1 :
名無しさん@1周年:
J文学はどう?
過去に同じスレありましたか?
両名とも別スレがあったはずですよ。
でも、どうでもいいやどうでも。
3 :
名無しさん@1周年:2000/06/30(金) 11:09
きらいです・・・・。
J文学って名前なんとかなんないのかな〜。
4 :
夢吉:2000/06/30(金) 13:56
とうか作家が自称してるわけじゃないのに出版戦略でJ文学とかいうのを
浸透させようとしてるのはどうかと思う。もはや「第三の新人」とか
「青の世代」とかその時代を象徴するのみの傾向は今の時代にはなく
多種多様な時代性がでているのだからこれは「J文学」であるとか
そういう分けも意味をなさないのである。
5 :
名無しさん@1周年:2000/06/30(金) 15:10
お二人の作品をちゃんと読んだ事はありません。
仕事先の編集部にあったアンアンで阿部氏のエッセイを目にした時、
こんな小学生の作文を載せて良いのかと驚いた覚えがあります。
6 :
名無しさん@1周年:2000/06/30(金) 15:13
赤坂真理は、作家じゃなくてなんか他のものに
なりたいんだと思う。
7 :
名無しさん@1周年:2000/06/30(金) 15:15
>6
本質をついてるね。そしてなりきれなかった・・・
8 :
裸のラリーズ聴きたい。:2000/07/07(金) 11:54
>5
それは多分、意図的かと。
最近、『インディヴィジュアル・プロジェクション』が新潮文庫で出たので、
安いですから、試しに読んでみて下され。
赤坂さんも、文庫であります。
9 :
名無しさん@1周年:2000/07/08(土) 04:05
どう?
10 :
名無しさん@1周年:2000/07/08(土) 04:12
J文学にJ−POP…。もういや。
赤坂真理さん文庫になったんですか?
やっと手に入るかも。田舎はヤだなあ。
ちなみに室井祐月さんも気になる。…近所に置いてない。
ネット通販…送料高い。
11 :
赤坂真理は:2000/07/08(土) 04:25
文学とは何なのか・・・?
ということを考えさせてくれる作家です。
あんな作品でほんとにいいのか???
12 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 00:54
阿部のインディヴィジュアル・プロジェクションの文庫版を買って読んだ。
なんか、叙述ミステリーみたいだな。
ちなみに、文庫版の解説は東浩紀。
最近のJ文学(←敢えて)は買いにくい表紙やタイトル
だったりします。(私にとってはですけど)
文庫版の写真集みたい。
知らない人が見たら誤解しそう。
表紙も含めて、文学ってゆうかアートなんですかね。
てゆうか私が自意識過剰ということ。
14 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 01:34
>13
そうだね。
このまま自意識過剰な作家もどきが増えることを考えると・・・。
辛い。
職人的な作家はでてこないのかね?
15 :
名無しさん:2000/07/09(日) 03:16
>14
同感。
赤坂は、無理して一冊読み通したけど、気分が悪くなった。
阿部は、『ブエノスアイレス・・・・』が割と期待させたので、でてる
文庫全部買って帰って、激しく後悔した。
2ちゃんは全然信用してないんだけど、流石に後悔したよ(笑)。
16 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 03:41
読了した当時はなんでもなかったのに
時間が経つとだんだん寒くなる作品がある。
17 :
>15:2000/07/09(日) 07:01
『ブエノスアイレス・・・』は藤沢周じゃなかったっけ?
18 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 07:47
どういう人が愛読してんだ?
編集者だけだったりして。
19 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 10:16
安部はもういいよ。マジで。
「CUT」のアホ丸出しの映画批評みたいなコラムには毎回笑わせてもらってるけど。
20 :
名無しさん:2000/07/09(日) 10:48
阿部は映画について語らないほうがいいと思うよ。まぁシルバーの
指輪も含めてイタイ人ですね
21 :
名無しさん:2000/07/09(日) 10:52
あー、そういえばなんかの雑誌に書いてたのちらっと立ち読みしたけど
阿部の小説載ってて、登場人物の女の子がネット日記やってて。それで
「インディビジュアルプロジェクト」の読書感想文で「底が浅いと思う」
とか書いてるシーンがあった。あいたたた。
22 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 19:33
>21
それ、なんていう雑誌のなんていう小説。
読みたい。
23 :
WES/315:2000/07/25(火) 18:53
>21
ボクもそれ読みたいな、まじで。
>15
17さんの言う通り、藤沢周と阿部和重をごっちゃにしてはいけませんよ。
あと、阿部和重はJ文学と決別してるはず。そう宣言したと
聞いたことがあります。昔あったヤフーのトピで。
http://www.geocities.co.jp/Bookend/5956/ 阿部和重ファンサイト・コンテンツがメインで進行しています。
この度、 人気投票を作ったので(昨日よ、昨日)
見にきてくださいね!
21、は「シンセミア」なのかな。
24 :
名無しさん:2000/07/25(火) 20:58
あのさぁ、この手の作家って異常に自意識過剰だよね。読んでて
吐き気がする。誰も君ていどの作家のことそんなに気にしてない
っつうの。そんな奴の自己言及なんで読まされなきゃいけないんだ
25 :
でかちん:2000/07/27(木) 05:17
赤坂真理の文庫が出たらしいが文庫名と本の題名を教えて下さい。朝日新聞の夕刊にエッセイを書いてたが、ちょっといい感じだったので。
26 :
自己レス:2000/07/27(木) 06:09
蝶の皮膚の下 \520 河出書房新社
27 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 11:34
赤坂真理って単なる村上龍と山田詠美のできそこないの
パクリとしか思ってなかったんですが……
最近、田口ランディの「コンセント」を読んで、
まんま赤坂真理をパクってるやん、とびっくりしました。
赤坂と田口って対談とかして知りあいのはずだけど、
こーいうのって本人たちはどうなんだろう。
いい気持ちは絶対しないはずだよね、
でもパクられた赤坂だって元祖パクリ魔なわけだしなあ、
どっちもどっちかな……
28 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 12:00
夕刊のエッセイさむくないですかね・・・?
洋服について書いてた時、まんまタイトルがACOの曲から
とってあって、さむ〜と思った・・・。
センス良くみせようとして裏目に出てる人だと思う。
29 :
28:2000/07/27(木) 12:01
うえのは赤坂真理についてです。
30 :
名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 23:17
赤坂真理ってどの辺がいいの?
