埴谷雄高

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1吾輩は名無しである
伯父の形見で「死霊」って作品の初版本もらって只今読んでるんですが、
すごいですね。この本。
詳しい方この人について語ってください。
(自分は金ためて全集読破目標にします)
2名無しさん@1周年:2001/01/02(火) 03:40
中級または下層の女子員労働者向けのファッション便覧に
吉本隆明がコムデギャルソンを着てでたら
ぶったくり商品がどうのこうのといって難癖をつけた
3吾輩は名無しである:2001/01/02(火) 05:19
――セリフが鍵括弧ではなく、このような線で書かれてるのが格好よいですね
――三輪君、それは一つの観念です・・・・・・!
4大人のななしさん:2001/01/02(火) 05:27
厨房の頃「はにやおだか」って読んでいた。
5吾輩は名無しである:2001/01/02(火) 10:46
「死霊」は読んだことないし、読んでもオレには意味わからん
だろうけど、対談集(誰と対談してたかは忘れた)なら読んだ
ことあるよ。なんか病気自慢してたような記憶があるなあ。
むかしNHKでこの人の特集やってたのを池田なんとかという
哲学者の女性が本に書いてたんだけど、「なぜ骸骨の目が光る?」
とか言って番組のセットに文句つけてたよ。
6 :2001/01/02(火) 16:38
植木等そっくり。
7吾輩は名無しである:2001/01/02(火) 19:08
死霊は途中からダレてきますな。
でも、死霊は面白いことは面白い。

実生活での奥さんへの仕打ちはどうかなぁ〜って思うけれどね。

8吾輩は名無しである:2001/01/02(火) 21:38
全集、高すぎ。装丁に金かけすぎでは?
9吾輩は名無しである:2001/01/03(水) 00:00
蟹江敬三の声で読もう
10吾輩は名無しである:2001/01/03(水) 06:10
――僕は中世の暗黒について話しているのです。
――ちょっ、おれはてっきり2ちゃんねるのことかと思っていたよ。
11吾輩は名無しである:2001/01/05(金) 21:05
この人の本名は、般若 豊。
『死霊』読んでみたいけど、文庫化してくれないとつらい。
講談社文芸文庫に期待。
12吾輩は名無しである:2001/01/05(金) 21:09
たしか、どこの企画だが忘れたが
戦後文学の最高峰を決める批評家の投票で
1位になってましたよね。
13吾輩は名無しである:2001/01/05(金) 22:24
立花隆との対論読んで予想以上に面白かったんだけど、
「死霊」って読むべきでしょうか?
すごく強靭な思考をもってる人ですよね。
14吾輩は名無しである:2001/01/06(土) 00:04
>>11
本人は自分の著作を絶対文庫化させなかったそうですから、
おそらくこれからもされないんじゃないでしょうか。残念ながら・・・

俺は「死霊」が入っている文学全集を古本で100円で買ってきて、
読んでいるところですが、途中までしか入っていません。
というわけで、大枚はたいて全集買うつもりです。
15大人のななしさん:2001/01/06(土) 11:09
>14
どうせ途中までです。
もう少し長生きして欲しかった。age
16吾輩は名無しである:2001/01/07(日) 15:35
bolで全集の3巻(『死霊』全)を注文しちゃった。このスレ見て。
一冊9000円以上するなんて…と思ったけど、自分への21世紀祝い(?)としてけち臭く納得。
17吾輩は名無しである:2001/01/07(日) 22:24
>16
おいらも注文したでげす。まあ、ゲーム1本買ったと思えば安い。
しかも並みのゲームなんかより、長く読みつづけることができるかもしれないし。
と思って、自分をごまかす。
18吾輩は名無しである:2001/01/07(日) 23:05
澁澤は「死霊」はSFとして読むべきと言ってるよね。
難解な思想なんかを求めたら、たちまち、氏の論理は破綻する、
みたいなことも言ってる。
19吾輩は名無しである:2001/01/08(月) 11:38
確かにね〜。
「死霊」は雰囲気が「ドグラマグラ」に似てるよん。
・・・と思ったのは私だけ?

平凡社から出てる、埴谷の周辺へのインタビュー集の
「奇抜の人」も結構、一昨年くらいに話題になりましたな。
背景が分かって面白いです。或いは幻滅(W

初期の安部公房(「終わりし道の標に」など)とも、
主題に関しては通底してる気がしなくもないです。
近代文学同人だったから当然かな。
20散歩中:2001/01/09(火) 03:22
>13
『死霊』・・・
「読むべき」かどうかはわからんけど、
面白いよ、とにかく。それは確か。
21吾輩は名無しである:2001/01/09(火) 17:13
三輪与志、ってどう読むの? みわよし、でいいの?
22吾輩は名無しである:2001/01/09(火) 19:49
「死霊」は滑稽小説としても読めるよ。
テンション高すぎで、笑いがこみ上げてくる。
長い長い会話文もね。あっは、ぷふい。

