1 :
イゾウ :
さあ、2ちゃん文学板のみなさま、いきましょう!!
まずは、私からいかせていただきます!!!あの、有名な書き出しを、ちょっと拝借させてもらおう。
今日、ママンが死んだ。
2 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 21:03
よくみたらパパンの方だった。
3 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 21:32
パパンの鼻からはラーメンが出ていた。
4 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 21:35
死亡推定時刻にアリバイが無かったのは次に挙げる四人。
5 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 21:39
ドイツ人の漫才師アドルフ。
6 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 22:08
美人鍼灸師、米山百合子。
7 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 22:15
小説家の坂口新之助。
8 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 22:18
そして俺。
9 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 22:47
死体の傍らには、かじりかけの林檎。
10 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 22:49
林檎とラーメン。
11 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 23:29
ラーメンは幅広の広東麺だった。
12 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 23:31
俺は辣腕探偵、ギルバート・鈴木。
13 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 00:22
パパンの仕事はラーメン評論家だった。恨みを持つヤツの仕業か。
14 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 00:25
俺はパパンのラーメンに対する評言を思い出した。
15 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 00:38
「坊主、ラーメンっていうのはなぁ。シコシコ、そうさシコシコが命だ。」
16 :
フリーザ :2000/09/04(月) 00:45
ほぅ・・・・・4万まであがりましたよ。なるほど・・部下にほしいくらいです。
冥土の土産にいいことを教えましょう。私の戦闘力は50万です。
17 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 00:46
くだらない。世の中すべてくだらない。そういい捨てて。パパンは去って行った。
18 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 01:53
それから五年後。
19 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/04(月) 02:23
さびれた中華料理屋の引き戸をガラガラと開け、トレンチコートを着た男が一人。
20 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 02:25
私の前にパパンの死体が。
21 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 02:47
盆踊り。
22 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 02:49
そう、あれは盆踊りの夜だった。あのときからパパンの死は運命付けられていたのだ。
23 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 02:56
あの日、パパンはニンニクチャーシュー大盛りを食べながら言った。
24 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 03:14
「私のくちは、もはやニンニク食べても臭くないのだ!!」
25 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 03:21
「なぜならば、私自身がニンニクだからだ!!」
26 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 03:23
「従って、お前もニンニクなのだ!!」
27 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 04:38
論理によって人は狂う、とは高名な探偵小説家の言葉だ。
28 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 06:04
論理は常に人を狂わせるし、ニンニクは臭いを放ち続ける
29 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 08:11
確かに目の前の死体からはニンニクの臭いが。
30 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 10:35
しかし、このニンニクの臭いが事件解決の鍵になるとは、このときの私には思いもよらなかった
31 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 11:43
第二章 名探偵登場
32 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 14:37
名探偵全員ニンニクにより爆破全員死亡
33 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 14:45
第三章 そして神話がはじまる
34 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 15:02
闇夜に現れた老人は、暗黒色の空、海、大地が支配するその場所で語り始めた
35 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 15:07
昔々「名探偵全員ニンニクにより爆破全員死亡」という鼻歌を唄うのが癖になっていた探偵がいた
36 :
名無しさん@一回忌 :2000/09/04(月) 15:08
「ばばしたい・・・」
37 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 15:10
かつて人が陽の光を浴び、微風に身を任せた姿をあられもなく神々に晒していたころ
38 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 15:25
三人の老人が同時に語り始めたので
39 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 15:26
聴衆者達は一瞬、呪詛の言葉にその身を包まれる錯覚に陥った
40 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 15:29
すると顔色は土気色だが、目鼻立ちが鋭い少年が立ち上がって叫んだ
41 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 15:32
「三人の中、二人は偽者だ!偽者を殺せ!殺せ!」
42 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 15:38
すると老人達は一斉に「わしら三人は空の神、海の神、大地の神じゃ!」と怒号した
43 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 15:54
少年は少しも怯まず「三人とも嘘をついている!神が何故自分達をさんにんと人を呼ぶように数えるのか!」
44 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 17:29
老人達は目を大きく見開き「わしらは人の姿を借りてこの廃墟に下り立って来たからじゃ!」と尚も赫怒の声を荒げる
45 :
我輩は名無しさん :2000/09/04(月) 17:45
その老人の一人がドイツ人の漫才師アドルフの祖父なのであった
46 :
我輩は名無しさん :2000/09/04(月) 18:36
しかしそのことを知らない少年はなおも挑む「人は神の姿を模した存在ではなかったか?その人の姿を借りるとは騙るに落ちたな!」
47 :
我輩は名無しさん :2000/09/04(月) 20:04
「そなたはまだ疑うのか。然らばこれを見よ!」一人の老人が右手を高く差し上げた。
48 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/04(月) 20:11
誰もが(一行超えてるじゃん)と思いながら老人の示した方向を見やった。
49 :
我輩は名無しさん :2000/09/04(月) 20:36
そこには巨大なニンニクが燦然と輝きながら、
50 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/04(月) 20:49
ママンとパパンが手を取り合って踊るように懸垂をしていた。
51 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/04(月) 22:04
BGMはチゴイネルワイゼン、いやが上にも激情が燃える。
52 :
我輩は名無しさん :2000/09/05(火) 02:46
少年=僕の頭の中で、あの日のパパンの言葉がこだまする。
53 :
我輩は名無しさん :2000/09/05(火) 02:53
「従って、お前もニンニクなのだ!!」
54 :
名無しさん@1周年 :2000/09/05(火) 03:48
僕の腕の中には一人の少女が。
55 :
かとう :2000/09/05(火) 04:22
何十万と言う人々が、あるちっぽけな場所に寄り集まって…
春は都会の中でさえやっぱり春であった。
1も大好き
56 :
我輩は名無しさん :2000/09/05(火) 04:47
時は幕末。
57 :
名無しさん@1周年 :2000/09/05(火) 05:28
おお、女を胸に抱くと思考が乱れるものである。
58 :
我輩は名無しさん :2000/09/05(火) 05:30
「その名は加藤」と女が呟く。
59 :
我輩は名無しさん :2000/09/05(火) 10:15
「私、鍼灸師してるの」やれやれ。
60 :
名無しさん@1周年 :2000/09/05(火) 14:19
「そりゃお前、韓国エステの間違いぢゃよ」
老師はなぜか涙ぐんでいた。
61 :
名無しさん@一回忌 :2000/09/05(火) 15:00
少女も泣く。「辛かったわ。私達、前世はニンニクだったのよ。老師たちの導きでやっとまた出会う事ができた・・・。」
62 :
名無しさん@1周年 :2000/09/05(火) 16:15
「ほほう・・・」老師は目を細め、そしてつぶやいた。
63 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/05(火) 16:32
「約束を破りましたね? ドーーーーーーン」
64 :
吾輩は名無しである :2000/09/05(火) 17:07
しかし、一瞬早く少女の針が老師の眉間に突き刺さっていた。
「ごめんなさい…老師…。」
65 :
名無しさん@1周年 :2000/09/05(火) 17:27
薄れゆく意識の中、老師は「一行で、一行で・・・。」と最後の言葉を吐いた。
66 :
吾輩は名無しである :2000/09/05(火) 17:46
第四章 加藤の恋 in the ブラックホール
67 :
吾輩は名無しである :2000/09/05(火) 18:15
ジメジメした嫌な朝だった
68 :
吾輩は名無しである :2000/09/05(火) 19:10
ぐふっ
終わり
69 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/05(火) 21:19
終わった……………はずだった………………
70 :
吾輩は名無しである :2000/09/05(火) 21:21
エピローグ
71 :
名無しさん@1周年 :2000/09/05(火) 21:38
さては南京玉簾。
72 :
吾輩は名無しである :2000/09/05(火) 22:02
5年後、とある朝。俺(ギルバート・鈴木)がキムチをつけていると、、
73 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/05(火) 23:07
隕石が落ちてきた
74 :
吾輩は名無しである :2000/09/05(火) 23:21
完
75 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 00:09
続編『二行リレー小説』乞うご期待!
76 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/06(水) 00:24
しかしそれは始まりに過ぎなかった
77 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 01:21
俺は隕石の落下した場所を見物しに行って、或る妙なことに気づいた。
78 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/06(水) 01:31
〜 ここまでのあらすじ 〜
主人公の少年「加藤」はラーメン評論家だった父の死に際し、3人の人間が暗躍している事実に気づく。
その黒幕はフリーザなのか・・・?
闇の中で老師達に導かれる少年。見知らぬ少女の出現。
風俗で生計を立てていた彼女は、彼女自身の前世は少年と共にあり、二人はニンニクであったと語る。
運命の再会、老師の裏切り。
気がつけば、またいつも通りのジメジメした朝が彼の前にあった。
あれは夢だったのだろうか・・・?
そして5年後。
ストーリーとは全く関係のない人物「鈴木」がキムチをつけていると、隕石が落ちてきた。
俺(「加藤」)は隕石の落下した場所で、或る妙な事に気づく。
79 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 01:37
なんか 隕石が 臭い・・・
80 :
名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 01:51
「ココナッツ臭・・・青酸カリ?」
81 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 02:01
加藤のカリも臭い
82 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 09:26
ギルバート・鈴木のカリはもっと臭い
83 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 09:27
ドイツ人漫才師・アドルフのカリはさらに臭い
84 :
名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 13:34
空気が・・・凍った。
85 :
メイク魂ななしさん :2000/09/06(水) 14:28
刹那、背後から女の声がした「ねえ…寒いの…暖めて」
86 :
名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 14:43
と、振り向きざまに照準を女の眉間に合わせ「俺の後ろに立つ奴は・・・」
87 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/06(水) 15:57
キクラゲ
88 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 16:03
そう、彼の背後に立つ者は皆、八宝菜の具にされるのであった。
89 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 16:14
「ま、待って!私よ、私。」俺はやっと気づいた。彼女は、
90 :
名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 16:24
鼻から下がキクラゲになった顔に、引き攣った笑みを浮かべていた。
91 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 16:45
上空からヘリが降りてきた。女は針を取り出して…
92 :
各無し :2000/09/06(水) 16:55
キクラゲを縫い合わせ始めた。
93 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 17:00
女は、祖先が代々受け継いできたキクラゲを一針一針丹念に
94 :
名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 17:04
「あっ!」女が誤って針を指先に刺したのを見て、男は女の指を口元へと運ぶ・・・
95 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/06(水) 17:59
「血が出てるじゃないか」。
96 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/06(水) 18:21
「このくらい、どうってこと、ないわ……それより早く奴を追って!」
97 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 19:11
「奴・・・とは?」
俺は空を見上げた。そのとき、
98 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 19:20
ゴールキーパーが現れた。
99 :
?~?b?N :2000/09/06(水) 20:35
しかも水球の
100 :
大盛名無しさん :2000/09/06(水) 21:47
三百度に熱せられた鉄板の上で、笑っているあの男・・・
101 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 21:55
「そうよ…貴方は、私と一緒に、その男を追うの…そして、それは貴方の為でもあるの。」
102 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 22:40
彼女は言い終わると、猛烈な速さでチャーハンを作り始めた
103 :
メイク魂ななしさん :2000/09/06(水) 23:01
しかし、なぜか米はカリフォルシア米だった。
104 :
名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 23:08
「カリフォルシア米」は食べたことがなかったのでどんな味がするのか楽しみだった。
105 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 23:22
気分を盛り上げるためBGMを用意した。曲はもちろん「カリフォルシアの青いバカ」だ。
106 :
我輩は名無しさん :2000/09/06(水) 23:22
その頃加藤は、一心不乱にねじをゆるめていた。
107 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 23:48
「…ゆるめてもゆるめてもゆるめても、は、外れないッ」
108 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 00:01
ものすごく長いネジはもう天まで伸びている。「そうだ、上っていけば・・・」
109 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 00:01
ねじが加藤に話しかける「お前はねじ以下だな。そろそろ引退を考えろ」
110 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 00:07
所々赤く錆びた細長い金属に見下されるのは、屈辱的である。
111 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 00:14
ネジを昇っていくうちに、加藤は金属に欲情し始めた自分に気付いた。
112 :
ミミ :2000/09/07(木) 00:18
のぼればのぼるほどに
113 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 00:22
「私の名は“ルね・じラール”だ」とそのねじは言った。
114 :
名無しさん@1周年 :2000/09/07(木) 00:23
ネジが語りかける。「俺は人類三大発明のひとつなのだ。残りの二つは・・・」
115 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 01:26
「その答えは、お前にももうわかっているはずだ」
116 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 02:22
「あと10秒以内に答えろ」
117 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 02:22
「それは…愛だ。」加藤はルねの肩に手をかけ、抱き寄せた。
118 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 02:25
加藤がネジと融合したと同じ時刻、チャーハンを食っていた女は、自分の妊娠に気付いた。
119 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 02:34
「どうしよう...」
120 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 02:46
「名前をつけなきゃ…」
「とりあえずチャーハンを食い終えろ。」老師の有り難い言葉が心に届いた。
122 :
ゆりか :2000/09/07(木) 02:57
女はチャーハンを食べ続けた。「はやく…はやく…名前を…」
123 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 02:58
「チャーハン!いい名前だわ」
124 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 03:05
「ボクのこと呼んだ?」なぜだかそこにはチューヤンが立っていた。
125 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 03:06
ネジの塔では「我が計略にはまりおったな加藤!」と笑い声をあげる佐藤。
126 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 03:09
「汚れちまった悲しみに・・・そりゃチューヤだっ!!!(チューヤン自爆)」
127 :
考える名無しさん :2000/09/07(木) 03:33
「今日、またママンが死んだ。」
128 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 03:37
チャーハンは目の前に横たわる母親の死体を眺めていた。「ママン・・・」
129 :
考える名無しさん :2000/09/07(木) 03:39
「いや、かすかに息をしているようだ!」「ママン!!」
130 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 04:02
「ママソ」
131 :
名無しさん@一回忌 :2000/09/07(木) 09:23
「ウヘヘ」母の死に衝撃を受けたチャーハンは病院送りとなった。
132 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 12:02
「ウヒハ」と寛平の如く、病院で喘ぎ続けるチャーハン。
133 :
名無しさん@一回忌 :2000/09/07(木) 13:28
「私がママンよ・・・」檻の中で夜ごと、色情狂の婦長(58)に性器を弄ばれる嗚呼チャーハン。
134 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 13:29
病院へ駈け付けてきたのはチャーハンの父。浪人風。「チャーハン!」「ちゃーん!」
135 :
名無しさん@1周年 :2000/09/07(木) 13:55
「苦労かけたな・・・」
と、言いかけ、思いとどまった。
いや、待てよ。違う。
今自分の胸に顔を埋めているチャーハンは、
愛する息子の面影とはあまりに違いすぎる。
「おい、お前は誰だ!」
136 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 13:57
「おすぎです」
137 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 14:44
そして、世界は滅亡した
「「ネジの葬列」、この秋アタシの一押し、夏バテの人に絶対オススメ、元気が欲しい人は見なさい、そして夏の恋が終ったあなた、あなたに見て欲しい。」
139 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 15:33
「今日ではダランベールを一行でも飲み込むことはまったく不可能だが、オイラーが書いたものはほとんど、今も読めば喜びを感じられるのだ。
140 :
名無しさん@一回忌 :2000/09/07(木) 15:41
「シュールすぎる」ここまでの試写を見てプロデューサーは立ち上がり、翻って声を荒げた。「こんな物が公開できるか!」
141 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 18:10
プロデューサーは死んだ
142 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 18:37
俺が殺した
143 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 20:10
プロデユーサーの鼻からはラーメンが。
144 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 20:18
終わり
終わり
終わり
145 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 20:48
右の穴からは広東麺左の穴からは上海麺
146 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 00:50
ギョーザ君、こんにちは
147 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 00:59
「今日ママンが生まれた」
148 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 00:59
こっちの穴からこんにちは
149 :
ミミ :2000/09/08(金) 01:20
あっちの穴からさようなら
150 :
名無しさん@一周忌 :2000/09/08(金) 01:48
穴からあふれ出たママンの大群は、ある一点を目指して全ての高速道路を埋め尽くした。
151 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 01:51
僕はラジオのスイッチを切った。長い沈黙のあと、やっと彼女は話し始めた。
152 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 02:14
ママン:「Je panse@` donc je suis.」
153 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 02:28
「では…あの大群はママンの想像が生み出したものなの?」
僕は泣きそうになるのを懸命にこらえた。窓の外にびっしり群がるママン達。
154 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 02:31
ママンは艶やかに微笑んだ。
「隠し味にちょっとお塩をね。」
155 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 02:38
ママンの吐き出す毒素はいまや国連安全保障理事会の懸案となっていた。
156 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 02:57
議案のテーマは「鈴木そのことママンが手術台の上で出会ったように
てえへんだ」だった。
ママン:「てえへんだ、てえへんだ」
158 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 08:22
「1行超えてるのよ・・」そう呟くとママンは
159 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 09:19
蒸発した。
160 :
名無しさん@一回忌 :2000/09/08(金) 09:22
血、肉、そして骨皮までも残さず蒸散し、大気と化したママンがこの星の全てに溶け込んだ時、
161 :
ミミ :2000/09/08(金) 09:41
干ばつに苦しむ全ての国々に奇跡の雨が降り注いだ。
162 :
名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 13:58
ママンが乾いた大地に染み込み泥の海となる頃、降り止まぬ慈雨は呪詛の対象となっていた。
163 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 15:27
「助けてッ!」
164 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 17:42
「痛いか? 助かりたいか? だめだな」
165 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 18:56
ああ、彼こそがママンだったのだ・・・
Un jour tout sera bien@` voila notre esperance.
