重力の虹
フランドルへの道
3 :
吾輩は名無しである :2014/06/21(土) 15:16:00.82
自由への道
サミュエル・ベケット『モロイ』(1951)
>>3 『自由への道』は1945-1949に出版。
6 :
吾輩は名無しである :2014/06/21(土) 15:34:05.70
はかない人生
7 :
吾輩は名無しである :2014/06/21(土) 16:19:14.80
百年の孤独
ロリータ
9 :
吾輩は名無しである :2014/06/21(土) 18:02:56.89
重力の虹
紙葉の家
1950年以降はもはや文学の時代じゃない ・・・なんて言ってみるwww
百年の孤独一択
1950年以降ってのが結構ツボを押さえた設定だなぁ 蠅の王
20世紀の代表的文学作品は20世紀前半までにほぼ出揃っていて20世紀後半は文学衰退(終焉?)の時代。 その20世紀後半以降から敢えて、か。 面白いね。
緑の家
Philippe Sollers - Paradis
@ Memoirs of Hadrian Marguerite Yourcenar 1951 A Molloy, Malone Dies, The Unnamable, a trilogy Samuel Beckett 1951–53 B Poems Paul Celan 1952 C Invisible Man Ralph Ellison 1952 D The Old Man and the Sea Ernest Hemingway 1952 E The Sound of the Mountain Yasunari Kawabata 1954 F Lolita Vladimir Nabokov 1955 G Pedro Páramo Juan Rulfo 1955 H The Devil to Pay in the Backlands João Guimarães Rosa 1956 I Things Fall Apart Chinua Achebe 1958 J The Tin Drum Günter Grass 1959 K Children of Gebelawi Naguib Mahfouz 1959 L The Golden Notebook Doris Lessing 1962 M Season of Migration to the North Tayeb Salih 1966 N One Hundred Years of Solitude Gabriel García Márquez 1967 O History Elsa Morante 1974 P Midnight's Children Salman Rushdie 1981 Q Love in the Time of Cholera Gabriel García Márquez 1985 R Beloved Toni Morrison 1987 S Blindness José Saramago 1995
夜のみだらな鳥
百年の孤独でええんちゃうか
青白い炎
族長の秋だろ
百年の孤独を挙げる奴は全然本を読んでない
つか何を基準に傑作としてるん? ポストモダン文学なんてどんだけわけ分からんくて難しい小説かけるか勝負してるよーなもんじゃね?
25 :
13 :2014/06/28(土) 20:03:52.64
俺は100年後でも古典として読まれてそうな中から選んだつもりだけど
いまは世界ではどういうのが流行っているの?
アメリカは理数系の知識を適用した実験的な作風が未だに健在 マジック・リアリズムのラテン・アメリカ文学は世界的に広まってる ロシアではターボリズムなんてのも出てきてる
小説じゃないけど恋する虜
クロード・シモン『アカシア』
ウィトゲンシュタインの箒
33 :
吾輩は名無しである :2014/06/29(日) 16:17:27.50
ミシェル・ウエルベック/素粒子
34 :
吾輩は名無しである :2014/06/29(日) 17:37:02.19
こういうスレがあると自分がいかに古い小説ばっか読んでるかを痛感するな ピンチョンもマルケスもナボコフも一応読んではいるけど それが最高だと言い切るには、読破した範囲が狭すぎて全然自信がない
>>27 なるほどありがとう
それぞれ具体的な作品を教えてもらえたらすごくうれしい
36 :
吾輩は名無しである :2014/06/30(月) 02:40:31.64
クンデラ『冗談』
書かれたのは1929-40で出版されたのは60年代の「巨匠とマルガリータ」は駄目?
ニューロマンサー
>>35 アメリカ
ピンチョン『逆光』
パワーズ『囚人のジレンマ』
エリクソンの『Xのアーチ』
ダニエレブスキー『紙葉の家』
デリーロ『堕ちてゆく男』
アジア・アフリカ
莫言(中国)『豊乳肥臀』
パムク(トルコ)『私の名は紅』
ラシュディ(インド出身)『悪魔の詩』
クッツェー(南アフリカ出身)『恥辱』
ロシア
ソローキン『青い脂』
ペレーヴィンの『チャパーエフと空虚』
パムクは好きだな〜 ところで村上春樹はどういう位置づけなんだろうか
ベケットのトリロジー(『モロイ』『マロウンは死ぬ』『名づけえぬもの』)
キングは?
セリーヌのトリロジー(『城から城』『北』『リゴドン』)
>>39 どうもありがとう
どれもおもしろそう
「恥辱」だけうちにあったのでとりあえず読んでみる
ヘンリー・ミラー ネクサス
46 :
吾輩は名無しである :2014/07/02(水) 08:12:04.64
フランドルへの道
47 :
吾輩は名無しである :2014/07/02(水) 11:26:00.31
くそったれ!少年時代
48 :
吾輩は名無しである :2014/07/02(水) 12:09:25.92
スティーヴ・エリクソンなら彷徨う日々のほーがいいと思うんだけど、どーだろう…
49 :
吾輩は名無しである :2014/07/02(水) 12:38:43.24
ウエルベック「地図と領土」
重力の虹一択
52 :
吾輩は名無しである :2014/07/02(水) 16:32:25.92
パムク雪
53 :
吾輩は名無しである :2014/07/02(水) 17:05:49.83
ナボコフロリータ
54 :
吾輩は名無しである :2014/07/02(水) 17:07:00.02
アリスマンローイラクサ
55 :
吾輩は名無しである :2014/07/02(水) 17:07:41.28
高行健霊山
56 :
吾輩は名無しである :2014/07/02(水) 17:59:11.64
アイザックBシンガー短い金曜日敵ある愛の物語
57 :
吾輩は名無しである :2014/07/02(水) 18:01:16.79
スタインベックわれらが不満の冬
残雪 蒼老たる浮雲
バース「酔いどれ草の仲買人」
アーヴィングみたいなのは普通すぎてだめか・・・
61 :
吾輩は名無しである :2014/07/02(水) 19:12:03.84
ナディンゴーディマバーガーの娘
62 :
吾輩は名無しである :2014/07/02(水) 21:10:51.72
どんどん小粒になってるw嫌いじゃないけどw
「最高傑作」じゃなくて 「1950年以降の海外文学全集に収録されそうな作品」ぐらいでかんがえたほうがいいようなw
ペレーヴィンは『ジェネレーションP』が最高だわ
ルクレジオの黄金探索者に決まってるだろ
66 :
吾輩は名無しである :2014/07/03(木) 08:56:43.38
12モンキーズ
>>60 アーヴィングは大好きって程ではないが作品の文学的寿命はピンチョンより長そうな希ガス
アメリカならマラマッド『修理屋』とスタイロン『闇の中に横たわりて』。 フランスならシモン『フランドルへの道』とロブ=グリエ『嫉妬』。 ロシアならパステルナーク『ドクトル・ジバゴ』とソルジェニーツィン『ガン病棟』。 ドイツならノサック『弟』。イギリスならファウルズ『フランス軍中尉の女』。 その他ではナボコフ『ロリータ』、ガルシア=マルケス『百年の孤独』、クンデラ『冗談』、モラヴィア『軽蔑』。 これでベスト12か。
ここまでボラーニョの《2666》が出てないのは意外
確かに「黄金探索者」面白かったな あとがきで実は三部作と知ってしかも邦訳がないと知ってがっくりした記憶もある あの三部作は結局全部つながってんの?それぞれ独立した作品としても読める?