31 :
名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 23:42
なにげにオバサン顔。豹柄はやめちくれ。
32 :
名無しさん@1周年:2000/07/31(月) 00:48
阿部も映画について語ると出来のものすごく悪い蓮実になる
あの文体は映画を語ると、師匠との比較で底の浅さが丸わかりになるので止めたほうがよい
33 :
阿部和重-専用-掲示板:2000/08/01(火) 20:28
阿部和重、皆さんが御指摘の様に映画評はマジに致命的。十年遅れでハスミ
してるもんなぁ。逆に純情で貴重とすら思える。
35 :
名無しさん@1周年:2000/08/01(火) 23:01
赤坂真理、
山田詠美的、文壇のアイドル的ポジションを狙ってるんだろうけど、
年齢的にもビジュアル的にも無理がある。
まあ、詠美以降、いまどきの困ったお嬢ちゃんキャラは品薄だから
ねらいはいいんだろうけど・・・・
36 :
プーの友人。:2000/08/05(土) 15:00
芥川賞取るかなあ。
37 :
>34:2000/08/05(土) 23:56
>逆に純情で貴重とすら思える。
そういう見方もあるんですね。
38 :
名無しさん:2000/08/06(日) 09:22
赤坂はドキュンでしょ
39 :
名無しさん@1周年:2000/08/07(月) 05:30
話題になった赤坂の「ヴァイブレータ」って、
角田光代の「草の巣」のパクリだよね?
っていうか赤坂って設定やストーリーを、
無名の作家から明らかにちょくちょくパクってる。
あと藤沢周の文体をまんま真似したり。
すごくあからさまでわかりやすいのに、
どーして誰もなんも言わないのかすごく疑問。
40 :
赤坂擁護:2000/08/08(火) 12:40
赤坂真理は藤沢周や室井よりも全然よいよ
藤沢とかって文体(日本語)に対する意識ってかなり薄いでしょ。
パクりはパクリでも芸があると思うよ、赤坂は
書くごとに、確信犯としては一流になっていってる、確実に。
そうかな?
芸がないからパクってるってことにつきると思うけど。
はじめにパクリ作品がありきで、
創作のモチベーションが低くて、
これが書きたいからこの設定でこの展開で、
こういう思想を描きたいからこの文体で、
っていう必然性を全然感じないのが致命的。
その証拠にパクった作品の複雑な思想を、
やたらうすーくてわかりやすいものに、
書き換えることしかできてない。
EX「草の巣」が、中年男のクルマに乗り続けてしまう
若い女の微妙な厭世観を人間関係の不毛さから描写して、
それでも荒みに魅せられてしまう女と社会の違和を徹底的に象徴し、
一筋縄でいかない小説世界を構築したのに対し、
「ヴァイブレータ」では、男のクルマに乗った「傷ついた女」は
始めからセックスで癒されることを目的としていて実際にもそうなる。
赤坂の小説にご都合主義で予定調和が多いのもそのせい。
だからめったに本を読まないドキュンにとっては
わかりやすくていいのかな?と思うけど。
個人的にはせいぜい桜井亜美アダルト版。
42 :
名無しさん@1周年:2000/08/09(水) 03:24
藤沢周は今月文学界と群像の対談に登場。
この人実力のわりには過大評価され過ぎてる気がするんだけど、
編集者への取り入り方がうまいのかな?
>42
今は人がいないのです。
↑そういう意味で藤沢周は運のいい作家だ。
まぁ、運も実力のうちだしね(溜息)
ほんとに誰か他に新しい作家いないのかよ>出版社
45 :
名無しさん@1周年:2000/08/09(水) 06:10
あまりに活気のないこの業界。
自分から手をあげる作家ばかりがもてはやされている。
編集者も新人を育てたり発掘する気力はないから
(したって話題にも部数にも給料にも繋がんないし)
結果的に、そこそこ純文臭のする小器用で厚顔無恥な作家が
台頭してしまうのでしょう。
46 :
名無しさん@1周年:2000/08/10(木) 03:42
おっ、藤沢周叩きが始まってる、
オレも一票。
このスレ、藤沢と赤坂のイタイ夫婦漫才コンビにすべきだろ
阿部はこの二人とは別格だよ。
47 :
赤坂擁護:2000/08/10(木) 08:41
阿部はくそ真面目な田舎者だろ。
真面目すぎてかわいくおもえるけど。
顎あげて写真撮られるとこなんかもかわいいもん、なんか。
48 :
>47 :2000/08/26(土) 21:08
なんか、阿部擁護のような印象を
読み終えて感じたんですが。。
赤坂擁護をきちんとしてほしいです。
>40の
>藤沢とかって文体(日本語)に対する意識ってかなり薄いでしょ。
>パクりはパクリでも芸があると思うよ、赤坂は
は、
なるほどと思いましたが、ちょっと弱い。。
かなと。
49 :
名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 22:36
阿部って清春みたいだよね。
50 :
名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 17:01
赤坂、最初見たとき、男かと思った。
51 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 07:06
age
52 :
/625(エピタフ) :2000/09/09(土) 18:49
柄谷スレのあとこんなこと聞くの非常にためらい
あるんですが、阿部和重のファンサイトしてるくせに蓮實&柄谷ほとんど
読んでないんです。
この両氏の、阿部和重との文学的な繋がりというのは
どの辺のところでどのくらいあるんでしょうか?
個人的にはこの両氏の影響下に入りたくないため
保留にしていたのですが、やはり気になってしまいます。
要するに、できるだけ自分の手で調べたくないのですが、
どうしても読まないとまずそうだったら、ファンサイト運営してる
責任感ゆえ読まないといけないと思っています。・・が、
まずその決断をするのには両氏のことを知らねばならず、
そうなると読まなければならない。トートロジーみたいなもんです。
ということで勇気をふりしぼって書き込むことにしました。
要点は、柄谷とは、や、蓮實とは、ではなく、
似ていますが、阿部和重との関連は、という点です。
研究サイトではないのだから大袈裟なのかもしれませんが、
長々とごめんなさい。
http://www.geocities.co.jp/Bookend/5956/abekazutop.html
53 :
(゚Д゚) :2000/09/10(日) 00:50
「アメリカの夜」の冒頭は、柄谷の「探求」のパロディになってる。
文体の回りくどさ、自己言及的なところは蓮実の「陥没地帯」?
あ、「陥没地帯」は読まない方がいいよ。つまんないから。
54 :
(゚Д゚) :2000/09/10(日) 00:51
「アメリカの夜」の冒頭は、柄谷の「探求」のパロディになってる。
文体の回りくどさ、自己言及的なところは蓮実の「陥没地帯」?
あ、「陥没地帯」は読まない方がいいよ。つまんないから。
後、阿部が受賞したときの群像新人賞の選考委員に柄谷がいた。
55 :
/625(エピタフ) :2000/09/11(月) 05:08
>>54 >「アメリカの夜」の冒頭は、柄谷の「探求」のパロディになってる。
柄谷のその本はいずれ読まないといけないのかなぁ、と
つねづね思っていました(と言ってこれから読むわけではありませんが)。
阿部和重は映画がまず好きで、やはりそうなると蓮實に巡りあうわけで、
そこから文学に入り、今は映画か文学かどちらか一方に傾くのではなく
両立しているとインディヴィジュアル・プロジェクション前後に
述べていましたが、影響という点ではやはり蓮實の方が大きいのだろうか
と今、感想を持ちました。
(「ABC戦争」というタイトルも思想系のパロディでしたよね?
