童貞乙としか言いようがない
>>927これは平野さんの名誉のためにあえて返答しますが、していない証拠は
>>925。嫁に嫉妬する、と書いたでしょ。
つまり平野さんの才能に嫉妬するかどうかそんなやついるか、ってな冗談ですよ。読めよよく。
あらあら自演してるんですね。知ってるけどw
ゆう(鍵君のなりすまし)はしょうもないですね。バカだし、童貞だし、エロゲーばっかやってる。ゆとりでしょうか?
>>933 コテはずすなよ! このスレでは常識人ぶりやがって。このレイシスト!
>>934つまり、平野啓一郎という実名のことですか?
937 :
ジャネット ◆bIrqHKWDto :2011/12/07(水) 23:36:13.49
919で分身主義さんの云ったことは、暴論どころか、ビョーキだね。
ビートルズとずーとるび、スピルバーグと我が家のお向かいの集合住宅の住人(似てるんです)比べえるようなものだ。
好き嫌いとか、そういう話じゃないでしょう。
べつに事大主義で言ってるんじゃないですよ。
でも、あまりにもエンターテインメントとしてのグレードがかけ離れていて、
どうしたって比べようないわ。
ゆう(鍵君のなりすまし)は村上春樹と関西人をディスって文学板を荒らしてる糞。おまえに偉そうに語る資格はない。
さて、めたにんち うわめづかい、ってなものが、げんだいしそう の ちへい の げんかい でもある。
ここに いってない ってのが、ひらの さんの とくちょう でもある。ある いみでは いけてもない。
うえに あんち おいでぃぷす の ことも、そういう ぶんみゃくで もってきてますしね、およそ とうにん。
しかし、きゅう うぃんたーそんし いま じゃみろくわい し は、たしかに これを いいあてている。じゃねっとじゃくそん じゃ ないが。
>>937これは、あづませんせい の ため に つけくわえさせて いただきますが、ぜったい じょうだんでしょw
これは、あづま せんせいに おこさま が おられることを あまりに けいし した ぎろんになるw
あれを えんたーていんめんと だと おもって マドマギカ とか いっている ごとうにん は いたって まじめなのだ。
ようするに、じゃねっと さん の おっしゃる いみは、こういう こと では ないか。
ひらの こと ぴらにせんせい は なかなか 神話 の わくぐみを ほんしつてき「こうぞうしゅぎ」まで
つかえて ないんじゃないですか、もっと しんわは いろいろな ぶんかけんで きょうつうですよね、
それが こうぞうしゅぎ でしたよねって。
これは まこと もっともです。もっともで ござる と いってもいい。
それを すっとばして、ふぁっしょん しそう の いんよう として、
>>883への
>>903のひはん、ひひょう、ぶんせき、で
>>853の すっとぼけ かげん は でてくる。
こうぞうしゅぎは しんわ を きんだいしょうせつ に いれこむ げんどうりょくだったんですよ、だから ハリポなんでしょ。
しんわ の ものがたり、は おもしろいね。ゆびわ ものがたり も フロイト の でし の ひとりだもんね、ってなわけでしょ。
>>883への
>>908の ひはんでした。あえて やったとは いいません。
ところで、わたしは こう おもっている。
いまの わかい せだい いこう、は おそらく、しょうせつ・ぶんがく より
げーむ や まんが の ほうが だいいちぶんか、ふぁーすとかるちゃー、はいかるちゃー
だと おもって すごすだろうと。それは ほぼ、すくなくとも しほんしゅぎ けん では たしかですよ。
だから、いまから たいしゅうを ひてい できない かぎりは、
ぶんがく とか いわゆる でんとう げいのう、げいじゅつ の むかしながらの せかい を ほころうとする ひとは
その かつやく を ある おくれた ひとたち、おうぞく とか こうしつ とか かわりもの の ふうりゅうじん に しか
りかいできない せまい せかい に おちていくはずです。
FFは、ひてい できないでしょ。できないと わたしは おもいます。ひじょうに きょうれつ な いんぱくと を
せかいてきに もっています。えいが と しょうせつ の ちゅうかん にあって、
