1 :
名無しさん@1周年:
古典、現代、海外、問いません。
個人的に安部公房の作品は、タイトルがいいなあ、と思うのがいくつかあり。
「けものたちは故郷をめざす」
「終わりし道の標べに」
など。
2 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 17:45
【マリ&フィフィの虐殺ソングブック】
【路傍の墓石】
【子猫が読む乱暴者日記】
【十代のプレイボーイ・カメラマンかっこいい奴、うらやましいあいつ】
【闘う意志なし、しかし、殺したい】
【欲望ゴルフ ホール・イン・ワン】
【貧乏だから人間の死肉を食らう】
3 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 17:48
「このページを読む者に永遠の呪いあれ」
4 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 17:49
>3
おもろ!誰?
5 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 17:49
ちなみに2は中原昌也
6 :
作品も好きですが:2000/07/23(日) 17:51
「赤と黒」
序でに原題は
"Maldicion Eterna : A Quien Lea Estas Paginas"
だったかな?
9 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 18:19
風と共に去りぬ
10 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 18:42
「この頁を読む物に永遠の呪いあれ」
ラテンアメリカ史上、いや文学史上、
もっともかっこいいタイトルだと思います。
マヌエル・プイグ。アルゼンチンの小説家。
「蜘蛛女のキス」が一番有名かな。
でも「呪い」おもしろいよ。前衛的で。
内田百けんの「間抜けの実在に関する文献」はどう?
エッセーだけどね。
11 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 19:19
見る前に飛べ
12 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 19:26
「風の歌を聴け」
13 :
珍念:2000/07/23(日) 19:30
昔、角川文庫で「水玉模様の夏」っていうのがあった。
14 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 19:39
『テレーズ・デスケイルゥ』
15 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 19:40
「大三国志」(ワラ
16 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 19:43
「万延元年のフットボール」
「裏声で歌へ君が代」
17 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 20:39
そんなんいくらでもあるぞ。
でも、こんなスレッドを待っていた!
「アンチピリン氏の最初の天上冒険」
「存在の耐えられない軽さ」
「アブサロム、アブサロム!」
「なしくずしの死」
「それから」
でも一番かっこいいのはこれ
「流れよ我が涙、と警官は言った」
原題は"Flow My Tears@`The Policeman Said"だったかな。
うひー。
18 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 20:58
斎藤綾子の「愛より速く」
中身は面白くないけど、なんとなくタイトルにひかれる。
19 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 21:04
プレイバック
20 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/23(日) 21:52
「人間の手がまだ触れない」
「アンドロイドは電機羊の夢を見るか?」
21 :
6 です。これもヨイ:2000/07/23(日) 22:23
「墓に唾をかけろ」
22 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 22:46
>11
(誤)飛べ→(正)跳べ
意味がかなり違ってしまう。
23 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 22:54
島尾敏雄「出孤島記」
坂口安吾「青鬼の褌を洗う女」
石川淳「マルスの歌」
中上健次「重力の都」
藤枝静男「悲しいだけ」
などなど。
24 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 23:55
>17
「流れよ〜」カックイーよねぇ。中身も
良いし。
25 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 00:16
「透明族に関するエスキス」
「少女地獄」
27 :
腰使いサリー:2000/07/24(月) 00:58
「モナリザ・オーバードライブ」って何かよくない?
28 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 01:14
ジョン・クロウリー『エンジン・サマー』
スティーヴ・エリクソン『ルビコン・ビーチ』
高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』
イアン・マキューアン『最初の恋、最後の儀式』(原題忘れた)
山口泉『ホテル・アウシュヴィッツ』『悲惨鑑賞団』
ポール・オースター『ムーン・パレス』
川端康成『水晶幻想』『浅草紅団』(とか書きつつ実はどちらも未読)
坂口安吾『桜の森の満開の下』
あとはジェイムズ・エルロイのLA四部作全タイトル(我ながら節操なさ過ぎ@`@`@`)。
ダグラス・クープランドとか平中悠一みたいな
いかにも狙った感じのタイトルは個人的にはあまり好きではないです。
29 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 01:28
ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」とか
塩野七生の「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」とかがカッコいいかなぁ。
30 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/24(月) 01:43
>>28 それはタイトルがかっこいいカキコなのか?
単に自分が好きな小説並べただけじゃ?
ルビコン・ビーチなんて内容は面白いのにタイトルがダメな例じゃん。
31 :
28:2000/07/24(月) 02:15
>30
私はこういうタイトルがかっこいいと思うんですが...。
基本的にはマキューアンみたいに対句調だったり、漢語調だったり、
あと英単語二文字で歯切れがいいタイトルがかっこいいと思うみたいです。
でも指摘されてみると、内容を読んだ「後」に
「ああ、確かにこれはこういうタイトルじゃないと」と痛感し
「そう考えるといいタイトルだな」と思ったものが殆どなので
説得力に欠けるきらいはあるかもしれません。
そこまで気が回らなかったのは確かに申し訳ないです。
> ルビコン・ビーチなんて内容は面白いのにタイトルがダメな例じゃん。
私はタイトルが気に入って買いました。理由は上述した通りです。
個人的には「タイトルがダメな例」は『ベンツに乗って強盗へ行こう』かな。
角川文庫で見かけました。
32 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 02:33
う〜〜ん。皆さんかっこいいのを挙げてますね。
タイトルといえば、思い出すのがB.ヴィアン。
「北京の秋」はかっこいい云々ではなく、やられた、という感じ。
「日々の泡」「墓に唾をかけろ」なんかは、
タイトルとしてかっこいいですね。
33 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/24(月) 02:37
海外小説のタイトルは翻訳者がつけるんだろうか。
けっこうイメージ変わっちゃうことあるんだけど。
34 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 02:42
>33
たとえば、どの作品ですか?
タイトルはたぶん翻訳者がつけるのでは・・・。
すでに旧訳がある場合は、それに準ずることが多いようですが。
35 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 02:43
>32&33
「日々の泡」は「うたかたの日々」ってタイトルも
ありますね。
例えば「ライ麦畑でつかまえて」は誰がつけたんだろう。
この小説の人気は、この名タイトルにも負うところが大きいと思う。
「ライ麦畑のキャッチャー」(村上春樹なんかはこう呼んでる)
だったら、読む前に抱くイメージがかなり変わっちゃう。
ボルヘス「トレーン ウクバール オルビス・テルティウス」
かっこえー
37 :
32:2000/07/24(月) 02:52
>35
そうですね。
原題は L'ecume des jours ですから、ダブルミーニングなのでしょう。
私的には、直訳っぽい「日々の泡」の方が好みです。
「ライ麦畑でつかまえて」の名づけ親は、知らないですね。
調べてみようかな・・・。
38 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 02:57
「重金属青年団」
39 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 03:03
「禅とオートバイ修理技術」
「完全な真空」
「族長の秋」
40 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 03:09
トルストイ
「光あるうちに 光の中をすすめ」
ドラゴンアッシュっぽいけど、かっこ
いいと思う。
なんかの本に書いてるまんまだな。
だいたい『ライ麦畑でつかまえて』は原題にめちゃめちゃ忠実じゃん。
42 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/24(月) 04:05
中島らも「永遠も半ばを過ぎて」
村上春樹「回転木馬のデッドヒート」
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
マルケス「予告された殺人の記録」
池澤夏樹「マシアス・ギリの失脚」
んー、こんなとこかなぁ。
なんか不思議な感じのタイトルとか好き。
らもの「永遠〜」、春樹の「回転木馬〜」はよく出来たタイトルだと思う。
買って暫くしてから、「あれ?」って思った。
43 :
タンゴ@黒猫:2000/07/24(月) 05:04
「問わず語り」
「春晝・春晝後刻」
「天使も踏むを恐れるところ」
「第三半球物語」
「課題が見出される庭園」
「モナス・ヒエログリフィカ」
「カルメル修道会に入ろうとした或る少女の夢」
「百科全書」
「マダム・エドワルダ」
「異端審問官の実務」
44 :
あちょ:2000/07/24(月) 05:19
『ボヴァリー夫人』
『テスト氏』
『ヘリオガバルス〜戴冠せるアナーキスト』
『ゲリラ教本』
『ダブリン市民』
『愛と偶然の戯れ』
『脂肪の塊』
『銀の匙』
『感情教育』
『闘争機械』
45 :
タンゴ@黒猫:2000/07/24(月) 06:13
「溶ける魚」
「月下の一群」
「後宮小説」
「メーソン・ベルビウ地帯」
「家畜人ヤプー」
「時計仕掛けのオレンジ」
「失楽園」
「風立ちぬ」
#止め処がなくて、眠れなくなってしまった。
46 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 10:15
『ぼくの美しい人だから』は邦題でかっこよくなった例だと思います。
原題『White Palace』作中に出てくるハンバーガー屋の名前なのですが、
これじゃ日本の読者にはなんのことやらわからんので変えた、ということみたいです。
47 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 10:28
寺山修司「月蝕機関説」
夢野久作「人間レコード」
モーム「月と六ペンス」(←だったっけ^^;)
手当たり次第挙げるのはナシよ。
49 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/24(月) 10:54
筒井康隆「残像に口紅を」
50 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 10:59
カラー・パープル
51 :
電波猫:2000/07/24(月) 13:25
ティプトリーJr「たったひとつの冴えたやりかた」
この題名がなければ個々までヒットしなかっただろう。
ところで『我輩は猫である』が出てないのは気のせい?