この辺り、本当に不勉強です。。宝島別冊の現代思想・日本編も
この機会に読んでおこうかな)
(゚Д゚) さん、ありがとうございます。
ささやかな情報とはいえ、輪郭が少し、浮かびあがりました。
56 :
55 :2000/09/11(月) 12:47
57 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 20:09
あのー
藤沢周と赤坂真理は夫婦なんですか?
58 :
/702(エピタフ) :2000/09/12(火) 08:07
読まないとかいっておきながら今「闘争のエチカ」を読んでいます。
すげー面白いじゃないですか。とりあえず
これは80年代に行われた対談だということだけ意識して読んでいます。
あと、教えてもらったことは考えてみればスタイル面のことですね。
思想的には(ちょっとした影響、とかは当然除くとして)
なにかしら受け継ぐような形での影響を受けているのでしょうか。
(それ以前に阿部和重はその点でキャラ立ちしてるのかな・・)
今のところ「闘争のエチカ」に
「共同体的」なものを感じます。
59 :
58 :2000/09/13(水) 23:16
読み進めて共同体というよりメタ共同体なものを感じてる。
また感想は変わるだろうけど、だれに向けて報告してんのか分かんないし
うざいだろうから、この辺で〜。
60 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 02:25
最近、田口ランディに場所を奪われていない?
倉木麻衣においしいとこだけパクられた宇多田みたいなポジションで
なんだか気の毒。
「コンセント」は赤坂の「ヴィアブレータ」と「蝶の皮膚の下」のパクリだったし
ランディの新作、失踪した妹と自称癖に新興宗教って
赤坂プラス桐野夏生みたいだし。
61 :
60 :2000/09/27(水) 02:41
自称癖→自傷癖だった、ごめ。
スレ全部読んだら同様の書き込みがあったね。
角田光代>赤坂真理>田口ランディの順で
純文学度>>>>>>エンタメ度か?
結局わかりやすいものが売れるってことか。
62 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 04:00
阿部はいいよ。
文学をバカにしてるトコがいい。
この後におよんで文学やろうなんて、どうかしてるもんな。
63 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 18:26
でも、やっぱ阿部も赤坂も銭払って本買う気がしないナ
64 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 20:11
装丁は悪く無い
65 :
吾輩は名無しである :2000/09/27(水) 20:14
『アメリカの夜』の冒頭……
福田和也がベタ誉めしてるけど
どこがいいかさっぱり分からん。
でも、話が動き出してからの
ネチネチ感はなかなかいいんでないの?
ふふ、ふふふふ
66 :
吾輩は名無しである :2000/09/30(土) 00:44
読解力のない連中め。「アメリカの夜」のドンキホーテ論の凄さを理解できないとは。
67 :
吾輩は名無しである :2000/09/30(土) 07:03
阿部君って群像出身の評論家の女性と結婚している
という噂だけど、奥さんは誰?
68 :
吾輩は名無しである :2000/09/30(土) 08:24
「無情の世界」古本屋で昨日200円で買ったけど、これ駄目だな。
緊張感がないよ。
阿部、頼むぜぇー
69 :
52 :2000/09/30(土) 08:30
>67
ゴダールの誕生日に入籍したってことしか知らないです。
だれか情報求む
>62
うん
70 :
69@追加 :2000/09/30(土) 10:06
うん
でもあらゆる文学の作家や要素すべてをバカにしてる人ではもちろんない。
まさかそのよーに捕らえる厨房はいないだろうが、一応。
71 :
吾輩は名無しである :2000/10/02(月) 06:49
阿部ちゃん、写真ごとに顔、変わりすぎよ
72 :
プーの友人。 :2000/10/02(月) 10:16
朝日の書評に赤坂真理さんのちょっとした文章が載ってましたが、
言葉が短くぱきぱきしていて、なかなかいいなと。
73 :
吾輩は名無しである :2000/10/02(月) 13:18
阿倍くんの結婚相手、女性評論家なの?
群像出身ってことは高原英理?
それぐらいしか知らないけど・・・・?
74 :
吾輩は名無しである :2000/10/02(月) 13:36
赤坂、純文学のジャンルにいるから変に見える。
エンタメの官能小説にカテゴライズされれば、
しっくりくる才能だと思うよ。
室井より書けそうだし
本人もその方が幸せなんじゃないか
75 :
プーの友人。 :2000/10/02(月) 16:18
>74
ジャンルの境界線上にいるってことですかね?
境界にいる人ってえてして両方から叩かれてたいへんですね。
音楽で言えば、ニルヴァーナ。
オルタナティヴってことですか。
でも、この「オルタナティヴ」ってのも今やジャンルと化して。
というか、もはや死語?
76 :
吾輩は名無しである :2000/10/02(月) 19:04
ロックがないだろー。
ロックがなければ、カウンターとしてのオルタナもないよ。
ちなみにニルヴァーナって何と何の境界にいたの?
77 :
え"? :2000/10/03(火) 09:10
構成力のない赤坂にエンタメで生き抜くのは無理でしょう。
ただのオナニー垂れ流し文体でも、鋭い感性なんて評価してくれる
純文学だからOK。女の自慰ってしかしだらだらしてるね。
78 :
プーの友人。 :2000/10/03(火) 09:25
>76
rockin'onとBURRN!の境界です。
高原英理は♂。群像出身でもないです。
80 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 18:09
>78
なるほどねぇ。
渋谷陽一と伊藤政則の境界線(笑)
81 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 01:53
>79
4、5年前の批評部門出身ではないですか?
82 :
>81 :2000/10/09(月) 10:13
いや、「幻想文学」出身。
別名義で角川ホラー大賞の最終まで行ったりもしてる。
83 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 15:57
女だと思ってた。
紛らわしい名前はペンネームか?
84 :
吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 04:27
作家、作品、活字メディア、活字発信人世界は、ヴィジュアル主義を標榜する
『文藝』が拾うべきして拾うようなお二人です。
85 :
>83 :2000/10/12(木) 05:53
ちょっと待て!
>女だと思ってた。
ってだれのことを言ってるんだ?
