1 :
名無しさん@1周年:
どうぞ。
2 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/06/24(土) 02:51
七瀬シリーズを人から借りた(←買えよ)。
感想文を書くことにした。
「家族八景」終了時にて停滞中。
筒井ってすごいよね。
3 :
名無しさん@1周年:2000/06/24(土) 10:10
すごいです。顔面崩壊。
4 :
名無しさん@1周年:2000/06/29(木) 05:58
俳優の「筒井道隆」とはどういう関係なのでしょうか?
5 :
名無しさん@1周年:2000/06/29(木) 06:39
筒井 信隆との関係も。
6 :
名無しさん@1周年:2000/06/29(木) 10:30
筒井道隆にまちがえられバレンタインのチョコが送りつけられるなど迷惑
していると雑誌に書いたら、道隆のオヤジ(武道家)にどなりつけられルという関係。
7 :
名無しさん@1周年:2000/07/05(水) 05:00
この人もそうだけれど、おもしろい文章かく人はTVではおとなしいというか
冴えないねえ。エッセイでの過激っぷりをTVでも出して欲しいけれどね。
まあ氏だったらこの意見に対してまたうんたらかんたら文字で反論するん
だろうけれどね。この前、レディース4と言う番組に出てたね。
「匿名6に告ぐ。うんたらかんたら、そもそも作家というモノは根暗なモノで・・・・」って
8 :
名無しさん@1周年:2000/07/05(水) 05:02
読んで気付いた。ごめん。まず「匿名6〜」は7の間違え
あとレディース4と「匿名〜」との関連性はナシ。
9 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 11:23
人間や猫が木になる話ってこの人のだっけ?
10 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 11:41
良く内情を知らないのですが、
ニュースステーションの「最後の晩餐」で
なぜ筒井はこの久米にキれないんだ?と
思ったんですが…
11 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 12:36
よく考えないと、ツッコミが怖くて話せないのです。
12 :
名無しさん:2000/07/26(水) 14:28
SPAにでてるけどあいかわらずかっこいいねぇ。
13 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/26(水) 15:40
>9
たしか「佇むひと」ですね。
14 :
名無しさん@一周年:2000/07/26(水) 16:50
家族八景
七瀬ふたたび
虚構船団
くたばれPTA
パプリカ
15 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 16:57
昨日、NHKの昼のTVにでてた
16 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 19:21
「残像に口紅を」を中とじ開かずに返本すると、
本当にお金返ってくるのですか???????
17 :
名無しさんでえす:2000/07/26(水) 23:02
>7
当人はキチガイじゃないってことじゃないの。
小説はキチガイじみてるけど。
18 :
ixion:2000/07/26(水) 23:15
いまわけもなく『筒井康隆「断筆」めぐる大論争』(創出版)
読んでるけど、いやおもしろいねぇ。浅田彰がやたらムキに
なってるのもほほえましいし。当時は全然フォローしてなか
った分、なんかこういう論争自体がスラップスティックに
読めてしまう。
19 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/27(木) 11:43
>7
だってあくまで「作家」であって「芸人」じゃないもん。
要求される資質がぜんぜん違うよ。
20 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/27(木) 16:43
こんど映画でフカキョンと共演するんだっけ?
21 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 16:56
赤川次郎原作の「死者の学園祭」ね。
22 :
くろ:2000/07/27(木) 23:01
断筆後の作品もやっぱ面白いんだけど、そろそろ曲芸じみた、無茶苦茶な作品も読みたいな。
それとも、本人はそんな作品なんか、もう興味ないのかな?
福田和也「作家の値打ち」でも書かれてたけど、すこし渋味に走ってて、枯れてきた感じがする。
まあ、これを円熟というのなら、それもいいけど、石川淳みたいに死ぬまでつっぱしってほしい。
23 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/28(金) 09:45
どうも最近は、露骨に前衛的なものは書きたくないんじゃないか。
まあ、以前あれだけ徹底的にやっちゃったし、同じことはやりた
くないという性格みたいだし。
24 :
名無しさん@1周年:2000/07/28(金) 11:02
役者として生きたいらしい
25 :
名無しさん@1周年:2000/07/28(金) 11:05
脱走と追跡のサンバ
26 :
うんこ:2000/07/28(金) 14:16
みんなも富豪刑事みたいに金つかいまくれ
絶筆したんだっけ?
28 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/29(土) 10:14
↑してない。
今も連載小説がひとつある。「文學界」だったっけ。
29 :
名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 14:59
あまり数多くは読んでないんだけど、「虚人たち」「残像に口紅を」は
ものすごいと思った。
「虚航船団」も面白かったけど、第2部は読むの疲れたな〜
30 :
名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 21:59
初期のショートショートや短編が絶品。腹抱えて笑いました。
でも「七瀬ふたたび」では泣きました。
ブラックジョークの好きな2ch住人には、性に合う作家だと思いますよ。
31 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/31(月) 10:05
「虚人たち」はすごい。あそこまで徹底して「虚構」を書いた人はいない。
32 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/01(火) 16:42
「旅のラゴス」も秀逸ですね。
33 :
名無しさん@1周年:2000/08/01(火) 18:20
「旅のラゴス」いま読んでるけど、筒井康隆ってこんなのも
書けるんだね。
34 :
名無しさん:2000/08/02(水) 07:58
>>33 そうそうそ。
他の作品と比べても異色な設定なんだけど、
それでも筒井節はちゃんと出てるんだよね。
物語という物の捉え方が極めて鋭敏なんだろうなと思ってます。
俺も最近読みなおしているところ。
35 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 17:16
↑
「そうそうそ。」ってのがすでに筒井節だ(藁
唯野教授が若干入ってますな。
36 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 17:22
37 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 17:34
「夢の木坂分岐点」好きです。
38 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 17:46
「懲戒の部屋」はおっかない。
最近、痴漢の冤罪が多いようなので余計に怖い。
39 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 20:13
「旅のラゴス」読んだ時、なんとなくスローターハウス5を連想してしまった。
どちらも好きですが。
40 :
名無しさん:2000/08/02(水) 20:15
>>38 そういう意味では、「最後の喫煙者」も相当に怖いです。
41 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 22:40
筒井さん、共演できるなら豊川悦司かモッくんとヤりたいと。
42 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 23:17
>41
モッくんとはもうやったよね。「双生児」で。
筒井氏の演技の中では唯一好きなものだなあ。
43 :
名無しさん@1周年:2000/08/03(木) 02:24
誰か『幻想の未来』について語ってくれ!
読んだとき、あまりの凄さに放心状態になったよ……
44 :
名無しさん@1周年:2000/08/03(木) 05:06
「薬菜飯店」行きたい・・・
45 :
>41:2000/08/03(木) 05:14
昭和初期の基地買い作家(名前失念)伝を久世演出、モッくん
主演でやった時も筒井氏、当時の新潮社社長役やってた。
46 :
名無しさん@1周年:2000/08/03(木) 09:25
トヨカワとも、確かTVドラマで共演したぞ。
今年だったと思うけど・・・。
映画「男たちのかいた絵」ですでに共演してます。
48 :
名無しさん@1周年:2000/08/03(木) 15:22
話は変わるが、今年の「新潮文庫の100冊」から筒井康隆が
こぼれたのは許せん。何考えとるんじゃ新潮社。
49 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/03(木) 19:25
「邪眼鳥」が好きなのですが、
筒井氏の他の作品でこれと似た雰囲気の話ってあるのでしょうか?
50 :
名無しさん@1周年:2000/08/04(金) 16:04
「邪眼鳥」はかなり異色な作品だと思う。過去作品で似ているものを思いつけない。
でもつまりそれは筒井康隆がいまだに変わりつづけているということなのかも知れ
ないな。
51 :
名無しさん@1周年:2000/08/04(金) 18:07
俺「邪眼鳥」発売のときのサイン会に行った。
52 :
名無しさん@1周年:2000/08/04(金) 19:03
ダントツで好きなのは、
「脱走と追跡のサンバ」。
「驚愕の曠野」もいいんだが、
これの評価ってどんなもんなのかね。
あ、あと「虚人たち」を一気読みした時は
頭の中の思考言語が
完全に「虚人たち」調になってしまって苦しかった。
53 :
名無しさん@1周年:2000/08/04(金) 19:46
去年の9月、紀伊国屋の舞台「筒井康隆パフォーマンス」へ行った。
「わたしのグランパ」のサイン会も兼ねていた。
ナマ筒井氏は初めてだったので、おなじ会場の空気を吸えたことに感動。
発汗・咳き込み等、体は緊張を隠せなかった。
54 :
名無しさん@1周年:2000/08/05(土) 00:19
キセル乗車をやった直後に「乗越駅の刑罰」を読んだら、怖かった。
(そんなことやるから、この作品の題名に目が行ったんですねえ・・・)
猫のスープを無理矢理飲まされるシーンは圧巻だ。
「さあ飲み込んで飲み込んで・・・・私は煮えくり返った猫のスープを飲み込み続けた。私は煮えくり返った猫のスープを飲み込み続けた。私は煮えくり返った猫のスープを飲み込み続けた」
55 :
名無しさん@1周年:2000/08/05(土) 08:08
「美藝公」読みました(実は最近まで知らなかった)。
荒らしに引っかかっちゃうような人は、読んでみると良いかも。
56 :
名無しさん@1周年:2000/08/05(土) 11:16
>55
ぷはは。この発言、2chに置くとやけに過激に見えるな。
57 :
名無しさん@1周年:2000/08/07(月) 12:31
昨日「筒井ワールド」という芝居の公演に行ったら会場でサイン会をやってた。
芝居もけっこう面白かったぞー。
58 :
名無しさん@1周年:2000/08/07(月) 15:21
9月末に新潮社から新刊が出るらしいな。
59 :
名無しさん@1周年:2000/08/07(月) 16:11
走るトリテキ(だっけ?)
怖いです。
60 :
名無しさん@1周年:2000/08/07(月) 17:20
57に出てる「筒井ワールド」で、第何回目の公演か忘れたけど
「走る取的」やったぞ。
しかも会場は両国(藁
さらに観客席には本物の力士の姿が(藁藁
でも終演後その力士たち、筒井さんにサイン貰ってた(激ワラ
61 :
「家族八景」:2000/08/07(月) 17:22
昔読んだときは「ひどい家族だなー」と単純に思ったけど、
最近ひさしぶりに読み返してみたら、七瀬が一番ひどい奴だった…。
他人の家庭をわざとむちゃくちゃにして逃げるんだもんなあ。
でもかわいいから許す。
62 :
名無しさん@1周年:2000/08/07(月) 18:04
↑
それも、自分が望んで持ったわけではない超能力のせいだ
というのが悲劇的。
63 :
名無しさん@1周年:2000/08/08(火) 10:01
みなさん
筒井さんのサイン会とか舞台・お芝居の情報って、一体どこから
入手してるのですか!?そんな情報に恵まれないわたしに教えてください。
64 :
名無しさん@1周年:2000/08/08(火) 13:21
65 :
そうだお台場に行こう:2000/08/08(火) 13:39
「七瀬ふたたび」は私がはじめて小説で泣いちゃった作品です。
66 :
映画:2000/08/08(火) 15:45
「大いなる助走」と角川春樹版「時をかける少女」を最近観たけど、
両方ともひどかったぞ。
和田誠のオムニバス「怖がる人々」での「五郎八航空」と「乗越駅
の刑罰」はまあまあ。
「ジャズ大名」はバカ映画で面白かった。
「男たちのかいた絵」も結構よかった。トヨエツかっこいいし。
「おれの血は他人の血」「俗物図鑑」「ウィークエンド・シャッフル」
は未見。
でも一番好きなのはテレビ「世にも奇妙な物語」での「最後の喫煙者」。
67 :
名無しさん@1周年:2000/08/08(火) 17:35
「最後の喫煙者」ってヴィデオで見られる?
68 :
名無しさん@1周年:2000/08/08(火) 17:51
「スタア」を忘れてはならぬ。
69 :
名無しさん@1周年:2000/08/08(火) 17:52
原田知世バージョンの「時かけ」は、アイドル映画として
悪くないんじゃないか?
70 :
名無しさん@1周年:2000/08/08(火) 17:56
「おれの血は他人の血」だったか「ウィークエンド・シャッフル」
だったかは、筒井さん本人が「どうしようもない駄作」と言ってい
たような記憶がある。
71 :
名無しさん@1周年:2000/08/08(火) 22:47
「ウィークエンド・シャッフル」はカルト的に人気があるよ。
「筒井康隆以上に筒井康隆的」って言われてたの思い出した。
72 :
名無しさん@1周年:2000/08/09(水) 11:21
9月末に新潮社から短編集が出るそうです。
73 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/10(木) 00:23
>52
「脱走と追跡のサンバ」俺も大好き!
これは初期のドタバタ・ブラックユーモアな作風と、後期〜現在に
至る実験的な作風の丁度過渡期にある作品だという気がします。文学的に
極めて優れたイメージを表現しつつ、かつ優秀なエンターテイメントとしても
読めるという。実際、何回読み返しても飽きないです。いいよねこれ。
74 :
名無しさん@1周年:2000/08/10(木) 00:40
「家族八景」
はじめて筒井読んだのですが、
三時間くらいでイッキに読んで、
読んだあと非常に気分が悪くなりました。
オエーっていうかんじで。
これ誉めてるんですよ。
75 :
名無しさん@1周年:2000/08/10(木) 15:40
「家族八景」は英訳があって、アメリカの紀伊国屋にも置いて
あった。でもあの訳はあまりよくない。
「脱走と追跡のサンバ」とか「虚人たち」「パプリカ」あたり
を英訳すべきなのではないか?
76 :
名無しさん@1周年:2000/08/10(木) 17:05
「問題外科」
マジ夢に見た。夢精するかと思った。
77 :
名無しさん@空腹:2000/08/10(木) 17:22
>76
オー。あなた変態ね。
78 :
名無しさん@1周年:2000/08/10(木) 17:49
びびんちょ川
79 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/11(金) 01:21
「かいじゅうゴミイの しゅうげき」読んだんだけど、
小学生低学年向けでも相変わらずのくだらなさ(かつメッセージは明快)。
やっぱり凄い人ですね。
80 :
中途半端主義者:2000/08/11(金) 01:55
いんや。
毛唐にホントにウケるのは「心狸学・社怪
81 :
名無しさん@1周年:2000/08/11(金) 03:53
「エンガッツィオ司令塔」に入っている『乖離』、いいっすよ。
枯れてないと思うぞ。<値打ち>では58点だったけど。
82 :
名無しさん@1周年:2000/08/11(金) 10:55
↑
同じ本に入ってるティンブクなんとかという短編、かなりヤバい。
だって思いっきり金*日をパロディにしてんだもんな。
しかもその作品、発表後、韓国語へ翻訳する話があったらしい。
話を持ち込むほうも持ち込むほうだな(藁
83 :
名無しさん@1周年:2000/08/11(金) 18:05
我が幼少期のトラウマ体験。
『さんちょうめがせんそうです』
こんなモノ買って置いとくなよ、学校図書館。
オムスビがコワイ…
84 :
>43:2000/08/11(金) 23:59
>誰か『幻想の未来』について語ってくれ!
さっきまで読んでいたんだけど、すっかり毒気に当てられちゃいました。
まだ、なんだか凄いとしか言いようがないです。
誰か語って!
85 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/12(土) 02:07
大阪府立春日丘高校出身
86 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/14(月) 02:11
>83
俺も小学生の時にそれ読んだクチです。
世の中にはこんな無茶苦茶でひどい話を考える大人がいるのか、とカルチャー
ショックだった。でも今思えばそれを「カッコいい」と感じてしまった時点で
道を誤ってたな。
87 :
名無しさん@1周年:2000/08/15(火) 17:43
なんで罵倒レスがないんだ?(ワラ
88 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/15(火) 23:27
南北朝鮮の離散家族再会のニュース見ていて思ったんだけど、
南北朝鮮人の相変わらずの芝居っけたっぷりの動作(本人は
そんなつもりないのだろうけど)は、まるで「48億の妄想」
の大衆みたいで、面白かった。
89 :
名無しさん@そうだ占拠にいこう:2000/08/15(火) 23:56
昔は良かったなあ(プ
90 :
名無しさん@1周年:2000/08/16(水) 00:01
最高傑作は「乱調文学大辞典」の巻末
「あなたも流行作家になれる」
これを参考にして文壇デビューした人が少なからずいるというのが凄い!
91 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/16(水) 12:39
ヤッシャ・ツッチーニ
92 :
名無しさん@1周年:2000/08/16(水) 18:34
やっぱ名作といえば『俗物図鑑』でしょ、クライオックスは凄まじい。
93 :
名無しさん@1周年:2000/08/16(水) 18:37
>92
オックス!?
94 :
名無しさん@1周年:2000/08/16(水) 18:57
>90
げ。それホント?
「サルでもかけるマンガ教室」とこれだけは
参考にしてはマズイと思っていた。
95 :
名無しさん@1周年:2000/08/16(水) 21:35
96 :
名無しさん@1周年:2000/08/17(木) 02:54
age
97 :
ちんぴょろすぽーん:2000/08/17(木) 04:01
>94
サルまんは結構本気で参考になる部分もあるでしょう。と思う。
私は漫画書きませんが。「プルトニウムふりかけ」とか。
98 :
名無しさん@1周年:2000/08/18(金) 10:12
大嘘の中にちょこっとだけ本当のことが混じっている。
そこが面白いんだけどな。
99 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/19(土) 08:20
>>81 『乖離』確かにすばらしい。
エンガチョ司令塔は、夜コン冬コンの乗りだよね。
100 :
あっ、100だ。:2000/08/21(月) 08:13
101 :
名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 11:31
今週、舞台に出てるみたいね。
来月は大阪でも舞台に立つらしい。
102 :
名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 02:42
「朝のガスパール」をリアルタイムで読んでた人いない?
103 :
名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 03:04
「夜のガスパール」ならリアルタイムで読んだよ。
104 :
名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 00:31
「エディプスの恋人」を昔読んだ。
その後、神様について考え過ぎた。
105 :
名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 00:43
最近ね、不思議なことが多発。
かみしゃましゃまが私の背中を押すのよ。
意味を与えるのは私だから。
信じるのも私だし。
悪かったわね。
106 :
名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 05:18
>103
マジレス?(笑)
107 :
名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 10:00
「電脳筒井線」には乗り遅れちゃったんだよなあ。
あとで本になったのを見たら、むちゃくちゃガイキチで楽しそう
だったので「しまった」と思ったよ。
108 :
名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 10:11
きのう『筒井ワールドFINAL』を見に行った。
サイン会もあったので本にサインをいただいてきた。
筒井さん、「ヒノマル酒場」で「猫が死におってのう」
などと言ってた。最後のゴリラになるところ、ありゃ
ゴリラと言うより「ノートルダムのせむし男」だった
な(藁
109 :
名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 22:12
邪眼鳥は面白くなかったわけではないけど読んでて辛かった。
110 :
>>102 :2000/08/28(月) 20:52
電脳筒井線を読みたいがためにパソコン通信を始めた。
そういう意味では筒井氏はわたしのパソコン通信→インターネットの師匠。
電脳筒井線、必死こいて未読を読み、いざ書き込もうとしたときには会議室が荒れまくっており(多分あの罵倒が始まる直前くらい)、結局書き込めなかった思い出がある。
111 :
かめちゃん :2000/08/30(水) 15:46
「乗越駅の刑罰」や「走る取的」が恐いのは、本来ならば保護してくれるはずの存在(例 主人公である作家の老母>乗越駅、交番の警官>取的)が、恐怖の対象である相手側についてしまったり、もしくは不在だったりするためであるのではないかと考えています。
人間の恐怖の本質のようなものに深く突き刺さるのが、筒井康隆の小説なのかなー、と自分なりに思っているのですが・・・このふたつは筒井作品のなかでも何遍読んでも恐い短編(;;)
112 :
かめちゃん :2000/08/30(水) 16:03
しかも、普段は意識してないのに、いざというときは肉親とおまわりさんを最後の頼みとしてしまうという自分を見つけて驚愕した、というと大袈裟ですね。
113 :
名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 10:35
。。。子猫のスープ、おぇぇぇぇぇ。
114 :
名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 13:17
さあ飲み込んでー飲み込んでー。
あれは本気でこわいよ。
115 :
脳脳脳天壊壊壊了 :2000/09/01(金) 01:40
猫の臭いがするぞ
116 :
名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 04:09
筒井康隆といえば、『新日本探偵社報告書控』、っていうのが、ちょっと凄いと思うが。 これは、戦後(昭和25〜35頃)の大阪の探偵社の、依頼者への報告書をそのまま集めたという体裁をとっている。 当時の社会、人間模様を映していて面白い。 今はやりの、「第三国人」っていう言葉もでてくるよ。
多分、筒井は、元の資料をかなりの部分そのまんま使っているとおもう。
見合い相手の身元調査とか、中小企業の取引相手の信用調査とか、地味な内容ばかりだから、人によっては、どうしようもなく退屈かもしれないけど。
117 :
名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 05:11
筒井って人は、あんまり頭良くないんじゃないかと思う。
この人の書くドタバタって、ぜんぜん抑制が利いてなくて、
脳味噌をたれながしているような感じだ。
それと、いわゆるパロディー。
『虚航船団』で、ヨーロッパの歴史のパロディみたいなことを
やっているが、高校の教科書をただ暗記したという程度にしか
歴史がわかってないのが見え見えで、実に痛々しい。
(たとえば)「絶対主義」だの、「重商主義」だの、言葉だけ、
あと教科書にあった定義ぐらいおぼえてます、みたいな言葉を、
金をとって読ませる小説に使ってよく恥ずかしくないな!
『文学部唯野教授』の文学評論のパロディも、途中で投げ出した
からわからんが、どうせ似たようなものなんだろう。 もし、違う
という人がいたら、教えてください。
こんな、小手先だけでひねくりまわしたような「パロディ」は、
実はパロディーにもなんにもなってない。 もちろん、全然おもしろくない。
反論があれば、または、「これを読め!」っていうのがあれば、待ってます。
118 :
名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 07:31
>>117 その文章読んだら君の頭はあまり良さそうでは無いなと思った。
別に俺が筒井ファンだからとかじゃなくてね。
ちょっと論外だろう。
119 :
名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 08:24
>>118 117ではないが、どこがどう頭良くないのか、どの辺が論外なのか、
ちゃんと書くべきでは?君の意見は反論でなくただの煽りなのか?
読んでないものとしては、実りある「筒井のパロディー論」が
見たいところだ。
120 :
名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 15:20
121 :
哲斎 :2000/09/02(土) 21:43
自分の好きなものが理解されないのは、とても残念です。
すこし反論させてもらいます。
「抑制のきいているドタバタ」が、はたして優れたドタバタなんでしょうか。
ドタバタは、めちゃくちゃならめちゃくちゃなほど優れていると思いますが。
あなたと同じ批判を、何十年も前に百目鬼恭三郎と言う文芸評論家がしています。
彼はその発言で、相当株を下げたようです。
さて「虚航船団」ですが、筒井さん本人は、あれはパロディーでなくて歴史
そのものだ、と豪語しています。もちろんあなたの指摘のとおり、原点である歴史
と照応して楽しむパロディーとしての面白さもありますが、むしろぼくはあれを、
筒井さんが世の中のあらゆる事象、世界史、日本史、宇宙、無機物たち、自身の
私生活までをもとりこんで織り成そうとした大いなる全体小説の目論見としてとらえて
います。それが成功したか失敗したかは意見が分かれるでしょう。当然です。
しかしながら、
ぼくは最後の有機物と無機物のあいのこが荒野にたたずむシーンに感動できました。
物語としては十分すぎるほど成功だと思っています。あなたはさいごまでよみとおした
うえで批判しているのですか?
「文学部唯野教授」、これはパロディーではありません。文芸評論の解説は非常に
わかりやすいし、大学教授の俗物的な一面も、パロディーとしてかたづけられない
生々しさがあります。ぼくはこれ、それほど好きではないんですが、読まないできめ
つけられても、どうしていいのかわかりません。読んだ上での罵倒以上に、それは
礼節を欠いた発言だと思います。
まず、「メタモルフォセス群島」や、「俺に関する噂」といった
短編から読んでみてはどうでしょう。
この会話をきっかけに、ツツイがすこしでも好きになっていただけたら幸いです。
よくも悪くもディレッタントな作家なのね、この人。「唯野教
授」に限らず彼の作品には精神分析だの、思想的な事について
の言及が出てくるんだけど、どれもみなまるで紋切り型の価値
判断だし、作品には邪魔なような感じがした。
だけど作家としては、物語の構成力や、発想力の点でずば抜け
てると思うな。いわゆる「パロディー」というのを、そこで扱
われている知識の稚拙さで判断するのはあまりフェアではない
な。重要なのは、そうした紋切り型の知識をどうやってパロデ
ィーにするかでしょ。多分117は小説に出てくる知識の部分に
関心が行きすぎてて、作話法上の工夫とか物語の発想の部分ま
でいってないと思う。まあ時には物語りの構成にも陳腐なもの
を感じる時もあるが。要するに俺が評価するのは彼の発想の
奇抜さかな・・・
123 :
名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 23:30
「夜のコント、冬のコント」の中の「レトリック騒動」が好き。
「唯野教授」については二点ほどツッコミができる。
「批評理論があのような時系列で推移したわけではない」
「シニフィアンが猫という言葉でシニフィエが猫そのものだとしたら、鳳凰や一角獣のシニフィエは何なのか」
鳳凰や一角獣そのものでしょ。
126 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 04:34
なんか丸山圭三郎の本に(「言葉・狂気・エロス」講談社現代新書)
そこでのシニフィアンはソシュールで言うならレフェランだ、
っていう話が出てたんだけど、オレにはサッパリ。
因みに、ラカン的な用法だと間違いではないらしい。
あと、言語学板で「丸山圭三郎はソシュールを誤読しているが
その誤読が学問的に美しい誤読であるため、容易に気が付かない」
って話が出てた。
それが気になってるんだけど、まあ、オレには関係ない次元の話か…
127 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 05:14
「唯野教授」での余りのエイズ患者蔑視には堪忍袋の尾が切れました!
128 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 06:56
あのなぁ。>127
129 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 09:13
>127
読解力を身につけましょう。
130 :
>128・129 :2000/09/03(日) 19:38
アンタ達こそ筒井をやたら絶賛しとらんと、>127さんの批判的な
意見に耳傾けたらどうやねん。
すが秀実や渡辺直己の評論をまともに読まんと、罵倒してる輩とおんな
じやな。
ちょっとした皮肉でも、罵倒しかできん筒井本人とそのファン、まったく
いいコンビやな(笑)。
131 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 22:20
百目鬼凶三郎、なつかしー
132 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 22:22
「エイズ患者を蔑視する登場人物を出すこと」
が
エイズ患者の蔑視に繋がるのでしょうか?
133 :
名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 23:06
現行モラルが盤石のものだと信じ込んでる小動物たちに
なに言っても無駄だよ
134 :
空耳 :2000/09/03(日) 23:29
この前幻想の未来を読んで
ラストに呆然としました。
壮大すぎて・・・
135 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 09:57
>>130 すが秀実や渡辺直己の評論はまともに読むに値しない。
136 :
135 :2000/09/04(月) 10:04
>>130 それと、127さんの批判的な意見ってことなんだけど、
この人言ってる事って的外れもいいとこなんだよね。
128,129さんもその事が言いたかったんだと思うよ。
彼の意見に耳を傾けても、なんの意味も無いだろうねー。
137 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 17:26
127ってネタじゃないのか?
でもどっかの評論家が同じこと言ってたのは見たことある。
すが秀実や渡辺直己?
