【由美ちゃん】庄司薫【ノンちゃん】

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58吾輩は名無しである:2012/08/14(火) 22:31:33.63
>>57
なんか痛いぞお前
59G ◆vDcOqdC/aA :2012/08/15(水) 07:39:58.07
>>52
>>38で言及した「不老長寿」というエッセイと「猫」は同じものみたいですね。
1984年「新潮」初出と書いたけど、1979年の方が正しそう。
1984年はおそらく19歳で大往生したタンクの享年。
60吾輩は名無しである:2012/08/15(水) 09:03:34.75
猫は小説じゃねーよ
61吾輩は名無しである:2012/08/15(水) 12:05:29.90
猫は三味線じゃねーよ
62吾輩は名無しである:2012/08/15(水) 13:08:42.79
猫は58じゃねーよ
63吾輩は名無しである:2012/08/15(水) 14:38:05.87
6449:2012/08/15(水) 20:06:19.05
>>G ◆vDcOqdC/aA

ぼぼくが、このすすれに きききづいて かかかきかきこんだら
こここんなに へんな ひひとたちが ああつままって ききちゃって
ごごめめんなさい。
ききっと、へいたいの くくらいでいえば 三等兵の いいつも いいじめられてる
ややつらだだと ぼぼくは おおもううんだけれど 
ままさかさか ああげちゃうって ししんじられないんだな ぼぼくとしては。
だだから ちょちょっと どどっかに いって こここには ここないない
ここととに しようっと おもったんだ。
ままるやま せせせんせいに よよろししくね。
65吾輩は名無しである:2012/08/15(水) 22:54:46.83
つまんね
66吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 00:01:58.08
痛い
67吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 01:53:18.41
猫は小説じゃねーよ
68吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 04:46:24.60
>>64
さようなら
69吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 06:24:37.82
小説をラブ・レターにして有名美人ピアニストをゲットしたんだよね。
二匹目のどじょう狙いっつーか、真似して、柏原よしえをゲットしようとしたんだけどな。^^;
70吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 06:35:15.33
Y?
71G ◆vDcOqdC/aA :2012/08/16(木) 08:04:12.80
>>64
裸の大将っすね
自分は嫌いじゃないです

プルーストスレの粘着のワンパで言語センスのかけらもない
煽りに比べれば、「じゃねーよ」にしてもずっとおもしろい
夏休み旅行をきっかけに静観していたけどどうするかな
72G ◆vDcOqdC/aA :2012/08/16(木) 08:29:20.79
>>63
「猫」で一曲だけ結構好きな曲があったなと思ったら、
吉田拓郎作曲でした。

>>69
このやり方、その後の、吉田拓郎、さらに長淵剛の自分がパーソ
ナリティをつとめるラジオ番組にアイドルをゲストとして呼んで
ゲットするパターンに受け継がれているように思います。

庄司の場合、表紙裏にある著者近影も重要な役割を果たしている
のではないかと。
中村紘子は「髭が濃くて泥棒みたい」などと結婚秘話で回想してるものの
とっくりのセーターが似合う、いかにもアーティスト風のやさ男然とした
風貌。
他スレでも書いたけど、ミスチル桜井、小沢健二、ゆずの北川悠仁、
さらに遡ると坂本龍一といった面々に通じる

二匹目のどじょうを狙うには、一種のお見合い写真としての著者近影も
ポイントかな
73吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 09:06:43.59
>>71
寄生獣がGさんを待ち焦がれてファビョってるから
できたらもう少し静観していたほうがいいかも
スレチ失礼
74吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 09:49:01.34
>>72
著者近影の話おもしろい視点ですね。
まとめて書いてみてください
75吾輩は名無しである:2012/08/18(土) 10:09:04.52
中原中也が売れた背景にも、詩人の写真が深く関わっているだろう。
サラリーマン然とした刈り上げ髪の写真もあるが、やはり、あの帽子を被った
謎めいた少年の雰囲気がもたらした成果大なのでは。
もっとも、近頃はちょっと美人風の著者近影で売ろうとしている本が
多数。