23吾輩は名無しである:2001/01/09(火) 21:11
>>21

「よし」が正解です。
あの名前はひっかかリますね。
それ以外の家族は「廣志=ひろし」、「高志=たかし」なのにね。

>>22

激しく同意。
「あっは」、「ぷふい」は、
ドイツ語のそれとは違う意味で使ってるんですよね。
首猛夫はキャラ立ちしてる、かなり。
24吾輩は名無しである:2001/01/10(水) 16:57
昨夜9章の頭読んでて、笑っちゃって寝つけなくなりました。
25吾輩は名無しである:2001/01/29(月) 23:33
今日注文していた全集3巻届きました。
で、旧字体ということと、
タイトルは「しれい」だということを初めて知りました。。。鬱だ...
26吾輩は名無しである:2001/01/30(火) 00:03
短編の『虚空』だけ読んだことある。
作品の筋と同じに、何かすごいものが自分を通り過ぎていった
という印象だった。
27吾輩は名無しである:2001/01/30(火) 01:49
みなさま。とっくにご存知なんでしょうけど、雄高ちゃんの
「不合理ゆえに我信ず」も読まないとダメダメよ〜ん!
「死霊」に出てくる基本的な観念は「不合理」ですでに出て
きてるんだわさ。
自同律の不快!雄高ちゃんの言語選択のセンスってあたし好み
なのよねん。癲狂院!入りたいわ〜ん!っていうか〜、もうそ
この患者なのん!
28吾輩は名無しである:2001/01/30(火) 01:53
子供が欲しくないんなら避妊しろよ
29匿名希望さん:2001/01/31(水) 02:42
僕、高校生なんですけど、図書館で「死霊」(全集の内のヤツ)
借りてきて読んでかなり衝撃受けました。
すげえ・・・このテンション・・・。
「死霊・断章」ってのはどうなんでしょうか?いいの?
30吾輩は名無しである:2001/02/01(木) 02:54
あげ
31吾輩は名無しである:2001/02/01(木) 07:13
三輪高志=エゴイストっていうか理想主義者!「理想を現実化
しようとすると、そこには抑圧が生まれる」って誰かがどこか
に書いてたけど、だから夢魔に取り憑かれちゃうのよね〜ん!

三輪与志=虚体!自同律の不快!お兄ちゃんに対するアンチテ
ーゼかもねん!ブッダに対峙する大雄ってことねっ!

首猛夫=この人がいっちゃん2ちゃんねる的っ!ピカレスクだ
わん!

矢場徹吾=確信犯の失語症だわね!でも、あたしはこの子が1
番好きっ!与志たんもカッコイイんだけど、テっちゃんのほう
が硬派なストイシズムを感じさせるわ〜ん!

「死霊」のキャストは『名は体を表す』そのまんまなのよねん!
しかも、この4人は実は異母兄弟なのをみなさんご存じ?!
X軸Y軸のそれぞれの端っこに位置してるらしいわよ〜ん!
32吾輩は名無しである:2001/02/01(木) 16:33
埴谷は駄目
33ギコフッサールさんは:2001/02/02(金) 04:29
死霊以外なら何がいいっすか?
34吾輩は名無しである:2001/02/06(火) 17:25
age
首猛夫、こいつおもろすぎ。
35吾輩は名無しである2:2001/02/06(火) 19:16
評論や対談はずらずら多いが、小説は少ない。
死霊意外に長編小説があるのかなあ?
『虚空』『闇の中の黒い馬』くらいか。
36ロープシン:2001/02/13(火) 02:27
吉祥寺に住んでいるのを知って会いに行こうかと思ったが、
好きな作家とは会わない方が良いと思い行かなかった。
しばらくして、亡くなられたのを知った。

「死霊」は黒川建吉がすきですね、キリーロフ?
全集の中の「影絵の世界」も面白いです。南多摩刑務所のエピソード。
37吾輩は名無しである:2001/02/13(火) 11:55
埴谷雄高
ってなんて読むの?
38吾輩は名無しである :2001/02/13(火) 13:11
>37
「あかがわじろう」
39吾輩は名無しである:2001/02/13(火) 13:54
>>38
ごめん。ほんとに読めないからマジレス希望(笑
頼みます。
40吾輩は名無しである:2001/02/13(火) 14:11
>39
「はにやゆたか」
マジレスです、38はスマソ
4137=39:2001/02/13(火) 15:28
>>40
おー、ありがと。
42吾輩は名無しである:2001/02/14(水) 03:20
>>37-41
おもろい。
43名無しのオプ:2001/02/15(木) 11:07
「自分とは自分でない自分へなり行くところの自分」
と、言うセリフ(曖昧です。そんな感じ)はこの人のセリフですか?
中学のときにちょっと見た記憶が。文学詳しくないんでどなたかよろしくです。
44Miss名無しさん:2001/02/15(木) 11:31
>43
それってリンカーン(米16代大統領)の言った言葉だろうが。
45吾輩は名無しである:2001/02/15(木) 11:35
ケネディーぢゃなかった?
46吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 11:11
どこかで本人が話していたのだが、「死霊」の登場人物は
SAD,BAD,MAD,GLADの四つを現しているらしい。
誰がどれに当て嵌まるか、考えてみるの面白いでしょう。
47吾輩は名無しである:2001/02/21(水) 10:14
どうやら四年目の命日だったらしいですね。
この気にNHKのETV特集を再放送してくれればいいのに…と毎年思う。
48アンドロメダ忌?:2001/02/21(水) 20:37
アテネフランセでイベントあったんですね。
ビデオ上映? 行かれた方いません?
49名無しさん@1周年:2001/02/21(水) 21:35
50吾輩は名無しである:2001/02/22(木) 02:38
ここに書きこんでいる人の年齢、性別、職業を知りたいなー
一体どんな人が埴谷雄高を読んでいるんだろう、っておもう。
私は父の影響で読み始めた。読み始めてもう6、7年経つけど、未だに
読みきれない。もっと簡単に書いてあったらなあ、と思う
(でもそれじゃあ意味ないのも分かってるけど)
ETVと、父の解説で大まかなあらすじを知っていて、
面白いとは思います。
うまくいえないけど、なんか一人で震えちゃいます。
同年代で埴谷雄高読んでいる人なんていないので(簡単に手に入らないからでしょうねえ)
51吾輩は名無しである:2001/02/22(木) 02:42
50です
自分は何者かあかしてなかった…
23歳。女。国文学生。
父は高卒ですが、吉本隆明が好きで、
田舎から上京した時、会いに行ったことがあるらしい。
埴谷と会ったかどうかは不明。
52名盤さん:2001/02/22(木) 08:48
定時制高校通いの18歳男子
去年の秋頃に図書館で借りて、2週間くらいかけてなんとか読み倒しまちた
意味が判るのかと聞かれたら困るけど、すごいとは思ったっす
53吾輩は名無しである:2001/02/22(木) 13:08
26歳っす。知ってる人が見たら、俺が誰かばれそう...今無職。
意味は多分分かっているつもりです。各章ごとに分けて考えた方が、
分かりやすいかもしれません。9章はさすがに急仕上げの感を否めませんが...
ただ章を重ねるごとに、段々同様の表現を繰り返しているのが、
老いの繰言めいていてわらえます。
俺も自分の想念にずっと苦しめられているので(^^;思想的に共感できます。
それが良いのかどうか分かりませんが、、、ではさようなら。
54名無しさん@_@:2001/02/22(木) 17:55
なんか般若って坊さんみたいだ。僕は坊さんです。
55吾輩は名無しである:2001/02/26(月) 00:03
アテネフランセでのビデオ上映会いった方居ましたら内容教えてください。
56提供:名無しさん:2001/02/26(月) 00:38
22歳女性、国文学専攻。
彼の死を知ったのは、亡くなった日の夜、東京から大阪に向かう新幹線の中。
高校生の時から読んでますが、未だに埴谷の世界から抜けきれません。
トラウマでしょうか。
57吾輩は名無しである:2001/02/26(月) 00:45
>>55
その下の階で、授業を受けていましたが、上の声は全然聞こえません
でした。たまにあるんだけどな、変な音楽が聞こえたり。
58??y?????????:2001/02/26(月) 16:08
>46
確か、首猛夫が引用していたヴィヨンの詩ですよね。
sadが与志で、madが矢場で、gladが首、badが高志だったよーな。
それにしても「一日一悪」はいい。
見習いたい。
59吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 15:24
「死霊」よんでます。読了できるのかどうか不安です。
いや、それよりも読了することによって、あの世界から
本当に戻れなくなりそうで怖いんですけれど。
みなさんそういうことありませんでしたか?
60吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 18:15
いや、そうならないと思うけど。
終わりの方では、文章がほころんでくるし、
それとともに、当初のその世界独特の
緊張感も抜けてくるから。
情景描写に対する集中力がだんだん
なくなってくるような感じ?
61吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 00:28
「死霊」でさあ、
川をさかのぼって来てびしょ濡れになってるのにさあ、
体内から湧き出る情熱で服が乾いたとかいう描写には、
ちょっとガクッときたね。
「あの世界」から戻れなくなるということはないけど、
何となく「自同律の不快」を気にするようになるかもね。
62:2001/03/08(木) 14:34
「存在が意識を決定するのでなくて、
意識が存在を決定する、という『未知創出』の思索時代、
そういう新しい存在論の時代に入りつつある」

