1 :
名無しさん@1周年:
国語の授業時間を全て読書にあてたほうがどれほど有益かと思いました。
2 :
腰使いサリー:2000/07/21(金) 02:03
読んでたよ、授業中に。
教師の方も何も言わなかったし。
つか、言えなかったのか?
3 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 02:04
ただ、だらだら読むだけでは読解力は付かないと思われますが?
漢字の読み方、単語の意味、文章の理解方法、
論旨・ストーリーの要約技術、古典文章の読解
いずれも読書だけでは身に付かないと思いますよ。
「読む」→「理解する」→「覚える」
基本的なことだと思います。
学問や勉強と読書を一緒にしてはいけません。
4 :
仏文科学生:2000/07/21(金) 02:06
国語ではなく、哲学や、小論文の授業にすればいいのにね。
東大の国語の問題は、
作品出典の著者でさえ50点ぐらいしか取れないらしい。
ばかばかしいですね。
5 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 02:07
「この時の主人公の気持ちを20字以内で書きなさい」
6 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 02:14
>東大の国語の問題は、
>作品出典の著者でさえ50点ぐらいしか取れないらしい。
著者だからといって自作品のすべてを理解しているわけではないと思う、、
単純に著者の国語力が低いだけでしょう。
7 :
仏文科学生:2000/07/21(金) 02:14
ふざけんなよ、うぜーんだよ
おれじゃねーよ
8 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 02:16
4と7どっちが本物?
9 :
仏文科学生:2000/07/21(金) 02:17
>6
国語力の低い著者の作品をとりあげるのですか?
著者にも分からないことを第三者が考察するなんて、
心理学であって国語学ではないとおもうのですが。
10 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 02:17
国語教師の考えを押しつけること。これが教育です。
11 :
仏文科学生:2000/07/21(金) 02:18
>8
同一人物です。7は5に答えただけです。
そういう問題のばかばかしさを茶化したんです。
分かって。
12 :
仏文科学生:2000/07/21(金) 02:19
>10
そうですね。そのとうりだと思います。
歴史でも、おなじことですよね。
13 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 02:19
小説家は、書くものに深い意味など、こめている気は、実はあまりないの
です。拡大解釈紆余曲折晴耕雨読がにっちゃさばんじです。
14 :
仏文科学生:2000/07/21(金) 02:21
明日テストなんで、また明日。勝手に消えてすいません
15 :
四海楼カスタム:2000/07/21(金) 02:21
>12
歴史は教科書を作った人と選んだ国意見が押し付けられるのでは?と思います。
16 :
6:2000/07/21(金) 02:28
>9
おお、なんかすごくビックリの発言ですな、、、
ではお聞きしましょう。
今日まで数多くの文学関連論文が発表されているわけですが、、
芥川や夏目、ジョイスやプルーストが自分の死後に発表された
自作品についての論文内容を自分で理解している上で
書かれていると思いますか?
そして逆説的に聞きます。
作者が考えていたことだけが作品のすべて?
そして、作者が馬だと思って書いたものでも読者には
鹿としか思えないことがあるとします。
その場合、我々は馬と思うべき?
17 :
6:2000/07/21(金) 02:33
>12
あらら
テストがんばってください。
明日の回答お待ちしております。
18 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 02:35
千差万別
19 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 02:41
艱難辛苦
20 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 02:58
中学高校と、国語の時間なんてマジでほとんど寝てたなぁ。
教科書に載ってたもので覚えてるのは井伏鱒二の「山椒魚」くらい。短編小説ってのは面白いもんだ
と思った記憶がある。
21 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/21(金) 03:03
夢枕獏や菊地秀行を読んでた
でも東大の文学部に受かった
国語の授業はまともに受けた記憶がない
22 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/21(金) 03:34
「スイミー」で仁義を学びました。
23 :
名無しさん@人文:2000/07/21(金) 04:07
本ばかり読んでたけど、国語のテストはアホらしくて、全然解けなかった。
小説が出典されてると、続きが気になって、問題どころじゃない。
あ、みなさんは国語の成績よかったんでしょうか・・・?