初老になった薫クンと由美ちゃんの物語を読んでみたいのだが…
76吾輩は名無しである:2012/08/18(土) 22:16:16.82
え。読みたいか?
77吾輩は名無しである:2012/08/19(日) 08:27:27.91
お。90年代をいかに生きたか?
なんて読んでみたい気がするが、それでは中年薫君か
78吾輩は名無しである:2012/08/19(日) 11:49:37.02
ワシも読みたい。
79吾輩は名無しである:2012/08/19(日) 20:33:26.53
き。>>78よ、「か。」を忘れておるぞよ。由美は薫と初体験を
することに頑固なまでに決め込んでいたから、そこのところが
いつ・どんな形で実行に移したのだろうか?時代が時代だから
兄貴の先生に仲人を頼んでめでたしめでたし…などとはイケナイ
薫だと思うし、でもそういう許可証をもらってじゃないと、またしても
Gパンの中で発射してしまうだろうし、そうなるとあの若さなんだから
絶対にどうしたって普通に歩いて帰ることなどできないことになり
仕方なく脱いちゃって洗濯している間に、気まずくなった由美が強引に
襲いかかる・・・
いやいや、そんな下ネタに興味があるのではなくて(もちろんあるけどさ)
フリーターがマスコミでもてはやされるようになった頃、彼らはどんな風に
対応していったのだろうかと思うんだ。
80吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 17:08:46.51
>1
>32
>49

