1 :
吾輩は名無しである:
落ちてたので
うんこを食いたいです
自作しなさい。
「こころ」ってゆとり世代のガキには受けないんだろうな
って思いながら読んでた。
実際俺のクラスでは意味分からなかったって意見多かったし。
と、ここまで読んで俺の年齢は?と思ったあなたは御明察。
要するに、中学生でも理解できる人間はいるってことで。
力抜けよ坊ちゃんw
そんな能書きはいいから内容を語ろうぜ坊ちゃん
やっぱ三四郎が一番
この調子でしばらくテンプレが続くのでしょうか。
8 :
吾輩は名無しである:2011/11/12(土) 18:14:44.09
短編二冊買ったどー
三四郎に現代の美容業界を見たw
単行本は唯一こころだけ完読した
10 :
吾輩は名無しである:2011/11/14(月) 20:06:03.85
ガキはテンテンくんでも読んでろよ
12 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 (´・ω・`) ◆hesl6eItdY :2011/11/14(月) 20:42:34.69
「透明な文体」っていうのがまさにぴったりだよネェ。
13 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 (´・ω・`) ◆hesl6eItdY :2011/11/14(月) 20:43:55.13
透明な文体っていうのがぴったりだよネェ。
14 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 (´・ω・`) ◆hesl6eItdY :2011/11/14(月) 20:44:55.65
ミスった(´;ω;`)
15 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/11/16(水) 02:25:01.61
age
16 :
吾輩は名無しである:2011/11/24(木) 18:30:11.51
あげ
このコピペはネット上のあらゆる漱石スレのテンプレにしてもよいレベルの名文です。
これ読んだら漱石も緑色の液を吹き出してキーボードを汚すはずです。
三四郎読んだけどあんまピンとこなかった
主人公がセックスしない村上春樹みたい
明日現代文のテストで「こころ」が出題される。
高3だけど、クラスのみんなは結構真剣にKが自殺した理由を考えてる。
そして、現代と明治の精神の違いに興味を持った。
漱石がこの話を書く前までは、日本人には「こころ」なんて表現は無かったような気がする。
コピペにマジレスしたアホがいいわけしてるよ・・・w
発作?
つデパス
23 :
吾輩は名無しである:2011/11/30(水) 19:07:31.60
>>20 私は2年生で「心」を読みました。
いまは鴎外の「舞姫を読んでいます。
テストガンバつてください。
Kの視点の話があったら読みたい
『明暗』の続編とか、『うらなり』みたいな感じで
>>24 あの嫌がらせの復讐自殺、置き手紙が全て語っている。
己の挫折を認めない、口・プライドだけの男。
こんな無駄で不毛な自意識過剰の煩悶を高尚らしくありがたがる日本人の文学って情けないな。
夏目しかり太宰しかり。しかもその両者が日本で一番いまだに売れてる文庫なんだとさ。
頭と小手先の理知しか働いてねぇよな。
三島や安吾を読まないやつらはアホだ。
だからそんな能書きはどうでもいいから、中身を批評しような坊ちゃん
批評だってさw
さぞかし優秀なオツムなんでしょうなあ
そか、できないのか
お祝いしたいといったのは本音だろう
でもどこか悔しいような複雑な気持ちになるのがいやだったんだ
31 :
吾輩は名無しである:2011/12/12(月) 21:59:24.58
三四郎ってボーっとしてるって言われるけどしてると思う?
32 :
吾輩は名無しである:2011/12/12(月) 22:55:43.56
頑なに旧仮名遣いに拘る作家、積 緋露雪
33 :
吾輩は名無しである:2011/12/13(火) 18:55:59.27
このスレは冗談がのっとった!
34 :
吾輩は名無しである:2011/12/16(金) 22:54:04.56
デビュー作が最強でどんどん坂をくだっていって最後の作品が一番糞になってしまった漱石さん。
最後は誰にでも書ける小説しか書けなくなったとさ。
能書きはもういいから内容を語れよ
お前それしか書けないの?
またここにも村上春樹容疑者の成り済まし犯罪ばかりだな
214 名前:吾輩は名無しである :2011/12/07(水) 22:44:50.01
なりすましは犯罪。
215 名前:v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2011/12/07(水) 23:07:56.01
なりすましてねえだろ!?
216 名前:吾輩は名無しである :2011/12/07(水) 23:09:22.89
もう西村スレに来るなよ。刑務所に行け。
208 名前:v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2011/12/07(水) 21:20:24.33
名前は変えてないし、もうビーフカレー食いました。
209 名前:吾輩は名無しである :2011/12/07(水) 21:45:50.75
>>208村上春樹。西村さんのスレッドを汚すな。お前はもう一般書籍でやればいいだろうが。
210 名前:v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2011/12/07(水) 21:48:36.71
名前変えたんだから一々文句付けてくんじゃねえカス。
211 名前:v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2011/12/07(水) 21:49:17.52
あっ名前変えたよ。鈴木雄介が怒ったからこれに変えた。仕方ないよな。
39 :
吾輩は名無しである:2011/12/17(土) 08:08:58.55
40 :
吾輩は名無しである:2011/12/17(土) 08:09:08.85
41 :
吾輩は名無しである:2011/12/17(土) 10:02:35.02
いまどきはリキッドアロマだろ
42 :
吾輩は名無しである:2011/12/17(土) 11:29:13.33
43 :
吾輩は名無しである:2011/12/17(土) 20:06:20.44
レトリック的には草枕が最高峰、次点が猫。
まあ草枕は俳句的小説らしいし、テレビドラマが大好きな俗物には読むのは無理かも?
あほは、謎解きはディナーのあとで、とか読んでればいい
『草枕』とか『虞美人草』は漱石の作品の中では、力が入りすぎている。
ああいう堅い文語文は、己のような無学者には読むのに骨が折れる。
読者側にも問題があるのだが、たったそれだけの理由で、どれだけ高尚でも好きになれない。
『それから』や『坊っちゃん』のような、滑らかな筆で書いた作品が好きだ。
力が入りすぎるもなにも、あれは故意にそうしてるんだよ
急斜の険しい山道のウネウネやゴツゴツした岩場なんかを
文面にも現して、読者もいっしょに苦労を共有できるように描いてるわけ
君はたぶん焦って読みすぎてるんだよ
ただ単に目の前の文を追うだけじゃなくて、もっと余裕を持って
ちょっとした表現にもいちいち想像を巡らしながら着実に読んでみるといいよ
その証拠には、どこからか雲雀が鳴いて通りすぎたりする辺りとか、那古井の宿に着いてからの文章などは
いかにも落ち着いていて、滑らかで自然にすうっと入ってくるような、
ベートーベンの第九でいえば第三楽章のような、読んでいて心地よい文章になってる
「草枕」の二章の、那古井の宿に着いた晩を、あえて回想シーンで描いたのは実に巧い
ああやって、山姥の茶屋から那古井の宿までの道中を省くことで、読者を一気に山姥の妖しい過去の世界へと誘い込んでいる
で、
あきづけばをばながうえにおくつゆのけぬべくもわはおもほゆるかも
やっぱ天才だな漱石は
それと「草枕」には、読んでて苛々してくるような小難しい熟語とか、わけのわからん漢字がゴテゴテと出てくるけど
初心者はあんなものをいちいち辞書なんか引いて読まないでもいいよ
あれは漱石の洒落みたいなもので、調べても別段たいした意味のあるものはない
上にも書いたけど、あれは岩場とか砂利道とかを形容した装飾物、遊び心
まあでもその遊び心の中にも漱石はきちんと気を配って、一生懸命に辞書やらで調べた読者には
それ相応の酬いが齎されるようにしてるから調べたい人は調べてみても面白いと思う
虞美人草についても語ってつかあさい!
>>47訂正
二章じゃなくて三章からだった
虞美人草?
いいけど、まずは君が語ってみたまえ
で、余がそれを全否定してあげる
香ばしいのがいるな
まあそう妬むなよ
何でも妬み嫉みに見えてしまうのだろう
年中嫉妬してるようでは、それも仕方あるまい
そんな中身のない無駄な能書きはやめにして、君も作品内容を語ってみないか?
否定されるのを恐れて何も言えないで無意味な能書きばっか垂れ流して恥を晒すよりも
正々堂々と、作品を読んで君の思うことをそのまま書けばいい、それだけだよ
もちろんその思っていることが間違っていれば自分はそれを否定するけどね
否定されて反論があるなら反論すればいい、反論できないなら、正々堂々と素直に否を認めて勉強し直せばいい
つまらない意地を張ったって何もならない
もっろマシなことに意地を通すようにしたほうがいいよ君は
君はまともに話が通じる人だと思われてないんだよ。
また無意味な能書き、負け惜しみか
というか、君の言うまともとは一体なんだい
>虞美人草?
>いいけど、まずは君が語ってみたまえ
>で、余がそれを全否定してあげる
こんなやつと対話が成立するとは思わないだろw
おまえ・・・そんなつまんないことをいちいち気にしてたの?
そんなもので何かを判断しようとしないほうがいいよ
まあそんなことはどうでもいいとして、はやく虞美人草を語ってみてくれ
君がいかに読めてないかを自覚させてあげるから
それに、あえてそういう言い方をして君を煽ったんだけどな
それとも、もっと丁寧な言い回しで言えばよかったのかな?
そういうのが面倒臭いから単刀直入に言っただけなんだが、君はどうも心が異常に狭いらしい
コテかトリップ付けてくれないかな
いちいちそんなものを付けないと誰が誰だかわからんの?
付けたければおまえだけ付ければいい
65 :
吾輩は名無しである:2011/12/18(日) 18:30:18.67
キチガイが居座ってしまったな
このスレも終わった
そんな自己紹介はどうでもいいから内容を語ってみないか?ん?
おまえが語ってみたらどうだ?
多分フルぼっこされるだろうけど、スレは盛り上がるかもよ
すでに>>45-
>>49で少し語ってるから、まずはこれからフルぼっこwにてもらおうか
さあ、かかってきなさい
もっと語ってあげたいんだけどね、いかんせん、相手が相手でまったくお話にならん能書き垂れだから、なかなか語るにも語れないのよ
はやく成長して対等に話ができるように修行してくれ
>君はたぶん焦って読みすぎてるんだよ
>ただ単に目の前の文を追うだけじゃなくて、もっと余裕を持って
>ちょっとした表現にもいちいち想像を巡らしながら着実に読んでみるといいよ
>「草枕」には、読んでて苛々してくるような小難しい熟語とか、わけのわからん漢字がゴテゴテと出てくるけど
>初心者はあんなものをいちいち辞書なんか引いて読まないでもいいよ
どっちだよ(笑)
草枕を否定するわけじゃないが、こいつの言ってることは支離滅裂で論評の仕様がない。
定見がないんだもの。これじゃキチガイと呼ばれても仕方ないよ。
ん?なにがどっち?
なにも矛盾してないようだけど、どこか矛盾してる?
「想像を巡らしながら着実に読め」というのは、なにもいちいち辞書を引きながら読め ということを示唆してるのではないよ
何が矛盾してるのか、引用じゃなくて君の言葉ではっきりと書いてみたまえ
むしろ辞書なんか引かないほうが、より想像が逞しくなって想像力を高めるのには好都合なんだよ
それに想像を巡らすというのは、小難しい熟語だとかわけのわからん漢字の意味を辞書で調べるということでなくて
作品中の何気ない表現やちょっとした形容に出くわしたら、そのまま文だけを追って通りすぎるのでなく
いちいち立ち止まって、想像を豊かに働かせながらじっくり読めということを言ってるわけ
おわかり?
で、フルぼっこ楽しみにして待ってるんだけど・・まだかな?
75 :
あや:2011/12/18(日) 20:15:56.18
夏目漱石の文鳥・夢十夜に収録されている「手紙」という作品について調べたいのですが、マイナーだからなのかネットにも文献にも参考となるものがありません。これは、どういうことなのでしょうか。
これを逆手にとり、最終的になにが言いたかったかいまいちよく分からないものを最後に書いたのかを教えていただけませんか?
それとも、なにか私の読解力のなさから読み取れなったのであれば、なにを言いたいのか教えてくだされば幸いです。
個人的には、面白くて先が気になるストーリーではありましたよ。…。
この作品「手紙」と通して漱石が言いたいこと、それは
重吉の二面性や裏切り、漱石が重吉に対して感じていたことなどが重要になってくるのだとは
おそらく、思います。
もっとも気楽に考えれば、文鳥・夢十夜の最後にもってこいの面白い小説的なものを
ちょっと書いてみよう、と漱石が気休め程度に書いたのかなあとも思いましたが、
そうなってくると、課題であるこの「手紙」という作品を、どうまとめれば良いか分かりません・・・
どなたか、助けてください。お願いします。
ひどいなこりゃ
夢十夜は辻褄の合わない物を書く為の仕組みが全体に通底してますよね。
無意識を書くという意味で、本当に夢にあった事かもぼかされている。
下人というか使用者の恋愛と婚姻観念への批評を通して自分の意見を言ってるんじゃないですかね。
情に棹(さお)させば流される・・・棹さす?・・・どういう意味だ・・・
俺のような文学初心者にはよく分からない・・・辞書は引くなって誰か言ってたよな・・・
想像力を豊かに働かせよう・・・何気ない表現に味があるのだからな・・・
・・・矢張り意味はよく分からないが・・・・・・素晴らしい言葉に違いない・・・
現にこうして考えているうちに、何だか有り難く思われてきた・・・
嗚呼、高尚な文句だなぁ・・・意味は分からないが・・・偉い言葉に違いない・・・
ベートーベンの第九第三楽章にも似た心地よさ・・・ありがたやありがたや!
ふむ、つまらん
>>40 「ダルクに生まれし者はダルクに還れ……」
(プロフェッサーギル)
で、フルボッコまだ?
抗夫が一番好き。
↓メモった箇所
つい泣きたくなった。自分はその後いろいろな目に逢って、
幾度となく泣きたくなった事はあるが、擦れ枯からしの今日から見れば、
大抵は泣くに当らない事が多い。しかしこの時頭の中にたまった涙は、
今が今でも、同じ羽目になれば、出かねまいと思う。苦しい、つらい、口惜しい、
心細い涙は経験で消す事が出来る。ありがた涙もこぼさずに済む。
ただ堕落した自己が、依然として昔の自己であると他から認識された時の
嬉し涙は死ぬまでついて廻るものに違ない。人間はかように手前勘の強いものである。
この涙を感謝の涙と誤解して、得意がるのは、自分のために書生を置いて、
書生のために置いてやったような心持になってると同じ事じゃないかしら。
『坑夫』は揚げ饅頭のくだりが面白い。
【訃報】 「家族ゲーム」「失楽園」…森田芳光監督が死去
1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2011/12/21(水) 10:45:35.91 ID:???0
★「家族ゲーム」「失楽園」、森田芳光監督が死去
・「家族ゲーム」「失楽園」など数々の話題作を手掛けた映画監督の森田芳光さんが、
20日午後10時15分、急性肝不全で死去した。61歳だった。
85 :
83:2011/12/21(水) 20:54:53.69
虞美人草読み始めた
メモった箇所↓
女の二十四は男の三十にあたる。理も知らぬ、非も知らぬ、世の中が何故廻轉して、何故落ち付くかは無論知らぬ。
大いなる古今の舞臺の極まりなく撥展するうちに、自己は如何なる地位を占めて、
如何なる役割を演じつつあるかは固より知らぬ。只口丈は巧者である。
天下を相手にする事も、國家を向ふへ廻す事も、一團の群衆を眼前に、事を処する事も、女には出来ぬ。
女は只一人を相手にする藝當を心得て居る。一人と一人と戰ふ時、勝つものは必ず女である。
>>85 これだから漱石の描く女は玄人臭くて可愛くないんだよ
88 :
82:2011/12/22(木) 11:19:01.73
>>87 この一説はもうちょっと後があるんだけど、愛嬌たっぷりに描いてると感じたよ。
弱くも強くもあるんだから、人間臭くていいと思った。
「文芸の哲学的基礎」の講義は神懸かってるな
まあ講義前に頭の中で、その内容をある程度は構想していたんだろうけど、まさかここまで緻密に論ずることが出来るとは・・
まったくおそろしいくらいだ
速記を朝日の会長にやらせたっていうのも漱石らしくて面白い
この講義のテープはどっかに残ってないのかな
学生の反応を聞いてみたい
それに比べて今の政治家や自称作家どもの講義や演説ときたら、まるで内容がないもんな
のみならず、あらかじめ用意しておいた(させておいた?)紙面を読み上げるだけの無能っぷりときてる
人類は一体どこまで退化するんだろうか
そのうち考えるということさえ出来なくなり、機械にさえ邪魔者扱いされるようになるのだろう
漱石の言葉は基督の説教よりも仏陀の説法よりも何よりも有難い
基督にも仏陀にもそして吾敬愛する漱石にも出来なかったことが僕に出来るのだろうか
無論やってはみるけれど、どうも自信が持てない
一箇所に集中して放射するか、全体に万遍なく放射するか
両に各々まったく性質の違った危険を孕んでいるから、各々の持つ特質に順じてこちらが対応しなくはならない
一箇所に集中して放射すれば、その周りに万延するまでにそれ相当の時間もかかるし、それ相当の技巧も必要になってくる
全体に万遍なく放射すれば、時間や技巧のかからない代わりに、その効果が広さに比例して弱くなる
例えると、基督や仏陀が前者で、漱石が後者になる
現在から見てみても、やはり前者は広く放射されている代わりに効果が弱い
後者は、いまだに広がりは狭いが、その凝縮された放射効果はズバ抜けている
後者の放射効果をそのまま万延させようとしても、やはり地球を包んでいる因果の法則がそれを断じて赦さない
となると、一体どうすればいいのだろう
そこさえなんとかなれば、後はなんとでもなるのだが・・
現在はネットやら通信が幅広く万延しているからなんの造作もなく出来そうなのだが、そこに現今の落し穴があるのだな
こういう内容空疎な文を漱石は一番嫌いそうだよな
この人、評論とか読むともの凄い理論的だよね
「英国詩人の天地山川に対する観念」とか
メクラか
メクラ同然の大衆にもわかりやすいように言語や理論のレベルを二三段下げて尚且つ内容をそのまま保ちつつ説明するというのがなによりも一番難しいな
大衆に合わせるか、大衆を切り捨ててほんの一部のわかる人だけに詳細に伝えるか
まあその一部のわかる人というのも、まったく信用の置けない心細い存在であるから、いよいよ大変なんだな
それじゃあ、このスレの大衆に合わせて分かりやすいようにアンタが何を言いたいのか教えてくれ
広く薄くか一点集中かの話しはもういいから
お前が何を主張したいのかをさっさと言えよ
実際、漱石はその両方に挑んだが、両方とも失敗に終わっているし
なんせ、あそこまでわかりやすく書いた作品群ですら、大衆にはまったく理解できていない程だ
ここで主張したいことはただ一つだよ
勉強しろ
勉強して、まずは本をまともに読める程度まで大衆が這い上がってきてくれないと、やはり不可能なんだよ
とりあえず、作品を読んで読んで読みまくれ
わからなければ何度でも繰り返し読め
まずはそのスタートラインを切ってくれないと、どうにもならない
よし、読めたぞと思ったらまたここへ来い
まず審査を行って、君らが本当に読めていれば、次へ進める
作品って例えばなんだ
分かるってのは、スタートラインを切るってどんな状態だ
結局「一般人よ、もっと本を読め」ってのがアンタが言いたいことなのか?
