1 :
丸谷善男:
とりあえずスレッドつくっときます。
私はやっぱり「檸檬」が大好きっす。
思いかも知れませんが、やっぱり梶井は
青春文学の最高峰では?
2 :
南京玉 :2000/06/29(木) 11:25
最高峰かどうかはしらんが、私は檸檬の続きを書いた。
(高校の時)
3 :
名無しさん@1周年:2000/06/29(木) 15:16
ぬかるみの道で裸足で滑るハナシが好きですね。
タイトル忘れたけど。
ああ、あとねこの耳をキップを切るはさみでぱちんとやりたい、
といったのも、この人でしたっけか。
4 :
名無しさん@1周年:2000/06/29(木) 18:39
ちょっぴし作品とお顔との間に
距離があるよね。
あの顔であんな作品を書くとは・・・
恐るべし。
筧の話。が好きです。
5 :
名無しさん@1周年:2000/06/30(金) 01:14
「檸檬」に出てくる丸善て、高校の頃までお茶の水のかと思ってた。
6 :
名無しさん@1周年:2000/06/30(金) 02:11
そういえば「檸檬」という画材屋まであるね<お茶のみ
7 :
名無しさん@1周年:2000/06/30(金) 02:44
「交尾」好きです。
ぶさいく、万歳!!
8 :
>3:2000/06/30(金) 11:11
猫の耳のやつわたしも読みました。あの話し好きです。
檸檬が青春文学の最高峰というのは、かなり一般的な青春のイメージからかけ離れた
青春を送った人間の弁だと思う。
いや私もそうで、梶井好きなんだけどね。
闇の絵巻がいいかな。
10 :
丸谷善男:2000/06/30(金) 19:25
>9
え?青春のイメージから離れてます?ちょっとショック、、。
なんかあの観念がどうしようもなく鋭くなっていく(うーん
文才無いなあ,俺)感じが、どうしようもなく青春、、です
よ、、ね?
続きは書けなかったけど、「檸檬」は書き写した憶えがあり
ます。なんであんなことしたんだろう?で、今はなんでしよう
と思わないんでしょう?
ちなみに「檸檬」ほかは、「桜の樹のしたには」も好きです。
ベタ?
11 :
名無しさん@1周年:2000/06/30(金) 22:57
闇の絵巻はいいですね。
生の切なさと、無意味さ、
それでいて死の恐怖と闇の得体のしれなさを
ひたひたと感じる作品です。
12 :
デロリンマン:2000/07/03(月) 21:30
age
13 :
名無しさん@1周年:2000/07/03(月) 21:53
女性ファンは写真を始めてみたときに必死に否定しようと苦悶
14 :
名無しさん@1周年:2000/07/04(火) 07:22
ぬかるみで滑る話は「泥濘」
猫の耳の話は「愛撫」
「愛撫」には猫の足で作った化粧用のパフ
っていうのが出てきて私もほしいなあと思った。
私は「Kの昇天―或はKの溺死」が好きです。
ミステリーっぽいよ。
15 :
名無しさん@1周年:2000/07/07(金) 01:23
「桜の樹の下には」(題名間違ってるかも...)が好きです。
リアルで想像力を掻き立てられます。
あんなに硬派なお顔なのに(失礼かな)
16 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 00:35
梶井のスレがないとこの板に来るのがつまんないので
過去のスレをあげちゃう!
17 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 00:48
古いなあ。
私は「冬の日」が好きだけど。
18 :
吾輩は名無しである :2000/10/14(土) 12:40
「檸檬」を読んで好きになった。
お顔を拝見して、なお趣を感じるようになった。
人間、顔じゃないって。
19 :
吾輩は名無しである :2000/10/16(月) 07:54
「ある崖上の感情」はどうですか。問題作ですか?
20 :
吾輩は名無しである :2000/10/17(火) 01:31
>19
好き好き!
うちの近所にもあんな感じの崖があって・・・
21 :
吾輩は名無しである :2000/10/18(水) 23:43
梶井と宇野千代はどういう関係だったのですか?
22 :
空耳 :2000/10/19(木) 00:00
単行本を一冊買っただけで
彼の全てを知ることができるのが良いね。
(本当は良くないのだけど)
檸檬は本屋でちょっと立ち読みしたら
止まらなくて結局最後までよんじゃったよ。
23 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 02:32
梶井って若くして死んだけど、結核だったの?
俺中学時代、丸刈りで梶井そっくりの顔だとからかわれてた。
それ以来、丸坊主にできない…
24 :
吾輩は名無しである :2000/10/20(金) 04:42
23さんの顔が容易に想像できてしまふ・・・
25 :
吾輩は名無しである :2000/10/21(土) 03:39
「冬の蝿」がいい。
「檸檬」って教科書に載ってるの?
26 :
吾輩は名無しである :2000/10/21(土) 12:42
今28歳だけど、中学生の時の教科書に載ってた。
当時はつまんねーと思っていたが、その後20歳の時、
「闇の絵巻」にはまって、「檸檬」も好きになった。
中学生の時の俺って厨房だったのね。
27 :
吾輩は名無しである :2000/10/21(土) 19:57
「檸檬」って、どこが面白いんでしょうか??
純文学ってすごく苦手なので分からないです・・・。
「檸檬」が好きな方、その魅力を語ってくれませんか?
28 :
吾輩は名無しである :2000/10/21(土) 23:47
本屋で画集を何冊も取り出して重ねて高くしてその上にレモンを置いて
逃げてくる。そんな事がお洒落だときっと思われていた時代なんでしょうね。
梶井基次郎の写真を見るとあんな顔のの男がそういう事をやったのか・・・
と思って寒くなった。
辻がドラマで名前使った・・
梶井もかわいそうに・・
30 :
空耳 :2000/10/22(日) 01:40
うーん、こういう風な感じ方もあるのか。
まず檸檬が、というより梶井基次郎の文体に魅了されちゃいます。
先へ先へと読まされてしまう。
まあ檸檬を置いてくるなんてどうということも無い話かもしれませんが、
むしろ彼のさわやかな文体を演出する為の意匠(?)のような気がします。
さわやかな檸檬の酸味。
31 :
吾輩は名無しである :2000/10/22(日) 01:41
顔見ちゃダメだよね、彼は(わらい)
でも、やっぱ好きだな
32 :
空耳 :2000/10/22(日) 01:48
でもねえ、顔見てから一層好きになったよ。私。
橋本治の顔を見た時の衝撃度があったけど。
なんか顔の話でもうしわけないんだけど
(自分の顔は棚に上げ)
ああいう顔の人がとても爽やかで魅力的な文を書いてるのって
すごく魅力的じゃない?
それはさておき、あんな真珠のような才能をもった人が
はやくに亡くなってしまったのはとても悲しいね。
33 :
吾輩は名無しである :2000/10/22(日) 01:49
京都の丸善には、いまだに檸檬を置いていくやつがちょくちょくいる、という話を
聞いたことがある。
ポッカレモンじゃだめ?
35 :
名無しさん@1周年 :2000/10/22(日) 02:35
京都の丸善は当時の丸善と位置が違うね。
梶井が檸檬買った果物屋さんは今でも同じ場所で
営業してる。
36 :
吾輩は名無しである :2000/10/22(日) 03:46
「過古」がすごく好きだ。
37 :
27 :2000/10/22(日) 08:40
うげええ、分かんない・・・。
「檸檬」って、分からない人には、全然理解不能なモノなんですかね??
僕は、本の上にレモン置いたから何がどうした??なんでやねん!っと
ツッツコんで読み終えました。いまだに、意味不明です。
38 :
吾輩は名無しである:2000/10/24(火) 18:41
分かる人には分かる。分からない人には分からない。
歳をとると分かるようになるかも。
39 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/11/03(金) 03:58
あげ
40 :
伊武:2000/11/03(金) 12:12
いいものはいい、わるいものはわるい
41 :
名無しさん@1周年:2000/11/03(金) 12:39
私も風邪ひいた時には、よく檸檬を握ったものです。
42 :
吾輩は名無しである:2000/11/03(金) 14:57
>>37 子どものころの妄想を思い出してみると良いです、
〜すると死ぬという仮定でゲームしたりしませんでした?
43 :
r:2000/11/04(土) 03:37
「檸檬」の八百屋、まだあるんですか?
行ってみたいな。
44 :
吾輩は名無しである:2000/11/04(土) 03:55
和製マイク・タイソンみたいな顔ですね。
45 :
吾輩は名無しである:2000/11/08(水) 14:35
>44
絶妙。
でもやっぱり,最高だと思うよ。
現代作家であれほどのものが書ける人がいればねぇ。
46 :
幸せ者:2000/11/08(水) 16:04
私はまだ顔を見たことがありません。
このまま天寿をまっとうしたい。
47 :
687:2000/12/10(日) 23:48
一度見ておくのも悪くないかも…。
48 :
吾輩は名無しである:2000/12/11(月) 00:13
>和製マイク・タイソンみたいな顔ですね。
中田か?
49 :
>43:2000/12/11(月) 05:03
「檸檬」の八百屋、まだありますよ。
二条よりちょっと上ったとこです。
硝子張りの店ですが、檸檬ギフトを主力商品にしてるっぽい。
由来がきがたくさんディスプレイに置かれてた。
メロンだったら、凄い利益だったろうに…。
50 :
吾輩は名無しである:2000/12/11(月) 05:15
梶井さんの肖像写真って色っぽい…
私は「交尾」っていう短編が好きだなあ
51 :
野良犬:2000/12/11(月) 05:19
宇野千代先生のことがほんとにお好きだったんでしょうか?
52 :
吾輩は名無しである:2000/12/11(月) 05:43
53 :
687:2000/12/11(月) 11:24
僕はその八百屋行った事ありますよ。
当然檸檬を買いました(笑)。ミーハーだ。
54 :
吾輩は名無しである:2000/12/11(月) 19:52
やっぱ「Kの昇天」。
55 :
吾輩は名無しである:2000/12/29(金) 11:44
なんかこの人の小説って、
まず一つ核になるイメージがあって書き始めてるっていう気がするな。
56 :
名無しのオプ:2000/12/29(金) 19:32
57 :
吾輩は名無しである:2001/01/06(土) 16:11
↑ワラタ…。
58 :
吾輩は名無しである:2001/01/16(火) 09:49
高杉晋作に似てない?なんとなく…。
59 :
名無しさん:2001/01/17(水) 22:04
「筧の話」が好きだね
散歩で宇宙を語るみたいな、、、、
今でもときどき読み返すよ
60 :
吾輩は名無しである:2001/01/18(木) 00:03
そりに乗った男の子が、風にまぎれて
「僕はおまえを愛している」
あれが印象深いけど、たしかチェーホフの引用なんだよね?
61 :
吾輩は名無しである:2001/01/18(木) 09:56
>>21 >>51 宇野千代さんの本に、『梶井さんと手紙のやりとりをしていた。』といった
内容の事が書かれていました。きっと、よいお友達だったのだと思います。
私も『檸檬』好きです。若者のわけのわからない心の内が、とてもよく表現できてるなぁ
って思いました。そういうのって、わけがわからないだけに扱うのが難しいですよね。
主人公が肺?を患ってるせいか、多少いき過ぎたものを感じる部分もなくはなかったですが。
丸善に檸檬を置いてくる・・・。発想の奇抜さが好きだな。
62 :
ほ:2001/01/20(土) 15:29
55さんに同意。梶井さんが現代の人なら凄い映像作家になっていたかもしれない
と思う。
63 :
名無しさん@1周年:2001/01/30(火) 20:05
基次郎様に憧れを抱いていた女学生は写真を見てひきつけを
起こしたって本当ですか?
64 :
JPB:2001/01/30(火) 22:42
肺病を患って寝てる梶井の上に猫が乗ってきて
それを壁に向かって投げるところが好き。
猫を投げる・・・何の文章だっけ?
65 :
吾輩は名無しである:2001/02/02(金) 20:07
「檸檬」は、人間が誰でもかかえている不安からの逃避を
表現している、と某掲示板で説明されました。
66 :
吾輩は名無しである:2001/02/02(金) 21:07
新潮文庫のあとがきにのってた
小林秀雄の批評がよかったなあ。
「城のある町にて」が一番
明るい感じですね。
67 :
吾輩は名無しである:2001/02/03(土) 03:06
>61
私も「檸檬」好きです。
精神的にまいってるときに、繰り返し読んで現実逃避します。
音読するのも好きです。
きれいな言葉は読むのも楽しいです。
68 :
吾輩は名無しである:2001/02/03(土) 03:32
代ゼミの酒井先生に薦められて読んだけど、
それ以来『檸檬』は愛読書のひとつ。
69 :
吾輩は名無しである:2001/02/03(土) 07:21
このスレ初めて読んだけど、おもろい。
>>9と
>>23笑った(・∀・)
好きなのは、ぬかるみで滑るやつ。
「路上」でいいんだよねえ
>>3のは。
70 :
本屋の人:2001/02/05(月) 16:11
当時高かった檸檬をおなじく高額の美術書の上に食いかけで
置く、ようするに金持ちのお坊ちゃんのきまぐれ、
ひとりよがり、読む価値なし。
71 :
じゃみん:2001/02/06(火) 07:09
谷崎の潤一郎が、「檸檬」を「れもん」と表記しても作品の味わいを損なう
ものではないから、わかりやすく「れもん」にしたほうがいいって言ってた。
明らかにまずいでしょ、これは。
ほんと「きりん」の作者は言うことが違うな。
72 :
吾輩は名無しである:2001/02/06(火) 10:32
>71
それは吉行の淳之介です。
73 :
名無しの話:2001/02/06(火) 19:14
「闇の絵巻」がいい。
74 :
ぴ:2001/02/08(木) 02:21
とちのはな、もいい。
75 :
鍋焼きラビん:2001/02/08(木) 03:43
「檸檬」のぶっ飛び様もいいけれど、「Kの昇天」も底知れない不安感と透明感があってヨイ。
「過古」の「何という旅情…」つう台詞も好きだな。
だけど最もぶっ飛んでるのは「桜の樹の下には」か。
屍体が埋まっている!
76 :
じゃみん:2001/02/14(水) 13:34
72さん、そうやねん。
「文章読本」の解説のとこにあった。
懺悔。
俺の記憶力めちゃくちゃや。
77 :
吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 18:32
>>65 >「過古」の「何という旅情…」つう台詞も好きだな。
激しく同意!!
僕も何か感動した事があるとついこの台詞を思い浮かべてしまいます。
檸檬のいレモン。。。。。。。。
スマヌ( ´_ゝ`)
79 :
名無しさん脚:2001/03/03(土) 16:14
檸檬のいいところといえば色彩感覚です。
モノクロームの世界にレモンを中心として
色が広がっていくのが好きです。
芥川の蜜柑と並んで色彩感覚あふれる作品
といえます。
ついでに「桜の木〜」ですが
年とってくるたびになんかひしひしと実感してきます
桜の木の妖しい雰囲気を見事に表現。
おっとこれは樹齢の短いソメイヨシノではだめです。
できれば樹齢1000年のヒガンザクラか墓地にあるシダレザクラを
月明かりのもと一人でじっと見ているとぞくぞくするほど実感できます。
80 :
鈴:2001/03/06(火) 00:48
梶井基次郎は、高校の教科書に載っててすきになりました
『猫の耳はたけのこのかわ』の
フレーズがすきです。この前、中華食べに行ってタケノコの
皮がでてきたんですけど、本当に似ていた。
あと坂道を転がって、テニスコートの所に落ちてしまって
という内容のものがすきです。檸檬もすきです。
ところで、この掲示板?ホームページ?流れ着いたのですが
おもしろいですね。
81 :
吾輩は名無しである:2001/03/06(火) 01:04
日本語を綺麗に使えているNO1だと思ってます。
初めて彼の小説を読んだ時、涙が出そうになりました。
でも『桜の樹の下には屍体が埋まっている!』って有名な一文のわりに誰が書いたか知らな〜いって人多いですよね、不思議。
82 :
MK:2001/03/07(水) 02:05
梶井基次郎で一番好きなのは『檸檬』です。
檸檬といえば、高村光太郎の奥さんにレモンをかじらせた時一瞬正気に
もどったような表情をした、というのもなんとなく心に残ります。
(関係ないけど)
桜の樹の下〜は、その一文だけでも衝撃的というか‥
梶井基次郎は一冊しかだしていないんでしたっけ?
83 :
名無的発言者:2001/03/07(水) 03:41
1968年まで谷崎、梶井が生きてたら、誰がノーベル賞取ったんだろ。
84 :
吾輩は名無しである:2001/03/07(水) 20:20
「冬の日」が好きです。透明な死を予感した孤独感が
伝わってくる。
85 :
吾輩は名無しである:2001/03/09(金) 12:32
梶井基次郎に似ているといわれる。
顔が。
86 :
U:2001/03/17(土) 23:57
それでも
Kの昇天
87 :
U:2001/03/17(土) 23:57
それでも
Kの昇天がすき
88 :
吾輩は名無しである:2001/03/18(日) 03:04
89 :
音速の名無しさん:2001/03/25(日) 02:30
帝大崩れの肺病病みふぜいが、何を血迷ったかくすねたレモンを
洋書屋に捨ててきて一人悦にいるなんて言う話のどこが面白いのか
さっぱりわかりません。なんか、ノヴァーリスの「青い花」を読んだ
(正確には耐えきれず挫折したが)後に残ったのと同質の不快感を感じる俺は
この手のものって一生理解できないんだろうな、と一人納得。
だけど、こういうのが好きな奴もいておかしくないな、とは思う。
俺が見えないものを見えるかわりに、俺が躓かないところで躓いてしまうような、
そんな感じの繊細な奴。
90 :
吾輩は名無しである:2001/03/25(日) 05:18
梶井が、宇野千代を愛していたという話が好きだ。
宇野千代が疎かったのと、梶井がシャイだったのとで、
毎日一緒に散歩してたし、長い長い美しい手紙を貰っていたのに、
一向に気づかなかったとか……。
91 :
吾輩は名無しである:2001/04/09(月) 12:42
「雪後」が好きな人はいないのかなぁ。"1"のラストがたまらなく好きなんですが。
ところで、この作品って何と読めばよいのでしょうか。
"ゆきご"、"せつご"、"ゆきのち"、"ゆきあと"…
ルビの振ってあるものを見たことがないもので。無知な私にどなたか教えてください。
92 :
吾輩は名無しである:2001/04/10(火) 13:48
檸檬、実にいい。ただ、アレが檸檬じゃなく本物の爆弾だったらもっといい。
93 :
KANAI:2001/04/11(水) 13:23
>89
「青い花」が好きだから、「檸檬」が好きなのかな。
確かに同質かもしれない。
世の中に清浄な美を求める性質。
そこに何らかの救いを求めようとする性質とでも言おうか。
94 :
91:2001/04/24(火) 21:46
…すっかり黙殺されている。
誰も答えてくれないのか。
地の底まですっかり沈みきっているのもしのびないのであげときます。
95 :
吾輩は名無しである:2001/04/24(火) 21:52
檸檬は国産が味も香りも優ります。文学は・・・・・
96 :
吾輩は名無しである :2001/04/24(火) 22:36
>>91 とりあえず青空文庫の目録では「せつご」になってますです。
梶井か…「私が家を燃やしたいと思ったのは蚤に悩まされた時
と私の顔が美しくないと知った時だった」みたいな文章がある
のはなんて作品だったかな?梶井は梶井なりに顔では悩んでた
んだよ…。この文章に出会ってから私は梶井の顔を云々するの
は止めたのでした。
97 :
91:2001/04/25(水) 20:34
わーい、96さん、大感謝です。長年の疑問が解けました。
それが一番まっとうですよね。よかったよかった。
98 :
吾輩は名無しである:2001/04/25(水) 21:04
梶井基次郎と橋本治の相違を述べよ。
配点25点 制限時間40分
99 :
吾輩は名無しである:2001/04/25(水) 21:18
「せつご」だったのか・・・一番無いと思ってたのに(鬱
100 :
吾輩は名無しである:2001/04/25(水) 21:21
雪譜 南国の人間には心地よい言葉である。
101 :
吾輩は名無しである:2001/04/25(水) 21:24
「雪譜」かぁ。
そういえば、全く関係ないけど「空からの手紙」っていう
雪の結晶を研究した本があったっけ。
ああ、ほんとに関係ないや、すま。
102 :
吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 09:20
何という旅情だ!
103 :
吾輩は名無しである :2001/05/27(日) 02:31
「檸檬」はどこの出版社のものがよいの?
104 :
吾輩は名無しである:2001/05/28(月) 10:46
>103
ちくまはどうでしょう?
昔全集を読んだけど、全然覚えてないな。
スレ読んで、そういうのあったなって所々思い出すけど。
106 :
吾輩は名無しである :2001/05/29(火) 07:02
age
107 :
gorira-mann:2001/05/30(水) 15:01
です
108 :
吾輩は名無しである:2001/06/03(日) 13:15
ageます。
109 :
吾輩は名無しである :2001/06/10(日) 22:15
最近もりあがっとらんな!! あげとこう。
110 :
名無しのオプ:2001/06/26(火) 00:17
かせきさいだぁって歌手の「相合い傘」て曲に引用されてた。
「おれはおまえにこんなものをやろうと思う。
ひとつはゼリーだ。ちょっとした人の足音にでさえ波紋をおこし、
風がふいてくるとさざなみをおこす。色は海に青色で、
ご覧そのなかを、いくつも魚が泳いでいる」
の部分が。
111 :
吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 19:36
詩だね。
宝石だね。
言葉のひとつひとつが歌だね。
112 :
吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 20:00
腋の下が、精液でぬるぬるにはやられた。
また読みたくなった。
113 :
梶井大好き男:2001/06/27(水) 09:20
>111
同感。
梶井は文章をぎりぎりまで磨き上げている。どの作品も散文詩のようだ。
おれは男だから、梶井の顔はどうでもよい。
114 :
吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 19:06
あげますね。
115 :
吾輩は名無しである :2001/07/12(木) 19:08
最近盛り上がってないな…。
でも梶井の小説って夏よりも、秋とか冬に読みたくならない?
116 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 03:00
Kの昇天、が好き。
私にとって、彼の小説は、はずれ、ってのが見当たらない。
117 :
吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 01:11
梶井の描く子供はどれも実に可愛らしい
118 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 05:00
顔が中原中也系だったら・・・
119 :
吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 11:35
橡の花がいいかな。両方ともわかるってのは両方ともわかってない
みたいな台詞が好き。でもあまり、梶井には興味無いんだよね。
梶井の顔ってそんなに悪いかな?
