,-r n,-r-┬-、
r^ヾ、 l | | i /`>、
,.=二ニニ=ミ、ヾyリ ' |! /´ ノ`>、
((_.,-==二 ヾミ/{ ;! ,i,//, ノ_ ノ、
r'三二= ̄ニ=、ミ|lリ/ノ'// ,. - 二三彡
{/`{!// //ヾ!、{i| {r' i' // ,.-'ニ三彡リ
{(,ノ//" /;/ `ヾ{!/'/ r' ノr'",二三シ
ソ// ; || "亠!ル/リ,ノ/ノ彡ノ!
{/{/, / l| 彡ノヾ彡'ニ/ 人生は地獄より地獄的である
. `{// , ,| ;| 彡ノ;i'三ニ{
|,i{'l l | | . .:: . . : ::彡ノ;li'三{
|r`川| __,..,,,_ : : 三ニ;|リ'1
. l __!||| ¨ヾミュ {, .,,,zr=三ニ;;i!';;;!
}i";;:. ,.ィエ`;; lll;;イ┬-ミ三ニ|!;;;{
. !.__;:. |lli;; ̄三彡ノ;!{;/
ヾ、:;:,. !|l;; ;;彡ノ/-'
}:;;; : ヾz_ノ;; ;;;彡ノ/
___|::; : __ .: '!l;:..:;彡;/
/川リ/l:.;.. "^ヾー-、,=三ュ!::ニ/
/〈川;|/ l;:. ヾ二,シ´`ヾミ' _
_/::.:.\シ ヽ l_,..==-─--=、
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' :| '''':::.:.. :\ー-L_l / /川川! 彡//| \
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| . : : : :.:::ヽ /::::/ } '; 彡//| \
芥川龍之介(1892.3.1-1927.7.24)
他人の声だけれど、朗読CD聴いてみると印象変わるね
芥川の肉声は今のところ現存が無いんだっけ?
神経質そうな低い声ってイメージがある
ゲーテ記念館、いつも通り過ぎるだけで入ったためしがない
1
河童というのを読んでる最中なのですが
嘴の腐ったのってどんな感じなのかな
キュウリのキュウちゃんみたいな萎んだシワシワ?なイメージ
臭いのかな
腐った嘴で食事するのに不便はないのかな
「爪の跡」ってのが気になる
現在入手可能なものに事典、大事典、全作品事典、とあります。
現物が見られないので中身が分かりません。欲しいなぁと思っているのですが、
これでいいんじゃない、ってオススメ一冊ありますか? それぞれの特色や勝手を
教えてくださいな。
ちなみに、文庫の全集と書簡と新文芸読本とを机上に置いているだけで文学部出
ではない唯の読者です。新文芸読本の年譜は簡単だったり文庫の全集は初出が書
いてなかったり、又、他の人にはどう読まれているか、とかなんかを知りたくな
りました。二玄社の書画は欲しいです。
<腐女子生成公式>
怠け者+自尊心が強い+性欲過多+精神が未熟+小心者+(漫画オタク)+女=腐女子
>>8 明治書院の「事典」がオススメ。
扱われている項目も多いし、初版が出たのは日本近代文学研究の発展期だったの
で、執筆陣も豪華。芥川文学に影響を与えた古今東西の文学者・芸術家(画家・
音楽家など)・思想家の項目も立っているから、ちょっとした人名事典としても
重宝する。年譜もこの三冊の中では一番詳しい。
全作品事典は、タイトル通り全作品が紹介されている。解説の質や量は作品
によりけり。作品が岩波版全集の何巻に載っているのか判りやすいのが良い
ところなのだけど、文庫全集を持っている人にはメリットにならない。年譜
はわりと簡易。
大事典は、項目執筆者がをその分野の専門家ではなかったりするので、項目
ごとの当たり外れが前の二冊以上に激しい。あまりオススメできないかな。
どれも高価なので、自分で現物を見た方が確実だとは思うけど。
11 :
8:2013/09/28(土) 02:04:08.32
レスいただきましてどうもありがとうございます。
そうですよねぇ。現物見ないと特に明治書院は思いっきりのハードルが高いです。
地方在なので、どの本屋さんにもありませんが、東京駅周辺の本屋さんに運良く
どれも置いてあるとよいのですが...。しかし、参考になりました。いつか入手に
叶って読める日もあるかと思うと、もうそれだけで楽しくなります。
田端の文士村で見られる原稿直筆を見ると
いかにも神経過敏状態で書いていそうな感がする
13 :
【凶】 :2013/10/01(火) 18:56:48.76
現代に生きていたらノイローゼで死にそうだな
携帯電話使うたびに歯車が廻りだしそう
今無き黒電話はまさに歯車だね。
>>13 そのレス番と偶然のクジ結果が同題名の作品を示唆してる…
芥川って、なんで自殺しちゃったの?
>>16 唯ぼんやりとした不安
と本人は遺書になる或旧友へ送る手記に書いてる
芥川はあれ以上生き続けるのは無理だったんだろうと解釈してる
唯ぼんやりとした不安…
それで死ねる人っていうのも凄いな
凡俗な俺は将来が確実に不安だけど死ねないよ…(´・ω・`)
でも西方の人を芥川と考えれば、自殺することで名を残す気満々だったと言えるよね。
尾崎豊だって死んでからファンが増えたとか言うし。
おまえはなにも読めてないよ
芥川の作品って、秋になると読み直したくなる気がする
私は夏かな
命日付近
23 :
吾輩は名無しである:2013/10/22(火) 21:56:38.51
誰か「続・邪宗門」書く人いない?
ダメなら俺が書いちゃうよ?
上手くいけば直木賞、ダメでも電撃小説大賞くらい狙えそうな気がするんだな
∧_∧
(; ´Д`) ∧_∧
/ \ ( ´Д`) 売文さしてくれや
.__| |人類 .| |_ / ヽ後はこいつがやりますさかい
||\  ̄ ̄ ̄ ̄ / .|春樹| |
||\..∧_∧ (⌒\|__./ ./
||. ( ) ~\_____ノ| ∧_∧
/ ヽ早く買って来い \| ( ) 逃げんなよ
| ヽ \/ ヽ.
| |ヽ、二⌒) / .| | |
.| ヽ \ ∧_∧ (⌒\|__./ /
ランダムハウス NHK 講談社
みなさんやはり中高生のころから芥川(や他の文学)に親しんでいたんですか?
学生のころは授業で羅生門をかじっただけで訳わかんなくて忌避してたんですが、最近ちょっとずつ読むようにしています。
10代で魅力に気付ける人ってすごいですね。私は未だ「ふーん」程度です
18歳の夜に初めて或阿呆の一生を読んだ時に戦慄したよ
何か心臓に染み入る感じがしたね…懐かしい
小学校の頃読んだ、歴史人物の項目で「服毒自殺」ってところに強く惹かれた
学校で読んだのは蜘蛛の糸と杜子春だけど、初めて自分で買ったのは阿呆の一生
今の目で見ると結構平気でエンタメ小説を書けそうな気がするんだけど、あの時代だからな
ポーやビアスやダンセイニやマッケンをフォローしてたんだから、
ついでにあと10年長生きしてラヴクラフトまで読んでみて欲しかったなあ
>>23頑張ってくれ
くれぐれも芥川の名に恥をかかすなよ
>>26やっぱりその辺りの年齢から入るんだな…
現代の生きてる小説家で最も芥川っぽい文章の人って誰だと思う?
その前に、芥川っぽい文章とは?
小学生のときに何々を読んだ、18歳で何々を読んだ
それは実質的には「読んだ」とは言えない
何の経験も知識もほとんどないガキに「或阿呆の一生」を読むことができると思うか?
おまえらの会話はまるで無意味なんだよ、ちっとは頭を使え
まあ、ここのレスを見る限りじゃ、読めてるやつは1人もいないな
小学生のそれとまったく変わらんよおまえらは
↑二度と読む気にもならないレスするなよ
おまえがバカ丸出しの書き込みしなきゃいいだけだ
ちっとは頭を使え、頭を
貴様が阿呆露骨なレスポンスをしなければ善いだけだ
とか、もっと芥川っぽく言えよな
つまらん
すみませんどこを探してもわからなかったので教えてください
以前芥川龍之介が"心中"という日本語をとても素晴らしく英訳したと聞きました
ですがどこを探してもその訳した言葉がわかりません
一般的には英語でdouble suicideですが日本で感じられる心中とこれでは意味合いが異なるのはわかります
どなたか芥川龍之介が訳した"心中"の英訳をご存知の方いらっしゃいませんでしょうか?
double platonic suicideのことかな
『或阿呆の一生』四十七 「火あそび」
>>39 ありがとうございます
やはりその訳なんですね
もっと目から鱗な訳をしてるのかと思ってました
もしまたそれらしいものがあれば教えてください
お手数おかけしました
41 :
吾輩は名無しである:2013/10/28(月) 22:36:30.39
■
通名の方々:
教師(教員、学校の先生)・大学教授・医師(医者)、看護師・法曹界(弁護士、検察官、裁判官)・内閣総理大臣・閣僚・事務次官、官僚・
地方自治体の長(知事、市長、町長、村長、区長)・地方議員・公務員(国家、地方)・警察・消防・自衛隊・親方日の丸会社・
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自動車教習所・印刷屋・専門学校・
■
42 :
吾輩は名無しである:2013/10/28(月) 22:37:09.58
■
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共同通信(Kyodo・47News)・時事通信
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ヤクザ・暴力団・暴走族・同和
■
神経で文章を書いた人
44 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 18:51:59.60
そういえば、芥川が書いたユーモア小説ってあるのかな?