そういう段階を踏まないことには君らはいつまで経っても成長しないよ
ここ、漱石スレだよね
明暗と書簡と日記以外はほぼ全部読んで来たけど、それでどうなんだ?
だから、上にも書いたけど、まずは本を読める程度に大衆が這い上がってきてくれないと、どうにも進めようがないんだよ
こんな何でもない文章すら読めないのか君は
読んだと思うなら、感想文でも評論でもなんでもいいから書いてみろ
>>112 進めるって何を?
>>113 別に書いてもいいけどそんなもん読みたいか?
俺は
>>92からダラダラ始まったレスに「あんた結局何言いたいんですか?」って聞いてるだけなのに
それを聞くには俺が漱石読んできた証明立てなきゃいけないの?
夕方くらいにまた来るから、簡単にでも詳細にでもなんでも君の好きなように書いておいてくれ
>>114 話をだ
うん、読みたいから書いておいてくれ
それと、君は言い訳が多すぎる
それじゃ、また夕方に来る
>>115 分かった、簡単にだけど書くわ
ただアンタの感想も一緒に聞きたい、アンタも書くってのなら俺も書く
そんなのはむろんだよ
こっちが書かなかったら何のために君が書くんだかわかりゃしないじゃないか
採点のない試験じゃあるまいし
それと、Googleで調べたりズルやカンニングがあると
この試験の意義がまったく失われるから、作品は後でこちらから出すことにする
むろん、上で君の読んでいると言った作品の中から出す
それでいいね?
まだ居るのか、夕方から俺は仕事だから今の内にレスしとくよ、初期はこんな感じ
『無題』 「われ一転せば猿たらんわれ一転せば神たらん」
無明時代に書いた走り書きだけど、やっぱり漱石も野心は相当持ってたんだなと
『人生』 数学は二点を求めてサインコサインで測れるが人間は無理
数学的な文学論を書いた漱石がこういうものを書くのは面白いと思った
『倫敦消息』
猫の原型、差別されて鬱になってる倫敦でこんなもん書くやけっぱちの感じが面白かった
これを読んだ死にかけの正岡子規が凄い喜んだってのは、とても分かる
病臥の中で何の意味もないただエネルギーだけがあるこの手紙を読んで力をもらったんだなと
『自転車日記』
これは只の日記で記憶に残らなかった、ただ向こうで令嬢なんかと普通に交際あったんだなと
『中学改良策』
漱石って本当に学生が嫌いだったんだなと
「俺らも非道かったが、あいつらそれに輪をかけたクズだ」とか
真面目そうな文章で毒舌吐いてて面白かった
『英国詩人の天地山河』
非常に論理的な文章で後の文学論や文学評論の土台が見える
クーパーだかの説を論破するところがよかった
ただ自分は英国詩なんて知らないから、これが妥当かどうかは分からない
せっかく書いてもらって恐縮だけど、試験の意義が失われるとまるで意味がないから
>>120にルール変更した
きみの今?書いたようなサワリだけの感想では活きた議論も評価も何も出来得ない
それだから議論のしやすいように1作品のみを掘り下げていくことにしよう
「簡単に」などと言ってしまったこちらの不手際であった、すまんね
『漾虚集』
倫敦塔 漾虚集の中で一番好き、構成が見事
ただ最期の注釈の獄門役の「シュッシュッシュ!」歌の方がインパクトがあった
幻影の楯 鏡張りの盾って読んでゼルダの伝説のミラーシールド思い描いた
薤露行 漱石中最難文、でも荘厳さだけは感じ取れた
漱石がファンタジー書いてたってのが凄い意外
ランスロットというころで伝説のオウガバトルを思い描きながら読んでいった
一夜 意味不明だけど何となく面白い、こういうのもたまにはいい
趣味の遺伝 「槍は下手でも構わん」が笑えた
『二百十日』
構成が面白かった、ラノベ以上の会話作
『野分』
これが一番好きな作品かもしれない
「一人坊っちだ」をくり返したり枯れる悟桐の描写で冷たいイメージを与えながら
最期の講演で一気に熱いイメージへ転換して力を感じた
ラストもいいこういう、もうすぐ死んで終わるけどそこまでは永遠に続くという終わり方は希望がある
夢十夜の第五夜とか
『文学論』
この序文は、おそらく漱石の代表的な文章になると思う
普通の小説家がデビュー作で書くあとがきのような決意表明みたいになってる
この文章と魯迅の吶喊の序文を何度も読み直すんだけど
魯迅はこれを参考にあの有名な「鉄の部屋」の序文を書いたんじゃないかと
「寂寞」「幼稚な知識」「活版屋」と同じ単語が多く使われている
漱石がこれを書いた時には魯迅は日本にいて、猫を翻訳したりしてたから当然これも読んでるはずだし
なによりロンドンに留学して辛い目にあってる漱石が書いた文章を、日本に留学している魯迅が読んだと思うと想像が広がる
漱石が虞美人草を書いた家に、次ぎに住んだのが魯迅だったらしいし
内容はまとめ方が雑で最初は分かりにくいけど
文学というものは(F+f)で出来ているというのは馬鹿な自分にも分かりやすく
虚勢をはたっただけの内容空疎な文を見抜く目を与えてもらったと思う
魯迅って漱石の翻訳を通してじぶんの文学を作ったんすか?
>>122 そんなぁ
この一時間、一生懸命書いてたのに
>>124 そこまでは言い過ぎだけど、影響は受けてると思う
ただ漱石が「坊っちゃん」とか人間社会を主題にしてたのに
後半は内面的な問題にシフトしていったので、離れたんじゃないかと
なにより『満韓ろころどころ』で
「中国人汚ねえ」「薄汚いクーリーを見て不愉快になった」とかボロ糞書いたから
魯迅がキレたんじゃないかとw
何だか妙なのが湧いてきたなぁ、壮大な自演か?
放っておけばいなくなるかな?
「坊ちゃん」は設定にだいぶ雑なとこがあるけど、まあそこが坊ちゃんらしくていいのかな
赤シャツとか野だとか、作者の都合のいいように坊ちゃんの引き立て役のみに利用されていて逆に彼らが哀れになった
坊ちゃんを活かすための道具にしてるようでなんだか不愉快だった
といっても赤シャツ的なものは自分ももちろん嫌いだけど、赤シャツにも赤シャツの人生があって、何か原因があって、ああなったんだろうし、そういう裏の部分もいくらか書いてみせてもよかったように思う
たとえば、赤シャツが古賀さんの許嫁に影から歩み寄ったのは、実は古賀さんを成長させてマドンナに釣り合うようにするための策略だったとか(だいぶ無理もあるけど出来なくはない)
何か、坊ちゃんのためにすべての関係が薄っぺらになってしまって、読んでいて坊ちゃんの真っ直ぐな痛快さだけは感じることができるけど、読者にはあまりいい影響は与えない作りになってるように思う
「坊ちゃん」を書いた当時の漱石の不満や怒りが盲目的に先走ってる感じで、あまり自分は好きでないかな
まあ赤シャツの裏の部分を描くには三人称にしないと無理か
三人称にすると今度は坊ちゃん自体の特性を全然活かせなくなるし
まあそういうのを計算して一人称で書いたのかな
それが悪いとは言わないけど、漱石もなかなかずっこいとこがある
まあ一人称でも、ちょっとした描写で赤シャツの悲哀漂う裏の部分をにおわすことくらいは出来たはずだし、せめて赤シャツにもそれくらいの気遣いはしてあげてもよかっただろう
ついでに
>虚勢をはたっただけの内容空疎な文を見抜く目を与えてもらったと思う
これはどうだろう、君のサワリだけの感想もまるで内容がないようだけど
君は本当に見抜けているのかしら
なんか、藤尾みたいなやつか連投してるなw
こいつ二週間ぐらい前にも変なこと書いて困らせてたやつだよな?
まだ居座ってたのか。追っ払うこともできんし、このスレも終わりだな。
ほっときゃ憤死するだろw
また何も書けない、何も考えられない能無しがブツクサ始めたな
思想の乏しい人の送る内生涯(しょうがい)と云うものも色における吾々と同じく、気の毒なほど憐(あわれ)なものです。
いくら金銭に不自由がなくても、いくら地位門閥が高くても、意識の連続は単調で、平凡で、毫(ごう)も理想がなくて、
高、下、雅、俗、正、邪、曲、直の区別さえ分らなくて昏々濛々(こんこんもうもう)としてアミーバのような生活を送ります。
こんな連中は人間さえ見れば誰も彼もみな同じ物だと思って働きかけます。
それは頭が不明暸(ふめいりょう)なんだからだと注意してやると、かえって吾々を軽蔑(けいべつ)したり、罵倒したりするから厄介です。
藤尾には超然とした態度で接するのが適当ですのでよろしく。
このスレッドをリードしたい人はコテつけてほすぃ
黙れ、アミーバ!
>>135 ちなみにこれは鏡子夫人もアミーバの内に含まれているらしい
まあ「おまえの頭が不明瞭だからだ」なんていう正直な意見は奥さんくらいにしか言えないわな
漱石はほんとに別れたがってたみたいだな
でも漱石くらい偉人になると離婚は体裁上なかなか踏み切れないだろうし、余計に厄介だったろう
そりゃ血反吐を吐きつけたくもなる
門下生も園児に毛が生えた程度のやつらしかいなかったし(芥川も園児扱いされていたが、唯一望みがあった)
虚子などは漱石にとっくに殺されてるにも関わらず(漱石は矯正しようとしてただけだが)
何も気付かずに(気付いていたかもしれないが)亡霊としてあんな歳まで生き延びてる有り様だし
まあ唯一虚子を褒めてやるとすると、よく大恥を偲んであそこまで生き長らえたという所くらいか
前にも後ろにも、ほぼ対等に近い所で漱石と話が出来ていたのは子規くらいだろう
周りや世の中がすべてそういう無様な有り様では、さすがに孤独を嘆かずにはいられないわな
そうしてみると、誰も上ってこれないほどに高い所まで上るのも考えものだな
矯正の仕方が甘かったというか優しすぎたんだろう
「永日小品」などを読んでみても、漱石のその優しさが悲しいほどに伝わってくる
枯れ尽くした荒野に降るともなく降る霧雨の哀れみのような優しさだ
「元日」も一見、おもしろおかしく書かれているが、裏を読めば笑えるような話ではない
漱石の壮大な心の広さが、よく垣間見える
>>141 漱石は子規を畏怖して、子規は漱石を(少し)馬鹿にしていたと思う。
まったく逆だよ
子規の画や猫を読んでわかるだろそれくらい
漱石は子規のことを眼中に無いとまで言い切ってたくらいだよ(人格的に)
まあそれでも漱石はそんなズボラで生意気な子規にさえ好意を寄せていたことは漱石の作物を読んでいても容易に読み取れる
>>149 じゃなくてその二つの文章の中で馬鹿にしてる部分
「京につける夕」も読んだけど、記憶に無い
子規に呼ばれて、はるばる大宮の小料理屋にまで足を運んだくらいに漱石は律儀だった
ちなみにその大宮公園内の小料理屋はもう跡形もない
近所だから探してみた
二つの文章というと?
とりあえずもう一度「子規の画」をいますぐ読んでみたら?
それと、「馬鹿にしてる」とは一言も書いてないよ
勝手に脳内変換しないようにね
>>152 だから猫で子規について触れる文章と、子規の絵の事だよ
その中で漱石が子規を馬鹿にしてるって言うんだろ?
俺はしてないって言ってるの、だったら次はアンタがその該当する箇所をあげるのが順序だろ
あと「子規について」だったかな、それでも別に馬鹿にはしてなかったな
目立ちたがり屋だったのと
いきなり家に住み始めてまいったとは言ってたが
>>153 あ、上のレスとごっちゃになってた
脳内返還してました、ごめんなさい
それはおまえが読めていない証拠だよ
「子規は鮭ばかり食わせる」だけでも普通は読み取れるだろう
「猫」に出てくる黒猫は子規をイメージしてるものだよ
それを頭に入れてもう一度読んでみろと言ってるんだよ低能さん
ったく
威勢だけはいいけどまるで読めてないこういう馬鹿ばっかだなここは
読めてないなら読めてないなりの態度ができないもんなのかね
威勢ばかり張って、逆に馬鹿を増進させてるだけだぞおまえみたいのは
だから馬鹿になんかしてないって書いてんだろ馬鹿タレ
能書きこく前にちゃんと読めるようになってから出直せよ頓珍漢
いちいちそんなアンカーなんかつけないでも今はおまえとおれしかいなからわかるよ頓珍漢
だめだこいつはw
>子規はこの簡単な草花を描くために、非常な努力を惜しまなかったように見える。
わずか三茎(みくき)の花に、少くとも五六時間の手間(てま)をかけて、どこからどこまで丹念に塗り上げている。
これほどの骨折は、ただに病中の根気仕事としてよほどの決心を要するのみならず、いかにも無雑作(むぞうさ)に俳句や歌を作り上げる彼の性情から云っても、明かな矛盾である。
思うに画と云う事に初心(しょしん)な彼は当時絵画における写生の必要を不折(ふせつ)などから聞いて、
それを一草一花の上にも実行しようと企(くわだ)てながら、彼が俳句の上ですでに悟入した同一方法を、
この方面に向って適用する事を忘れたか、または適用する腕がなかったのであろう。
>>144はおれが書いたんじゃないぞ
何を言ってんだおまえは
鮭を〜も別に馬鹿にしてるわけじゃないぞ
だからそういう能書きをこく前に読み返せっていってんだよ頓珍漢
ほんと言い訳ばっかだなこの頓珍漢は
おまえは馬鹿だよはっきり言って
元日から元気のいい爺さんたちだ
>東菊によって代表された子規の画は、拙(まず)くてかつ真面目(まじめ)である。
才を呵(か)して直ちに章をなす彼の文筆が、絵の具皿に浸(ひた)ると同時に、たちまち堅くなって、
穂先の運行がねっとり竦(すく)んでしまったのかと思うと、余は微笑を禁じ得ないのである。
虚子(きょし)が来てこの幅(ふく)を見た時、正岡の絵は旨いじゃありませんかと云ったことがある。
余はその時、だってあれだけの単純な平凡な特色を出すのに、あのくらい時間と労力を費さなければならなかったかと思うと、
何だか正岡の頭と手が、いらざる働きを余儀なくされた観があるところに、隠し切れない拙(せつ)が溢(あふ)れていると思うと答えた。
わかったか?頓珍漢
ちょっと誰がどれ書いたかはっきりさせてくれるかな
いまここに少なくとも三人いて、俺だけが叩かれてる
>>144 子規は漱石を少し馬鹿にしてたよ
>>145>>146 まったく逆だよ、漱石が子規を馬鹿にしてたよ
>>163 これは子規は絵に異常な手間をかける癖に下手だってこと言ってるだけだよな
「子規は人間として、又文学者として、最も「拙」の欠乏した男であった」
とか、最大級の賛辞だと思うけど
>>165 だからてめえはどっちの意見なんだよ
IDでないんだから、それを書けゴミ
この「子規の画」の文を読んでもわかるように、決して子規を馬鹿にはしてないが、子規のズボラで稚拙な性質を漱石は愛嬌として受け止めてるんだよ
かわいそうな頓珍漢が自作自演で照れ隠しってかw
馬鹿を相手にしたおれが馬鹿だったわ
以降おまえはスルーな頓珍漢
>>172 反論は?