私別にものすげー梶井ファンでもないけど、不細工って言うほど
不細工ではない感じ。取り立てるほどのない不細工とでも言いましょうか。
2ちゃんきて梶井がブスブス言われててわりと意外。
むしろ中原中也は大好きだが、彼こそかっこいいといわれるのが意外。
写真修正したそうだし。
今便覧ひっぱりだしてみてみたらば、横光利一とかそのあたりも・・・
いずれにせよ、顔で作品を読むわけではないですしね。
吉本ばななの恋愛小説だけはいまだに手を出してませんが。失礼しました。
梶井は猿系の顔だから、現代ウケしそうだけどね。
写真によってはむしろ精悍な印象を受けるし。
だから個人的には悪相だとは思わない。また、それほど作家の
顔と言うのを意識しては読まないし。
ただ一般的に、作風の繊細さとビジュアルにギャップを抱く人
が多いんだろうね。
122 :
吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 18:35
教科書に載ってる写真に落書きとかしなかった?
梶井のほどイジリ甲斐のあるキャラクターはいない。
美醜の問題はともかく、個性的なマスクをしていることは間違いない。
123 :
吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 00:14
生誕百年か・・・梶井祭りとかないの?
124 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 21:53
梶井祭りって何やるの?
125 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 21:56
大阪市西区、松島新地の姫が浴衣姿で踊るそうです。
126 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 22:10
127 :
吾輩は名無しである:2001/08/01(水) 06:40
>124
満月の夜、浜辺に出て影を揺らしてみます
128 :
吾輩は名無しである:2001/08/01(水) 08:56
梶井祭りの詳細きぼんぬ。
129 :
吾輩は名無しである:2001/08/01(水) 09:37
>梶井は猿系の顔だから、現代ウケしそうだけどね。
現代に生まれてたらヒップホップとかやってそうだな。
130 :
おいおい:2001/08/20(月) 23:51
消えそうですよ。
131 :
吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 01:01
卒業論文の際にはお世話になりました。
傷心のときに読んで、グッときました。
「Kの昇天」好きです。
132 :
吾輩は名無しである:2001/08/24(金) 01:08
坂口安吾に通じるものを感じます。
133 :
吾輩は名無しである:2001/08/24(金) 06:58
梶井基次郎が好きな人は、三好達治の詩集は読んでますか?
初期の測量船なんかは、お互いに感性が似ていると思われ。
ちなみにどっちも大阪人だ。
134 :
吾輩は名無しである:01/08/29 15:44 ID:JC7PQHbc
雪後とか城のある町にて(うろ覚え)がすき。
あとねこのやつ。なんて可愛いんだ。
梶井のかおって、そんなに文章とあってないかなあ?
むしろかわいらしく感じた。ギャップが。へん?
135 :
吾輩は名無しである:01/09/10 03:23
「檸檬」の次にいい作品は何ですか?
ブル8のアダージョ聴きながら、城のある町にて読むと、妙に合う気がするのは私だけ?
137 :
吾輩は名無しである:01/09/11 03:25
>135
「Kの昇天」「ある崖下の感情」
あとは、みじかーいけど「愛撫」がすき。
138 :
吾輩は名無しである:01/09/22 05:03
>>79 で
>檸檬のいいところといえば色彩感覚です。
>モノクロームの世界にレモンを中心として
>色が広がっていくのが好きです。
>芥川の蜜柑と並んで色彩感覚あふれる作品
>といえます。
とあるんですけど、色彩と文体・作風みたいなことについて
かかれたものとか知っていたら教えてもらえませんか?
自分では言葉にできないので・・・分かりやすいのを読んでみたいです。
とくに梶井関係で書かれてるようなのを探しているんですけど・・・。
139 :
吾輩は名無しである:01/09/22 07:51
おかげ様で檸檬と書けるようになりました。
140 :
吾輩は名無しである:01/09/22 09:03
立ち読みで一度読んだだけなのに、なぜか忘れることが出来ません。檸檬。
141 :
吾輩は名無しである:01/09/22 09:42
でもすっげえゴリラ顔!!
すっげえ!!!!
>>135 「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」が素晴らしく良いです。
これのせいで夢の中の死のイメージとして桜が登場しました。
西行花伝も併用して読むと更に面白かった。
143 :
吾輩は名無しである:01/09/29 21:35
昔、大学の裏手にある桜の木を見たらなんだか恐ろしくなって、
それ以来「桜の樹の下には」ものすごく納得してしまった。あと
「桜の森の満開の下」もなんだか同じような感じですよね。
私は、梶井と近い人というと同年生まれの富永太郎を思い浮かべ
てしまう。言葉の響きの美しさにすごく敏感なところとか、、
144 :
吾輩は名無しである:01/09/30 00:08
コジャレ系
梶井をはじめ、なんだか夭折作家には少年愛経験者が多い気がする。
彼は三好達治と同棲してましたが、なんにもなかったんでしょうか。
ちなみに三好氏は堀辰雄とも仲良しでしたから、心配です。
146 :
fishman:01/10/07 01:45
>145
ワラタ
147 :
吾輩は名無しである:01/10/15 19:38
>>145 梶井、童貞棄てたくって仕方ない若者だったって話聞いたけど、
デマ?
148 :
我が輩も名無しである。:01/10/15 23:44
その頃って少年愛(まぁ衆道とでもいうのか・・・)ってまだ色濃く残ってた時代なんですよね・・・。
どうだったんだろう・・。下卑た好奇心ですが。。。。
ベタかもしれないがわたしのフェイバリットは「桜の木の下」です。めちゃくちゃびっくした。読んでてドキドキしましたね、何故か。桜の見方がそれ以来変わってしまった。
あとは「Kの昇天」が好きー。
149 :
吾輩は名無しである:01/10/16 00:01
いいですよね「桜の木の下には」
小学校の時先生がプリントで配ってこれはやばいと思いました
「冬の日」が好きです
150 :
吾輩は名無しである:01/10/16 00:30
ほんと「桜の木下には」よいですよね。
あれ読んでから、桜見るたび思い出すな。
でもなんか怖いっていうか官能って感じかな?(よくわかんないけど)
そして私のなかでは常に夜桜なんだけど...
そう書いてあったっけ?
151 :
吾輩は名無しである:01/10/16 21:06
『Kの昇天』が好き。
時々背中にお月さんしょって、
足もとの影をじっと見てしまうくらいには、はまっている。
わたしも『Kの昇天』好きですよ。
未完成さといい、無機質さといい、
青年ならではの感性ですね。
153 :
吾輩は名無しである:01/10/28 23:12
しかし、作品の面白さの割に人気ないのは顔のせいですかね・・・・。
梶井は、比較的人気がある方だと思うよ。
「檸檬」を載せてている国語の教科書が多いことや、文庫の『檸檬』を買えば
主要作品が一通り読めるリーズナブルさとか、かなり入り易い作家だ。
155 :
吾輩は名無しである:01/10/29 10:16
国語教科書載ってるんだ?
おや、あったんだね、梶井すれ。
「愛撫」が好きだな、おいら。
顔は、亜種を捜すと近藤勇でしょ、とりあえず。
なんか、秋の夜長にはしっくりくるよね。
部屋の何処かに文庫があったはずだから、
捜してみようかね。
157 :
吾輩は名無しである:01/10/31 07:24
今の作家はよく分からないけど、昔は多くの作家が一度ははまる人だったみたい。
この人の講読本読むと彼を誉める有名作家、評論家目白押し。
本当にきれいな文章だものね。
感性も無垢で好きだ。
小川國夫、金井美恵子と梶井で、
おいら的には深くて美しい日本語3人衆。
あげちゃう〜。
あがっとりますな〜、
「冬の蝿」
肺病で死に行く自分を弱々しく翔ぶ冬の蝿になぞらえた一篇、
ベタな設定にもかかわらず、
いま読んでも感動できるのは、
おいらが多感な時期に刷り込まれたからか、
それとも「文章」の持つイノセントな魅力からか、
判断できずにいます。
おいらにはあの文章からは「ふてくされ」が感じられず、
それは驚異的なことだと思うのであります。
161 :
吾輩は名無しである:01/11/18 02:51
大変ドキュソな質問で恥ずかしいのですが
皆様に教えていただきたいことがあります。
「桜の樹の下には」の最後に
「今こそ俺は、あの桜の樹の下で酒宴をひら
いている村人たちと同じ権利で、花見の酒が
呑めそうな気がする。」
とありますが、「同じ権利で」って部分をどう
解釈していいのかわからないのです。
もしよろしければ教えてください。
もし梶井基次郎が、ハンサムだったら?
「林檎」を書いたはず。
どんな内容?
163 :
吾輩は名無しである:01/11/18 06:07
肺病で(当時は不治の病)死が身近なものだったのでは?
もうすぐ死ぬけど、いまはそれほど無念とは思わない、とか、
ちがうかな?
164 :
吾輩は名無しである:01/11/20 01:19
檸檬アゲ
165 :
吾輩は名無しである:01/11/21 01:54
梶井作品は、生理的嫌悪感に敏感、それでいてエロい人こそ、はまる要素が
ふんだんに盛り込まれている様に思う。いってみれば、肉体に閉じこめられ
た魂の葛藤だよね。
だから「さわやかな、青春小説」という風に捕らえられるのは少し不思議。
浄化作用があるからかな?
どの作品も好きだけど、「橡の花」にでてくるwesteの文字を書いている内
に、ある一定のリズムが聞こえてきて、それが故郷の言葉のイントネーション
に辿り着くっていう、恐るべき細やかさがすごく好き。
166 :
吾輩は名無しである:01/11/21 23:51
繊細age
167 :
吾輩は名無しである:01/11/22 04:54
>161
つまり、些細な事にこだわり過ぎてしまうが故に、なんも考えずに、
単純に物事を楽しむ事が出来なかったんだと思うよ。
今の時代だったら、カラオケ苦手、みたいな。
自分なりに納得する理由付けがあって、初めて皆が何の疑問も抱かず
に受け容れている観念を共有出来る・・・という様な事なんじゃない
かな〜?
その理由付けが、屍体が埋まっているっつうのも凄すぎるけど。
168 :
吾輩は名無しである:01/11/22 10:47
吉田は肺が悪い。
↑おもろい!!
もの書き系の吉田なら、
吉田謙一(評論家)?
>167
ありがとうございます。
>その理由付けが、屍体が埋まっているっつうのも凄すぎるけど。
まったくですね(笑
171 :
吾輩は名無しである:01/11/23 15:44
みんな判ってないなー。
梶井は、あの顔だからいいんですよ!!
ガクトが繊細ちゅうより、ガッツさんが繊細ちゅう方が、
断然そそるでしょ?
172 :
吾輩は名無しである:01/11/30 04:33
たしかに!
173 :
吾輩は名無しである:01/11/30 07:44
今日初めてこのスレに気づきました。
梶井祭り・・・梶井オフやりたいな(笑
京都の丸善に檸檬とりあえず置いて。
ていうか、遠すぎて行けないんですけれどね・・・
「若き詩人の手紙」っていう書簡集、古本屋で100円でgetしたよ。
やはり素敵な手紙を書くかたです。顔に似合って。これ嫌味でなくね。
あの無骨な顔好きだから。かえって、高潔そうでよろし。
176 :
吾輩は名無しである:01/12/22 00:05
久々にage。
梶井ファンの皆さん、「栗鼠は籠に入っている」はどうですか?
たかだか店先で目にした栗鼠の回転運動を、革命家に発展させてしまう、
その強引なまでに逞しい空想癖。
そして空が急に曇るがごとく、そんな妄想に愛想を尽かす虚無癖。
真の浄化を求め、愉楽、憂鬱、妄想、空虚を行きつ戻りつしていた、
梶井らしさが滲み出ている秀作と思いますが。
177 :
吾輩は名無しである:02/01/08 03:29
下がりすぎage。
今日知り合いに薦めておきました。
返って来る感想が楽しみであります。
179 :
吾輩は名無しである:02/01/16 16:03
文章を読みながら「絵」を思い浮かべるのは得意じゃないけど、
「檸檬」はぱっと鮮やかに絵が浮かんできて感動した。
180 :
吾輩は名無しである:02/01/16 17:40
ボードレール散文詩との関連もそろそろ。
181 :
吾輩は名無しである:02/01/16 23:01
何かの評論で、ボードレール+志賀直哉=梶井みたいな事書いてあって、妙に納得。
あぁ、それにしても、消えそで消えないこのスレは私の心の灯火。
こないだ京都の丸善で
新潮檸檬持ってるのに
岩波檸檬を買っちゃった
すごくほくほくした気分
183 :
吾輩は名無しである:02/01/17 10:46
このひとの描き出す心象風景って寒いよね。
それがいいんだけど。
185 :
吾輩は名無しである:02/01/20 13:31
186 :
吾輩は名無しである:02/01/20 13:49
「交尾」は最高!「檸檬」も好きだけど、
自分としては「交尾」のほうが好き。
あはははははあは
188 :
吾輩は名無しである:02/01/20 15:26
交尾」ね。
梶井が書くと、ただのエロじゃなくなってくるんだよな。
視覚、聴覚、嗅覚、あらゆる感覚器官を物理的に吟味する感じで。
だけど、淡泊っていうんでもなくて、動物でも、モノでもエロに通ずっていうか。
189 :
吾輩は名無しである:02/01/20 16:43
梶井は日本文学の奇蹟です。
奇蹟は二度は起きません。
残念なことに。
190 :
吾輩は名無しである:02/01/21 12:52
「交尾」よいですね。ありがちな視点で書いていないのがよい。
どうせ畜生と見下げるのでもなく、やたら自然が一番とヨイショ
するのでもなく。
官能的という言葉は、本来はこういう小品にこそふさわしいのでは
ないかと思いました。
191 :
大学四年生:02/02/02 00:32
ちょうど卒論で梶井を扱いました。
ただ、どうにも独特な濃さになじめない部分があって(好きなんですけど)、
「城のある町にて」のセンチメンタルなところに逃げ込んで書き上げちゃいました。
「檸檬」とか「ある心の風景」とか、どうにも苦しいんですよね・・・
192 :
吾輩は名無しである:02/02/02 14:59
193 :
吾輩は名無しである:02/02/12 02:29
揚げ
194 :
吾輩は名無しである:02/02/12 03:07
旧制北野中学、三校の卒業生か。野間宏もたしか北野の出身だった
かな。画家の佐伯祐三と梶井基次郎はあの抑圧的な校風の中から
出てきたのも少し頷けるような。
何しろ、60年代までは自殺する高校生が絶えなかったという学校
だったから。
195 :
吾輩は名無しである:02/02/14 18:51
age
196 :
吾輩は名無しである:02/02/14 23:18
>>191 「どうにも苦しい」というのは、それで論文を書くのは苦しかった
ということ?
それとも論文とか抜きで、読んでて苦しくなるということ?
197 :
吾輩は名無しである:02/02/15 03:05
私も梶井好きです。
新潮の檸檬しかまだ読んだ事がないのですが、次は何を読むべきなんでしょう?
198 :
吾輩は名無しである:02/02/15 05:56
漏れ漏れ、梶井よりブサイクな顔だ、鬱だし脳
でも吉本隆明だったかが、美男作家の書くものは
アッサリしすぎて面白くないとか行ってたような。
自分の顔にかんしては中野重治とかもコンプあったみたいですね。
でも梶井は帝大か・・・鬱
199 :
吾輩は名無しである:02/02/18 00:20
「泥濘」は評価低いんですかね?
あの齟齬感覚大好きなんですけど。秀作だと思ってます。
>>196 論文抜きで苦しかったですね・・・
共感ではないとは思うのですが。
「痛気持ちいい」にたどり着けない「痛い」感じというか・・・
本人の健康状態とは関係なく、そんな風に感じていました。ホントにうまく言えてないな、
まあご勘弁を。
201 :
吾輩は名無しである:02/02/19 12:02
>>199 『泥濘』俺は一番好きかな。
最後の方の夜の風景が素晴らしい。
あの文体って、何でもないことを何か特別な出来事のように思わせる。
ポール・サイモン、
は梶井に似ていて、且つ世界的に有名、
余計なお世話を承知でカキコするで、
梶井を広〜い世間に説明するに
「〜つまり〜みたいなものなんよ」
とこんなとき、
「ポール・サイモンである!」
が説明しやすい。
まわりに文芸系が少ないもんでさ、許せ独断、ハハ
203 :
吾輩は名無しである:02/02/25 14:57
梶井を語るとよく容姿のことに話題が及ぶのは、私小説作家だからだろうか。
204 :
創作文芸板:02/02/27 15:05
いっくらガッツ石松に似てたって、俺は梶井が好きだ〜
ガッツ・・・(笑)
>>202町田はん、
P・サイモン説禿胴、
で、おいらかねてからP・サイモン≒スピッツの作曲担当(名、失念)
思うねんけど、どやねん?
208 :
吾輩は名無しである:02/03/07 01:53
伊豆湯ヶ島の湯川屋っていう旅館に行ったことある人います。
そうです、梶井が肺病療養のために長期滞在していた旅館です。
同時期に近くの湯本屋では川端が『伊豆の踊り子』を執筆中で、その手伝いもしたとか。
もちろん、宇野千代とか三好達治とかも遊びに来ています。
『櫻の樹の下には』とか『筧の話』とか『交尾』とか、その他何点かは、
この湯ヶ島時代の作品なんですよね。
それで、十年くらい前まではここで檸檬忌つーのをやってたらしいんですが、
今はやってないみたいです。
いやいや、もしオフとかやるなら檸檬忌を再開させて湯川屋でやるのもおもしろいかなと思って。
参考までに。いや実は私、泊まってはいなんですが、正直に言って高そうな旅館には見えなかったな。
209 :
吾輩は名無しである:02/03/07 21:02
メジャーな「檸檬」を別にすれば最高傑作は「冬の蝿」だと思っていますが、あげている方が少ないのがちょっと意外です。
誰か有名な評論家が‘日記が良い’というようなことを言ったいた記憶があります。
友人も‘日記がいいね’と言ってました。
210 :
吾輩は名無しである:02/03/08 10:47
「檸檬」が面白くない、という人の気持ちはわからないでもないで
す。梶井はあれを草稿を重ねて、かなり時間をかけて書いたはずで、
独自の小説を打ちたてようとした、記念碑的作品といって良いと思
うんですね。だからちょっと作り方が、観念的なんです。
でも、「檸檬」で躓いた人も、他の作品を読んでみてください。
他のほうがもっと梶井らしさが出ていて、素直に入れこめると思い
ますよ。それでもう一度「檸檬」を読むと、その凄さがわかるとこ
ろがある。
確かにこれだけの才能のある作家はいなかったと思う。
211 :
吾輩は名無しである:02/03/17 02:53
そろそろ死体を埋めに行く季節ですね。
今年もいい花を咲かせてくれるだろうか。
212 :
吾輩は名無しである:02/03/18 11:35
>>211 で、何の死体をお埋めになります?
屍体はみな腐爛して蛆が湧き、堪らなく臭い。
それでいて水晶のような液をたらたらとたらしている。
なんでそんな汚いものがそんなに綺麗な液を滲ませているのか不思議だったけど
この描写は凄いと思ったっけ。
213 :
吾輩は名無しである:02/03/23 11:11
明日命日?
214 :
吾輩は名無しである:02/03/23 21:18
1932年(昭和7年)3月24日午前2時、31歳でこの世を去る
215 :
吾輩は名無しである:02/03/24 20:02
東京では桜はもう散りかけて青葉が覗いています。
今日は梶井基次郎の命日なので記念に書き込んでみる。
age
命日だったか。
南無南無...
218 :
吾輩は名無しである:02/03/31 04:12
今年の桜は、雨にも負けず咲き誇っています。
桜並木にはいったいどれだけの屍体が埋まっているのだらう?
雨に降られて散ざんなり。
桜も散ざん。
ぬれねずみ。
220 :
吾輩は名無しである:02/04/08 05:02
昇天!
221 :
吾輩は名無しである:02/04/22 03:24
age
222 :
吾輩は名無しである:02/04/22 04:18
「過古」が凄いって人に、まだ一人しかあったことがない。
223 :
吾輩は名無しである:02/04/26 18:26
梶井基次郎の短編、21本連続でよんでみ。うんざりするから
224 :
吾輩は名無しである:02/05/14 03:26
age
225 :
吾輩は名無しである:02/05/14 12:56
今日本屋でレモン拾った。
226 :
吾輩は名無しである:02/05/24 02:53
素敵
227 :
吾輩は名無しである:02/05/24 03:06
梶井基次郎と谷崎潤一郎が好きなんですが、
他にこういう綺麗な日本語を使う作家いたら教えて下さい。
川端は綺麗といえば綺麗
太宰だって梶井といい勝負だと思うで
吉行、安岡はある意味梶井ふうだし...
しかし「綺麗」は梶井限定の褒め言葉なんちゃう?
229 :
吾輩は名無しである:02/05/24 11:38
少なくとも太宰は違うと思う
230 :
吾輩は名無しである:02/06/02 19:30
age
231 :
吾輩は名無しである:02/06/05 23:20
ゴリラーマン
232 :
吾輩は名無しである:02/06/07 11:13
でも、梶井って面白いのは、
自分では大型の社会小説が書きたかったんだってね。
持っている資質が、全然違うのに。
233 :
吾輩は名無しである:02/06/16 09:45
梶井の良いところの一つは
全集が文庫本一冊ですむところである
234 :
吾輩は名無しである:02/06/16 22:39
大江健三郎の「性的人間」を読んで、「檸檬」を思い出した。
表現方法も視点も全く異なるけど、探し求めている所のモノ(究極の一瞬?)
は一緒の様に思う。
235 :
吾輩は名無しである:02/06/17 11:50
このスレ見て意外にも梶井って爽やか系に分類されているものだと初めて知った・・・
何かショック・・・。この人の本初めて読んだとき電波と精神病の匂いで参ってしまったのだが・・
顔もなんか予想通りの顔って感じがしてたのに・・・俺はズレてるのか・・
236 :
吾輩は名無しである:02/06/17 15:47
爽やかなのではない。透き通っているのだ。
237 :
吾輩は名無しである:02/06/19 04:01
>176 半年前にレスですが
「栗鼠は籠に入っている」私も好きです。
桜の樹の下、檸檬とともにすばらしい。
うちのハムスター見るたびに、革命を起こそうとしているように思われ
238 :
吾輩は名無しである:02/06/24 00:50
ネパールに個人旅行にいった時、古本屋を覗いてみた。
すると梶井の文庫本があった。
安宿に帰って、橙色の照明のなかで梶井作品をはじめて読んだ。
憂鬱でいて透明な文体。日常風景から逸脱する鋭い感性。
稀有な作家だと思った。
239 :
吾輩は名無しである:02/06/28 17:35
あげとく
240 :
吾輩は名無しである:02/06/29 03:05
旅情を感じないか。
241 :
吾輩は名無しである :02/07/03 01:37
村上龍がでてきたとき、吉行淳之介が「梶井を思い出させる」と芥川賞の選評で
いってましたね。既出ならすみません。
242 :
吾輩は名無しである:02/07/03 01:42
栗修多羅伊豆.
クリスタライズ、って書こうとしたらIMEがこんなん出したんで。
「Kの昇天」と、「ある崖上の感情」、で「愛撫」がすきかな。
243 :
吾輩は名無しである:02/07/03 13:42
闇の絵巻すげ〜
244 :
吾輩は名無しである:02/07/15 05:46
保守
245 :
吾輩は名無しである:02/07/17 08:00
梶井の作品は自分がギリギリの時に読むと
助かるね。
最高なのは
やっぱKの昇天よ!