167 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 23:14
希望をもち続けることに疲れた時、絶望という名の救いが静かに僕を満たした。
168 :
166 :2000/09/08(金) 23:30
>>167 Tout le monde n'est pas fait pour etre heureux.
169 :
吾輩は名無しである :2000/09/09(土) 00:25
「フランス語のコメントではなく一行小説を書いて欲しい。」僕はママンに祈った。
170 :
ミミ :2000/09/09(土) 00:28
しかし、その祈りも空しく響くだけだった
171 :
吾輩は名無しである :2000/09/09(土) 01:14
次はドイツ語だ・・・・どこかから声が囁く
172 :
名無しさん@一周忌 :2000/09/09(土) 01:20
「ダッチワイフ」
173 :
吾輩は名無しである :2000/09/09(土) 13:36
しかも両性具有の。
174 :
吾輩は名無しである :2000/09/09(土) 18:54
そのダッチワイフが本当のママンだと知るのは、それから三年後の事だった。
175 :
吾輩は名無しである :2000/09/09(土) 20:00
1972年冬。僕はママンの故郷モスクワ来ていた。
176 :
吾輩は名無しである :2000/09/09(土) 20:14
と、ある男が近づいてくるではないか!「どうもこんにちは、マダ〜ム。わたしフョードル・ミハイロヴィチ・ドストーイェブスキイと申すものです」
177 :
吾輩は名無しである :2000/09/09(土) 20:15
「え?あなたは100年位前になくなったはずでは?」呆然と立ち尽くすママン。
178 :
名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 20:17
その瞬間、有無を言わさず秘密警察が国家反逆罪容疑で二人を逮捕し、めくるめく拷問の日々へと狩り立てた。
179 :
吾輩は名無しである :2000/09/09(土) 20:22
ニコライ一世「そ〜ですね〜。シベリアに流刑ですね。」
180 :
はるちゃん :2000/09/10(日) 00:13
僕は呆然として二の句がつげなかった
181 :
uiuiu :2000/09/10(日) 06:15
仕方なしにエロ本を読んでいると、
182 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 06:22
うとうとして気がついたら1995年の日本にタイムスリップ。
すると空が大きく口を開けて出現したワームホールをくぐって2000年に戻り気がつくと少女になっていた。
少女がそこで耳にした言葉は、・・かぞくえんまん・・・。
「家族円満」
185 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 07:17
ふと覗いた一軒のそばやにうらぶれた父子。父が子にささやく言葉。
「家族円満」
186 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 07:20
と、気が付くと僕は3000年にタイムスリップしていた。
187 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 07:21
(かぞく…(えんまん…(かぞく… 「ヤメテェーッ!」と少女は耳をふさいでしゃがみこみ、
188 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 07:33
ふと見るとまたそばや。まさか…店内のカレンダーは3000年。あの家族は…
189 :
ユニセフ :2000/09/10(日) 07:43
僕は僕? それとも少女? ヤダッ!あの親子がまだいる!
(かぞく…(えんまん…
190 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 09:57
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
/ @`――――-ミ
/ / / \ |
| / @`(・) (・) |
(6 つ |
| ___ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| /__/ / < なんか勉強に身が入らないんだよな〜
/| /\ \__________
191 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 10:58
…かぞく…えんまん…かぞく…えんまん…かぞく…
や・め・てーッ…ぞく…まん…かぞく…まん…
192 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 18:30
少女は忘れかけていたトラウマを思い出した。
193 :
名無しさん@1周年 :2000/09/10(日) 19:37
そうよ。百円玉は、肛門に挟まったままだったのよ。
194 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 21:14
私はその夜浴場でひっそりと百円玉を産み落とした。
195 :
はるちゃん :2000/09/10(日) 21:21
よく見るとそれは偽造された100ウォン硬貨だった
196 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 21:22
月夜が冷たく百ウオン硬貨を照らし出した。
197 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 22:41
だが、新五百円硬貨は自販では使えないのだった・・・
198 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 23:07
仕方がないので千円札を出した。ところで、私は何を買おうとしていたのだろう?
199 :
考える名無しさん :2000/09/10(日) 23:33
台詞係:「なにわすれてんのよ!まったく!」
200 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 00:12
それは「かつてママンであったものたち」である。
201 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 00:37
そうよ! 私は!…しかしすぐに少女は睡魔に襲われ、3500年の日本にタイムスリップした。
202 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 01:26
少女は自分が弥勒になったきがした。
203 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 01:55
かつて自分が買おうとしたものを思い出す気苦労も失せた。
204 :
名無しさん@キティ立入禁止 :2000/09/11(月) 01:57
だめだめ!
205 :
名無しさん@1周年 :2000/09/11(月) 03:17
そうよ、だめよだめ。弱気になっちゃだめ!少女は心の中で自分を励まして、ゆっくりと衣服を脱いだ。遠くの方から囁く声。かぞくえんまん・・・。ママン・・・頬を伝う涙・・・。
206 :
ミック :2000/09/11(月) 03:29
「そろそろダレテキタネ」誰かが囁いた
207 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 03:29
「そろそろダレテキタネ」誰かが囁いた
208 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 03:30
おまえは弥勒…おまえは… と謎の声。イヤッ!やめて!あたし強くなるわ!
209 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 03:37
かぞく、えんまん! …おまえは弥勒… かぞく、えんまん! …おまえは弥勒…
210 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 03:45
こちらヒュースケンこちらヒュースケン…この小説を、いやこの少女を救いに来た。
211 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/11(月) 03:48
どこからか声が聞こえた「ラーメンセットひとつ……」
212 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 04:34
こちらヒュースケン、こちらヒュー……&r:%7*tcかぞ<=¥3#まんラー342bセッ…
(爆発音)
213 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 04:40
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
214 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 09:02
ЯДйджщййЖё
215 :
はるちゃん :2000/09/11(月) 19:19
少女は目を覚ますやいなや、あまりのことに愕然とした
216 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 19:24
首から下が、あの日のママンと化していたのである。
ザムザ、ザムザ、、、いやーーー!!!
217 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 23:26
・・・・・・・・・・・・・・・・みんな・・・・・・ありがとう
218 :
名無しさん@一周忌 :2000/09/12(火) 01:04
死は何度でも我々に優しい。天に召されるママン。全てが光り輝いた。
219 :
吾輩は名無しである :2000/09/12(火) 01:38
果てにアンドロギュノスが顕現するわけはなかった。
220 :
吾輩は名無しである :2000/09/12(火) 01:56
皮膚の色が星水母のごとく光るのが真新しく思えた。
221 :
吾輩は名無しである :2000/09/12(火) 03:29
戯れに逃がしてやった鼠もママンを慕って輝き出した。
222 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/12(火) 03:37
今世界は壮大なカタルシスを迎えようとしていた。
全てが今、終わろうとしている。(そして始まろうとしている)
223 :
吾輩は名無しである :2000/09/12(火) 04:50
しかし、これは敗北を意味するのか!? 否!始まりなのだ!
224 :
吾輩は名無しである :2000/09/12(火) 05:02
ママンは気づいた。かつて体験したタイムスリップにしては、次の展開への時間が長いことに。
それは、タイムスリップなどではなかったのだ。単なる睡眠だったのだ。
「・・・ああ、よく眠ったわ」
ママンは、独り寝の辛さに耐えかねて昨夜、事後使用したティッシュが散乱しているのを見て、一人頬を紅く染めた。
「やだわ・・・・・娘に見られたらどうしましょ」
226 :
吾輩は名無しである :2000/09/12(火) 09:17
そのときママンは背後に視線を感じた。ふりかえるとドアがわずかに開き、誰かが逃げる音がした。
227 :
拳 :2000/09/12(火) 12:51
「今日の獲物もちょろかったな。」
228 :
??y????????? :2000/09/12(火) 13:01
「ふふ、ちょろいのはどっちかしら」
229 :
吾輩は名無しである :2000/09/12(火) 15:39
クラムボンはカプカプわらったよ。
230 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/12(火) 16:01
「あ、フリードリヒ、これは違うのよ!待って頂戴!」
231 :
吾輩は名無しである :2000/09/12(火) 16:16
「最後に一回だけヤラして!」
232 :
ごんべぇ :2000/09/12(火) 16:59
「いやじゃぼけぇぇ。」
と、ラジオから流れる無意味な音声を聞き流して、娘の眠そうな顔をみつめて、
「あら、どうかしたの?怖い夢でもみちゃったの?」
さあ、こっちにいらっしゃい・・・。娘のアンナを抱きしめると、
「かあちゃん、とうちゃんはほんとうにカツオをとるからって、海にいったまま帰ってこないの?だって、きのうの夜、とおちゃんあたいの部屋で、・・・あいたのへやで・・」
234 :
プーの友人。 :2000/09/13(水) 11:13
ラジオから「ここで一曲、クラムボンでシカゴ」。
235 :
拳 :2000/09/13(水) 12:28
聴きながら、彼は考えた。
236 :
名無しさん@1周年 :2000/09/13(水) 13:01
カリフォルシア米・・・。
237 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 14:00
って俺は何かんがえてんだ・・・。」
238 :
名無しさん@一回忌 :2000/09/13(水) 14:20
その直後、彼の全ての記憶がフラッシュバックした。強烈な閃光がほとばしる。射精しそうだ!!
239 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 19:17
「おめでとうございます。元気な男の子ですよ。」
240 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 20:10
しかし、男の子の足には指が三本しかなかった。
241 :
uiuiu :2000/09/13(水) 22:45
その代わりに男根が3本生えていた。
242 :
iuiuiu :2000/09/13(水) 22:59
よくみると男根三本が基本形となってフラクタル状に3のn乗(n→∞)の男根が生えているのが観察された。
「これを使うか、使わぬか。それが問題だ」とつぶやいてみた。
243 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 23:01
それに男の子が答えた。
244 :
komu :2000/09/14(木) 00:39
一日一本にしておこう
245 :
タモソ :2000/09/14(木) 01:12
「一日いっぽ〜ん!ユソケル黄帝液」(from SATO)
246 :
タモソ :2000/09/14(木) 01:15
「一日いっぽ〜ん!ユソケル黄帝液」(from SATO)
247 :
タモソ :2000/09/14(木) 01:17
「一日いっぽ〜ん!ユソケル黄帝液」(from SATO)
248 :
タモソ :2000/09/14(木) 01:19
「一日いっぽ〜ん!ユソケル黄帝液」(from SATO)
249 :
キテイ侵入禁止 :2000/09/14(木) 01:31
と叫ぶ子供の頬に、ママンは力をこめて張り手をかました。
250 :
吾輩は名無しである :2000/09/14(木) 01:34
しかし一瞬はやく子供は男根で張り手を受け止めた
251 :
吾輩は名無しである :2000/09/14(木) 02:59
男根が伸びる。のびるのび〜〜る。
252 :
245-248(失敗しました、スマソ) :2000/09/14(木) 03:15
「効き目がのび〜る!のびのびサロンシップα」(ヒサミツ〜♪)
253 :
プーの友人。 :2000/09/14(木) 09:49
髪の毛も三本しかなかった。
254 :
拳 :2000/09/14(木) 13:10
もはや修復不可能と考えた鈴木は、煌煌と月の照る道を歩きはじめた。
255 :
名無しさん@一回忌 :2000/09/14(木) 14:06
赤い月。銭湯の匂いのする路地を歩く鈴木は、まさに赤色エレジーだった!!
256 :
吾輩は名無しである :2000/09/14(木) 23:00
そのあとを、ひたひたと男根が追っていた。
257 :
吾輩は名無しである :2000/09/14(木) 23:05
鈴木は振り向いて言った。「男根さん 先へどうぞ」
258 :
吾輩は名無しである :2000/09/14(木) 23:38
男根「いやあ、どうもどうもどもどもども」
259 :
komu :2000/09/15(金) 00:20
鈴木は先を歩く男根の影を見て、あることに気づいた。
260 :
名無しさんだよもん :2000/09/15(金) 00:25
マイマヨネーズを家に忘れてるじゃないかっ!
261 :
吾輩は名無しである :2000/09/15(金) 00:49
コロ助がキャベツを忘れた事に安堵する鈴木だった。
262 :
名無しさん@一周忌 :2000/09/15(金) 01:26
男根が振りかえって、にやりとした。鈴木はギョーとして思わず
263 :
考える名無しさん :2000/09/15(金) 19:32
微分積分
264 :
名無しさん :2000/09/16(土) 04:59
・・・と叫びそうになったが、自分でも意味が分からなかった。
265 :
吾輩は名無しである :2000/09/16(土) 05:37
一日一本!
266 :
こんちにはっ! :2000/09/16(土) 12:51
三日で二本!
