村上春樹

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28歳にして初めて読んだら面白いぞ。
俺、カッコ悪い?
2名無しさん:1999/12/12(日) 11:09
私は、あの文体に耐えられないのでだめです。現代アメリカ小説
とか好きな人にはいいのかもしれないが、日本語であんな世界を書かれても、
わたせせいぞうみたいで読んでられない。でも、読みやすいからけっこう
読んだ。人生損した。なにより、あれを読むと、確実に文章がヘタに
なる。春樹はいろいろ書いて到達した文体かもしれないが、素人に
あのいっけん簡易な文体は毒でしかない。
なんでこんなに売れてるの? 評論家がどんなに理屈をこねても、
一般のレベルでは「赤川次郎を卒業したら次に読む本」でしかないぞ。
3庵庵:1999/12/12(日) 11:43
あそこまでアメリカ人やってられるなら、とっととアメリカ国籍で
もとりゃいいんだ! 一人で演じて一人で笑ってるギャグも最低。
早く死ね。日本人の敵だ!
4>1:1999/12/12(日) 18:33
なにを読んだのですか?
「ねじまき鳥クロニクル」だったら自分の頭の程度を疑ったほうがいいでしょうね。
5天然八歩:1999/12/12(日) 20:02
村上春樹は初期の「風の歌…」「…ピンボール」が一番すぐれていると思う。あとの長編は展開があまりにもモッタリしているので最後まで読めませんでした。
でも短編はなかなかうまいと思います。
一冊あげろといわれたら「回転木馬のデッドヒート」かな? これはステキ
6そうそう:1999/12/12(日) 22:34
村上春樹は短編の方がいい!
「中国行きのスロウ・ボート」が印象的だった
7パン屋:1999/12/12(日) 22:42
を襲う話とかおもしろかった
長編も好きだけど。
8最初に:1999/12/12(日) 23:19
「ノルウェイの森」を読んで印象最悪だったけど、その後に
「羊をめぐる冒険」を読んで見直しました。
9島田雅彦:1999/12/13(月) 01:11
のがずっと面白い
10Ixion:1999/12/13(月) 02:38
『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
がいいね。
11名無しさん:1999/12/13(月) 03:15
「ノルウェイの森」のイタリア語版のタイトルが「Tokyo Blues」だと知って、妙に納得した。
ありゃ、ただのチープなブルースだよ。
121です:1999/12/14(火) 03:59
今、青春三部作と、その続きのダンスダンスダンスを読み終えました。
ってことは、これ以上読んじゃダメ、ってことですか?
読んでみたいんだけど……。
13黒肉る:1999/12/14(火) 04:52
自分としては「ねじ巻き鳥さん」とおやじに声をかける女子高生が出ただけでもうダメ。

まあ、それはおくとしてもだ。
得体の知れない心の闇を書こうとして苦闘した様子はわかるんだけど、結局それまでに
積み重ねたエピソード全部放り出すかたちでしか収拾できなかったんだから、あれは
明らかに失敗作だと思う。不思議なコンピューターの描写はこの際見逃す。

本人もわかってたんだろう。脱稿と前後して起きた地下鉄サリンの方が遥かに不条理な
ドラマだったことにショックを受けたのが、「アンダーグラウンド」執筆につながった
と勘ぐっている。あと、自分で訳した「心臓を貫かれて」にも影響されたんだろう。
違ったらごめん>村上春樹様

短編型の作家であることはこれまた本人も自覚しているところだろう、その後しばらく
一度書き上げた短編の書き直しに没頭していたフシが見受けられるので。
池澤夏樹に文芸時評で「あんたはまだそうゆうことをするな」と批判されていたのも
むべなるかな、という感じ。

でもおれ、多分次の本も読むな。けなすかどうかは内容次第。
14名無しさん:1999/12/14(火) 05:58
とりあえず、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を
これが最高傑作ではないかな。
一番売れてないらしいけど、過去のAERAの記事が正しければ。

個人的には短編集の「TVピープル」も。
初期の奴は読んでおられるようだし。
15>14 :1999/12/14(火) 06:07
おいらも、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」、に一票。
短編は「蛍・納屋を焼く・・・」
「羊」からの読者だったけど、最近はあまり読んでいない。
どうですか、最近の作品は。
16村上春樹は:1999/12/14(火) 06:09
貧相な顔をしている
17名無しさん:1999/12/14(火) 06:11
「KYOKO」が良かったな。
高岡早紀の配役もピッタリ。
18>17:1999/12/14(火) 06:18
ギャグですか?
ですよねぇ…。
19>15:1999/12/14(火) 06:30
14ですが私も最近の作品はほとんど読んどりませんです。
確かに「納屋を焼く」も印象深い作品でした。

20名無しさん:1999/12/14(火) 06:31
文章はうまいと思う。
でもだから何だ、と言う感じ。
自分で買ってまで読みたくはないな。
21村上ブラザーズ:1999/12/14(火) 06:57
>18
そうですよね、あれは兄の方の作品ですよね
22>8さん:1999/12/17(金) 16:18
 そうか、「ノルウエイの森」はダメなのか…。
これだけ、読んだんです。そしてもう春樹は読まない、
と思ったんですが、もう少し頑張ってみようかな…。
何が辛かったって、最初の森の散策で蝉を踏み付けるのが…。
気分、悪い…。その後も…(自主規制)。
23名無しさん:1999/12/17(金) 17:32
「ノルウェイの森」は冒頭の飛行機内での主人公とスチュワーデスの
サムサムの会話にめげた。
24名無しさん:1999/12/17(金) 23:51
そうですか。けっこう否定派がおおいのですね。
僕は大好きなのですが。ワンダーランドいいですが
僕は「ノルウェイ」が好きなのです。
でも春樹好きな人はみんな「これは春樹じゃない」っていいますね。
でもすきです。
25彼の作品って:1999/12/18(土) 20:02
重いテーマでも何となく笑える感じがするものが多い気がする。
文章全体から漂ってくる雰囲気的にっていうか。
「ノルウェイ」とかはちょっと違うけど。
26名無しさん:1999/12/19(日) 16:13
>何が辛かったって、最初の森の散策で蝉を踏み付けるのが…。
>気分、悪い…。その後も…(自主規制)。

踏んでない踏んでない。
俺も春樹好き〜。
一番好きなのは「パン屋再襲撃」っすけど。マクドナルドが
いいんです! コーラとビッグマックと煙草がイイんです!
27名無しさん:1999/12/19(日) 23:31
村上春樹って、なんか引っ越しが好きとか梅宮アンナみたいなこといってるけど、実は素トーキングされやすい体質で、危なくなったらそのつど引っ越ししているだけ…という感じがしないでもないな。
28>26:1999/12/20(月) 01:13
踏んでるぜ
29>26:1999/12/20(月) 03:03
・・・え・・・
まじ・・・?(滝汗)
3029:1999/12/20(月) 03:08
確認しました。うをぉ〜! 全然気づかなかったずらぁ〜!
31村上ハルキは:1999/12/24(金) 01:19
刑務所でクサイめし食った人ですよね?
32名無しさん:1999/12/28(火) 00:20
>31 それは角川春樹でしょ。
33名無しさん:1999/12/28(火) 00:26
うそ、この前『ねじまき鳥クロニクル』3巻とも
文庫で買っちゃったんですけど。

小説としての完成度よりも、そこで扱われている問題の方に
私は関心があるのですけれど、その辺はどうなのでしょう。
34角川ハルキ:1999/12/28(火) 01:18
>32
4日もたってるけど、レスしてくれてありがとう。
35いわし:1999/12/28(火) 02:34
羊を巡る冒険で
元共同経営者の会社が倒産させられましたが、
彼はその後どうなりましたか?
キキや五反田君みたいに居なくなりましたか?
まだ小さい子がいて生活が大変そうなので気になって
気になって夜もロクに眠れません。
36むじな:1999/12/28(火) 07:48
>いわしさん
かなり会社は大きくなって業務は順調なようですよ
「ダンス・ダンス・ダンス」上
参照
37名無しさん:1999/12/28(火) 17:50
「世界終とハドワン」に出てくるキュウリのサンドイッチは
うまそうだったな。
38いわし:1999/12/28(火) 23:19
>36
ありがとうです。
「ダンス〜」は読みました。先に「ダンス〜」読んだので話が
ゴッチャになったようです。
次は何読むかな…
39いわし:1999/12/28(火) 23:25
因みに今まで読んだのは
「ノルウェイ〜」
「風の歌〜」「1973年〜」「羊を〜」「ダンス〜」
「国境の南〜」です。
お勧めがあったら教えて島本さん!(ユミヨシさんでも可)
朝日堂はいいです。
40きつね:2000/01/06(木) 17:27
ねじまき鳥、何故有名になった?
常に予期せぬ出来事と会話に陥るのが彼は好きそうだが、
もしこれが、とらわれることのない流れを表現したくてのことなら、
読むに値しない. くだらなく、つまらない作品.
ただ、話に出てくる、現実にあった事には興味をひかれる。
41近頃の春樹氏は:2000/01/06(木) 19:25
ものすごく暗い、ダークな文章を書いていて、
読んでてビックリすることとかありますよ。
「かえる君」が東京を救う話とか。これから
ちょっと面白くなりそうで、期待してんです
けど。かえる君の話読んだ人います?(まだ
単行本にはなってない)
42名無しさん:2000/01/06(木) 22:27
オウムより浅はかな自分に気がついて
筆が止まっているようです。
43村上春樹は:2000/01/07(金) 07:35
ある意味電波です
羊男とかかえる君とか(ワラ)
44>42:2000/01/07(金) 14:49
 そうかもね。サンドイッチをどういうふうに切ればおいしそうに
見えるかというとうな点で春樹の発想力はあるけど、社会的には、
オウムの想像力はすごいから。分かる分かる。
45名無しさん:2000/01/08(土) 02:13
村上朝日堂のHP、行けなくなったんだけど、廃止されちゃったのかな?
メールのやり取りが載ってて面白かったのに…。
46:2000/01/08(土) 03:00
ねじまき鳥クロニクルはツインピークスのパクリ。
まあ、春樹自身も暗に認めてるけどね。
47>45:2000/01/08(土) 06:54
リンク変わってますよ。

http://opendoors.asahi-np.co.jp/span/asahido/index.htm

まぁ、管理者の不手際でしょうね。
48>44:2000/01/08(土) 09:20
オウムの想像力は「社会的には」すごい???
「分かる分かる」って、さっぱりわからんぞー。一人で納得してないで説明
してくれえ。
想像力の「質」じゃなくて「量」(という言い方も変だが)のことを言ってるのなら、
まあわからなくもないが。つーか妄想力?
49名無しさん:2000/01/08(土) 11:59
>48
お子様だな。
5045>47さん:2000/01/09(日) 02:14
あうあう、ありがとう〜(T∇T)
助かりました。
51Maria:2000/01/09(日) 04:48
村上春樹のHP面白かった。
声がきけるのがびっくり。あの声好き、意外とナンパ。
それで今週末にでもノルウェイの森を読み返そうと思いついた
るんるん気分で読み始めた。
(・・・時間の経過・・・)
ずーーーーーーーんとダークになった。
ちょっと死にたくなった。
前読んだときも思ったけど、読者をこんなにダークにしていいんだろうか、
たかだか小説が?

でも、日本橋高島屋とか小林書店とか美大の男の子とキュウリをかじるとか、
ディティールはどれもこれも可愛いくて切なくて、素敵なんだ。
それでよかったことにしよう。というか今ダークモードで判断不能。 
52KANATA:2000/01/14(金) 16:33
>あの声好き、意外とナンパ。
同じ村上だけど、春樹さんの方がものすごく女好きだと思う。
彼の声わたしも好きです。
53襲撃者・妻:2000/01/14(金) 18:21
>26

同感です。ビッグマック食べたいです。
54みどり:2000/01/24(月) 04:00
春樹の作品は英語に翻訳されたのをよんだら今までのイメージ
がずいぶんと変わるし英語のほうがピタリとはまるから英語で
読まなきゃだめだと思う。
55名無しさん:2000/01/24(月) 12:41
村上春樹って、そもそもどうして日本にこだわっているのかが不思議になるときってあるんですけど。
56age:2000/01/26(水) 14:48
揚げ
57>55:2000/02/12(土) 06:03
自分には何も無いから
58名無しさん:2000/02/12(土) 10:11
村上春樹=角川春樹+村上龍
で出来るポケモンの一種。
59名無しさん:2000/02/12(土) 14:37
彼の初期作品は最初英文で書いたものを日本語に翻訳するという
手間暇によって独特の文体とリズムを構築したと言われてます。

私見ですが、外国文学の訳文がしっくりこなくて、彼の翻訳調といわれる
文体がしっくりくるのは、彼の英語は日本の文化の中で習得した英和語
だからではないかと思うのですが?
60名無しさん:2000/02/12(土) 15:07
つまり英語が出来ないドキュン相手に一発当てただけなんだね。
61名無しさん:2000/02/12(土) 15:52
「ノルウェイの森」以外はだいたい好きかなあ。
でも「風の歌を聴け」を読んだらヴォネガットそっくりだったので
ちょっと引いた。
62名無しさん:2000/02/12(土) 18:00
村上春樹の小説ってのは充分に推敲されていて完成度が高いって
思ってたけど(例えば村上龍に比べれば雲泥の差で)、
何年か前に「1973年のピンボール」読み返してみたら、
真ん中あたりで、春樹らしからぬ稚拙なチャプターがあったんで驚いた。
「ノルウェイの森」なんか問題にならないほどお泪頂戴的文章の
オンパレード。きっと本人は今、後悔してると思うんだけど。
63名無しさん:2000/02/17(木) 03:45
「羊をめぐる冒険」を最近読んだのですが、
第8章の8風の特殊なとおり道の最後の方で、
主人公の僕が気づいたのはどういうことなんでしょうか?
いまいちピンとこないんです。
64村上春樹:2000/02/17(木) 10:37
って、音楽のセンス悪いよね。やたらちりばめてるけど。
65名無しさん:2000/02/17(木) 14:00
村上春樹はやたらと比喩が多すぎて嫌い
66夜のくもざる:2000/02/17(木) 21:21
自分の年齢とリンクさせて作品を読んでいったので、
すっかりハマリました。
「風の歌を聴け」をはじめて読んだのは17才の時のときかな。
まわりの話を聞くと、大人になってから読むと
ピンこないものらしいですな。
67kitten:2000/02/20(日) 18:14
来月はじめにユリイカで村上春樹特集号がでますね。
どのひとのが一番おもしろいか教えてください。ね。
68名無しさん:2000/02/20(日) 22:02
>67
え、来月ってボリス・ヴィアンって聞いたよ。
違うのかな?
(また聞きなのでわからんの)
69神の子どもたちはみな踊る:2000/02/27(日) 03:54
出ましたね。
70ixion:2000/02/27(日) 23:20
『神の子供たち…』今読んでる。
今までのところ、感心した個所全くなし。
71くいしんぼ:2000/02/27(日) 23:29
17,8歳のころ、三部作読んで、その後ちょうど出たノルウェイの森
読んで(時代が村上春樹ブームだったころ)
今はほとんど読まない。
でもね、村上春樹のどんな作品でも、食事や料理のシーンが大好き。
おいしそうなんだもん。
72名無しさん:2000/02/28(月) 21:35
村上春樹は間違い無く後世に残る作家だそうだ
73ixion:2000/02/29(火) 00:24
ま、残るでしょうねぇ。徹底的に「国家」と関係ない「私」のあり様を
書いた作家。「ある意味で」という回避ばかりをしつつ、抽象的な
格言をやたらと挟んでくる作家。ミュージシャンや作家の名前を、
いかにスタイリッシュに使うかを教えてくれる作家。光と闇の
2項対立や機知に富んだメタファーの使い方を惜しげもなく見せる
作家。実は「参与」とか「通底」とか古臭い作家。誰かがいなくなる、
もしくはありえない(=既に異化された)ものが現れることから物語
をほいほい進めてしまう作家。カーヴァーを紹介・翻訳した作家…

なんだかんだ言いつつ、読み易いし読んでしまう作家、として。
(でも結構好きだったりして)
74やっぱり:2000/03/06(月) 12:18
うんこ
75名無しさん:2000/03/06(月) 13:15
「正義の味方」に自分がならないのはなぜか、という長い弁明。
76 嫌いだ:2000/03/07(火) 11:58
 村上文学には、古き良きアメリカを懐かしむ白人の血が流れている
のだろう。いやらしい。

 今度、阪神大震災を扱った作品が出るという。今さら。
77名無しさん:2000/03/07(火) 13:10
40代で死ぬんじゃなかった?
78名無しさん:2000/03/08(水) 04:02
春樹最高!
79EXTL:2000/03/09(木) 03:29
「スプートニクの恋人」は酷かった。
なんじゃ、ありゃ。
80高級な:2000/03/10(金) 00:08
高級片岡義男風味

元ネタは英文学の流行りもの、という点では
漱石と同じはずなのだが、、、、、、、、、、、
81春樹は:2000/03/10(金) 09:03
 隣に住むにはイヤな奴ナンバー1! 
82名無しさん:2000/03/10(金) 22:01
ああいう顔の男嫌い。
小説に変な女が出てくるし、それが例外なくへぼへぼ。
83みかん:2000/03/11(土) 07:27
「神の子どもたちはみな踊る」読みました。
文章の感じが今までと随分変ってて驚きました。
表題にもなってる「神の子どもたちはみな踊る」
は、とても面白いと思いましたが
84クランツ:2000/03/11(土) 11:50
『神の子…』、オレも読みました。
前半はなかなか面白かったですが、
後半の作品「かえるくん…」、ちと寓話風味が強くて
いまいちでした。。
85>80:2000/03/11(土) 12:14
>高級片岡義男風味
うーん、全然違うと思う。
書くオンナは片岡義男の方がましのは確か。
86名無しさん:2000/03/12(日) 10:34
村上春樹のHP読むようになってから嫌いじゃなくなった。
やっぱり誤解されやすいかもね。
おれも高校の時読んだとき、なんで舞台が神戸なのに標準語やねんとか
思ってキザなイメージしかなかったし。
87名無しさん:2000/03/13(月) 00:58
学校で来年使う教科書に、「文学史」(?)のヤツがあって、
索引見てたら村上春樹赤文字であったよ!
赤文字〜
しかも写真付き・・・
やっぱ残っていくんだねぇ。

ちなみに「ノルウェイの森」しか読んでません。
このスレッドみて他の作品も読もうと思いました
88名無しさん:2000/03/13(月) 02:09
高校の現文の問題集に「ノルウェイの森」が載ってるらしいね。
89名無しさん:2000/03/13(月) 21:07
「神の子供たち」発売と同時に買って読んだけど、感想は「×」です。
デタッチメントからコミットメントということなんだろうけど、
そのコミットメントがなんだかチャチな気がして。
>55
>村上春樹って、そもそもどうして日本にこだわっているのかが
>不思議になるときってあるんですけど。
これは海外生活が長かったからでしょう。プリンストンにいた頃に
ちょうど湾岸戦争があって、かなり「キツイ」思いをしたそうです。
自分的には「世界の終り」のあたりが一番よかったのではないかと。
でも「国境の南」も好きです。外国ではうけているらしい。
90春樹は:2000/03/13(月) 22:04
オツムが弱い、決定的に弱い。龍以上に弱いために、
コミットメントなんていってみたところで、なにもできません。
91ーLー:2000/03/14(火) 00:14
ずいぶん昔のことですが...
米国滞在中にNewYorker誌をめくっていたところ
偶然、村上氏の「納屋を焼く」の翻訳に出くわしました
ところが読み終えてみると、日本語版と印象が全く違うのです...
釈然としないまま何度か読み返していると、なんと作品の最後の1行が英語版では欠落していることに気がつきました
「こんなこともあるものか...」とその場は呆れて終わったのですが、日本でもう一度単行本を開いて謎が解けました。その最後の1行は...
気になる人は本屋さんで手にとって見てみてくださいね。
92名無しさん:2000/03/14(火) 04:40
村上春樹と村上龍の自沈に立ち会えるのは、ものすごく幸運だなと思う。
ようするに近代日本文学の終わりに立ち会っているわけだからね。
93名無しさん:2000/03/14(火) 07:09
神の子たち…3人称で書いてたね。
なんか新鮮だった。まだいろいろ変わってく可能性があるって凄い。
あの歳で、あの立場で。
94名無しさん:2000/03/14(火) 16:33
『神の子どもたちはみな踊る』読んだ。
真ん中の3編はなかなかだと思ったが・・・(「アイロンのある風景」良かった)。
1話目はパッとしないね。「できの悪い村上春樹」みたいで。
かえるくんの話もなあ、いまひとつ筆に力がなくて真に迫ってこないんだな。
しかし、よりによって最後の書き下ろし短編があそこまでひどいとは思わ
なかったよ。何あれ。文章も設定も細部もすべて、陳腐意外の何物でも
ないじゃん。なかった方がよかったぐらいだよホント。

9594訂正:2000/03/14(火) 16:35
「意外」→「以外」でした。失礼。
96名無しさん:2000/03/14(火) 22:08
ユリイカの特集号はどんなもんでしょうかあ?
また柴田元幸と対談してるのかな?
97>91:2000/03/15(水) 06:13
どうして〜?
やっぱり外国では「あの」一行は載らなかったって
(載せられなかったって)
言うことなのですか?
98>91:2000/03/15(水) 14:59
私もわからない、理由が。
宗教的な問題か何かなの?
誰か解説、よろしく。
99名無しさん:2000/03/23(木) 08:52
agedesu
100名無しさん:2000/03/23(木) 09:08
彼は自分の作品とコミットしているのです。ハイ
101名無しさん:2000/03/23(木) 21:58
『神の子』読んだ.
な,なんていうのかイマイチわかんなかったってのがホントのところ.
(いや,今までわかっていたのか,という問題もあるが)
ただ,最終話の最後2文が,震災を経験したものとして共感できる.
102ねー:2000/03/24(金) 01:49
ユリイカ別冊村上春樹でおもしろいのってあった?
なんかみんないまいちって感じなんだけども。
103>102:2000/03/24(金) 17:57
とりあえず法月綸太郎の評論。
相変わらずのエラリー・クイーンとの無理矢理な結びつけっぷり。締めの
言葉なんかほとんど妄想としか思えなくて失笑させてくれます。
いーから小説書けよ法月!
104名無しさん:2000/03/26(日) 18:07
なんかダンスダンスダンスの評論だけういてる気がした。あれはおかしい。
105ノルウェイ産の木材:2000/03/28(火) 19:18
>10
ユリイカのダンスダンスダンスのところ読んでみた。
とりあえずわかりやすくおもしろかった。
だって「間抜けな形状」だし(笑)
でもそんなにういてるかな?
割と論点はふつーだぞ。女好きとか、固有名とか。
106あ、:2000/03/28(火) 19:19
↑間違えた。
>104ね。
107名無しさん:2000/03/29(水) 09:20
ノルウェイの森の最初に出てくるドイツ人
スチュワーデスの英語は間違っているよね?
108名無しさん:2000/03/29(水) 22:07
神の子どもたちはみな踊る はジャズの曲名だと今気が付いた。
原題は All God's Children Got Rhythm です。
バド・パウエルが有名。
109名無しさん:2000/03/29(水) 22:09
すまん。
Children > Chillun に訂正する。
110名無しさん:2000/04/11(火) 05:06
>64
名前: 村上春樹 投稿日: 2000/02/17(木) 10:37
って、音楽のセンス悪いよね。やたらちりばめてるけど。