246 :
丸善ブックファーストに負けるな!:02/07/19 00:11
梶井の「檸檬」
はっきりいって凄すぎ。
247 :
吾輩は名無しである:02/07/29 23:10
ゴリラーマン
248 :
吾輩は名無しである:02/07/30 01:25
>>247 ワラタ
漏れは、好きな安岡章太郎が、梶井好きだったらしいので、また好きでうね。
250 :
吾輩は名無しである:02/07/31 21:46
+ 激 し く 檸 檬 +
⊂_ヽ、
.\\ Λ_Λ .
\ (*´Д`) コパミジーン
. + . > ⌒ヽ . +
. . / へ \
/ / \\ .
レ ノ ヽ_つ +
+ / / . ((( )))
/ /| . + . .(ヽ´Д`). +
.. ( ( 、 _______
| |、 \ |
. | / \ ⌒l ..| 丸 善
. . | | ) / .|
. . ノ ) し' . |
. . (_/
やっぱ「冬の蝿」は傑作だね
252 :
吾輩は名無しである :02/08/10 00:42
学校の授業で檸檬読んだけど、作者の感情が痛いほどよくわかった。
「檸檬」はキチガイ読者の読み方として、レモンは美人の象徴で
美人をストーキングして射精=爆発する男の話と思って読むとややキチガイ気分に浸れる。
254 :
吾輩は名無しである:02/08/11 20:01
こんなに自分の感情とそっくりな人間がいることに驚いた。
自分の感情をこんなにも上手に表現することができるなんて凄いと思います。
129 :吾輩は名無しである :2001/08/01(水) 09:37
>梶井は猿系の顔だから、現代ウケしそうだけどね。
現代に生まれてたらヒップホップとかやってそうだな。
確かに…、そんな印象はあるなw
レモンは西洋では睾丸の象徴として使われることが多い。
ブルースの歌詞など。
例:ベイビー、俺のレモンを絞っておくれよ/射精の暗示
258 :
吾輩は名無しである:02/08/25 05:54
笑点いたします。
259 :
吾輩は名無しである:02/08/25 05:56
村上春樹は洋楽の邦題などどうでもいいそうだ。
「レモンのためいき」で十分だとさ。
260 :
吾輩は名無しである:02/08/25 05:57
129 :吾輩は名無しである :2001/08/01(水) 09:37
>梶井は猿系の顔だから、現代ウケしそうだけどね。
現代に生まれてたらバナナと恋愛関係とかなってそうだな。 顔が似たもの同志ってことで。
確かに…、そんな印象はあるなw
261 :
吾輩は名無しである:02/09/07 19:05
|:| l::::l |::| l:::::::::::| |:| |:|\::::::::::::::::::::::|::::::::;;-‐" ヽ、
|l |:::| |::| \:::::| |l |l \::::::::::::::::|;;,ノ ヽ
| |:| | \l ,,ヾ-,ニ- '´ ーヽ
l ,, -‐゙´ / ― ヽ
_,, -‐゙´ / / С | \
C | / ヽ _ノ ヽ
|__ノ | | \
| | | /ヽ
| l / / \
| ヽ / / ヽ
l ,-―`ー-- - -- ―――-- '、_ _ / \
(⌒\⌒ヽ、 ヽ /  ̄ ‐- __ヽ
,, -ヽ、 ヽ `ヽ `ヽ、 / /
i ヽ、ノ 、 ヽ / / /
262 :
吾輩は名無しである:02/09/08 19:51
この人って精神病だったんですか?
結核だっつーの
梶井は健全な不健全さが魅力なの
現代はいかに健全な不健全さが満ちあふれているか・・・・
俺は当時、檸檬読んで中上健次の「十九歳の地図」思い出した。
あの行為を悪意と読みとったんだ。
世の中に対して、悪意でもって無駄な抵抗を試みるていうかね。
「交尾」が好き。
誤
現代はいかに健全な不健全さが満ちあふれているか・・・・
正
現代はいかに不健全な健全さが満ちあふれているか・・・・
性欲をスポーツで昇華しましたというような笑顔を並べる連中はレモン爆弾で吹っ飛ばすべし
267 :
吾輩は名無しである:02/09/20 20:44
久しぶりに梶井を読み返したくなりました。
しかし・・・本棚にない。誰かに貸しっぱなしだったか。
かせきさいだぁの曲で梶井の文章を知り、
それ以来ずっと大好きです。
梶井かあ。。。読んだよ。なにせ分量が少ないから。
ほんとに猿顔だよなあ。
柄谷行人が「必読書150」で梶井を誉めていたぜ。
270 :
吾輩は名無しである:02/09/21 21:24
もしも梶井が長編を書いたとしたら、どのような作品ができあがったのだろうか?
いや、病と作風で書けないというのは分かるが、読んでみたい。
そんな現代版梶井が新人賞などでデビューしないだろうか?
271 :
吾輩は名無しである:02/09/21 21:26
たしか藤沢周て梶井ヲタなんだよな?
272 :
2チャンネルで超有名:02/09/21 21:26
273 :
吾輩は名無しである:02/09/21 21:28
柄谷行人なんかに薦められてもねぇ。
梶井基次郎は良いのですが。
274 :
吾輩は名無しである:02/09/21 21:29
「冬の日」が傑作だ。「冬の蝿」もいいがやはり前者。
275 :
吾輩は名無しである:02/09/23 18:16
このスレ全部読んでみたけど
結局、桜の木の下のタイトルを
誰一人、正確に記してない。
書いてはいけないタイトルなのだろうか。
何か呪いでもかかっているとか。
276 :
吾輩は名無しである:02/09/23 18:18
「桜の木の下には」
277 :
吾輩は名無しである:02/09/23 18:35
>>276 えっ、そうでしたか。
じゃあ、最初の1行の中に
死体が埋まっての描写があるのですね。
今、手元にないんですよ。梶井本。
ところで、この短編を1年ほど前に読み返した記憶があるのですが、
最初の1行の内容以外全然覚えていないんですよ。
もう、何度目かの通読だったはずだのに。
「私の頭が馬鹿」という要因を除いたとして、この短編が冒頭の行の印象ばかりが
鮮烈に記憶に刻まれ、他は全部忘れられてしまいそうである原因は何だと思われますか。
もちろん、梶井の短編がO・ヘンリーのそれのようなプロットを持たず、
繊細な印象を残す詩のようなものが多いという当たり前な回答もありますが、
描写の重ね方や順序、作品の構造などからもう少し詳しい考察をどなたかしてもらえないでしょうか。
278 :
吾輩は名無しである:02/09/23 18:58
「愛撫」だったかな?で、猫の耳の中が竹の皮の裏側みたいでつやつや
ぴかぴかしてるっていうの好きだったな。
あと蝉の鳴き声とかね・・・。
279 :
吾輩は名無しである:02/09/23 19:21
退屈な描写で読むのを止めさせるということは簡単だと思う。
しかし、読ませて忘れさせるという描写は、考えてみると
妙なテクニックであると思う。
語っていながらそれを忘却させるというのは、魔術だとか
催眠術だとかを連想させる。
梶井に関して、繊細さの他に
精神的に「気色の悪さ」のようなものを感じるというレスがこのスレにも
僅かであるが見られたようだが、そういった印象はこの忘却させられるという
性質によるのだろうか。
280 :
吾輩は名無しである:02/09/24 22:26
実は昨日から考え続けてて全然分からないのだが
「後で忘れさせてしまう描写」って、どういうふうにやればいいのだろう。
281 :
吾輩は名無しである:02/09/26 19:01
282 :
吾輩は名無しである:02/09/27 10:04
子猫の手を目蓋にのせるやつが好きっす
タイトル何だっけ?
好きな作品のタイトルくらい忘れんな!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
284 :
吾輩は名無しである:02/09/28 16:51
梶井氏は童貞だったんですか?
風俗行ってたんじゃないの。
286 :
吾輩は名無しである:02/09/28 22:42
昔の男はいまの男がav借りる感覚で赤線とか行ってたの。
だから、相当マジメな男以外はほぼ学生時代で経験してたのよ
288 :
吾輩は名無しである:02/09/29 23:51
そりゃモチロン。梶井の研究本読んでみそ〜。
結核もデカダンな生活でひどくさせちゃったんだから。
梶井って非常にマイナーな人だから、案外盛り上がってるのを見て嬉しい。
私は「闇の絵巻」から入りました。梶井作品って、嗅覚が繊細ですよね。芥
川が色覚なら、梶井は嗅覚。作家の人間性なんて考えても仕方がないんで、
作品の鑑賞のみで良いと私は思います。赤線うんぬん語るのはその当時の作
家に於いてはナンセンスでしょう。
だから、赤線行くのなんてフツーだったんだから
それで人間性うんぬんなんて話にもってくほうがデリケート過ぎなんだって。
292 :
吾輩は名無しである:02/10/13 21:19
age
293 :
吾輩は名無しである:02/10/23 22:07
梶井文学は永遠なり〜age
294 :
吾輩は名無しである:02/10/23 23:10
明日の現国のテストは檸檬です。
問題がよければやる気も・・・。
檸檬、第三稿だと、
本の上にレモンを置いて解放されたっていうスッキリした話なんだけど、
ああいうクライマックスに書き直したのはなぜ?
万置きの罪で逮捕します。
297 :
吾輩は名無しである:02/10/25 21:44
ここは男田中ランディを語るスレですか?
298 :
吾輩は名無しである:02/10/25 22:47
田口検証本、本日堂々発売!
馬鹿ども買え!!
我々の印税がかかっておるのだ協力しろ!
299 :
吾輩は名無しである:02/10/25 22:54
景気対策・・・梶井基次郎を1万円札にする
>>298に貼られた
無礼きわまりないカキコについてのお詫び。
田口スレの住人ですがお邪魔いたします。
ランディ周辺の汚猿が、盗作監視スレの
評判を落とすためのなりきりカキコを、
あちこちのスレで乱発しています。
こちらのスレッドを無礼なカキコで汚して申しわけありません。
どうかお許し下さい。m(_ _)m
301 :
吾輩は名無しである:02/10/26 14:12
まだレスに挙がってない作品だと「蒼穹」てのも
結構好きだな。面白い感覚してると思う。
それからどの作品でも言えるけど風景描写が凄く
上手いなと感じる。それはつまり眠い時に読んで
ると何時のまにか寝てしまうということなんだけど……
>299
背を灼くような借金財政になると思われ。
檸檬爆弾がフォシィ。
304 :
吾輩は名無しである:02/10/26 19:21
寺町通りとか新京極通りとかよくブラブラしてるんですけどね
あのへんの古着屋とかレコード屋(はちょっと位置的にずれるけど)はよく行きます
丸善も行きますがジュンク堂のほうが多いですね
檸檬の時代と重ね合わせてニヤニヤしながら歩いてます
305 :
吾輩は名無しである:02/10/26 20:42
きょうと!きょうと!
そういえば、京都の北白河(ちがったかな)あたりの部屋の写真が載っていたな。
何もないようなシンプルな部屋。
梶井の人柄といえば、伊藤整の小説に梶井のスケッチが描かれてあった。
結構、好意的に。わりと思いやりのある兄貴分的な存在で、
小さな事実から詩的な話を作ってしまう才能がある、みたいな。「若き詩人の肖像」かな。
それと、梶井の発見者って、中央文壇では意外にも、小林秀雄だったんだよね。
307 :
吾輩は名無しである:02/10/26 21:25
梶井スレ、最近上がり気味で嬉しいなぁ。
俺は「冬の蝿」が好きです。
なーんだ、「若き詩人の肖像」上のレスでURLそのまま貼ってあったわ。w
「闇の絵巻」だったか、
車輪みたいなものを棒でつつきながら闇夜を走るって、
一体どういうもんなんだろーかと考えて、一晩眠れなかったことあるよ(嘘)
猫の耳見ると触りたくなるし、桜みると…。本屋行くと…。
というわけで、
梶井の緻密な描写って、想像の中で追体験させる力があるんだよね
。
309 :
吾輩は名無しである:02/10/27 00:53
檸檬を読む度に”パンク”という言葉が頭をよぎる.
310 :
吾輩は名無しである:02/10/27 04:45
311 :
吾輩は名無しである:02/10/30 22:28
「のんきな患者」もいいよね。
梶井の作品って読んでて心が苦しくなってきた記憶がある。
どうどう巡りなんだけどね。病気だったということが、
作品に反映されすぎていて梶井本人の履歴なくして語れない
ところがしたしみやすかったりする。
ガキの頃は本屋行くと、石川達三とか丹羽文雄なんて作家の本がどっさりおいてあったものだけど、
いまはおいてない。読む気もしない。要するに、彼らは時代とともに消える作家だった。
でも梶井は、あれだけの文章しか残してないマイナー作家なのに、確実に残る。
たまに開くと、新しい発見がある。つくづく不思議だと思う。
>>312 梶井とは関係ないんだけど、そのHNは、あの二笑亭からとったのか?
>>282 「愛撫」だよ。
おらは「Kの昇天」がすき。
314 :
吾輩は名無しである:02/10/31 01:29
丹羽文雄って、ボケボケになったまま20年近く生きているらしいが
どうなんでしょうか。
>>314 気の毒だよね・・・
でも、残酷だけどボケのおかげで、
介護関係の書籍や新聞記事にとりあげられたりして、
いまだに彼の名前が人々の話題にのぼる。
316 :
吾輩は名無しである:02/10/31 05:28
>311
俺も「のんきな患者」が好き。読んだ時、戦慄したよ。
>313
たぶんその二笑亭…。w 深川の幻の基地外屋敷。
講義に行かなきゃならないのに、なんとなく行きたくない、とか、
ズル休みするときの感覚、とか、
返さなきゃならない借金わざと放っておく、とか
梶井って、そういう、
追い詰められたままズルズル駄目になっていく感覚を書かせたら、天才だよな。
>317
そうかぁ、その屋敷について書いてある本を昔読んだ記憶があるんだけど、
面白かったよ。HNに使うとは、お洒落さんだな。
梶井の話ね、えーと、「ある崖上の感情」も好きだなあ。
どうしようもない疎外感をもちつつ、それを埋めずにじんわり味わう、というか。
ちょっとエロティックな感じもサディスティックな感じもあるし。
そんでエロイんだけど、透明、みたいな。
そんなオイラは竜胆寺雄なんかも好きなんだけど。似てねえかぁ?
319 :
吾輩は名無しである:02/11/01 02:09
>>317 お洒落さんというよりも、恵まれてるな。
恐くってとてもじゃないが、そんなHN付けられないって者もいるだろうから。
螺旋を描いて奥へ奥へと退行していき、とうとうこの世の果てを突き抜けちまった
ような造りなんだよ。あれ。
あんな屋敷に住んで
「そうだ。朝の味噌汁にはコーヒーを入れることを欠かしてはならない」などと
言い始めたら、完全に向こうの世界の住人だよ。
頭の中の宇宙そのものみたいな住居に住むということは想像するだに恐ろしいことだよ。
320 :
吾輩は名無しである:02/11/01 02:17
┌─‐‐─┐
>>1さんは2ちゃんねるの初心者ですか?書き込む際に
|_____________| SG(セキュリティー・ガード)に登録しないと自作自演がバレますよ。
='========='== SGに登録せずに書き込んだ場合、あなたのパソコン内の
/ \ /│ 情報は他人に見られていると考えてほぼ間違いないでしょう。
┌|-(・)-(・)-|┐ 自作自演がばれる方の多くはこの登録を怠っています。
└| 〇 .|┘ 初期の頃から2ちゃんねるにいる方達は、ほとんどの方が
| ___ |||||__ | このBBSのコマンドの仕組みを知っています。ですから簡単に
| \__/ | あなたのIPアドレス等を抜き取り自作自演を見破ってしまいます。
| ||||| | このコマンドの方法は決して教えないというのが初期の頃から
2ちゃんねるにいる方達の間で暗黙の了解となっていましたが、
あまりの被害の多さに心を痛めた私はあえて公開することにしました。
SGしておけばまず抜かれるコマンド自体が無効になってしまうのでどんなにスキルが
ある人でもIPアドレスを抜くことが不可能になります。SGに登録する方法は、
名前欄に「 fusianasan 」と入れて書き込みする。これだけでSGの登録は完了します。
一度登録すれば、Cookieの設定をOFFにしない限り継続されます。
fusianasanは、正式にはフュージャネイザン、又はフュジャネイザンと読みます。
元々はアメリカの学生達の間で、チャットの時にセキュリティを強化する為に
開発されたシステムです。これを行うことにより同一人物が書き込んでいるか
どうか判別する手段が遮断されるので安心です。ぜひ書き込む前には
名前蘭にfusianasanと入力してください。自分の身は自分で守りましょう。
>318 :313
竜胆寺雄。…あのサボテン親爺。
「魔子」はまだ読んでないなぁ。
昭和文学アンソロジーとかには、入っているんだろうけど。
しかし、おたくも好きねえ〜。w
梶井のエロって、よく考えてみると実際には大したことしてないのに、
読んでるときは、フランス書院やSM小説よりも、ヤバイ感じが漂う。
やっぱり「死」とか「病」がスパイスに入っていて、さらに精緻な表現力が加わると、
性というのは、戦慄的な美になるんだろうね。
G.バタイユの短編なんかもそうだけど。
>319 お洒落さんというよりも、恵まれてるな。
……鈍感なわけよ。319より w
323 :
YAHOOO:02/11/01 14:44
324 :
ma-kiti:02/11/05 06:07
みんな梶井が好きなんですね。
僕は大学の入試で檸檬を初めて読み、試験中にもかかわらず初めて体験するような興奮状態におちいって、頭がぽ〜っとしてしまいました。
愛撫では「こいつバカや〜!なんてバカな発想してんねん!すげ〜おもしれー」とほんまに笑いが止まらなくてその日は何度も思い出し笑いをしてました。
愛撫は確かに笑L
326 :
吾輩は名無しである:02/11/06 18:01
>>309 同じ事考えてた!
このスレ見て自分以外の梶井ファンをみつけた時の喜び、
久々に「檸檬」を読み返す時のドキドキ感て、
ラジオでいきなりパンクがかかった瞬間に
陥る興奮と同じ効果があるんだよな。
感電するっていうか、黙ってられなくなる。
「梶井」って響きは特別なんだ。
誰か教えてください!
梶井の作品で「気が付けば私は目の前を過ぎる電車に向かって大声で叫んでいた」
みたいな内容の作品てある?確か主人公は借金があって友達の家に行ったが不在で
帰りぎわに上のような行動をとったはず…
328 :
吾輩は名無しである:02/11/10 01:16
「橡の花」ですか?読んでみます。ありがとう。
確かエンディングで電車に向かって叫んでるんですよね?
すげーおもしろそう。
二笑亭さま
いつも先生の書き込み、拝見させていただいています。
梶井の影響を受けた作家について興味があります。
例えば、梅崎春生の「風宴」は、「ある心の風景」等の影響が強く見られると思いますが、
当時1939年頃の段階で、梶井の影響を強く受けた作家は他にいるんでしょうか。
私は恐らく、たくさんいたんじゃないかと思うんですが、そうした文学青年の殆んどは今では消えちゃって、
そのなかで「風宴」等、数少ない作品だけが残っているんじゃないかと推察しています。
勉強不足であまりものを知らぬ為、なにかご存知でしたらご教示ください。
331 :
吾輩は名無しである:02/11/13 00:46
ボーカル、ザック・デ・ラ・ロ・チ・ャ・脱・退により
活動停止状態にあった
rage against the machine
は
age against the machine
となって新たに活動再開の模様です。
332 :
pl.koyanet.jp:02/11/15 17:46
セキュリティー始動!?どーもでした。ここはいいですね^^v
333 :
吾輩は名無しである:02/11/15 17:47
あれ??
334 :
吾輩は名無しである:02/11/15 17:57
335 :
吾輩は名無しである:02/11/15 17:58
「檸檬」つまんなかったなあ。あらしじゃないよ。たしかに最後の本の上に
檸檬を置くってのは情景がわーって浮かんだ。だけど、彼には全然感情移入
できないんだよね。やっぱ「おかしなこと」してるっていう、はたからみるほうの
人の「目」になるんだよね。なんじゃ、こりゃ?って思った、これよんだときは。
やっぱ文学の価値観って独特なんだなって思った。ただ、情景描写は浮かんだ、
それは鮮明に浮かんだ。それは認める。でもテーマは?ってなっちゃうんだよね。
>>310 質問してたことも忘れてた。自分なりに考えてみた。
まず『檸檬』第三稿。
色の配合を考へながら雑然と積み重ねた。そして今まで手に持ってゐたレモンをその上にのせた。
その黄色の固りは雑多な色の諧調をひつそりと一つにまとめ、その頂点に位してゐた。
私はそれにこの上ない満足を感じた。
ほこりの多い騒然とした書店の中にそのレモンのあたりの空気のみは変に緊張して、レモンはその中心に冴かに澄み渡ってゐるのである。
私はこれでよしと思つた。
理科系電波だから、色の配合の美しさが先にあって、できあがってみたら爆弾だったと解釈した。
完成稿だと、そういう理科系が薄まって乱暴に積み重ねてから色の配合を気にしている。
化学反応というか理科の実験のときのワクワク感か。
「冬の蝿」の書き出しが疑問系だったりするのも理科の実験を思わせる。
理科系という出自に対して梶井がどう感じていたかというところが分からなかったんだけど、
まあいいや。(化学的な凛としたところが好きなんだから!)
