これは、邦訳シネマ2のp.385にあたる部分だな。
重要な部分をそのまま引用すると
「映画の理論は映画を対象とするのではなく、映画の諸概念を対象とするのであって、これらの概念は
映画そのものに劣らず、実践的、実効的、あるいは実在的である」
「映画の概念は、映画の中には与えられてはいない、しかしそれは映画の概念であって、映画についての
理論ではない」
これは、ミーハーのドゥルージアンとしては理屈抜きに「そうだ!その通りだ!」と燃え上がるところなんだが、
冷静な哲学諸氏としてはどうなんだろう。
この思考様式には何か「元ネタ」があるのかな?