ううん、どのへんが?具体的にこいつ誉めてるけど
全然良く無いじゃんというのはどれ?
ソフトロックとかは気持ち悪いってことかな?
少なくとも幅広くて詳しいと思うけど。
まあちりばめ方はあの人だから…。
111名無しさん:2000/04/11(火) 06:06
 軽いのが好きなんだね。ビーチボーイズとか。
 暗いクセして。
112>111:2000/04/11(火) 23:19
君の言っている音楽の”重量”の基準がわからん。
逆に”重い”音楽の例を挙げてくれたまえ、
113名無しさん:2000/04/12(水) 00:52
ビーチボーイズ軽いか?
どっちかちゅうと暗くない?
っていうか暗いのはブライアン・ウィルソンか
114名無しさん:2000/04/12(水) 01:43
ビーチ・ボーイズのブライアン色の強い曲も好きなようだが、ホットロッド
ぽいやつも好きなようだね。
とにかく過剰に商業的な臭いがすると嫌なのだろう。
だからモンキーズもイーグルスもだめなんでしょう。
115名無しさん:2000/04/12(水) 02:37
Joydivisionの「closer」なんかは
暗い方だと思うが、どう?
116>115:2000/04/12(水) 04:54
暗すぎ。
117115:2000/04/12(水) 05:16
レスがつくとは驚いた。
118ななしさん:2000/04/13(木) 05:42
個人的には短編のほうが好き。
「めくらやなぎと眠る女」なんてなかなか好きだけど。
119名無しさん:2000/04/14(金) 07:23
今年に入ってから、4ヶ月で全作読んだ。
面白いよ。
120名無しさん:2000/04/20(木) 03:17
彼はわかりやすい文体を用いてるから誤解されやすいんですね。
何故なら醍醐味は文字間なので。
表面しか読み取れない人には実際は読めていないと。
121名無しさん:2000/04/20(木) 10:07
>118
同感。短篇、それもファンタジーやメルヘンぽい物の方がいいと思う。
「氷男」とか「象の消滅」「緑色の獣」とか。
122名無しさん:2000/04/21(金) 05:50
「踊る小人」「納屋を焼く」あたりは文章も凄く上手くて好きだ。
「氷男」あたりはもう文章が気持ちよくないと思った。ちょっと自己模倣っぽい。
123名無しさん:2000/04/21(金) 23:42
「夜のくもざる」が好きです。
わくわくしちゃう短編が続いて、あーもう読み終わちゃった!
もっと続けばいいのにーといつも思います。
124名無しさん:2000/04/26(水) 20:26
age
125>120:2000/04/27(木) 04:50
同感。わざわざ文体を砕いて大衆的に書くようにしてるのだろう。
ノルウェイも、本来もっと純文学的文体だったわけだし。蛍みればわかる。
初期から貫いてきた、軽軽しく言えない、から言わないけどわかってほしい、というのがとても共感できる。
時代とともに有る作家ですね。
社会的に成功してしまっているから、なんとなく、大衆に迎合してないか?ってかんじで
黙殺しちゃう文壇の雰囲気もわかるけどさ。否定するならもうちょっと正当に批判してほしいね。
読者の立場としては、すき、嫌い、だけでいいとはおもうけど。
126名無しさん:2000/04/28(金) 05:27
age
127名無しさん:2000/04/28(金) 13:25
「風の歌を聴け」を金出して買ったことに
ものすごく後悔したのですが、
そんな私がもう1度村上春樹を読むことが出来るとすれば
何がいいんでしょう・・・
なんだかここの方達「風の・・・」についてはあまり非難していないようなので
この作品が受け入れられないとしたら他に読めそうなのがないんです。
ちなみに今私は18歳です
128>127:2000/04/28(金) 16:14
長編の多くは、良くも悪くも『世代限定』傾向がかなり強いので、
受け入れられない人は金輪際受け入れられないかもしれません。
いくつかの寓話的な短編は別でしょうけれど。
129>127:2000/04/29(土) 02:13
「風の歌を聴け」はまだ文体もはっきりとは確立されてない
みたいだし、稚拙な部分があると思いますよ。
けど、「金出して買ったことにものすごく後悔した」って
いうのは衝撃だなあ・・
俺、まだ若いつもりでいたのになあ・・
あ、でも、このノスタルジックな感覚がない人(ようするに
まだ若い方)は、あまり共感しないかもしれませんね。
つまり、「あんときは若かったなあ・・な?」っていう小説です。
130120:2000/04/29(土) 03:34
>127
私は「風の…」を中学か高校生の時読んで、こりゃだめだと思いました。
しかし20代半ばになって何故か「…ハードボイルド…」を読む機会があり、
後は全作読破にまっしぐら。皆がそうではないだろうがやっぱり時期って
ものがある作家なのでは?もしかしたら急速につまらなく感じていく
時が来るかもしれないけど、それはそれで素晴らしい気もするし。
131名無しさん:2000/04/29(土) 15:40
そういや自分も18くらいのとき「風の歌を聴け」とか
19ナントカ年のピーンボール?とか読んで、
何だこれはと思いました。
ノルウェイの森と国境のなんとかは、読んでて暗くなりました。
でも同じころよんだ「世界の終わりとハードボイルド…
はメチャ面白かったでーす

以上。
132127:2000/04/29(土) 19:25
皆さんありがとうございます。
じゃあ「世界の終わりとハードボイルド・・・」??
を探してみます。
「風の歌・・・」は7年後くらいに読み直してみます。
読み終わったら感想書きます。
133名無しさん:2000/05/03(水) 12:34
村上朝日堂はおもしろいよ。。
134ばとらいだー:2000/05/04(木) 00:27
「ノルウェイの森」題名はもちろんビートルズの曲からですが、
歌詞の意味を踏まえて訳すと、「ノルウェイの角材」の方が正しい、
と聞きました。
き、気になるのでどなたか歌詞分かる方います?

村上作品で一番好きなんですが・・>森
好きだった女の子が事故で死んでしまった時、アパートに閉じこもって
泣きながら読みました。
135名無しさん:2000/05/04(木) 01:07
「ノルウェイの森」はチープ。ドキュン小説。
136名無しさん:2000/05/04(木) 11:37
>134
歌詞?ちがうだろ?
レズの歌ってのは聞いたことあるけど(^^;
原題が“Norwegian wood”だからってことか?
一応woodにも「森」って意味ありますが。
137甲虫楽団:2000/05/04(木) 13:06
春樹氏によれば
ビートルズの「Norwegian Wood」というタイトルは
「Knowing She Would」のゴロあわせ、なんだそうです。

http://www.aay.mtci.ne.jp/~backbeat/beatles/songs/norwegian.htm
138名無しさん:2000/05/09(火) 04:02
神の子読んだ。
ねじまき三冊新刊で買って以来春樹には金をつぎ込まないことに
決定したので、人から借りて。
国境以降からスプートニクまでを認めない人でも
ある程度読めると思う。無理をするのをやめたのが正解、
つまりかつてみたいな甘い文章は書けないと自分で見切りを付けた
のだろう。過去の春樹とは殆ど接続しない感じ。

で、出来は…吉本ばななを読んでるかと錯覚しそうだ。そっくりじゃない?
不気味短編作家に転進したのか…でも長篇書いてるらしいけど。
139名無しさん:2000/05/13(土) 09:26
ねじまき鳥からやめたな、
これで幻滅した
140名無しさん:2000/05/17(水) 07:13
ノルウェイの森読んで勃起した。
141名無しさん:2000/05/17(水) 07:14
ノルウェイの大森って知ってる?
142大森うたえもん:2000/05/17(水) 10:14
吉本ばななと村上春樹は全く違うと思う
ばななの方が感覚先行型で
春樹はもっと理屈っぽい感じがする
ばななは「国境の南、太陽の西」を
酷評してたけど、確かにばななは
あんな小説は書かない
143ハァ?:2000/05/17(水) 10:23
>142
ばななと春樹が全く違うって・・・当たり前だろそんなの。
似てるとか思う方がどうかしてるよ。
144名無しさん:2000/05/17(水) 10:27
ねじまき鳥は好きだけどな。
145ここな:2000/05/18(木) 21:52
村上春樹と村上龍って兄弟かなんか?・・・・
146世界の終わりとハードボイルドワンダーランド:2000/05/19(金) 03:36
は、20歳頃に読んで面白かった。
でも「ねじまき鳥」は文庫本2冊目途中で挫折。
いま読んでる「羊をめぐる冒険」も・・・、うーんイマイチ。
147:2000/05/19(金) 06:31
中学生の頃、寝ても覚めても村上春樹の本を読んでました。
勿論、ずいぶんと影響され、観念的な考え方をするようになってしまいました。

全国心理学会(うろ覚え)@広島で、
河合隼雄×村上春樹の対談を見たことがありますが、
対談を終えて、舞台のそでに戻るときの、
照れくさそうにヘコヘコと歩く姿がかわいい、ふつうのおっさんでした。

作品の方ですが、
短編は「カンガルー日和」、長編は「ダンス・ダンス・ダンス」が好きです。
あとは、エッセイの「ランゲルハンス島の午後」。
「神の子どもたちはみな踊る」は鼻につきました。
村上春樹も年喰ったんだなー。
148名無しさん@1周年:2000/05/19(金) 15:44
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149148:2000/05/19(金) 16:12
偉そうなことを書いて文字化けすると恥ずかちーね!
でも恥をしのんで再投稿。

「神の子どもたちはみな踊る」を読んだんですが、「第三の新人」っぽい
印象を受けました。
なんというか、「第三の新人」鍋にポストモダン肉とミニマリズム汁を
投げ込んだような。

それと、今までの村上ワールド(って恥ずかしい響き!)のモチーフが
いろいろ出てません?目に見える現実の世界と、地下にある超現実的な
世界が同時に進行している感じとか、「僕」と一組のカップルの3人の
奇妙な仲良し関係とか、ある日突然招かれざる奇妙なお客が家に訪れる
(レイモンド・カーヴァーの持ち芸的な)モチーフとか。あと、最近
続いている阪神大震災関連もまだ続いているし。
上の方のレスで過去の春樹とは殆ど接続しない感じと書かれていた方が
いたけれど、わたし的には過去ネタのサンプリングっぺえな、と思って
しまいました。
150名無しさん@1周年:2000/05/20(土) 04:48
去年は村上春樹ばかり読んでました。大学生のくせに今までまともに読んだことがなかった。
短編では「蛍」が一番好き。特に最後の文は忘れられない。
長編では「風の歌を聴け」。冒頭の数ページでのめり込みました。
151名無しさん@1周年:2000/05/20(土) 22:25
うちの大学の倫理学の教授は、「若者は吉本ばななの‘キッチン’と村上春樹の
‘三部作’を読んで倫理について語らないかん。」と言ってましたが。
当時一回生の私は何のことだかさっぱりでした。
ま、今でもわかんないんだけど、その真意は。
152名無しさん@1周年:2000/05/21(日) 01:48
>149
春樹に「第三の新人」なんて作品ないよ。
何がいいたい??意味不明。
153>152:2000/05/21(日) 02:44
149じゃないけど・・・
第三の新人というのは本のタイトルではなく戦後の高度成長期に入るか
入らないかくらいの時代に次々と現れた作家達の総称です
戦後第三派の新人達なので第三の新人というのです
遠藤周作や吉行淳之介等が含まれています

というか、高校で習ったよね?
154152:2000/05/21(日) 07:07
赤面。。。
15511.13.14:2000/05/21(日) 07:48
第三の新人=安岡章太郎・吉行淳之介・庄野潤三・小島信夫ら

遠藤周作は個人的には戦後派に近い?
(第三の新人は主に私小説を書くのに対して、遠藤周作は物語小説(?)型)
文壇政治家・丸谷才一も言ってた。(らしい、皆殺し文芸批評より)

私は春樹は古本屋で一冊100円のノルウェーの森(計200円)
を読んだだけです。
作家は自分の本が古本屋にいっぱいあったらどう思うのでしょうか・・・・
156>152:2000/05/21(日) 12:20
「若い読者のための短編小説案内」のことでしょ?
157名無しさん@1周年:2000/05/21(日) 12:39
ねじまき鳥クロニクルの評判が悪いですなぁ
158場違いな軍事マニア:2000/05/21(日) 15:31
>157
あ。いや。失礼。あの小説はノモンハン事件を題材にしていると聞きましたが、
どんなお話なのです?
読もうと思っているのですが
159ノモンハンは:2000/05/21(日) 16:46
あの長編の一部です。
最初から最後までノモンハンネタがあるわけじゃないです。
でも皮剥シーンはリアルです。
160名無しさん@1周年:2000/05/21(日) 17:50
村上春樹を理解できる奴は基地外。病院送り。
でも好きなだけなら、一般人。
161名無しさん@1周年:2000/05/21(日) 20:32
なーるほど。ノルウェイの森なんか、いまだ読んでないですが、大ベストセラー
とか。
日本中に狂気があふれないところが、理解と好きの差ですな
162「ノルウェイの森」は一番つまんない:2000/05/21(日) 20:46
やっぱり「世界の終り…」でしょう。
163>158:2000/05/21(日) 20:51
軍事マニアの人にはおもしろくないかもしれないですよ。戦闘シーン、というか戦術的なことはそれほど出てこないし。あくまでも一兵士の回想ですから。「皮剥ぎボリス」はえぐかったです。
164軍事マニア:2000/05/21(日) 20:58
>163
あ。まあ、そこまでは期待してませんが(^^:;)
ただ「羊をめぐる冒険」が児玉ヨシオタイプの右翼に憑依した<悪>の物語であり、
また「ねじまき」が似た感じの<悪>の研究という噂を、どこかできいたもので。

一種の伝記小説みたいなものかなあ、読んでみたいなあと思っている次第です。
(まじめな村上ファンの方、ごめんなさい)
165>164:2000/05/22(月) 02:27
>一種の伝記小説みたいなものかなあ、
というよりは、主人公と体制側(ノモンハン事件の責任者の系譜)との戦いなんですよ。
まあ、一度お読みになってみたらいいんじゃないですか。全三巻とかなり長いけど、村上春樹の文章はとにかく読みやすいですし。
166名無しさん@1周年:2000/05/22(月) 03:06
このスレッド好きなので、age。

ネジクロは流れを余り覚えてないけど、部分部分をそれはもう、絵に書けちゃう
くらい鮮明に思い出せちゃう不思議な小説でした。何が言いたいのかはわからん
かった。
167一周年なんて書きたくないのに・・(;;:2000/05/22(月) 03:07
age
168名無しさん@1周年:2000/05/22(月) 03:47
村上春樹って、出会って間もない女とベットの中で話すような甘さがそのまま文学になっているようで、嫌いだ。
つーか、それって反則?って思う箇所が死ぬほどある。
単にビールを飲めばいいのに、どうやったら、ウマそうに見せられるか、あるいは、ウマそうに飲んでいるか、「見せる」事を一日中、朝から晩まで考えて計算してそうだ。(実生活でも小説中でも)
もちろん、小説を自由に書くのは結構なのだが、同業者や男性からみると、ナンジャコリャってのが多い。マジで。
169名無しさん@1周年:2000/05/22(月) 16:21
最近クドくなってきた
170名無しさん@1周年:2000/05/23(火) 16:49
村上春樹はのどごし良くつるつる読める。そこのところが純文学系の人にコケにされるのかな。本当はわかりやすい文章を書くのが実は一番しんどいんじゃないかと思うけど。その点はすごいと思う。でも「蜂蜜パイ」は駄作です。
171ううむ:2000/05/24(水) 00:08
思ったより全般的に否定的な人が多いんだね。
オイラは春樹氏の小説はほとんど読んでるはずだけれど、「つまら
ね〜」と積極的に感じたのは最新刊の「神の子 ...」くらいかなあ。
あと「国境 ...」の濡れ場はさすがにちょっと苦笑ものだったかも
しれない。(今にして思えばっていうことではあるにせよ)

で、これら以外はそれなりに、お金を出した価値はあったと思って
いるんだけれども、特に娯楽として面白かった、という点では、す
でに多くの人が挙げている「世界の終り ...」かな。
それから、作中登場する人物として妙に印象に残っているのは、
「ダンス ...」のユミヨシさん。ものすごく自分好みの女性像にま
つりあげてしまっている。

これまた多くの人が指摘している「彼は短編向き」といった意見に
ついては、オイラは否定的かな。彼独特の文体の長い作品を、じっ
くり腰を落着けて読みたい欲求が強いもので。
そういう意味ではここ数年の氏の本は、さらりと読めすぎてものた
りない。しょうがないので、「ねじまき鳥 ...」でも頭から読みな
おしてみようか、とここの一連の発言を読んで感じた次第。

そんなわけで、当分「出た小説は買う。そして読む」の姿勢をくず
す気はないんだけれど、彼のエッセイだけは例外。一度も面白く感
じたためしがない。こういう読者も珍しいかな?
172どん:2000/05/24(水) 05:46
up
173どん:2000/05/24(水) 05:47
up
up
174PON:2000/05/24(水) 09:26
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」が一番(もしくはそれだけ)って人多い。
PONも一時期そうだったけど、「ノルウェイの森」をいいな、と思い始めたあたりから変わった。
「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」はずっと好きだな。どっちかといえば前者。
「スプートニクの恋人」を読んだとき、あ、この人変わったな、と思った。

てゆーか、いろいろ言われてるけど、発言の根拠が実に曖昧。「好き(嫌い)」ではなく「いい(悪い)」という表現がすごく多くて、しかも「(作品)はいい(悪い)」としか書かないから、好きな人間としては「なんで?」と幼稚な質問をしたくなることしばしば。

例えば、「ノルウェイの森」では誰も帰ってこないけど、「スプートニクの恋人」では、不倫相手の子供とか、すみれ本人とか、ちゃんとあとに残る関係が築かれたってのがすごく新鮮。
んで、実は「神の子どもたちはみな踊る」はついさっき読んだんだけど、うーん、まだあんまりピンときてないなぁ。
「蜂蜜パイ」の174Pあたりはすげー読んでて嫌だった。だってPONの実感みたいだったから。嫌、というよりは恥ずかしかった、かな。ああいう経験を「しかるべき場所」に落ち着けられた淳平はすごいと思う。
事情があって今は手許にほとんど村上作品がないんだけど、あればもっと突っ込んだ話ができるのにな。

とりとめがない。
レスがついてると嬉しいな。またきます。
175ixion:2000/05/24(水) 11:00
>「ノルウェイの森」では誰も帰ってこないけど、「スプートニクの恋人」では、
>不倫相手の子供とか、すみれ本人とか、ちゃんとあとに残る関係が築かれた

そうそう、『スプートニク』の最後の場面、電話を掛け、自分に「血が染み込んだ」
ことを確認するのは『ノルウェイ』の書き直しですよね。元来何かが失われるところ
から物語を始め、その喪失から叙情が生まれるに任せるようなだらしなさがあった
けど、一応ある「決意」をしているようには感じます>PONさん
たーだーしー、かるーく警句などを挟みながら、またちょっと浮揚感のある言葉
(例えば、UFO、神、かえるくん、etc.)をキーにし、それでいて大きな何か
を相手にしているかのように結末をつける、それがきざったらしいし、時に鼻に
つきすぎるきらいがありますね。『神の…』でも、「たとえ空が落ちてきても、
大地が音を立てて裂けても」なんてキメられたら、こっちは冷めちまう。
それを、『世界の終わり…』ではダブル・フィクションにして、もとより「虚構」
の枠の中できれいに処理したから、作品としてはすごくまとまってるし、小道具
も面白いと、私は思います。どうでしょう?
176ううむ:2000/05/24(水) 21:45
[174 名前: PON 投稿日: 2000/05/24(水) 09:26]
> てゆーか、いろいろ言われてるけど、発言の根拠が実に曖昧。「好き
> (嫌い)」ではなく「いい(悪い)」という表現がすごく多くて、し
> かも「(作品)はいい(悪い)」としか書かないから、好きな人間と
> しては「なんで?」と幼稚な質問をしたくなることしばしば。

実はオイラも同じような疑問を感じてたりする。(笑)
ちなみに、オイラの「つまらね〜」は「良い・悪い」よりは「好き・
嫌い」に近いニュアンス。
たしかに「良い・悪い」と言うならば、「どこが」と「なぜ」がなかっ
たら説得力ないやね。で、それを語り始める──評論とか批評とかに
なるんだろうけれど──というのは、作品を書いた人や発言を読む人
に失礼のないように、とか考えて元文献にあたったり、長い論旨を展
開しなければいけなかったりで、エラく疲れることになりかねない。

そんなわけで、オイラは「面白い・つまらね〜」的な読後感しか書き込
めなかった次第。これについても、「どこが」と「なぜ」を語れないこ
ともないのだけれど、思い切り個人的な趣味趣向をこういう場所で開陳
するのも気が引けるような……。
(前回ユミヨシさんのあたりでやりかけて、思いとどまった・苦笑)
……とか思ってたら、

[175 名前: ixion 投稿日: 2000/05/24(水) 11:00]
> それを、『世界の終わり…』ではダブル・フィクションにして、もとよ
> り「虚構」 の枠の中できれいに処理したから、作品としてはすごくまと
> まってるし、小道具 も面白いと、私は思います。どうでしょう?

と、スパっと鮮やかに「面白さ」を説明してくださる御仁がいらっしゃ
った。そうか、そう言われてみれば、そんな気もしてきたぞ、賛成に一
票。<単純
177村上春樹好きだったんだけど……:2000/05/25(木) 15:08
顔がへんなのと、神戸出身者だってことを知って覚めちゃった。
178きき:2000/05/25(木) 23:31
age
179質問:2000/05/26(金) 00:54
>172.173さん
「ドン」
「up」
というのは、「倍率ドン、さらに5倍」のクイズダービーの引用でしょうか?