あたらしい めでぃあ を つぎつぎ 踏破:とうは していく。それは えいゆうてき ですら あった。
ぼくらは その だいいちせだい として ほんとうに あこがれを もって げーむ の しんか を みまもってきた。
それを しらないひと、どちらの ぶんぶつ も たいけん したこと の ない ひとは、じゃねっと じゃくそん さん みたいに、
ぽっぷかるちゃー の いっしゅだ と して それを けいし した まま なくなるはずです。それでも やっていける うりあげ が あります。
しなりお を かいている ひと は むかしばなし を しぬほど けんきゅうし、また、げんだい の technology も しぬほど つよい。
それを ドーン は なるだけ しょうせつ の たいぷ で やろうとしたんでしょうが、 はっきりいえば、えんたーていんめんと としては しっさく でしょ。
ドラクエの方が面白い。ゲームの王道だ、これはその通りです。認めます。
どうでもいいサブカルの話題だとおっしゃられるかもしれないが、ここは譲れない話題だ。
確かにドラクエの方が面白い。しかし、独創的ではないんですよ。だから評価として全部を看ると、どうしてもFFが勝つんです。
945 :
ジャネット ◆bIrqHKWDto :2011/12/08(木) 00:35:53.18
FFの話は、板の筋から外れるんだが、いちおう言っておく。
FFが世界的に受けている、というのは、ジャパニメーションやジャパン・クールに関する、
内向きの宣伝みたいなものと似てるような気がしますね。
FFのシナリオ性、というっても、いまどきの「マンガ的」なものでしょう。
ただ、英訳がどうなのか知らないから、
もしも訳と声優がよければ、受けるということもあるかもしれないけど。
映像はたいしたことないような気がするね。ただし私は12までしかやっていないんで、
もしかして近作はすごくなっているかもしれないが。
まあ、私の感じでは、いずれも日本人が思っているほど欧米では受けてないと思います。
まずメインストリームにはならないんじゃないかな。ある程度、パクられはするでしょうが。
私の知る限りでは、英米の子は、もっと「大人っぽい」ものを好むでしょうね。
とうとつだが、宮崎アニメにしたって、一部のマニアが喜んでいるだけでしょう。
だったい、いまはCGアニメのほうが主流になってきているんだし。
946 :
ジャネット ◆bIrqHKWDto :2011/12/08(木) 00:41:28.54
ゆうさんは誤解しているようだが、私としては、ドラクエが面白い、と思うわけではないです。
FFよりは楽しめる、というだけですね。RPGはそれほど好きじゃないんで。
それと、「影響」ということなら、シムズのほうが怪物ゲームですよ。まるでFFの比ではない。
中世的世界観とhigh technologyの文明を、高度な次元でアジア的伝統の世界観と調和させたもの。
こんなものどこにもないんですよ。だから凄いし、凄かったし、おそらく今後も凄いんですよ、FFは。
恋愛が湿っぽい。これもよくわかるんだ。そうなんです、湿っぽいんです。ノベルが。
だけど、それがアジア的とも言える。THE FIFTH ELEMENTとかの世界とはだいぶ違っている。そこがある、女性的魅力でもあった。
おそらく、はじめにシナリオが変化したのは8なんです。7ではまだ、戦闘中心で男の世界だったんですよ。だからぼくらは7までは真剣にやりこんだ。
8はそこから、もっと女性的世界をもちこむことになった。おそらく、娯楽の質をもっと拡大するためにです。
ユーザーから「女性は面白くない、男くさいし、機械世界なんかやだ」って話がでたかもしれなかった。
まあ、それによって伝統的アジアの物語と呼応することになったから結果はよかったんですが、とにかく、そのとき大きく変わりました。それで男はあきれちゃったところもある。
ここからはやった人にしかわからないだろうけど、ティファしかゆるせないんだ、僕らは。それしか共感できないw それ以降は少女マンガ的あるいは恋愛映画的すぎる。
ソーニャが好きな人は8以降でも遊べるんだろうけど、僕ら(=1からリアルタイムでやってた人たち、少年ジャンプ世代)はその点保守的なので、ちょっと…これは…と思った。