ペドロ・パラモ
>>69 意外ではない。たいした作品ではないからな。お前には真偽の区別が分からんか?
マジレスするとロリータかフランドルへの道か重力の虹だべな
>>72 毀誉褒貶激しいけど話題性からして出てないのが意外っていったまでだけど
そこまで言うならそこ真偽の区別()とやらを詳しく語ってくれませんかね
最高傑作といわれるとあげづらい
バラードのクラッシュ
タイタンの妖女
ピンチョンはヨーロッパではさして評価高くないんだがね。
ピンチョンの文学は本質的に 60〜80年代の文脈でしか 輝かないローカルな類じゃない メイスン&ディクソン以降 ちゃんと読んでないからわからんが
ピンチョンを最初に評価したのって ヨーロッパじゃなかったっけ
ノーベル賞審査員がピンチョンと相性悪い感じ でも毎年候補には上げられてるらしいから評価されてないってのは無いと思う
>>81 候補になってるかは分からない。数十年経たないと公表されないから。
ただマスコミが予想しているだけ。ピンチョンは今は評価高くない。
1970年代は高かったが。ポストモダンも今や時代遅れ。
今評価高いのって誰なの?
ガルシアマルケス 『コレラの時代の愛』
都会と犬ども
木のぼり男爵
ここまで石蹴り遊びが出ないとか。
>>70 『黄金探索者』の第2部に当たる『隔離の島』は去年暮れに出ましたよ
第3部の『はじまりの時』はずいぶん前に出版されてる
話としてはおのおの独立してるらしい…未読スマソ
>>86 それ凄く面白いけどカルヴィーノの代表作ではないかなあ
『見えない都市』好き
ヴァインランド
アルテミオ・クルスの死
シモン アカシア
ブリキの太鼓はきつかった
フランドルへの道 挫折
トニモリスンは?
タニモリサン
ベケット 名づけえぬもの
101 :
吾輩は名無しである :2014/07/14(月) 03:16:45.40
アカシア
102 :
吾輩は名無しである :2014/07/14(月) 11:20:54.25
狙われたキツネ
コンコンw
時計じかけのオレンジ
メイスン&ディクスン
小説じゃないけどデリダのGlas
ハリー・ポッター
V.
シモン『アカシア』
110 :
吾輩は名無しである :2014/07/17(木) 06:09:11.53
青白い炎
111 :
吾輩は名無しである :2014/07/17(木) 08:18:25.27
ドクトル・ジバゴ
112 :
吾輩は名無しである :2014/07/17(木) 15:41:31.02
バーガーの娘
113 :
吾輩は名無しである :2014/07/17(木) 22:32:47.42
Donald Barthelme”Snow White ” Alasdair Gray”Lanark” Harry Mulisch”De Procedure”
114 :
吾輩は名無しである :2014/07/20(日) 12:18:10.14
さて、プルーストやジョイスに匹敵できるやつはいるか? 答えは否だ
プルースト厨wジョイス厨w 源氏物語厨と同レベルww 能無しなことを言ってドヤ顔の夏厨www
116 :
吾輩は名無しである :2014/07/20(日) 15:14:25.71
霊山
プルーストやジョイスや源氏物語や、イリアスや神曲は、 動物園の動物みたいなもんでオリを隔てて眺めるもんだよ。 現代を描く小説とは別のもの。
「○○はラノベ」厨
プルーストは違くね
なにが?
20世紀前半のジョイス、プルーストに匹敵する作家が後半にいるかという問い。
このスレはその問いを括弧に入れて二十世紀後半の名作を挙げるスレなんだが
そういう前提すら理解できないKYが涌くとスレがつまらなくなるな
1950年以降も傑作目白押し 文学の未来は明るいな
Lolita
アーダ
コーダ
言うんじゃない
レターズ
キャベーヅ
トマート
ポテート
キャロット
栗原裕一郎 @y_kurihara 結局のところ、AKBがここまで巨大になったのも、ムーブメントが広範になったのも、関係性の現代性ゆえでしょ。 そこを掬うことができずに何が文学かと(笑)
?
恥辱
137 :
吾輩は名無しである :2014/07/27(日) 19:08:22.95
雪
138 :
吾輩は名無しである :2014/07/27(日) 19:39:45.79
白檀の刑
サミュエル・ディレイニー『ダールグレン』 すごいよ
140 :
吾輩は名無しである :2014/07/28(月) 19:07:55.09
山形浩生は酷評してるやん
疲労とか言うホモなんてどうでもいい
ダニロ・キシュ『砂時計』 すごいよ
どうすごいの?興味はある
泣けるよ
ナボコフ アーダ
146 :
吾輩は名無しである :2014/08/05(火) 13:57:34.51
アレキサンドリア・クァルテット
147 :
吾輩は名無しである :2014/08/05(火) 15:09:22.59
ホテル・ニューハンプシャー
148 :
吾輩は名無しである :2014/08/11(月) 02:19:07.44
読んで救われたのはベケットの三部作 フランドルへの道は挫折
クロード・シモン『アカシア』
150 :
吾輩は名無しである :2014/08/16(土) 17:16:34.74
オスカーワオの奇妙な冒険
151 :
吾輩は名無しである :2014/08/16(土) 18:14:03.91
神秘な指圧師
152 :
吾輩は名無しである :2014/08/17(日) 14:12:14.94
アカシア
ロ・リー・タ (・д・`*)
ライ麦は入らんの?