反論できないからスルーか、漱石が見たら一番軽蔑するタイプだな
いや誰が見てもゴミ扱いするか、逃げるなら最初から出てくるなカス野郎
だそうですw
/)
///)
/,.=゙''"/
/ i f ,.r='"-‐'つ____こまけぇこたぁいいんだよ!!
/ / _,.-‐'~/⌒ ⌒\
/ ,i ,二ニ⊃( ●). (●)\
/ ノ il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| |
/ iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ /
やれやれだな
おまえが能無しなのはおれのせいじゃないぞ頓珍漢
むやみに八つ当たりをするな
照れ隠しのAAか
ちゃんねら丸出しだなこの頓珍漢w
ちなみに「子規の画」はただの画そのものだけを評してるんではないぞ頓珍漢
画にはその描き手の性質も反映する
つまりはそこを評してるんだよメクラちゃん
>>178 早く
「漱石は子規のことを眼中に無いとまで言い切ってたくらいだよ(人格的に)」
の根拠になる文章を出してみろよオッサン
後からネチネチ気色の悪い人間だな
「子規は絵が下手だった」ってだけを上げてるけど、頭大丈夫か?
「子規の絵」は、生前に完璧人間だったはずの子規の不味い面を
死後の今になって今になって始めて見て、淋しいというような文章だろうが
ほんと、しつこいアミーバだなw
だから「眼中にない」云々は「猫」に書いてあるから勝手にてめえで読み返せってさっきから何べんも言ってんだろ頓珍漢
それにしても、ここまで頓珍漢だとほんと言葉を失うより他ないわな
おまえは新手の構ってちゃんか?
それに、だれも「子規の画が下手だった」なんてこと書いてないんだよ頓珍漢
さっきも言ったけど、勝手に脳内変換しないようにな
こんな文章も読めないんじゃ、そりゃ作品も読めないわな
おまえにゃ100回読んでも読めないよ
もう首でもくくって死ぬより他に道はないんじゃないか?頓珍漢
いや、まじでさ
それくらいおまえは頭が悪いぞ
>>180 だから書いてあるならさっさと上げろよ
俺はそんなもの見た覚えがないって言ってるんだからよ
アレだけ長い作品とりあげて、読み返せとか反論になっていのは小学性でも分かるぞ
お前本当に漱石読んだのか?
「作物の批評」「好悪と優劣」「批評家の立場」それに「文芸評論序文」でもくり返し言ってるのが
作品を批評するなら「ただ自分がこう思うだけでなくその具体的な論拠をあげろ」ってくり返し言ってるだろうが
お前はただ「俺の言ってることがわからなきゃ頓珍漢」の一点張り
最悪のゴミだな正月から変なものに関わってしまったわ
長々と得意の言い訳を書いてるけど、おまえめんどくさいだけだろ頓珍漢
だからおまえはいつまで経っても成長しないんだよ頓珍漢
誰の目から見ても(おまえの自演以外)おまえの言い訳は通らないぞ
言い訳で塗り固めた人生を終わりにしたらどうだろうか、なあ頓珍漢
「漱石は子規のことを眼中に無いとまで言い切ってたくらいだよ(人格的に)」
の根拠になる文章を出してみろよオッサン
これくらい読めないのか? 日本語読めないんだね
だから何回も言ってるけど、それは猫に書いてあるんだよ頓珍漢
まずおまえがそれを読まないことには進まないぞ頓珍漢
それにそれが書いてあるのは「猫」の初めのほうだ
「黒猫」といってわからないならおまえは読んでないんだろうな頓珍漢
言い訳はおれには通用しないぞ頓珍漢
哀れみすらかける気にもなれないわなこういう威勢だけの頓珍漢にはw
もう手遅れだろうから、首でもくくるより他に道はないぞ頓珍漢
藤尾がまた暴れてんのか
ピンチになると得意の三者を持ち出す自演か
ほんとどこまで下劣なんだおまえは頓珍漢
>俺はそんなもの見た覚えがないって言ってるんだから
>アレだけ長い作品とりあげて、読み返せとか反論になっていのは小学性でも分かるぞ
たった二行の日本語も読めない馬鹿にからまれちまった……
始めって何章?
どんな場面のなんて文章だよ、お前がそれを明かさない限りこの話しは進まないことくらい分かるでしょ
分かんないか、勿体ぶった言葉だけで何かあることを匂わせ中身空っぽの空レス連騰するくらいの低レベル人間だから
バカバカしいことこの上ないから以降スルーな
きちんと読み返したらまた相手してやってもいいぞ頓珍漢
以上だよ頓珍漢
だらだらと誤魔化しの言い訳はもういいから、さっさと読み返してこいよ頓珍漢
196 :
191:2012/01/01(日) 20:06:34.49
猜疑心が止まらないw
>>195 そうやって逃げて、何か言った気になってな
むなしい人間だな、見てるだけで鬱になる
漱石を持ち上げることによって、まるで「それが分かる自分も漱石と同レベル」みたいに都合良く解釈して
こんなところで息巻いてる人間とか、そんな人間にならなくて良かったわ、ホントそう思う
きっと漱石を読んだってことくらいした誇れるものがないんだろうな
泣いてんのか?w頓珍漢
どう無理矢理言い訳を重ねみてもおまえは馬鹿丸出しだぞ頓珍漢
頓珍漢がまさに地縛霊と化したな
頓珍漢なら頓珍漢らしく謙虚にしてりゃいいのに
無意味な虚栄心で粋がるからこういう惨めな結果になるんだぞ頓珍漢
粋がるならそれなりに読めるようになってから粋がることだよ頓珍漢
本も読めない園児がむやみに粋がったら、そりゃこういうハメになるさ
いいお勉強だろ頓珍漢
頓珍漢のせいでスレのレベルが一気にガタ落ちしたな
そんなのはとっくにみんな読んでるよ頓珍漢
せっかくリンクまで貼ったなら、なにか感想でも書いておけばいいのにな
自分の意見も見解も持てない能無しなら黙ってたほうが得策かと思うよ
「文芸の哲学的基礎」さっき読み終えたけど、クソ面白かった
漱石の一般作品よりも面白いくらい
というよりこれはもう講義を超えた、まったく新しい作品と言っても過言じゃないくらい
さっそくもう一度読み直してこよっと
最後のほうで思わず「そうだーー!!その通りだーー!!」てガッツポーズしちゃったくらい面白かった
おまえらも読んどけよ
特に頓珍漢なんかには好い反省材料になるようなことがたくさん書いてあるから特におすすめ
モーパッサンとかゾラとかデフォーとかシェイクスピアまでバッサバッサ斬っていて、痛快!!の一言
まあシェイクスピアのことだけは斬った後でフォローもしてたけど
シェイクスピアで思い出したけど、漱石を「世界のスーパースター」とか何とか称して
持ち上げてたユダヤ系イギリス人(神戸在住)は何ていう名前だっけ
漱石の本を英訳もしてた気がするけど名前がどうも思い出せない
その彼がこないだ山口組に乗り込んで演説してる模様をYouTubeか何かで観たような気がするんだけど、同一人物なのかな
自己解決
山口組に乗り込んだのは別人か
>科学といえば、ニュートン を思い浮かべる。美術といえばミケランジェロ。
そして文学といえば、漱石だ!
世界的な「小説の王様」は、トルストイでもドストエフスキーでもプルーストでも ジョイスでもなく、
何といっても夏目漱石だ、と断言する英国人漱石研究家ダミアン・フラナガン氏が、いかに漱石文学が国境や時代を超える力を持っているか、を暑く説く書。
お求めはAmazonで!
確かに漱石が文学界の神だな
正直どう読んでも他のとはまったく別次元、別乾坤を建立している
何で日本人にはなかなか理解できないんだろうか
まあ、もし原作をほぼ完璧に英訳することが出来て、読者もほぼ完璧に読むことが出来ていたら、とっくに世界中に知れ渡ってるんだろうけど
日本の環境、特に明治期の独特な雰囲気の中のちょっとした描写なんかを完全に英訳することなんかはまず不可能といえるし
もし、ほぼ完璧に英訳出来たとしても、世界各国のまったく環境の違う所で育った人達には理解も想像も出来ないんだろう
もちろん、その逆もそのまま言えるけどね
やはりロシアの文学はロシア人のほうが理解出来るし英国もまた然りだし
でもその中でも日本というと、やっぱり他より少し不利な所があるんだろう
まあ外国で理解されないのはまだわかるけど、同じ日本人がここまで理解出来ないというのはどう考えてもおかしい
理解出来ない以前に、ほとんどの日本人が読んですらいないというんだからいよいよおかしい
金儲けしか頭にない銅臭児がこうまで日本に蔓延ったのかねぇ
いやぁ、、本当に悲しいことだ
このスレにはちょっと抜けた頓珍漢もいるようだけど、まだ読もうとしてるだけ全然マシなんだな
貴重な頓珍漢だ
それというのも、恥知らずな、わけのわからん馬鹿女とか、
作品に何の理想も何の内容もない村上なんちゃらとかの馬鹿作家どもが、ますます馬鹿読者を増幅させてるのが原因の一つになっているんだろう
もうああいう馬鹿作家は早いとこ暗殺するなりしちゃったほうが世のために全然いいんだから、ほんとに殺っちゃえばいいんだよな
留学中の漱石が貧乏だったって本当?
うん本当
文部省というか国自体が戦争の資金調達で余裕がなかったからそんな所までもケチってたらしい
漱石に比べたら鴎外や荷風の仕送りは潤沢だったのかしらん
昨日「吾輩は猫」について少し書いたからついでに書いておいてあげると、あの作に出てくる猫達は
すでに人間を終えた漱石の周囲にいた人物を重ね合わせてる(意識推移を表現している)
クシャミ先生の家にいる猫は金之助、生意気な黒猫は子規、三毛は藤村?と思われる
先生の家に遊びにくる登場人物なども実際の人物、寺田とか四迷とかがモデルとなっている
ちなみに漱石は「吾輩は猫」は失敗作だと認めている
自分もそう思う
考えが全然まとまっていないうちに着手したから、ああいう未完成なものになってしまったんだろう
三毛については樋口一葉との説もある
へえ面白い
寒月先生は寺田だね
寒月先生好きだわ
でも漱石は寺田を多少うざがってたけどね
ほんとに毎日毎日、用もないのに漱石の家に遊びに来てたみたい
挙句の果てには、漱石の家に置いてくれとか頼み込む始末
漱石はさすがに冗談だろうと思って、うんうん言って適当に受け流そうとしたが、寺田はまったく本気で
少しお金も入れるから本当に置いてくれと頼み込んだらしい
で、漱石は仕方なく、庭の隅にある物置なら勝手に使ってくれて構わないと承諾した
物置といっても、牛や馬も住めないくらいな乱雑な汚い板塀に
床などは土の上にベニヤ板なんかを敷いただけのもので、それを見た寺田はさすがにここには住めないと、ついに諦めたらしい
そういうズバ抜けた非常識なやつってたまにいるよな
229 :
吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 18:23:55.92
さうせきがLondonで性的処理を一切せずに下宿にひきこもって
板だけの反動で帰国後、夫人が房事過度で入院したと言われる
犬について誰かおしえてくで。
(∪^ω^)わんわんお!
231 :
吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 19:18:28.00
鴎外ちゃんはちゃんとそれをして日本まで追いかけてきた
♀さえいる。健全じゃね。
脳みそに淋菌か何か入ってんじゃないのかおまえ
233 :
吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 20:13:09.24
なつかすい言葉:淋菌。脳に転移するのは梅毒スピロヘータ。
いまや、死語となったのう。サルヴァルサン、ペニシリン、
ストレプトマイシン、懐かしいなあ。
ほらな、絶対入ってるっておまえ
235 :
吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 20:36:34.85
単純な馬鹿が出てきた。
236 :
吾輩は名無しである:2012/01/03(火) 03:27:01.58
こころの静ってガッキーみたいな美人さんだったんだろうな
想像力に乏しいなおまえ
238 :
吾輩は名無しである:2012/01/03(火) 11:53:30.66
age
239 :
吾輩は名無しである:2012/01/03(火) 13:29:06.18
わがはいはネコであるを読み始めたら友達が
最終回にネコが水死するとかネタバレしやがって
完全に読む気うせた
他におすすめってある?
『門』
門て宗介だっけ。
神経衰弱で弱り切って最後に宗教の門を叩くんだよな。だから門なんだよな。
三四郎が山嵐で五人抜きをする県大会準決勝のシーンは圧巻
坊ちゃんが最後に泣き出して泥鰌が困る場面マジウケル
ポニョ、宗介好き!
『草枕』
246 :
吾輩は名無しである:2012/01/03(火) 18:21:18.50
静は相当な美人だな。
虞美人草読み終わった。
此時宗近君の大きな丸い眼から涙がぽたぼたと机の上のレオパルヂに落ちた。
↑この一文で号泣メーンだろ!!!
あー、感動した。
行人の一郎兄さんが自分そっくりで
不覚にも泣いてしもうた
249 :
吾輩は名無しである:2012/01/05(木) 03:42:29.34
泣くぐらいだったら
そっくりじゃないだろう。
あれは恐怖だ
「こころ」の先生が明かな原因があって精神病んだのに対し
「行人」の兄貴は表面的にはとくに何の理由もなしに狂っていくからな、ただ世の中に生きにくいというだけで
だからこそ逆に「こころ」よりリアルを感じた、実際の鬱病ってあんなかんじだろ
鬱って感じはしないな。鬱って思考停止するでしょ。
一郎は内面では活発に活動して、自己の解析し尽くしてるし、ある意味活き活きとしてる印象さえある。
生き方の方向性が周りと違いすぎるんじゃないの。
簡単に言ったら超変わり者なのかな。
252 :
吾輩は名無しである:2012/01/05(木) 14:13:21.20
そんなもんじゃないだろう。
一時もじっとしてられない、精神の休まることがない
ていうんだから・・
見知らぬ平凡そうな人を見ると救われた気分になれるとか・・
行き着くとこは「死ぬか気が違うか宗教に入るか」だから
誰とも理解し合えないような絶対的な孤独感なのかな・・
恐怖だ
>誰とも理解し合えないような絶対的な孤独感なのかな・・
>恐怖だ
そんなもんこんなゴミ溜めに来るような人間ならみんな抱えてるだろ
なにを今さら
漱石の悩みといっても今じゃ陳腐化・大衆化してる
選ばれた少数による高尚な苦悩みたいな言い方はさすがにもう古い
大衆化していてそれに対する処方箋がかけていないことが問題なのだ。
2010年代文学のテーマはその一本で良い。
俺が書いてもいーけど文才が無いからお断り。
見当違いも甚だしいな
まあ無能無才ではしょうがないわな
見当違いと言われるのは心外だけど
無能無才では足りないから無学も加えといてくれ。
258 :
吾輩は名無しである:2012/01/05(木) 16:26:51.39
大衆化していようがいまいがどうでもいいけど
実感してる人間にしか分からないだろう。
君の言う恐ろしさは言葉としての頭の中の恐ろしさだろう と
僕のは心臓が脈を打つ活きた恐ろしさだ
と 言ってる。
だから実感してるって
33歳童貞で友達0で年賀状も廿年間0、携帯の着信は仕事とスパムのみ
これで孤独じゃないのか? これで恐怖を感じて悪いかね
260 :
吾輩は名無しである:2012/01/05(木) 16:54:50.52
十分結構ですw
漱石の小説って基本的にリア充の恋愛勝ち組主人公が
非モテの負け組に良心のやましさを覚えて悶々とするというパターンで、
だからバブル時代にはやったんだが、現代の非モテが共感すべき内容ではないと思う。
非モテは黙って自然主義読んどけばいいんじゃないの。
花袋万歳。
非モテは黙って自然主義w
なんか、このフレーズ気に入ったw
読むやつが読むと、ここまでアレなんだな
恋愛ものを扱った程度の低い作品なんか一つもないのにな
虞美人草とか草枕とか行人もこういうやつが読むと恋愛小説にみえるんだろうな
あなたがライトノベルと思えばライトノベル
まあおれも中学1年で初めて漱石の三四郎を読んだときは「なんだこの堅い恋愛小説は」と思って投げ出したことあるけど
あれから人生経験を積んで読み返してみたら、まったく印象変わったな
こういう作物は読むほうの知能レベルに作物の印象が大きく左右されるからな
石を観て、ただの石と思うような短絡的思考の持ち主には分化作用が働かないから、どうにも仕方がない
虞美人草で藤尾が結局死ぬのも小夜子の恋愛があり、原動力となって物語を進める結果なのであってさ。
恋愛小説で間違ってない。
中1に恋愛が分からないだけだろ。経験した後に再読して、印象が変わってしまうのはどうかなと。
堅い恋愛小説だな、素晴らしい、で良いと思うんだか。
うん、君がそう思うなら、それはそれでいい
だけど、
>経験した後に再読して、印象が変わってしまうのはどうかなと。
君が人間であるとするならば、これはさすがに無理がある
人生経験から学び、教養が身につき、感情豊かになって、心身ともに成長していけば
あらゆる事物から受ける印象も自然と変わっていく
君が変わらないと思うのは、君が成長していないことの裏付けなのではないかな
君のレスを読んでいてもそれが痛いほどに伝わってくる
www
偏屈になって、うわべだけの言訳を、中身の伴わない表面だけで無理に繕おうとすると269みたいなことになる
自己紹介乙
www
三四郎の話を勝手に虞美人草に変えて悪かったけど、
三四郎も恋愛小説だったよな?むしろ純愛度数高かったような。
恋愛かと投げたものが、恋愛だと、再評価したって話だった?