気になって眠れません。
180名無しさん@1周年:2000/05/26(金) 01:51
河村隆一は「ノルウェイの森」のクッキーかビスケットだかの缶の比喩に
感動したらしいよ。

春樹はいつも主人公にダンキンドーナツかサンドウィッチを食べさせる。
絶対コーヒー党だし、お酒はだいたいオン・ザ・ロック。
音楽はF・イグレシアスが嫌い。この辺が目立ちますね。
181名無しさん@1周年:2000/05/26(金) 02:28
阿部和重はF・イグレシアス好きなのかな
182ダンキンドーナツは:2000/05/26(金) 04:11
絶対まずいとおもうんだけどな。>180
ミスドのほうがうまい。

どうしようもないな。君。>177
183>177:2000/05/26(金) 06:26
顔がどうしようもないのはともかくとして、
どうして神戸出身でさめちゃうのかが不明なので、
もそっと詳しく書くように。
184名無しさん@1周年:2000/05/26(金) 12:37
age
185村上春樹:2000/05/27(土) 16:55
 その3年の間、僕は日本を離れて暮らしていた。(中略)
 その三年間に僕は二冊の長編小説を書いた。ひとつは『ノルウェイの森』であり、
もうひとつは『ダンス・ダンス・ダンス』である。それから『TVピープル』という
短編集も書き上げた。(中略)
 だからこのふたつの小説には――僕にとってはということだが――宿命的に異国の
影がしみついている。それらの異国の町で僕らはおそろしく孤独だった。僕らには
ほとんど知り合いと呼べる人々がいなかったし、僕らの話すことのできる言語は残
念ながらかなり不充分なものだった。
 (中略)
『ノルウェイの森』がベストセラーになって、いろんな人によく同じ質問を受けた。
「あなたはあの本がどうしてあんなに売れたと思いますか?」と。
 もちろん僕にはそんなことはわからない。それは別の人々が考えるべきことなの
だ。僕の仕事はただひとつ、小説を書き上げることである。どうして自分があんな
小説を書いてしまったのかということさえ、僕にはよくわからない。とにかくその
ときには、それしか書けなかった。よくも悪くも、僕としてはそういう書き方しか
できなかったのだ。その小説に関して僕にただひとつはっきりと言えることは、
そこには異国の影のようなものが宿命的にしみついている、ということだけである。
(『遠い太鼓』)
186名無しさん@1周年:2000/05/27(土) 19:54
>185
あのぉ、すいません、村上さん。村上朝日堂のサイトお別れの言葉もなくて
いきなり更新が止まってしまって、その後音沙汰なしっていうのはやっぱり
ちょっとひどいんじゃありません?
187アグネスフライト、ダービー制覇:2000/05/28(日) 16:17
ミスドってダンキンから分かれたんだよね、たしか。
いいんだよ、ダンキンで。
別に美味い美味いって食ってる訳じゃないんだから。
薄いコーヒーとかetc
僕は羊が好きですね。
あのだめになっていく、共同経営者の姿がもの悲しい。
それと元妻の、あのどうしようもない関心のなさだとか・・・

188名無しさん@1周年:2000/05/28(日) 22:00
>186
ねえ、お別れの言葉あったよ。村上ラジオの最終回を読んでごらん。
今、長編小説執筆中だそうよ。
189名無しさん@1周年:2000/05/29(月) 02:32
「風の歌・・」が一番好きなんだけど、たまに思うのはよくあんな
小説が、文学賞の下読みを通ったなあということ。
あのいかれたDJのしゃべりとかさ、あとTシャツのイラストまでついてる
よね(原稿用紙に書き込んだのかな)。
ふつうあんな小説だったら下読みではじかれる気がするんだけどなあ。
190名無しさん@1周年:2000/05/29(月) 04:46
「風の歌…」読んだけど、ヴォネガットのバッタもんだったのでかなり興醒め。
まあデビュー作だからしょうがないか。
191名無しさん@1周年:2000/05/29(月) 16:55
 「世界の終わり・・」読んでみました。当方28歳。
 「ノルウェイの森」は話題になった当時読んだら
クサくて、これは村上春樹ダメだと思ってたんですが、
これはちゃんと読めた。
 でも、ちと冗長じゃないですか?
 あの内容なら、1/4ぐらいに圧縮した方が、印象
強そうです。
 ラスト数章ぐらいの密度で最初からやってほしい。
 歳なのか?たいくつな文章が多いと感じてしまうの
ですが。
192名無しさん@1周年:2000/05/29(月) 17:28
「風の歌・・」「羊・・」は何度も読み返すほど好き。
でも、「スプートニク・・」には何も感じるものがなかった。
いいと思った人は何が良かったの?
193名無しさん@1周年:2000/05/31(水) 21:53
ところで皆さん、「神の子供たち」の中で一番好きなのはどれですか?
私は「タイランド」です。構成が引き締まってると思うし。
194たぷり:2000/06/02(金) 00:07
かえるくん、東京を救う
が好きでし
195名無しだよ:2000/06/04(日) 03:43
僕もかえるくんが好き。
かえるくんが片桐にしつこくくんづけで
呼ばせるとこがなんかいい。
196名無しさん@1周年:2000/06/04(日) 04:21
「風の歌」読んだ時中学生だったけど、未だに好きだ。
それ以降の作品も読んでたけど「ダンス」で限界。
後、短編だと「踊る小人」が一番だね。
踊ってるシーン、ありゃ確実にグルーブ感がある。
村上春樹の小説って染み込む感覚が良いなぁ。
197名無しさん:2000/06/04(日) 17:26
最新刊以外はぜんぶ読んでいます。
何度も読み返したりしていました。
しかし、ある日、「ねじまき」を読み返していたとき
主人公の自己弁護(?)に耐えられなくなってしまい、
それ以来、何を読み返しても続けて読めなくなりました。
長編にかぎってですが。困った・・・。
いくつかの短編はまだ読み返しています。
198春樹と龍:2000/06/05(月) 16:26
話は変わりますが、春樹読む人で龍も読む人ってどれくらいいるんでしょう?
私は春樹ファンですが、龍も読みます。
ただ、龍は「コインロッカー・ベイビース」「テニスボーイの憂鬱」あたりを読んでおけば
作者の思考回路は大体掴めるので、残りの作品は消費時事エッセイという感じで読んでるんですが、
春樹は作者のスタンスがどんどん変わっていく気がして、次回作が常に楽しみ。という感じです。
みなさんはどうですか?
199名無しさん@1周年:2000/06/06(火) 04:14
羊とパン屋とハードボイルドは好きだな。ダンスも好きです。
ねじまき鳥は消化不良をおこした。

皆さんが一番好きな登場人物って誰ですか?
私は五反田君が一番好きです。
200名無しさん@1周年:2000/06/06(火) 04:15
羊とパン屋とハードボイルドは好きだな。ダンスも好きです。
ねじまき鳥は読後感が消化不良気味・・・。

皆さんが一番好きな登場人物って誰ですか?
私は五反田君が一番好きです。
201名無しさん@1周年:2000/06/06(火) 04:16
二重になってしまった。ごめんよー。
202名無しさん@1周年:2000/06/06(火) 09:54
福田和也の春樹への評価は高いようですね
203>199:2000/06/06(火) 21:10
ミスタークリーンかな。
204名無しさん@1周年:2000/06/09(金) 23:44
>198
「愛と幻想のファシズム」は読んだ?
205>204:2000/06/10(土) 23:15
読みましたよ。
「五分後の世界」も「ヒュウガウイルス」も。
読んでる時はおもしろかったけど、
最初に読んだ「コインロッカー・・・」のインパクトに
比べると、抜けるのも早かった。
そのへんが春樹作品と違うと思ってしまう。

206名無しさん@1周年:2000/06/11(日) 01:15
>204&205
いかんだろ!そりゃ
207名無しさん@1周年:2000/06/11(日) 01:28
こいつの小説って全部同じような話なんだよな。
ワンパターン猿なのかな?
208>207:2000/06/11(日) 03:30
あらすじしか読めないお前がドキュソ
209名無しさん:2000/06/11(日) 19:22
村上春樹の作品について大いに語ってますが
村上自身についての意見はどうなんでしょうか?

国家社会に頼らず自分の力で何処までいけるかという生き方、
子供をつくらない生き方とは?
210信者:2000/06/11(日) 20:00
村上春樹。いいですよね。アンダーグラウンド以降はまったく読めませんが
それ以前は全部読みました。東大駒場書籍部の文庫本の売上bPは
「ノルウェイの森」でした。10位までに確か六作ぐらいランクインしてましたよ。
村上春樹。2年前のはなしだけど。東大生は村上春樹が好きな模様ですね。
みなさん「ねじまき鳥」が嫌いみたいだけど。私は大好きです。恋人みたいな
夫婦っていいですね。あこがれます。ノルウェイの森もいいですね。とくに
緑ちゃんがいい。気持ちがいい女の子ですね。「世界の終わり」は物語として
面白いですね。影が沼に入っていくシーンでジーンとしました。みなさん
村上春樹をあがめましょう。でも最近のは共感できないので、焚書しましょう。
211名無しさん@1周年:2000/06/11(日) 21:24
最近のは本当に村上春樹が書いてるのか?
212名無しさん@1周年:2000/06/11(日) 21:44
村上春樹が好きなやつって精神薄弱な半端人間だけだろ?
213名無しさん@1周年:2000/06/11(日) 22:13
>207
語るべき事柄が一貫してるってことなんだな。
裏を返せば、もうネタ切れにも関わらず、金になるからって
いうんで書きつづけるってことなんだな。
そんでワンパターン小説が誕生するってことなんだな。
あとは適当に旅行記だとか書いてリーチ、一発、役牌のみ、なんだな。
214名無しさん@1周年:2000/06/11(日) 23:00
ノルウエイの森。
ヒッキーだった頃は直子が好きで、緑ちゃんに走った主人公が
許せなかった。でも今は断然エネルギッシュな緑ちゃんがいい。
本を読んだ当時の自分のエネルギーの強弱によって、
よりどころとなる登場人物が、コロコロ変わったことが
自分でもおもしろい
215名無しさん@1周年:2000/06/11(日) 23:10
ノルウエイの森。
主人公のワタナベとかいうやつは、本当に奇妙な性格のヤツだなと思った。
あの性格だと、たぶん友達いないだろうな。
216名無しさん@1周年:2000/06/11(日) 23:11
春樹の作品の中で一番気に入ってる登場人物は羊男です。
一番良い。
217名無しさん@1周年:2000/06/11(日) 23:15
>東大駒場書籍部の文庫本の売上bPは
>「ノルウェイの森」でした。10位までに確か六作ぐらいランクインしてましたよ。
>村上春樹。2年前のはなしだけど。東大生は村上春樹が好きな模様ですね。

よほど自分が東大生だとアピールしたいのか、東大が素晴らしいと宣伝したいのか。
村上の評価を上げようとしてるなら逆効果。
218>213:2000/06/11(日) 23:33
そうそう。
品変え手変えがんばってるけど、本人自体にはもう進歩はない感じ。
それでも書き続けないといけないくらい、作家の生活って大変なのか?

219名無しさん@1周年:2000/06/11(日) 23:37
村上春樹好きっていったらそれしか作家しらんのか!と思われそうで怖いから
あまり友人には村上春樹のファンっていえません
メジャー過ぎるとどこをどういうふうにその作家の影響をうけているかが
見ぬかれやすくなりますから
220>219:2000/06/11(日) 23:48
あと、すぐ「ああ、ノルウェイの森ね」と
あまりにも多くの人に言われるのも飽きた。
221名無しさん@1周年:2000/06/12(月) 05:50
だってさぁ。
いまだに本屋に「デレク・ハートフィールド」の著作の問い合わせが
あるとかいう話を聞くと、やっぱりこいつらどうかしてるよなぁって、
思うよ。マジで(ぷ

222名無しさん@1周年:2000/06/13(火) 17:44
ユミヨシさんと、メイ(ねじまきの方)が気に入ってる。
5年くらい前に読んだ時から、五反田って何となく福山雅治とダブってた(笑
あー、石投げないでください。やめてやめて。
223>222:2000/06/13(火) 17:47
いや、マジで一瞬石投げそうになったぞ。
224名無しさん@1周年:2000/06/14(水) 14:10
ち、ち、地図をつくるんだ。
225名無しさん@1周年:2000/06/16(金) 07:04
「ねじまき鳥」はバットでぶん殴るから好き。
226名無しさん@1周年:2000/06/16(金) 16:29
自意識過剰のモラトリアム人間にとっては
村上春樹はおもしろいかもしれんな。
227名無しさん@1周年:2000/06/16(金) 20:01
10台で春樹にやられてしまった人間は、20台で何を読めば
いいのでしょうか?
228名無しさん@1周年:2000/06/16(金) 23:05
あのすいません、初歩的な質問かもしれませんが、春樹ってどうしてカギカッコに読点つけるの?
229名無しさん@1周年:2000/06/17(土) 01:04
雑誌に載っていた「世界の終わり・・」のラストが
別バージョンでハッピーエンドだったと
あるHPで見たんだけど誰か知ってます?
初出なのかな?凄く気になる・・

最初文庫で読んだとき、あのラストはハッピーエンドだと
思ってたんだけど、作者が言うには森で一人で生きることを
選んだらしいんであんまりハッピーじゃないんだね

230名無しさん@1周年:2000/06/17(土) 06:55
ハッピーエンドってどういうことだろう。>229
でも別のエンディングは見たい気がする。

世界の〜は終わり方がちょっと普通っぽくて。。どうでもいいけどさ。
231名無しさん@1周年:2000/06/17(土) 14:01
>230
>ハッピーエンドってどういうことだろう。>229

「ハッピーエンドっだった」てのは、そのHPに
書いてあった言葉なんで具体的な内容は不明なんです。

>>最初文庫で読んだとき、あのラストはハッピーエンドだと
ってのは
夢ヨミ手伝った子と手に手をとって暮らしましたとさ ちゃん ちゃん
だと思ってたんで。。


232名無しさ:2000/06/17(土) 14:39
>>228
これってつまり、
例:「それはきっと恋のようなものなのかもしれない。」
ってことかな。でも読点って「、」だからな…。

>>225
大賛成。
233名無しさん@1周年:2000/06/17(土) 15:17
>>229
「僕」は一人で森で生きるの?
図書館の女の子も心が復活したので、森で生きないといけないのでは?

というわけで、2人で森で生きるので、ある意味では
ハッピーエンドではないでしょうか。
234225:2000/06/18(日) 06:14
>232
わかってくれる人がいておれは嬉しいよ。
235名無しさん@驚いちゃった:2000/08/03(木) 22:56
ウイスキィーは何なんですか。
「これからかな」と思ったら終わっちゃった。
236名無しさん@1周年:2000/08/04(金) 02:02
ねじまき鳥つまらなかったっす。
どうでもいい部分が多かった。
237名無しさん@1周年:2000/08/06(日) 09:33
短編だったらカンガルー日和の運命的な出会いがどーたらこーたらっていう話
あれ好きだなって題名覚えてなけど(なんかやたら長かった)...
TVピープルも何気なく読むにはいいかも
238EBTG:2000/08/06(日) 18:48
>229
それは、『世界の終わり・・』
の原形とも言える、春樹未刊行の処女長編、
「街と、その不確かな壁」のことでしょう。
『文學界』昭和55年9月号に載っているそうです。
239229:2000/08/07(月) 15:25
>238
そのようですね。
スレッド下がって(消えたと思って)たから報告しなかったけど
ちょっと前に図書館行って読んできました。
「街・・・」は確かに作者が「二度と公表するつもりはない」
と書いていただけの事はあって・・・でした。

あと「一人で暮らす」うんぬん ってのは影と一緒になる事に対して
の表現だったようです。(講談社 村上春樹全作品4付録より)
よってラストは、素直に233さんの解釈で良いみたいですね。
すっきりした。
240名無しさん@1周年:2000/08/09(水) 17:42
だれか「百科事典棒」の元ネタ知ってる人いませんか?
彼の創作なのかな?
241名無しさん@1周年:2000/08/10(木) 01:44
村上春樹ってのは、「広告というものは、どういう発想で作られているか」
って視点から見たら、本当になにもない。
ま、「村上春樹」っていう、ブランドとしての利用価値ってのは、あるけど。
「ねじまき鳥クロニクル」の装丁は、ホント読者の純情さにつけこんだ「カマシ」
って感じがする。
242名無しさん@1周年:2000/08/15(火) 01:08
AGE
243名無しさん@1周年:2000/08/15(火) 01:37
広末も好きな春樹
244名無しさん@1周年:2000/08/15(火) 17:58
>241
ノルウェイの森にでてくる精神病院のネタだって、本当は広告屋
だって使いたいネタだよな。だって、とりあえず注目を集めそうな
ネタじゃん。
245名無しさん@1周年:2000/08/15(火) 21:50
紋切り型であそこまでもってくのは凄いと思う。
メタファーが大好きなんでしょう。
246名無しさん@1周年:2000/08/15(火) 22:31
>241
もうちょっとくわしく解説して下さい。
247嫌いな人は消えて:2000/08/18(金) 00:39
羊をめぐる冒険が大好き。
風の歌を聴け、たくさん読んだ。
文体がすごいすき。
ねじまき、4年前読んだときは尻すぼみって感じたけど、
もう一回読むべきかな?
2482行野郎:2000/08/18(金) 01:58
嫌いと好きに2分して嫌いを消すと
うすっぺらい好きしか残んないよ
249名無しさん@1周年:2000/08/18(金) 02:00
『ノルウェイの森』は生理帯を燃やしつづける女子高のオジサンが
印象的です。
他の記述は覚えていません。
250名無しさん@1周年:2000/08/18(金) 07:20
「百科事典棒」の元ネタついてはだれか知りませんか?
251名無しさん@1周年:2000/08/18(金) 08:24
春樹は小賢しい
252名無しさん@1周年:2000/08/18(金) 09:44
文章は上手いと思うけど。少なくとももう一人の村上より。
ファンタジーですね。基本的に。
253名無しさん@1周年:2000/08/18(金) 14:09
村上春樹の文章を上手いという人は2通り考えられる。
1、紋切り型で退屈な比喩や言い回しを、上手いと思ってる人
2、春樹が文体を、話にリアリティを与えるためのツールだと意識していると思ってる人
1はまあどうでもいいでしょう。
2の方はどうですかね。
要するに春樹が「文体」を意識してるかどうかって問題になるんですが。
254>253:2000/08/18(金) 14:46
要は春樹は天然なのか、策士なのか、っていう問題でしょ。

俺の感じだと彼はそのどちらでもあって、その二つの領域の
どちらにも足を置いている。その微妙な使いわけこそが彼の
天才性であって、その使い分けそのものは「天然」なものだ
と思うな
255名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/18(金) 14:47
>253
意識してるよ。
確かなんかの作品を書いたときのコメントが、
「なぜ他の作家が文体を気にしていないかがわからない」
って言ってた。
256名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/18(金) 14:51
比喩が退屈かどうかはてめえが決めろって感じだが、
俺は本を少なからず読んできて、
あの文体、余白の使い方は新鮮だったような気がする。
と、初めて読んだ当時の記憶を思い出した。
257名無しさん@1周年:2000/08/18(金) 15:17
>247
やっぱり、「ねじまき」の最後は尻すぼみでしょう。
結局なにかが背後にあるって事だけで、その実体を捉え切れてない。
社会・歴史の問題を意識的に排除してきた作家(「羊」の最初の章
はその宣言だと思います)が、はじめてノモンハンや政治を素材に
したってことで、なるほどなって思ったけれども、それを描く想像
力が枯渇したのかな…と思っています。なんだか村上自身は壁抜け
が出来なかったと告白しているような気がして、残念な読後感をもっ
ています。
258名無しさん:2000/08/18(金) 16:36
やっぱ「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」でしょう
私はこれを卒論にしました。
あと、好きな作品は羊ですね
ねじまき鳥は第2部まででよかったのに・・・って感じで3部を読んでました
ちなみに「ノルウェイの森」はうちのゼミではポルノ小説のカテゴリに
入れられてました
259225:2000/08/18(金) 21:12
>257
僕は、全く逆で、1・2部は冗長で今一つに感じたのだけれど、第3部はとても
興奮しました。それは、村上春樹が初めてコミットメントへの強い意思を示したから。
重要なのは、背後に何があるかということなどではなく、今ここで何をするか。
それが強く表れているように感じられるのが
「想像してはいけない。想像することがここでは命取りになるのだ。」
という言葉ではないでしょうか?
260257:2000/08/18(金) 23:06
>225
私も、村上春樹がコミットメントへの強い意志を示した点で
第3部は画期的だったと思うし、「今ここで何をするか」が
重要だというのも分かる。にもかかわらず結局奥さんを取り
戻すまで至らないという所に、これまでの作品と同様の歯が
ゆさを覚えてしまった、ということがいいたかったのです。
それ(奥さんを取り戻すこと)を描くには背後関係の説明が
必要だと思うけれども、そこが見えてこないんですよ。
むしろ主人公が奥さんの行動(兄を殺すこと)に負けちゃっ
ていて、なずんでしまっている。

でも、村上春樹がいきなりそんなことばりばり書き出したら
かえって気持ち悪い。「アンダーグラウンド」とかが彼なり
のコミットメントへのトレーニングなんでしょうか。

結局、ここでのコミットメントの度合いをどういう尺度では
かるか、というのが末尾の評価の分かれ目なのかなあ。
261>257:2000/08/18(金) 23:41
笠原メイが「井戸」なんだよな。結局。
作者=主人公は結局最後に「井戸」逃げ、「井戸」に別れを告げて幕。

エピローグっぽくまとめてるつもりなんだろうか。
とりあえず、なんとなく否定的な結末にガッカリって意見に賛成。
262261:2000/08/19(土) 00:03
「井戸」逃げ→「井戸」へ逃げ
263名無しさん@1周年:2000/08/19(土) 00:37
>258
前もどっかに書いた記憶があるけど、
『ノルウェイの森』は、ありゃポルノだ。
少なくとも私にとってはそうだった。
264名無しさん@1周年:2000/08/19(土) 03:34
俺は長い事海外で生活していたんだが、
この人の作品はしっくり来るよ。
英語的な文章なんだな。
265名無しさん@1周年:2000/08/19(土) 21:00
笠原メイって結構勘違いされてると思うぞ。
あれは女子高生っていうよか、もっと低年齢層のイメージだろ。
レオンの主人公の相手役くらいな感じ。
設定上無理してるのかもしれんが、あまり女子高生みたいな印象はない。
266仏文:2000/08/20(日) 01:51
>263
初めて読んだときはそう思った。
でも、最終的には「性も含めた死」っていう感想を持った。
駄目かな?
けっこう前に「スプートニクの恋人」読んだとき
もう読むことはないなと思った。従ってねじまきは
読んでないけど、面白いの?
267名無しさん@1周年:2000/08/20(日) 03:03
『風の歌』のビールの描写が好きだ。
美味しいフライドポテトも久しく食ってない…
268名無しさん@1周年:2000/08/20(日) 23:30
『ねじまき鳥クロニクル』が
今夏の「新潮文庫の名作100冊」の中に入ってた。
中高生がどんな感想をもつのか知りたい。
269名無しさん@1周年:2000/08/22(火) 03:23
村上春樹の作品を読むと自分が駄目人間になっていく気がする。
でも、そこが心地良い。
270名無しさん@1周年:2000/08/22(火) 14:30
村上(春樹)の英語はめちゃくちゃだったりする
271名無しさん@1周年:2000/08/23(水) 01:02
村上朝日堂のシリーズなんかは、するする読めちゃって、全然あとをひかないから
暇つぶしにちょうどいい(っていったら春樹さんはむっとするんだろうけど、
まあ本当のことだからしょうがない)。もう何10回と読んでる。飽きて本棚に
戻してからきっかり2ヵ月後にまた取り出しちゃうんだな。そこが不思議。
小説は読んでません。
272名無しさん@1周年:2000/08/24(木) 10:13
ねじまき鳥最高。強い意志を主人公が持つのって他に無かったよね。それまでの
作品では女と別れようが、無感動だったし。
でも、
ねじまき鳥以降は読めない。あまりに、世の中にコミットしすぎ。
春樹自体が壁の町に住む「僕」とリンクしている
274名無しさん :2000/08/26(土) 06:54
村上春樹の小説でかつらについて言及しているやつを教えてください!!
お願いします。
275名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 06:56
なんで村上春樹なんだよ・・・
276名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 06:57
273を見ろってこと?
277名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 08:09
>>274
ねじまき鳥で主人公がハゲ調査をする。
278ミヤコ蝶々 :2000/08/26(土) 09:33
「アンダーグラウンド」以降、手法が変わっちゃったね。
「神の子どもたちは・・・」なんて、まるで古事記みたい。
村上春樹はとうとう稗田阿礼になっちゃうのかな?
私はファンじゃないからいいけど、旧作のファンだった人たちには辛いでしょうね。
279274 :2000/08/27(日) 01:24
>277
どうもありがとうございました!
280ユロージヴィ :2000/08/27(日) 12:37
カツラメーカーの社員はハゲをハゲとは決していわない。
281240@`250 :2000/08/27(日) 13:44
「百科事典棒」に元ネタがあるのかどうかが
ずっと気になってます。
282オフレポ :2000/08/27(日) 18:38
オフレポです。
楽しいので、皆さんも是非参加して下さい。

私はビックボックスの交番の前で、「2ch文学板」という紙を下げて立っていた
のですが、見つけにくかったようで、また見つけても声をかけづらかったみたいで
すね。「ルルさんを見つけたけど、声をかけるのに一瞬ためらった」って参加者の
人が何人かいました。
ここで18時40分まで待って、集まったのが私含め7人です。
コテハンでは、四海楼カスタムさん、中上建設鰍ウん、無知なOLさんが含まれま
す。
8時すぎまで戸山公園で酒盛りをしたのですが、途中でひらがなのさるさん、まと
もな人さん(? これであってます?)が現れ、来ないだろうと思われていたさる
さんの登場に一同騒然。ここからオフ会は、203さんもおっしゃってるように大暴露
大会となり、「あの発言はオレだ」「実はあれはオレの自作自演だった」と参加者
が堰を切ったように告白しあいました。そのさなかで中上さんとさるさんの劇的和解
が成り、大盛り上がりままHUBで二次会、居酒屋で三次会。終わったのが12時前
ぐらい。
さるさんが「一ヶ月以内に柄谷を読む」と宣言(10時44分)をしたことを報告して
おきます。要約楽しみにしています。(^^)
ここで203さんが帰られまして、残りのメンバーで中上さんちにお邪魔し、朝まで
熱い文学談義が続きました。

参加者の顔ぶれですが、9人のうち、4人が女性でした(女性が多くてよかった!)。
年齢は、下は大学生から上は30代まで。自分の好きな作家の話しかしない人やオ
タクくんが来たらどうしようかと思ったんですがまったくの杞憂で、そういう人は
まったくいませんでした。
以前私は、「たぶんオフ会は、みんなで大きな話題を話すのではなく、小さな輪が
いくつかできるといった形になるだろう」と書きましたが、どの方も、席を変えて
も変えても、隣になった人と話すネタが尽きなくて、総当たり戦みたいにみんなが
みんなと会話してました。今回のオフ会は大成功だったと言っていいと思います。
283やれやれ :2000/08/27(日) 20:55
>282