138 :
我輩は名無しさん :2000/09/04(月) 18:30
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( Θ刄ヲ)< 鮭はそのことで岩波に抗議したのよ
UU ̄ ̄ U U \_____________
139 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 19:10
股辺直己とかスカ秀美なんか馬鹿じゃん。
筒井康隆に絡んだからたまたまフィーチャーされただけで、
ひとりで看板張れる能力はないよ。
140 :
130 :2000/09/04(月) 19:57
あんたら、ほんとにひどいな。
本当に渡辺直己やすがの本読んでいってるんか?
文芸誌のちょっとした批判でも噛み付くような作家をよう支持するなあ。
ほんと、ああいった優れた評論を受け付けない体質は、嫌われるよ。
神戸の震災の時も,自分が被害者ヅラして、なんにも行動せんかったから、ボラン
テェアまでした田中康夫にまでからかわてたやん。
まあ、自分の演技を「フォーカス」に記事にされただけで、怒るような自称「俳優」を
いつまでも、応援してなさい。
ほんとにアンタらは、クソッタレだよ。
141 :
我輩は名無しさん :2000/09/05(火) 00:14
俺も135や139がすがの本を読んでるのか疑問だなぁ。
どの本で言及してるのか言ってみそ?
すが秀実はかなり切れ味の鋭い批評家だぞ。
福田和也なんかよりもよっぽどね。
渡部は知らないけど、すがの筒井への批判には十分説得力があったぞ。
142 :
我輩は名無しさん :2000/09/05(火) 00:31
「コレラ」読んでむかついたよ。
所詮パロディ小説のくせに「ペストは駄作」とか書いてるし。
「ペスト」読んでないで言ってんじゃないの?(ワラ
143 :
我輩は名無しさん :2000/09/05(火) 03:16
>142
同じような批判を百目鬼がしてたんだって。
「やつあたり文化論」の「笑いの理由」で筒井自身が反論してるから、読んでみ。
144 :
143 :2000/09/05(火) 03:19
あと、俺はすがの批評はいいと思うけど、すがが褒める小説はつまらん。以上。
145 :
142 :2000/09/05(火) 03:29
うう。素で返された。
146 :
143 :2000/09/05(火) 03:33
あら、ネタだったの。失礼しました。
スガ秀実や股辺直己の話がしたいなら別スレ立ててそっちでやってください。
148 :
130 :2000/09/06(水) 19:36
>147
そういう態度があかんゆうてるやろうが!!
149 :
吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 21:26
そんなスレすぐに消えるからね。所詮マイナー批評家。
150 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 04:34
柄谷行人が断筆宣言の事を糞味噌にこき下ろしていたのを読んだ事がある。
151 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 12:58
昔、ラジオ小説で「熊の木本線」の続編を放送していたんですが
誰かこの元ネタを知りませんか?とても気になってます。
152 :
筒井康隆 :2000/09/07(木) 15:59
つい先頃も『作品』誌上で吉本隆明氏がぼくの小説を批判した。「コレラ」という短篇で、これはカミュの「ペスト」のパロディである。この小説の中で主人公のサラリーマンが「ペスト」を読み、こう感想を洩らすくだりがある。「私が思うにこのカミュはきっと、どんでん返しとか、オチとか、あっと驚く結末をつけ加える術を心得ぬ、つまり小説作法のABCも知らぬ小説家であったにちがいない」吉本氏はこの部分を、半分ぐらいは作者の本音であろうと判断し、本質的に文学がわかっていないとしている。
とんでもない話である。作者は「文学の何たるかを知らぬ」主人公にまるきりの的はずれを喋らせているのだ。たとえ半分にしろ作者自身がそんなばかげた考えを持っていると本気で吉本氏が思ったとすれば、ドタバタSFを書いている筒井康隆は実際にもドタバタ的人物であろうと思ってふざけた電話をかけてくる高校生たちと変わらぬことになる。(『言語姦覚』所収「パロディと虚構性」1981年)
153 :
吾輩は名無しである :2000/09/07(木) 23:50
>柄谷行人が断筆宣言の事を糞味噌にこき下ろしていたのを読んだ事がある。
その発言をアンチ筒井がここに転載して、そのあまりの無内容さに失笑を買っていたのを
見たことがある。
154 :
>147 :2000/09/08(金) 05:21
>そういう態度があかんゆうてるやろうが!!
何でだめなの?教えてプリーズ。
155 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 07:36
>>153 そなの?ではもう一回失笑を買おう。
<筒井の執筆拒否は言論の自由のための闘争としてフランスから勲章を
もらったりしたらしいけど、見当違いもはなはだしい。筒井がもたらした
「自由」とは、いわゆる本音を言うことであって、フランスでなら「移民は汚い」
という「本音」を言うルペンなどと同じですよ。筒井以後、どんどんそのような
風潮が強まっていて、それが「自由主義」だと称されている。確かに、
その「功績」は大きいですよ。しかし、正直な本音というのは、実際のところ、
自己欺瞞的なものであって、正直どころではない。そのような正直さが
虚偽にすぎないことを見抜くことがむしろ文学だろうと思う。
古い話になるけど、あの問題の発端は教科書でしょ。文学は悪であると
主張するような人が、 文部省検定教科書に自分の作品が載るべきだと
思っているところがあほらしい。そんなものが偉いと思っているような俗物が
「悪」などと言うなよ。>
(対談:村上龍−柄谷行人「国家・家族・身体」より)
156 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 07:40
柄谷の言説はごく当たり前だと思うぞ。
157 :
130 :2000/09/08(金) 08:06
>155
さずが柄谷センセ、筒井のおっさんの勘違いぶりを
見事に指摘してるわ。
>154
人の貴重な批判を、「よそでやれ」と突き放す、
その卑怯な態度や!
これ以上やると、迷惑かけるから書き込みやめるけど、
けど、少しは他人の批判受け入れろよ。
158 :
吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 11:41
勘違いしてるのは柄谷。筒井は「小説内の自由」を主張しただけで、
あらゆる局面での「本音を言う自由」なんて主張してない。
159 :
ixion :2000/09/08(金) 13:15
>古い話になるけど、あの問題の発端は教科書でしょ。文学は悪であると
>主張するような人が、 文部省検定教科書に自分の作品が載るべきだと
>思っているところがあほらしい。そんなものが偉いと思っているような俗物が
>「悪」などと言うなよ。
この点は柄谷の認識不足だな。多分抗議文とか回答書もフォローしてない。
筒井は断筆宣言の中で:
「さて、日本癲癇協会の糾弾は、一見、表現の自由とは無関係の、または
その中のごく些細な問題、つまり制度内の良識たるべき「教科書」に
「無人警察」が載ることにのみ的を絞っているように思える。」
と、まず回りくどく「自分にとっちゃあ教科書どうこうはどうでもいい
前置きだ」と言っておき、その後「一般的な良識を根拠にする」ことの
恐ろしさについて述べ、そこから協会が「返答次第では、当該作品所載
の文庫、全集の回収も求める」っていっちまったことに反応してる。
だから、これを「教科書に載らないから駄々こねた」なんて批判は、
見当違い。問題は教科書外の規制まで向かおうとした協会の態度。
協会がそんなぶっ飛んだ失言をしたので、筒井もそれに合わさざる
を得なかったが、結局筒井は妥協案用意してたし、しかも後になると
筒井の敵は「自主規制に縛られたジャーナリズム」になってる。
まぁ、ここらへんの筒井の問題のずらし方はさすが上手いな、と言うか
ずるいな、と思うが^^;
あ、130さん、渡辺直己の若書きの筒井論、どう思いますか?
なんて本だったっけ…さがそ。
161 :
153 :2000/09/08(金) 14:50
>155
この前転載されたのは、たぶん155と同じ対談だけど、別の部分だった。
前回の方がウケてたよ。
162 :
130じゃないけど :2000/09/08(金) 17:29
>160
Hello Goodby 筒井康隆ってやつですか?
163 :
ixion :2000/09/08(金) 22:50
あ、そうそう。今見つけた>162さん
164 :
130 :2000/09/08(金) 22:59
これ以上書くと荒らしみたいになってまうから、書くのやめとこかと
思ったが、やはりちょっと書かせてもらう。
結局真面目にそれなりの事書いてくれたん、ixionさんだけやないかい。
(ちなみにその渡部の本は探したけど、まだ見つけてません)
でも確かに癲癇協会もひどいが、筒井の方もずるいとしかおもえん。(159の転載
読む限りでは)問題ずらすから、後々うやむやになってもうたやないか。
それにしても、ほかの筒井ファンはどうしたんかい?罵倒でもしてくるんかと思った
けどな(笑)。ほな、もうわしは引っ込むぞ。ほんまにあんたらは最低やったわ。
165 :
158 :2000/09/08(金) 23:14
俺も真面目に書いたつもりだったけど(笑)
小説内の悪逆非道を現実にスライドさせちゃ駄目だよね。それと差別の問題は別。
柄谷はいつも現実との接点を考えてる人だから、それで勘違いすることってよくある。
湾岸戦争の時もそうだったし。
166 :
153 :2000/09/08(金) 23:45
うーん。この話題って、定期的に出てきてかなり食傷ぎみなんだよね。
柄谷の批判については158さんとixionさんがあっさり片づけてくれたこともあって
そっけなくしちゃって多少悪かったと思うけど。
167 :
ixion :2000/09/08(金) 23:53
湾岸は…おいとこうよ、ね^^;
そんのむかーすの筒井論のながで、渡部は、言葉が言葉以外のものに
従属する、つまり、ある内実を表現するかのような言葉の扱いが嫌い
だって書いてる。それは筒井も大っ嫌いだろうけど、ただ、言葉は
容器であり道具であるとみなすしかない人もいる。被差別者は特に、
言葉によって限られて追いやられることに敏感だろう。けど、筒井は
きっと「そんなやつにまで責任もてねーよ」って思ってるし、また
それなら別の言葉に代えればいい、容器が違えば内実も変わるんだ
(自主規制ね)と考えてる奴らの欺瞞性も見抜いてたん、だろう。
ま、筒井の立回りが上手かった(ずるい、といえるまでに)のは
確かだが。自主規制に目を向けさせたって点で。
なーんて、「筒井康隆「断筆」めぐる大論争」(創出版)読みながら
思う俺。
168 :
153 :2000/09/09(土) 00:08
169 :
ixion :2000/09/09(土) 00:46
うん、ただね、筒井は自分の言葉がメディア(某大新聞はインタビュー
えんえんとしておいて、一語も載せなかった)に取り上げられて、公平な
議論ができるものと思ったら、自分の言葉が載らなかったので、それで
自分だけが悪者になる、しかも、このまま協会側の言い分だけが通れば
自分の過去の作品が危ない、ってことで断筆宣言を出し、またメディアに
矛先を向けたということで、これは自己防衛でもありながら同時に巧みな
攻撃でもある。そこがずるい、というか賢いんですね。
協会との話し合いは、もちろんブラックユーモアとか文学の「言葉」とか、
絶対に分かり合えない部分があるのを前提として話し合った上での合意
については、筒井の対応はしっかりしています。まとも過ぎて恐いぐらい。
俺としては、筒井の毒がいじめを引き起こすどうたらより、永井なんたら
とかいう癲癇協会員の文学観の方が危ないと思う。
「文学、特に教科書に登場するほどの小説は、声高らかに暗唱したくなる
ような美しい文章であるべきだ、テーマは人道主義的なもので医学的な
引用がある場合には科学的により正確であるべきだ」
清濁併せ呑む世の中にならないと、必ず排除されるものが出てくるのを
分かってないで、筒井を批判している、こういう見解はヤバイ、と思う。
170 :
153 :2000/09/09(土) 01:18
171 :
ixion :2000/09/09(土) 01:57
あ、別にずるいって、詐欺師とかそういうずるさじゃないですからね。
そこだけははっきりさせておくけど。だいたい抗議文とか声明とか覚書
とか読んでから語れよ、ってカンジの批判多いよね。
で、龍のこの発言:
「ちょうどこの時期(筒井氏の断筆)が中上健次の死と重なっていた
ので、なおさら腹がたった。じゃあ四年間なら四年間、お前の命を
中上さんにやってくれ。交通事故とか、死んじゃったりして、いつ
書けなくなるのかわからないのに、何もないのにやめるというのは
許せなかったですね。………本当はあの人(筒井氏)のことはどう
だっていいんだけど」
書かないのが「残念」なら分かる。でも「許せない」とまで感情を
込める背景には、龍が筒井の考えを知らず(知ろうとせず)、また
中上に親しすぎた(自分には書けないことを書ける、という一方的な
敬意)ことがある。龍は中上のことになるとムキになりすぎ。
だいたい、『脱走と追跡のサンバ』『バブリング創世記』『虚人たち』
『口紅に残像を』『夢の木坂分岐点』とか、まともに批評で対決しない
くせに、断筆宣言にだけイベント的に反応した馬鹿多すぎ…。
172 :
吾輩は名無しである :2000/09/09(土) 02:15
そういえば中上、柄谷、筒井は3人で文藝家協会やめたんだよね
いい時代もあったもんだ
173 :
B :2000/09/09(土) 05:39
筒井さんの小説は、読み手の想像力があってナンボのおもしろさ?
174 :
吾輩は名無しである :2000/09/09(土) 08:07
>>157 アホか。人の貴重な批判ってどのこと指してるの?
君が言ってるのは批判でもなんでもなくただの負け惜しみです。
ここは、筒井康隆に関するスレッドです。
スガ、股辺を引き合いに出すのであるなら、筒井康隆を論じている文献を参照するべきです。
それに書き込み以前にきみの存在自体が迷惑です。
だいたい、筒井スレで股辺の話してるのにハローグッバイも読んでないで
なんでそんなエラソウナコトガ言えるのでしょうか?
>ほんまにあんたらは最低やったわ。
馬鹿って幸せでいいよね。
>>171 まあ、龍はそういう奴だから・・・。
「日本のポップミュージックがクズなのはユーミンやサザンを聴いて育ったからだ」
とか、2ちゃんにスレ立てたら厨房扱いされそうな印象論ばっかり言う人ですからね。
その「野蛮」さが龍の魅力とも言えるのだけど・・・。
柄谷の発言を引用したことで少しは内実のある書きこみが増えたのはよかったよ。
ちょっと前まで「自分はわかってる」人たちの罵倒合戦だったからね。
176 :
>171 :2000/09/10(日) 03:06
×『口紅に残像を』
↓
○『残像に口紅を』
あ、ごめん、うっかり>176さん
龍の印象論はEv.Cafeから始まったんじゃねーかな(乱暴)
それこそ「どうだっていいんだけど」
178 :
吾輩は名無しである :2000/09/10(日) 04:20
試しに音楽一般板でスレ立ててみようか?
179 :
哲斎 :2000/09/10(日) 06:03
むむ。龍ってサザンをけなしてるんですか?
でも桑田の本の解説で、「無敵のサザンオールスターズ」ってエッセイ
書いていますけど。
もしかして二枚舌?
180 :
吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 16:54
181 :
>130 :2000/09/12(火) 19:02
やっぱり、もうちょっと書かせてもらう。
>174
「やめる」言ったとたんに、んなこと書きくさって!
別に「ハローグッバイ」読まんでも、渡部とスガの薯本の中で筒井のこと
書いてるとこ読んでたらわかるんや。
大体、渡部のような大人物に「股辺」とは何事や!アンタこそホントに
読んでるんか?ASAHIネットの筒井ファンと同じで、ちょっとでも批判する
もんは、人格まで否定するねんな。(「存在自体が迷惑です」ってなんやねん!)
ある意味、言論弾圧者じゃ、あんたと筒井は。
182 :
>130 :2000/09/12(火) 19:12
>170
あのなあ、村上龍も柄谷も、筒井よりも中上と付き合い長いんや。
文芸家協会やめるときに、ちょっと付き合っただけのモンになにが分かるねん!
おそらく、龍もその辺の考えが頭あったんやろ。気持ち分かるで・・。
大体、筒井は、自分勝手な行動がすぎる。一番腹立ったのは、神戸震災のとき、
被害者を強調したこと。神戸空港のときも、なんら反応せず。
その事を田中康夫にからかわれてる(「神戸震災日記」)
少しは、ボランティアまでやった田中を見習え!
じゃあ、これで言いたいことは最後にする。
183 :
吾輩は名無しである :2000/09/12(火) 19:53
ちゃんと文学的な反論しようよ・・・
158さんとかixionさんとかちゃんと書いてくれてるんだから、それを無視するのは卑怯じゃん?
184 :
>>130 :2000/09/12(火) 20:02
後、これにも答えてよね。それができなきゃただの荒らしと思われても仕方ないよ。
254 名前:名無しさん@1周年投稿日:2000/05/17(水) 20:49
242に関する限り、まあ、柄谷の発言は問題外として、
村上の発言にしても、よーするに「筒井さんは書き続けるべきだった」
と言ってるだけらしい。
その理由はよくわからない。
この人たちって、明晰な言葉による議論をすると勝ち目がないから、こうした
ぼやけたブンガクっぽい雰囲気はあるが、その実、まるで内容のない
言葉でなんとなくいちゃもんをつけたがるんだよなあ。
その上、まるで無関係な中上健次の死を持ってきて、安易に情緒的な共感を呼
ぼうとしているのもいやらしい。(はっきり言って冒涜である)
真っ向から反論するならば、つまり村上は言葉狩りには反対である点については
筒井と同じ立場だが、それに対応する方針の点で異なる立場をとるらしい。
ははあ。で、龍ちゃんは、その後どういう対応をとって、どういう戦果をあげたの
ですか?
単に作家は書きつづけなければならんというだけならば、筒井はちゃっかり断筆中も
書いていた。ご苦労様と言う他ない。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=book&key=944755093&st=200&to=300
185 :
吾輩は名無しである :2000/09/12(火) 23:49
受け入れられなければ断筆するという、小児的な反応を嘲笑っていたのではないか
?その対談では。理論的にとりあげるようなレベルにはないという感じで。
186 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 00:23
じゃあドラゴンとかは受け入れられなかったら妥協しちゃうんだね。
そっちの方がかっこわるよ。それは大人の対応なのかも知れないけどさ。
おれは小児的でも筒井の方がかっこいいと思うね。
187 :
(゚Д゚) :2000/09/13(水) 00:30
すがの「花田清輝」とか「日本近代文学の誕生」は正直いい評論だと思うよ。
でも筒井関連のはやっぱり「私怨」みたいなのが見えてきてちょっとなあって感じ。
「超言葉狩り宣言」とかも無理矢理書き上げたような印象がある。
渡辺も最近はハウツー本みたいなのばっかりでつまんない。もっと頑張ればいいの書けると思うけどね
188 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 00:52
「受け入れられなかったもの」というのが差別的表現なのが問題であ
って。断筆宣言は文学者の特権意識の端的な表れでしょ。良心的に筆
を折るのでも絶望してという訳でもなくて、そうすることによって圧
力を生じさせる事を狙った、総会屋的な手口と言えなくもない。
それはやっぱり非難されてもしょうがないと思うよ。
189 :
(゚Д゚) :2000/09/13(水) 00:57
方法論はともかく、差別語は小説の中でも駄目だと思う?
朝日の連載なんて「狂」の字さえ使わせて貰えなかったんだよ。
190 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 01:26
「小説だけあり」というのは疑問だなあ。
それが良いかどうかはさておいて、朝日新聞社の紙面の方針なわけだ
から、掲載する作品が従うのは職業上のルールだよね。その場合、文
学を聖域のように特別視するのは間違いだと思う。
神戸事件の「少年」のような安易なイメージの増幅だと思うんだな。
筒井の使う「狂」とか「てんかん」とかは。やっぱりそれは思想的に
解体する問題だと思うし、通俗的なイメージに寄り掛かった小説は、
作品としても評価を下げざるを得ないと思う。通俗批判としてのカリ
カチュアライズとして「無人警察」が書かれたのなら話は別だけど、
そういう意図はないわけだし。
191 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 01:27
>>188 その論旨で行くと、それ以前に自主規制はメディアの特権意識の表れでしょ。
自主規制というメディアの圧力に対抗する手段として、筒井個人が取り得る
もっとも有力な術として断筆を選んだって事でしょ。
君、大局が全然見えてないで物言ってるね。
だから、総会屋的な手口なんて的外れな言葉が出てくるんだろうね。あはははは。
192 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 01:45
>>181 はい、えー、馬鹿が一匹釣れました。
股辺信者なら信者でいいからさ、礼賛は別スレ行ってやってください。
股辺にせよ、スガセンセイにせよ、事、筒井に関する論評は、はじめに主観的な結論があって、
それを無理やり正当化しようとしてる感が否めません。
それと、別にあなたがやめると言ったから書いたわけではないのですよ。
どうせこのスレ来て過剰反応するだろうと思っていましたし。
それを、頭から決めるようなその物言いはどういう事なんですか?
実際に強制力の無い掲示板の書き込みに過剰反応して
言論弾圧とか言えちゃう辺りといい、その思い込みの激しさは
少し心配です。カウンセリングでも受けたらどうですか?
>じゃあ、これで言いたいことは最後にする
また、戻ってこられてもかまいませんよ。
ASAHIネットで、なにかつらい目にあわれたのですか?
193 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 01:46
>>190 思想的な解体と、自主規制は違うと思うけど。
作品の評価と、その発表を規制することは別問題でしょう。
194 :
188 :2000/09/13(水) 01:47
>191
熱くなりなさんな。本人じゃあるまいし。190は私だからそれ読んで
ね。
メディアの自主規制を単なる特権意識に返してしまうのは、乱暴だよね。
やっぱりそこには倫理や社会通念への配慮はあるよ。そこに特権意識が
入りこむ余地があるのなら、それはそれで批判する題材。それとは別の
次元で、文学者の特権意識はやはり批判する題材という事。そして文学の
フィールドに留まる以上、後者を批判しているというだけだよ。
「筒井個人が撮り得る最も有力な術」として断筆を選んだっていうけど、
、それは大袈裟な身振りであって失笑を買ってもしょうがないと思うけ
どなあ。英雄視する感性は私にはないな。 (おしまい)
195 :
188 :2000/09/13(水) 01:50
>190
そうだよ。そういうことを言ってる。思想的な解体を自主規制とは見
なしていない。それはそれで解体すればええがな。
196 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/13(水) 02:06
>そうすることによって圧力を生じさせる事を狙った、総会屋的な手口と言えなくもない。
まあ、結局この辺りが周囲の嫉視を買う原因なんでしょうね。
いまさら指摘されるまでもなく筒井のやり口は政治的行動なんだけど、
こんなやり方が通用する作家なんて今の日本に筒井くらいしかいない
だろうからね。
197 :
196 :2000/09/13(水) 02:09
もちろん筒井にとってだって賭けだったのであって、100%の保証なんてない。
無視されて終わりって可能性だってあった。
作家生命を懸けてでも、自分の書きたいことを書く環境を整えるために勝負に出て、
見事に勝ったというあたりが賞賛される部分なんだけど、
まー、自分じゃなにもできないくせにひがむのだけは一人前のアホどもがうるさい
こと。
198 :
(゚Д゚) :2000/09/13(水) 02:09
>>194 批判は批判として行えばいいし、それの発表を規制するのはやっぱり問題があると思うよ。
メディアが特権意識を持ってもいいけど、それなら自主規制なんてせこいやり方じゃなくて
正々堂々と論争して欲しい。
199 :
196 :2000/09/13(水) 02:23
>神戸事件の「少年」のような安易なイメージの増幅だと思うんだな。
>筒井の使う「狂」とか「てんかん」とかは。
何を言いたいのかさっぱりわからないなあ。問題の無人警察自体読んでないんじゃないの?
増幅もなにもてんかんはてんかんですが?
それから、130の相手はもうしなくていいんじゃないでしょうかね。
彼の発言をずっと追うと、真面目に怒っているようなふりだけで、内容にはまともに議論しようという態度はまったくない。
ただの煽りだと断定してかまわないでしょう。
201 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 02:32
>文学者の特権意識
152は読みましたか?小説内で差別的表現が許されるのはそういうことですよ。
江戸時代のキャラクターが、「めくら」と言わずに「目の不自由な人」とか言ったら
爆笑ものですね。新聞社がやってるのはそういうことですよ。
小説家と新聞社の契約内容についてはそれぞれの問題だから置くとしても(100%
新聞社の方針が優先されるなんていう失笑物のご意見は論外ですが)文学に対する識
見としてそういう方針は批判の対象になるんじゃないでしょうか。
202 :
188 :2000/09/13(水) 02:49
>194
筒井のは規制とは言えないと思うけどなあ。
「風流夢たん」や「セブンティーン」の状況を自主規制だと思ってる。
そういった場合に抗議するのなら分るけどさ。
>199
まあ万人が分るとも思わないので、悪しからず。
(ほんとうに終わり)
203 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 03:12
>筒井のは規制とは言えないと思うけどなあ
??全集の回収も考えるとかいわれてんだよ?これが規制じゃないの?
204 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 03:25
>202
無人警察において、てんかんがどういう文脈で登場したか知ってますか?
それを説明した上で、それがどう「通俗的なイメージによりかかって」いるのか
説明してください。
あいまいな言葉で文学性を否定した上で勝手な逃げを打たないでくださいね。
205 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 03:33
>「筒井個人が撮り得る最も有力な術」として断筆を選んだっていうけど、
>それは大袈裟な身振りであって失笑を買ってもしょうがない
同感。結局のところ「断筆宣言」は大仰なパフォーマンスにしか映らない。
小説家なら小説家らしく、小説によってメディアの自主規制を批判すべき。
だいたい、筒井を支持してる人たちは、彼の断筆撤回をどう思うの?
だって、メディアの現状は何も変わってないよ。彼の行動は何に寄与した?
アントニオ猪木の引退カウントダウンといい勝負だよ。
206 :
(゚Д゚) :2000/09/13(水) 03:46
パフォーマンスでしょう。というか、まともに批判しても変わるわけないし、やっぱり賭けだったんだと思うよ。
まあ断筆をやめたのはねえ・・・作家特有の病気というか(笑)
「邪眼鳥」が読めただけでもよかったけど。
207 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 04:02
>>194 別に熱くなってないんだけど、そういう事を書き込むことによって、
己に優位性があると思い込みたい人は少なくは無いのでまぁいいでしょう。
で、本題。
190の書き込みで断筆を作家の特権意識だって断じてる所が乱暴だなぁと
思ったので191のように書いたのだけどね。
作家自身も断筆によって大事なものを失うわけでしょ。
190,194見て思ったけど、あなたの場合文学というものを軽んじて
捕らえてる傾向があるよね。
別に、盲目的に英雄視してるわけじゃないけどさ、
マスを相手にしていたので、第3者から見たら大げさな身振りだと思われる様な事でも
せざるを得なかったという見方は無いかなぁ。
そうでなかったら、どういう手段を採る事が良かったと思うのか聞きたい。迎合?
それと、なんで英雄視という言葉を持ち出したのかも聞きたいなぁ。
208 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 04:09
>>202 >「セブンティーン」の状況を自主規制だと思ってる。
自主規制でなく、団体による圧力に負けた結果でしょ。
>まあ万人が分るとも思わないので、悪しからず。
たぶん、1万人に一人もわからないと思うよ。
209 :
202 :2000/09/13(水) 04:17
>203
全集どころか文庫本も多数出てますよ。回収なんてまず不可能な話だ
し。それは自主規制とは言えないと思います。この場合の「規制」と
は、過剰反応が産み落とした言葉のような気がするんです。
先の二つの本なんか文字通り出てないですよ。
>204
知ってますよ。運転のくだりです。
なんでこう頭に血が上る人が多いのか。
普通に読めばうっかり読み過ごしてしまうような箇所です。
「脳波測定機」「テンカン」「脳波」「異常波」「発作」「病院」
「収容」と、たった二つのセンテンスの内に高密度に積め込まれて
いる。
まずてんかんはカタカナで表記される。気違いをキチガイを書くよう
なイメージ操作ですね。疾患者は頭から異常波を出すモンスターのよ
うに描かれている。そして「病院に収容する」という言葉遣い。「入
院する」じゃなくて「収容する」ですよ。キチガイとテンカンをイメ
ージ的に重ねた通俗的な描写だと言うことが分らないですか?