しかし、女性ファンがふえにふえまくった。
http://www.youtube.com/watch?v=3SeKRl9NlvA この「美男美女恋愛ドラマ挿入」世界観で。だから10までくれば源氏系の正当後継者(Erosの世界、もののあわれの世界)にもなったわけだけども。ある種。
>>937 いや、どっちもクソですよ…と言いたいところですが、実はハリポタは
小説どころか映画さえ観たことがありません。
あれほどの大ヒットした大衆的な作品が、読むにたるものであるはずがない、
そんな一周回った俗物史観で判断していたところがあります。
ですので、
>>919は撤回しお詫びします。申し訳ありませんでした。
ただ、クォンタムは実際に読んでクソだと思ったのは事実であるということは記しておきます。
あとゆうさんはトリバレされているのでしょうか?
FFのレスは膝を打つことしきりなのですが…
>スクウェア・エニックスニュースリリースより
>株式会社スクウェア・エニックス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:和田 洋一、以下スクウェア・エニックス)は、2010年 3月9日(火)に北米・欧州にて発売した
>「ファイナルファンタジーXIII」(対応機種:プレイステーション3/Xbox 360R)の世界合計出荷本数が、500万本を突破したことをお知らせいたします。
>「ファイナルファンタジーXIII」は、日本国内で2009年12月17日(木)に発売され、北米・欧州での初回出荷本数が300万本を突破したことをもって、本作の出荷本数は世界合計で500万本を突破、
>「ファイナルファンタジー」シリーズの全世界累計出荷本数は、9,600万本以上に達しました。
>「ファイナルファンタジー」シリーズは、1987年の第1作発売以来、最先端の映像技術と独特の世界観、豊かなストーリー性で、世界中のお客様から高い評価を得ているロールプレイングゲーム(RPG)です。
>シリーズ本編の最新作となる「ファイナルファンタジーXIII」では、圧倒的なビジュアルと臨場感、大きく進化したバトルシステムなどを導入し、新たなエンタテインメント体験を実現したことにより、世界中で高い評価を得ています。
>なお、3月9日の北米・欧州版発売を前に、3月8日に米サンフランシスコと仏パリで、3月9日には英ロンドンにおいて発売記念イベントを開催いたしました。両日とも発売を待ち望んでいた多くのファンの皆様にお越し頂き、
>各国のメディアでも大きく取り上げられました。
9600万本ってのは、ハリウッド映画の規模に匹敵する量です。値段はちがうから。
だから金がかけられて、進化がすすむのだけど。無駄に金がかかっている、映像シーンにこりすぎるって批判される部分はこういう理由でもある。
ハリウッドと同じ構図を、スクウェアは昔もってた。最近はそうでもなくなっちゃったけど。
もうしつこいかもしれないけど、僕は本当にここは好きな(ある意味ではすきすぎる)分野なんで、語らせてほしい。
うざかったり、面倒なら即刻ここは無視して下さい。
ゲームファンは本気です。レビューでもオタクなほど、好きなゲームをけなされたらマジギレしますw それだけ子供の頃からやってたんで。
学校があまりに酷いから、帰ったらそれしか楽しみがなかったんですよ、僕らは。よく言われるでしょうが、
わくわくして家に帰れたのはゲームのおかげでした、特にRPGの。それしかあの拷問的学校通って楽しみがなかった。
おそらく、イギリス人にとっての教会=スポーツの触れ幅くらいの強い振幅を、この話題については我々はもつと思います、
分身主義さんも幾らかそういう面があるんでしょう。とりばれってかこれは単純なトリップなだけです。本物鈴木某です僕は。
で、スクウェアはスクエニ化して、ダメになったといわれる。その通りなんだ。もう住み分けられなくなってしまった。
それはなにか、生物的道理でもあるでしょう。生態学。業界のニッチが減った。それで、もういいや的なものがかなり出てしまうようになった。
ここからいうと、文芸誌も住み分けが崩れたら終るでしょ。今は4つありますが、住み分けがあまりない。