お話の中にちょっとユーモアが混じるとかじゃなく、全編笑いを取ろうとしてるようなの
芥川自身は結構ギャグセンスがある人だったと、どこかで聞いたことがある
君のユーモアと僕のユーモアではかなりの隔たりがあるから、どうなんだろうなぁその質問は。
歯車なんかも僕には抱腹絶倒のユーモア小説なんだけど、君にはそのユーモアは通じないだろう。
つまり、そういうことなんだねぇ。……
おそらく、君にとってのユーモア小説というのは「鼻」や「桃太郎」だろう。
僕にはあれはまさに悲劇なんだねぇ。……作家芥川の悲劇なんだねぇ。……
「猿蟹合戦」はギャグなんぢゃないの
河童なんかユーモアの行き着いた果てじゃないかな、つまり憂鬱ってこと
葱もそのつもりだったのかもしれないが
意地の悪さの方が目立つ
歯車がユーモアとか言ってるヤツは首吊って死ねばいいよ
でも実際芥川はおまえみたいな読者のことなぞ眼中にも置いてなかったよ。
「A先生ですか?」のあの学生同様、な。
歯車なぞはむしろ笑って読んでくれたほうが芥川も心持ちがよかろう。
まあ、おまえのような頭の固い学生にはちとわからん価値観の世界だ。
自動車にはちょうど僕のほかにある理髪店の主人も乗り合わせていた。彼は棗のようにまるまると太った、短い顎ひげの持ち主だった。僕は時間を気にしながら、時々彼と話をした。
「妙なこともありますね。××さんの屋敷には昼間でも幽霊が出るっていうんですが」
「昼間でもね」
僕は冬の西日の当たった向うの松山を眺めながら、善い加減に調子を合わせていた。
「もっとも天気の善い日には出ないそうです。一番多いのは雨のふる日だっていうんですが」
「雨の降る日に濡れに来るんじゃないか?」
「ご常談で。……しかしレエン・コオトを着た幽霊だって言うんです」
このやりとりはむろん芥川の創作だろう。創作ならば、やはりこんな何気ないやりとりの一言一言、一語一語にも芥川の作意が込められているとみるのが当然だね。
「雨の降る日に濡れに来るんじゃないか?」ーーこれなどもあえてさらっと書いているが、やはり何か特別な意味が込められていそうだ。
雨の降る日に、濡れに来る。……幽霊が、雨の降る日に、濡れに来る。……
何かの作品にも書いていたが、芥川は不幸な環境にどこかで憧れているところがあった。退屈な日常を軽蔑しているところがあった。
そうして自ら不幸を求めて不幸の中へと入り込んでいった。
「雨の降る日に濡れに来るんじゃないか?」
さあ、学生諸君、よく考えてみてくれ。
レエン・コオトを着た幽霊が、雨の降る日に、濡れに来る。……合羽を羽織った幽霊が、雨の降る日に濡れに来る。……
及ばぬことを知っていたから、自らの作品に自らの命を捧げて、作品を完成させた。
ぼんやりとした、不安。
ーーそんな彼が吐いた、最後の嘘。
生きたいから生きる、死にたいから死ぬ、それだけの話
いや、だからその「死にたいから死ぬ」に至る過程の話をしてるんだが
そこにこの文明開化の意義、文学の魅力があるわけなんだが
成程
美学のことか、理想の死に方って何だと思ふ?
自分は山奥で死んでカラスたちの餌になるとかそんな感じ、てかカラスの魅力に最近気付いたんだが
火葬や土葬よりも、ヤツらに啄ばまれたいんだよなぁ…解かる?この気持ち
あいたたた。
山奥で一人静かに死ぬ勇気なんて無いもんな
まだ戦場の雑踏の方が怖くないんだよな一瞬で死ねるし
>>63 チベットなどの彼らの精神はほんと至高だよね
人間生活を愛するならば、家族や友人達に温かく見守られながら逝くのが理想だと
何だ感だ芥川は周囲の人達に愛されてた訳だから幸せ者さ
>>55 > レエン・コオトを着た幽霊が、雨の降る日に、濡れに来る。……合羽を羽織った幽霊が、雨の降る日に濡れに来る。……
レインコートを着て雨の日に鉄道自殺した義兄の暗示
むろん、そういう安直な見解をするやつもいるだろうと思っていたよ。
おまえは、芥川が本当にそんなつまらない暗示をするような作家だと思っているのか?
むしろ芥川は、その轢死した芥川の姉の夫のそれを利用して、この作品を作り上げてるわけだよ。
この意味がわかるか?
お父さん、良かったですね by文ちゃん
そういうつまらないレスもいらないよ
それを頭にいれて、もう一度、
「雨の降る日に濡れに来るんじゃないか?」
を考えてみたまえ。学生諸君。
オオル・ライト
それに、そんな無責任な暗示などは芥川は決してしない。
歯車の作中の人物は一人称で書かれているだろう?
「雨の降る日に濡れに来るんじゃないか?」は、その義兄の事件が作中の「僕」に知らされる前の出来事だ。
三人称ならともかく、一人称を用いているのに、あえてそこに未来の義兄の死などを暗示させるような下手な真似を、作家芥川龍之介たるものがするわけもあるまい。
現在形で書くやつが、本当にあると思うのか?
ちっとは、頭を、使えよ、猿。
しかし2ちゃんとはいえ、まさかここまで低レベルだとはな。……
本当に驚く。大袈裟じゃなしに、本当に小学生以下だ。いや、むしろ本当に猿レベルだ。
>>76 わざわざそういうレスを書き込むおまえの方が猿レベル
出て行け
おまえが、バカなことを、書き込まなきゃ、いいだけ、なんだよ、糞猿。
ボスの座争いですか?
今度からの餌は煮干し大目で入れてあげてくださいね。
奈良島は人間だ。猿ぢやあない。
猿…御先祖様を莫迦にするなよ
82 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 19:33:28.63
でも、過去形だろ
龍之介は月世界旅行とか観たんだろうか
芥川龍之介が代表する昭和文学と大正文学の違いは簡単に言うと何でしょうか?
芥川が代表する昭和文学?
頭、だいじょうぶか?
昭和文学も大正文学も明治文学も何も、そういう〜文学なんてのはただの幻想に過ぎないんだよ
それらの時代のそれぞれの作品の中に時代背景が反映されていようと、そこだけに焦点をあてて一様に〜文学としてしまうのは無駄に誤解を招くだけで何の利点もない
芥川の血液型って何?神経質そうだからA型?二重人格っぽいからAB型?
O川の水を書いてるからO型
ひどいなこりゃ
あれが森さんかぁ〜
実に良い顔をしとる
>>87 > 芥川の血液型って何?神経質そうだからA型?二重人格っぽいからAB型?
A型だったとどこかで見たような
>>91 作家の血液型というスレがあって、そこにA型って書いてあった。
それって、一体どんな資料を根拠にして書いてるんだろね?
学生時代の健康診断書とかじゃないかなあ
あとは本人が何かに書いてたり
芥川の場合は同居してた芥川の伯母さんがえらくマメな人で
芥川の書いたものは保管しまくってたらしい
どうりで「羅生門」の下書きとか残ってるわけだ
芥川自身は完璧主義者っぽいから、書き損じなんか取っておきそうもない感じ
おばちゃんグッジョブ
大導寺信輔の半生の別稿を未発表のまま保管してたのは
明らかに芥川自身の意志だろうとは思う
未発表でも残っていてほんとに良かった
書いた話に一切無駄が無い感じするよな
97 :
ゲッパリラ:2013/11/30(土) 06:46:08.69
芥川龍之介のいけ好かない感は異常
ぶん殴りたい
その前に、どこらへんがいけ好かないのか、詳しく
100 :
吾輩は名無しである:2013/11/30(土) 17:10:23.75
侏儒の言葉久々に読む
我等如何に生くべきか――未知の世界を少し残して置くこと
世の文章は侏儒の言葉だけあればいいかもと思える格言集
もちろん抜かりもあるが
「何をするダァーッ」(JOJOの言葉)
つまらん
105 :
吾輩は名無しである:2013/12/07(土) 12:26:20.79
おれは先日、志賀直哉スレに次のような書き込みをした。
みなさんは、志賀直哉をちゃんと原文で読んでますか?
旧仮名遣いの原文で読まないと意味がないですよ。
どこの馬の骨か分からん奴が書き直した現代仮名遣いの文章なんて
ただのゴミですよ。
そうしたら、原文なんか読んだことのない無教養な奴らが、悔しさで怒り狂って
大変なことになった。
つまらん
はいはい
108 :
吾輩は名無しである:2013/12/07(土) 16:14:36.45
芥川の小説はすべてルビを振ってあるのでありがたい
吉増の実験の先駆がここにある
芥川が自殺する前日に室生犀星を訪ねたのはなんでなんでしょうね
やはり室生犀星に自分を止めて欲しかったのかな
室生犀星のブサ顔を見ることで優越感を満足させるためだったのではないかしら
でもやっぱりお顔が良くても、万年痔ぢゃね、そりぁモテないのも道理だわね
つまらん
112 :
吾輩は名無しである:2013/12/19(木) 19:08:49.13
>>108 振ってないだろ
振ってあるのは夏目漱石くらいまで
だから文庫本によってルビが違うことがよくある
113 :
吾輩は名無しである:2013/12/19(木) 21:19:25.99
114 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 00:05:26.29
それは出版社が勝手につけてるだけだろ
作者が意図していた読みかはわからない
115 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 11:22:24.49
谷崎論争を知らないらしい
116 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 13:46:14.37
戦後の全集も総ルビになってるのか
117 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 13:56:42.97
総ルビ主義は正しい
特に日本語の漢字は読み方が複数あるからルビは必須
作家は自分の作品を正しく読まれたいならルビを嫌うべきでない
意味さえ通じればどうでもいいんじゃね
119 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 14:00:15.93
実にばかばかしい
121 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 14:01:48.64
>>118 言葉にとって音は重要だろ
意味さえ伝わればいいなら絵文字と変わらない
そんなものは言葉ではない
歌とかならともかく、小説で音韻だとかまで拘ってる馬鹿作家なんかろくなもんじゃない
小説は内容だよ、内容
むしろ言葉の音韻なんかにばかり拘って形を優先させるような文章こそ、言葉でない
ただの装飾でしかない
124 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 14:08:38.97
総ルビにこだわった夏目漱石も泉鏡花も芥川もお前に言わせれば馬鹿らしいな
125 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 14:10:57.19
>>123 発音を明らかにするのと
形式にこだわるのは違うだろ
鏡花はともかく、漱石や芥川はそんな拘りは持ってなかったけどな
まあ漱石の初期作品、特に草枕などは例外で、洒落というか遊び心で、文章の音韻にも気を配ったりしてるけど、そんなのは中期くらいからはもうやめてる
その言語が示す意味さえ通じれば、読み方なんかそれぞれ好きなように読めばいいんだよ
ルビだとかそんなくだらないもんを無駄に気にしてないで、もっと内容に気をつかえ
ということ
129 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 14:32:46.85
>>127 その考えは言葉を否定しているも同じ
>>128 発音を明らかにするルビは全然くだらなくない
ルビのおかげで日本語の歴史的な変化も分かる
130 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 14:33:44.69
131 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 14:34:30.02
芥川に至っては数字にまでルビをつける徹底ぶり
馬鹿だなこいつ
133 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 14:37:02.22
ルビの重要性を知らないお前がバカなんだろ
まあおまえみたいな無学(むがく)な低能(ていのう)にはルビが必要(ひつよう)なのかもな
それは作家(さっか)の拘(こだわ)りなんかじゃなくて、ただの心遣(こころづか)いだけどな
135 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 14:50:28.56
>>134 博学なら正しい漢字の読みができるのか
じゃあ下の文章の正しい読みを教えてくれ
漢字だけなら小学生で習う文字だ
「昨日、私はいつもより早く家に帰った」
やっぱ馬鹿(ばか)か
そんなのは(きのう)でも(さくじつ)でもどっちでもいいんだよ
どっちも、まったく正(ただ)しい読(よ)み方(かた)だ
137 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 15:00:40.04
どっちでもいいなんてのは答えになっていない
博学の君でもルビの重要性がわかっただろう
ん?立派(りっぱ)な答(こた)えになってるだろう
本気(まじ)でおまえの頭(あたま)は大丈夫(だいじょうぶ)か?