24 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 04:35
国語はなにもしなくても点数がとれた。
>漢字の読み方、単語の意味、文章の理解方法、
>論旨・ストーリーの要約技術、古典文章の読解
漢字の書き取り、古典以外はセンスさえあればどうにでもなる。
25 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/21(金) 04:52
小論文はいつも適当にでっち上げで書いていた
だいたい出題者が望んでいる回答を予想して書きゃいい点とれるもんだよ
26 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/21(金) 04:54
というか国語なんざ毎日ある程度の問題意識持って新聞読んでれば
なんとかなると思うよ
27 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 04:58
というか国語なんざ成績良くたってなんにもならんよ
そんなことより楽しく本を読めるほうが大事。
1の意見に賛成。
28 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 05:13
>というか国語なんざ成績良くたってなんにもならんよ
これをいっちゃぁ文学は語れないよ。
国語より日本語を教えて欲しかった。
30 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/21(金) 12:27
いま、中高の国語の問題をみると簡単だね。
これが解けなかったというのは、それなりに
馬鹿だったとしかいいようがない。
31 :
>29:2000/07/21(金) 14:02
それが出来れば苦労しませんて
32 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 14:10
スレた人達ね。
俺なんか小学校、中学校と学年が変わり、新しい教科書が配布されると、
フレッシュなインクの香をかぎながら、どんな物語が載ってるのかって
わくわくしながら読んだものだよ。授業では先生の語りによって物語が
イキイキと立ち上ってくるのを楽しんでたよ。
ああいう喜びは大人になったら味わえないものだねぇ〜。
本屋で新しい本を漁るのも、あの一年に一回きりの体験を求めてるのかもねぇ。
33 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 14:38
あーわかります・・・あのインクの匂い
懐かしいなぁ。でも授業中は
好きなところばっか読んでたなこっそり
34 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/21(金) 15:35
教科書は読まなかった、乗っているというだけで毛嫌いしていた
教科書で覚えているのは坂口安吾くらい ちょっともったいなかったな
教科書読むなら隠れて漫画や文庫本読んでいた
あと落書き
35 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 15:58
以前、高校生の家庭教師についたとき、途中から現代文を教えるのはヤメた。
子供の方からも教えてくれ、とはいわれなくなった。現代文はフィーリング
が全て、というところで話が落ち着いた。古文、漢文なら、アレは語学だから、
もうちょっと別の教えようも教わりようもあるんだが。そういうものだ。
36 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 16:16
「こころ」は同性愛ちっくだねーという授業が楽しかった覚えが。
授業が楽しくないなら、現代文はさくっと切ってもいいような。
努力が点数に比例しなさすぎ。
37 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/21(金) 18:46
現代文の問題を作るのは非常に難しいよな。たぶん。
38 :
自アンでも書いたが:2000/07/21(金) 18:51
でも、国語の教科書って配られて一週間くらいのうちに全部よめちゃわなかったか?
39 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/21(金) 18:52
現代文の授業をまじめに聞いていなかった
という人って、実際はちゃんと聞いていた人が多いんでないか?
騒いでいたりするやつはそういうことすら言わないのよ。
40 :
珍念:2000/07/21(金) 20:07
>37
問題作るのは難しいし、楽しいよ!