耽美派はすばる、新潮は私小説、群像は前衛みたいなのはもうあまりなくなってきてる。辛うじて文藝だけがJ文学やってるくらいで。
要するに、ゲーム業界はつねにシナリオライティングの手法といきのこりについて先駆けてきたと僕は確信できます。それをマンガにもとめたのがあづまさんてわけでしょ。
ゆうさんはFFを、シナリオの作品と喝破されました。それには私も大いに頷かされましたが、
しかし、私はFFをFFたらしめているものは、むしろシステムによるところが大きいと思っています。
たとえばゆうさんが仰るサウンドノベル的な指向性は、FF14に顕著だと思いますが
あの自由度の極端な制限から、シナリオ重視とその体現を読み解くのではなく、
「シナリオを体感させる作為」その事にこそ注目すべきかと考えます。
つまり、「(シナリオを体感させること)それ自体がシステムと化している」わけです。
(そう考えると、あの恐ろしく平坦な14が、ずいぶん斬新な作品に思えませんか?)
スクエニ化が堕落のはじまりってのはよく分かるかも。
スクエアとエニックスというロープレ界の二大巨頭が合併、って聞いたときは
「これ終わったな…」と思いましたね。
sims系は、日本市場では、ということですが、マニアック分野でした。シムシティが日本でははやった。
シミュレーションはマニアのものでした。少年はそれをしません。大人か中年のものでしょって雰囲気です。
コツコツやり続けないといけない。しかも箱庭的作業を、それは癒しかもしれないが、王道ではなかった。
アメリカ市場では、ドゥームとかデイトナとかセガ的なものがうけまくるわけです。大味なんです。
それはそれでいいのですが、僕らはそれを一定の距離をもってみてきたんです。ああ、そうね、セガね。はいはいセガ。てな。
アーケード史上ではセガの独走だったが、家庭向け、つまり本格的王道televisionゲーム(=最大の多様性をもつ)ではセガは結構脇役になった。
だからシム系も、PCでやってきたアメリカでしかはやっていなかったし、今後もそうです。日本のゲームは筐体が育てた。それは確かです。
955 :
ジャネット ◆bIrqHKWDto :2011/12/08(木) 01:13:47.00
ハリーポッターの文体のコアな部分は、いがいと古臭いんですよ。
ダブルミーニングとかの、英文学裏お家芸的な手法は随所にあります。
たしか、ローリングは、仏文とギリシャ・ローマ古典文学専攻だったでしょう。
それと、ウィンターソンをローリングは若いころ好きだったみたいで、
それで、けっこう真似している感じしますね。
価値観は、自助努力を尊ぶ労働者階級出の成功者のものですね。
旧左旧右の違いはあれど、そこは、ちょっとサッチャーと似てますかね。
FFが、いうなれば日本的またはアジア的フェミニニティというものをゲーム化したのだとしたら、
まず主流にはなりませんね。あちらさんは、けっきょく本音は男根中心的ですよ。
メタルギアソリッドとかああいうのこそ受けると。
>>952シナリオを体感させること、が目的になってきたのはまちがいないです。
オンラインRPG、MMORPG、
Massively Multiplayer Online Role-Playing Game: マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム
は、そこで一つの「強大なプラットフォーム」をつくろうとした。が、すべったのはすべったわけです。
一般人をとりこむのがFFの最大の戦術だし、ある功利性でもある。ドラクエはどっちかっていうと、ゲーム好きだよね的なものになってきた。
分身さんならわかるはずだけど、ドラクエ4はそこまでおなじ路線だった。5もかなりそう、だけどそれ以降はもはやゲームでいいでしょ、はいはい、
ゲームはシナリオじゃねーよとさじを投げちゃった。それでつまらん、となったのが一般人だし女性。そりゃそうだ。ゲーマーじゃないんだし、仕事も恋愛もある。
そのシナリオ体感的なもの、これが本当にやばいところです。いろんな意味で。
958 :
吾輩は名無しである:2011/12/08(木) 01:20:11.55
鍵はエロゲーやってろ!