まあ、馬鹿(ばか)にとっては重要(じゅうよう)なのかもな
140 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 15:07:17.48
もっと身近な話にすれば
自分の名前がどう読まれても別にかまわないといってるのと同じ
それでも君はどっちでもいいと言えるか
何故(なぜ)そこで名前(なまえ)を引(ひ)き合(あ)いに出(だ)せるんだ?
一体(いったい)どこまで馬鹿(ばか)なんだおまえ
142 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 15:13:52.69
自分の漢字は正しく読まれたいのに
日本語は正しく読まれなくてもいいのか
日本語に対して愛着のないやつというのはわかった
だから、昨日(きのう、さくじつ)のように、どちらも正(ただ)しい読(よ)み方(かた)のできる場合(ばあい)は、どちらでも構(かま)わないだろうと言(い)ってるわけなんだが
日本語(にほんご)すらわからないようだなこの馬鹿(ばか)は
まあ、内容(ないよう)を読(よ)めないから、読み方なんかに必要(ひつよう)以上(いじょう)に拘(こだわ)って云々(うんぬん)してるんだろうな、この馬鹿(ばか)は
145 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 15:24:43.71
昨日という同じ漢字でも固有の日本語である「きのう」と一種の外来語である漢語の「さくじつ」では言葉が全く違う
どっちだっていいといっているのは日本語に対して愛着がない証拠
だから、小説(しょうせつ)などの場合(ばあい)は、その言語(げんご)の意味(いみ)が通(つう)じれば、それでいいだろうっての
本気(まじ)で馬鹿(ばか)過(す)ぎるぞおまえ
以降(いこう)スルー
147 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 15:34:55.22
>>146 だから小説も言語であるからには意味さえ通じればいいというものではない
言語は発音があってこそ初めて機能することくらい知っておけ
おまえはよみかたではなく、まずはにほんごをりかいできるようにつとめろよ
きのう、も、さくじつも、も、にほんごなんだよってことをいってるわけなんだが
このばかにはどうもりかいができないらしい
まあ、あいてするだけむだだな、こういうばかは
んじゃ、まじでいこうするー
150 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 15:46:18.79
同じ日本語ならなぜ国語辞典に別の言葉として載っている
「きのう」と「さくじつ」は違う言葉だからだろ
漢字の読み複数あろうがどう読んでもいいなどというのは日本語に愛着がないから言える暴論
151 :
吾輩は名無しである:2013/12/20(金) 15:47:40.64
○漢字の読みが
けふはあたしのお誕生日!
153 :
吾輩は名無しである:2013/12/26(木) 12:39:29.92
日本語の漢字の読み方なんてどうでもいいようなつまらんこと。
大陸から持ってきた他人の文字に偉そうに勝手な読み方をしてるだけ。
中国語を知って初めて日本語がわかる。まず少なくとも普通話をマスター
してからだな、日本語について語れるのは。
保吉シリーズは芥川の私小説と捉えてOK?
芥川と立場や考え方がよく似た創作上の別人と
自分は受け止めてる
大導寺信輔もまた同じ
156 :
吾輩は名無しである:2013/12/30(月) 18:00:03.62
「創作上の別人」なんてものはない
むしろ保吉は作家芥川では語れぬ、素の芥川龍之介の感性から流し込まれる、ありふれた日常
157 :
吾輩は名無しである:2013/12/30(月) 18:20:41.44
保吉の中では、「お辞儀」が好きかな
158 :
吾輩は名無しである:2014/01/11(土) 01:52:21.01
お
「路上」は芥川の迷走期を代表してるな。
晩年の漱石の文体だけを真似て、いかにもそれらしく装っているが、経験も何も未熟だった芥川に真似なんかできるわけもない。
文体だけ繕っていて内容が軽薄だから、なにか嫌に浮ついた印象しか残らない。
後年になって、芥川が漱石の影を遠ざけようと(或いは無意識に?)したのも、こういう恥ずかしい失敗に起因していたのだろうな。
「京都日記」なども迷走期の作品だな。
これはむしろ明治期の日本文学のそれを真似ている。他の随筆などでも子規のそれを真似てみたり、色々試行錯誤しているが、結局どれも身につかなかった。
大正の終わり〜昭和に入ったくらいからやっと自分の型を見つけ出した感じだな。
芥川は小説というより、紀行ものなどのほうが合ってたんじゃないかな。
全国を旅しながら、「奥の細道」の現代版みたいな感じのものを、芥川独特の観察眼で書いたりしたら面白いものが出来たような気がする。
文体などは暫く問わず、「松江印象記」などの写生文を見ても、まったく見事としか言いようがない。
芥川、久米、松岡あたりでいっしょに旅したらそれぞれの持ち味が活きて面白いものが出来たろう。
久米も何か半端な位置に燻っていたし、松岡なんかも結局これという為事ができなかったし。
芭蕉、凡兆、去来的な、なんとも言えない絶妙な関係になったんじゃないかな。
一般的のはなぜか芥川はプロレタリアと対立していたという見解がなされているけど、実際は「文芸的な、余りに文芸的な」を読んでもわかるように、むしろ芥川はプロレタリアの流れを肯定してるよね。
どこから、そういう誤解が生じたのだろう。反社会主義者とも位置付けられていたようだが、これもまったくの誤解だね。
帝大卒の漱石門下エリートという肩書きや、一時期の作風がそういう根も葉もない(或いは葉はあったか)デタラメな像を築いていたのだろう。
芥川もそれに薄々気づいていたのか、随筆でその誤解を解こうとしている工作が見え透いている。
こういう工作が、ますますその誤解を深めていったのだろう。
まあ、そういう漱石門下という肩書きが芥川を苦しめていたんだろう
その苦しみに耐えられなくなり、漱石の影を払いのけるようにそこから背いていった
結果、その軽はずみの反逆が、後に芥川の命を奪うことになった
こんなところだろう
むろん、それが芥川の自殺のすべての要因ということではないがね
要因のひとつとしては、間違いないだろう
しかし芥川は逃げ回っていたその漱石の影と向き合い、最後の最後に和解している
「遺書」
僕の作品の出版権は(若し出版するものありとせん乎)岩波茂雄氏に譲与すべし。(僕の新潮社に対する契約は破棄す。)僕は夏目先生を愛するが故に先生と出版書肆を同じうせんことを希望す。
>>166 竜之介が漱石のところに行ったのは、漱石晩年のほんのわずか。
それでも強く影響を受けるということもあるだろうが、苦しむほどのものかねえ?
「歯車」「或阿呆の一生」「年末の一日」「漱石山房の秋、冬」「寒山拾得」などなどその他の作品でも漱石に触れてるし、その内容からみてもかなりの影響を受けたであろうことは容易に読み取れる
実質的に芥川の作家人生を開いたといえるのはやはり漱石の存在だから当たり前だけど
>>170 いや、漱石との関係で自殺の一因というほどの苦しみがあるのかね、と?
漱石は「死ぬか生きるか、命のやりとりをするような維新の志士の如き烈しい精神で文学をやってみたい」と
手紙で言ってるように、まさに死ぬ気で文学の道を歩んでいた
その文士としての心意気を芥川は少なからず漱石から受け継いでいた
つまり芥川も死ぬ気で戦っていたわけだよ、戦っているならばその道で苦しむのは当然のことだろう
『或阿呆の一生』
「敗北」
彼はペンを執る手も震えだした。のみならず涎さえ流れだした。
彼の頭は0.八のヴェロナールを用いて覚めた後のほかは一度のはっきりしたことはなかった。
しかもはっきりしているのはやっと半時間か一時間だった。彼はただ薄暗い中にその日暮らしの生活をしていた。
いわば刃のこぼれてしまった、細い剣を杖にしながら。
上に挙げた作品を読んでいれば、芥川が漱石の影に苦しんでいたこともわかるかと思うぞ
苦しみのあまりにそこから無意識に逃れようとしている様なども文章から見て取れる
「年末の一日」などには特にそれらの苦しみが表れているだろう
「先生の死」
彼は雨上がりの風の中にある新しい停車場のプラットフォームを歩いていた。
空はまだ薄暗かった。プラットフォームの向こうには鉄道工夫が三、四人、一斉に鶴嘴を上下させながら、何か高い声にうたっていた。
雨上がりの風は工夫の唄や彼の感情を吹きちぎった。彼は巻煙草に火もつけずに歓びに近い苦しみを感じていた。「センセイキトク」の電報を外套にポケットへ押し込んだまま。………
そこへ向こうの松山のかげから午前六時の上り列車が一列、薄い煙を靡かせながら、うねるようにこちらへ近づきはじめた。
ここで注目すべきは「歓びに近い苦しみ」だろう
「苦しみ」は暫く問わず、この「歓び」とは一体どのような事情から起こった感情なのか
要するに、そこだよね
176 :
吾輩は名無しである:2014/02/13(木) 23:50:22.06
アゲアゲ
177 :
吾輩は名無しである:2014/02/14(金) 15:20:15.93
じっさいに作品を読んだ奴が五割いる気がしない
というと?
