【破戒】 島崎藤村 Part1 【夜明け前】

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1吾輩は名無しである
島崎 藤村(1872年3月25日(明治5年2月17日)- 1943年(昭和18年)8月22日)
日本近代文学を代表する詩人、小説家。


主な作品

若菜集(1897年8月、春陽堂)
千曲川のスケッチ(1912年12月)
破戒(1906年3月、自費出版)
春(1908年10月、自費出版)
家(1911年11月、自費出版)
桜の実の熟する時(1919年1月、春陽堂)
新生(1919年1、12月、春陽堂)
夜明け前(1929年1月、1935年11月、新潮社)


ご尊顔
http://jinbutsukan.net/person/photo/p_shimazaki-toson3.jpg
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/6f/Shimazaki_Toson2.jpg
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/j/jun72/20111104/20111104224245.jpg

2吾輩は名無しである:2012/08/06(月) 07:10:21.85
2
3吾輩は名無しである:2012/08/06(月) 14:12:53.51
藤村を熱く語ろうぜ!!!
4吾輩は名無しである:2012/08/08(水) 21:59:45.46
名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実ひとつ
5吾輩は名無しである:2012/08/09(木) 12:59:52.52
若い頃はイケメン。老いても美貌。
藤村は、高校時代に読みふけった。
「海へ」では、船が波に揺れる様を見事に描写しているし、
疎開先のリモージュで現地の子供たちと触れ合う場面も感動的だ。
6吾輩は名無しである:2012/08/09(木) 13:04:14.41
自己レス。
疎開先のリモージュは「エトランゼエ」。
7吾輩は名無しである:2012/08/09(木) 13:40:59.17
夜明け前とか長編すぎて最近の若者は読破できんだろう・・・
8吾輩は名無しである:2012/08/09(木) 14:13:27.63
夏厨第三弾は藤村厨w
9吾輩は名無しである:2012/08/09(木) 20:25:42.20
爆笑問題の太田が大ファンだったような
10吾輩は名無しである:2012/08/09(木) 20:29:18.15
あった

http://say1say1say1.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/12/post_0b73.html
高校時代、友だちがいないので、時間が持たないので本を読んでいた。
”破戒”を読んで島崎藤村にはまった。
島崎藤村の本は全部を読んで、ゆかりの土地を旅するくらい・・・


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E5%85%89
母方の祖父は島崎藤村の書生
11吾輩は名無しである:2012/08/10(金) 09:17:54.80
>>7
たしかに第一部は歴史的記述が多すぎて退屈だけど、他は
じっくりと味わって読める。登山をする人でもただ頂上を
急ぐような人は「夜明け前」は苦痛かもしれない。頂上を急がず
路傍の草花も愛でるのが好きな人向けの作品だと思う。
12吾輩は名無しである:2012/08/11(土) 09:29:09.96
http://kyukyo-do.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-c861.html
こういう事をする人の神経を疑う。
13吾輩は名無しである:2012/08/11(土) 11:36:35.94
来年で没後70年かぁ
昭和17〜8年は藤村の他にも秋声、白秋、朔太郎、晶子と大物の訃報が続いたんだよね
14吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 01:44:51.42
こま子
15吾輩は名無しである:2012/08/21(火) 09:56:12.02
>>13
生前の藤村をよく知る人は、昭和18年当時20歳としても、90歳だから
ほとんどいないだろうね。

手元に1992年11月の朝日新聞の記事があって、藤村が1914年リモージュに
疎開していた時に水切りの遊びを藤村に教えてもらったという当時
7歳の少年だったラロシュ氏がインタビューに応じている。1992年時点で
85歳だから彼も鬼籍に入ったはず。
16吾輩は名無しである:2012/08/21(火) 13:17:11.67
丑松って最後どうなるの?
17吾輩は名無しである:2012/08/21(火) 13:22:23.09
渡米する。
18吾輩は名無しである:2012/08/21(火) 13:37:04.33
>>17
それマジ?
19吾輩は名無しである:2012/08/21(火) 14:05:40.76
テキサスに行く。読んでみ。
20吾輩は名無しである:2012/08/21(火) 16:29:04.56
テキサスに旅立つっていう結末は如何なものかっていう指摘は散々されてきたんだろうな
言ってみれば逃げなわけで何の根本的な問題解決にもならないし
社会を変えようと努力するわけでもないんじゃ
21吾輩は名無しである:2012/08/30(木) 17:52:48.60
しかし、藤村は破戒をよく書いたなあと感心する。
明治に来日した外国の宣教師たちも日本には同じ白人の黒人がいる
と、言っているらしい
22吾輩は名無しである:2012/08/31(金) 23:43:57.87
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23吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 15:28:00.91
kasu
24吾輩は名無しである:2012/09/16(日) 02:53:52.23
まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり

やさしく白き手をのべて 林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に人こひ初めしはじめ なり
25吾輩は名無しである:2012/09/18(火) 01:19:51.66
破戒しか読んだことないけどこの人の文章のうまさには本当に感心する
26吾輩は名無しである:2012/09/19(水) 09:06:41.71
だから今でも読み継がれてるんだよ。「海へ」も素晴らしいし、
「夜明け前」の奥深い筆致はやっぱり最高。詩人藤村が至る所に
顔を出している。
27吾輩は名無しである:2012/09/19(水) 10:14:04.08
>>24
鳥肌が立つね
28吾輩は名無しである:2012/09/20(木) 08:31:43.21
あたりは静かだ。社殿の外にある高い岩の間から落ちる清水の音よりほかに
耳に入るものもない。ちやうど半蔵が坐つたところからよく見える壁の上には、
二つの大きな天狗の面が額にして掛けてある。その周囲には、嘉永年代から
、あるひはもつとずつと古くからの講社や信徒の名を連ねた種々な額が奉納
してあつて、中にはこの社殿を今見る形に改めた造営者であり木曾福島の
名君としても知られた山村蘇門の寄進にかかる記念の額なぞの宗教的な気分を
濃厚ならしめるのもあるが、殊にその二つの天狗の面が半蔵の注意をひいた。
耳のあたりまで裂けて牙歯のある口は獣のものに近く、隆い鼻は鳥のものに
近く、黄金の色に光つた眼は神のものに近い。高山の間に住む剛健な獣の
野生と、翼を持つ鳥の自由と、神秘を体得した神人の霊性とを兼ね具へた
やうなのがその天狗だ。製作者はまたその面に男女両性を与へ、山岳的な
風貌をも附け添へてある。例へば、杉の葉の長く垂れ下つたやうな粗い髪、
延び放題に延びた草のやうな髯。あだかも暗い中世はそんなところにも
残つて、半蔵の眼の前に光つてゐるかのやうに見える。


鳥肌が立つ。
29吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 05:56:52.56
流麗だなあ。
30吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 15:46:33.10
31吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 17:16:17.54
末娘の柳子さんでも流石にもう亡くなってるかな?
1910年生まれだけど
亡くなってても最近まで生きてた可能性はあるね
32吾輩は名無しである:2012/09/22(土) 07:18:54.35
柳子さんの没年を調べてみたけど、ネットでは見当たりません。
手元にある「写真と書簡による島崎藤村伝」(1998年発行)には
「父にゆかり深い千曲川のほとりに臼田町でその生涯を閉じた」と
あるから、物故されたのはそれ以前ですね。
33吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 00:36:50.99
『春』って面白いの?
34吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 02:37:01.06
>>29
どこが流麗だ?
まるで法律家の文章みたいなダラダラした文章じゃないか。
へたっくそな文章例そのものだよ、こんなのは。(笑)
35吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 06:42:46.74
>>34
実生活うまくいってますか。
36吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 11:34:44.08
>>34
では、君が素晴らしいと考える文章例を挙げてみたまえ。
37吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 13:29:30.98
>>32
情報サンクスです やはり亡くなってましたか
「写真と書簡による〜」を検索してみたら表紙が今まで見たことない写真で新鮮
車から藤村が降りてきたところかな
値段がちょっと高いから図書館で探してみよう
38吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 15:36:05.48
和解の人だっけ?
親族での混血してて発狂しにかけたんだっけ
39吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 19:47:00.36
和解は志賀直哉じゃないの
40吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 19:48:35.56
40
41吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 21:57:52.20
>>37
東京大学構内に足を踏み入れる藤村の写真です。
「写真と書簡による〜」は島崎藤村コレクション全4巻の
第1巻です。

藤村とこま子の間に生まれた子供は男子で、本所で出産後、他所へ
養子に出されました。小学校でもよく出来たそうですが関東大震災の
時から音沙汰が絶えた、と西丸四方著「島崎藤村の秘密」に書かれて
います。
42N ◆.a7VUr.VD. :2012/09/24(月) 01:52:30.51
正宗白鳥がね〜 小林秀雄との対談中で、明治以来の文学者の中では
なんといっても藤村が一番っていってたね。 漱石鴎外谷崎志賀永井を
おいての評価だから非常に高いよね。

小林は藤村苦手であまり評価してないようだったね。あの文章は下手すぎるのか
うますぎるのかしら、などと両極端で評価して。えらそうな性格が嫌いなひとには
嫌われたとか。

この島崎藤村の評価をめぐって、小林は絶筆の白鳥論で再考することになるんだな。
43吾輩は名無しである:2012/09/26(水) 11:37:06.33
小林秀雄ってそんなに凄いですか?
44吾輩は名無しである:2012/09/26(水) 12:09:29.95
自分の知性感性自分の言葉で批評を語れない人には凄い批評家が必要です。
需要が供給を作ります。大批評家には常に需要がひっきりなしです。(笑)
45吾輩は名無しである:2012/09/26(水) 12:16:46.97
新生とか自分のスキャンダルをネタに作品を書いてた人だな
それが自然主義作家ってことなんだろうけど
46N ◆.a7VUr.VD. :2012/09/26(水) 16:11:53.22
>>43
俺は一流認定してるね。 まあ、ひとによってずいぶん評価は違うね。
全然もしくはあまり認めてない文学者批評家哲学者もおおいからね。

藤村だって認めてるひと、認めないひと、いろいろいるわけでねw
47吾輩は名無しである:2012/09/27(木) 02:02:01.07


島崎藤村は1872年、木曾の馬籠宿の本陣で庄屋と問屋をつとる旧家に生まれた。
父、正樹は平田派の国学を信奉する人だったが、明治維新の動乱期をうまく乗り切れず、
家産を失い座敷牢の中で狂死してしまった。
その上、母は不貞の人だったし、兄秀雄は詐欺事件で二度も投獄され,
次兄は遊郭遊びで性病をうつされて廃人同様の身になっていた。