「けっきょく人間は
自分の中に光を持っている。
自分が光だから光がわかるわけだ。
人間が光と別のものなら、
光はわからないですよ」  
           −−−『生命・宇宙・人類』より
たとえ埴谷が嫌いな人でも、込められたメッセージは読み取って
くれるだろう。最後まで強靭かつ情熱的であった人の言葉。


             
63:2001/03/08(木) 22:35
(横レス)      <死霊の遺言>
 混乱は、定型の制約と「I」の撹乱が主因、気のせいではなく事実翻弄
されていた(「啄木」に概要)。対応に苛立って凶語混じった、一時バイ
ロンを混交してもいた、謝ります。

 作文は正念かと問われた、正念でないものは一語もない、「詩人」でも
「毒〜」スレでも。
 今までのマジレス全て、votre「内なるaube」へ向けての言葉です、
それ以外の場では意味をもたず、むしろ異様に見えるはずだ。

 もとより終始マジです。もしも狂気?に見えるとしたら、日常的では
ない埴谷的それ、生命ー宇宙ー人類的狂気、と解してもらいたい。
ならば、そうだ! と言う。
 生命は一度かぎりだから、時には必死に伝えるべきだと思う局面がある。
たとえ奇異に見えようとも、全てがバカバカしいと見なされようと、なお。

 意味不明に見えただろう一行リレの真行は(他は夾雑)、
光のありか>>62が 日常の次元ではない、ということを言いたかった。
生命は遥かな星雲とさえ連繋する、本質的に。(応答すれ違いでした)

 [War]を奔出させた本源へ、届けたいメッセージあり。
「冷めるな!醒めるな!褪めるな! aubeにおいて」

 そこから「先」はわからない。ご自身で見つけてください。
旅の途上で確かな光を見た、だから告げる。それが義務だと思った。
個人の感情の範疇ではない。真意が伝わることを祈るが、受け取り方は
無論ご自由です。ご迷惑かけました。 merci adieu
64吾輩は名無しである:2001/03/08(木) 22:50
age
65吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 19:22
今度図書館で借りてみるかな。
66吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 19:44
「死霊」は有給休暇を確保してから買おうと思ってます。
少し無理しないと読めなさそう。
67匿名希望さん:2001/03/19(月) 13:55
age
68吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 00:59
>>11
たしか、死後50年間は文庫化しないとの遺言だったハズ。

昔はまったよ。死霊。
「存在」を随分考えたものだったよ。
結局たったひとりで自己満足の革命をしたところで、世界は変わらない。
楽しく生きるのが一番でしょ。との答えに至って
現在無職ドキュンです。
「存在」を考え続けた二年間は無駄ではなかったと思うが、
下手に突き詰めて考えるくらいなら、文学遊びとしてSF的に読む方が良い。
マジに読むと人生転覆する。
69吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 16:07
 ご存命の頃、吉祥寺南町の自宅の前を行ったり来たりしたことがありました。
自宅の雰囲気たるや、埴谷の

70吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 17:14
>>69 どうしました?!
71吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 18:15
69さんではない通りがかりの者ですが、続けます、
作品を彷彿とさせるというか、なかなか雰囲気のあるお宅でした。
井の頭公園をよく散歩されていたようですが、残念ながら
お眼にかかる機会はありませんでした。
一度電話でお話したことがあります、仕事で。
いいお声でした、思想と同じに芯の通ったというか…。
72名無しさん@XEmacs:2001/03/25(日) 01:42
69さんでも71さんでも無いものですけど...