179 :
吾輩は名無しである:2014/02/15(土) 00:54:41.27
横だけど、
又聞きしたようなことに枝葉の部分、トリビアこだわっている。
実際に作品を読んだならもっと別の感想になるだろう。
なにいってんだこいつ
具体的に指摘もできない上に何も作品について語らないで「もっと別の感想になる」とか小学生みたいなことをほざいていても、ただの低知能だよキミ
こういうやつこそまったく読んでない、或いは読めていないんだよな
顔大きいよね
まあ、 その知能の素になるような、鋭い刺すような痛み。そういったものに興味が在るよな正直。
偸盗読んだ
何はさておき、なんで生きてんだ十郎
サッカー選手みてぇに大人しく戦闘不能アピールでもしてたんかいw
偸盗好きの自分から
芥川さん誕生日おめ
186 :
吾輩は名無しである:2014/03/09(日) 15:26:41.89
今の日本はかなり「河童」の世の中に似てきた
己は そうかな? そうではないかな? と毎日考えるうちにとうとう
死んでしまう…。 これは〇〇の文章。そう感じたフレーズ。個人的に。
『奉教人の死』が好きな方がいたら、この作品のよさを教えてくれませんか。
できれば興味をもってこの作品に接したいのだけど、全然面白くもなんともないorz
文章はきれいだけど、「だから何だよ?」と思ってしまう。
芥川龍之介の作品で、
・やくざor渡世人で、任侠道を徹底的に極めた
・右から左へ振り向くのに1分かける
・殴りを極めたため、軽く叩くだけでテーブルに凹みをつけることができる
・殴り技術を妻に対してうっかり実演してしまい、妻を死なせてしまった
という登場人物が出てくる作品があれば、タイトル教えてください。
10年以上前に途中まで読んだ記憶があり、最後まで読みたいです。
青空文庫で探したのですがわからず、芥川だったかどうか自信が無くなりつつあります
190 :
吾輩は名無しである:2014/04/10(木) 21:26:11.94
それは太宰の作品だよ、「ロマネスク」
191 :
吾輩は名無しである:2014/04/11(金) 13:48:21.48
>>188 イエス・キリストもじつは女の子だったかもしれないと思いながら読む
192 :
吾輩は名無しである:2014/04/11(金) 14:54:04.13
ポルノ小説匿名で書いたそうですが
なんという題名でしたっけ
>>190 これです間違いありません
ありがとうございました
>>191 うーん、ちょっと弱いですね
でもありがとうございます
岡本かの子の「鶴は病みき」、読んだ。
小説としては面白かったけど、なんかいやな女だなぁと思った。
197 :
吾輩は名無しである:2014/04/19(土) 22:42:48.47
198 :
吾輩は名無しである:2014/04/20(日) 23:33:34.06
「鼻」「芋粥」ではまだ生ヘの肯定が見られた。
「奉教人の死」「地獄変」辺りから生ヘの肯定が消え、代わって死ヘの傾倒が見られるようになった。
「侏儒の言葉」「歯車」では自己犠牲を賛美する方向が決定的になった。
死ぬ前に書いた自殺について語る或旧友へ送る手記で「自然は美しい」と語ってることが至高だなと
200 :
吾輩は名無しである:2014/05/02(金) 02:17:03.14
芥川ってなぜ長編を書かなかったのだろうか?
あれだけの計算されつくした短編が書けたのだから絶対に書けたはずなのに。
長編を読んでみたかったな。今となっては無理だが。
201 :
【Dmsaloon1383144788085525】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(2+0:5) :2014/05/05(月) 15:29:37.54
俺は春の続きが読みたい
202 :
吾輩は名無しである:2014/05/05(月) 16:35:21.32
長編を書かなかったと言うか書きたくなかったのもあるんじゃないかな
売文を全くしなかった物書きだった訳でもあるし
204 :
吾輩は名無しである:2014/05/07(水) 01:43:56.17
>>203 売文をまったくしなかった?
ってどういうこと??
実際は文を売って生活をしてた訳だけれど、
彼の場合は文血と言うか殆どすべて静血で書かれたものだよね、嘘が無い
テキトーなことをほざいてんなよ
芥川の作品はむしろ嘘だらけだ
最初から最後まで嘘三昧だ
だから芥川自身も最後の最後まで自分の作品に不満を感じていた
本当を書いていたら出来が悪くても不満など感じることはない
それは或阿呆の一生の冒頭などを読んでもわかる
「意識的には自己弁護をしなかったつもり」
ーーこれがすでに大嘘
この文章自体がすでに自己弁護になってしまっている
あえて「意識的には」などといって消極的に予防線を引いてるあたりにそれが露見しているだろう
御免
三島の美辞麗句と比べたら解かるが全く嘘が無い美文、自分の血で書いてる
内容なしで言い張るだけなら猿でもできる
芥川の作品かどうか微妙なんだけど
カフェか喫茶店で老人が女給に英語を教えている小説のタイトルわかりませんか
>>210 女給じゃなくてボーイだったと思うけど「毛利先生」?
>>211 それだ!
ずっと読みたかったんだけど調べても出てこなかったんだ
分かりにくい質問の仕方だったのに
教えてくれて本当にありがとう
よかった、あってましたか。お役に立てて幸い。
芥川龍之介は、最後の最後まで長編小説を書けなかったんだけど、
彼の頭の中でも、長編小説>短編小説
って考えだったんだろうね
大作の絵画を手間の問題だと否定したりしてるけど
やっぱりストーリー云々は別としても、長編が書けないのを引け目に感じていたと思う
星新一はショートショートの一編でも、アイディアを搾り出す為の労力は大変なのに
長編に比べて割りに合わないって旨の発言もしてるけど
長編書けるのも才能だし、短編書けるのも才能
個人的にはムダをそぎ落としたものが好き
あれこれごちゃごちゃした長編小説やバカでかい絵画も好きじゃない
特に長編小説は頭の中で情報整理すんのが面倒臭いし
何となく、「きりしとほろ上人伝」とか再読してみたくなってしまった。 しりあも、えじつとも今は混乱期だからね。
現代のれぷろぼすは? なんて妄想するのは俺だけじゃないはず・・・
216 :
吾輩は名無しである:2014/07/08(火) 13:38:04.50
物語作家たる芥川では長編は無理だったのは当たり前のことだった。
是非とももっと勇気をもって自身を曝け出して小説を書いて欲しかった。
芥川を尊敬していた太宰だってそれなりの長編を書いていたのだから。
217 :
吾輩は名無しである:2014/07/09(水) 15:00:06.02
芥川の作品をなんとなくでも理解するには最低3回は読まなければならない。
古典文学を題材とした文章はそれだけ現代の我々には難解至極のそれだ。
漱石の難しい小説だって2度読めばそれなりに読解できるが、芥川は難しい。
ある意味三島由紀夫もそうと言えようが。
>>216 そうそう芥川は類いまれなストーリーテラー
>>217 一回読めばわかるだろ
芥川はお札の顔になるべきだと思う
自殺したから無理なのか
ここまでアレだと、もはやあいたたた、としか言い様がないな
220 :
吾輩は名無しである:2014/07/10(木) 01:49:08.53
>>218 内容の理解をいったんだがな。
おまえは羅生門の言わんとするところとか、藪の中の犯人が誰なのか
一読だけで理解できるんだ?
大した頭だな。芥川の小説には最低3つの題材等があるのもわからねーんだな。
馬鹿物ってのはwww
>芥川の小説には最低3つの題材等
「題材等」とは一体なんだ?「等」とは?
3つ?おまえのその「3つ」とは一体どの作品のどれを指してるんだ?