でてこいや
81吾輩は名無しである:2013/01/30(水) 22:52:10.24
大蔵省にはどのくらいいたの?
82記憶喪失した男!ninja:2013/09/27(金) 11:24:09.73 BE:2737416285-2BP(427)
あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ノ        「赤頭巾ちゃん気をつけて」を読みました。
:::::::::   (┐ノ          感想として、傑作だなとは思いました。おそらく、芥川賞最高傑作でしょう。
:::::::::: /            まず、サリンジャーの影響という点ですが、若者を描いたこと以外に共通点などないでしょう。
::::::::::::::::::::::::::::::::: この主人公は、性についてライ麦より積極的です。そして、ライ麦は明らかな劣等生であるにも関わらず、
「赤頭巾ちゃん気をつけて」の主人公は、劣等生ではなく、文学青年です。いけすかない優等生となることへの葛藤が描かれており、
ライ麦とは異なります。この作品をライ麦の盗作などという輩は、何もわかってない分析力の足りないやつらなのです。
「赤頭巾ちゃん気をつけて」の薫くんは、おっぱいを見ることができるというラッキースケベを体験したのですが、その先にすすめません。
ゴーゴーパーティなどをやって、女生徒をみんな裸にしているような連中の仲間に入っていけない。
世の中には確かにそういうリア充が実在するのでしょう。ですが、わたしは見たことはない。
いわば、性衝動の欲求不満が語られます。1969年はアメリカで性の解放が叫ばれ始めた頃であり、
その時代の日本人はそういう世界の動向をあまり読みとれない大衆が多かったであろうとしても、
日本もこの頃から性の解放へ向かったと思われます。文学は、どこかでにあるらしき性の楽園への幻想を
追い求め、それに対する憧憬と嫉妬が生まれます。これが「赤頭巾ちゃん気をつけて」です。
つまり、主人公は、幼なじみの女の子の手をつなぐのが精いっぱいでありながら、浪漫を求めている。
そして、主人公が語るのは古今東西の文学作品であり、当時の学生が陶酔した哲学的巨人、文学的巨人たちの
思想に自分も流されることは、いけすかない優等生ではないかと、いけすかない優等生である主人公は思っています。
そして、いけすかない優等生との決別、大學受験をやめることで物語は終わるのです。
これは、荒ぶった不良になれば女にもてるかもしれない、しかし、浪漫を求める主人公の純情さとのせめぎ合いの拮抗点にあったのがその答えだということです。
83吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 08:07:06.10
いけ好かないかどうかはわからないけれど主人公を優等生にしたことで
話が浅くなってしまったかもしれないですね。優等生というのは頭がいいから
どんどん知識や情報を受け入れて成長していく、つまり変わるんです。
そこで答えを出したにしてもいずれ変わるんです。
だからサリンジャーのように最初から「あほやでえ、ぼけとんねん」といって
話をはじめたほうが上手いです。
84記憶喪失した男!ninja:2013/09/28(土) 12:53:24.86 BE:5543267999-2BP(427)
835 :記憶喪失した男!ninja:2013/09/27(金) 09:00:18.00 発信元:115.39.224.104 ?2BP(427)「赤頭巾ちゃん気をつけて」 庄司薫
152位/413作品。日本語小説。
傑作である。短いし、読みやすいので、おすすめだが、ここに出てくる文学者・哲学者の名前が、
いくつわかるかが作品の評価を決めそう。文学青年そのものを描いた実によくできた傑作である。
芥川賞最高傑作ではないだろうか。160万部の大ベストセラーらしい。シェイクスピア、ゲーテ、
椿姫、清水の次郎長、ドンキホーテ、徒然草、サルトル、マキャベリ、小林秀雄、
アリストテレス、ヘーゲル、ホッブス、マルクス、本居宣長、夏目漱石、谷崎潤一郎、
赤頭巾の出版社ごとの内容の差異を比較できるほどのグリム童話への知識、
それらをすべて読んだことのある東大受験生などいるのだろうか?
庄司薫がこれを書いたのは三十歳ごろだから、十年知識量がちがう。
それをふまえても、読みやすくいかにも文学している芥川賞最高傑作ではないだろうか。
85吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 14:13:01.56
芥川賞受賞作品中だと、かなりいい線いっているでしょうね。
だから文句をつけられたのかもしれないですね。
86記憶喪失した男!ninja:2013/09/28(土) 21:59:25.15 BE:273742122-2BP(427)
あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ノ        なんで、この作品、バカにされてるの?
:::::::::   (┐ノ          サリンジャーのパクリとか、なんとなくクリスタルに似てるとか。
:::::::::: /           
:::::::::::::::::::::::::::::::::
87吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 22:13:52.38
別に馬鹿にされてはいないだろ
オレも高校の頃庄司薫の三部作読んではまったぞ
まぁ大学ではそんなもん読んだことないような顔してたけどな
88記憶喪失した男!ninja:2013/09/28(土) 22:26:17.75 BE:821224962-2BP(427)
あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ノ        読書メーターとアマゾンレビューを読んだら、おれの感想と全然ちがって驚いたんだよ。
:::::::::   (┐ノ          嫉妬されてるのかな、純文学好きに? 村上春樹みたいに?
:::::::::: /           
:::::::::::::::::::::::::::::::::
89吾輩は名無しである:2013/09/29(日) 22:35:14.17
サリンジャーやなんとなくに似ているというのは、風俗小説として
読者にとらえられているということで、風俗小説として考えれば
今の視点から見れば古臭い感じもするんじゃないでしょうか?
新人の登竜門である芥川賞の対象としては十分すぎる実力があるのは確かですが
サリンジャーのような時代を超えた共感や新鮮味を盛り込むことはできていないのかな。
90弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2013/10/01(火) 19:10:07.76
三部作でも四部作でも、たいてい一番最初のがクオリティが高いんだよな
91吾輩は名無しである:2013/10/02(水) 20:18:04.03
たくさんの作品に言及するのは良いとしても、何も凄いことを言えてない
のではしょうがない。
サリンジャみたいに愚かな多数の読者の共感を得て何か良いことあるのかね?せい
精神年齢が20才でストップしたままの文学だろ。小生意気な糞ガキの文学。
92吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 08:26:19.77
『青』が一番好きだ
93吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 14:03:05.37
『青』の青髭とはペロー童話の青髭?内容にはまったくそういう影はなかったけど。
イミフな題名で印象に残っている。
94吾輩は名無しである:2013/12/16(月) 15:34:39.43
正直いうと「青」が一番わからなかった。今にして思えば
トップクラスの学歴エリートである薫君が「昭和元禄阿波踊り」
を探検しに行くという、ほかの三つとは少し色の違った作品だ
からかとも思う。マスコミに踊らされる大衆というテーマだったら
その頃売れ始めていた筒井康隆がおもしろくてそっちに行って
しまった。
95吾輩は名無しである:2013/12/26(木) 14:25:56.00
いまだにこの人の話題が出るのがわからん
過去の人だろう
96吾輩は名無しである:2013/12/26(木) 17:54:40.10
文庫が出たらしいよ
振り返ったときに、思い出のなかに本があるって素敵やん
97吾輩は名無しである:2013/12/27(金) 01:08:59.74
>>117
だから。早稲田を含む対抗戦各校は8校とは試合してなかったらしい(やや不確か)
KOが一番試合は組んでいたらしい。
そこにハエのような5流校の低狂があらたに現れてブンブンうるさく飛び回り、
「KO試合しろ、KO試合しろ」と五月蝿く騒ぎまくったらしい。