確かにいいお声でした。高校生の頃、今から考えるとずうずうしい限りですが
突然お電話してしまったことがあります。いきなりのそういう電話にも長々と
語りのシャワーを1時間も浴びせていただいてとてもためになりました。
そういえばご自分のことを「はにや・ゆーこー」って発音なさってましたね。
伊藤博文は「いとー・はくぶん」ってな発音でした。(あの年代では音読みする
のが癖なのかな?と思いましたけど。)
73吾輩は名無しである:2001/03/26(月) 13:43
1985年の春から夏まで続いたっていう埴谷×吉本論争について、
とくに埴谷が、吉本がan・anにコム・デ・ギャルソン着てる写真見て
噛み付いたあたりの詳細教えて下さい。その論争内容が収録されてる
本が手に入らなっくって困ってます。感想なんかでもなんでも歓迎。
よろしくお願いします。
74笠智衆:2001/03/26(月) 14:48
>>72
あーそーゆーところが、あるーかもーしれんー。
なー、さくらさんー。
寅はー、どーも落ちつかんでー。こまったーもんだー。
7572:2001/03/26(月) 19:45
>>74
そんな間延びした声じゃなかったよ。しゃっきりした声だった。
76我輩は名無しである:2001/03/26(月) 21:19
こらこら。
笠智衆先生は、間延びじゃないぞ。
禅の呼吸で、話す人なのだ。
77吾輩は名無しである:2001/03/27(火) 03:09
>>73
当時ゲート・ボールみたいな喧嘩だといってた人がいたよ。(p!
78吾輩は名無しである:2001/03/28(水) 02:34
>>73
愛読者なんてもんは そういうツラしてるだけ。
そのなことあったの?って黙りきめこんで
ポーズとるのがせいぜいなんだろ。
79青服萌え〜:2001/04/21(土) 22:31
―― 与志さんの虚体、です!
80吾輩は名無しである:2001/04/22(日) 22:00
お姿とお声を拝聴したければ、原一男の「全身小説家」を観ましょう。
病床の井上光晴に同じことを何度もくどくど言う
埴谷御大を目にすることが出来るでしょう。
葬式の際の小さなお姿が哀しかった…。
ちなみになんて言ってたか忘れてしまったんで、
観た人、教えて。
81吾輩は名無しである:2001/04/23(月) 19:52
age
8280ですけど:2001/04/24(火) 20:10
返事ないなー。
映画板で訊くべきだったかな?
83埴谷雄高:2001/04/25(水) 23:14
満たされぬ魂
それが事物の変化の
   原動力である
84吾輩は名無しである:2001/04/25(水) 23:37
小川国夫との対談「隠された無限」が面白かった。
85般若豊:2001/04/25(水) 23:45
超能力は人の首を切ってまた元に戻せますか、
そこまでいかないと超能力とはいえません。
86吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 00:13
>>85
良い引用だねえ! まさに埴谷雄高の面目躍如だよ。
立花隆との対談集だっけ?
87吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 01:53
埴谷雄高の小説とか、思想とかいうのは、
エセではないか、やはり。
冷戦終結、中国の勃興、日本の衰退という流れがかりに
必然として、そのことを言うことにどれだけの価値や
意味があろう。
状況に対して、具体的に物を言ってもらわないと困るのだ。
中ソ紛争を予測したとか、内ゲバの仲裁に入ったとかの
逸話もあるけれど、薄皮の感じがする。
「死霊」などは、人に読ませるという小説ではなく、
だれでもが書いてみたいような小説を代表して書いた、
という感想しか、今は持てない。

88吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 01:58
「虚空」なんて、あなた(埴谷的口調)、
ポーの、渦巻き小説の二番煎じですよ。
89吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 02:03
「死霊」もいいけど、この人の対談も面白いんだよなぁ。

『人間は「いかに」は答えられても、「なぜ」は答えられない。
しかし人類が「なぜ」を意識の中に入れたということはやはり、
満たされざる魂、自同律の不快があるということなんです。』
90吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 02:11
>>87
そりゃーそうだろ(藁
本人も「小説は非現実をさも本当のことらしく書くものなんですよ」言ってたし。
高橋和巳も指摘してたかな?
読者はその突拍子もない「妄想」を楽しむのさ。
あんな面白いものはそうそうないぜ。エンターテイメントさ。
91吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 02:17
「自分の思想はあの刑務所の中で止まってる」ってなにかで書いてなかった?
92吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 02:21
批判や疑問に堂々と対応する態度がえらい。
大江とえらい違いだ。
93吾輩は名無しである:2001/04/27(金) 02:53
埴谷雄高はやはり2流だと思う。
ドストエフスキーやポーなどの海外文学の影響を、
不完全に受容し、不完全にしか表現できなかった人だと思う。

どうだろう。
94吾輩は名無しである:2001/04/27(金) 02:56
大江はその点、最高の日本文学者だ。
というよりか、最高の日本小説家だ。

大江は、日本史上5指に入る作家と思う。

しかし、思想はお粗末。
この落差が小説家らしくていい。
95吾輩は名無しである:2001/04/27(金) 02:58
5指。
入るのは紫式部、夏目漱石、太宰治、かな。
96吾輩は名無しである:2001/04/27(金) 16:15
お、カキコがされとる。
埴谷は小説の数が少ないからねぇ。
俺は今まで二流とか一流とかそういうのは特に考えたことなかった。
「難解な妄想爺さん」てイメージが強い。
あえて言うなら「裏一流」かな(w
完成した「死霊」を読んでみたかった。
偉大な存在だったのは否定できんと思う。
大江のほうはそんなに読んでないからなんともいえんなー
俺には比較できんよ。ホンマに最高なのかい?
97はまむぎ:2001/04/28(土) 03:34
内容の優劣はつけがたいけれど、
文体についてであれば言える、埴谷のほうが圧倒的に格好いい。
だからどうだと言われればそれまでだが。

