平野啓一郎 part 26【新訳サロメ】

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673吾輩は名無しである
「どんな人生でも死に方さえ立派であれば、立派な人生だ。それは、人を破滅させる思想です。
戦争になると政治家はこの考えを徹底させます。たとえこれまでの人生が不遇であっても、
最後に国家のために戦って死ねば、国家は立派な人間として、あなたの人生を全面的に肯定する」
『空白を満たしなさい』