そのころ藤村は小諸義塾の教師として25円の安月給で、
こんな二人の兄の生活を見なければならなかった。
そんな悲惨な生活の中で生まれたのがデビュー作の小説「破戒」であった。
しかし、破戒の執筆途中で一人の娘が死に、ついで本が店頭に並ぶころには残りの
娘二人も栄養失調で相次いで亡くなり、又妻冬子も目が見えなくなってしまった。
 
一見、誠実で謹厳そうな風貌の藤村だったが、当時の文壇では案外評判が悪かった。
金銭的にもケチで、金銭に対する執着心は相当のものだったようである。
それは上記のような若き日の金銭的苦労のせいかもしれない。
その上、藤村の家系には好色の人が多く、藤村は自分の身内のスキャンダルや友人、
知人の性生活を題材に託して、自分の性体験や悩みを投影させた作品を作った。
水彩画家の丸山晩霞はそのモデルにされ、家族まで傷つけられて
「藤村は実に悪い男だ、自分の実録を懺悔するために親しい友人になすりつけるとは・・」
と激しく怒っている。
48吾輩は名無しである:2012/09/27(木) 02:03:26.30

実生活でも42歳のとき、妻冬子の死のあと家事手伝いに来ていた姪の「こま子」に
手を出して妊娠させて、さらにこのスキャンダルを題材にして「新生」という小説を書いた。
藤村には身近な女性にすぐ手をつけるくせがあり、
昭和3年には津田塾出身の助手の静子にも手を出して愛人関係になり、再婚している。
このときの情景を静子は後にこう書いている。
 
「私がなにげなくコタツの上に置いた手に、ふと先生の指が触れたかと思うと、
先生は私の手を一本一本広げようとした。あわてて手を引こうとしたが、
その時はもう私の手は先生の指の間のしっかりと組み込まれてしまっていた・・」

そんな非道徳的な藤村に対する風当たりは強く、漱石こそ藤村を評して
「明治で最初の小説家である」と評価したが、
谷崎潤一郎や芥川龍之介は藤村の人も文学も嫌って「老獪なエゴイスト」と称している。
自然主義作家「田山花袋」の臨終の席で、花袋の耳元で「死んでいく気分はどうかね」と
尋ねたという話は、自然主義文学者としての藤村の冷徹な観察として評判になったが、
死に行く者に対しては随分残酷な話でもある。

藤村は昭和十八年に72歳で亡くなったが、死を前にして静子に向かってぽつりと、
「私の過去は惨憺たるものです」と、つぶやいたと言う

ttp://blogs.yahoo.co.jp/siran13tb/59099933.html

49吾輩は名無しである:2012/09/27(木) 04:53:02.72
作品(特に夜明け前)が好きなため、作家自身の人格はほとんど気に
なりません。それをいちいち気にしていたらベートーヴェンの音楽も
聴けなくなってしまう。「死んでいく気分はどうかね」という有名な
言葉は作り話だとする説が有力らしい。
50吾輩は名無しである:2012/09/27(木) 05:54:32.94
作者は作者、作品は作品、とは言ってもなあ。
音楽美術とは違って文章には思想(広義)が必ず一緒にあるからなあ。
「それをやっちゃあおしめえよ」をやるやつの小説はなあ。
だから小人の説だ、かなあ、しかし。(笑)
51吾輩は名無しである:2012/09/27(木) 07:01:29.92
「なあ、なあ、なあ、かなあ、しかし」

続きを楽しみにしてますw
52N ◆.a7VUr.VD. :2012/09/29(土) 11:35:19.73
島崎藤村の自然主義小説、私小説は、後になるほど一般的な
小説の読み手、社会的な読み手からますます離れていった。
要するに一般的な小説愛好の基準からいうとつまらなくなっていた。
このプロセスを内面的に理解しうる手がかりとなる唯一の観念は
「歴史」であると、藤村のもっとも深い読み手であった白鳥を論ずる
批評において、小林は示唆しているね。

日本の自然主義小説は、個人の身の上話=個人史→歴史という
経路でもって、私小説に課された歴史的制約を内面化したと。
「春」から「家」にかけて、小説で一般的に想定される読者から
藤村がますます離れていくのは、そういうプロセスであると。
53N ◆.a7VUr.VD. :2012/09/29(土) 11:37:47.74
「歴史と文学」という問題を論ずるためには、藤村は
格好の題材であった、ということか。
54吾輩は名無しである:2012/09/29(土) 12:39:25.13
dソン
55吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 08:59:27.41
長編は「夜明け前」「暗夜行路」「豊饒の海」で満足している。
56吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 10:39:53.82

内面化ってどういう意味よ?
わかりやすくいうなら?