52 :
あちょ:2000/07/24(月) 13:47
『家畜人ヤプー』
53 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 14:07
中井英夫「虚無への供物」
塚本邦雄「水葬物語」「されど遊星」「青き菊の主題」「星餐圖」
塚本さんの歌集には他にもカッコイイタイトルが沢山あります(本当は全て旧字なん
ですが)。
54 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 19:33
ばななの「白河夜船」
55 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 21:05
ボルヘス「汚辱の世界史」
エリオット「荒地」
上田敏「海潮音」
バルト「彼自身によるロラン・バルト」
シュルツ「肉桂色の店」
単にかっこいいだけでなく想像を掻き立てられるようなタイトルがいいですね。
ゆえに16さんの挙げてる2つは俺もかなり好きなタイトルです。
>24
同じ路線では、中上健次「破壊せよ、とアイラーは言った」なんてのもあります。
56 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 21:28
坂口安吾『桜の森の満開の下』
クラーク・A・スミス『分裂症の神』
三島由紀夫『天國に結ぶ恋』
鈴木いづみ『女と女の世の中』
高木淋光『人形はなぜ殺される』
横溝正史『面影双紙』
土屋隆夫『天国は遠すぎる』
57 :
労働者:2000/07/24(月) 21:32
「パリ燃ゆ」「破戒」
58 :
名無しさん:2000/07/24(月) 21:39
サルトルの「嘔吐」
59 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 23:45
age
60 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 00:07
雨月物語
61 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 00:14
「雨の朝パリに死す」
タイトルはかなりかっこいい。
別に話も悪くない。そんなに良くもないが。
でも、原題「BABYLON REVISITED」とまったく関係ないんだよなぁ。
雨が降っている場面もないし・・
62 :
Y:2000/07/25(火) 03:32
>>タンゴ@黒猫さん
「天使も踏むを恐れるところ」 タイトル最高。でも中身はそんな好きじゃない。
「飛ぶ夢をしばらく見ない」上に同じ。
「きもの」(幸田文)口笛ふきたくなるかっこよさ。中身も。
「きぬた」(立原正秋)もしかしてオレ、「き」から始まる3文字好き?
文学じゃないけど、奥田民生のツアータイトル
「ひとり股旅」かっこいい!もちろん音楽も最高。
63 :
Y:2000/07/25(火) 03:32
あれ?一行抜けてる。
「夜間飛行」中身も最高。昔その名前でバンドやってた。
64 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 04:07
宮本輝「ここに地終り海始まる」
中上健次「鰐の聖域」
…中身読んでないんですけど。
65 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 04:20
小林多喜二 「千九二八年三月十五日」
大西巨人 「神聖喜劇」
三島由紀夫 「英霊の声」
有島武郎 「生まれいずる悩み」
深沢七郎 「楢山節考」
奥泉光 「バナールな現象」
小島信夫 「アメリカン・スクール」
66 :
タンゴ@黒猫:2000/07/25(火) 05:11
そうそう、有島武郎がいた。
「惜しみなく愛は奪う」
「カインの末裔」
「小さき者へ」
魅力的なタイトルを付ける人だなって、ずっと思ってたんでした。
>「きもの」(幸田文)口笛ふきたくなるかっこよさ。
すごく良く分かります>Yさん
買って持ち歩いていたときは、誇らしささえ感じたもんです。
67 :
キダにょろ〜:2000/07/25(火) 20:01
吉田知子「脳天壊了」
68 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 02:33
倉橋由美子『スミヤキストQの冒険』
69 :
>17:2000/07/26(水) 03:32
「流れよ我が涙、と警官は言った」の作者って
誰なんですか?ちょっと興味もっちゃいました。
あと、やっぱりサルトルの嘔吐はかっこいい
と思うけどな。
70 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 03:49
「物語終了の後、全員病死」
71 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/26(水) 05:15
A Rose for Emily 『エミリーへ薔薇を』
72 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/26(水) 05:21
「骨餓身峠死人葛」(野坂昭如)
小説じゃないけど「弁償するとき目が光る」という
演劇のタイトルはすごいと思う(猫ニャーね)。
73 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 08:20
「夏への扉」
最初、SFにしてはぱっとしないと感じたけど、
読んだ後には素敵なタイトルだと思えた。
その逆に
「世界の中心で愛を叫んだけもの」
74 :
>17:2000/07/26(水) 09:46
フィリップKディック様です。
イワンのばか!!!!!!!
が秀逸タイトル
75 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 11:19
>73 その逆に……、なんなんだ。気になる。
76 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/26(水) 22:13
「街いちばんの美女」
77 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/26(水) 22:22
橋本治「雨の温州蜜柑姫」
おみかんひめって読ますとはね・・・・。
内容は桃尻娘のほうが好きなんだけどさ。
やっぱりフィリップKディックの
「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」はかっこいい。
なんで「ブレードランナー」にしちゃったのだろう?
78 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 22:27
>55
中上のは、「破壊しに、と彼女は言った」(マルグリット・デュラス?)
からのいただきですね。
79 :
78:2000/07/26(水) 22:30
↑「破壊しに、と彼女は言う」デュラスでした。
80 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/26(水) 22:31
村上龍「愛と幻想のファシズム」
三島由紀夫「花ざかりの森」
81 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 00:36
筒井さん、あんまり出てないけどよくない?
「俺に関する噂」
「俺の血は他人の血」
「あるいは酒でいっぱいの海」このへん秀逸だと思うけどな!
短編では「あの二人様子が変」なんかも興味引かれるタイトルで好き。
興味を引かれるといえば森茉莉「日曜日には僕は行かない」なんかもいい。
>72 更に、演劇のタイトルですらないけど野田秀樹さんの芝居「怪盗
乱魔」の副題、「亭主と間男の共存できる家族制度を求めて」てのも
すごくない?
82 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 00:37
筒井さん、あんまり出てないけどよくない?
「俺に関する噂」
「俺の血は他人の血」
「あるいは酒でいっぱいの海」このへん秀逸だと思うけどな!
短編では「あの二人様子が変」なんかも興味引かれるタイトルで好き。
興味を引かれるといえば森茉莉「日曜日には僕は行かない」なんかもいい。
>72 更に、演劇のタイトルですらないけど野田秀樹さんの芝居「怪盗
乱魔」の副題、「亭主と間男の共存できる家族制度を求めて」てのも
すごくない?
83 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 00:39
2回入っちゃった。ごめーん。
84 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 02:36
大事なのを忘れてた。
「大工よ、屋根の梁を高くあげよ」
「バナナフィッシュにはもってこいの日」
野崎さんの功績かなあ・・・・
新潮文庫の「大工よ・・・」に弊録されてる「シーモア」の
よみづれえこと。野崎さんで読みたかったなあ。
85 :
キダにょろ〜:2000/07/27(木) 02:44
野坂昭如
「骨餓身峠死人葛」
「てろてろ」
「エロ事師たち」
「ああ水中大回天」
「死屍河原水子草」
86 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 03:01
みんな好きな作品あげてるだけだろ
87 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 03:03
「さかしま」は?
かっこいいと思うんだけど。
ユイスマンス。
88 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 03:15
「そうはいっても飛ぶのはやさしい」
イヴァン・ヴィスコチル
89 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 03:56
「贅沢貧乏」森 茉莉
「日曜日には僕は行かない」森茉莉
「地獄変」 芥川竜之介
「紅楼夢」 曹 雪芹
「ポロポロ」田中小生昌
90 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 04:22
「薔薇くい姫・枯葉の寝床」
「甘い蜜の部屋」
「濃灰色の魚」
─森茉莉─
91 :
ねこ@ぱんち:2000/07/27(木) 19:31
はじめまして。
ドラッグ系作家は、けっこうイケてるような気が。
ポール・ボウルズ『優雅な獲物』
ウイリアム・バロウズ『爆発した切符』
最近、日影丈吉の『かむなぎうた』ってのを読んだんですが、
コレどういう意味でしょ?