だったら、変な事言って悪かったね。ごめんね。
これは真面目な話だよ
>>277 そうw
喜劇ではないよ、恋愛は。
小説として語るべき人間性の一端ですw
恋愛小説とか何だとか、そういう安っぽい枠には当て嵌まらないような作品ということ
また、当て嵌める必要も何もない
何かに当て嵌めないと、いても立ってもいられないなら君の中だけでそう思っておけばいい
Wikipediaなんかにしても漱石を余裕派とか何だとか、見当違いもいいとこ
漱石は〜小説とか〜主義だとかに勝手に当て嵌められるのが大嫌いだった
>>279 まず、安っぽい恋愛小説という枠を拵えたのは君ね。
そうして、これは違う枠にあると言う。
さらには、枠自体不要だと言う。
そんな支離滅裂な事で、どう印象が変わったんだよw
自分で書いた文章、一万回ぐらい読み返しなよ。間違った事言ってないからw
見苦しい言訳はすればするほど見苦しくなるばかりだな
君の262のレスをまず見てごらん
君の浅い経験と無に等しい教養とを以って漱石の作品を読んだつもりになり
リア充が云々だとか恋愛が云々だとか勝ち組が云々だとか
見るに耐えない駄弁をグダグダと弄していれば、君、それはだいぶ違うよ、と諭してあげたくもなる
ミニハンとマルガレーテか。
これはこれで面白いな。もっとやれ
支離滅裂に思えるのは、君が支離滅裂な思考の持ち主であることを裏付けているのではないかな
>まず、安っぽい恋愛小説という枠を拵えたのは君ね。
君の262のレスを読めば、君がその作品を恋愛小説という安っぽい枠内で読んでいることは明らかだろう
君がわかりやすいように、君を型どっている枠をただ教えてあげただけだよ
>そうして、これは違う枠にあると言う。
そんなことはどこにも書かれていないようだが
>さらには、枠自体不要だと言う。
さらには、も何も初めから自分は漱石の作品にはどんな枠も当て嵌まらないと書いていたが
285 :
吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 18:08:41.10
「三四郎」の換骨奪胎、真の青春小説は「青年」なり。あうがいはさうせき
をはるかに超へたり。明治の文豪は露鴎のほかに存在せず。
なかには当然そういう読者もいるさ
だからそんなに虚勢を張って主張しなくてもいいよ
ね。
いちいちコテ外したりしないでいいのにな
289 :
吾輩は名無しである:2012/01/08(日) 13:23:09.73
な。
さ。
次。
馬尻(バケツ)
吾輩は
何だか
とても
悲しい
293 :
吾輩は名無しである:2012/01/09(月) 08:30:56.87
つ。
終。
295 :
吾輩は名無しである:2012/01/09(月) 21:35:44.47
ダブル村上以前の文体は糞なのだよ
趣味わりー
あのね、あの、あのねのね、あのねのねのねのあのねのね、あのね、
298 :
吾輩は名無しである:2012/01/09(月) 23:44:16.84
め。
漱石の文を読んでいると、なんだか、なんだか、、なんだかなぁ・・・・・
こういう文は、やはり漱石にしか書けない
なんていうのかなぁ、、文に漱石の血や汗や涙が滲み出ているというか、、なんだかなぁ
言葉にできないような、なんだかなぁを感じる
左右に壁を置かれる感覚がある
たぶん触ったらそんなものは初めから無かったと知るのだけど触りたくない。
そういう気持ちにさせる
漱石の作品は、他の誰彼の作品と比較させてあれこれしたり、理屈や理論なんかで評価したり出来るようなものではない
読んだ人なら、わかるでしょ?この感じ
今回も翻訳にかなり苦労していますなあ、という気持ちになります。
“書く”という行為の苦しさをこれほど体現した人も稀ですね。
聖書やら何やら、あらゆる書物を分析してみたりした芥川さえも、漱石の作品を評することだけは、あえて避けた
ただ、或る阿呆の一生で「どこか遠い空中に 硝子の皿を垂れた秤が一つ、ちょうど 平衡を保っている」とだけ記している
この「硝子の秤」という喩えは、さすがに芥川だけある
何だか解らないけど、そういう透明な感じは自分もずっと感じてたな
これは市井の作家の技巧云々では到底達することの出来ない領域
俺はお茶を飲んでる感じだな
それほど濃くない緑茶をぐびぐび飲まされてる感じが漱石を読むとする
もし喩えるなら、相撲のがっぷり四ツの状態だな
傍目にはただデブとデブががっちりと抱き合って止まってるだけの状態に見えるけど、
実はその両者の裡には、凄まじいエネルギーとエネルギーがぶつかり合って煮えたぎっている
"静の裡の動"という感じ
漱石自身、創作するときにはそれを基本的な理想としていた
だから"動"を表面に出してるような作物(例をあげれば色々あるが、運慶の仁王像やら)を漱石は認めていなかった
それは「夢十夜」の仁王像の話なんかを読んでもわかるだろうと思う
芥川の喩えは"静"という面ではかなりいい所をついてるけど、やはりその全部を表すことは出来ていない
>>309 オレの勝手な感想だから
分かりにくいかも知れないけど、めっちゃ褒めてるんだよこれ
いや、わかってるよ
むしろわかりやすすぎる感じ
ちなみに漱石は北斎や西鶴などの作物も失敗作と断言している
確かに作者の下心が見え透いてしまっていて、いかにも下品だねああいうのは
314 :
吾輩は名無しである:2012/01/11(水) 04:30:38.85
「三四郎」は退屈だね
感心させるところがひとつもない
「虞美人草」はもっとひどいけど
ところでこの人はなんで物語の後半になると変な秘密持ち出してきて暴露したがるんだろ
怖ろしい疑惑まみれの過去ばっかり出てくる
「明暗」はのろのろした運びで中断したけど
「続明暗」書いた女の人いたよね
読んでないけど、漱石の衣鉢つぐなら、当然奇抜で異常な過去は用意いてあっただろうね。
315 :
吾輩は名無しである:2012/01/11(水) 04:33:20.99
やっぱりキチガイだから同じように寝取ったとか
そういう事持ち出さないと
頭クルクルパーになっちゃうのかもしれないね
イギリス時代はホントのキチガイやったらしいし
まぁあんまり真面目に読まない方がいいよ
316 :
吾輩は名無しである:2012/01/11(水) 04:37:35.46
読売を断って朝日に入って
それからは新聞連載が多かったらしいけど
新聞連載小説楽しみにしている人が
「虞美人草」みたいなの毎日読まされたらかないませんね
日経取ってたけど愛の流刑地読まされてたぞ
三越から発売された虞美人草ゆかたってどんなんだろう…
頭が悪くて読めないからってスレに八つ当たりすんなよな
みっともないぜ
320 :
吾輩は名無しである:2012/01/11(水) 18:38:30.79
もういいかげんに一人二役、自問自答やめんかい、おら。
だそうです
322 :
吾輩は名無しである:2012/01/14(土) 22:54:43.60
坊っちゃん読了
人の陰険さの描写とかはわかりやすかったけど、正直作品全体としては響かなかった
低劣な仕返しで終わって・・・なんだったんだろう
323 :
吾輩は名無しである:2012/01/14(土) 23:10:23.08
三四郎はいいな
324 :
吾輩は名無しである:2012/01/14(土) 23:13:16.05
バカだから虞美人草を読めないんだろ?
宮部みゆきとか東野圭吾でも読んでたほうがあなたの知性にぴったりかもよ?
325 :
吾輩は名無しである:2012/01/14(土) 23:26:56.16
>>127 あ、感想あったね
やな人間を背景なく書く薄っぺらさは、子供が読むには良いけど、俺は無理だな
坊っちゃんの立派な部分も、あまり背景がないから薄っぺら
これはやっぱきつい
他にもあるけど、もういいや
軽い読み物としてはまぁ
夏目さんはもう一生読まないんだろうな・・・
文学は逃げやしない
また戻って来ると良い
327 :
吾輩は名無しである:2012/01/15(日) 00:16:59.93
/\
,ヘ、 .| \
/\ __ / | .| ヽ /\
/ / ̄\ \ / | | ヽ´ \ 氏むーーー・・・・
/ / \ \ | | /ヽ \
/ / \/ .| | | / ヽ ___\__
/ / /\ .| | _ | / ヽ/ \ ヽ
/ / | ヽ| | /._.. ヽ .| / / \ ヽ
/ | | | | /.._.. ヽ... ヽ .| / / | \ ヽ
/ | | | \ /... ...ヽ |.. )| / ./ | \|
/ | | | ヽ● ● 丿ノ |/ / | |\
/ / ノ \ /V""V"\ヽ、// | | |
./ _/ \/ \_/ ゝ | |
春樹も大好き夏目漱石
日本人作家で叩いてる人を見たことがない
せいぜいマリア様が見てるで、こころが暗いと言われてたくらい
331 :
吾輩は名無しである:2012/01/15(日) 21:22:07.64
>>19 三四郎を恋愛小説と考えない方が良い。明治末期に現れた「新しい
女」に対する彼の希望を書いたものだ。漱石は画家の原口の口を借り
彼の主張を述べている。女が利口になるのは男が結婚できる程度に
して欲しい。これが彼の主張の全てだよ。
女主人公の美禰子は平塚雷鳥の性格をモデルにしている。美人で
頭がよく、我儘で、上流社会の教養を身に付けている。三四郎には
叶わぬ相手だったのさ。彼女は野々宮に好意を持っていたが、彼は
結婚相手として振り向いてはくれなかった。だから、注意を向ける
為に三四郎を利用した。
その後三四郎に厚意を抱くようになり、破滅の道を進んでも、より
関係を深めるべきか迷うようになる。それが迷える羊だ。
迷うようになる。
雷鳥は漱石の弟子と心中未遂を起こしているが、彼女は本気で心中
する気など無く、相手がどう心中するのか見たかっただけらしい。
漱石はそうした話を聞いて、「新しい女」にどんな気持ちを持ったか
容易に想像できる。
結局美禰子は相応の男と結婚を選択するが、結婚できる程度の女性で
あって欲しいと言う漱石の希望の実現だね。じゃ無かったら、三四郎
との心中を書かなければならなかっただろう。
332 :
吾輩は名無しである:2012/01/16(月) 02:47:56.62
>>331 その前に「三四郎」は読むに耐えない駄作だという事をはっきりさせておいたほうがいい。
あれすんなり読み通せる人間はよほどの変人ですよ。
三四郎の最初の方エロいよね
>>331 ああ、そういう話だったのね
恋愛経験値が少なすぎるから「女心は分からん」としか分からなかった
心中後に雷鳥を門前払いしたのは知ってたが
そういう事情だったのか
新宿系
336 :
吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 21:51:44.18
>>332 「三四郎」をどう評価するかは人それぞれでしょう。
この小説は日露戦争直後に書かれたため、坂之上の雲を目ざして登って
来た日本人が、この時代どんな感覚を持ったか興味を持って読み直した。
100年以上前にも係らず、彼等の感覚は今の日本人と大差が無いと感じたね。
今の小説と違って、三四郎以外の人物には感情描写が無いから、物足
りなく感じるかも知れない。特に美禰子の感情の動きは全く描かれて
ないので、ぼんやり霧が掛かったように掴みにくい。それでも、結婚
という責任を取りたがらない野々宮への不満が随所に噴出している。
心理描写の代わりに、正岡子規の影響もあってか、絵画的手法が使わ
れている。漱石に限らず、明治時代の文学者は絵画に非常に興味を持
っていた。同時に絵画そのものも小説に出てくる。
337 :
吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 23:21:47.50
「三四郎」に限らず漱石の文章に心理描写なんて
無縁な気がするな。
「草枕」で非人情って言ってるように
瞬間のある種感覚的な、俳味禅味に訴えるような
それが「明暗」になると即物的なのか、より高尚なのか
ワケ分からんようになってくるけど
338 :
吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 23:41:12.20
もう一度
三四郎でも読んで見るかな
339 :
吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 23:46:55.41
「幕が又下りた。美禰子とよし子が席を立った。三四郎もつづいて立った。
廊下まで来て見ると、二人は廊下の中程で、男と話をしている。
男は廊下から出入りの出来る左側の席の戸口に半分身体を出した。
男の横顔を見た時、三四郎は後へ引き返した。席へ返らずに下足を取って
表へ出た。
本来は暗い夜である。人の力で明るくした所を通り越すと、雨が落ちている
ように思う。風が枝を鳴らす。三四郎は急いで下宿に帰った。
夜半から降り出した。三四郎は床の中で、雨の音を聞きながら、
尼寺へ行けと云う一句を柱にして、その周囲(まわり)にぐるぐる低回した。
広田先生も起きているかも知れない。先生はどんな柱を抱いているだろう。
与次郎は偉大なる暗闇の中に正体なく埋っているに違いない。」
ここが好きだ。
340 :
吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 23:48:05.80
著作権切れているからネット上
341 :
吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 23:49:10.94
三四郎はなんとも答えなかった。ただ口の中で迷羊(ストレイ・シープ)、迷羊(ストレイ・シープ)と繰り返した。
これが最高。ここだけでよだれもん。
342 :
吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 23:50:39.37
美禰子ってガッキーみたいに美少女だよな
343 :
吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 23:55:27.91
>人の力で明るくした所を通り越すと
なんて憎い表現だし
>尼寺へ行けと云う一句を柱にして、その周囲(まわり)にぐるぐる低回した。
広田先生も起きているかも知れない。先生はどんな柱を抱いているだろう。
こういう失恋の表現もグッと来る。
344 :
吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 23:57:37.06
「三四郎」は漱石の最高傑作だよ。
(ボンボンと猫ちゃんはユーモア作家の夏目なんとかって別の人の作品で関係ない)
あんなに心が清清しくなる小説はない。
345 :
吾輩は名無しである:2012/01/18(水) 00:00:22.06
それから
は、肉体関係なし
だから凄いな
時代とは言え
346 :
吾輩は名無しである:2012/01/18(水) 00:09:46.65
ザ・ストイック夏目
「幕がまた下りた。有紀とよし子が席を立った。みちおもつづいて立った。
廊下まで来て見ると、二人は廊下の中程で、男と話をしている。
男は廊下から出入りの出来る左側の席の戸口に半分身体を出した。
男の横顔を見た時、みちおは後へ引き返した。席へ返らずに下足を取って
表へ出た。
本来は暗い夜である。人の力で明るくした所を通り越すと、雨が落ちている
ように思う。風が枝を鳴らす。みちおは急いで下宿に帰った。
夜半から降り出した。みちおは床の中で、雨の音を聞きながら、
TSUTAYAへ行けという一句を柱にして、その周囲(まわり)にぐるぐる低回した。
広田先生も起きているかも知れない。先生はどんな柱を抱いているだろう。
よしきは偉大なる暗闇の中に正体なく埋っているに違いない。」
348 :
吾輩は名無しである:2012/01/18(水) 00:13:23.44
三四郎が美禰子みたいな美人に惚れるのもわからんでもない
349 :
吾輩は名無しである:2012/01/18(水) 00:51:17.02
広田先生や与次郎が良い。
一高から東大への移籍が上手く行かなかったあたりの可哀相さが心にしみた。
歌舞伎の批評とかも好きだった。
350 :
吾輩は名無しである:2012/01/18(水) 17:50:31.55
おまえらはほんとブログやウィキペディアから学んだ知識しかないのな
はやく成長して自分で本を読めるようになれよ
ネットはやっぱ人間をダメにするほうが大きいな
ネットが蔓延してから急激に馬鹿が溢れ出てきた
ネットが蔓延する前の馬鹿はまだ可愛気のある馬鹿でそれなりに面白かったけど
今のネット検索馬鹿はどうも救いようがない馬鹿ばかりだ
現実には、11兆円のうち、2,594億円以上が日本国民全員のはらった税から毎年かっぱらわれてる。
http://www.pref.osaka.jp/zaisei/joukyou/09sikumi1.html(2.大阪府の地方交付税の状況)平成20年度
このほかは、連中の浪費が使い込んでしまったものだ。そもそも財政支出をできない体力しかないのに、
なぜか異常なカネを民間からうばいとってぜんぶ、くだらない用途につかってしまったんだ。借金をしているんだよ、大阪は。
おまえからもおまえからも、みんなからすこしずつ搾り取ってる。どんなにはたらいても、
連中が匿名掲示板や街で児童ポルノまでまきちらして犯罪しながら、3000億ちかくを無駄にしていくのがそんなにうれしいのか? この馬鹿どもは
福島県(他「東京への電力供給用」)の原発の電気は、福島県では1キロワットも使っていない。全部東京や横浜の大都会へ送っている
ヒイ 三_ _三 Y| 2chしかやることのない税金搾取の老害人
>H `・ -H - ・´|-|< 「日本人は津波をうまく利用して
`||丶_ノ丶_ノ || 我欲を1回洗い落とす必要がある。
ヒ| _ノ (_)丶_ ノノ やっぱり天罰だと思う!」「都政も石原、国政も石原」
| 〈ト ェ ェ ェ ェイ〉 |
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1300095920/ 丶  ̄ ̄ // ああ金が余って余ってしょうがない!
