1 :
吾輩は名無しである:
2 :
吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 21:51:14.58
太宰の晩年の作品群は何度も読んだな。
芥川龍之介の「河童」おもしろい
澁澤龍彦の高丘親王航海記
好きな作品を繰り返し読んで、筆写すれば尚更良い
ブコウスキーの短編
嵐が丘
何度も荒野をさまようという場面がでてきて印象的だった。
その印象があったから、ほかの英国の作品や詩でも同じく
荒野をさまようという場面がでてくるのに気付いた。
どうやら英国人は荒野をさまようのが好きらしい。
筒井康隆「大いなる助走」
小林信彦「大統領の晩餐」
平井和正「狼の紋章」
9 :
8:2013/10/19(土) 00:50:51.81
追伸
稲垣足穂「一千一秒物語」
10 :
!nanja:2013/10/19(土) 01:10:43.03
人間失格
再読って滅多にしないけど、谷崎の「刺青」は特別
走れメロス
モーパッサン「メゾン テリエ」
デュラス「モデラート・カンタービレ」
2001年宇宙の旅
谷川俊太郎
16 :
吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 21:04:55.21
良スレの予感!
変身
17 :
吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 21:25:40.33
「坊っちゃん」かなあ。
ノンフィクション以上に真実が描かれていると思う。
中学のとき『人間失格』を何回も読んだな
この本のセリフや描写をけっこう暗記してる
部活やテレビ視聴で他に読んだ本が少なすぎる中学時代だったが
19 :
吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 23:20:58.77
おれも『坊っちゃん』かな
疲れて本読めない時でも読める
ワイルドの『サロメ』
ビアズリーの挿絵も好きで定期的に読みたくなる
21 :
吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 11:13:34.54
ヘルマンヘッセのデミアン
中学のとき何度も読み返したな。だけど大人になって読み返してみると
かなり読み落としている場面があったw。
22 :
ソルダード:2013/10/20(日) 11:48:35.90
カミュ「幸福な死」
森鴎外の作品全般
24 :
吾輩は名無しである:2013/10/22(火) 04:37:42.65
ベタだけどサリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』
いつか原文で読みたい
25 :
吾輩は名無しである:2013/10/22(火) 18:13:07.31
村上春樹のノルウェイの森
『田紳有楽』 藤枝静男
「長い長いお医者さんの話」
J・K・ジェローム『ボートの三人男』
夏目漱石の「硝子戸の中」
>>28 >J・K・ジェローム『ボートの三人男』
おお! 同志よ!!
i Books で原著が無料ダウンロードできるので、試しに下ろしてみたら、
英文がサクサク理解できるんだよ。
いかに読み返してきたか判った。
何しろ、バンジョーを弾くハリスに憧れてバンジョーを買ったくらい好きだ。
ワインズバーグ、オハイオ
『指輪物語』
かつて、わかるまで繰り返し読んだのは
朗読者
ソローの『森の生活』
読むたびにすぐ影響されて食事を質素にしてみるんだけど暫くすると元に戻る
センセイの鞄/川上弘美
ヴォネガット「タイムクエイク」
吾輩は猫である
38 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 15:34:38.56
坂口安吾「白痴」
39 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 16:58:11.46
久生十蘭全集
40 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 17:40:34.29
ドストエフスキーの『罪と罰』
小泉八雲の怪談のなかの雪女。何回読んでもどきどきする。
訳が機械翻訳みたいでおかしいけど妙な緊張感がある。
42 :
a:2013/11/05(火) 00:08:22.31
村上龍の「五分後の世界」
43 :
吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 15:12:54.77
藤枝静男の空気頭
44 :
吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 06:13:37.67
井上靖 蒼き狼
絵画や小説の西域ものにはロマンがある
45 :
吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 08:45:14.32
西域ものにはロマンがある?
ロマン?