赤坂は男なのか、本当に。
86 :
83じゃないけど :2000/10/12(木) 08:47
私も最初、阿部和重のことを、「かずえ」という女性なのかと思ってた。
作品読む前、名前だけ見てだけど。
87 :
吾輩は名無しである :2000/10/16(月) 08:17
東浩紀「不過視なものの世界」読んでる。
阿部和重の映画評というか
映画に関する話、けっこう面白いよ。これまで東浩紀との対談は
2人が対等な感じしなかったんだけど、
この本の対談はそんなことなくて、知的に対等で、
楽しかった。
>85
あ、最近ここ高原英理の話題が混じってるから。男か女か?は高原のこと。
89 :
吾輩は名無しである :2000/10/16(月) 15:42
赤坂は、ミス・ダンディ
阿部は、ホモ
高原は、ニューハーフです
んじゃ!
90 :
吾輩は名無しである :2000/10/21(土) 20:16
最近完全に忘れてたけど
J文学ってことば、まだみんな使ってんの?
哲学板で東浩紀スレッドずっと読んでたけど、東浩紀を選んで
正解だったなーと思った。
91 :
吾輩は名無しである :2000/10/22(日) 00:08
J文学なんて口にしたらここぞとばかりに叩かれそう…
92 :
吾輩は名無しである :2000/10/22(日) 02:25
>90
東浩紀を選ぶってどういう意味?選ぶ?
93 :
吾輩は名無しである :2000/10/22(日) 02:33
いまどき 東浩紀を選ぶ と文学お他 にゆうのは
ほとんど「おれっていい度胸だろ?おい、みてるか、おれのことを」
というに等しいです
そして、このような状況において状況をくつがえることが
東氏の本領というものです。期待して、ましょう
94 :
90:2000/10/24(火) 17:41
>92
「選ぶ」っつっても、
意識的なもんではなくて、なんか素直に
「読んでみたいと思った」
という
自分の反応のことです。
でも、
東浩紀スレッドにあのあとあったけど、
山形浩生が東浩紀を敵だと思ってんなら
複雑な心境だなー
とその書き込み読んだときに思ったけど、
思い返してみればなんかどうでもいいや。
ところで
東浩紀ファンは「言葉」を与えられてない自分の思いを
東浩紀によって見い出されるためファンなのであって、
論客といっても、富沢の絵みたいにどろどろなので
難しかったりしませんか? 論争とかに加わるのって。
勝手に自分の思いを「東浩紀ファン」に拡大してゴメン。
と断ったうえでもう少し続けるなら、
もし東浩紀ファンたちが1人1人論争に加わえれるなら
東浩紀が「言葉探し」する意味もなくなってしまうと思う。
つーのは、
逃げ?
批判される?
鼻で笑われる?ワラ)
念をこめて、東浩紀のために繰り返しておくけど
これはぼく個人の思いです。
まぁ、そんな個人的な事情があって
こっちに書き込んでる。
95 :
吾輩は名無しである:2000/10/25(水) 10:34
阿部の小説は知的なヤンキー小説、あるいは少年マガジンの内省的ノヴェライゼーションという第一印象があったなあ。
明らかに蓮実の影響は濃いけど、柄谷に対するスタンスが東浩紀と近い。
柄谷をたんに「読んでいる」作家と哲学者は彼らの他にいなかったように思う。
96 :
吾輩は名無しである:2000/10/26(木) 01:25
ただ阿部さん文章下手なのが残念
97 :
吾輩は名無しである:2000/10/26(木) 09:34
下手かな。通常の意味ではあまりうまくないかもしれないけど
文章読めないときにも読めて、貴重だな、
98 :
吾輩は名無しである:2000/10/27(金) 00:28
ぼくも下手とは思わない。だって面白く読めれば充分じゃない?
小説なんて美文に拘る必然性はないと思うよ。
巧い日本語の使い手が、必ずしも巧い小説家であるわけじゃない。
そのことは蓮実の影響受けた阿部本人が自覚してるはずだと思う。
99 :
>98:2000/10/27(金) 03:14
何か文章が、東チックですね。本人?
100 :
吾輩は名無しである:2000/10/27(金) 03:38
わたしは、やはり活字メディアでの文章ってのはカメラなんですよ。
映像なんですよ。
文章や公正、文章の順番が下手というのは、つまりは退屈な構図で
作られるような映画なんですよね。
シナリオは、文章なんてどうでもいいですよ、そりゃあ。でも、やはり
小説となるならば、リズム良くよめなくちゃね。
立ち読みで読み飛ばすのでは別ですけども。
101 :
吾輩は名無しである:2000/10/27(金) 16:45
>99
まさか(笑)
>100
なるほどね。ただ、ぼくが「美文に拘る必然性はない」と書いたのは、
蓮実の「小説から遠く離れて」の「装置と形式」という章で、
石川淳について書いてあったことを踏まえた意味だったんだ。
でも、リズムに関していえば、「インディヴィジュアル・プロジェクション」は、
阿部も言ってるけど、短いセンテンスがぶつかりあうような小気味よいリズムで、
書いてあると思うけど。まあ、たしかになんかギクシャクするところがあるよね、彼は。
そこも魅力のひとつだと感じるけどね、ぼくは。
ところで、100の人は映像をやってる方ですか?