41 :
16:2000/07/22(土) 00:20
今帰り着いてこのスレみてるが、、、
仏文さんはまだ回答ができないようですな。
42 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 00:41
古典はも少し真剣に勉強しておけばよかったと思う、西鶴の現代語訳を読んでる今。
43 :
四海楼カスタム:2000/07/22(土) 01:17
平家とか、限らずに部分だけ取り扱って、その作品全体の考察をするのはちょっと…
44 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 04:57
仏文は結局逃げたのか。
45 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 06:16
教科書や試験問題に採用されてる作品、
知らない作家を発掘できて好きだったな。
安部公房はテストで知った。学校の帰りにさっそく本屋で探したりして。
46 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 06:47
現国の時間は「こころ」と「高瀬舟」と「富岳百景」
をずっと繰り返し読んでた。
他の読書にあてたり睡眠時間にあてたりもしてたけど。
本読んでました。
48 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/22(土) 07:07
教科書は9割方くだらないと思っていた
あのころの授業も教師の雑談以外、聞いてやしなかった
国語なんかくそだ 所詮はナショナルアイデンティティ形成のための
組織的な洗脳レッスン 「カムイ伝」でも読んでいたほうがまし
49 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 11:06
模試だったと思うけど、現代文の問題に自分の好きな小説が出てきたことがあった。
自分が楽しんで読んだ文章を、“テストの問題を解く”目で読まなくては
ならなかったのがつらかった。どれだけ白紙で出そうかと思ったか・・・。
結局解いたけどね(悲しき受験生だったし)。
でも、なんだか自分の好きな小説と読書を冒涜されたような気がした。
50 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 11:26
古文の試験、源氏物語のときは「あさきゆえみし」で覚えたストーリーで
解釈をでっちあげてた 田辺聖子版も読んでたけど
51 :
俺にとっては:2000/07/22(土) 12:02
国語以外の授業時間を全て読書にあてたほうがどれほど有益かと思いました。
52 :
16:2000/07/22(土) 22:05
フランス文学スレのいざこざから仏文さんはほんとに去ってしまったみたいね。
残念なことです。
>著者にも分からないことを第三者が考察するなんて、
>心理学であって国語学ではないとおもうのですが。
こんなことを言うようではまだまだレベルが低いようです。
これからたくさん勉強して帰ってきてください。
53 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 22:28
シベリア帰りの国語教師自身が書いた体験記(高校時代)
2・26の話もしてくれた。
折口信夫の弟子です。
今はもう鬼籍に入っているでしょう。
54 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/22(土) 23:22
>48
おれは、あなたのような意見を国語教師から教わった。
55 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/22(土) 23:41
48曰く
>ナショナルアイデンティティ形成のための
組織的な洗脳レッスン
こういう考え方のやつがナショナリスト(藁)である。
56 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 23:44
「走れメロス」を教科書に載せるのはやめてほしい。
このせいで何万人が太宰を嫌いになったことか。
57 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/22(土) 23:51
>56
「走れメロス」をどのように読まされたのかな。
>55
お前、フーコー読めよ。
無知は罪なり、って思うぞ。
59 :
え:2000/07/23(日) 01:16
でも教科書でメロスy
60 :
え:2000/07/23(日) 01:19
でも教科書でメロス読んでから、太宰に興味もって、
図書館にある太宰を全部読んだよ。
まあ、そのときの国語の教師が、
太宰の興味深い話をしたせいもあるからなんだろうけど。
61 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 02:54
指された時に物凄いとんちんかんな解答をしている人や、
音読するとき変な所で文章切っちゃって、それを指摘されても
理解できない人を見て、どうも自分は他人より本読むのが得意
らしいということを学んだ。
62 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 13:40
48みたいな言い方する人が多くていいかげんうんざり。
63 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 17:56
>62
でも、真実ではあるんだよね。
「国語」という言葉自体がそうだから。
教科書の歴史を眺めているとナショナリズムは否定できない。
だからって「国語」そのものを否定する気にもならないけど。
64 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 18:06
小学校の授業は、教科書を音読をさせる、いわゆる「本読み」に国語の時間を
大部分を割いていたような気がする。漢字ドリルをやる時間も長かったし、
あんまり、内容について話し合った覚えがないよ。
65 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 18:28
>63
確かにね。
でも、現在何をやれるか考える方が重要だと思う
今日この頃です。
66 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 18:35
おれは、55の考え方も一理あると思うぞ。
67 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 18:39
国語と文学は別物。
一緒にして考えていることこそ問題では?
68 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 04:34
「日本語」の授業と「文学」の授業を分ければいいと思う。
「文学」は「日本語」の十分な素養があってこそ意味を持つのだし。
(ろくに「日本語」の勉強をしてこなかったから、今苦労している)
69 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 12:52
小学校の国語の時間、先生が率先して論議させてくれてた。
3人対クラス全員とかで時間延長なんのその、一日ほとんど国語の日もあった。
しかも正解なんて出さなくてよかった。とにかく自分の考えの根拠であるとか
至る経緯であるとかを子供なりに語ってみんなで考えた。
議題は教科書から詩から好きな本から自分の日記からなんでも良かった。
国語、大好きだったよ。
それとは別に意見をいうと
授業として存在するからには学問として受けるべきだよ。
どうせ高校まででしょ、国語(現文、古文、漢文)なんて。
悪いけど、49さんとかの読書への冒涜とかって言う考えは公私混同なんじゃないかな?