なんか、テレビコマーシャルに弱そうな人だね(笑
>>45 独特な自然環境があるでしょう?町が砂に埋もれるとか楼蘭のコーカソイドの
女性のミイラとか。摩訶不思議な感覚が浪漫に通じるのかと。
蒼き狼ってチンギスハン物で、
通り過ぎた後には犬一匹生きていない、のそれは
パーフェクトな虐殺と破壊強略の遠征。
史実と違いすぎて、アホクサ、なだけ。
>>47 >パーフェクトな虐殺と破壊強略の遠征。
男は殺し女は孕ませると書いてあったですよ
>女は孕ませる
そんな悠長な「征服」じゃない。
中継交易国家を降伏させたら皆殺しでそこからの追っ手を無くし根こそぎ奪って次のオアシス国家を強略する、の繰り返しだ。
だから、通り過ぎた後には犬一匹生きていない、なんだ。
ロマン?そんなものがそこにあるわけないだろ。
勿論、難民でからくも逃げ延びた人たちもそれはいただろうが、城壁の中にいた人たちはみんな殺された。
ただ攻城前に降伏して寝返り内通者になった人は殺されなかったそうだが。
>>49 なるほど、くぐってみたらチンギス・ハンとその子孫の残虐行為の数々がでてきますね。
最強で最も血に飢えた征服者ですか、本にはそういう風には書かれてませんでしたね。
がしかし、そのとどまることを知らない残虐性、ヨーロッパでは地獄の使者
(タタール)とよばれた霊性みたいなものが、浄化された形で描かれていた
かもしれない、と思います。もちろん血に飢えた征服者という視点が弱いことは
大きな問題ですね。
小川洋子『妊娠カレンダー』
武田泰淳『ひかりごけ』
村上春樹『かえるくん、東京を救う』
ノルウェイの森を再読したけど
緑の 「たくさん食べていっぱい精液を作るのよ」は文学史に残るフレーズだと思う
精液は亜鉛を取るといいらしい
量が多くなるかは知らん
「不思議の国のアリス」
江國香織『ウエハースの椅子』
繰り返し読むって、みんなやっぱり最初から最後まで通して読むの?
それとも一部だけ読む感じ?
その時によるけど
読み始めたら止まらず最後まで読んじゃう
61 :
吾輩は名無しである:2013/11/10(日) 03:12:42.88
フレーズだけで好きになったパターンかな
「あの人を手に入れられぬ自分の人生を本当のこととして受け入れることは出来なかった」
桜庭一樹(笑)と言われてもこの一文だけは自分の人生に一生ついて回る
醜い者には恋をする資格すら与えられてないというのがよく分かった
京極夏彦『鉄鼠の檻』
186:イラストに騙された名無しさん :sage:2011/11/06(日) 20:58:38.16 ID: aRx6ZR4I
>>74 好きって絶望だよね
187:イラストに騙された名無しさん :sage:2011/11/06(日) 22:14:06.42 ID: /6agkxOw
>>186 ドブスの胸に突き刺さるw
小野不由美『屍鬼』
オースター「幽霊たち」
サガンの悲しみよ こんにちは
まだ見ぬ書き手へ
聖書
「夜の果ての旅」
>>65 俺はもうこれを16年読みつづけてる
何も起きないのに素晴らしくスリリングだ
普通の人間が社会の狭間に落ちて行くのを描かせたらオースターの右に出るものはいない
ミステリーとか、ああいう鮮やかなオチがあるものは読み返し困難。
それでも読み返せるミステリーって、なんだか文学的なんだよな。
裏を返せば、オチにこだわらない文芸すなわち文学なのかな。
何度も読み返す。読む人によって驚くほどとり方が違う。こういう本には
興味ひかれますね。
ランボーの「地獄の季節」
長いお別れ
すべてがFになる
山本周五郎
中島らも「バンドオブザナイト」
カフカ「変身」
ライ麦畑
「アウトサイダー」
印象に残っている文章があって再読したいんだけど、
どの本に書いてあったか思い出せないというときに、
その文章を書けば知ってる人が教えてくれるスレってどこかにありますか?