102 :
100:2000/10/27(金) 22:47
>101
いえ、わたしも作家志望なんです。
好きなのは翻訳物の文章なんです。
どうも。
103 :
吾輩は名無しである:2000/10/31(火) 23:36
104 :
wes:2000/11/03(金) 19:07
105 :
吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 21:13
106 :
吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 22:43
パクリ女赤坂の野間文芸新人賞は話題にもなりませんな。
きっと本人は、いつもの自意識過剰の反応で
イタい発言をして世間を凍らせるんだろうな。
いまから辟易・・・・
107 :
吾輩は名無しである:2000/11/12(日) 04:21
赤坂の受賞作を笙野頼子が評価していることを知り非常にショックです。
あんなもののどこがいいのおおおおお。
108 :
吾輩は名無しである:2000/11/12(日) 04:37
笙野頼子は批評家にはキツイけど、
同業者には甘いよね。
「ミューズ」を評価していたとは初耳だけど、
「蝶の皮膚……」とかいうやつは誉めてた?よね。
109 :
吾輩は名無しである:2000/11/13(月) 00:36
@ @
( ´д`)<阿部は映画について書くのは止めたほうがよい
酷すぎる 結局ソーチョーのマネしてるだけ
ゴダールについて緊張感と新味を出せる語り手なんて
浅田彰のほか、2,3人、
自分の分は弁えるべき
110 :
吾輩は名無しである:2000/11/13(月) 01:14
赤坂真理って恥ずかしいくらいイナカモノだと
思う。あそこまであからさまだと、逆に
人間的には素直でいい人そうな気が・・・。
111 :
吾輩は名無しである:2000/11/13(月) 01:33
慶應法学部出身なのに(通信課程じゃないよね?)、
なぜか、叩き上げっぽいよね。
やたらハングリーで前へ前へって物欲しげなとことか。
知性じゃなくて下半身で書いているからかなあ。
死んでるんでアゲとこ。
笙野は赤坂ホメてるね。どれだけ意識を混濁させても、きちんと元に
戻ってくる文章を書けるのはスゴイとかなんとか。
というか、あれは意識を混濁させてるんじゃない。いろいろな文体
を駆使しつつ書いている赤坂本人の意識はいたって明晰だ。ある一つの
ジャンルの何かしらの伝統を背負うことなく、あらゆるソースに転移し
つつ書くというスタイルは、90年代以降に出てきたいわゆるJ文学作家
たち特有のものだと思う。というか、Jを評価できるとすればその部分だけ。
同じそういうスタイルでも、ジャンルを背負って書いてたのは日本では
せいぜい後藤明生まででしょう。文学における一切の蓄積を無視して書けば
いいんだ、っていう一種の宣言書である保坂和志の『プレーンソング』が
出たのが90年でしょ? これってけっこう象徴的だと思う。
笙野さんについては、あれだけ意識的な作家でもやっぱり「作家」=「文体」
という図式に、無意識的にせよ、幸か不幸か、未だにハマってしまっている
からこそ、そういう発言が出てしまう、という一つの症例として読めるわけで。
Jの書き手がウサン臭いのは、そういう過去の蓄積を経て出てきたという
自らの出自に対する意識がきわめて希薄なところ。赤坂だってきっとそう
だろう。ただ書きゃあいいと思っている。
ただ書いてもいいし、そうやって書かれた作品たちが、文学なんて滅んで
もどうでもいいやっていう暗黙の諒解の土壌のもとに読まれている、その
現象自体もそれはそれでいいんだけど、そういう自らの出自に意識的な作
家がいまや阿部ぐらいしかいなくなってしまったのは、文学というジャン
ルに限らず、あらゆる文化にとっても不幸なことだ。だからこそ阿部なんか
不本意ながらもJ文学の旗手なんかに祭り上げられてしまうわけで。
ということで、このスレ自体どうにかしてくれよ。もう誰かが言ってる
と思うけど、なんで赤坂と阿部が一緒くたにされてるんだよ。
113 :
吾輩は名無しである:2000/11/17(金) 06:11
同感!
でも、阿部の単独スレ(二、三沈んでる)を
あげても
すぐ落ちちゃうんだよね。
セット販売にお得感があるのか?
あげ
112=113=114
サブすぎ。
何か言ってるようで、何も言ってない文章はやめてくれ。
もう下げような。
116 :
吾輩は名無しである:2000/11/24(金) 20:30
阿部と赤坂じゃ「質的」に全然違う
117 :
禿(-h):2000/11/25(土) 08:09
>115
おお、いつの間にか自作自演にされている。
なるほど、自作自演ネタってこうやってやるものなのか。
やられた身ながら思わず納得しそうになったよ。
で、俺が書いた文章が単なる印象批評なら、あなたの
「何か言ってるようで、何も言ってない文章」という言葉も
印象批評だ。できれば具体的にどう「何も言ってない」のか
教えてほしいな。後学の参考にもなるからさ。別に俺は自分
が議論好きの「サブい」奴だとは思ってないので、ユルーイ
言葉で書いてくれてもいいよ。期待してます。
118 :
wes(弱気):2000/11/26(日) 09:51
119 :
吾輩は名無しである:2000/11/28(火) 23:02
要するにJ文学ってくくりが胡散臭いんだよな。
ジャンルの括りじゃなくて個々の作家を評価したいって部分で
112も115も共通してると思うが。いかが?
120 :
吾輩は名無しである:2000/11/28(火) 23:50
阿部はずっと前に脱J文学宣言したんだよね
121 :
吾輩は名無しである:2000/11/29(水) 00:02
「無情の世界」だっけあれなら
中原昌也のほうがいい
122 :
禿(-h):2000/11/29(水) 03:16
>121
たしかに『無情の世界』はアレ一冊で評価下すの難しいね。
「トライアングルズ」「無情の世界」「みなごろし(漢字出てこないスマソ)」
三作が三作、みごとに文体が変わっている。ほとんどエクリチュールの実験場
みたいな感じスね。
ちなみに「トライアングルズ」は近代小説のパスティシュ。
過去の近代文学のパロディのようでいて、何にも似ていない。しいて言えばパロ
ディに一番似ている、というほとんど語義矛盾な形容でしか言い表せないスゴい
作品だと思います。一番身近な元ネタは宇野浩二の「蔵の中」。一度読んでみる
といいかもヨです。私も最近読みました。この三作のなかでは文壇への目配りが
いちばん利いている作品だと思てたのに、野間文芸受賞作が「無情の世界」だた
っていうのが意外。
これも何か言っているようで、何も言ってない文章になるのかな・・・(拗)
レス止またみたいね。じゃあここらでsageますかもう。
112=113=114=115=116=117=118=119=120=121=122
「みんなわたし」
124 :
wes(弱気、しかも眠い):2000/12/01(金) 17:36
うんうん、頷いたり、おぉー、と小さく驚いたりしました。
スレとしての問題は、しかしそこから発展できないことです。
個人的には阿部和重という作家は、
とりあえずせめて「プラスティック・ソウル」が早く単行本化しないと
あんましよく分かんないです。否定的な意味ではないけれども。
まぁ、ボクの読解力にも問題アリアリなんだろうけど。
>>122 >文壇への目配せ
哀しいっすね。それが必要ってのがどうやら事実、
ほとんど常識なんだから。
それが必要ってのがどうやら事実、←←なんかカイジっぽいな。
しかし、感触としてはやはり「無情の世界」が
「トライアングルズ」よりもずっと
過去の作家の短編集に紛れていても違和感がない作品だと思います。
阿部和重のそうして作品を眺めてみると、文壇(?)が好む/距離を置く、の
境界線が見えてきそうです。今にもな。
「インディヴィジュアル・プロジェクション」が賞をとらなかったこと、
「アメリカの夜」や「無情の世界」が賞をとったこと等を考慮に入れて。
ああ、
なんかすげー当り前のこと言ってる気がしてきた。
もう投稿しとこう。
ところで「20世紀」とかウェブ・シンセミアとか読んだ人いますか?
ウェブシン←←なんかユリカンに似てるな。
125 :
124:2000/12/01(金) 17:46
正 そうして阿部和重の作品を眺めてみると、
あぁ。“そうして”を挿入する箇所間違えた。
まだまだ子供なのね
って声が聞こえてきそうだ。
>>121 >「無情の世界」だっけあれなら
>中原昌也のほうがいい
本気で中原の小説のよさを教えてほしいです。
一時、中原大ファンで(温泉BANANAとかも知ってるよ)
小説にも喜んで飛びついたんだけど、文壇に中原がいる!
という良さしかわからないんです。
お願いします。
126 :
121:2000/12/01(金) 17:57
>125
椹木野衣だっけあと福田とかが良いって言ってるから
じゃ駄目?