サリンジャーは二流作家だろ エズミに捧ぐが泣けるくらいで大したものは書いてない
一流は誰だよ
ふぉーくなーとかぴんちょんじゃないですか 知らんけど
どっちもえーだわ
サリンジャーは二十世紀後半に十九世紀みたいな小説書いてるな 実験性/前衛性が何もない! まるでモダニズムを通過していないみたいだ
160 :
吾輩は名無しである :2014/08/19(火) 13:53:54.91
サリンジャー読んだことないだろお前ww
ライ麦の旧い訳とナイストは読んだよ
形式主義(フォルマリズム)的意識皆無のニューヨークのオサレな雑誌御用達のエッセイストみたいな作家だわなあ フィッツジェラルドが20年代にやってたようなことを二十世紀後半に何の内省もなくやってる
そこでふぉーくなーにぴんちょんですか 退屈だ
真実とは退屈なものだ なぜなら真実はいつもひとつ!(江戸川コナン)だからだ
意味わからん
笑わせてくれるじゃないの
167 :
吾輩は名無しである :2014/08/20(水) 00:08:56.13
>>162 やっぱり読んだことない知ったかじゃんw
旧訳は誤訳が多いって聞いた記憶があるで 延期に延期を重ねた訳だから期待してる
ベケットのトリロジー
青白い炎(メラメラ)
素直に百年の孤独
このスレ見て興味わいてたからありがたい アカシア
暗闇のスキャナー
セリーヌの亡命三部作
風と共にセリーヌ
ほうw意外といい組み合わせかも
179 :
まーじ(弧高の鬼才) ◆ykDJvODuLA :2014/08/25(月) 12:49:01.10
戦後なら日本の作家のほうがレベルは高いね。 日本語がマイナーだから、なかなか認知されないがね。
具体的に><
バカのたわごと
フランドルへの道
183 :
まーじ(弧高の鬼才) ◆ykDJvODuLA :2014/08/27(水) 14:19:24.15
具体的に、大江健三郎、山田悠介、金井美恵子、東野圭吾、庄野潤三、宮部みゆき、高橋源一郎、西尾維新
45スレめ。 ハイ、論破。
185 :
吾輩は名無しである :2014/08/27(水) 18:11:24.48
ミュラー澱み
>>183 山田悠介、西尾維新てラノベじゃねーかwww
>>186 左から読んでとびとびで、どうしようもないやつが入ってるんだ。
だから、東野圭吾と宮部みゆきにも突っ込め。
マジレスすると、ポール・ニザン
日本の作家ポール・ニザン
50年代 クラーク『幼年期の終り』 Childhood's End (1953年) 60年代 ヴォネガット『スローターハウス5』 Slaughterhouse-Five, or The Children's Crusade (1969年) 70年代 バラード『クラッシュ』 Crash(1973年) 80年代 ギブスン『ニューロマンサー』 Neuromancer (1984年) 90年代 イーガン『ディアスポラ』 Diaspora (1997年)
50年代 チャンドラー『長いお別れ』 The Long Goodbye(1953年) 60年代 ロス・マクドナルド『さむけ』 The Chill(1964年) 70年代 スティーヴン・キング『シャイニング』 The Shining (1977年) 80年代 ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』 Il Nome della Rosa(1980年) 90年代 ジェイムズ・エルロイ『ホワイト・ジャズ』 White Jazz(1992年)
191 :
吾輩は名無しである :2014/08/29(金) 01:04:31.95
193 :
吾輩は名無しである :2014/08/30(土) 01:03:09.08
マジレスすると、クッツェーやシモンだろ。
194 :
弧高の鬼才 ◆ykDJvODuLA :2014/08/30(土) 21:55:01.92
>>192 そうか、おれまだそんなに若かったのか。
読みはじめたばかりなんだろうからしょうがないよな
196 :
吾輩は名無しである :2014/09/02(火) 23:41:01.65
M・ウエルベックの『地図と領土』 (野崎歓の『翻訳教育』も挙げとく。海外文学ではないけど。)
クロード・シモン『アカシア』
野崎歓オタのウザさは異常
199 :
吾輩は名無しである :2014/09/04(木) 09:48:25.01
青白い炎
ミハイル・バフチン『ドストエフスキーの詩学』増補改訂版(1963) フラナリー・オコナー『すべて上昇するものは一点に集まる』(1965) トルーマン・カポーティ『冷血』(1966)
201 :
吾輩は名無しである :2014/09/04(木) 15:13:33.87
野崎歓オタをウザく思うその思い方は異常 結局、野崎歓が気になってしょうがないのだねw
202 :
吾輩は名無しである :2014/09/04(木) 22:14:20.70
バフチン?ださっwwwクロソフスキーならわかるが。 まあ、低学歴ほどバフチン好きだよね
バフチンとクロソフスキーって何の関連もないが 何がわかったんだろうか?
低学歴だからシクロフスキーとクロソウスキーを間違えたに10000ペリカ
百年の孤独とロリータだな
206 :
吾輩は名無しである :2014/09/08(月) 12:37:48.17
ガルシア・マルケスの『百年の孤独』(67)で間違いはないでしょ。 ウラジミール・ナボコフの『ロリータ』は、小技が過ぎるね。 技巧の跡が容易く見受けられるような文学は、はたして傑作といえるのかね。 それに、当時での話題性は認めるけれども、今じゃ賞味期限切れじゃないのか? というのも、いまはペトフィリアはもう一般的に認知されてしまっているからね。 さらに言うなれば、『ロリータ』はペトフィリアを最初に取り扱った文学作品でもないから、歴史的価値もあるとは言えない。
『百年の孤独』だって大衆性が強くて鼻白む向きもあるから、いい勝負だ。 『ロリータ』『フランドルへの道』『冗談』『重力の虹』
まぁ大衆に支持されない作品なんて遅かれ早かれ歴史のひだに埋もれていくけどね
『重力の虹』って読んだことないけど 超難解で一般大衆には歯が立たないくせにポップカルチャーの固有名詞が頻出するんだろ 歴史に残らないんじゃねーの
2000年以降だとどんな候補がありそう?