>>955アメリカのゲームを侵食してるから、僕は将来はわからないきがします。
ジャネットさんのおっしゃられるのはもっともで、僕が肩入れしすぎだろってのももっともなんだが。
9.11以降は、揺らいだ「父性」が問われなおすでしょう。マンガでいえば、いわなくてもいいかもしれないが、
のび太の哲学、いわば負けるが勝ちみたいなあるブッダ的世界観がいくらか評価されはじめると思われます。だからオバマに平和賞なんだし。
どっちかといえば、FFのシナリオは仲間と頑張ろう、です。だからやればわかるわけですが、軍事世界です。世界観も6までは完全に軍事界です。
主人公も戦闘員ですし。というか、虐げられた戦闘員が幻想的ハイテクワールドの中で悪意ある野望と戦うという基本的神話がある。それはある意味では、
父性への反抗でもあればそのダースベイダー派(=世界帝国)への牽制でもある。まあ、いえばあいのりを完全にサバイバル化したらFFでしょ。あいのりってのはラブドラマです。
なるほど、DQZとかは特にアンチシナリオの代表かも知れませんね。
冒険(試行錯誤)の醍醐味を前面に押し出したという意味で。
私は意外と好きだったりするんですが、売れた割にウケは良くなかったですもんね。
特にライトユーザーに。
小説も、基本的にリアリズムを基調にすると、シナリオ体感ドラマにならざるをえない。
それで諸経緯からレーティングもないから、陸でもない18禁ドラマが濫造されてる。平野さんの『顔の〜』なんか完全にそれですよね。
システム、ってのがあると思われます。小説はインターフェースが文字しかない。文体と言ってもいいけど。
これが厄介というか、かなり旧式ではないか。旧式ザク。それはどうでもいいが、
筐体が変わり、コントローラーが変わって、Xボタン押せばマップが開く、トリガーで銃を撃つ、仲間にAでなんか予想外な恋のささやきをするだか、愚痴る、
それらは操作者が複数の錯雑する物語を任意にシナリオ化できる可能性にちかづいていきました。具体的にいうと、
『クロノトリガー』ってのがあった。これは才能の結集みたいので、ある極端な希望、過剰な期待を僕らはもったわけですが、
ストーリーがない。それらが一つでもありえない、しかし物語としてはまとまって体験できるらしい、とかいう次元になってきた。どうやってもいいみたいな。
FF14あたりは、一本道の否定という意味ではオンライン小説を先駆けてるとも思います、いくらか。まだ人口は少ないでしょうけど。町の人になれます、一生それでどうみたいなものです。
962 :
吾輩は名無しである:2011/12/08(木) 01:39:07.10
963 :
ジャネット ◆bIrqHKWDto :2011/12/08(木) 01:39:51.74
ほんとに外国で一番売れたのは、マリオじゃないの。
あれは受けるでしょう。イタリア人だからね。
マリオと言えば春樹の井戸…
僕と分身さんは、ある世代でもあることもあるが、かなり鍔迫り合い的に探りあいをしてますねw
はっきりいってそんなに真剣に新しいゲームをやり込める年代でもないわけですが。我々は。
だから知ったかぶり はできない。もっとやりこみできる世代がある。