83 :
吾輩は名無しである:2014/01/09(木) 22:46:14.68
藤沢周平「用心棒日月抄」シリ−ズ
85 :
吾輩は名無しである:2014/01/10(金) 20:41:45.47
私も「坊ちゃん」
坊ちゃんの単純さと、清の「随分ごきげんよう」という別れのことばが大好きだ
ねじ式
87 :
吾輩は名無しである:2014/01/10(金) 23:12:01.44
虐殺器官
>>82 Yahoo!知恵袋の文学カテゴリも試したらどうでしょう。
どこかの王様に予言書全9巻を売ろうとした男が、値切られて立腹し、3つを燃やす、
そして残り6巻を同じ値段で売りつけようとする。王様、また値切る。
キレた男は、更に3つを燃やしてしまう。
そして最後の3巻を同じ値段で売りつけようとする。王様、ようやく買う。
……って逸話を、どの小説で知ったのかな? 思い出せなくて知恵袋で尋ねたら、
程なく解答『吾輩は猫である』が寄せられました。
>>84,88
どうもありがとうございます
そっちできいてみたいと思います
「坊ちゃん」多いな
かくいう私も夏の風物として毎夏さらっと楽しむ
91 :
吾輩は名無しである:2014/01/13(月) 02:51:18.55
て
92 :
吾輩は名無しである:2014/01/13(月) 21:35:45.32
夏目漱石全般を繰り返し読み続けてるが、
やはり「坊ちゃん」と「こころ」の再読率は高い
森敦の『意味の変容』。
何つーか、他に例を見ない小説なのでついつい再読してまう。
坊ちゃん実は読んだことない
「坊ちゃん」という文字を見るたびに、
昔、母が童謡「サッちゃん」のメロディで
「坊ちゃんはね、ボツオって言うんだほんとはね」
とか歌ってたのを思い出してしまう
95 :
吾輩は名無しである:2014/01/15(水) 12:36:45.97
「坊っちゃん」は面白いというよりドロドロした人間関係がリアルに
描かれており興味深い。
「坊っちゃん」の根底には、西日本の官軍勢力に敗れた江戸っ子のルサンチマンがある。
会津の山嵐と江戸っ子の坊っちゃんがタッグで赤シャツ・野だいこを成敗するのは、リベンジだね。
かなりマイナーだけど田宮虎彦の「霧の中」
戊辰戦争の時、ここに書かれているような事が
本当にあったのならと読む度に心が痛む部分がある・・・
98 :
吾輩は名無しである:2014/01/22(水) 20:31:53.57
ジェフリー・アーチャー
「ケインとアベル」
「ロスノフスキーの娘」
『夕べの雲』 庄野潤三
100 :
吾輩は名無しである:2014/01/24(金) 19:18:01.75
夏目漱石 「明暗」
高校時代以来の数十年で幾度となく読み返してるが
そのたびに新しい発見や感動を与えてくれる。
ノルウェーの森
いや、全部読み返してるんじゃなく最後のババァとのSEX場面を何度も使わせてもらってるんで…
熟女スキーには使える部分かもなw
103 :
吾輩は名無しである:2014/01/24(金) 23:24:06.49
罪と罰
中学生の時に初めて読んでかれこれ40回くらい読んでると思う
注文の多い料理店 宮沢賢治・・・何度か読んでるが,そのたびに印象が変わる
105 :
吾輩は名無しである:2014/01/25(土) 16:59:08.88
ゲッツ板谷の本を繰り返し読んでる。
人生で一番読んだかも。
107 :
吾輩は名無しである:2014/01/27(月) 17:24:48.49
クリスティは何度も読み返してボロボロ
田中小実昌のポロポロ
110 :
吾輩は名無しである:2014/01/28(火) 00:42:56.45
The maid Silja(若くして逝くもの、少女シリア シランペーの小説)
111 :
吾輩は名無しである:2014/01/28(火) 07:45:07.84
井伏鱒二 シグレ島叙景
井伏の短編で最も好きな小説。
毎度この孤島の船アパートに住む男と熟女が夜の生活含め
どんなふうに接して暮らしていくのか想像して楽しむ
太宰のお師匠さんだっけ
中原中也詩集
特に「春日狂想」
114 :
吾輩は名無しである:2014/02/04(火) 17:37:21.56
「どうして世の中にはこうも馬鹿が多いのか」清水隆
鴻上尚史「ロンドン・デイズ」
たて続けに三回 読み返した本は人生でこれだけ。
上手く言えんが、演技を学ぶってことは「人間とは何か」を考えることなんだな。
116 :
吾輩は名無しである:2014/02/12(水) 19:50:14.07
「封神演義」安能務・講談社文庫
117 :
吾輩は名無しである:2014/02/16(日) 11:01:25.71
山本周五郎 「山彦乙女」