57N ◆.a7VUr.VD. :2012/10/02(火) 02:12:11.09
>>56
わかりやすく言えって? んーじゃまあ、作家が自分の宿命をみいだすこと
とでもいえば、わかりやすいかなw この言葉わかりやすいかどうかはしらないが
すくなくとも、非常に短く圧縮された表現であるという利点はあるね。
58吾輩は名無しである:2012/10/04(木) 00:00:22.80
夜明け前がいいな。歴史小説であり思想小説でもある。日本近代文学の最高峰
だと思う。破戒は差別的表現を含むといって解同に批判されてなかった?
59吾輩は名無しである:2012/10/04(木) 02:51:05.93
瀬戸内寂聴が女学校時代に藤村を見たことあるらしい
60吾輩は名無しである:2012/10/04(木) 16:01:52.42
60
61吾輩は名無しである:2012/10/06(土) 14:20:56.00
藤村は鴎外の前ではかすむよ
鴎外こそ日本文学史上最高峰の作家
62吾輩は名無しである:2012/10/06(土) 17:22:20.50
詩人としての藤村のほうが好きだ
63吾輩は名無しである:2012/10/06(土) 17:26:00.50
>>61
鴎外の傑作をいくつか紹介して下さい。
自分は中学生の頃に「高瀬舟」と「最後の一句」を読んだぐらいです。

>>62
「夜明け前」には詩人藤村が至る所で顔を出していますね。
64吾輩は名無しである:2012/10/06(土) 20:01:10.78
57は内面化の意味をわかってない。
65吾輩は名無しである:2012/10/07(日) 02:44:35.83
鴎外って作家としての評価はそこまで高いか?
役職、肩書きは偉い人だったけどさー
66N ◆.a7VUr.VD. :2012/10/07(日) 06:48:26.87
もうちょっとシビアなツッコミがくるかと冷や冷やしてたが
>>64くらいのなら、簡単に処理できるな。 >>64の考える
内面化の意味をわかりやすく説明してみろと、これで
十分だろ。
67吾輩は名無しである:2012/10/07(日) 22:45:55.73
>>61
藤村も「最高峰」の作家だろ。
68吾輩は名無しである:2012/10/08(月) 00:20:50.95
フィロソフィの無ぇバカばっかりがもてはやすんだよなあ、こうゆうバカは。
バカ発見機の「最高峰」。(嗤)
69吾輩は名無しである:2012/10/08(月) 00:31:09.66
藤村は日本の近代と格闘した作家だよね
70吾輩は名無しである:2012/10/08(月) 01:07:38.82
自分勝手自己中心自己保存自己利益だけで生きたら世間の常識と衝突したってだけだ。
それを日本の近代と格闘だなぞと、思い入れもいい加減にしろ、阿呆。(嗤)
71吾輩は名無しである:2012/10/08(月) 10:03:07.79
>>68 >>70
実生活、うまくいってますか。
72吾輩は名無しである:2012/10/09(火) 14:34:25.10
^^
73吾輩は名無しである:2012/10/10(水) 06:49:51.41
柳美里って
やっぱポスト島崎を狙ってるのかね
74吾輩は名無しである:2012/10/14(日) 13:43:29.22
75吾輩は名無しである:2012/10/18(木) 14:19:15.29
「夜明け前」冒頭の自筆原稿に惚れ惚れする。
推敲の跡があるのに簡素。稚拙なようで折り目正しい
文字が並び、見ているだけで心が落ち着く。
76吾輩は名無しである:2012/10/19(金) 21:25:22.44
夜明け前の原稿って馬籠の藤村記念館にあるんだよな、たしか。
藤村の評伝とかに必ずといっていいぐらい写真が出てるから見たことはある。
77吾輩は名無しである:2012/10/21(日) 07:10:34.65
>>76
「夜明け前」の自筆原稿は馬籠の藤村記念館にあります。
実物を見ましたが迫力満点です。「東方の門」の絶筆の部分も
展示されていて、胸が詰まる思いでした。

「夜明け前」冒頭5枚の自筆原稿の複製を持っていますので、
2枚だけupしておきます。携帯のカメラで撮ったため鮮明さは
欠きますが、読めると思います。

http://sakuraweb.homeip.net/uploader/src/up196937.jpg
http://sakuraweb.homeip.net/uploader/src/up196938.jpg
78吾輩は名無しである:2012/11/05(月) 09:59:08.50
^^
79吾輩は名無しである:2012/11/17(土) 21:16:50.11
漱石も鴎外も藤村より偉い、しかし、「夜明け前」を超える作品は書いていない。
80吾輩は名無しである:2012/11/17(土) 21:27:54.67
80
81吾輩は名無しである:2012/11/17(土) 22:11:29.78
>>79
凄いですね
82吾輩は名無しである:2012/11/29(木) 18:42:51.83
藤村の血が濁ってるて書いてあったけどマジです?
83吾輩は名無しである:2012/11/30(金) 23:14:12.45
血が濁ってるってどういう意味だ
84吾輩は名無しである:2012/12/14(金) 07:20:37.76
>>83
ヒント『破戒』
85吾輩は名無しである:2012/12/14(金) 11:43:45.35
>>84

イマシメヲヤブル・・・

je ne comprends pas quel relation y a-t-il avec le sang.
86吾輩は名無しである:2012/12/14(金) 11:46:05.51
>>84
すみません。
フランス人なもので。
破戒と血が濁るってどういうつながりなんですか?
87吾輩は名無しである:2012/12/14(金) 17:17:30.13
でたらめです。これ以上くだらないことは書かないように。
通報ものです。せっかくこのスレはいい流れなのに、
作家を中傷するなんて最低。
88吾輩は名無しである:2012/12/15(土) 18:59:25.19
>父、正樹は平田派の国学を信奉する人だったが、明治維新の動乱期をうまく乗り切れず、
>家産を失い座敷牢の中で狂死してしまった。
>その上、母は不貞の人だったし、兄秀雄は詐欺事件で二度も投獄され,
>次兄は遊郭遊びで性病をうつされて廃人同様の身になっていた。