別スレッドにしてください。考えれば解ると思うけど。
284>283 :2000/08/27(日) 21:02
282はコピペだよ。(一応念のため。)
いろんなスレに無差別に貼られてるね。
アンチ・オフ会の人がやってるんじゃないかな?
285名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 23:43
今売出し中のゴージャスな叶姉妹のモデルは
ねじまき鳥の加納マルタ・加納クレタだってさ。
286名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 20:01
age
287名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 20:39
今日、本屋で新作を発見!
わーい
288名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 01:50
村春の作品はどんどん質が劣化していくよ。
289>288 :2000/08/31(木) 04:26
鎌倉の豪邸のローンを返さないといけないから大変なんですよ、きっと(わら
290宮崎 :2000/09/04(月) 12:24
春樹は龍よりも良い。
291名無しさん :2000/09/04(月) 15:41
「世界の終りと〜」が一番好きですが、ああいうカチっと練られた感じのものだけじゃなくて
「ノルウェイの森」とか「国境の南〜」みたいなハーレクインロマンスっぽいのもそれはそれで好きです。
あえて通俗的にしてる感じで。

でも春樹ファンって自分で言える人はなんとなく厭です。
実際どうかは別として“生きるのがヘタな自分”を甘やかしてるくさく感じられて・・・(ごめんなさい、煽りじゃないよ)
292名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 17:58
>291
わかる。だけど、“生きるのがヘタな自分”というのがなければ
村上作品の魅力は半減、というかまったく無くなってしまうわけで、
春樹作品はそうした不器用さの中にある抒情性を見事に突いている
のだから、それはそれでいいと思う。
というかホントに駄目な人が春樹作品読んで自己憐憫に陥るんじゃ
なくて、一生懸命やってるのになぜか社会からハグれてしまう人が
(というかそれは誰にも当てはまるのだろうけれども)、春樹作品
読んで共感するのは決して“甘え”じゃないし、ボクはボクで
「村上春樹のファンです」と胸張って言うことにしているのです。
293我輩は名無しさん :2000/09/05(火) 15:04
村上春樹が陳腐に見える(特に表現)のは、
皆が真似したからでしょ? その点、福田和也は正しい。

『ノルウエイの森』が金帯になってから
村上春樹を知った人間には、そりゃ陳腐に見えるわな。
294空耳 :2000/09/05(火) 19:15
村上春樹の文体には
すみずみまで意識が行き渡っていると
感じます。
禁欲的な感じがする。
柔らかいと言うより少しぎこちない。

韓国では春樹まがいで満ち溢れているらしいですね。
295吾輩は名無しである :2000/09/06(水) 06:11
 村上春樹の生い立ちの通りに作品を読みたいのですが、どういう順番で
読めばいいのでしょうか?
296なな氏 :2000/09/07(木) 18:43
>>295
裏表紙裏の作品順でどう?それ関係のホームページ行くとか。
lycos辺りで検索かければいやってほど出てくるよ、ファンのページ。

世界の終わりとハードボイルドワンダーランドって面白いと思うけど、
2回目がどうしても読めない。
ノルウェイの森はその逆で、何回も読んでる。
このふたつは読んでも損はないと思う。
ねじまき鳥のほうはちょっと読んで読む気しなくなった。

村上春樹のエッセイはどうかと思う。エッセイだったら椎名誠のほうを読む。
297もっちゃん :2000/09/07(木) 20:11
"アンダーグラウンド”......アレはいったいなんだったの?
298名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/07(木) 22:25
風の歌を聴けは何回も読める。短いから。

村上春樹は読める人を分けるよねえ。
299295 :2000/09/07(木) 23:42
>なな氏さん
 いやいや。作品が出た順番って意味じゃないです。
例えば、彼の大学時代の物語→30代のころの物語っていう感じで
読みたいって事です。検索かけて調べてみます。
300吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 00:31
別スレでも書いたけど村上春樹って結構重いと思う。
ほとんどの作品は読んだが、1回目はすらすら読めるけど
2回目を読むときものすごいエネルギーがいる。
風の歌でさえ2回目の途中で投げ出した。
なんか読んでるうちにいたたまれなくなる。
301吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 02:13
春樹の作品は文章を噛みしめて読むのではなく、雰囲気に包まれるのを楽しむものだから
2度読むのはつらいんじゃないのかなぁ。
302吾輩は名無しである :2000/09/08(金) 03:32
春樹さん、今、日本にいるのですか?
303しげ :2000/09/09(土) 11:54
やっぱいいよね
304名無しさん@1周年 :2000/09/11(月) 03:25
「世界の終り〜」ってあの当時の作品群の中では
えらいつまらんと思うとです。
構造的過ぎると言うか。
個人的には「羊を〜」が好きです。
「長いお別れ」だけど。
305吾輩は名無しである :2000/09/11(月) 04:37
なんか、村上春樹作の回文カルタが新作として店頭にあったんですけど…。
なんですかぁあれわぁっ
306Tango :2000/09/11(月) 05:46
王様のブランチでも筑摩書房のおっさん(誰?)が紹介してたね<村上春樹作の回文カルタ
つか、自分のところの本を紹介しなくて大丈夫なのかー?
そのうち、また倒産するんじゃなかろうか・・・
307プーの友人。 :2000/09/11(月) 14:10
誰かが、チャンドラーの日本における後継者って言ってました。
あくまで文体ですかね。
どうでしょう?
私は、結構納得しまして。
308吾輩は名無しである :2000/09/14(木) 12:46
村上春樹の新作「またたび浴びたタマ」は買いですか?
309名無しさん@一回忌 :2000/09/14(木) 14:07
「心はマルクス 車はロココ」のイラスト萌え
310うへ >309 :2000/09/14(木) 15:42
買ったんですかぁぁっ!?
311吾輩は名無しである :2000/09/15(金) 01:02
春樹よりも龍よもうよ〜。よっぽどましなのに〜。
312名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/15(金) 01:27
>307
文体ぐらいです。

最も違うのは主人公の性格かな。
チャンドラーは死者に郷愁を抱いたりはしません。
313吾輩は名無しである :2000/09/19(火) 09:49
僕とネズミは小沢健二と小山田圭吾である。
314loopa! :2000/09/24(日) 01:42
『ニューヨーク炭坑の悲劇』という短編の構成の元ネタになったカーソン・マッカラーズの短編のタイトル教えてください。
315名無しさんの初恋 :2000/09/24(日) 09:49
回文カルタ、買っちゃいました。

ナンセンスの極みなんですけど、村上朝日堂(HP)が好きだったので、
そんな春樹さんもOKです。
316名無しさん@1周年 :2000/09/24(日) 11:19
>312
そりゃ削るのが新しいと思ってた編集者のせいなんじゃ
317吾輩は名無しである :2000/09/24(日) 20:58
春樹ってどこがいいの?
だれか説明してよ。
318>317 :2000/09/24(日) 22:46
一般読者レベルにおいては、ひたすら文体が簡易で読みやすい。
春樹さんは優しい人だなあ。私も読んだら優しくなれるかしら・・・
なんとなく知的な感じねえ。
その程度の理由。春樹擁護者が唱えるような、文学的にどうこういうこ
とは、本屋で春樹の本を買う人の99%は考えていない。ほんと、プロの
文学者で春樹擁護者というのはフシギな人種。誰に向かって書いてるん
だろ。強いていえば、春樹を語ることによって、自分の現代文学への視座の
確かさをアピールするために書いてるんだな。
文学的にも・・・読めないと思うけどね。
文学を離れても、ボブ・グリーンのコラムの方が、よっぽど小技が効い
てて泣けるぜ。春樹にはアメリカのスター・コラムニスト程度の腕もない
と思う。誤解を恐れずに言えば、ボブ・グリーンの方が高度だ。
それでも、ノーベル賞でも取れば(アジア人ではマジで有力ですと)、
国民文学者になるんだろうね。くわばらくわばら。
319名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/28(木) 12:59
春樹の師事するレーモンドカ―ヴァ―ってどんな人?
320こんちは。 :2000/09/28(木) 13:58
「神の子供達は...」単行本。収録作品を全体的に見て。
アニメの「もののけ姫」と似てない?

作品そのもの&その背景についての考察。

誰かしてくれませんか?
似てなきゃ無視だけど、
似てると思う人へ。キーワードだけでも教えてちょ。
321吾輩は名無しである :2000/09/28(木) 14:47
「アンダーグラウンド」は?
322320 :2000/09/29(金) 11:22
すんません。アンダーグラウンドは読んでません。

もののけ姫について、モロは「人間にもなれず、山犬にもなれず。」って言った。
地下鉄サリン実行犯は、山犬に属していたろうなって思う。

わけわかる?

ってことで、「神の子供達...」は?
323吾輩は名無しである :2000/09/29(金) 11:54
> 320
どっちも野党が与党になっただけのこと。しかし、どっちも野党時代のデタッチメント
は本物だけに、ものすごい荷物をしょってコミットメントしてる。

ポーズだけのデタッチメントをしてる奴には、この凄さはなかなかわからんだろうね。
324吾輩は名無しである :2000/09/30(土) 16:24
春樹ってさぁ暇つぶし文学としては、日本一だと思うよ。
読むの楽だし、けなしたい人はそれをネタにとことん
けなすじゃん。誉めたい人はひたすら誉めるじゃん、
そういうことにおいてはすごくうまいパフォーマンス能力を
持っているからいいと思うよ。
後どうでもいいことだけど、最近「春樹は馬鹿だ」って言って
自分を頭よく見せようと人が多くて困るなぁ。
きっとみんなガラスの動物園が大好きなんだね。
あたしもだけどさ。
325名無しさん@キティ立入禁止 :2000/09/30(土) 16:27
カフカと春樹の接点について意見を持ってる人お願い。


326吾輩は名無しである :2000/09/30(土) 16:28
>324
うわーいるね、こうやってすごく客観的にコメントしようとする奴
それで、自分は自覚してます、ハイ。みたいで悦に入っている。
君のほうがよっぽど頭悪いと思うよ、私は。
椎名林檎並に。
327名無しさん@キティ立入禁止 :2000/09/30(土) 16:33
まあいいじゃないか。
頭悪くたって。
ただ,「春樹擁護派は即ちバカ集団」という結論に至るまでには
まだ,もう少し時を待った方がいいということだな。
欧米での評価も加味してね。

328326 :2000/09/30(土) 16:52
>327
その欧米人達が「馬鹿集団」ということはないのかな?
329名無しさん@1周年 :2000/09/30(土) 17:20
その欧米人達が「馬鹿集団」・・・

欧米での評価に左右される「馬鹿集団」・・・
だね。
330名無しさん@もういい :2000/09/30(土) 18:59
擁護しないけど好きです
331名無しさん@1周年 :2000/10/01(日) 19:45
みんな好きなくせにつっぱっちゃって、
素直じゃないんだから。
332考える名無しさん :2000/10/02(月) 01:09
みんなディベートが好きなんですよ。
333umu :2000/10/02(月) 02:10
>331

んじゃ。ほんとの気持ちかくかー

ラブー春樹ー

まあ、春樹はオナニーをしてるって言われても仕方ないだろねー

たぶん、オウムや、さかきばらせいと。都会も崩壊するってこと(震災)。
ほんでもって、ノモンハン(よう知らん)
上記のどんなことが身にふりかかっても大丈夫なように、自分の価値観を構築し直してるんだと思う。

例えば、自分の中の可能性に、「さかきばらせいと」を見たんだろね。ほんでもって、それは嫌だってことじゃないの?
別の見方をすれば、『野党であり、与党である』生き方を模索してんじゃないの?

あと、春樹は、自分に関与して自分の自由を奪う神は、嫌なんじゃないの?


ちなみに、ほんとに春樹好き。
真摯な姿勢が。

俺あほやけど、詩人の心あるし(笑)
334なんかね :2000/10/02(月) 06:37
いい作家かどうかはともかくとして、最近ホントに時代の方が地滑りを起こして春樹をまるごと置いてきぼりにしそうな感じがあるんですよね。
最近いっぱい本を出しているけど、どっちかというと「溺れるものは藁をも掴む」っていう感じするんですよね。
たぶん春樹には思想的に自分を探索して組み替えるなんて芸当はできないだろうし、ひょっとしてこのまま…?というかんじがしてときおりゾッとする。
335吾輩は名無しである :2000/10/02(月) 13:17
>「アンダーグラウンド」
文献として読んだ
336吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 21:00
春樹萌え
337吾輩は名無しである :2000/10/06(金) 22:06
一番の問題は、
村上春樹が書いたものを
没にできる編集者がいないということでは
ないかな?(想像だけど)

今の村上春樹は、
俺なんかは沈黙してたほうがいい時期のように
思うんだけど、
何か本人が書いちゃうもんだから、
「ハイ、出しましょう出しましょう、玉稿Thank you!」って感じで
出版社がどんどん本にしちまう。

誰かちゃんとマネジメントしてやれよ。
338吾輩は名無しである :2000/10/08(日) 05:23
『スプートニクの恋人』を読んだ。おもしろかった。
テーマのエッセンスをトレースしてるような無駄のない構造が好き。
でも、随所に見られる
取って付けたような形容表現(フィッツジェラルド風?)はなぁ・・・(前からそうだっけ?)。
あと、求めてるものがいなくなるって展開もいい加減使いすぎ!
好きだけどね。

339名無しさん :2000/10/08(日) 05:32
この時間に来ると、このスレ必ず上がってますね。
他意はありませんが。
340にっく :2000/10/08(日) 05:53
「スプートニク〜」って、次の長編のためのステップ?の
ような作品ではないかって気がする。
「ねじまき鳥〜」の前の「国境〜」のような・・・って、
この二つがどう繋がってるんだって聞かれても上手く答えられないけど。

とりあえず、次の長編は新境地を見せてくれるんじゃないかと期待してる。
・・・三年後くらいか?
341村上春樹ファンで、 :2000/10/08(日) 08:54
「世界の終り〜」評価できない人ってちょっとヤバイんじゃない?

春樹の文章は一人称がキモイっていうのはあると思う。
ほとんどの作品の中の一人称は一貫しているというかそれしか書けない
ところが気になったりする。
いろんな小説の「僕」にいつも同じような人物しかイメージできないんですけど、
みなさんどう思います?

必ず60年代終りに大学生だったちょっと自分をカッコイイと思っている神戸っ子
ってイメージがステレオタイプに浮かぶので眩暈を起こしてしまいます。
それ以外の人生とか世代の異なる人生を一人称以外でしか描写できないというか…
342333 :2000/10/08(日) 09:24
>337

沈黙うんぬん。
そうかもしれないね。

10才単位で、自分に課題を出すとか言ってたから、50歳(今、何才だっけ?)になったら、スパッとやめるんじゃないの?
(春樹は、自分の中で答えをだすだろうとは思う。)

まあ、今、見苦しいと思われてることは、春樹自身承知の上だと思うけど。

ただ、答えを出しても春樹自身の中での自己完結。無用の要かもね。
どっちかと言えば、春樹にとって役に立つのは、SURVIVALってことだと思う。

いくらなんでも、これ以上、死と再生を繰り返しても。つらいだけだよ。
発想の転換をしないと。
(映画。ファイトクラブ見た人いる?)

今の時代。宮本武蔵の言う、観見一体(だっけ?)が必要だと思う。
どうなんだろう?春樹は「見」で「観」にどこまで近付けるか挑戦してるのかな?
(それが終わった後。河合隼雄も捨てられたりして)
もしくは、「観」を言語化しようとしてるのかも?

春樹は確かに狂人だろうけど、それはたぶん、人間は「ヒト」だってことを、忘れちゃいないからだと思う。
早く、忘れてしまえばいいものを。バカ正直な奴(笑)

それにしても、奥さんは「神の子供達、、」をどう評価したんだろうか?
「。。。よしよし」ってとこかな?(笑)

ここで、大予想!
春樹はこの課題すんだら、子供つくります!
ほんでもって、ユーモアたっぷりの普通のおじさんになってます。

んじゃね。

>ALL
やっぱ、電波入ってる?この文章?


343食いだおれさん :2000/10/09(月) 07:47
話遮ってごめん。
僕がおもしろかったのは、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
と「パン屋再襲撃」に入っている「ファミリーアフェア」。
「ファミリーアフェア」はもう20回ぐらい読んだ。
344吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 03:43
>>334

「ひょっとして」を抜かして全面同意。

楽しんで書けないなら休みなよ、と言いたくなる。十年ブランクがある作家なんて結構いるんだから。
ねじまき鳥は書くべきではなかった、というか没にすべきだったと思う。でもほめるやついるんだよな。
簡単な構造分析くらい出来たらバカバカしくて読めないだろう。
345吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 03:53
既出だったらごめん。
柄谷の「終焉をめぐって」(講談社学術文庫)に収められた村上春樹への
批評に対して、本人は何か発言してますか。
僕はあれを読んでかなり納得したけど、しかし、文芸批評って言うのはこういうもんでええのかなという疑問も持ったけど。
346吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 08:48
スプートニクの恋人はデジャヴの連続(笑)。かなり自己模倣チック。
神々の子供は〜は「アイロンのある風景」が好きかな。ちょっとじーんと来た。
文体がいままでのスカした哀しみを中和してしまうような軽さが演出された
ものから、わりとしっとりとしたものになってきてる気がした。
ただ、同時代性が失われてるような気がして残念。もう年だからかなあ。

でも僕はずっと村上さんのファン。一番好きな作品はダンス。
ユキと僕との関わりがすごく好きだな。良くできてるとおもうのは世界の終わり
だけど、あれは筋に重きが置かれているから一回筋がわかってしまったら何回も
読み直したくなるような性質のものではないと思う。

彼も今はおそらく模索の時期なんでしょう。一回彼自体のスタイルを築きあげて
そのなかでずっと書いてきたけど、新しい価値観に目覚めて新しい方向を探してるん
でしょうね。模索なら模索でテーマは定まらないなりにも光る作品を作って
くれればそれでいいですが、それがあんまりないからファンにも批判されているのでは。

次の長編に個人的には期待です。

347吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 12:47
個人的には風と国境。
ストーリーは世界。
テーマはねじまき鳥。
完成度はTVピープル。
挿話は羊。
クモザルは最高。
ピンボールは駄作。
348吾輩は名無しである :2000/10/10(火) 16:36
っていうか村上春樹は「文学」って考えるから、スノッブな文学ファンから
嫉妬されるんだよ。あれは「ポップミュージック」のようなものだと考えれば
いいんじゃない?
同時代性や面白さが本質となったクオリティの高いポップスであると考えれば
いいと思う。ただ、ポップスはポップスでもコバルト文庫みたいなものと比べれば
文章は全然よくできているし、文学性もいささかあるし、ってことじゃないかな。
漫画は漫画でも手塚おさむのようなものだし、ポップスはポップスでも音楽性が
高いもの、って感じじゃないかな。

そんなおれは村上春樹ファン。
349348 :2000/10/10(火) 17:39
コバルト文庫と比べるのはいくらなんでも失礼か・・・・。
でも村上さんの作品は、同時代性を含めた大衆文化と文学性のバランスがうまくとれてると
思う。だから良心的でよくできたポップミュージックだと思ってる。
350吾輩は名無しである :2000/10/19(木) 05:35
個人的には「羊」が好きだな。世代や初歩的な心理学を見ると面白いけど。
音楽についてかいてたけど、無人島に持ってく1枚で「無伴奏チェロ」
でカザルスかフルニエと言ってるんだからセンス有るし独創性も有ると思うよ。
〈普通はカザルスとマイスキーと思うから)
351半信半疑 :2000/10/19(木) 05:48
しょせんw大だろ
352考える名無しさん :2000/10/19(木) 05:54
馬鹿にすんな。7年もいたんだぞ。
しかも「大学では何一つ得なかった。奥さんを除いては。」と謙遜とよいしょも忘れないんだぞ。
353>350 :2000/10/19(木) 20:21
村上春樹はチェロが好きなのかな?
「世界の終り…」の主人公に、リタイアしたらチェロの練習三昧の日々を
送りたいって言わせていますよね…
本人はピアノを弾くそうですが。
354とりあえず :2000/10/22(日) 03:59
age
355考える名無しさん :2000/10/22(日) 07:42
全部読んでるけど、ピンボールが最高だ。あそこで死んでれば評価高かったのに。
356吾輩は名無しである:2000/10/23(月) 20:39
賛否あわせて、君たちのようなに輩に、彼の事をとやかく言って欲しくないです。彼の精神性の高さが分かってらっしゃらないようですから。
357吾輩は名無しである:2000/10/23(月) 20:45
>>356
君は精神性の高さが分かってるんだ(ワラ
君がとやかく言ってみてよ。
358吾輩は名無しである:2000/10/23(月) 21:31
「ノルウェイの森」の「緑」のキャラ、萌え
359>358:2000/10/23(月) 23:47
すまん、おれはどっちも作為的に感じた。
360吾輩は名無しである:2000/10/24(火) 18:06
このまえ、タイトルとか覚えてないのだけど、
村上春樹が悩み(?)相談に答えている内容の本が
売っていたんですよ、
その日は手荷物が多くて買わず、2〜3日後に
その書店へ行ったのですがすっかり
なくなっていて
仕方なく他の本屋にいったのですが
すっかり無いんですわ。
3件くらいまわったんですけどねー。
あれは夢だったかな?とおもうくらい
ないんです。
検索機で調べてもなかったし、
かなり前に発売した物で、
たまたま在庫切れなのか、
すごい人気で入手できないのか
わからないんですけども、すごい謎だ
しかし、どちらにせよ
村上春樹の本がなくなる
なんてめずらしい現象だなとおもうのです。
361吾輩は名無しである:2000/10/24(火) 18:18
>>360
それって「そうだ、村上さんに聞いてみよう」じゃないの?
ネットやってるんだたら、わざわざ買わなくても「村上朝日堂」ホームページを見れば十分。
362>>360:2000/10/24(火) 18:26
363吾輩は名無しである:2000/10/24(火) 20:23
361、362さん、どうもです。
ほんとだ、ホームページをみれば十分ですね。
それにかなり前に発売されているので、、無くても
不思議じゃないですね。
でも、なんか意地になちゃって、さっきも浜松町駅の本屋に
行って来たんですけど、やっぱりありませんでした。

364名無しさんの初恋:2000/10/24(火) 21:07
あれは雑誌扱いだったと思うから、文芸の棚じゃないところにあるかも
365吾輩は名無しである:2000/10/26(木) 06:08
村上春樹萌え〜
好きです
理由はない
匂うのが
366吾輩は名無しである:2000/10/27(金) 00:14
>343さん
ファミリー・アフェア、いいですよねぇー
みんななんやかんやいうけどなかなかあんな文章かけるひといないとおもうよ。
模写できるできないはべつにしてさ。文章がよければいいのか、というひと
もいるとおもうけど、すくなくともそれだけでも良いと思うな。
367名無しサンシティ:2000/10/28(土) 01:28
突撃隊はどこにいってしまったんですか?
まじ気になってます。
368吾輩は名無しである:2000/10/28(土) 10:15
>367
国土地理院に、はっ、はいったんだ。
369吾輩は名無しである:2000/10/30(月) 12:25
「パン屋〜」と「ファミリー・アフェア」「ダンス…」大好き。
何度も読み直してしまいます…。

長篇よりも短編の方が読み易くって好き。
(「ダンス…」は長篇だけどさ〜)
370吾輩は名無しである:2000/11/03(金) 16:41
「神の子どもたちはみな踊る」遅まきながら読みました。
うーん感想は特にないです。
執筆中らしい長編に期待というところかなぁ。
371Mrs.名無しさん:2000/11/04(土) 15:18
「世界の終わり…」が好きです。
が、それ以上に「ダンスダンスダンス」の、
五反田君とユミヨシさんのスイミングスクール妄想の部分が大好きです。
この部分が一番の傑作ではないか、と勝手に思ってますが。
372吾輩は名無しである:2000/11/05(日) 04:08
基本的に安原顴の言ってることに同意なんだけど、「神の子」を絶賛してるのだけは解せない。
あれそんなに良いか?ダンス以降の駄目なのと全く同レベルだと思うけど。春樹ファンだったら誰でも真似出来そうなレベルじゃん。
安原についてはみんなどう思ってるのかな?
373吾輩は名無しである:2000/11/06(月) 00:37
>>371
あの場面は安っぽいAVのにおいを感じさせるので好きです。
374しろうと:2000/11/06(月) 07:03
もう10年と少し前の秋、高校で受けたKわい塾の模試(そもそもなんで
高校でうけたんだ?)で、初めて春樹の文章に出くわしました。
ピンボールからの引用で、下宿にある女の子宛ての電話が良くかかってくるという
シーンでした。
問題は全然解けませんでしたが(マジで分からんかった気がする)、妙に印象に残る
文章で、その出典を調べて、それから風の歌を聴けから読み始めたのです。
皆さんのように文学を体系的に学んだことはありません。
また、読んだ本に対してあまり批判的に感想をもつということも出来ません。
ただ、彼の小説がある時代のある世代については大きな共感を呼びうるのは
事実ではないかという気がします。そして
彼の作品の優れている点は(面白いものも、いまひとつのものもありますが)
主人公がダメ人間であったとしても、それに少なからずの人間が
共感できるということなのかなと今では思います。
私はいまでも最初に見かけた「下宿のシーン」が春樹の中では一番好きです。
かっこいいシーンではないですが、主人公の心象がとてもよく表されている
気がします。
375私は大好き:2000/11/06(月) 10:43
「世界の終わり〜」が大好きです。
小説としてはほとんど無内容かもしれませんが、
全体を流れる雰囲気が好きで、詩を読むように適当なページを開いて読んだりします。
逆に、メッセージ色豊かな「ねじ巻き〜」は好みには合いません。