ご存知の方、教えてください。
92 :
ねこ@ぱんち:2000/07/27(木) 19:33
そうそう、
『百年の孤独』もカッコいい! 焼酎におんなじ名前のがあるけど。(笑)
93 :
名無しさん@1周年:2000/07/28(金) 17:18
age
94 :
名無しさん@1周年:2000/07/28(金) 17:52
『限りなく透明に近いブルー』が定番かと思ってたらそうでもないんだね
95 :
名無しさん@1周年:2000/07/28(金) 19:42
「富嶽百景」
「駆込み訴え」
「デンドロカカリヤ」
「空中楼閣」
「闖入者」
「金色の死」
「春琴抄」
96 :
名無しさん@1周年:2000/07/28(金) 23:41
>20 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/23(日) 21:52
>「人間の手がまだ触れない」
>「アンドロイドは電機羊の夢を見るか?」
これって何でしたっけ すごくカッコイイ
昔どちらも一度目にした覚えがあるのに思い出せない
97 :
ねこ@ぱんち:2000/07/28(金) 23:51
>96
「人間の手がまだ触れない」 → ロバート・シェクリイ
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」→ フィリップ・K・ディック
両方ともSFです。
98 :
96>97:2000/07/28(金) 23:54
教えてくれてありがとうございます
じゃ、来世でまた会おう Yeah!
99 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 02:01
「芽むしり仔撃ち」大江健三郎・・・・・・リズム感がある
「マルタの鷹」 ダシールハメット・・・ズッシリ来る感じ
「突破者」 宮崎学・・・・・・・・突破
100 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 02:06
「天界の王」ハミルトン
「永遠の終わり」アシモフ
「天の光はすべて星」フレドリック・ブラウン
「青をこころに、1、2、と数えよ」コードウェイナー・スミス
読んだもの未読のものとりまぜて。
SFのタイトルはわくわくさせるのが多いです。
邦題でよくもなり悪くもなるのは翻訳ものの宿命としても。
101 :
ねこ@ぱんち:2000/07/29(土) 02:27
スミスのタイトルは凄いです。
「燃える脳」「スズダル中佐の犯罪と栄光」
「アルファ・ラルファ大通り」「午後の女王」
「スキャナーに生きがいはない」「人々が降った日」
「大佐は無の涯から帰った」「第81Q戦争」
「アナクロンに独り」・・・は未訳です。
便乗商法でもいいから、出版してよう!
102 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 03:39
ノンフィクションなので1さんの意図から外れるかもですが。
「ライカでグッドバイ」
「タイトルがかっこいい」というくくりは良いですね。
「読んでみたい」と思わせる力がある。インパクトもある。
103 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/29(土) 10:06
筒井康隆「大いなる助走」
104 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/29(土) 10:12
「パン屋再襲撃」
村上春樹はけっこうタイトルがいい。
105 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 11:37
寺山修司
『花嫁化鳥』
すばらしい題名。
106 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 17:40
リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』の原題
The Abortion: An Historical Romance 1966
直訳すると
「堕胎:歴史的ロマンス1966」
107 :
名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 00:29
安部公房は他にも
「幽霊はここにいる」
「棒になった男」
「無関係な死」
「燃えつきた地図」
あと、評論集ですが、
「死に急ぐ鯨たち」
などがいいかと。
安部作品のタイトルは内容が良く現れています。
108 :
名無しさん@1周年:2000/08/01(火) 00:17
死に急ぐ鯨たち
はいいですよね!今書こうと思ってたところ〜
109 :
名無しさん@1周年:2000/08/01(火) 01:57
女の表現
闇をやぶる声
物語からどこへ
富岡多恵子の評論エッセイは題名より内容が凄い
110 :
名無しさん@1周年 :2000/08/01(火) 02:02
田村俊子「木乃伊の口紅」
111 :
名無しさん@1周年:2000/08/01(火) 02:23
キュルケゴール「死に至る病」
112 :
名無しさん@1周年:2000/08/01(火) 02:26
エーコ「薔薇の名前」
113 :
名無しさん@1周年:2000/08/01(火) 02:28
「ガラス玉遊戯」 ヘッセ
114 :
名無しさん@1周年:2000/08/01(火) 02:30
「悲しみよこんにちは」は
「ライ麦畑〜」と同じく、タイトルで人気がある作品だと思う。
115 :
名無しさん@1周年:2000/08/01(火) 03:03
「異邦人」もいいとおもう
116 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 12:19
「見る前に跳べ」大江 健三郎
117 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 12:48
ユーゴー
「死刑囚最後の日」
118 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 17:13
『文学と悪』 ばたいゆ
119 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/02(水) 19:52
さらば愛しき女よ
長いお別れ
一瞬の夏
世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
こころ
箱男
120 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 20:49
「頭文字D」
121 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 23:50
「おまえにも罪がある」
122 :
名無しさん@1周年:2000/08/03(木) 06:18
「蝶々の纏足」
「風葬の教室」
山田詠美の作品ならこのふたつかな。
123 :
名無しさん@1周年:2000/08/03(木) 07:12
「封印再度(Who inside)」
124 :
名無しさん@1周年:2000/08/05(土) 14:19
中島らも「永遠も半ばを過ぎて」
筒井康隆「大いなる助走」
小松左京「果てしなき流れの果てに」
私はどうやら、矛盾系の題名が好きらしい。
125 :
名無しさん@1周年:2000/08/05(土) 22:28
泉鏡花「儀血侠血」
126 :
名無しさん@1周年:2000/08/06(日) 00:57
大江健三郎 「洪水はわが魂に及び」
127 :
名無しさん@1周年:2000/08/06(日) 01:28
村上龍「5分後の世界」
T・オブライエン「本当の戦争の話をしよう」
128 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/06(日) 04:01
既に出てるけど、ボリス・ヴィアンなら他にも
「ぼくはくたばりたくない」「醜いやつらは皆殺し」「彼女たちには判らない」
とかカッコいいのがありますよ。特に「醜いやつら・・・」は痺れるよなー。
129 :
名無しさん@1周年:2000/08/06(日) 12:51
ジョージ・P・ペレケーノス「俺たちの日」
130 :
名無しさん@1周年:2000/08/06(日) 15:53
がいしゅつものでは、
「流れよ我が涙、と警官は言った」「桜の森の満開の下」
とか中原さんです。
後は思いつきですけど
「善人はなかなかいない」とか
「実録 悪の錬金術〜世の中金や金や!」
とか...
131 :
名無しさん@1周年:2000/08/06(日) 16:44
「在りし日の歌」
「ぼくをさがしに」
132 :
名無しさん@1周年:2000/08/08(火) 13:36
「永遠なる序章」
「我が心は石にあらず」
最近はタイトルにもパクリが多くていやです。
133 :
名無しさん@1周年:2000/08/08(火) 14:11
ストルガツキー「そろそろ登れカタツムリ」
↑帯は『森の変態』(笑)ちなみに群像社
最近「てのひらに毛が生えるとき」っていうのを本屋で見たな。買ってないけど。
「そうはいっても飛ぶのはやさしい」っていうのもよい
134 :
名無しさん@1周年:2000/08/08(火) 14:33
ネタだと分かっているけど一言。
「がいしゅつ」は頭悪そうなのでやめろ!!>130
ネタとわかってて文句言うのは頭悪そうなのでやめろ!!>134
136 :
名無しさん@1周年:2000/08/08(火) 16:38
ディックは「流れよ・・・」「アンドロイドは・・・」もあるけど
「去年を待ちながら」もよい。
しかし、ドかっこわるい「銀河の壷直し」っつーのもあったな(笑)
137 :
名無しさん@1周年:2000/08/08(火) 16:44
「マルクス 〜その可能性の中心〜」柄谷行人
これは文学作品ではないか。
バタイユ書いてる人がいたもんで。
139 :
>:2000/08/08(火) 17:20
「滑稽糞尿譚 ウィタ・フンニョリアス」
安岡章太郎編
140 :
名無しさん@1周年:2000/08/08(火) 20:06
>81さん
筒井「あるいは酒でいっぱいの海」は、
エイブラム・ディヴィッドスン「あるいは牡蠣でいっぱいの海」が元ネタです。
僕もこのタイトル好きで、ペアで書きこもうと思っていたのだ。どんな話だったか忘れてしまったけど。
141 :
130:2000/08/08(火) 22:24
>134
はーい。とか言うとまた怒られちゃうかな..
>136
「銀河〜」は作品自体はついて行けないくらい良かった...
「かつて描かれたことのない境地」残雪
「いざ最悪の彼方へ」ベケット
142 :
81:2000/08/08(火) 23:47
>140
御指摘多謝多謝。そしてそれは、どんなジャンルの本なのですか?
143 :
140:2000/08/09(水) 13:45
144 :
140:2000/08/09(水) 13:45
145 :
いしし:2000/08/09(水) 15:32
「不在者の祈り」 タハール・ベン・ジェルーン
146 :
名無しさん@1周年:2000/08/09(水) 17:44
147 :
名無しさん@1周年:2000/08/10(木) 01:03
「お前が殺ったと誰もが言う」
「星を継ぐもの」
「Fはフランケンシュタインの番号」
148 :
ネブラスカ:2000/08/10(木) 02:38
重力の虹"GRAVITY'S RAINBOW"
内容にあった運命的な「重い」質感とそれと対照的なかるみがある。
149 :
名無しさん@1周年:2000/08/11(金) 13:24
「暗闇の終わり」
150 :
名無しさん@1周年:2000/08/11(金) 14:49
山田詠美はいつもかっこええタイトルだ
「ひざまづいて足をお舐め」
「指の戯れ」
「ぼくは勉強ができない」
童話もいいのあるよね、これは古いが
「だれも知らない小さな国」
「豆つぶほどの小さな犬」
「星からおちた小さな人」シリーズ
「真夏の夜の夢」書いた人いたか?