「藪の中」は単に三通りの解釈ができるように作られてるってだけで、他の作品とはまた全然異なる趣旨の作品なわけだが
それを「最低3つの題材等」などと言って一括りにしてるあたり、いかにもこいつ自身が何も読めてないことを証明しちゃってるな
222 :
吾輩は名無しである:2014/07/10(木) 10:36:24.18
↑あんたなんか痛いよ
おたがいに冷静になった方がおもしろい議論になるよ。
3つの題材とか題材とはなんだ、とか、多くの文学愛好者が興味を持つ展開になりそうじゃないか。
ん?こっちは至って冷静に指摘しただけなんだが
尤も、「3つの題材等」にはまったく興味が湧かないがね
「幾通りかの解釈ができる」ということならわかるけどな
「最低3つの題材等がある」とか、ほんと苦笑いしかできない
おそらく作品に於ける「題材」という言語を何か勘違いして捉えてるんだろう
まあ「幾通りかの解釈」にしたところで、これは芥川の作品に限らずほとんどの作品は幾通りかの解釈が「必然的に」できるわけだがな
又、必然的に幾通りかの解釈ができてしまう所に芥川も不満を感じていた
それは「芭蕉雑記」を読めばわかるだろうと思うからここでの説明は省く
「僕の仕事は残らずとも、その歌だけ残れば」なんてことを斉藤茂吉あての書簡に書いていたとか
>>216 別に自分をさらけださなくても長編は書けると思うよ
同時代にも「大菩薩峠」のような長編エンターテイメントはあった
むしろ芥川にとっては、小説を長くすることにどうしても意味を見いだせなかったのではないか
229 :
吾輩は名無しである:2014/07/10(木) 15:23:43.57
ポルノ小説は長編だろう
一回読めばわかるだろ普通
回数などの問題ではなく、要するに読み手の経験と知識と教養だよ
それから頭の柔軟性、洞察力、機転、などであろう
まあ題材等くんのようなのは何度読んでも何も読めんだろう
232 :
吾輩は名無しである:2014/07/10(木) 19:42:54.19
そんなに難しくないでしょう
そんなのは作品によりけり
芥川の作品には芥川の作家人生や人間関係や育った環境などを
ある程度に於いて知っていなければその作品の意味や意図がまったく見えてこないものも少なくないだろう
殊に晩年の作品は自叙伝的な作品が多くなってるからな
漱石の影響もかなり受けてるし(作品的にではなく)、
たとえば「年末の一日」などはその内容から言って、やはり漱石という作家のことも知っていなければ何も読むことができない性質の作品であろう
そういった個人的な事情や内情が複雑に絡んだ作品が多いから、知識のない輩が何べん読んだところで読めるものではないんだよ
まあ要するに、趣味で本を読んでるような素人向きの作品ではないよ
「或阿呆の一生」の冒頭などからいって、芥川自身も後世の作家研究者や心理学者や宗教家や芥川の幾人かの友人など、そういった人たちへ向けて書き残していたように思う
235 :
吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 04:33:35.44
芥川はいわゆる小説家ではなかったからなあ。
長編が書けないコンプレックスから谷崎兄さんに喧嘩売って敗北したのも当然。
漱石に鼻が褒められなければ、死ななくてすんだものを。
名前だけが先行してしまった作家の典型だな。
芥賀賞なんてなものも菊池が作らなければよかったんだよ。
芥川なんてその当時から凄いと思って読んでいた人ってほとんどいなかったらしいじゃん。
こんな奴の小説にムキになっている暇人もいるんだな。
まあそう無駄にムキになるなよ猿すけ
ところで題材等くんはどこへ行ってしまったんだろうな
3つの題材を放ったらかして・・w
238 :
吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 07:05:39.74
芥川は長編のサタイアを書きたかったんだろうが、
日本人でそういう類いの作家はいないと思う。
海外にはかなりいるが。
239 :
吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 07:16:28.35
文体からして、日本には本質的に長編の作家はいないと思う。
240 :
吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 07:55:08.29
芥川を敬愛した太宰のほうがよっぽど面白い事実w
ほんと内容が皆無だなこの猿は
242 :
吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:51:19.92
>>241 芥川は猿ではない。猿未満のエテコーのキサマは黙っとれ!
問題なのは芥川を理解したつもりタップリの低脳の馬鹿共がうじゃうじゃいるってことよ。
いや、ふつうにおまえのことだよ猿
244 :
吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:56:18.05
↑wwwwwww
245 :
吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:59:40.73
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
246 :
吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:00:58.96
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
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243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
243 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 15:54:07.45 いや、ふつうにおまえのことだよ猿
247 :
吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:02:11.40
そんなに高尚でもないだろ
例によってチョンボ猿発狂の巻
ほれ、バナナやるから落ち着け
249 :
吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:04:54.95
猿らしい猿だな
250 :
吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:30:28.98
248 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:02:22.98 例によってチョンボ猿発狂の巻
ほれ、バナナやるから落ち着け
249 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:04:54.95 猿らしい猿だな
248 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:02:22.98 例によってチョンボ猿発狂の巻
ほれ、バナナやるから落ち着け
249 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:04:54.95 猿らしい猿だな
248 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:02:22.98 例によってチョンボ猿発狂の巻
ほれ、バナナやるから落ち着け
249 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:04:54.95 猿らしい猿だな
251 :
吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 17:33:18.56
248 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:02:22.98 例によってチョンボ猿発狂の巻
ほれ、バナナやるから落ち着け
249 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:04:54.95 猿らしい猿だな
248 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:02:22.98 例によってチョンボ猿発狂の巻
ほれ、バナナやるから落ち着け
249 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:04:54.95 猿らしい猿だな
248 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:02:22.98 例によってチョンボ猿発狂の巻
ほれ、バナナやるから落ち着け
249 :吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 16:04:54.95 猿らしい猿だな
252 :
吾輩は名無しである:2014/07/11(金) 18:10:12.97
まさに猿の惑星
慈眼寺の管理人変わったのかな
早朝、墓地に入れなくなった
短編の名手ということでいいではないか。
引き合いに出して悪いが、O.ヘンリーなぞとは比べ物にならないほど芸術性が高く
また曰く言いがたい玉虫色の魅力がある。
また実験的作風は後の作家に与える多様な胚芽を含んでいる。
>>254 >O.ヘンリーなぞとは比べ物にならないほど芸術性が高く
具体的にはどういうところが?
O.ヘンリーっていかにも通俗的じゃない?
分かり易い内容を分かり易い文体で書く。
O.ヘンリーの良さがあるとしたら身の程をわきまえていたということになるかな。
具体的にといってもなあ、全てがそう。
>>256 分かり易い内容を分かり易い文体で書くのは通俗的なの?
太宰治は通俗的?
>>257 太宰は芥川よりは通俗性はあるが、とはいってもO.ヘンリーよりは格調高いだろう。
あなたがO.ヘンリーを好きなら聞きたくないかもしれないが、
あれは人情に訴えるだけのただの通俗小説。
命日だ
kappa
262 :
吾輩は名無しである:2014/07/27(日) 19:23:23.88
新潮文庫版の「侏儒の言葉」を持っている人ヘ
巻末の海老井の解説を読んだ後で本文の荻生徂徠の項を読んでみて
>>262 ごめん馬鹿だから解らなかった
なにかあるんですか?
菊池の『無名作家の日記』読むと芥川もイジメが好きで性格悪いね
だれかマインレンデルの日本語版出してくれないかな
やばい、俺も歯車見えてきた
268 :
吾輩は名無しである:2014/11/18(火) 07:47:22.35
269 :
吾輩は名無しである:2014/11/18(火) 12:14:55.61
何がおすすめでしょうか
270 :
吾輩は名無しである:2014/11/18(火) 13:45:52.83
新潮文庫版よりは角川文庫版のほうがいいな
付録でいろいろ収録してるしな
271 :
吾輩は名無しである:2014/11/18(火) 14:52:42.50
筑摩版の全集には絶筆の作がはいっていない
272 :
吾輩は名無しである:2014/11/19(水) 15:15:10.98
芥川って漱石夫人に嫌われていたらしいな。
鏡子夫人的にはファーストインプレッションで蟲が好かなかったらしい。
松岡譲の「憂鬱な愛人」に書いてある。
273 :
名無し募集中。。。:2014/11/23(日) 15:16:08.50
ちくまの全集買おうと思うんだけど大丈夫?
274 :
吾輩は名無しである:2014/11/23(日) 17:46:10.70
大丈夫
大丈夫
277 :
吾輩は名無しである:2014/11/25(火) 10:52:03.50
娘の件で松岡と久米が対立したときに芥川が久米についたから、松岡は芥川のことを少なからず苦々しく思っていただろう
そういったことから鏡子夫人が松岡をかわいそうに思って空気を読んだんじゃないかな
漱石の死後に鏡子夫人は芥川に紫檀の机をプレゼントしてる
芥川もことのほかその机を大事に使ってた
その机を貰ったからというわけでもないんだろうが、芥川は鏡子夫人のことを好きだと書いてる
元漱石門下生が鏡子夫人のことを遠回しに叩いたりしてたから、気の毒に思ったんだろう
でも芥川もやり方が大人げなかったな
「漱石山房の冬」だったかな、あえて松岡を「M」などと書いてみせたりさーー「よそよそしい頭文字」〜こころ
こういうのは腐った女の遣り口だ
280 :
吾輩は名無しである:2014/12/05(金) 02:25:11.23
つーか松岡のやり方がうまくなかったんではないかと思うのだが。
久米の肩を持つ人が多かったってのは。菊池寛の「友と友の間」はもっているが
未読なんだが、彼も多分久米サイドだったろうし。
でも筆子が好きだったのは松岡だしな。しょうがないよ。
男女の仲は今も昔も変わらないものだろうし。
むろん、松岡「も」だよ
友情より愛情を取ったというなら松岡を擁護できるのだが、どうも感情で動いたというわけではなさそうだしな
芥川にしても久米にしても、松岡が筆子のことを本当に好きで、単にその感情が抑えられなかっただけだとすれば素直に祝っていただろう
久米の肩は持つ価値ないよ
筆子を松岡に奪われた後で、(漱石の)他の娘のどれでもいいから僕にくれというようなことを言ってたようだしな
自棄になっていたのか知らんが、冗談にしてもこんなことは言うべきではなかったな
皮肉にも久米の頭文字がKなんだよな
人物像からいえばどちらかというと松岡のほうがKタイプなのだが
鏡子夫人も未亡人となっていたし、バカバカしいけど「こころ」との共通点が多い
284 :
吾輩は名無しである:2014/12/05(金) 08:02:27.20
みんな相当詳しいな。
松岡の「憂鬱な愛人」と久米の「破船」を読んでんの?