70 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 12:53
「日本語」の授業をやるとして、
具体的に何をやればいいと思いますか?
71 :
おむ:2000/07/24(月) 14:10
私は中学生のときの国語の先生に詰め込み教育をされた。
百人一首全部覚えろ、とか竹取物語暗誦しろ、とかね。
そのときはいやだったけど、あとあと本当に役に立ったよ。
だから、とりあえず中学生くらいならひとつのテキストを丸暗記して、
その生徒の後々の「核」になるものを与える授業がいいと思う。
72 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 17:24
国語は学校では面白くなかった
かわりに図書館漬けだった<小学校
6000冊くらい読んだはず
73 :
珍念:2000/07/24(月) 17:26
「暗誦」っていうのはかっこわるくて退屈で面倒なもの、
というイメージがあるけど、大人になってみると、結構
いいですよね。「幻想文学」の山尾悠子インタビュー読
んでますます実感しました。
74 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 19:13
>72
それでおとなになってから、ひっきーになったんですね
かわいそうに どうじょうします
75 :
72:2000/07/24(月) 19:26
いや?今コピーライター
76 :
名無しさん:2000/07/24(月) 20:41
学校の国語には余り興味は無かった。古文では「平家物語」の最初の祇園精舎の鐘の音、沙羅双樹の華の色、盛者必衰の理をあらわす、は印象深かった。それに「方丈記」の流れる水は絶えずして、且つ消え且つ結びて久しく留まりたる例無し、も印象に深い。・・・・字がてんででたらめで申し訳ない。受験用には文法だけはかなりしました。 現国では明治初期の文体の成立経過に興味がありました。
77 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 22:07
退屈
漢字
79 :
名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 23:50
学校で教わる「国語」から古典・漢文を
除いたものを、現代文(現文)と呼ぶ人
と現国と呼ぶ人にわかれるようですが、
何故ですかね?何か違いはありますか?
御存知の方いらっしゃいますか?
80 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/25(火) 02:11
安部公房の「赤い繭」と中島敦の「山月記」がよかった。
でも「赤い繭」は先生の解釈があまりにとんちんかん
でびっくり。普通じゃない読み方でその先生の人格
すら疑った。安部作品は教えたり教えられたりするものじゃないし
いろんな読み方があっていいんだけど、その先生の読み方は
読解以前のものだったので、呆れる前に心底驚いた。
81 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 02:24
小説はともかく論説文ならばセンスではない部分での読解法って
けっこうあると思いますがね。「英文法」と「英文解釈」が違うように。
私は中学のときに「天声人語」を毎週模写&感想文というのを
塾でやらされてましたが、今からみると最も勉強になりました。
ところで、小学校の国語で「やまなし」ってなぜ出てくるのか。
クラムボンって何なんだ。
82 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 13:08
難しい漢字を探して、ノートに書いていました。
83 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 13:32
81に同意。
でも塾か…。
学校の国語の授業はあまり勉強になった記憶がないなぁ。
80までひどくはないけど先生に対する反発みたいなのが常にあったよ。
学校の授業で役に立ったのは、強いて言うなら「漢字の書き取り」くらいかな…。
84 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 20:59
国語はつまらなかったなあ、という記憶がある。
しかし、(まあ仮に国語の力とよぶけど)国語の
力なんて、中学高校のレベルじゃ
力がつきましたとか、勉強になりましたとかいう
意識を持つ方が変だとも言えるかもしれない。
そのころ知的な能力の発達とほとんど同じことでしょ。
だから常にそれが自覚できるとは限らない。
それに、つまらなく感じたのは
今考えると教師の言っていることが
単に分かっていなかっただけかもしれないという
疑惑がある。
塾は俺の町にはなかったんで……。
作家の顔写真
86 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 01:53
なんか読解問題とかで、
こうだ!と思った文章題ペケになってると
とりあえずむっとしたな。
>80
いったいどんな解釈だったの?ちょっと気になる。
87 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 02:13
小・厨の国語の授業は詰まらなかった。ホント。
単語の意味調べとか予習でさせられて作業だったよ。
高校は付いた教師がよかったのか、
読解のテクもさることながら雑談が面白かった。
つうか、テストに開高健の「裸の王様」が出題されたときは
全編読みたくなってしまった。
88 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 06:34
>87
「裸の王様」ってどんな話でしたっけ?