丶`ー―― /\
/|\ ̄ ̄ / /| なにい。
/ | /トー< / |東京都は東京アホ電力の株を4286万株も保有していて年間配当25億円を受け取っている
東京か大阪から300km離れていればどこに建ててくれても構わないwww俺さえ生き残ればどうでもいい
355 :
吾輩は名無しである:2012/01/18(水) 19:41:24.92
>>351-353 ・・・・・と ネットもやらず原本も読まない馬鹿がファビョってます。
批判する時は少しは具体例を指摘して欲しいね。じゃなきゃ単なるアホ。
具体例なんか上のほうの書き込みにいくらでもあんだろ
三四郎の美禰子が雷鳥云々とか書いてるはブログに載ってるのを少し変えて書いてるだけ
おまえの得意の検索すればすぐ上のほうに出てくる
バレちゃって恥ずかしいのはわかるけど見苦しい言い訳はさらに見苦しくなるからやめてね
三四郎、それから、門は三部作ということですが、
三四郎が代助ってちょっと違うような気がするんですよね。人物的に。
どっちかっていうと、与次郎が代助ではないですか?
そうなると三四郎は平岡ということになると思うのですが。
平岡の奥さん三千代は、「三四郎」では野々宮よし子だと思うんですよね。
最近三部作を読んでそんな感想を持ちました。
き、きみは・・な、なんて馬鹿なんだ!!
皆さんは漱石の英国留学が彼の作品にどんな影響を与えたと思いますか?
また、彼の作品で彼の西洋に対する考えが推察出来るような作品があれば教えて下さい。
「永日小品」「文芸の哲学的基礎」など
英国留学自体は漱石には何らの格別な影響も与えなかったんじゃないかな
日本という環境でずっと生活していた、それまでの「夏目金之助」がついぞ味わったことのない、遠い国での一人っきりの暮らし、
向こうでの生活上の困窮や苦痛からくる自分自身というものの存在の意味や意義などを根底から考えさせられたという意味ではあの経験はだいぶ大きかったと思う
>>360 具体的に西洋文学を評してるものはほとんどないけど色々な作品でちょこちょこ書いてあるからどの作品とは紹介しづらいな
例えば「草枕」にはこういうのがある
中略)
苦しんだり、怒ったり、騒いだり、泣いたりは人の世につきものだ。余も三十年の間それを仕通
(しとお)して、飽々(あきあき)した。飽(あ)き飽きした上に芝居や小説で同じ刺激を繰り返
しては大変だ。余が欲する詩はそんな世間的の人情を鼓舞(こぶ)するようなものではない。俗念
を放棄して、しばらくでも塵界(じんかい)を離れた心持ちになれる詩である。いくら傑作でも人
情を離れた芝居はない、理非を絶した小説は少かろう。どこまでも世間を出る事が出来ぬのが彼ら
の特色である。ことに西洋の詩になると、人事が根本になるからいわゆる詩歌(しいか)の純粋な
るものもこの境(きょう)を解脱(げだつ)する事を知らぬ。どこまでも同情だとか、愛だとか、
正義だとか、自由だとか、浮世(うきよ)の勧工場(かんこうば)にあるものだけで用を弁(べ
ん)じている。いくら詩的になっても地面の上を馳(か)けてあるいて、銭(ぜに)の勘定を忘れ
るひまがない。シェレーが雲雀(ひばり)を聞いて嘆息したのも無理はない。
続き)
うれしい事に東洋の詩歌(しいか)はそこを解脱(げだつ)したのがある。採菊(きくをとる)東
籬下(とうりのもと)、悠然(ゆうぜんとして)見南山(なんざんをみる)。ただそれぎりの裏
(うち)に暑苦しい世の中をまるで忘れた光景が出てくる。垣の向うに隣りの娘が覗(のぞ)いて
る訳でもなければ、南山(なんざん)に親友が奉職している次第でもない。超然と出世間的
(しゅっせけんてき)に利害損得の汗を流し去った心持ちになれる。独(ひとり)坐幽篁裏(ゆう
こうのうちにざし)、弾琴(きんをだんじて)復長嘯(またちょうしょうす)、深林(しんりん)
人不知(ひとしらず)、明月来(めいげつきたりて)相照(あいてらす)。ただ二十字のうちに優
(ゆう)に別乾坤(べつけんこん)を建立(こんりゅう)している。この乾坤の功徳(くどく)は
「不如帰(ほととぎす)」や「金色夜叉(こんじきやしゃ)」の功徳ではない。汽船、汽車、権
利、義務、道徳、礼義で疲れ果てた後(のち)に、すべてを忘却してぐっすり寝込むような功徳で
ある。
続き)
二十世紀に睡眠が必要ならば、二十世紀にこの出世間的の詩味は大切である。惜しい事に今の詩を
作る人も、詩を読む人もみんな、西洋人にかぶれているから、わざわざ呑気(のんき)な扁舟(へ
んしゅう)を泛(うか)べてこの桃源(とうげん)に溯(さかのぼ)るものはないようだ。余は固
(もと)より詩人を職業にしておらんから、王維(おうい)や淵明(えんめい)の境界(きょうが
い)を今の世に布教(ふきょう)して広げようと云う心掛も何もない。ただ自分にはこう云う感興
が演芸会よりも舞踏会よりも薬になるように思われる。ファウストよりも、ハムレットよりもあり
がたく考えられる。こうやって、ただ一人(ひとり)絵の具箱と三脚几(さんきゃくき)を担(か
つ)いで春の山路(やまじ)をのそのそあるくのも全くこれがためである。淵明、王維の詩境を直
接に自然から吸収して、すこしの間(ま)でも非人情(ひにんじょう)の天地に逍遥(しょうよ
う)したいからの願(ねがい)。一つの酔興(すいきょう)だ。
それらの要点を纏めてさらにそれらに足りなかった所を簡便に補ったのが「文芸の哲学的基礎」
368 :
吾輩は名無しである:2012/01/23(月) 12:37:25.72
三四郎は良い。
姿三四郎なんていう名前かぶりものがあるのは残念で憎い。
369 :
吾輩は名無しである:2012/01/23(月) 17:14:24.52
夏目漱石の留学の影響
漱石は日本の英語教育のために国費で派遣したが、
彼は英文学を勉強して帰ってきた。当時日本には近代小説を
勉強した人間がいなかった。人間の悩みなどの主題の文学は
なかった。only oneの利点があった。その立場を利用して
給料の安い国立大学を離れ、民間新聞社に引き抜かれ
不倫小説を書いてもうけ、新聞社も売り上げを伸ばした。
つまらん
ある意味で平野啓一郎と同じようなことをしたわけね
つまらん
371
それはちがうとおもうね。鴎外は不倫しに行ったんだけどさ。
漱石は不倫小説書いたとも言えないし不倫もしなかったから。
え?鴎外って国費で留学して買春したんじゃないの
漱石の書いた中で不倫問題というか複雑な恋愛に近いのは、
『それから』『こころ』『明暗』か。それ以外は恋愛はあんまり入ってない。
これらにしても不倫というよりは恋愛というか純愛に際したライバル争いだから。
鴎外の『ヰタセクスアリス』『舞姫』『青年』に比べれば大分ちがうな。
漱石は責めにくいよ、性的な倫理面では。複雑な純愛書きすぎたとはいえるだろうけど。
『それから』が最もその点でよくないかもね。
昔の恋人へお見合い制度を優先させてしまった末に、
不幸な結婚生活をしている彼女へ思い悩んで告白する青年の話。
だから江戸時代の風習と、明治時代の新しい風習のぶつかり合いの話。
だけど不倫という類型で処理してしまうのは、多少くるしいところがあるな。純愛の悩みに近いだろうし。
実際、代助は平岡にも「俺はまちがっていた」と言ったんじゃなかったか。
だからある意味では、結婚後も続いた恋愛のライバル争いそのものだよね。恋愛と結婚、制度と本能の間で悩む『高慢と偏見』に近い話だ。
378 :
377:2012/01/23(月) 20:39:29.11
そうは言っても所詮不倫だろ、と批判されると『それから』については擁護しにくいな。
ただ誠実に人物らがふるまっていても生じた不運みたいな事で、
主人公も恋人も幸福になるかは分からないからその点だけ救いだな。
お見合いか恋愛かという命題を小説化したという意義はあるが、どっちつかずだから責められるんだろうよ。
379 :
377:2012/01/23(月) 20:47:04.19
だから『それから』については
>>369は一部ただしいかもな。
それから書いてるとき喀血入退院くりかえしてたけども。
その一点だけ歴史から抜き出してみると、
朝日新聞社中(暗喩または真実)がこうして
>>369後生になっても共犯を追撃してくる
陰湿な悪徳もちだったとしても、そこへ乗った漱石も漱石だったな。
ただ、もう一ついえるのは漱石自身は給与が目的ではなく、創作が目的だったんだろうがね。
副産物的にもらえた連載の給与とやらが、大学教員というか帝大教授のそれとどっちが高いかは誰か知ってるとおもうけど。
で、不倫だったら何なの
381 :
377:2012/01/23(月) 20:50:55.24
多分、当時発足して間もない民間新聞社とやらの給料の方が安かったとおもうね。
書斎の天井に破れがあったのは有名な話だ。
>>369の最後の文節に悪意が感じられるのはそれをしらないからじゃないか。
最初は讀賣から依頼があったけど断ったんだよな
朝日も断るつもりだったんだけど三山の直談判に説得せられて漱石が折れたんだったっけ
しかし不倫だとか何だとかよくそんなどうでもいい所ばかりに意識が反応するな
まあどういう読み方をするかなんてのは各々好き勝手にしたらいいんだけどさ
漱石の英国留学が話題になってるけど当初、彼には高い志があって
本場の英文学者と伍すだけじゃなくて凌駕してやろう、凌駕するような仕事をして故郷に錦をかざろう、というのがあった。
洋書を買い漁りに行った面もあった。
食費をけずって洋書を買ってた。
ところが、英語のニュアンスまで理解するとなると、ネイティヴにはかなわないってんで、挫折した。
帰国後はハーンの後釜として東京帝大の教授になることが決まっていた。困った。
そこで彼は部屋に閉じこもって留学の”成果”をでっちあげる。
それが名高い「文学論」なんだな。
386 :
吾輩は名無しである:2012/01/23(月) 23:25:22.83
しかし漱石みたいな陰気なキチガイを取り巻くってのはどういうつもりなんだ
陽気な天才をとりまきなさいよ。芸人板のピースをw
もういいからスレ開くなよ低能
うん、それで?
391 :
吾輩は名無しである:2012/01/24(火) 05:15:15.47
あはん?
392 :
吾輩は名無しである:2012/01/24(火) 05:29:43.44
それは誰かを取り巻かずには生きていけない人間というのが存在するのです
394 :
吾輩は名無しである:2012/01/25(水) 04:36:12.08
キチガイみたいに暗くてほんとのキチガイでもあった人です
精確に言って、キチガイではなかったと思うけどね。
神経質なだけでしょう。
キチガイと天才は紙一重
その紙が厚いんだわ。何しろ、全人類を挟んでるもので。
だからもうスレ開くなって 低能
399 :
360:2012/01/25(水) 16:24:58.60
不倫小説について
現代の感覚で議論してはいけない。
心理状態を述べる小説がまだ無かった時代の話。技術が
漱石しか仕込んでいなかっただけだけど。
後期は脱大学以後。兄嫁と旅行して同じ蚊帳の中で寝るはなし。
駆け落ちしてカップルのその後の生活。
当時の新聞小説の読者が渡辺淳一のすけべ小説を読むのと
同じ感覚でツバを飲み込みながら漱石を読んだ。
日経と朝日の増加の原因なのだ。
400 :
U ◆UZLwofAcnQ :2012/01/25(水) 16:27:59.61
>>398なんだテメエは、表でろ。
漱石門下で何してるんだ貴様
401 :
U ◆UZLwofAcnQ :2012/01/25(水) 16:28:43.79
ふざけるな。文学の話題の板でなにしてるんだ貴様。
>>398 板違うのは貴様だろうが。
402 :
U ◆UZLwofAcnQ :2012/01/25(水) 16:29:13.74
貴様が二度と開くなよ。今後開いたら追いかけて制裁する。
403 :
U ◆UZLwofAcnQ :2012/01/25(水) 16:29:55.45
865 :村上春樹(58歳、関西土人) :2007/03/13(火) 22:36:55
俺はりさたんの柔らかそうな下腹部の中に、ドロドロでグチャグチャに
消化された食べ物が多量に入っていると思うとハァハァして止まりません
866 :鈴木雄介(24歳、関東土人) :2007/03/13(火) 22:37:19
めざわりなり
一般書籍板へおいだすなるぞ
きさまら、場をわきまえろ
かりにもにっぽんぶんがくの板である
お前が死んでもお前の親族を監視させてもらう。これは酷すぎるぞ。文士に向けて何様だてめえは
キチガイが住み着いちゃったなぁ
新スレ立てるかな
>>407永遠に追いかけるからな。板のルールを破った罰だ。
理由なく固定ハンドル叩きは禁止、かつ、荒らしへはスルーだ。
(Y・∀・)Y ウゥ〜
(Y・∀・)Y ウゥ〜
(Y・∀・)Y ウゥ〜
(Y・∀・)Y ウゥ〜
(Y・∀・)Y ウゥ〜
上のほうで散々叩かれたやつが地縛霊と化しちゃったんだな
また関西人が下品な不倫の話題で荒らしてる。
どうせハルキファンか覚醒剤ゴキブリ本人だろうが。
しねばいいものをな、公共の福利を害しまくる、
板のルールを破って板ばかりか人間界を害する村上春樹容疑者は。
また嫌味か。すぐ分かる
低能を踏み潰すとこうやって荒らしになっちゃうからなぁ困ったもんだ
老害を相手にするなよ。どうせ閑で性悪なんだから相手するだけ世間の害毒。老人ホームへ引きずりこめ。
アミーバは低能故にできることが限られてるからな
ともかく荒らすことでしか鬱憤を発散できない下等生物
また都政の悪用で冤罪してる。
最悪すぎる種は何歳になっても最悪らしいな、石原は害しか為さなかった。
冤罪業積み重ねてる石原慎太郎都知事は最後は冤罪されて死ぬだろうよ。
そういうものだ。相手するな。
また石原が荒らししてるの??
2chの言論の自由を監視できる地位を悪用してるのかね。検閲土人は。
石原云々なんか知らないしどうでもいいよ
スレチなんで控えてくれるかな
>>421自称乙。誰もそんなの気にしてないから。
100番目のスレッドなんで、出て行ってくれるかな。
他人の書き込みを阻害した自由の阻害者は。
はい、つまらん
398 :吾輩は名無しである:2012/01/25(水) 15:10:45.27
だからもうスレ開くなって 低能
これ書いたのは
>>421お前だろうが老害。自由の阻害者はどれほど虐げても足りない。独裁を始めるはずだからな。
425 :
¥:2012/01/25(水) 17:02:15.47
また覚醒剤ゴキブリこと村上春樹がひま持て余してスレッド荒らしてる?
