうのに
「オモシロイから売れる」ってどうよ?
97 :
限りなく透明に近いオマンコ:2001/01/15(月) 15:26
俺もそうだが、10代の頃ってわざとアンニュイな自分を
演じたくなるもんなんだよ。村上春樹の作品はそういう奴には
ぴったりなんだよ。
98 :
HG名無しさん:2001/01/15(月) 20:04
>97
(笑)
確かに同い年の奴から「風の歌」最近読んで感動した、
なんて話を聞くとつらくなる。
でもセンチメンタリズムは、「ピンボール」が
ピークで、「ねじまき鳥」3章からは姿を消したはず.
俺は村上春樹の変遷が自体が面白いと思う。
99 :
実習生さん:2001/01/16(火) 02:18
言えてる。次がどう来るかだよね。
100 :
吾輩は名無しである:2001/01/16(火) 11:19
ハルキに次はないんじゃないの?
アンダーグラウンド(ノンフィク)でこけて、スプートニク(フィクション)で
またこけて・・・。
後は翻訳とイロハガルタ系のお遊び路線では。
むかーし、朝日新聞のインタビューに
「都市に生活する人の童話を書きたい」みたいなことが載ってて。
羊を書き上げたあたりだったと思うけど、思わず瞑目した記憶がある。
んなこと言ってるようじゃ、もう終わってるじゃん、て思って。
101 :
吾輩は名無しである:2001/01/16(火) 13:06
村上春樹は常に自分の興味のままに
動いてるだけだから別にいいんじゃないの。
確かに「スプートニク」でああ、もう小説自体から離れるのかな、
この人は。と思ったけど。
102 :
名無しさん@1周年:2001/01/16(火) 14:37
大きな仕事してほしいけど。
もうちょっと、変われないもんかねえ。
翻訳業に専念してもらった方がいいかも。
103 :
吾輩は名無しである:2001/01/16(火) 18:41
武道館て何? 私もわかんないです。
104 :
吾輩は名無しである:2001/01/16(火) 19:02
>103
あの当時の人気はまるでグレイ(笑)。
存在が恵比寿ガーデンプレイス。
トレンディーに武装されたファッショナブル小説。
だったってこと。
かわいそうに。ネタバレ自分でやらされて…
>武道館て何? 私もわかんないです。
はいはい、書いた本人が責任もって説明します。
「武道館が満員」というのは、いわば成功した人間のメタファとして
使ったのです。今の若い人たちには分からないかもしれませんが(まあ
俺もけっこう若いんだけど)かつて武道館でライブをやるというのは
ミュージシャンたちの最高の夢でした。かつての武道館というのは
今みたいに気軽にライブを行えるようなところではなかった。というより
ロックコンサートはあそこでは行われなかったのです。その常識を一番
はじめに打ち砕いたのが、あのビートルズです。それ以来武道館というのは
全てのミュージシャンたちの聖地になったのです。ビートルズ以来、初めて
日本人でその常識を破ったのが矢沢永吉で、それは今でも伝説になっていると
聞きます。そういった類の意味をこめて、あのメタファを使いました。以上。
107 :
吾輩は名無しである:2001/01/18(木) 21:19
ビートルズブームにのって再評価なるか。
「村上春樹さん、今、あなたどこにいるの?」
どこにいっちゃうんでしょうか。小説書かないの。
108 :
吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 00:13
ハルキ自身はビートルズは嫌いだったのでは?
109 :
吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 02:29
>>13 >恐らくそれは「死」との対比として用いられているのであろうが、
>その対比ばかり強調されて、それらの同一性が無視されている気がする
ハウアぁ!ちゃんとよんだかね?
珍しく作者がストレートに言いたいことを書いてるぞ。
死はその対極としてでなく・・・
110 :
吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 02:33
>>44 あれが村上春樹の一番いいやつだろおい・・・
文体とかが一番充実してるのがノルウェイの森だと思う
111 :
吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 02:43
ちっとも心に残らなかったので
褒めている人の気持ちがわからないまま。
緻密に読み込まねばわからない作品なんでしょうか。
感性の違いなのだとしたらきっとずっと理解できないままだな。
ちなみに中学生の時に読んだ。
112 :
>111:2001/01/19(金) 05:56
読む時期にもよると思います。
それから、自己の境遇とか。
人生順風満帆、いけいけドンドン、って人が
ノルウェイ読んでも共感できないだろうし。
113 :
>85:2001/01/19(金) 06:58
川本三郎ってのは?
おそいレスですいません。
114 :
吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 14:11
115 :
吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 15:30
116 :
吾輩は名無しである :2001/01/19(金) 16:05
アメリカで客員教授やるくらいなら、日本でやってくれるといいのに
117 :
吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 16:30
英語版で読み直してみます
118 :
吾輩は名無しである:2001/01/21(日) 05:15
村上はさんまの弟子なんでしょ?
119 :
吾輩は名無しである:2001/01/21(日) 05:21
ノルウェーの森読んだけど、俺自身は非常に良かったと思うぞ。
まず主人公だってなかなかいい味出してるじゃないか?
俺はいま大学生だけど十分感情移入出来たのだが?
あと精神病の友人が俺にもいるが、けっこう直子みたいな感じだ。
普段はふつうなんだな。全然変わりない。
たまにクスリ飲んでると目がボーとしているが。
それよりも村上春樹の小説はノルウェーと
国境の・・・しかいい作品がないのが問題だ。
あとは支離滅裂で読む気になれんかった・・・。
120 :
吾輩は名無しである:2001/01/21(日) 05:24
違うよ。山田詠美の奴隷だよ。
121 :
吾輩は名無しである:2001/01/25(木) 19:38
age
122 :
吾輩は名無しである:2001/02/04(日) 07:09
村上春樹の小説は本人も言っているけど「一人っ子文学」なんだよね。
この小説もそういう意味で読むと非常に良く分る。
出だしが「ノルゥエイの森」を聞いて気分が悪くなるというところから始
まっているので、緑ともその後別れてしまっているのだろう。
もし緑と幸せに暮らしているのなら「気分が悪くなる」ってことは考えに
くいもんな、普通に考えたら。
ところで「一人っ子文学」っていうのはなんなんでしょうか?
単純に言って物理的に一人っ子にしか理解できないとかそういうメンタ
リティーというわけではないだろう。
簡単に解釈すると「他人と血のつながりによってもたらされるような濃い
人間関係を嫌う」ということなんだろう。
そういうのが理解できないと「ノルウェイの森」どころか村上春樹の小説
自体まったく理解できないということになってしまうだろう。
人生が上手く行っている人間には理解できないとかそういうのとは関係
ないような気がする。
人生が上手く行くというのは「経済活動は上手く行っている」ということと
密接に関係があり、人間関係が上手く行くかどうかとは直接は関係のな
い話だからだ。
関係あるだろ。
124 :
吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 22:36
「ノルウェイ」を読んでいるところを
サークルの連中に見られてしまった。
彼らは僕をどう思っているのだろう。
125 :
吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 22:55
春樹の周りでは実際に自殺、事故死者多数だからね。
緑が奥さんなら、彼女にも理解されない苦しみじゃないのだろうか?
春樹一人旅好きだしね。
その時代に多すぎるくらいの死を味わいました、あの時代はもう帰っては来ない。
126 :
吾輩は名無しである:
>125
身内が自殺したの?