ここら辺のこと?
藤村本人も姪に手を出してるし
89吾輩は名無しである:2012/12/18(火) 11:05:17.60
次兄・広助(こま子の父)が廃人同様の身になっていたというのは
初耳だ。調べてみる。 三兄・友弥はそうだったらしいが。
90吾輩は名無しである:2012/12/19(水) 09:07:12.13
島崎藤村事典(明治書院)によると「性病を移されて」にあたるのは
三兄友弥。彼が詠んだ歌二首が紹介されているが、かけ離れた性格
破綻者である反面、文学的素質に恵まれていたことがわかり興味深い。
91吾輩は名無しである:2012/12/19(水) 09:26:19.37
藤村、落選したね。まあ、当然というか。
92吾輩は名無しである:2012/12/19(水) 15:44:30.61
しまざきふじむら
93吾輩は名無しである:2012/12/23(日) 19:26:57.67
「まんがで読破」シリーズに夜明け前が登場してた

原作は難しい&長すぎて途中で挫折したから、大まかな物語の流れを知るには助かった
94吾輩は名無しである:2013/01/10(木) 20:21:39.34
没後70年イヤー
95吾輩は名無しである:2013/01/11(金) 08:29:01.03
生前の藤村を知っている人もさすがにいないだろうなあ。
第一次大戦時にリモージュの川辺で藤村と一緒に遊んだ子供たちが
朝日新聞のインタビューに応じたのが90歳近い年齢だったから
彼らも間違いなく鬼籍に入っている。
96吾輩は名無しである:2013/01/26(土) 03:05:58.01
──>>95もまた穢多なのである。
97私も名無しです:2013/01/29(火) 12:55:53.41
新潮文庫版「夜明け前」を読んでいます。
第二部下巻、水無神社の半蔵を訪ねる妻お民のところに次のくだりがあります。
「・・・山深い宮峠の麓の位置に、東北には木曽の御岳山の頂も遠く望まれ・・・」
実感に合わず、変です。地図で確かめると、南東または東南でなければなりません。
巻末の注解によれば、夜明け前執筆にあたり藤村が飛騨へ取材旅行をした形跡はない、
とあります。現地を踏んでいればこのような間違いを犯すことなきものを、
と残念でなりません。それとも私の読み間違いでしょうか? これについて、
何か決着がついていることがあれば、教えていただきたいと思います。
98吾輩は名無しである:2013/01/29(火) 20:28:10.47
>>97
それくらいの間違いは許してやれ。
それをもって夜明け前が無価値になるとでも?
99私も名無しです:2013/01/29(火) 22:10:45.77
場所を選ぶべきだった。
100私も名無しです:2013/01/29(火) 22:30:42.36
質問場所を選ぶべきであった。
101吾輩は名無しである:2013/01/30(水) 00:56:14.47
「夜明け前」の登場人物は昭和の言葉で話している。昭和の感覚で
言葉を発している。これにことさら意義を唱えて鬼の首を取ったかのような
者がいるが、大いに野暮というもの。
102吾輩は名無しである:2013/01/30(水) 19:57:34.02
「意義を唱えて」いるんならいいじゃねえか
それに異議を唱えるなんて大いに野暮というものw
103吾輩は名無しである:2013/01/30(水) 20:59:43.74
>>101
たとえば、こういう内容ですか。
http://kyukyo-do.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-3747.html
104吾輩は名無しである:2013/03/09(土) 20:01:15.99
105吾輩は名無しである:2013/03/16(土) 00:03:17.21
まだあげ初めし前髪の
106吾輩は名無しである:2013/04/04(木) 14:07:51.52
破戒を映画化してほしい
お志保役は多部みかこで
107吾輩は名無しである:2013/04/06(土) 18:11:09.49
お志保は丑松と最後に別れの挨拶かわしたきり
二度と会うことはなかった
108吾輩は名無しである:2013/04/06(土) 22:48:06.22
テキサスへ向かった
109吾輩は名無しである:2013/04/27(土) 19:37:53.70
五木ひろし「千曲川」
110吾輩は名無しである:2013/06/03(月) 16:46:49.80
小諸
111吾輩は名無しである:2013/06/08(土) 05:42:55.90
島崎藤村研究書なら誰のおすすめ?
やっぱ十川さん?
112吾輩は名無しである:2013/06/29(土) 13:49:59.58
長いこと妻を導こう導こうとのみ焦心した彼は、その頃に成って、初めて何が園子の心を悦ばせるかを知った。
彼は自分の妻もまた、下手に礼義深く尊敬されるよりは、荒く抱愛されることを願う女の一人であることを知った。
それから岸本の身体は眼を覚さますように成って行った。髪も眼が覚めた。耳も眼が覚めた。皮膚も眼が覚めた。
眼も眼が覚めた。その他身体のあらゆる部分が眼を覚ました。彼は今まで知らなかった自分の妻の傍に居ることを
知るように成った。彼が妻の懐に啜泣しても足りないほどの遣瀬ないこころを持ち、ある時は蕩子戯女の痴情にも
近い多くのあわれさを考えたのもそれは皆、何事にも知らずによく眠っているような自分の妻の傍に見つけた
悲しい孤独から起って来たことであった。岸本の心の毒は実にその孤独に胚胎した。
113吾輩は名無しである:2013/06/29(土) 14:06:34.74
節子一人だけがしょんぼり立働いていた。
「何時までそんな機嫌の悪い顔をしているんだろう」
 そう思いながら岸本は台所から引返そうとした。口にも言えないような姪の様子はその時不思議な力で
岸本を引きつけた。彼は殆ど衝動的に節子の側へ寄って、物も言わずに小さな接吻を与えてしまった。
すると彼が驚き狼狽て節子の口を制えたほど、彼女は激しい啜泣きの声を立てようとした。
114吾輩は名無しである:2013/06/29(土) 14:53:02.43
何時晴れるともなく彼女の低気圧も晴れて行った後で、あれほど岸本の心を刺戟した彼女の憂鬱が
何処にその痕迹を留とどめているかと思われるほど、その日は冴え冴えとした眼付をしていた。
彼女は狭苦しい籠の中から出て来て、実に幾年振かで、のびのびと夏の朝の空気を呼吸する
小鳥のようであった。家に燻っている時とも違って、その日の節子はつくり勝りのする彼女の性質や、
目立たない程度で若い女が振舞うような気取りをさえ発揮した。

