色川武大を読まずして文学を語るな!

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1阿佐田 徹夜
わかる奴だけ来い。彼について思う存分語ろう。
2吾輩は名無しである:2000/12/17(日) 22:09
いいねえー2ちゃんのひきこもりにはわからんだろうが。
明日、泣く が最高。
3吾輩は名無しである:2000/12/17(日) 22:14
えいきゅうあげ
4ixion:2000/12/17(日) 22:24
狂人日記サイコーAGE
5吾輩は名無しである:2000/12/17(日) 22:50
ねえ、結局<ぶだい>なの、<たけひろ>なの、どっち?
6ぶだい。:2000/12/17(日) 22:59
虚にして実 実にして虚
7吾輩は名無しである:2000/12/17(日) 23:16
あんなに幻覚ばかり見られるのなら、同じ病気になりたいと思った人は
いませんか?

僕は思いませんでした。
8吾輩は名無しである:2000/12/17(日) 23:38
いっぱい寝てるけど、やっぱ眠たいのかな?
9吾輩は名無しである:2000/12/17(日) 23:58
ナルコレプシーという奇病だそうです。
10吾輩は名無しである:2000/12/19(火) 12:13
あさだてつやの方がすきーん
11吾輩は名無しである:2000/12/19(火) 12:42
麻雀弱かったね。いつも負けてた。
いつ強かったんだろう。
12(^‐^)V:2000/12/20(水) 01:53
>11
矢崎さんもそんなようなこと言ってたな。
自分で弱いの自覚してるから、仲間が勝てるようなセッティングだけ
するんだって。そんなんでよくあんな小説書けるよなー。

ところで、武大名義だったら、『怪しい来客簿』でしょ。
これだけはズバ抜けてる。人に勧めるのが惜しいくらい。
13名無しさん交点:2000/12/20(水) 03:19
僕も「狂人日記」痺れたヨ。
14名無しさん@1周年:2000/12/20(水) 07:03
この板は、聞いたこともない名前の人が続々でてくるな。
15歯槽膿漏AP.JET:2000/12/20(水) 09:47
『武大』は『武松』の兄で饅頭屋。
村一番の醜男だったが、絶世の美女『藩金蓮』を嫁にする。

16吾輩は名無しである:2000/12/21(木) 16:43
>>11
小説書く前。その後眠りながら麻雀やって原稿料を放出する
日々。
17>15:2000/12/21(木) 19:27
きんぺいばい(だったっけ?)
18吾輩は名無しである:2000/12/21(木) 20:37
もし阿佐田哲也の麻雀が強かったとしたら、
麻雀放浪記の主人公はドサ健だったに違いない。
そうするとあの作品は、あんな名作には
ならなかっただろう。

バクチ打としては一歩器量の劣る坊や哲からみた
アウトローの世界だから、あれほどのものが
書けたんだと思う。
19セリーヌっ子:2000/12/21(木) 20:48
私は「狂人日記」しか読んでないので
そのイメージだけですね。
文体がどこまでも乾いているのがいい。
幻視幻聴の描写が秀逸。
ドンドンドンは個人的にホント鳥肌が立った。
20武大はアウトローか?:2000/12/21(木) 23:41
茶木先生、雀荘に死す  もかなりいいよ。
21吾輩は名無しである:2000/12/21(木) 23:46
じつはまじめな文学青年だったという話もある。
博打うちではなかったらしい。
22確率変動名無しさん:2000/12/22(金) 00:05
>>17
水滸伝でしょう。
23世界@名無史さん:2000/12/22(金) 05:12
>>22
金瓶梅でいいでしょう。
確かに元は水滸伝のエピソードから発展したけど。
24吾輩は名無しである:2000/12/25(月) 04:37
>>22
パチンコすきなのね。俺も好き。
朝田徹夜の文章、脂汗流しながら読んでる。

色川名義なら引越貧乏か。
25吾輩は名無しである:2000/12/26(火) 15:09
>>21
そうか?若い頃はチンピラ集めて他人を襲ってたって
聞いたぞ。
26吾輩は名無しである:2000/12/26(火) 23:02
>>25 どうなの。
同人やってる内に戦争になって、
戦後は無茶やって、
ダメだこりゃって事で編集者やって、
朝だ徹夜名義(他PN多数)で書いてる内に11PM出たりして有名なって、
で、色川名義で文学やるようになったと。