もうほんとうんざり。なにを言われようと逃げます。
210 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 04:20
>たぶん、1万人に一人もわからないと思うよ。
あなたが分らない一人と言うことは分りますが、そこまで馬鹿は多くな
いですよ。
211 :
202 :2000/09/13(水) 04:31
>190,194見て思ったけど、あなたの場合文学というものを軽んじて
捕らえてる傾向があるよね。
>それと、なんで英雄視という言葉を持ち出したのかも聞きたいなぁ。
反論もあるけど本論と関係ないよね。こういうのが嫌なんでやめたいんだなあ。
っていうかもうやめる。
212 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 05:59
なるほど。無知なのではなくて、読解力が極めて低いんだね。
無人警察が、究極の管理社会の不気味さを描いた作品だということを頭に置いて
考えれば、209で書かれているくだりを、筒井が差別的な意図で書いたわけでは
ないことくらいわかりそうなものですが。
異常波を出すモンスターと書かれていますが、これは脳波のことですよね。
脳波に異状があるとそれはモンスターなのですか?これは差別的な発想ですね。
>「脳波測定機」「テンカン」「脳波」「異常波」「発作」「病院」
>「収容」と、たった二つのセンテンスの内に高密度に積め込まれて
> いる。
これらの言葉のどこに問題があるのでしょうかね。差別的な言葉は何一つ
ないと思いますが。
私が知らない間に「収容」という言葉は差別語になってしまったらしいの
ですが、「病院」「発作」「脳波」などもそうなのですか。
てんかんの患者が発作を起こした場合、それを描写するに、これから先ど
のような言葉を使えば良いのでしょう。
213 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 06:00
>まずてんかんはカタカナで表記される。気違いをキチガイを書くよう
>なイメージ操作ですね。疾患者は頭から異常波を出すモンスターのよ
>うに描かれている。そして「病院に収容する」という言葉遣い。「入
>院する」じゃなくて「収容する」ですよ。キチガイとテンカンをイメ
>ージ的に重ねた通俗的な描写だと言うことが分らないですか?
これはどうかと思うぞ! つーか、こんな深読みは悪意がないとできないよ。
214 :
(゚Д゚) :2000/09/13(水) 06:03
てんかん(漢字が出ない)=基地害と見なされてしまういやーな未来社会を
描いた小説ですから、当然のことと思うのですが。
読み手もそんなにバカじゃないですよ。あなたほどの深読みはできませんけどね。
215 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 06:06
しかし、この人相当おもしろいね。
ここまでおいしいキャラ、昨今の文学板ではいなかったのではないか?
216 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 06:11
>全集どころか文庫本も多数出てますよ。回収なんてまず不可能な話だし。
例の小説すべてをあまねくこの世から消滅させないと満足できないらしいですよ?
全集の回収くらいで済めばラッキーだったと思え。
抗議するなんざ言語道断。
しかもこれは規制ではない。(ではなんなのだろう)
いやー恐ろしい。無人警察より恐ろしいくらいだ。
217 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 06:29
この人、てんかん協会の人なんじゃないかな。
浅田彰が「諸君」に書いた「筒井康隆氏はやはり間違っている」を読むべし。要は教科書に載せるような作品ではないという話だね。
219 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 06:58
教科書に載らなかったことより、「無人警察」を差別小説扱いされたことに切れたんじゃないの?
浅田の方が問題をすり替えてるような気がするけど。
だいたい浅田だって「土人」とかつかってんじゃん(藁
教科書に載せるとすればそう言う表現は使わないでしょ? 当然ながら。(大前提として浅田の文章が教科書に載ることはまずないとは思うけど。)
>212
>差別的な言葉は何一つないと思いますが。
白痴だな、あんた。それとも痴呆かい?
相手が差別だといったら、それは差別。万に一つの例外も無い。
ただ、それが妥当なものかは司法の問題。
私見を言えば、客観的に(前科から)見て筒井氏に悪意があったと認められるので、筒井氏には猛省を促す。(w
しかし、反省したフリをするだけで可。馬鹿に従う必要性を認めない。(彼にとっては今更だろうが)
222 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 07:10
>白痴だな、あんた。それとも痴呆かい?
>相手が差別だといったら、それは差別。万に一つの例外も無い。
本音が出ましたね。別に司法の問題じゃないでしょ。出版社が勝手に規制してるんだから
それとも民事訴訟でも起こしますか?
>教科書に載せるとすればそう言う表現は使わないでしょ?
筒井が「載せろ」といった訳じゃないよ。角川が載せようとしただけ。
だから、角川とてんかん協会でナシをつければよかったのに、
てんかん協会が調子に乗ったんだよ。
つーか(ナツ)ってひとメアドさらしてるね。
恥かいちゃうよ〜コテハンでそんなカキコしたら。
あーあ、荒れちゃったよ。いい雰囲気だったのに
>>223 (ナツ)知らんの?社会学板ではお馴染みだよ。
それにしても、ixion以外は「はじめに結論ありき」でうんざり。
肯定派は贔屓の引き倒しな感が滲み出てるし、否定派も筋違いの意見や
「○○を読め」くらいしか言わない。(引用くらいしろよ(ナツ)!)
俺の結論:筒井の断筆パフォーマンスはワイドショー的話題を提供したに
過ぎなかった。以上。
>222
んん、誰に向かっていってるんだィィ?
そんなこと僕ちゃんに言われるまでも無いよぉ。なんで説教されなきゃ逝けないの?
僕はただの通りすがりだから、いきなり『本音が出た』なんて言われたらトキめいちゃう。(w
司法の問題なんだよ。『基本的人権もどきvs言論の自由もどき』のナ。
戦う前に降伏しただけ、腰○ケ野郎がな。認めたんだよ、公にはな。
ちなみに、てんかん協会関係者じゃないよ俺は。今更だけどネ(w
筒井氏最高!!!
227 :
ixion :2000/09/13(水) 08:23
…結局こういうことになるのは目に見えてたが、やっぱなったか^^;
1)筒井康隆という作者自身に還元する論、曰く「筒井には人間味がない(神戸でも
そうだっ!!)だの「自分の友人に癲癇がいたことを持ち出して逃げを打ってる」だの、
そういう論は全く論じるに価しない。個人の内部における差別「意識」は、作品上の
「記述」とは別途に論ずるべき問題である。
2)文脈と単語の絡み合いを考えると、「てんかんを起こすおそれのある者が運転
していると危険だから」のみを切断して俎上に上せることは、それこそ暴力である。
3)その上で、筒井の記述が差別を「意図」してはいなくても、その「契機」となる
可能性については、筒井自身も認めている。また「ほんとうに差別的な人間が相手を
差別する意図をもって差別的なことを書く」こともありうるとも言っている。ただ、
「それがいけないんじゃないですか。言葉だけで傷つくというのが……。これは差別
的表現を使ってはいるけれど、われわれを傷つける意図で使っているのではない、
と判断できるのが知性でしょう」という筒井の言葉に、言葉を「書く」者と「書かれ
る」者、もしくは言葉の自由を手段とする者と、言葉の不自由に制限される者との
間の決定的な乖離があることには留意すべきである。「傷つく/傷つかない」の感情
をあるテクストから確定的に判定することは不可能である。
228 :
ixion :2000/09/13(水) 08:24
4)浅田彰が言うように「これは第一義的には教科書問題であって文学の問題では
ない」。それを文学の問題まで広げたのはてんかん協会側の「回収」発言であり、
それに対して筒井は(多少過剰に)反応し、「坑内のカナリア」たる「文学者」
として断筆という文学的判断を下したことから混乱が始まっている。ここは
どちらも判断間違い(先走りすぎ)なわけで、その点を客観的に眺めるべきで
ある。
5)よって、この問題から差別全般、言葉狩り全般、時代状況一般を語ろうと
すれば、自らを道化と任じる覚悟でかかるべきである。結局、先走った判断が
「文学と差別」などという偉そうな議論を周囲に引き起こしただけであり、
そんなものをいくら抽象的に論じたところで文学も差別も維持されるだけであろう。
文学を問題としたいなら読んで考えればいい、差別を問題としたいなら個人で
触れ合えば良い。抽象論は時にその対象を保全する自己満足的な手段ともなりうる
ことに自覚的であるべきだ。
6)つまらないこと書いてすいません、以上。
229 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 13:18
>212
アホか?差別的表現と差別用語の区別をつけてから隅田川に飛びこんでこいよ。
競泳パンツ履くの忘れるなよ。
>216
回収されてから騒げよ。するわけないだろ実際には!
お前向けに戸塚にヨットスクールを用意しといた。
230 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 13:47
関西で今日深夜「男たちのかいた絵」放映されます。
231 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 15:39
>>212 202は表層的に物事を捉えることしかできない、馬鹿なんだろうね。
232 :
(゚Д゚) :2000/09/13(水) 16:09
多分、
・教科書に載せるべき作品なのか:浅田、てんかん協会
・メディアが一方的に自主規制をしていいのか:筒井&支持者
・差別的表現を含む文学作品は評価すべきか:柄谷、すが
というのがごっちゃになってるんだと思う。だから荒れちゃったんだろうね。
233 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 16:15
>227
>…結局こういうことになるのは目に見えてたが、やっぱなったか^^;
>つまらないこと書いてすいません、以上。
お前はいつも一言多い。
つまらないと思うならかくな。
234 :
生きちゃう貨幣 :2000/09/13(水) 16:21
>227&228
1)御意。作者の死。
2)御意。文脈を無視した引用による暴力。
以下気になったので少し。
3)「書く」者と「書かれる」者の「決定的な乖離」から、読み手の感情(傷つく/
傷つかない)の決定不可能性を導出。至極真っ当な論旨といえなくもないが、ここで
止まってしまうとかなり問題がある。テクストに能動的に関わることをしない読み手
を積極的に擁護してしまうことになりかねない。筒井は同作で管理社会の「枠組み」を
提示したうえで「てんかん」を扱っているが、これを差別の「枠組み」にとらわれた
固定観念にのっとって読むとすれば、それは差別構造の再生産に読者自ら関与して
しまう怠惰ともいえ、その場合、作者に非難が浴びせられるのは滑稽以外のなにも
のでもない。(例えば、ニーチェに「傷つく」キリスト教信者に同情せよ、となれば、
書くことの、あるいはフィクションの可能性は著しく損なわれるだろう。)
4)筒井の本領は「書くこと」の「過剰」にあるだろうから、「書かないこと」の「過剰」
という「文学的判断」は、その点を踏まえて「読まれる」必要があるのではないか。
5)今世紀の文学を含めた「書くこと」の成果は、「「文学と差別」などという偉そうな
議論」をめぐってなされており(性、人種など、少数者との差異(≠差別)を積極的に
享受する方向)、抽象論は時にその対象がとらわれている「枠組み」を炙り出す役割を
負ってきたことに対して目を瞑るべきではない。思考することの自己卑下は「時にその
対象を保全する自己満足的な手段ともなりうる ことに自覚的であるべきだ。」
6)大言壮語をば失礼。以上。
235 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 16:24
「無人警察」程度で差別表現とかいってる人はどういう気持ちで2chに来てるんだろうね。
236 :
生きちゃう貨幣 :2000/09/13(水) 16:38
追加。
「教科書」が使用される学校は現代日本の「管理社会」構造を
拡大再生産する温床となっていることはいうまでもない。
237 :
マッスル北村 :2000/09/13(水) 17:04
>>232 そう、それでそれぞれ言い分がまっとうだからますます混乱する。
教科書問題では、「無人警察」を載せるべきではないという意見は正しい。
教科書は強制的に読まされるものだし、その意味では読み手側に
てんかんに対する一方的なイメージを与えてしまう危険性があるからだ。
自主規制に関しては、誤解されているのは筒井が自主規制そのものを
否定しているわけではないということ。
筒井が批判したのは出版者側のマニュアルによって、当事者の話し合いの
ないまま問題がうやむやにされること。従って、断筆解除も、限定的ではあるが
作者と当事者との話し合いが認められた結果で、当初の目的を曲げたわけではない。
文学的問題では、通俗的なイメージに寄りかかった表現は柄谷が一貫して批判して
きたもので、差別的な表現に限るわけではない。
柄谷が批判したかったのは、ブラックユーモアが通俗的なイメージをパロディ化しようと
試みながら、それ自体が通俗的になってしまうということ。
ただ、「無人警察」は筒井の初期作品でもあり、いまさらそれを批判の俎上にのせることは
やはりアンフェアだったと思う。
まあなんにしても筒井狂徒が白痴なのは分った。
239 :
吾輩は名無しである :2000/09/13(水) 23:29
ウソはウソであると見抜ける人でないと難しい。byひろゆき
これで決まりでしょう。
>>238 あのさあ、意見いうときはちゃんと理由もつけなよ。せっかく話せる雰囲気になってたのに、また荒れちゃうよ?
それともはじめからそれが目的なの?
241 :
239 :2000/09/13(水) 23:35
↑自主規制が嘘ってことね。
242 :
239 :2000/09/13(水) 23:39
↑コラ!ニセモノ!
>238
空気を読む読解力がないのはわかったから黙ってなさい。みっともない。
244 :
ixion :2000/09/13(水) 23:59
>テクストに能動的に関わることをしない読み手
ただ、文学表現から文脈を剥ぎ取るようにして、自身の限定された経験や固定観念を
当てはめるようにして読む〈読み手〉もいるし、その自由を認めることもまた〈文学〉
のあり方だと思いますが。その一般常識に準拠した読みを「滑稽」と断じることもまた
一つの差別化ではないでしょうか?ニーチェに傷つく者に対して、ニーチェが責任を
とらねばならないと言えば「滑稽」かもしれませんが、傷つく者が「傷ついた」と言う
ことは滑稽ではないと思います。それは「差別構造の再生産」ではなく、「差別構造の
再浮上・認識」となりうるのです…もし、ニーチェと傷ついた者が直接向かい合えば、
の話ですが。
>筒井の本領は「書くこと」の「過剰」にあるだろうから、「書かないこと」の「過剰」
>という「文学的判断」は、その点を踏まえて「読まれる」必要があるのではないか。
読まれるべきです。ただし、安易な「移入」や「投射」をしないならば。
俺は、文学と呼びうるものに関して言えば、「書くこと」の成果は「書くこと」から
しか生まれてないと思います。無論、ある状況に関する議論から出発した作品、
抽象論を中核に据えた作品もあるでしょうが、議論をそのままテクストに変換しても
それは作品にはならない。「「文学と差別」などという偉そうな議論」と言ったのは、
個別・具体的な問題から出発して拡大した「周囲の」反応について言ったので、書き
手や読み手が自分に引き付けて「考える」ことは批判していません。むしろ、自分の
思考の準拠枠を常に見直さねば、つまり、自分を「読ま」なければ自分を「書く」
こともできないと思います。>234さん
>お前はいつも一言多い。 つまらないと思うならかくな。
すいません、読まないで下さい^^;>233さん
上記:
>一般常識に準拠した
自分の中の「常識」に準拠した、っつーことですね。言葉足らず
246 :
吾輩は名無しである :2000/09/14(木) 00:34
>すいません、読まないで下さい^^;>233さん
いいぞixion! たまには毒も吐いてくれ。
247 :
生きちゃう貨幣 :2000/09/14(木) 17:25
たいてい他の学問系の板に参加しているのでここは初めての書き込み。どうぞよろしく。
できるかぎり恣意的な誤読による議論の脱線は避けたい。私は私の考えを書くことに
よって自分の思慮の浅薄を指摘してほしいと思う。
>238様
「筒井狂徒が白痴なのは分った」とのことですが、この発言は典型的な異端審問官
のそれであり、えてして差別的な言説はこういう具体性を欠くスタンスで現れます
よね。大変勉強になります。
>ixion様(244&245)丁寧なレスいただき感謝
3)自身の限定された経験や固定観念」を「安易な「移入」や「投射」」をすることに
よって読む「自由」もあるということですね(あえて矛盾をつくのは、対話が思考停止
を促すのは不毛だと思うから)。私はそれによって「傷つく」ことを「滑稽」と思わない
し、234でそう述べていない(繰り返して言うと「至極真っ当な論旨」だと思う)。
筒井断筆問題が投げかけたのは、それが「書くこと」の「自由」を奪う形で現れたとき
(…その場合、作者に非難が浴びせられるのは滑稽…)、「書くこと」にとって憂慮さる
べき「権力」に変わってしまうということ、ここを強調したつもりでしたが言葉足らずで
申し訳ない。また「傷つく」ことによって、「差別構造の再浮上・認識」を促し、自信の
とらわれている準拠枠を洗い直す「契機」になればよい、というもの「読むこと」にとって
とても大切なことだ。差別主義者をリアルに(あるいは筒井でいえば通俗的イメージを
戯画化してグロテスクに)描き出せば出すほど読者の意識を「傷つける」(ロラン・バルト)
文学の力を得ることになり、〈読み手〉に思考を促すはずだ。筒井がアイロニカルに
描いた「管理社会」は「同じもの」の「共同体」を保守するために「異なるもの」を差別排除
しようとする。(たとえ「教科書」に掲載されても「異なるもの」を排除する現在の「学校」では
教師自らの愚を告発しないかぎり「教える」ことは不可能だろう。この点、マッスル北村氏
と同様の危惧を私もおぼえる)
4)私は、文学と呼びうるものに関していえば、〈読み手〉の立場であり、「読むこと」に
よって得られてきた成果にも興味がある。優れた作品は既存の文学に限らない文化の項
を「読むこと」によって乗越えられ生み出されてきただろう。「異なる」ものの価値を
見出したり、同時代に対して鋭い批判や問題提起をすることも、新たな文化を生み出す
原動力としての文学が担ってきた重要な点であると考える。「文学のための文学」という
貧困から創造的な「読み」によって糧として救い出していくことも〈読み手〉の楽しみ
ではないかと思う。
248 :
130 :2000/09/14(木) 19:39
>174=192
あんたが言ったとおり戻ってきたったわい(笑い)。
あんたほんとに最低やな。人を「過剰反応」だの「カウンセリング受けろ」だの・・・。
そうやって批判する人間を見下してるのはアンタやろうが!
証拠に、あんたみたいな人達が批判者を品格否定までやっとるページを紹介したる。
http://www.jail.or.jp/tti/ctti/cttitopi15.html これを見て、あんたも考え変えてくれ。
>196=200
ちょっと、待ってぇな。何で、煽りって決めつけるん?
確かに俺の書き込みで雰囲気悪くなったんは、悪いと思ってる。
でも、 それを怒った書き込みしただけで、荒らし呼ばわりするなんて・・
だいだい、「氏ね」だの差別用語なんて使ってへんぞ(「くそったれ」
は使ったけど)。
>183=184
文学的反論いわれても、困るがな。おれみたいな頭悪い奴ににそんな大層な
文学論はできん(笑)。
とにかく、真面目に文学的討論してる人達(ixionさんのような)には、ほんま悪いと
思う。でも、174=192のような、何か勘違いしとる奴は腹がたつ。
ほな、これでほんまにここの書きこみはやめる。
249 :
吾輩は名無しである :2000/09/14(木) 19:44
250 :
吾輩は名無しである :2000/09/14(木) 19:48
251 :
吾輩は名無しである :2000/09/15(金) 00:07
>「筒井狂徒が白痴なのは分った」とのことですが、この発言は典型的な異端審問官
>のそれであり、えてして差別的な言説はこういう具体性を欠くスタンスで現れます
>よね。大変勉強になります。
書きこみ見れば馬鹿丸だしじゃん。
252 :
吾輩は名無しである :2000/09/15(金) 00:27
↑スレのレベル下げるなっていう皮肉と警告でしょ?(笑)
つーか異端審問官に対して根本的に誤解があるようだ。
254 :
吾輩は名無しである :2000/09/15(金) 14:33
>そうやって批判する人間を見下してるのはアンタやろうが!
批判する人間を見下してるわけじゃないでしょ。
君の書き込み見てると見下されてもしょうがない気がする。
256 :
吾輩は名無しである :2000/09/16(土) 09:00
>>212 > >差別的な言葉は何一つないと思いますが。
>
> 白痴だな、あんた。それとも痴呆かい?
> 相手が差別だといったら、それは差別。万に一つの例外も無い。
>
> ただ、それが妥当なものかは司法の問題。
> 私見を言えば、客観的に(前科から)見て筒井氏に悪意があったと認められるので、筒井氏には猛省を促す。(w
> しかし、反省したフリをするだけで可。馬鹿に従う必要性を認めない。(彼にとっては今更だろうが)
>妥当かどうか
というのは何についての話なんですか?差別であるかどうかではないですよね。
あなたによれば、差別であるかどうかは差別される側がどう感じるかなのだから。
(まあ209がてんかん患者であるかどうかもさっぱりわかりませんけどね)
212は無人警察が、筒井がてんかん患者を差別する意図をもって書かれた作品で
あるかどうかを論じているのであって、その点に関してあなたの「私見」とおな
じレベルの話だと思いますけれど。
まあ、筒井ファンとしては、悪ぶりたいのも分かるし、いっそのこともっと強烈
な作品(関節話法とかでもいいな)が俎上にのぼってしまえば話が単純になって
良かったとは思いますが、無人警察が格別差別的な作品ではないというのは事実。
この程度の無害な作品、教科書に載る程度の作品にまで、209のような過剰な反応
を示す奴がいて、抗議を起こすこと、それが実際的な力を持ってることというのは
やはり問題だと思うのですがね。
257 :
256 :2000/09/16(土) 09:24
>教科書問題であって文学の問題ではない
というのはどういうことなのでしょう。
教科書に載るべき小説の基準は文学とは別の次元にあるということなのかな。
まあ、現状としてはそうなのかもしれないが、「教科書がいかにあるべきか」
を我々のような政治的な立場から解放された人間が論じる場合、「教科書に載
るべきかどうか」は文学の問題に他ならないと思うのですが。
思想警察程度の毒すら持ってないような小説ばかりが教科書に載っている
とも思えないですしね。
258 :
吾輩は名無しである :2000/09/30(土) 05:42
新刊揚げ。
259 :
吾輩は名無しである :2000/09/30(土) 18:13
新刊てなに?
260 :
吾輩は名無しである :2000/10/01(日) 21:00
『時を駆ける唯野教授』読みたし。
261 :
吾輩は名無しである :2000/10/02(月) 10:48
262 :
261 :2000/10/02(月) 10:50
263 :
吾輩は名無しである :2000/10/03(火) 02:29
264 :
名無しです :2000/10/06(金) 20:30
「幻想の未来」「腹立半分日記」「みだれ撃ち涜書ノート」「日日不穏」
以上の4冊を買おうとしたら、どこの本屋(池袋)にも置いてなかったです。
在庫がなく取り寄せ不可とのことですが、どうしたら手に入るのでしょうか。
神田の古本屋だったら、探せばあるのでしょうか?
筒井康隆全集を買えば、全部読めるのでしょうか?
265 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 03:15
>>264 「日々不穏」は入ってなかったと思う。他は読める。
266 :
265 :2000/10/07(土) 03:17
ごめん。書き忘れた。全集での話ね。
267 :
吾輩は名無しである :2000/10/07(土) 03:22
SF Japanを立ち読みした。大魔神、映画無理なのかなー。無理なんだろうなー。
京極との対談で、「虚人たち」が「海」に載ったときは文章の途中で「以下次号」になってたというのを初めて知った。面白い。
インターネットで一度ひどい目にあったとか書いてあったな。何のことだろう。
268 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 07:36
ところで、「ニクコケをポケなさい」って
何に出て来るんだっけ?
269 :
吾輩は名無しである :2000/10/09(月) 13:09
日本地球言葉教える学部
だっけ?
エロティック街道改めジャズ大名にはいってるよ。たしか。
職場の近所に東京の筒井家があります。表札にしっかりフルネームが
記載されていて、つい拝んでしまいました。
くだらないのでさげ。
271 :
我は名無しです :2000/10/11(水) 21:51
スカパーバイト時代
筒井康隆の個人情報引き出しては拝んでた
個人情報いうてもたかが知れてるけどね
これがカードならなお すごかろう
272 :
Mrs.名無しさん:2000/10/29(日) 19:53
証券会社のCMに出てるのって、本人なの?
だとしたら、けっこう役者っぽいじゃん。
273 :
吾輩は名無しである:2000/10/30(月) 15:55
家族八景つまらん。
うちの予備校教師が天才などと言っていた意味がようわからん。
>>273 一冊読んだだけで全て見切ったようなこと言ってるな(笑
ま、あながち間違いじゃないがな。
まだペンで書いてた頃の原稿は殆ど修正した跡がないっていうから
そういう意味じゃ、書くために生まれてきた人なのかもしれんね、
役者稼業はどうも板に付いていない感じだし。
275 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/10/30(月) 17:02
たしか下書きを書いてから原稿に書くとか以前書いてた。
これは良くないと自分で言っていたが。
276 :
吾輩は名無しである:2000/11/02(木) 21:24
みなさん、魚藍観音記は抜けましたかー?
俺は抜くより笑っちゃって駄目だったんだけど。
277 :
吾輩は名無しである:2000/11/05(日) 03:25
「二度死んだ少年」というようなタイトルの短編を
昔読んだのですが、ふと最近また読みたくなり、
今日、本屋で新潮文庫をチェックしましたが
見つかりませんでした。
何に収録されているのか誰か教えて下さい。
278 :
>277:2000/11/05(日) 03:50
「二度死んだ少年の記録」ですね。
新潮文庫「最後の伝令」と角川ホラー文庫「鍵」の両方に収録されてます。
279 :
277:2000/11/05(日) 04:46
>278
感謝!!
早速明日探してきます。
280 :
名無しさん@おなかいっぱい:2000/11/05(日) 06:13
昔、全集を買った人に生原稿プレゼントって企画が、新潮社?で有って
貰ってとってあるけど・・・
全集を久しぶりに読んでみるか、今日は暇だし。
281 :
吾輩は名無しである:2000/11/06(月) 23:09
>>280 さすがに生原稿ではなかったよ、全員プレゼントなんだから。
確か、「最悪の接触(ワースト・コンタクト)」だったな。
実家のどっかにあるはずだが。
全部買ったら貰えたLPもあったはずだなあ。あれCDで出して欲しいなあ。
282 :
吾輩は名無しである:2000/11/09(木) 15:37
yokkoisyo
283 :
考える名無しさん:2000/11/09(木) 18:12
「エディプスの恋人」は宗教小説。信仰について
考えていた頃に読んで、衝撃を受けた。
筒井の最高傑作ではなかろうか。ただ、太宰並みの
筆力があれば、もっと評価されただろうになあ。
284 :
考える名無しさん:2000/11/10(金) 19:15
筒井はへたくそ
断筆祭りで一番前に並んだのは折れ。
しかし、ステージ診てるうちに大いなるむかつき。except中島らも
筒井康隆さまの姿を拝むことのみ考えて我慢し、
1曲演奏し終えるまで泣きながら筒井様のみを凝視したのち、
サンプラザを飛び出した。
286 :
吾輩は名無しである:2000/11/13(月) 20:36
iku
287 :
名無しさん@1周年:2000/11/14(火) 02:47
age
288 :
吾輩は名無しである:2000/11/17(金) 04:01
最近親父の持ってる全集を読み始めたんですが、面白いです。
ところで、全集は24巻ありますがこれで断筆前の作品全部なんでしょうか?
