【漢】雑談!☆104 【夏】

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814吾輩は名無しである
昼下がり、老人が土手のベンチに座っている。ワンカップ大関を傍らに。
「…オレも昔はいろんなやんちゃなことやったけどよ、なんてんだ、こう、法律とかじゃねえ、もっと根っこンところの、一線は越えられなかったなァ」
隣に座っていた青年は、聞くこともなくその言葉を聞いていた。嫌悪感にも似たもやもやを胸のうちに感じつつ、何も言わなかった。