鼠か何かが大量発生するとかって話?
89 :
タンゴ@黒猫:2000/07/27(木) 07:01
「皇帝の新しい服」が正式なタイトルだったと思う<「裸の王様」
狡知に長けた仕立てや一家のお話。
ごめん。87を読んでなかった・・。
91 :
87:2000/07/27(木) 15:02
ごめんなさい。うまく書けないのでコピペ。出題範囲はどの辺だったかな?
裸の王様−−
満たされない家庭生活と学校生活で萎縮してしまっている少年・太郎。太郎の心を、絵をとおして解き放とうとする、画塾教師の「ぼく」。
太郎の描いた「裸の王様」の絵に対する大人たちの反応を通じ、社会通念・価値観を批判した作品
−−
滅多に文学作品は読まないんですが、
「パニック」「巨人の玩具」と立て続けに読んでしまいました。
88氏のは「パニック」ですねい。
92 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 21:41
つーか。国語の授業を楽しもうという
態度が間違っているのかもしれない。
勉強なんだからある程度苦しいのはあたりまえかなと思う。
国語の教師も楽しませようとして失敗すると
今度は反対に、つまらなくて当然だ、という
態度にも豹変したりする。これはよくない。
あと、中高の教材がくだらなすぎるのが多いってのは確実にあるね。
教訓じみた詩とかあってさ、読解以前に反発を覚える。
教師もそんなのはいやだろうと思う。
教師がいやいややってれば、つまらなくなるに決まってる。
93 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 23:11
80の教師の解釈おれも気になる〜。
ところで、小学校生活って2000日くらいやんな。。。
6000冊の根拠は・・・まあ別にどうでもいいけど。(本題と違うし)
94 :
仏文科学生:2000/07/29(土) 01:53
別に、去っていたわけではないのですが仏文スレからは去りました。
それで、なんか、私のことを言っていたひとがだいぶ前にいたようですが。
私は、基本的に「国語」というからには言語学であるべきだと思っています。
でも、現代文の授業はつまんなかった。というのが正直な感想です。
読書量の多いコがいい点取れるわけでもないし(ある程度はいけるけど)
「主人公の気持ちを述べよ」なんて馬鹿馬鹿しい問題はちょっと引いちゃいます。
むちゃくちゃ書いてやろうかという衝動にさえ駆られます。(極端ですが)
あと、作者の考えがすべて?っていう書き込みがありましたが、
私は決してそんなことを口走った覚えはないのですが、作者の
考えは大きな資料であるということは間違いないですね。
どういう意図で、どういう思想をもってかかれているかということは
非常に大事だと思います。ただ、作品があって、初めて作家が
存在するのですから、作者とは全く違う捉え方をする人もいるでしょう。
読者全員がそうなることはないと思いますが。かつてのレアリスム作家が
自分をレアリストだと言わなかったように、作家も一人の人間ですから
作品を作家も含めて考察することは大事だと思います。
そして、そこまできたら、もはや国語ではないし、正解なんてありえない
のではないでしょうか?「思想」とかいう授業を作るとか。
「主人公の気持ち」とか、「このときのAのとるべき最良の方法」(ホントにあった)
なんていう研究めいたことと、「国語」を一緒にするからだめなんだと思う。
なんで、英語はリーディングとライティングに別れてるのに、「国語」と
「国文学」とか「思想」とかに分けないんだろうって思いますが。
95 :
>94:2000/07/29(土) 01:59
本気で書いてるんだよな?