断筆後の作品は断筆前のを全部読んでからにしたいんで。
筒井さんのことは良く知らないの教えてください。
289 :
吾輩は名無しである:2000/11/17(金) 04:06
↑全然。虚航船団より前の作品だけ
290 :
吾輩は名無しである:2000/11/17(金) 10:07
いま、第2期全集の計画が進行中らしい。
291 :
吾輩は名無しである:2000/11/17(金) 23:34
パプリカ、霊長類南へ(東・・あれ、忘れた)が好き
292 :
吾輩は名無しである:2000/11/18(土) 02:02
>290
>第2期全集の計画が進行中らしい。
詳細きぼんぬ。
293 :
吾輩は名無しである:2000/11/19(日) 18:18
侮辱する意図は無く「厨房文学」の最高峰と言いたい。
294 :
:2000/11/19(日) 18:41
1期全集のとき、筒井自身が「これは私の最初にして最後の全集だ」とか断言してたのに…
厨房のほうが作家に向いてるのかも
296 :
吾輩は名無しである:2000/11/19(日) 22:27
>>293 激しく同意。
「厨房文学」という表現は的を射ている。
297 :
吾輩は名無しである:2000/11/20(月) 18:17
筒井が2chを題材にした作品を読んでみたい。
298 :
吾輩は名無しである:2000/11/20(月) 18:21
>292
現在、目録の整備がされているらしい。
299 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2000/11/21(火) 00:41
>>297 「朝のガスパール」は結構近いんじゃないの?
だからこそ読みたいのか…
300 :
吾輩は名無しである:2000/11/21(火) 17:47
2ch版「朝のガスパール」か。俺も読んでみたい(藁
ところで、いま朝日新聞で高橋源一郎が連載してるらしいけど、
彼は、こういうのやりそうにないのかな?
301 :
吾輩は名無しである:2000/11/23(木) 17:22
長編小説の中でストーリーとは全く関係のない話しが突然挿入されることがあるよね。
例えば確か「虚構船団」の第三部だったと思うけど筒井氏自身の少年時代の両親にまつわる
逸話(たぶん実話だと思う)がでてきたり。結構笑えたんだけど、文学的にはどういう
効果を意図していたんだろうか?ずっと不思議に思ってました。皆さんはどう思います?
302 :
吾輩は名無しである:2000/11/24(金) 12:58
コラージュ
303 :
吾輩は名無しである:2000/11/24(金) 16:06
湯n$e]rDbノlン導ョSァ{カhnメ*無Sナ
ル8・・_!ァユSc&W-8R閂・ユ瑩ッ:P・モP」鉤ヌホ{Sナァ8・パテTi・。ナlネル0iツ(k5⊇0ィッ'ハY)怐jタ・ym�!
[C*先x? 譏n
304 :
名無しチェケラッチョ♪:2000/11/25(土) 01:42
『俺なんかが出ちゃてもいいかなぁ?』
305 :
ミスタ:2000/11/26(日) 19:14
死ね。
306 :
吾輩は名無しである:2000/12/08(金) 03:08
>>304 「笑っていいとも」から電話かかってきた時のやつだね。
307 :
吾輩は名無しである:2000/12/12(火) 01:31
人やネコが木になって街中をうめていく短編はなんだっけ?
食べ物とかもっていっちゃだめで、でもこっそり好きな人(か家族)に会いに
いってしまう。
厨房のときほんとハマったなあ。
308 :
:2000/12/12(火) 02:05
>>307 『ウィークエンド・シャッフル』所収「佇むひと」。筒井自身も気に入ってる作品らしくて、英訳短篇集にも収録されてるね。
309 :
307:2000/12/12(火) 04:58
>308
ああそうだー。ありがとう!!
久しぶりに読みたいな。買いにいくか。
310 :
吾輩は名無しである:2000/12/12(火) 05:18
「池猫」!あれが好きだった!
よどんだ池をたくさんの野良猫がうようよ泳いでいる光景を
よく夢に見た。でも好きだったよあの話。
311 :
筒井康隆:2000/12/12(火) 06:14
>>310 あれは、実際に子猫が生まれて、どっかに捨ててきてくれと言われたのを、近所の公園の池にぶち込んだんですけど、やっぱりこわかった。三匹の猫を紙袋に入れてほうり込んだんだけど、その中の白い子猫だけが浮かんできて、いつまでももがいてた。あとの二匹は沈んだきり。それをいつまでも見ていた。その白猫が沈んでしまうと、こわくなって走って帰ったけれども、あれは小学校一年か二年のときじゃないかと思う。
312 :
吾輩は名無しである:2000/12/13(水) 07:07
>>311 オウ!ヤス、ひさしぶりだな!
俺はおまえの小説のなかじゃ「遠い座敷」が好きだな。
小学校のころよく行っていた、ばあちゃんの家を思いだしたぞ。
最近はおたがい忙しいからあんまり会えないけども、
今度飲みにいこうぜ。
え、なに言ってんだ。昔どおりワリカン。コレで!!
313 :
吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 17:45
前に、つかこうへいが実名で2ちゃんに書き込んでる箇所があると聞いて、
読んでみた。あれは鉄板で本物だったな。匿名で汚い書き込みをする事への
警告、というか戒めというか・・・。知ってる人いる?
314 :
寝具:2000/12/18(月) 22:39
電脳筒井線の再来か?
315 :
吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 23:38
気になるな。
誰か知らないの?
316 :
吾輩は名無しである:2000/12/20(水) 11:54
七瀬萌え〜
317 :
吾輩は名無しである:2000/12/21(木) 18:45
age
318 :
吾輩は名無しである:2000/12/22(金) 06:49
今アサヒネットの筒井情報局が荒れています。
319 :
吾輩は名無しである:2000/12/22(金) 10:13
敵です、敵がやってきました。
320 :
情報局員:2000/12/22(金) 11:06
>318
おぬし誰じゃ?
ROM?
321 :
age:2000/12/22(金) 16:28
すいません、お尋ねしたい事があります。
氏の短編小説で、
「宇宙人が間違った日本の知識を宇宙人学校で
教える」内容で、
「確か30ぐらい、小話が続くみたいな形式」
のものをご存知ないでしょうか?
昔読んで大爆笑したことがあるのです。
もう一度読みたいです。
ご存知の方は
レスお願いします。
322 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/22(金) 17:57
たしか「地球日本ことば教える学部」とかいうタイトル
だったと思う。
323 :
吾輩は名無しである:2000/12/23(土) 02:13
>320
筒井諜報局員です。
324 :
吾輩は名無しである:2000/12/25(月) 03:59
最近の筒井はホリプロのタレントになってチョイ役なんかでTVでてるけど、
その分、筆に勢いがなくなったような気がする。カンカクも旧いし。
>>321-322
日本地球言葉教える学部。新潮社「エロチック街道」収録。
326 :
実習生さん:2001/01/07(日) 05:45
327 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/01/07(日) 12:35
過去スレみたけど、俗物図鑑について載ってないな。
あれが筒井の最高傑作だと思うのだが、ここの人たちにとっては当たり前過ぎるのかな?
ちょっと前に流行った「と学会」って、これにでてくる梁山泊みたいだと思ったんですが。
おそらく昔さんざん語ったと思いますが、現在の視点でこの作品についての意見が聞けたらな、と思います。
筒井康孝の小説は再読性の高いものが多いと思う。
個人的には「旅のラゴス」ですね。5回読んだ(大して多くないか?)
329 :
名無しチェケラッチョ♪:2001/01/07(日) 19:33
新刊「恐怖」読んだ?
330 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/01/10(水) 14:16
「恐怖」は連載しているときに読んだ。
331 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/01/11(木) 10:51
「恐怖」のカバー写真怖すぎ。
帯の「先生。あなたは病気です。」には笑った。
332 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/01/15(月) 14:47
筒井康隆は厨房の大先輩である。
333 :
吾輩は名無しである:2001/01/15(月) 16:31
突然ごめん。↓の文、筒井の作品だと思うんだけど、出典わかる人
教えて!!
あまりにたくさん言われていて, <so>[1]はもはや可能にしなかったが, あなたはまだそれを書いている,そして,[それ]はそのように書く.
[それ] あなたが受入れられるので行かなくて, する[1]. <expressing gratitude by such writing>
考えがヘッド奇妙である…A…・ [1] 初めてあなたのようにだましながら, のこぎりを使いなさい.
馬鹿, およびあなたのようなギョウチュウ点検のフィルムの下にそれはある. あなた…¢<filling>
馬鹿とウジ虫の下にそれはある.
334 :
吾輩は名無しである:2001/01/16(火) 00:24
age
335 :
吾輩は名無しである:2001/01/16(火) 03:51
あげ
336 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/01/17(水) 10:59
>333
違うでしょ
文体が全然違うし。
age
338 :
あお:2001/01/30(火) 01:04
age
>>338 いや、筒井のにあるのさ、こういう実験的な文体のやつ、
勿論作中で変化していく「部分」だけどね。何だったか・・・
何だったか・・・思いだせん〜〜〜!
340 :
名無しさん@_@:2001/02/08(木) 14:35
a
341 :
吾輩は名無しである:2001/02/09(金) 08:01
age
342 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/02/09(金) 12:16
おれは全集もそれ以降の作品も完全制覇したけど、そういうのは
なかったと思う
343 :
吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 04:34
歌と饒舌の戦記、「笑うな」の中のブルドッグ、
が好きです。
でも歌と饒舌の戦記の最後にタモリもどきが言ってることの意味が分からなかった。
344 :
吾輩は名無しである:2001/02/23(金) 01:48
公衆便所でしょんべんにうたれる人が出てくる小説がありました
あれは恐ろしかった。
345 :
名無しさん@1周年:2001/02/24(土) 00:19
怖かったのは、「走る取的」だったかな。
相撲取りが死ぬまで追いかけてくるの。
七瀬も大好き。
346 :
わたしはびっくりしました:2001/02/24(土) 01:13
「妻の惑星」の
妻の糾弾にはびっくりした
夢が題材の作品て多いよね。
347 :
吾輩は名無しである:2001/02/26(月) 03:40
高校時分以来の筒井ファンです。
色々読んだけど、「敵」が一番好きなんだ。こんなの俺だけ?
あらゆる物語に感情移入出来なくなって、作り手の考えを分析しながらでしか本を読めなくなった俺が、最後のシーンでは涙がこぼれてしまった。こんなのはやっぱり俺だけなのかな。
348 :
吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 00:00
ラゴス最高!
ノーベル賞やれよ!
>>347 「敵」いい! 筒井の思いがけない円熟?の一面。
本質はね、あったかもかもしれないけれど、こういう形に
持ってきた、そこが凄い。涙がこぼれる感性、素晴らしいよ。
350 :
吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 00:31
「モダンシュニッツラー」
351 :
吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 00:48
「敵」理解できない俺はアホですなぁ
鬱田士農工商
352 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/03/01(木) 00:59
「敵」いいとおれも思った。あれ、一見地味で、筒井作品としては
少し異色な感じがするけど、秘められたものがものすごく厳しくて、
深いように感じた。しかも気がつくといつのまにか狂気の淵につれ
ていかれている。すごい作品だよ、これ。
353 :
吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 01:16
夢の木坂はどうでしょうか?
354 :
吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 03:59
敵、いいよねー。自分の日記で自分の事ああいう風に書いてみようと
思ったけど、全然面白くないの。ネタ勝ちみたいな小説に見えるけど
基礎力がないとあんなふうに面白くならないんだと思い知らされました・・・
あれがフィクションとは、筒井さん作りも作ったり。なんか筒井さんって
儀助みたいに静かには死んでいかないってイメージがあってさ。
「俺は死ぬのか。嫌だ。ぎゃあ。たまらない」とかなんか、すごく騒ぎそう。
355 :
吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 07:05
>>354 言えてる(笑)「ぬぁに?俺が、この俺がぁ、死ぬ?う、う、
うぎゃああああああ」…。そんな想像させときながら「敵」の
あの静謐だもんね。ほんとに、いいよねー。
最後で涙出たという
>>347さんの感性に感動。ちょっと年くっ
てくるとね、涙出したいのに出なかったりする(TT)
356 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/03/01(木) 10:17
「敵」って文庫のなかに収録されてますか?
読んでみたいです。どれに入ってますか?
357 :
吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 13:03
>>356 『敵』筒井康隆著・新潮文庫・¥514(税別)
358 :
「敵」は:2001/03/01(木) 13:04
2、3ヶ月前に文庫落ちしました。新潮文庫。
359 :
吾輩は名無しである:2001/03/03(土) 07:17
「敵」以降ので、お薦め本あげてくれ。単行本色々並んでるべ、
どれいいのさ。高いから一度には買えん。
360 :
提供:名無しさん:2001/03/03(土) 19:12
メタモルフォセス群島 宇宙衛生博覧会 エロチック街道
単順におもしろい。
361 :
提供:名無しさん:2001/03/03(土) 19:13
ごめん。単純
362 :
吾輩は名無しである:2001/03/03(土) 20:32
おれは「虚航船団」や「虚人たち」「残像に口紅を」の頃が好き。
断筆解除後は最初の「邪眼鳥」がけっこうすごい。
363 :
考える名無しさん:2001/03/04(日) 21:46
「恐怖」読みました。
始めだけだったな、面白かったのって。
しかしあの帯見て買った人は(筒井康隆読むのも初めてな人ね)
怒るだろうな(w
364 :
吾輩は名無しである:2001/03/04(日) 22:58
七瀬シリーズで筒井ファンになりました。
家族八景読んで人間不信になったっけ。
電車のなかでいるかどうかもわからんテレパスに心の中で呼びかけたこともありました。
365 :
提供:名無しさん:2001/03/04(日) 23:47
七瀬って性格が...
366 :
吾輩は名無しである:2001/03/05(月) 00:22
この黄昏の中で君を抱きたい!
367 :
吾輩は名無しである:2001/03/06(火) 15:30
七瀬シリーズから入った人ってかなり多そう。
368 :
吾輩は名無しである:2001/03/08(木) 00:32
ブックオフで筒井作品買いまくりです
だって安いし。
100円だし。
369 :
吾輩は名無しである:2001/03/08(木) 01:58
筒井の収入の大半は文庫本だから、昨今の新刊古本屋ブームは
大打撃だろうな。
370 :
吾輩は名無しである:2001/03/08(木) 03:22
誰か書いてるかな?「幻想の未来」最高だと思うけど、いまでも。
371 :
吾輩は名無しである:2001/03/08(木) 03:34
笑犬楼よりの眺望、はなかなか面白かった。
古本屋でも安いし水準以上だから、かなり持ってる。
372 :
吾輩は名無しである:2001/03/09(金) 00:17
文藝春秋の『私の死亡記事』ていう本に
筒井康隆が書いてました。
これは著名人が自分の死亡記事を書くという企画のもので
筒井は96歳まで生きるつもりらしい。
てことはあと30年か。
373 :
吾輩は名無しである:2001/03/09(金) 20:36
>>370 激しく同意!
ここでは立てなかったのですが、一般書籍の方で立てたのは
何を隠そう、この私です。
あれを読んだ後、1週間何も手がつかなかったのを思い出します。
昨今、“純文学”に媚びたと揶揄される筒井氏ではありますが、
あの時点でいわゆる“純文学文壇”なんぞ、遥かに超越しております。
374 :
吾輩は名無しである:2001/03/11(日) 00:21
エロチック街道どこにも売ってないんだけど絶版なの?
375 :
吾輩は名無しである:2001/03/11(日) 01:01
いやあ、筒井康隆の場合、たまたまデビュー当時の日本の「ジュンブン
ガク」とは相容れなかったけど、最初っから純文学でしょう。
>374
新潮文庫に入ってるはずだけど?
376 :
吾輩は名無しである:2001/03/11(日) 01:14
>375
本屋5件回ったけどなかったっす。
鬱田士農工商
377 :
名無しさん@1周年:2001/03/11(日) 01:21
つうかメタフィクション
378 :
吾輩は名無しである:2001/03/11(日) 18:51
>>374 文庫では「ジャズ大名」に入っている(改題?)
379 :
吾輩は名無しである:2001/03/12(月) 02:13
てか、「恐怖」読んだ人はいない?
380 :
吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 03:02
>>353 『夢の木坂分岐点』大好きです。
何度も読み返して本がぼろぼろになり、今、4冊目。
381 :
てい:2001/03/17(土) 18:25
作品は好きだけど、演技はいまいち。
日活ニューフェイスに落ちて正解。
382 :
吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 21:16
>>379 今読んでいる。一昨日から読み出した。
サクサク読める。
※関係ない話だが、最近まで隆慶一郎の「影武者徳川家康」を
読んでいたら筒井順慶の事が出ててちょっと笑った。
日和見順慶のエピソードもあった
家の近所に、うどん屋みたいな奇妙な家屋が新築され
どんな変人が住まうのかと思っていたら
門には「筒井康隆」との表札が・・・
意味なくてスマソ。
384 :
吾輩は名無しである:2001/03/24(土) 01:13
うどん大好き
385 :
吾輩は名無しである:2001/03/24(土) 01:15
『ロートレック荘…』を読み終わった。
なんか騙されたような気分。
386 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/03/24(土) 07:42
『敵』読んだ。面白かった。
15年ぶりくらいに筒井を読んだけど、やっぱりすごい。
387 :
玄笑地帯:2001/03/25(日) 19:04
『虚航船団』初版の「文学的意図による誤植」って何?
文庫で読んだから分からないのです。
誰か教えて!
388 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/03/27(火) 21:29
20年来の疑問があります。
『亭主調理法』というショートショートですが、
暴力を振るう夫を妻が刺殺し、死体をバラバラにして調理する
という内容だったのが、途中で豚バラ肉の煮込み料理か何かの
調理法のテキストと原稿が入れ代わっていて、
出版社が「原稿を間違えました」と謝罪を入れていたような記憶が。
あれって本当に原稿紛失&他原稿の混入?
それとも筒井のユーモア?(にしては出来が悪い)
389 :
名無しさん@1周年:2001/03/27(火) 22:02
>>388 それって本当に20年来の疑問?
それとも笑いを取るためのネタ?(にしては出来が悪い)
もちろん筒井のユーモアです。作品の結末に出てくる「由村白菜先生」(だったっけ?)なる人物は実在の料理研究家・田村魚菜のもじり。そもそもこの作品は田村魚菜の雑誌のために書かれたものだが、魚菜先生はこれを一読するなり「包丁は神聖なもの。料理を茶化すことは許されない」と顔色を変えたらしい。それで別の雑誌に掲載されたわけ。
390 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/03/27(火) 22:43
>>389 >それって本当に20年来の疑問?
うん、だって当時中学生で「料理研究家・田村魚菜」なんて知らなかったし。
「これ絶対ネタだよなあ」と思いながら読んでたら
最後の「おことわり」がホンモノ臭かったんで混乱。
で、20年間読んでないから内容もウロ覚え。
でもそういう事情だったか。疑問解消ですっきり。ありがとう。
391 :
吾輩は名無しである:2001/03/27(火) 23:25
なるペソ
コココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココk
393 :
吾輩は名無しである:2001/03/30(金) 00:58
コケコッコー
394 :
茶碗。:2001/03/30(金) 01:08
百萬男
395 :
吾輩は名無しである :2001/03/30(金) 02:42
「問題外科」の、医者2人が看護婦をいじるシーンで
凄くドキドキしてしまいました。
これはもう変態ですか?
396 :
我輩は名無しである:2001/03/30(金) 17:00
>>395 >「問題外科」ってどの本に載ってるの?
397 :
名無しさんの主張:2001/03/30(金) 17:31
新潮文庫「宇宙衛生博覧会」です。
398 :
我輩は名無しである:2001/03/30(金) 17:53
399 :
吾輩は名無しである:2001/03/31(土) 01:51
いじるって、まんこをいじるのか?
400 :
世界@名無史さん:2001/03/31(土) 03:45
「問題外科」を読むことを助長する書き込みは、
暴行罪にあたると思います。
ちなみにぼくは未完了です。
直腸(大腸だっけ)を絞り切るとこが非常にぞくぞくきて。
そりゃもう。思わず抜いちゃいましたよ(鬱
402 :
一姫ニ太郎三茄子:2001/03/31(土) 08:38
オレも筒井康隆は好んで読むけど、さすがに「問題外科」にはアキレタよ(和良
読みながら(オイオイ、こんなコト書いていいのかよコイツは…)と、
内心、筒井の感性を改めて疑った(和良
こーゆー奴(差別表現のパロ化)だとは思っていたけど、まさかこーゆー(残虐の写実)
奴だったとは……
思わず、綾辻行人の「殺人鬼」を連想しちゃったよ。まぁ綾辻よりはまだマシ
だけどね(和良
筒井の「問題外科」に絶えられない人が、綾辻の「殺人鬼」を読むとどう
なるのだろう? やや興味有り(和良
403 :
395:2001/03/31(土) 10:19
駄目ですか。
友達に感想を聞かれたら、黙っているのが良さそう・・・
あと私、殺人鬼は続編ともに読みましたが、ウェッって感じでしたよ。
ドキドキしませんでした。
「問題外科」もジジイが頑張るところは冷めました。
404 :
10:2001/03/31(土) 14:51
405 :
一姫ニ太郎三茄子:2001/04/01(日) 04:58
筒井康隆って作家の短編は、面白いものはトコトン面白いが、詰まらないものはトコトン詰まらない(和良
それから(和良 ってのは(藁 と同じね
406 :
名無しさん:2001/04/01(日) 22:52
フードファイトに出ていたみたいだね
407 :
吾輩は名無しである:2001/04/01(日) 23:45
ワタシと一晩を共にするアルよ。
408 :
10:2001/04/02(月) 01:42
>>405 >それから(和良 ってのは(藁 と同じね
分かってるよそんなこと。
409 :
ボンレス:2001/04/02(月) 23:38
「問題外科」気持ち悪いけど、
「トラブル」も、痛そうじゃないですか?
410 :
吾輩は名無しである:2001/04/03(火) 00:18
フードファイト…。
役者の筒井氏って初めて見た。
ちょっと幻滅。
筒井を役者と思う方が間違い。遊びだからあくまで。
煙草止められない作家がいるだろ。それと一緒。
412 :
ぴろぴと:2001/04/03(火) 03:50
自分は「虚人たち」が一番好きです。
最初よんだときはよく意味がわからなかったけど「着想の技術」読んだあとに
もう一回読み直してみたら「虚人たち」って小説はもの凄いことやっていたんだなあと
凄く関心しました。
「虚人たち」の解説では触れられていませんでしたが「虚人たち」の主人公は
「脱走と追跡のサンバ」の主人公と同一人物ですよね?
413 :
吾輩は名無しである:2001/04/03(火) 09:44
“大いなる助走”で文学賞候補のオカマを掘る作家って誰だろう
(なんか最初は全部実名だったみたいだし)
414 :
吾輩は名無しである:2001/04/03(火) 16:33
雑上掛三次…村上元三
坂氏肥労太…源氏鶏太
明日滝毒作…瀧井孝作
膳上線引…松本清張
鰊口冗太郎…川口松太郎
じゃないのか?
415 :
吾輩は名無しである:2001/04/03(火) 18:20
>>414 雑上掛三次だけわからず、永年疑問に思ってたので、サンキュー!
>>413 私の記憶が正しければ、最初(雑誌掲載時)からこの通りの偽名でした。
416 :
:2001/04/03(火) 19:00
いくら筒井が傍若無人でも、実名であそこまで書くことはできないだろう。「同人誌を扱った小説を書く」と曖昧な言葉で編集部をだまして強引に連載を始めたところ、清張が「筒井をおろせ」と文藝春秋社に怒鳴り込んできたのは事実らしいが。
417 :
名無しさん:2001/04/04(水) 00:34
>>410 モルツのCMやテレビ東京系の「七瀬ふたたび」
ちょっと前ではNHK教育
結構出ています
418 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/04/04(水) 15:20
>>417 水野真紀主演の「七瀬ふたたび」で透視能力者の西尾(だっけ)役だった。
水野真紀の体をさわりまくるという、おいしい演技だった。
フジの内田有紀主演「時かけ」にも出ていた。
七瀬と言えばNHK多岐川裕美版で、岩渕恒夫役だった堀内正美がかっこよかった。
419 :
hosoi:2001/04/04(水) 16:30
420 :
吾輩は名無しである:2001/04/04(水) 18:34
文学部唯野教授の中で、
娘が 大学で原理研に入って一生懸命だ、ってな
表現あって当時すげーワラタ!
ポイントは統一教会っていうマスコミ向けの言葉じゃなくって、
原理研ていう当時俺が学生だった頃あぶねぇー、あぶねぇー
って騒いでた言葉と一緒だったとこ。
421 :
吾輩は名無しである:2001/04/06(金) 02:28
筒井康隆と喧嘩してたわたなべなおみって人の情報求む…
422 :
吾輩は名無しである:2001/04/06(金) 04:44
>421
渡部直己スレを読めよ
423 :
吾輩は名無しである:2001/04/06(金) 20:34
どこ?
ないよないよ
424 :
ネタか?:2001/04/06(金) 20:43
>423
あげたぞ。
425 :
吾輩は名無しである:2001/04/06(金) 21:25
ありました
ありがとうごぜーます
426 :
我輩は名無しである:2001/04/06(金) 23:06
427 :
吾輩は名無しである:2001/04/06(金) 23:14
筒井はクソ
428 :
名無し ふたたび:2001/04/06(金) 23:50
>>418 テレビ東京のは水野真紀じゃなくて渡辺なんとかって子じゃない?
個人的には『旅のラゴス』が好きです
429 :
吾輩は名無しである:2001/04/07(土) 00:20
「時代小説」が好き
それは誰にもわからぬ・・
430 :
名無し ふたたび:2001/04/07(土) 00:21
431 :
吾輩は名無しである:2001/04/07(土) 00:24
正しい論理を持たない批判は批判とならない
427 他
432 :
吾輩は名無しである:2001/04/07(土) 01:46
433 :
吾輩は名無しである:2001/04/08(日) 07:01
渡辺やすがの批判て15年くらい前のもんじゃねえのか?
懐かしくもあり・・・
434 :
吾輩は名無しである:2001/04/08(日) 19:28
ま、股鍋も股鍋スレの連中も、バカって事で。
435 :
吾輩は名無しである:2001/04/09(月) 00:37
436 :
吾輩は名無しである:2001/04/09(月) 01:24
437 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/04/09(月) 07:04
>>428 いや、テレ東版「七瀬」の前に
95年の秋にCXの『木曜の怪談』(タッキーや野村優香が出てた)の
1シリーズとして放映された「七瀬」の主演が水野真紀だったの。
恒夫は袴田吉彦、ヘニーデ姫(女子高生になってたけど)が榎本加奈子だった。
テレ東の方は、七瀬が若すぎてつまらんので見てない。
438 :
名無し ふたたび:2001/04/09(月) 23:27
筒井の作品は映像化しやすいものとその反対のに分かれているね
時かけ、なんかはもう何回もドラマや映画になったし
ところで、鬼籍に入った胡桃沢耕史氏の「翔んでる・・・」シリーズは「富豪刑事」のパクリだと以前から思っているのですが
439 :
吾輩は名無しである:2001/04/11(水) 13:42
>>438 それをいうなら「俺の空刑事編」も「富豪刑事」のパクリだな(藁
440 :
吾輩は名無しである:2001/04/12(木) 01:34
郵性省って面白いのでしょうか?
>>440 それは読んだ上でみんなの意見を聞いているの?
それともこれから読むつもり?
百人いたら百人全員が「面白い」と言うような作品では
ないと思う。俺は笑ったけど。
2chの一行ネタみたいなのって、筒井作品でしたっけ?