今や国立国会図書館あたりしか書物がないくらいなレア本を。
286 :
吾輩は名無しである:2014/12/06(土) 23:14:33.35
本漫画ともに持っているが、テレビは今回初めて見た。
驚いた。こんなに史実を網羅した番組だとは。
おもしろかったし、うまそうだった。
ちなみに前回の分は見逃したのでかなり残念。再々放送されないかな。
東京デマンド何ららの配信ではなしに。
287 :
吾輩は名無しである:2014/12/08(月) 14:50:01.51
また立ちかへる水無月の
歎きをたれにかたるべき
沙羅のみづ枝に花さけば、
かなしき人の目ぞ見ゆる。
この芥川の詩はどこにも非の打ち所がない
そこに芥川の作家としての欠点があったな
作家というのはこんな完璧な詩を作ってしまってはダメなんだよ
なにか、この瑞々しい透明な詩興に浸っていると、あまりに完璧すぎてイラッとくる
結局、芥川を最も苦しめていたのはこの芥川自身の潔癖さだろう
芥川は「鴎外の詩には決定的に何か足りないものがある」というようなことをどこかに書いていたが、芥川の場合は逆にその「何か」を具現化しすぎている
具現化というのは語弊があるか
なんだろう、表現の完璧を求めすぎてるという感じか
宮沢賢治のような、形振り構わず、美も韻も字面も何も知ったこっちゃないよといったふうの手荒ともいえる詩風は不思議と愛着が持てるんだが、
何か芥川のそれは「ああ、素晴らしい・・」とだけいって通り過ぎたくなる
これはなんだろう、その完璧さに対する嫉妬だろうか、畏敬だろうか、嫌悪だろうか
いや、そのいずれでもなく、なにか本能的に遠ざけたくなる感じ
ちょうど、完璧な美人を見たときのそれに似ている
この詩の場合、「見ゆる」という確定的な表現が、「完璧である違和感」を残してるような感じがする
「水無月」「歎き」ならば、「見ゆる」という確定的な表現をするよりも、もっと何か淡い感じ、虚ろな感じの表現が相応しいように思う
虚ろにすることで、消極的ながら味わいの幅が広がるだろう
「目ぞ」というところも何か違和感がある
「目ぞ見ゆる」ーー何か、どことなく爪先立ってはいないか?前のめりになってはいないか?
「歎きを誰に語るべき」か、虚ろに戸惑っている詠み手が、瑞枝の花に、突然、目を見開いて、沙羅なる女性へと想いを馳せている
これはどうもおかしい
むろん、形態的にはなんら問題ないのだが、もっと身近なところで首を傾げたくなる
鴎外がこれを目にしたら「技巧派だ」といって皮肉っただろう
漱石がこれを目にしたら「軟派だ」といって嫌な顔をしていただろう
表現の完璧さという未熟
要するにそれだ
芥川には虚ろとか虚無は似合わない
戦って燃え尽きる方の人間だ人生は死に至る戦ひなることを忘るべからず
彼は虚ろに耽溺するより美に意味を見出したんだよ
虚無に耽溺する人間はナルシストだそのまま池に落ちてしまえ
深淵をのぞくものは深淵も覗きかえす
295 :
吾輩は名無しである:2014/12/08(月) 20:13:05.51
いや、だから勢い余ってその美が未熟になってるんだよ
気負いすぎってやつだね
呼吸が浅い
あ、未完成といってるんじゃないぞ
あくまで、未熟なのだ
というか、そもそも虚無なんて話は一切してない
表現に於ける「虚ろさ」だ
似合わないだとかナルシストだとか深淵だとか、その見当違いっぷりですぐにわかっちゃうな
赤いお尻が丸見えだぁね(苦笑)
298 :
吾輩は名無しである:2014/12/08(月) 20:21:53.30
へたくそな詩だな
下手くそなのではない
巧すぎる未熟さだよ
上手すぎて人間味が足りない感じがするということか?
傷があるくらいがちょうどいいと左右対称のお椀より
ゆがんだ椀の方が味があると?
好みの問題じゃあないんのかね?
そういうことじゃない
形態的な表現の完璧さに拘りすぎてるために、感情の表現に違和感が出てしまっているということ
なるほどありがとう
「水無月」を本来の「水の月」ではなく、あえて「水の無い月」として表現してるところなども、何か小憎らしいというか、寒気がするほど巧い感じがする
涙も枯れた月、落ちた涙が沙羅の瑞枝の花に寄って、そこに詠み手の目ーー沙羅なる女性の面影の瞳が映る
あんまり巧すぎるじゃないか
ビジュアルは浮かぶな良くできた絵葉書みたいだ
でも本気で悲しんでいない感じがする悲しいんじゃなくて
感傷なんだろうな本当に悲しい時って人は怒るんだよ
ほんとに悲しかったらこんな巧い詩はまず作れないだろうな
もっと感情的な拙い詩になるはず、宮沢賢治みたいに
やはりどんなに拙くても感情から迸った詩のほうが愛されるんだな
芥川のその技巧には頭が下がるけども
賢治は素直すぎて好みじゃないなw
だって彼は耐えるけれど戦わない
テムジンに立ち向かったジャムカのように男の友情って
対等じゃないと成立しないのさ
芥川の地獄篇も見方によれば殿と良秀の戦いという感じもしないではない
彼は命と娘を引き換えに戦いに勝ったわけだけれど
春と修羅は読んだか?病床の詩は読んだか?
外界での戦いばかりが戦いではないんだよ
宮沢賢治は自己と戦っていた人だ
それと、その赤いお尻をなるべく隠すようにしたほうがいい
ちょいと相聞が鼻についてハリキリすぎた故、今日はここでやめ
鼻といえば、芥川の「鼻」も・・・・いや今日はもうやめとこう
自己と戦っても自己に打ち勝たなくては意味は無い
悩むだけなら誰でも出来る
自分を救えるのは自分だけだよ
雨の中出て自殺行為だ悲愴な感情に溺れすぎだと自分は思う
だから好みじゃない
芥川は悲愴じゃないもっと乾いている冷静に自分の死を見つめて
助からないと分かっていたから冷静に自分にとどめを刺したんだ
支離滅裂すぎだよ君
酔っ払ってんのかな
何かいかにも思いつきで出鱈目を垂れ流してるだけで何の内容もない
まあどうでもいいか
おやすみ
おやすみ〜楽しかったよ
さあ寝るか
314 :
吾輩は名無しである:2014/12/09(火) 10:02:02.77
芥川って究極のエゴイストだった。
それは相当のエゴイストだった漱石を軽く凌駕したくらいに。
そもそも家族を残して平気で死ねる男って異常な自己中だろが。
はいつまらん
いろいろあるのさ
317 :
吾輩は名無しである:2014/12/09(火) 11:00:34.73
実際、芥川はそれほど文子は愛していなかったのではないかと思う。
東大時代の最初の恋の相手の女のほうが真剣に愛したのではないか。
それを養家の父母に反対されて、しかたなく文子と結婚したと俺は見た。
芥川の書簡の中に文子に対する恋文があるが、そんな印象を受ける。
だから平気で最後は死んだ。
自分が惚れぬいた相手が妻ならそう簡単に死なない。
ちなみに、俺は惚れられたから平気で離婚できた。
はいつまらん
319 :
吾輩は名無しである:2014/12/09(火) 11:48:44.88
興味深い
>>285 見て以降、くず餅とぜんざいを食べたくてたまらない
321 :
吾輩は名無しである:2014/12/09(火) 12:49:19.38
くず餅とか葛きりとか食ったことないけど、うまいの?
吉野の葛きりなんかは谷崎の好きだったらしいけど。
なんか不気味な甘味に思える。
夫婦って足りない所を補って互いに成長していくものなんだけどねえ
芥川は完璧主義だから女に夢を見過ぎたのかな?
才色兼備だからもててはいたのだろうが結構浮気して芥川は不届きものだな
まあ年とると相手の欠点も結構目をつぶれるようになるんだけどね
文子夫人もわがままな夫で苦労したろう
谷崎のようなふてぶてしさが欲を言えば芥川にももう少し欲しかった
まあおまえのような凡人には死んでもわからんよ
>>321 葛に甘い蜜がかかったシンプルな食べ物だから
今の甘い食べ物に慣れていると
物足りないかもしれない
雰囲気を味わうというのもあるから
まずは、近場の店を探してデビューを
風に舞ひたるすげ笠の
何かは道に落ちざらん
わが名はいかで惜しむべき
惜しむは君が名のみとよ。
今日はこの詩を語ろうか
昨日は自分ひとりであんまり出しゃばりすぎたから、今日は君たちの思うところをなるだけ詳しく聞かせてくれたまえ
相聞が形態的な完璧を求めたものなら、この詩は感情の完璧を求めたものと言えよう
しかしこれは自分で自分を抑圧した、奇形の感情だ
そうして人工的に抑圧した圧力で飛び出してきたのが、「わが名はいかで惜しむべき」だ
ーー突如として「わが名」だ、「惜しむべき」だ
そうして「惜しむは君が名」だ
瞬間、ニヤリとした芥川の表情がカットインしてくる
これはなんだろう
極めて打算的な「わが名」と言わざるを得ないわけだが、あまりにあからさますぎて、なにかの罠かと思ってしまうくらいだが、どうも真剣らしいじゃないか
あ、しまった
誰も書いてくれないからついまた出しゃばっちゃった
もっともっと言いたいことがあるんだけど、とりあえず黙っときます
とにかく、子規がこれを目にしたら「墨汁一滴」の落合くんのようにコテンパンにやっつけられていただろう
そしてこの詩の前置きときたら、もう読んでるこっちが赤面してしまう
「或阿呆の一生」
三十七 越し人
彼は彼と才力の上にも格鬪出來る女に遭遇した。が、「越し人」等の抒情詩を作り、僅かにこの危機を脱出した。
それは何か木の幹に凍つた、かゞやかしい雪を落すやうに切ない心もちのするものだつた。
わあ!もうやめて!
消極的に影に隠れて物欲しそうな顔でこっちを覗くのをやめて!
タイプミス!
消極的の影、です!
しかし待てよ・・・「或阿呆の一生」
・・・罠か?!やはり罠なのか?!
シバの女王は美人ではなかったのみならず彼よりも年をとっていた
秋果てて霧の籬にむすぼほれあるかなきかに移る朝顔
不倫は駄目ぜよ芥川
文子夫人というものがありながら有閑マダムに迷いおってw
>>331 とてもいい企画みたいだ。
でも、田端の王様、ねえ・・・
その未亡人とは肉体関係はなかったし、恋愛感情などもなかったと書いてるだろう
つ「火あそび」
室生犀星とは何か普通の友人以上の関係があったように思うんだよなぁ
「相聞」は芥川が室生に個人的に贈ったもので、公表はされていない
その手紙には「他の人には見せないでくれ」というようなことが書いてある
そして「(室生の)奥さんには見てもらいたい」とも書いてる
これは単に室生の奥さんを慕っているからなのか、ーーそれとも・・?