間違いあったら誰か突っ込んで。
27眠るなよスリーピー:2000/12/27(水) 13:29
いや、文学青年のほうが近いと思うよ。無頼ではあったみたいだけど。
実家って、神楽坂だよね、新潮社のウラのへん。
まーた、若い頃の写真とか見ると、ほれぼれするくらいイイ男なんだよねー。

子どもの頃のエピソードも、おもしろいね。
小学生のころから毎日ランドセルしょったまま、浅草の演芸場に通ってたって。
その頃の芸人列伝(『なつかしい芸人たち』)もいい。
あと、現役の大相撲番付とかプロ野球選手の名前のカードを何百枚も作って
あって、取り組みさせるのに寝るのも惜しんでヘトヘトになって遊ぶ話。

編集者時代は、朝までバクチしたあと、窓を乗り越えて出勤したりとか。

人生に負けた人へのまなざしがいい。『虫喰仙次』とかね。
28名無しさん@1周年:2000/12/27(水) 15:20
麻雀で悩んでいた頃は「Aクラス麻雀」を何遍も読み返した。
今思うと、出上がり中心のかなりトリッキーな戦術書だが、
壁にぶち当たっている人は一読の価値はあるかもしれない。
29吾輩は名無しである:2000/12/27(水) 16:53
>>27
親父が防空壕掘る話もすき。
あんな心理状態書かせたら敵無し。
30眠るなよスリーピー:2000/12/28(木) 01:52
うんうん。>>29
「雀」とか「百」とかね。
麻雀作家=阿佐田哲也としてもすごいんだけど、
色川武大の、とくに死ぬ前数年間の作品って
やっぱり奇跡みたいにすごいと思う。

作家としてのデビューは、色川武大名義のほうが先。
新人賞とって消えちゃった人、と思われてたら、
実はその間に阿佐田哲也になってたっていう…
31吾輩は名無しである:2000/12/28(木) 05:34
オレ実は、朝だ徹夜名義の本は読んだことないんだよ。
麻雀全然知らないんだけど、読んでわかるかな?
32吾輩は名無しである:2000/12/28(木) 12:52
麻雀放浪記は映画のほうも面白い。原作の雰囲気を損なわず見事に伝え、名作といえるでしょう。キャスティングがあそこまでハマった例もなかなかない。
33吾輩は名無しである:2000/12/28(木) 12:55
色川=阿佐田は海の向こうだとチャールズ・ブコウスキーに対応するな。似たような匂いがある。
34吾輩は名無しである:2000/12/28(木) 12:56
玄人って言葉が似合う人だよね。
35吾輩は名無しである:2000/12/28(木) 13:27
>>31
中級レベルくらい知っていたら楽しめるかも<麻雀
麻雀知らなくても何らかの小博打にのめり込んでいた
ことがあれば、雰囲気に触れることはできる。
36もぐもぐ名無しさん:2000/12/28(木) 14:28
では決定。
雀聖阿佐田哲也こと色川武大について、

[小説の才能]>>>>>[麻雀の才能]
37吾輩は名無しである:2000/12/28(木) 14:44
>>36
ナルコレプシーだからパイ持ったまま突然寝ちゃう
らしいよ。
38吾輩は名無しである:2000/12/28(木) 15:44
懐かしい芸人たちもそうだけど、独特の評価基準が堪らん‥‥ハアハア(;´Д`)
人の辛い部分、劣等感のある部分をすぐ見つけるけど全然嫌味じゃない。
すごく優しくて、でも相手に負担をかけるようなことも無く。
カコイイよね。男だねえ。
39眠るなよスリーピー:2000/12/28(木) 16:00
話が脱線するようだけどさ、
阿佐田哲也のバクチ好きは、実は海軍出身の父親ゆずりだったんじゃないか、
ってコミさん(田中小実昌)が書いてた。
昔、花札やトランプって、海軍の遊びだったって、ホント?