「地球がぺちゃっ」とかいうやつ。
444 :
:2001/04/30(月) 05:44
hage
445 :
永守:2001/04/30(月) 15:20
ヘニーデ姫の頭の中ではピンクフロイドが流れていたが、筒井はプログレが好きなのだろうか。ジャズしか聴かないと思っていたよ。
446 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 19:39
447 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/05/13(日) 00:27
筒井月曜いいとも出演予定age
448 :
吾輩は名無しである:2001/05/13(日) 02:14
百万男あげ
449 :
何かの再来:2001/05/13(日) 09:05
>>447 情報アリガト。それは見なければ。
自分は「旅のラゴス」に、「敵」の哀愁と「驚愕の荒野」の破天荒ぶり
を加えたような作品が読みたいっす。
450 :
吾輩は名無しである:2001/05/13(日) 10:28
仏教ネタであることと「筒井康隆にタブーはないのか?」というオビ書きにつられて
「魚藍観音記」読んだ。すげーおもしろかった。ていうか笑えた。
続編書くって書いてたから早く読みたいよ。
七瀬は最近なんかのマンガ誌に載ってたね。
この人の作品は中学時代にあらかた読んだけど、一番印象に残ってるのは
「富豪刑事」の文庫本の裏に書いてある紹介文と、「笑うな」。
あと朝日新聞を毎日読んでてどうしようもないなと思った「朝のガスパール」も。
451 :
ぱるこ:2001/05/13(日) 10:49
少女時代に「ウイークエンドシャッフル」を読んでかなり
影響を受けてしまいました。あのころの筒井は勢いがあったよね。
乱丁文学大辞典とか。もう年をとってしまったのかな
まえみたいなはちゃめちゃが読みたい・・・
狂気のさたも金次第の、う〇こをお皿に乗っける話とか・・・
452 :
名無:2001/05/14(月) 02:19
高校の時、
同年代の男の子が祖母を殺害して大きなニュースになった。
少年の愛読書はツツイさんの本だと報道された翌日、
担任の教師が朝の会で
「筒井康隆の本が好きなやつ手を挙げろ」と言った。
素直に手を挙げたの自分ひとりで鬱になった。
今日は「いいとも」ご出演。
454 :
吾輩は名無しである:2001/05/14(月) 12:18
いいとも出演中age
455 :
吾輩は名無しである:2001/05/14(月) 22:49
才能が枯れてきて自棄になってたとき、ちょうどてんかんの話があったので
それに乗じて断筆宣言して書けないのをごまかしていたのではないの?
だってあの前の数年間の作品てオレ的にはぜんぜん面白くなかった。
一番すきなのは「笑うな」であります。乱丁文学大辞典でも爆笑しました。
役者はやらない方がいいと思う。キャリアを汚していると思う。
456 :
吾輩は名無しである:2001/05/14(月) 23:30
いい役者かどうかは言わずもがなだけど、
やりたいことしていい本書けるなら
キャリアなんかどうでもいいよ。
457 :
吾輩は名無しである:2001/05/15(火) 00:08
>455
最近の読んでる?面白いよ。
458 :
455:2001/05/15(火) 00:15
>>456 うーん、そうね。いいこというね。急にヲレ寛大になっちゃったよ。
>>457 そうなの? 実は断筆以降殆ど読んでない。反省。ちゃんと読んどく。
実は終わったと思ってた。
ショック! 町田康「夫婦茶碗」の文庫の解説で、筒井氏「的を得ていて」なんて書いてる。
言語姦覚の持ち主だった人が、かくも悲惨な言語感覚になってしまったのか。
誤植であってほしい…。
筒井とジェームス三木の見分け方を教えて下さい。
461 :
吾輩は名無しである:2001/05/16(水) 21:05
『幻想の未来』を読んで2日ほど変な精神状態になった。
傑作だと思う。
>>453 リンクさんきゅー
少年の写真正視できなかった。ぞっとした。
463 :
吾輩は名無しである:2001/05/18(金) 15:36
大魔神の作者って筒井康隆だったのね。
全然知らんかった。
464 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/05/18(金) 17:02
っつーかあれは筒井バージョンの『大魔神』でしょ。
465 :
名無しさんの主張:2001/05/18(金) 18:34
おまえら、ライトノベル板に逝けよ。
466 :
吾輩は名無しである:2001/05/18(金) 18:40
>465
あんたこそ、逝けよ。
ひょっとして、あの渡部かスガの信者か?
467 :
名無しさんの主張:2001/05/18(金) 18:44
>>466 ハァ?
被害妄想?
あんた、バカですか?
筒井にはもっと相応しい板があることを提示しただけですよ。
468 :
吾輩は名無しである:2001/05/18(金) 19:01
>>467 スガ信者、氏ね氏ね。バカはおまえだ、コノヤロー。
469 :
466:2001/05/18(金) 19:14
>467
被害妄想で結構。
とにかく、そういう事書きたいんなら、他の
スレ行ってくれ。
470 :
吾輩は名無しである:2001/05/19(土) 01:03
筒井康隆がライトノベル版向きだという主張って、
筆者の言葉を操る能力を推し量る力が極度に欠けている
としか思えんね。
ついでに悪罵も芸がないし。
471 :
470:2001/05/19(土) 01:04
わり。
版→板っす。
472 :
吾輩は名無しである:2001/05/19(土) 01:10
>>461&
>>470 激しく同意!
筒井は、本人が自覚しているにしろそうでないにしろ、
常に実験的であるという立場を維持しつづけてきた。
読者もまた、共に実験的視座?をもたなければ、
だまされてしまう。
例えば彼のほんの一部分だけを読んで
ライトノベルだと評してしまったりする過ちをおかす。
全部読んでみれば、わかる。
↑「彼のほんの一部」=「彼の全作品の内のほんの一部」
「全部読んでみれば」=「全作品読んでみれば」
筒井はともかく筒井信者はクソ。
ビチグソ以下。
475 :
:2001/05/19(土) 23:53
476 :
吾輩は名無しである:2001/05/20(日) 20:59
筒井さんはやっぱり短編かな?
「俺に関する噂」は傑作。あと、「亭主調理法」とか「経理課長の放送」
なんかはアイデアに藁た。「薬菜飯店」も大好き。
477 :
吾輩は名無しである:2001/05/20(日) 22:16
短編の切れ味は凄い。
あれだけ無駄のない構成で、読者の感覚をもって行ける筆者は稀。
最近だと「エンガッツィオ司令塔」よかったけどなア。
478 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/05/22(火) 10:54
以前「パプリカ」のフランス語訳の話があったけど、どうなったんだろう?
479 :
吾輩は名無しである:2001/05/22(火) 14:38
現在、読みこぼしを埋めております。
目下、「アフリカの爆弾」、「パプリカ」等が未読。
あー。
このヒトの作品は、順を追って読んだほうが絶対に理解しやすいでしょうな。
初期の作品と最近作は明らかに志向が違ってるし。
「○○読んだけど理解不能。なにが面白いのかわからない」
って言われる事多いんですよ。
はぁ。
480 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/05/22(火) 18:23
全集で読めば取りこぼしがないけど、1巻から3巻はもう品切れなんだよな・・・。
481 :
吾輩は名無しである:2001/05/23(水) 00:41
>>461 「幻想の未来」ってどんな話だっけ?
昔の作品なら読んでるかもしれないけど記憶にないな。
フロイトに同名の著作があるけど、それとは関係ないよね?
482 :
吾輩は名無しである:2001/05/23(水) 00:52
いや、大いに関係あるとおもうぞ。
483 :
吾輩は名無しである:2001/05/23(水) 00:56
484 :
479:2001/05/23(水) 01:11
>481
最終戦争後の地球。人類として最後の一人の女性が、半ば無機物と融合した
子供を生むところから話が始まります。
その後、先史文明の残留意識がブイブイいわせて、しまいには・・・。
あとは読め。
485 :
481:2001/05/23(水) 14:07
>>484 サンキュー。記憶にないので読んでないようだ。読んでみます。
ついでにフロイトの方もまた読んでみるかな。
486 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/05/24(木) 14:38
『天狗の落し文』単行本化決定。7月発売予定だそうだ。
>>480 たいがいは文庫になってへんか? おいら文庫で揃えてたが、
といってもだいぶ昔の話・・・(笑)
最近の文庫では『敵』、良いね。ガイシュツだろうが、多分。
488 :
吾輩は名無しである:2001/05/25(金) 05:00
やっぱ、これ以上最高の作家はいない。何十年と毎日いろんなの読んでるけど本当に面白いよなあ。これ面白いと思える奴は、みんな頭良くて、冗談が通じて良い奴多いよ。
批判する側の「筒井信者」って言い方が良くない。
いくらなんでも信者は過激。
それにしても、
最近角川文庫版が激減しておりますな。
490 :
吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 02:05
筒井先生あなたは世界一の作家。
491 :
吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 13:25
筒井作品の読者でも信者みたいな過激派がごく一部いますからな。
草加が反共産のビラ配ってるようにあちこちで活動しておるようだ。
そういう人達は筒井作品の読者からしてもイメージ下落でしかない迷惑な存在。
492 :
吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 16:07
>491
別にいいじゃねえか。
493 :
吾輩は名無しである:2001/05/28(月) 01:02
角川は筒井のを文庫から引き上げようとしてんの?
最近、本屋の棚がどんどん痩せてってるんだけど。
494 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/05/28(月) 11:04
新潮文庫でも絶版・品切のやつが出てるみたいだしなあ>筒井の文庫
>460
warata
■■新潮文庫から消えていった筒井作品■■2001.5現在
やつあたり文化論/私説博物誌/暗黒世界のオデッセイ
/12人の浮かれる男/ジーザス・クライスト・トリックスター
/玄笑地帯/着想の技術/歌と饒舌の戦記/影武者騒動
/スイート・ホームズ探偵/筒井順慶
497 :
吾輩は名無しである:2001/05/31(木) 23:48
あげ
498 :
マック:2001/05/31(木) 23:57
筒井レベルで我慢してるなんてよっぽど禁欲主義者なんだね。
古本屋にいけば筒井の文庫なんか捨ててあるみたいだぞ。
よほど読み捨てが多いらしいな。
500 :
吾輩は名無しだゴルァ:2001/06/01(金) 13:44
小説そのものが全体に売れなくなってるんだもん、仕方ないところはある。筒井康隆はまだ安定しているほうだ。
501 :
名無しのオプ:2001/06/01(金) 15:03
「パプリカ」買いたいけど本屋にないよーー(泣)
502 :
ぷしこ:2001/06/01(金) 15:40
僕は筒井さんと言うと、どれが最高傑作なのか絞りがたい作家という印象が
あるのですが、「大いなる助走」「俗物図鑑」「虚構船団」がもっともファ
ンの裾野が広いんでしょうか。見当違いならスマソ。
僕自身はやはり短編が好きで、ここのスレでも名前の多く出ている「問題
外科」も面白かったのですが、あと「乗り越し駅の刑罰」「おれに関する」
「走る取的」もよいのですが、一番を無理やり言うとしたら「熊の木本線」
なのですが、そんな人いませんか?
ふろむ むかし朝日ネットで苛められた厨房より
ああ、あれからもう6年も経つのかあ・・・7年かなあ、思い出せん。
503 :
吾輩は名無しである:2001/06/01(金) 16:58
>>496 なにっ、これが全部絶版!?
名作ぞろいじゃないか… ああ…
504 :
吾輩は名無しである:2001/06/01(金) 17:06
>502
好きな短編については概ね同感なんだけど
後、他には、「鍵」、「家」、「遠い座敷」、「点景論」
あたりも加えたいところだね。
505 :
ぷしこ:2001/06/01(金) 18:03
確かに「家」は省けないっすね。
あれは地球が最終戦争でひょうたん型になってしまった、一部の
生き残りが別の惑星へ逃げて、年に一度先祖の死体の処理に戻る
という設定だ、というのを聞いたのは原作に触れてからだいぶ後
になってからでした。
>>むかし朝日ネットで苛められた厨房より
詳しい話とやらを聞かせてはもらえぬかい。
よくわからんので。
確かパソコン通信だよな、それって。
>>507 残念ながら何のことかわかりません。
大蟻食女史(佐藤亜紀)がなんか関係あるのか?
509 :
ぷしこ:2001/06/01(金) 21:21
>大蟻食女史(佐藤亜紀)がなんか関係あるのか?
ないない。
詳しい話というのはどのへんのお話でしょう。
僕は参加者としては結構遅くて、パスカル文学賞が創設された
ときに入った種類です。川上氏が「熊」でデビューされたあの時です。
あんときは断筆宣言もあって荒れました、ね。
大蟻食女史は凄かった。
510 :
吾輩は名無しである:2001/06/04(月) 12:53
>509
筒井に逆らうから、そんな目にあうんだよ。
恥を知れ!
ったく、渡部やすがといい、お前さんといい・・・。
>510
良く分かってないで煽るとそうやって浮くんだよ。
512 :
吾輩は名無しだゴルァ:2001/06/04(月) 15:25
>509
川上さんは「熊」じゃなくて「神様」でしょ。
たしかに「くま」が出てくるけど・・・。
大蟻食さん、当時はまだいたねえ。小林恭二さんもいた。
513 :
ぷしこ:2001/06/04(月) 18:49
逆らってないって。
苛められたというのは冗談です、が、でも過激なとこだったんで
書き込むのはけっこうひやひやもの、だったのはホンと。僕ていどの
にとっては。
<川上さんは「熊」じゃなくて「神様」でしょ>
そうそう。わしにゃああれは難解すぎた。著者がキレイ過ぎた。
514 :
吾輩は名無しである:2001/06/05(火) 17:33
こんど蜷川幸雄の芝居で、役者としてロンドンに行くらしいね。「いいとも」で喋ってた。
「飛行機で煙草が吸えないので行きたくない」と言ってた(藁
『虚航船団』初版本の
「文学的意図による誤植」って何?
誰か教えて。
この前、ギョウチュウ卵検査したら、
>>483が検出されたとかで、再検査させられたYo!
みんな気をつけれ
517 :
吾輩は名無しである:2001/06/18(月) 06:10
天狗の落とし文、早くでないかなage
518 :
吾輩は名無しである:2001/06/18(月) 06:11
519 :
吾輩は名無しである:2001/06/18(月) 06:12
役者としてはどうよ?
520 :
吾輩は名無しである:2001/06/18(月) 06:19
そのへんのにいちゃんに百万円投げ渡して、無様な金の使い道を
悪魔的に観察する、みたいな番組やってますな。そこでキャラとして
登場なさる。
背後から「決して怪しい者ではありません」とタキシード姿で声かける
様子がなんともいえん。
521 :
吾輩は名無しである:2001/06/18(月) 06:23
おお、百万円男!
あれはコンセプト自体まるで筒井作品の冒頭の書き出しのようで・・・・。
522 :
吾輩は名無しである:2001/06/18(月) 07:04
筒井はその作品で「学会」と問題起こしたことあったけど
今から、本人を入信させちゃったら一体どうなるんだろう?
どうせヤラセなら、もうちっと派手にやってほしい。>1,000,000
>>523 376 名前:筒井康隆 投稿日:2001/05/18(金) 17:23
ワシがレベルが高いとみなしたものがレベルが高いのである。
そんなところに根拠を求める方がどうかしている。
525 :
吾輩は名無しである:2001/06/22(金) 03:00
age
筒井康隆=文壇における麻原彰晃
527 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 07:34
『2001年暗黒世界のオデッセイ』より
「臨時の仕事が多くなってしまったのは雇用者側だけの
責任ではない。雇われる側にも問題があった。ほんのひ
と昔前まで、ある種の職業は人手不足で、雇った人間を
ずいぶん甘やかした。雇われる方は、ちょっと面白くな
いことがあるとすぐ別の職業に移った。こういう渡り鳥
的で勝手気侭な、多くは若い働き手の社会への甘えに対
抗する手段として、雇用者側では今日雇った人間にでも
できる簡単な仕事をなるべく多くして渡り鳥対策とした
のである。…」
この作品で警告されている人口爆発ではなく少子化が問
題になっているなどの点はあるが、昭和49年に終身雇
用の崩壊をここまで的確に予測しているとは。筒井の天
才に背筋が寒くなるのを覚える。
528 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 21:34
age
530 :
B:2001/07/11(水) 00:18
「熊」に笑いあげ
531 :
吾輩は名無しである:2001/07/28(土) 19:29
>515
>『虚航船団』初版本の「文学的意図による誤植」って何?誰か教えて。
そういう事を知ってる真性ツツイストは、この欄読まないんじゃないのかな。
532 :
菊千代:2001/07/28(土) 21:06
えーと、このスレの前半に出てくる筒井康隆論について、遅ればせながらレスです。断筆宣言がらみで、ぼくの感じたことを書きたいと思います。断筆宣言の当時、ぼくも大多数の筒井読者と同じように、「どうして書くのをやめちゃうんだろう」と残念な気持ちになりました。
とはいえ、社会に対して一人の芸術家としてとった無言の抗議は尊貴なものでしかなく、言葉にならない自由への希求は美しくさえありました。作家にとって、筆を折るというのは大変なことなのです。(断筆直後に出版社がこぞって使った「最後の筒井小説」という謳い文句は、逆に単なる客寄せでしたが。)
断筆後、否定的な批評家達が、筒井康隆の断筆を肴にして貶すような事を随分いったり書いたりしましたが、この人達の表現に対する思い入れは、それこそたかが知れたものだといわざるを得ないような気がします。極端にいえば「最後の筒井小説」という帯に書かれた謳い文句のような言葉しか思いつかない、制度的な発想以外は想像すらできない、言論よりカネの連中なのでしょう。なんの重みもない、何もリスクも負わない、何も新しくない縛られた表現で、いったい社会になんのメッセージを伝えていけるのか。ましてや小説家たるもの、言論の自由に敏感で当然。筒井さんは戦争を体験した世代だから、余計にそうなのかもしれません。
本音の書けない本には、何の歴史も残せないじゃありませんか。
少しでも真実に近づこうとする努力をやめた時、その作家はお終いです。
その点、筒井さんは、少なくとも断筆宣言を決意したことで立派だったと思うし、ぼくは今でもその作家的行為を尊敬しています。
533 :
吾輩は名無しである:2001/07/28(土) 21:46
>断筆宣言の当時、ぼくも大多数の筒井読者と同じように、「どうして書くのをやめちゃうんだろう」と残念な気持ちになりました。
当時、すぐに思ったのは「筒井のことだから、ちゃんと復活の呪文も用意してあるのだろう」ってことくらい。
534 :
菊千代:2001/07/28(土) 22:59
>530 あの頃はおれ、若かったからねえ。
535 :
菊千代:2001/07/29(日) 01:23
お? じゃなくって、 >533 だね。
最近の作品で面白かったものは?
537 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 17:45
『天狗の落とし文』ってのが出たばかり。まだ読んでないけど。
538 :
吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 18:07
ペニスにバナナをかぶせてみよう
539 :
吾輩は名無しである :2001/08/07(火) 22:43
| -―っ ‐┼‐〃 _|_ノ _|_ 十 ヽ _|_ _|_
| ‐┼‐ | つ / ヽ\ / | |_ ヽ|∠
レ(__ (_ | ノ ) α フ|ヽ、 フ|\_
540 :
吾輩は名無しである:2001/08/07(火) 23:47
わかもとの知恵
541 :
吾輩は名無しである:2001/08/07(火) 23:56
>>540 おれも、言おうと思ってた。
強力わかもと。
542 :
吾輩は名無しである:2001/08/10(金) 22:00
筒井断筆の理由は、単におのれの才能の枯渇を感じたからだと思うぞ。
543 :
吾輩は名無しである:2001/08/11(土) 00:41
544 :
吾輩は名無しである:2001/08/11(土) 00:44
>>542 ばかたれ。なら、どーして復活できるんか。
復活後、ノってるでぇ〜。
545 :
吾輩は名無しである:2001/08/11(土) 00:57
>>542 そうは思わないが、俺は昔のわけわからんような作品の方が好きだ
546 :
吾輩は名無しである:2001/08/11(土) 01:11
俺も、そう思う。
めぼしい大作がないというような人もいるようだが
やっぱり、あの昔の短編の破壊力は凄いと思う。
また、本人もある意味
「書き尽くした」というようなことを
述べているが
筒井の場合、あれだけの
バリエーションをこなしているので
まともに取ってあげるべきだと思う。
それから、現在まだ文才は死んでおらず
その点でも凄いと言えよう。
少し衰えが哀しいが・・・・。
547 :
○:2001/08/11(土) 01:37
筒井は作品の中で演技するタイプの作家である。したがって、作者の体力が衰えてくれば作品そのものもおとなしめになってくるのは理の当然と言うべきだろう。
>>546 衰えと言うな、達観と言えや。『敵』読んだか?
549 :
542:2001/08/11(土) 03:14
復活後の作品は読んでない。スマソ。
しかし活動休止の一因であったと思うよ。
「何とかの饒舌の戦記」なんてあるメジャーな漫画のセリフをぱくりまくってた
でしょう。あれ読んで当時真性ツツイストであったおれはかなり鬱になった。
ご本人も時代に追いつかれ、追い越されそうになったことを自覚して、おそらくは
休止でなく引退を決意されたんじゃあないかな。むろん勝手な推測だが。
んで、俳優をめざしたんだけどダメだったんで、結局また小説に戻ったと。
最近のやつ、いいなら読んでみるかな。
爺さんになって、いちばん初期の「トラブル」みたいな作品を書いてくれてると
おもしろいんだが(W
550 :
542:2001/08/11(土) 03:18
復活後の作品は読んでない。スマソ。
しかし活動休止の一因であったと思うよ。
「何とかの饒舌の戦記」なんてあるメジャーな漫画のセリフをぱくりまくってた
でしょう。あれ読んで当時真性ツツイストであったおれはかなり鬱になった。
ご本人も時代に追いつかれ、追い越されそうになったことを自覚して、おそらくは
休止でなく引退を決意されたんじゃあないかな。むろん勝手な推測だが。
んで、俳優をめざしたんだけどダメだったんで、結局また小説に戻ったと。
最近のやつ、いいなら読んでみるかな。
爺さんになって、いちばん初期の「トラブル」みたいな作品を書いてくれてると
おもしろいんだが(W
551 :
542:2001/08/11(土) 03:20
ごめん2重アップ。鬱氏。
昔の筒井氏には、なんつか、キョーレツなベクトル力
みたいなものを感じるんだけど、氏のような人たちが
あんまり引っ掻き回すから、座標の方が持ち堪えられ
なくなって壊れちゃったって気がする。
意義あるところに無意義は存在し得るわけで、まあ、
自業自得でしょう。
今後は、ヒゲを生やしたモナリザではなく、巧妙な贋作
として、陰で舌を出しているような存在でいてほしい。
「若い作家というのは、未完成のほんものである。そして
老大家というのは、完成されたにせものである」
553 :
名無しさん@1周年:2001/08/11(土) 14:59
554 :
吾輩は名無しである:2001/08/11(土) 19:29
556 :
吾輩は名無しである:2001/08/13(月) 06:18
山藤章二のイラストが好きなだけだった。
557 :
吾輩は名無しである:2001/08/13(月) 06:39
筒井は十分に今でも素晴らしいが
初期の筒井のような存在が若手から出て来ないのは
何故?
初期の小松のような若手がでてこないのはなぜ?
初期の大江のような若手がでてこないのはなぜ?
初期の中上のような若手がでてこないのはなぜ?
初期の龍のような若手がでてこないのはなぜ?
初期の春樹のような若手がでてこないのはなぜ?
560 :
あのさぁ:2001/08/13(月) 23:20
>>549 歌と饒舌の戦記は1987年、断筆は1993年だよ
その間筒井が一体何冊の名作を生み出したかしってんの?
「残像に口紅を」、「文学部唯野教授」、「パプリカ」だってこの間に書いてるよ
初期のSF作品だけしか理解できずに筒井についていけなかったじいさんが
2ちゃんの子供相手に適当なことかいてんじゃねえぞ
「自分の口に合わない小説の悪口は際限なしに言える」
でも、カスはどう転んでもカスでしょ。
562 :
吾輩は名無しである:2001/08/15(水) 13:06
すばらしい飛躍ですな。いや、無視されるよりはよっぽどいい。(W
確かに俺は断筆直前の作品をリアルタイムに読んでいたわけではないし、
筒井に限らず作家を取り巻くカルチャーそのものにも興味をなくしてた。
だから初期の筒井の主張である自由解放が各方面で達成されつくして、
ご本人にとってはかえって行き場をなくしてしまったのではないかという
感があり、その結果としての断筆というイメージがぴったりきてたのだよ。
それにはっきり言って、おれは「虚構船団」以後の作品はあまり評価でき
ないよ。つーか、世の中に評価してる人いたかね。(W だれにも理解され
ない感興を大作家という高みから無理矢理納得させようとしてるんじゃ
ないの? じいさんの俺にはそう見える(こともある)ということを書いとくよ。
「嘘人たち」なら文句なしなんだが(割愛)
2ちゃんはね、初期の筒井が理想とした世界の具現ですよ。この作家は
本音や真実を隠匿することのあほらしさにずっと苛立ちを感じ続けていて、
一時期は孤軍奮闘してたと思うんだ。
んで、おれたち世間知らずの厨房はそこにものすごく惚れ込んだ。
「大人はみんなアホだ。わかってくれているのは筒井さんだけだ」とね。
今はその筒井さんの役目を2ちゃんが果たしてるな。
でも一つまともな反応いただけてほっとしました。今度書き込むのは
断筆以降の作品を読破してからにしますわ。 名古屋人より。
563 :
吾輩は名無しである:2001/08/15(水) 20:34
>>549 おれは初期の筒井は認める。
だが、しかし・・・
おまえがそこに並べたのは駄作ばかりじゃないか。
初期のSF並みの力がない。惰性で書いているんじゃないかという気がする。
特に『文学部〜』は筒井の、あの筒井の作品だと認めたくない。
断筆の時もちょうど充電期間としていいな〜、みたいな感じで見つめていた筒井ファンより
564 :
吾輩は名無しである:2001/08/15(水) 21:33
たーけかおみゃーわー。
565 :
ixion:2001/08/15(水) 22:03
偶々、1984年の国文学を眺めていたら、幻想文学特集号があって、
そこに筒井が「極私的幻想文学論」として一筆物している。
やっぱり筒井ってとても真面目なんだと思う。もちろん「初期」
の力強さはあると思うが、この人はずっと「直なるもの」を常に
斜目に見つつ、「曲/極なるもの」を書いていたんじゃないか?
この論でも、N・フライを引きつつ、遠藤周作の国際ペン大会
での「物語原型に触れていない物語はすべて泡沫の如く消える」
なんて発言に言及したりもしている。
後期作品は「ブンガク」さまにこびているようで嫌だ、ってのは
「曲/極」としての筒井が好きなら当然だろうけど、筒井は別に
そこに止まっている必要はない。「解放」というのはまず「原型」
を辿ることから始まるものだし、その点で批評的な視点をもって
物語を見る最近の筒井は面白いと思う。
「原型批評に物語元型の概念を加えて幻想文学を正当に評価する
批評家が登場すれば、もしかするとSF近辺の作家の誰かが
張り切って凄いものを書くかもしれない。」
きっと、この両方をやりたいんだろうな、筒井は。
566 :
吾輩は名無しである:2001/08/15(水) 23:10
そうですね。40代でのあの恐ろしいばかりの傑作群も、上京時代の経験や
習作(あえてそう書く)があってのことでしょうから。。断筆を経て今現在なにを
書いているのかというのは非常に興味深いですわね。
それに大江による呪縛というのもいいかげん薄れてるでしょうから(W
しかしね、原型とやらにかかわった考え方はかえって筒井の才能を枠に閉じ
こめる気がしてならないんだな。そんな曖昧なものどんな天才だって突き
詰めるのは不可能だよ。
それにピュアな原型のみの小説ってのは、それこそ「トラブル」などハヤカワ
時代に本人が書いちゃってるんじゃないの? 原石みたいなあの短編群で
総体な世界観を示して、それで十分じゃない。
おれはね、今度すごい作家がでるとしたら今の10代の連中からじゃないか
と思う。日本人の心情を、いっさいの戦後的なフィルターをかけることなく
表現できたらいったいどうなるか、興味がある。
筒井再生の鍵も案外そのあたりにあるんじゃないかと思うんだが、書いてて
自信がなくなってきたので、ほんとに終わり。
>>565 最初っからそれで苛立ちつづけてきたんだよ、ツツイは。
>>560氏と
>>562(名古屋人氏)の応答、
じつに楽しく読ませてもらいました。こういうカキコに出遭うと
ウレしくなるね〜。2chの妙味ともいうべきだよ。
ご両人、またのカキコを切望したい。
>542
ツツイは昔っから役者、イマに始まったこっちゃない。
568 :
商人の子:2001/08/16(木) 16:22
筒井を取り巻く状況については
>>562-566の記載に敬服しつつ同意なのです。
が、さらに私見を加えさせていただくと、筒井の初期-中期において、
「本音や真実を隠匿することのあほらしさ」を暴くために彼が使用した重要な
方法論に心理学(フロイト・ユングが主)があり、この方法論自体が、時代の中で
限界を迎えたことも、彼の失速の一因となったのではないかと愚考するのです。
旅行板の「神戸でおすすめのホテルは」というスレからのコピペです。
作家の筒井康隆氏は、舞子ヴィラの最上階にあるイタリアン・
レストランのミラマーレの常連だそうで、1ケ月に1回はいら
っしゃるとのこと。
やはりここは東京のイタリアンレストランと違って、シーフードが
とっても新鮮なのでおいしいと、エッセーで絶賛されてました。
でも彼のエッセーって、最近はおいしいレストランの話などで
お茶を濁してにいるようで、核心を突いたシャープな話がなくて
残念ですが…。(^ ^;
2年前垂水の商店街ですれ違ったことあり。
そこに筒井さんのよくいく書店があるんです
(フラっときて著書に勝手にサインして帰るんだって)
自分引越しする前は、お家の近所が通勤路でした
横レスでした、逝きます
>フラっときて著書に勝手にサインして帰るんだって
サイン本は返本きかないからねー。
筒井さんらしいや。
571 :
商人の子:2001/08/18(土) 09:52
>>569 彼のサービス精神だよ。筒井さん、だいすき。
572 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 12:42
>>571 そうかい?