小説じゃなくて、山岳遭難ドキュメントだけど
「いまだ下山せず」タイトルに惹かれて読んだな。
151 :
名無しさん@1周年:2000/08/11(金) 16:18
ここ思いっきりヲタ板だな。
さくら板同人板とたいして変わんねーよ。
悲しいかな、これが文学界の現状を示してるんだろーな。
152 :
名無しさん@1周年:2000/08/11(金) 16:41
「猟人日記」
153 :
名無しさん@1周年:2000/08/11(金) 21:30
>151 あ、そー。
154 :
ああそうだ、俺はオタクだ:2000/08/12(土) 00:35
豊田有恒「モンゴルの残光」
神林長平「戦闘妖精・雪風」
団鬼六「真剣師 小池重明」
佐藤大輔「レッドサン・ブラッククロス 死戦の太平洋」
同「鏖殺の凶鳥 1945年ドイツ・国籍不明機撃墜事件」
倉田英之「R.O.D READ OR DIE」
フィリップ・マカッチャン「炎の駆逐艦」
コーネリアス・ライアン「遥かなる橋」
変なタイトルだと
フレッド・セイバーヘーゲン「バーサーカー 皆殺し軍団」
なんてのもある。
155 :
名無しさん@1周年:2000/08/12(土) 02:00
>151
そうだけど、本人達が面白がってるからまあいいじゃないの。
どんな本を読んでるかとか、そういう見方もあるし。
156 :
名無しさん@1周年:2000/08/12(土) 09:20
世界は形而下学で盛り上がってるのさ・・・
157 :
名無しさん@1周年:2000/08/12(土) 17:16
「不合理ゆえに吾信ず」埴谷雄高
「午後の曳航」三島由紀夫
「転位のための十篇」吉本隆明
158 :
名無しさん@1周年:2000/08/16(水) 05:22
坂の上の雲’
159 :
名無しさん@1周年:2000/08/16(水) 14:19
存在の耐えられない軽さ
160 :
名無しさん@1周年:2000/08/17(木) 11:44
>151
お前つまんねえ奴だな、ホントに。
あっちこっちのスレで、ここの雰囲気がどうの
ここは昔はどうだっただの言ってるだろ?
てめえが昔読んで感動した本の話でもすりゃいいじゃねえか。
知識も才能もねえのに、文句ばっかたれてんじゃねえよ。
161 :
>253:2000/08/18(金) 15:03
>タイトルがかっこいいと思う文学作品
タイトルがかっこいいのは、SFやミステリに多いね。
俺のお気に入りはやっぱりチャンドラーと、ジェームズ・ハドリー・チェイス。
ハドリー・チェイスの場合、訳者の田中小実昌の仕業が大きい。
『ミス・ブランディッシュに蘭はない』
『とむらいは俺がする』
『貧乏くじはきみが引く』
『あぶく銭は身につかない』・・・
チャンドラーだと
『長いお別れ』
『さらば愛しき女よ』
昔の「ミステリ・マガジン」や「ヒッチコック・マガジン」が懐かしいね・・・
↑ ごめん。HNは別のスレのもの。
163 :
名無しさん@1周年:2000/08/18(金) 16:04
『死ぬことと見つけたり』 隆慶一郎
歴史物も捨てがたし。
164 :
名無しさん@1周年:2000/08/19(土) 14:17
>タイトルがかっこいいと思う文学作品
酒鬼薔薇聖斗の『懲役13年』
題名のつけ方と内容を照らし合わせてみると、愕然とする。
165 :
名無しさん@1周年:2000/08/19(土) 15:10
山田風太郎 「うんこ殺人」
同じく 「陰茎人」も素敵だ。
166 :
名無しさん@1周年:2000/08/19(土) 15:26
村上春樹「国境の南 太陽の西」
浅田次郎「蒼穹の昴」
東野圭吾「天空の蜂」
ヘミングウェイ「誰がために鐘は鳴る」
近松門左衛門「冥途の飛脚」
かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」
167 :
名無しさん@1周年:2000/08/19(土) 16:43
「雨の朝、パリに死す」 (F.S.フィッツジェラルド)
原題の "Babylon revisited" とは何の関係もないじゃん、と
思われるけど、これはこの短編を元に作られた’54のハリウッ
ド映画の日本公開時の邦題。おおよそ配給会社の宣伝部がつけた
ものでしょう。
「原作には雨のシーンなんてないけど」という意見はもっともで、
原作では雪のシーンを、映画では雨に変えているからです。主人
公・チャーリーはちょっとした諍いで妻・ヘレンを雪の夜、一晩
家から閉め出してしまう。それが原因でヘレンは肺病を起こして
死んでしまう・・・
映画では、この雪の日を雨の日に変えているのですね。映画はカ
ラーで、エリザベス・テイラーとベン・ジョンソン主演、典型的
な’50年代メロドラマですが、いい雰囲気で泣かせます。私のお
気に入りの一本。
ビデオを見つけたらぜひ見てください。
この題名をそのまま採用した角川文庫の気持ちも分かるが・・・
岩波には原題「バビロン再訪」という題で、「フィッツジェラル
ド短編集」に収録されています。
168 :
名無しさん:2000/08/19(土) 22:11
中島らもはどうして出てこないの。関西でしか売れてないのかな。
関西弁作家だからね。関西人にしかわからないのかな?
「ぼく高野豆腐すきやったのに!」
169 :
ルル:2000/08/19(土) 23:35
ノンフィクションですが、
『世界を揺るがした十日間』
『あらかじめ裏切られた革命』
170 :
名無しさん@1周年:2000/08/20(日) 07:08
原題ではKatherine Anne Porterの"Pale Horse@` Pale Rider"、
訳題?ではPaul Bowlesの"The Echo"の訳「遠い木霊」
171 :
名無しさん@1周年:2000/08/20(日) 07:32
「地雷を踏んだらさようなら」
戦場カメラマンの手記なんだけど
いきなりぷつっと終わる。
さ、さようなら・・・
172 :
名無しさん@1周年:2000/08/20(日) 09:25
海辺の骨
でも内容は音楽室の勝ち
173 :
名無しさん@1周年:2000/08/20(日) 09:28
『薬指の標本』
『悪しき種』
174 :
名無しさん@1周年:2000/08/20(日) 11:12
「一粒の麦もし死なずば」
>>174 「一粒の麦、地に落ちて死なずば...」
典拠はヨハネ伝だね。
カッコイイというより、切ない感じがします。
この句を聞く度に何故か思い出すのがミレー「落穂拾い」。
どんなわけがあるのか、我ながら不思議でならないんだけど、
どうも頭の中でルツ記とごっちゃになってるらしい。
176 :
ねこ@ぱんち:2000/08/20(日) 13:46
ノンフィクション系だと、
キャパの『ちょっとピンぼけ』は好きだなあ。
原題はなんていうのかな。
『雨の朝、・・・』もそうだけど、邦題も大事だよねえ。
177 :
くそ餓鬼:2000/08/20(日) 18:16
少犯板から来たんだけど・・・
ここって、一スレの寿命が長い。
178 :
名無しさん@1周年:2000/08/20(日) 19:49
翻訳タイトルですが・・・
『流れよわが涙と、警官は言った』フィリップ・K・ディック
(Flow my tears@` the policeman said)
179 :
nameles:2000/08/20(日) 20:40
to 171
いいねぇ。
『地雷を踏んだらサヨウナラ』
映画で知ってこのセリフを乱発しまくってます。
「うまく撮れたら持って返ります。うまく地雷を踏んだらさようなら。」
でも、当人は地雷じゃなくてポル・ポトに処刑されたんだよね。
180 :
名無しさん@1周年:2000/08/20(日) 21:26
読んでるだけで言葉のセンスが良くなるような
スレッドだねえ
181 :
名無しさん@1周年:2000/08/20(日) 21:58
>171
おかると本なの?
182 :
名無しさん@1周年:2000/08/21(月) 17:51
谷甲州『遥かなり神々の座』
柘植久慶『海底の煌き』
ロバート・フルガム『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』
ロバート・フルガム『気がついた時には火のついたベッドに寝ていた』
タイトルじゃなくてサブタイトルだけかっこいい本とかも無いもんかね?
183 :
ねこ@ぱんち:2000/08/21(月) 21:32
>182
いま読んでる本のサブタイトル、ちょっとかっこいいよ。
「戴冠せるアナーキスト」。
書名は『ヘリオガバルス』。
184 :
Tango:2000/08/21(月) 21:58
『信長──或いは戴冠せるアンドロギュヌス──』
ってのも、あったね。
185 :
小吃鳥:2000/08/22(火) 00:09
やっぱり、ボルヘス。
『創造者』『不死の人』『永遠の歴史』『伝奇集』
どうよぉ!!!