十一月を迎えるように成って節子は眼に見えて違って来た。三年も彼女の側に居て彼女のために
心配しつづけた祖母さんまでがそれを言うほど違って来た。彼女の動作から彼女の声までも生々と
して来た。
「でも、ほんとに力を頂きましたねえ」
 節子は岸本の二階に来てそう言って悦んで見せるほどに成った。
 こうした力は――それを貰ったと言って見せる節子の方ばかりでなく、どうかして彼女を生かしたい
と思う岸本の方にも強く働いて来た。ほんとうに人一人でも救いたいと考えれば考えるほど、
彼は節子の違って来たのを自分の胸に浮べて、その生命の動きから湧いて来る歓喜を自分の身に
切に感ずるように成った。のみならず、彼自身と姪との関係までも何となく変質したものと成って行く
のを感じて来た。
115吾輩は名無しである:2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN
せつこー
116吾輩は名無しである:2013/09/15(日) 05:36:13.53
トンソン
117吾輩は名無しである:2013/10/27(日) 20:54:28.74
自然主義文学の先駆者、島崎藤村(1872〜1943)のこれまで知られていなかった直筆の書簡がロシアで見つかった。
部落差別を取り上げた長編「破戒」のロシア人翻訳者に宛てたもので、作品の背景やロシア語で読まれることへの感慨がつづられている。藤村の文学観を今に伝える貴重な資料だ。
モスクワのロシア国立文学芸術文書館に所蔵されていた書簡を発見したのは、熊本学園大学の太田丈太郎教授(ロシア文学、ロシア文化論)。1920年代前後の日ロ文化交流についての文献を調べていて偶然見つけたという。
文書館の目録には作家で元衆院議員の中西伊之助氏の書簡と記されていたため、これまで存在が知られてこなかったとみられる。
書簡は、「破戒」をロシア語に訳した日本語学者ナタリヤ・フェリドマン氏あて。翻訳・出版への同意と見られる英文が添えられた礼状と、「作者より」の2通が見つかった。
118吾輩は名無しである:2013/12/16(月) 22:31:06.21
直筆原稿かー
あんま字は上手くなかったよね
119吾輩は名無しである:2014/02/21(金) 22:55:01.92
夜明け前のような大傑作がいまほとんど読まれていないという状況
ドストのスレがパート何十とかなのに藤村スレはこの過疎っぷり
昨今の保守ブームの渦中でネトウヨこそ「夜明け前」を読んで宣伝してもらいたいよなぁ
「夜明け前」は「戦争と平和」に匹敵する国民的叙事詩だよ
120吾輩は名無しである:2014/02/25(火) 01:35:19.57
じゃあ藤村の一番好きな作品挙げていこうぜ
自分は夜明け前
初読時、あの長さなのに、あっという間に読みきってしまった
121吾輩は名無しである:2014/03/14(金) 13:29:04.10
こま子は、藤村との関係が無かったら、どんな人生を送っていたのだろうね。
中年男の性欲処理に利用されて、しかも、血のつながった身内だよ。
現代でも発狂もの。
でも、藤村の才能には敬服するよ。
122吾輩は名無しである:2014/04/07(月) 14:48:18.35
新生
桜の実の熟するとき

を35年前に読んだ。

で、今、破壊を読んでいる。おもしろい。
あと夜明け前も買ってある。

やっぱ近代日本文学は若人にはわからないものだな。
123吾輩は名無しである:2014/04/11(金) 09:41:59.03
今まで破戒を「破壊」と信じて疑わなかった俺に喝!
いい小説であった。そして未だ人種差別はなくならないという事実を考える。
124吾輩は名無しである:2014/06/24(火) 09:21:10.38
>>119
爆笑太田が先週ラジオで藤村について触れてた
教授や専門家などと接する機会が増えたが、
今の若い人には藤村は全く読まれてないそう
125吾輩は名無しである:2014/07/03(木) 20:00:28.48
確かに島崎藤村がいなかったら日本文学なんてあまりにもしょぼい
外国作家に対抗できるのは日本では島崎藤村くらいしかいない
126吾輩は名無しである:2014/07/04(金) 10:46:07.12
夏目漱石も破戒を絶賛していたらしい。
それに対して金色夜叉はたいしたことなしと言ったらしい。

