自閉症者に転移をするなって言ってるわけじゃなくてな
定型の話であるが、転移・投影っていうのは、元をたどれば鏡像のような関係で、他者が鏡になり自分が鏡になる
相転移のきわまった形がお互いがお互いの鏡像的他者になると
でも自閉症者の鏡は、自閉症者自身が他者を鏡像的他者にできないし、定型から見る自閉症者という鏡は、
「断片化された世界」により映し出されたものだから、定型同士のあわせ鏡ではあまり見れないような、定型たちが
共通して嫌っていると事後的にした、定型たち自身の嫌うべき部分を映し出しちゃうんだよね
ある自閉症児の母曰く「人間関係はすべて鏡だけど、自閉症児という鏡は生々しいものを容赦なく映し出す」
これはわたしが転移しまくってた自閉症児でもわかる
自分の転移の生々しさを彼らはこともなげに指摘する
わたしもそういうところはある。わたしは他人がいやがっている他人の部分をわざと指摘したりする
「腫れ物を触りあう」というのは言い得て妙
わたしはその自閉症児をレイプしたかったし、守りたかった
でもそれはわたしの嫌な部分を映し出す彼という鏡を壊すことでもあった
「殺し合いじゃないセックスは信用しない」とはまた別の臨床素材の言葉だけど
なんかな
なんてんだろ
自分勝手に守ってるだけ、逆に自閉症者には守られてると思われたくない
わたしのわがままで