186 :
名無しさん@1周年:2000/08/22(火) 00:25
「さらば愛しきひとよ」
「日の名残り」
「明日なき二人」
187 :
きしな:2000/08/22(火) 13:44
つーか、翻訳物はタイトルつけた編集者が偉いよな。
なんで、このセンスが映画の配給会社にはないのかなぁ。
188 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/22(火) 13:45
限りなく東名に近いブルー
189 :
きしな:2000/08/22(火) 13:46
いいよね。中嶋らも。
「永遠も半ばをすぎて」
晩飯食ってて突然気が付いて、
永遠の半分ってどこやネーん!!
ってちゃぶ台ひっくり返してしまったよ。
190 :
きしな:2000/08/22(火) 13:47
限りなく透明に近いプール
191 :
文豪:2000/08/22(火) 15:48
限りなく透明に近いハゲ
192 :
名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 23:35
あげ
193 :
やっぱ大藪春彦だろう :2000/08/28(月) 00:21
194 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 00:27
キルケゴール『死に至る病』
195 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 00:30
>193
意味不明だよ。
だから私は言ったんだけど。
「Netには限界がある」って。
ちゃんと見る気にならないな〜〜〜。
平板でね。
ヒトは感覚を持つんだから、自分が持ってる範囲内で
生きていけるはずなんだよ。
そう思わないかい?
196 :
名無しさん :2000/08/30(水) 11:15
かっこいいタイトル、かつ、お勧めの小説
ジュノ・ディアズ『ハイウェイとゴミ溜め』(新潮社)
ヘミングウェイ『何を見ても何かを思い出す』(新潮社)
盛田隆二『サウダージ』(中央公論社)
佐藤正午『きみは誤解している』(岩波書店)
197 :
名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 05:18
内田百閨uノラや」
198 :
名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 05:59
安部公房
「無関係な死」
「完全映画(トータルスコープ)」
「死に急ぐ鯨たち」
199 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 11:13
花村萬月さんの「二進法の犬」。
気取ったタイトルかもしれないけど、俺は好きです。
200 :
中島つながり :2000/09/03(日) 15:38
「存在の絶えられない軽さ」
読んだ事無いけど。
誰が書いてたのかも忘れたけど。
201 :
>200 :2000/09/03(日) 16:21
ミラン・クンデラ
202 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 20:49
あたし、萬月大好き。
「ゲルマニウムの夜」
「ぢんぢんぢん」
「鬱」
「笑う山崎」etc.
タイトルにもセンスあるけど、文体も好きです。
203 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/04(月) 22:21
「月は沈みぬ」J・スタインベック
204 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/05(火) 03:40
「くらくら日記」
「夜はやさし」
205 :
我輩は名無しさん :2000/09/05(火) 03:51
虚数:レム
206 :
タ :2000/09/05(火) 03:55
「月は無慈悲な夜の女王」
207 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/05(火) 05:53
レイモンド・カーヴァー@春樹 訳
「愛について語るとき我々の語ること」「水と水の出会うところ」
「ウルトラマリン」
ヘミングウェイ
「勝者に報酬はない」
「誰が為に鐘は鳴る」→原題「誰が為に弔いの鐘は鳴る」
モーム「月と6ペンス」
カポーティー「ティファニーで朝食を」
都知事「太陽の季節」
田中英光「オリンポスの果実」
森鴎外「ウィタ・セクスアリス」
野坂昭如「エロ事師たち」
208 :
名無しさん :2000/09/05(火) 07:27
「罪と罰」
「ライ麦畑でつかまえて」
「大地」
「戦争と平和」
「坂の上の雲」
「死にいたる病」
ヘミングウェイはどれもカッコ良すぎるな
「ストリーム、イン、ザアイランズ」
日本語訳するとどーしてもさくっとしないけど。
209 :
我輩は名無しさん :2000/09/05(火) 08:07
210 :
名無しさん.to :2000/09/05(火) 13:08
「そして夜は甦る」
結構、こどもごころにかっこいいと思ったの覚えてる。
211 :
我輩は名無しさん :2000/09/05(火) 14:46
「夜歩く」
ジョン・ディクスン・カー
大槻ケンヂ(藁)
212 :
吾輩は名無しである :2000/09/05(火) 22:40
文学じゃないとダメ?
「バカはサイレンで泣く」
213 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/06(水) 02:15
バカはタンクでやってくる
214 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 18:52
セリーヌ 『夜の果ての旅』
ブローディガン 『西瓜糖の日々』
ロス・マクドナルド 『ミッドナイト・ブルー』
ホイットマンorブラッドベリ 『歌おう、感電するほどの喜びを!』
ラングストン・ヒューズ 『ものういブルース』
金井美恵子 『軽いめまい』
開高健 『渚から来るもの』
あと、ディックとかギブスンのタイトルはおれもやっぱ好きだなあ。
でもほんとは『ライ麦畑でつかまえて』が一番好き。
215 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 10:15
ノストラダムスの処女作なんだって。
「化粧品とジャム論」
結構カッコ良くねぇ?
216 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 02:59
既出だったらごめんよ。
あべこうぼう
「人間そっくり」
217 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 03:35
「点と線」でしょ?
218 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 20:27
文学版、初めて来ましたが「我輩は名無しである」いいね!
「点と線」かっこいいね!内容とのリンクが素敵!
219 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 01:38
ポール・オースター「偶然の音楽」「孤独の発明」
220 :
名無しさん@1周年 :2000/09/26(火) 01:50
「人間そっくり」私もいいと思ったぞ。
221 :
野獣死すべし :2000/09/26(火) 03:13
これががいしゅつじゃないのか
藤沢周「ブエノスアイレス午前零時」
タイトルの付け方が非常に上手いよ、藤沢周。
あと、村上龍はタイトルがキャッチーなものが多い、
「フィジカル・インテンシティ」
「限りなく透明に近いブルー」
「イビサ」「トパーズ」「KYOKO」「コインロッカー・ベイビーズ」
「愛と幻想のファシズム」「ヒュウガ・ウィルス」・・・
村上春樹も良いが、「ノルウェイの森」を始め
洋楽からの引用が多いので判断しづらい、それをチョイスしたセンス、
といえばそれまでだが
222 :
吾輩は名無しである :2000/09/26(火) 03:36
中上健次「地の果て至上の時」
223 :
吾輩は名無しである :2000/09/26(火) 03:50
「不在の騎士」 カルヴィーノ
「夜のみだらな鳥」 ドノーソ
邦訳ないけど
「62:組み立てモデル」 コルタサル
224 :
吾輩は名無しである :2000/09/26(火) 06:22
「アルジャーノンに花束を」
「花束」って言葉に弱いんだよね、おれ。
225 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 03:19
つかこうへい「傷つくことだけ上手になって」
226 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/27(水) 03:20
>「化粧品とジャム論」
格好いいといえばそうかもしれない。
でも本当にタイトルそのまんまの実用書だしなあ……
で、私がすきなもの。
「夜だ! パリだ! 月が照ってる!」ジョン・コリア
「状況ふさわしければ」
「かわいらしい物語」
「3+1=1」以上アンブローズ・ビアス
何だか「格好いい」とも違う気もしますが。
趣味に走ってしまいました。
最後に、
「失われた時を求めて」プルースト
これが出てないのは意外でした。格好良くない?
227 :
名無しさん@1周年 :2000/09/27(水) 05:06
プルーストなら「花咲く乙女たちのかげに」も。
スタッズ・ターケルの「仕事!」って簡潔でいいと思うけど、どう?
228 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 02:23
ミステリーで「9マイルは遠すぎる」
229 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 03:51
藤代冥砂「ライド・ライド・ライド」
230 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 13:41
「調律の帝国」、「狼煙を見よ」、「海峡の光」
「月白の道」、「宣戦布告」、「Cの福音」
「レイテに死せず」、「三光」、「真空地帯」
「特攻」、「知覧」、「桜島」
231 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 17:07
山崎!天皇を撃て!