っーか、酔っ払ってる?
96 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 02:40
私事で恐縮ですが、国語という学科を考えるとき、どうしても思い出してしまうのがフィギアスケートです。
あの人達が言ってる「芸術点」とは一体何なんでしょうか?
芸術というなら、何故、中継のアナウンサーや解説者は演技中にゴチャゴチャ五月蠅いんでしょう?
矛盾してますよね。
ところで、「日本語は美しい。その美しさを国語教育は子供達にちゃんと伝えてゆくべきだ」
みたいなことを言う人がいますが、はっきり言って、それは幻想です。
多分、「(多くの)言語は美しい(姿を時に見せることがある)」ということを言いたいのだと思いますが、
こうなると国語の扱う問題でないのは明かでしょう。
もちろん、この場合の「国語」は現在の教育制度の中の「国語」のことですが。
97 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 02:49
高校の教科書で中島敦の「山月記」を読んでわーっとなってしまい
彼の全集(といっても寡作ですが)を読みました。
そういう「作品との出会いの場」としてなら、国語の授業及び教科書も
あながち否定できないな、と。
あと、国語で「勉強」しないといけない(つまりテクニックが必要な)のは
漢字の読み書き(小学校)、古文、漢文(中学以降)くらいで、
あとは読書でことたりるのではなかろうか、と(1さんと同じように)
思ったこともあります。
98 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 03:20
作家と作品の関係ですが、私は作品はテキストであって、作家から独立したものだと考えます。
だから当然、「作者の気持ちを答えなさい」という問いは言語道断です。
しかし、小・中・高における現代文の問題というのは、「問いの真意をくみ取る」能力を何よりも
試すものではないかと思うのですが。だから、現代文の問題においても解答はひとつなのです。
違うでしょうか。
「国語」という教科名については、私も常々疑問に思うところです。
「国」の「語」とは?非常に曖昧で、何を対象にしているのかわかりません。
そもそも日本語自体の定義が曖昧なのですが。
日本語の文法も正解があるわけではないし。
99 :
ウイリアム・ウイルソン:2000/07/29(土) 05:37
黒猫をよんだことだな。これが一番の収穫だった。
岩村の現国の教科書に載ってたのを
勝手に読んだんだよ。授業では勿論取り上げてない。
これで、文学にはまった。ポーという作家にね。
それから、ボードレール、カフカ、安部公房
と純文学をたしなむようになったのさ。
100 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 09:52
現在の国語の授業の現場はそんなにひどくないですよ。
「作者の意図」なんてものがナンセンスだということは、国語教師の間では今となっては常識です。
ただ、作品を読解するための方法を失っている教師が多いことも事実ですが。
101 :
@100万光年:2000/07/29(土) 12:47
私は一年前まで国語を教えていましたが、98さんの言われるような
「作者の気持ちを答えなさい」などという問題は見たことがありませ
ん。また、「主人公の気持ち・心情」等に関する問題は、
「主人公が強く唇を噛んでいた」ら、正解は「くやしい気持ち」程度
のもので、文学板の方々が批判するほど大したものでもなければ、
頓珍漢なものでもありません。私立の難関校の韻文の問題などは相当
ひねってありますが、結局そうでもしなければ全員が解けてしまうの
やむなし、と見られているようです。
102 :
@100万光年:2000/07/29(土) 12:50
「解けてしまうので」でした。済みません。
103 :
仏文科学生:2000/07/30(日) 02:55
>95
マジレスなんですけど、どこらへんがおかしいんでしょうか?
しっかり教えて下さい。しっかり、学び、考察しますので。
>101
「悔しい気持ち」ですか…7文字以内で述べよ、とかですか?