新スレッドたてました。
良かったらそちらもご覧下さい。
376吾輩は名無しである:2000/11/06(月) 13:36
>>375
無内容? よく読み直せ。いくらでも拾うことはあるぞよ
377Mrs.名無しさん:2000/11/08(水) 18:48
>>374
ご自身が妙に感動=共感したのは受験生だったからじゃないのかと邪推してしまうのだけれど。
378吾輩は名無しである:2000/11/08(水) 23:25
「神の子どもたちはみな踊る」は面白いな。
379吾輩は名無しである:2000/11/08(水) 23:50
↑俺も面白かったよ
380吾輩は名無しである:2000/11/08(水) 23:54
>374
引越しする女の人のエピソードだよね?
女の人が引っ越す理由が書いてないんだよね。
そこはかとなく漂う悲しい気分がいいよね。
381翻訳夜話:2000/11/09(木) 20:37
は最高に面白い。
春樹ファンもアンチも読むべし。
インタビュでは言わないこといっぱい話してるし。
見方が変わった。
382若葉名無しさん:2000/11/10(金) 04:29
文才がなかったら、ただのヒッキーのなりそこないじゃないのか?
383名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/10(金) 14:23
>>381
っていうか柴田さんとの対談なんだよね。
柴田さんの翻訳、萌えー!
384吾輩は名無しである:2000/11/10(金) 14:25
>382
おまえマジで愚かだな
385吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 04:02
「翻訳夜話」、面白いよな。
映画「スモーク」のラスト・オブ・ラストシーン、
「オーギー・レンのクリスマスストーリー」(オースター)の翻訳を
村上・柴田両氏が、海彦山彦のごとく共訳している。
対談もいい。即買いだ。
386吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 07:48
>>382

結婚してジャズ喫茶の経営経験のあるヒッキーっているのか?
387吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 12:57
>>386
それはもはやヒッキーではナイノデハ
388吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 16:18
>382
おまえがヒッキーだろ
389NOT 382:2000/11/11(土) 16:48
ジャズ喫茶を開く前に主夫をしてたらしいね。
奥さんが外で働いてたらしい。
村上春樹は年齢に勝てないのでsage
作家の寿命はボクサーのそれよりも残酷。
390吾輩は名無しである:2000/11/11(土) 23:11
でも、村上春樹、今の年齢でフルマラソンを走るのは凄い。
年齢に関係なく42キロ走るのはそれだけで凄いが。
村上龍の変質っぷりと比べるとまだ小説家としての芽はあるだろ。
391若葉名無しさん:2000/11/11(土) 23:11
おれも382じゃないけど、
村上春樹に限らず、純文学系の作家って、
多かれ少なかれ引きこもり的ではあると思うよ。
392>390:2000/11/11(土) 23:19
>村上龍の変質っぷり

外見? それとも作品の内容?
393390:2000/11/12(日) 00:08
作品。
「新しい情報の無いモノは小説としての価値は無い」
と何処かで言ってたけど、面白く無くなってはね。
394反文雀:2000/11/12(日) 00:15
「ヘタウマ」が小説にもあるとすれば村上春樹か
395:2000/11/12(日) 01:22
>394
うまい表現だと思う。たしかに、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」などの、これは後にちゃんと解決するのかな?と思ったら割と
不完全にかたずけられたり、他にも「きっちり」しすぎていなくて、その世界観を楽しむ小説だと思う。個人的には。
396吾輩は名無しである:2000/11/12(日) 01:45
>>394
いや、ちゃんと書けば、できる人だと思うですが、あえて、この人は、
下手馬を織り交ぜて書いていると思うのだが・・・・・・・・
すべて春樹ちゃんの計算ずみ?
397考える名無しさん:2000/11/12(日) 02:00
僕らは皆ハルキの手の上で踊る子供たち
398吾輩は名無しである:2000/11/12(日) 10:17
「世界の終わり〜」読んでヘンケルスの爪切り買ったのは私だけじゃないはず。
399吾輩は名無しである:2000/11/12(日) 11:40
欲しかったんだ。
そう言う名前なんだね。
いくらぐらいします?百貨店なら売っているかな?
400吾輩は名無しである:2000/11/14(火) 16:41
a
401吾輩は名無しである:2000/11/15(水) 06:59
>345
村上春樹は評論家なんか無視だから、当然柄谷の批評なんか読んでないと思う。
おれもあの分析は結構面白いと思った。
あれは文芸批評家としては随分マシな方だと思います。
402吾輩は名無しである:2000/11/15(水) 07:35
文芸批評家の頃はマシだったよ。あの人は。
403吾輩は名無しである:2000/11/15(水) 08:21
>>312
チャンドラー自身が死者にに郷愁を抱くかどうかは別にして
チャンドラー作品の中ではめちゃめちゃ郷愁抱かせてると思いますよ。

っと、ここは村上春樹スレッドなのですね。
失礼しました。
404吾輩は名無しである:2000/11/15(水) 08:36
じゃあブラジル人が出てきたらポルトガル語を縦書きするか(藁

こういう実験じゃないけど小技って色んな人が実際やってるよ>マジレス
405@です。:2000/11/17(金) 11:24
村上小説かなり好きですが
翻訳のときとか
やたら、やれやれ、とか村上語録つかうのは
いやん。
作品が死んじゃう。
元のテイストとか無視しまくってるときが
ある気がするのはアタシだけ???
406吾輩は名無しである:2000/11/17(金) 15:42
>405さん
逆ですよ。逆。「やれやれ」は村上語録ではなくて
外国文学の特有の言い回しとして「やれやれ」があるんです。
春樹さんはカート・ヴォネガットとか、ブローディガンを
読んでいるからそういう影響を受けているんでしょうね。
風の歌を聴けなんてもろにカートヴォネガットの
「スローターハウス5」の影響受けたんだなってわかりますよ。
でも、それを自分のものとして消化しているところは流石、
と吉行淳之介先生も仰ってらっしゃいます。


407吾輩は名無しである:2000/11/17(金) 16:20
優しいな わざわざ教えてやるとは
408吾輩は名無しである:2000/11/17(金) 22:12
知ったかぶりのドキュソ発見>405
409吾輩は名無しである:2000/11/17(金) 22:24
大好きだけど、「アンダーグラウンド」以降、
神憑ってきて気持ち悪い。次回作に期待。
410吾輩は名無しである:2000/11/19(日) 15:02
春樹はいいよ・・・
411名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/11/19(日) 20:09
かえるくん萌え。
412ya:2000/11/20(月) 00:53
春樹否定派。元気ないぞー
もっと盛り上がろー
俺は春樹好き。。
413ya:2000/11/20(月) 00:54
春樹否定派。元気ないぞー
もっと盛り上がろー
俺は春樹好き。。
414吾輩は名無しである:2000/11/20(月) 02:21
なよなよしている。
415名無しさん@1周年:2000/11/20(月) 04:01
あの停滞感はなんとかならんですか。
俺のまわりの人が「乗り越えるべきもの」として捉えているのは
なぜだろ。昔好きだったならともかく、今好きってのは
やばいよーっていう。
俺もそう思うけど。
でも「心臓〜」だけは大好き。訳書だけど。
416吾輩は名無しである:2000/11/20(月) 04:59
良くも悪くも過剰反応されるだけの作品書いてるわけだよな
好きにせよ 嫌いにせよ
大したもんだと思う
417承太郎:2000/11/22(水) 04:23
やれやれだぜ。
418名無しさん@1周年:2000/11/22(水) 09:37
ふむふむ
419吾輩は名無しである:2000/11/22(水) 22:29
「月曜日は最悪だとみんなは言うけれど」を読んだ。
420吾輩は名無しである:2000/11/26(日) 13:03
春樹は本当の個人主義、アイデンティティをアメリカ文学から日本へと
もたらそうとしているのではないでしょうか。
自意識というよりもアイデンティが作品の本質であると思う。


421吾輩は名無しである:2000/11/26(日) 18:25
この前初めて「風の歌を聴け」を読んでみたら良かった。
ところでこの人、短編は書いてるの?
422吾輩は名無しである:2000/11/26(日) 18:43
>>421
それはビックリな意見
423吾輩は名無しである:2000/11/26(日) 23:05
>>421
いろいろ書いています。

『中国行きのスロウ・ボート』1986年中公文庫
『カンガルー日和』1986年講談社文庫
『螢・納屋を焼く・その他の短編』1987年新潮文庫
『回転木馬のデッド・ヒート』1988年講談社文庫
『パン屋再襲撃』1989年文春文庫
『TVピープル』1993年文春文庫
『レキシントンの幽霊』1996年文藝春秋

私は「カンガルー日和」が一番好きです。
ココから村上春樹に入ったので、刷り込みかもしれないけど
424吾輩は名無しである:2000/11/27(月) 02:28
>>421
よろしければ、どこが面白かったのかおしえてください。
425421:2000/11/27(月) 02:29
>422
春樹好きを公言する友達に借りて読んだのだけど、
彼の本棚には長篇しかなかったので、てっきり…

>423
ありがとう。
気に入った作家は、いくつか短編を読んでから
長篇を味わうのが好きなので参考になります。
426421:2000/11/27(月) 02:34
>424
ど素人なので文学的な観点から語ることは出来ませんが、
単純に主人公に共感したのと、あの文体が気に入ったからです。
427吾輩は名無しである:2000/11/27(月) 12:15
『中国行きのスロウ・ボート』はよいですね。
[午後の最後の芝生]が好き。
あと『パン屋再襲撃』に入っている(と思うのだけれど)
[ファミリーアフェア]がいいなあ。
428吾輩は名無しである:2000/11/29(水) 19:15
短編が良い作家は実力があるって本当ですか
429吾輩は名無しである:2000/11/30(木) 10:48
綺麗にまとまった短編小説を書ける人は
大抵、長篇も上手い。読んでてダレないというか。
その意味で言えば春樹は良い作家の部類だと思う。
430吾輩は名無しである:2000/12/01(金) 04:58
の作家は、日付を省く事によって作品を「一般的」たらしめようとする。それに対して、村上はつねに特定の日時の中に作品を位置づけている。しかし、それは歴史的意識の現れではなくて、その空無化をめざすものである。一見すると、それはそれらの日時を共有する読者にノスタルジックな世代的共感を喚起するかのようにみえる。だが、そうではない。これらの日付はまったく私的であり無意味なのだ。(中略)こうした日付の過剰は、すでにいったように歴史意識のあらわれではなく、逆にそれの空無化をめざしている。あるいは「歴史の終焉」を主張している。しかし、見え透いているのは、そのような身振りの反復自体が、或るものへの個室にほかんらないとうことである。そのことは、『1973年のピンボール』のなかで、唯一普通の固有名を与えられた「直子」について、つぎのようにかかれていることからも明らかであろう。
 
 帰りの電車の中で何度も自分に言いきかせた。全ては終わっちまったんだ、もう忘れろ、と。そのためにここまで来たんじゃないか、と。でも忘れることなんてできなかった。直子を愛していたことも、そして彼女がもう死んでしまったことも。結局のところ何ひとつ終わってはいなかったからだ。
431フニ:2000/12/01(金) 12:30
村上春樹好きの人って他の人の作品は全然読んでない事が多い。
だから、春樹しか知らずに好きと言ってるにすぎないし視野も狭い。
432:2000/12/01(金) 17:04
ノルウェイの森が面白いと思う私は
ドキュンなのでしょうか?
433吾輩は名無しである:2000/12/01(金) 17:13
春樹好きが読書量少ないと決めつけることもないが、でも俺の周りはそうかも。
とりあえず他にも色々読んでから「好き」と春樹しか読まずにここでけなされると逆ギレする「好き」では大きな差があるのは事実だな。
434鬼源:2000/12/01(金) 17:38
ひとり他の作家を新たに好きになるたびに、昔読んだ春樹の作品の内容
をひとつ忘れる(だはは
でもメシをうまそーに書く春樹の才能だけは忘れまいぞ。
435名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/01(金) 18:05
>>431

>村上春樹好きの人って他の人の作品は全然読んでない事が多い。
>だから、春樹しか知らずに好きと言ってるにすぎないし視野も狭い。

ここらへんGLAYとかラルクとかのファンに近いんだよな。
ようするにビジュアル系なわけよ(ぷ
436吾輩は名無しである:2000/12/01(金) 18:15
>>434
確かにメシはうまそうだよな。
437>431:2000/12/01(金) 18:26
逆に春樹をろくに読まずに貶してる人も多いよ。
まあ、どっちもどっちだけどね。
438吾輩は名無しである:2000/12/01(金) 19:38
米文学を原書で読み始めると、
さらに自分の中での春樹の評価が下がっていく。
439小学生:2000/12/03(日) 01:42
>>431
>村上春樹好きの人って他の人の作品は全然読んでない事が多い。

わあ、バカってホントにいるんだね。
440中学生:2000/12/03(日) 01:53
>>439
子供はもう寝なさい。
441吾輩は名無si:2000/12/04(月) 04:58
ここにおいて、パスティシュが登場し、それとともにパロディは不可能となってしまう。パスティシュとは、確かにパロディと同様に、特異なあるいはユニークなスタイルを模倣するものであり、文体という仮面をかぶって、死せる言葉で語ることである。しかし、パスティシュとはそうした物真似を中立的な立場で実践することなのであり、パロディのもっていたような秘められた動機、つまり諧謔的な刺激や、嘲笑や、模倣差えっる者がそれに比較して滑稽に見えるようなノーマル(規範的な)な何かが存在するという気分を、もってはいないのである。パスティシュとは無表情なパロディ、つまりユーモアのセンスを失ったパロディなのである。パロディがウェイン・ブースによって、たとえば一八世紀の、安定した滑稽なアイロニーと呼ばれるものであるとするなら、パスティシュとは一つの奇妙な実践、無表情なアイロニーの現代的な実践ということになろう。(「ポストモダニズムと消費社会」室井尚・吉岡洋役『反美学』所収)
442吾輩は名無しである:2000/12/04(月) 14:33
なんか不毛だ。

1個テキスト決めて掘り詰めてみない?
短編の方がやりやすいかな。どうか?
443吾輩は名無しである:2000/12/04(月) 16:31
>>442
『ねじまき鳥』ならここにあるよ。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=book&key=959281278
444吾輩は名無しである:2000/12/04(月) 19:02
>>442
んじゃ、とりあえず
「風の歌を聴け」からスタート!
445吾輩は名無しである:2000/12/05(火) 23:52
「納屋を焼く」にしよう。
あの話、納屋を焼く→女を殺す なんだって。

446名無しさん:2000/12/06(水) 00:22
>>441
面白い考察ですね。
参考になりましたよ。
447名無しさん@1周年:2000/12/07(木) 01:41
>430
柄谷パクっただけでしょ?
448吾輩は名無si:2000/12/07(木) 05:08
>447
そうです、タイピングの練習しただけです。でも面白いと思いません?
449吾輩は名無しである:2000/12/08(金) 23:41
仕切直しage.
450吾輩は名無しである:2000/12/09(土) 23:07
ノルウェイの森について語りましょ♪
451吾輩は名無しである:2000/12/09(土) 23:12
「風」「ピンボール」ときて「羊」を読んでる途中です。
この次読むとしたら何がおすすめ?
452吾輩は名無しである:2000/12/09(土) 23:21
>>451
アンダーグラウンド読んで一気に萎え。
453吾輩は名無しである:2000/12/10(日) 02:42
hっっj
454……1です:2000/12/10(日) 03:05
1年ぶりにのぞいたら、このスレッドまだ続いてたんですね。
ちょっとビックリです。
いや、自分が歳をサバ読んでいたことにです。俺、今が28なのに。

あれから、ほとんど読みました。とりあえずどれも面白かった
っすよ。何度も読み返したのはピンボールでした。カッコ悪い?。

あと、アンダーグラウンドの「えぅにぃあん」←うろ覚え
がインパクトあって心に残っています。
455吾輩は名無しである:2000/12/10(日) 05:06
パン屋再襲撃は秀逸
456>>451:2000/12/10(日) 09:53
>「風」「ピンボール」ときて「羊」を読んでる途中です。

いちばん幸せな段階だよね。
457吾輩は名無しである:2000/12/10(日) 16:08
物語のむこうに何か深い意味があるんじゃないかと思わせるのがうまいと思う。本当はある種の情感のほかに何もないんだけど、だからこそ私たちはその空虚に自分たちのいろんな思いを投影できる余地があるってことかしら。
458吾輩は名無しである:2000/12/10(日) 17:00
井戸井戸井戸・・・・
やれやれやれやれやれやれ・・・・

もういいっちゅうねん!
459吾輩は名無しである:2000/12/10(日) 17:17
>451
「ダンス・ダンス・ダンス」はさらにその続編でっせ
460村下春樹:2000/12/10(日) 18:26
ここで春樹のことを悪く言う奴は全員逝ってよし!!
461ここで村上バッシングしてる奴等なんて・・・:2000/12/10(日) 21:28
>
>  さて、私はずいぶん前から気になっていることがあります。
>  それは春樹さんの小説の文体についてです。
>  春樹さんの文章はとても流れるようで読みやすく、すぐに入り込めるのです
>  が、いつも途中で「おおっ」とつまずくところがあります。
>  それは、普通の会話では「○○だけど」と言うところが、全て「○○だけれ
>  ど」と書かれているところです。
>  私はいろんな言葉を間違えて覚えて使っているから、私が間違っているかもし
>  れませんが、「○○だけれど」の一件に関しては、私が正しいと思うのです。
>
>  春樹さんは普通の会話でも「○○だけれど」と言いますか?
>  どう考えても「れ」がいらないと思うのですが。
>
>  とってもくだらない質問で恐縮です。
>  でも、本当に10年近く疑問に思っていたので、是非、回答をお願いします。
>
>  P.S.最近、「○○だけれど」と「れ」を余分に言ってしまうという
>    のが私の口癖になってしまいました。これは春樹さんのせいです。
>    私を「れ」から解放してください。

どうせ、こういう下らない揚げ足取りくらいしか出来ないような奴等だろーが。
462吾輩は名無しである:2000/12/10(日) 23:53
>461
いや、それはそんなに下らなくないんじゃないかな。
文体とか、リズムに関することがらだから。
私が思うには、村上春樹の文章っていうのは、話し言葉で書かれているのではなく、
書き言葉でかかれている。だから、ふだん使わないような「〜だけれど」
などと書くこともあってよい、というか、そういう文章なのだ、というか。
「〜だけど」と「〜だけれど」では、何かニュアンスが違うようなきがする。
村上春樹は、明らかに、意図的に「〜だけれど」のほうを使っているように思う。
とはいっても、なにが違うのか、私にはうまく言うことができないのだけれど。
463worldend:2000/12/11(月) 03:43
「ねじまき鳥クロニクル」何回もよみましたが、たいへんおもしろいし、傑作だと
思います。フラクタルな物語あるいは物語のフラクタル化といった言葉が思い浮か
んできますが、いまだ、評論の言説はこの作品の本質に届いていないという気がし
ます。それから、村上龍の「ワインいっぱいの真実」の中にとびきりすばらしい
短編があります。おそらく村上春樹の「世界の終わりと・・」で試みられた同時
進行の並行物語あたりから着想、あるいは進化していって、多重主体によって語
られる小説です。村上龍のこの短編には天才を感じます。やはり、今文学の神様は
両村上氏についているというのが実情でしょう。
464吾輩は名無しである:2000/12/11(月) 04:00
「羊をめぐる冒険」のラストで
赤いコードと緑のコードの意味が分かる人いますか?
誰か教えてください。
465吾輩は名無しである:2000/12/11(月) 04:10
春樹氏本人がHP上で「だけれど」の正当性について
語っていた。
「そうだ、村上さんにきいてみよう」にもあった。
466吾輩は名無しである:2000/12/11(月) 13:01
ここは別にファンの集いじゃないから批判的な意見があっていいはず。文学ならあって当然の批判を受け入れないムードがあるところに暗黙に春樹を文学とみなしてないんだとわかる。
467名無しさん@1周年:2000/12/11(月) 13:40
あっ、ファンの集いじゃなかったの?
468吾輩は名無しである:2000/12/11(月) 13:40
>466
村上春樹は文学ではないのですか?
では、文学とは何ですか?
469吾輩は名無しである:2000/12/11(月) 17:03
おいおい、言葉の意味は辞書的には定義できないってのは、分析哲学ではもう定説だろうが。
意味なんて実際の生活との連関の中でしか得られないんだよ。
だから468が自分のLebensformの中で積み上げて行くしかないの。
当然、人間の人生はいつも進行形だから、意味も進行形。死ぬまで一定しないよ。
470吾輩は名無しである:2000/12/11(月) 17:35
>>469
その言葉は、466に向けて言うべき。もう少し良く読もう。
471ワイルドな白人:2000/12/11(月) 17:56
いやね、みんな少なからず思ってるんですよ。
そう461だって463だって。
もうこんな茶番は懲り懲りだってね。
正直に言おう。村上春樹は終わってます。

島国根性って言うんですかねえ。
この日本という村社会の中で
本当の事を口にする勇気がなかった
オレを許してください。

裸のオオサマの子供のように
みんなに喧伝してください。
「村上春樹は終わった!」と!
472469:2000/12/11(月) 23:08
えー・・・・・・読み直したけど、文脈おかしなレスかなあ。

466は自分なりに「文学」の意味なりイメージなりを持っているようだから、そういう人に私のレスは必要ないと思うのだけど。

結論。よく読んでいないのは470.