単に身近な詩人に見てもらってその評をしてもらいたかっただけなのかな
他の人には見せないでくれと書いたのも詩の内容が内容だけに、あれこれ詮索されて変な噂が広まったりするのを避けたかっただけか
まあそれもそれでかなり自意識過剰だけど
人生を幸福にするためには日常の瑣事を愛さなければならぬ。
338 :
吾輩は名無しである:2014/12/18(木) 20:33:41.71
「夏目先生」
始めて先生に會つた時、萬歳と云ふことを人の中で言つたことがあるか、ないかと云ふ話が出た。
で僕は、一度もないと言つた。さうしたら先生は、誰かの結婚式の時に、萬歳と云ふ音頭をとつて呉れと頼まれて、その時に言つたことがあると言はれた。
それからその外に、よくは覺えてゐないが、二三度あると云ふ話であつた。その時、何故萬歳と云ふのが言ひ難いんだらうと云ふ話になつて、先生は、人の前で目立つことをするのは極りが惡いからだと言ふ、
僕は、それもあるでせうが、一體萬歳と云ふ言葉が、人間が興奮して聲を出す時に、フラアと云ふ言葉のやうに出ないで、萬歳と云ふ言葉の響きが出にくいからなんだらうと言つた時、それを先生は斷乎として認めなかつた。
それを僕が強情に言ひ張るもんだから、先生は厭な顔をして默つてしまつて、僕はへこたれたことがある。それ以來、どうも先生に反感をもたれてゐるやうな氣がした。
芥川は漱石の「趣味の遺伝」を読んでいなかったんだろうな
これは反感というよりも、ただ芥川にがっかりしたんだろう
339 :
黒虹髭長髪偶結公:2014/12/18(木) 20:58:20.90
国立なら地方や海外の読んでりゃいい。
340 :
黒虹髭長髪偶結公:2014/12/18(木) 21:06:39.88
原文で読めるし、方言語文化文学も世界的に大事。
341 :
吾輩は名無しである:2014/12/18(木) 21:09:33.43
まあ芥川は何かの冗談話かと思って気軽なノリで受け答えしちゃったんだろうな
漱石は芥川が「趣味の遺伝」を読んでることを前提で話を振ってみたんだろう
ところがどうも読んですらいないというのがわかったから機嫌を損ねた、と
それに芥川の言ってることは何かおかしいね
初めて漱石と会ったときの話だと書いてるのに、最後に「それ以来」などと書いてる
それ以来というのはそれ以前にも面識があって成り立つ言葉だろう
>>343 芥川龍之介にそんな時期の前後が通用すると思う?
それとも、強情に言い張った「その時以来」と言いたかったのかな
でもそれだと随分短い「それ以前」になってしまう
やはり「それ以来」というのは相応しくないな
これは時期の前後とかの問題じゃないよ
芥川は初めて漱石に会ったときの話をしてるんだからさ
>>346 芥川には時間の観念が希薄だってこと。
いくつかの作品では、時間も空間もめちゃくちゃ。
いや、時間の観念?の問題などではなおさらない
この場合は「それ以来」に繋がる「それ以前」が存在してないんだから
ただの言葉の選択ミスだろうね
>>348 はいはいw
言葉というのは、観念のあり方から出てくるんだ、ということぐらいは知っておいた方がいいと思う。
いや、だからそんな話ははじめからしてないんだっての
だいぶ頭悪いなおまえ
読み返してみろよチョンボ猿
>>350 そうかw
そういえば、サルレンコ君は論理的な思考が苦手だから、難しい話はできないんだったっけな。
現実はおまえの知能が足りないってだけ
というか、ほんといつもいつも見当違いなんだよ超絶低能支離滅裂便乗受け売りチョンボ猿ちゃんはよ
まじで頭を診てもらったほうがいいぞ
>>352 そうかw
そういえば、サルレンコ君は論理的な思考が苦手なだけじゃなくて、いつも同じことしか書けないんだったね。
そりゃ超絶低能支離滅裂便乗受け売りチョンボ猿がいつもいつも同じような見当違いをしてるんだからこっちとしても同じことしか書けないわな
つか、相手にする価値ないからスルー
それ以前のそれ以来と表現しないと文法的に成り立たないのかwそれ以来とは一番最後にあって以来と言うことでは無いのだなサルレンコ星ではw
356 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 05:10:59.04
は?文法?一番最後に会って以来?w
おまえまじで頭だいじょうぶか?w
「初めて先生に会ったとき」の話と芥川自身が書いてるんだけど?
それなのになぜか最後に「それ以来」で締め括ってるからおかしいと言ってるわけでね
意味わかるか?w超絶低能支離滅裂便乗受け売りチョンボ猿ちゃん?w
ほんとはやく病院行って頭を診てもらえよ、頭があるならなw
そもそも「それ以来」の「それ」というのは「初めて先生に会ったとき」のその「万歳の議論」を指してるんだぞ?
なのになぜ突然その「それ以来」の「それ」が「最後に会って以来」に繋がっちゃうんだ?w
いやほんと支離滅裂にも程があるぞw超絶低能支離滅裂便乗受け売りチョンボ猿ちゃんw
園児以下の脳みそだな、いやまじでさw
というより、「最後に会って以来」自体がすでに意味不明なんだけどww
いいか?よく読めよ?
「それ以来、どうも先生に反感をもたれているような気がした」
と芥川は書いているよな?
この「それ以来」というのをわかりやすいように超絶低能支離滅裂便乗受け売りチョンボ猿のいう「最後に会って以来」に置き換えてみよう
「最後に会って以来、どうも先生に反感をもたれているような気がした」
どう?www完全に文章としておかしいwwwというより意味不明www
「最後に会って以来」なのに何故その後に「先生に反感をもたれているような気がした」になるんだwww
一体その「その後」はどこから来たんだwwwおまえ最後って言ったじゃんwwwみたいなw
いやぁ超絶低能支離滅裂便乗受け売りチョンボ猿だけにほんま笑かしてくれよるのうwおいw
お前日本人じゃなさそうだな
それ以来はそれと以来に分けることに
何故固執する?芥川が文章内でそれを
多様して居るせいもあるが
ここの意味では以来という意味だ
日本語は複数のニュアンスがあるからな
微妙な言い回しの使い分けが出来ないと
いうことはやはり外人か
ああすまん多用ね
変換ミスした
361 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 08:31:09.58
いや、まじでバカすぎるぞおまえwww
>>338を読み返してみろよwww多用とかそんな問題じゃないんだけどwww
そもそもどう読んでもこの「それ以来」は「初めて先生に会ったとき」のその出来事を指してるからさwww
おまえまじで保育園くらいからやり直したほうがいいぞwww
チョンボ猿というより、まじで猿以下だぞおまえの脳みそwww
362 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 08:42:52.56
つか、せっかく置き換えてあげたんだからこの文章を自分で説明してみ?w
「一番最後に会って以来、どうも先生に反感をもたれてるような気がした」
意味不明www園児でもこんな支離滅裂な文章にならないってwwwまじでwww
これを「微妙な言い回し」だとさwww「使い分け」だとさwww
まじで頭悪すぎて抱腹絶倒しそうだwwwいやかわいいよwww超絶低能支離滅裂便乗受け売りチョンボ猿ちゃんwww
俺はチョンボ猿などというレスは送っていない差別主義者はお前だろう
なるほど理解できないから貶めたい訳か
子供だな
364 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 08:55:17.79
横からで悪いが
>>338には「初対面以来、ずっと夏目先生には反感を持たれている気がした」ということが書かれているな
なんにもおかしなところはないと思うが
365 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 08:55:29.91
えwww差別というか、ただ単に本当のことを言ってるだけだからさwww
つか、反論があるならちゃんと内容で反論しようなwww
まあ無理だろうけどなwww反論する余地がないもんなwww
いやぁ本当に病院で頭をよく診てもらったほうがいいぞwwwまあ手遅れだろうけどなwww
366 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 09:02:53.43
だから初対面なのに「それ以来」を用いることがそもそもおかしいって前から言ってるだけだってのwww
「それ以来」と言ってしまったら自然と「その出来事以前にも」面識があったことになってしまうだろ?
意味わかるか?w園児でもわかるようなすごく初歩的なことだぞwww
367 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 09:07:05.08
>>366 「それ以来」って言ってしまったら、それ以前にも面識があったことになるって?
なるわけないじゃん
こいつ言葉の意味を置き換えて
全然別の意味にワザと解釈してる
朝日新聞みたいな奴だな
369 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 09:14:13.88
いや置き換えてるのおまえだからwww
つか、まず「一番最後に会って以来、先生に反感をもたれてるような気がした」の意味を説明してみろってさwww
370 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 09:18:22.26
そもそも「一番最後」ってwww
「頭痛が痛い」と同じwwwおまえ、本当に日本で育ったのか?www
相手を全否定して人格を壊そうとするのは
共産党や左翼のやり口だからな
フッサールとか好きそうだよなこいつ
372 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 09:28:15.07
またまた誤魔化しチョンボかwww
内容はどうしたよ?wwwん?www超絶低能支離滅裂便乗受け売りチョンボ猿ちゃん?www
373 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 09:30:30.16
そもそも超絶低能支離滅裂便乗受け売りチョンボ猿に「人格」なんかあるわけねーだろwww
「猿格」ならあるかもしれんがなwww大爆笑www
夏目・宮沢・芥川のスレは斯界の大研究者高卒サルレンコが仕切りたがって来るから完全にぶっ壊れるなw
375 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 09:55:49.24
で、内容での反論はどうした?w超絶低能支離滅裂便乗受け売り誤魔化しチョンボ猿ちゃん?w
つか、どうみてもおまえがいつもいつも見当違いで支離滅裂なレスをして荒らしてるだけだってさwwwまじで自覚しろよなwww超絶低能支離滅裂便乗受け売り誤魔化しチョンボ猿ちゃんwww
例によって以降スルー
お前のは否定の為の否定だから
会話にならないんだよ
お前は芥川の文章が気にくわないんだろうが俺はそうじゃないしたかが言い回しに
めくじら立てないよ楽しめなくなるからな
377 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 11:00:05.77
否定のための否定はまさにおまえだよ超絶低能支離滅裂便乗受け売り誤魔化しチョンボ猿ちゃんwww
その証拠には何一つ反論できてないwww
「一番最後に会って以来」とか支離滅裂なことをほざいてるだけwww
↓以降、超絶低能支離滅裂便乗受け売り誤魔化しチョンボ猿ちゃんの哀れな呟きwww
>>368>>371 横だけど、確かのそのあたまでは、サルレンコ君にすら、バカにされるのも無理はないな。
>>367 勝手にソレを複数形にねじ曲げて因縁付けてる機知の外の猿w
>>377 どこの猿?あ、猿かw日本人は一番はじめとか一番最後とか日常茶飯事に言ってるんだよwあ、猿だから人と話したこと無いのかな?