他のスレッドでもそうだよ。相手するな。相手するだけ損害受けるぞ。
ほい、つまらん
427 :
吾輩は名無しである:2012/01/25(水) 17:02:48.62
村上春樹容疑者を野放しにする老害都知事(藁)
ということで、以降スルー
429 :
吾輩は名無しである:2012/01/25(水) 17:03:50.06
また村上春樹容疑者がここでも。最悪杉
430 :
吾輩は名無しである:2012/01/25(水) 17:04:33.44
また春樹と綿矢か。もういい加減にしてくれよ。
村上春樹覚醒剤ゴキブリに触れたスレッドはどこもウンコ塗みれ。
434 :
吾輩は名無しである:2012/01/25(水) 17:06:37.71
778 :綿矢りさ:2012/01/04(水) 22:38:08.64
綿矢りさの下痢便でも飲むか。
696 :(本名・山田梨沙、27歳京都生まれ関西人種):2012/01/04(水) 20:57:44.93
そうやってまたオナネタにするw
692 :綿矢りさ(本名・山田梨沙、27歳京都生まれ関西人種):2012/01/04(水) 20:55:08.35
>>689君がイカ臭いからねw
426 :綿矢りさ(本名・山田梨沙、27歳京都生まれ京都在住関西人種):2012/01/07(土) 00:31:15.67
>>422 そこは綿矢りさの下痢便飲みながらだろ。やり直し
435 :
吾輩は名無しである:2012/01/25(水) 17:13:03.65
865 :村上春樹(京都人種) :2007/03/13(火) 22:36:55
俺はりさたんの柔らかそうな下腹部の中に、ドロドロでグチャグチャに
消化された食べ物が多量に入っていると思うとハァハァして止まりません
619 :綿矢りさ(京都人種):2011/12/21(水) 19:23:21.01
君のスカトロ嗜好にうちらをまきこむなよ!
620 :村上春樹(京都人種) :2011/12/21(水) 19:23:44.11
ママの下痢便飲んで来いよw
43 名前:綿矢りさ(京都人種) :2011/12/21(水) 17:56:54.45
おちんちん
44 名前:村上春樹(京都人種) :2011/12/21(水) 18:45:03.78
出たな!おちんちんマン!
45 名前:綿矢りさ(京都人種):2011/12/21(水) 19:57:30.40
出ただ!おちんちんマン!
465 名前:綿矢りさ(27才。猥褻物頒布により生涯賃金10億円超) :2012/01/07(土) 01:14:40.33
童貞ってなぜオナニーしかできないの?
466 名前:¥ :2012/01/07(土) 01:16:45.34
>>465てめえにきけよ売春婦が!
462 名前:吾輩は名無しである :2012/01/25(水) 14:41:51.10
りさの家でパソコン触って グーグル検索の履歴に
「フェラチオ 方法」「男 性感帯」とか出てきたときは 胸がキュンとなったわ
463 名前:吾輩は名無しである :2012/01/25(水) 14:42:58.70
ゲスクズ売春婦
437 :
アザラシ:2012/01/25(水) 18:25:41.41
また関西的コピペ
416 名前:アザラシ :2012/01/25(水) 18:32:14.90
コピペはるひとは関西人
417 名前:吾輩は名無しである :2012/01/25(水) 18:33:30.59
>>416目的が批評ならいいんだよ。引用しなければ批評できない事も多いからな。
418 名前:吾輩は名無しである :2012/01/25(水) 18:34:26.75
引用の方が効率的だ。ネットの特徴だろう。
こぴぺあざらし
そろそろ漱石の話題に戻ろうか
441 :
360:2012/01/28(土) 11:22:18.18
漱石は妻が浮気しているという妄想があった。
実際にしていたと、私が言ってるわけじゃなくて
精神的にだ。自分の暗い性格にコンプレックスがあった。
彼はそれを、自分で膨らまして自分を追い込んでそれを
エネルギーにして小説を書いた。書けば書くほど自分を
痛めて、胃病で死んだ。
はいはいおまえの書き込みはいつもつまらん
ばかにしようという意図が透けているよね。暗に
漱石の作は、創作家の意に反して無意識に働く天命の作、或いは策略を
意識的に、出来得る限りに於いて人としての使命としたものになっている
それだから、天命を下した天の主から見れば漱石は一見反逆児の如くに映るであろう
しかし漱石の作から読み取れる使命というのは、天命の及ばぬ細かな人間の生活上の苦難を
その経験とその感性から、より人間的に、より具体的に表して煽動しようとしている故の反逆なのである
つまり天命の及ばぬ所を、漱石というフィルターを通して、より身近に
より真に近づけるようにとの心掛けから生まれた病むを得ない手段なのである
たとえば、ここに一人の病んだ青年がいるとする
天命に任せてそのまま天命を行っていたのでは、この青年はますます天の意に反して
いつかどこからか道を踏み外し、底なき暗闇へ真っ逆さまに落ちていくであろう
漱石はその経験から、あえて融通を利かして、その天命をいじくって吾が使命とし、
一時的に天に反する形、理想を創作し、まずは天に反する青年の足元へ、仮の道を創ってやり
そこから徐々に曲げていき、いつか天の意に沿うようにと取り計らった犠牲の上に成り立っているものなのである
植物や農作物を育てるのにも、ただ単に太陽という天命に任せぎりでは、この地球の環境上、満足に育たないこともたくさんあるであろう
そこを人間の道に於いて補おうとしたのが漱石という人なのである
しかし漱石も人間である故、完全なる道などをその青年の足元に敷いてやることなどはできない
あくまで「仮の」道なのである
そこを嗅ぎ分けた青年はいつかその仮の道にも反してそこから飛び降りてしまう
それは後世の芥川や太宰やらという作家の生涯の内にもよく見て取れる
そこを嗅ぎ分けられたら、その漱石の意の如何に問わずその青年は無条件に、無意味にそこから抜け出そうとする
もうそこまできては人間の力ではどうすることもできないのだ
その反面、その仮の道に助けられる者も数多く存在している
真を見極める便宜な中庸の立場を解し得た人は、この仮の道に助けられるであろう
真を見極める(に)
まあ芥川は抜け出したすぐ後で「ああ、しまった」と後悔して
その抜け出した仮の道を頭上高くに見上げて、その仮の道の行く先を闇の内で追いかけた人だ
芥川の後期の作品などを読んでいると、その彼の心に灯るその道の懐かしさが痛いほどに伝わってくる
つまり三分人事七分天を、漱石は七分人事三分天としたわけだ
偶然か必然か、漱石という名からもそこは見て取れる
452 :
吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 21:42:48.61
漱石はすばらしい!!
453 :
成り済まし犯罪者の悪業自業自得:2012/01/29(日) 21:39:49.08
865 :村上春樹(58歳、関西土人) :2007/03/13(火) 22:36:55
俺はりさたんの柔らかそうな下腹部の中に、ドロドロでグチャグチャに
消化された食べ物が多量に入っていると思うとハァハァして止まりません
866 :鈴木雄介(24歳、関東土人) :2007/03/13(火) 22:37:19
めざわりなり
一般書籍板へおいだすなるぞ
きさまら、場をわきまえろ
かりにもにっぽんぶんがくの板である
336 :鈴木雄介(本物。村上春樹でない) ◆HcVrSRaYco :2011/12/05(月) 14:59:04.91
>>335それは他人の実名に成り済ました村上春樹容疑者の名誉毀損用固定ハンドルですよ。本当です。僕ではないし、それも僕の特徴ではない。
そうですよね? 村上春樹犯罪人本人さん
337 :v(・x・)vピース(村上春樹) ◆JSPf4VvHXo :2011/12/05(月) 15:06:00.93
俺だ。
764 名前:v(・x・)v(村上春樹) ◆JSPf4VvHXo :2012/01/29(日) 20:37:35.52
鈴木雄介は下痢便に勃起する変態野郎
23 名前:v(・x・)v村上春樹容疑者 ◆JSPf4VvHXo :2011/12/25(日) 18:41:48.45
覚醒剤。いい〜クスリです。
漱石が生きてれば芥川も死ななかったんじゃないかなとふと思う
なぜ?
意識的にか無意識にか知らんが君は肝心な所を書き落としている
意識的にだとすると悪い癖だよ
無意識にだとすると君はもう少し言葉を選ぶことを意識的に行ったほうがよい
ボク妖怪
458 :
吾輩は名無しである:2012/02/02(木) 20:41:33.89
「彼岸過迄」は面白過ぎるし巧過ぎるし完璧過ぎるしそして複雑過ぎる
故にどこをどう切って見ても面白く読まれる
大患後にしばらく休んで作を練りに練り込んだだけは十分ある
鈴木三重吉が編纂する時に「つまらん」って須永の話の前までカットして載せたらしいよ
ちなみに形式の元ネタは新アラビアンナイトじゃないかって言われてるらしいね
460 :
吾輩は名無しである:2012/02/02(木) 21:14:59.46
洋食店でただ食事をしてる松本と千代子を敬太郎が探偵してる場面などでも、視点によって様々にそれぞれの持ち合わせた真相が顔を覗かせる
その松本と千代子の間にある一種の因果も複雑を極めている
あの場面は、松本の一番下の娘だった宵子が死んだ時に、ご飯を食べさせたりお守をしていた千代子を
宵子の親の松本が一瞬でも千代子を疑ったろうと推測(邪推)した田口がその償いとして
松本から千代子に指輪を贈れと促した流れの場面とも読み取れるし、指輪は口実としてだけの意味合いで、他に松本の力を借りたい何かがあったとも読み取れる
しかし松本はそれを田口のあの件の田口の邪推と解釈して、あえて洋食店で用を済ました
千代子はまた指輪などは本当はどうでもよくて、そんなものより、松本に「あれ」を頂戴とおねだりする
この「あれ」というのは、あの会話の中ではただの珊瑚樹ということになっているが、
これは二人の間の暗合のようなもので、「あれ」というのは実は須永を指しているものと推測できる
千代子は、須永が松本を慕っているという所につけ込んで、松本の言うことなら須永は何でも聞くと信じ込んでいたから、松本から須永を促すことを望んでいたと推測できる
461 :
吾輩は名無しである:2012/02/02(木) 21:27:00.42
昔、銀座ナウに鈴木三重吉は出ていたw
462 :
吾輩は名無しである:2012/02/02(木) 21:28:21.87
内容は漱石の経験からほぼ成り立っている
まあそこも複雑になっているから一概にどうとは言えないけど
田口という人物の基本的なモデルは鏡子の父だし、松本は作家になる前の漱石自身をモデルにしたものだし(ただし、部分的にこの作を書き上げた当時の漱石自身も重なっている)
須永の家庭事情も漱石のそれとよく似通っている(漱石は実母と父の子ではなく、父と下女の間に出来た子だった)
千代子もやはり鏡子がモデルとなっている
公には漱石と鏡子はお見合い結婚という形になってるけど、実はそうじゃない
お見合いする以前にもすでに色々な関係があったが、あえてお見合いを装った
まあとにかく複雑を極めているよ
463 :
吾輩は名無しである:2012/02/02(木) 21:34:14.33
田口の策略がすべて裏目に出て、その娘の千代子にすべて跳ね返って覆い被さってしまってる所なども興味深い
464 :
吾輩は名無しである:2012/02/02(木) 21:36:32.88
また漱石の理想とする細君像なども下女の作と千代子の対比から読み取れる
465 :
吾輩は名無しである:2012/02/02(木) 22:01:03.36
しかしその複雑な状況が見事に統一されている
何かが過失すれば、何かが必ず補う
まるで光琳と抱一の屏風絵のように
466 :
吾輩は名無しである:2012/02/02(木) 23:14:52.12
市蔵の父が死の床で、市蔵に言った「おれが死んだら、母だけに頼らなければならなくなるんだぞ」という意味は
つまり、血の繋がらない他人(母)が、これから先おまえの唯一の親になるんだぞ、という警告だった
しかしその他人(母)は、父と下女との間に出来た他人の子を愛し、育て上げた
その市蔵を育てた母が、その妹と田口の間に出来た子、つまり千代子の生まれた時に「この子を将来、市蔵の嫁に下さい」と言ったのは
将来までずっとこの市蔵を愛し続けるという確信を自分の内でも持てなかった故に
血の繋がった妹の子を市蔵とくっつけることで、僅かでも市蔵と繋がろうとしたということになる
しかし市蔵は、父の血を受け継いでいる、ある種の因果に支配されているから、母と血の繋がった妹の子にどうしても一定の距離以上には近付くことが出来ない
どうしても、自分の内に根ざしている自然の力に跳ね返される
しかし、その市蔵の苦悶が、他人である母や千代子やその親にはどうしても解らない
467 :
吾輩は名無しである:2012/02/02(木) 23:23:07.51
解らないから、あらゆる策略を仕掛けて、市蔵をさらに苦悶させる
しかし、仕掛けるほうにも仕掛けるだけの上記の理由がある
つまり、複雑を極め過ぎているんだな
468 :
吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 00:14:16.16
そうして父の血が流れている市蔵の目には、それらのあらゆる策略が、その血への復讐のように映る
いや、映るというより、実際に復讐となって襲ってくる
仕掛人たちの憐れみが、優しさが、まったく逆さまになって市蔵を苦しめ、彼をますます遠ざけていく
469 :
吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 00:15:40.80
漱石が芥川龍之介に出した猫の絵の絵はがき見たい?
なんですかそれ
471 :
吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 00:24:35.57
そして取りもなおさず、その市蔵というのは、その皮を剥がせば、我々日本人なのだ
472 :
吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 00:28:29.65
この漱石の告白を真に理解すれば、その頭上に真っ黒な雲が覆い被さり、不幸の内に堕ちるかもしれない
しかし、不幸の内の幸福というものを、明らかな真実を、その手に掴むことができるかもしれない
473 :
吾輩は名無しである:2012/02/05(日) 01:39:39.24
漱石が芥川龍之介に出した猫の絵の絵はがきがオクで15万円だった
「現代日本の開化」怖面白かった
生で聴けた人らが羨ましい
でも90数年後の今読んでみてもそこにハッキリ漱石の眼、視線を間近かに感じる
あ、百数年後か
476 :
吾輩は名無しである:2012/02/05(日) 15:15:34.08
夏目漱石の本を買おうと思うんだけど、
出版社によって内容が少し異なると聞いたんだか、
どこの出版社がいいか教えてくれ
477 :
吾輩は名無しである:2012/02/05(日) 15:16:07.75
夏目漱石の本を買おうと思うんだけど、
出版社によって内容が少し異なると聞いたんだか、
どこの出版社がいいか教えてくれ
翻訳じゃあるまいし変わるのか?
普通に新潮か岩波でいいと思うけど
読むだけなら青空文庫に無料でほとんど揃ってる
岩波はコネ採用の悪徳業者だからやめておけ
どうしてこうなった岩波
>>479 どこもそうだろ。
おおっぴらにしてくれた方が受ける手間が省けていいかもよ。
就職ってのはコネだよ。コネこそ就活の王道。
なんのために大学に4年も通うと思ってるんだよ。紹介してもらうためじゃん。
新聞や電波マスコミのセミナーに出るのだってコネだよ。
あれ、募集要項見てから申し込む奴なんていないもんな。
>>481 よくその論法見るけど、矢張り悪徳は悪徳だと思うぞ。
485 :
吾輩は名無しである:2012/02/13(月) 15:04:24.36
こいつ兄嫁に惚れてたんだろ。
フランス書院みてえーな野郎だわな。結局兄嫁とはセックス出来たんかい?
ゲスは黙れ
>>483 でかくて偉そうな企業ほどそういうきっかけ作りの場が多いからな。
世の中持つべきものは人脈だな。
488 :
吾輩は名無しである:2012/02/26(日) 19:07:56.58
>>338-339 三四郎のモデル
広田先生・・一高教授の岩元禎だが、漱石自身でもある
三四郎・・・小宮豊隆(漱石の弟子)だが、若き虎彦も混じっている
野々宮・・・寺田虎彦
美禰子・・・平塚雷鳥
与次郎・・・鈴木三重吉(漱石の弟子)
ネットや文献には無いけど追加
よし子・・・未婚時代の鏡子(率直、+印象で書かれている)
夢の女・・・虎彦の幼な妻(十二、三才。多分漱石と熊本で会った)
原口画伯・・黒田清輝(湖畔と森の女に相似性がある)
平塚雷鳥を巡っては、当時の文壇は二分していた。
雷鳥を支援・・・与謝野晶子・森鴎外・岡本かの子
雷鳥に冷淡・・・夏目漱石・寺田虎彦・(津田梅子)
多分 漱石の理想の女性像は大山捨松(大山巌の妻)
結局、鏡子夫人の言動や行動は意識的な策略だったのだろうか
漱石でさえ判然とは見抜けなかったくらいだから、無意識によるものだったのだろうか
まあ元々は意識的、無意識的の境界線などというのはまるっきり無いようなものなのだが
人間が人間を解剖して理解しようとすると、人間のその意識を人間特有のものと定めなければ、どうしたって先へ進めないし、文明のために都合がよくない
だから人間はこの意識を人間自体に附属する、独立した意識であると勝手に決めつけた
この意識を惑わす、あらゆる理解不能なものの一切は、まったくそこから発せられているのだ
「明暗」の始めのほうで津田が病院から自宅に帰ってきた時に、玄関先にいたお延が熱心に小鳥か何かを見ていたようだけど、あれは一体何と交信していたのかしら
あと、手品師が種も仕掛けもない袋から卵をいくつか出して、次は鶏を出すとか言ってたけど、津田が見捨て去った後に本当に鶏は出てきたのかしら
そういうどうでもよさそうな所ばかり気になる
婦人の父親のその後ってどうなったの?