473吾輩は名無しである:2000/12/11(月) 23:23
掲示板では食い違いはよくあることだよ。気にすんな。
474吾輩は名無しである:2000/12/12(火) 01:11
吉本ばななの文章力を今より相当上げさせて、表現力を
洗練させたら村上春樹に近くなるような気がするのだけど・・・。
こんなこと考えるのってアホでしょうか。

475吾輩は名無しである:2000/12/12(火) 02:21
ばななと春樹は良くも悪くも一緒に並べられるから、別に突飛な意見ではないでしょう。
476462:2000/12/12(火) 07:11
>465
すみません、どこだか教えて下さい。
さっきから探してるんですけどみつからないんだけれど。
477465じゃないが:2000/12/12(火) 12:33
>>476
村上作品についてD
478吾輩は名無しである:2000/12/13(水) 04:14
はじめてカキコします。意見をきかせてください。
わたしの村上春樹読書歴。
デビュー作から始まって、ノルウエイの森あたりまでは読んだ。
あとはなんとなくあきて本屋でめくる程度。
ねじまき鳥も買う気がしなかった。ネットでフォローするのはいくらなんでも
イタすぎてようやらん。昔はこれでもけっこうファンだったのに、、、。
という、平均的(じゃないかと思ってる)村上春樹読者。です。
ところが最近、とうとう80年代リバイバルがマイブーム。
時代はいつのまにかひとまわりして、今、村上春樹がおしゃれ!
そこで当時の村上春樹研究書を読んだりしてるのですが、以下のところが
わかりません。どんなもんでしょ?
479478:2000/12/13(水) 04:21
1世界の終わりとハードボイルドワンダーランドが出た時の批評では、
あの話は謎があるのだが謎が謎のままで結論のでないとこがいかしてる。
と言われていました。
しかしたしかねじまき鳥はおなじ理由で批判されてましたが、
なぜなんでしょう?
2いまだ評価のさだまらないアンダーグラウンド。わたし的にはこれは
アンビエントハウス(なつかしー)のようなもんじゃなかろかと思って
るのですが、いかがでしょう?だとするとそれ以降の作品は、この
アンビエント感覚ぬきには語れないような気がするのですが、、、。
480吾輩は名無しである:2000/12/13(水) 07:40
>>479-2
そりゃ今読めば懐かしいのは当たり前だろ。今まで自分が書いてきた事より、
実際起こったオウム事件のほうが、遙かに凄かった。そのことによって、
ショックを受けた、作品だよ。あくまで、ドキュメントタッチ。懐かしくもナントもない。
481吾輩は名無しである:2000/12/13(水) 10:00
>>480
はあ?何言ってるの?
482名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/13(水) 21:12
ま、良くわからんが、ねじまきよりもハードボイルドの方が断然面白いから
評価が違うんだろうね。
つーか、謎が謎のまま結論がでない作品って駄作、傑作含めそれこそ星の数ほどあると思うが・・・。
483吾輩は名無しである:2000/12/13(水) 23:41
>482
ではハードボイルドにあってねじまきにないものは、はたしてなんだと
お考えなのでしょうか。
484吾輩は名無しである:2000/12/14(木) 00:09
ハードボイルドってそんなに面白いか?
作品群でダントツの評価をされているのが不思議
キモイんですけどあの小説
485名無しチェケラッチョ♪:2000/12/14(木) 13:21
>479
取り敢えず、「今、〜がおしゃれ!!」
とか思って本読んでる人って
本当にいるんだなと驚きました。
486名無しチェケラッチョ♪:2000/12/14(木) 13:22
age
487吾輩は名無しである:2000/12/14(木) 14:01
>485
そんなこと言ってないぞ よく考えてみろ
488名無しチェケラッチョ♪:2000/12/14(木) 14:07
>487
478でしたな。
「時代はいつのまにかひとまわりして、今、村上春樹がおしゃれ!
そこで当時の村上春樹研究書を読んだりしてるのですが」
489吾輩は名無しである:2000/12/14(木) 19:19
>484
キモイ?そうかい?
490吾輩は名無しである:2000/12/14(木) 22:00
世界の終わりとねじまき鳥ではおなじ謎でも、謎の意味がちがうんじゃないかな。ねじまき鳥で散りばめられた謎を解かないのは、いわばミステリーで事件が解決されないようなもの。一方、世界の終わりの方の謎は深遠な種の謎として安易な回答をあたえないほうがいいってことじゃないかな? どちらも一度ずつしか読んでないから自信もっていえないけど。 ところでアンダーグラウンドにアンビエント的なものを感じるってふうにいってたけど、どういうことかもうちょっと詳しくきかせて。
491478:2000/12/15(金) 07:45
>485
おしゃれ!て書いたのが気にさわったのならあやまっときましょう。
でも「読み頃」ってあると思うけど。ブームが一段落して目を向ける人が減った時
に読んだ方が作品それ自体により冷静に近づける場合もあるのかと。
たとえば4、5年前だったら片岡義夫とか。
>490
あえて誤解を恐れずに言えば「内容がない」
彼の作品史の中では転回点にあたる(ノルウエイの森なんかよりも)一冊だとは
思うのですが。
同じドキュメンタリーでも「冷血」とはぜんぜん違うし。
492485:2000/12/15(金) 09:37
>491
いえいえ、気にさわってはいません。
ただ、びっくりしただけです。
僕もよく、ある物が「流行ってる!」と
言われると、その時は我慢して
巷に溢れた後で、じっくり吟味する事が
あります。ちょっと前だとドラムンベースとかね(ワラ
今だとIDM/エレクトロニカかな....。
493吾輩は名無しである:2000/12/15(金) 10:20
風の歌を聴けは19のときから寝る前に目を通すような感じだ。
今21。
ノルウェイ、世界の〜も面白かったけど、
風の歌を聴けがベストオブベスト。理由はわからん。
494吾輩は名無しである:2000/12/15(金) 10:29
>484
一般的には、今時小説読んでるヤツの方がキモイ
495吾輩は名無しである:2000/12/15(金) 14:49
処女作がいちばんいいというのもさみしい話だな。
でも風の歌を聴け以上に構成力が優れてる作品がないのも事実。
496吾輩は名無しである:2000/12/15(金) 16:01
でも「風の歌」はもろヴォネガットの影響じゃん。
本人も認めてるけど。
だからオリジナリティは希薄だと思う。
497吾輩は名無しである:2000/12/15(金) 23:58
どうも、「世界の終わりと〜」が、
安部公房の「壁」をパクってる気がしてならない。
498吾輩は名無しである:2000/12/16(土) 02:18
またたびあびたたま しか読んだことない
499吾輩は名無しである:2000/12/16(土) 02:33
>497

まあ、世の中星の数ほど小説があるんだから、似ている二つがあるのも珍しくないさ。
500吾輩は名無しである:2000/12/16(土) 02:56
オリジナリティという点でいったら、この人のは「朝日堂」シリーズだけだよ。

結論:この人が死んで本格的に研究され出したら実は小説のほとんどがパクリ・自己撞着を起こしていたことが冷静に評価され、エッセイだけが読み次がれるようになる。
501吾輩は名無しである:2000/12/16(土) 03:27
新しい提案というようなものがないもんなあ
502名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/16(土) 04:05
>500
死んだ作家なら許せそうな気がするけどな。
503吾輩は名無しである:2000/12/16(土) 06:58
独自性が無いという独自性?
504吾輩は(以下略):2000/12/16(土) 07:25
パクリと言うことはコスプレということだね(w
505吾輩は名無しである:2000/12/16(土) 12:58
センスがいいのは認めるけど、やり口は小室テツヤと変わらないってことかな。
506吾輩は名無しである:2000/12/16(土) 13:51
じゃあ彼はスノッブな作家なのか?
共感した読者はみんなバカってことか?
借り物のスタイルで表現した文章では何も生み出せないのか?
真剣に訊きたい。
507吾輩は名無しである:2000/12/16(土) 18:43
「乗るウェイ〜」ってほんとクソですね。最悪。
508名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/16(土) 21:35
ノエルウェイの森はなかなかいい作品だよ。
まぁ、それに気付くにもそれなりの能力が必要だけど。
509吾輩は名無しである:2000/12/17(日) 00:45
がいしゅつかもしれんが・・・

「神の子どもたち・・」の中の「かえるくん、東京を救う」は村上作品の中でも
ちょっと異質な感じがして面白い。人物造形がうまい。まあちょっと見え透いている
気がしないでもないが・・・。
510吾輩は名無しである:2000/12/17(日) 04:43
「TVピープル」はおもしろかった。
短編向きの人なのかもしれないと思う。


511考える名無しさん:2000/12/17(日) 13:22
>ノエルウェイの森はなかなかいい作品だよ。
>まぁ、それに気付くにもそれなりの能力が必要だけど。

柄谷さんなどは酷評してたみたいですがね、ま、あなたの才能が一番(ワラ
512吾輩は名無しである:2000/12/17(日) 13:39
>>510
テレビピープルに出てくる加納クレタは、ねじまき鳥とリンクしてるの?
513吾輩は名無しである:2000/12/17(日) 18:52
はじめまして。加納マルタと申します。
>512様
ええ、詳しくは申し上げられませんがリンクしております。
514吾輩は名無しである:2000/12/17(日) 21:05
>506 たとえば私たちは人から話を聞くとき、それをたんに表面の意味だけを受けとって信じるだろうか? 話し手の意図や信頼性などといった要素は考慮に含まないだろうか? また話を簡単に信じこむ人がいたときその人は純粋な人ともいえるが単純な人とともいえないだろうか?また、もしその話が誰かの借り物の表現だとわかったとき醒めたりしないだろうか? 以上を真剣に問い返したい。まあ、本の読み方もその人の生き方の姿勢と無縁じゃないのだろう。
515506:2000/12/17(日) 23:40
>>514
そういったことも含めてここで発言している人の考えを伺ってみたのだが。
村上春樹は俺自身かなり読んだし、そこそこ客観的に見ることが出来そうだし、
また世間一般で広く読まれているから、多種多様な意見もあるはずだし。
今まで俺が考えもしなかった、耳にしたことも無い春樹論も。
まあ、もし見ることができたらいいなあ、くらいの感覚だけど。

パクリパクリと言われていて、ふと疑問になったんで。

話が少しずれるけど、B’z好きだった俺は、エアロスミスや
レッドツェッペリンとかを聴いてパクっているのを知り、
一時期冷めていたんだが、でも今聴いても良い(俺にとっては)。

冷めたから熱かった時期は無に帰すのか?
少なくとも俺の場合はそうじゃない。
最初読んだ時の印象は色あせているが、大事な思い出であったりする。

でもこれは俺独自の読み方であるし、じゃあ皆の場合はどうなんだろう。
というわけでレスしたんだが。

駄文長文失礼。
516吾輩は名無しである:2000/12/17(日) 23:55
ドストエフスキーは「我々はみなゴーゴリから生まれた」と言い
マルクスは「私はヘーゲルの弟子である」と言っている。

何も問題ありませんノープロブレム
517吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 00:11
文化は古代ギリシアでネタが出尽くしているので、何も問題ありません。ノープロブレム。
独創性だの才能だのは近代が生み出した脅迫概念です。気にしなくていいです。
518吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 00:23
じゃあゴーゴリやヘーゲルは誰から生まれたの? おれだってもちろんまったく純粋なオリジナルなものがあるとは思ってないが、それでも程度というものがあるし、ハナから依拠しようって姿勢はどうかと思うよ。 いまでも洋楽の曲は何らかの新しさは感じさせるもの。
519吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 00:26
じゃあゴーゴリやヘーゲルは誰から生まれたの? もちろんまったく純粋なオリジナルなものがあるとは思ってないが、それでも程度というものがあるし、ハナから依拠しようっていう居直りの姿勢はどうかと思うよ。 日本は加工貿易が得意だから。いまでも洋楽の曲はそれなりに新しさは感じさせるもの。
520考える名無しさん:2000/12/18(月) 00:52
>いまでも洋楽の曲はそれなりに新しさは感じさせるもの

幻覚です。症状はあなたが思っているほど軽いものではないはずです。ですが今ならまだ間に合うかもしれません。ささやかですがご助力いたします。参考になれば幸いです。

京大病院の精神科(西病棟)は開放病棟でデイケア施設もあるから、入院環境は最高です。以前は古い病棟でしたが、現在は2階建ての新しい病棟に変わりました。(知ってる人は少ない筈)また、京都市立病院の精神科は京大病院にいた田原先生です。
摂食障害の治療では、国立京都病院・内科部長の 東芳江(よしえ)医師が専門です。
『拒食症・過食症のQ&A』(ミネルヴァ書房)
※巻末には、全国の専門治療機関の一覧表も付いてます。


521吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 01:06
どうしてロックンローラーはオリジナリティーにこだわるのかシェケナベイベ
522吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 05:09
>517
そりゃそうだが、問題はオリジナリテイの出し方に工夫がない
ということだと思うぞ。
523吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 05:24
そもそも借り物でがっかりした。だまされた思いだ。
というのがドンキホーテのあらすじじゃないのか。
524名無しさん@風が冷たい:2000/12/18(月) 13:27
とりあえず、日本人の場合、文学でも音楽でも、こなれたかたちで日本
語でやっただけでも価値がある。
「はっぴいえんど」から「X Japan(ラルクでもいい)」に至るプロセス
を俺は高く評価するぞ。
だって外人がこなれた日本語でロックできねぇだろ。
525吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 14:43
>>520

メンヘル板の「光源氏@京都」?
「京都でお勧めの・・・」で、
京大病院は不祥事で叩かれてるぞ!
526>524:2000/12/18(月) 14:44
>>だって外人がこなれた日本語でロックできねぇだろ。

ふ〜んっ!、「X Japan」ってロックだったんだ。

はじめて知ったよ(ワラ
527吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 15:19
>>526
XファンにXジャンプでやられちまえ、ベイビイ
528名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/18(月) 16:21
日本からコーラ、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキンなどが消えない限り、
村上春樹は永遠に不滅です!!
529名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/18(月) 16:24
村上文学は別名コーラ文学とも言われているのをご存知だろうか。
その由来は、その作品の読後にコーラを飲んだ時のような清涼感が
味わえるが、その実はジャンクでしかないという事実から来ている。
530526:2000/12/18(月) 16:47
>>527

いやぁ、Xファンなんて怖くも何ともないねぇ。
なんといっても終わったバンドだからねぇ。

かかってきなさい!!!! (^-^)
かかってこれるぐらいの気力があったらの話しだけどさ(ワラ
531吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 17:52
>>529
春樹さんは、自然食通です。よって作風も自然体です。
532吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 17:55
>>527
あなたは、ロックの根本的な意味を知っていますか??????
たとえ日本だけでも、あれだけ多くの人間を動かしたのですよ。
日本の中では十分ロックと呼べるでしょう。
ロックって何だ?
ロックンロール イズ デッドだぜ?
534名無しさん@お腹いっぱい:2000/12/18(月) 23:39
B'zもXもあんなもん中学生用のバンド。
ラル糞も同じ。
535506@`515:2000/12/19(火) 00:45
やや話がずれ気味なのは俺の責任かと思うと複雑だが…。

でも>>516>>517のレスは俺にとって心強く思えた。
最近ちょっと作品の独自性について混乱していたから、
溜飲がすっかり下がった。実に感謝。

確かに言われてみれば、巷にある名作はほとんど全てと言って
いいくらいテーマが過去にあったものであるような気がする。
村上春樹自身も、何処でだかは忘れたが、既に言われているものを
如何にして自分なりの言葉で表現するかが大事だと述べていた。

そういう意味では、村上春樹の小説は訴えるものはないが、
あの独特な言い回しを生んだだけでも文学界の収穫と言えるかも知れない。
あの作品世界の想像力と、「僕」の次世代への影響は、
誰しも(俺だけ?)認めることの出来るものだと思うし。
まあ、この2つはそれ以上でもそれ以下でもないけど。
良い意味でも悪い意味でも。
536吾輩は名無しである:2000/12/19(火) 05:03
>>517
マルクスはヘーゲルの弟子といっても同時に思いっきりヘーゲルを
罵倒していますよね。明かにマルクスの中には,ヘーゲルの思想にはない
新たな展開があるからでしょ。
それと村上春樹の独自性とは同一の関連で語る事はできないと思うな。
村上春樹の独自性を証明する手立ては,実際にそれを指し示さない限り無駄だよ。
537吾輩は名無しである:2000/12/19(火) 13:11
村上文学は別名ポテトチップス文学とも言われているのをご存知だろうか。
その由来は、ポテトチップスを食べた後に多量の塩分と高カロリーを摂取しているように、
楽しく味わえるが、後に残るものは、その実はジャンクでしかないという事実から来ている。
538ミドリ:2000/12/19(火) 16:23
>537
村上文学をジャンクと捉えるのなら、
現代文学に健康食品と言えるものは有るのだろうか?
539吾輩は名無しである:2000/12/19(火) 16:28
たしかに、口あたりのいいジャンクといえばそれまでか。
540吾輩は名無しである:2000/12/19(火) 19:32
ていうか、問題は 春樹個人にあるというより、ジャンクフードをこぞって食する現代社会の方にあると思うぞ。
541考える名無しさん:2000/12/19(火) 23:14
ていうか、問題は文学は身体にいい健康食品でないと駄目だと考える君たちの方にあるとおもうぞ
542吾輩は名無しである:2000/12/20(水) 13:30
>541
「君たち」というのは、誰を指しているのかい?
ジャンクをジャンクと解しつつ食すのは、何ら問題ないことでしょう。
というか、彼の作品がジャンクか否かなんて、時が経たないと解らないよ。
543吾輩は名無しである:2000/12/20(水) 13:32
544吾輩は名無しである:2000/12/20(水) 14:08
>>542
もう既にジャンクです。はい。
545吾輩は名無しである:2000/12/24(日) 01:52
>540
「スプートニクの恋人」が売れたのはその典型だと思う。
みんな春樹ならなんでもいいって感じで読んでいるのだろうか・・・。
546吾輩は名無しである:2000/12/24(日) 02:11
>>545
スプートニク、結構好き。
でもノルウェイの二番煎じ的感じもする。
547吾輩は名無しである:2000/12/24(日) 10:58
スプートニクは駄目だった。
何処に魅力を感じるの?
「ノルウェイの二番煎じ的感じもする。」から?
>540
「春樹ならなんでもいい」というより、
あ、新書だ取り合えず読んどこかなという感じかな。
548吾輩は名無しである:2000/12/24(日) 13:21
1 名前:マカロニ投稿日:2000/12/13(水) 00:19
作品 :作者の頭の中に生成されたもの(作者の意図するもの、一元的)
テクスト:書かれた文章によって読者の頭の中に生成されたもの(読者によって
自由に多元的に理解[再構成]されたもの)
として、正しい解釈というものはあるのでしょうか。あるいは100%の誤読が。
また、良い作品・悪い作品というものは?
99%の人が認めていて1%の人が糞だと言うとき、1%側の主張が
どんなに的外れであったとしても、誤読とはいえないのかしらん。

スレの意図わかってもらえるかなあ。つたない文書で申し訳ないです。

2 名前:マカロニ投稿日:2000/12/13(水) 00:32
例えば、村上春樹は広告批評99年10月号の中で
「スプートニクの恋人」についてこう言っています。

 *書いていて、これは多くの人が読み方を間違えるなと思った
 *表面的には単純なラブストーリーだからストーリーだけで批評されてしまうだろう
 *これまでの「村上の文章」を徹底し、かつ比喩を意図的に多用した

よく自己模倣的であると酷評されていますが、村上としては「これまでの「僕」の物語」
との決別の前に、見納めのようなかんじでエッセンスを凝縮させたということなので、
その点を非難するのは「作品」を誤読しているわけですよね?
でも、たとえばある読者がこの「テクスト」から「象徴と記号の相違点」のみを
学んだと思ったとすれば、それは正しい解釈なのですね?

ところで村上はまた
*テキスト(作品?)というのは全ての人に対して平等であり、テキストへのアクセスは
作者からでも読者からでも等距離である。
なんてことを持論としています。
これについてはどうなんでしょうか?
549だってさ。:2000/12/24(日) 13:22
>6
 特に擁護するわけではないんだけれど。
 「ねじまき鳥」は内容の集大成、「スプートニク」は文体の集大成ということだそうです。
 そして「神の子供」からは文体を変え内容を変え、新たな方向に進んでいくんだって。
 とりあえず今執筆中の長編に期待しましょう。それがダメなりゃ見限る。
 そろそろ「世界とハド・ワン」の続編かなあ。

8 名前:>7 マカロニ投稿日:2000/12/15(金) 11:31
>村上の方法論ならそうともいいきれないかな、と思ってみたりします。

 村上の方法論ってどんなの?


9 名前:マカロニ投稿日:2000/12/15(金) 13:35
えー、>8さんのご質問に答えます。

村上は基本的にプロットを組まない。組んでも書き進めていくうちに
どんどん違う方向へ展開していっちゃうから。
「スプートニク」は、まず初端のパラグラフだけがあった。
そこから何も考えずに、この三人がこれからどうなっていくのかも
まったくわからないままに書き進めていったらああなった。
あるいは、あるひとつの単語(おそらくは「ねじまき鳥」みたいな
キーワードになりそ気なのだと思います)に物語がくっついてくる。
そんな書き方だそうです。うむ、あいかわらずわかりにくいレスだな。
550吾輩は名無しである:2000/12/25(月) 01:16
ある時期から「やっぱりダメだ」ということを
確認するために古本屋で半年遅れで入手して読む
ようになった。
ようは惰性
551名無しさん@1周年:2000/12/25(月) 13:46
スプートニクは全くダメ。
552吾輩は名無しである:2000/12/25(月) 17:00
なんていうか、集中力が落ちたよね。そういう感じするよ。
マラソンにのめり込んでるのはそれを補うためなのかも知れないけれど、どうもうまくいってないか、若干裏目に出てるように思う。
553考える名無しさん:2000/12/26(火) 03:03
話が元ネタになるけど、「ねじまき鳥」の「アヒルの人たちは、、」は
もちろん「ライ麦畑」に出てくる「公園のアヒルたちは冬になると一体どこに行くんだろう」
と呼応しているんだろうか?
554吾輩は名無しである:2000/12/26(火) 03:25
十代の頃読んだ時、拒否反応示したけど
三十路近くに読んだ時、全然印象が違った。
大嫌いだったけど、好きになってしまった。
こういう人が 結構居るみたい。
555吾輩は名無しである:2000/12/26(火) 04:53
春樹の顔写真きぼ〜ん
556吾輩は名無しである:2000/12/26(火) 10:14
>>555
本屋にいって、文庫かなんかの
著者近影でも見なさいよぉ。
557吾輩は名無しである:2000/12/26(火) 16:07
>>555
見るたびに萎えるからやめとけ(w
558吾輩は名無しである:2000/12/26(火) 22:11
サイモン&ガーファンクルを聴くたびに
くすっとなってしまう。
559吾輩は名無しである:2000/12/28(木) 12:08
560吾輩は名無しである:2000/12/29(金) 20:54
最近「ノルウェイの森」を読んだ。「ノルウェイ」を自伝として読むことは
ないが、当時の時代背景として、三島由紀夫が軍服に袖を通したり、宮崎学
が五寸釘を打ちこんだバットを振りまわしていた頃に、逆ナンパされたり
お口で交尾してみたりっていうのは…。
561555:2000/12/30(土) 01:30
>559
萎えた・・・・
sageよう・・・
562555:2000/12/30(土) 01:34
>559
萎えた・・・
sageよう・・・
563吾輩は名無しである:2000/12/30(土) 01:35
多重カキコすまん
お詫びage
564吾輩は名無しである:2000/12/30(土) 10:49
村上龍と村上春樹と角川春樹の区別がつかん。
565吾輩は名無しである:2000/12/30(土) 11:30
>>564
同一人物と認識しても日本の未来は変りません。
気にせずそのまま日常を歩んで下さい。
566吾輩は名無しである:2000/12/31(日) 18:28
健全な三国志演義、水滸伝でも読もうぜ
567吾輩は名無しである:2000/12/31(日) 23:53
>>560

この頃フルートというのは一般的だったんだろうか、
と思った覚えがある。
568吾輩は名無しである:2001/01/01(月) 01:27
>>567
春樹はハービーマンが好きらしいし。
569吾輩は名無しである:2001/01/02(火) 03:07
567>>568

いや、和風フルート=尺八っていう…婉曲すぎたか。
570でもさ:2001/01/02(火) 03:35
そういう当時の生々しくて激しい要素を全部脂抜きしてるから、今でも読まれるんじゃないのかな。良くも悪くも。
571吾輩は名無しである:2001/01/02(火) 22:16
世界の終わりは嫌い。
あの図書館の女がいや。なんとなくスノッブで。
彼女と主人公の会話もなんだかわざとらしくていや。
っていうか、会話全部がわざとらしい。
572吾輩は名無しである:2001/01/03(水) 22:35
村上春樹、回文とかQ&Aとか翻訳とかうだうだやってないで、
はよ次の小説書きやー。
573吾輩は名無しである:2001/01/03(水) 22:44
なんか長編書いてるらしいんだけどね、今。
574吾輩は名無しである:2001/01/03(水) 23:14
588>569
いや、だから好きだったんじゃない?ってことを
言いたかったんだけど...一般的ではないかも知れんけどね。
575吾輩は名無しである:2001/01/04(木) 01:13
村上春樹って一人っ子だったと思うけど、両親の老後の面倒とか
みたりしてるんだろうか?実にどうでもいい話題でスマンが
そういうシチュエーションでどう振舞うのか、なんだか気になったもので・・・。
576吾輩は名無しである:2001/01/04(木) 02:39
>>575
あくまでクールに振る舞う。まるで第3者のごとく、客観的に振る舞う。
無論、小説を書くときのネタにもさりげなく使う。
577568:2001/01/06(土) 04:33
>>569

もしかして分かってて合わせてくれたのかと
思ったけどそうだったのね。笑。


今書いてるのは世界の続編?
578吾輩は名無しである:2001/01/06(土) 11:24
>>573
今度シドニーオリンピックの観戦記なんかも出すらしいし、
長編一本に絞ってるわけでもないみたい。