232 :
吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 18:26
「英霊の声」
233 :
考える名無しさん :2000/09/28(木) 22:58
「夏への扉」
ロバート A.ハインライン
234 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/29(金) 00:51
黒井千次「聖産業週間」
235 :
名無しさん :2000/09/30(土) 06:56
カッコイイというか、語感が良かったのは
アガサ・クリスティの
「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」
236 :
吾輩は名無しである :2000/09/30(土) 14:48
性的人間
237 :
吾輩は名無しである :2000/09/30(土) 20:53
借金完全整理自己破産マニュアル
238 :
名無しさん@1周年 :2000/09/30(土) 23:22
「虚無回廊」 小松左京
239 :
赤い折鶴 :2000/10/01(日) 09:47
『百億の昼と千億の夜』(光瀬 龍 著)
240 :
吾輩は名無しである :2000/10/01(日) 11:18
やがて地終わり海始まる
241 :
吾輩は名無しである :2000/10/01(日) 15:28
「今はもうない」 森博嗣
良いのはタイトルのみ
242 :
吾輩は名無しである :2000/10/02(月) 11:00
森瑶子『夜の長い叫び』なんかはタイトルだけが異様に有名
他にも
情事 、誘惑 、嫉妬 、別れの予感 、傷 、招かれなかった女たち 、愛にめぐりあう予感
熱い風 、さよならに乾杯、風物語、ジゴロ 、女ざかりの痛み 、夜光虫 、
ホロスコープ物語、女ざかり、女と男 、ミットナイド・コール 、家族の肖像、復讐のような愛がしてみたい、
風の家、渚のホテルにて 、叫ぶ私、カフェ・オリエンタル 、一種、ハッピーエンド
結婚式、ジンは心を酔わせるの 、男上手女上手、カナの結婚 、ベッドのおとぎばなし、
イヤリング 、六本木エレジー 、もう一度オクラホマミクサを踊ろう 、別れ上手、
渚のホテルにて、ハンサムガールズ 、ラブ・ストーリー 、カサノバのためいき 、
恋の放浪者 、ダブルコンチェルト 、
とまあ洋画のパクリみたいなかっこいいタイトルのオンパレード
ちなみに中味はほとんど”主婦の自己満足的予定調和””欲求不満気味の中年女の
ぼやき”ですので読まずにタイトルだけで中味を想像してる方がいいです。
まあ詐欺だあな
243 :
日本@名無史さん :2000/10/02(月) 13:56
村上龍
きらいだけど
タイトルのつけ方はうまいと思う
244 :
赤い折鶴 :2000/10/02(月) 19:47
『恋愛小説館』(連城 三紀彦 著)
245 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 02:15
連城なら…
「戻り川心中」でしょやっぱ。
いっぺん心中したくなっちゃうよ(笑)
246 :
5 :2000/10/03(火) 02:48
ど〜だろ、タイトルなんて担当編集者がつける場合も多いと思うけどな。
あ、↑の名前欄の5は関係ないです、スマソ。
248 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 04:06
文学作品じゃ無いんだけど作家の評論で
橋本治『浮上せよと活字は言う』
249 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 15:41
「もうしぶんのない朝を、ジャッカルとともに」マイク・レズニック
250 :
笹舟藻屑 :2000/10/03(火) 17:25
原口統三「二十歳のエチュード」
とか、未読だけど
皆川博子「光の廃虚」
とか。
251 :
赤い折鶴 :2000/10/03(火) 18:32
連城 三紀彦の『戻り川心中』もいいですね。
ほかにも『夕萩心中』なども書いていたなぁ。
あと、『飾り火』『青き犠牲』『どこまでも殺されて』
なんかもいいと思う。
252 :
赤い折鶴 :2000/10/03(火) 18:33
『風の大陸』(竹河 聖 著)
253 :
名無しさんZ80 :2000/10/05(木) 12:05
高樹のぶ子【その細き道】
手塚治虫【アドルフに告ぐ】
スタンダール【赤と黒】
V.ピークリ【オキヌさんの物語】笑
254 :
吾輩は名無しである :2000/10/05(木) 16:27
ヘミングウェイの『何を見ても何かを思い出す』
まあ、本人がつけたタイトルじゃないかも知んないけど、
数年前新潮社から単行本が出たときタイトルに惹かれて買った。
レス全部読んでないんで既出だったらゴメン。
255 :
米田共 :2000/10/05(木) 16:56
ニーチェ「ツァラツストラかく語りき」
澁澤龍彦「少女コレクション序説」
256 :
吾輩は名無しである :2000/10/05(木) 17:43
徳田秋声「黴」
257 :
あん :2000/10/05(木) 17:54
中原昌也はタイトルつけるの天才的だと思う(もう出てたらスマヌ)
「ジェネレーション・オブ・マイアミサウンドマシーン」
「物語終了の後、全員病死」
「消費税5パーセント賛成」
258 :
回転星図 :2000/10/06(金) 10:02
森博嗣は良いタイトルをつけると思う。
「笑わない数学者(MATHEMATICAL GOODBYE)」
「夏のレプリカ(REPLACEABLE SUMMUR)」
あと翻訳物で、誰が書いてたか忘れたし、読んですらないけど、
「幽霊が多すぎる」とか。変なの。
259 :
吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 13:29
「カードキャプターさくら」
「アキハバラ電脳組」
『そしれ誰もいなくなった』どうしてこれが出てないんだろう?
その他ではがいしゅつも含めて
『永遠の時を求めて』
『美徳のよろめき』
『ライ麦畑でつかまえて』
なんかいいね。
261 :
吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 23:03
「美は乱調にあり」瀬戸内晴美
「千年の愉楽」中上健次
262 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 05:10
「輝ける碧き空の下で」北杜夫
263 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 08:23
町田康
『くっすん大黒』
『屈辱ポンチ』
彼の言語感覚が好き。
264 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 18:10
『鋼鉄都市』
265 :
シマツタ :2000/10/07(土) 19:24
『タマや』
本家、内田百閧フ『ノラや』も。
『モスクワ妄想倶楽部』
『願望機』なんてのもありました。
『バオル 体制の静かな夜』
未訳ですが何かのレビューでこう訳されていて。
『ガケップチカッフェー』
すみません漫画です。
『暗闇坂むささび変化』
すんません音楽です。
266 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 00:59
フィリップ・K・ディックは「流れよ…」も「アンドロ…」も
格好いいですけど、一番刺激的だったのは
「まだ人間じゃない」
ですね。
人口過多で12歳以下の人間が「未人間」として殺されるという
未来社会を描いた短編です。
痛烈な中絶へのアイロニーでしょうか。
それらを考えてタイトルを見ると凄い。
原題は「The Pre-persons」。訳がうまい。
267 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 06:02
『眠たい奴ら』
『涙流れるままに』
268 :
吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 07:56
「風媒花」武田泰淳
「落下する夕方」江國香織
「春は馬車に乗って」横光利一
「ジェネレーションX」ダグラス・クープランド
269 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 02:49
坂口安吾「堕落論」
270 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 03:20
児童文学ですが
「不思議の国のアリス」キャロル
「得のない絵本」アンデルセン
「チップス先生さようなら」ヒルトン
あと、シェイクスピアからの引用ですが
「十日間の不思議」エラリイ・クイーン
あ、夢野久作の「キチガイ地獄」も
「得のない絵本」じゃなくて「絵のない絵本」です
失礼しました
272 :
考える名無しさん :2000/10/10(火) 22:03
>>260 「永遠の時を求めて」って誰の作品?
「失われた時を求めて」とちがうかな。
私が間違ってたら申し訳無いですが、読んでみたいので紹介お願いします。
「月と六ペンス」「憂国」「武器よさらば」
273 :
かんがえるななし :2000/10/10(火) 22:50
「猫と庄造と二人の女」谷崎潤一郎
「貧乏ザヴァラン」森茉莉
「雪白姫」ドナルド・バーセルミ
「心臓抜き」ボリス・ヴィアン
274 :
吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 23:01
「高安犬物語」
「大造じいさんと雁」
「青ベか物語」
「にっぽん三銃士」
275 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 06:05
「不良少年とキリスト」
276 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 19:47
「檸檬」「交尾」「桜の樹の下には」
277 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 21:01
「ひとたびはポプラに臥す」
278 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 21:21
R・ブロック「八百万の死にざま」
「おかしなことを聞くね」
乱歩 「人間椅子」
「屋根裏の散歩者」
寺山 「書を捨てよ、町へ出よう」
「血は立ったまま眠っている」
「田園に死す」
ダール 「あなたに似た人」
山際淳司 「スローカーブを、もう一球」
「江夏の21球」
三谷幸喜 「幕を下ろすな」
ライアル 「深夜プラス1」
山田花子 「花咲ける孤独」
279 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 21:28
ケルアック 「路上」
280 :
ミック :2000/10/14(土) 23:53
>三谷幸喜 「幕を下ろすな」
これってクイーンの同名の曲と関係あるのかな。どっちも好きなんだけど。
でも喜劇と悲劇じゃ全然逆だよな。
281 :
吾輩は名無しである :2000/10/16(月) 16:22
「東一局52本場」
タイトルだけで据えた臭いがしてくる
282 :
吾輩は名無しである:2000/11/18(土) 23:22
水玉模様の夏@角川文庫
283 :
吾輩は名無しである:2000/11/19(日) 00:53
松本清張 「点と線」
284 :
吾輩は名無しである:2000/11/19(日) 05:33
「ジョニーは戦場へ行った」
「ツアラトストラはかく語りき」
285 :
吾輩は名無しである:2000/11/19(日) 07:49
いとうせいこうと中島らも。
286 :
吾輩は名無しである:2000/11/20(月) 13:03
「革命のためのサウンドトラック」
R.D.レイン「好き?好き?大好き?」
288 :
吾輩は名無しである:2000/12/09(土) 19:41
「わがこころはICにあらず」
もとねたしってると複雑な気分
289 :
吾輩は名無しである:2000/12/11(月) 22:16
タイトルだけで気に入った作品なら
「星さえもひとり輝く」詩集ですが。
290 :
吾輩は名無しである:2000/12/12(火) 10:30
「人妻と美少女ダブルレ●プ」
もうあんたタイトルを聞いただけでさ.........