267 :
吾輩は名無しである :2000/09/16(土) 21:26
どうやらかつて訪れたことのない世界に足を踏み入れたようだ、と鈴木は感じていた。
268 :
タモソ :2000/09/17(日) 02:21
あー!おくれたー!スマソ>265 それでは一旦コマーシャル。
269 :
吾輩は名無しである :2000/09/17(日) 02:54
・・・と男根が答えた。どうやら奴も混乱しているようだ。
270 :
吾輩は名無しである :2000/09/17(日) 11:13
俺は男根を黙ってにらみつづけた。奴は、ガッツポーズをした。
271 :
名無しさん :2000/09/17(日) 19:33
そして、いきなり「殺してくれーーー!!!!」と男根が叫んだ。
272 :
komu :2000/09/17(日) 23:33
俺は、男根に包丁を振り下ろした
273 :
パトラー :2000/09/17(日) 23:46
真剣白羽鳥!
274 :
名無しチェケラッチョ♪ :2000/09/18(月) 00:31
男根は全く無様に血しぶきをあげて倒れた。
しかし、その時何故か俺自身の男根に激痛がー!
275 :
吾輩は名無しである :2000/09/18(月) 00:43
俺はおそるおそるズボンをおろした。
そこにはちまみれになった俺の男根が力無く笑っていた。
276 :
名無しさん :2000/09/18(月) 02:11
俺は恐ろしさのあまり気絶した。(うぅ〜〜ん・・・ドタッ!)
277 :
吾輩は名無しである :2000/09/18(月) 02:39
そうだ!!募金しなきゃ!!!
278 :
吾輩は名無しである :2000/09/18(月) 04:06
男根の先を八つに斬って熱したフライパンに押しつけ、タコの形になるのを待った。
279 :
名無しさん@一回忌 :2000/09/18(月) 12:51
「熱いけどなんか・・・うっ!」三億匹の流れ弾は生まれてすぐ、フライパンの上で焼け死んだ。
280 :
吾輩は名無しである :2000/09/18(月) 21:35
ぱくりっ
何だ、一体何だ?下を見るとウインナー状にこんがりとした俺の男根に
うわばみが喰らいついていた。
「美味しいわ。」
彼女は満足そうに唇をべろんと舐めた。
281 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/19(火) 01:28
美智子の口の中に豊潤な味わいが広がり、そしてさざ波のやうに消えていった。
282 :
吾輩は名無しである :2000/09/19(火) 01:32
「やめなさい!」という声にふりむくと、故宇野重吉がいた。
283 :
名無しさん :2000/09/19(火) 01:49
「お前、確か死んだはずではっ!?」
俺は数年前に「やじうまワイド」で見た
葬儀の光景を思い出しながら叫んだ。
284 :
名無しさん :2000/09/19(火) 02:05
すると、故宇野重吉は
にた〜りと意味不明な笑みを浮かべた。
285 :
吾輩は名無しである :2000/09/19(火) 03:15
笑みの奥に秘めた情欲を美智子は理解した。にじりよる宇野に手向かいはすまいと思った。
286 :
名無しさん@一回忌 :2000/09/19(火) 09:38
宇野は激しくディープフレンチキスした。「み美智子や。お、お前の玉門を見せておくれ・・・」
287 :
言霊 :2000/09/19(火) 11:17
重吉:「おお、これぞ、長年探し求めていた……」
288 :
吾輩は名無しである :2000/09/19(火) 12:40
重吉:「ううんと・・なんだっけか・・」
289 :
名無しさん@1周年 :2000/09/19(火) 13:43
じゃじゃ丸。
290 :
吾輩は名無しである :2000/09/19(火) 16:01
美智子:「だからおよしなさいって言ったのに...。成仏なさってね、あ・な・た.。」
291 :
堀田しゃん :2000/09/19(火) 16:05
美智子の虚ろな目は、天井を天の川のように這う古い精液の染みを追っていた。
292 :
角川冬樹 :2000/09/19(火) 16:07
−−−−−−− 完 −−−−−−−
293 :
名無しさん@1周年 :2000/09/19(火) 20:04
フェイントは、すぐに見破られた。
294 :
komu :2000/09/20(水) 01:12
だまされる快感
295 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 01:13
突然宇野はもだえた。炎はまたたくまに全身をおおい、宇野を焼き尽くした。
296 :
komu :2000/09/20(水) 01:13
だまされる快感
297 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 01:20
このスレがあれば高橋源一郎は不要であることが証明された
298 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/20(水) 02:21
ような気がしたが、結局厨房角川春樹はまるこめ味噌。
299 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 03:13
そう、味噌だ、味噌が無かったばかりにあんな事が・・・
300 :
( ´∀`)さん :2000/09/20(水) 03:59
味噌がなかったばかりに広末が流転を読めなかったのだ
301 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 04:50
そんな事を考えていると、向こうの方から何か聞こえてきた
302 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 04:56
「え〜、大きなことを言うようですが、今や春風亭柳昇といえば我が国ではわたし1人でありまして…」
303 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 06:58
「ど〜もすいません」
304 :
名無しさん :2000/09/20(水) 09:03
「てなことをね」
305 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 09:16
「おあとがよろしいようで・・・」
306 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 09:43
「え〜、最近の話題はってーとー、「ママンが死んだ」、なんてことを申しまして〜」
307 :
言霊 :2000/09/20(水) 13:55
「つまんねえな」
と呟き、寄席を出る男こそ、ギルバート・鈴木であった。
308 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 14:01
鈴木は寄席に手榴弾を投げ込んだ。阿鼻叫喚の中でひとり逃げ出した春風亭を、鈴木はワルサーP38で冷徹にしとめた。
309 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 14:03
「二度とあらわれるなよ」とつぶやいた鈴木は、春風亭の死体を足で裏返し、顔を踏んだ。
310 :
言霊 :2000/09/20(水) 14:16
踏まれた春風亭の口から、ニンニクがぽとり。
311 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 15:47
唾液の皮膜をうっすらと纏ったニンニクは、少年の四肢のような苦い香を放った。
312 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 15:49
ああ、まんじゅうこわい・・・
313 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 17:02
死んだと思われた春風亭柳昇が、むくりと起き上がった。
314 :
komu :2000/09/20(水) 21:06
腹筋運動をしているようだ。
315 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 22:19
「もう一度氏ね」と鈴木は春風亭の額に弾丸を見舞った。春風亭の腹筋運動が静かにやんだ。
316 :
吾輩は名無しである :2000/09/20(水) 22:24
春風亭柳昇撃たれ二度死ぬ−犯人はギルバート鈴木か−
一度は起きあがった〜目撃者の証言〜
「鈴木はよくやった」
残忍な手口にも庶民の賞賛の声
(アサヒ新聞夕刊社会面より)
317 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 00:20
三年後のある日である、雑踏の中を鈴木の方へ一直線に歩いてくる男。男の顔は
318 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 00:35
ケロイドだらけだった。「あのおじちゃん怖い!あのお顔怖い!」と通りすがりの幼女が母親にいった。
319 :
名無しさん :2000/09/21(木) 03:38
関係ないが、幼女の母親は元アイドル倉田まり子であった。
320 :
????V??? :2000/09/21(木) 03:47
幼女はケロイドだらけのその顔に実存を侵食する母性への恐怖を投影していたのだ。
た
321 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 04:49
そもそも、幼女=倉田美智子は、生まれた時から
322 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 05:36
母まり子の愛人だった金持ちのヒゲオヤジに性器をいじられながら育った。
323 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 06:35
ヒゲオヤジはいつも顔面ケロイド状態の執事に母まり子を犯させてはその光景を美智子に見せた。
324 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 06:38
「地震でも雷でもふってくりゃええ、美智子、おかんのこの姿、よう覚えとき」
325 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 06:40
それが母まり子の口癖だった。しかし美智子の脳裏に焼きついたのは、ケロイド男の痴態であった。
326 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 06:45
「グラァジュエイション♪」と歌っていた清純派時代にすでに、ケロイド執事との黒い交際があったことを知る人は少ない。
327 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 06:50
ざっとそのような背景があるために、幼女すなわち美智子がケロイド男を恐れたのは無理もなかった。
328 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 06:53
「あのおじちゃん怖い!あのお顔怖い!」
329 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 07:21
そんな美智子の心の支えになっていたのが下働きの下男よしお
通称赤シャツだった
330 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 07:30
だがある日、美智子が赤シャツにいったことは、
331 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 07:34
「シーシーシュポシュポが、いいでちゅ。」
332 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 07:35
という、当初の実存主義への回帰願望だった。
333 :
名無しさん :2000/09/21(木) 19:10
赤シャツは多少ロリコンの気があったが、
美智子に対しては、それを上回る愛情を感じていた。
334 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 19:59
と同時に、彼にはSの気もあり、
美智子への愛情を抑える自分自身に対して、
ナルシスト的な快感も、覚えていた。
335 :
334(訂正) :2000/09/21(木) 20:00
S→M
336 :
名無しさん :2000/09/21(木) 23:07
それまで1人で遊んでいた美智子が、突然火がついたように泣き出した。
337 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 23:19
「よしお! 美智子に何した!」母まり子が怒鳴ると、よしおは青ざめてひざまづいた。
338 :
吾輩は名無しである :2000/09/21(木) 23:27
「おら、何もしてねえ! 美智子はかわいいけんど、おら、何もしてねえ!」
339 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 00:12
その夜、家族が寝静まった頃、よしおは出奔した。鞄ひとつで
着の身着のままだったが、金は母親の財布から二万失敬した。
340 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 04:32
ある駅についたよしおは、しわがれた声によびとめられた。ふりむくと、昔世話になった母まり子の叔父がいた。
341 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 04:34
「旦那! 見逃してくだせえ! まり子さまの金は返しますだ! 許してくだせえ!」
342 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 04:36
もってろ、とまり子の叔父はいい、「これももってけ」と財布を放った。
343 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 04:38
「まり子から電話があってな。つかまえて警察に突き出すとわめいていたが、おまえにも事情があろう。かくまうことはできないが、逃げられるだけ逃げろ」
344 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 04:39
「旦那!」
「いいから行け。まり子は俺がなだめる。その財布を使えば、当分は食える」
345 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 04:40
サイレンの音が響きわたった。
346 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 04:42
「早くいけ! 警察は俺が止めとく」
「旦那!」
「ばかやろう!ぐすぐずするな!」
347 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 04:45
「御用」の文字が、暗やみにいくつも浮かびあがった。
348 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 04:46
「こいつらは俺が斬る! はやくいけ!」
「だんなァ〜!」
349 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 13:13
ハッとして夢から覚めた。上野駅のホームのベンチ。
350 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 13:15
胸元には冷え切ったよだれの染みが。
351 :
言霊 :2000/09/22(金) 13:53
目の前には駅員の顔「お客さん、終電、出ちゃいましたよ」
352 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 14:03
駅員の顔が闇に溶け、そこには虚無の深淵が広がっていた。
353 :
魔物 :2000/09/22(金) 14:11
そこに飛び込んだ私は300万年前の地球にワープした。
354 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 14:46
そこには、奇妙な角度をもった建造物が屹立し、巨大なスライム状生物が跳梁していた。
355 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 14:49
「テケリ・リ、テケリ・リ」その声を聞いて私は恐怖に震撼した。
356 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 14:51
そう、そこは狂気山脈のあの都市だったのだ。
357 :
魔物 :2000/09/22(金) 18:41
突然、空間に小さな穴が開き、そこから出て来たのは、一匹のタヌキ型ロボットと、めがねをかけた少年だった。
358 :
言霊 :2000/09/22(金) 18:52
「ぼく、タヌえもん」
359 :
名無しさん@1周年 :2000/09/22(金) 19:03
「名前はまだない」
360 :
魔物 :2000/09/22(金) 19:07
突然、タヌキ型ロボットとその少年は互いの非を咎めあい、口論となった。
361 :
名無しさん@1周年 :2000/09/22(金) 20:49
舌を絡めながら互いを罵倒する姿は、一種の感動をママに与えた。
362 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 23:12
そのころギルバート鈴木は、ようやくケロイド男とすれちがいつつあった。
363 :
吾輩は名無しである :2000/09/22(金) 23:19
「どうしてどうして僕たちはであってしまったのだろう」という声が繰り返し呟かれたが、誰の声かは識別できなかった。
364 :
名無しさん :2000/09/23(土) 01:30
そして十年後、美少女だった美智子は絶世の美女に育っていた。
365 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 01:55
そしてその二十年後、美女だった美智子は絶世のおばはんになっていた。
366 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 03:14
しかしギルバート鈴木は、まだケロイド男とすれちがう途中であった。
367 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 04:30
しかしゼノンの空間の無限分割により、二人は一生すれ違うことができない
368 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 04:39
ギルバート鈴木とケロイド男のどちらかが死ぬか、両者がごっつんこしない限り、
両者が地球上の何所にいても常に「すれちがう」のである。
369 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 04:49
二人のソフィストが論争している所へ、ソクラテスがやってきた。彼は
370 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 05:11
自分自身を知っていた。
371 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 06:32
そして質問した。
372 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 07:23
「一体君たちは
373 :
言霊 :2000/09/23(土) 12:00
いつまでそうやってすれちがってばかりいるのだ」
374 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/23(土) 17:34
すれ違いがあるからこそ、擦れて気持ちがよいのだ。
375 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 21:05
「そうだ。気持ちがよいのだ・・・あれ?」
376 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 21:13
鈴木は目がさめた。
夢精していた。
377 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 21:56
一体どのくらい眠っていたのだろう・・・
俺には何かやるべきことがあったはずだが・・・
378 :
komu :2000/09/23(土) 22:26
突如電話の呼び出し音が静寂を破る。
379 :
名無しさん@1周年 :2000/09/23(土) 22:33
「来々軒さんですか、チャーシュー麺二つお願いします。」
380 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 22:58
その声は、電話からではなく、窓の外から響いていた。そして窓に浮かぶその顔はまぎれもなく
381 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 23:00
ケロイド男だった。
382 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 23:01
「ひょっとしてタミー?」鈴木はつぶやいた。
383 :
吾輩は名無しである :2000/09/23(土) 23:47
「タミーというよりダミーだな」突然現れた加藤が呟く。
384 :
吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 00:12
加藤は持っていたネジをケロイド男に投げつけた。スコンスコンと突き刺さる。
その時ふとテレビに目をやると、羽生良治の夢精が報じられていた。
―さて、有田さんはどうご覧になりましたか?