KOにも理屈は通っている。5流校と対戦なんて誰だってしたくないべや。
98吾輩は名無しである:2014/02/03(月) 16:59:08.62
エリートの悩みを表した作品群だ。
「僕のようなエリートは、何をやっても一般大衆には嫌みに見えてしまうのではないだろうか」
と悩む。
しかしそんな悩める薫クンも、最後になって、ひとつの結論に至る。
「エリートは、みんなに優しくなければならない」と。

いわゆる進学校と言われていた高校に在学中に読んだときには、少し共感できたものだが、
社会人になって落ちぶれた今となっては、全く共感できなくなった。
高校時代の自分も(いやらしいことに)そうだっただけだが、これらの作品に共感できる人は、自らエリートだと思いこんでいる者だけだと思う。
共感できる若者が、そんなに多いのだろうか?
99吾輩は名無しである:2014/02/03(月) 17:00:27.57
98訂正
「そうだっただけだが」→「そうだったわけだが」
100吾輩は名無しである:2014/04/06(日) 19:56:00.89
ルサンティマンの権化な江藤淳が全力否定したということで(中略)が、さらす
ら黙読可能だ(読む快は確かにある)けど本を閉じた0.8秒後は思い出せ
ないのでぼ僕くにとってぼ僕くにとってぼ僕くにとってぼ僕くにとってぼ僕
くにとってゴルゴ13(漫画)と似た物なのだった。
101吾輩は名無しである:2014/04/06(日) 20:18:26.92
江藤は赤ズキンちゃんにルサンティマン地獄からの脱出を読み取ったの
で激妬したのかも(今日も論証なし(しかも日本語変))
102吾輩は名無しである:2014/04/06(日) 20:38:47.00
脱出ストーリーじゃなくて危機を回避した後の余裕のお喋りつうか
103吾輩は名無しである:2014/04/06(日) 20:41:04.12
連投すまん(4投目)
104弧高の鬼才 ◆ykDJvODuLA :2014/09/03(水) 18:03:23.86
赤ずきんちゃんは名作だよなあ。あの文体のチャーミングさはなんだ。
105吾輩は名無しである:2015/02/12(木) 21:14:22.53
世界で唯一の、成功した社会主義国家、それが日本だった。

年功序列、終身雇用、護送船団、家督相続・・・
男は会社に尽くし、女は家庭に尽くす。
極めて安定した、国民総中流の理想的な社会主義を実現していた。

それで良かったのに、このやり方はチートだと、
女性蔑視であると、欧米からの圧力に屈し
形ばかりの自由資本主義を導入した結果

愛国でも宗教でも、一枚岩になれない日本は
亡国の危機にあるというわけだ。

ま、社会主義は日本人にしか出来ない国家の在り方だからなw
これをマジでやられたら欧米人は敵わない。
そりゃ危機感を以て日本を潰しに来るわけだよw
106吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 13:36:06.53
社説:成人の日 大きな優しさと強さを - 毎日新聞

http://mainichi.jp/shimen/news/20150112ddm005070007000c.html

<<抜粋>>

 知性とは何か。庄司薫さんの小説「赤頭巾ちゃん気をつけて」から引用しよう。

 <たとえば知性というものは、すごく自由でしなやかで、どこまでもどこまでものびやかに豊かに広がっていくもので(中略)
でも結局はなにか大きな大きなやさしさみたいなもの、そしてそのやさしさを支える限りない強さみたいなものを目指していくものじゃないか>

 舞台は1969年。大学紛争のために東大入試が中止になり、18歳の主人公は大学へ行くことをやめる。そして、知性とは何かと考える。

<<感想>>

『知性』とは何かを毎日新聞が定義付けするのは百歩譲って認めるとしましょう。
しかし、そのために昔の小説を利用するのは、どうなのでしょうか。今年は2015年です。引用した小説の舞台となったのは、『1969年』。
それは46年、およそ約50年も昔の話になります。「赤頭巾ちゃん気をつけて」は、青春小説の古典だとは思いますけれど、それが現代の新成人の心を打つとは限りません。
私が昔に読んだ時には東大入試が中止になった不条理が一番、記憶に残りました。そして東大入試を中止させた学生運動にも疑問を覚えたのです。
思えば、「赤頭巾ちゃん気をつけて」を読んだことからサヨクに反感を抱くようになったのかも知れません。
庄司薫氏の小説自体は面白いので、赤頭巾ちゃんシリーズは全部読んだのですけれどね。
107吾輩は名無しである
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タヒね