銀河鉄道の夜の感想or続き話

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1名無しさん@そうだ選挙にいこう
がっこの宿題で宮澤賢治の銀河鉄道の夜の感想文か続きの話を作って
提出しろってなことなんだけどなんか皆さんはこの作品についてどのような
感想をお持ちですか詳しく教えてくれたらうれしいです
2空耳 :2000/09/14(木) 21:16
空恐ろしくなる話。
ああいう無限の世界を感じさせる物語は
怖くなってしまう。
3:2000/09/14(木) 21:38
前もかいたかもだけど小森陽一の解釈がよかったにゃ。
4吾輩は名無しである :2000/09/14(木) 23:30
子供に読ませるにはちょっと重いし、暗すぎるよね。
無批判に与えるのはどうかと思う。
5名無しさん :2000/09/15(金) 00:03
冒頭の学校の授業の場面が気になる。
女の先生が銀河系の模型を示しながら説明をしている。
それを読むと、どうも「エーテル説」に基づいているように感じられる。
「エーテル説」というのは、波動としての光の媒質は「エーテル」という未知の物質だ、という説である。
今日では量子力学によって否定されている。
女教師は「エーテル」という言葉は使っていなかったが、そのかわり「真空」という言葉で、光の伝達のことを説明していた。
宮沢賢治の時代には、まだまだエーテル説が主流だったのだろうか?
6な無し :2000/09/15(金) 02:13
高校の頃、教師がこの作品は賢治の宗教観が強く現れているので正しく
理解するにはその宗教のことをしっかりと勉強しないといけないって言ってたのを思い出した。
賢治は何を信仰してたんだっけ?うろ覚えでは法華経だったような気がするんだけど。
7吾輩は名無しである :2000/09/15(金) 02:43
死と無常のイメージが生々しい。久しぶりに読んだけど、
哀しいような、切ないような、寂しいような、けれどもどこか
温かいような、そんな感想を抱きました。
8>4 :2000/09/15(金) 04:17
宮澤賢治の童話は、童話とはいっても子供向けのものじゃないと思うよ。

それから、小森陽一の解釈は私も推します。
9>4 or 8 :2000/09/15(金) 06:01
その小森解釈の概説、
orその解釈が載ってるスレ、本の
紹介きぼーん。(←図らずも2ちゃん語
使っちった)
108>9 :2000/09/15(金) 08:09
スマソ。大学のセンセに借りた本で、書名覚えてない。
調べとくからちょっと待ってね。
11:2000/09/18(月) 00:56
調べた。
「最新 宮澤賢治講義」 小森陽一 朝日新聞社

とりあえず読んでみるとよろしかろう。
それから、たいていの公立の図書館には宮澤賢治研究の本がいっぱい並んでるよ。
12:2000/09/18(月) 12:59
ひさびさね。
>9
私は本で読んだわけではなかったんですが、あれ、「最新…講義」
でしたっけ。もう一度見てみます。
>8
賢治自身が「少年小説」とかいうようなくくりに入れていた
らしいし、やはりどうしても「アドレッセンス」のひとにも
向けられているとは思います。
変な日本語で、すみません…。
>6
個人的に作家に還元した読みが嫌いだっていうのもあるんだけど、
『銀河鉄道』はある意味既存宗教の枠組みを越えようとしている
と思うので、法華経に還元するのはどうかなあと思う。
でもちなみに、一時期国柱会という法華経系の組織にいったり
してたようです。
13>5 :2000/09/18(月) 16:55
>女の先生が銀河系の模型を示しながら説明をしている。

細かいつっこみだけど、「女の先生」とは書いてない(性別不明)し、
模型も使ってなかったと思うぞ。
14:2000/09/19(火) 23:26
>11
早速本屋で調べました。
「最新・・・講義」には「銀鉄」の分析は
ありませんでした。

もしかすると小森さんの「銀鉄」解釈は
テクスト化されてないのかも、
と考える今日このごろ。

1511 :2000/09/20(水) 01:07
あれ、おかしいな・・・。私の勘違いかな?
なんかで読んだ記憶があるんよ。
雑誌だったかなあ・・・。国文学とか・・・。
とにかくスマソ。
16
>コモリ
あ〜雑誌かもですね。私も知りたいので、調べてみます。

なんかスレ趣旨とずれちゃったようなのですが、1さんは
いらっしゃるのでしょうか。ご意見を伺いたいです。