ゼーバルト『アウステルリッツ』(2001) マッカーシー『ザ・ロード』(2007)
どっちもイマイチ
ジャック・デリダ『弔鐘』
214 :
213 :2014/09/09(火) 15:15:36.52
バフチンがいいなら哲学/批評もOKでしょ
マルケスの大衆性はコントロールされたものだと思うな 大衆を描けない大作家先生がいかに多いことか
216 :
吾輩は名無しである :2014/09/09(火) 22:17:17.82
もう挙がってたけど だから言ってんじゃんって感じにならん ウエルベックの『地図と領土』 同時代ではちょっと馬鹿にされてるようなのが大化けするんじゃね 少なくとも ゼーバルト『アウステルリッツ』 マッカーシー『ザ・ロード』 とかのお行儀正しいのじゃねえな
ありゃクンデラくらい挙げろよ 「存在の耐えられない軽さ」
アラン・ロブ=グリエ『嫉妬』(1957) マルグリット・デュラス『モデラートカンタービレ』(1958) スタニスワフ・レム『ソラリス』(1961) サルマン・ラシュディ『真夜中の子供たち』(1980)
セリーヌの後期三部作
220 :
吾輩は名無しである :2014/09/10(水) 13:07:18.92
>>217 クンデラなら
>>207 に挙げてある。読んでないのか?
「存在の耐えられない軽さ」より上だ。
「冗談」は読んでない 本当に「存在の〜」より上なら教えてくれたことを感謝する
得意そうにおのれが馬鹿であることを叫ぶ奴っているよな
224 :
吾輩は名無しである :2014/09/10(水) 19:26:39.21
225 :
吾輩は名無しである :2014/09/10(水) 19:29:13.52
多分俺の事なんだろうな、多分
冗談、冗談
ジュネ『恋する虜』
丸谷才一と三浦雅士は20世紀ベストテンでそれぞれクンデラの『冗談』と『不滅』を挙げている
大江健三郎も『冗談』を絶賛していた。邦訳には苦言を呈していたが。
ボールドウィン『山に登りて告げよ』 レッシング『黄金のノート』 アレナス『めくるめく世界』 ペレック『人生 使用法』
232 :
吾輩は名無しである :2014/09/12(金) 18:29:40.65
この流れは…今年はクンデラもらえるのか!? クッツェーもパムクも莫言もいいけどこの人に先やるべきや
そろそろピンチョンやろ
234 :
吾輩は名無しである :2014/09/13(土) 00:04:34.08
おいおい、ここはノーヘル賞のスレではないぞ
235 :
吾輩は名無しである :2014/09/13(土) 01:07:41.77
クンデラ、ピンチョンはノーベル賞には無縁だろう。 ナボコフも無縁だったからね。
クンデラは大した作家じゃない
237 :
吾輩は名無しである :2014/09/13(土) 12:23:06.01
ノーベル文学賞ってなんか妙に政治的な偏向があるよな
今さら何言ってんだ常識だろ
つまり?
ナボコフ「青白い炎」
241 :
吾輩は名無しである :2014/09/13(土) 20:18:38.94
ノーベル賞は左翼に甘い。これ常識。
いそがしいね
っていうか右翼が馬鹿しかいないしクリエイティブとは無縁だからなw
244 :
吾輩は名無しである :2014/09/14(日) 16:34:10.62
>>243 その認識は間違っている。三島、ナボコフ、シモンなど、天才は多い。
ナタリー・サロート 黄金の果実
>>244 三島は分かるけどナボコフやシモンって右翼なの?
煽りじゃなくてこれから読もうとしてる作家だから参考までに
シモンは原発賛成派なだけだろ 特に右翼ってわけではない
248 :
吾輩は名無しである :2014/09/14(日) 17:11:03.83
シモンは戦争を賛美している節がある確かに
249 :
吾輩は名無しである :2014/09/14(日) 17:11:14.08
ナボコフ『アーダ』
シモンはスペイン内戦に共和国派の義勇兵として参加してナショナリスト派と戦ったのに右翼とかアホかと
251 :
吾輩は名無しである :2014/09/14(日) 18:00:52.20
シモンは、大江の核実験反対声明に真っ向から反対し、サルトルを罵倒する筋金入りの右派。 ナボコフは、ロシア貴族の末裔で、ロシア革命によって祖国を追われた右派。
ものはいいよー
パトリック・ジュースキント 「ゾマーさんのこと」 どこへ行くのだろう? 黙って、いつも、ゾマーさんは歩いている。
ベルンハルトの「消去」
セリーヌの「亡命」三部作
クロード・シモン『フランドルへの道』
パワーズ《舞踏会へ向かう三人の農夫》
それはない
クロード・シモン「三枚つづきの絵」
それはないって突っ込みはいるのかw
わたしを離さないで
それもない
ないことはない
真夜中の子供たち
そのまえに一九五〇年以前の最高傑作を五〇年区切りであげて
スレ違い
どういう流れで選ぶのか指標になるから
>>1 であげておくべきだったな
1800〜1850 1816オースティン『エマ』 1830スタンダール『赤と黒』 1834バルザック『ゴリオ爺さん』 1847エミリー・ブロンテ『嵐が丘』 1847シャーロット・ブロンテ『ジェーン・エア』 1850〜1900 1851メルヴィル『白鯨』 1857シュティフター『晩夏』 1857フローベール『ボヴァリー夫人』 1859ディケンズ『二都物語』 1862ユゴー『レ・ミゼラブル』 1864トルストイ『戦争と平和』 1865キャロル『不思議の国のアリス』 1877ゾラ『居酒屋』 1879ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』 1884トウェイン『ハックルベリィ・フィンの冒険』 1900〜1950 1913プルースト『失われた時を求めて』 1914カフカ『城』 1922ジョイス『ユリシーズ』 1924トーマス・マン『魔の山』 1925ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』 1929フォークナー『響きと怒り』【 1932セリーヌ『夜の果てへの旅』 1934ヘンリー・ミラー『北回帰線』 1938サルトル『嘔吐』 1944ボルヘス『伝奇集』