はい、そうでしたね。
〜完〜
387 :
吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 02:07
さて、このように自分の夢の記憶と、覚醒時の幻覚体験をつぶさに記したノートブックを持って、
僕は少し名の知れた精神分析医でもあるママンのところへ出向いたのだった。
388 :
吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 02:23
>385、387
こら、一行だっつってるだろが。
389 :
名無しさん :2000/09/24(日) 04:29
しかし、ママンは・・・
390 :
吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 04:45
できれば今日は人に会いたくない気分であった。
391 :
吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 04:50
むっちり、ぬれぬれ
392 :
吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 07:45
とママンはひとりごち、頬を赤らめた。
393 :
考える名無しさん :2000/09/24(日) 10:07
ボードレールはそんなママンを寂しそうに見つめて、こう切り出した。
394 :
言霊 :2000/09/24(日) 12:02
「あなたは、あの少年に会ってあげなければならない」
395 :
吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 12:03
「そして自分が母親であることを名乗らなければならないのではないですか」
396 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/24(日) 13:06
「何を怖がってるいのですか?」といって熱い接吻をした。
397 :
名無しさん@1周年 :2000/09/24(日) 13:56
溶鉱炉についた唇は、沈黙していた。
398 :
吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 15:41
二人の感情は、溶鉱炉から時折ほとばしる火炎のごとき情熱をおびていたのだった。
399 :
名無しさん :2000/09/24(日) 17:27
ママンは、日本の美輪様ともご友人であった。
400 :
吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 18:31
遠い異国に思いをはせながら、ママンとボオドレエルは手を取り合って新しい世界へと歩み始めるのであった。
401 :
吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 20:05
呼鈴を鳴らしても、返事がなかった。玄関のドアが開いていたので僕は勝手に中へ入った。
402 :
吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 20:55
そして、私は三輪明宏に全てを委ね、その中で果てた。
403 :
吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 21:04
そのことが後々どんな自体を引き起こすか・・・、わたしは知る由もなかった。
404 :
吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 21:56
一部始終を窓から見ていたケロイド男…
405 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 00:25
ケロイド男? いや、ちがう。あれは・・・
406 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 00:27
そして天井に張り付いて様子を伺っている飛猿…
407 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 00:34
飛猿? いや、ちがう。あれは・・・
408 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 00:37
風車の弥七?
409 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 00:47
惜しい! いい線いってるが違う。あれは・・・
410 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 00:59
まさかとは思うが、うっかり八兵衛?
411 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/25(月) 01:23
とはいっても僕は目が見えない。
412 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 02:23
目は見えないけど、実はむかしクイズ王だった
413 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 04:21
そのうえ歌って踊れるのである。
414 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 04:24
よく福留功男をぶんなぐったものさ。
415 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 04:42
福澤なんぞ、パシリにしていた。
416 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 04:44
偽善者スマイル男逝ってよし!
417 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 05:29
俺はどうしても徳光→福留→福澤→藤井の流れを絶やしたいのだ。
418 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 05:42
福澤までは許す……とイエスさまはいわれた。
419 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 05:42
ママンはその声に、深くうなずいた。
420 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 09:37
「でも、船越のオリンピックでの絶叫実況は許せません!」とイエスさまは言った。
421 :
文学的にサッカー寄り :2000/09/25(月) 10:37
ゴル・ゴル・裁くダニ
422 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 10:37
「それでは私が始末しましょう」といつのまにかドアに立っていたギルバート・鈴木が言った。
423 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 10:38
「じゃあ、俺も連れて行ってくれ!」と俺は頼んだ。
424 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 12:48
「私もお供します」と窓の向こうから、ケロイド男が言った。
425 :
名無しさん@1周年 :2000/09/25(月) 12:56
「ギャテギャテパーラーギャーテ」お釈迦様は先に辿り着かれていた。
426 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 21:06
お釈迦様「わしは船越を擁護するよ」
427 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 21:20
「きさまは自らの無知を悟れ」とソクラテスが釈迦にいった。
428 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 21:22
論破された釈迦はイエスに弟子入りをこうたが断られた。
429 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 21:26
お釈迦様は孔子を味方につけた。
430 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 21:41
それを知ったソクラテスは自殺した。
431 :
吾輩は名無しである :2000/09/25(月) 21:59
死ぬ前にソクラテスは一言、
432 :
名無しさん :2000/09/25(月) 23:53
「・・・巻物を探せ」
433 :
吾輩は名無しである :2000/09/26(火) 00:16
「そこに書いてある永谷園のホームページアドレスにアクセスしろ」
434 :
名無しさん@1周年 :2000/09/26(火) 00:20
そこにはなんと・・・!!
435 :
名無しさん :2000/09/26(火) 00:54
2ちゃんの管理人ひろゆきの告白が載っていた。
436 :
吾輩は名無しである :2000/09/26(火) 01:19
「実は私こそが、ネオ麦茶の正体である」
437 :
名無しさん :2000/09/26(火) 01:58
その告白には誰もが驚いた。ただ1人を除いては。その1人とは・・・
438 :
吾輩は名無しである :2000/09/26(火) 02:36
管理人ひろゆきのママンだった。ママンは何でもお見通しだった。
439 :
名無しさん :2000/09/26(火) 03:23
そんなママンに、管理人ひろゆきは頭が上がらない。
440 :
吾輩は名無しである :2000/09/26(火) 04:23
「ひろゆき、管理人ばかりしてて疲れたでしょう。ほら、クッキーでもお食べ」
441 :
名無しさん :2000/09/26(火) 05:05
しかし「うまい棒きぼーん」と泣き叫ぶ管理人ひろゆき。
442 :
吾輩は名無しである :2000/09/26(火) 05:12
「うまい棒はないの。でもあっちの棒ならあるのよ」と意味深なことを言うママン。
443 :
吾輩は名無しである :2000/09/26(火) 05:14
「ほおーら、ふたなりだよーん」
H君は何も言えなかった。でも彼の手はひとりでにうまい棒を握っていた。
445 :
吾輩は名無しである :2000/09/26(火) 17:27
H君の手の中で大きくなっていくうまい棒
446 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 00:40
なんとなく強く擦ってみたくなった
447 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/27(水) 00:45
いや、強く吸ってみたくなった
448 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 02:44
むしろ、ママンに吸ってもらいたくなった
449 :
名無しさん@1周年 :2000/09/27(水) 09:42
ママンには恋人がいた。
450 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 18:09
その名もアルベルト
451 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 18:30
あなたは『アナルの世界』の登場人物じゃあ・・・
452 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 18:49
あーなる世界、こーなる世界、そーなる世界
453 :
ガロァ :2000/09/27(水) 19:51
なるほど・ザ・ワールド(懐
454 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 20:37
そして時は動き出す
455 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 20:47
動き出すティンポ
456 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 21:35
×ティンポ ○ティムポ
457 :
名無しさん@1周年 :2000/09/27(水) 23:19
ティムポはマムコに出逢った。必然であるように。
458 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 09:01
ギルバート鈴木とケロイド男は、すれ違ってばかりなのに、
ティンポとマムコは簡単に出逢っちゃうのね。
459 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 12:25
ティンポとマムコの出逢いを横目に、俺は、巻物をさがす旅に出た。
460 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 12:27
お釈迦さまが言うことには、巻物は天竺にあるらしい。
461 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 12:52
ギルバート鈴木とケロイド男がいっしょだから心強いのだ。
462 :
吾輩は奈々氏である :2000/09/28(木) 16:39
ママンとボードレールと美輪明宏と管理人ひろゆきが手を振って見送ってくれた。
463 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 16:41
そのころギルバート鈴木は、ケロイド男がタミ−である可能性について思いをめぐらせていた。
464 :
我輩は名無しである :2000/09/28(木) 16:43
その頃東京では・・・
465 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 17:06
鈴木にたのまれたワルサーP38の修理を、雅子は無事に終えていた。
466 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 17:55
「ふ〜じこちゃ〜ん」そこにルパソB世が現れた!
467 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 18:29
ふじこと間違えられた雅子は、ルパンに犯された。これで産める……雅子は抵抗しながらも喜びの涙を流した。
468 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 18:39
そのころゴビ砂漠では…
469 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 18:47
ドイツ人の漫才師アドルフ、美人鍼灸師の米山百合子、そしてチャーハン少年の三人が、美智子を捜して天竺に向かっていた。
470 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 18:51
よしおも連れてくるべだったか……という思いがアドルフの脳裏をかすめたがすぐに消えた。
471 :
名無しさん@1周年 :2000/09/28(木) 19:24
天竺への道、それは長い長い道のりだった。
472 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 19:44
不倫国で死鳥を倒し…
473 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 20:26
「しっかし高橋尚子はどうでぇ?」老女がいきなり私を小突きながら、まぶたをぴくぴくと神経症的に痙攣させながらいらだたしげに話し掛けてきた。
474 :
名無しさん@1周年 :2000/09/28(木) 20:47
しかし、いきなり「どうだ?」と聞かれても
答えに窮するではないか!
475 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 20:48
わけのわからんことを言う老女は崖かた突き落とし、天竺への旅を続ける俺たちなのだ。
476 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 20:50
そこへ、最初の妖怪が登場!
477 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 20:51
「このなぞなぞに答えられないヤツはここから先には行かせないずら!」
478 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 21:07
どうやらその妖怪は静岡の出身らしい
479 :
名無しさん@1周年 :2000/09/28(木) 22:05
妖怪は『椅子は椅子でも、足のない椅子なぁ〜んだ?(にや〜り)』と
初めのなぞなぞを出してきた。
480 :
名無しさん@1周年 :2000/09/28(木) 22:07
「座椅子」と答えて去っていったあの人の後ろ姿は哀愁に満ちていた。
481 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 22:40
「答えはまた来週」 妖怪はそう言って風と共に去った
482 :
吾輩は名無しである :2000/09/29(金) 00:03
去ったつもりの妖怪は着物のすそを誰かにつかまれていてのけぞった。
483 :
名無しさん@1周年 :2000/09/29(金) 01:43
その誰かとは!?
484 :
吾輩は名無しである :2000/09/29(金) 03:02
「みのです。おくさん、そりゃだめだ」
485 :
吾輩は名無しである :2000/09/29(金) 11:58
と、みのもんたの物真似をするアドルフだった。
486 :
吾輩は名無しである :2000/09/29(金) 12:07
「しdえいな」
487 :
吾輩は名無しである :2000/09/29(金) 12:58
「誰だ?俺の名を呼ぶ奴は。」しdえいな書類から目を上げた。
488 :
吾輩は名無しである :2000/09/30(土) 03:40
「わしぢゃよ、わし」そこには明治天皇の亡霊が。
489 :
そこに突然 :2000/09/30(土) 03:48
「んなこたぁない」とタモリの物真似をするジョージ富田。
490 :
ジョージ冨田って :2000/09/30(土) 05:41
あのディズニーランドの寒いアトラクションの・・・・
491 :
吾輩は名無しである :2000/09/30(土) 19:46
今までのあらすじ希望
492 :
吾輩は名無しである :2000/10/01(日) 17:32
「あーーーイクウウーーーー」
493 :
吾輩は名無しである :2000/10/01(日) 17:51
うう・・・。ついてしまった・・・。
494 :
吾輩は名無しである :2000/10/02(月) 11:00
着いてしまったって、天竺に?
495 :
吾輩は名無しである :2000/10/02(月) 18:34
天竺についた私とケロイド男とギルバート鈴木は、そこで相変わらず絶叫している船越を見つけた
496 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/10/02(月) 19:26
そこにナイト2000とマイケルナイトが例のトレーラーで登場しやした。
497 :
タモソ :2000/10/02(月) 19:28
「あれ?ちょっとやせた?」
それではいったんコマーシャルいきまぁ〜す
498 :
タモソ :2000/10/02(月) 19:50
499 :
名無しさん@一周忌 :2000/10/03(火) 01:06
「いきなり!強姦伝説」毎日正午放送中!
500 :
>491 :2000/10/03(火) 03:48
とりあえず、「終わり」とか「完」とか書かれている部分を区切りにして読んで見れば、
大河リレー小説としての全体の流れがつかめると思いマス。
じっくりと味わってください(藁
501 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 04:48
>491,500
横レスは許さんですぞ!!!!!!!!!!!!!!!