だが、筒井は俗物の権化、大悪党ですぜ。
573 :
商人の子:2001/08/18(土) 13:16
>>572 そーかあー
サインのくだりは、まあ、あながちサービス精神だけじゃない、
筒井らしいいたずら心や自己顕示性もあるだろうけど、
基本的には真面目な人だと思うが
574 :
572:2001/08/18(土) 15:05
>>573 まあ、まじめだよね。
まじめだから、悪事を働くにも、ちゃんと言い訳を用意しておくような人。
いつもそうでしょう?
おまけに根が小心者だから……そうだね、小悪党くらいでいいかな?
575 :
商人の子:2001/08/18(土) 16:47
>>574 それらを総合すると「子供のような人」ということだ、
とわたしは言いたい。
評する言葉の問題に過ぎないですけど、
やっぱ好きなんで、小悪党とはわたしには言えない(藁
576 :
あのさぁ:2001/08/19(日) 02:41
>>562 「文学部唯野教授」って1990年のベストセラー第7位、小説ではトップだよ。
「行き場を無くした」作家の「だれにも理解されない」本がそこまで売れるかってんだ
あんたの好きな2ちゃんの別スレでも「虚構船団」以降の作品を
ベストに挙げてる人たちがたくさんいるね
行き場がないのはどうやらじいさんの方らしいな
2ちゃんが筒井の理想とかいうなら、筒井とネットの「最悪接触」の記録である
「朝のガスパール」まず読んでから出てくれば?
577 :
吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 03:19
>>562 名古屋のじーさん様
そりゃ、ツツイの初期作品のぶっ飛びぶりに郷愁を感じられるのも
わからないではないですが(何にせよ初見は印象深いし驚愕の度合いも高いし)、
ツツイの真骨頂はむしろ、自分が実験的に試みた手法でいかに成功しても
そこに恋々と止まっていない、というところにあると思われ。
常に変化する…変わってゆくこと自体に、本人がノッてる。面白がっている。
変化しても常にツツイであり続ける揺るぎない自信がある。そこがいーのです。
>今度書き込むのは 断筆以降の作品を読破してからにしますわ。
はい、楽しみにお待ちしますよ>562さん
578 :
商人の子:2001/08/19(日) 03:40
>>577さん、221情報局参加されました?
わたし、パスカル第一回からだったんで、
朝のガスパールのときはいなかったんですけど、
もしやいらした、とか。
しかし、ガスパールの読者罵倒には腹をかかえて笑いました。
580 :
吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 15:44
>>568 なるほど、それがすべてかもしれませんね。
そういや「原型」もユングの用語だったような。本人も書いてましたが。
副島センセによれば、国益に直結するような本当に有効性のある
科学としての心理学論文ってのは、アメリカががっちり保護して
絶対流出させないそうですね。そりゃ筒井にとっても痛かったかも。
あとふと思ったんですが、「虚構船団」の第1章は今から思えば
プログラミングにおける「オブジェクト指向」を先取りしたのかも
しれませんね。これの元ネタは確か心理学であると聞いたことが
あるような。こじつけかもしれませんが。
読んだ当時はたんに自閉的妄想に枚数費やしただけとしか
思えんかったもんだが。(W
どなたか筒井の全著作を一覧できるサイト知りませんか。
アマゾンで虱潰しにするしかないのかな。
582 :
ななしねこ:2001/08/19(日) 16:50
アナーキなレストラン
584 :
Tango:2001/08/19(日) 20:01
>「虚構船団」の第1章は今から思えばプログラミングにおける
>「オブジェクト指向」を先取りしたのかもしれませんね。
元になったアクター(役者)モデルの提唱が1970年頃のことなので・・。
自然なアナロジーと言えなくもないけど、でも面白いですね。
面白いといえば、巻末の「参考資料」に歴史書ばかり並べてあったり、
函にわざわざ「純文学書き下ろし特別作品」と断り書きがしてあったり。
それで書き出しが「まずコンパスが登場する。彼は気がくるっていた」
なんだから、もう素直に嬉しかったですね。ニヤニヤが止まらなくて
日常生活にもはっきりと支障を来してたし・・いま思うと貴重な体験。
585 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 06:18
享楽乞食あげ!
586 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 10:33
587 :
吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 22:53
age
588 :
ザ・めしあ:01/09/09 04:27
589 :
吾輩は名無しである:01/09/10 03:15
5年ぶりくらいに七瀬三部作を読み通した。
やはりすごいものはすごいね。
590 :
ザ・めしあ:01/09/10 03:39
あぁ火田七瀬か・・ また古本屋で買ってこようかな
591 :
吾輩は名無しである:01/09/15 20:27
狂牛病上陸。
ついにリアル「蟹甲癬」か。
592 :
吾輩は名無しである:01/09/18 09:17
ネオヌルの時代ってどういう内容ですか?
593 :
名無しさん:01/09/18 11:56
>>592 筒井が主宰していたSF同人誌『ネオ・ヌル』に掲載された作品と、それらの作品へのコメントを集めた本。
SFを書こうとしている人にとっては参考になる点が多い。
594 :
吾輩は名無しである:01/09/18 18:05
595 :
吾輩は名無しである:01/09/24 23:26
レス全部読んでみると、筒井さん本人らしきカキコがあるんだよね
さすが役者だなぁ
筒井死ねよ。こら。
597 :
吾輩は名無しである:01/09/25 00:08
598 :
吾輩は名無しである:01/09/25 00:21
599 :
吾輩は名無しである:01/09/25 21:03
600!!
601 :
吾輩は名無しである :01/09/26 15:49
筒井さん誕生日24日なの?
一日違いだ。
とりあえず592は私だから違うしぃ。。(^_^;
結局本人のカキコわからない。
607 :
名無しさん:01/09/26 23:31
608 :
ザ・めしあ:01/09/26 23:47
311が 本人? そうかなー?
違うのでは?311は、筒井さんと河野さんとの対談(「トーク8」収録)の文章そのままですよ。
610 :
ザ・めしあ:01/09/27 00:23
てゆうか、文学者として全ての行為を文学的営みにしなければならないのにわざわざこんなとこに
書き込むかなぁ。疑問です。
613 :
599独り言多いっすね:01/09/27 00:51
人間を超えてしまった筒井さんならOKかな?
614 :
ザ・めしあ:01/09/27 01:25
筒井さんは2ちゃんをROMってると思いますか?
ROMってもおかしくないとおもいますが忙しい人だからなぁ。
616 :
ザ・めしあ:01/09/27 01:37
今でも忙しいんですね(失礼だな)
日記読むと凄いですね。普通の人じゃ不可能
618 :
ザ・めしあ:01/09/28 02:10
今日はドラマ「フードファイト」の再放送に筒井さんが出てたからage
筒井さんの演技はどうなんでしょうかage
620 :
名無しさん:01/09/28 19:17
>>619 映画『大いなる助走』に当人の役で出演していたが、あまりうまいとは思わなかった。役者の癖にエロキューション悪すぎ。筒井の発音には、大阪弁とは別のヘンな癖があるんだよね。
わたしは筒井さんを舞台等で見たこと無いんですが、TVに出ない人かと
思えばそうでもないし、そこのあたりがよくわからないです。
TVでちらと拝見する分には正直文章程の凄さは感じられませんでした。エロキューションは悪いとは
思わなかったですが。(エロキューションって言葉知ったのも筒井さんの本だ、ワラ)
まあ、現場と違うし、私の見方が悪いとも言えるけど。
622 :
ザ・めしあ:01/09/28 23:25
>>619 「フードファイト」の時は
変な中国マフィアの親玉みたいな役だったけど、
やっぱ本物の役者とは違うギコチナサがありました。
しかし台詞は「〜アルネ」「〜スルヨロシネ」等、イカニモなものばっかだったけど。
>>622しかし、筒井さんは著作で、TVの役者は演技を練習せず、
自然な演技をするとか書いてませんでしたか?
せっかく役者になれたのにもったいないとか書いてたような。。
舞台での演技をテレビや映画でやるから違和感が出てくる。
前田美波里(名前間違ってるかも)も息子の蔵人に、TVの演技をもっと自然にしろ
と指摘されたらしいですけど、そんなの演技ではないのでは?
627 :
吾輩は名無しである :01/09/30 13:46
私の筒井作品初体験は俗物図鑑でした。
いまだにこれを超えるスラップスティック小説は読んだ事ありません。
梁山泊万歳!SEX万歳!これからいくあの世万歳!うおおおお!
のセリフは忘れる事が出来ません。これからも筒井さんが素晴らしい小説
を書いてくれますように、なむ〜。(読者がこんな事ばかり言ってるから読者罵倒
なんてのを書いたんだろうな〜。)
628 :
吾輩は名無しである:01/09/30 14:35
俗物図鑑最後が悲しいですね。
629 :
我が輩は名無しである:01/09/30 15:37
〉最後が悲しい。だからこそあの暴れっぷりがイイのです。
630 :
名無しさん:01/09/30 15:41
>>628 でも、ちゃんと続編が書けるような終わり方にしてある。ぞひ続編を書いてほしいものだ。
631 :
よそから来た17:01/09/30 15:47
お誘いしたくないタイプです。
>>630 俺も見てみたいぞ。
ただ、あの世界はあれで完結しているのでこれ以上いじらない方が良いって言う
意見も聞いた事が…。
まあ、あの作品は初期の筒井さんの作品ではかなりイイ(・∀・)と思われ。
カンケーないかもしれないが、他には虚構船団が好き。
筒井さんの作品は基本的にイイ(・∀・)けどやっぱり抜きん出てるのはこれとか
唯野教授、邪眼鳥だと感じました(あくまで私の感想ですけどね。)
もう一回朝のガスパールみたいなのを書かないかな〜。ここを舞台にして書けば
素晴らしい怪作が出来るかも?長いのでsage。
633 :
吾輩は名無しである:01/10/01 19:48
新刊はいつ頃出るのか?あげ。
634 :
吾輩は名無しである :01/10/01 22:37
エッセイの新刊が出るらしい。
早いところは明日にも店頭に並ぶようだ。
635 :
ザ・めしあ:01/10/02 00:45
>>632 私もまた「朝のガスパール」みたいなの読みたい!
2ちゃん上でやったらスゴイね!
インターネット上でああいう形態の作品って誰かやった事あんのかな?
636 :
吾輩は名無しである:01/10/02 01:08
実名出ててあれだもの。ここでやったらどうなることやら…。
>>627 >いまだにこれを超えるスラップスティック小説は読んだ事ありません。
同感です。私は高校生のとき読みましたが、あの滅茶苦茶さが美しくさ
え感じられて、涙が止りませんでした。(ツツイを読んで泣くなんて変
な奴だと兄貴に笑われた)
そういえば、連載開始から数えて今月で丁度30年です。続編がでるなら
今年ですよね(笑
>>635 >インターネット上でああいう形態の作品って誰かやった事あんのかな?
出来を問題にしなければ、創作文芸板にあるのではないかしら?
最近覗いてないからわかりませんが。
ただ、この手のものは、リアルタイムで参加していないと面白さが半減
してしまうのが難点。
638 :
名無しさん:01/10/02 01:26
>>637 >如虫潰
そのハンドルネームは「色眼鏡の狂詩曲」だな? ルーチョンキと読ませるのだろう。
>638
もしも続編出たら、俺絶対買うね。
うまく言えないけど、1960年代後半の生活臭が漂ってくるのでイイ!!(・∀・)
と思うのです。
今出たら、この現代の空気を閉じ込めたような作品になる事きぼんぬ。
ここの過去レスにあった悪い意味ではない究極の厨房作家という称号
は伊達ではない!っていう小説が読みたいのです。
640 :
ザ・めしあ:01/10/03 02:03
>悪い意味ではない究極の厨房作家
いい表現だ
641 :
アノニマス:01/10/04 08:47
みなさんにお尋ねします。
すごーく昔に、新潮文庫で筒井さんの短編集を読んだのですが、
その中の「マグロマル」というタイトルの小品がありました。
別に何て事のない他愛ない話だったように記憶しているのですが、
妙になつかしく、もう一度読んでみたくて仕方がありません。
こちらの皆さんで、この「マグロマル」が、何というタイトルの本に収録されていたか、
ご存知の方はおられませんか。
ご教示の程よろしくお願い申し上げます。
642 :
吾輩は名無しである:01/10/04 13:58
筒井康隆作品で読中なみだしたもの.
『俗物図鑑』「断筆宣言」
「天狗の落とし文」(『断筆宣言への軌跡』)
『敵』『私のグランパ』......and so on
643 :
吾輩は名無しである:01/10/04 16:39
なんで涙できる?
「俗物図鑑」「朝ガス」でも泣いたな〜
645 :
吾輩は名無しである :01/10/04 21:36
>>641 筒井のHPにあるネット版「筒井康隆大辞典」で調べてみな。
646 :
名無しさん:01/10/04 22:49
647 :
吾輩は名無しである:01/10/05 01:37
俺は「我がよきウルフ」でちょっと泣けたが駄目か?
648 :
名無しさん:01/10/05 01:47
「我が良き狼(ウルフ)」、いいねえ。景山民夫が「これまで読んだ短篇の中でベスト1」と言ってたね。「お紺昇天」とか、泣かせる話もうまいよね。
649 :
吾輩は名無しである:01/10/05 11:58
>>644 『朝ガス』は最高だよね。
実験的というか前衛的というか、筒井さん以外にはこんなの書けないでしょ、はっきりいって。
おれはこれを読んで、現代文学の真髄に触れた気がしたな。
『唯野教授』もすごいけど、『朝ガス』はそれを凌いでるよね。
650 :
アノニマス:01/10/05 20:53
645の吾輩は名無しである様、ありがとうございました。
さっそく行ってみます。感謝。
651 :
吾輩は名無しである:01/10/05 20:57
ちなみに>650
>>586にリンクが張ってある。
652 :
吾輩は名無しである:01/10/06 00:33
泣いた、というのとはちょっと違うが、「睡魔がいる夏」は何か良かった。
653 :
吾輩は名無しである:01/10/09 00:10
>649
激しく同意!!
654 :
吾輩は名無しである:01/10/11 17:46
それにしても、因縁深いすがスレで活躍してる
ファンがいるってのに、何の関心もないあんたら。
ホントに腰抜けやな。
655 :
吾輩は名無しである:01/10/12 12:36
>>654 そう、すがという奴が問題あるんだよな。
作家にやる気を出させるようなことをいうのが評論家の役割なのに、
筒井先生にいちゃもんをつけて有名になろうって魂胆が許せないな。
だいたい、筒井先生のブラックユーモアがわからないような奴は
逝ってほしいわ、マジで。これおれからのお・ね・が・い!
656 :
吾輩は名無しである:01/10/12 12:46
>>649 ハゲ同
最近の筒井は元気がないとかいろいろという
ノスタルジーに浸る人たちにぜひ読んでほしいッス。
やっぱり日本最高の前衛作家だよね。
これ以上の実験小説は日本では筒井先生以外は書けないだろ。
それはそうと、筒井先生は今回のテロに関してなんか書かないかな。
天皇が死んだ時も記帳に逝った人たちで金を出し合って天皇制を支
えればいいとかおもしろいことを言っていたし、
湾岸戦争のときはこの機会に乗じてロシアや朝鮮や満州をもう一度
取り戻せとか噂の真相で書いていたし。
一流のブラックユーモアでなんか書いてほしいね。
>>655 かなり昔だけど、百目鬼の件はどうなったの?
前も書いたと思うけど『朝のガスパール』の読者罵倒がオモロイ
658 :
吾輩は名無しである:01/10/12 14:32
>>654 だって始めから勝負にならないじゃん。
筒井は死後も名前と作品が残るが、
すがは何も残らないと…。
659 :
吾輩は名無しである:01/10/12 16:22
まあ、ビニール蛙だから(藁
>654
>すがスレで活躍してるファンがいるってのに
それは、てめえ1人だっての!
筒井を読むから情けない奴になるのか、情けない奴だから筒井を読むのか。
654=655=656=658が自作自演であることは言うまでもない。
662 :
名無しさん:01/10/12 23:52
>>657 >かなり昔だけど、百目鬼の件はどうなったの
百目鬼はもちろんとっくの昔に死んだけれども、筒井の「笑いの理由」(百目鬼への猛烈な反駁文。『やつあたり文化論』所収)
を読んだ筒井ファンたちから続々と怒りの手紙が送りつけられてきたので、「SF作家の悪口を書くと百代たたる」とぼやいていた…
という話は伝わっている。
愛読者に馬鹿が多いのは何も今に始まったことじゃないんですね
>>663 というか、某一人に問題があるだけなのではないかと最近思う。
665 :
吾輩は名無しである:01/10/13 02:26
筒井の読者は明らかに減少傾向でしょう。
しかし世の中から馬鹿が減ったという話は一向に聞かない。
666 :
吾輩は名無しである:01/10/13 06:33
自作自演ご苦労さん。
もはや、手に負えんな。自分以外は全て自作自演かい?
>661 667
あのな、俺が書いたの654のとこだけだよ。
あんな無駄に長い事は書かない主義なの。
どうでもいいけど、このスレの連中にはつくづく失望したよ・・・。
669 :
吾輩は名無しである:01/10/13 17:26
あげ
スマソ
オレはてっきり、某キティが、668さんとオレの書き込みを相対化
しようとして書いたのだと思ってしまっっていた。
671 :
吾輩は名無しである:01/10/13 17:51
ああ、いう事はそれだけですかい。
俺がせっかくすがスレや渡部スレでさんざん喧嘩売ってきたという
のに・・・。
改めて、この文学部の連中には失望した。完全に見切りがついた。
もう、出てってやるよ。
672 :
吾輩は名無しである:01/10/13 17:58
ある男の人が窓から自由な野良猫を見ています
ある日、その野良猫が車にひかれます。
673 :
吾輩は名無しである:01/10/13 18:37
文学部 ププ
おかしいからでは?
「さんざん喧嘩売ってきた」ってお前、
「お前のカーサン、デ〜ベソ」って言って逃げるだけじゃねえか。
議論にもなりゃしねえの。
お前はいなくなってもログは消えない。
この恥さらしが。
677 :
吾輩は名無しである:01/10/14 06:59
さすが厨房文学のスレッド…。
679 :
吾輩は名無しである:01/10/14 07:50
最後にこれだけは書かせろ。 お前等断筆騒動騒動の時スガや渡鍋、浅田や田中康夫にバカ書かれて、なおかつ今だにのさばってるのを見て何ともおもわんか?くやしくないか? パソコン通信の人たちの方が、噛み付いていたぞ。 そんじゃ、永遠にバイバイ。
何だ?バカにされたらその理由は問わず相手をブチのめせってこと?
そんなこと考えてるから「お前のカーサン、デ〜ベソ」としか言えないんだってば。
いい加減気付けよ。
682 :
吾輩は名無しである:01/10/15 09:09
まあまあ、マターリしようよ。
683 :
吾輩は名無しである:01/10/16 05:40
マタ〜リage
684 :
吾輩は名無しである:01/10/16 08:53
685 :
吾輩は名無しである:01/10/18 02:01
age
686 :
吾輩は名無しである:01/10/18 02:04
>684
カワ(・∀・)イイ!
687 :
吾輩は名無しである:01/10/18 11:58
shit!このスレよんでたらめっちゃ筒井の本よみたくなってきたYo!
こっちじゃ売ってないんだYo!
薬草(?)飯店が好きだたYo!
688 :
吾輩は名無しである:01/10/18 21:15
や臭いだお
689 :
吾輩は名無しである:01/10/20 00:06
690 :
吾輩は名無しである:01/10/20 00:37
旅のラゴスage!
691 :
吾輩は名無しである:01/10/20 01:30
>『朝ガス』は最高だよね。
>実験的というか前衛的というか、筒井さん以外にはこんなの書けないでしょ、はっきりいって。
朝のガスパールってネットでやるあれ・・・?
他にああいうのが無かった時代ならともかく、ものすっごく痛いアホギレさんにしか見えないが・・。
ネットウォッチ板でウオッチされてそうな感じ
692 :
吾輩は名無しである:01/10/20 23:44
>>691 >朝のガスパールってネットでやるあれ・・・?
>他にああいうのが無かった時代ならともかく、
>ものすっごく痛いアホギレさんにしか見えないが・・。
>ネットウォッチ板でウオッチされてそうな感じ
? ? ?
693 :
名無しさん:01/10/21 00:37
694 :
吾輩は名無しである:01/10/22 07:40
昨日なんかのTVドラマに筒井さんが出てたな、
時間がなくてよく観れなかったけど
たしか坊さんの役だったよ。
695 :
吾輩は名無しである:01/10/23 17:19
10月24日(水)19時から19時54分TBS系「ダウンタウン7」に筒井さん出演。
千秋相手にキレルらしいので、乞うご期待!!
>>695 正直なところ、出てほしくなかった。痛々しさをいつも感じる。
筒井さんはテレビと合わないと思う…。
697 :
吾輩は名無しである:01/10/25 16:45
素でテレビに出てるの初めて見たけど
イメージ違うなあ。ほんと、痛々しい感じ。
エッセイなんかでのあのキレっぷりはハッタリか?
素のしゃべりはあんなもんだと思うけど、「いいとも」出たときに
比べると明らかにやる気なかったよね。ラーメンとか出てきたら
他の出演者がわらわら集まってるなか一人椅子に座ったままだったし。
700 :
吾輩は名無しである:01/10/26 00:46
ずっと腕組んでるし。
なんかだらしなく太ってるし。
あんまり面白くないし。
本読んでよっと。
>687
それをいうなら「薬菜飯店」だしょう。
筒井作品の面白さを理解できるセンスがあれば、
アメリカのTVのスタンダップ・コメディも理解できます。
(デイヴィッド・レターマン、コナン・オブライエンなど)
筒井氏のポリティカル・ジョークのセンスの良さは欧米人なみで、
とにかくスゴイと思う。日本という国の無知な一般大衆相手に、
ブラック・コメディを書き続けたことは評価に値する。
別に物騒な世の中で毒のある冗談がいえりゃいいってもんじゃないけど。
ちょっと脳ミソに異常のある日本棲息の黄色人種の
政治・外交・モラル能力の欠如、何の思想も目的も生きがいもない
「日本」という名前のひょっこりひょうたん島みたいな国家、
戦後の日本の民主主義政治にとってこの2つのハードルを越えていくための
いいインセンティヴになった文学が筒井文学なんだと思う。
フランス人並みにダークなユーモアで社会の弱者を攻撃することは悪だが、
筒井氏の作品の場合は、いわば(わが良きウルフ)的な密かな愛情があり、
社会問題について黒い笑いを通して考えさせてくれる。
それは各市民それぞれが独自の視点を確かめるきっかけになる
プラスの効果ともいえるわけだ。
704 :
吾輩は名無しである:01/10/27 14:02
コナン・オブライエンがいちばん筒井さんに近いんじゃないか?
あの神経質そうな感じも。
705 :
吾輩は名無しである:01/10/27 20:05
筒井さん白髪染めした?
706 :
吾輩は名無しである:01/10/27 20:08
今日、図書館の図書リサイクルに行ってきた。
図書が千冊くらいあるんだが、筒井康隆の文庫は誰も手に取らなかった。
707 :
吾輩は名無しである:01/10/27 20:14
708 :
吾輩は名無しである:01/10/27 20:31
709 :
吾輩は名無しである:01/10/27 22:15
筒井さんの本で「驚愕の荒野」って珍しい?どこにも売ってないんだけど。
710 :
吾輩は名無しである:01/10/28 01:32
>>709 俺は去年book offで100円で買えたよ
book offに全集も一冊750円で置いてあった
筒井さんが若い頃描いていた漫画ってどう思われます?
ブラックでなかなか面白いと思いましたが
712 :
吾輩は名無しである:01/10/28 01:59
>>711 今もってカクカクした絵が馴染めない
でも内容はいいと思う
>711
見たことない。うぷしてくれりゃあ喜ぶ。
714 :
名無しさん:01/10/28 04:49
>>712 下絵の下絵を学生時代の夏目房之介が描いていたらしい。
715 :
吾輩は名無しである:01/10/28 15:34
>713
「薬菜飯店」の表紙のイラストって筒井さん?山藤さん?
716 :
名無しさん:01/10/28 18:27
>>713 もともと描く予定だった山藤章二が風邪をひいてしまったため、筒井康隆が自分で描くことになった…という記述が筒井の日記に出てきたと思う。
717 :
吾輩は名無しである:01/10/28 21:42
>>714 漫画の下絵っていうのは結局どういうことなんですか?
絵は筒井さんでも構図や構成なんかは夏目さんということなんですか?
>>716 たしか「最後の伝令」の表紙のイラストも筒井さんなんですよね?
718 :
吾輩は名無しである:01/10/28 23:18
イラストだと小松左京さんの「骨」の表紙書いてますよね。
719 :
名無しさん:01/10/29 00:06
また筒井漫画の新作が読みたいなあ。当人は「もう二度と描かないつもりである」と言っていたけれど、アイディアは極上だし絵だってなかなかですよ。特にヒトコマが面白い。
720 :
吾輩は名無しである:01/10/29 03:18
正直
筒井ファン=筒井に対する批判批評精神ゼロ
に見えるのですが、どうですか?
やっぱ右向け右ですか?
これはワタクシの偏見ですか?
721 :
吾輩は名無しである:01/10/29 03:24
ファンなんてそんなもん。
偏見デス。
漫画描かないの?下手すると小説より才能あるような気がするんだけど。
永井豪の「アフリカの爆弾」と比べればわかるよ!永井豪の方が
上手いけど、筒井さんのほうが面白いよ!
724 :
吾輩は名無しである:01/10/29 15:36
だいたい筒井ファンには「おだやかなファン」というのがいないと言われるからな。
熱狂的ファンか熱狂的アンチかの両極端に分かれる傾向がある。
725 :
吾輩は名無しである:01/10/29 15:41
なぜ信者はいつも筒井大先生が負けてる論争を勝ったと勘違いしてるのですか?
これだけは本当に分からない。
筒井には、信者はおらん。読者がおるだけ。
筒井の読者は、熱狂はしない。きわめて醒めているのが特徴。
つまらん現場の沸騰は、とぉ〜い目で眺めてる。
727 :
吾輩は名無しである:01/10/29 15:49
>726
嘘付け!