で、シナリオの質、という意味で、僕がはっきりいいたいのは、
平野さんの小説の質よりポストモダンとかレイトモダンとか言いようはあるでしょうが、
少なくともFF7とかドラクエ5とかがもっていたある種の質はずっと高そうだ、ってことです。
おそらく、この点は、もし平野さんがゲームを好きなら認めざるを得ないかもしれない。
自分がドラクエ5を超えました、とかFF7をこえました、とかいうとぶん殴ってくる人がかなりいると思う。
それか一生大口覚えられて嫌味られるか。どちらにしても、それらのシナリオは、ある模範的秩序で中世ものがたりを昇華したものでした。
ハリーポッターが「オキシデンタリズムを意識しないそれ」であるのに比べ、構造の複雑さからすると、ドラクエ5の世界の広がり(裏世界のギガンテス)とか、
FF7の東新宿を極端にした裏町に落ちた金属片(実はオリハルコン、ではない)とか、それは何らかの達成だと思います。文化的に。
ある将来達成される現実の文脈やハイコンテクストな何かでもありえる。現実の設計でもあるのだから、シナリオは。
966 :
吾輩は名無しである:2011/12/08(木) 01:46:08.34
まあ平野さんがもし驕りをもってる方なら、こう言うかもしれない。『あなたが〜』はどうだ、と。
それでシーフになれなくてもかまわないと。俺は
http://www.youtube.com/watch?v=NGC_EzojK6E&feature=relatedを思い出して、
辛い旅路の出発点に帰ってきたきもちになろうと泪なんかしないぞ、俺はもう結婚して子もあるんだと。まあやったことなければ別だけど。
平野さんは、自称初期三部作以降は、中世物語の改作って面から離れてしまった。それでFFやドラクエの世界とはちがう、
単純なリアリズムの崩しを実験するようになった。でも、SFとファンタジー的フェアリーテイルの高度な融合はすでに、それら
あるいは『ゼルダの伝説』
http://www.youtube.com/watch?v=CbC7ws_NG5I&feature=relatedなんかが先駆けて、とっくに実現もし大衆化もしてきたわけです。
教育性って面でも、だれもがそう思ってることだが、きちんとレーティングされた「騎士道物語の昇華」なそれらはよりよいものですらある。
文芸は大変に遅れているのみならず、大衆性もなく、かといって高度な文脈意識があるわけでもない。ただのスノッブのたまり場です。だから衰退するのは市場としてあたりまえで、
いまやその自称権威は風前のともしび、あわや一発、大阪女の照れ隠しでごまかしながら卑俗の象徴をゲイシャの踊りにのせて調べますってな体たらく、あげくネットでなりすまし犯罪です。死んだらいいんですよ文学。
FF7と、『一月物語』を比べる。あるいは『葬送』にする。
これは酷い番合わせだと思うかもしれないが、あえてやる。
友情と人類愛の壮大な機械社会でのスリラー物語vsインチキ黒魔術師の難儀な述悔、しかもなぜか行間があけてあるw
それは違う作品かもしれないが、とかく、ある実権という意味で、僕は相当ちがうと思うんだ。
そういう黒魔術的な構図、みえないからえらいんだ的なものは、大江で終りにしてほしいんですよ、僕は。なぜか?