さて、その日の涼子は少し違っていた。
彼女のポケットには、彼女がブルセラ屋で自分のおしっこやら下着やらを売って手に入れた現金8万6720円があったからだ。
503 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 11:47
彼女は携帯で冬美に連絡をとった。
504 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 16:00
「あーーーイクウウーーーー」
505 :
500回突破記念@これまでのあらすじ :2000/10/03(火) 18:13
■500回突破記念・これまでのあらすじ■
今日、ママンが死んだ。
この文章で始まった小説だが、いきなりママンの死は覆されて、殺されたのは、有名なラーメン評論家であるパパンだった。
容疑者リストにあがってきたのは、ドイツ人の漫才師アドルフ、美人鍼灸師米山百合子、小説家坂口新之助、そして俺。
俺の名は加藤。俺は自分の容疑を晴らすと同時にパパンの復讐をすべく犯人捜しを始めた。
そしてこの事件解決に乗り出したのは、辣腕探偵ギルバート鈴木。
俺もギルバート鈴木も事件を解く鍵がニンニクにあることだけは掴んだものの犯人の特定はできないでいた。
(1〜32)
場面は変わって、100年前の某所。
闇夜に現れた三人の老人は、暗黒色の空、海、大地が支配するその場所で、語り始めた。
神を名乗る彼らが発する呪詛の言葉に聴衆はその身を包まれる錯覚に陥ったが、一人の少年だけが「偽者だ」と立ち上がる。
一人の老人が少年に向かって「お前はニンニクなのだ」と謎の言葉を残す。そしてその老人こそが、ギルバート鈴木の祖父であった。
(1〜55)
さらに時はそれから50年さかのぼって、舞台は幕末の日本。
鍼灸師の女を抱く老師。自らの前世がニンニクだと言うその女は、老師の導きで少女と出逢えた代償に老師に抱かれたのであった。
しかし、少女が老師を殺してしまう。「ごめんなさい、老師」
(56〜71)
パパンが殺されてから5年の歳月が流れた。
事件を未だ解決できないでいるギルバート鈴木がキムチをつけていると隕石が落ちてきたので俺は驚いた。
さらに驚いたことには、隕石とともに女が天より降りてきたのだ。謎の女は、俺に向かってこう言った。
「貴方は、私と一緒に、その男を追うの…そして、それは貴方の為でもあるの」
どうやら女はパパン殺しの犯人を知っているらしい。
その時、隕石から奇妙なメッセージが…。「女よ、チャーハンを作れ。男よ、天へ登れ」
謎の女はその言葉に従い、幻のチャーハンを作り始めた。
俺は、隕石と女の謎を突きとめるために天にのぼることにした。
地面にささった魔法のネジを緩めていけば、ネジはどんどん天へと伸びていく。
一方、女は見事な手さばきでカルフォルニア米とキクラゲをつかったチャーハンを作りあげる。
女は妊娠していた。女は自分がつくったチャーハンを喰らいながら、次のメッセージを耳にする。
「生まれてくる子どもにはチャーハンと名付けよ」
天へと真っ直ぐに伸びたネジを俺は一目散に登っていった。
しかしそれは罠だった。ネジの塔の天辺から「我が計略にはまりおったな加藤!」と笑い声が…。「しまった!」
地上では、生まれたチャーハンが目の前に横たわる母親の死体を眺めていた。「ママン・・・」
生まれると同時に遭遇した母の死に衝撃を受けたチャーハンは病院送りとなった。
その病院でチャーハンは、色情狂の婦長から性的虐待を受けたり、父親を名乗る男に誘拐されそうになったり、ヒドイめに合う。
(72〜136)
506 :
500回突破記念@これまでのあらすじ :2000/10/03(火) 18:14
舞台は変わって。
試写を見終わって、その出来の悪さに激怒するプロデューサー。試写はざっとこんなストーリーだ。
あちこちの穴から生まれて来た謎の生物、ママンの大群は、増殖しながら、ある一点を目指して全ての高速道路を埋め尽くした。
窓の外にびっしり群がり毒素を放つママンに怯え、主人公の少年は泣きそうになるのを懸命にこらえる。
しかし、ママンは少年の部屋に辿りつくと突如として蒸発してしまうのだ。
血、肉、そして骨皮までも残さず蒸散し、大気と化したママンがこの星の全てに溶け込んだ時、干ばつに苦しむ全ての国々に奇跡の雨が降り注いだ。
壮大なスケールのサスペンスホラーSFXである。さらに付け加えるとこの作品を罵倒したプロデューサーは何者かに殺されてしまう。
(137〜174)
1972年冬。俺はママンの故郷モスクワ来た。そこでママンとの運命の再会を果たすが、まもなく二人は秘密警察が国家反逆罪容疑で二人を逮捕される。そして、拷問の日々。次第に薄れていく意識…。いつしか少女の夢を見ていた。
その少女とともに西暦3000年そして3500年とタイムトラベルをする夢である。その夢の中で少女はママンへと変身した。
俺の見た長い夢はまるで、俺のもつすべてのトラウマが交錯したような夢だった。
足の指三本、男根三本の男の子が登場したり、宇野重吉と美智子が淫靡な行為を繰り広げたり…。
(175〜300)
またまた舞台は変わって。
味噌を買った帰りにぶらりと寄った寄席のあまりものつまらなさに腹を立てたギルバート鈴木は怒り狂い、寄席を爆破したうえ、逃げ延びた春風亭柳昇を冷徹にもワルサーP38で仕留めた。
(301〜316)
507 :
500回突破記念@これまでのあらすじ :2000/10/03(火) 18:15
その三年後。ある親子は、雑踏の中で再会したケロイド男によって、忌まわしい過去が甦る。
「あのおじちゃん怖い!」
当時赤ん坊だったとは言え、トラウマとして残っている娘がケロイド男を恐れたのは無理もなかった。
母親の名は倉田まりこ、そして娘の名は美智子。
美智子は、生まれた時から、母・まり子の愛人だった金持ちのヒゲオヤジに性器をいじられながら育った。
さらに、ヒゲオヤジはいつも顔面ケロイド状態の執事に母まり子を犯させてはその光景を美智子に見せた。
そんな美智子の心の支えになっていたのは下働きの下男よしお、通称赤シャツだった。
よしおは美智子に愛情すら抱いていたが、ある日、まりこに誤解されたのをきっかけに家を飛び出した。
その際、まりこの財布から2万円を抜き取ったものだから、警察から追われる身に。
まりこの叔父の助けもあって、よしおは列車に飛び乗り、旅に出る。
到着した上野駅のホームで疲れたよしおは眠り込み、タヌキ型ロボットとメガネをかけた少年の夢を見る。
(317〜361)
倉田親子が見かけたケロイド男はその時、ギルバート鈴木の元へと向かっていたのだった。
部屋で眠っていたギルバート鈴木は、電話の音で目覚める。
ふと窓の外に目をやると、そこにはケロイド男の顔があった。
(362〜386)
毎晩のように奇妙な夢にうなされる俺は、自分の夢の記憶と、覚醒時の幻覚体験をつぶさに記したノートブックを持って、僕は少し名の知れた精神分析医を訪れた。実は、その精神科医こそ、ママンだったのだが、俺の知る由もない。
ママンの家には、ボードレールと美輪明宏がいた。
その異様な光景の中で、俺はまたしてもどうこからともなく聞こえるメッセージを聞いた。その声の主は、イエスか釈迦か、それともソクラテスか…。わからないが、とにかくはっきりとしたメッセージだった。「巻物をさがせ!」
いつの間にかドアに立っていたゲルバート鈴木、窓の外で中の様子を伺っていたケロイド男とともに俺は巻物さがしの旅に出た。
巻物のある天竺へと向かった。
(386〜467)
時を同じくして、そのころゴビ砂漠では、ドイツ人の漫才師アドルフ、美人鍼灸師の米山百合子、そしてチャーハン少年の三人が、美智子を捜して天竺に向かっていた。
(468〜470)
再び、俺たちの旅。天竺への道、それは長い長い道のりだった。
途中、我々の旅を邪魔する、なぞなぞ妖怪や物真似妖怪の妨害を受けるが、ギルバート鈴木とケロイド男の協力を得て、倒していく。
さあ、天竺はあともう少しだ。
(471〜500)
508 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 18:22
ブルセラ屋で8万6720円を手に入れた涼子が携帯電話で冬美に連絡を入れたところから、再スタート!!
509 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 18:23
「あーーーイクウウーーーー」
510 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 20:18
イってよし!
511 :
名無しさん@1周年 :2000/10/03(火) 20:53
この話を全部つなげてひとつのちゃんとつながった話にできるのは
もはや浦沢直樹だけな気がする・・・
512 :
名無しさん :2000/10/03(火) 20:55
冬美の苦しそうな息遣いに驚いて「冬美?イクってどこへ?」と聞いた。
513 :
名無しさん@1周年 :2000/10/03(火) 21:01
「アフーン。アフアフアフーン」肛門からもれでた吐息を答えの代わりにした。
514 :
名無しさん@1周年 :2000/10/03(火) 21:03
冬実「天竺へよ。」
その頃東京では若者が天竺へゆくとだけ書き残してはふと姿を消す
事件が多発していた。
515 :
名無しさん@1周年 :2000/10/03(火) 21:03
オッパイビーム!
516 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 21:49
そう、それは天竺の門を守る最強の妖怪のオッパイビームによる副作用だったのだ
517 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 21:50
491>505〜507
感謝!
518 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 22:08
「あーーーイクウウーーーー」「はやくきてぇーーーーーーーーー」
519 :
まじすげぇ :2000/10/03(火) 22:19
>>505-507
マジでスゴいっす!感動しました!
おつかれですぅ。
「退場です!!!」そばにいた鶴瓶が叫んだ。
521 :
吾輩は名無しである :2000/10/04(水) 01:12
電話口での冬美の様子があまりにも変だったので、涼子は、力持ちの杜夫を誘って、冬美の住むマンションへ向かった。
522 :
吾輩は名無しである :2000/10/04(水) 01:28
すると「私天竺へゆくの。」とだけ走り書きされたメモが
残され、冬実は忽然と姿を消していた。
523 :
吾輩は名無しである :2000/10/04(水) 01:59
「あーーーイクウウーーーー」
524 :
名無しさん :2000/10/04(水) 03:36
涼子は杜夫と一緒に、必死になって冬美を捜した。
525 :
吾輩は名無しである :2000/10/04(水) 03:49
「あーーーイクウウーーーー」
しかし涼子はたまたまたどり着いた海岸でメメクラゲに刺されてしまった。
527 :
吾輩は名無しである :2000/10/04(水) 08:53
怒った涼子は、メメクラゲを流木で形がなくなるほど叩きのめした。
528 :
吾輩は名無しである :2000/10/04(水) 09:21
涼子の凄まじい形相に杜夫はただ呆然と見守るしかなかった。
529 :
吾輩は名無しである :2000/10/04(水) 09:22
そこに一人の老人が…
530 :
吾輩は名無しである :2000/10/04(水) 09:23
「これこれ、そんなにメメクラゲをいじめてはいけません」
531 :
吾輩は名無しである :2000/10/04(水) 09:25
「2万円あげるから許してあげなさい」と言ってメメクラゲを助けてあげました。
532 :
吾輩は名無しである :2000/10/04(水) 09:26
「おじいさんありがとう。お礼に竜宮城にご招待します。」
533 :
名無しさん@1周年 :2000/10/04(水) 09:35
と、杜夫が言った。
534 :
名無しさん :2000/10/04(水) 09:48
それを聞いた老人は「たわけっ!」と怒ってしまった。
535 :
吾輩は名無しである :2000/10/04(水) 12:06
「近頃の若い者は(ワラ」と老人は、とり乱した自分にちょっと後悔しながら話し始めた。
「おぬしら、フォースを知っているかの?」まず老人は2人に訪ねた。
537 :
吾輩は名無しである :2000/10/04(水) 19:42
涼子は女医者との格闘の末、開閉できるねじ式の血管を取り付けてもらった。
538 :
吾輩は名無しである :2000/10/04(水) 22:25
そして皮膚の下に電気信号の流れる管をうえこみ、敵を見るやいなや空手チョップを繰り出せるようになった。
539 :
ハナ為五郎 :2000/10/04(水) 23:04
その時アイシャドウを濃く塗った大男の警察官が来て涼子のねじ式血管を小指を立ててつまむと潤んだ目つきで呟いた。
「おいのカレシは東京の中華蕎麦が好きたい。けんどオら納豆を鼻から啜り込んで脳味噌を一周させて再び目から出した奴が
すっきゃさかい、ここにおったら邪魔になりますバ」
540 :
吾輩は名無しである :2000/10/05(木) 01:56
一行だっつうの。
541 :
吾輩は名無しである :2000/10/05(木) 02:57
と、老人が突っ込みをいれようとしたその瞬間!
542 :
吾輩は名無しである :2000/10/05(木) 06:07
地平線の彼方から蒙古の騎馬部隊が!!!
543 :
吾輩は名無しである :2000/10/05(木) 06:13
彼らは3人に向かって馬上から「てつはう」を投げ始めた!
544 :
吾輩は名無しである :2000/10/05(木) 09:08
老人が空に向かって指笛を鳴らすと、大きな怪鳥が現れた。
545 :
吾輩は名無しである :2000/10/05(木) 11:12
「騎馬部隊を倒すのじゃ!!」
546 :
吾輩も名無しである :2000/10/05(木) 11:16
怪鳥がその大きな翼により強い風を放ち、騎馬部隊はたちまち海へと放り出された。
547 :
吾輩も名無しである :2000/10/05(木) 11:18
そして老人のしもべであるメメクラゲの大群が騎馬部隊を襲う。
548 :
吾輩だって名無しである :2000/10/05(木) 11:20
「じいさん!いい加減にしねえとこの二人の命はないぜ」
549 :
吾輩だって名無しである :2000/10/05(木) 11:21
いつの間にか、涼子と杜夫が捕まっていた。
550 :
名無しさん@1周年 :2000/10/05(木) 12:09
「貴様は…!」老人の知った男だった。
551 :
吾輩は名無しである :2000/10/05(木) 12:10
「え〜〜と、誰だったっけ?」
552 :
吾輩は名無しである :2000/10/05(木) 13:02
「ううん。ゴメン。はっきりと思い出せないけど、おまえは俺の小学校の頃の親友。。。ううん。名前が思い出せない。あ!おもいだした!きみの名前は
553 :
名無しチェケラッチョ♪ :2000/10/05(木) 13:09
ビックリマンだ。
554 :
名無しさん@1周年 :2000/10/05(木) 13:13
「いや、そうじゃなかった、ううんと、、、、そ!そうだ!君の名前はワイナイナだ!」
555 :
ハナ為五郎 :2000/10/05(木) 15:18
「いひひそこまでわかってはるんやったら、往生しはったらどないどす。さあ、パンツの中にナットウとトウバンジャンをごてえーっと入れて穿いて、そのまま上からぱんぱなはたきなはれ」
「そっそんな気持ぢいいごとでぎねくすてよ。あんらまあ、いぐううう ぶりっ」
556 :
吾輩は名無しである :2000/10/05(木) 15:47
そう、その男こそ、死んだはずのパパンだったのだ!
説明せねばなるまい、パパンとは蒸気機関を発明した男の名前である。
558 :
吾輩も名無しである :2000/10/05(木) 20:11
「…生きていたのか、パパン」
559 :
吾輩は名無しである :2000/10/05(木) 20:13
涼子「おじいちゃん、誰なの?知ってる人、この男」
560 :
吾輩は名無しである :2000/10/05(木) 20:15
杜夫「パパンって、もしかしてあの有名なラーメン評論家の…」
561 :
吾輩こそ名無しである :2000/10/05(木) 20:15
パパン「ほう、坊主、このわしを知っているのか」
562 :
吾輩こそ名無しである :2000/10/05(木) 20:17
「知っているもなにも……僕ですよ、杜夫ですよ」
563 :
吾輩こそ名無しである :2000/10/05(木) 20:18
「杜夫です、筋肉杜夫(キンニク・モリオ)です!」
564 :
吾輩こそ名無しである :2000/10/05(木) 20:19
「キンニク・モリオ?……ニンニク、大盛りよ……」
565 :
吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 01:40
ニンニク…………………………!!!!!!
566 :
吾輩こそ名無しである :2000/10/06(金) 01:58
ママンこと加藤雷蔵の回想シーン・・・貧乏学生時代の雷蔵は、
567 :
吾輩こそ名無しである :2000/10/06(金) 02:01
ママンじゃなかった
パパンこと加藤雷蔵の回想シーン・・・貧乏学生の雷蔵は、
568 :
吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 02:36
「雷蔵、先輩命令だ、ケツを貸せ。」
569 :
スマイリー大腹三千円 :2000/10/06(金) 03:19
「そんな下品なこと言う先輩なんてチェーンを口から入れて肛門から引っ張り出しちゃうずら」
「んげっ、早ぐそんねふうにすてげれえええええっ」
570 :
吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 06:05
しかし一瞬のスキをつかれ、雷蔵は先輩にマウントをとられた。
571 :
吾輩こそ名無しである :2000/10/06(金) 09:01
「雷蔵、先輩命令だ、ミニスカートの盗撮ビデオを撮って来い!」
572 :
名無しさん@いらっしゃい :2000/10/06(金) 10:12
しかたなしに雷蔵は変装用の帽子とサングラスをつけ、手提げ鞄にホームビデオを入れ、某駅で女子高生に背後から近づいた。
573 :
浅草キッド :2000/10/06(金) 10:40
で、怪しいヤツがいるってんで捕まっちゃった。
574 :
吾輩だって名無しである :2000/10/06(金) 12:02
暗い取調室…
575 :
名無しサンシティ :2000/10/06(金) 12:10
取調室は暗かったが、取調べ官は明るかった。
576 :
吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 12:50
「いやぁ〜、マーシーもねぇ…」と取調官は朗らかに話し始めた。
577 :
吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 13:11
妙に明るい取調官「腹へっただろ?ラーメンの出前でも取ろう」
578 :
吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 13:15
「もしもし来々軒さん?七曲署だけどラーメン2丁ね、大至急」
579 :
吾輩も名無しである :2000/10/06(金) 13:16
「あっ、それからラーメンは、ニンニク大盛りね!」
580 :
吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 13:28
取調室にそっと忍び寄る出前の影。そして。。。
581 :
名無しサンシティ :2000/10/06(金) 13:57
ラーメン屋の制服を着た先輩
582 :
吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 14:55
先輩の第二ボタンは外れていた。雷蔵17歳の春。
583 :
吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 17:27
ちわ〜っ、来々軒です。ラーメンお持ちしました!