セリーヌ『城から城』『北』『リゴドン』 ミラー『ネクサス』 ナボコフ『ロリータ』『青白い炎』『アーダ』 ブランショ『文学空間』『来るべき書物』『終わりなき対話』 ジュネ『恋する虜』 ベケット『モロイ』『マロウンは死ぬ』『名づけえぬもの』 シモン『フランドルへの道』『歴史』『ファルサロスの戦い』『三枚つづきの絵』『農耕詩』『アカシア』『植物園』 ソレルス『公園』『ドラマ』『数』『法』『H』『楽園』『女たち』 ピンチョン『V.』『競売ナンバー49の叫び』『重力の虹』『ヴァインランド』 ラカン『エクリ』『精神分析の四基本概念』 フーコー『言葉と物』『知の考古学』『監獄の誕生』 デリダ『声と現象』『グラマトロジーについて』『エクリチュールと差異』『哲学の余白』『散種』『弔鐘』『絵葉書』 ドゥルーズ『差異と反復』『意味の論理学』『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』
ハックルベリィ・フィンの冒険と二都物語は微妙・・・
オースティンでわざわざエマ選ぶくせにバルザックではゴリオ爺さんってチョイスも微妙 それ以降は適当に流してみてしまうわな
ただ有名どころを挙げただけだろ つまんねぇんだよな、こういうの
トゥエインはアメリカ文学を権威付けるために持ち上げられてる印象
ウィリアム・フォークナー「(トウェインが)最初の真のアメリカ人作家であり、我々の全ては彼の相続人である」
文学はオワコン
文学はコンテンツではない
18世紀 1715蒲松齢『聊斎志異』 1719デフォー『ロビンソン・クルーソー』 1726スウィフト『ガリヴァー旅行記』 1749フィールディング『トム・ジョウンズ』 1750曹雪芹『紅楼夢』 1759ヴォルテール『カンディード』 1760スターン『トリストラム・シャンディ』 1782ラクロ『危険な関係』 1796ゲーテ『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』 1797サド『悪徳の栄え』 1950〜2000 1951サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』 1957ケルアック『オン・ザ・ロード』 1959グラス『ブリキの太鼓』 1960シモン『フランドルへの道』 1967ガルシア=マルケス『百年の孤独』 1973ソルジェニーツィン『収容所群島』 1973ピンチョン『重力の虹』 1978アーヴィング『ガープの世界』 1992マッカーシー『すべての美しい馬』 1998ウエルベック『素粒子』
羅列オナニーつまんないからやめてくれない?
『族長の秋』
ドノソ『夜のみだらな鳥』
嫉妬
セリーヌの後期三部作
フランドルへの道
シモン『アカシア』
千一夜物語
バラード 結晶世界
男は黙って青白い炎
ワイングラスをかちあわせるような、馬鹿な田舎者が選ぶのが、ラノベみたいなしょうもない小説
玉置浩二
ジュネ『恋する虜』
ボクがよんできたをみんなに紹介するよ
俺〈^_^〉
296 :
吾輩は名無しである :2014/11/06(木) 03:44:51.17
ホワイト・ジャズ
297 :
吾輩は名無しである :2014/11/15(土) 22:59:24.40
1タンマ
298 :
吾輩は名無しである :2014/11/20(木) 18:18:13.78
以下の作品のどれでもいいよ。 個人的にはジバゴ、ロリータ、モッキングバードの三択か。 英米で投票したらたぶんモッキングバードのぶっちぎりだろう。 パルテルナーク「ドクトル・ジバゴ」 ルイス「ライオンと魔女と衣装箪笥」 ナボコフ「ロリータ」 ボネガット「スローターハウス5」 ハーパー・リー「モッキング・バードを殺さないで」 ケン・キージー「カッコーの巣の上で」 マルケス「百年の孤独」「コレラの時代の愛」 (西部番外地枠)マッカーシー「ブラッド・メリディアン」
ニューロマンサーといいたいとこだけどピンチョンが無ければサイバーパンクは無かっただろうから重力の虹か
そのピンチョンに影響を与えたバロウズの「裸のランチ」かなやっぱ
『アラバマ物語』(原題:To Kill a Mockingbird)
そのピンチョンが絶賛した小説家の代表作『Xのアーチ』
ピンチョンも色褪せたなあ
エリクソンは文体がカッコイイけど内容はダブル村上と大差ない感じだろ
文体?はぁ?
306 :
吾輩は名無しである :2014/11/21(金) 07:33:29.96
オン・ザ・ロード
307 :
吾輩は名無しである :2014/11/21(金) 16:52:02.32
ダブル村上?はぁ?はぁ?
大差ない?はぁ?はぁ?はぁ?(;´Д`)
むしろ春樹の方が懐が深い
310 :
吾輩は名無しである :2014/11/22(土) 02:27:41.22
エリクソンと春樹なら俺も春樹に一票
増喜隆志
ぶっちゃけ、無い。 多様化・細分化しちゃってるから、決定版的な作品なんて1つも存在しない。
多様化・細分化は紀元前からしてるよ
20世紀後半の最重要作家は多分ピンチョンなんだろうけど ピンチョンはプルーストジョイスカフカに並ぶほどの作家じゃないし アメリカに限定してもフォークナーとミラーの方が上だと思う
あっそう、で?
カフカって影響力、知名度は高いけど 生前に作品を出版したことのないただの趣味の素人作家だからなw
あっそう、で?