青べか物語や季節のない街もいいが、娯楽と文学が同居している
傑作だと思う。この作品に限らず山周は読み返す事が多い。
ガープの世界
119 :
吾輩は名無しである:2014/02/17(月) 19:40:53.57
『吾輩は猫である』
未成年期、壮年期、高年期という感じで其の時代それぞれ数回くらい
読んでるが、後になればなるほど深い味わいがあった。
一生涯付き合う本。
小沼丹短編集「埴輪の馬」
珠玉の小品集という言葉がとても似合う
師匠の井伏鱒二譲り?のユーモアも心地よい
121 :
吾輩は名無しである:2014/02/17(月) 21:36:28.22
やはり文学作品は繰り返し読むに限るね
よく言われる '行間を読む' て事を考えると
一度読んだくらいでは読み解けないよな
>>119 >『吾輩は猫である』
……の後半に、よくミステリ短編のアンソロジーに選ばれてる
バー『健忘症連盟』のあらすじが出てくる。
山田風太郎が指摘するまで、誰も気づいていなかった。
オレも両方読んでるはずなのに、言われるまで気づかなかった。
お恥ずかしい。
行間を読む為には作者の思想や時代背景を良く理解しておく必要があるな。
何つーか、文芸とかエンタ系のほうになるとあまり行間を読むような
読み方はしないんだろうな。楽しみ方の違いというところだね
草の花は何回も読むなあ
好きすぎて、文章に傍線とか矢印とか「○○の暗喩」とかいろいろ書き込みして現代文読解の板書みたいになってる
そういう自分の大きな基準となる本があるのはいいね。
自分にはまだそこまでのはないが、森敦や中野重治の短編のいくつかを読み返している
島尾敏雄 贋学生。
主要人物の一人、木乃は何が目的で小説に語られてるような行動をとるのか
よく分からず何回か読んだが、結局よくわからん…
俺は本を汚したくないからノートにメモする
その方法もあるね。
万年筆マニアの自分はそれを使うことも目的の一つとして
気に入った文章等をノートによく書き写したっけ。
電子書籍だとテキスト上にメモしやすいよ。ふだんは隠せるし。
版権の消失した古典なら¥0でダウンロードできるのは助かる。
芥川の関東大震災被災の随筆はこれで読んだ。
「十五少年漂流記」・・子供の頃に読んで、皆で山あり谷ありの困難を克服していく様子に受けた大きな感動は
数十年後の現在まで何度か読んでも同じ感動を味わえた
江戸川乱歩 陰獣
あの雰囲気が結構好きで数回読んだ
十五少年って明治の森田思軒による邦題で、以後も踏襲されている。
原題は「二年間の休暇」。
おそらく、漂流した少年たちの人数を正確に言えるのは日本人だけ。
じつは15人じゃなかったりしてなw
子供の頃読んでて、黒人の水夫に選挙権を与えないってのが少年たちの中でも当たり前っていうのが少し悲しかったな
137 :
吾輩は名無しである:2014/02/25(火) 20:07:31.98
坂口安吾の「古都」みたい自伝風の短編。何度読んでも面白い。
魯迅 吶喊序文
139 :
ドエストエムスキー:2014/03/24(月) 11:36:07.01
「罪と罰」
昔読んで久しぶりに読み、それからずっと「罪と罰」の研究書を読みあさっている。
150年たっても研究本が数年おきに出版されている。
海外の古典はいろんな人の訳を読み比べてみるのもおもしろそうだね
>>139 江川卓の「謎とき『罪と罰』」には興奮させられた。
感動の余り立ち上がって、部屋をグルグル歩き回りながら読んだものだ。
142 :
吾輩は名無しである:2014/03/25(火) 14:05:08.22
エリオット荒地
143 :
吾輩は名無しである:2014/03/25(火) 15:01:40.04
C.F.フォレスター「ホーンブロワー・サーガ」
144 :
吾輩は名無しである:2014/03/25(火) 22:52:12.70
サルトルの「嘔吐」
145 :
吾輩は名無しである:2014/03/26(水) 17:01:36.71
武田泰淳『森と湖のまつり』が好きすぎて、二十歳の頃から何度も読み返してる。
高倉健主演の映画見たいわ
手軽に読めるのは、漱石の『夢十夜』
でも最近は、文学よりも実用書ばかり読んじゃうよ。
泉鏡花の『外科室』も短くて繰り返し読みやすい。
けど、最近どっちも読んでないけどサ・・・。
148 :
吾輩は名無しである:2014/03/30(日) 23:53:26.27
世阿彌「砧」
何度も読み返せる本があるって幸せだよな
でも私なんてホームズですよ・・・
いいとおもう
三島由紀夫レター教室
トラ一がおでこに切手を貼って遊んでいるのを想像していつも笑ってしまう
最近凄いことを考えて実行したのですが発表していいですか?
