1 :
吾輩は名無しである:
抑えた感傷と底流にある淡い悲しみ。
日本の美しき文章家、須賀敦子を語ろう。
とりあえず、「ミラノ 霧の風景」凄くいい。
なにかというと、楽天的でイタリアーノ!っていうノリになっちゃう
イタリア経験(これはチャイコフスキーやスタンダールが経験したものだ)
なのに、深いしおらしい悲しみと憂愁。
しっとりと描かれたミラノの街とコルシア書店の仲間たち。
日本が生んだ優れた文筆家ですね。
3 :
吾輩は名無しである:2012/09/04(火) 10:26:24.52
いいと言われるので試しに少しは読んだが
ちっともよくない。つまらない。
4 :
吾輩は名無しである:2012/09/05(水) 01:29:46.49
私もコルシア書店の仲間たちが好きです。
青春時代の熱さ、そしてその終わり・・・。
最近全集(河出文庫)読んだのですが、
コルシア・デイ・セルヴィ通り=現在のヴィットーリオ・エマヌエーレ通り
だったんですね。
どうりで、ミラノの地図をどんなに眺めても、見つからなかったわけだ。
>>3 須賀はハラハラドキドキを期待する作家ではないと思います。
エンタメ的な面白さではなく、長いこと暮らしたイタリアの
空気、雰囲気。
そんなものを伝えてくれる、しみじみとした作家だと思います。
>>4 おお、そうですか。
いいですよね。
私も近々全集を読もうかな。
>>5 最近Twitterでbotをフォローしたんだけど、須賀さんの文章だけとても静かなんだ。改めていいなって思っているところ。
7 :
5:2012/09/06(木) 22:07:38.97
>>6 そう、静かなんですよね。
良い文章ですよね。
ツマンネ
幻滅
やってやるよ