本人いうところの「心無さ」じゃダメ?
127 :
wes(寝起き)>126:2000/12/02(土) 03:34
>椹木野衣だっけあと福田とかが良いって言ってるから
>じゃ駄目?
うん。ダメ。だってそれならボクだって
柳下毅一郎だったりあと清水アリカ(この人の小説ってどうなんだろ?)が
絶賛してるから、じゃ駄目?
ってボク自身に向かって言えるんだもん。
だから、他人に依存するのはダメだな〜。
>本人いうところの「心無さ」じゃダメ?
それは微妙。
ボクよりもその「心無さ」を121=126さんが理解してるってことかもしれないから。
でも暴力温泉芸者や中原昌也のインタビュー/対談、
とくにブラックサバスだっけ、彼らにインタビューしたときのやつとか
サニーデイの人にインタビューしたときのやつとか泣けるほど
「心無さ」その他いろいろ、もう言葉にできないくらいにすごいもん感じて、
あと映画館で感動した帰りに警察に呼びとめられた話とか、
やたら「はぁ」を語尾につけてたりとか、
テレビブロスでの過去の連載エッセイすべて、とか、
ボク自身に対して
もどかしい。。なんで分からないんだぁー中原の小説ををををををを!!!!
はぁ。
中原の小説を読んだときにどんなふうに感動(?)するのか
教えてほしいな。
テクノ耳ならぬナカハラ眼を養いたいっす。
なにか読み落としてる気がする。。
128 :
121:2000/12/02(土) 10:01
>127
>ボクよりもその「心無さ」を121=126さんが理解してるってことかもしれないから。
いやそういわれても相対的な問題でもないんじゃ
>あと映画館で感動した帰りに警察に呼びとめられた話とか
これって『ソドムの映画市』だっけのなかであった話かな
それの中でジミヘンに興奮して井上晴美好き手淫で火事みたいな話が心に
129 :
吾輩は名無しである:2000/12/02(土) 12:47
赤坂真理がもっと美人だったら、あの文章もぎりぎり許せる。
阿部和重も、もっとかっこよければ良かったのに。
二人とも才能も顔も中途半端だからいけない。
その中途半端さが人をいらつかせていると思ふ。
>129
藁かせてもらいました。
赤坂がもっと美人だったら純文学作家なんてやんないで
他のことしてるでしょう。
ジャンルは違えど性産業に従事してることは
変わらないと思うけど。
山田詠美もしかり。
131 :
wes(冷静):2000/12/03(日) 23:23
>>128 >いやそういわれても相対的な問題でもないんじゃ
そうか・・。なるほどなぁ。
>これって『ソドムの映画市』だっけのなかであった話かな
そう。この本はいいよね。
132 :
121:2000/12/04(月) 22:45
期待age
133 :
吾輩は名無しである:2000/12/07(木) 04:47
シンセミア ドット コム
に阿部和重のメッセージ発見!
>阿部和重も、もっとかっこよければ良かったのに。
深い?? なれそうなのに。
134 :
吾輩は名無しである:2000/12/12(火) 04:40
もういい加減にプラスティックソウル読みたいよォ。
2段組はキライだから早くたんこーぼーんキボーン
135 :
吾輩は名無しである:2000/12/12(火) 04:41
たんこーぼーんキボーン
136 :
吾輩は名無しである:2000/12/12(火) 05:37
単なる運がよかっただけの人なんじゃねえのか?
ついてたこと、
1 東京在住である。
2 編集部関係の周辺をうろちょろしていただけ。そんでもって
場をあたえられるチャンスにめぐまれてるってこと。
137 :
考える名無しさん:2000/12/12(火) 11:51
IPはいいけどアメリカの夜は文学青年丸出しで読むのが辛い。
いちいち、はいはい凄いねよく知ってるねがんばってお勉強したね
ってつっこまなきゃいけないんだもん。
「鳩よ」の赤坂の新作良かったよ。超短編。
どうもこの人の性描写苦手で肝心のストーリーが
良く見えなかったんだけど。今回は明確だった。
139 :
吾輩は名無しである:2000/12/28(木) 00:27
今度はなにからパクってました?
>138
>139
パクリ専門の人なの?
かい離性人格障害の人の話。なにげない自然の描写とかうまかったよ。
141 :
吾輩は名無しである:2000/12/29(金) 07:01
多重人格か、アホらし。
関係ないけど、
日テレの多重人格少女を追ってる町沢って馬鹿だよね。
142 :
吾輩は名無しである:2000/12/29(金) 07:12
関係ないけど、「多重人格である」ということと単に「主体性がない」ということとはあきらかに別だよねぇ。
トリイ・ヘイデンの著作とか読んでる女の子とかにそこら辺を混同している厨房が多そうな感じするけどさ。
143 :
吾輩は名無しである:2000/12/29(金) 07:16
赤坂とあの多重人格少女には
パーソナリティに近いものを感じる。
自意識過剰なとことか、オヤジを簡単に籠絡するとことか……
144 :
吾輩は名無しである:2000/12/30(土) 05:17
abe
145 :
39:2000/12/30(土) 05:38
乖離性人格障害=多重人格?
多重人格をテーマにした話なら、赤坂は前にも何篇か書いてるよ。
でもそれって、その前に出た新人賞かなんかの似たような話をパク
ってるぽかった。まあ、ビリー・ミリガンや五番目のサリーも一時
期ベストセラーだったから、その影響で吉本ばななも、ひねりのな
い多重人格ものを書いてたし。新味はなかったけど。
しかし、赤坂バージョンは遅れてきたくせに、まったくひねりなし、
パクってるくせにやたら得意げなんで、あちゃーって思った記憶あ
り。なんか進歩ない人だよねえ。
147 :
考える名無しさん:2000/12/30(土) 15:39
亀レスですまんが、112のいってることはすごくわかりやすかった。
非常に参考になったので感謝age。
148 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/30(土) 16:14
案の定3回で飽きちまい1000回読んだ作品には
思い入れ出来て初版買ってサインもらって
それで経済の回転タクトや時計の仕掛けなんかの
内情をそうこうした事情に掛け合わせて
想像力を自粛させる寸法がどんぶっちゃいにゃーーん
150 :
ななし奴:2000/12/31(日) 07:41
ドラゴンとかハルキとかを、堂々パクるんなら
まだしも(ちょいリスペクツ入りで)。
無名の作家からアイデアだけ盗用ってのが、
確信犯だよね〜、ゲゲゲ。
なんか呆れるをとおりこして、根性わるそうってか、
151 :
吾輩は名無しである:2001/01/02(火) 08:51
でも、本気で阿部は赤坂のこと好いてはいないと見た。
対談とかもウザそうだったよね。
赤坂、一人称でしか喋らんし。
152 :
吾輩は名無しである:2001/01/04(木) 04:58
>>78 遅レスだけど日本でってことか。
なんだがっかり。
153 :
吾輩は名無しである:2001/01/04(木) 06:59
シンセミア読んだけどダメになった後の春樹みたい。
しかも文章が下手すぎる。春樹が素晴らしく思えるほど。
これでオチがつかなかったらまさにねじまきだな。
まあ期待しないで読みつづけるよ。タダだし。
154 :
吾輩は名無しである:2001/01/04(木) 09:48
>>150 そのうち柳美里のように裁判沙汰に巻き込まれるに一票。
山崎豊子なんかもだけど、女の作家ってパクりに抵抗がなくて、
それも無防備にバレバレにやるから大事になる。
日蝕の平野某の例もあるけど、
男の作家の周到なパクリ方とは対照的。
155 :
考える名無しさん:2001/01/04(木) 14:29
『ABC戦争』読んだんですが面白かったですよ。
あれって現代思想の術語が散りばめられてますけど
何かそういう背景みたいなのってあるんですか?