まあ文学界に与えた影響なんかからいっても 間違いなく100年の孤独だろうな ピンチョンなんかはこれだけ盛んに研究されてるけど 200年後はどうなってるか分からないとこがある 意外とサリンジャーとかのが時の洗礼に耐えれそう
じゃあ今度は二〇〇〇年以降で考えよう
ピンチョンとサリンジャーなら俺もサリンジャーに一票
321 :
吾輩は名無しである :2014/11/24(月) 02:20:47.12
322 :
吾輩は名無しである :2014/11/24(月) 13:01:51.50
カフカはくそ。 二十世紀最大の過大評価。 中味からっぽじゃん。
松岡正剛もスターンとかアンディウォーホルを引き合いに出してカフカについて何やら見当外れなことを言っていたな
二十世紀自体眉唾だよな
カフカがわからないなら20世紀の観念的小説の大部分、 マルケスもカミュもベケットもロブ=グリエも安部公房もカネッティもロスもマラマッドもグラスもクンデラも残雪も
残雪はカフカフォロワー丸出しすぎるだろいくらなんでもと思う
327 :
吾輩は名無しである :2014/11/29(土) 07:02:14.40
延々と垂れ流される屁理屈と、その合間のしまりのない猥談、それがすべて。 友人がジャーマンジューの遺志どうりに原稿を焼き捨てなかったがために、 青少年の貴重な時間と心のエネルギーが今日もあたら失われていくのか。 しかめ面して謎めかし、神秘ごかして大上段に振りかぶられると、 すぐに襟元正してかしこまってしまう日本人の病理的ナイーブさは まったくどうにかならんものか。 風土病なのか・・・
ギャグ
カフカはフローベールの発明の一つである「分解」を更に発展させた作家だと考えられる その次元では「分類」に基づく表象的な外観・感情の描写が全てを構成する よって中味がないと感じるのは当然だし彼の長編がすべて未完に終わっているのもそのせいだ 但し「変身」等には物語性への志向が覗えるし全てを統一的に評価することには当然価値がない ついでにロリータも青白い炎もアーダも賜物と比べれば全く大した作品ではない 20世紀前半の作品だが・・
ボルヘスが似たようなこと書いてたな
331 :
吾輩は名無しである :2014/12/01(月) 23:30:39.20
だからね、 分類、分析、善意の意味づけ、善意の拡大解釈などの御託はいいから、 城と審判のどういったところに心を揺さぶられるのか、 ほんとうに感銘を受けた者がいるならば、その喜びの源、作品の磁力を、 第三者にも分るように言葉で表わして欲しいのだがな。 以前にカフカのスレで、 二作をひどくつまらなく感じた理由を述べたうえで同じことを尋ねたが、 小学生レベルの人格否定と、遠巻きのコメント以外に、 作品の魅力を熱心に語ろうとする者は一人もいなかったぞ。 ほんとうは誰も面白いなんて思ってないんじゃないのか?
おまいのカフカなんぞしらんがなという思いをまさにカフカは書いてるんだと思う 自分自身の価値観と周りのズレ 俺もそれが本を読む根本的な動機ではないが魅力ある主題だと思うぞ 完璧じゃないが魅力ある作品を書いたと思うぞ
城は巨大なシステムに飲み込まれる現代人の不安を蟻地獄的悪夢的迷宮的世界として表現しながらもドイツ人らしい奇妙なユーモアが感じられるのが面白いと思いました。
というかここは作品を熱心に語るスレじゃないだろ そもそもカフカ自体スレタイの定義から外れるんじゃねーの?
疎外感を味わったことのない人間はザムザやKには共感できないんやね
あと多少なりともマゾじゃないとカフカはわからん
カフカともろに影響受けた連中がつまらんという感想はまあわかるよ でも一歩下がって作品全体を俯瞰するのだ 奇妙で愛嬌のある装置が動き出そうとするさまが可愛らしく感じないかい? 感じたら次は細部を愛でるのだ
みんなバラバラなところが戦後の文学を表してる
340 :
吾輩は名無しである :2014/12/05(金) 22:21:09.89
カフカはジューだから「ドイツ人的なユーモア」をどれほど体現していたか よく分らんが、ドイツ語圏ゲルマン人のユーモア感覚って、 いつもなにかしらスローで重たくてグロテスクだよな? グリム兄弟、魔の山、ブリキの太鼓、香水、ヘルツォーク(映画監督)・・・
だからね、 分類、分析、善意の意味づけ、善意の拡大解釈などの御託はいいから、 異邦人と転落のどういったところに心を揺さぶられるのか、 ほんとうに感銘を受けた者がいるならば、その喜びの源、作品の磁力を、 第三者にも分るように言葉で表わして欲しいのだがな。 以前にカミュのスレで、 二作をひどくつまらなく感じた理由を述べたうえで同じことを尋ねたが、 小学生レベルの人格否定と、遠巻きのコメント以外に、 作品の魅力を熱心に語ろうとする者は一人もいなかったぞ。 ほんとうは誰も面白いなんて思ってないんじゃないのか?
344 :
吾輩は名無しである :2015/02/03(火) 05:40:28.65
初秋
カフカはホラー小説として面白いんだよ。 文学としてどうなのかは知らんけどホラーとしては神。 ただそれだけ。
改変コピペに返事しちゃった・・・orz
トルストイ、ピンチョンは冒険小説、 ドストエフスキーとカミュ(異邦人)は犯罪心理サスペンス、 カフカやポーはホラー小説。 すべてエンタメとして面白い。 文学的価値とやらはそれの概念が何を意味するかもわからんので不明。
ブヒ
エンタメって概念だってよくわかんないけどな
ピンチョンは深みがない
名前からしてなあ…
ピンチョンに深みが増せばドッポンだ
深み≠ニやらの定義が分からない
人物の言外の心情を匂わせて感銘を与えるようなところを「深み」というのなら確かにないね メタファー的な意味での「深み」ならあるけれども。 ピンチョンは人間心理とかにはあんまり興味がなくて、人間の営みを熱力学的に見るとか、 世界の構造そのものを表現するような作品が多いからな
355 :
吾輩は名無しである :2015/02/12(木) 11:25:51.96
リョサはどうよ? と思ったが最高傑作は無いな。
カフカつまらんと言ってるヤツは変身しか読んでないんだろう。俺がそうだったからよく分かるよ
あなたもネットで告発しませんか? ビッ苦カメラ札幌店 佐藤伸弦 暴行事件
>>356 いや、単純にホラー感性が欠けているだけだろう
幸せな日常生活を送っているんだろうなと思う
359 :
吾輩は名無しである :2015/02/15(日) 11:59:29.05
作者自身が分っていたとおり、カフカの長編はみんな糞だ。 延々と垂れ流される屁理屈としまりのない猥談が中味のすべて。 謎めかしたあげくに技の掛け逃げでフェイドアウト。 思想もドラマもセンチメントもない。 小説と称することも怪しく思われるような、 空虚な言葉の羅列すぎないよね。 こんなナンセンスの極みを無批判に神棚に祀り上げて、 青少年の貴重な時間をあたら奪い続けている出版社と似非インテリたちは、 ほんとたいがいにしなさいよ!