要は作品がすべてで、その筆者自身の人間性なんかどうでもいいってことだ。
127吾輩は名無しである:2014/07/10(木) 04:21:47.03
>>47
狂死とか
悶死
とか簡単に書いてあるけど 一体どんな死に方だろう
128吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 23:09:26.80
吉左衛門さん死んでしまった
129吾輩は名無しである:2014/07/19(土) 14:56:28.81
>>123
確かに夏目漱石は昔大部分読んだが これが大作家の小説?と
思うところが多かった。ほとんど論文みたい時自分の考えをただ書いてる
だけで登場人物や情景の描写なんかほとんどないじゃん、こういうのなら
自分でも書ける なんて思ってしまった。

島崎藤村のは小説らしい描写がいっぱい出て来て文字で情景が浮かび上がるし
登場人物の心情もきめ細かく表現されていていいな
130吾輩は名無しである:2014/07/19(土) 17:37:16.71
漱石鴎外なんてくそつまらんな
国木田独歩や徳田秋声のがはるかにすぐれてるな
いろいろな作家の評価でも圧倒的に独歩秋声だし
131吾輩は名無しである:2014/07/19(土) 18:07:46.19
>>129
すまん
125・126へのレスだった。
132吾輩は名無しである:2014/07/30(水) 07:59:19.01
漱石は学者だったから小説の中身が難しいのがなあ。
芥川も同様かな。

そのてん、谷崎や藤村は小説家のイメージが強いのでは?
133吾輩は名無しである:2014/08/06(水) 08:04:26.38
根が邪まなので『新生』は淫靡な愉しみをもって読めたが、
『破戒』はなかなか気が乗らない。
134吾輩は名無しである:2014/10/04(土) 06:56:04.75
 
135吾輩は名無しである:2014/10/04(土) 07:56:33.03
島崎藤村こそが日本最大の文豪だよ。
漱石より上。自然主義文学こそ
日本文学の主流であることは、自然主義嫌いの
柄谷すら認めているが、なぜかあのバカは藤村や
独歩は認めていない。
136吾輩は名無しである:2014/10/04(土) 15:10:09.82
破戒については漱石も退屈しながら既読したとのことを書かれているが、
内容については認めざるを得ないとのコメントを残している。

俺は面白く読めたがな。
137吾輩は名無しである:2014/10/04(土) 15:45:33.02
っていうか、わりと面白いだけなんだよね。
138吾輩は名無しである:2014/10/04(土) 16:20:10.88
話しが全部つながってる印象
139吾輩は名無しである:2014/10/04(土) 18:15:17.58
藤村の小説は、「破戒」だけは違うが、
それ以外のすべての小説は自分の自伝的小説であり、
「夜明け前」は親父のことだから、確かにつながってるわ。
島崎家サーガって感じ。
140吾輩は名無しである:2014/10/04(土) 18:35:04.62
元祖エンタメというか。詩もキャッチーだし。
141吾輩は名無しである:2014/10/04(土) 18:47:25.84
「破戒」は、ああここで書いてるのがそれなのね、みたいな感じで特別出演。
142吾輩は名無しである:2014/10/05(日) 11:22:35.65
少し年を食わないと島崎藤村や自然主義文学私小説の
よさは理解できないんだよね。

 藤村の「夜明け前」「家」などはしみじみといいね。
じっくりと何回も読み返してるよ。
143吾輩は名無しである:2014/10/05(日) 12:17:23.35
年は取るもんじゃあねえなw
144吾輩は名無しである:2014/10/05(日) 13:29:24.71
↑取りたくなくても取るもんだ。
馬鹿なガキめが
145吾輩は名無しである:2014/10/05(日) 18:53:10.85
あの時代は変態の作家が多かったけど
谷崎とか多くは趣味の変態
真性の変態は藤村だけだと思う
姪をかいちゃって人生を滅茶苦茶にした挙句さらにもう一度かいちゃうところが鬼畜
すげー良いカキタレだったんだろうけど
146吾輩は名無しである:2014/10/05(日) 19:09:49.41
明治学院()卒の低学歴作家w
147吾輩は名無しである:2014/10/05(日) 22:55:45.12
↑今から100年以上も前の大卒と今の馬鹿でも入れる大学を同等に
考えてるうんこ馬鹿登場
148吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 01:48:59.59
ああ、やっと「家」の話が出たな。

同じ高校教師ながら、酷薄なオレ様が主人公の
退屈極まる某「暗夜行路」がまったく無駄に有名で、
島崎のこの傑作が小説好きの人間にすらほとんど知られていない惨状を、
業界の誰か、とっととどうにかしてくれたまえ。
149吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 07:29:23.97
藤村など自然主義私小説系の作家が不当に差別を受けてきたことは事実だね。
一部の評論家がバッシングした結果だ。
150吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 12:19:19.54
ブックオフで新潮日本文学百八円購入
破戒と家が入っているが家が面白いのかな
151吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 13:55:18.00
「春」から読んだほうが理解が深まるとおも
152吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 14:01:52.68
最初は夜明け前でその後は順に。破壊は別枠。
153吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 16:12:59.86
島崎藤村って私が知っているのは「椰子の実」。