二人とも、父親のことネタに小説にしてて、
海軍が背景にあるのが似てるって、コミさん自身、親近感を持ってたらしい。
(コミさん=広島・呉出身、色川=父親が海軍の職業軍人)
そのコミさんも今年、逝っちゃったね。アーメン†
40眠るなよスリーピー:2000/12/28(木) 16:05
>>38
はげしく同意。
41吾輩は名無しである:2000/12/29(金) 01:57
実はオレは色川武大を中野翠経由で知った。
42吾輩は名無しである:2000/12/29(金) 02:57
あちゃらかぱいだったかな。
「刺さっている」という表現に感動した。(男女のことね)
43眠るなよスリーピー:2000/12/29(金) 12:21
そういえば、「富士山が怖い」んだよね。(<なんでだろ?笑)
不条理に何かが“怖い”って感覚、何となくわかるような気がするけど。
そういう不条理なこわさ、怪しさ、の書き方にもひき込まれるよね。

>>41 ところで、中野翠、何て書いてたんですか?
44吾輩は名無しである:2000/12/29(金) 14:09
幼少時代、お産のとき器具をつかって引っ張りだしたためにいびつになってしまった頭の形に非常にコンプレックスをもってたらしい。そうした劣等意識が彼を形成するベースになってるようです。
45吾輩は名無しである:2000/12/29(金) 17:41
>>42 おれは清水義範経由。
46名無しにゃーん:2000/12/29(金) 22:54
アンゴちゃんと相通ずるものがある。
どっちも好きよん。
47吾輩は名無しである:2000/12/30(土) 01:11
全集がベネッセから出てるのがちょっと不思議。
48吾輩は名無しである:2001/01/03(水) 19:47
age
49吾輩は名無しである:2001/01/05(金) 00:00
a
g
e
50吾輩は名無しである:2001/01/05(金) 21:29
『風と灯とけむりたち』が大好きです。
51吾輩は名無しである:2001/01/06(土) 18:19
吉行淳之介がべたぼめだったが・・・
そんなにおもしろいかなー?
52シュウシャインの周坊:2001/01/06(土) 19:45
去年東京ミュージアムでやった、展覧会見に行った人いる?
「哲也」やってるせいか中学生ぐらいの子が結構みにきてて
びっくりした。
53吾輩は名無しである:2001/01/09(火) 12:09
>>52
へぇ〜〜。時代だね。
54吾輩は名無しである:2001/01/09(火) 13:52
ブコウスキーとは根本的に違うでしょ。>33
別に海外に対応させる必要はないと思うが、強いて言うなら、カフカじゃない?
55西方極楽:2001/01/10(水) 21:17

無頼・・・?

そうだけど,でもとっても優しい人でもあったんだな。

あの優しさてのは,むしろ危険なほどのものだな。

で,悪ぶるってわけ・・・坊ちゃん育ちの照れ隠しさ。
56***berlin:2001/01/14(日) 01:32
私は福田和也氏の紹介から入りました。
色川武大、という名前を思い浮かべただけで胸が熱くなる。
こんな人は、ほんとうに他にはいないと思う。
個人的にはちくま文学全集(文庫)がいいものを纏めていると思います。
晩年、妻の孝子さんをモデルに長篇の作品を書く予定があった様ですね。
それが完成していれば世間の「文学的」評価もまた違ったでしょうね。
57***berlin:2001/01/14(日) 01:32
私は福田和也氏の紹介から入りました。
色川武大、という名前を思い浮かべただけで胸が熱くなる。
こんな人は、ほんとうに他にはいないと思う。
個人的にはちくま文学全集(文庫)がいいものを纏めていると思います。
晩年、妻の孝子さんをモデルに長篇の作品を書く予定があった様ですね。
それが完成していれば世間の「文学的」評価もまた違ったでしょうね。
58吾輩は名無しである:2001/02/09(金) 21:53
全集どっかにないかなー
59JPB:2001/02/09(金) 22:34
若いころの長谷川時雨は?
通好みな気がする・・・
60JPB:2001/02/09(金) 22:34
ごめん、また間違えた
61吾輩は名無しである:2001/02/10(土) 16:03
井上志摩夫って名前で娯楽時代小説も書いてたことがある。
この人他にもいろんなペンネームで書いてた時期があったみたいだ。
ほとんが2流3流の週刊誌とか月刊誌だけどね。
だからいまではまったく所在がわからなくなってる。
純文学だけは昔から本名で書いていたらしい。
62吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 22:22
「江戸前の男」っていう落語家の本にも
色川さんが友達として登場してきて、いい味だしてますよね。
63拙者は名無しである:2001/02/11(日) 22:29
色川武大はとても好きな作家だが、井上名義の作品は、読んでみて
ちょっとキビシかった。
本人も自作として、明示したくなかったんじゃないかと思うけど。
64吾輩は名無しである:2001/02/12(月) 00:17
井上名義の本ってどうやって入手したんですか?
阿佐田/色川名義の本も入手できないものが多いんですが・・
65ixion:2001/02/12(月) 00:26
井上名義の時代小説傑作選なら、まだ手に入るんじゃないでしょうか。
狂人日記、また読みたくなってきた。
66拙者は名無しである:2001/02/12(月) 00:41
>64
復刻されてます。双葉社だったかな。
井上志摩夫時代小説傑作選、みたいな題でハードカバー。
何冊かでてますよ。