339 :
吾輩は名無しである:02/11/16 06:09
電波系の説明詳しくキボン
340 :
吾輩は名無しである:02/11/17 21:01
ここのスレッドは、アアッまた格段でごわすな
自分で難問にしてしまった。
梶井は第三高等学校理科乙類出身。その前に大阪高等工業に落ちてる。当然エンジニアを目指していた。三人いる兄弟のすべてが電気機械関係の仕事に就いている。
第三高校の寮の同室には中谷孝雄がいた。これらは文庫の解説にもあるとおりの事実。
エンジニアを志していた梶井に文学を教えたのは中谷で、最初は志賀直哉の短編。
その短編を梶井は自分なりに勉強していった。想像するしかないが、その勉強の仕方がどうも理科っぽい。
引用するときりがないので描写についてひとつだけ。
『交尾』の冒頭。「星空を見上げると、音もしないで何匹も蝙蝠が飛んでいる。
その姿は見えないが、瞬間瞬間光を消す星の工合から、気味
の悪い畜類の飛んでいるのが感じられるのである」
闇とコウモリの区別を、星の光が見えたり見えなかったりすることで表す。
こんな書き方をするのは理科系だけなのではと思う。まったく自然主義じゃないよ。
同じ『交尾』で、河鹿を見に行く章がある。そこでは、
「俺は石だぞ。俺は石だぞ」と念じるような気持ちで動かずにいる。
これだけで十分危ないのに、さらに「眼だけはらんらんとさせている」とくる。
そのあとの芥川の『河童』との対比と混濁は、もうなんていうか……。
最後期と言ってもいい『交尾』ですらそんな調子なので、
梶井の作品は幻視と錯覚のオンパレード。
それを透明感ある平易な文章の中に潜ませているということは、
決して梶井はそういった幻視や錯覚、理科系のヤバさを強調するつもりはなかった。
でもそうすると皮肉なことにそれらの特性が浮き出てくる。
『檸檬』から理科の実験というテイストを消したのも、
文学畑ではなかった自分が、文学に進むために重ねた努力の結果であり、
『青空』創刊号に自信を持って発表した。これで梶井は文学の路に進むことを決意している。
そのあたりが、草稿を読むとよく分かる。
どんなまなざしで梶井は世界を見ていたのか、気になる。
342 :
spanpanpaaaan!:02/11/20 17:53
少し語らせてください。
文学や詩の研究者の意義とはなんなのでしょうか。
作品に対してくどくどと語ってるよりも、自分で作品を書くほうがはるかに手っ取り早いのに。
ましてやそれで本を出版するなんて。
自分で書く作品と作品との合間に研究をするのなら納得できます。
しかしひたすら研究や批評ばかりをする人の行動の意味がよくわかりません。
その作品を他の人に広めるのが目的?
なぜそんなことをする必要があるのでしょうか。
誰かこの僕の疑問を解決してくれる人がいたらご回答ねがいます。
>330 :山名様
あ、どもども。遅レスすいませんです。ここんとこ、ちょっと別の街で浮気しておりました。いやあ、私のはすべていい加減なヨタ話でして、
お恥ずかしいかぎりです。(冷汗w
1939年ですか。…これはもう、あれですねえ。完全にこの世代の青年が「死」を覚悟せざるをえないような、
暗澹たる情景が世界のどこ見ても、迫ってきている時期ですよね。やはり、いちばん強烈に影響を受けているのは、安岡章太郎の世代、第三の新人周辺だと思います。これは梅崎の弟分の世代ですね。
つまり、現在ほとんど棺桶足状態の文壇最長老組。w
安岡はガキンチョの頃(予備校?)古山高麗男と出会ってますが、この頃の古山発言に、
「梶井というのは、鏡花の幻想をインテリの文章で綴るやつなんだ」とか
「三高で優秀なやつは、梶井にしても俺にしても、落第するか放校されるかなんだ」
というような言葉があったように記憶しています。
(安岡のエッセイより。多分、この頃の友情の力関係は、「古山>安岡」だったのでしょうw)
勲章だったのですね、梶井を読むことが。太宰ファンと似ているが、ちょっと梶井読みの方が、エライw
どうも、梶井の文学世界というのは、荒々しい現実や、試験の焦燥感w、死の恐怖から引きこもる絶好の口実になる空間のようですね。
これは戦争でも結核でも同じことで、明日のない絶望の中で見る透明な明晰夢――。
といった性質があるように思います。「闇の絵巻」「桜の木の下に」は、特にそんな印象ですね。
この詩情が、野間宏あたりの第一次戦後派の哲学的ブルドーザー型小説と、
安岡や吉行の詩的な私的な短編との違いではないかと思っております。
それと、変な話ですが、大きな政治運動の挫折した後などは、
ひそかにコソコソと梶井が読まれる状況が甦っていたのではないでしょうか。w
あるいは、昔の小市民的な「フォーク世代」とか(爆)
とりあえず、こんな答えぐらいしか…。スマソ。
まあ、梶井の文学というのは、人生の中で追い詰められた時期を持たないと、
面白くもなんともない世界でしょうね w
>>343 おやじはネットなんかやるんじゃねえよ、ハゲ
346 :
吾輩は名無しである:02/11/21 13:50
スットコチーヨ
とてもご丁寧なレス、ありがとうございました。感謝です。
>どうも、梶井の文学世界というのは、荒々しい現実や、試験の焦燥感w、死の恐怖から引きこもる絶好の口実になる空間のようですね。
>これは戦争でも結核でも同じことで、明日のない絶望の中で見る透明な明晰夢――。
なるほど。明らかに梅崎などは、梶井のこういう側面のみを肥大化させて受容していた気がする。
(これは『風宴』を念頭において言っており、戦後になるとまた違います。)
埴谷の梶井受容との間にあれだけの違いが出るというのも、面白いですね。
それだけ梶井に幅があったってことでしょうけど。
安岡のことは、うっかりしていました。
梅崎が第三の新人のなかで最も評価してと思われるのが安岡だけど、
梶井でつなげると、いろいろと見えてくるものがあるかも。
考えるきっかけをいただき、ありがとうございました。
>それと、変な話ですが、大きな政治運動の挫折した後などは、
>ひそかにコソコソと梶井が読まれる状況が甦っていたのではないでしょうか。w
なるほど。そうかも知れません。ひそかにコソコソ……w
そのうち暇だできたら、1940年前後の無名の作品に目を通してみたいと思っています。
もしそのとき、このスレがあったら結果ご報告します。
ときには梅崎スレにも遊びにいらしてください。まあ、私、1じゃないですけどねw
348 :
吾輩は名無しである:02/11/22 19:33
>>241 龍さんは梶井基次郎すきって言ってたな。
初期のころのは梶井っぽい。とも言える。
ばかスレあげるなばか。
他の板で駄スレを立てる
>>1に対して貼りましょう
えたいの知れない不吉なスレッドがこの板を終始押さえつけていた。糞スレと言おう
か、駄スレと言おうか――酒を飲んだあとに宿酔があるように、酒を毎日飲んでいる
と宿酔に相当した時期がやってくる。これはちょっといけなかった。結果した自治厨
や便乗荒らしがいけないのではない。また背を焼くような圧縮などがいけないのでは
ない。いけないのはその不吉なスレッドだ。以前私を喜ばせたどんな萌えキャラスレ
も、どんな美しいSSスレの一レスも辛抱がならなくなった。ネタスレを立てさせて貰
いにわざわざ出かけて行っても、最初の二三レスで不意に立て逃げしてしまいたくな
る。何かが私を居堪らずさせるのだ。それで始終私は板から板を浮浪し続けていた。
瀬山極、瀬山の話の主人公の名であり
デビュー前の梶井さんのペンネーム、
いったいなんと読むのでしょう。
ポール・セザンヌの音訳であることから
瀬山はせざんでよいのでしょうが
極、これをどうやってポールの音訳とするのか。
どなたかご存知の方教えてください。
検索にかけても出てきませんでした。
>>351 音訳じゃないんじゃない?
天文関係のダチが言ってたんだが、北極とか南極の「極」の事は英語でポールっつーらしい。
極が移動するのがポールシフト、だから「極」なんじゃないかなぁ?
>352
レスありがとうございます。
北極の極=英語でポール、なるほど、という感じですね。
それでは「せざん・ぽーる」と読むのでしょうか。
それともそれはそれとして「せやま・きわむ」と読むのでしょうか。
みなさんはこの名前、なんて読んでいますか?
瀬山極がポール・セザンヌの音訳、というのは、岩波文庫の
「檸檬・冬の日 他九篇」の巻末で淀野隆三さんが書いていることです。
良く考えると国語の教科書に『檸檬』が載っているって凄いことだよね。
355 :
吾輩は名無しである:02/11/28 07:28
>>354 そう言われてみれば(笑)
どんどんまともな文学作品を採用してほしいよなあ。
でも詩人の紹介に限らず文学者の紹介って薄っぺらいよねえ・・・
表面をつらつらつらってなぞってハイおしまい。
熱く語ってくれる先生なんて居なかったし。
>>355 無理。今年度から教育指導要領が改悪されたし。
これからいい作品なんかどんどん減っていく。
鬱・・・
そういえば、おいらの高校の先生は「何で『檸檬』が載ってないんだ!」っていいながら授業してたな。
ほしゅ
359 :
spanpanpaaaan!:02/12/08 23:04
短命に終わる作家とかアーティストてどこか似たものがありません?
その死因が病気、事故、自殺であれ。
僕の知っている範囲では梶井基次郎、山田かまち、ゴッホ・・・
もう一人つけくわえるとするならスーパーストゥ―ピッドのギタリスト(まだ生きてるけど^^;)
死んでから有名になったというだけでなく
僕は上記のアーティストの作品からなにか似たものを感じます。
板違いだったらすんません。誰か何か言ってください。
360 :
吾輩は名無しである:02/12/08 23:10
例が山田かまち。。。
文学板なんだからせめてツェランくらい言ってくれ!
梶井は今ゼミでやってます。
ゼミで知った人なのでいまいちよくわかいません。。
『雪後』が発表なんですけど・・・わかんなくてヤバイです。
太陽と月が関係あるのかな?
362 :
spanpanpaaaan!:02/12/09 16:56
>>360 文学初心者ですんまそ。
僕が思うに彼らは自分の見た風景・心象風景というかそういうものを
そのまま文章、絵、音に変換できるアーティストやと思うんですよ。
そういったアーティストって少ないと思いません?
まぁ僕の狭い視野の中だけの話やけど・・・
363 :
吾輩は名無しである:02/12/09 17:01
>>362 >そのまま文章、絵、音に変換できるアーティストやと思うんですよ。
ハア?
雑談スレでやってね。こういうの。
2ちゃんねる初心者ですんまそ。おれはそんな間違ったことしたんか?
梶井のことを語ったつもりやけど・・・
一つ気になったけどあなた
エラそうですね。
366 :
spanpanpaaaan!:02/12/10 08:38
じゃあ気にせず書きこみます。
僕は思うんですが梶井を好む人間は、社会にうまくなじめていない、何か劣等感を持った人が多いのではないでしょうか。
「情けない自分」を梶井という素晴らしい才能を持った人間と重ね合わせ、自分も梶井と同じ種類の人間と思い込むことによって、
(思い込みってこたないけど)自分をなぐさめているのではないでしょうか。自分と梶井は同じ仲間である、と。
もちろん悪い意味で言ってるんじゃないけど、そういう人は多いんじゃないかな。少なくとも僕にはそういうところがあります。
そうさせることができる梶井の文章がすごいんだけど。
実際読んでいると、次から次に自分が過去に感動した心象風景みたいなものを思い出します。
大事にとっておいた心の中の風景みたいなものを。
誰かご意見お願いします。
367 :
吾輩は名無しである:02/12/10 09:13
桜の木の下には死体が埋まっている。キモィー
368 :
吾輩は名無しである:02/12/10 14:52
>>366 てめえの心象風景には興味ない。
ここは梶井について語るスレだから。
お前美香を同じだな。
死ねよ。
ってゆーか、spanpanpaaaan! は美香
370 :
吾輩は名無しである:02/12/10 14:59
文学作品を読むときに、まずはその作品自身からインスパイアされるというのが普通じゃないかな?
心酔していけば、梶井と聞いただけで想像力がかき立てられるというのはわかるけどね。
僕は色々な文学が好きだし、梶井の作品もその一つ。
そして共感するのは作品そのものに対してであって、決して「偉大なる梶井に同化する快感」的な感動は無いなあ。
読み方や傾倒の度合いは個人差によるところでしかないからね。
私は、ここでspanpanpaaaan!氏の公開オナーニを見たくはないです。
以上。
372 :
spanpanpaaaan!:02/12/10 19:08
共感するのは作品そのもの・・・なるほど。
僕の思い込みでしたすんません!
>>370さんほんまありがとうございました。
時々自分と同化してしまう作品があるんですよ。
けど檸檬の主人公と自分を同化せずに読むことが僕にはできませんわ。
共感しすぎてしまう。ほんまに僕だけ??
373 :
吾輩は名無しである:02/12/10 19:19
もまえらは檸檬に出てくる魂が、実は塊なのか魂なのか解明されて
いない事など知らないのだろうな。
ヴァカ共が
374 :
吾輩は名無しである:02/12/10 19:29
とっくに解明されてる罠
375 :
spanpanpaaaan!:02/12/18 00:48
なんだか梶井は人気ないなあ・・・
今卒論でやってる人とか多いんちゃうの?
梶井の文章は一部分を抜粋しただけで感動を与えれると思う。詩に近いからかな?
彼には桜の木の維管束の中を、死体から出る水晶のような液体が静かな行列を作って
夢のようにあがっていくのが見えるんだってよ!
夢のようにだぜ?まったく維管束って言葉がイカス。
376 :
spanpanpaaaan!:02/12/22 05:24
うぅ誰か梶井について語ってくれ・・・卒論のネタが・・・
もしかして梶井についてわざわざ語るという行為はおかしなことなんだろうか?研究する意味はない?
だってみんな最後には「梶井の文章は素晴らしい」ていう結論になってしまうような。
QUEENのような存在だな・・・
檸檬は他の作品より小説っぽいと思う。詩に近くない。瀬山の話から長い構想を練って書いた、
まとめたというのかな?だからほかの作品とは違う感じである。うん、だからどうだっていうんだ・・・
>>376 山田かまちでやればいいじゃん、卒論。
ってゆーか、こんなとこでうだうだ言ってないで、ちょっとは先行研究みろよ。
おまえ一本も論文読んでねえだろ。
ほんと死んで欲しい、こういう糞厨房は。
そやね、こんなとこでうだうだ言ってもね。もっと研究書読むわ。ありがとう。
それにしても死んで欲しいとまで言わなくてもいいじゃないか・・・寂しかったんだよ。
379 :
吾輩は名無しである:02/12/24 07:02
「寂しかったんだよ」
詩人スレらしい表現なんでage(藁)
できれば次からは「淋しかったんだよ」にしよう。
381 :
吾輩は名無しである:02/12/24 10:43
>>378 人生落伍者からの叱責など気にするな。
俺は成功者だから優しく言う。
「がんばれ」
382 :
spanpanpaaaan!:02/12/26 06:04
励ましてくれた人ありがとう。
けどなんか気付いたらおればっかり書きこんでるんだよ。
これってもしかしてキモィんだろうね・・・
そういえば電車で回りの人に見られてるかどうか考えてしまって、前を見れなくなってしまったり
本屋をめぐっててあーやっぱさっきの店で買えばよかった!とか言って街でうろたえたり
みなさんもします?
>>382 >これってもしかしてキモィんだろうね・・・
いや、続けて。
DQNの観察目的で来てるんだから。
384 :
吾輩は名無しである:02/12/27 09:26
こんななんの恥ずかしげもなくDQNとか使ってるバカに
キミィこと言われちゃったよ・・(恥
>>385 こんななんの恥ずかしげもなくキミィこととか言ってる馬鹿に
DQNとか使ってるバカと言われちゃったよ・・(恥
まねしぃ!
プッ・・
ていうかねえ、おれが書きこむとたいがいいつも誰も書きこまなくなる
へ へ
<Υ〜*>
。
。
。
390 :
吾輩は名無しである:03/01/13 22:05
短編が多いのでさらっとよめる
さらっとよめるのに心に残る
青いけど青臭いのとは違う感じ
やっぱり梶井基次郎が一番!
391 :
吾輩は名無しである:03/01/13 23:57
>>390 さらっと読めるかなあ?
特に「のんきな患者」とか・・・。
最後の一行は胴衣だけど。
(^^)
393 :
吾輩は名無しである:03/02/06 05:30
保守
まんこなんて存在しない!
これは信じていいことなんだよ。
何故って、実際に見たこともないし、エロビデオでも絶対にモザイクがかかってるし
まんこはある、なんて言われても、そんなもの信じられないじゃないか。
俺はまんこの存在が信じられないので、この2・3日不安だった。
しかしいま、やっと答えが出た。
まんこなんて存在しない。これは信じていいことなんだよ。
395 :
吾輩は名無しである:03/02/12 05:58
高校の時綽名が梶井くんってのが居たよ。
ああ、不憫だったさ。
396 :
吾輩は名無しである:03/02/22 14:05
梶井基次郎のような透き通った文章書く作家ってほかに誰が居る?
397 :
吾輩は名無しである:03/02/22 14:40
武者小路実篤
398 :
吾輩は名無しである:03/02/22 15:22
初期の安岡章太郎は梶井っぽい作風。
399 :
吾輩は名無しである:03/02/22 15:37
梶井基次郎を読むと、村上春樹の小説の青春がかすんでしまうように思うのは漏れだけでしょうか。
400 :
吾輩は名無しである:03/02/22 20:49
age
>>202 >>207 サイモンもスピッツ(草野正宗だよね)も大好きで
梶井にも興味があるので、どういうところが似てるのかとか
教えてくらさい。
(*゚∀゚)アホウ!
Kの昇天age
403 :
吾輩は名無しである:03/03/14 09:04
梶井の作品って、神経衰弱であるがゆえの重苦しさと、
精神の瑞々しさが痛々しいまでに結晶してるよな。
404 :
吾輩は名無しである:03/03/19 22:59
梶井スレって伸びないね。
好きな人少ないのかな・・・(´・ω・`)ショボーン
405 :
吾輩は名無しである:03/03/19 23:08
梶井基次郎の小説を読んで、救われた人っていませんか?
梶井の作品は好きだけど、
救われたと思った事は一度もないや。
漏れは「何でも楽しくて一生懸命で、明るい健康な青春」
ってものに疑問感じてたし、青春とはそうであるべきだ、みたいな世間の風潮に圧迫すら感じてた。
梶井の作品読んで、青春ってそうでなくてもよいのだなって救われたよ。
京都に行くと必ず丸善をのぞく。
まだ檸檬を見たことはない。
409 :
吾輩は名無しである:03/03/20 12:16
梶井スレ見つけてあげたものの、カキコ少ない。
やっぱり少ないのかなあ…梶井好きなヤシって。
410 :
吾輩は名無しである:03/03/20 20:59
昇天あげ!
411 :
ごはん ◆NjaujxTGn. :03/03/21 09:23
>409
んなこた〜ない。
412 :
吾輩は名無しである:03/03/21 12:47
>412
いえす!
いろいろあるけど、どれもこれも好きだなぁ。
412は?
同じくどれも好き。
あえて言うなら「Kの昇天」。
>414
「Kの昇天」はいいね。はじめて読んだとき衝撃を受けました。
「ある心の風景」みたいな鬱文章もいいなぁ。
繊細な感受性と理知的な観念性があるね、梶井は。
このスレ自体は盛り上がってないけど、梶井好きな住民って多いよ。
洗練された文章を読んでいるだけで心が落ち着く。
感性と理性って相反するもののようなのに、
彼の作品はその両方が備わってるね。
スレが盛りあがらないのは作品数が少ないからかな。
なんつっても文庫1冊だもんね。
>感性と理性って相反するもののようなのに、
>彼の作品はその両方が備わってるね。
そうだよね。だから埴谷なんかも影響受けたわけだけど。
しかし、心落ち着くかなぁ??
人にはいろんな感じ方がありますねw
>417
ハードカバーの全集まではなかなか・・・ね。
早死にしすぎ。
理系デムパなんだよ。だから好き。
>419
でんぱじゃないよ。
ちっともでんぱじゃない!!
>>418 心落ち着くというか、完成されたスキのない文章(と思う)だから読んでいてモニュモニュしない。
語彙が少ないので言いたいことがうまく書けん。
422 :
π ◆5vMLk7xcDc :03/03/21 13:51
>421
勘弁のレス、以下を参照して。
でんぱっていってる意味判るから。
俺はちょっとからんでみただけなのね。アフォコテだしw
>>295>>338>>341
424 :
π ◆5vMLk7xcDc :03/03/21 20:45
>>423 読んだ。
でも結局何がデムパなんだか言いたいことがよくわからなかった・・・
のは頭が足りないからでしょうか(;・∀・)
(*゚∀゚)アホウ!
>>424 じゃ、突っ込んでみよっか♪
議論するのが文学板だもん☆
426 :
π ◆5vMLk7xcDc :03/03/21 20:56
>>425 若輩者の私に御教授お願いたします(´Д`;)
(*゚∀゚)アホウ!
>>426 俺も若輩者だよ♪
勘弁本人に聞いてみれば?
理系的っていう定義なんかも確かにわかりにくいね。
428 :
π ◆5vMLk7xcDc :03/03/21 21:38
>>427 そう、理系的って意味がわからなかった。
理知的ってことか?
429 :
吾輩は名無しである:03/03/22 01:02
銀の匙の作者同様子供向け。
ほめてんだけど、さ。
文系・理系ってくらいの軽い気持ちなので深い意味はないし、
正確な言葉の選び方でもないです、はい。
431 :
吾輩は名無しである:03/03/22 14:23
,,―‐. r-、 _,--,、
,―-、 .| ./''i、│ r-,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,―ー. ゙l, `"゙゙゙゙゙ ̄^ \
/ \ ヽ,゙'゙_,/ .゙l、 `i、 \ _,,―ー'''/ .,r'"
.,,,、.,,i´ .,/^'i、 `'i、`` `--‐'''''''''''''''"'''''''''''゙ `゛ .丿 .,/
{ "" ,/` ヽ、 `'i、 丿 .,/`
.ヽ、 丿 \ .\ ,/′ 、ヽ,,、
゙'ー'" ゙'i、 ‘i、.r-、 __,,,,,,,,--、 / .,/\ `'-,、
ヽ .]゙l `゙゙゙゙"゙゙゙゙ ̄ ̄ `'i、 ,/ .,,/ .ヽ \
゙ヽ_/ .ヽ_.,,,,--―――――ー-ノ_,/゙,,/′ ゙l ,"
` ゙‐''"` ゙'ー'"
432 :
吾輩は名無しである:03/03/22 15:20
>>295>>338>>341(勘弁マスターw)
非常に面白い意見だと思いました。
しかし、理系という出自と梶井の文学世界を結びつけるのにはもう少し手続きが必要かと思います。
>理科系電波だから、色の配合の美しさが先にあって、できあがってみたら爆弾だったと解釈した。
疑問が出ていたようなので、私なりに解釈してみます。
「理科系」というのは、梶井の観察眼の鋭さのことでしょうか。
確かに梶井は事物を非常に即物的に捉えています。ものを「ものそのもの」として見ている。
つまり観察された事物を描写する際、そこにいささかの感傷もすべりこませないわけです。
そういった観察眼の鋭さは、他の作家と比べ際立っており、
勘弁さんが言った「まったく自然主義じゃないよ。」というのは非常に的を得た指摘だと思います。
つづき。
しかしながら梶井のもう一方の特質は、即物的に観察した事物を描写した上で、
そこから一気に飛躍する。想像力の世界が立ち現れてくるわけです。
「檸檬」ではこれが爆弾になるわけですが、ある意味「でんぱ」ともいえましょうw
(あくまで「ある意味」ですよw)
理系出身の作家、社会科学系・人文科学系の作家を分け、
何か特色があるか考えてみたら面白そうですね。
勘弁さん、あなたやってみませんか?