道草読んで非常に気になるんだけど、漱石の稼ぎでなんとか食ってけたのかな
493 :
吾輩は名無しである:2012/03/12(月) 14:50:59.51
あげあげ
494 :
吾輩は名無しである:2012/03/12(月) 15:10:24.80
夢十夜を5話まで朗読で聴いたんですけど、怖いですね。特に3話とか
495 :
吾輩は名無しである:2012/03/12(月) 16:35:49.89
6話目以降も聴きました。10話目がお気に入りです。
496 :
吾輩は名無しである:2012/03/14(水) 21:15:25.21
悪妻説なんてもう古いよ。つまり漱石を聖人化するためのダシだ
悪妻ではなくただの愚妻だよ
その前に一体どこから悪妻説なんていうのが上がってきたんだよ
今でいうと電波系だろうな
どんな根拠があって言ってるんだそんなこと
歴史上の偉人みたいに伝聞が沢山残ってるわけでもあるまいし、いい加減なこと言うなよ
作品読んでりゃバカにでもわかりそうなもんだがな
夫の言い分だけ聞いて判断する方が馬鹿だろ
まさか道草とか事実とでも思ってんのかよ
言い分程度にしか読み取れていない時点でお話にならん
>まさか道草とか事実とでも思ってんのかよ
道草ももちろんすべてが事実というわけではないだろうが、夫婦間や親戚間で実際に起こった出来事(出産の事とか兄や姉などとの関係など)や島田(塩原)とのやりとりなんかもほぼ一致する
>>502 で、君が事実ではないと断定した根拠は?
そもそも事実かどうかなんてどうでもいいとこだ
日記じゃあるまいし事実をただ単に並べ立てたって作品にゃならんからな
だからさ
実際の事実はあるだろうが、漱石にとって都合の悪い事実は書いてないかもしれないじゃないか
あの三人称は小説では神の視点でいいが、現実に当てはめるなら漱石の一歩的な視点なんだよ
そんなことも分からんのか
>>504 いろんな伝聞見てると、たしかに嫁さんもヒステリックな部分はあるが漱石も大概だぞ
まずこの人が病的な短気だってのはいろんな人が言ってるじゃん、意地の悪さも作中所々で出てくるし
悪妻ってヒステリー起こせば悪妻なのか? 貧乏時代の漱石を支えたとも聞いてるが
愚妻ってのは何だ? 漱石と話しあわなきゃ愚妻か
話が合わない夫婦なんてゴロゴロいるだろ
その前に一方的でない視点で本を書ける人間なんているのか?
都合の悪い事実云々というのも君の一方的な愚見でしかないし
漱石が自分の子供らをステッキでボコボコにしたり、筆子を目の前に呼んでいきなり突き飛ばしたりとかいうつまらない出来事を
いちいち作品中に書いてみせたりしたって何もならないだろう
もしあるとしてもそれは漱石の体裁云々の都合によっているのではなく、作品に似つかわしくなかったり
不釣り合いだったり、まるで必要がなかったりといった理由だろう
漱石は君が思い込んでるようなそんな卑怯な人間ではない
で、意地の悪さってのは?
それと、一方的な視点云々なんてのは分かる分からない以前の問題だから「そんなことも分からんのか」などという無意味な空威張りは君のバカさ加減を増長させてるだけだよ
510 :
吾輩は名無しである:2012/03/15(木) 06:15:29.06
悪妻といえども夫が死ぬかもしれないとなれば話は別なんじゃ
511 :
吾輩は名無しである:2012/03/16(金) 11:56:10.34
割り込んじゃってすいません
映画夢十夜(2007公開)の十話目だけYouTubeで観ました。
原作とは全っったくの別物です!訳の分からないコメディですww同じなのは庄太郎のパナマ帽とステッキくらいです。庄太郎役の松山ケンイチさんがかっこいい!
512 :
吾輩は名無しである:2012/03/16(金) 12:01:04.25
夢十夜 松山ケンイチ で検索すると出てきます!
513 :
吾輩は名無しである:2012/03/16(金) 12:06:26.56
何度もすいません。6番目で見れます!
ごめん、全っっっく興味ない
515 :
吾輩は名無しである:2012/03/16(金) 15:24:32.17
観ることはないからびっくりできなくて残念だ
お前ら全員豚に舐められろ
映画化するにしても原作の題名までそのままパクるやつってのはさすがにどうかと思わざるを得ないな
一行たりとも読めていないような無能無才が世界の大文豪の作品を扱うなどという悪徳行為はあってはならない
ほんと漱石に対しても迷惑極まりないやつだ
519 :
吾輩は名無しである:2012/03/16(金) 16:08:14.19
豚のおばけとか蚊取り線香の豚が出てきます。庄太郎は店番しながら往来の女性に優劣つけてます
あ、そう
邪魔だからよそでやってくれ
521 :
吾輩は名無しである:2012/03/16(金) 16:15:39.56
おじゃましましたではさようならm(..)m
522 :
吾輩は名無しである:2012/03/16(金) 16:23:01.05
ここで道草での健三と島田の決別シーンを思い出した俺は漱石中毒
いや、吉田か筆箱ナイフくらいなもんだろう
しかしあんなとこで坊っちゃんの親指切断未遂事件の凶器となったナイフの出どころが判明するとは夢にも思わなかったな
526 :
吾輩は名無しである:2012/03/16(金) 17:42:00.59
漱石の奥さんが悪妻なのではなく、単に気が回らない性格なだけ。
それを敢えて悪妻という連中は、漱石と結婚できた妻に嫉妬しているだけだろう。
あと明治期の父親とみれば躾が厳しいのは当たり前。
兄の真似事をした息子をステッキで折檻したのは、
後進国に生まれた漱石の生涯が当時の文明国イギリス人との対決だったのをよく表している。
『私の個人主義』を躾にしただけ。
大方、ウィキペディア原理主義者の新聞記者が、
その風評ペディアをそのまま引き写したとかで語句を間違った可能性がある。
村上春樹など、現世の風評好きも注意が必要だ。
誰でも書ける上、誰でも覗けるので編集していろいろと「偏見」をつけたがっている筈だ。
この板でも村上春樹はそれを長年やっているのだから。
要は悪妻だったと言われる、とか[要出典]段階の根も葉もない悪意ある断定を誰かが書いたものをそのまま引き写したかなんかしたので誤解を招く。
ソクラテスじゃないんだから悪妻論は聞いた試しがない。
いや、連中のは嫉妬などという艶を帯びたものではなくて、ただ単に無知なだけ
それにもう死んでしまっている歴史上の人物に嫉妬するということは実際にはまずないだろう
按排良くなるさんが来ましたよ〜
そういう根も葉もないでたらめを、NHKなどのくだらない番組で取り上げたりして吹聴するからこういう馬鹿げた見当違いな噂が立つんだな
こないだも猫繋がりかなんかで漱石の番組をやってたけど、そこでもやはり鏡子夫人は悪妻というだった
悪妻という設定だった
芥川に机買ってあげたのは鏡子さん
その紫檀の机は漱石が夫人に言付けてプレゼントさせたものだろうな
机を頂いたからというわけでもないんだろうけど、芥川は雑記かなんかで鏡子夫人のことを好きだと書いてる
漱石のなにより嫌いだった言葉
「あなた、ちょっと(襖越し)」
鏡子夫人「神経衰弱のせいでせう」
これがすべてを表している
「門」の冒頭のやりとりも一見、暢気なやりとりに映るが
実は結構意味深なもの
537 :
吾輩は名無しである:2012/03/20(火) 08:08:30.63
漱石はキチガイなんだから
少しでも常人離れしていると精神病かと思う特攻隊させた邪悪な倭・長州族
ところでお嬢さんは先生に恋愛感情を抱いていたの? 小説今手元になくてよみなおせない
540 :
吾輩は名無しである:2012/03/21(水) 23:22:48.21
541 :
吾輩は名無しである:2012/03/22(木) 17:39:08.39
漱石といえば舞姫。
?
月が綺麗ですね
いくつになっても私の初恋は虞美人草の甲野さん。
ドウ考えても玄鶴山房の甲野さんのほうにブガアル
546 :
吾輩は名無しである:2012/03/29(木) 12:00:30.54
吾輩は猫である、の苦沙弥先生の本名、珍野苦沙弥って
狆(舶来の小型犬)のくしゃみ から来てるんだね
双方向クイズ天下統一で出題されてなるほどと思った
ということは、漱石は猫だけじゃなくて犬も好きだったってこと?
ヘクトーっていう犬の随筆まで書いてるくらいだから好きだったんだろう
548 :
吾輩は名無しである:2012/03/29(木) 12:13:22.73
549 :
吾輩は名無しである:2012/03/29(木) 12:21:48.75
吾輩は猫である、って有名だけど
漱石の他の作品に比べると過小評価されてるよね
自分は、すでに明治時代において文明の弊害を見抜いていた
先見の明のある素晴らしい作品だと思ってるけど
過小評価どころか漱石最高傑作で日本最高傑作って言われてるじゃん
そういう人は逆にこころがつまらんと言う
猫派とこころ派の対立ってここではあんまり見ないな
551 :
吾輩は名無しである:2012/03/29(木) 12:31:15.06
明治時代になって文明開化が起きて
世の中が便利になったのはいいけど、幕末の時代に比して
男子が女々しく脈が弱くなったと書いてあるのは
現代にも似て面白いなと思ったし、漱石が後の世の人へ
警鐘を鳴らしているんじゃないかとも思った
>>549 漱石は、近代文明の負の側面を書いている事が殆ど。
近代以前に同情的な世界を、失われゆく情緒みたいに書いている。
猫は、特に留学先のイギリス世界との対比をそういう観点にしている。
明治色が皮肉や機知で沢山出てくるが、本質的に文明批評、近代知識人の偽善性の暴露だと思われる。
擬人的に視点になっている猫の一生が、そういう近代化に際した東京の知識人社会の内側からの観察者になっている。
漱石がモデルになっているクシャミは典型的に漱石の自画像をモデル化して、自身の矛盾を秘めた日本の急ぎ足の近代を戯画化する意図の下にある。
視点が人や語り部、或いはカメラアイではない、という所が独創的。
553 :
吾輩は名無しである:2012/03/29(木) 12:44:43.39
最後の、ぬこの太平は死ななければ得られぬ
ってセリフに大いに賛同している
漱石ってきっとロンドン留学のときに、
文明の影の部分を直に見てしまって神経が参ってしまったと思うんだ
そこから物を穿って見る癖が出来ていったんだと
554 :
吾輩は名無しである:2012/03/29(木) 12:57:04.00
>>552 ああやっぱり自分何も知らないんだな…
本当にゆとりでスミマセンって感じ
テレビのバラエティー番組やアニメばかり見てると
頭空っぽになっちゃうね
漱石の吾輩は猫であると坊っちゃんだけが近代文学の中で読破した作品だよ
本読んで感性を磨いたり素養を身につけるのは大事だね
猫の死というのは観察者の死。
明治時代初期のある社会の偽善や滑稽なあり方を観察する者の死。
神経衰弱という状態は今でいえば鬱病に近いと思うが、
漱石は近代化の足早なあり様にいつも憂鬱さをみていた。
漱石の暗さはそうやって語られるが、
猫の場合は他の全作品に比べ、当人が気晴らしに書いたといっている通り、
あるユーモア小説になっているので、その暗さがじかには表されない。
喜劇とみれば『猫』あとは『坊ちゃん』だけが喜劇で、漱石のほかの作品は悲劇に属している。
その暗さだけが、漱石の死後は大正−昭和前期の作家の中で近代化の結果として語られる事になっていく。
おそらく、漱石自身は近代化が外からやってきたという状態にいやけを覚えたのだろう。
彼の疑問は文字体系の違い、文芸論の体系の違いというものへのちに拡大されていく事になるが、
本質では近代化が明治維新という政治現象で外から与えられた事が彼にとっては不満の原因だった。
漱石の初恋の図像が最晩年まで彼を導いていった(『明暗』)事を思えば、
イギリス文学を模倣して彼がとりこんだのは恋愛に於けるプラトニズムだったのだろう。
そしてこれ以外の殆どの現象へ、漱石は寧ろ批判的な立場をいつも取っている。
『三四郎』冒頭の滅びるね、という作中の予言は実際に原爆投下による敗戦という破滅的現象に至る。
漱石が嗅ぎ取っているものそこで掬い上げておこうとした何かは、近代化の足早さのなかにある見逃しなのだろう。
漱石は庄屋の末子として東大、当時の帝大に入った、自称英文学の切り込み隊長だったが、
結果としてはその「学ぶべきもののなさ」について欺瞞を見ただけだった。
この学ぶべきもののなさは、何でもいいから「外人の猿真似をする」、という日本人への総合的な反省になっている。
アンチテーゼと見れば漱石の日本の文の創作への転向はそこから出てきている。
考えてみれば、薩長土肥と関西の公家社会他は、
その幕府政権の否定という野心の為に、一切の江戸時代遺風を毀そうとしていた。
この犠牲になった一人が、江戸から東京へ武蔵国がきりかわる時期にその場に生きていた漱石の生涯だった。
漱石はくりかえし隠遁への欲求を語り、同時に俗了されたといいながら俗世間での地位と肩書きと人間社会の世俗的金銭問題に巻き込まれる。
この両幅が激しいほど、つまり作文する者としての漱石の創作とそこで模倣される内容が悲劇的になっていったと思う。
『明暗』や、完結した作品としては『行人』がその頂点なのだろう。
そこに主人公として明治時代に登場する苦悩する知識人は、賎貨思想を汲む武士道の世界と福沢的商業主義の世界に引き裂かれた孤独な思索者であり続ける。
結局、漱石の死後は、芥川によってこの知識人類型が追求されるが、日清戦争を経て太平洋戦争に向かう世相の中で社会主義・軍国化の流れに逆らいきれずに理想への殉死じみた自殺、つまり切腹という方針を択んでいく。
春休みですねえ
559 :
吾輩は名無しである:2012/03/29(木) 13:54:36.07
漱石は高等遊民と彼が名づけた社会の中の自由人世界に、
なんらかの希望を見出そうとしていたと思われる。特に中期の小説にこの主題がくりかえし現われる。
基本的には知識人を主とした文化サロンを意図したのだろうが、
本質的には武士道的な賎貨思想あるいは非労働主義と、それ以降の近代化世界との接続を試みたのだろう。
イギリスに於ける荘園領主の社交を日本版にしようとした時、
漱石の身近には知識人の社交界しかみあたらなかった。それを美化すべく取り上げたのだろう。
最終的には芥川や久米といった帝大の若者のなかにこの理想に近いものを見て取って気に入っていた。
彼が漱石山房に集めた社交人は、高等遊民といった立場の労働にはかかわりのない文化サロンのメンバーだった。
芥川が自殺してから、同期であったが既に出版社の文芸春秋の設立で企業家になっていた菊池が芥川賞を設けてから、
この社交界への意図は消失し、菊池的な通俗小説を純文学となのらせる一定の商業主義しかのこらなくなっていった。菊池自身に、
いわゆる高等遊民への叛意があったかは定かではないが、実際に生前つきあっていたのも自然主義の連中なので、そういうべきだろうと思う。
日本の今の段階で「小説」「小説家」といえば、通俗小説を文芸春秋にぶらさがる文芸誌にのせて売れない大衆小説じたてにするものしかない、といった
ありさまなのは、こういう訳で現われた状況であり、決して普遍的とはいえない。そして漱石の意図は寧ろ2chなど、非商業社会でのみ細々と生息している。
漱石って同時代の誰よりも金にこだわっていたと思うけどなあ。
東大やめて朝日に入ったのだって高い給料のためだろう?