まあカフカは高度な文学だから もうちょっとひっそりと愛される存在であっていいと思う。 分からんやつが多いほうが世界としては正常だ。 それを何だ。『変身』が外文の入門みたいな扱い。おかしいだろ。 そのうえ朝霧カフカだのシシドカフカだの あげくお菓子の名前にもカフカとかつけやがって。 お前らカフカとか好きでもないだろ。ろくに読みもしないのに、雰囲気でつけたろ。
361 :
吾輩は名無しである :2015/02/17(火) 01:09:00.37
数年前の某ムック本の、色んなジャンルのインテリ様たちにお伺いした 海外小説ベスト100ってな特集のトップ10の半分がカフカと ドストエフスキーだったぞ(笑) 病的な権威主義的ミーハー&ウルトラスノッブのせいでないとすれば、 ど根暗を持ってなる本家ロシア人もドイツ人もびっくりの きちがい風土だな、日本は。
はあ?おまえカフカならまだしも ドストエフスキーも分からんとかいうなら もう小説全般を理解するのを諦めろよ。 ノルウェーブッククラブ選の世界文学ベスト100でも 4作品選出で最多。 (ちなみに3作品選出はシェイクスピア (短編も込みで)カフカ、トルストイ) 日本だけとかじゃないから。
363 :
吾輩は名無しである :2015/02/17(火) 03:37:46.89
トップ100じゃねえ、古今東西ベスト10のうちの五つだぞ! ドストエフスキーの暗黒観念小説には親兄弟や隣人よりもなによりも ご自分の高邁な思想だけが大切で、おのれの雄弁に酔い痴れたあげくに 泣きじゃくるか、それとも口から泡を吹きながら卒倒してしまうような きちがいしか登場しないので、真面目に読んだら失笑したりうんざりしてしまう だけだが、犯罪心理サスペンス、エンターテインメントと割り切って 読んでみればものすごく良い出来だと思うよ。
ドストエフスキーの方は楽しみ方わかってらっしゃるようで
ドスト批判の常套句だな、つまらん。 そういうのもドストエフスキーが選び取った小説的方法のうちなんだよ。 ああおまえはあれか、日常の心の機微を丹念に描いた式の 写実主義小説しか解さないクチか。 カフカも分からんというし、どうせモダニズム全般読めないんだろう。 文学的感性が一世紀遅れてるよ。 もう大好きなオースティンとかばっか読んどけよ。
どんなバカでもできるのがモダニズムw どんなバカでも読めるが、それは文学的感性だ、なんていうのはどうしようもないバカwww
浅田・柄谷・池澤・・・w 早く死ね、だけだが、バカはホント、長生きするなwww
ドストエフスキー好きはナボコフの批判を真正面から反論しないと駄目だよ。
ドスキーは純文学じゃなくて横光利一と言う純粋小説なわけで感傷を廃する純文学とはまったくの別物だからナボコの批判は当たらない おわり
371 :
吾輩は名無しである :2015/02/18(水) 00:06:55.46
社会的背景(生い立ち、仕事、友人関係)から隔絶された ナルシスト、ニヒリスト、または狂人たちが、 外部から隔絶された舞台のように限定的な人間関係の中で、 人の話など聞く耳持たずに御高説をわめき散らし続ける。 もちろん、これだけではドラマが成立しないので、バランスを取る為に、 「神」の代理人(赦す者、理念上の博愛主義者)がアンチドートとして登場し 大いに重宝される・・というお決まりの構図。 作為が透けて見えちゃったら興ざめだよね。 ドラマツルギーを極めた上等の観念ファンタジーまたはお芝居だと 割り切って楽しむのが一番だよ。 ドストニェフスキーには高校時代にたっぷりはまっていただけに、 いったん夢から覚めたら、反感は倍返しだぜ。
小説の天才が第一にドラマの天才であることは当然の理だ。 よく分かってるじゃないか。 でも「外部から隔絶された舞台のように限定的な人間関係の中で、 人の話など聞く耳持たずに御高説をわめき散らし続ける。」のは まさにおまえ自身のことだろ。 自分がいまいる時間と場所が世界の基準点だとでも思ってるのかな。 かつてドストエフスキーを読んで世界が広がる感覚味わわなかったのかな。 おまえが成熟と思っているのは、鈍磨であり馴化だよ。 よくてせいぜい水平移動といったところだ。 カフカが分からんのだったら、分かるまで何度も読めよ。 そしたら何かが広がるからさ。
1950年以降の海外文学で最高傑作を選ぶなら
>>371 カフカもドストエフスキーもダメならなにがいいのさ?
百田尚樹さまとかだろ(笑)
Haruki Murakami がいるじゃないか
クロードシモンがよく挙がるのね
378 :
吾輩は名無しである :2015/02/18(水) 22:56:00.25
379 :
吾輩は名無しである :2015/02/18(水) 23:04:06.62
私見に好都合のサイトを恣意的に選んだわけではないよ。 英語小説とか20世紀小説というくくりなら、わりとたくさん出てくるけど、 「古今東西のベスト」を英語で探すと以下のリストくらいしか見つからなかったのだ。 ちなみに、おれが読んだことのある作品は、 ガーディアン千冊のうち200冊前後、 二つ目の博士リストのちょうど50冊、 BBCトップ100の49冊、 ハーバード書店の39冊だった。
カフカもドストも認めないあなたが好きな作家は?