104 :
ネタバレ覚悟問題:2000/07/30(日) 04:15
『サザエさん』と『ちびまる子ちゃん』の家庭の会話の様子からわかる
人間関係の共通点を十五字以上二十字以内で答えよ。
「実際に某私立高校の入試問題として出題されたもの」だってさ。
105 :
名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 05:44
学んだもの:
こーきーくーくるくれこよ
しーさーせーしーするするすれせよ
だろだつでーにーだーなーならまる
けずけたりけるけるときけれどもけよ
おゆくゆむくゆ
ありをりはべりいまそかり
でぃーでるでるでぃーだすですでむだす
106 :
@100万年:2000/07/30(日) 07:46
>103
「述べよ」ではなくて、このレベル(小学から中学程度)なら
抜き出しか選択問題が主流です。10字程度でもフリーで書か
せると採点基準がややこしくなってくるので。
>104
それは私も見たことがあります。慶応女子もひねった問題多し。
個人的には立教の問題が好きですね。
107 :
103:2000/07/30(日) 13:58
小学校の国語はいいと思いますよ。問題は高校じゃないでしょうか?
ある程度の文学者や作家も解けないような問題もありますよ。
予備校で、「作家の気持ちではなく、出題者の気持ちを見抜け」とか
言われたことがありますが…作家がすべてではないということは
私も思いますよ。念のため。そりゃあ、テクストありきです。
でも、出題者の気持ち………考える気にもなりません。くだらないと
おもいませんか?その出題者がそのテクストの研究者であった
としてもです。
そういう傾向は難関校にみられますよね。難関校って頭のいい人が
行くんでしょう?そんな意味のないことじゃなくて、文学史とか、
あらかじめ題材を提出しておいて、そのレポート的な問題とかにすれば
ちゃんとした読解力が分かるんじゃないでしょうかね…
専門ではないんでたいしたことは言えませんが。
私が言ってるようなことは多分、無理だと思いますが
フランスのバカロレア制度なんかはすごくいいと
思ってしまいます。4時間で論じる問題なんですが
日本の大学でも、小論文試験がもっと普及すればいいのに…
と思いますね。記憶力ではなくて、言葉で説明する力、
みたいな…
108 :
名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 14:55
>103さん
あなたの言っていることは、どーもいまいち具体性に
欠けているんですよ。
御自分の記憶ではなく、実際に現在の国語の試験を
眺めてから、どこをどう変えるのか考えることを
おすすめします。
109 :
@100万年:2000/07/30(日) 15:08
>103
「出題者の気持ち」というのは「出題者の意図」「問題が何を
要求しているか」ということでしょう。おそらく予備校の先生
はそういうことを言いたかったのではないでしょうか。
もう一つ、「秘伝中学入試国語読解法」石原千秋著 新潮選書
をお奨めします。
110 :
名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 16:56
先生がほとんど読んでないことがわかった。
111 :
80:2000/07/30(日) 19:04
いまさらだけど、先生の解釈。
主人公が繭になっちゃう理由について、「引きこもり」の
で学校にいけない子達を例にして「世間を拒んでいる」とだけ説明した。
引きこもりについて、かなり否定的で、「困っちゃう子たちよねー。
こういう生徒がいると先生も大変。まったく」とコメントもつけた。
「赤い繭」ってそういう話だっけ?主人公の心情は「ひきこもり」
してる人達と一緒なのか?
そして、一応教育者なのに、学校で「ひきこもり」について
そんな、無責任な発言をしてもいいの?