ただパロディなだけ?どっちにしろ内容が面白かったのでいいんだけど。
でもオチの意味がちょっとわからなかったです。
156 :
考える名無しさん:2001/01/08(月) 15:44
あげage
157 :
吾輩は名無しである:2001/01/15(月) 20:01
age
158 :
吾輩は名無しである:2001/01/15(月) 20:03
ageる
159 :
吾輩は名無しである:2001/01/18(木) 02:38
枯渇している人間が、クリエイティブな真似ごとをしようとするから
パクリに頼ることになるんだね。
160 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/01/18(木) 02:44
赤坂真理ってどこがいいのかわかんない。
上京組のださい寂しい女が読んでそう。
アタシってエキセントリック〜?(笑
161 :
プーの友人。:2001/01/18(木) 11:26
ついに『アメリカの夜』が文庫になりましたね。
講談社文庫でしたっけ?
162 :
名無しさん@1周年:2001/01/18(木) 11:36
そ〜でっす。あれはいいよね。新人作家としてはすごいレベルでしょう。
163 :
名無しさん@キムタク:2001/01/18(木) 12:05
「アメリカの夜」文庫になったのか・・・知らなかった。
「文壇のキムタク」阿部和重。
164 :
吾輩は名無しである:2001/01/21(日) 14:45
「アメリカの夜」文庫記念age
165 :
吾輩は名無しである:2001/02/25(日) 16:15
消えそうなんてあげ
もうそろそろ、この二人の時代も終りじゃないの?
この二人の時代があったのか? っていうツッコミはなしね(藁
167 :
吾輩は名無しである:2001/02/26(月) 01:03
>161、164さん
朝日新聞で紹介されてました。
「かっこいい自分探しの物語」とか書いてあって、
失笑してしまいました。担当者は大卒なはずですが
読解力なさすぎですね。まあ、分数の割り算ができない大学生も
いることですし、いいんですが、読者に恵まれていない阿部チャンも
かわいそうです...
168 :
wes:2001/02/27(火) 10:30
169 :
Name_Not_Found:2001/02/28(水) 02:13
新潮文庫の阿部和重の写真をみて「ひ、ひろゆき!?」と思ったのだが、
それはともかく彼の文章はときどき作為がまるみえでなんともいえねえ。
170 :
プーの友人。:2001/02/28(水) 08:47
>167
せめて「かっこいい自分作りの物語」ぐらい書いてほしいですね。
赤坂さんもそうでしょうが、阿部さんも「本当の自分」なんて、
あると思ってないでしょうから、探したってみつかるわけないじゃん。
好きなように作れば、という意識を感じます。
171 :
吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 09:42
『アメリカの夜』、これって滑稽小説として楽しめるね。笑えた。
『アメリカの夜』文庫化とのタイアップで
岩波が『ドン・キホーテ』の文庫化を開始したという。
172 :
名無しさん@1周年:2001/02/28(水) 12:16
>>169 ほんとに丸見えなとこいっぱいあるよね。あれ、わざとかなあ?
でもあの人の書く本って、茶目っ気満載で結構好き。
赤坂って人の本は読んだこと無いけど、時々朝日新聞で何かちょこ
ちょこ書いてる。分類好きな人っていう印象がある。あんま好きくない。
173 :
吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 14:23
阿部も、そろそろ正念場だね。
174 :
wes:2001/02/28(水) 18:50
>170
しかしながらエッセイでは「自分探し」というよりも「欲望探し」なのだ
と言ってますよ。そして編集者が勝手につけたコピーにあえて対抗して
思うには、『アメリカの夜』はむしろ「かっこ悪い自分探しの物語」かなと。
もちろん、ものすごく好意的にね。
単純に「かっこいい自分探しの物語」を作ってしまう人だったなら
あんなに中原昌也と仲良くはなれないと思った。
>173
そうだね。
しかしインタビューを読むと写真とのコラボレーションって形で
楽しそうにシンセミア作ってて健康的だし、いい調子なのかなとも思う。
シンセミア、作中ではロリコンややスカトロ気味、相変わらず不健康で
それも嬉しい。
ところで「ユリイカ特集 青山真治」まだ手にとってないけど
阿部ちゃんって寄稿してんのかなー。
175 :
吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 19:11
>>175 ありがと。今日久々に大きい本屋に行くことができたんだけど
ユリイカの青山真治号、なくて困ってました。
今はカフカ特集してるんですね。
177 :
吾輩は名無しである:2001/03/30(金) 07:44
最近うわさ聞かないぞ。
178 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 16:22
赤坂は田口の前にすっかりかすんじゃった印象。
179 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 06:40
ブレイクしそこねたね。
180 :
吾輩は名無しである:2001/05/07(月) 20:15
ニッポニアニッポン読んだか?
2ちゃんだよな?
181 :
吾輩は名無しである:2001/05/08(火) 17:19
>>180 芥川賞狙い?
そろそろとらせてやりたいよ。
芥川賞とったら、長編も書けるでしょう。
182 :
吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 00:20
ニッポニアニッポンて書き下ろし?
新刊出たのか?