98吾輩は名無しである:2001/04/29(日) 12:21
―――だあだあだあ
99吾輩は名無しである:2001/04/29(日) 13:33
埴谷がおもしろいってのは別に何も言うまい。
良いじゃあないの、幸せならば。。
しかし、埴谷が優れてるっていうのには大いに疑問有り。
100名無し:2001/04/29(日) 14:01
精神のリレー
101奥さまは名無しさん:2001/04/29(日) 14:44
だから彼の小説はエログロナンセンスなんだって
102吾輩は名無しである:2001/04/29(日) 18:38
キリバンゲットだぜ! ってわけでage
103名無しのオプ:2001/04/30(月) 11:39
文体と言葉の選び方がいいね。
104吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 14:49
あァたね、キングコングが我々をむしって喰ったら我々は恨みますね?
これが誤謬の生存在です!
105三輪名無志:2001/05/04(金) 21:42
薔薇、屈辱、自同律、つづめて言えば、俺はこれだけ。
106吾輩は名無しである:2001/05/04(金) 21:51
自同率とは何か?
350字以内で説明しなさい
107自同律とは何か?:2001/05/04(金) 23:52
命題Aに対して〈A⇒A〉   ・・・12文字。
108不合理ゆえに吾信ず:2001/05/05(土) 00:45
私が<自同律の不快>と呼んでいたもの、
それをいまは語るべきか。
109吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 20:00
私は埴谷が大嫌いです。
この男は左翼貴族といってもいいと思う。
110吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 15:44
age
111吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 17:47
なにはさておき、あの精神の若さにはオドロキだったね。
80歳過ぎても、一番ぶっとんでたもんね。
稀にみる「少年性」だったと思う、感性的には。
思索が純一だったのもそのせいだな。良し悪しや
好き嫌いはおくとして、その点だけでも稀に見る存在だった。
112吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 23:53
age royo!
113吾輩は名無しである:2001/06/14(木) 05:19
age
114吾輩は名無しである:2001/06/14(木) 19:42
>>94
どうだろう。
虚構の中から1歩も出られないような思想を
一生かけて組上げようとして完成しなかった
(無論するわけがない)
…ということで風変わりな、お坊ちゃん
というイメージがあるけど。
思想構成力は一流だが
スタートとゴールが間違ってる気がする。
まるっきりお粗末だとは思わないよ、
良い頭の体操になる。

〉〉109
も少し詳しく聞かせて?
吉本隆明との往復書簡とか読んだなかでも
なにゆえ埴谷氏が作家として1本立ちせず
左翼・政治評論家としての立場に
こだわりつづけるのかがわからず、
妙に気になっていた。
115吾輩は名無しである:2001/06/15(金) 20:48
age
116114:2001/06/15(金) 23:16
おーい。
返事はないのかーい。
117吾輩は名無しである:2001/06/16(土) 00:21
>なにゆえ埴谷氏が作家として1本立ちせず

ライフ・ワークである「死霊」がいっこうに進捗しないからだろう。
政治評論に関しては食う為の“筆すさび”
対談なんかでも言明していることなんだが…
118114:2001/06/16(土) 10:11
>ライフ・ワークである「死霊」がいっこうに進捗しないからだろう。
>政治評論に関しては食う為の“筆すさび”
>対談なんかでも言明していることなんだが…

あー。なるほど。
でもなんか死ぬまで左翼だったことが
どうもひっかかるもんで。
潔くないというか。
内心ではどうなってるんだ?
と思う。
119吾輩は名無しである:2001/06/16(土) 14:14
俺『闇の中の黒い馬』しか読んだことない人間なんだけど
埴谷雄高って左翼なの?
あと80年代の埴谷、吉本論争ってなに?
120吾輩は名無しである:2001/06/17(日) 01:09
「死霊」死ぬまでには読んでみたい小説だ。
2〜3年前に埴谷に惹かれて対談本とか何冊か読んだ。
日本にこんなぶっ飛んだオッサンがいたことがうれしい。
やっぱ失業してる今読んどくべきか…
121吾輩は名無しである:2001/06/17(日) 01:29
>>120
ぜひ、お読みください。…なぁんて、
会社勤めながら読むと、ハマって色々狂ったりしますよ〜(脅し)
絶対読む価値あり、だと思いますので、
時間のある時に、どうぞ!…宣伝してどーする(^^;
122120:2001/06/17(日) 01:42
>>121
しかし金が…
無収入者には辛い。かといって図書館で借りるのもなんか悔しい。
あの黒い背表紙で本棚を飾りたい(笑
123吾輩は名無しである:2001/06/17(日) 01:47
晩年、ちょっとボケちゃったからなぁ。
やっぱ無理してでも60ぐらいで「死霊」は完成してほしかった。
124吾輩は名無しである:2001/06/17(日) 01:58
>>122
わかります、ズラッとね!
でもまあ、とりあえず図書館で間に合わせて、しっかり読んで
目一杯汚して、それからいずれ全巻揃えて
美本のまま子々孫々に遺す・・・これでいかが?(^^)V
125吾輩は名無しである:2001/06/17(日) 02:49
「死霊」全巻持ってる、チト自慢?
古本屋で買ったのもあるから
あまりキレイとはいえない。
126吾輩は名無しである:2001/06/17(日) 14:20
でも未完だから。
127吾輩は名無しである:2001/06/17(日) 14:24
未完でも全巻なの!…完結したら…コワい話じゃ。
むむ、しかし埴谷雄高ならやるかもしれん…
あの世から手ェ出して、こう〜チョコチョコっと書き足すとか…
う〜む、やりかねんなぁ。ある朝、完結してたりして…。
128120:2001/06/18(月) 07:50
>>124
「子孫に美本は残さず」(笑
やっぱ自分で買ったら自分で読みたいな。
>>125
古本屋?うらやましい。近くの古本屋回ってみようかな…
129吾輩は名無しである:2001/06/19(火) 16:03
古本で結構でてますよ、「死霊」
カタログとかにもよく載ってるし、ただ全巻は揃ってないかも。