>65
「狂人日記」って、つい再読しちまいます。
でも、たまらんね。
6764:2001/02/12(月) 03:26
>65
>66
ありがとうございます
なんか最近色川ばっか読んでるんですよね
恥ずかしながら「狂人日記」もまだ手に入ってないんですが、、
一番のお気に入りは「うらおもて人生録」かな
あんまり賛同者はいないみたいなんだけど。
68吾輩は名無しである:2001/02/12(月) 16:05
>>1

こら、厨房!
お前が文学を語るなよ。
阿呆まるだしだな(w
69>64:2001/02/13(火) 10:26
ベネッセコーポレーション(旧福武書店)から出ている、
「阿佐田哲也・色川武大全集」はまだ手に入るんじゃないか。
だけどこの全集にもれてる作品も結構あるんだよな。
まだ人気のある作家だから、もしかするといずれまた新全集が出るのではないかと睨んでいるんだが、甘いかな。
70吾輩は名無しである:2001/03/07(水) 17:42
スレ違いかもしれませんが、お尋ねします。

今、阿佐田哲也氏・色川武大氏にはまってます。
氏が、別のペンネーム(色川武大とも違う)で、
時代小説を書かれている、という一文を、ある文庫の解説で
目にしました。ペンネーム・書名・出版社・絶版かどうかなど、
何も分からず、探しようがありません。
どなたかご存知の方いらっしゃいましたら、情報お願いします。
7170:2001/03/07(水) 17:52
>>66-67 >>69
すみません。書き込みするのと、ここのスレを読むのとが、
あとさきになってしまいました。
さがしてみます。
72吾輩は名無しである:2001/03/07(水) 20:03
色川武大・阿佐田哲也・井上志摩夫・・・お役に立てば
http://homepage1.nifty.com/rona/asada/
73名無し:2001/03/07(水) 20:52
あと、「御中十(みなかじゅう)」というのもある。
「虫けら太平記」という時代小説を文芸春秋で連載時にはこのペンネーム
を使っていたそうだ。時代小説用の筆名として考えていたらしい。
「虫けら〜」は第一部だけで未完のままながら(つまり遺作)文春文庫から
文庫化されており今でも入手可能。ただし著者名は色川武大名義になっている。
74名無しさん:2001/03/08(木) 00:53
>73
ごめん、正しくは、「御仲十」でした。
7570です:2001/03/08(木) 01:07
>>72-74
即レス、サンクスです。

色川武大「私の旧約聖書」読了。
色川氏名義を初めて読みました。
「私の〜」自体、読みやすい文章だったこともあり、
一気に読みましたが、阿佐田哲也とは異なる世界に触れたというか、
氏の世界の奥行き、懐の深さの一端を垣間見た気がします。
帰りに「うらおもて人生録」をget。