文学が終るからです。誰も読まなくなった暗黒社会、しかもそこでは犯罪が日常とはこれ如何に。どう考えても敗北です。誰が見ても。
>>965 正直、「いかに対面を保った負け方をするか」ばかり考えてました(笑)
文学はもちろん、ゲームに関しても私の知識・レトリック・情熱では
勝てそうもないのは明らかですね。シナリオVSシステムの単純な二項対立に
シフトされてたら涙目敗走決定でしたが、ゆうさんが諭すように論を進めてくれたおかげで
ついてこられましたが、ついてきただけで
コンテクストの形成には何も寄与してないという(笑)
ジャネットさんにもコテンパンにやられましたし、もう消えますね。
ただ、これからは平野を叩く手の握りを緩めていただければ幸いです。
彼は幼い頃に父を亡くし、女手一つ(と親戚の人と)で育てられ、
苦学して京大まで入ったわけです。そこは認めてやってほしい。なぜ私が彼にここまで
肩入れするかというと、私も幼い頃に父を亡くしているからなんですよね。
実はただそれだけだったりします。まぁ私は遊んだから三流私大しか入れませんでしたが。
なんというか、平野に、あり得たかもしれない自分の姿を勝手に投影していたのかも
知れません。しかし、この2日ほどは平野のこと抜きで楽しかった。
もう正直平野のことはどうでも良くなってました。頭の良い人と議論が交わせて
楽しかったです。では、お元気で…
>>969それでゆるしていいのですか? 家庭のない子、地震と津波で親を目の前で流された子、
そして原発事故でいつめのまえで笑うわが子がくるしんで死ぬかわからない親、将来子を産めるかわからなくて苦悩する娘、
こういった人たちに比べて、平野さんのもっている苦しみは、果たしてそれらの一連の手続き、
具体的にはインチキ臭い出世劇団で自画自賛しつつ銭をもうけて美人をゲットし子まで儲けた一代貴族様のてらった自己弁護だか結構正直な韜晦、悔悟、
それらは本当に軽すぎてとるにたらないもので、将来も人類の尊厳をますものなんでしょうか。苦しみの度合い、
つまり「ドストエフスキー的明暗的自己存在の不条理への挑戦」として。
はっきりいいます。平野さんより苦しい人、現に苦しい人も、今後苦しみの中で生まれ育つ人も無数にいます。なぜボクシングしないんです?
それしかないんですよ、僕らは。ボクサーでしょ? 心の。
死んで倒れるか、さいごまで戦い抜いた記録だけは人類史に燦然と輝いているか、または
日本のガラパったくだらない読者から一定量の拍手のあとでだれからも忘れ去られて山奥の土の塊になってスミレの原料になるか、
これらどれかしかおそらく我々ってか、文学者にはないでしょう。ないと言ってしまうと語弊がありますがね。後から来る人の希望に。夢に。
けど、僕らは平野先生のやってきたこと、なさってきた一連の物語づくり、ある出世劇場での貴族趣味変形ドミノ、メタフィジカル楽チン商売みたいなもの、
芸能との接点を一定に保った売名タレント稼業、なんだかしりませんが、フランスや京都に国費で通えたある血のつながりだか借り、負債だかメタボじじいの前兆つまりイタリア・ブランド物ガウン、
こういうものって、ほんとうに看過しちゃっていいんでしょうか。ジャネットさんも、そこは若干きになってるのかもしれなかった。どうでもいいかもしれなかったが、
とかく、僕らは文化の一員なので、それを批評したりとか評価したりとかしつついきていくしかない。ここは日本で、日本文化で、日本語の文芸でしかも極東の衰退しつつある三文国家のnationだかおねしょなんだから。おねしょではないが。
ボコボコにされて、もう死ぬほどダウンをくりかえしながら、
なおかつ顔を前に向けて、もはや何も聞こえない、もはや聞こえるのは幼い頃にきいた母の子守唄だけ、
いまでは景色も朦朧とし、記録も記憶もマウスもない、なんだかわからない、新宿にくらしていたのだ、それしかおぼえてない、
どうでもいい、俺はもはや俺として小説家の稼業でもあり、もはやどうでもいい、人生の中ではこれだけだったんだ、
よし、といってそこでカンカンと鳴り、なんだかわからないままベンチから見渡した世界はにごっており、なんだかしらないが、人生は暗そうだ、
とにかくこの世は住みづらい、智に働けば角しか立たぬ、とかくこの世は面倒だ、情をかければ成り済まされ、人生一発勝負とおもいきれば揚げ足とられ、
ああそれにしてもここは暖かいとおもったひまもなくレフェリーに起こされ戦闘は続く、あれが石原かよしエルボーにだけきをつけろ、
ここはすべるからあっちだと思った途端に転んでタオルがいまや飛ぶかとばないか、人生はとかく困難だ、親がいないも苦痛でない、人生それが人生だ、
そういう境地になった平野さんを見たくないのですか? みたくなければ別ですが、ボクシングやってる人ならみたいんじゃないだろうか。僕はやらないけど、あぶないし。
973 :
吾輩は名無しである:2011/12/08(木) 02:39:52.49
ゆうちゃんのオナニーはもういいよ?