それちょ、平凡社ライブラリーから「影絵の世界」が出てるみたいなんだけど、
これって文庫扱い?それとも新書?
130吾輩は名無しである:2001/06/19(火) 19:22
>>129
それホント? 同じく情報きぼ〜ん!
131吾輩は名無しである:2001/06/21(木) 18:01
>>130
どれのこと?
132吾輩は名無しである:2001/06/22(金) 02:48
「意識」もよいよ。

司令は後生まで。

緑青以降はやりすぎだと思われ。
133吾輩は名無しである:2001/06/22(金) 03:07
>>129
たぶん文庫扱いだろ。俺持ってるぞ。結構知らない人
いるみたいだから
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3ae1ee80a67b50101dbc?aid=&bibid=01463428&volno=0000
134130:2001/06/22(金) 03:15
>>133
早速のUP,感謝〜〜〜!!
135吾輩は名無しである:2001/06/27(水) 01:06
埴谷先生…ハァハァ
136 :2001/07/02(月) 07:21
agerunndoyo!
137吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 01:01
そういや吉本隆明好き(?)のページで埴谷をボロクソにけなしてたところがあったな。
「刑務所入って考え始めた時点でもう駄目」とか書いてたと思う。
138吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 01:16
死霊ってしりょう?しれい?
139吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 01:56
「全身小説家」の埴谷雄高、大らかな人柄が出てて良かったです。
金子光春の弟子かなんかが埴谷雄高に意見して、ぶち切れた金子に、「まあまあ」って力なくとめてたのに少しウケタ。映画自体はつまらなく感じたけれど
素の埴谷雄高がみれて嬉しかったのを覚えてます。ETV特集の「死霊〜」
NHK販売すごく高くてびっくり。もう一度蟹江さんのナレーションとあのセットの作りなんか見たい。勿論「あーたねえ、」から始る埴谷の独白も。。
14032歳の女性フアン:2001/07/04(水) 18:37
ETV再放送のときビデオにとりました。1回目見たとき、すごかったんで2回目
のときは、録画するっきゃないと思って。やる気なくしたとき、パワーもらうため、
見ることがあります。何度見てもいいです(全身小説家でもいい味出してましたけど)。
もちろん「死霊」も!
お別れ会、不思議なご縁に導かれて、行きました。誰かが、小さくなっちゃって
と書いていましたが、私は立派なご遺体だと思い、悲しみが消えました。
やっと自同律の不快から開放されたのかも知れない・・・
いつか、あの世でお会いしたいです。
合掌。
141吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 23:32
俺も埴谷雄高は大好きだが、あの世では会いたくない。
142吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 23:55
>>140
う、うらやまぴ〜〜っ! ビデオとったですか、
お別れ会逝ったですか、会はどうでもご遺体とお別れでけたですか、
なんという幸せなお人だ!!
きっとあの世で一緒に酒が飲めるにちがいない。うらやまぴ〜〜っ。
それにしても今宵の月を眺めれば、あの彼方にあるはずの
名も知らぬ星雲の真中あたりで、般若先生、今頃は精巧な望遠鏡で
地球を眺めつつ、2chの光波を盗視しつつ、傍らに異次元異星の美異性を
侍らせて、えもいわれぬ美酒なんぞをかっくらておられるのでは…、
などと妄想されてしまうのでありました。
だから…合掌はせんでおこう。
143吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 07:00
しれい
144吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 11:47
このスレ見てたら、無性に興味が湧いてきた。
なにから読むべきかご指導いただけませんでしょうか?
145吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 11:48
↑やっぱり『死霊』が代表作では。
全集の3巻を買うのが手っ取り早い。1万円くらいするし持ち歩ける大きさじゃないけど。
146吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 06:34
>>141
確かに・・・
埴谷が本当に好きならあの世で会いたいとは、
思わないだろうな。
147吾輩は文無しである:2001/07/07(土) 17:45

にゃんで?
148吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 00:59
豊、
妻の苦労を師ってくさい。。
149吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 01:10
↑それをゆうなら、豊ばかりじゃなくて
たいぎゃあの作家にゆわにゃならん。…檀一雄なんかどうすっかい、
太宰治も…漱石だって、三島だって、谷崎も・・・etc.etc.
150吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 11:42
>148
どんな苦労だったのですか?
151吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 06:53
誰か教えてくだされ
152吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 08:30
え〜と。たしか奥さん堕胎がたたって
子供ができない体に。
埴谷もわるいとは言っていたようだが。
人間だけにできるのが「自殺と
子供をつくらないこと」だってさ。
153吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 00:04
銀河とアンドロメダは銀河が15個分離れています。
ところが地球と月だと地球が23個分なんです!!
ということは僕の兄弟はアンドロメダにいる。
僕がアンドロメダの方を見るとき「X(エックス)埴谷」もこちらを見ているんですよ!!
154吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 00:06
もし我々がキングコングに食べられたらどう思います?
155吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 00:21
>>154
我々ということは君がどう思います?と訊ねてる人も我々に入っているのだね。
つまり「もし我々がキングコングに食べられたらどう思います? 」と聞いたときには
既に食べられているというわけだ。よってその問いは無意味だ。

ってこの理屈あってる?
156155:2001/07/11(水) 00:22
五面思いっきり間違ってるね。言ってきます
157X埴谷>154:2001/07/11(水) 00:27
>154
決まってるよぉ、アンドロメダ星雲軍を率いて、
食べられる前に救いに来るよお、まっかしときなって!
158吉本隆明:2001/07/11(水) 00:38
俺が贅沢しようと勝手だろゴラァ!!!
159吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 01:40
>154は、食べられた後のことを質問してるの?
もしそうならそれはどう思うこともできないでしょうね。
無になるそうですから。
お腹の中の死体は悔しがっているかもしれないですが・・・。

こちらが食べられるということは、Xも一緒に食べられてたりして。
じゃー、Xに何か起こったらこちらでも現象があるってことかな?