そう。俺に必要なのは手続き。
檸檬の書き直しがなんでかなって思って、
そこで順序を見てみたら色の配合の件があったから、
あ〜、この人は理科の実験をする子供みたいだな、って思っただけなのよ。
それを完成稿ではああいう風に直してるから、
文学的じゃないと本人は思ってたのかもしんないけどね。
観察眼は鋭いと思う。というよりそういう物の見方をしちゃう人だね。
だからいつまでも文学地図の上でひとりぼっちで微かに瞬いてるんだろうね。
>>433 想像力への行き方が、他の小説家とは違うね。凛として端正。
>勘弁さん、あなたやってみませんか?
ノホホンと毎日過ごしてる俺にそんな殺生な。
>>435 >想像力への行き方が、他の小説家とは違うね。凛として端正。
そうですね。私も上で妄想と書きましたが、妄想されたものは一つの観念へと昇華される。
しかも詩的な観念へと。
上でも埴谷の話が出てきましたが、その辺りが埴谷へとつながる線でしょう。
上の二笑亭さん・山名さんの議論で梅崎・安岡の話が出ていましたが、
梅崎・安岡はまた違った受容をしていますね。
>ノホホンと毎日過ごしてる俺にそんな殺生な。
ご謙遜をw
テキストサイト楽しみにしてます。
「妄想」なんて書いて。消したんだった。忘れてください。
俺がホントにノホホンと暮らしてるの見たら納得してくれるだろうに・・。
テキストサイトはイクシ丼とマダムB(Bは全角のB!)を楽しみにしておくんなせぇ。
439 :
吾輩は名無しである:03/03/23 20:16
>>432‐438って自作自演??
〉しかしながら梶井のもう一方の特質は、即物的に観察した事物を描写した上で、
そこから一気に飛躍する。想像力の世界が立ち現れてくるわけです。
マジレスすると、「飛躍」てのはどうだろう。
441 :
吾輩は名無しである:03/03/25 11:44
梶井の小説を最近読んでるからか、最近身体の調子が悪い。
夕方以降微熱が出てしかたない。
妊娠すると微熱が続くよ。
おめでとう。
443 :
吾輩は名無しである:03/03/25 22:10
このスレの中には死体が埋まっている。
これは信じていいことだ!
何故ってこのスレがこんなにも長続きするなんて信じられないことじゃないか。
444 :
吾輩は名無しである :03/03/25 22:33
98さん やめてよ、
445 :
吾輩は名無しである:03/03/25 22:35
REMONとRENOMAの違いを述べよ
447 :
吾輩は名無しである:03/03/25 23:42
448 :
吾輩は名無しである:03/03/25 23:45
449 :
ドクター切人:03/03/26 00:03
(+_+)
>>447 はってない。寝るときにブラなんかつけん!
おまい梶井についてなんか語れよ・・・。
>>450 あなたの書き込みも全く梶井とは関係ありませんが。
そもそも441の書き込みからしてただの思い込みです。
少々の読書で体調は狂いません。
生理もブラもどうでもいいです。
具合悪いなら寝てください。
452 :
吾輩は名無しである:03/03/26 12:41
女の足が生えているんだよね。
>>451 思いこみって百も承知だからまあまあ。
読んだくらいで微熱なんか出ないとね(´ヘ`;)
カラ咳しながらもしや「肺尖カタル!?」なんてあそんだりもしたけど。
454 :
吾輩は名無しである:03/03/28 00:42
梶井は志賀直哉に影響されたというのに、
なぜか志賀直哉の短編読んでもそこまでぐっとくるものがない。
455 :
吾輩は名無しである:03/03/29 20:00
このスレ古いな……。
456 :
吾輩は名無しである:03/03/29 21:09
>>455 古い。そしてスレがのびない。
みんな梶井読もうぜ・・・。
久し振りに来てみたらまだこのスレあったんですね。
僕は梶井のギャグセンスが最高だと思います。
ギャグとは違うんだろうけど、
時折「こいつ絶対笑わせようとしてるよー」てところが僕にはあります。
458 :
吾輩は名無しである:03/03/30 16:56
459 :
吾輩は名無しである:03/03/30 18:00
460 :
spanpanpaaaan!:03/03/31 02:51
>>458 私は子供ののときから、猫の耳というと、一度「切符切り」で
パチンとやってみたくて堪らなかった。これは残酷な空想だろうか?
否。
この文章やその周辺から、梶井はいい年をしてこんなことを考えている
自分をギャグのように表現してるように思った。
おもろいおっさんだなぁ、と僕は笑った。
あくまでも僕の感想なんで怒らないでください。
>>459 なんであんたはそんなうまいこと俺のイタイとこつくんだ!
>460
つか「愛撫」発表時29歳じゃん。
それでおっさんか…そしてギャグか…凄い響きだな。
>>461 当時の感覚(女性が26歳で年増と言われてた)からすると29歳
でも「おっさん」だろ。…まぁ、どうでもいいことだがな。
463 :
吾輩は名無しである:03/03/31 11:46
>>459 個人的意見。
梶井が好きなヤシって就職難しそう。
「デンパ」っていうのが、想像力の過剰すぎる人がかかる一種の妄想癖
みたいなもので、なお且つ詩情に通ずるものだ――と良きに解釈する
ならば、「理系デンパ」という呼称も便利に使えるかもしれないと思う。
科学者で名文家といえば、『吾輩は猫〜』の寒月のモデルになった
寺田寅彦、その研究室に一時在籍した「雪は天からの手紙」という言葉で
有名な世界的雪氷学者の中谷宇吉郎が挙げられる。彼らの随筆が好きで
たまに読み返すのだけれど、確かにそれらには梶井作品に通ずるものが
ある気がする。そして、つくづく科学者に必要ものは「想像力」や「詩情」
なのだと思い知らされる。
432さんが433で梶井の資質を、
>しかしながら梶井のもう一方の特質は、即物的に観察した事物を
>描写した上で、そこから一気に飛躍する。想像力の世界が立ち
>現れてくるわけです。
と表現しているけれど、これが正に新しい発見をして新しい理論を
構築するようなクラスの科学者には必要な資質でもあるようだ。
もちろん客観的観察眼というのは欠かせない資質だけれど、分析に
分析を重ね、既存の科学的手法でこれ以上は分析できないという
ギリギリのところまで到達したならば、あとはシュールで霊感に
満ちたひらめきが去来するのを待つのみ…みたい。
バーナードという組織論の学者(社会科学者)も言っている。
科学で語りえなくなったら、そこから先は哲学と宗教の問題だ…と。
つまり科学者というのは、最初に対象を限定して研究に取りかかるわけだ
けれど、限界まで到達したら、その向こうの世界にも思いを馳せるロマン
ティストなのだろう。
もっと俗な言い方をすれば「霊感」や「詩情」に欠ける人は、ある程度の
仕事はできても、そこから上には行けないのだろうね。
ま、ある程度の仕事をすること自体が大変なわけだけれど。
文ゲー板で梶井好きな同好の士を求めたら、
こちらに抛り込まれました……。
じっくり過去レスを読ませていただきますね。
466 :
吾輩は名無しである:03/03/31 23:25
>>465 いらっしゃい。
まったり梶井を語ろうぜよ。
467 :
吾輩は名無しである:03/04/01 15:09
マダム、その432=433はころにゃん
468 :
吾輩は名無しである:03/04/01 15:11
431もね
余計な事言うな。
過去レスをさらっとですが通読させていただきました。
「交尾」が好きだとこっそり書き込まれている方が数名見受けられて、
嬉しいです。私も「交尾」好きです。
どのように好きなのか説明したい気持ちもあるのですが、
それを語りはじめたらせっかく灯された胸の奥で赫く小さな熾が
消えてしまいそうで、それで、結局なにも語れずじまい。
471 :
吾輩は名無しである:03/04/01 20:35
『交尾』のネコの耳パチンパチンもうっとりするけど、
あのネコの手を目の上にのせるところも好き。
ネコ飼ってないけど飼ってたらやってみたくなちゃう。
桜の季節ですなあ。
473 :
吾輩は名無しである:03/04/04 01:49
「蒼穹」好きな人意外といないですね。
私はこれが梶井のベストです。凄く凝縮されてますよ。
雲が湧き立っては消えてゆく空のなかにあったものは、見えない山のようなものでもなく、
不思議な岬《みさき》のようなものでもなく、なんという虚無! 白日の闇が満ち充ちているのだということを。
私の眼は一時に視力を弱めたかのように、私は大きな不幸を感じた。
濃い藍色《あいいろ》に煙りあがったこの季節の空は、そのとき、見れば見るほどただ闇としか私には感覚できなかったのである。
彼は理系の学生だったでしょ、その上で美術的・造形的な感性も兼ね備えている。
空間・虚無に対する描写は日本文学というより、世界的にみても凄いと思いますよ。
これは、神が彼に書かせたものだと思った。
檸檬とか、愛撫も良いと思いますが、やはり試作品という気がします。
感覚的に分かるって所で終わりがち。
「闇の絵巻」、「桜の樹の下には」も好きです。
こんななかでは思考することさえできない。何が在《あ》るかわからないところへ、どうして踏み込んでゆくことができよう。
勿論われわれは摺《すり》足でもして進むほかはないだろう。しかしそれは苦渋や不安や恐怖の感情で一ぱいになった一歩だ。
その一歩を敢然と踏み出すためには、われわれは悪魔を呼ばなければならないだろう。
裸足《はだし》で薊《あざみ》を踏んづける! その絶望への情熱がなくてはならないのである。
「その絶望への情熱がなくてはならないのである。」
って言葉は、アーティストとしての気概を感じる言葉だ思う。
こういう気概を持っていないと小説家や芸術家にはなれないと学生の頃思ったものです。
>>473 「蒼穹」、私もこれがベストです。
しかも473さんと同じ箇所が好きです。
>>474 レスついて嬉しいですね。
私はかなりオッサンです。梶井を読んだのは16、7ぐらいの時。
私が十代のときは、教科書に梶井はのっていませんでしたから、梶井を知っているのはかなり少数派でしたが、
文学好きの間では誰でも知っている存在という感じでしたね。
私は理工系の学校行って、その後で美術系の大学に行ったりして両面持っていたので、
梶井の感覚が凄く分かりやすかったです。
私は映像関係も興味があったので、彼が今生きていたら映像関係のクリエーターになった
かもしれないと想像したりもしました。
とてもイメージが鮮明ですよね、彼の小説。(小説という範疇ではないですが)
それでただイメージ描写の連続ではないです。どういったら説明できるのか、今でも難しい。
知ってるかもしれませんが、つげ義春の漫画に「愛撫」の一説がでてくるのがあります。
愛撫の一節を真似するんですね。猫の足を目の上に当てる所です。
彼の小説はまねをしてみたくなる一節、または既視感のある一節がよくあります。
実際、既視感・残像・ドッペンゲンゲル(分身)は彼の小説のキーワードです。
剥離感・抜け殻・残像・既視感・分身
彼の描写は鮮明でありながら、うつろな感覚もあります。
私が梶井から連想する物。
アンドレイ・タルコルスキーの「惑星ソラリス」と「鏡」
フランツ・カフカの「城」
但し梶井の小説は重くない。
476 :
吾輩は名無しである:03/04/08 04:08
去年の秋、湯ヶ島に植物採集に行った。
湯が島はアズマヤマアザミの基準標本産地で、
湯が島産の標本が必要になったからだ。
ところが、アザミはなかった。仕方なくブラブラしてると、
梶井基次郎の文学碑があった。彼が友人に宛てたはがきの
内容で「山躑躅が綺麗に咲いている。浄蓮の滝まで行くと、
石楠花が咲き始めていた」と書いていた。そこで、浄蓮の滝
に行ってみることにした。すると、滝でアザミを見つけた。
湯が島から1Km程離れているが、マアよしとした。
つまり、梶井基次郎に案内されて目的を達した訳だ。
「路上」は高校教科書で読んだ。「檸檬」も読んだ。
その他は大したものは読んでいない。そのうち、文庫本
でも買ってみるかと思っている。
アタシはソートーなオッサンです。
477 :
吾輩は名無しである:03/04/08 05:52
何でかわからないけれど、この時期になると無性にに「桜の樹の下には」を読みたくなってきます。
478 :
吾輩は名無しである:03/04/08 05:53
479 :
spanpanpaaaan!:03/04/08 17:47
_________________
/ /
| ./`ー _ ,ヘ /
| /:: ─ _ / ヽ/ 静粛に・・・・!
| ./:::: ─ _/ ヽ この男は今
| /:::::::::ミ_ ─ _ /'〃 赤や青の色彩の画集をゴチャゴチャに積み上げて
| \:::::::::: ─ _ ─ _ /::/ヽ その頂きに恐る恐る檸檬を据えつけた
| \:::: ─ _||| ||:::/ ヽ 最初に言ったはすだ
| /⌒l ━┳━━━━━━━━━━━━┓ そういう行為は一切認めてないと・・・・・・!
| |:i⌒|::|:::::| :::illlllllllllllllll|━━| ::illllllllll|
| |:l⌒| |::::: | :::iillllllllllllllll/ ::::::| :::iillllllllllノ
| |::「]| |::::: \::iillllllllllllllノ/ :::::| :iillllllllノ
|. \_.l |:::::::  ̄ ̄ ̄ ::/ :::::|  ̄ ./
. ./| N:::::::::: (_ ::::_:丿 /
./::: | /: :|::::::::: ー /
/ :::::: |. ./:: ::|::::::: ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) /
/:::::::::::::| ./:::: ::|:::::  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
: : :::::::::::::|.../::: ::|:::: __ /
: : :::::::::::::|/:: ::l:: :::::::: /\
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::::::::::::::::| \ ::::::::::::/ |::::::::::::::::::::
丸善店主
ああゴメンナサイ!!貼るとこ間違えました・・・・
カイジのとこに貼るつもりでした。しかもズレてる・・・
481 :
吾輩は名無しである:03/04/08 17:57
>>480 間違えたとか言って、
丸善店主って書いてあるじゃん。
あっズレてなかった。
>>477 友達と花見に行くと、「桜きれいやな〜死体埋まってそうやなー」とか
言う人がぽつぽついます。おそらくその友達はこの作品を読んだことは
ないんだけれど、どっかでこのフレーズを聞いたんでしょうね。
僕はあの作品のクライマックスは、桜の維管束の中を死体の汁が夢のように
あがっていくとこだと思いますが、あの場面はほんとに美しい映像が見えますよねぇ。
なんか音楽のような作品だと思いました。
>>480 いや、文学黙示録カイジに貼るつもりだったんですよ。
こんなとこにAA貼ってすいませんでした。
>>475 私はいま工学部の大学院に属しています。
でも数式弄るより本を読んだり、音楽聞いたり
写真を見たりするほうが好きだったりします。
つげ義春、私も好きです。
そういえば、つげ義春も理系の要素を持っていそうですね。
カメラの話しだとか。
486 :
吾輩は名無しである:03/04/09 19:18
487 :
吾輩は名無しである:03/04/09 23:17
梶井好きな人って以外と理系が多いのでしょうか。
488 :
吾輩は名無しである:03/04/10 06:03
>>487 そう、みたいですね。
理系に行きたくて行った人間は、
好奇心旺盛ですよ。
梶井の感覚のみずみずしさは、
理系人間の好奇心に近い気がします。
理系の人間でも現国の教科書で接したことがあるからだろ。
大正末〜昭和初期で理系的な奇想を感じさせる
作家に例えば足穂とか賢治がいるけど、たしか
に梶井にも彼らに通じる雰囲気があるよね…
高校の時に三高理科だった(大学は英文科だけ
ど)からかな。
あげ!
492 :
吾輩は名無しである:03/04/16 00:49
顔なんかごっついよね。
始めて写真見たときは激不細工で凹んだ。
作品は好きなんだけど。
>>493 ははははは。
あの顔がいいんだよ。それに背も高かったんでしょ。
宇野千代に「あの梶井基次郎の笑ひ声」というエッセイがあるけれど、彼の写真を見ているとその豪放磊落な笑い声が聞こえてくるようだよ。
495 :
吾輩は名無しである:03/04/17 07:53
そういえば梶井の声ってどんなだったんだろうね。
あれで甲高い声とかだったら萎える。
496 :
吾輩は名無しである:03/04/17 18:57
>>495
それだけはやめてくれ。・゚・(ノД`)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
498 :
吾輩は名無しである:03/04/21 23:25
鼻のかんじから想像するに「よさくー。よーさーくー」
499 :
吾輩は名無しである:03/04/21 23:50
(´-`).oO梶井が美青年だったらなぁ・・・惜しい
500 :
吾輩は名無しである:03/04/22 01:25
いいや、彼が美青年でないから、男性の作家から評価されて来たのです。
彼が美青年であったら、今迄の本当の作家としての評価があったかどうか?
おそらく、もっと浮ついた人気になって、作家として正当に評価されにくかったと思います。
501 :
吾輩は名無しである:03/04/22 01:31
>>500 まじさ、おれは梶井の顔知らなかったのよ。
でも梶井の文庫本はいつもポケットに入れてさ、
「檸檬」よろしく街を徘徊していて。「冬の日」とか原稿用紙に筆写した。
顔を知ったのはそのあとだけど、何とも思わなかったし、
最初に知っていたからって、別に〜だったよ。
梶井が書いたものだけが、俺にとってすべてだよ。
あぼーん
503 :
吾輩は名無しである:03/04/22 02:55
>>495、顔の骨格が似てると声も似ることが
あるようだから、俳優の村田雄浩の声なんか
似てるかも。少し高めかもしれませんね。
「檸檬」はさだまさしの同名の歌がきっかけで読みました。
最初丸善は東京のだと思いこみ、
御茶ノ水丸善を興奮して徘徊してまつた。
「新京極」ってあるのに。
「路上」が特に思い出ぶかいです。
504 :
吾輩は名無しである:03/04/23 16:15
いや、梶井がもし美青年だったら、逆に評価されにく
かったかも。
ああいう普通の顔だったからこそ、純粋な意味で文章が
評価されたのだと思う。
505 :
吾輩は名無しである:03/04/23 19:27
普通の顔以上だと思うのですが。
506 :
吾輩は名無しである:03/04/24 16:43
顔については・・どんなだったか思い出せない。
508 :
吾輩は名無しである:03/04/25 21:16
>506
いや…そのつまり……普通の尺度でははかれないくらいの顔、
という意味なのですが。
509 :
吾輩は名無しである:03/04/25 21:20
>>507
勘弁マスター!!!!!!
好きです!
付き合ってください!
511 :
吾輩は名無しである:03/04/25 22:37
>510
とにかく普通以上だということは確かなのです。
顔が関係ある作家もいないとはいいません。
例えば太宰が不細工だったら、あのような作品群は生まれなかったと言えましょう。
谷崎もしかり。
しかしながら梶井の場合、顔の美醜とその文学に於ける関連性は見出しにくいと思われます。
そもそも男の顔の美醜に対する意識自体、当時と現在とではかなり相違があると考えられます。
ゴリラーマン談義はこの辺で終了してもよろしいか?
>>473 >>474 私も「蒼穹」好きです。
というより、梶井はどれも好き。
ベストは決められませんね。
30歳以下の奴にも読まれてるのか?
檸檬が教科書に載ってるからかな。
>>514 最初の梶井体験って普通高校生ですよね。
10代ぐらいで猛烈にはまるんじゃないでしょうか?
今では教育指導要領の改悪により、梶井読者も減るかも知れませんね。
516 :
オリジナルノイズ ◆KJQVF4h9Ug :03/04/26 11:34
俺も「蒼穹」にはまったクチだ。散文詩だな。
梶井基次郎の文章、長持ちしているけど、
今ではだいぶ古びてきたな、という印象を、個人的には持っている。
どの小説の中だったか(檸檬だったかな?)「逆説的な本当だった」
というフレーズ、読んだときには「カコイイ!」と思ったものだが、
今はそうは思わない。
517 :
吾輩は名無しである:03/04/26 11:49
「のんきな患者」についてはもうどなたか書きこんでいらっしゃるのでしょうか?
よかったらこの作品について教えてください。
また、梶井が文体を写して勉強した、という志賀直哉との関係もご存知の方、
教えていただけますか?
518 :
吾輩は名無しである:03/04/28 19:31
>>514 21歳。学生。梶井好きなのって10代後半から20代が多いと思うんだけどそんなころはない?
519 :
吾輩は名無しである:03/04/28 21:21
コノスレニモイタカ カエレ!!
( ・∀・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/ >497
(_フ彡 /
520 :
spanpanpaaaan!:03/05/04 04:26
梶井読んでる香具師はレディオヘッド聴いてるとか言ってみていいですか?
521 :
吾輩は名無しである:03/05/05 10:44
(゜凵K)イラネ
今更ですが勘弁 ◆cheerzFXQc は松岡正剛の千夜一夜からかなりパクッてますね
多かれ少なかれみんなソージャン。
524 :
吾輩は名無しである:03/05/05 15:29
( ゜,_ゝ゜)バカジャネーノ
525 :
吾輩は名無しである:03/05/05 22:03
今日京都に行って来ますた
八百卯で檸檬を買いますた
近所の交番で「梶井基次郎の檸檬の八百屋はどこですか?」って聞いたら
おまわりさんがずっこけてました
八百卯のおっさん曰く、檸檬を買って丸善に行くひとや丸善に檸檬を置いてくるひとは結構いるそうです
国産檸檬1個250円。2個買って1個妹にあげますた
>2個買って1個妹にあげますた
ここがいいね。実に、いい。詩人だね。
527 :
吾輩は名無しである:03/05/05 22:47
そのレモンは何に使って食べたの?
>>526 ありがとうござます
>>527 目覚まし時計の横、グレープフルーツの横に並べております。
529 :
吾輩は名無しである:03/05/05 23:14
いいなぁ、レモンの香りかぁ〜
530 :
吾輩は名無しである:03/05/05 23:24
>>525 >国産檸檬1個250円。2個買って1個妹にあげますた
たしかに、なにげにいい。
531 :
吾輩は名無しである:03/05/05 23:29
レモン欲しいなぁ〜 (ついでにエビフライもー)
532 :
吾輩は名無しである:03/05/06 22:28
( ゜,_ゝ゜)バカジャネーノ
533 :
吾輩は名無しである:03/05/06 22:38
性格わるそー
534 :
吾輩は名無しである:03/05/09 02:10
ゴリダンクできそー
535 :
吾輩は名無しである:03/05/09 11:20
>>514 18歳。高1んとき教科書に載ってた「城のある町にて」の『ある午後』
読んではまってたクチです。
>>520 確かに当時は聴いてましたがなにか?
536 :
spanpanpaaaan!:03/05/10 15:00
>>535 いや、僕も梶井を熱読してた時期とレディへを熱聴してた時期がかぶってるんです。特に檸檬とベンズ。
なんか弱者の反逆の中で見せる美しさみたいなのが好きだったのかなぁ。
そういう共通点を感じてましたが、あなたはどうですか?