291 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/13(水) 01:09
森博嗣で
「夢・出逢い・魔性」(YOU MAY DIE IN MY SHOW)
→夢で会いましょう
292 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/13(水) 01:11
ああ言えばこう食う
293 :
吾輩は名無しである:2000/12/13(水) 03:09
「不良少年とキリスト」は何か好き。
アガサ・クリスティーの題名のセンスは好き。
森博嗣は「封印再度 Who Inside」の方がいいなあ。
294 :
吾輩は名無しである:2000/12/13(水) 04:31
「サルでも書ける漫画教室」
295 :
吾輩は名無しである:2000/12/13(水) 04:50
かっこいいかどうか知らんけど、徳田秋聲のタイトル並べると萎える。
296 :
吾輩は名無しである:2000/12/14(木) 15:26
飛ぶ夢をしばらく見ない
297 :
吾輩は名無しである:2000/12/14(木) 17:24
がいしゅつ・・・欝だ士農
298 :
吾輩は名無しである:2000/12/14(木) 23:03
多分編集者が考えたタイトルだろうけど
「愛と幻想のファシズム」
がいしゅつだと思う。
299 :
名無しさん@1周年:2000/12/16(土) 04:12
破壊しに、と彼女は言う
デュラス
300 :
えるべるばっは:2000/12/18(月) 16:36
ありがちかもだけど、
「上弦の月を食べる獅子」
「限りなく透明に近いブルー」あれ、300ゲットじゃ・・・。
301 :
吾輩は名無しである:2000/12/19(火) 03:02
>>270 シェイクスピアからの引用だったら
『すばらしい新世界』(原題"Brave New World")
とかもあるね。もちろんこの題名は皮肉だけど。
302 :
吾輩は名無しである:2000/12/19(火) 03:08
ハックスレーも書いていますね。"Brave New World"
303 :
Counterpoint:2000/12/19(火) 03:11
>302
「も」っていうことは、ハックスリ以外で誰か書いてるの?
304 :
吾輩は名無しである:2000/12/19(火) 06:18
「テンペスト」に出てきますね。
305 :
吾輩は名無しである:2000/12/19(火) 10:10
偶然の音楽
306 :
吾輩は名無しである:2000/12/19(火) 13:50
『撃たれると痛い』
著者は失念。原題は『Shot』だったと思う。
307 :
吾輩は名無しである:2000/12/21(木) 10:36
『輝ける闇』開高健
『局部麻酔をかけられて』ギュンター・グラス
『瓶詰地獄』夢野久作
308 :
吾輩は名無しである:2000/12/21(木) 12:20
児童文学だけど「放課後の時間割」
小猫が読む乱暴者日記/中原昌也
310 :
吾輩は名無しである:2000/12/21(木) 23:21
川端康成「伊豆の踊子」「雪国」
センスあると思う。
311 :
(^‐^)V :2000/12/22(金) 02:02
>306
パーネル・ホールっす。
他にも『探偵になりたい』『依頼人がほしい』など
トボけてて面白いよ。
312 :
吾輩は名無しである:2000/12/22(金) 03:39
フレドリック・ブラウンの「さあ、気違いになりなさい」
原題は「Come and go mad」だっけか。どっちの題もいいな。
あと大江健三郎では題だけだと「狩猟で暮らしたわれらの先祖」や
「その山羊を野に」とかも面白い。
内容も込みで考えると相当深い「個人的な体験」が実は一番すごい題かも。
313 :
吾輩は名無しである:2000/12/26(火) 18:21
がいしゅつかな? レイ・ブラッドベリの「10月はたそがれの国」と言うタイトルには惹かれる。
ただ原題には「たそがれの国」と言う言葉があったかどうかは定かではない。
あとダシール・ハメットの「血の収穫」も。原題は"Red Harvest"だったと思う。ハードボイルドです。
314 :
吾輩は名無しである:2000/12/26(火) 22:03
>>313 October Country
です。たしか。
「10月はたそがれの国」という題は名訳だと思う。
315 :
吾輩は名無しである:2000/12/27(水) 01:07
「極大射程」だな。
やられた! って思った。なんか。
316 :
セネカ:2000/12/29(金) 18:38
人間嫌い
317 :
吾輩は名無しである:2000/12/29(金) 19:20
モリエールって言われているほど面白いとは思えないのだが…
318 :
吾輩は名無しである:2000/12/30(土) 22:39
僕って何?
319 :
吾輩は名無しである:2000/12/31(日) 03:31
全部見たけど「重力の都」と「100年の孤独」はかっこいい
やられた
ブックオフ行こ、年末、年始やってるかな?
320 :
クボジュン:2001/01/01(月) 00:35
天使よ故郷を見よ
321 :
クボジュン:2001/01/04(木) 10:35
「ヨーコに好きだと言ってくれ」
「リンゴゥ・キッドの休日」
「複雑な彼女と単純な場所」
「ドアを開いて彼女の中へ」
矢作俊彦はコピーライター「も」やった方が良いと思う。
322 :
あお:2001/01/04(木) 22:14
「問題外科」筒井康隆
323 :
クボジュン:2001/01/07(日) 13:05
「死ぬときはひとりぼっち」
324 :
クボジュン:2001/01/07(日) 13:19
「夜はやさし」
325 :
吾輩は名無しである:2001/01/07(日) 14:56
「初秋」
326 :
吾輩は名無しである:2001/01/10(水) 14:58
中島らも「獏の食べ残し」
327 :
吾輩は名無しである:2001/01/10(水) 20:43
「人でなしの恋」
「目羅博士の不思議な犯罪」・・ともに乱歩
「星殺し」 小松左京
あと、E.ブロンテの「嵐が丘」は、
「嵐の丘」とか、「嵐ヶ丘」だったらマヌケだ。
328 :
吾輩は名無しである:2001/01/11(木) 12:22
「郵便配達は2度ベルを鳴らす」
329 :
クボジュン:2001/01/11(木) 13:51
「赤い蝋燭と人魚」
330 :
北杜夫:2001/01/15(月) 16:53
「人我を白痴と呼ぶ」
331 :
吾輩は名無しである:2001/01/17(水) 22:30
青い目がほしい
332 :
吾輩は名無しである:2001/01/17(水) 23:27
大江健三郎「いかに木を殺すか」
333 :
これだろ、これ!!:2001/01/18(木) 00:38
『明日は、世界を』
かっこいー!!!
334 :
スカラマンガ:2001/01/19(金) 04:04
うーん、思い浮かぶのは既出ばっかだな〜。激しく共感は「そうはいっても飛ぶのはやさしい」。これ最高!
出てないのから選ぶと、「ガラスの小鬼が砕けるように」「竜と鼠のゲーム」。
SFはそそられるタイトルの宝庫ですね。
「我が輩は猫である」があがってたけれど、これ、当時の感覚ではそうとうキてたと思うよ。
「極楽とんぼ」なんかも、そう思う。
「ここに地終わり海始まる」は、ポルトガルのカモンエスの詩から。転用はカッコよくて当たり前。
「ダンスダンスダンス」(ランボーの詩)なんかもね。
335 :
ノビ−:2001/01/19(金) 08:01
336 :
吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 15:17
今宵、銀河を杯にして 神林 長平
大いなる眠り レイモンド・チャンドラー
パンタレオン大尉と女たち マリオ・バルガス・リョサ
血と砂 ブラスコ・イバーニュス
死ぬときはひとりぼっち レイ・ブラッドベリ
夢の棲む街 山尾 悠子
337 :
スカラマンガ:2001/01/19(金) 23:23
>334 正しくは『鼠と竜のゲーム』ですね。それに「極楽とんぼ」は1930年代の作品で、そんなに古くなかった…
浅学露見。恥。鬱々。
昼間、ちょっと考えたんだけど、「日々の泡」ってカッコよくないですか?
小説じゃなかったら、「悲しき熱帯」も。
338 :
安部公房好きな1:2001/01/23(火) 00:02
1です。秋頃から文学板に来ていなかったのに、
久しぶりに来たらまだ続いていたんですね!