728 :
吾輩は名無しである:01/10/29 16:08
age
729 :
吾輩は名無しである:01/10/29 19:02
筒井の水素製造法ってのを読んでみたいのですがどこにもおいてありません。
星新一が褒めていた気がします。誰か読んだことある方感想を聞かせてください。
730 :
吾輩は名無しである:01/10/29 21:29
「ファン」という定義が熱狂的というのなら“ほどほど”のファンなど
ありえない。というか“ほどほど”はファンではない。
>727
ウソだと思う奴は、筒井の読者じゃねえな。しっ、しっ。
筒井(・∀・)イイ!
旅のラゴス(・∀・)イイ!
夢の木坂分岐点(・∀・)イイ!
733 :
吾輩は名無しである:01/10/29 23:14
>731
ソウデス。
でも筒井ファンで筒井批判してる奴見たことないし
いくらファンでも別に筒井の全てが好きじゃなくてもいいんじゃないか
725の質問にも答えてくれ
734 :
名無しさん:01/10/29 23:39
>>729 「水素製造法」はかんべむさしの作品だが?
736 :
吾輩は名無しである:01/10/31 23:15
age
「東京幻視」で車谷長吉を思い出した。
738 :
吾輩は名無しである:01/11/02 23:24
アヒャヒャ
739 :
吾輩は名無しである:01/11/06 05:13
>733
>275に関してはですねぇ
筒井康隆は作品を非難されたとき
真正面から反駁するのではなく
機転を利かせたアイデアによる応酬をすることが多いんですよ.
読者はその妙絶なアイデアを楽しんでいるのであって,
論争の勝ち負けなんてどうでもよくなっちゃうんです.
つまり,筒井康隆の反論は読んでいて面白いんです.
これは《すり替え》でもあるし,
同時に《エンターテイメント》化しているとも言えると思います.
#とは言っても筒井康隆自身がまじめに反論しようと
#かなり学問の世界に身を投じたこともあるようですが.
だいたい論争なんてものは泥沼化して
結局はわけわかんなくなることがほとんどでしょ.
論争じたい不毛とも言えますし,
又,筒井康隆は学術者ではなくentertainerをもかねた芸術家だしね.
人には好みってものがあるから,
筒井康隆のやり方が嫌いな人からすれば,
論争に負けているってことになるんでしょうけどね.
以上私観.他の人がどう考えてるかは知らん.
740 :
吾輩は名無しである:01/11/06 08:25
275って。。。
741 :
吾輩は名無しである:01/11/06 08:30
275が、どうしたの?
>>739 の>275ってのが、>725の間違いってことかな?
743 :
吾輩は名無しである:01/11/06 13:05
>739
>気転を聞かせたアイデアによる応酬を―(中略)―楽しんでいる?
本当に?俺には普通に相手を批判して
普通に間違ってるようにしか見えん
744 :
吾輩は名無しである:01/11/06 13:22
>>743なにを間違ったの?作家に感情移入すると間違っているように思えないこともあるよ。
745 :
吾輩は名無しである:01/11/06 14:17
「感情移入」は筒井用語みたいなもん
俺には無理
わかりづらかったようなので面倒臭いが付け加えます.
>739は
>725の
>>なぜ信者はいつも筒井大先生が負けてる論争を勝ったと勘違いしてるのですか?
>>これだけは本当に分からない。
に対して>733が答えろって言ったから答えただけ.
繰り返しになるがそれを面白がれない人がいるのは当然なんだから,
楽しんでいる者にいちいち難癖つけるのは余計なお世話.
野暮天もいいとこ.
「俺には無理」なぞ書いている人もいるが,だからなんだっつーの.
おまえ個人の好みなんかどうでもいいの.少なくとも筒井スレにおいては.
批評性皆無の個人的感想文なんか鶏糞ほどの価値もねーよ.
自分の好きな本を読んでりゃいいってだけの話だろーが.
>744
筒井康隆自身が,ひとまず間違いを認めているところあるよ.
「純粋理性」って語の誤用なんかそうじゃない.
もっとも,そのあと独特な持論を展開していて
おれはそれが面白かったけどね.つまらん誤用の指摘よりよっぽど.
747 :
吾輩は名無しである:01/11/06 17:19
>764
基本的にネットってのは匿名でなんでも言える場所じゃないの?
自分の意見や感想等を語る事自体を真面目に否定するのはどういうことかい
難癖?単にタアイノない感想でしょう
そんなのも許容できないわけ?
764>746
大体「人それぞれ面白さの基準が違う」って言ったの誰だよ
なんで複数の人間がカキコするネットでカキコ存在自体の否定か?
人それぞれじゃないの?
>747
いや,ぜんぜん許容するって.
否定もしてないじゃん.
でも確かにあまり気を遣わずに書かなかったから,
嫌味臭くなっちゃったところは反省します.
ごめんなさい.ほんとに.これは嫌味じゃなくて.
ただ,こんなこと書いておいて下のようなことを
さらに書くのは失礼の上塗りになっちゃうけれど,
好きじゃない作家のスレにわざわざ来て,
当該作家に対する否定的とも取れる書き込みをする本音が知りたいっす.
よかったら教えて.
751 :
さらに追加:01/11/06 17:47
言い忘れたけど俺、筒井氏の作品は普通に好きなのよ
ただその周りを取り巻く状況に疑問があるだけですからね、一応
752 :
さらさらに追加:01/11/06 17:55
>750
さらに言うと、俺は筒井氏の作品がオモロイと思うからこそ
それ以外の部分になんか胡散臭さというか甘さを感じる
俺は別に筒井氏が大好きというより、筒井氏のオモロイ作品が大好きだ
ちなみに渡部スガも好きだ
どっちも好きなのでどっちも批判も賞賛もしたい
確かに「熱狂的なファン」ではないし、
たいした事カキコしてないくせに何故かエラソーだけどけど
態度としてはそうだと言う事
ただファンを不快にさせたのは確かなのでそれは申し訳ない
これからはカキコせずに見守っております。
>751
あ.わかりました.
僭越だけれども,おれもそれに近い気持ちを持っています.
おれは普通に好きって程度じゃないけれど,
ここなどで言われているような「信者」のような人たちには,
強い違和感,もっと言ってしまえば嫌悪すら感じてしまうときあるし.
なんか書き込み時差でやり取りにずれが生じちゃったけれど,
改めて不愉快を強いていしまったこと,申し訳なく思っています.
それでは失礼しました.
>752
ごめんなさい.ぼくも少しだけ追加っす.
>>さらに言うと、俺は筒井氏の作品がオモロイと思うからこそ
>>それ以外の部分になんか胡散臭さというか甘さを感じる
>>俺は別に筒井氏が大好きというより、筒井氏のオモロイ作品が大好きだ
同感です.
筒井康隆自身も現在の批評形式としては多勢を占めている,
作家と作品はまったく別物だ,
のような趣旨の事を以前から主張しているし.
さっきも書いた「信者」の方たちって
おれは盲心的なところが垣間見えるような気がして
そこに違和・嫌悪感の基があるのではないかと鑑みています.
だから,図々しいお願いになってしまうけれど
「信者」とは異なった人たちにもここに何か書き込んで意見やら
それこそ無責任な感想でも何でもいいので,
書いてもらって少しはなれた意見も聞きたいです.
盲信的肯定言説にはうんざりしているので.
#少しの付け足しじゃなくなっちゃった.
#ま,いーや.
755 :
吾輩は名無しである:01/11/06 18:45
筒井作品はコントとして読んだので、
なにを読んでも文学とは思えません。
756 :
吾輩は名無しである:01/11/06 18:51
コントって文学よ。
757 :
吾輩は名無しである :01/11/07 11:03
ツツイさんは「信者」って言葉の現在の使われ方についてどう思ってんのかな。
かつて「男は皆ミヤザキツトム」とやってくれたツツイさんなら、
「オタク」に続く絶対的普遍的侮蔑語としての「信者」に
なんらかの違和感感じてくれてると思うんだけど。
758 :
吾輩は名無しである:01/11/08 23:36
こんげつの文學界で、小谷野敦が筒井論のようなものを6ページ書いてるよ。
759 :
吾輩は名無しである:01/11/08 23:43
「さん」ずけの方が違和感感じる。
760 :
吾輩は名無しである:01/11/08 23:51
94年4月の、中島らもとの対談をたまたま読んで、
「日本人は情緒が全てに先行するので、自分のように
ユーモアに拘泥する作家が論争において負けるのは目に見えている」
という趣旨の孤独を訴える発言があって不覚にもほろりときた。
761 :
吾輩は名無しである:01/11/09 00:03
「ダンヌンツィオに夢中」という本の中の「私も投稿マニュアだっ
た」の文章の中にある「遊び」ってなんですか?
この遊びが理解できない人間は作家になるのはあきらめろと言って
いるのですが、全然分かりません。
教えて下さい。
762 :
吾輩は名無しである:01/11/09 00:07
>>761 ひとつの段落のなかで、句点「。」を最後だけにしか使わないという遊び。
>762
凄い!
これって単純な事だけど、結構分からないものですね。
しかも、4分で答えるなんて感動しました。
764 :
吾輩は名無しである:01/11/09 00:41
筒井作品は好きだけど、筒井信者は嫌い。
(って、どんな作家でもあてはまりそう・・・)
765 :
吾輩は名無しである:01/11/09 06:32
>>759 呼び捨ての方がよろしいか。
そーいえば呼称の使い方に関してもエッセイで書いてたね。
名字呼び捨ては失礼になるから使わないとか。
俺「信者」とか一言で相手を黙らせる為に使われる罵倒語って嫌いなんだよね。
誰でもなんにも考えずに使えるけどそれ故にその実中身のない突き詰めれば突き詰める程
意味が散漫になる差別語としてしか機能しないそれさえ言っておけば選良意識持てたり
勝った気になれたりするような自動的で安易で無責任な言葉。
まあ筒井康隆スレでやるのは牽強付会気味でした。スレ止めちゃったし。
766 :
吾輩は名無しである:01/11/10 01:43
「饒舌」って言葉もお嫌いかな?
767 :
吾輩は名無しである:01/11/10 02:11
>>765 >俺「信者」とか一言で相手を黙らせる為に使われる罵倒語って嫌いなんだよね。
>誰でもなんにも考えずに使えるけどそれ故にその実中身のない突き詰めれば突き詰める程
>意味が散漫になる差別語としてしか機能しないそれさえ言っておけば選良意識持てたり
>勝った気になれたりするような自動的で安易で無責任な言葉。
これは自ら「差別主義者」で「悪」が文学の力になるとおっしゃられる
筒井先生のことですか?
信者と呼ばれてオコる奴の方がイタい。自分のことか?と
思い当るフシがあるわけやろも? ははは、筒井は信者なぞイラン、
読者がイラク、煽るアフォに煽られるアフォ、
アフォが2スカタン。便乗するアホは脳がタリバン。
769 :
吾輩は名無しである:01/11/10 08:22
768はおりこもりん。ねちょりんこんでむのうたりりんわっかぱ〜。うpうpしゅpしゅp。
770 :
吾輩は名無しである:01/11/10 14:57
>>768 むしろヒトゴトでも手前の事の様に考えてしまう手癖が問題なので
実際に筒井信者と言われて怒ってるわけではない。
差別主義と差別的流行語の頻用とでは言う方の覚悟が違うし言われる方の覚悟もそう。
軽薄な流行語濫用を斜めに見てる奴でさえこの手の言葉は平気で使う。
オウム事件以後特にネット上に於いて延々と繰り返される
何かへの「好き」を語る者を殆ど脊髄反射で「信者」と呼ぶ輩と
これこれこういうワケで俺は「信者」ではないという怯懦な反論
ネクラシンジャオタクヒキコモリその他自動的な差別流行語に纏わる
紋切り型で退屈でただただ不毛なやり取りにうんざりしてるなんて事を
罵倒語大特価でダンピング気味の2chでやる事が一番の不毛。そうだよ俺が悪かった。
ヲタって信者と同じ意味だよね?
772 :
吾輩は名無しである:01/11/13 02:42
もっとマッタリいきませんか・・
何も得るものがないスレッドになりつつあるようで不安です。
というわけで「恐怖」は読むに耐えないage
というわけで、筒井信者は馬鹿ということで。
>>773 その通りですよ〜
だから、あなたのようなお利口さんはもう来ないでネ(はぁと
775 :
吾輩は名無しである:01/11/15 20:18
776 :
吾輩は名無しである:01/11/15 20:47
マターリage
777 :
吾輩は名無しである:01/11/19 00:15
タイムトラベラー最終回放送中age
778 :
吾輩は名無しである:01/11/20 18:55
結局筒井がどんなにののしられようと、数人を除いて誰も反論しない(出来ない?)
筒井スレの信者。
ほんと、弱虫だね。
779 :
吾輩は名無しである:01/11/20 19:03
>>778 お前はどーなんだよ、ヴァカ。
強虫なのか(ワラ
煽りは無視して・・・
今月の「文学界」で、筒井論みたいなのが載ってたけど、
皆さんどう思います?
781 :
吾輩は名無しである:01/11/20 21:32
>>780 小谷野敦のやつね。読んだよ。
あれは客観的な視点で書かれた批評というよりはむしろ、
彼の主観によるエッセイだと思った。
でも面白かったからage。
782 :
吾輩は名無しである:01/11/21 09:16
つーか、信者って弱虫どころかとことん強いよ。
そんなこともわからんやつのほうがみっともない。
>780
概略をばよろしければ頂きたく。
この長いながいお話、とうとうこんなに読んできてしまいました。
784 :
吾輩は名無しである:01/11/22 00:02
>>783 ということはアンタ、このスレの途中でくたばるのか
>つーか、信者って弱虫どころかとことん強いよ
こういうやつを相手に商売してりゃ嫌になってタレントになったりもするよな。
786 :
吾輩は名無しである:01/11/24 12:41
久しぶりに「暗黒世界のオデッセイ」読んだ。
2001年、まさか俳優になっているなんて、
本人も予想してなかったろう・・・・
787 :
吾輩は名無しである:01/11/24 14:14
788 :
♥ ♥ ♥:01/11/24 21:30
「夢の検閲官」で不覚にも涙が。
789 :
吾輩は名無しである:01/11/24 22:29
いやあ、役者をやるってこと、本人は計画済みだったんじゃないかなあ。
790 :
吾輩は名無しである:01/11/26 17:42
とゆーか、もともと役者のほうが先だよな。
プロの役者になるのを一度あきらめて、それから小説を書き始めたわけだから。
791 :
吾輩は名無しである:01/11/26 23:33
>>791 残念だが違う。筒井康隆が「とゆーか」なんて言ってたら鬱だろ。
793 :
吾輩は名無しである:01/11/27 07:49
大先生ならなんでもOKよ
794 :
吾輩は名無しである:01/11/28 17:57
>791は煽りのつもりで鶏が書いたんでしょ。
大先生、って言うあたり。
せめてセンセイなどと表記してりゃまだましか。
とも思ったが、やっぱり野糞は野糞にすぎないね。
野糞の如き君なりき、ってな。
796 :
吾輩は名無しである:01/12/02 22:12
「君」って意味知って使ってんの?
ましてや助動詞「き」だよ?
いま、現代語訳書こうかと思ったけれど
おれは恐くて出来ません。
殺されないように気をつけてね。ここ匿名掲示板じゃないから。
ちなみに全くフォローする気じゃなくほんとに思ってるんだけど、
おれは国史を鑑みるに「君」は立派なところたくさんあると考えるので、
野グソのごとき何ぞ全くや思えない。
あ。おれは別段右派でもなんでもないよ。
単に歴史的な評価上でのことです。
気の抜けた虚仮威しだなあ。
この読者にして、あの作者。
確か「言論の自由」のために筆を折ったんだよな。
いや、「言論の自由」ってそういうことだったんだな。
798 :
吾輩は名無しである:01/12/02 22:55
>>797 悔しかったら筒井康隆みたいに何か予見してみろ。
一回でいいからよ。
と、ビニール蛙に伝えておけ。
>798
いや、俺は認めるよ、「権力に尻尾を振る自由」。
そして、そんなものは糞でも喰らってろ。
それを言われちゃ一言もないが…、
でも、お互い様だろう?
SFビック5
1.筒井康隆
2.サミュエル・R・ディレイニー
3.ロジャー・ゼラズニー
4.ヴァン・ヴォークト
5.ジョージ・ハリスン
ビッグ5だろ
>>797 下卑ネタにレヴェル合せてやっただけだろーが。まじレスすんなって。
おまえが野暮天なのはどーでもいいが、
>「言論の自由」のために筆を折ったんだよな。
なんつー週刊誌の流し読みした程度の輩が
文学に興味のない者による貧困な読解力・想像力ででっちあげるような
典型的なでたらめ認識を書き込むのは止めろ。
無知自体を責める気はないが、勘違いがいまさら増幅されるのは
「断筆宣言」を度外視しても、《文学》にとって迷惑だよ。
また、筒井康隆は「筆を折」ってなんかいないよ。
そもそも憲法遵守の為に断筆するわけなかんべな。
条件付で「筆」を断つ旨を表明しただけだ。
ま、そんなおまえにも「言論の自由」はあるけれどね。
日本国内から書き込んでいるなら。
そして、「権力に尻尾を振る自由」に守られているのは
>>799だがね。
そのくせ
>>799=
>>800らしいので、自分はスカトロジィ嗜好だと宣言することが
書き込みの主旨?だったら板ちがい。移他板。
>>798 蛙鳴蝉噪の件はいいかげん止めませんか。
といいつつおれもメル欄ふざけてみたけれど。
805 :
吾輩は名無しである:01/12/05 09:15
このスレ電波とんでませんか?
ツツイャス マンブー ツツイよアー ツツイやアー
ツッツイ ツツイ ツツイャス アー
807 :
吾輩は名無しである:01/12/05 12:22
いまどき《文学》なんて大文字を平気で使っている奴がいるよ。
808 :
吾輩は名無しである:01/12/05 14:51
↑受け売りの意見を垂れ流すヒト。
809 :
吾輩は名無しである:01/12/05 16:05
受け売りでもいいんだけどさ、「《文学》にとって迷惑」って、お前、どのツラ下げて言ってんだよ。
>>796みたいな恥ずかしい書き込みをしたような奴が。
俺は驚いているんだよ、番号を名乗って再登場してきたことに。
しかも筒井の名において言ってんだろ。
冗談も休み休み言ってくれ。
お前、例えば辻仁成のファンに、「《文学》にとって迷惑」とか言われたらどうするよ?
810 :
吾輩は名無しである:01/12/05 16:34
辻仁成のファンに、「《音学》にとって迷惑」と云ふ
811 :
吾輩は名無しである:01/12/05 18:37
最近喧嘩も飽きてるんだけどこれだけは言わないとてって的に不愉快だからついでに応じよう。
「重要なところ」
>筒井の名において言ってんだろ
応答;おれ自身が書いたんだよ。筒井康隆は直接関係ねーにきまってんだろ。
「以下たいしたことない付け足し」
「断筆宣言」抜きにしても、ってとりあえず書いてやったんだしよー。
それにおれはあんな遊び程度で恥ずかしがるほど自尊心ないし。
だが、他人の名においてものを言う、ことをしない程度の礼節とプライドはあるがな。
おれにとっては、
おめーの書いただっせーとーち体みたいなんをおれが使ってしまったとしたら、
余程こっぱずかしく感ずるだろうとは想像する。
その倒置をも含めた毛色悪い慣用句の羅列をな。
繰り返すがおれのことば感覚上のお話でデスヨ。
あとひとつ書いとこ。
いまだからこそ《文学》って堂々と書いたんだよ。
おまえらにゃそんな痴性ねえだろ。ざまみろ
電波強すぎてもうだめぽ
一応わかってます>電波
やってみただけで、もう引っ込みますんで。
失礼しました。
いい壊れっぷりだ。
筒井の小説の作中人物のようだ。
ダテに読者をやっていないな。
816 :
吾輩は名無しである:01/12/06 00:00
くたばれ PTA??
817 :
康隆氏のご近所さん:01/12/06 19:18
ファン=信者でいいんじゃないの?
信者がつかないような作家はただの紙屑製造器。
どの作家の信者にもなれないような読者はいろんな意味で貧しいよ。
818 :
吾輩は名無しである:01/12/06 22:53
信者、というより何かに心酔、
もしくは熱中できないことが貧しいと思う。
そうそう、心酔や熱中のあまり貧しさを露呈してしまうことってあるよね。
で、その対象が紙屑製造器であったりすると、もう見ていられないよ。
筒井はIQ178、IQ216の大前研一のほうが凄いの?
822 :
吾輩は名無しである:01/12/07 16:46
/ ̄ ̄\
||| ○ ||
||\__/||
|| ||
∧||∧ ∧||∧
( / ⌒ヽ ( / ⌒ヽ
| | 178| | | 216 |
∪ 亅| ∪ 亅 |
| | | | | |
∪∪ ∪∪
: :
: :
‐ニ三ニ‐ ‐ニ三ニ‐
どっちもどっちじゃ!さっさと逝け!
823 :
吾輩は名無しである:01/12/07 16:59
筒井は同志社、大前は東大に落ちて早稲田。どっちも受験時代の学力は大したことなかったようだな。
824 :
吾輩は名無しである:01/12/07 17:11
もちろん、IQと学力は別物だけどね。
いくらIQが高かろうと、受験勉強に真剣に取り組まないと
大学には入れないようなシステムになってるでしょう。
825 :
吾輩は名無しである:01/12/07 19:28
いや、あの、おれ、726なんだけれどさ、
>>823-
>>824のようなぶっ飛び方を電波って呼ぶような気がします.
はい,もう来ません.
東海道戦争はよかったなっと
827 :
吾輩は名無しである:01/12/07 20:03
大前研一は、入社一年にして書いたものが会社のマニュアルに使われ、ハーバードで学ぼうと思っていたら教授として頼まれた。。
828 :
吾輩は名無しである:01/12/07 20:13
大前研一はオオカミ少年というか一のことを百にして言うからねえ。
すげぇ。このスレ去年来たことあったけどまだあったんだ・・。(感動)
830 :
吾輩は名無しである:01/12/08 23:13
IQ216ってのはチョット無茶かと・・・・。
IQ重視ってのもちょっと問題あるけどね・・・・。
831 :
吾輩は名無しである:01/12/09 00:19
>>830 マジだよ。当時疑われて再テストされたらしいし。
「IQ」ですか...。
そんな話をしていて面白い?
833 :
吾輩は名無しである:01/12/09 08:07
>>832 筒井もIQ高いからあんなに凄いんじゃない?
IQ高いなんてゆわれてうれしいピー
僕ちゃんは天才だピー
みんなが見てる2チャンでIQ高いなんてカキコされてうれしいYO
だからageよっと
835 :
吾輩は名無しである:01/12/09 09:48
御本人降臨。
おお。おお。ついにレベルの壁、崩壊ですね。
836 :
吾輩は名無しである:01/12/09 20:40
ウザがられてるじゃねえか。
実際ウザい。
838 :
吾輩は名無しである:01/12/10 01:52
著作はもういい。
テレビ露出を語れ。
839 :
吾輩は名無しである:01/12/10 13:53
先月はずっと向田邦子作の芝居の舞台に出ていたね。
840 :
吾輩は名無しである:01/12/10 13:55
そういや大河ドラマにも出てなかったっけ?
841 :
吾輩は名無しである:01/12/10 14:31
本人テレビは出たくないんじゃなかったか?
842 :
吾輩は名無しである:01/12/10 15:19
バラエティはあまり出たくないようだね。
ドラマなら役者の仕事だからけっこう喜んで出ているのでは。
843 :
吾輩は名無しである:01/12/10 15:46
筒井作品を読んだことがないのですが、
「まず、これを読め」という作品があれば、教えて下さい。
助かります。参考にしますです。
846 :
吾輩は名無しである:01/12/13 01:58
筒井康隆全集ってもう絶版なの?
レアな作品なんかも収録されてるのかしら?
847 :
吾輩は名無しである:01/12/13 14:05
筒井道隆は息子ですか?
848 :
吾輩は名無しである:01/12/13 23:48
>>847 そりゃあ、誰かの息子ではあるのでしょうけど…
849 :
吾輩は名無しである:01/12/13 23:49
よく聞かれたって言ってたな。道隆。
ちょっと似てなくもないんだよね。
道隆もかつてはよく「筒井康隆さんの息子さんですか?」
と、よく質問されたらしいですね。
あまりにも頻繁に聞かれるものだから
おもしろ半分に「そうです!」と答えてたらしい、
そのことを聞いた筒井さんはちょっと怒っていたようだが。
851 :
吾輩は名無しである:01/12/14 00:12
本当の息子さんは美大出て画家だろう。
卒業と同時に画廊がついて個展が開けたっていうけど
誰かどんな絵か見た人いる?
筒井はダリの原画(とは言わないんだっけ?リトグラフの場合は)なんかも
持ってるから、やっぱシュール系なのかなァ。
852 :
吾輩は名無しである:01/12/14 14:54
息子の伸輔氏は毎年表参道の画廊で個展を開いてます。
題材は一貫してずっと「昆虫」みたいですね。
でもふつうの写実ではなく、ちょっとシュールな匂いがします。
853 :
吾輩は名無しである:01/12/14 19:05
伸輔君は確か1969年生まれだったね。すると今年で32歳。まだ独身なのか?
854 :
吾輩は名無しである:01/12/14 19:26
855 :
吾輩は名無しである:01/12/15 00:19
>854
初めて顔を見たよ。お父さんに似てるよね。好男子だ。
絵もなんか面白そう。
856 :
吾輩は名無しである:01/12/15 08:20
>>854 お父さんの若い頃のが男前だね。なんかミエハルっぽい。
857 :
吾輩は名無しである:01/12/15 20:52
>>856 お父さんの若い頃は本当に美男だからなあ。
ダ=ヴィンチにのってた日活応募の時の写真、本当にカッコイイ。
858 :
吾輩は名無しである:01/12/15 20:58
筒井さんの奥さんの写真見たいよ。
859 :
ixion:01/12/15 23:34
『旅のラゴス』久々に読んだら面白かった!!
860 :
吾輩は名無しである:01/12/16 08:11
861 :
吾輩は名無しである:01/12/16 12:31
すみません。
むかし読んだ筒井康隆の短編をもう一度読みたくて
探しているのですが、タイトルがわからず困っています。
筒井お得意の心理学の話で、うろ覚えなのでうまく説明
できないのですけど、たしか「夢の成立過程」のようなものが
描かれていたと思います。
ご存知の方がいたら、お願いします。
862 :
吾輩は名無しである:01/12/16 14:01
「夢の検閲官」では?
>>862 それだ!
『魚籃観音記』の「ジャズ犬たち」を読んでいたら、何故か突然、
むかーし読んだこの短編が頭に思い浮かんできたんだけど、
タイトルがわからなくて困っていたのでした。
でも、「ジャズ犬たち」と「夢の検閲官」、読んでみると話は
ぜんぜん似ていないなあ。どちらも泣ける短編というだけで。
なんで連想したんだろう? ま、どうでもいいけど。
ずっと気になってたんだけど、これでスッキリした。
ありがとう。>862
864 :
吾輩は名無しである:01/12/18 07:56
筒井康隆って古〜い。ワラ
865 :
吾輩は名無しである:01/12/18 16:37
866 :
吾輩は名無しである:01/12/19 06:47
>>866 時計の針が一周した、とかそんな意味だとおもわれ
868 :
吾輩は名無しである:01/12/19 22:43
>>866 温故知新という言葉を知らぬか。無教養な奴だな。
869 :
吾輩は名無しである:01/12/20 07:42
870 :
吾輩は名無しである:01/12/20 09:19
まんこ痴侵のが良かったかな。プピー
871 :
吾輩は名無しである:01/12/24 02:53
わかもとの知恵ってどうなの?
ただの知恵本?
筒井っぽいの?