537 :
吾輩は名無しである:03/05/13 14:29
「これは檸檬の香りですか?」
「いいえ、夏みかんですよ。」
538 :
吾輩は名無しである:03/05/13 14:30
タクシーに乗った夏みかん
539 :
吾輩は名無しである:03/05/13 16:51
温州蜜柑と苺姫
540 :
吾輩は名無しである:03/05/14 09:58
梶井の小説には、肉食者の脂気がなく、菜食者的な匂いが、淡々として澄んだ静け
さのなかにある。しかし、これは、じつは、しょっちゅうビフテキばかりたべていた梶
井が意図的に仕組んだ自己の虚構化に他ならない。
541 :
動画直リン:03/05/14 10:21
542 :
吾輩は名無しである:03/05/15 02:52
「檸檬」の文庫買いたいのだが、どの出版社がおすすめ?
543 :
吾輩は名無しである:03/05/15 18:10
544 :
動画直リン:03/05/15 18:21
今現在の文学板でDAT落ちしてないこのスレ最古だよ。
546 :
吾輩は名無しである:03/05/17 15:12
梶井って発表作品数少ないのに、人気あるよなぁ…
548 :
吾輩は名無しである:03/05/19 00:06
>>546 どうせ評価される作品はひとりの作家に2、3作がせいぜいだから、
梶井みたいに作品数が少なくてもあんまし読者の実感ベースでは変わんないのかも。
粒ぞろいの短編集っていうのは、買うときにもお得感あるし、後世に残り易い要素はあるのかな。
もちろん作品の多くが商業誌に発表されていないというのは驚きだが。
549 :
吾輩は名無しである:03/05/21 23:58
青春における心の危さ、移ろい安さとかを上手く描き出す作家だと思います。
檸檬は最高やね。
あんな文章かけやしない。
「つまりはこの重さなんだな」
「その檸檬の色彩はガチャガチャした色の諧調をひっそりと紡錘形の身体の中へ
吸収してしまって、カーンと冴えかかっていた」
『檸檬』のどこがいいのか……
夏蜜柑の方が爆発しそうだろ?
カーン
カーン
カーン
ママレモン
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
555 :
吾輩は名無しである:03/06/09 23:18
マスコミの盗聴、盗撮は許されるのか?
http://natto.2ch.net/mass/kako/974/974478132.html 489 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/11(水) 17:25
一般人なのに盗聴される、じゃなくて、「一般人だから盗聴される」んじゃないのかな?
基本的にネタ集めのためにやってんなら、有名人のネタを盗むと、有名人は告発できるし、
そんなことされても当たり前だと思われるので告発しても信じてもらえる。
そうでない人は、ここの途中の書き込みにもあったように「電波」扱いされるだけ。
ただで、ネタを仕入れるんなら、一般人に限るでしょう。
マスコミは自分らの無能さを恥じてほしいです。
ちなみに私が盗聴されはじめたのは、芸能人にストーカーされ始めてからでした。
そこからマスコミに広がって行った。
だから余計「妄想」とか思われそう。
友人に話したら完全に病気扱いされた。ストーカーって言葉がない時代だったしね。
書いておいておいた小説のネタが、他人の原作でドラマ化されたときにはきれまくっ
たなあ。(一度や二度のことじゃないけど)
556 :
吾輩は名無しである:03/06/09 23:49
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧(⌒) )) /
(# ゜∀゜),/ < 川詐欺憲次郎は球界最強のサギ師!
(っ / \
ノ ,つ ) \______________
(__)(__)
http://allstar.sanyo.co.jp/ 井川 慶 570,918 松坂 大輔 436,972
川崎 憲次郎 538,084 岩隈 久志 266,883
上原 浩治 316,111 新垣 渚 224,721
川上 憲伸 255,509 和田 毅 166,135
伊良部 秀輝 201,743 清水 直行 101,212
T・ムーア 132,659 黒木 知宏 59,236
557 :
吾輩は名無しである:03/06/10 02:43
558 :
吾輩は名無しである:03/06/10 04:53
良レスはスレの宝だ。
檸檬中間テストなんですがどこやればいいですかね?
ポイントを教えてください
テストで檸檬の
鋭く尖っていた風景がfっとしずまる
と
魔法の時間
とはどういうことですか?
561 :
文芸誌もやっているので:03/06/10 23:41
867 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/08/14(火) 19:21
>最近の文化で突出した作品が出ないのは、
>盗聴やストーカーが原因だろうというのは
>既出かな。
>ずっと後の時代になってから、
>「この時代のマスコミ・文化は、盗聴や盗撮で作られているため、価値無し」
>と言われることになるのか?
嫉妬が生み出す歪んだ狂信的平等主義がマスコミ業界で
お互いに足を引っ張り合う状態を作り出してるからね。
562 :
文芸誌もやっているので:03/06/10 23:47
マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その5
http://natto.2ch.net/mass/kako/998/998142751.html 144 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/08/22(水) 23:01
陰謀論じゃなくて、実際にマスコミは
人の家に勝手に上がり込んだり、カメラで盗撮したり
自作自演をやって批判されたり、いろいろな不祥事おこしてるじゃない。
政治家の発言を捻じ曲げて報道したり。
どうでもいいようなくだらない取材をしてるかと思えば、
重大な事件があってもタブーに触れるのを恐れて報道しなかったり、
容疑者の段階で完全に犯人扱いしたり、
17歳だとかテレビゲームをやってる人は全員、
犯罪予備軍であるような根拠の無い差別を煽り立てたり。
要らないことばかりするよな。
その中で一般人を盗聴してそれを使って、
個人攻撃らしきことをやってることが表面化してないだけだよ。
564 :
吾輩は名無しである:03/06/11 00:01
かじいいなんてどこがいいんだか( ´,_ゝ`)ぷっ
おまえらぜんいんばか
566 :
吾輩は名無しである:03/06/11 01:08
↑が馬鹿っぽい。
567 :
文芸誌もやっているので:03/06/11 01:30
マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その8
http://natto.2ch.net/mass/kako/1011/10115/1011522150.html 598 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 02/03/06 16:45 ID:OnbB/0Jy
ある作品が誰かからの盗聴をネタもととしているかどうかを
証明するのは難しいのは確かでしょうが、日本の主要マスコミ各社なみの
規模の大きさで盗聴が行なわれていることからすると、そこと何らかの
繋がりのある制作者の作品が盗聴をネタもととしたものではないことの
証明も難しいのではないでしょうか。
盗聴という行為本来が犯罪的なものである以上、それを行なうのには、
それなりのリスクを犯してもなお達成する必要のある
目的があればこそなのだろうことは想像に難くないですね。
それが、制作のネタもととした上で得る対価なのか、
まったく他の何かであるのかは、被盗聴者それぞれのケースと同時に
盗聴者それぞれの立場によっても異なるものと思う。
でも、いずれにしたところで、盗聴という行為に頼り続けてけていること
自体、影でこそこそやらなければいけない何らかの理由があるのでしょう。
私の体験上、同時期に同じモチーフ、同じ言葉が
違う番組、違う人、違う制作の中で繰り返し使われていたりすると、
それらは盗聴がネタ元である可能性大です。
568 :
吾輩は名無しである:03/06/11 06:18
>>559 とりあえずこのスレを全部読んでみろや。
その時間がなければ
>>557の表示先だけでも読めや。
ゴ
リ
ラ
570 :
吾輩は名無しである:03/06/19 22:37
ラ
ブ
ホ
571 :
吾輩は名無しである:03/06/19 22:41
560に具体的な回答が無いのは何故。
572 :
吾輩は名無しである:03/06/20 11:55
つうか答えるようなことか?
573 :
吾輩は名無しである:03/06/26 20:15
こんな所に梶井好きが集結していたなんて、
初めて知りました。なんだか嬉しいぞ。
高校の時、バイトの初給料で基次郎全集を買ったのを
思い出した。売っちゃったけど。
>353
確か習作かなんかで極を「とおる」と読ませていたことが
あります。かなり無理目に。
何の作品か忘れましたが…。
574 :
吾輩は名無しである:03/07/02 17:45
この前ちくま文庫から出ている全集読みました。
作品そのものより最後の宇野千代の文章が印象に残ってます。
全集、全一巻しかないみたいだけどこれに全ての作品が入ってるのかな?
575 :
細江直矢 ◆DjjhnUajcs :03/07/02 21:14
●●●マスコミの 「盗聴/盗撮」 は許されるの?その7A●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1004/10049/1004950940.html 615 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 01/12/29 21:36 ID:UPTFCLuM
自作自演組織その1
マスコミには番組を作るためのネタが尽きた場合に、
金をもらって「自作自演を請け負って」ニュースや番組のネタを提供をする
サクラの様な(公安警察のサクラとは違う)組織があるのではないでしょうか?
自作自演がばれない様にするためにマスコミ関係者とは直接には関係ない
「自作自演を請け負う組織」が存在するのではないかと思われます。
ここに書かれている盗聴に伴う集団ストーカー的な嫌がらせなどは
マスコミとつるんだ、さくら部隊が請け負っているのではないでしょうか?。
「自作自演請け負い組織」はネタを自作自演する意外にも、
マスコミ業界批判者を叩いたり、同じ業界人の犯罪行為の口封じのため
に動員されることもあるのではないでしょうか?
某テレビ局の記者が珊瑚に傷をつけてそれを番組のネタにした自作自演が
行われましたが、実はこういった行為は氷山の一角で
「組織的」日常的に行われているのではないかと疑ってしまいます。
マスコミ業界の腐敗はわれわれの想像をはるかに超えていると思います。
多分、自作自演組織の存在を知っているのはマスコミ業界の一部の人間だけでしょう。
大半のマスコミ人は知らないのではないのでしょうか?
576 :
吾輩は名無しである:03/07/04 17:41
湯ヶ島湯川屋いこー
577 :
吾輩は名無しである:03/07/04 22:34
湯川屋ツアー行きたい〜!!
578 :
吾輩は名無しである:03/07/08 03:49
梶井の良さがわからない。
文章は綺麗だと思うけど、読んでて面白いと感じない。
あえて言うなら冬の蠅がちょっとだけ面白かった。
579 :
吾輩は名無しである:03/07/14 17:02
湯川屋のおばあさんとは顔見知りです。蛍はもう終わっちゃったかな?
湯本館までの夜道を散歩しますと、きっとだれかが渓に向かって石投げます。
それから、川端先生にもらったリンゴを磨いたりします。
牧水愛飲の「天城」をしこたまのみます。よかよか。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
581 :
吾輩は名無しである:03/07/15 20:26
(⌒\ ∧_∧
\ ヽヽ( ´_ゝ`)
(mJ ⌒\
ノ ∩ / / ∩ ___
( | .|∧_∧/ / | |
/\丿 | ( )/ |\⌒⌒⌒\
(___へ_ノ ゝ__ノ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
582 :
吾輩は名無しである:03/07/28 13:57
学校で檸檬やったんですけど、その教師がどうも檸檬嫌いなようで
「この小説は全く先生には理解できません。何でこれが教科書に載ってるか
不思議です。ちょっと退屈な授業になるかもしれませんが我慢してね。」
って言うからどんな小説かと思ったら面白いじゃないですか!
585 :
吾輩は名無しである:03/07/28 23:17
>>582 その学校の教師は、教師をやる資格が無いよ。
つまらないと思っても、あるいは分からなくっても、生徒に先入観を与えるべきではない。
そういう事を平気で言える事からすると、かなり鈍感なヤツで、檸檬のすっぱい香りさえも嗅ぐことができないのだろうな。
>>585, 582
実際に会ったら分からないけど、俺は良い先生と見た。
文学はたぶんに個人の感性に基づくものだから、
嫌いなものは嫌いと言うのはかまわない。教科書に載っているからと、
無批判に薦める教師よりは、はるかに良い。
その退屈になると言った授業の内容を知りたいものだ。
587 :
吾輩は名無しである:03/07/28 23:33
>>586 嫌いと言ってるのではなく、
この小説は全く先生には理解できません。何でこれが教科書に載ってるか不思議です。
って言ってるんですけど…
理解できなければ、授業にならんでしょうに。生徒に教えてもらったら良いのにね。
>>585 そりゃあんたの方が鈍感。
>>582の教師は、先入観を植え付けようとしてるんじゃなくて、
自分が檸檬の面白みを理解できていないために
授業で不当に悪い印象を檸檬に与えてしまいかねないことを
前もって生徒に断わっているだけだと思うが。
自分は、その教師の意図に関しては
>>588氏のようにとらえてる。
また、この場合の「わからない」は、理解ではなくて共感とかそうい
った領域だろうと思う。
ただし、それらを考慮に入れても、私はその教師の物言いには好
感が持てない。
例えば食堂の店主が「うちで作ってる食事はまずいけど勘弁して
ください」と言い訳しながら料理を差し出すのは、正直なのではなく、
プロ意識に欠けると共に、客に対する甘えだと思うから。
プロなら、嘘でも「うちで作ってるのは上手い」という態度を取るべき
だと思う。上手かったかまずかったかを決めるのは客なのだから。
この教師の場合も同じこと。
一方、教科書に載ってようがなんだろうが嫌なものは嫌なのだ、も
しくは理解できないから教えられない、というのならば、やるべきで
はない。いずれにせよ、態度が不徹底だと思う。
590 :
吾輩は名無しである:03/07/29 01:57
そんな教師は、職員室の机の上に檸檬でも乗っけてしまえ。
592 :
585,587:03/07/29 23:35
>>591 そうだね。実際にやったら、その教師も「檸檬」が分かったかも知れない。
「俺はアカデミックな知識があり文章は読解できても、感覚的な事が理解できない
気詰まりな存在 なんだ。」ってね
>>589 582の教師の、
「何でこれが教科書に載ってるか不思議です。ちょっと退屈な授業になるかもしれませんが我慢してね」
ってないんじゃない? ひどいんじゃない?
俺が教師だとして、嫌いな作品や感動できない作品であったとしても、こういう事は絶対に言わない。
「私はこの作品がよく分かりません。良かったら先生に良かった所を教えてください。」というべきでしょう。
彼は恥を掻きたくなかったのですよ。なるたけ素通りしたかったのです。
この作品を教科書に載せるより、私はこの作家のこの作品のほうが良いと思いますとかのほうが良い。
「檸檬」は教科書向きではないよ。梶井なら「蒼穹」あたり。
ほかの良い作品も闇・暗の部分があって、学校で教える教材としては向かない。
檸檬はベクトルが当たり障りが無いからいいのか。
>>589 この件に限らず、「指導要領はこういう答えを要求してて、私は違うと
思うけど、でもテストにはこういう答えを書いといてください」みたいな
物言いが、文部省とか画一化教育に対する反骨精神だと勘違いして
る人がいるよね。
594 :
吾輩は名無しである:03/08/13 16:42
AGE
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
596 :
吾輩は名無しである:03/08/16 02:56
やはりちくま文庫がよろしいか。
597 :
吾輩は名無しである:03/08/17 19:54
つくつくぼーし
つくつくぼーし
すっとこちーよ
すっとこちーよ
じー
598 :
吾輩は名無しである:03/08/21 12:53
梶井基次郎全集を購入。
イイ!!
599 :
吾輩は名無しである:03/08/21 16:33
´*:;,. ★ 〜☆・:.,;*
http://www.gals-cafe.tv ´*:;,. ★ 〜☆・:.,;*
夏なのにカノジョがいなくてこまってるそこのアナタ!
同じくカレシのいないなつきちゃんに会いにこないっ?
一週間の間、10分間はカクジツにさんごはあなたのもの♪
え?それ以上?それはぁ・・・えへっ(≧▽≦)~~*
アナタがなつきにもっと会いたくなってくれたら、かな☆
ここで待ってるから、必ず来てね!来てくれないなら…おしかけちゃうぞ♪
´*:;,. ★ 〜☆・:.,;*
http://www.gals-cafe.tv ´*:;,. ★ 〜☆・:.,;*
600 :
吾輩は名無しである:03/08/21 17:26
作者を取り巻く閉塞感漂う状況とレモンイエローに輝く檸檬の瑞々しさとが
すばらしいコントラストとなっており、高校の時に読んで、これはいい作品
だなあ、と思った。
丸善で自分には買えない高価な本をたくさん積み上げ、その上に爆弾にみた
てた檸檬を置いてそのままずらかる・・・・・
檸檬1つのもたらす作用によって作品の暗い雰囲気が払拭されるような爽や
かさを感じた。
私の脳内檸檬にはいつもカビが生えていたらしく、
丸善店内と檸檬にコントラストを見出せませんでした。
602 :
吾輩は名無しである:03/08/30 09:19
伝説の美香語録
「私は宮本輝の生まれ変わりだ」
「私に文学を感じない奴は二度と文学の本質に触れられない」
「小説は全部ノンフィクションですよ。私はそういうウソとかつけないんです。
作り事の小説を書いても人の心を揺さぶらないでしょう」
「工藤はカスの作家。工藤に負けるやつは人生終わりだ」
「オイディプスの両目潰しはいつか真似してみたい」
「本当の文学は平野啓一郎でもなく村上春樹でもなく美香にある」
「中上健次に島尾敏雄・・私の選ぶ文学は最高にcoolだ」
「300人で図書館借り切って読書会したことあります」
「2ちゃんの書き込みだけじゃなく、全てにおいてノンフィクション」
「美香の文学はタイム・カプセル。30世紀の人間を驚かせますよ。逆に、今の
奴らには少し高級すぎたかなって反省もある(笑)」
あぼーん
またもや久し振りに来てみたんだけどなんじゃこりゃ。
じゃ、まぁ、梶井はロックだっていうことでお願いします。
梶井は4畳半フォークだろ。
梶井はトライアングル。
607 :
吾輩は名無しである:03/09/07 15:57
梶井はハマー。を、もうすこし哲学的にした感じで。
256 :名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/04 14:28 ID:yXZpfAwM
うっすら思ってたんだが
ハマーって梶井基次郎の小説の主人公に通じるものがあるよな?
608 :
吾輩は名無しである:03/09/10 12:43
梶井、あの顔で関西弁で…
怒ったらめちゃくちゃ怖そう。
作品にはあんまり激怒する描写ないけど。
609 :
吾輩は名無しである:03/09/10 16:34
梶井で卒論書こうと思ってるんだけど、なんかいいテーマないですかね?
>>609 ダーウィンの進化論と絡めてお書きなさい。
611 :
吾輩は名無しである:03/09/10 16:58
怒ったらめちゃくちゃ怖そうでも体弱そうだから
喧嘩勝てそう
>>610 梶井本人ではなく、彼の作品に焦点を当てたいんです。
わがまま言ってすみません
>>612 それはキミ、もったいないよ。梶井はおいしいキャラなのに。
ノートルダムのせむし男
617 :
吾輩は名無しである:03/09/11 16:55
これ読んでるうちに何故か梶井の顔が浮かんできた↓
両目とも目ばちこになっちゃったよー。こんな事ある〜?
朝起きたら目蓋開かんとですよ。何しても闇です。
鏡で顔を見て笑っちゃったよーもう、ギャルっぽく。
何〜こいつ?もう超水死体〜ってさ。
もうねぇ街で擦れ違う人が皆ちょっとねぇ
感電した感じのリアクションとるんだよ。
姿が醜いだけで心優しいモンスターの気分だよねぇ、実際。
普段は森にこもって生活してさぁ、夜中にしか村歩けないの。
でもね、顔を見て怖がらなかった少女と一緒に
花の首飾りとか作って遊んでさぁ。
夜中にぜんまいとか、つくしとかの山菜盛りだくさんを
その少女の民家の前にそっと届けるの。
で、帰り道に農夫に猟銃に撃たれてTHE・END
切ないでしょ?そんなのイヤだし病院行って来ま〜す。
特に五行目からは梶井モンスター役で光景がさまざまと浮かんできた。
618 :
吾輩は名無しである:03/09/11 17:40
檸檬のような彼女をむしゃぶりたひ・・
梶井のような彼女にむしゃぶられた
622 :
吾輩は名無しである:03/09/11 22:50
>>621 マ○コは熟成して病巣が湧き、堪らなく臭い。それでいて水晶のようなマ○汁をたらたらとたらしている。
>>621は貪婪な蛸のように、それを抱きかかえ、いそぎんちゃくの食指のような舌頭を使って、その液体を吸っている。
何があんな花弁を作り、何があんな襞を作っているのか…
これ以上想像するのはキツい
623 :
吾輩は名無しである:03/09/17 01:17
まともなこと書け。
624 :
吾輩は名無しである:03/09/17 01:30
梶井基次郎「冬の蝿」より
突然私の後ろから風のような音が起った。
さっと流れて来る光のなかへ道の上の小石が
歯のような影を立てた。
(中略)
しかしそれは自動車が走っているというより、
ヘッドライトをつけた大きな闇が前へ前へ押し寄せて
ゆくかのように見えるのであった。
625 :
吾輩は名無しである:03/09/17 16:42
よっしゃぁぁぁ・・・・・
紀伊国屋書店のレジに檸檬4つ置いてきてやる・・・
憧れのあの店員さんも爆死だぜw
新卒のあいつか?
627 :
吾輩は名無しである:03/09/18 11:46
最近仔猫を飼い始めた。
瞼の上にのせたら思いっきり爪立てられました。
よかったまだ仔猫で…
それにしても梶井と猫ってなんかほほえましい光景だね。
628 :
吾輩は名無しである:03/09/18 15:14
>>627 でも頭の中では「この耳をパチンと・・・」とか考えててw
あぶねー。
629 :
吾輩は名無しである:03/09/20 11:38
わかってるくせに
「一体、これ、どうしたの?」と
妙にしたでに出て訊く梶井たんがかわいい。
630 :
吾輩は名無しである:03/09/23 02:07
必読の梶井諭を教えてください。
冬の日に日向ぼっこして疲れればいい
632 :
吾輩は名無しである:03/09/28 00:33
このスレが、文学板では一番の最古参スレであることが、検索にて判明しました。
根強い人気というか、驚くべき進行の遅さというべきか・・・、とにかくスゴイことです。
ちなみに2位は、【ロシア文学スレッド】というヤツで、このスレから遅れること17日後の2000年7月15日に誕生していました。
まさに、20世紀の生き証人ですね!
これからも、マタ〜リと0寿命を全うして、できれば足掛け5年に突入して欲しいものです。
3位は2000年7月24日の吉本ばななだな。まさに前世紀の遺物。
635 :
吾輩は名無しである:03/10/01 15:22
他の板に比べて、ここは長老スレが多い。
他は、せいぜい2002年春くらいだよ。
それ、単にスレの回転率が悪いってことでしょ?
レスの付きが悪いからいつになっても次スレに移行できないし、かといって
スレの順位移動も激しくないから落ちもしないという。
文学板もそうだけど、民俗板なんかもそうだ。向こうには下手すると2ちゃ
ん創生期のスレが残ってるんじゃない?