183 :
吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 01:07
185 :
wes:2001/05/09(水) 16:51
読んだよ。
感想書くよ。
ネタばれするよ。
なんだかすごく不思議な気分。構成がすごくみなごろしに似てる。括り方
とか。ぜってー意図的だと思う。文体はニュートラルになった。前半後半
で主人公が別人だと思うこれはこの小説の弱点では。全体的にかなーーり
オモロかったんだけどいよいよ文学なのかなと思い、文学について考えて
しまったよ。作者が文学を意識してるのがどことなーく読者に伝わること
により文学になるケースがありコレがそうなのかなとか。文学と思われる
キーワードやメタファーはありったけ散りばめられてるけど。消化不良に
感じなくもないというか主人公の性格がそれを真ん中辺で拒んでる(笑)
あの辺はかなりワラた。そこまでは真剣にかなり興奮した。とくにその前
新潮がなくて仕方なく群像新人賞に気づいて受賞作の冒頭それぞれ読んで
思いっきり吐き気したあとだったから尚更よかった。少女と出会うまでの
主人公の描写はすばらしいと涙した(おっとオイオイ)阿部和重の新作。
どうもなんらかの目指す小説のための方法論的習作のように感じました。
習作といってもそんじょそこらのシロモノでは絶対ないのは当然として。
武器調達やそれを練習してるうちにはまって目的を忘れそうになる主人公
に〔はーと〕。中盤辺りかなりイイのでやっぱネタばれ躊躇われるわ。
現実と向きあってるね。
186 :
吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 16:58
どの「新潮」ですか?
187 :
wes:2001/05/09(水) 17:10
・・と、かなり素直に感想を書いてみたのだけれど、
送信したものを読み返してみるとなんか自分の感想に大きく不満をいだいた。
なんだこの妙なひっかかり感は。
188 :
吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 18:45
wesたん、残念ながら君の読み方はかなり外れてると思うなあ。
わたしもさっき読み終えたところだけど、「みなごろし」に構成が似ているのは
あくまで最後の部分だけで、どっちかっつーと「アメリカの夜」じゃない?
引用多いしさ。
たとえばそんな感じ。また何か思い付いたら書くわ。
189 :
180:2001/05/09(水) 18:59
金閣寺だ!と思ったのは俺だけか?
190 :
吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 20:59
なんかここの感想読むかぎりじゃ、
柳美里のゴールドラッシュのパクリ?
って感じだけど・・・
191 :
wesたん:2001/05/10(木) 10:32
今度は前の感想よりもネタばれしまふ
>>188さん、レスありがと。
なるほど。そうかも。うん。絶対ラストだけだよね、似てるの。
実際、少女と出会う辺りまで、かなり興奮して読んだ、というのは
>>185にもある通りで、それはボクとしては新鮮な喜びでした。
とくに興奮したのはあの引用に継ぐ引用とその内容。
しかもツールはフル活用のインターネット、という点で、
前半部のこのシュミレーションがすごくよかった。ちらほら先の展開を
ほのめかす文章はあるけれど、小説の流れ的には前半部ではまだ
なにもしてない(はず)。で、区切りごとに明かされる主人公の過去。
これは“1人高等塾”〜シンセミアのビデオ撮影に位置してそうな
素敵なエピソード。前半、中盤、とかなり好印象で、
ラストの展開に小説としてではなく純文学としての疑問はあるけれど
それでも初めて阿部和重を読もうとしている人には今一番すすめたい
小説でした>ニッポニアニッポン
「われらの時代 大江健三郎」(新潮社)
ボク読んだことないんだけど、似てますか?
参照
http://bbs4.otd.co.jp/402893/bbs_plain
192 :
名無し:2001/05/10(木) 16:59
サラっと「〜に萌えた」なんて記述が出てきてワラタ
193 :
吾輩は名無しである:2001/05/10(木) 23:18
テーマにも触れよーよ
194 :
180:2001/05/10(木) 23:22
俺だけか・・・・
195 :
吾輩は名無しである:2001/05/10(木) 23:34
ネット用語とかがバンバン出てくるようなの(ここを突っ込んじゃミもフタもないか)、
時事的すぎて面白いと思わないので、これもあんまり入り込めなかった。
まあ、時事的っていっても、これからこういうの増えていくんだろうけどさ・・・
オレの書き込みって、あとで見なおしたらいつも荒らしに見えるんだよな
鬱、氏の。
>>196 wesたん
別に見えないよ。ここでは数少ない阿部ファン(だということを表明してる人)だと思うので、
気にせずガンバってよ←なにを(笑)
198 :
wes:2001/05/14(月) 21:19
やっぱ単行本にならないと反応にぶいのかな。
というか、阿部和重の固定ファンってどうも少ない気がするけど、それが
本当ならなんでなのかなー。と考えてみるに、
「心の一冊」にはならないところが1つには大きいのでは、と。
195さんありがと。
199 :
wes:2001/05/14(月) 21:24
今ふと思ったけど、阿部和重が
(もちヘルスとかソープとかではない方の)風俗作家という面
から切り込んでいる特徴があるのなら、
ドナルド・バーセルミと比較するとおもしろいのではないか?
200 :
吾輩は名無しである:2001/05/15(火) 00:03
ドナルド・バーセルミというよりもドラエモン・ルー村上に近づかないことを祈る。
ニッポニア・ニッポンまだ読んでにけど。
賛成はおろか否定もないのか。。つまんないな。
話題回収ー
>・・という面から切り込んでいる特徴がある
それはもちろん形式的にはね。バーセルミにしても同じ。
そうしながら、作家自身が狙ってることは全然違う(当然)。
その差異からそれぞれが見えてこないかなと思ったわけ。
204 :
wes上の2つはなかったことに:2001/05/18(金) 19:28
今、柄谷の「日本近代文学の起源」を読んでる。
まとまった柄谷による文章読んだの初めてだけど、
なるほど
引用という点で「ニッポニアニッポン」を
かなり彷彿とさせる。
「アメリカの夜」もさらに楽しめるようになるのかなー。
いや、後藤明生だろう。
206 :
吾輩は名無しである:2001/05/19(土) 08:39
中原が三島賞とっちゃって阿部君は昔落選、その後行われた
蓮實元総長との「愛」の対談何処かで読め無いですか
207 :
吾輩は名無しである:2001/05/20(日) 10:03
阿部くんと蓮實元総長との「愛」の対談?
中原には正直衝撃。しかし中原の小説の匂いのよくわかる出来事だろう。
208 :
d:2001/05/22(火) 01:10
IP読んだけど、面白かったよ。
短いし。あんまり文学詳しくないんだけど、
ああいう設定ってのはあんまりないのでは。
209 :
吾輩は名無しである:2001/05/23(水) 10:05
阿部と蓮實との愛の記録?
210 :
吾輩は名無しである:2001/06/06(水) 23:15
中原にやるぐらいなら阿部にやればいいものを・・・
211 :
:(・∀・)イイ!!:2001/06/06(水) 23:20
阿部は野間のみか。。。
212 :
吾輩は名無しである:2001/06/06(水) 23:33
中原は他業種からの流入組だし、
たいしたもん書けそうにないけど、
物議だけは醸しそうだから、文壇の活性化には繋がる。
けっきょく、選考委員の嫉妬をうまく外せるやつが
受賞するんだよな。
213 :
吾輩は名無しである:2001/06/22(金) 00:09
age
214 :
吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 20:29
ageeeee
阿部スレ他にあんジャン