私は「赤い繭」って全然違う話だと思ってたんだけど・・・・。
というわけでした。
112 :
名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 21:53
>111
あちゃー。すごいねそれは。
113 :
107:2000/07/31(月) 00:45
>108
そりゃあどうもすいません。
具体性ですか。実際に今の高校生の作文のレベルは
ひどいものだと思います。家庭教師をしている友人が
生徒が小論文試験を受けるのでその対策を今から
とるらしいのですが、高校では小論文の授業もないし、
国語の時間に小論文対策をやってくれるわけでもなく、
高校での対策は秋から始まるそうです。
今の国語教育には「自分が考えることを、どう伝えるか」
というのが足りないように思います。
だから、あ、すいません、続きはまた後で。
114 :
107:2000/07/31(月) 01:11
ちょっと出かけます。逃げたとかいわないでね…でも書き込み少なかったら
見失うから勘弁してね。
115 :
>94:2000/07/31(月) 01:15
とりあえず、イーグルトンの「文学とは何か」
よむか、受容理論とか勉強してからいってくれ。
116 :
名無しさん@1周年:2000/07/31(月) 02:09
「出題者の意図を読む」というのをもっと進めると、
文章を読まずに選択肢を見るだけで答えがわかる。
高校のときにそういう参考書を読みましたよ。
清水義範にもそんな小説がありましたね。
「小論文(作文)」と「国語」が受験科目として
分かれているのはいいと思うけど、国語の授業では
両方を求められる。いっそ音楽や美術みたいな
教科と並んで「国語表現」みたいな教科を作ればいいのにね。
117 :
仏文科学生:2000/08/01(火) 01:11
>116
そう思います。原稿用紙の使い方も知らない学生が多すぎる。
句読点や、接続詞さえも正確に使えないのはやっぱりやばい。
118 :
名無しさん@1周年:2000/08/05(土) 14:26
国語の教科書ってそれなりに面白い作品載せてると思うよ。
ここでも何回か言及されてる「山月記」とか。
ああ、あとヘッセの「少年の日の思い出」も面白く読んだ。
119 :
名無しさん@1周年:2000/08/09(水) 01:14
国語の教科書は大好きでもらったその日に全部読んでました。
しかし、実際はテストの点数は非常に悪く平均点70点ぐらいで50点とって
先生に誉められてました。(ちなみに理数系は良かった。)
でも教科書で出会った大好きな作家は数多くいて
今でもかなり読書は好きです。
そしてきっと当て外れな論評してるんだろうなーと思いながら、
本嫌いな主人に向かって長ーい感想を独り言のように述べています。
大学も理数系に進みましたがよく文系と間違えられました。
今になってみるともっと文学作品について勉強してみたかったです。
120 :
名無しさん@1周年:2000/08/09(水) 05:46
中高ともに私立だったので、教科書を読んだ記憶無し。授業は基本的に先生が
自分で作ったプリント。高一くらいのときに、宮本輝の小説を読んだ記憶があるなぁ。
タイトルは忘れたけど、なんか飯場で働く話。トマトがつぶれてんだよ。
あれ?『トマト』かな、タイトル?
121 :
名無しさん@1周年:2000/08/09(水) 09:36
結局国語教師の話って全然出てこないよね?
小学校は兎も角、高校まで行ってロクでもない解釈しかできないような
教師にあたったら、なんていうか悲惨ですわな。
122 :
名無しさん@1周年:2000/08/09(水) 12:49
活字読むの好きだったから、教科書は隅から隅まで読んだなあ。
でも、授業でやってるのとは違うとこ読んでた。
テストは嫌いじゃなかった。点とれたし。
ただ、教師が変わってすぐのテストはあんまり出来なかったな。
しばらく授業受けたり、どんな問題作ってるのかみて、
「はは〜、コイツはこういう奴か」
と見切ってしまえば、あとはテストなんて楽勝!
授業は、小学校から高校まで、ほんっっとに最悪につまらなかったなあ。
たったひとり、例外があったけど。
高3の時、初めておもしろい国語の授業というものをうけた。
テクストは「舞姫」。
123 :
名無しさん@1周年:2000/08/11(金) 03:45
中学の国語の授業で教科書を使わなかった教師の場合。
「高瀬舟」を読ませて「キミなら介錯するか否か?」を
生徒同士で議論させて作文とか書かせて最後に教師が
「結論も正解もない! どっちでもいい!」
と言い切ったのは潔かった。
124 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/11(金) 06:00
思うに教員採用試験の内容のくだらなさが
国語教師の質を下げている。
125 :
名無しさん@1周年:2000/08/14(月) 13:34
高一で「黒い雨」、高二で「こころ」を二学期全部を使って、クラス全員がリレー形式で割り当てられた部分の読みを発表していく。
…という授業が面白かったです。
先生も生徒と同じ一読者と言うスタンスが、読書を通じてクラスの人たちの個性を垣間見れた気がしました。
「こころ」がホモっぽいと言う点で紛糾した記憶があります。
126 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:
基本的に国語教師はもう少しプロらしく振る舞ってもいいと思う。
勇気を持って馬鹿な読みを否定して欲しい。