作品でもいいよ
英語圏民は露骨に英語小説を贔屓するからな。
383 :
吾輩は名無しである :2015/02/19(木) 02:18:54.99
ドストニェフスキー(英語発音風)は立派な作家ですよ。 ただ、神棚に祀り上げる必要はまったくないと言っているだけ。 カラマーゾフ兄弟は個人的海外小説ランキングの40位くらい。 パルムの僧院、南北回帰線、ノーサンガー・アビー、 アーサー王宮殿のコネチカット・ヤンキーとレ・ミゼラブルよりはわずかに 下だけれど、動物農場、ライオンと魔女、デビッド・コパフィールド、 大いなる眠り、ホビットよりもちょっと上というかなりの高評価。
そんなリストいくら挙げても おまえがカフカを分からんことのエクスキューズにはならんよ。 カフカが広く読まれる作家ではないことは分かっている。 カフカが不人気だし、重要でないと思うなら 気にせず自分の好きな小説を読めばよかろう。 それを、こんなスレ違いのところまできて、 八つ当たりめいた与太をとばすのは何故なのかな? そんなおまえにボルヘスの言葉を贈ろう。 フランツ・カフカという署名のある一篇の寓話は、 私には、まだ若い従順な読者であったにもかかわらず、 言いようもなく無味乾燥なものに思われた。 長い年月を隔てたいま、私は敢えて自分の 弁解の余地のない文学的鈍感さを白状する。 啓示を前にしていながらそのことに気がつかなかったのだから。
385 :
吾輩は名無しである :2015/02/19(木) 02:37:05.97
いえいえ、お前こそどうして、 日本の海外小説受容史の権威主義的ミーハーぶりと 自分自身の偏食、無知を認めようとしないのだろう?
文学に優劣があるのか? 人それぞれ自分のなかに最高傑作を持ってれば良いじゃないか だからスレタイは少し無理があるな 上でも言ってる人いるけど、文学全集を作るならとか、十大小説を決めよう とかならまだ自由な話が楽しめると思うんだが てかそもそもドストもカフカも1950年代以降本書いてないだろ スレ違いも甚だしいよ!?
だいたいそのランキングのソースそのものを読んだのか アンケートとった人のそれぞれのチョイスも載せてあってとても>権威主義的ミーハーぶりとは書けないほど多彩なラインナップだ
389 :
吾輩は名無しである :2015/02/20(金) 00:04:58.44
「エデンの東」のペーパーバック、二ヵ月半かかって読み終わった。 いやはや、強烈で奇怪で盛りだくさんのドラマであった。 読み終わった瞬間に「怒りの葡萄」ほど鮮やかな達成感はなく、 未消化物が胸につかえているようにも思われたけれど、 遅れて後から色々な波動がじわじわ押し寄せてきている。 これは心に沈み切るまでしばらく判断保留にしておいて、 今日からベケットの「モロイ」三部作に取りかかる。 英語だぞう・・ いや、ほんとうにこれは英語なのかしら? 文章はさほど難しくないのだけどね、目の前で何が起こっているのか、 今のところさっぱりわからない・・ 先をめくってみると、90ページくらい改行もないし。 どうか「ユリシーズ」以来の英語挫折小説になりませんように(笑)
390 :
吾輩は名無しである :2015/02/20(金) 00:25:38.43
閑話休題。 ドストの後期五大長編が大嫌いで カフカに無感動(短編のいくつかは面白かったぞ)のおれが 大いにお勧めしたい二十世紀後半の小説は以下の通りです。 (前にも少し書いたが) ドクトル・ジバゴ ロリータ トゥ・キル・ア・モッキングバード 百年の孤独 カッコーの巣の上で スローターハウス5、 コレラの時代の愛 ブラッド・メリディアン インドへの道、 ワイド・サルガッソー・シー (上記の「エデンの東」もベスト10に入るかも・・)
なんだこいつ 気持ち悪いなあ……というか不気味だ
映画と小説の区別がついてない。 『インドへの道』が50年以降? 馬鹿にも程がある。
乏しい読書歴をドヤ顔で晒すバカ 自慢気に羅列してるけど有名作品ばっかりで面白味もない ガルシア=マルケスは確かに良いけど2作品挙げてるところにセンスのなさも表れてる
1950年代以降の作品はどれもこれも精神性に欠けるな
395 :
吾輩は名無しである :2015/02/20(金) 12:18:00.85
俺は正直ボネガット挙げるやつは文学が分かるとは思えない。絶対にだ
ドストもカフカも好きそうなのに
まあ確かにブラッド・メリディアンは最高傑作の候補に上がる作品だとは思う 批判ありそうだけど、俺はカプシチンスキの『黒檀』に1票
ブラッド・メリディアンは過大評価だと思うわ あれ挙がるならリョサの世界終末戦争だって挙げていい
お前ら詳しそうだな ベンオクリ全部と老人と海が好きなんだけど何かおすすめしてくれよ 英語は読めるから翻訳なくても大丈夫
スレ違い おすすめの本教えてくれスレ行けよ しかも条件が漠然としすぎだわ
401 :
吾輩は名無しである :2015/02/21(土) 00:06:09.23
むう、おっしゃる通り「インドへの道」はまったくの誤認であった。 ひとえにタリスカーのせいであるから気にするな。 チヌア・アチーベの「こわれゆく絆」 フレミングの「007〜ユー・オンリー・リブ・トゥワイス」 ジョン・ケネディ・テュールの「コンフェデラシー・オブ・ダンシーズ」 またはルイスの「ライオンの魔女」のどれかと 差し替えておいてくれ。 それからな、ボネガットはたぶん翻訳では妙味が十分に伝わらないと思うぞ。 ブラッド・メリディアンは最近やっと翻訳が出たようだが、 アマゾンUSでも、あまりに奇妙な英語ゆえ挫折しそうになったと 軒並み多くのレビュアーが書いているから、日本語訳はどうなんだろうね。
402 :
吾輩は名無しである :2015/02/21(土) 00:21:39.19
ああ、ついでにもっとドヤ顔してやるわ。 10数年前に「コレラの時代の愛」をペンギンの英訳で読んだ時は、 なんでこれの和訳が出ていないのだろうかといぶかしく思いながら、 少しだけ自慢気に、友人に熱心に紹介していたものだ。 ふん。だから、なんだってんだ。
ガルシア=マルケスを原書で読んだってんなら分かるけど、なんで英訳で読んだからってドヤ顔出来るんだ? 英語読めるやつなんてこのスレいくらでもいるだろ笑 あと原題もカタカナじゃなくて英語で書けよ 中途半端にトゥ・キル〜とかなんかださいし読みにくいわボケ
イット・キルド・ミー.
ドストニェフスキー・・・ アチーベ・・・ テュール・・・
406 :
吾輩は名無しである :
2015/03/05(木) 02:04:23.62 ボネガットはかなり好きだがな。 スローターハウス5、タイタンの妖女、キャッツ・クレイドルの三つは どれも衝撃的だった。