637 :
吾輩は名無しである:03/10/01 15:32
やっぱり梶井基次郎! 00/06/28 23:23:49
ロシア文学スレッド 00/07/15 23:50:13
みんな、吉本ばななが嫌いなの? 00/07/24 07:36:32
文体模写 スレッド 2 00/08/04 14:13:38
有島武郎 00/09/09 19:47:34
志賀直哉 00/10/14 00:57:38
中島敦。 00/11/09 23:08:09
ここまでの7個が、前世紀の遺物
638 :
吾輩は名無しである:03/10/04 21:09
21世紀の梶井基次郎
639 :
吾輩は名無しである:03/10/04 22:43
スレタイに不意にワラってしまいマスタ
ごめんね。梶井。
640 :
吾輩は名無しである:03/10/09 13:11
透徹な文章。
641 :
吾輩は名無しである:03/10/11 14:13
基次郎age
642 :
吾輩は名無しである:03/10/11 14:32
梶井も閉じろ!
643 :
吾輩は名無しである:03/10/11 19:06
>>642 ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
644 :
吾輩は名無しである:03/10/24 16:44
age
梶元 次郎
646 :
宝貝ひとつで覚醒できるのさ:03/10/31 23:17
梶井基次郎大好きです、こんなスレがあったなんて。
僕はよく一人で旅行したりするんですが、かならず「檸檬」をもって行きます。
あと、前スレずっと読んでみたんですけど理系だったなんてはじめてしりました。
そして僕も理系です。理系に人気があるってゆう書き込みがありましたが、
本当なのかもしれませんね。
>こんなスレがあったなんて。
藻前・・・このスレは20世紀からあるんだぞ・・・。
648 :
吾輩は名無しである:03/11/03 14:45
梶井基次郎って純文学?
649 :
エーテルノート:03/11/04 00:42
プラスティックトゥリーってゆうバンド好きな人いませんか?
同じにおいがする。おそらく彼に影響受けてると思われ。
650 :
吾輩は名無しである:03/11/05 01:01
京都に行ったら八百卯でレモン買って丸善に置いてこなくちゃね。
京都いったら俵屋に泊まれよ。
652 :
「桜の樹の下には死体が埋まっている!」:03/11/09 18:31
が、衝撃だったな。やっぱ。
しかし小説として秀作なのは「檸檬」
だと思う
ケイの商店は如何?
「ケイの商店」は知らんが、「ケイの娼店」はいい店だ。
655 :
吾輩は名無しである:03/11/13 19:16
>>597 つくつくぼーし じゃなく、 ちゅくちゅくおーし だね。惜しい(w ちなみに「城のある町にて」か。
656 :
吾輩は名無しである:03/11/13 19:20
ゴリラみたいな顔してるなw
梶井はその顔とは半面に非常に繊細な人物だった。
彼の自分の顔へのコンプレックスは作品にも出ていたと思う。
檸檬にしても、それを爆弾へと妄想して丸ビルに置いてくるというのも、どうだろうね。
俺はああいう繊細な文章が好きだね。
658 :
吾輩は名無しである:03/11/16 12:00
>>657 梶井の文章は一つの極致だよなあ。
何の極致なのかは判らんが、追随や模倣を許さぬ何かがある。
>>658 昭和の奇跡と呼ばれていますね。
生前は無名の作家でしたが・・・。
660 :
吾輩は名無しである:03/11/26 19:24
「城のある町にて」の信子ってモデルいるんですか?
もしいたら基次郎、淡い恋とか…。
661 :
吾輩は名無しである:03/12/22 12:01
僕達の好きなカジ公age
あぼーん
663 :
吾輩は名無しである:04/01/10 22:38
梶井の文章好きだ。
話の面白さとかじゃなくて、文章そのものの美しさや想像力そのものに感激したのは初めてです。
664 :
吾輩は名無しである:04/01/21 01:34
梶井基次郎と夢野久作。これ。
665 :
吾輩は名無しである:04/01/22 21:46
なんかさ、近藤勇(香取ぢゃなくて、本物)って梶井そっくりなんだよ。
666 :
吾輩は名無しである:04/01/25 14:51
それ思った!
667 :
吾輩は名無しである:04/01/25 14:55
ブサイクだよな。梶井って。でブンガクとか言っててよ、笑うよマジ。
こないだ丸善で見かけたケドよ、なんかレモンもってニヤニヤしてんの
すんげえ怖かったよ、イっちゃってるわなアレ。声かけないで逃げてきたよ。
剣呑剣呑。
668 :
吾輩は名無しである:04/01/27 21:01
彼の代表作はやはり檸檬だと思う。
檸檬一つとっての表現力とかすごい綺麗だし
檸檬って所に焦点を置いたのがまたいい!
「メロン」じゃいまいちだもんな。
671 :
吾輩は名無しである:04/02/06 09:31
定期あげ
672 :
吾輩は名無しである:04/02/11 14:24
梶井様
わたしはあなたに抱かれたらなんとしょう。
ほわり。みどりの風になって、青い青いと海の上をわたって行くでしょう。
七里ガ浜に行きましょうねえ。あの、浜ぼうふうの影で休んだら
小さな詩をひとつプレゼントしてくださいな。
ひとつかみの砂とともに。
英字びすけっとを懐紙に包んであの娘にあげませう。
ああ、あのパラソル・・・・が。
674 :
吾輩は名無しである:04/02/27 17:06
>673
すげー。
いいもの教えてくれてありがたう。
675 :
吾輩は名無しである:04/02/27 17:58
676 :
吾輩は名無しである:04/03/12 21:57
すげーおもしろかった。
文章がどうとかは特に思わなかったけど
この人の持ってる感覚というか感性がおもしろいと思た。
>>673 その職人さんやるね
漏れもKの昇天は好きだな
梶井命日記念パピコ
679 :
吾輩は名無しである:04/03/31 13:08
「器楽的幻想」が好きです。
「蒼穹」を読んだら、
何だか何がどうしたってわけじゃなく
じんわり涙がでてきた
681 :
吾輩は名無しである:04/04/05 12:07
昨日、梶井の『檸檬』を筆写した。
感覚の鋭敏さを改めて感じたのは言うまでもないが、
一つ分かったのは、序盤が小説として書かれているのに、
終盤はどちらかと言えば散文詩に近いということだたよ。
682 :
吾輩は名無しである:04/04/08 22:17
俺は「闇の絵巻」が一番好き。
只の帰り道がああなるとは。
683 :
吾輩は名無しである:04/04/10 21:45
全体的に暗いワケだが・・・鬱病の人は読まない方がいい?
俺は鬱もちだけど、好きだよ。
「あー、こういう気持ちわかるなあ」とか思える部分もあるし。
読んで落ち込むってことはないかな。
あくまで僕の場合、ですが。
685 :
吾輩は名無しである:04/04/13 21:50
初めて読んだ時は何とも思わなかったのに、最近読み返してみたらすげー感動。
「冬の日」はいいですね!死にたくなってきたよ!!
686 :
吾輩は名無しである:04/04/13 21:52
死ぬな。バナナ…じゃなくて檸檬やるから。
687 :
吾輩は名無しである:04/04/14 00:56
檸檬はどこに置いてきたらいいかな。近所に丸善ないよ。
ダイエーでもいい?
688 :
吾輩は名無しである:04/04/14 23:23
芥川賞の2人が若いっていうけど、たいして変わらない年齢で梶井はすごいものを書いていた。
689 :
吾輩は名無しである:04/04/16 01:58
今日ノーベル文学賞に関する本を読んだんだが、
あらためて三島や梶井を発掘した川端康成の眼力の凄さを思い知った。
690 :
吾輩は名無しである:04/04/16 02:34
カズィー・モトジーロっていうと
何人だよって気分になる。
いや、日本人だけどね。
691 :
吾輩は名無しである:04/04/16 08:30
いたりあーの
692 :
吾輩は名無しである:04/04/17 00:21
漏れはダイソー文庫
695 :
吾輩は名無しである:04/04/19 09:11
696 :
吾輩は名無しである:04/04/29 02:31
読み返してて気づいた。
梶井ってもしや猫好き?
697 :
吾輩は名無しである:04/05/06 21:37
犬とだったら犬猿の仲。
>>689 なんだかんだで川端は色々とずば抜けている。
然し
>>600のような高校生は凄いなあ。
俺は高校で檸檬読んで、「なんだこれよくわかんねえけどすげえ」くらいしか思えなかったよ。
699 :
吾輩は名無しである:04/05/15 23:06
アン、ドゥ、トロワ、カジイ
メロン
筑摩の全集?みたいの買いますた。9百円くらいだた。
Kの昇天良いですね。月の魔力が作品に良く出ていて幻想的ですた。
702 :
吾輩は名無しである:04/05/31 03:05
梶井オモロイね。昔、高校の授業で初めて梶井を読んだ時は
いまいち共感出来なくて駄目だったんだけど、今じゃ一番好きな作家かも。
なんか絶妙。
703 :
吾輩は名無しである:04/05/31 23:18
俺の中で梶井基次郎と中井英夫は凄いことになってる。
メロンだたら食べてるだろ?
イチゴならどう?
パイナップルだたら、凄いぞ!
スイカは止めてくれ。
ぶどうは…
その葡萄がいけなかった。
706 :
吾輩は名無しである:04/06/02 15:36
桜の木の下に死体が埋まってるって発想は
梶井基次郎と坂口安吾どちらが先なんですか?
>>706 梶井基次郎は1932年に死んでいます。
梶井「桜の樹の下には」は1928年
坂口「桜の森の満開の下」は1947年
!が印象的
ていうか安吾の方は別に死体が埋まっているなんて描写は無い。
なんという錯誤!そしてなんという旅情──
それは、生なましい自分であった!
梶井の「檸檬」って「青空」の発行急いでいたせいと
印刷を頼んだところが刑務所の作業部だったせいで
誤字脱字が多かったって何かで読んだ気がするんだけど本当?
>>687 ダイエーは庶民的だからだめ。もっと高級品置いてる店にしる。
じゃ、さいか屋で
丸善で檸檬爆弾やってました@よみうりテレビ
716 :
吾輩は名無しである:04/07/09 22:18
あげとく
717 :
吾輩は名無しである:04/07/17 18:46
若き詩人への手紙だっけ?書簡集。
売ってないんだよなあ〜古本屋でも覗いてみるかな。
718 :
吾輩は名無しである:04/07/17 23:56
719 :
吾輩は名無しである:04/07/18 12:16
いつものように、彼は木登りをしようとする。─────出来ない。人の裾を目がけて跳
びかかる。─────異う。爪を研ごうとする。─────なんにもない。
著者近影
夏になるとかせきさいだぁの「じゃっ 夏なんで」を聴きたくなる。
『梶井基次郎の檸檬の中に出てくる様な町の中』に自分も立ってみたいと思う。
梶井いいよ梶井
あの外見であの繊細な文章っていうのがギャップがまた詩的
723 :
吾輩は名無しである:04/08/22 18:46
ageてみますかね
724 :
吾輩は名無しである:04/08/29 01:12
>>721 夕暮れ時に赤門前を歩いている時に、
ここが寺町だったらと思うことがある。
725 :
吾輩は名無しである:04/09/11 21:03:32
この人の文章って色がきれいな気がして好き
たまーにやりすぎかな、って表現も、全体を通すといい勢いになってて好き。
もちろん失敗してるのもあるけど、後期の作品だと筆致も安定してる。
この人が早世したのは本当に残念。Kの昇天は特に好き。
727 :
吾輩は名無しである:04/10/04 09:18:25
あげよう。
728 :
あまぐり(≧▽≦) ◆rkR5fAFJQg :04/10/05 15:41:28
「Kの昇天」の心理描写は秀逸だよね。
20代の若造の作品とは思えない、夭折が惜しまれる。
729 :
あまぐり(≧▽≦) ◆rkR5fAFJQg :04/10/05 15:45:38
調べてみたら、25歳だね。
天才としかいいようがないな・・。
730 :
ようこ:04/10/05 23:28:41
梶井の言う『旅情』って『自分の慣れ親しんだ町でさえ知らない町に思えてしまう』
ほど、世間からの疎外を感じるってことなんでしょうか??何か違うような気がする
のですが・・。
731 :
吾輩は名無しである:04/10/06 04:26:18
「生活」から離れてしまった感覚じゃないですか?
理由もなく何となく大学に行くのが嫌になって三日ほど無断で休み、そんな日の夕方ごろふらりと近所を散歩した時、いつも見ていた風景がまったく違って見えて、なんという旅情、って感じになったことがあります。
しかし、寝れないなあ。
732 :
ようこ:04/10/07 19:16:15
なるほど・・見事な解釈ですね!
やっぱり梶井文学は分からない人にはさっぱり分からないんでしょうね・・。
私ももっともっと読み深めて行きます!
ありがとうございました^^
733 :
吾輩は名無しである:04/10/30 01:02:28
今までほとんど話題に出てきてないけど、
ある心の風景って人気ないのかなー?私はすごい良いと思いました
734 :
吾輩は名無しである:04/10/30 01:56:01
読みにくいしね。オナニー文学。
735 :
吾輩は名無しである:04/10/30 04:45:48
私は「冬の日」がすごいと思う。
書き出しの、秋から冬へ季節が移り変わる描写は
本当に名文。
737 :
吾輩は名無しである:04/11/14 22:32:50
j檸檬を爽やかだと思った人も、逆に感じた人もいるようですね。
私は、自分のことを書いてくれたような気がして、衝撃をうけました。
自分でも自分をここまで正確に、誠実には書けない。
そして、無駄な行が無い。そういう意味では詩に近い。
最後檸檬を置く下りの鮮烈なイメージとカタルシス。
確かにこれは爆弾だと思いました。危険すぎる。
この短編と、青春という言葉が結びつくとすれば、
爽やかさ故というより、あくまで明晰に書くその文章、その姿勢の若さ、青さ、鋭さ、儚さ、脆さ故ですかね。
738 :
吾輩は名無しである:04/11/14 22:48:23
初めて顔の写真を見た時はびっくりしたなあ
中谷孝雄の『招魂の賦』を読んでいたら、中谷、外村繁そして梶井が
旧制高校時代に3人で一緒に写った写真を外村の死んだ日に見て
涙を流す話が出てきた。
才能のある順に、才能に反比例するような年齢で死んでいったんだな・・・。
740 :
吾輩は名無しである:04/11/15 23:40:05
>>737 あ、僕もすごい同じような感想です。
これはまさに俺だ!と思った。
僕がなぜこれを青春だと感じたかというと、冒頭の不吉な塊に共感したからです。
あれぐらいの年齢ってすごい芸術とか美しいガラクタに興味ありますよね。
しかも大人のようにナチュラルに芸術を楽しむのとは違い、すごい貪欲に求めますよね。
しかし以前自分を喜ばせたそれらのものが全く効かなくなってる。
やばい、芸術もガラクタも効かない。焦る。被害妄想。金もない。
不吉な塊の存在に焦らされる。
そんなときに出会った檸檬。これは斬新。ひんやりしてる。ブリブリしてる。
この感触・・・・・・・これだ。
やばい。すごい。勝った。何度でも使える。すごい。硬い。最高。
檸檬のを手にした心地よさがすごい伝わってきた。
というわけで僕と付き合ってください。
741 :
吾輩は名無しである:04/11/16 05:28:50
>>733 私も好きですよ、「ある心の風景」。
最後のほうの、鈴が出てくる辺りとか。
743 :
吾輩は名無しである:04/11/22 08:05:27
保守
744 :
吾輩は名無しである:04/11/23 01:49:06
「ある心の風景」いいですよね。
私も鈴のところ好きです。川辺でぼんやり景色を眺めてる所も。
なんか心に染みる感じがします
745 :
これから:04/12/16 10:18:21
冬の蝿ってどんなお話ですか??
>>745 冬の蝿の下には死体が埋まっていて檸檬を丸善に置いてくる話
747 :
吾輩は名無しである:04/12/17 03:01:13
手始めに檸檬をドン・キホーテに置いてきました
748 :
これから:04/12/17 18:20:03
ほんとですか? いまいち話がわからなくて・・・
750 :
【大吉】 【817円】 :05/01/01 16:29:32
あけましておめでとうございます。
751 :
吾輩は名無しである:05/01/13 13:18:03
ほんとです
梶井、横光が早死にしないで70歳くらいまで生きていたら、川端康成の文壇での
地位(こういう観点を探るのもなんだが)も、彼らの次くらいになってたんではない
だろうか?
三島は横光に対し、「自我破壊して失敗した作家」と切っていたが、そのような考え
が正しいとすると、あそこで死んでたのは正解ということにもなる。
梶井とて「檸檬」以上の傑作が書けるか疑問もある。
人の「死」は案外都合よくできてるものなんだよな。
で、ひょろりんとして、実はタフな川端が長生きしてノーベル賞もらって、一応の成功
を収めた。
お呼びでない?....じゃちょっとあひゃりまーす。
ひゃッ .あひゃあひゃあひゃあひゃあひゃあひゃあひゃあひゃあひゃあひゃあひゃ
/0 ヽヽ /l ./l /l /l ./l /l
_|___|_ ∧_∧ +l.」∧_∧ +l.」 ∧_∧+l.」 ∧_∧+l.」 ∧_∧+l.」 ∧_∧+l.」
\( ゚∀゚ #). ( ゚∀゚ )‖( ゚∀゚ )‖( ゚∀゚ )‖ ( ゚∀゚ )‖( ゚∀゚ )‖( ゚∀゚ )‖
| 个 |⊃ ⊂ つ⊂ つ ⊂ つ ⊂ つ ⊂ つ⊂ つ
/ ̄ ̄|○ Y 人 Y 人 Y 人 Y 人 Y 人 Y 人
.(_) J (_) J (_) J (_) J (_) J (_) J (_) J
ざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっ
754 :
無名草子さん:05/01/15 04:40:24
プラスティックツリー好きいるのかな? 居たような・・・
>>649 ファンサイト一つだけ知ってるけど、その人はタルホ好き。 どっかにタルホ好きもいたような
>>490 微妙なトライアングルが成立ってるような、成立ってないような。
755 :
yrze:05/01/28 12:53:28
yzhr
756 :
吾輩は名無しである:05/02/11 18:40:08
近藤勇かオランウータンかってとこだろ。
梶井は近藤勇の隠し子
授業で檸檬やりますた。
クラスでは人気のない作品だけど
個人的にはすごく好きなんだよなぁ。
青春。
759 :
吾輩は名無しである :05/02/23 23:35:48
t4
760 :
吾輩は名無しである:05/02/23 23:43:01
「路上」や「Kの昇天」が大好きです。
河鹿の交尾をあんなに綺麗に書けるなんて
762 :
吾輩は名無しである:05/03/09 13:31:19
面白い作品を書くよね。
闇に消えていく誰かの背中を見て、自分の背中も彼と同じように闇に呑み込まれていくと思うと戦慄したみたいな。
あと死んだ蝿を見て、自分にも自分を死に追いやる見えないカラクリがあるのかもしれないとか。
うーん、俺、この人好きだわw
763 :
吾輩は名無しである:05/03/20 23:06:41
yt
デカダンスを気取るって俗っぽくありませんか。
ひでえ顔w
やはり早く死んだ方が良かったろうな。メディアの力が強くなっちゃうと
彼の顔の露出度も増えるから『檸檬』を書いた繊細で鮮烈な感覚を持った
作家というイメージが崩れちゃうからな。
あの顔で(失礼)あの繊細な文章を書くというギャップが良いんじゃあないか
768 :
舵井:2005/03/23(水) 12:10:32
3月24日13:30より大阪常国寺で檸檬忌行います。
769 :
吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 14:58:33
t
770 :
吾輩は名無しである:2005/04/04(月) 17:54:25
丸善京都河原町店が閉店。檸檬を置いた場所が消える。
浦安にある某ランドのネズミより
梶井の書いた鼠の方が好き
772 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 20:18:03
桜の季節になると梶井基次郎を思い出す。
773 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 21:35:18
あれは石川啄木のパクリ
774 :
吾輩は名無しである:2005/04/10(日) 00:38:29
ぽつねん・・・
頭にこびりついています。
今まで3人この言葉を使う作家を見つけた。
775 :
吾輩は名無しである:2005/04/10(日) 00:55:48
さっぱり梶井基次郎!
梶井の顔ってアッサリ醤油系だよね?
776 :
吾輩は名無しである:2005/04/11(月) 11:57:11
777 :
吾輩は名無しである:2005/04/12(火) 01:17:08
まじかよ〜。
tp://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=437417&log=20050413
779 :
吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 12:35:07
k
780 :
吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 21:36:11
閉まるまでにクレダク帰りに寄ってくか。
781 :
吾輩は名無しである:2005/05/16(月) 23:16:14
梶井スレがあったとは。
個人的には「けい吉」←漢字が出ない^^;
が好きだった。
実際自分にも弟がいるし、金も借りたことがあるから
すごい共感できた。
まぁ、弟とは血も繋がってるし、腹も違ってないが。
それよりも、卒論で「檸檬」をやろうと思うのですが、
参考になる書物やサイトってないですか?
もしくは他人が書いた論文が載ってるサイトとか・・。
パクるってわけじゃなく、どういう視点で論じてるのか気になる。
檸檬の作品の中身を重点的に論じてるのか、
檸檬執筆の背後(病気のことや生活)を重点的に論じてるのか。
782 :
吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 01:06:25
ついでにプレゼント
↓
奎吉
785 :
吾輩は名無しである:2005/05/18(水) 00:09:22
>>782 なんかイライラすることあったのか?
それにしょっちゅうググってる。
それを踏まえた上でみんなに聞いてみた。
>>783 ありがとうございます。
早速参考にしてみます!
>>784 おお、ありがとうございますw
786 :
吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 00:49:51
三島由紀夫自選短編集「真夏の死」の三島自身による作品解説を読んでたら、面白い記述があったよ。
「きめこまやかな過去の感覚的記憶を玩弄していられるには、肉体的不健康が必要であり、
健康体はそのような記憶に適しないのであろう。」
思わず、読んだ時にあの何とも形容しがた感覚を読み手に与えてくれる梶井を思い出したね。
実はこのスレこの板のサイコスレ
788 :
吾輩は名無しである:2005/05/29(日) 23:38:23
20世紀から脈々と受け継がれてきたこのスレ。まさに文学板の世界遺産。
789 :
吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 00:09:26
さっぱり梶井基次郎!
790 :
吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 02:43:28
もうすぐスレ立てから丸五年か…。
やっぱり梶井基次郎!だな。
791 :
吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 19:46:59
つっぱり梶井基次郎!
最近学校で檸檬を習ったんだが
感想文をこっから適当にぱくってつくったら教師にほめられてしまった。
793 :
吾輩は名無しである:2005/06/15(水) 06:43:02
梶井基次郎の作品で書き出しが魅力的なものってどれでしょう?
794 :
吾輩は名無しである:2005/06/15(水) 08:14:58
櫻の木の下のは死体が埋まっている!
「桜の樹の下には」は別格だが、梶井作品の冒頭はどれも良いよ。
”えたいの知れない・・・”「檸檬」とか”お手紙によりますと・・・”「Kの昇天」とか。
それにしても、もう満五周年が近いのか・・・
796 :
吾輩は名無しである:2005/06/15(水) 15:51:34
>>795 >それにしても、もう満五周年が近いのか・・・
なんの?