しかし、思った以上に、絶版が多いのが残念です。
76吾輩は名無しである:2001/03/08(木) 08:51
何故だろう、時代の風潮? 風向きが変わった?
77吾輩は名無しである:2001/03/09(金) 20:51
うーん。確かに売れない理由が全くわからん。
博打小説作家という先入観があって、真面目な人は読まないのかな?
こんなに幅広く面白い本を書く人はなかなかいないと思うんだけど。


78氷室原始:2001/03/09(金) 21:14
あちゃらかぱいアーンドちゅうかなパイパイ
79吾輩は名無しである:2001/03/15(木) 17:08
この板に初めて書き込みします。
阿佐田哲也から入ったんですが、色川名義の
「私の旧約聖書」「うらおもて人生録」「怪しい来客簿」と
続けて読んで、すっかり嵌ってます。特に「怪しい来客簿」

いままで、「純文学はなぁ・・・」と敬遠してたんですが・・・
全く、損してました。
ただ、書店には置いてないんで、さて次は何を頼もうか?
と困ってしまいますが。
80名無しさん@_@:2001/03/15(木) 21:24
「離婚」か「百」を読んでみ。
どちらも本当に素晴らしい短編集。
お楽しみあれ。
8179:2001/03/16(金) 00:29
>>80
レス、サンクス。読んでみます。
しかし、何故でしょうね。今まではまった作家で、書店で探すのに
苦労するのは、初めてです。
博打のイメージだけが理由では無いような気もしますが。
逆に考えたら、出版社の都合で、既に私たちの目に触れない作家が
結構いるということなんですね。
8279:2001/03/16(金) 00:30
>>80
レス、サンクス。読んでみます。
しかし、何故でしょうね。今まではまった作家で、書店で探すのに
苦労するのは、初めてです。
博打のイメージだけが理由では無いような気もしますが。
逆に考えたら、出版社の都合で、既に私たちの目に触れない作家が
結構いるということなんですね。
83名無しさん@_@:2001/03/17(土) 22:42
↑ふむ。
図書館の快楽処女?
書店には図書の、ホンの一部しか置いてないよ。
それに、読む本を全部買ってたら、お金、すぐに無くなっちゃうでしょ。
84吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 12:05
???
85推理:2001/03/21(水) 01:21
図書館とかあるっしょ???
86吾輩は名無しである:2001/03/21(水) 11:58
定期保護age
87吾輩は名無しである:2001/03/24(土) 00:46
「狂人日記」
大好きなのでage
今慌てて魯迅のほうを読んでるけど。
88吾輩は名無しである:2001/03/24(土) 01:11
昔、授業中に睡眠学習をしている女生徒に寝顔に自信が在れば居眠りしてもかまわないと教師がのたまうと女生徒は全員眼を覚まして授業を聞き始めた。
先生の睡眠麻雀はどうして可能だったんだろうか。
89吾輩は名無しである:2001/03/26(月) 01:59
先生の話題はいつも書き込むのに、板をあちこち探し回るな。
色川小説に限らず、阿佐田小説に限らず、麻雀、その他のギャンブル
映画etc・・・・
どこかの板に、そういう総合スレあるのをご存知でしたら教えて下さい。
麻雀・ギャンブル・一般書籍・映画・雑誌・漫画板には無い。
90吾輩は名無しである:2001/03/26(月) 02:03
幅が広すぎるものな。。奥さんは美人だし。
)88
病気に関係してるのでは?<ナルコレプシー
瞬間的に眠れるのでは? 
91吾輩は名無しである:2001/03/26(月) 02:36
間違えて下家の小指をツモったりしたこともあったんだってね。
周りの人の協力があったから可能だったんだろうなあ。
メンバーに起こされることは日常茶飯事だったらしいし。

作品中に書いてることだけど、最後の方は1勝9敗ペースだったらしいから、
よほど麻雀には向いてない病気だったんだろうね<ナルコレプシー
92吾輩は名無しである:2001/03/26(月) 02:48
なんかエッセイの、わざと机の中に林檎か何か果物を入れといて
腐らせてっていうやつはかなりいやな感じ。やはりああいう小説
を書ける人は心が病んでいるんだな、と思いました。
93ixion:2001/03/26(月) 02:57
>間違えて下家の小指をツモったりしたこともあったんだってね。