昔は長編書く時には他の仕事はやらないみたいに言ってたことを思うと、
ちょっと残念。
579吾輩は名無しである:2001/01/06(土) 12:00
村上は小説家の言うことはほとんどが嘘だと発言している。それは本人も例外ではないはず。
580吾輩は名無しである:2001/01/06(土) 14:09
なんやかんや試みがあったのかもしれないけど、
おもしろくなきゃどーにも。
誤読とかいわれてもなあ・・・。とにかく
単純に「スプートニク」はつまらなかった。
581吾輩は名無しである:2001/01/07(日) 22:00
>>579
ananのエッセイで書いていた。
好きな小説家の名前とか、滅茶苦茶なのを勝手に作って言ってたこともあるらしい。
582吾輩は名無しである:2001/01/08(月) 01:17
ananのエッセイ、男で読んでる人いる?
俺は恥ずかしくて読んでません。
583吾輩は名無しである:2001/01/10(水) 12:16
村上春樹の小説は、物語の内容も文体も
思わせぶりでいやらしい。しかし、長編でも
だらだらと長いながら、読めば読めてしまう。
だれかが言ってた「ひまつぶし小説」説に同意。
そう。長ったらしい『ツインピークス』を
いつまでもだらだらと見てしまうようなもんだ。

村上春樹の長編小説は長編ではない、
ってなことを蓮實重彦が『小説から遠くはなれて』
で書いてます。この批評を読んで、村上春樹のいやらしさが
いっそう理解できた、ような気がするな。


584吾輩は名無しである:2001/01/11(木) 21:08
>>583
君の文章のほうがいやらしいよ。
585吾輩は名無しである:2001/01/14(日) 14:19
夢読みが好きだ。
586名無しさん@1周年:2001/01/14(日) 15:41
春樹君は覚醒してないよね。
587583:2001/01/15(月) 09:30
>584

そう。おっしゃるとおり。
でも、村上春樹には、いやらしい文章を書いているという
自覚がないだろう?
588名無しにゃーん:2001/01/15(月) 10:15
583氏に1票。
ただし、
「いやらしい」という意味については解釈違いかもしれないが。

村上春樹を読むと<みなまで言うな>と苦々しい気持ちになる。
そこまでオープンにすべきでないことを、ぬけぬけと書く感覚が「いやらしい」。
言葉にした瞬間に嘘になってしまうというのに、
思い入れよろしく表現し、あげくに溜め息をつく、その根性が「さもしい」。

まぁこういうのって感覚だから、どうしようもないと思うけど。
589吾輩は名無しである:2001/01/15(月) 10:57
国境の南、太陽の西が好き。
実際、これのファンは結構いるのに、評価は低い。
なんで?
590実習生さん:2001/01/15(月) 12:15
>583
そうそう、彼の作品読んで嫌らしく感じる、貴方のその感性こそが
嫌らしさの権化よ。
591583:2001/01/15(月) 18:15
やれやれ。
592吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 00:13
>586
そうです、
春樹君はビール飲んでジャズ聞いて酔っぱらってるのが好きなんです。
もう何も見たくない人なんです。
593吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 00:16
「ハルキスト」と自称するファンをどう思う?
594吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 00:20
なんか、オリンピックの本出してたな
595コーヒー:2001/01/19(金) 00:35
>588
っていうかですね。
言葉にした瞬間に嘘になってしまうようなことをあえて言葉にして、
本当は伝えられないものを伝えられたかのように見せる。が、しかし本当は何も伝わっていない、という嘘。本当は、何かが伝わることなんか信じてないのに、さも「自分は誠実な人間です」いわんばかりの態度で、「これが本心です」と書き続ける。ぬけぬけと書くことはむしろ彼にとっては嘘であり隠すことであるのだが、「僕が隠してるんじゃなくて世界が隠してるのさ」と言って彼は眠り続ける。そいういういやらしさなんです。
596吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 02:25
やれやれ。
597吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 12:48
あさってのセンター現国に村上春樹の作品がでるって聞いたんだけど、どれが出るの?
598吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 17:11
5年位前に吉本ばななの「TUGUMI」がセンターの問題になってましたね。
やっぱり「ノルウェイの森」じゃないんですか。
599吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 19:31
昔、『蛍』が模試で出たな。
600吾輩は名無しである:2001/01/19(金) 20:12
>>598
あー、懐かしいな。
601コーヒー:2001/01/20(土) 01:19
>>598
夜中に抜け出して港にいったりするところ。
印象に残ってる。
602吾輩は名無しである:2001/01/20(土) 01:24
初めて村上春樹読んだのって、中学の授業中の小テスト
だった。「風の歌」の主人公が精神科医に通うところ。
文章中の「 」に山羊と鈴とウサギを当てはめなさい
とかいって。簡単すぎるよ。
603我が輩は名無し猫:2001/01/20(土) 01:40
村上春樹の作品の主人公って、他人に対して寛容なように見えるけど、本当はひどく押しつけがましい。
実際には何も押しつけないが、文体から押しつけがましさが漂ってくる。
604吾輩は名無しである:2001/01/20(土) 02:00
というか村上春樹の性格そのものだから。
というか日本でついに成立し得なかった
個人主義原理そのものだから。
賛同オンリーなハルキストが目障りに思う
人に問う>日本は独自の文学をつくりえたか?
605吾輩は名無しである:2001/01/20(土) 20:28
結局ここでアンチ春樹が話してる事がいわゆる春樹独特の世界。
春樹が好きな人はこの世界がたまらなく好きなのだ。
やっぱり好みの問題なのだろう。
606吾輩は名無しである:2001/01/21(日) 05:44
春樹が訳した「本当の戦争の話をしよう」は秀作だぜ。あれはもう春樹には書けねえレベルの物かもな。
607吾輩は名無しである:2001/01/21(日) 09:41
これだけ嫌われるたり好まれたりするのはやっぱり個性だろう
皆がケチつけない様なものに魅力はないよ
608やっぱし…:2001/01/22(月) 02:43
>>607

好き嫌いっていうより惰性よ、惰性。
国境以来「次駄目だったらやまよう」と思いつつ
新しいの出ると読んでる。
609>>608:2001/01/22(月) 02:45
正=やめよう
610吾輩は名無しである:2001/01/22(月) 04:14

このスレの1は30歳になったのか・・・

文学板のスレは長生きだな
611吾輩は名無しである:2001/01/22(月) 12:04
シドニー五輪の取材ルポが単行本になって出てたよ。
なんか書いてる途中で原稿を入れていたMacが盗まれて、
最初から書きなおしたらしい。

ご愁傷様、つーか、i-drive使えよ、ったく。
612吾輩は名無しである:2001/01/23(火) 06:09
フロッピーとか外部記憶を使うとか…。
作家って原稿の保存が杜撰なのかな?
613吾輩は名無しである:2001/01/23(火) 09:37
>>611
i-driveって何?
もしかしてiDiskのことでせうか。

>>612
普通の作家はもちろん記録メディア使ってます。
「盗まれた」てのが言い訳でないなら、村上さんが特別杜撰なのでせう。
614吾輩は名無しである:2001/01/23(火) 11:17
>>610
いや、今28歳らしいぞ。>>454参照。
615春樹さんは好きです:2001/01/23(火) 22:10
春樹の作品に出てくる男って、絶対自分から女口説かないよね。
いっつも女から寄ってくるでしょ。あれだけはどうかと思う。
現実にそんなんあるんかい、って思う。小説だから、別に全てが
現実的である必要はないけど、男だったら普通自分から口説くでしょ。
それだけがどうも引っ掛かって。
春樹作品はかなり好きなだけに、ここだけは納得行かないんですが。
616吾輩は名無しである:2001/01/23(火) 23:30
>>615
煽りじゃないけど、煽りじゃないんだけど、それは君があまりにモテないだけだと思う。
別に外見もよくないし大して面白いわけでもない俺でも、25年で2度は女の方から
寄ってきたことあるから。

まあ、春樹作品の男はちょっと「いやらしい」よな、とは思う。
617吾輩は名無しである:2001/01/23(火) 23:44
>>615
煽りじゃないけど、煽りじゃないんだけど、それは君があまりにモテないだけだと思う。
別に外見もよくないし大して面白いわけでもない俺でも、25年で2度は女の方から
寄ってきたことあるから。

まあ、春樹作品の男はちょっと「いやらしい」よな、とは思う。
618吾輩は名無しである:2001/01/24(水) 04:19
初めてきたので、レスしてみる。
風の歌を聴けは何回もよんだな。読みやすいし。
評判いまいちのようだけど。
「完璧な文章などといったものは存在しない」、、、
始まりがこれってのは、いい感じがする。
馬鹿にされそうだが、高校生の頃はノルウェイの森
みたいな世界に憧れてたりもした。
最近の作品は全然よんでないけど。
619615ではないが・・・:2001/01/24(水) 06:21
620615ではないが・・・:2001/01/24(水) 06:24
>>616
よってくる女なんて雑魚ばかりじゃん。
口説きたくなるような女は、向うから寄ってこないだろ、普通。

621吾輩は名無しである:2001/01/24(水) 07:31
>>614
はうあ!さんきゅ。

>>618
風の歌マンセーだぜ俺は
622吾輩は名無しである:2001/01/24(水) 07:38
ワタナベ君状態だけど、よく考えたらもともとなんだよね。
一年に一回ぐらいは勘違いした女がくるよ
623吾輩は名無しである:2001/01/24(水) 14:39
FMラジオを聞いてたら、ある男性歌手が出演してて
「普段は何をしているのですか?」と女性DJの質問に
「家にいます、料理を作って、一人でビール飲んでいます」と
気取る男性ボーカリスト・・、俺はここにいる春樹信者もこのような
行動をとってるに違いないと思いながら聞いていると、、
「どんな料理なんですか?」とDJの質問に
「ほうれん草をバターで炒めて、ビールのつまみにして本を読んでます」
オヒオヒ・・痛すぎる・・と思っていいたが
「どんな本を読んでるんですか??」と興味津々なDJ
俺もさぞ高貴な本を読んでるんだろうと思い聞いていると

『いま村上 春樹にハマってるんです』

と、、、、逝ってよし。
624吾輩は名無しである:2001/01/24(水) 14:59
誰?その歌手って
625名無しさん@1周年:2001/01/24(水) 15:41
村上春樹って文章はきれいだが、一文が長いな。
626吾輩は名無しである:2001/01/24(水) 23:03
湯浅学よりは短いと思う。
627吾輩は名無しである :2001/01/24(水) 23:58
村上春樹、面白い表現だけどなんか纏わりつくような…
628吾輩は名無しである:2001/01/26(金) 06:14
>>623
の歌手が誰か想像してみよう。誰だったら面白いか。
俺はルナシーの奴とかだったらおもろいかな。
629吾輩は名無しである:2001/01/26(金) 13:29
巻上こういちがねずみだった映画を唐突に思い出した。
630吾輩は名無しである:2001/01/26(金) 13:34
昔から判るようでいて実はどーーにも納得できないのが、上記の某(ところで誰なの?)
ミュージシャンに代表されるような、ドキュソ用勘違い装置みたいな効果を
上げてしまう、という事実。どこをどうしたらそうなるんだか。
631吾輩は名無しである:2001/01/27(土) 12:37
>>630
読む人によって読み方が変わる(ときとしてドキュソ用勘違い装置になる)のを
春樹自身が良しとしているのだから、まあそれは仕方の無いことなのでは
ないかという気がします。
632吾輩は名無しである:2001/01/27(土) 12:57
浅田彰がハルキを評して
「あんな顔でまともな文学が書けるわけない」だって
633611:2001/01/27(土) 13:28
>i-driveって何?
>もしかしてiDiskのことでせうか。

http://www.idrive.com/
...のことね。
634名無しさん@1周年:2001/01/27(土) 13:53
>>632
だって田吾作でしょ、という一言で村上を
片付けられるのは浅田しかいない。
635613:2001/01/27(土) 13:54
>>633=611
ご教示多謝。
Mac云々とあったので、ついiDiskのことかと。
こっち(idrive)のほうが10MB多いんですね。
636吾輩は名無しである:2001/01/27(土) 17:14
>634
はまった(笑)<田吾作
さすが世界の果てで愛を叫んだけだもの浅田。
637611:2001/01/28(日) 12:23
>こっち(idrive)のほうが10MB多いんですね。

そそ、おまけにプラットフォームフリーだしね.
ちなみに2ちゃんねるのよその板では、「アイドラ」で通じるぐらい
ポピュラーですよ.

いっそ春樹君にメールで直接教えてやろうかな.ほんとに
iDiskでもいいから使えよ.
638吾輩は名無しである:2001/01/28(日) 23:04
>611=637
っていうか、ちゃんと読めよ。
盗まれて失った原稿は1日分だけだったって書いてあるだろ。
639吾輩は名無しである:2001/01/29(月) 01:10
春樹の気持ち悪いところは慇懃無礼なところ。
自分で自分のことを頭が悪いなどとは決して思っていないのに、
「自分は頭が悪いので」などと平気が書いてしまう。
恥ずかしくないのだろうか。
640提供:名無しさん:2001/01/29(月) 01:35
>639
君の頭の悪さほど恥ずかしくは無いと思うけど。
641吾輩は名無しである:2001/01/29(月) 16:48
>639
ゴルァ(゚д゚)逝ってよし!
642吾輩は名無しである:2001/01/29(月) 17:01
村上さんの表現って面白いけど
ちょっとしつこい。
643吾輩は名無しである:2001/01/30(火) 20:51
日出る国の工場
面白かった。
644吾輩は名無しである:2001/01/30(火) 21:10
シドニーっ最高!!
あそこに村上春樹のすべてがあると僕は思う。
逆説的ではあるけれど。
みなさんはどう思いましたか?
645吾輩は名無しである:2001/01/30(火) 21:12
>644
読んでいない。
大体の村上さんの論調を希望。
646吾輩は名無しである:2001/01/30(火) 21:34
>642
言葉は「事の端」であるという言説を持ち出すまでもなく、
言葉は事実をありのままに描写することは出来ません。
だから、他者に自分の気持ちを説明しても分かってもらえなくて、
言葉の壁に絶望してしまうこともあるかもしれません。
しかし、だからといって私達は言葉嫌い(ピロロゴス)であっていいか
というと、そういうわけにもいきません。
私達は言葉のもつ限界を知りつつも言葉と向き合っていかなければならないのです。
それはもどかしいことです。

村上春樹の小説を読んで、僕も確かに「しつこい」と感じることがよくあります。
けれどもその「しつこさ」っていうのは村上春樹が自分の表現したい世界を
可能な限り読者と共有したいという誠実な態度の現われではないかなと思うのです。
その意味で僕は村上春樹の「しつこさ」を高く評価します。
あるいはあれは言葉の持つ重みを理解せずに都合のいい言葉ばかりを
使っている一部の政治家に対するアンチテーゼであるもかもしれません。
(これは深読みですが。(笑))
647吾輩は名無しである:2001/01/30(火) 21:52
知り合いで「俺、よく村上作品の『ぼく』に似てるって人に言われるんだ」
という奴がいる。どう思いますか?
648吾輩は名無しである:2001/01/30(火) 22:40
本当に僕に似ている、僕ならば
「俺、よく村上作品の『ぼく』に似てるって人に言われるんだ」
なんて、貴方に言わないでしょう。
649作家希望:2001/01/31(水) 00:44
村上さんに弟子入りしたいんだけど…。
無理だよね…。
650作家希望:2001/01/31(水) 00:45
村上さんに弟子入りしたいんだけど…。
無理だよね…。
651名無しさん@1周年:2001/01/31(水) 00:45
「世界の終わり〜」「国境の南〜」は、はっきり言って嫌い
作品の価値観が、受け付けない
バブルが崩壊する前なら、通用したんだろうけど
「風の歌〜」は、結構良いと思ったのに
ただ、「スプートニク〜」は、今までのような
ホントは無神経なクセして繊細ぶった自意識過剰人間のオナニーのような自虐ではなく
かつての自分の価値観を疑い、真剣に分析を始めようとする姿勢が感じられた
話の終わりの方での、主人公の生徒との件で、そう感じた
かつてであれば、このくだりの前に作品は完結していた

652吾輩は名無しである:2001/01/31(水) 04:58
アンダーグラウンド以降読む気がしない。
653611:2001/01/31(水) 20:08
>>638

>>611=637
>っていうか、ちゃんと読めよ。
>盗まれて失った原稿は1日分だけだったって書いてあるだろ。

ああ、スマソ。立ち読みの段階で半分だと勘違いして、
そう書いてしまったんですよ。気になって自腹で買って読み込んでみたら
その通り1日分でしたよ。

内容はないです。はっきり言って。
読み終えたあとにおもわず

「僕はどうしてここにいるのだろう?」

って呟いてしまいましよ(わら

しかし1800円もして裁断の汚い本だなぁ。上がガタガタだよ。
紙質も悪いし、860円ぐらいがちょうどいいと思うね。
654名無しさん:2001/01/31(水) 22:01
一般書籍板の村上春樹スレもええで
655638:2001/02/01(木) 22:47
>>653
読解力無いね藁

656吾輩は名無しである:2001/02/02(金) 01:32
>しつこい

「どうしたっていうのよ?」(うろおぼえ)
みたいなやつですかね。
歌のサビ(※くりかえし)みたいなもんだと
おもってますが。テンポテンポ。
657611 & 653:2001/02/02(金) 19:12
>>655

ああホントに読解力ないですよ、さっき気がつきました。
値段は1800円じゃなくって、1619円ですよね。
だからサゲで行きます。鬱だ視の卯。
658吾輩は名無しである:2001/02/04(日) 04:09
音楽の入門書ではないかと思った今日でした
659吾輩は名無しである:2001/02/05(月) 01:17
>>653
お前ってホント馬鹿だな。
あの本はワザとガタガタにしてんだよ。
お前新潮文庫とかも手抜きだと思ってたの??

知ったかぶって怒ってりゃ世話ないぜ。(プププ
あーハズカシハズカシ。
660吾輩は名無しである:2001/02/05(月) 01:25
>>653
>「僕はどうしてここにいるのだろう?」
マジで、お前なんでここに居るの??

本の上側がギザギザになってんのは、埃が溜まらないようにする為。
結構そういう本も多いよ。
漫画しか読んだことないんじゃないの??
661吾輩は名無しである:2001/02/05(月) 04:38
そのくらいにしたれよ。
662吾輩は名無しである:2001/02/05(月) 04:42
マアマアヽ(´ー`)ノ
663653:2001/02/05(月) 05:42
>>660

>本の上側がギザギザになってんのは、埃が溜まらないようにする為。

ああ、こういう本もあるんですね。はじめて知りました。

>659

ところであんた、一時期出入りしていた「半信半疑」っていう人とハンドルの人と文体が似てるけど、どうしてハンドルやめたの?
664半信半疑:2001/02/05(月) 19:24
>>663

なに??
呼んだ??
665吾輩は名無しである:2001/02/05(月) 21:06
659も653もまぁまぁそのくらいにして。

>どうしてハンドルやめたの?
ここは春樹スレだしさ。
666吾輩は名無しである:2001/02/05(月) 22:14
新刊の長編っていつくらいに出るの??

知ってる人いる??
667村上春樹:2001/02/06(火) 20:13
「シドニー」絶賛発売中!
買ってね!!
668吾輩は名無しである:2001/02/06(火) 20:35
>>667
かなしいかな、ヤフオクでもう500円ぐらいで売り出されてました。
ノルウェイの森も上下かんセットで200円ぐらいで買えます。
村上バブルがはじけました。

669666:2001/02/06(火) 21:00
「シドニー」じゃなくって、
ずっと書いてるって言ってた小説の方。
「世界の終わりと・・・」の続編とか何とかってやつ。

皆さんご存じないですか??
670666=669:2001/02/06(火) 21:01
ごめん。
669は>>667ね。
671吾輩は名無しである:2001/02/06(火) 21:24
マジで? 世界の終わり〜の続編出るの?
楽しみなような怖いような・・・。
672吾輩は名無しである:2001/02/06(火) 23:31
しっかし、なんでiBOOKなんか持ち歩くのかなぁ。いい年したオヤジが。
673吾輩は名無しである:2001/02/07(水) 00:45
>>669
ずっと書いてたわけ?
「ハードボイルド」の方じゃなくて、
「世界の終わり」の続編は書くかも知れないってHPで言ってたけど。
674吾輩は名無しである:2001/02/07(水) 00:49
大江健三郎の文体をパロってピンボールを書いたんじゃないの?
今まで、そう思っていた。
675吾輩は名無しである:2001/02/07(水) 01:14
カート・ヴォネガットの文体をパクってると、
芥川賞の選考で大江にぶっ叩かれた。
そのあと、大江は自分の推した青野を擁護のために、
村上のアメリカよりも青野のアメリカを支持すると、
某社PR誌上のエッセイで掃討戦を展開する始末。
676鍋焼きラビん:2001/02/07(水) 06:01
「スプートニク」はじめに読んだときはかなり印象薄くてダメだったが、
2回目読んでみると意外と面白いことに気付いた。
677吾輩は名無しである:2001/02/07(水) 08:20
>>639
>「自分は頭が悪いので」

確かにあれは嫌味に聞こえるね。
ただ、春樹本人は本気でそう思ってるんだろうと思う。
徹底的にデタッチメントの人間だから、周りの人間から見て自分の頭がいいかどうかではなく、
自己評価としてそう考えているんだろうね。

コミットメントしはじめたことによってこういった言動は減るのだろうかな・・・?
678名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/02/07(水) 10:28
たしかに彼は他人からどう思われているかということよりも、自分の
中の基準のほうでものごとを判断するからな。

しかし青野聡と村上春樹だったら、やっぱり村上春樹のほうが自然だ
よなあ。青野のほうなんか読んでて恥ずかしくなる。

679名無しのオプ:2001/02/07(水) 15:15
「世界の終わり」×
「世界の終り」○
頼むよ。本のタイトルくらいは正確に表記しようよ
1年3ヶ月もの間、誰も指摘しないなんて・・・ルーズ過ぎるぞ、ここの住民
680吾輩は名無しである:2001/02/07(水) 15:47
作者もHPで間違えてたぞ・・・
681吾輩は名無しである:2001/02/07(水) 15:57
>679
確かにそうだな・・・スマソ
というか、本当に誰も気がつかなかったのか?
682吾輩は名無しである:2001/02/08(木) 02:38
村上ファンのみなさん。
「ライ麦とノルウェイ」について意見を下さい。
どしどし、行こう。
683吾輩は名無しである:2001/02/08(木) 06:59
ノルウェイについては別スレで。
緑はでも、春樹の奥さんがモデルだそうだ。
684吾輩は名無しである:2001/02/08(木) 17:52
村上陽子ってage?
685吾輩は名無しである:2001/02/08(木) 17:58
早稲田卒の春樹の嫁。
学生結婚
686吾輩は名無しである:2001/02/08(木) 18:12
確か隣の席に座ってて仲良くなっただかなんだか。
嫁さんネタ多すぎ
687吾輩は名無しである:2001/02/08(木) 23:10
>>685
文京区のフトン屋の娘ね。
一時期春樹はそこでマスヲさんやってた。
688吾輩は名無しである:2001/02/09(金) 00:05
顔を見てみたい……。
689考える名無しさん:2001/02/09(金) 00:45
kabudesippaisimasita
690吾輩は名無しである:2001/02/09(金) 06:31
奥さんも写真集の本出してるよ。
彼女はマスコミに春樹と同じで出ないけど、春樹の事務所の近くでとかだと春樹と歩いているのを見かけることが出来るそうです。
かわいいんじゃない?
691吾輩は名無しである:2001/02/09(金) 21:59
安西水丸さんがよくイラストを書いているね。
結構かわいいらしい。
でも、もはや歳だとは思うが。
692吾輩は名無しである:2001/02/10(土) 07:08
安西水丸と村上春樹の事務所は隣同士。
本名渡辺昇。
693吾輩は名無しである:2001/02/10(土) 17:40
近親嫌悪説です、龍との仲。
694我輩は名無しである:2001/02/11(日) 00:01
今絶版している本ってもう手に入らないんですか?
695吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 05:57
村上春樹の本名が
渡辺昇なの?
>>692
696>>695:2001/02/11(日) 07:19
安西水丸の本名がだよ。
697吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 08:05
村上春樹の本名は村上春樹だよ。
698吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 10:16
>697
立花隆の本名は橘隆志だよ。
699吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 17:34
龍の家族構成を知りたい。
700考える名無しさん:2001/02/11(日) 20:31
父親は美術教師、母親もたしか学校の先生、それに妹もいたはず。佐世保の
坂の途中の家に住んでいた。
701考える名無しさん:2001/02/11(日) 20:39
たいていの作家は考えて書くとつまらない作品になるのだが、村上春樹はそれに当てはまらない稀な作家。
頭をつかって書くのは物語の根源的な力が落ちると思いこんでいるのかもしれないが、いまのままじゃ
中途半端。そもそも書くべきものは何ももってないのだから、初心にかえって
スタイルや戦略にもっとこだわりを見せてほしい。
702吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 23:20
「シドニー!」買ったよ。
最初の有森裕子さんのマラソンの描写がとても素敵だった。
高橋尚子さんはどんな風に書かれているのか、
いまからとても楽しみです。
703吾輩は名無しである:2001/02/12(月) 21:27
最近ヒットが無いね、春樹。
704考える名無しさん:2001/02/12(月) 23:19
なくても悠悠自適だし。金があるって素晴らしいわね。
705吾輩は名無しである:2001/02/13(火) 02:00
>>704
奥さんが株に手を出して失敗し、首が回んないんじゃなかったっけ??
だから最近駄作ばかり出版してる。っていうか、出さざるを得ない。
706吾輩は名無しである:2001/02/13(火) 03:18
全盛期過ぎてるから次の長編も期待するだけ無駄か?
707吾輩は名無しである:2001/02/16(金) 22:06
トレンディーじゃないんだ・・・・
708吾輩は名無しである:2001/02/16(金) 22:14
文化的雪かきだからね。
709吾輩は名無しである:2001/02/16(金) 22:20
>707
そのセリフって「ダンス・ダンス・ダンス」の最初のほうに出てくるよね!
一時期そのセリフが頭から離れなかった。
710吾輩は名無しである:2001/02/17(土) 04:03



