ドゥルーズ シネマ 読書会

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58ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2
さて第一章の§1(p.8)まで読んだ。

以下ノート

ベルクソンの運動に関する第一のテーゼ。

通過された空間(分割可能、等質的、過ぎ去っている)/運動(分割不可能、それぞれ異質、現前している)

空間内のいくつかの位置や、時間内のいくつかの瞬間によって、運動を再構成することはできない。

映画的錯覚:
不動の瞬間的な切断面(=フィルムのコマ)/映写機に内在する非人格的で一様で抽象的な時間
(ベルクソンによる映画批判)

しかし。。。(ドゥルーズによる転換)

映画は我々に「コマ」を与えるのではなく、直接に、「或る運動イメージ」を与える
映画は不動の切断面ではなく、「動く切断面」を与える
(動くカメラとモンタージュ)