やべえ、最高だ。ますます好きになった。
94吾輩は名無しである:2001/03/26(月) 04:02
>>91 >>93
「阿佐田」名義の小説は、爆笑することが多くて、読んでいて、
どこまでが事実で、どのへんからはフィクション(ジョーク)
なのか、分らなくなる。
寿司をつもった事もあったと小説には出てくる。(笑
95吾輩は名無しである:2001/04/05(木) 22:20
『百』の話はあんまり出てこないのね・・・。この人短編上手いよね。
96吾輩は名無しである:2001/04/07(土) 12:08
奥さんはたしか従妹で夫婦だけど肉体関係はなかったということを
なにかで読んだ記憶がある。
詳細知ってるやつがいたら教えてくれ。
色川孝子「宿六・色川武大」は読んだけどこれに書いてはいなかったんじゃないかとおもう。
97吾輩は名無しである:2001/04/07(土) 22:29
確か、晩年は、インポだったはず。
それにしても、あと20年は生きてて欲しかったな。
98吾輩は名無しである:2001/04/07(土) 23:15
>>96
そんなこたぁ、あるめいや。奥さん、美人だよぉ、吉祥寺に
実家があるなや。惚れてたと思うで。最晩年は知らんけど、
色川氏、男っぽい男だったがや。
99吾輩は名無しである:2001/04/10(火) 12:50
惚れてたのはわかってる。
従妹っていうのを気にしてたみたいだ、お互いに。
奥さんは若いころ女優にならないかとしつこくスカウトされてたらしいけど、
極度に眼が悪くてやめたらしい。
100吾輩は名無しである:2001/04/10(火) 19:47
>>96 へのレスではないが。
色川著「うらおもて人生録」の最初の章に
「むかし無駄に流したり、おろしたりした水子のことが
 思い出される・・・」という記述があるが、これは
相当、お若いときのことだろうか。
101吾輩は名無しである:2001/04/10(火) 20:01
30くらいまでは精悍な好男子だった。
102吾輩は名無しである:2001/04/10(火) 20:08
別に色川がどんな人でも構わないから、作品の話もしたいなぁなんて思う。
『狂人日記』のオノマトペの使い方とか、泉鏡花なんかとの比較とか、
まじめに語れる作家だと思うんだけどねー。
103サルサ峰岸:2001/04/11(水) 20:36
狂人日記、あちゃらかぱい、怪しい来客簿と三冊ほど読んだがツマラン。
吉行が誉める理由がワカラン。
武田百合子のエッセイ読むと、人柄は魅力的なんだけどね。
104吾輩は名無しである:2001/04/12(木) 21:40
麻雀出来へんもんが色川武大を語るな。
俺も麻雀できへんのやけど。
105吾輩は名無しである:2001/04/12(木) 23:19
106吾輩は名無しである:2001/04/12(木) 23:27
>103 吉行ファンの手に負える作家ではないということでは?
麻雀できんもんが色川武大語るな
→麻雀できんもんが阿佐田哲也語るなの間違いだろ。
107吾輩は名無しである:2001/04/12(木) 23:37
激しく反省。麻雀出来へんけど武大は語られる。
らを入れると曖昧になります。れぬき表現の方が的確に語ることができますね。
写真でしかしらないけどいい顔している。顔に人格が出ている。少しだけ戦後の匂いが残っていた人。
この人って時間表現が空間的で奇妙な味がするけれど文体と顔が一致している。
端正な無頼派の末裔だった。
108吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 00:13
>107 ははは。そんなきまじめに反省しなくてもいいじゃん。
多分、ある時期までは武大ー哲也でかなり方法意識に差を持たせていたんだろうね。
哲也の方は溢れるように書いているけど、武大の方はかなり切りつめて書かれてる。
ありきたりだけど、現実と非現実の境目が溶けだしていく異様さは
ホントすごいと思う。
109吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 00:14
>107 ははは。そんなきまじめに反省しなくてもいいじゃん。
多分、ある時期までは武大ー哲也でかなり方法意識に差を持たせていたんだろうね。
哲也の方は溢れるように書いているけど、武大の方はかなり切りつめて書かれてる。
ありきたりだけど、現実と非現実の境目が溶けだしていく異様さは
すごいと思う。
110吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 00:15
だぁ、多重。すんません。
111吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 19:31
麻雀は神聖な遊びです。
男の子は遊びが仕事。
仕事と遊びの泣き別れは悲劇。
眠りながら仕事が出来なければプロとは言えない。しかし。眠っていてはプロではない。
112吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 19:49
>111 人生訓スレでも立てたら?
113サルサ峰岸:2001/04/13(金) 19:50
>>106
私は吉行ファンじゃないよ。それから麻雀できます。
114吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 20:02
麻雀が出来ればどんな文学であろうと自由に語る資格がある。
115吾輩は名無しである:2001/04/15(日) 18:14
人間を顔で評価してはならない。
けれども、吉田茂に前世紀の政治家として屹立した威厳があったように、小説家としての色川には韜晦した威厳があった。