まずOCRで小説を拾ってデータ化します。 その次に登場人物の名前を
自分の好きな子の名前に変えると・・・。
小説なのに今までとは全く別な本になってしまって。 ご意見お待ちしています。
153 :
吾輩は名無しである:2014/04/09(水) 13:01:03.98
アリストテレス 弁論術
竹田恒泰 現代語古事記
岩波書店 論語
154 :
吾輩は名無しである:2014/05/22(木) 15:19:39.80
「カドフェル修道士」シリーズ エリス・ピーターズ
ドグラ・マグラ
僕にはわからない
ハイデッガー 存在と時間
丸山健二「まだ見ぬ書き手へ」
159 :
吾輩は名無しである:2014/05/27(火) 16:23:42.91
コリント人への手紙
阿部昭 単純な生活
161 :
吾輩は名無しである:2014/05/28(水) 14:18:44.02
久生十蘭「墓地展望亭」もう一番好きな小説。これを読んだ時の幸福感たるや。
内容は、ただのラブロマンス。少女マンガのような甘ったるい恋愛小説。にもかかわらず、最高の小説。
前から思うんだけど、十蘭には冷えた狂気があって本当におっかない小説かくんだけど、なぜが恋愛に関しては
極端な純愛を書く。これが不思議不思議でたまんない。まあそういう事を抜きにしても本当に素晴らしい小説。
これを読んだ時、ああもうテレビ要らないなと思った。
丸山健二「まだ見ぬコキ手へ」
164 :
吾輩は名無しである:2014/06/01(日) 12:55:51.93
>>164 コリント書でも第一の方かな、13章?
私も好きだ。特に7節。
ラディゲ
高瀬舟、坑夫
168 :
吾輩は名無しである:2014/07/04(金) 18:01:39.07
紅玉いづき『ミミズクと夜の王』
ヴァインランド
短編だけどナボコフの初恋
この20年くらい年に2回以上は読んでる
コンラッドの青春も同じくらい読んでるな
ノスタルジックな小品は質が高いと
破壊力がはんぱない
草枕
自省録
「不思議の国のアリス」は英語の勉強のために何回も原文で読んだ。ナンセンス文学の傑作が高校生程度の英語力で読めるのがいい。
代書人バートルビーかなぁ。
森の生活
>>173 原語でしか判らないシャレが頻出するから、英語で読むのが正解でしょう。
179 :
吾輩は名無しである:2014/11/15(土) 19:55:51.50
この小説を読んでおもしろかったんだけど次なに読めばいい?(作者は問わない)
みたいなおすすめするスレがあったら教えてください
一番多く読んだのは、ドストエフスキーの『罪と罰』かな。
それでも、7回くらいだ。
まだ未読の邦訳がある。
入手困難だったりする。
『罪と罰』なら旺文社文庫の江川卓訳をオススメする。
ユーザーフレンドリーというか READER フレンドリー。
1ルーブルが当時いくらか書いてあるし。
ちょw旺文社文庫版のなんか入手可能なの?www
184 :
182:2014/11/20(木) 12:13:01.94
スミマセン 図書館で請求して下さい。
最初に新潮で読んで、次に旺文社で読み返したら、一段と理解が深まった気がした。
ヘッセの『シッダルタ』も新潮と角川で格段に違う。どっちが上だか忘れたけど。
やっぱ、翻訳は大事だな。
ハヤカワSFのベスター『破壊された男』なんか、翻訳者みずから、
「創元推理文庫の翻訳『分解された男』の方が上」と敗北宣言していた。
増喜隆志
ノルウェイの森っていったらあんたたち叩くんでしょ
って思ったけど意外といるな
なんだかんだ言って何回読んでも面白いんよ
カミュ「幸福な死」
レイナルド・アレナス「夜になるまえに」
アーヴィン・ウェルシュ「トレインスポッティング」
ヘンリー・ミラー「南回帰線」
小倉英敬「封殺された対話 ペルー日本大使公邸占拠事件再考」
ゴーリキ「どん底」
ミツキエヴィチ「パン・タデウシュ」
中原中也「中原中也詩集」(角川文庫版)
テッド・チャン「あなたの人生の物語」
ハイナー・ミュラー「ハムレットマシーン」
10年前までに読んだ本で俺の頭止まってるorz
40歳?