584 :
名無しサンシティ :2000/10/06(金) 17:36
雷蔵「長い夢から覚めたようだ…パパンだよ忠夫!!」
585 :
吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 21:03
「やっぱモックンいいよね。」そのつぶらな瞳で忠夫は雷蔵を見上げた。
586 :
吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 21:26
「何が夢から覚めただ、ほらラーメンは冷めるぞ、早く喰え、雷蔵」
587 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 03:10
雷蔵はラーメンを口にした。しかしそのラーメンはのびておりのみならず手首の腱
588 :
スマイリー大腹三千円 :2000/10/07(土) 04:12
雷蔵は手首の腱になんとなくナルトを張りつけてつかの間の興奮に浸った。
その時脳髄に突如雷が降臨し雷蔵はラーメンを一気に食べようとした。
口だけでは間に合わず鼻からも目からもラーメンを体内に入れた。
逆流したシナチクが脳味噌を廻りウンチとともに目から吹き出してきた。
「退場です!!!!!」ふたたび鶴瓶が叫んだ!
590 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 09:11
雷蔵はラーメンのスープを飲むふりをして、手錠の鍵を口に含んだ。
591 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 09:25
しかしラーメンが食える、という事は手錠付けられてないんだと思いなおした。
592 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 10:07
なんと、鶴瓶が怒っている間に「手首の腱」が「手錠の鍵」になっていた…
593 :
名無しさん@いらっしゃい :2000/10/07(土) 16:47
ガシッ!出前に変装した先輩が岡持ちで刑事の頭を強打した音だ!
594 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 16:48
「ぼやぼやするな!逃げるぞ、雷蔵!!」
595 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 16:50
窓の外には神田川が流れていた。
596 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 17:36
「ぽちん」
597 :
スマイリー大腹三千円 :2000/10/07(土) 20:12
「神田川を見ながら焼酎を飲みお好み焼きを焼いてたら、ポッともどしちゃて手げろのみ焼きだぜっ」
598 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 22:51
ますます気持ち悪くなっちゃって神田川にゲロ吐いてたら、男が二人流れて来たんだ。
599 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 23:18
でも俺傷害で前科あったし、面倒だから放っておいたんだ。
600 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 23:18
男はそろって赤い雛壇の上に立って流れてきた。
601 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 23:40
さらに上流を見ると、なんと大勢の警察官が流れて来た!
602 :
スマイリー大腹三千円 :2000/10/08(日) 02:30
すかさず神田川へ臀部を露出し放糞いたし候へば川即ち神田カレープールとなりぬ。
603 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 10:41
その臭さに気持ち悪くなった雷蔵が流されながら、さっき食べたラーメンを吐いたものだから、神田川はさながらカレーヌードルのようになった。
604 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 13:22
カレーヌードルは遂に東京湾に注ぎ込んだ。
605 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 13:24
ゴジラ登場!!!
606 :
ハナ為五郎 :2000/10/08(日) 13:51
ぷふぁっ! ゴジラもキモイ感情に囚われ思わずウポッ! 大量のお好み焼きの元がキヤルフォニヤへと流れ着いたずら。
607 :
吾輩はクリントンである :2000/10/08(日) 15:32
カルフォルニア湾は大パニック!怒り狂う米大統領は日本に向けて核ミサイルの発射ボタンを押した!!
608 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 17:32
ただ、本当に発射する気は無いのでパスワードを入れずにただ押してみただけだった。
609 :
吾輩はクリントンである :2000/10/08(日) 17:36
ただ押してみただけのつもりだったが、発射されてしまった!
610 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 17:37
「ぽちっ」「ドッカーーーーーソ!」
611 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 18:11
しかし発射されたのはクリントンの●●●だった。顔がベトベトになる
モニカ・ルイン●キー嬢。
612 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/10/08(日) 18:48
「若いうちはやりたいことなんでもできるんだよね」
613 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 18:57
等と言った先から、突然着衣を脱ぎ出してパンツ一枚になった
614 :
吾輩はクリントンである :2000/10/08(日) 19:26
そこにヒラリー夫人がやって来たから、さあ大変!
615 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 19:37
急いで葉巻を取り出し、その場を取り繕おうとするクリちゃん。
616 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 19:52
「ここをこーすると… ほら大きくなったぁ」とクリちゃんを弄くり廻す
617 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 22:29
「あふん」
618 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 23:59
「あーーーイクウウーーーー」
619 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 04:03
クリントンは二度逝ってしまった
620 :
名無しサンシティ :2000/10/09(月) 05:26
ヒラリー曰く、「そんなことにだまされないわよ。」
621 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 11:02
そのころ涼子は2の腕からはみ出た血管を手で押さえながら、杜夫と一緒に医者を捜し回っていた。
622 :
吾輩はクリントンである :2000/10/09(月) 11:13
老人とパパンこと加藤雷蔵が昔話に夢中になってる隙に逃げ出したのだ。
623 :
ハナ為五郎 :2000/10/09(月) 11:56
「梅に鶯、松に竹、浅吉ゆうたら清治やんかいワレっ」北村清治こと田宮サカガーミ二郎はペンタゴンの前でガンを垂れたが全てのアメリカ人に無視された。
624 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/10/09(月) 12:27
たどり着いた先は美しい砂浜で青く深い海が一面に広がり彼らを出迎えた。
625 :
名無しサンシティ :2000/10/09(月) 13:22
青く深い海の前では全ての感情は無効になる。良い天気だ、杜夫達は心からそう思った。
626 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 19:00
「あふ〜ん、あふあふあふ〜ん」
627 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 19:02
というアエギ声とともに、目の前に突如として人魚が現れた。彼女のあまりの美しさに杜雄は言葉を失った。
628 :
ファンデーションは使っていません :2000/10/09(月) 19:15
人魚の美しさに魅せられた杜夫は、人魚の手招きに応じて、海へと歩いて行く…
629 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 19:21
「私はLOVEとつぶやき、目を閉じてくちづけを待つの」
630 :
名無しサントロペ :2000/10/09(月) 19:23
「まってよ!私の医者探しはどうなるのよお!」涼子は杜夫の背中に向かって叫んだ。
631 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 19:39
しかしその叫びも、打ち寄せる波の音にむなしくかき消されてしまうだけであった。杜夫は何かに憑かれたような笑みを浮かべ、人魚と手を取り合って海中に消えていった。
632 :
名無しサントロペ :2000/10/09(月) 19:50
涼子は海岸に一人取り残された。彼女はしゃがみこみ黒い海を見つめた。
633 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 20:05
「あ”〜、あんなヤツいなくなってせいせいした」と呟く涼子。その言葉の真意は…
634 :
横山ひでよし :2000/10/09(月) 20:14
「こら杜夫っ 人魚一人占めにしてこまそ思てもそうはさせひんでっ。人魚のアラ煮と刺身にしてこましたるさかのっ。見てけつかれ」
八尾の浅吉は海に向かいそう怒鳴ると、ねじり鉢巻で伝馬船を漕いで沖へと向かった。
635 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 20:25
「やめて、杜夫さんを責めないで!私のために喧嘩をしないで!」
636 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 20:41
スローモーションで止めに入る涼子のBGMには「シェルブールの雨傘」のテーマが流れていた…
637 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 21:05
翌日、杜夫と浅吉の死体が上がった。杜夫の顔は冷たい海を一晩漂流したとは思えないほどきれいで安らかだった。
638 :
いいかげんにしないと鶴瓶がでるぞ :2000/10/09(月) 22:08
この村には、メメクラゲが人魚に化けて男を騙すという伝説があるという…
639 :
いいかげんにしないと鶴瓶がでるぞ :2000/10/09(月) 22:10
この村には、メメクラゲが人魚に化けて男を騙すという伝説があるという…
640 :
鶴瓶 :2000/10/09(月) 22:27
641 :
鶴瓶 :2000/10/09(月) 22:27
642 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 22:52
「宗吉、先に死んでしまうなんて!」
茂太は泣きくずれた。
643 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 23:00
杜夫「ゲホッ!ゴホッゴホッ、くそ!水を飲んじまったみたいだな。。。」
644 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/10/09(月) 23:11
窓に目をやるとそこに見えたのはオレンジ色の空に映えた灰色の雲だった。
645 :
名無しサントロペ :2000/10/10(火) 00:05
空高くには、強風にあおられてひとつばかりのブラジャーが宙を舞っていた。
646 :
吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 08:46
地上に目を遣れば、村人たちがブラブラ踊りを踊っているのが見えた。
647 :
吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 09:11
杜夫「あれ、持ってきたよな?」
648 :
名無しさん@1周年 :2000/10/10(火) 10:45
その声に応じて取り出されたのは、伝説の幻覚薬「ヤヘ」だった。
649 :
吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 12:57
杜夫は「ヤヘ」かどうかを確認するためにちょっと舐めてみた。。。「あふん」
650 :
吾輩はあふんである :2000/10/10(火) 18:26
「あーーーイクウウーーーー」
651 :
吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 22:12
すべての光景を、天で釈迦は見ていた。彼はかつてソクラテスに論破された屈辱をまだ忘れてはいなかった。
652 :
吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 22:13
リベンジ……と釈迦はつぶやいた。スレが37まで落ちたのもやつのせいだと釈迦は思った。
653 :
吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 22:15
ソクラテスとの対決の日は近づいていた。やつのやり口は熟知している、と釈迦は口元をゆるめた。
654 :
吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 22:17
しかしソクラテスは、そんな釈迦の背後から、ひたひたと迫っていた。彼はあくまで卑怯者であった。
655 :
吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 22:20
しかしソクラテスは、そんな釈迦の背後から、ひたひたと迫っていた。彼はあくまで卑怯であった。
656 :
吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 22:23
彼はあくまで卑怯であった。ソクラテスはひたひたと近づいている。
657 :
吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 22:25
ソクラテスが襲いかかろうとした瞬間、釈迦はふりむいた。そしてニヤリと笑った。
658 :
吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 23:07
「あーーーイクウウーーーー」
659 :
吾輩は名無しである :2000/10/11(水) 01:50
「汝自身の無知を知れ」とソクラテスはいったが、釈迦は動じなかった。
660 :
吾輩は名無しである :2000/10/11(水) 01:51
「オマエモナー」
661 :
吾輩は名無しである :2000/10/11(水) 01:53
(オマエモナー
(オマエモナー
(オマエモナー
(オマエモナー
662 :
吾輩は名無しである :2000/10/11(水) 01:56
リペンジを果たした釈迦は天に去った。ソクラテスは旅に出た。
663 :
吾輩は名無しである :2000/10/11(水) 01:56
リペンジを果たした釈迦は天に去った。ソクラテスは旅に出た。
664 :
吾輩は名無しである :2000/10/11(水) 03:11
==========================完========================================
665 :
吾輩も名無しである :2000/10/11(水) 10:05
「…できた」デスクトップの前で、作家、坂口新之助は満足そうにため息をついた。
666 :
吾輩も名無しである :2000/10/11(水) 10:09
長い間スランプに陥っていたが今回の作品は間違いなく快心の出来だ。
667 :
吾輩は名無しである :2000/10/11(水) 12:10
「グヘェ、グヘヘ・・・。最高、俺様最高。愚民どもめ、思い知れ」
668 :
吾輩は名無しである :2000/10/11(水) 12:25
「…イヒヒヒヒ」
669 :
名無しさん@続けましょう :2000/10/11(水) 14:34
「どうかしらね」女の声が聞こえた。坂口は驚いて振り向くとそこにはまだ血管を手で押さえている涼子が立っていた。
670 :
名無しさん@1周年 :2000/10/11(水) 15:14
「脈拍57。私ってやっぱりスポーツ心臓ね」涼子は
嬉しそうに梨を頬張った。
671 :
吾輩は名無しである :2000/10/11(水) 15:43
杜夫はそんな涼子を心から愛しく思った。
672 :
渡辺10円エノケン粉末ジュウス :2000/10/11(水) 22:13
「こらっ、女をよこさんかい!」突然現われた東光和尚は数珠で杜夫の首を絞め失神させて、涼子を掻っ攫うとスクーターで衣を靡かせ河内へと去った。完
673 :
吾輩は名無しである :2000/10/11(水) 23:11
「…できた」デスクトップの前で、作家、山下仁五郎は満足そうにため息をついた。
674 :
吾輩は名無しである :2000/10/11(水) 23:26
間違った所に立ててしまいました。すみません。
675 :
吾輩は名無しである :2000/10/12(木) 00:53
と、杜夫は謝った。
676 :
半信半疑 :2000/10/12(木) 02:27
謝ってすむなら十字架はいらんぞ、和尚!
677 :
吾輩も名無しである :2000/10/12(木) 10:14
「なんか外が騒々しいなあ」と呟きながら、坂口新之助は書き上げた最終原稿を「小説涅槃」編集担当、色川に送信した。
678 :
吾輩は名無しである :2000/10/12(木) 10:18
プルルルルルルさっそく色川からの電話だ。電話機に表示される発信元を見なくたってわかる。
679 :
吾輩は名無しである :2000/10/12(木) 10:20
興奮気味の色川の声「先生!拝見しました。素晴らしいラストです
680 :
吾輩は名無しである :2000/10/12(木) 10:35
リベンジを果たした釈迦が天に去って、ソクラテスが旅に出る…こんな壮絶なラストは、誰も考えつきませんよ。
681 :
名無しさん@絶好調 :2000/10/12(木) 12:08
次の茶川賞受賞は間違いなし!」と精一杯のヨイショをして電話を切った色川は今度は山下仁五郎に電話をかけた。
682 :
名無しさん@絶好調 :2000/10/12(木) 12:11
「いやあ、東光和尚がスクーターで衣靡かせて去る、なんて完璧なラストシーンですよ。直本賞間違いなし!」
683 :
吾輩は名無しである :2000/10/12(木) 12:16
色川に煽てられてすっかり上機嫌の坂口の後で、もはや手では押さえきれない流血に意識も朦朧とした涼子は……
684 :
吾輩は名無しである :2000/10/12(木) 12:24
「どうして雨が降っているの!バカ!バカ!バカ!」と呟いた。
685 :
吾輩は名無しである :2000/10/12(木) 17:23
「やあ涼子、おかえり」
686 :
吾輩は名無しである :2000/10/12(木) 17:27
「ところで、冬美ちゃんは見つかったのかね?」
687 :
吾輩は名無しである :2000/10/12(木) 17:57
「冬美は見つからない上に、メメクラゲに腕を刺されるし、変なオヤジに捕まえられそうになるし、ヒドイ目にあったのよ」
と涼子はややヒステリック気味に父、新之助に伝えた。
688 :
我輩は名撫しであろ :2000/10/12(木) 17:58
「ううん、それがね………ごめんなさい!」涼子は杜夫に抱きついて泣き出してしまった。
689 :
吾輩は名無しである :2000/10/12(木) 18:00
「ぼくも人魚に化けたメメクラゲに騙されて溺れ死ぬところだったでがんす」涼子の後ろから杜夫が言った。
690 :
ギルバート鈴木久々の登場か!? :2000/10/12(木) 18:03
「腕利きの私立探偵を知っているから彼に冬美ちゃんを捜させよう」と新之助は立ち上がった。
691 :
るあでし無名は輩我 :2000/10/12(木) 20:41
「俺ならここにいるぜ。フフフ」なんとそこに現れたのは
692 :
よしおと美智子の道ゆき :2000/10/12(木) 21:31
修理したてのワルサーP38を胸にしのばせた
693 :
るあでし無名は輩我 :2000/10/12(木) 23:02
ギ
694 :
まさか :2000/10/12(木) 23:08
ギャオス内藤?
