【読まずに講演】川上未映子112【読まずに書評】

このエントリーをはてなブックマークに追加
255hnドロ盗作しかできないキチガイのせいで自業自得311
お世辞でもなんでもなく投稿者:津原泰水 投稿日:2011年 9月27日(火)00時13分6秒 編集済
このスレッドのトップ、布置くんの「語り草」の冒頭は、
僕が読んできたなかで、最長の回文です。
ちょっと言葉の句切りや表記を変えさせていただくね。失礼。
{夜 戸を閉め 出て 答え秘めたる飢えた子 
探りたか神の罪 光る川
分かるか 秘密の甕(みか)語り草
 答えうるため冷えた子 手で飯を取るよ}
回文は濁点や半濁点を無視していい(でないと出来ない)
というルールがあるんですが、これは濁点もクリアされています。
ゆいいつ「探りたか」(布置くんの表記では「捜りたか」)
が文法的におかしいんですが、
意味は通じるし泡坂妻夫さんの回文にさえ見られる誤差なので、
一種の回文文体として容認できます。
付記:「探りたか」は「探ったか」の
音便化以前のかたちとも解釈できます。
「文法的におかしい」を訂正します。