誰か教えて!
160吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 12:09
↑誰か教えてやってくれ。俺にはわからん。
161吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 18:17
>>159
それはキミ自身の混沌(カオス)ゆえに発生した疑問だから
>>155-156でキミがしたように、
自分で自分を見つめて、答えを見出しなさい。
他者からみれば、ただの迷妄、別の言葉で言えばドキュン。
162吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 23:41
死霊の第五章の発表がなんで文学的事件なの?
国語の総覧に載ってた。
163吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 22:06
名スレッド救助あげげ
164吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 22:52
久しぶりに発表したからでしょ、要するに。
165吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 23:50
そげなカルいもんとちゃう。
166吾輩は名無しである:2001/08/15(水) 02:46
>>164
そうでしょ、まさか続編が本当に出るとは
おおかた思ってなかった。
167吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 13:15
大体今の左翼政党は第9条を守ろうとばかり言ってるけど
僕はちがうと思うんです。まず第1条の改正をしなくちゃしょうがない。
憲法改正は絶対に必要です。
168吾輩は名無しである:01/08/30 17:16 ID:kcUCLl5c
あっは
169吾輩は名無しである:01/09/07 22:17
ぷふい!
170吾輩は名無しである:01/09/23 05:28
ちょっ!
171丸山 健三:01/09/24 15:24
 あのリンゴ・ヌードの麻田奈美(マンコをリンゴで隠していた)と、埴谷雄高大先生
文通していたってホント?
 もしかして・・・・・・・。
172はにまる:01/09/28 13:14
今日、会社の近所の古本屋で「薄明のなかの思想 ちくまぶっくす」
見つけました。埴谷さんに関する入門書的なものみたいですねぇ〜。
173芥川ファン:01/10/15 00:40
あげ
174吾輩は名無しである:01/10/15 19:43
なんか、二・三年前はけっこうブームだったのに、もうダメなのか?
175吾輩は名無しである:01/10/16 04:08
釣りでもやってる気分で、ひっかかるのを待ってます。
176吾輩は名無しである:01/10/16 04:23
高くて買えねえよ!死霊いくらすると思ってるんだ!?
177名無しさん:01/10/16 04:27
どこかで安く手に入らないかなぁ
178Ray.na ◆8bwLPiQ6 :01/10/16 04:30
 うちの実家にもあるよ、その本。そんなに面白いの?
特別高い感じがしないのは、古すぎるからかな。昔は普通の本だったのが
価値があがったってこと?
179吾輩は名無しである:01/10/16 04:31
え!レイナさん、まだ起きてるの?
180吾輩は名無しである:01/10/16 04:32
>>176
死霊、そんなに高いの?
181吾輩は名無しである:01/10/16 14:15
全集だと一冊8,800円。
古本でも全部揃えたらそれくらいするだろうね。
182吾輩は名無しである:01/10/17 16:28
死霊の第9章って完全なものなのでしょうか。
それとも絶筆なの?
183吾輩は名無しである:01/10/26 05:27
「死霊」、1000縁で入手。
これって確か、未完では?
184吾輩は名無しである:01/10/26 11:35
一応終わってはいるけれど未定稿扱いになってる。
185吾輩は名無しである:01/10/31 22:58
全集には、未定稿入ってるよね?
186吾輩は名無しである:01/11/02 01:44
俺はこの小説の哲学的思弁(虚体論とか)よりも、舞台装置とかディティールの文学的イメージの方が好きなんだけど。
いや,本人は思弁的なところに重きを置いたのかもしれないけどさ・・
187吾輩は名無しである:01/11/02 01:48
>186
いや、その哲学的思弁に如何にリアリティを与えるかで
苦心した。だからこそ、ディテールにはもの凄く配慮した。
あなたの言う「文学的イメージ」が浮かばないようでは、思弁は
ただの思弁に過ぎないから。
188吾輩は名無しである:01/11/02 07:15
なんか成功した詐欺師というイメージだけど・・・
せいこうしたまましんだこうふくなひと・・。
189吾輩は名無しである:01/11/04 02:26
どうして彼は文庫化に反対したんですか?
190アンデルセン:01/11/04 15:23
近所の古本屋で、死霊¥300でゲット!
むずかしい事はよく判らないけど、とりあえず文体がフェティッシュに好きでっす☆
191アンデルセン:01/11/04 20:33
エッセイも面白いね。
戦後文学仲間とグダグダ飲み歩いてたただそれだけのことを、延々と物凄い修辞の
文章で書いてたり。ここまで来ると、ほとんど笑える。
192吾輩は名無しである:01/11/04 21:49
「死霊」を古本屋で1冊だけのを見かけたのですが、
これって縮約ですか?
193アンデルセン:01/11/04 22:16
>192
三章・もしくは五章までしか入ってない版なんじゃないですか。
僕がこないだ購入したのは後者でした。あとは図書館から借りて読んだ。
194アンデルセン:01/11/04 22:27
やたらと野太いやつなら全集の3巻じゃない?
薄めなら違う。
195アンデルセン@本物:01/11/04 22:28
>>194
トリップってどうやんだっけ。取り合えず騙るのはやめて。
196アンデルセン ◆6x6FZSV. :01/11/04 22:54
>>195

ああ、「アンデルセン」を名乗ってる人いたんですね。(笑)
失礼しました。
僕もトリップで書き込むので大丈夫かと思います。
197アンデルセン@本物 ◆2APbpPjg :01/11/04 22:57
個人的なファンだってのもあるけど、初期の石川淳の
豪傑振りを書いたエッセイが好きで。相当なもんだったんだなー、
この爺さん。
198吾輩は名無しである:01/11/07 22:51
なんてエッセイ?
199アンデルセン ◆2APbpPjg :01/11/09 10:51
>>198
図書館で読んだんでタイトルちょっとわかんない。ごめん。
全集に入ってるヤツです。
200打倒ズザザ猫:01/11/09 18:20
200はいただいた。
201吾輩は名無しである:01/11/09 22:30
私の大学の図書館に「死霊」はなかった。
図書館の人に頼み購入してもらった。
在学生諸君は読んでくれてるかな。
202吾輩は名無しである:01/11/09 22:49
この人って芥川賞とかとってないよね?なんでだろ。
「死霊」の連載が長すぎて賞を与えるタイミングを逃しちゃったのか?
203吾輩は名無しである:01/11/09 23:02
「闇の中の黒い馬」で谷崎潤一郎賞を受賞してる。
204吾輩は名無しである:01/11/12 09:51
5章までをまとめた「定本『死霊』」で何か賞を取っているはず。
何といったか。
「日本文学大賞」だったか。
205吾輩は名無しである:01/11/12 11:11
うーん、??ばっかりでこのスレ住人のレベルの低さが窺える。
え? 俺も?
206吾輩は名無しである:01/11/16 05:38
あげ
207 :01/11/17 14:08
死霊は毀誉褒貶がはげしいね。

