カーソン・マッカラーズ

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1吾輩は名無しである
忘れ難き作家
2吾輩は名無しである:2014/03/12(水) 05:05:32.83
マッカラーズいいよな。新訳出してほしい
映画の「愛すれど心寂しく」ってタイトルは好きだ
3吾輩は名無しである:2014/03/12(水) 05:18:42.57
なぜ絶版なのか
短編もアベレージ高い
4吾輩は名無しである:2014/03/19(水) 12:47:59.13
5吾輩は名無しである:2014/03/19(水) 23:49:18.50
なぜ絶版か? 売れないからに決まっているだろう。
少数の好事家のために出版社は損をしたくないのだ。
分かったら高くても古本を買いなさい。
6吾輩は名無しである
マッカラーズ伝の本は(翻訳が読み難いが)内容は興味深くて面白かった。

大恐慌後の南部はどこも現金に乏しかったり、リュウマチを患ったり、
音楽学校の入学金をルームメイトが失くしたり、ホームレスすれすれだったり、
同じ男と二度結婚したり、夫が男の恋人を連れてきて3人でバイセクシャル生活
したり、男並みに背が高いことがコンプレックスで逆に男装したり、出版社の
撮影でスカートもブラウスもストッキングも全て編集者に借りたり・・・
webで見つかる写真は晩年を除き、男装か借り物のブラウスだったりする。

友人とは片っ端から喧嘩別れしたり、パリで同じ夫と2度目の離婚をして一人
ニューヨークに帰り夫は自殺したり、葬式はパリでTカポーティがこなしたり、
リュウマチが酷くなったり、ヤドーの面接をぶっちぎってしまうけど特別に入居を
許可されたり、バッハとスカルラッティをヘビーローテーションする晩年だったり・・・

葬式では再びTカポーティが見送ってくれたり。カポーティとは確執ができたが
結局夫婦を弔ったのはカポーティだった。

かなり興味ある作家ではある。