116贋安吾:2001/05/09(水) 19:33
そして茂の孫が登場した。
117mojo hannds:2001/06/03(日) 22:44
書き込んだが送信のしかたが解らん。
118mojo hannds:2001/06/03(日) 22:49
武大と淳之介と小実昌はおいら的には兄弟っす。長兄があ淳之介、末っ子が小実昌。
矢来町の新潮社のうらの「生家」にはまだ色川武人(パパ)の表札が」かかっておったよ。すぐ近所に淳之介のママの理容院だった処があり、百閧フ三畳御殿跡地もある。
119吾輩は名無しである:2001/06/05(火) 11:04
昨日テレビで「ナルコレプシー」を取り上げていたそうだ。
最近では薬で症状(突然眠)を防ぐことができるようになったらしい。
120吾輩は名無しである:2001/06/05(火) 14:28
この人が有馬頼義のこと書いてる。
曰く「荒野に這いつくばった蜥蜴のような生が、他ならぬ私どもの生の実体である
   ことを教えてくれる」そうだ。
おも〜い。
121mojo hannds:2001/06/05(火) 23:26
120殿、おもいよね。でも誠実でもあるっす。人間は本気で生きようとすると化物のように為らざるをえない、というのがこの人が言いたいことであると文庫の解説に書いてあるしおいらもそう思う。おいらがそう思うんだからそう思うひとは沢山いるにちがいなく、その沢山の人たちのうちの何人かは「とんがり・とんがれ・とんがる」を読んだのでしょう。
122吾輩は名無しである:2001/06/05(火) 23:29
色川大吉って大学教授がいたなあ。
123fishman:2001/06/23(土) 18:34
おっと、倉庫行きは防がねば。
この前、近代麻雀って雑誌のバックナンバーを見つけて、
その中にダンチや女衒の達のモデルになった人が紹介されてた。
和田誠監督で、風雲編とか撮ったりしないのかなぁ?
124mojo hands:2001/06/23(土) 19:12
>>123殿
ドサケンは鹿賀でよかと?
坊や哲はあ誰でもいいがドサケンのキャスティングには気を使ってほしいっす
125fishman:2001/06/23(土) 19:31
よかっちゃなか?(元福岡県民)
ドサ健は他に誰がいいんだろうなぁ。。
個人的には原田ヤスオが良いなぁ。
126fishman:2001/06/23(土) 19:31
失礼。ヨシオね。
127mojo hands:2001/06/23(土) 20:10
>>125殿
おお!鹿賀なら原田っしょ
FISHMAN殿
違うスレッドでお会いしてません?
128fishman:2001/06/23(土) 20:13
んー?どこでしょか?
129翻訳屋:2001/06/24(日) 05:44
講談社文芸文庫「生家へ」は買いましたか。
130翻訳屋:2001/06/24(日) 08:28
とりあえず、自筆年譜と著書目録が載っています。
131mojo :2001/06/24(日) 13:34
>>129.130翻訳屋殿
買ったよ
鉄道の線路に女学生が横たわっていたり、自室の散らかり放題の部屋に猫に喰われたネズミの眼球がキラキラひかっていたり
一度読んだらココロから出ていきそうもないディテールが散りばめられていて
読書の醍醐味ってやつをあじわったっす
132翻訳屋:2001/06/25(月) 04:58
>>131
もったいないので、ゆっくりゆっくり読んでいます。
阿佐田哲也名では、「ドサ健ばくち地獄」が最高と思う。
133吾輩は名無しである:2001/06/25(月) 08:12
あのう。昨日徹夜しつつテレビ見てたらですね、なんとかいう下手な絵の
アニメがあってですね、まるきり『放浪記』で主人公が確か哲也だったんで
呆れたんだが、あんなあからさまなパクりってあり?
「次回はラバウル帰りの航空兵、ドラドラドラ」だそうだ。
134吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 01:00
>>73
あれは「みなかはりつけ」って読むんだよ
>>133
版権買ってやってるみたいだよ