本当に美しい詩。 国民歌謡だ。
読みながら、聴きながら涙が出る。いつも。
154吾輩は名無しである:2014/10/07(火) 00:08:33.23
春の勝子は元キャンディーズのランに似て可愛いかったらしい。
原宿にあった代ゼミの国語講師が言っていた。今から35年前の話。
155吾輩は名無しである:2014/10/07(火) 10:04:19.81
dソン
156吾輩は名無しである:2014/10/07(火) 16:19:37.64
藤村も若いころの写真はかなりハンサムだよな。
157吾輩は名無しである:2014/10/07(火) 18:23:39.67
そんで詩人だからな。もう釣れまくりでウハウハですよ。
158吾輩は名無しである:2014/10/13(月) 15:27:20.70
>>146
あの当時の明治学院は非常にハイカラでね。 今のイメージとは違う。

話変わるけどさ。
俺は両親ともに世田谷で生まれたって言ったら、へー凄い! ってうらやまし
がられたよ。

俺の生まれた頃は、世田谷なんてド田舎で、俺の両親も百姓だった。
本当に無知なヤツっているんだね。面白いよ。
159吾輩は名無しである:2014/10/13(月) 16:17:35.05
↑何年に生まれたの?
160吾輩は名無しである:2014/10/13(月) 17:22:31.25
82歳ですからね。 うん・・・ 驚いたか?
161吾輩は名無しである:2014/10/13(月) 18:11:53.03
↑ウソとも思わないが、そうならすばらしい。
俺もかなりの年齢だし。
162吾輩は名無しである:2014/10/15(水) 08:25:24.64
★明治学院大学の『日本近代音楽館』

日本の作曲家の貴重な資料を収蔵する「日本近代音楽館」が明治学院大学
(港区白金台)の図書館付属機関として開館した。
50万点の資料の中には山田耕作、芥川也寸志、武光徹、伊福部昭らの
自筆譜や原稿、岩城宏之らの蔵書やレコードなど、寄贈を受けた資料が多数。

木曜〜土曜の午前10時〜午後5時まで開館している。
利用は音楽研究を目的とする18歳以上の人。 事前予約が必要。

tel 03−5421−5657
163吾輩は名無しである:2014/10/19(日) 19:07:44.25
狸穴
164吾輩は名無しである:2014/11/10(月) 11:39:53.82
大学で藤村の「一夜」についてレポート発表するから、ついでに「家」と「新生」
まで読んだんだが、なんかいまいち楽しみ方がわからんかったよ
家庭持ったりしたらわかるようになるの?というかそもそも楽しみで読むものではないのか
165吾輩は名無しである:2014/11/10(月) 12:51:13.12
中3の秋まで文学には全く興味なく、読書感想文を書かされるのが
苦痛だったのが、「夜明け前」冒頭を教科書で見てあまりの美しさに
感動して藤村にはまった。まったく出会いはどこにあるかわからないよ。
166吾輩は名無しである:2014/11/10(月) 12:58:44.68
こんな美しい文章をこんなクズが・・・(驚愕)
167吾輩は名無しである:2014/11/14(金) 19:26:37.55
藤村の小説は
読むぞって気合いを入れて読むのがお似合いだな。
そんぞそこらの文士ではないから。
女癖は知らんがな。
でもそれで小説書いて生きたんだからすげーよ。
168吾輩は名無しである:2014/11/23(日) 12:45:54.38
家に出てくる祭がテレビで紹介されていた
宗助ー幸助ー宗助ー幸助ってかけ声は明治の頃から平成の今も一緒なんだね
最後に神輿をぶっ壊して、毎年新しいものを拵えるのも同じ
熱気に浮かれて若者達が無茶をしそうな
老若男女村の人間全員がどことなく浮き足立つ
そんな全体の雰囲気がかの文章のそのままだったのにちょっと感動した
169吾輩は名無しである:2014/12/17(水) 21:39:34.14
藤村って相当孤高だったろうな。
俺は人格は知らないが、小説としては好きだけど。

あの谷崎も藤村の作品は評価している。
それに対して漱石や芥川や荷風は評価していない。
そんな漱石を谷崎は評価していない。

谷崎と藤村の作品は自然主義というか私小説というか、
根っこの部分が似ているんだろう。
170吾輩は名無しである:2014/12/17(水) 22:02:33.73
谷崎は漱石を評価してるだろw
藤村と谷崎の根っこの部分は全く逆だし

君は何を読んでそんな事を言ってるんだい?
171吾輩は名無しである:2014/12/18(木) 00:27:41.66
↑谷崎の随筆集を読みたまえ。岩波のやつを。
しっかりと書かれているよ。
172吾輩は名無しである:2014/12/21(日) 09:57:58.31
はあ?
もう一回最初から読み返してみ?

キミは中学生くらいの人かな?
作品の批評をしたからといってその人自身を評価してないなんていえないものだよ
小宮とか中とか弟子達だって作品はよく批判している
173吾輩は名無しである
>>172
藤村の人間性と彼の作品はどう思うの?