カフカの「訴訟」とナボコフの「賜物」
デュ・モーリアの「レベッカ」が一番多いかな
小説じゃないけど「神話の力」
192 :
吾輩は名無しである:2015/01/24(土) 21:58:55.14
ケストナー
「飛ぶ教室」
193 :
吾輩は名無しである:2015/01/24(土) 22:44:51.34
《人をジロジロ見るおっさん》には敵意、否、【殺意】すら湧くわ。
いやらしい目で見やがって!俺はそういう猟奇的な趣味ねーから!
【最近、もてないから
電車内でオトコノコをジロジロ見る変態中高年が急増しています。
注意しましょう!】
194 :
吾輩は名無しである:2015/01/25(日) 03:42:24.91
マルテの手記
195 :
吾輩は名無しである:2015/01/25(日) 04:04:11.62
サルトル『嘔吐』
ジュネ『葬儀』
ロブ=グリエ『ニューヨーク革命計画』
196 :
吾輩は名無しである:2015/01/27(火) 06:51:10.62
新堂冬樹「鬼子」
「アウシュビッツは終わらない」
「昨日の世界」
「解」と「解+」
「共犯者」
なぜか繰り返し読んでる。
198 :
吾輩は名無しである:2015/01/27(火) 20:48:27.35
ドロシー・キャネル
「いい女の殺し方」
「未亡人クラブ」
199 :
吾輩は名無しである:2015/02/06(金) 13:41:50.33
河島みどり
「リヒテルと私」
「ムラヴィンスキーと私」
悟浄歎異
中島敦
ドストエフスキー
『未成年』『悪霊』『死の家』『虐げられた人々』なども
新潮文庫の古本が軒並み姿を消していて悲しい・・・
新潮ひどい
203 :
吾輩は名無しである:2015/02/07(土) 19:05:35.06
ただ新潮は文字が大きめなので好き。
岩波は小さすぎて読む気がしない。
204 :
吾輩は名無しである:2015/02/17(火) 15:08:42.14
田辺聖子
「むかし・あけぼの」−小説枕草子ー
ぼろぼろになってるので、重版してほしい。
吉川英治の三国志
劉備と曹操が死ぬまでを何回も繰り返してる
206 :
紙本:2015/02/19(木) 01:31:08.54
志賀直哉の「網走まで」
処女作(文壇的な意味での、な)は裏切らんねー
志賀はこれに尽きる
最低10回は読むべし
何度も繰り返し読む作家は1人で、その作家の3つの作品を繰り返し読む。
208 :
吾輩は名無しである:2015/02/22(日) 16:26:23.11
ウラジーミル・ナボコフの自伝
「記憶よ語れ」
ガルシアマルケス「コレラの時代の愛」
自分は結局これが好き
あとトルストイの大作2作も
言い換えると、一生読める本ってことだな。
10年、20年後もその本を読んで良いと思えるもの。。。。
211 :
吾輩は名無しである:
ジェラルド・ダレル
「虫とけものと家族たち」
30年来愛読してきたが、去年中公文庫で復刊された。新しい文庫で読めるしあわせ。
虫や生き物好きな人は是非ご一読を。コルフ島の自然や家族・友人たちも面白い。
特に上の兄のロレンス・ダレルが抱腹もの。