>>973え? なんですか?
>>945と
>>955が クールさ について、日本の後塵を拝している米国民の代弁もしくはベンチャー企業のXBOXですって?
エヴァンゲリオンとガンダムは普遍性をもっているはずでしょ。
なんでかなら、それらはのちのち実用化されるからです。アトムもそうですけど。
アイボとアシモでいまはステップを回ってますが、いずれはかならず実用化できます。
その後、米国民はほえ面かいてアバター見てるめがねをぶんなげるでしょうね。その法がいい。あ、方か。
976 :
ジャネット ◆bIrqHKWDto :2011/12/08(木) 02:52:58.18
ディコンストラクショニスト的文体ですね。
そのうえ、書くのが早いのには驚きますよ。ゆうさんには、また熱意といい、ひじょうに感心します。
はっきりいうと、これ俺の仕事じゃないでしょ。柄谷の仕事なんだよ。
柄谷、東がさぼってるから俺にまで仕事がくるんだよ。ばか。ウィンターソンさんががんばってるのもぜんぶそいつらのせい。
あさだあめはつかいものにならんけど。AKBと遊んでる。
ゆうちゃんは綿矢りさの下痢便が飲みたいとか書いてたヘンタイ
979 :
ジャネット ◆bIrqHKWDto :
ゆうさんの意見には、これまで賛同することが多かった。
ただ、ゲームやアニメに関する見解には、やはり疑問がある。
たしかに、日本のガンダムなんかには、たとえ私個人が嫌いでも、見るべきアイデアというものがあるだろう。
しかし、問題なのは、そういうことを発想した元の日本人に帰属すべき名誉だとか権利というものが、
欧米では制限される、という現実があるでしょう。
はっきりいえば、差別されており、さらにひどいときは、無視されているんです。
そして、そうされる理由の少々は、こちらにもある。なにしろ卑屈ですからね。
わたしの友人には、英語でそこそこの小説を書けて、論文なら独仏語でも書けて、もう一方で、かなり本格的な謡曲や歌舞伎も書けるような人がいる。
その人曰く、歌舞伎を書いても大して感心されないのに、英語書いた小説を読ませるとたいてい驚嘆されるが、それはおかしいというのです。
なぜなら、英語で書くのは、英語圏の人ならだれでもやっていることですが、
本格的な歌舞伎を書くのは、いまや日本で、もしかすると、その人しかできないかもしれない、
ということは世界で一人しかできないかもしれない、というわけです。
むこうに差別があり、こちら側に卑屈さがあり限り、けっして名誉は守られない。
名誉がなければ権利もない。
たとえ日本がクールさでアメリカの先をいっている、としても(私は全然そうは思わないが)
です。
太平洋戦争と同じことです。あっちに本気出されたら、間違いなくケンカでは負けます。
なにも戦争だけのことではなく、あらゆる分野での競争や闘争で負ける、という意味です。
まずはそれを肝に銘じましょう。
そうしてから、なんとかいい勝負をするためには、じゃあどうすればいいか、と考えたほうがよいでしょう。
ジャパンクール云々と説いている人は、
パールハーバーで勝った勝ったと喜んでいる過去の再演にしか見えない。