かっこう
711吾輩は名無しである:2001/02/17(土) 11:31
自覚してるなら、春樹も辛いだろうな。
書きたいものが書けないとかね。
712吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 14:44
やっぱり嫁ってのは大事だな
713吾輩は名無しである:2001/02/18(日) 18:12
春樹の場合はベタ惚れらしい。
714吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 20:07
株で失敗って本当?
以前、エッセーでマンション買わなかったって書いてたけどね。
715吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 20:09
詳細知りたい。
どう損したんだ?
716吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 20:09
車よりタクシーって書いてたけど、今はすごく車好きってかんじ。
717吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 20:32
こんにちは、
僕のいっていることは時々昔言っていたことと180度変わってしまうことがあります。
車だって、昔は、新幹線のグリーン車だけで十分だと思っていたけど、
今では、マツダのユーノスロードスターのMT車に乗っていたりします。
まあその時々によって人は気分がかわるもんなんですね。
オープン2シーターは気候があったかくなってくると楽しいですね。
目立っても、恥ずかしくても、知り合いに馬鹿にされても、とにかく屋根を下ろして町に出る。
これが基本です。僕は自転車に乗るような感覚で乗っています。
チャオ。
718吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 20:38
あっ、春樹さん、今、日本ですか?ところで車はロードスターなんですか?
HPにはイタリア車って書いてあったような気がしますけど…?
719吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 20:44
本人も言う事が僕はころころ変わることがあるんですとか書いてたね。
720吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 20:46
イタリアではイタリア車に乗ってたそうです。
1年か2年ほどイタリアで春樹は暮らしてました。
721吾輩は名無しである:2001/02/19(月) 21:01
ランチャ、だよね?
722名無し組:2001/02/27(火) 01:27
age
723ももひき@名無しさん:2001/02/27(火) 02:03
ノルウェイの森読んだ。
エッチなことしてるなあ、いいなあ、って思った。
724吾輩は名無しである:2001/02/27(火) 08:47
何故かほのぼの
725吾輩は名無しである:2001/02/27(火) 09:31
こんにちは

今日はチャオの語源についてちょっと話そうと思います。
これはペルシャ語で「神があなたの家でおいしい食事をなさるように」
という意味の、挨拶の言葉です。
意味が長い割には言葉が短いですよね。
なぜ使うか?
ただの挨拶です。
チャオ。
726 :2001/02/27(火) 15:18
「村上春樹読者=知的」っていう認識を持つ世間知らずをたまに見かけるが
村上春樹の読者って知的障害、精神薄弱なかんじがする
727吾輩は名無しである:2001/02/27(火) 16:25
>>726
それはそれでずいぶん色眼鏡かけてるように聞こえるけど
728吾輩は名無しである:2001/02/27(火) 16:26
俺は今35才だが、中学・高校と春樹作品と過ごした。
羊をめぐろ冒険が、群像の新人賞を取ったことが帯に書いてあった頃だ。
あれはバブル前のことだった。
時代背景が変わってしまった現在、春樹作品を呼んでいる君たちが
どんな感性を持って受け取っているのか。
多分、当時の高校生とは違うんだろうね。
729吾輩は名無しである:2001/02/27(火) 16:53
春樹の小説はのんびりできる。
今の時代はすべてが駆け足。ハワイ気分ではいられない。
だから、良い本も出ないんじゃないかな。
もっとマターリ時間の流れに身を任せて本を書いてほしいね。
730吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 00:58
>>728
群像の賞は風の歌を聴けじゃなかったっけ。

めぐろ冒険は少し笑いました(ゴメソ
731考える名無しさん:2001/02/28(水) 10:06
躁だね、「羊をめぐろ」は野間文芸賞だったはず。村上龍は「コインロッカー」で、ふたりとも
3作目でこの賞を受賞してるんだね。春樹のほうが年上だけど、デビューは遅いから
当時は龍を追いかけていたようなところもあるんじゃないかな。l
732許せ:2001/02/28(水) 10:26
「めぐろ三部作」なんつって。
失礼しました。
733吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 13:20
春樹さんの本を読んだ人の中で、かなりの割合はこの人の書き方を真似しようとしてしまう(意識的、無意識的に)。
でも真似しきれなくて自己嫌悪に陥ったり、真似できたところで「村上春樹に似てるね」って言われてしまう。
…罪な人。
734吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 14:52
>>733
一般書籍板に物真似スレがあるのは、そう言うことだったのか。
735名無しさんの主張:2001/02/28(水) 17:30
村上春樹って名前がなんか良くも悪くも
ミーハーな感じ
736吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 17:34
本名でしょ?
春に生まれたか、両親が似たような名前かどっちか。
737吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 20:16
春樹は12月生まれです
738おえるん:2001/02/28(水) 22:49
このスレ全部一気に読みました疲れました。
村上春樹の作品が「乗り越えるべきもの」である。
というのが非常に心に残りました。
僕も、もう乗り越えたのだと思います。

ただ今でも1年に1回だけ「ノルウェイの森」読み返す時期があります。
そうして4年が経ちました
ノルウェイの森が最高傑作だと言うつもりはないけれど、
僕にとっては非常に意味のある作品になっているし、これからもっと
意味深い作品になるだろうと思います。

もちろん彼の新しい作品が出るたびに書店で買ってしまいますが、
それはもう時間潰しの道具にしかなっていません。
もう僕にとって終わってしまった作家ですね
739吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 23:41
この人の書くものって、誰にでも共感できる話を
書き出すのが、とても上手いと思う。
だから、これだけ多くの人に読まれているんだと思う。
だから、誰にでも、春樹的な物はあるし、春樹のような物も書けるんだと思う。
でも、真似るのはできたとしても、オリジナルにはやっぱりかなわない。
誰もがやっていないことをしたという点では
コロンブスの卵のようなものだと思う。
740吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 00:36
春樹は1月生まれです。
新春に生まれた。
741吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 01:57
いいえ。
春樹は5月生まれです。
742吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 02:29
本名:村上春樹(「村上春樹」はペンネームではありません)

誕生日:1949年(昭和24年)1月12日

誕生地:京都府

育成地:兵庫県

学歴:兵庫県立神戸高校卒業 、早稲田大学文学部演劇科卒業

743吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 03:34
てことは52才ですか?!
「スプートニク」を書いたのは50才だったってこと?
なんかすごいかもしれない。
744吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 05:22
>>726
お前が一番世間知らずでもの知らないだけだろう。薄ら馬鹿が。
745吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 07:22
春樹っぽい文体で書いてたら
新人賞は無理かなあ。
めっちゃ好きなんだけど。
746吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 11:07
エピゴーネンはあかん
747吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 13:46
>>745
文章やスタイルが村上春樹に似ていると新人賞はおろか
予選でアウトになるらしい。
止めといたほうが無難。
748イルカ:2001/03/01(木) 16:45
彼以外が彼の文体を使うと自意識べたべたになるからねぇ
749吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 17:54
>>747
前に2chで群像の新人賞は春樹へのリスペクトがないとダメって見たけど…
750考える名無しさん:2001/03/01(木) 19:21
前回の群像新人賞で、ハルキっぽい文章の頭悪そうな学生が、
なんか副賞受賞してたじゃない?
751747じゃないが:2001/03/01(木) 19:27
>>749
すると、阿部は春樹をリペクトしてたのか?
752>751:2001/03/01(木) 19:30
IPでね
753吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 22:33
春樹スタイルは中毒になるんだよね。
春樹に影響されて、これまでのスタイルを
一気に崩した奴ってよくいるもの。
かくいう俺もそうだが…。
春樹本当には罪な人…。
754吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 23:51
春樹読みたいけど、就活で読む時間が取れない。
人より準備が遅れてるのよ。
またきまーす
755吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 00:05
こんばんは
僕は若い頃は読んだ小説にいろいろと影響を受けました。
プーシキンの短編に、決闘を挑まれた若い男が、決闘の場所までのんびりとクールにサクランボを食べながら向かうシーンがあって、
僕はそのおかげで春のあいだじゅう歩きながらサクランボをいっぱい食べて、
ときどきおなかをこわしました。
だからなんだといわれれば、なんにもないんですけどね。


756吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 01:18
サクランボの種からは、その後芽がふきましたか?
いまごろは
立派な桜になって、かわいい実をつけていますか?
あなたの決闘は、どうなりました、それで?
757吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 02:20
>>756
HPからの転載だよ。

>>755
転載する人はなにか注意書きをつけよう。
758麻枝 准:2001/03/02(金) 02:34
村上さんがいなかったら今の僕は存在しません
絶対的な距離を保つ二つの世界…
僕に与えた影響は多大なる物だった

ちなみに今はしがないシナリオライターやってます
759756ですが>757:2001/03/02(金) 03:51
転載ではありません、>>755についつられて書いてしまった。
sageて書かなくて悪かったけども。HP?そんなウザいもの
ないよ、忙しいの。ちょっと遊ばしてもらったのよ。
760吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 03:55
>>759
>>755が転載ってこと。たぶん。
761吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 09:57
やべぇ、756がいろんな意味で恥ずかしい。。。
762吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 13:23
>>726
サンドウィッチ、ビールはパラノイアの象徴
ドーナッツは精神薄弱の象徴
とプロイトが言っていた
763吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 13:41
756=761?ねかまなんかね。
764757:2001/03/02(金) 14:09
>>756
>>755はHPからの転載だよ。

文学板に来てるくせに適当日本語。反省。
765吾輩は名無しである:2001/03/04(日) 15:38
24にして初めて「ノルウェイの森」を読んだ。
純粋に良かったと思う。食わず嫌いはいけない。
もう少し、早く出会いたかった1冊。
、、、、もうちょっと村上に浸りたいけど、
次何読んだらいい?お勧めあれば是非。
766吾輩は名無しである:2001/03/04(日) 15:55
>765
初期短編、「中国行きのスロウ・ボート」など。
767吾輩は名無しである:2001/03/04(日) 19:19
>>765
「風の歌を聴け」とかいいかもね。
ねじまき鳥は俺キライ。
768吾輩は名無しである:2001/03/04(日) 23:43
先月から、西部ガスの「アンド」って、広報誌に
エッセー書いてますよ with 水丸イラストで。

なーんでこんなローカル誌に?と思ってたら(福岡・長崎のみ、たぶん)
生活困ってたんですかー。

既出だったらすんまそん。

769考える名無しさん:2001/03/05(月) 00:11
>765
やっぱアンダーグラウンドでしょ。
小説じゃないけど…
770吾輩は名無しである:2001/03/05(月) 00:35
>>769
あれはドキュメントタッチだから村上ワールドが描かれてない。
更に長すぎるので、途中で挫折してしまいました。すみません。
おいらのお勧めは1973年のピンボール。
771吾輩は名無しである:2001/03/05(月) 00:57
>768
はじめから本にするつもりでいるから、作品をつづける為の
ベースメイクの役割にさえなれば、発表媒体はどこでもいい
のでしょう。
連載の原稿料なんて春樹からしたらどこの雑誌もさして変わ
らないようなものだと思います。
772吾輩は名無しである:2001/03/05(月) 01:22
ノルウェイの後に読むなら断然「風の歌を聴け」。だんだん年代順に
読んでいく。
773吾輩は名無しである:2001/03/05(月) 01:33
最初の三部作が良い。
「羊をめぐる冒険」が特に。
ジェイさんが凄く好き・・。
774吾輩は名無しである:2001/03/05(月) 01:40
>>773
俺は「羊をめぐる冒険」の良さだけがわからないのよ。
良かったら説明してくれる?
風、ピンボール、ダンスは好きだよ。
775吾輩は名無しである:2001/03/06(火) 00:02
しかし、ノルウェイのあとにいきなり風の歌を読むと
そのスタイルの違いに驚くのでは。
かたや、近代的リアリズムにもとづいた正統派の恋愛小説、
かたや、ポストモダンの意匠をまとった思弁的要素つよい青春小説。
ノルウェイがいいと言うひとが読んだら小説とは思わない可能性まで
ある。
だとしたら、徐々にハルキの特異性に馴れさせるという意味で、
蛍、納屋を焼くなどの短編ものがいいのでは。

776吾輩は名無しである:2001/03/06(火) 00:07
チャンドラーとヴォネガットも読んどけよ。
777吾輩は名無しである:2001/03/06(火) 00:20
アンダーグラウンドは面白かった。他の春樹作品(そっちはそっちでいい)
と関係なく読んだ。
事件そのものよりも、被害者一人一人の人生が描かれている部分が
特に印象的だった。上京、就職、転職、結婚、引っ越し、みんな色々だと思った。
フツーの人たちの様々な人生を垣間見ることができた。
「珍しいもの」ばかりを取り上げようとするメディアをいくら覗いても
出てこない平凡なはずの話が、かえって新鮮だった。
(そのことはあとがきに引用された読者の感想にも書かれていたが)
778吾輩は名無しである:2001/03/06(火) 23:29
>>758
ここではやめましょうよ。
トレンディーでもないんだ・・・・


779吾輩は名無しである:2001/03/07(水) 00:50
春樹さんが井戸にこだわるのは何故なんですか?
何か理由があったと思うのだけど知ってる人いる?
780吾輩は名無しである:2001/03/07(水) 04:02
>779
ユングからじゃないですか?
781吾輩は名無しである:2001/03/07(水) 04:07
>777
人間って興奮すると自分でも思ってもいないこと
たまに云うじゃない。
春樹さんはそのあたりで狂言させないギリギリを
いったと思うのね。あの本では。
だから、あんなのダメだっていわれてたけど
実はあれがドキュメンタリーなんじゃないか?
っていう部分でかなりかってます。
本人も勇気がいったろうに。
782吾輩は名無しである:2001/03/07(水) 06:16
荒木スミシが村上春樹を崇拝してるみたいですが、
この人の作品読んだことのある人いますか?
いたら感想きぼんぬ。無名っぽいからいないかな・・・
「新人作家の注目株」スレに書こうかと思ったけど、
あのスレ怖いことになってるので・・・
783吾輩は名無しである:2001/03/12(月) 20:18
「蛍」とか「火曜日のねじまき鳥」とかの短編って、長編小説の中にそのまま含まれてるけど、
あれってどういう背景でそうなったの?
短編を発表した後に、長編に盛り込んだのかな?
だとしたら、長編を連載してるとき、短編と同じ個所がそのまま連載されたりしたの?
それって、買った人は「金返せ」とか思ったのかな。
当時の状況がわからないので、知ってる人いたら教えてください
784吾輩は名無しである:2001/03/12(月) 20:23
『パン屋再襲撃』と『夢で会いましょう』の中のパン屋を襲う話がリンクしていることについて、
どうして誰も触れないのだ?
話の順番的には、『夢で会いましょう』のパン屋を襲う話 → 『再襲撃』だと思うがどうよ?
785考える名無しさん:2001/03/13(火) 02:02
>783
音楽でいえば、シングルとアルバムの関係みたいなものだと思います。
ハルキもそんなことをいっていた記憶があります。
786吾輩は名無しである:2001/03/13(火) 20:02
>783
安部公房もにたようなことやってるしね
同じ話の別バージョンが何個かあったり戯曲にしたりシナリオにしたり。
787名無しさん@低消費電力:2001/03/14(水) 16:56
どうもトランスメタにも「ノルウェイの森」ファンがいるらしいね。

http://www.zdnet.co.jp/news/0103/14/e_midori.html

ああ、そうだよ。ネタだよ。笑ってくれよ。ケ
788吾輩は名無しである:2001/03/14(水) 17:31
全部彼自身の自伝的な物語なであると思います。
789吾輩は名無しである:2001/03/14(水) 17:51
>>788
夏目漱石とか、森鴎外も自伝的なのが多いよ。
790吾輩は名無しである:2001/03/15(木) 02:51
そういえばTVピープルの中に加納クレタって話があったな
あれもねじまき鳥とリンクしてるだろう
791吾輩は名無しである:2001/03/15(木) 10:04
>>784『夢で会いましょう』の中のパン屋を襲う話
全集には『パン屋襲撃』ってタイトルで『パン屋再襲撃』と一緒に載ってるよ。
書かれた順番も『パン屋襲撃』→『パン屋再襲撃』のはず。
792吾輩は名無しである:2001/03/15(木) 14:06
彼のさくひんの映画見たことある人いる?
793吾輩は名無しである:2001/03/15(木) 15:02
>>792
いや見たことない。出来はどう?
794792:2001/03/15(木) 16:54
ビデオ屋で探してもない。
海外で、映画化された作品もあるそうだ。
795吾輩は名無しである:2001/03/15(木) 17:50
>794
エッセイで「風の歌を聴け」の映画を高校の後輩の大森一樹が監督したって書いてた気がする。
796吾輩は名無しである:2001/03/15(木) 18:46
“風”だね。室井滋が出てたな(ヌードで・・・)
オソロシク退屈な映画だった。
“文学の効用”についていろいろ考えさせられる。
797吾輩は名無しである:2001/03/15(木) 18:49
大森一樹の「風の歌を聴け」ならレンタルしてますよ。
798吾輩は名無しである:2001/03/15(木) 19:58
「風の歌を聴け」以外なら↓もあります

http://homepage1.nifty.com/tollywood/100girl.htm

・・・室井滋がよく使われることに対して原作者はどう思ってるんだろう。
799吾輩は名無しである:2001/03/15(木) 21:00
村上 春樹と同じ早稲田だからよく使われているのかな?
何役で出てるの?>室井 滋。
800吾輩は名無しである:2001/03/15(木) 22:15
春樹の作品は映画化してほしくないな
801吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 09:05
世界の終わりをやってほしい。
塚本信也あたりに(笑
802吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 16:09
小説を映画にするのはガッカリ%が高いので怖い。
できれば見たくない、でもやってると見に行く。
ガッカリを確かめに。
ああいうのは「映像化させてください」といわれたら
断れないのかな?
もう小説が発表されたら自分でどうこう出来る物ではないようだけど…。
803 :2001/03/16(金) 17:03
関係無いけどコピ厨きしょいね。
知性の欠片もない。
喪名亜とか擬古とか。
804吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 17:37
村上春樹は「風の歌を聴け」以来、自分の作品の映画化の誘いは断り続けている・・・
とインターネットの村上朝日堂で言ってたような気がするよ。
805吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 20:45
映画はだいたい原作があるものだけど。
先に文で自分の好きな様に読んで、心で広がってる絵なんかを
「違うよ」とされると悲しい。
先に映画を見てればいいんだろうけど。
別モン、って思わないと。
806吾輩は名無しである:2001/03/16(金) 22:07
はじめの頃佐々木マキさんの絵でしたよね。
『風の歌を聞け』っていうとあの表紙が浮かんでしまう。
いまなら・・・またたびあびた、みみよさんになっちゃうのかな?
807吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 01:39
お前のせえさ
808吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 09:05
関係ないけどマグノリアって雰囲気がなんか村上春樹っぽいと思った。
春樹好きなら観てみ。
809吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 18:48
春樹の小説の中の主人公って
のっぺらぼうのイメージなんだよね。俺的には。
だから特定の人物に演じてほしくないな。映画でもTVドラマでも戯曲でも。
810吾輩は名無しである:2001/03/17(土) 18:50
sydney!読みました。
ちゃんと面白かったですよ。
おーじーマメ知識も結構ついたし。
『遠い太鼓』もすきだったけど、こっちも面白かった。
811吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 08:31
村上春樹?
へぼくて笑っちゃう
812吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 10:24
「ノルウェイの森」映画化
CAST
僕…
直子…
緑…
レイコさん…
永沢さん…
ハツミさん…
突撃隊…

監督…

キャスティングどうぞー。
813吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 13:25
僕… 滝沢秀明
直子…フカキョン
814吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 13:27
突撃隊・・・山下 清
815吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 13:52
緑・・・榎本加奈子
突撃隊・・・大島渚
816これでいいのか?:2001/03/19(月) 13:55
CAST
僕… 滝沢秀明 (1)
直子… フカキョン (1)
緑… 榎本加奈子 (1)
レイコさん…
永沢さん…
ハツミさん…
突撃隊… 山下 清(1)大島渚(1)

監督…
817吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 15:29
無茶しすぎ・・・
818吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 16:19
レイコさん… 川島なお美
永沢さん… 福山正治
ハツミさん…藤原紀香
監督・・・井筒監督
819吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 16:22
映画「ノルウェイの森」CAST
僕… 滝沢秀明
直子… フカキョン
緑… 榎本加奈子
レイコさん… 川島なお美
永沢さん… 福山正治
ハツミさん…藤原紀香
突撃隊… 山下 清 (渚は持病で辞退)

監督… 井筒監督

最低だよ、これ。

820吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 16:22
レイコさんって乾燥している感じがするんですけど、
川島さんはかなりウエットですよね。
それが逆にいいかも?
821氷室原始:2001/03/19(月) 16:29
僕…出川哲朗(郎?)
822吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 16:29
渚はほんとに突撃しそうだから?
823吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 16:31
山下清って足やガンの輔で逝くの?
824吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 17:05
難しいね、キャスティング。
特に「僕」
825吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 20:09
山崎まさよし、だめ?
826吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 22:12
>>825
全然だめ。
827吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 22:37
村上春樹?
ださくて笑っちゃう
828考える名無しさん:2001/03/19(月) 23:18
今更そんな正論言われても・・・・・・
829吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 01:30
俺的にはレイコさんはクリープの宣伝ででてきたショートのおばさんなんだが。
830吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 03:03
>>829
誰?
黒木瞳だめ?
831吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 03:08
僕     稲垣吾郎
直子    笑う犬にでてるオセロじゃない女
突撃隊   ゴリ
レイコさん 今井美樹
832吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 09:00
突撃隊はひょろっとしてる感じがするが。
玲子さんのあのシワってどうなんだ。
833吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 11:07
ファンサイトみたいになってきたな・・・。
834名無し:2001/03/20(火) 12:07
春樹、金に汚い。自分の好きなインタビューしか受けんし、なのに
「シドニー」ってなによ??あれ。
835吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 12:14
そう叩かれるのも影響力がある証拠。
836吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 12:21
>>835
なんせ偽善国民大作家様だからね
837名無し:2001/03/20(火) 12:29
彼が求めていた「欲望の論理で動く資本主義」の『救い』という
ものに、少なくとも希望を感じていたんだけれど(UGとか)
でも、春樹はそれを上手く利用している感がある。
838吾輩は名無しである:2001/03/20(火) 13:57
800越えたしそろそろ2作らないとサーバーに負担がかかるけど。
2を建ててもいい でしょうか?
839名無し:2001/03/20(火) 14:20
OK
840吾輩は名無しである:2001/03/21(水) 22:21
841吾輩は名無しである:2001/03/31(土) 21:36
「中国行きのスロウボート」が現代国語(現国)のテストにでて
困った
842吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 17:48
これだけ、レス付いているということは、
やっぱ、作家じゃないの?
843吾輩は名無しである