赤毛のアン 

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1吾輩は名無しである
少女小説の金字塔!
だけど2巻以降は充分大人も楽しめる人生賛歌!
「プリンスエドワード島へ行ってみたい!」と思った人、語りましょう!
(既出スレだったらスマソ)
2吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 17:13
氏ね
3>1 :2000/09/22(金) 17:54
2ちゃんねるで語るのやめとけ。
ここには2のような人ばっかりだから。
4吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 18:19
「人生賛歌」などというコトバを聞いただけでシューっと溶けてしまう
ナメクジ君だんだねぇ、2は。
5空耳 :2000/09/22(金) 20:37
おもしろいよね。
でもおっきくなってから読むと、
結構アンってヤナ奴じゃんって思っちゃう。
なんか同じ大学に進んだかっこよくない男の子に対して
ひどくない?
そこがリアルって言えばリアルなんだけど。
空想するところなんか我が身を見せられているような気分。
6まともな人 :2000/09/22(金) 23:59
私も大〜好き!!確かに美しいものに対しては
すごく好意的だけど、醜いものはとてもあからさまに
嫌うよね。自分が美しくない、というコンプレックスだと
思うけど、空耳さんの言う通りリアルで、「わかるわかる」って
思って読んでた。その頃読んでた児童書って、けっこう
博愛主義をよしとするものが多かったから、かえって正直な
アンが新鮮だったな。

日曜にやってた名作アニメシリーズの「赤毛のアン」も、
今観てもすっごい面白いよ。あれって、いつ頃やってたのかな。
もう大人になっちゃってたから、テレビでは観てなかったんだよね。
かなり原作に忠実で、イメージも私の中ではかなり近いものだった。

2巻目って、「アンの青春」だっけ?そこまでは面白かったけど、
それ以降はつまらないって程でも無かったけど、やっぱり
インパクトは少なかったかな。
7赤字のアン :2000/09/23(土) 02:32
女は恋人(or夫)に対して意地を張った。
恋人(or夫)は戻ってこなかった。
そして十数年が立った。女は独身だった。

この先がいろいろ
@マリラ
 恋人の息子と養女(アン)が結婚し、慰められた
Aロイド老淑女
 恋人の娘と出会う
などなど
8私は :2000/09/23(土) 11:34
アンが大学生くらいまでのほうが、面白いと思ったなあ。
ギルバートと結婚しちゃうのも納得いかなかったし(ギルバートの
どこがいいのか理解できん。結構嫌味な男じゃんか。)、結婚したあとは
話がどんどん退屈になって、説教じみてくる。

あとさあ、アンって「美人じゃないけど、どこか不思議な魅力がある
女の子」だったはずなのに、途中から誰がどう見ても「絶世の美女」
と化しているのはなぜだ?
9吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 12:17
「そうさな」が好きだった。
あと「おお、ダイアナ」とか。
10吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 13:45
アンは中学時代にはまって全館揃えたな。
けど、30代になって読み返そうと思ったら
とてもとても…甘すぎて。
中学生時代にうまいと思ったコーラが
30代で全然飲めなくなるようなものかな?
人それぞれだけどね。
やっぱり、典型的な青春文学だと思う。
11吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 14:42
>>8
よくいる「老け顔」だったんじゃないかと思ってみたり。「妙に大人びた」
みたいな形容もされてたし。

大人になって、各パーツが面長の顔の中に正しく配列されてこそ活きる
顔ってやつ。実は私も中学生の頃「お子さんはいらっしゃる?」と言わ
れるほどの地味な老け顔だったのが、10年以上経って今全然違う顔に
なったよ。このままだと50歳くらいで「童顔」と言われるかもしれない(笑

私はシリーズ第1作から「いちご水」が気になって仕方ないのですが、
あれは…いちごジュース?いちごの匂いのする水?
128 :2000/09/23(土) 16:39
>11
いや、そんな「老け顔」で誤魔化せるほどじゃない改ざんが
アンの顔には起こっていない?「個性的な魅力ゆえに、一般人
には理解されないけど」って言うのがポイントで、多くの
夢見る少女たちに「私だって大きくなったら、アンみたいに」
って思われていたであろうアンが、大人になってみたら
ルビー・ギリス(結核で死んじゃう村一番の美少女)よりも
フィリッパ(大学で知り合うお金持ちのお嬢さん、モテモテ)よりも
素敵なレディーに、ってそんなの変だー。それじゃ、今までの
アンの「個性的な」人生を否定してるようなもんじゃない?

少女時代はあんなに生き生きしていたアンを、結局は「美人で
旦那さんと子供がいる幸せな主婦」にしちゃったところに、モンゴメリ
の限界を見るようで哀しいんだよね。
13吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 19:23
松本侑子(新訳を出した)の本「誰も知らなかった
赤毛のアン」を読むとまず、執筆した順序が違う
ことと、夫の病気(神経)の苦労、子供の不出来、
世間には夫の病気を隠し、なおかつ牧師の
妻としての激務の傍ら、経済的にアン・シリーズ
を書き続けねばならなかったモンゴメリの
苦しみがよくわかります。私は「銀の森のパット」
シリーズが好き。これも「長すぎた春」もの。
14酔客一号 :2000/09/23(土) 20:12
13さん
>「誰も知らなかった 赤毛のアン」
おもしろそうです。だいぶ前に読んだ本の中で(氷室冴子
だったかな)女性が作家として物を書いていくには相当な
重圧があった、というような文章を読んだことがあります。
アン・シリーズは「家庭小説」なんて称されますけど、こ
のグループの主人公がやたらと道徳的なところも、社会的
に求められた女性らしさを描写をすることで、自分が執筆
する際の足枷を取り除いていたのかもしれません。
 アンは幸せな主婦になっていったけれど、作者は執筆で
一家を支えていた…女性の物書きの自己認識、社会との関
わりは複雑だったんでしょうね。今もかわらないかもしれ
ませんが。
15結局 :2000/09/23(土) 21:11
話を書く上での妥協が、アンという人物をもつまらない輝きの
ない人間にしてしまったってことかな。

>11
イチゴ水はベリー類で作ったシロップを水で薄めたような
飲み物だと思う、お酒と勘違いしちゃうような見た目なわけ
だから。「赤毛のアンのお料理ノート」とかあの手の本だったら
載ってそう。
16吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 21:40
「レベッカ」を読んだとき、なんだアンのパクリじゃん、と思ったもんですが、
しばらくしてから思い直しました。
あ、関係ない話ですみません。
17パットの兄嫁 :2000/09/24(日) 00:34
今読んだら面白い女だろう。
18吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 02:48
モンゴメリーの人生だった。
アンをめぐる人々だったかは、幻想的な作品があったり、
最後の2編は救いのない話だと思ったら、やはり
モンゴメリーの人生が投影されていた。
つまんないとは思わないな。
19吾輩は名無しである
>18
ヒャアー、前の2行が抜けていた。(^^;
炉辺荘のアンの特に後半のエピソード、妙にリアルだと
思っていたら、