872 :
吾輩は名無しである:01/12/24 03:04
立ち読みしろ。わかもと。
30分で楽勝だ。
873 :
吾輩は名無しである:01/12/28 09:09
灰で下痢案
874 :
吾輩は名無しである:01/12/28 09:28
>>864 「48億の妄想」読め
日本と韓国の間で漁船同士の接触が起きたのをきっかけに
マスコミの煽りによって、海戦が始まるというストーリーだ
韓国を北朝鮮と読み替えると、どこが古い?!と小一時間(以下略)
なんで読み替えないといけないワケ?
876 :
吾輩は名無しである:01/12/29 01:32
最近の不審船騒動を予言してたって事だろ。
877 :
吾輩は名無しである:02/01/03 03:05
最近はまった者ですが、短編で思わずガハガハ笑っちゃうのなんて
時代関係なくないですか。たぶん10年後読んでも下品な爆笑しちゃうと思うよ。
878 :
吾輩は名無しである:02/01/03 22:24
SF板にいいすれがあるよ。
879 :
吾輩は名無しである:02/01/06 01:55
1月24日に新刊『愛のひだりがわ』が出ます!
880 :
吾輩は名無しである:02/01/06 08:16
ゆんべNHKアーカイブ「わが青春のトキワ荘」の解説役として出ていたYO
もっと老いているかとオモタら結構普通だった。
「誰にもハネムーンのような幸福な時代があるものなんです。」
とトキワ荘住人のことを語っていた。
自分にとっての眉村卓、星・手塚センセ、それにニャロメとの交流のことを語るとき、
彼の目は遠くを見ていた。
(オイラはアニオタではないYO)
>彼の目は遠くを見ていた。
天国を見てたんだろうね・・・はやく筒井も逝ってほしいよ、あっちに。
882 :
吾輩は名無しである:02/01/06 11:17
お父さんもお母さんも長生きしたからなあ。確か90ぐらいまで存
命だったのでは? それを考えると筒井自身もそう簡単には逝かな
いのではないかと推測される。
883 :
吾輩は名無しである:02/01/06 11:25
作品が荒れてくると垂水に引っ越したり、
行き詰まってくると(?)、言葉狩り反対のデモを理由に断筆したり、
筒井の無意識や「夢の検閲官」がしっかりしているのか、
長生きする方向がとられているよね。
後続に対するジェラシーが強く、常に追われ、早死にした手塚治虫
皮肉にも対照的だね。
884 :
吾輩は名無しである:02/01/06 11:46
>行き詰まってくると(?)、言葉狩り反対のデモを理由に断筆したり、
あはは、たしかにそうだった。あの頃の筒井は書けずに悲惨だった。
つうか、もう終わってたんだよね。安原みたいなオタ編集者におだてられてさ(プッ
後続からはまったく問題にされていない。憐れ。本人はかつて断筆前に「噂の真相」で
「最近村上春樹やら純文畑の若手がSFの手法で書いている。ようやく
わしの時代になった」って書いてたけど徹底的に無視された。このズレ
ざまって言ったら情けなかったな。誰も問題にしてないって、筒井ファン
以外は。
885 :
吾輩は名無しである:02/01/06 12:08
>884
私はあまり悪く書いたつもりはないけどね。
長生きすることはいいことだ。
手塚は何でも一人でやろうとし過ぎたし、
白土や水木をずっと敵視していたし、
石森もある件でいじめた(有名な話)
邦楽→J-POPの世界でなぞると、
筒井って、桑田圭祐に近いところがある。
ある範囲内でのキャパシティが広く、水準の高く息も長い。
しかし、その実力ほどには決定打がないというか、
過小評価される傾向にある。
コンスタントに高い水準の作品を量産してきたけど、だんだん自己模倣
も強くなったし、若い頃のパワーも衰えてきた。
マイナー志向の人には、どうも目障りなところがある。
桑田はTSUNAMI以降、またヒットメーカーになってしまったけど、
そういう気持ちの悪いもてはやされ方はない気がするな。
886 :
吾輩は名無しである:02/01/06 13:43
>>885 わかる気がするな。個人的見解だけど、高橋源一郎が「優雅で
感傷的な日本野球」で注目されはじめたころから、だんだんダメに
なっていったような。偶然かな。本屋で「優雅で・・」と筒井の
「驚愕の荒野」を一緒に買って、喫茶店で読んだ記憶がある。
「虚航船団」くらいまでかなあ、世間のまっとうな評価は。
「虚人たち」もまあまあ。いや、「残像に口紅を」までか、筒井が
アクチュアリティーあったの。十代のころはよく読んだけどね。
いずれにせよ、断筆宣言がいかんかったね。その直後の作品も鳴り物入り
だったけど、おそろしくつまらなかった。差別用語をテーマにしたマスコミもの。
あれにはがくっときた。タイトルも忘れた。
887 :
吾輩は名無しである:02/01/06 14:06
>886
同じポストモダン文学(プッ)でも、高橋源一郎より、
小林恭二を可愛がったけど、小林恭二は今の源一郎以上に悲惨だもんね・・・。
虚構船団発表の前に全集が出たでしょ。あれで一つの時代が終わったのかもしれん。
でも、私は息の長い人だと思うし、それ以降も水準を保っているとは思うよ。
若い頃は、一部のマニアの支持と、無視する文壇との相剋があって、
そこに作品のパワーがあったという気がする。
今は文壇の方が先に崩壊しちゃったという感じでしょ。
だからパワーも必然的に低減しちゃう(くどいようだが、それでも一定の水準は保っている)
多分どっかで気持ちの悪い再評価がくると思うけれども、
私のような「虚構船団」以前に一番萌えていた人からすると、
何かしらけてしまうな。
とにかく、正当に評価されない気の毒な人だとは思う。
(これまで終始過小評価という意味で)
>>887 小林恭二いたねえ・・・あんまりまわりに構わずに、たんたんとやってれば
よかったのにね、筒井も。本人にはある種の責任感みたいなのがあったんだろうけ
ど、阪神に行った星野みたいにさ、「文学界の全体のために!」みたいな。
でもそれが裏目に出たんじゃない? 渡辺直巳と議論したりしてね、
やめときゃよかったのに、すっかり利用されてしまった。いい人だと思う
けどさ、人の良さに足元掬われたって感じかな。
>(くどいようだが、それでも一定の水準は保っている)
そうかあ、最近見放していたからな、なかなかいいのか。
僕も「エロチック街道」や「バブリング創世記」時代は筒井オタだったもんで。
君の文章、とってもまともだから信用してみることにします(エラソカキコスマソ)。
読んでみるよ、近作を。お薦めがあったら教えていただきたい。
889 :
吾輩は名無しである:02/01/06 16:40
桑田佳祐的存在だというのには納得。
>>886 タイトルは「乖離」だね。どうでもいいかもしれんが。
断筆解禁後の作品はつまらないと言うけれど「邪眼鳥」が新潮に載ったときは、
やっぱり無茶苦茶面白かったよ。
単行本は、行間がすかすかになって最悪に読みづらかったけれど。
「活字の物理的な密度」というのが大事な作品だったと思うのに。
>>888 887じゃないけど、断筆後で完成度の高い作品は「敵」「邪眼鳥」くらいかな・・?
どっちも断筆中に書いたそうだけど。
「エンガツィオ司令塔」「恐怖」「大魔人」「魚藍観音記」「天狗」等々、
このあたりはあくまで「水準を保っている」程度だと個人的には思います。
890 :
吾輩は名無しである:02/01/06 17:18
以上自作自演大会でした。m(__)m
891 :
吾輩は名無しである:02/01/06 17:20
しかし息の長いスレだね。
892 :
吾輩は名無しである:02/01/06 17:25
>>889 どうもありがとう。読んでみるよ。昔は世話になったからね。
>>890 残念でした、誤爆です。目の悪いやつにはそう見えるんだろうな。
もしかして文学板の最長寿スレッドですか?
爆発的な書き込みはないけれど寿命は長いのが筒井康隆らしいね。
アンチ筒井も多いけど、最近のふがいなさを嘆いているんだろうな。
けっこう読んでいたと思うよ、2chの住人は、筒井を。
とくに30代以上はね(藁
895 :
nanasi:02/01/06 18:59
「やぶれかぶれのオロ氏」
30年以上前の話なのにいまでも防衛問題では同じ問答をしてる。
ノンポリを標榜しながらの鋭い観察力。
896 :
吾輩は名無しである:02/01/06 19:13
>895 一般論だからじゃない?
>>893 いま見たら安吾スレの方が長いみたい。
あっちは、あと二月半ほどで丸二年だ。
898 :
吾輩は名無しである:02/01/07 19:29
>>884 いや、「パプリカ」なんかけっこう凄かったと思うな。あれ、ちょうど断筆直前じゃなかったか。
ただ、執筆再開後、何度か「もう小説で書くべきものは書き尽くした」と発言しているんだよな。
パプリカは傑作だけど、ちょっと前。
やっぱりワタナベ・スガと揉めてから一気にテンション
下がった。
断筆直前の作品は「最後の伝令」「家族場面」に
まとめられていますが、かなり読むのがつらい。
「死」についての作品ばかり。
「虚人たち」「虚構船団」「夢の木坂分岐点」「朝のガスパール」
「文学部唯野教授」「残像に口紅を」「パプリカ」
こんな調子でその後も2,3年に一本傑作を書いてたら凄かったのにな。
>>899 「敵」も入れてあげて。その後は/(・=・)/ ナシヨ。ってことで。
「15歳までの名刺による自叙伝」なんか、筒井さんじゃないと載せてくれないだろうな。
901 :
吾輩は名無しである:02/01/08 23:24
新作書いても全然マスコミに取り上げられないものな。ようやく見かけたと思ったら
おじいさんの知恵袋だろ。あーぁ。書けないんだったらやめりゃあいいのに
な。筆を置くってのも見識つうか、ダンディズムつうか・・・
「どうしてそんなにイパーイ書くことあるの? 一回で言えないの?」
っていう突っ込みもありだと思うんだけどね。まあ、職業だから
仕方がないのかな、小説家は。
903 :
吾輩は名無しである:02/01/09 00:58
>>902 ああああああああ、それ親戚のおばちゃんが買ってたよ。
まさか本気で書いてるとは思わなかった。読まんほうがよかったあんなの。もういや!
904 :
吾輩は名無しである:02/01/09 01:21
>>903 親戚のおばちゃんだったら楽しく読めたんじゃない?
本人は半分冗談のつもりなんだろうけど、冗談になっていないというか、
素直に受け入れられてしまったところがイタイねえ。「なんで筒井が!!」
って感じじゃないもんね。すっかりいいおじいさんじゃん。
昔は「歳とったら着流し着て、若いやつらの頭をステッキで殴って歩く」
って言ってたのに…て書いてて情けなくなってきた。
905 :
吾輩は名無しである:02/01/09 17:06
グッとageてみる
906 :
吾輩は名無しである:02/01/09 21:34
>>904 そのうち、君の頭をステッキで殴りにくるかもね。
けけけ。
907 :
吾輩は名無しである:02/01/09 22:12
>904
>「歳とったら着流し着て、若いやつらの頭をステッキで殴って歩く」
昔、Ryu's Barで、村上龍に話していたやつね。ワラタ。
自分が見た夢を語るコーナーで、自分の夢を自分で分析してたね。
「権力欲かな」とか言って。
87年くらいのことでした。
908 :
吾輩は名無しである:02/01/09 22:42
>>884 >>後続からはまったく問題にされていない
本当にそう思うか?
平野啓一郎は? 高見広春は? 東浩紀は?
若くて経験のない作家にとっては、彼の手法と手法についてのエッセイは
いまだに影響を持ち続けてるんじゃないか。というより、文学の問題をあれほど
真正面から(くそ真面目に)受け止めたエッセイを書いたのは彼以外にいないので、
まじめで優秀な連中ほど彼の考えを手がかりにせざるを得ないんじゃないか。
そう感じたからこそおれは、
>>566を書いたのだよ。
なんだかとどめを刺しておく必要を感じた。
復帰後の作品、かなり面白いよ。
短編なんか昔の調子が戻ってる。なぜ話題にならんのか不思議なくらいだ。
やっぱ時代じゃねーのかな。
909 :
吾輩は名無しである:02/01/09 23:49
うーん、平野じゃなぁ・・・。
考えてみると、筒井のエピゴーネンってみんな失敗してるでしょ。
かんべむさし、小林恭二とか。
筒井に批判的な評論家が言っていたけど、
「エピゴーネンはいっぱいいるけど、まったくリアリズムがなくて、
筒井はかろうじてリアリズムがあるという感じでしょ」
言っていることはよく分かる。
確かに、かろうじてではないにせよ、ある種のリアリズムがあるからだ。
屑のようて実験小説ともSF小説とも分からないものを、かきなぐっている
こともあるけど、やはり小説としての陰影の濃さがある。
アイデアや着想だけに頼っていない。
でも、「朝のガスパール」にせよ、「残像に口紅を」にせよ、
それで一体どうしたの・・・というショぼい実験だなと思うけどな。
それを書き上げるのは見事だけど。
910 :
吾輩は名無しである:02/01/10 00:04
>>909 小説にはリアリズムが必要である、という前提が分からない。
ご教示いただければ幸。
911 :
吾輩は名無しである:02/01/10 00:13
筒井のリアリズムの根底には彼が演劇青年であったことが
あるだろうな。
912 :
吾輩は名無しである:02/01/10 00:38
すると、小林恭二にリアリズムがないという根底には、彼が俳句青年だったこと
があるのかな(w
この評論家は蓮實重彦だけどね。
蓮實が筒井のリアリズムを見抜くのは、やはり昔の映画体験でしょう。
映画体験でリアリズムというのも変かもしれないけど、
マルクス兄弟を観ている筒井には、スラプスティック描写のストックが
あると考えたんじゃないかな。
ハリウッド映画で育つと、あのスラプスティックは書けない気がする。
914 :
吾輩は名無しである:02/01/10 04:28
筒井は『不良少年の映画史』なんて本を書いてたな。
ヴィデオの普及でその存在意義が減じたため書くのを
辞めてしまったということだが、とても残念。
915 :
吾輩は名無しである:02/01/10 05:40
>909
ちょいちがうのでは。
ロマンスのパロディであるところのリアリズム、
それをパロディ化する筒井康隆。
彼にはパロディの対象としてリアリズムが前提化されているが、
それ以降の人間にはもはやパロディ化するためのリアリズムという前提もない、
という話だったと思うのですが。
いじめっこにはいじめられっこが必要である、だってつまんないもん、みたいな。
>しょぼい実験作
リア厨房だったおれには、びっくりするような実験作だったし
難しかった。
917 :
吾輩は名無しである:02/01/10 10:58
>>916 多分、むかしの作品のインパクトと比べてるんでしょ
漏れは水準は落ちていないと思うが、時代が変わったので
相対的なインパクトが薄れたことは認めざるをえないと思う
918 :
吾輩は名無しである:02/01/10 16:04
>しょぼい実験作
てか、書いて言えといつも思う。朝ガスなんか筒井しか書けないでしょ。
919 :
吾輩は名無しである:02/01/10 17:02
というか、実験に意味があるかということだな。
パフォーマティブではあるし、
実験を遂行した力量は凄いが。
ちょっと行き詰まった故の実験という気がする。
マニアの支持は得られても、筒井嫌いは一層離れたし、
一般的な人も引いたんじゃないか。
筒井という看板を除けば、やはりしょぼい実験だと思うぞ。
本人もその時点でそう言っているだろう。
もう小説ではやり尽くしたと。
その意味では断筆の方が実験としてまだマシだったんじゃないか。
英気を養えたということでね。
920 :
吾輩は名無しである :02/01/10 19:47
>902
>新作書いても全然マスコミに取り上げられないものな。
いや新作は大抵どっかの週刊誌の書評欄で取り上げられてる気がするが。
ベストセラーじゃないけど、そこそこ売れて、一部で注目されてる、
って点は昔から変わらないんでは?
>919
文学には素人なんで、「実験」の定義がイマイチわからんのだけど、
「朝のガスパール」とか「残像に口紅を」は実験作なのか疑問。
俺は素人向けのエンターテイメントの、ちょっと趣向をこらしたもの
として読んだけど。
「虚人たち」や「虚構船団」に比べれば本買った素人に
「金返せ!」って言われる可能性は低いような。
なるほど、エンターテインメントね。
書き上げる力量は凄いけど、
「サンダル履いてホームラン打ってやる」みたいなもので、
サンダル履く意味はないということなんだけどね。
ちょっと、大御所の力量の誇示が目立つなという気がするんだけど。
筒井を大御所だとみなす人が少ない中で・・・。
「虚人たち」は文学作品として良質な実験作だと思うけど・・・。
922 :
吾輩は名無しである:02/01/11 02:58
>>908 >平野啓一郎は? 高見広春は? 東浩紀は?
東浩紀はいいとして、残りの二人も筒井ファンなんですか? 初耳。
筒井さんは別に実験作を書こうと思って書いたわけじゃないと思われ。
真面目さと好奇心、そしてサービス精神のなせる技だと思う。
だから評論家なんかから理論的に攻撃されると弱かったのだ。
でも意味のある実験作なんて、クラシックの12音技法みたいなもので、
なんらかの意味はあるのかもしれないけど、誰からも愛されないし残らない。
わかりやすい実験作(?)で、物議を醸すけど、後世まで残るって言う天で
筒井さんは日本文檀のストラビンスキーみたいなものかな?
924 :
吾輩は名無しである:02/01/11 17:01
イリヤ・ムウロメツっていう本、買った。ブックオフで。
絵が手塚治虫。
>>922 いや勝手な想像です。藁藁汗。
でも平野はまず呼んでるでしょう。で、現在は多くのファンが
当初予想したとおりの状況になってるw。
ところでこのスレ、A Bone でうまく読めないんですけど。
926 :
吾輩は名無しである:02/01/12 02:36
断筆前に書くと宣言してた、卑怯者の美学と、読売新聞の時評でやった狼がどうたらこうたらってのは、もはや書かれる事はないのだろうか?
卑怯者の美学というタイトルには、ちょっと魅力を感じてたんだけど。
927 :
吾輩は名無しである:02/01/12 04:38
筒井のは実験作ではなくて「実験作」。
「実験作を書く」のが目的だけの代物だよ。
「卑怯者の美学」
「人がみな狼だったころ」
あと、むかーし着想の技術かなんかで書いてた
ロータリークラブを舞台にしたやつも書いてないな。
>>928 ロータリーのは、たしか「扶輪幻想」「狂い坂血みどろ通り」だね。
タイトルがどっちがいいか決めかねてるとか。
確認してないから間違えてるかも。
930 :
吾輩は名無しである:02/01/17 09:28
さて2はどうする?
931 :
吾輩は名無しである:02/01/17 11:23
「朝のガスパール」……筒井本人はともかく、
取り巻きの書き込み傾向は好きになれなかったなあ。
電脳筒緯線はリアルタイムで読んでなくて、
小説に引用されていた断片やクラブ221を見ての
印象だけど。
932 :
吾輩は名無しである:02/01/18 09:31
今、噂の真相に連載されているエッセイ、つまんない……。
933 :
吾輩は名無しである:02/01/19 22:14
「バブリング創世記」の文庫に入ってる
「三人娘」って作品でさー
「汚名挽回」って言葉使われてたんだけど、
それって明らかな誤用だよねぇ。ちょっと萎えた。んー。
934 :
吾輩は名無しである:02/01/20 13:07
地の文で使用されていたんですか?> 汚名挽回
会話文だったら登場人物の知性の設定によっては、
使うのもありかもしれないけど。
うーん、言葉にこだわる筒井氏のはずが。
935 :
吾輩は名無しである:02/01/20 14:17
言葉にこだわらないタイプの作家もいるんだけどね。遠藤周作なんか「一天に
わかに晴れ上がり」なんて平気で書いてたそうだ。でも「言語姦覚」の著者が
その手のミスをやらかすと…
金井は蓮実から城殿に乗り換えました
最近は鎌田山城大杉その他諸々柄谷組の精力増加にともない
美恵子は新鮮な若者のエキスが欲しかったらしいのです
ペタジーニ城殿がこれからの縄張り争いの中心人物になっていく事は確実でしょう
937 :
吾輩は名無しである:02/01/20 16:28
>>932おれもそう思う。でもだれも賛成しないんだ。どうしてなんだろう?
今日の朝日のエッセイも最悪。
もう書かないでほしい。
938 :
吾輩は名無しである:02/01/21 08:45
>>937誰も賛成しないということは、皆さんあれを面白いと思って読んでいるんだ……。
毎回TVや舞台の宣伝ばかりというのは、さすがに飽きる。宣伝もたまになら、
暖かい目で見れるんだけど。
>>934-935 「言語姦覚」はことばの誤用を指摘する事自体が
目的なのではなくて、同意を強要する言葉づかい等が
孕んでいる「いやらしさ」を分析してあからさまに暴くことが
その主旨なのだと思う。
とはいえ誤用は誤用。萎えるのももっとも。
ことばの誤用がそのまま活字になってしまうことには
編集者のレベル低下という要因もあるでしょう。
940 :
吾輩は名無しである:02/01/21 12:22
「言語姦覚」か。あれを読んで、それまであまり使用しなかった
「〜させていただきます」を多用するようになってしまった。
自分はいやらしい人間なのか、それでもいいやと思いながら。
941 :
吾輩は名無しである:02/01/21 12:49
やめたくてもやめられないのかな。借金でもあるんかい。
そういえば息子さんが美術家志望だって昔のエッセィに書いてあったけど、
どうなったんだろうね。作家してやってるのかな?
942 :
吾輩は名無しである:02/01/21 13:07
おれは「わたしのグランパ」読んで泣いたぞ。筒井はまだ終わってないよ。どうでもいいなら。このスレ終わりにして下さい。
朝日のエッセイは聞き書き。
朝日とは例の契約を結んでないんだ。
息子さんは見どころのあるアーティストとして立派になられています。
原宿(?)に家を建てたので借金はあるでしょう。
そのうちまた傑作を書くでしょう。
わたしはそう思ってます。
945 :
吾輩は名無しである:02/01/23 21:11
test
947 :
吾輩は名無しである :02/01/24 15:23
>>937 >>938 断筆解除後つまらなくなったって意見もありだけど、
それをどういう指標で議論して証明すんのかな?って思うんだけど。
俺も昔ほど熱心に読んでないけど、それは自分が成長して、
見識や趣味が広がったことが大きいと思うんだよね。
948 :
吾輩は名無しである:02/01/24 15:25
ところでこのスレ、誰かパート2も作るの?
949 :
吾輩は名無しである:02/01/25 02:21
>>947 俺も昔ほど熱心に読んでいないが、それでも筒井の影響は深いところに染みつ
いていて抜けないねえ。「短編」という表記ではどうにも落ち着かず、「短篇」
と書いてしまうのはその一例だ。さすがに「思うがどうか」なんていうフレー
ズは使わないけれども(藁
950 :
吾輩は名無しである:02/01/25 09:07
『愛のひだりがわ』は昨日発売。紀伊国屋新宿本店でサイン会がある。
951 :
吾輩は名無しである:02/01/25 19:33
>>950 昨日出てました?
今日も探したけど見つからなかったんですけど。
新スレ作りました。移行して下さい。
953 :
吾輩は名無しである:02/01/26 01:32
954 :
吾輩は名無しである:02/01/26 07:55
2ch内筒井スレッド・・なんか不思議・・
死都
死都
死都
死都
狙ってたな?
960 :
吾輩は名無しである:02/01/28 11:29
使徒使徒
保取り
死都死都
使徒使徒
967 :
吾輩は名無しである:02/02/03 05:27
幻想の未来がホスィ・・・
968 :
吾輩は名無しである:02/02/03 06:55
,ィミ, ,ィミ, フ
彡 ミ 彡 ミ, ヤ |
,,彡 ミ、、、、、、、、彡 ミ, (⌒) レ |
彡;:;: ミ, ( ヽ ヤ
〜三;:;::::: 彡〜 ノ ノ レ
~~三:;:;:;::::: -=・=- -=・=- 三~~ ヽ ( : ;;
~~彡::;:;:;:;:::.. ___ ,三~~ ( ノ ,,,,, : ;;
~~彡;:;:;:;:;:;:;:. |┴┴| ,ミ~~ ノノ ;'" ,,ノ―、 ,;'
~~彡:;:;:;:;:;:;:;:;. ノ――| ---==ニノ ,;'′ >=ニ(二二二()
,...-''''""~~,::;:;::;::;::;::;' ミ,, ,;'′ ゝ--〈
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::::::ミ;:;:;:;:.. ..ミ:::ミ:;: ミ l ┃
::::::しUUU┘::::ミ:;: ミ l ┃
:::::::::::::::::::::::::::└UUUじ l ┃
___________________________,l ┃
━━━┻━━━
969 :
吾輩は名無しである:02/02/03 13:52
大昔「宇宙塵」に連載してた>幻想の未来
ゾッキ本になった南北社版『幻想の未来・アフリカの血』を持ってますが何か?
死都死都
>>927 おうそしたら手前のいう括弧なしの実験作、書かれるだけが目的の実験ではない
掛け値なしの実験作って一体どういうのか教えてください。読んでみるから。
あと昔アスキーネットに細田って編集者が筒井の「残像に口紅を」みたいな実験は
ずっと前にやられているんだよバカとカキコして、朝のガスパールで罵倒されていたが
一体彼はだれの何という作品のことを言っていたのだろう
どうせ927は書き逃げの半病人、もう誰からも何も期待できない何も言い返さない
なんとも思わないしそもそも上の空のだめだめの言うだけ番長にちがいないから
わかる人いたら教えてください
実験作といってもえぺぺはだめだよえぺぺぺは、実験作というのでさんざ苦労して探して
読んでみたけど面白くなかった。翻訳が悪いのかな。かんべむさしの
日本シリーズで途中で上下に別れる奴とか言うなよ、古いねどうにも。
973 :
吾輩は名無しである:02/02/06 12:15
>>972 >筒井の「残像に口紅を」みたいな実験はずっと前にやられている
フランスのジョルジュ・ペレックによる『消失』(1969)のことと思われる。
筒井自身、『残像に口紅を』を書くだいぶ前に山下洋輔との対談の中でこの作
品に言及しており、もともとペレックを意識していたことが明らかである。も
っともペレックのこの作品は、マラルメの詩『海の微風』をアルファベットの
eを使わずに書き直すという試みであって、ひとつずつ文字が消えていく『残
像に口紅を』とは実験の内容が根本的に異なる。
974 :
吾輩は名無しである:02/02/06 19:25
パクリ王、筒井。今にはじまったことじゃないだろ。
どの作品のどの部分がパクリって言ってんの?
自分が理解できない作品をパクリの一言で貶め、安心したいという卑しい心理の典型。
>>973 早速ありがとう。googleで検索してみたよ
La Disparition Georges Perec
280ページの本らしい。丸ごとeがでてこないのかな
>>976 厳密には作者の名前にeが入っていてもマズイように思えますが、まあそれを
やったら別人の作品になってしまうし、作者の名前は作品の一部じゃない筈だ
から仕方ない。
マターリと1000を目指しましょうか。
このスレは「99ム」までである。
980 :
吾輩は名無しである:02/02/19 00:35
パート2出来てるよ。
981 :
吾輩は名無しである:02/02/19 00:37
1000!!
>>979-981 パート2できてることぐらい知ってる。というか俺が立てた。
だからパート1はひっそりと1000目指そうってこと。
あげんなよ。ヴォケ。
983 :
吾輩は名無しである:02/02/20 02:18
100000000000000000!!
984 :
吾輩は名無しである:02/02/20 02:20
ハァハァ
985 :
吾輩は名無しである:02/02/20 02:21
っつっつい
986 :
吾輩は名無しである:02/02/20 02:26
リサタン
987 :
吾輩は名無しである:02/02/20 02:26
誰か手伝えよ!!
踏み台。
あげんなよ。
愛のひだ
使途使途
歩取り
死都死都
使徒使徒
歩取り
死都死都
使途使途
保取り
使途使途
このスレが終われば春になる。
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。