「離婚」傑作だとおもうなぁ 個人的には谷崎の「痴人の愛」より上
135吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 00:16
阿気
136吾輩は名無しである:2001/08/06(月) 08:10
放浪
137吾輩は名無しである:2001/08/06(月) 08:11
どこへ行くの?
138無頼派野郎:2001/08/20(月) 01:31
おおお!
色川スレッド発見ー!ウレシーイ!

>134
私も「離婚」は傑作だと思いますが、概して世間の評価は低いです。
あの一連のシリーズは武大の孝子夫人へのラヴレターだと思うのですが。
愛情を語るってのは、無頼から逸脱してる(というか反対だもんね)から、
受け入れられないんじゃあないんですかね。
あと、絶版になってて、読む機会がなかなか無いってのもあるかも。

虫けら太平記の続きが読みたかった・・・。あれは武大の最高傑作に
なるはずだったと思う。
139風船おじさん:01/09/06 01:38 ID:CimOAqjY
>おおお!
 色川スレッド発見ー!ウレシーイ!
おおお!
色川スレッド俺も発見ー!ウレシーイ!
ところで色さんてホモだったってほんとですかね?
阿佐田名義の「シュウしゃいんの周坊」傑作!!
色川名義では「助けておくれぇ」が好きです。
140善人ハム:01/09/06 02:31 ID:l1EE/TsU
色川君、君は優しすぎたんだよ。
141吾輩は名無しである:01/09/06 23:22
ナルコレプシーは感情が高まったりすると
脱力発作という症状が出るらしい
よって、ツモったりすると卓を囲んだ皆にバレるのではないかと思われ
142吾輩は名無しである:01/09/06 23:24
ツモではなく、テンパイの間違い、すまん。
143ツモりage:01/09/07 11:02
旧福武はもう復刊しないのかなぁ。
全集出てた(漏れもあるらしいけど69参照)
って聞いて古本屋行く度にドキドキしてる。
阿佐田哲也名義『黄金の腕』が好きだな。
144mojo hands:01/09/07 11:41
やた!!
agaっとりますね
最高だよね、色川
狂人日記は人間失格を遥か彼方に追いやってしまった、
なんてね
太宰ファンは怒らんといてね
ベンベベン♪
145吾輩は名無しである:01/09/07 19:45
>143さん
『黄金の腕』ちょっと色川武大の匂いもして、良いですねぇ。
この作家の話になると動物を見つけたムツゴロウさん並に頬が緩むですよ。
ところで、全集の漏れってどの辺なんですかね?まだ未読のものがあるかもと
考えただけでわくわくしてしまいます。
146無頼派野郎:01/09/07 22:52
全集の漏れはしらんけど、
井上志摩夫名義の、「井上志摩夫傑作時代小説集」双葉社で
5冊位でてるちゃんばらものは絶版じゃないと思うよー。
読みました?
147吾輩は名無しである:01/09/08 23:40
>146さん
双葉社ですね!ラジャー。買いに走ります。
おそらく未読かと。ありがとうございます。
148吾輩は名無しである:01/09/09 00:15
今月の文学界で、野坂さんが、「文壇」って小説の中に、色川さん登場の場面を書いている。
149吾輩は名無しである
「離婚」ってほとんど実話が元でしょう?凄すぎる。