梶井を最初に読むならどの文庫が良いですか?
798 :
吾輩は名無しである:2005/06/16(木) 22:32:20
>>798 どうもです。調べてみたら、お買い得ですな
800 :
吾輩は名無しである:2005/06/17(金) 01:08:06
ゴリラーマン
802 :
吾輩は名無しである:2005/06/17(金) 05:18:14
梶井をゴリラと言うやつは許さないウホよ
安部公房や中上健二だとあの顔が逆に説得力につながってるのに、
梶井だとギャップになっちゃうのは不思議だ。
これほど顔の事言われる作家も珍しいような・・・
梶井の文章超HIT!!!!!梶井最高!
桜の木の下には〜の話って、梶井先生が起源なのか?
それともその前からあった話?
806 :
吾輩は名無しである:2005/06/28(火) 00:00:19
祝!五周年age
807 :
吾輩は名無しである:2005/06/28(火) 00:16:38
>>797 ダイソーの文庫本。100円。
風呂、トイレでひたすら読むべし読むべし読むべし
>>805 桜の下に死体を埋めるのは梶井家の年中行事。
安吾のは?
810 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 05:30:23
ウホウホ
811 :
吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 01:05:17
Tバックの下には、嬰児が眠っている
812 :
吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 11:50:01
屍体を置きに丸善へ
813 :
吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 19:51:19
新潮文庫の「檸檬」買った。
かなり気に入ったんだが筑摩の方の全集はどんな感じなんですか?
近所の本屋にはなかったんで買うなら取り寄せになるみたいだ。
檸檬 城のある町にて 泥濘 路上 橡の花 過古 雪後
ある心の風景 Kの昇天 冬の日 蒼穹 筧の話 器楽的
幻覚 冬の蝿 ある崖上の感情 桜の樹の下には 愛撫
闇の絵巻 後尾 のんきな患者
習作
詩二つ 小さき良心 不幸 卑怯者 大蒜 彷徨
裸像を盗む男 鼠 カッフェー・ラーヴェン 母親
奎吉 矛盾のような真実 瀬戸内海の夜 帰宅前後
太郎と街 瀬山の話 夕凪橋の狸 貧しい生活より
犬を売る露店 雪の日 汽車その他 凧 河岸一幕
攀じ登る男一幕
遺稿
栗鼠は籠にはいっている 闇の書 夕焼雲
奇妙な手品師 猫 琴を持った乞食と舞踏人
形 海 薬 交尾 雲 藪熊亭 温泉 解説 高橋英夫
詩二つの檸檬を詩にしたやつ好きだなあ
815 :
813:2005/07/25(月) 22:44:11
>>814 かなり参考になったよ。
ありがとうございます。
「のんきな患者」までは新潮とまったく同じなんですね。
始めから筑摩の方を買えばよかったかも…
とりあえず明日注文してきます。
ところで習作ってどんな意味ですか?
本来は発表するような小説ではないんですかね??
習作というのは、練習のために書いたもののこと。
普通、絵画の場合に、キャンバスに描く前に、画用紙なんかに描いて、
構成や色の相性を試したりするために描かれたものを言う。
練習のために作った作品かな
話が途中で終わってたり
途中が抜けたり飛び飛びになってたりもする
練習だから同じ構想の話も何度か出てきたり
818 :
817:2005/07/25(月) 23:09:39
更新するの忘れてたorz
819 :
813:2005/07/25(月) 23:19:30
>>816-817 素早いレスどうもです。
試作品って感じですかね。
新潮のほうでかなりはまったので、筑摩の方の習作と遺稿が楽しみだ。
新潮の方も淀野隆三の解説がわかりやすくてよかったので大事にしようと思います。
最初は筑摩と被ってるから人にあげようと思っちゃった。
記念パピコ
821 :
吾輩は名無しである:2005/08/04(木) 02:16:31
丸善が倒産したのでレモンの置きおさめですね。
倒産はしていないぞ。ちゃんとニュース見れ。
823 :
吾輩は名無しである:2005/08/12(金) 17:59:55
『路上』冒頭の 「E」 と「M」 が それぞれ 恵比寿と目黒を指すのは何となくわかるのだが、「乗換え」 の 「T」 がわからない。わかる方いますか?
最古スレ
ほんとうにいい先輩、いい同窓生だったらしい。
バンカラで豪放磊落で面倒見がよくて。
しかし、内側にはおそろしい繊細さを秘めていた。
たぶん梶井と同じ時代に生まれて、学校で出会ったら
一発で好き(ヘンな意味じゃないよ)になっちまうだろうなあ。
なんかこの人には、そういうオーラを感じるよ。
826 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/06(火) 22:59:31
f
俺は「ある崖上の感情」が好きなのだが、のぞき魔や盗撮魔ではないッ
828 :
吾輩は名無しである:2005/09/13(火) 00:19:30
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
俺も「ある崖上の感情」が好きだ。
最古スレ?
831 :
吾輩は名無しである:2005/10/02(日) 11:36:05
5年以上かよ
檸檬爆弾設置記念ぱぴこ。
私も檸檬置いてきたので記念カキコ。
ちゃんと檸檬は話に出てきた(と言われている)とこで買ってきました。
あー、人が多かったから緊張した…
閉店セール実施中。『檸檬』の売れ行きも好調みたい。
京都に遠いところに住んでるから全く状況が分からんのだが…。
丸善には本当に檸檬を置いてきていいのか? そして後で店員が片付けるのか?
や、最初は檸檬置いたところを写真におさめたら片付けて持って帰るつもりだったんだけど…
無意味に緊張してたから慌てて逃げてしまった。
いけないかどうかはわからないけど、やっぱり店の人には迷惑だったか…
837 :
テンチョ ◆CGI/MaKoto :2005/10/10(月) 21:07:30
閉店記念に河原町丸善行ってきた。記念スタンプも押した。
もちろん檸檬も置いてきた。
ってか俺以外にも置いてる人いたよ。
昔から京都丸善では毎年数個の檸檬が美術書フロアで発見されると聞いたことがある。
閉店日の様子がニュースで流れてたよ
ここぞとばかりに檸檬置いてく奴らが多かったんだね
つか、俺もスタンプ押したかった・・・
840 :
吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 00:15:50
スレ違いだが、
ちまたでは「ミニ檸檬」で大騒ぎだ。
このスレの住民は関心ないのか?
「ミニ檸檬」とは、万年筆愛好家たちの間で伝説となっている、ある万年筆をミニ万年筆
として復刻したもの。ステーショナリーや洋書などを販売する丸善が1000本限定で販売、
たちまち完売した幻の万年筆「檸檬(LEMON)」(発売当時価格2万8000円)である。
丸善を愛した作家・梶井基次郎の名作『檸檬』にちなんで作られたもので、その鮮やかな
レモン色が印象的な万年筆だ。
842 :
吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 00:36:32
まあ、あれだ。
梶井基次郎は「文学的テロリスト」の先駆者
ってこった、うん。
この時代、
「○○に**爆弾置いてきた」
なんて発言しただけで、犯罪予告したものと勘違いされそう。
昔は文学的表現だったのになぁ。。。
844 :
吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 14:59:47
>>843 昔はそんな“発言”してたってか? ありえん。所詮は小説の中の話。
もし昭和初期にネットが普及してて、梶井がブロガーで、
「今日、京都の丸善に爆弾を置いてきた。今頃は爆発してるだろう…」
なんて書いたら真っ先に警察飛び込んでくるだろ。
「**爆弾」の「**」が付いてることがミソなんだろーが!
あの時代だって単に「爆弾」と言ったらry
文庫本買うとしたら、どれがお薦め?
角川、集英社、新潮、岩波、ちくま、とあるが。
集英社か?
ちくまでいいんじゃない?
文庫だけど「全集」ってことでたくさん収録されてるし。
そのぶん分厚いけどな。
実際手にとって比較すると、その違いにビックリするよ。
『城のある町にて』だけ良さがわからない。
主題もわからないし、なんとなくダラダラしている感じがする。
だれかが違った読み方を教えてくれたら面白さに気付くかもしれない。
他の作品は大好きで何度も読んでるんだけどね…
852 :
吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 04:22:24
「城のある町にて」たしかにダラダラしていると思う
しかし俺は結構好きだ。
梶井と一緒に三重県飯南郡松坂町殿町にある義兄様の家で
ダラダラ過ごしてる気分で読んでいる。
青空文庫で「檸檬」読んでみた。
心情の浮き沈みしている様子が面白いね。
854 :
吾輩は名無しである:2005/10/26(水) 22:27:13
そういや丸の内オアゾの丸善に、「檸檬」のスタンプ来てたよ。
手帳に押そうかな〜と思ったけど、良く見たら横に新潮文庫が
積んであった…購入してから押せということでした。
一昨日だったからまだあると思う。近々行こうかな。
855 :
吾輩は名無しである:2005/10/26(水) 23:06:21
いや、普通に手帳でもいいのでは?
今はなき京都河原町店は、4つのフロアにそれぞれひとつ置いてあって、
別に、買わなければ押してはいけないなんてことはなかった。
というか、最終日、檸檬売り切れてたしな。
856 :
吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 08:20:41
買ってから押してくれって書いてあったのさ…orz
857 :
吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 08:21:25
さあ、どうぞ氏んで下され!↑
>>854 文庫本だったら新潮より集英社のがいい気がする。
最後発だけあって、白黒グラビアが付いてたりするし。
859 :
吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 23:05:02
梶井の作品って、日本では、古典になってるけれど、
外国では、梶井みたいな作品って、短いし、筋も無きがごとしで
あるんだろうか、独創的なのか、作品以前で評価にも値しないのだろうか
このスレが十年目になったときにも檸檬祭りが開催される
さあ、皆ほどほどに頑張れ
>>859 もう少し海外文学も、読んだほうがいいんじゃないかな?
チェーホフは、19世紀の作家で、小説は短編しか書かなかったし、
作品中で事件が起きない、プロットのない作家と言われたが、
世界的に高い評価を受けているよ。
梶井が世界でどうかは、知らないけど、
日本文学自体、あまり読まれないからね。
梶井に近い感じの作家を紹介してください。
近代、現代、国、何でもいいのでお願いします。
干す
864 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 20:18:23
檸檬で、「二条通りを下って・・・」とありますがこの先は何市??
あと甲の友達から乙の友達・・・っていう表現は主人公の何を表しているんだ・・・?
さっぱりわからないんで分かる方おしえてくだせぇw
二条通は通りの名前だから、先に何市とか意味分かんないよ。
地図見ればわかるけど、京都市。
866 :
吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 16:53:57
やっぱそうでつよね。どうも!
芥川の蜜柑と梶井の檸檬て関わりあると思います?
柑橘類に対する印象は、そんなに変わらないと思うがな。
香りが強くて、爽やかでって。
関係あるかもしれないが、納得させるだけのものは見つからないような。
檸檬哀歌となら関係ある…かもしんない
870 :
吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 21:45:03
文学版最古スレに記念真紀子
871 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 07:36:49
>>870 ここが最古スレというのは本当でつか?
古くて新鮮な梶井文学にカンペーイ (/ ^^)/
゜v゜)ノ かんぱーい
今から25年前くらいになろうか『筧の話』が、早稲田大学第一文学部の入試問題の出典として採用されたわけよ。
そんとき以来、この『筧の話』は漏れの好きな作品になったな。
━ 永遠の退屈 ━
(≧▽≦)
高校1年の時の教科書(昭和50年代)に、
「檸檬」が現代国語の教科書に載ってた。
理系の俺は、チンプンカンプンだったけど、
当時の中間・期末試験や、補助教材の練習問題等では、
「檸檬」に関し、どんな問題が出題されてたのだろう。
今になって、解いてみたくなった。
875 :
吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 13:10:56
捕手
梶井基次郎そんなにいいかあ
俺は多分友達になれんかったろうなあ
なりたくもないけど
まあ誌は上手なほうだろう
通信簿の5だなあ
こんなのがいいかあ?
877 :
吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 19:40:35
878 :
吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 21:29:51
このスレ20世紀のかよ、すげえ…。
その頃は受験生だった。
田村の現代文に「日本で最高の短編小説作家」ってな解説があったなあ。
879 :
吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 21:51:17
最高ってのが、いい味だしてるね。
880 :
吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 22:16:52
>>878 最高の短編小説家?
星新一の方が上だと思うが
>>880 一般投票すればそうだろうな。
だが、そもそもランキングつける意味あるか?
882 :
吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 20:59:45
星新一 ワロス
ショートショートじゃ相手にナラネ (°Д°)
883 :
吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 22:22:50
う〜ん
正直、負けてると思う
>>859 カーヴァーやフィッツジェラルドも読め。
大晦日記念age
886 :
878:2006/01/01(日) 16:00:36
>>878のちょっとした訂正
あやふやな記憶だったので確認してみた。
「『檸檬』が、日本文学史上最高の短編作家の一人である梶井基次郎の処女作で最有名作」
とあった。
887 :
我が輩は永遠に名無しである:2006/01/02(月) 02:16:25
大晦日に田舎へ帰ってきた。それからどういうことか梶井をネットで落として読み続けている。
若い頃から数えると何百回読んだかわからない檸檬・泥濘・蒼穹・橡の花、そして、城のある街にて。
読み手の心の状態で小説の表情が変わる。
言い換えるとどういう方向から小説を読んでも破綻しない。
精神の不安定さより、描写の力が上回っている。本当の基地外ならこうはいかない。
梶井の精神の正常さ故に、人はこの小説家の作品を読み続けるのだ。
888 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/02(月) 10:47:25
槇原敬之に似てませんか?
詞の感じとか、作品に込められた作者の意思に共通するものを感じる。
>>888 だいじょうぶですか?
ここ以外の他人には口に出していわないほうがいいよ。
891 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/02(月) 20:05:56
>>889 何かまずい事言いました・・?
>>890 生の捉え方とかが似てるな〜と思ったんですが・・
槇原さんについては全曲知っているわけじゃないけど切ない感じは似てるかもね。
自分の欲しいものにずんずん近づいて掴み取るんじゃなく、
少し距離のあるところから思っているというか。
本とか他に読んだことあります?
Deepなんとかとか、世界になんとか、東京タワーとかではなくて
一般的に文学といわれているやつのことですが
梶井基次郎の愛読者って、ほかに誰の作品を読むんでしょうね?
>>893さん。僕は高卒だし難しい理論とかは知らないけど、本を読むのは好きなのでいろいろ読んでます。現代の日本人作家では高橋源一郎とか保坂和志が好きです。
梶井の作品と槇原敬之は、変な言い方だけど「世界に片思いしてる」感じがする。
「人生は思うとおりにいかない・でもこの世には美しいものがある・それに憧れる」みたいな。
北村薫なんかもそうかもしれない。
すいませんが、変なこといいだす餓鬼はこないでください
最古スレで荒らしたくないんです
梶井に対するロマンティシズムを持っていることは認めるが
それを認めたうえでも、槇原なんかと比べないでもらいたい
自分の日記でやれ
898 :
吾輩は名無しである:2006/01/03(火) 23:56:15
お前が運営かよ。生意気なこといってるんじゃない。
クソしょうもないこと吐かしてると荒らしまくってその最古のスレとやらを一時間で沈めるぞカス。
899 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 00:27:45
沈めて、沈めて☆
こういうバカが沸くってことですね。なるほど
901 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 01:22:50
wahaha
902 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/05(木) 00:10:35
何ですか 新年早々
みなさん もちついて 今年も 仲良く マターリといきませう(・ω・)/
仲良く仲良く
904 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/05(木) 02:12:11
レモンってカタルシスある?
905 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/05(木) 02:15:09
そんなんいいからこのスレ潰せ。売られた喧嘩は買え。
906 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/05(木) 07:53:55
文が硬すぎる
またーり柔らかく
仲良く仲良く
またーり
最近の高校の教科書にも、梶井の「檸檬」が載ってるみたいだ。
キャバクラ嬢が、そう言ってた。
久々にキャバでハイレベルな会話をして、感動した!
おおっ!
912 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/16(月) 19:32:17
あげ
さげ
はげ
最近、太宰に手を付けてみたが、なんか つまんなかった。
で、やっぱり梶井に戻ってきたw
今後は筑摩の全集で、習作を読んでいきたい。
なんか、習作で お薦めは ありますか?
916 :
910 ◆hbo.YtXniI :2006/01/29(日) 01:07:04
先日、キャバクラに行って長時間放置されたので、
テーブルの上の紙に、「檸檬」の冒頭部を書いた(暗記してしまってるので)。
で、嬢に見つからないように(といっても、見つかるように細工して)さりげなく
その紙をテーブルの上の所定の場所に置いた。
案の定、「檸檬」の冒頭部を書いた紙は、嬢に 発見された。
嬢は不気味がった。恐がった。当然、俺は、しらばっくれた。
嬢が店員に知らせた。店内で、ちょっとした大問題になった。
相変わらず、俺は、しらばっくれた。
俺は長時間放置されたので、ちょっとした悪戯をしたのだ。
檸檬爆弾を爆発させたような、変にくすぐったい気持ちになった。
それにしても、店員の誰か一人くらいは、梶井の檸檬だと気付いて欲しかったな。
ま、無理かw
なんとレスつけて欲しい?
まじめに突っ込みすると、その端から見て痛い爆発力は檸檬爆弾だからではない。
檸檬の冒頭でなくても、爆弾としての役割はもったと思うのだが。
たとえばカフカの変身でも人間失格の冒頭でも問題はないだろう。
どちらの文章が、爆弾となりえるか?W
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。
焦躁と言おうか、嫌悪と言おうか――酒を飲んだあとに宿酔があるように、
酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやって来る。
それが来たのだ。これはちょっといけなかった。
結果した肺尖カタルや神経衰弱がいけないのではない。
また背を焼くような借金などがいけないのではない。
いけないのはその不吉な塊だ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
私は、その男の写真を三葉、見たことがある。
一葉は、その男の、幼年時代、とでも言うべきであろうか、
十歳前後かと推定される頃の写真であって、その子供が大勢の
女のひとに取りかこまれ、(それは、その子供の姉たち、妹たち、
それから、従姉妹たちかと想像される)庭園の池のほとりに、
荒い縞の袴をはいて立ち、首を三十度ほど左に傾け、
醜く笑っている写真である。
対象による。
文学的な素養が無い人の場合、
>醜く笑っている写真である
の部分に女が反応しそうだし、
>酒〜いけないのはその不吉な塊
で、オヤヂなら肝臓ガンをww
マジレスすると「宿酔」は確実、「焦燥」すら読めないきゃばじょうが多数。
三葉、一葉? なにそれ、で読了停止。
922 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/02(木) 00:21:25
梶井の文章って、結構使えますよね。
例えば、
>>919の例文なら、
始終〜
〜と言おうか、〜と言おうか
〜に相当した〜がやって来る。
これはちょっといけなかった。
結果した〜
背を焼くような〜
>>922 919は太宰治の文章。
て、釣りかよw
トリノから揚げ
梶井は童貞のまま死んだのだろうか
926 :
吾輩は名無しである:2006/02/25(土) 21:34:57
>>925 彼自身 かなりの放蕩生活をしているようだし、「ある心の風景」の「喬」は、紛れもなく梶井その人と思われ。
927 :
吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 03:49:11
remonnっ手何がどうすごいのか意味不明というか、あんなの小学生の作文のほうがレベルが高い。
じゃあ、あなたより小学生の方がレベルが高いってことですね^^
ゴリラスレ落ちた?
?
落ちてないよ
息の長いスレだな
長寿スレ
「愛撫」読んだ。
にゃんこの魅力がよくわかってると思った。
この人、天才だね。
935 :
吾輩は名無しである:2006/03/10(金) 15:31:11
最高峰かどうかはしらんが、私は檸檬の続きを書いた
>>935 そういう椰子が居るのは、ちょくちょく聞くが、誰一人として公開しようとはしない(´・ω・`)
できたら、あらすじだけでも教えてくだされ。
937 :
吾輩は名無しである:2006/03/13(月) 10:34:04
高校の時
938 :
吾輩は名無しである:2006/03/14(火) 22:50:51
檸檬を読んでると何か興奮する
病んでるときに読むと、何か逃亡したくなるっていうか…
>>938 おまいに 梶井の霊が乗り移っているのでつ。
おやすみなさい、お母さん
941 :
平成のゴリラーマン:2006/03/20(月) 14:29:31
早々に、散りゆく桜の花びらは、
満開の樹の下で告白した男たちの愛の屍
942 :
吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 10:35:47
命日age
命日sage
命日hage
次スレは?
いらない
えーーーーー
あっーーー!
あ〜うっ!
950 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 01:25:16
かなり前のメガネスーパーのCMで何冊かの本の上にレモンを置くってのがあった
知ってる人は少ないだろうとか思った
知らない
知ってる
953 :
吾輩は名無しである:2006/03/29(水) 01:57:51
>>945 心配しなくとも、ここみたいな息の長い過疎スレは、ギリギリでも間に合う。
ただ、よく知らないが、確か970レスを越えると、削除対象になるとか何とかっていうのを聞いたことがある。
眠い(ノ_Θ)
おやしみ(-.-)zzZ
954 :
吾輩は名無しである:2006/03/29(水) 02:10:33
955 :
吾輩は名無しである:2006/03/29(水) 09:20:25
↑マルチ騙し乙
>>953 削除対象ではなく、dat落ちし易くなるだけ。
確か一日レスが無いと落ちるんじゃなかったかな。
書き込みから24時間以上書き込みが無いと落ちるよ。
959 :
吾輩は名無しである:2006/03/31(金) 00:22:32
ぬるぽ
■━⊂( ・∀・) 彡 ガッ☆`Д´)ノ
>>959
梶井基次郎のスレ、嬉しい。
桜の樹の下には、Kの昇天好きだなあ。
次スレどこだ?
誰か立てれ
スレ立て6年でやっとこさここだから、次スレはまだ早いような気がする。
「栗鼠は籠にはいっている」おもしれー。
>>965のスレが紫色に表示されている件について。
969 :
吾輩は名無しである:2006/03/32(土) 23:31:00
うめれ!
檸檬が爆発するぞ!!!
972 :
吾輩は名無しである:2006/04/02(日) 03:01:55
もう一度「あのお店」に檸檬を一個、買いに行きたい。
そして、それをもてあそびながら、京都の街を歩いてみたい。
さらば○善
975 :
969:2006/04/02(日) 11:07:36
すまん、コピペ間違えたorz
約6年でついに梶井スレも1スレ消費ですか。記念埋め。
1000まで、あと一年かかるかもよ。
かからないと思う。
俺もそう思う。
1000になる前に落ちると思う。
981 :
吾輩は名無しである:2006/04/03(月) 19:44:24
986 :
吾輩は名無しである:2006/04/03(月) 23:08:36
伝統の古豪スレが最後になって荒らされている件(# ゚д゚)ゴルァ
伝統の古豪って変な日本語w