695 :
吾輩は名無しである :2000/10/13(金) 00:16
って誰?
696 :
吾輩は名無しである :2000/10/13(金) 01:05
ってちがうだろ!かのイチローの従兄弟にあたるという美男子、ギルバート鈴木である!
697 :
吾輩は名無しである :2000/10/13(金) 01:20
「俺はかつて春風亭を血祭りにあげたことで知られるが……」と鈴木はゆっくりと歩きながら話しはじめた。
698 :
吾輩は名無しである :2000/10/13(金) 03:24
外では雨が降り始めた。
699 :
電報が届く :2000/10/13(金) 10:42
坂口新之助殿
私現在天竺へ出張中のため代わりの者を行かせます。
私の従弟ですが、彼も有能な探偵です。
ギルバート鈴木
700 :
名無しさん :2000/10/13(金) 11:50
何にもない大地にただ風が吹いてた。
701 :
吾輩は名無しである :2000/10/13(金) 14:13
何もなかったので、僕は家に帰った。
702 :
NASAしさん :2000/10/13(金) 14:36
ふとみると、涼子が僕の家の玄関先にいる。夕刻頃から強くなり始めた雨でびしょぬれだ。
703 :
吾輩は名無しである :2000/10/13(金) 14:38
何か思いつめたような瞳で僕を見る涼子。「一体どうしたんだい?さ、あがってシャワー浴びろよ」と僕。
704 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/10/13(金) 17:07
「できちゃったの」
705 :
吾輩は名無しである :2000/10/13(金) 18:39
「そうか!そうなのか!」杜夫は涼子をやさしく抱きしめた。
706 :
吾輩は名無しである :2000/10/13(金) 18:50
「そ、それが、、、、あなたの子じゃないかもしれないの」そういって涼子は泣き出してしまった!
707 :
「僕」って杜夫だったのか :2000/10/13(金) 19:02
「お腹の父親はきっと彼よ、チャーハンだわ!!」杜夫の腕の中で泣き崩れる涼子…
708 :
吾輩は名無しである :2000/10/13(金) 19:05
そこにタイミング良くやって来た男、
「ギルバートの代理で来ました、探偵のチャーハン鈴木です」
709 :
名無しさん@1周年 :2000/10/13(金) 20:54
「ナルトはいれたほうがいいんでしょうか」とすがってきた。
710 :
バコッ! :2000/10/13(金) 23:31
チャーハン鈴木の顔面に杜夫の怒りの拳が炸裂!!!
711 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 02:32
杜夫は怒りのあまり、チャーハンを殺害してしまった。
712 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 07:53
降り続けていた雨がようやく止んだ。
713 :
泣かせるひと言 :2000/10/14(土) 08:56
杜夫「ボクがお腹の子の父親になろう…」
714 :
身も蓋もない、、、 :2000/10/14(土) 08:58
涼子「ていうか、アンタが父親を殺しちゃったんでしょ?早く自首して来なさいよ」
715 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 12:41
涼子は携帯電話を手に取り、警察へ通報した。
716 :
ああ、可哀想に…… :2000/10/14(土) 13:20
杜夫が警察に連行されていった後、涼子は泣きながらこう呟いた。「もしかしたらあなたの子かもしれないのに…」
717 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 13:21
その隙に、杜夫逃亡をはかる。
718 :
名無しさん@1周年 :2000/10/14(土) 14:05
当時の杜夫を知るものは後にこういう。"彼は警察より倦怠から逃れたかった"と
719 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 15:59
倦怠から容易に逃れられるものなのか・・・代償は大きい。
720 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 16:14
指名手配犯となった杜夫、海外逃亡を決意!その行き先は…
721 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 16:20
杜夫の脳裏には失踪した冬美の残した言葉がフラッシュバックしていた。
「天竺へ行く…」彼女は確かにこう言った…
722 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 19:12
幼い頃見ていたテレビ「スーパーモンキー孫悟空」を再現したい・・・
723 :
新キャラ登場! :2000/10/14(土) 21:06
その頃警視庁では「私立探偵殺人事件対策本部」が結成され、その本部長に敏腕警部・鎌田南平が着任した!
724 :
対策会議始まる! :2000/10/14(土) 21:09
「カイシャの名はチャーハン鈴木。職業・私立探偵、年齢38歳。容疑者は坂口新之助、坂口涼子、筋肉杜夫、そして…
725 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 21:11
アントニオ猪木!
726 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 21:52
ボンバイエッ!
727 :
例のヤツ :2000/10/14(土) 22:36
ご唱和願います、イチ!ニッ!サン!…
728 :
例のヤツ :2000/10/14(土) 22:39
ご唱和願います!イチッ!ニイッ!サンッ!…
729 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 23:25
筋肉杜夫は國際指名手配になった。
730 :
名無しさん@1周年 :2000/10/15(日) 00:43
その時の杜夫の姿を知人はこう語る「警官が来るのをサンタクロースを待つ子どもの様に待っていた」
731 :
吾輩は名無しである :2000/10/15(日) 03:31
鎌田南平は杜夫の写真を見るなりつぶやく。「タイプだわ。」
732 :
吾輩は名無しである :2000/10/15(日) 04:34
南平は頬を紅く染めた。
733 :
名無しさん@1周年 :2000/10/15(日) 12:54
しかし何が原因なのか頬は紅いまま戻らなくなった。以降、南平は"リンゴ"とよばれ馬鹿にされる
734 :
吾輩は名無しである :2000/10/15(日) 13:25
杜夫は浜辺で出会った老人に頼んで、中国に渡ることに成功。天竺へと向かう。
735 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/10/15(日) 13:46
生まれて初めて訪れた天竺は一言でいえば「醜悪」。彼は悲しくなった。
736 :
吾輩は名無しである :2000/10/15(日) 15:33
天竺と思っていたのは実は朝鮮民主主義人民共和国だった。浜辺の老人は当然工作員。
737 :
涼子の命危うし :2000/10/15(日) 17:01
老人は杜夫に教えてくれた。「メメクラゲに刺された者は一年以内に必ず死ぬ」と。
738 :
さらに :2000/10/15(日) 17:03
老人「助かる道はただ一つ。それは天竺の巻物に書いてある」
739 :
えーと、まとめると :2000/10/15(日) 17:35
今、天竺に向かっているのは
1.俺(加藤)、ギルバート鈴木、ケロイド男チーム
2.ドイツ人の漫才師アドルフ、美人鍼灸師の米山百合子、チャーハン少年チーム
3.冬美
4.杜夫
ということになりました。
740 :
吾輩は名無しである :2000/10/15(日) 17:49
「あふん」
741 :
吾輩は名無しである :2000/10/15(日) 20:10
「げふん」
742 :
もうひとり :2000/10/15(日) 22:02
そして、杜夫を追って、通称リンゴ警部こと、鎌田南平も天竺へ…
743 :
吾輩は名無しである :2000/10/16(月) 08:18
米大統領により発射された核ミサイルは東京湾を直撃する予定だったが、ゴジラの尻尾で弾き飛ばされ、軌道を変えて、天竺へ…
744 :
吾輩は名無しである :2000/10/16(月) 09:16
「♪タッタカター」核ミサイルはファンファーレを鳴らしながら、成層圏を天竺に向かってまっしぐらに突き進んでいた。
745 :
吾輩は名無しである :2000/10/16(月) 09:25
しかし核ミサイルは必死の説得に応じてアメリカへ戻っていった。
746 :
なんと! :2000/10/16(月) 12:02
鎌田の乗る飛行機ハイジャックさる!
747 :
名無しさん :2000/10/16(月) 14:22
鎌田は杜夫の写真を握り締め叫ぶ「杜夫サーン助けて!」
748 :
吾輩は名無しである :2000/10/17(火) 16:33
(おわり)
749 :
吾輩は名無しである :2000/10/17(火) 17:05
(画面にはしばらくお待ち下さいのテロップと、クラッシックの音楽が流れている)
750 :
吾輩は名無しである :2000/10/17(火) 21:20
ハイジャック犯に人数は不明。主犯格の男の名は…
751 :
吾輩は名無しである :2000/10/17(火) 21:23
はにゃ〜ん。
752 :
吾輩は名無しである :2000/10/18(水) 03:22
はにゃ〜ん?・・・・恐ろしい・・・・
「ちょっとぉ、お兄ちゃん! テレビのチャンネル変えないでよぉっ」女子高生の奈美は、兄の秀夫がチャンネルを変えるのを遮ってこう言った。
754 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 11:42
テレビ画面には、ハイジャック事件の中継が映しだされていた。
755 :
でも :2000/10/19(木) 11:47
兄の秀夫は『どっちの料理ショー:激突!ラーメン大決戦こってり風味しょうゆVS.あっさり極上の塩味究極の選択』がどうしても観たかったのだ…
756 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 12:16
秀夫はチャンネル争いに勝つために奈美の弱点である足の裏を攻めようと試みる。
757 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 12:18
いくら足の裏を責めても奈美は動じない。
―さては誰か新しいところを開発したな。
758 :
名無しさん :2000/10/19(木) 14:23
新しい性感帯はひざっこぞうだった。
759 :
名無しさん@一周年 :2000/10/19(木) 15:36
開発したのはパパだった。
760 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 16:47
近親相姦ファミリーに幸福な日々は訪れるのか・・・
761 :
名無しさん@一周年 :2000/10/19(木) 16:58
結局テレビはハイジャック中継を流したまま。ついに10時を過ぎてしまった。
762 :
考える名無しさん :2000/10/19(木) 17:00
第二章
763 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/10/19(木) 17:13
奈美は高校に登校した。
764 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 17:33
自意識過剰な奈美はすれ違う男たちの視線がひざに集中しているように感じ、
恥ずかしくも誇らしくもあった。
765 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 18:55
彼女は生まれ持って右肩に痣があった。肉親以外にその痣を見せたことはない。
766 :
名無しさん@1周年 :2000/10/19(木) 19:31
奈美は右脚の太腿内側にオリオン座の並びに似たほくろがある。
肉親と、処女を捧げたヒトシ以外に、そのほくろを見た者はいない。
767 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 19:42
この世界に、右脚の太腿内側にオリオン座のほくろがあるのは奈美のほかにもう一人いる。
768 :
なんと驚いたことに :2000/10/19(木) 20:56
それが涼子なのだ。
769 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 20:58
そして、このオリオン座のホクロこそ、伝説のオリオン戦士の証なのだ。
770 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/10/19(木) 21:18
奈美には実は戦士名がある。それは・・・
771 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 22:15
なんだったんだろう。奈美には思い出せない。彼女の記憶は3歳で途切れてしまっている。
772 :
吾輩も名無しである :2000/10/19(木) 22:23
奈美は自分が伝説のオリオン戦士であることを知る由もない。ひざに性感帯を持つ普通の女子高生なのである。
773 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 22:25
ただ、小学生の時、一度だけ自分の特異な能力に気づいたことがある。
774 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 22:28
神社の裏でイタズラしようとした中学生の頭が自分の悲鳴だけで、ザクロのように割れたのだ…
775 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 22:30
その時は恐くなって一目散にその場から立ち去ったが、神主だけが一部始終を見ていた…
776 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 23:13
ひざの性感帯を開発したのも彼だ。
777 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 23:38
1時間目は体育の授業。
778 :
吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 23:56
女子高なのに柔道の授業だ。
779 :
名無しさん@1周年 :2000/10/20(金) 09:43
奈美は涼子とくんずほぐれず。
780 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 11:09
柔道の担当講師である神主は授業後、奈美を校舎裏へ呼び出した。
781 :
名無しさん@1周年 :2000/10/20(金) 11:52
奈美は用心棒として空手部部長の一騎君を連れて行った。
782 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 14:26
一騎君はニューハーフ。無理をいって女子高に入り込んだのだ。
783 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 14:47
神主は一騎君を見て、「君、2人だけにしてくれないか」といった。
784 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 14:49
「おい!お前、男だろ!」校門から少し入った噴水の脇で一騎君は警備員に呼び止められた。
785 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 18:15
足を止めぬ一騎君の肩を警備員はつかむ。警備員の爪が一騎君の肩にめりこんだ。
786 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 19:20
一騎は、眼球を開き、くいしばった歯を剥き出しにしながら、学生服の内ポケットに忍ばせたナイフを握りしめた…
787 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 19:22
そして、そのか弱き風貌からはおよそ想像のつかないような低い声でこう言った…
788 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 19:23
「イターーーーイ。何すんのお?」
789 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 20:09
その声に警備員がひるんだ隙に得意の空手チョップ。
790 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 20:20
空手チョップは、一騎君がかつて山奥にて熊を相手に空手の修行に励んでいた時に会得したものだった。
791 :
イタズラする? :2000/10/20(金) 20:56
かくして、神主と奈美は二人きりになった。
792 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 21:19
「抵抗sるんじゃないぞ。お前の兄貴の秀夫には高い金を払ってるんだ」奈美の耳元でそう囁いた…
793 :
危うし、奈美! :2000/10/20(金) 21:41
神主は奈美を倉庫に連れ込み、縄で縛り、背中を反らせる形で、天井から吊るした。
794 :
ますます危うし、奈美! :2000/10/20(金) 21:43
苦悶に歪む奈美の顔が、たまらなく神主の残虐心と官能を煽った。
795 :
ああ、どうなる奈美! :2000/10/20(金) 21:46
尻を竹で叩き、背に跨り、吊るしたままの形で、石鹸水まで尻の穴に注入した。
796 :
負けるな、奈美! :2000/10/20(金) 21:51
神主は、吊るした奈美の身体を自分の腰の高さにまで下げ、奈美の右太腿内側のあのオリオン座の形をしたホクロあたりの肉の中に、ナイフを差し込んだ。
797 :
負けないでくれ、奈美! :2000/10/20(金) 21:54
ナイフを引き抜き、そこにできた赤い裂け目に、神主は怒張したペニスを突っ込んだ。
798 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 21:57
薄れ行く意識の中で奈美は、小学生の頃に体験したあの特異な能力をもう一度試してみようと思った…
799 :
吾輩も名無しである :2000/10/20(金) 22:20
奈美が意識を集中した時、突然、窓ガラスが砕け散り、無数の破片が神主の全身を襲った!