つ線香
「それ以來、どうも先生に反感をもたれてゐるやうな氣がした。」
この話は、龍之介全集(普及版)に収録されたときに「(談話)」と付記されているとの説があるようだ。
確認していないので断定はできない。
ただ、『夏目先生』と似たような話が入っている『漱石先生の話』は講演録なので、やはり談話なのだろうか。
談話であるとすれば、これをもとに芥川の文章の適不適を論じても意味がない。
たんに談話筆記者の書き方に過ぎないということになる。
まして、談話であれば、理路整然と話が流れたと考える方が無理だ。
他の逸話を読んでも、芥川は始めから漱石に好まれてなかったと思い込んでいるようにも見える。
383 :
吾輩は名無しである:2014/12/25(木) 21:04:58.76
好色なんだろ芥川は
これははじめは談話だけだったんだけど、貴重な証言記録にもなるからってことで芥川が自分でちゃんと書き直したものだよ
そもそも「それ以来」はついでに指摘しただけに過ぎん
>>338>>342がメインなんだけど、メインじゃなくて「それ以来」に誰かが喰いついてきたからただ応じただけ
まあ「漱石先生の話」にしても「文責は記者にある」と書いてるから、実際は記者の速記したものを芥川がちょろっと目を通して少し書き直したってくらいだろう
こういう情報が次から次へと紹介されるところが2chのいいところだね。
全集を丹念に読んでるマニアの人達には周知のことかも知れないけど、僕ら素人には興味深い新知識だ。
それぞれのレス主に感謝。
歯車、面白そうだと思って読んでみたらそんな話じゃなかったw
晩年は読まないほうがいいのかな
「そんな話」とは?
どんな話だと思っていたんだい?
晩年のは厭世感が凄いよ
でも或阿呆の一生とか退廃の中にも美しさがある
391 :
吾輩は名無しである:2015/01/21(水) 11:52:17.85
自殺する数か月前に書いた「本所両国」ってエッセイは、消える前の蝋燭の炎みたいだな。
馬鹿な俺ならばまた強く生き返しただろうが、芥川は凡人とは違っていた。
392 :
吾輩は名無しである:2015/01/23(金) 16:00:24.15
芥川は過大評価
って友達の山本が言ってた
芥川のエジプト考みたいなのないですが?きりしとほろ上人伝でチラッと「えじつと」が出てきますが
他に何かあったら教えて
394 :
吾輩は名無しである:2015/02/14(土) 23:15:33.62
芥川の「妙な話」って結局どういうお話で何が言いたかったの?
>>394 赤帽をかぶったおじさんがどこからともなく現れて
千枝子の頭をおかしくする
子供がかぶるような赤帽のおじさんには
キリスト教における「父」と「子」のイメージが交錯している。
それが女の不倫に待ったをかけるというのは、一種の処女信仰だな。
芥川は処女信仰に関しては批判的なスタンスだったと思う
>>397 赤帽というのは、ポーターのことだよ?
わかってて書いてるとは思うけど。
ポーターが荷物じゃなくて、心を運んだ、という龍之介風のシャレを効かせたおとぎ話だろ?
ただ、女を神経衰弱にしてるところが、おとぎ話にしきれない龍之介の心の闇、ということだろう。
処女崇拝に関しては批判的だったというよりも、事実上から消極的に諦観していたんだろう
あえて「我々は」としているところなどからみてもね
「侏儒の言葉」
処女崇拝
我我は処女を妻とする為にどの位妻の選択に滑稽なる失敗を重ねて来たか、もうそろそろ処女崇拝には背中を向けても好い時分である。
又
処女崇拝は処女たる事実を知つた後に始まるものである。即ち卒直なる感情よりも零細なる知識を重んずるものである。
この故に処女崇拝者は恋愛上の衒学者と云はなければならぬ。あらゆる処女崇拝者の何か厳然と構へてゐるのも或は偶然ではないかも知れない。
「もうそろそろ」「背中を向けても」
などからみても、むしろ芥川自身、どこかでまだ諦めきれないとこるがあるようにも読み取れる
それは或いは神の存在、運命を信ずるか否かにも通じるような信仰心の鬩ぎ合いなのだろう
男女関係に対する考えかたは基本まじめだったと想像できる
ただ、最初の失恋の痛手が大きかったことと
あと「狂人の娘」に悩まされたことと
それに作家としての自意識も加わって、かなり屈折して乱れてる印象がある
402 :
吾輩は名無しである:2015/02/24(火) 12:19:13.71
邪宗門が完結していれば自殺は無かったかも。
長編小説が書けない小説家って相当につらいもんだろうし。
>>402 芥川の自殺は病気だよ。
体の病気は病院にいくのが普通だと思ってるのに、心の病気は自分で治すものだと思ってる人が多い。
芥川が亡くなったのは心の病気のせいだ。
自殺という言葉は、むしろ不適切だろう。
404 :
吾輩は名無しである:2015/02/24(火) 13:32:34.14
統失
ひどいなこりゃ
406 :
吾輩は名無しである:2015/02/24(火) 19:47:02.81
>>403 オマエって相当の馬鹿低脳野郎だな。
様々な要因が影響しあって、その結果として頭がおかしくなるのが心の病気ではないのか???
要は当時の芥川には心の病(いわゆる精神病の一種)となる原因が相当にあったということだろうが。
そういう状態でまともな価値判断なんかおまえにできるか?
できまい。ノイローゼになっちまった場合、自殺に走るのはかなりありうることだ。
ついでに関係のないはずの義兄の鉄道自殺への賠償金なんかの借金の返済なんかにも相当悩んでいたらしいし。
単純なオマエとは苦労の度合いが全く違うよ。
>>406 体の病気も同じだよ。
遺伝を含めて、原因がなんであれ、病気は病気。
そういうことを理解しないといけない。
それを理解することが、心の病に対するおかしな偏見をなくすことにつながるし。
ひどいなこりゃ
409 :
吾輩は名無しである:2015/02/25(水) 06:36:24.25
芥川の死は自殺だろ。
芥川って他殺だったのか?
芥川を一種の敗北者ととらえる見方は昔からある
俺もいちおうはその見方に賛成する
ただし芥川が自分の書きたいものにこだわれば、おそらく家族を犠牲にする必要があっただろう
それが芥川には耐えられなかったんだと思ってる
413 :
吾輩は名無しである:2015/02/25(水) 15:05:31.32
>>410 御大は毎日いるみたいだね。
仕事やってんの???
あんただけだよ。病死なんてぶっこいてんのは。
実の奥さんや菊池寛や小穴なんとかとか内田百閧ナすら自殺を認めているのに…
あんた頭おかしいよwww
>>413 人の死に対する本質的な考察だよ。
理解できない人には理解できないんだろうな。
でも、それだと芥川に限らず小説を読んでもなにもわからないんじゃないかな?
人を罵ることばかり考えてないで、ものごとの本質について考えた方がいいと思うよ。
体の病気でも免疫系のものは、自分の体を攻撃してしまう。
心の病気も、自分の心を自分で攻撃してしまう。
どちらも、体と心の死を招くことがある病気だ。
416 :
吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 03:25:26.65
>>414 文学を読んで実社会で足しになるものなんてあるのか?
馬鹿かおまえってやろうは
芥川と小穴、仲よすぎるだろ、アッー!
418 :
吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 09:35:12.54
未だに大学で文学部国文科なんかに入学する馬鹿な男がいるのが不思議だな。
女が多いからが目的なんだろう。
就職試験の面接で、
わたくしの卒論のテーマは「今昔物語の今は昔についてどうしたこうしたの考察」です、
なんてなことを自信満々に言われたら…
俺が人事部長だったら絶対にそんな奴は取らない。
なにいってんだこいつ
小説の話しようよ
個人的には文学の類は芥川だけあればいいと思ってる
書かれてることに一切無駄が無い感じがするし、美文だから
421 :
吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 16:40:14.01
↑自分の価値観を他人に押し付けるのは、視野が狭い馬鹿だけですから。
子供ならいざ知らず大の年寄がそれでは・・・
422 :
420:2015/02/26(木) 22:33:37.29
いろいろ読んだ後にそう感じただけよ
ネットもあるこの時代にもう読書なんか何年もしてないけど芥川とかはこの先100年後も残っててほしいなと
>>422 >ネットもあるこの時代にもう読書なんか何年もしてない
そういう人が増えてるんだろうか?
いや、良いとか悪いとかじゃなくて。
424 :
吾輩は名無しである:2015/02/27(金) 05:44:18.68
>>422 中学の教科書からは漱石すら外れている中、残念ながら芥川は残らないだろうな。
あの古典的な文章を美文を感じる人はあなたくらいのものだし。
今の子供たちが読んでもまったくわからないだろう。これって日本語だよね?って感じだと思う。
まあ、その他の幕末明治生まれの作家も壊滅だろう。
だいたい、今の人たちが初期の頃の芥川が題材とした古典文学なんて読んでいるほうが稀だろう。
河童と歯車は時々発作的に読み返したくなる
私の芥川ベストスリー
南京の基督
奇怪は再会
夢
偏っています
歯車は個人的に良いとか悪いとか評価するべき作品じゃないと思う。評価すること自体残酷。読んでて辛すぎる…
歯車は遺稿になり損ねた作品だって話もあるくらいだしね
誰も真似できない稀有の作品