もうとっくに消えうせたと思っていましたよ。
>>337 「悲しき熱帯」いいですね。まだ読んでいる途中ですが…
339 :
吾輩は名無しである:2001/01/25(木) 02:59
「月の裏まで走っていけた」雨森零
「ブラッド・ミュージック」グレッグ・ベア
340 :
吾輩は名無しである:2001/01/25(木) 03:59
SFなら「世界の中心で愛を叫んだけもの」。
ただし、中身はない。(ワラ
341 :
吾輩は名無しである:2001/01/25(木) 04:27
銀河鉄道の夜
342 :
祐美子:2001/01/25(木) 09:02
『重力の虹』
343 :
考える名無しさん:2001/01/25(木) 09:27
「夜の果ての旅」
344 :
吾輩は名無しである:2001/01/25(木) 21:23
「ここに地終わり海始まる」
「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」
「明日なき者への供花」
345 :
340:2001/01/26(金) 03:06
「中身はない」ってそんな……ヒドイ……。
…………………………………………………。
346 :
吾輩は名無しである:2001/01/26(金) 03:41
「ぼく自身、あるいは困難な存在」
「林の底」
「詩とスコッチ」
347 :
吾輩は名無しである:2001/01/26(金) 21:17
あるいは酒でいっぱいの海
348 :
吾輩は名無しである:2001/01/27(土) 00:11
笑う警官
349 :
吾輩は名無しである:2001/01/27(土) 00:47
あるいは牡蠣でいっぱいの海
350 :
吾輩は名無しである:2001/01/27(土) 02:03
「朝のない夜」ケッセル
351 :
吾輩は名無しである:2001/01/27(土) 16:54
ギニョルズ・バンド
352 :
吾輩は名無しである:2001/02/10(土) 22:07
氷点
漢字2文字のタイトルがなんか好き
353 :
吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 00:06
ヰタ セクスアリス
354 :
宮台真司:2001/02/11(日) 00:07
エンコーセックス高校生から革命的日本へ
355 :
吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 02:21
明日、泣く
長距離走者の孤独
デーミアン
肝臓先生
脈絡ないけど
356 :
JPB:2001/02/11(日) 02:29
鳩の翼
357 :
吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 13:20
午後の曳航
358 :
吾輩は名無しである:2001/02/13(火) 00:32
「ペシャンコにされてもへこたれないぞ」
「エペぺ」
「スチェパンチコヴォ村とその住人」
359 :
吾輩も名無しである:2001/02/13(火) 00:45
不合理故に吾信ず
360 :
吾輩は名無しである:2001/02/13(火) 13:20
「たったひとつの冴えたやり方」
「人間失格」
既出だらうか?
361 :
吾輩は名無しである:2001/02/16(金) 11:48
「某的世界」
「悲しみと同義」
362 :
名無しさん@1周年:2001/02/16(金) 12:36
全くどうでもいいことだが
ジャニーズ系の名前だ・・・
363 :
あるケミストさん:2001/02/16(金) 12:39
あなたも人を殺すことができる!!
出版業界前代未聞!史上最大の衝撃作!
「人を呪い殺す方法」ついに発売へ!
日本古来より実際に行われてきた、人を呪い
殺すための様々な秘術を紹介、その実践方法
をわかりやすく解説した「殺人術の本」です!!
今までにこんなに詳しく調べ上げた本はありません!
どこの出版社もこんな本を出すことなど不可能だった!
「キライなあいつを誰にもばれずに殺したい!」
「呪いというものが本当にあるのか?呪いたい!」
そんなあなたの心を満たすための本です。
呪いならば証拠もなく相手を殺すことが出来ます!
殺せるかどうかはあなたの信念次第!!
読んで見ればわかるでしょう…呪いというものが
過去の歴史で「実在」したということが…。
各マスコミも取り上げています!!
(注・殺人を推奨する本ではありません。あくまで「呪い」に関する研究書です)
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kongen/
364 :
名無しのオプ:2001/02/16(金) 22:11
「地の果て 至上の時」だね
タイトルだけで酔いしれた
365 :
吾輩は名無しである:2001/03/09(金) 02:25
「失われた時を求めて」と
「されどわれらが日々」
作品のレベルはまるで違うけど。
366 :
偽紫田舎源氏:2001/03/09(金) 03:12
「ゲーデル@`エッシャー@`バッハ―あるいは不思議の環」ホフスタッター
「slightly out of focus」(キャパ)「恋愛のディスクール・断章」「零度のエクリチュール」(バルト)
文学じゃないけど↑
「贅沢貧乏」森茉莉
「百年の孤独」(マルケス)
「神州纐纈城」(国枝史郎)
「仮面の告白」(三島由紀夫)
「最後のものたちの国で」(オースター)
367 :
偽紫田舎源氏:2001/03/09(金) 03:13
あ、キャパの本は邦題「ちょっとピンぼけ」…。
んー。ちょっとぴんぼけ。
368 :
吾輩は名無しである:2001/03/09(金) 07:44
「早く昔になればいい」久世光彦
「ふりだしに戻る」ジャック・フィニイ
過去にこだわる自分にとって、
この二つのタイトルは恍惚をもたらして余りあるものがあり。
あとは「青白い炎」 by ナボコフ
これは作品の構成も内容もタイトルも、全てがかっこいいやつ。
369 :
吾輩は名無しである:2001/03/09(金) 13:26
何で既出じゃないのか不思議だけど
大江健三郎「我らの狂気を生き延びる道を教えよ」
厨房の時、このタイトルのインパクトはすごかった。
きっと俺だけじゃないはず。
他に大江だと「死滅する鯨の代理人」「みずから我が涙をぬぐいたまう日」とか。
大江の作品は印象的なタイトルが多いのに、
英訳されるとつまんないタイトルになってしまうから嫌だ。
「万延元年のフットボール」なんか「THE SILENT CRY」だよ・・・
370 :
ぽれぽれ:2001/03/13(火) 15:55
「ふたりがここにいる不思議」
371 :
吾輩は蛸である:2001/03/13(火) 17:17
石川達三「僕たちの失敗」…森田童子ぢゃないよっ
372 :
吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 14:59
アガサ=クリスティの「終わりなき夜に生まれつく」
タイトルだけでなんか切なくなる.(けど中身はまあまあ)
これは七五にした邦題のセンスが全てですか.
「鏡は横にひびわれて」とかもそーですね.
クリスティじゃないけど「月は無慈悲な夜の女王」もおしゃれ、という
よりリズムが良いので綺麗で覚えやすいね.
373 :
吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 15:33
概ね出尽くしているけど……
大江健三郎「ピンチランナー調書」
北方謙三 「棒の悲しみ」
桐野夏生 「天使に見捨てられた夜」
小林信彦 「ぼくたちの好きな戦争」
小林恭二 「ゼウスガーデン衰亡史」
高橋源一郎「さようなら、ギャングたち」
「ジョン・レノン対火星人」
筒井康隆 「旅のラゴス」
原ォ 「さらば長き眠り」
広瀬正 「マイナス・ゼロ」
村上龍 「海の向こうで戦争がはじまる」
「ラブ&ポップ」
山田正紀 「宝石泥棒」
連城三紀彦「変調ニ人羽織」
374 :
吾輩は名無しである:2001/03/21(水) 18:27
クリスティ「春にして君を離れ」
未読なんですが。
375 :
ライフサイエンス:2001/03/21(水) 18:37
ロマンロランの見せられたる魂とか。
376 :
吾輩は名無しである:2001/03/21(水) 23:22
柄谷行人『畏怖する人間』
どんな本かと思ってわくわくして開いたら漱石論とエッセイなのね。
ちょいとがっかり。
377 :
吾輩は名無しである:2001/03/24(土) 16:17
片岡義男にかぎる・・・・・
タイトルは本当にかっこいいです。
ラジオが泣いた夜、時には星の下で眠る、スローなブギーにしてくれ
誰もがいま淋しい、など・・・・
378 :
吾輩は名無しである:2001/03/24(土) 16:28
>>374 んーー、1冊通してヘタレ主婦の愚痴を聞かされることになります
けど、よかったら読んでみてよ。
一気に読んで最後に「なんやそれ」と本につっこんだよ。
379 :
なっこ:2001/03/25(日) 01:05
「鈍いナイフで」
380 :
世界@名無史さん:2001/03/25(日) 01:09
三島由紀夫 豊饒の海 第四巻
「天人五衰」
381 :
吾輩は名無しである:2001/03/25(日) 05:09
女王天使 グレッグ・ベア
原題と意味を考えたらそのまんまだけど、
日本語としてのインパクト、響きがとても美しい。
374
>>378 つっこみたくなるのか…。
ありがとう。こんど読んでみます。
383 :
吾輩は名無しである:2001/04/10(火) 01:32
「優雅な生活が最高の復讐である」
384 :
吾輩は名無しである:2001/04/11(水) 01:01
「アレキサンドリア四重奏」
「流刑地にて」
「夏への扉」
「円環の廃虚」
「夢応の鯉魚」
「一方通行路」
「明るい部屋」
「ジャッカルとアラビア人」
「ナペルス枢機卿」
「陥穽と振子」
「最後の宴の客」
「R62号の発明」
「ガラスの動物園」
「朱雀家の滅亡」
「ミイラ物語」
「死の家の記録」
シンプルでイメージを膨らませてくれるものが好みです。
385 :
うたまろ:
「アレキサンドリア四重奏」
「流刑地にて」
「夏への扉」
「円環の廃虚」
「夢応の鯉魚」
「一方通行路」
「明るい部屋」
「ジャッカルとアラビア人」
「ナペルス枢機卿」
「陥穽と振子」
「最後の宴の客」
「R62号の発明」
「ガラスの動物園」
「朱雀家の滅亡」
「ミイラ物語」
「死の家の記録」
シンプルでイメージを膨らませてくれるものが好みです。