戦後文学のひとつの達成との評価、もしくは
あんなもの言葉遊びに過ぎない誰でも書けると言われたり、
本当はどうなんですかね。
208吾輩は名無しである:01/11/17 15:33
      /                    .\
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   \      ___________     . /
    \   ./       ll         \   /
     | \/        ll          \/..|
     |  |         Λ||Λ           ..|  |
     |  |        ( / ⌒ヽ          .|  |
  .._ |_|         | |   |          .|_|_..
     |  |   死霊を読むと鬱死…… | |
     |  |         ∪ / ノ          ..|  |
     |  |          | ||          .|  |
     |  |          | ||          .|  |
     |  |          ∪∪          |  |
     |  |/                   .\|  |
     |  |                       |  |
   .._|/|      _ _ _ _ _ _ _ _     ..|\|_
  / ..|  |   _−_−_−_−_− _   |  |  \
     |  |/_/━ ━ ━ ━ ━ ━\_\|  |
   .._| /_/━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ \_\.|_
     /_/━  ━  ━  ━  ━  ━  ━ \_\
   /  /━  ━  ━  ━  ━  ━  ━\  \
209吾輩は名無しである:01/11/18 09:59
数年前に井之頭の彼の自宅を見に行きました。
亡くなる数ヶ月前。もうその家はありません。
彼が亡くなった後すぐにとりこわされました。
木造の古い民家でした。近くに古書店があったな。今はあのあたりどうなってるんだろ。
庭先にたくさん沢山本が積んであったな。
中からテレビかラジオの音が聞こえてました。
ノーベル賞作家と違い、なんとなくいい感じがしました。
210吾輩は名無しである:01/11/18 10:04
井の頭って詳しくはどの辺?
おれ吉祥寺住んでるんだけど
211吾輩は名無しである:01/11/18 10:16
駅から徒歩で15分ほど
住所は今は分からないが、
当時何で知ったかというと、
立花隆との対談本で、家の前で移した写真が載っていた。
そこに住所が出ていたと思う。
そこに逝くと、埴谷豊か般若豊かどちらかの、
表札がでていたので間違いない。
写真もとってきた。
212吾輩は名無しである:01/11/18 21:09
住所が出ているかどうか分からないけど、
『作家のインデックス』(集英社)に家の写真が出てるよ。
表札は
「埴谷雄高」「般若豊」の二つが出てて、
郵便物は以下に回送して下さい、みたいな貼り紙があったような
213吾輩は名無しである:01/11/18 23:05
死ぬ間際の事がわかって興味深かったです。↓
http://www.geocities.co.jp/Bookend/7928/text5.html
214吾輩は名無しである:01/11/19 20:27
死霊の続きは吉本ばななが書くらしいです
215吾輩は名無しである:01/11/19 20:29
吉本ばななって小説書けんの?
216吾輩は名無しである:01/11/28 01:46
あっはage
217吾輩は名無しである:01/11/28 02:06
>213
埴谷さんが死ぬ時「神様」と言って死んだ、という伝説か?
そりゃそうだわさ、
無神論者だろうとイスラム教徒だろうと人間は全て、
臨終に近付いて身体機能の一切が停止しようとする危険域に入ると、
その時初めてスイッチがONになる脳内の或る機能が動き出す。
そして、死にゆくその人自身が最も見たい映像を
識域下の膨大な記憶の宝庫から引っ張ってきた素材で合成し、
眼前にまざまざと展開してみせる(夢をみるようにありありと)。

埴谷さんは無神論者だけど、一番逢いたかったのは神様だったから
たぶん本当に、望み通りの神様に会ったんだと思うよ。
218吾輩は名無しである:01/12/02 20:22
>217
いいはなしじゃないか。
219吾輩は名無しである:01/12/11 06:43
首つたけage
220名無し:01/12/11 23:17
半端なくマニアネタだけど
元「たま」キーボード担当の柳原○一郎は
高校の頃、埴谷雄高に影響を受けたんだとか。

どう「さよなら人類」に影響してるのか難しい所だけど。
221吾輩は名無しである:01/12/19 21:36
ぷふい!
222吾輩は名無しである:01/12/30 14:54
ちょっ
223弁証法的理性批判放棄:01/12/30 16:38
>>220
今日人類ははじめて火星にどうのこうのってうた?
224吾輩は名無しである:01/12/30 16:47
>>223

木星だった気も。んなもんどうでもいいか。
225吾輩は名無しである:02/01/17 11:03
1/15のNHKの夜のニュースで、なにやらやってたけど…2chしてたんで良く見なかった
226吾輩は名無しである:02/01/17 11:46
>225
それはね、埴谷さんが作家連中と交わした手紙類とか、
『死霊』の創作メモとか、未完だったその先のメモ?とか、
とにかく2万点以上の資料が、親戚の家で見つかったんだとさ。

未完の『死霊』の先、が少しでもわかれば面白い。
227吾輩は名無しである:02/01/17 12:01
>>226
忙しかったからビデオにとっといて
早朝に見たんだけど、さわりしかやってなかったね。
一部は今月末からどこかの博物館で展示されるってさ。
228225
>>226-227
ありがとうございます。
…博物館逝きかぁ(w