♪ジョン・スタインベックについて語りませう♪

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1名無しさん@1周年
日本ではあまり読まれてないようですが、アメリカだと誰もが
読んでるスタインベック。
私が中学生のときに(<古い)、世界的に大ヒットした
ブルース・スプリングスティーンの「ボーン・イン・ザ・USA」は、
明らかにスタインベックの世界を反映してますよね。

さあ、語りましょう。
ちなみに私はやっぱり「怒りの葡萄」が好き。
トム・ジョード萌え〜♪
2うろぼろす :2000/09/24(日) 20:11
自分も同じく『怒りの葡萄』はすきですねえ。あんなに生き生きと人間
を表現できるのかと思って読みながらびっくりしました。いつも机の右
端に上下ともおいています。ちなみに、登場人物では、牧師くずれのケ
ーシー(正しいかな?)が好きでした。彼のいう言葉の人間くささにひ
かれるものがあります。
あと、印象にのこっているのは『赤い子馬』のラストで、老人が子供に、
もう西にいくことはできない(カリフォルニアだからね)、でも問題な
のは西にいけなくなったことではなく、西にいこうという意思が人々の
心からなくなったことだ、といった内容(あいまい)の語りの部分です
ねえ。
でも、スタインベックの他の作品も少し読んでみたけど(『真珠』や
『二十日鼠と人間』など)、上であげた作品よりはあまりぱっとしなか
ったなあー、あくまでも個人的な感想だけど。
3キャシー :2000/09/25(月) 01:18
 アダムはじじむさいので耐えられませんでした
4吾輩は名無しである :2000/09/29(金) 07:30
文学板に書き込むのは初めて。
以前に食べ物板の「文学に描かれた旨そうな食べ物」みたいなスレに書いた
ことがあるんだけど、スタインベックの小説に出て来る食べ物って豪華じゃ
ないけど本当に旨そうだよね。
怒りの葡萄
国道脇にある食堂のパイ。ジョードのおかみさんが作る豚肉の塩漬け。廃屋
で焼くうさぎ肉。

二十日鼠と人間
夜、缶詰の豆を火にかけて、夢みたいなことを話すシーン。

赤い子馬
ジョーディが父親やビリーバックと一緒に食べる朝食。

さらにその名も「朝飯」って短編も良いね。
さあ、吉野家の朝定食を食べてこよっと。
5キャル :2000/09/30(土) 00:36
エデンの東
 リーが作ったパイ
64 :2000/09/30(土) 09:18
あと小説の所々に出て来るとんでもない挿話が笑える。
アルが飛んできた陸軍の飛行船をライフルで撃とうとしたら祖父さんが
「ひよっ子を撃つんじゃねえ、アル。羽が生えるまで待つんだ」
あとは「やさしいエス様」とかさ。
生意気なセールスマンをぶっ叩こうとした母親の話とか。豚を食べたい時は
丸々一匹を食べたがるジョン叔父なんてどうよ。

スタインベックって2chじゃ盛り上がらんのかな。
7吾輩は名無しである:2000/11/02(木) 13:12
 怒りの葡萄のはじめの部分、荒れ果てた風景の描写がなんか頭に残ってる。
印象的だな。
8吾輩は名無しである:2000/11/05(日) 21:45
せう・・・
9吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 21:04
ブッシュもゴアもわたしは勘弁して欲しいもんですだ。
ネーダーなんて云われた日にゃ、こちらの所在まで怪しいもんですだ。
10レニー:2000/11/12(日) 17:44
「怒りの葡萄」は米国における「蟹工船」みたいなもんだ、
と某新聞に書いてあったような気がする。
11吾輩は名無しである
>10
どっちもリアルで迫力のある話ですよね。

おいらは、短編集に入ってる話で、
夫婦でボクシング見に行く予定のヤツが好き。
菊の栽培が得意なカミサンと鍋修理の男のやりとりとかかっちょいいす。