800 :
名無しさん@いらっしゃい :2000/10/20(金) 22:24
床をのた打ち回る神主は快美感とも恐怖ともとれる悲痛な呻きをあげ、最後の射精を放った後、息絶えた…
801 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 22:28
からだじゅうのエネルギーを使い果たしたかのようにぐったりした奈美は悩んだ。「この宙吊り状態からどうやって抜け出そうか…」
802 :
ああ゙ :2000/10/20(金) 23:21
「おい!なにかあったのか???奈美!!」一騎が慌ててこちらに走ってきているようだ。「だ、だめえ!こないで!」奈美はもがきながらも必死で叫んだ。
803 :
ああ゙ :2000/10/20(金) 23:23
「おい!なにかあったのか???奈美!!」一騎が慌ててこちらに走ってきているようだ。「だ、だめえ!こないで!」奈美はもがきながらも必死で叫んだ。
804 :
おいおい、どこいくの? :2000/10/21(土) 11:59
「奈美、今助けに行くよ〜〜」
一騎君の声は倉庫を通り過ぎて、しだいに遠ざかっていった…
805 :
兄貴はデート? :2000/10/21(土) 12:04
その頃、秀夫は神主から貰ったカネを握り締め、涼子といっしょに評判のラーメン屋の行列に並んでいた。
806 :
吾輩は名無しである :2000/10/21(土) 12:48
秀夫「やっぱとんこつよりは醤油でしょ。」
807 :
名無しさん@いらっしゃい :2000/10/21(土) 17:54
秀夫と涼子は1時間並んでようやく店内に入り、さらに30分待って、椅子に座ることができ、やっとの思いで醤油ラーメン2人前を頼んだ。
808 :
吾輩は名無しである :2000/10/21(土) 17:55
秀夫「あっ、ニンニク大盛りね」
809 :
吾輩も名無しである :2000/10/21(土) 17:58
涼子はその一言を聞いて、今や逃亡者となった筋肉杜夫を思い出した。
810 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/10/21(土) 18:01
「涼子って妊娠中なんだっけ?」秀夫が尋ねる。「予定日いつ?」
811 :
吾輩は名無しである :2000/10/21(土) 18:15
涼子は質問を逸らかすように「麺細めで」
812 :
吾輩は名無しである :2000/10/21(土) 18:17
秀夫は本当に無神経。「相手の男は?」
813 :
吾輩は名無しである :2000/10/21(土) 18:25
更に続ける・・・「俺が父親なら良いなあ」
814 :
あらあら :2000/10/21(土) 18:30
涼子が泣き出しちゃったよ。
815 :
吾輩も名無しである :2000/10/21(土) 22:11
「そんなに泣いちゃあ、涙でスープがしょっぱくなっちゃうよ」
816 :
吾輩も名無しである :2000/10/21(土) 22:13
と声をかけたのは、ラーメン刑事龍≠セった。
817 :
吾輩は名無しである :2000/10/22(日) 12:03
「ところでこの顔に見覚えはないかな」といって龍が涼子と秀夫に見せた写真には…
818 :
吾輩は名無しである :2000/10/22(日) 16:27
見たこともない女の顔が写っていた。
819 :
吾輩は名無しである :2000/10/22(日) 16:29
しかし、写真を差し出した龍の左腕には、オリオン座の形をしたホクロがあったのだ。
820 :
吾輩こそ名無しである :2000/10/22(日) 16:31
「これと同じホクロが私にもあるわ」と涼子が言い、
821 :
吾輩こそ名無しである :2000/10/22(日) 16:33
「妹の奈美にも、これと同じホクロがある…」と秀夫が言った。
822 :
そして :2000/10/22(日) 16:36
「このホクロも持つ者は、この世に7人しかいないラーメン戦士≠ネのだ」と龍は言った。
823 :
吾輩は名無しである :2000/10/22(日) 17:01
その頃、奈美は・…
まだ、宙ぶらりん♪
824 :
吾輩は名無しである :2000/10/22(日) 17:27
という訳で、龍と涼子はラーメン戦士の仲間を探す旅に出た…
秀夫はいじけて一人ラーメンを食う。
825 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/10/22(日) 17:49
「とりあえず、奈美ちゃんに声かけないと」と涼子は奈美のもとへむかう。
826 :
名無しさん@1周年 :2000/10/22(日) 21:00
歩きながら私は自分の感覚を反芻していた。既知の感じに誤りがあるとしても、記憶の
先行のような機械的な作用からではなく、私の内部に原因を探したいと思った。
827 :
いちおう :2000/10/22(日) 23:25
「1行のルールを守ってほしいものだわ…」涼子は呟きながら奈美のもとに向かう。
828 :
ぎしぎし。。。 :2000/10/23(月) 00:40
奈美の肢体に縄が食い込む。。。『あふん』 思わずため息を漏らす奈美。 「だれかぁ〜!きてぇ〜!」
829 :
吾輩は名無しである :2000/10/23(月) 10:41
宙づり。その言葉を反芻するうちに、奈美はいつしか、米ソ二元構造によって
宙づり状態にされた冷戦時代に想いをはせた。
830 :
うふ♥:2000/10/23(月) 21:44
涼子「あげ・・・」 秀夫「ん?なんかいった」 涼子「いいえ。なにも…」
831 :
奈美再びピンチ!:2000/10/23(月) 21:52
ガタン!ようやく助けが来たと思ったら、倉庫に入って来たのは、ニヤニヤ笑みをこぼす体育教師の熊丸だった…
832 :
吾輩は名無しである:2000/10/23(月) 22:20
「おやおや、なんて格好だ。これは特別指導をしないといけないなあ、ヘヘヘ」
833 :
野獣あらわる!:2000/10/24(火) 00:20
と言いながら、ジャージを脱ぐ熊丸。まさに熊のように毛で覆われた肉体が剥き出しにされた。
834 :
吾輩は名無しである:2000/10/24(火) 00:54
奈美のからだにびくんと震えが走る…
835 :
吾輩は名無しである:2000/10/24(火) 00:57
奈美のからだにびくんと震えが走る…
836 :
吾輩こそ名無しである:2000/10/24(火) 00:59
涼子の脳裏にいやな予感がして奈美を助けに走る…
837 :
吾輩も名無しである:2000/10/24(火) 01:00
奈美の裸体に熊丸の眼が血走る…
838 :
吾輩は名無しである:2000/10/24(火) 06:23
奈美が放屁した。
839 :
吾輩は名無しである:2000/10/24(火) 06:39
奈美はきびすを返して、跳び箱の並んでる陰に隠れようとした。
840 :
名無しさん@1周年:2000/10/24(火) 07:12
だがそこに、秀夫がなぜか隠れていた。
841 :
名無しさん@1周年:2000/10/24(火) 07:15
秀夫は奈美を見ながら股間をまさぐっていた。
842 :
名無しさん@1周年:2000/10/24(火) 07:19
涼子がついた頃には秀夫と熊丸のものが上下の口に刺さっていた
843 :
その様子を見て涼子は感じてしまった。:2000/10/24(火) 07:27
すぐに全裸になり、秀夫の巨根にむしゃぶりついた。「たまんなーい」
844 :
郵・民営化:2000/10/24(火) 07:36
ふと嫌な考えが浮かんだ。噛むのではないのかと。
845 :
そうではなかった。:2000/10/24(火) 07:49
涼子は秀夫と熊丸を何度もイカせて、助けようとしたのだ。
846 :
吾輩は名無しである:2000/10/25(水) 06:28
そこに社会科見学でやってきた緑小学校4年2組の無邪気な子供達が
847 :
吾輩も名無しである:2000/10/25(水) 06:41
「先生、あのひとたちなにやってるの?」と一人の少年が教師に尋ねた。
848 :
吾輩は名無しである:2000/10/25(水) 10:19
「あなたたち!いったい何をしてるん・・・」教師が言いかけたその時!
849 :
吾輩は名無しである:2000/10/25(水) 10:56
ふと、作家はためいきをついてペンを置いた。
「なぜ、おれの書くものはポルノグラフィーになってしまうのだろ」
と目のまえの原稿にかかれた嫌らしい言葉たちに問い掛けた。
「やはり、おれはスケベエなんだな…」
850 :
名無しさん@1周年:2000/10/25(水) 11:19
これではいかん。『死霊』のような観念小説をかかねば。
作家はあせる。
851 :
吾輩は名無しである:2000/10/25(水) 13:30
作家は咳き込む。
852 :
名無しさん@1周年:2000/10/25(水) 14:15
とりあえず、性欲を少しでも解消しよう。机の脇に置かれた「デラぺっぴん」で一発抜いた。
853 :
うふ。:2000/10/25(水) 14:40
陽光がつらぬく薔薇色のカーテンのまえで、彼の黒々としたチンポの影はまるで悪戯っ子の悪魔が燃えさかる竈のまえで踊っているかのようにゆらゆらと揺れていた。
854 :
あぁ食いたい!:2000/10/25(水) 16:33
その揺れる影を見ていると、脳裏に忘れていたはずのあの夏の
出来事が映し出された。
855 :
その映像・・・:2000/10/25(水) 20:01
彼女の接吻があまりにも素晴らしかったので、抱擁を解いたときのふたりはともに酔い痴れて、耳が遠くなり、息が切れ、まるで闘いを終えたばかりのようにかすかに震えていた……。
856 :
吾輩も名無しである:2000/10/25(水) 20:56
と不覚にも執筆中にエッチな夢を見ながら眠ってしまったのだが、「小説涅槃」編集担当の色川に揺り起こされた。
857 :
吾輩は名無しである:2000/10/25(水) 20:57
「先生、締切間近に眠るのと、一行を越えるのはルール違反ですよ」
858 :
吾輩は名無しである:2000/10/25(水) 21:52
しかし彼はいまだ目が覚めず、あろう事か右手で自分の股間をまさぐり出してしまった。
859 :
吾輩は名無しである:2000/10/25(水) 23:08
「あーーーあーーーいくーーーー」
860 :
吾輩は名無しである:2000/10/25(水) 23:44
そのとき、作家(早川健次郎)はハッと目を覚ました。「あ!もうこんな時間?続きを書かないと。。ええと、奈美が倉庫で乱交するシーンからだったな。。。」といいながら再び原稿用紙に向かった。
861 :
吾輩も名無しである:2000/10/26(木) 11:15
奈美は極度の疲労による朦朧状態で、事態がのみ込めないでいた。
862 :
吾輩も名無しである:2000/10/26(木) 11:20
次第に回復していく意識とともにようやく確認できたのは、兄、秀夫と親友、涼子と体育教師、熊丸が繰広げる信じがたい光景だった。
863 :
名無しさん@1周年:2000/10/26(木) 11:31
明日の運動会に向けて組み体操をしていたのだ。
864 :
吾輩は名無しである:2000/10/26(木) 11:51
ビートルズの"And I Love Her"をBGMに彼らは練習していた。
865 :
吾輩は名無しである:2000/10/26(木) 12:05
しかし、その曲を奈美は知らなかった。
866 :
吾輩は名無しである:2000/10/26(木) 12:11
よく聴くとそれはビートルズではなく「梅宮辰夫のシンボルロック」だった。
867 :
吾輩は名無しである:2000/10/26(木) 14:38
♪シンボルちゃんさまさまだぜ♪
868 :
名無しさん@1周年:2000/10/26(木) 18:54
梅宮辰夫に犯されたい。突然奈美の頭にひらめいた。
869 :
吾輩も名無しである:2000/10/26(木) 23:37
「辰ちゃんのホルモン市場」の評判メニュー、辰ちゃん焼きが食べたいなあ…
870 :
吾輩は名無しである:2000/10/27(金) 00:37
と、いうか辰ちやんを食べたい
871 :
名無的発言者:2000/10/27(金) 01:27
奈美は鶴橋へ行き焼肉を食べた。
872 :
吾輩も名無しである:2000/10/27(金) 09:45
作家・早川「腹が減って良い文章が書けん!気分転換に焼肉でも喰いに行かんか?」
編集・色川「ダメです!!」
873 :
名無しさん:2000/10/27(金) 09:49
その時、生ぬるい風がひゅるりと吹いた。
874 :
吾輩は名無しである:2000/10/27(金) 11:57
奈美が振返ると辰ちゃんと秀夫と熊丸が涼子を白い液まみれにしていた。涼子は目がうつろなまま、三人のモノを代わる代わるしゃぶっていた。「かけて、かけて」と甘い声を吐くことしかできない様子だった。
875 :
吾輩は名無しである:2000/10/27(金) 13:11
溢れ出る白いものはやがて洪水を起こし街を飲み込んだ。
876 :
名無しさん@1周年:2000/10/27(金) 14:59
白濁した液はやがて世界を包む。
877 :
名無しさん@1周年:2000/10/27(金) 15:41
そして人類が生まれた。
878 :
名無しさん@1周年:2000/10/27(金) 16:18
―って先生、創世記でも書くんですか?
編集の色川が横で文句を言っている。
879 :
吾輩は名無しである:2000/10/27(金) 18:15
そして色川も白い闇の中に消えてゆく
880 :
吾輩は名無しである:2000/10/27(金) 18:44
「さよーならーー」
881 :
吾輩は名無しである:2000/10/27(金) 19:52
その十ヵ月後、世界中で梅宮辰夫似の赤子が産声をあげた。
882 :
名無しさん:2000/10/27(金) 20:38
オンギャァァァァァァァァァーーーーーーーーッッ!!
883 :
吾輩も名無しである:2000/10/27(金) 21:07
まさか、この子の名前は、アンナじゃないよね…
884 :
メイク魂ななしさん:2000/10/28(土) 01:06
age
885 :
おっす!オラ名無しさん!!:2000/10/28(土) 01:20
「アンナさん」ふりむくとシスター井上がいつものひかえめな微笑を浮かべ、手招きをしている。
886 :
吾輩は名無しである:2000/10/28(土) 07:07
「私の名前はアンナ?」ギンギンに勃起した股間を握りしめ呟いた
887 :
吾輩も名無しである:2000/10/29(日) 17:54
編集担当、色川は原稿に目を通し、「あのお、先生、書き直していただけません?」
「先生、とりあえず気分直しにこれから新宿出て飲みませんか? ゴールデン街」そのときの色川はどういうわけかいつになくやさしかった。
889 :
吾輩も名無しである:2000/10/29(日) 23:14
いざ、文壇バーへ!
文壇バーといえば、分断されている朝鮮半島の将来はどうなるのだろう。
私はちょっと悩んだ。
891 :
吾輩は名無しである:2000/10/30(月) 12:20
まだ昼間だったのであまり店が開いていなかった。とりあえず喫茶店で時間を潰す2人。
892 :
吾輩は名無しである:2000/10/30(月) 17:20
喫茶店がグルリグルリと回り出した。遠心力に振り回され、食べていたピラフを撒き散らす色川。
893 :
吾輩は名無しである:2000/10/30(月) 19:33
「なんですかこれはっ! 神戸ポートタワーの中の喫茶店ですか?」色川はこういうときもギャグを忘れない。
894 :
吾輩は名無しである:2000/10/30(月) 22:33
895 :
吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 17:02
そろそろこの小説について総括しよう。
896 :
吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 17:14
ストーリーの流れを重視する者と無視する者。
前者の方がこの小説を大事にしているが、時としてそれがつまらなくさせることがある…。
後者は、予想外のユニークな展開を呼ぶ場合もあるが、無責任な駄文が多い。
897 :
吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 17:18
行き詰まった場合の主なパターン:
1.夢だったとして片付ける
2.小説やドラマだったことにする
3.地球ごと木っ端微塵にする
4.「一方」とか「それから○年前」といれて、いきなり場面を転換する
など。
898 :
吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 17:42
この小説においてニンニクというファクターの果たす役割、意味について述べよ。
899 :
吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 21:28
5時54分、「カール大帝」の50センチ主砲が咆哮した。「アンソン」は巨大な水柱に包まれた。
900 :
吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 23:28
一人称、二人称、三人称が入り混じった文体になるのはある程度仕方がないことだと思うが、たまに誰を指しているのかわからなくなる場合があるよね。
901 :
吾輩は名無しである:
ほそぼそと続いているリレー小説、結構好きです