「道草」読むといかに金に対して怨念があったかわかる。
だからバブル時代に千円札にもなれた。
2chなんて文芸雑誌の話しかないステマのかたまりじゃないか。
561 :
吾輩は名無しである:2012/03/29(木) 14:19:14.65
高等遊民としての文士は、例えば明治時代の文士と見れば、ある類型をもっている。
太宰治でもいいし芥川龍之介でもいい。少なくとも売れなかった事が必要だが。この文士の類型は、
おそらく高等遊民として漱石が描いた立場を模倣したものかもしれなかった。
売れない若い作家志望者、とんでもない苦労人、
ひょろひょろとして実業家に負けるが精神の高貴さだけで霞を食っている、
多くの場合異性にそっぽをむかれていて持てないという、この高等遊民としての文士の性格類型は、
映画『三丁目の夕日』の主人公など明治時代の古きよき精神の貴族として懐古的に描かれる事が多い。
今の段階で、小説家、という名付けで文芸誌とマスコミが生き残らせている人には、
時々この類型を懐古的に再生させようといった趣向が、ないことはない。
商業主義化あるいはマスコミ向けの宣伝主義で変形しきって違う姿になっているものが殆どだが。
漱石の希望は、負けて勝ったと言える。この明治時代の遺産としての文士イメージはその後の紆余曲折に関わらず確かに残っているのだから。
彼らの図画は小説家とか、作家という大義名分によって見なされる、ある変わり者としての文人を、日本では一定の偏見で維持させる最低限度の補償になっている。
562 :
吾輩は名無しである:2012/03/29(木) 19:31:37.45
露伴、鴎外ですよ、なんといっても明治の文豪は。そうせき?
そんなんしらん。
スレタイしらんやつはいらないだけ
>古川の持つて居る田圃の井戸を埋めて尻を持ち込まれた事もある
「尻を持ち込む」っていったい何ですか?
ケツを両手で持って家へ乱入されることでしょうか
>>560 創作の為。
過去ログに出るが、天井の破れを修繕する金もなかった。
似た文芸誌に載せる立場で年齢も近いが関西へ移住した谷崎と、漱石山房の一員だった芥川のその後を見ていれば、
漱石の入魂は高等遊民が商業主義者ではならない、という貴族の義務の理念も含んでいたのかもしれなかった。
566 :
吾輩は名無しである:2012/04/01(日) 15:57:18.31
567 :
吾輩は名無しである:2012/04/01(日) 18:19:37.77
この漱石論・高等遊民論を書いて直後、
内田樹がツイッターで高等遊民が必要だとか突如ほざきだした。
内田樹は自分に学歴差別をしてきた当該人物。
「日本がサムスンに負けるのはお前みたいな低学歴のせい」とネットで言った事があった。
何も学歴に多様性がない社会などどこにもないと思うが、当人はいたって平気で学歴差別を身分制度化していた。
内田の述べたこれと似た論旨で、金儲けしない個人を間接的に叩くブログを、
茂木が直後に「賛成!学歴社会は間違っている」と違う風に解釈してツイートしていた。
568 :
吾輩は名無しである:2012/04/01(日) 18:26:03.46
内田は売文屋だから、ツイッター上でもその事を愧ずかしくおもうという論旨が一度出たが、
ーー
内田樹 @levinassien
だから、できることなら高等遊民になりたいんですけど、ウチダは根が貧乏性なので、
はっと気がつくと「不幸な勤労者」になっている自分を見出します。
だいたい「高等遊民の必要性」について長広舌をふるうということ自体ぜんぜん高等でも遊民的でもないじゃないですか。
ーー
この内田の立場は、単に資本主義社会での金儲けを肯定したい、というだけの話だろう。
村上春樹が初期には資本主義社会へ離反していたのにいま転向して奴隷的になったのを崇める様な、機会主義的な言論やっている人物だから仕方ないが。
内田樹の言論は、漱石スレッドとは無関係だが、安っぽいし、かなり出世主義の傾向があって俗受けするのだろう。
高等遊民というものをウィキペディアの記述とかからしか摂取していない人物には、「学歴による新卒採用型人事社会」固定以前の
例えば『それから』の代助といった人が見えていない。つまり、内田はここから論旨を盗んでいるんだろう。自分の説を盗んでいるから矛盾をも書いてしまった。
何も商業主義者が関西にだけ多いだろうって事もないのに、
不思議と、お笑い芸人の効果で関西人イコール守銭奴になっている。
大体、天下の台所時代からの風習が大阪界隈にあるだけの話。
近江商人、越前商人、大阪商人と、江戸の新興商業社会に対して幾つも商業化の代名詞があるけど。
漱石自身は商業社会に対して距離を置いていた事実に、
朝日新聞の連載作家になった事を愚痴愚痴言い立ててきたり。
そういう言動が偏見を更に強めてしまうのかもしれない。
漱石の世代を明治文士、芥川の世代を大正文士とすると、
明治時代には寧ろ「純文学‐私小説」の側に持たざる商業主義者が多かった。それが文芸誌になった。
逆説的に、漱石は創作を心がけていただけで、人気は彼の経歴の立派さ、技術の地と、人柄からきていたと思う。
570 :
吾輩は名無しである:2012/04/02(月) 09:25:02.57
何を詠もうか
今なら鰹か鶯だね
草枕を画像検索すると、ヲタの臭枕が引っ掛かるな。
夢十夜がギャグ小説っぽく、クスッと笑ってしまう。
三四郎を読んで見たんだけどなんだかよくわかりません
言葉の言い回しや時代背景がわからず
三四郎の性格が読めず
ミネコも何を考えてるのか理解できず
わからなすぎてwikiや研究サイトを回ってやっとあらすじ理解しました
こころはするっと読めて面白く感じたんですが
三四郎は確かにつかみにくいですね
未だに腑に落ちた感じがしない
576 :
吾輩は名無しである:2012/04/15(日) 14:11:46.19
三四郎なんて馬鹿みたいな話だよな
虞美人草といい勝負の駄作
絶対おまえのほうが駄作だわ
馬鹿みたいじゃない小説なんかほとんどない
馬鹿みたいな話でなければ小説にもならない
つまり馬鹿みたいな話でない小説こそが駄作なのである
581 :
吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 13:42:11.57
ほう、で、なにを指してるつもりだったの
582 :
吾輩は名無しである:2012/04/23(月) 02:59:29.40
なんとなく行人読み始めたら意外と面白い。漱石って恋愛もの好きだな
惚れた脹れたは日本文学の素。
紫式部の時代から。
そうでもないな。チャラオ乙
585 :
吾輩は名無しである:2012/04/24(火) 19:41:54.59
高校生ぐらいまでは「さうせき」が偉大とおもっていた。大学
にはいって露伴、鴎外を読んだ。格が違う。「差う石」は三流だと
解った。明治文壇の底の深さを実感した。
坊ちゃんは恋愛ないな
>>585読めない人だねえ。
露伴は小説に過ぎないし、鴎外は戯作者(史伝物も入れて)だから論外でしょう。
>>585 露伴というと「五重塔」しか読んでないけど他に何かおすすめはありますか?
589 :
吾輩は名無しである:2012/04/24(火) 23:59:30.75
なかなか面白かった
591 :
吾輩は名無しである:2012/04/27(金) 20:08:11.31
>>585 小説なんか、人それぞれ勝手に面白がってりゃいいと思うけど、
オイラ的には漱石が筆頭で、露伴は二番、鴎外は論外。ただのインテリにしかおもえない。
鴎外は学者としては見識高いと思うけど、作品はつまんね。
>>588 面白いのは『魔法修行者』『運命』傑作は『連環記』だと思う。
『連環記』『幻談』は漱石の『草枕』とならぶ、南画的作品じゃないかと
592 :
吾輩は名無しである:2012/04/29(日) 18:31:39.88
漱石は「文学論」の序文で、「文学論」は十年計画の文学研究の二年目までの成果だみたいなことを書いてるけど、
十年計画の文学研究は完成したんだろうか
明治時代にもう少し医療技術が進歩していて、漱石が70歳くらいまで生きてたとしたら、今の世の中はどう変わっていただろう
芥川もあんな死に方をせずに済んだだろうし、アメリカとの戦争も回避できたかもしれない
70歳程になったときの漱石自身の思想の行き先も大変興味深い
死ぬ間際に「死んだら困るから」と嘆いたところをみても、何か成し遂げなければいけない問題があったであろうことが窺えるし、漱石ならそれを成し遂げることができただろうし
今からあの当時を振り返っても、あの時、ただ盲目的に破滅への道を直走る日本に唯一ストップをかけられる人があったとすれば、それは間違いなく漱石ただ一人だけだった
「現代日本の開化」は何の虚仮威しでも極論でもなく、ありのままのまったく当たり前の事実だった
漱石の言葉をありふれた流行作家の何かの冗談であるかのように軽く受け流した末路が、あの世の有様、この世の有様だ
596 :
吾輩は名無しである:2012/05/04(金) 16:35:02.58
大正三年の日記 面白い 作品で一番感動したのは 行人
文庫を抱きしめて体じ〜〜〜んと熱くなった
597 :
吾輩は名無しである:2012/05/14(月) 09:55:18.49
猫をのぞいて長編になるとなぜか気合いと見栄がはいりすぎてつまらなくなるのが漱石。
永日小品や夢十夜のような、いわゆる芥川が言うところの筋のない小説群の再評価が東京の大学群の研究機関ではじまってるみたい。
低能が何を寝惚けたことほざいてんだ
大学群の研究機関ww
言ってて恥ずかしくならないのかな
むしろ猫が一番気合い入れすぎてたんだけどな
無知って嫌ねぇ…ほんと
猫ってお気楽に書いたんだぜ?
いやいや、猫はカタイよ
特にアンコールを受けてからの二章以降がカッチカチ
後期のが漱石の自然体
文章も力が抜けていてスラスラと入ってくるし
筋も初期に比べてシンプルな構成になっている
変に笑いを取りにいこうとしてる下心が見え透いているし
605 :
弧高の鬼才:2012/05/14(月) 23:23:49.64
草枕が最高傑作。
草枕しんどかったw
夏目漱石っていうより「こころ」が好きで好きで草枕読んだら自分が読む速度が遅い+ストーリーのなさで後半に差し掛かるくらいにはしんどくなったw
まぁ綺麗な作品だけど
607 :
弧高の鬼才:2012/05/14(月) 23:55:55.65
最低傑作は明暗だろう、といってもあながちあやまりとは言い難いと思うのだがどうだろうか。
なにが側転虚子だよ。
猫の時みたいに、高浜虚子に一度だめだしを喰らっとけばあんなつまらん文章をこしらえずにすんだものを。
608 :
弧高の鬼才:2012/05/14(月) 23:59:28.83
>>606 ストーリー性が薄い、もしくは皆無、ってだけで小説を読むのが退屈になるというなら、それはまだまだ修養が足りないともいえる。
無論、小説は修養のために読むのかと問われたならば、即座に返答する心持ちはない。
610 :
606:2012/05/15(火) 00:56:05.84
ごめん、途中送信してしまった
>>608 自分もそうだと思う。
絵画を楽しむように綺麗な文を楽しむのなら詩などで充分と思ってしまって草枕は辛くなったんだw
草枕は、高校の時の国語教師が、授業中に
バリバリに自己陶酔しながら朗読してくれたので
気持ち悪くて大嫌いになった。
いやいや、春ですな
>>611 自己陶酔したくなるくらいの名文なんだろ
>>613 名文なのはいいんだけどね…。
読もうとすると、その時の先生の表情と声音(のキモさ)、
そしてその時の教室の凍りついた雰囲気の記憶が邪魔をして、
文章を味わえなくなっちゃったんだよorz
キモすぎてむしろ笑えてくる。
そういうのはてめえの日記帳にでも書いとけよ
うるせーハゲ
髪は死んだ byニーチェ
漱石は文鳥殺しの動物虐待野郎。
夢十夜第三話、6つになる子供を背負って歩く話。
これ太宰治の作品で読んだ記憶があるんだけど、分かる人PLZ
620 :
吾輩は名無しである:2012/05/22(火) 00:45:57.98
1.しゃほん【写本】
a (hand) written copy; a manuscript (copy) ((略MS, 複MSS)) 中世の聖書の写本 a manuscript copy of the Bible datin
621 :
弧高の鬼才:2012/06/02(土) 23:05:39.89
猫の恋は春の季語なり
草を枕にまたたび三昧
622 :
吾輩は名無しである:2012/06/02(土) 23:07:22.54
ハナレメ笑
623 :
吾輩は名無しである:2012/06/09(土) 21:24:30.46
漱石に影響を与えた哲学者って誰ですか?
実存主義っぽいけど、漱石の時代はあまり一般的ではなかったですよね
哲学者というよりジェイムズなどの心理文学者だろうね
625 :
吾輩は名無しである:2012/06/09(土) 22:35:18.93
>>624 fm、そうですか。
けども漱石が最も主張したかったのって個人主義ですよね。
それとプラグマティズムとが、どう結びつくのかよく分からない。
というより漱石がプラグマティズムに影響を受けながらも理解していなかった、
ということになるのかな。それだったら納得いくんですが。
実に滑稽だなァ…
627 :
吾輩は名無しである:2012/06/09(土) 23:39:59.38
>>626 滑稽な部分を具体的に指摘してください。
過誤の宇宙史における未出現存在と非存在について400字以内で説明しなさい。
↑バカ丸出し
>>629 あっは、お前は世界中の般若読者を敵にまわしたようだな。
ここはキチの集まりっぽいな
漱石の思想についての話なのに
>>628 >>630は以下の意味不明なレスを返す
・宇宙史と夏目漱石は無関係
・般若読者?般若心経のことか?これも意味不明だし、漱石と無関係
無関係なキーワードのみ提示してるんだから会話が成立しない
そもそも自説も解説せず。
というか、いってる本人も理解できていないのだろう。
狂っちゃった?
いやはや、滑稽ですなァ……
↑ここまでくると真性だなW
頭が狂ってるというか、むしろ赤面状態なのかな?w
宇宙史と漱石の関係について400字以内で説明しなさい。(w
できないなら、君はキチガイですw
思ひ出す事、とか明治末の断片なんかに、そこに身を置いて考えようとすれば
するほど心細くなる、癪である、みたいなことをちょっと書いてましたよね。
636 :
吾輩は名無しである:2012/06/10(日) 04:31:32.56
こころに出てくる静はガッキーのような美少女だったんだろうな
修行僧Kですら惚れてしまうのも分かる気がする
↑
宇宙史wwwwwwwwwwwwww
キチガイは夜中まで頑張ってたんだなwwww
漱石の作品を読んで宇宙を感じちゃったかい?wwwキチガイさんwwww
悪意と深淵の間に彷徨いつつ
宇宙のごとく
私語するネラー達
---左様で...。ぷっふい。
宇宙史と漱石が関係あるなんてどこにも書いてねえだろwwwどっかいちからwwwwwww
般若は埴谷wwwwwwwwwwww般若心経じゃねええだろおっさんwwwwwwwwwwwww
クソバロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
642 :
吾輩は名無しである:2012/06/10(日) 21:49:16.52
/ ̄ ̄\
/ \ ____
|:::::: | / \
. |::::::::::: | / ⌒ ⌒ \
|:::::::::::::: |/ (●) (●) \ 628 :吾輩は名無しである:2012/06/09(土) 23:54:52.03
. |:::::::::::::: } | (__人__) | 過誤の宇宙史における未出現存在と非存在について400字以内で説明しなさい。 . ヽ:::::::::::::: } \ ` ⌒´ _/
ヽ:::::::::: ノ | \
/:::::::::::: く | | | |
-―――――|:::::::::::::::: \-―┴┴―――――┴┴――
643 :
吾輩は名無しである:2012/06/10(日) 21:50:43.60
↑糞ワロタwwwwwwwwww
漱石スレで宇宙史wwwwww
644 :
吾輩は名無しである:2012/06/10(日) 21:59:07.63
唐突に宇宙史を語りだすキチガイ現るwwwww
梶井基次郎に比べると漱石は一段下。
ひどいなこりゃ…
誰かの影響で少し漱石をかじってみたもののさっぱりわからなくて八つ当たりに来た中学生の図だな
流行りのドイツの尋常小学1年生ですな
忘れたらうかあんなにいつしよにあそんだのに
628 :吾輩は名無しである:2012/06/09(土) 23:54:52.03
過誤の宇宙史における未出現存在と非存在について400字以内で説明しなさい。
wwwwwwwwww
>>647 そりゃ分からなくて当然。
漱石のあらゆる主張が抽象的すぎて体系をなしてないのだからw
>>648の動画とかやばいwwww
宇宙論が云々つってるけど具体的には何もwwww
まるでどっかの新興宗教の教祖だわなw
648 :吾輩は名無しである:2012/06/10(日) 22:40:21.19
これ見て勉強しろおっさんどもwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
http://www.youtube.com/watch?v=xwA2IxpVxLs ------------------------------
↑勉強しろ?wwwwwこんな与太話から何を学べと?wwww
爺【人間を通過して宇宙にまでいかない思想は本当の思想じゃないと思ってる】
で、具体的に述べろよ爺さんwwwwwどこぞの新興宗教みたいな悟りの境地ってやつか?www
爺【梶井は生命全般、存在全般が暗闇から光へ入って、暗闇へ入っちゃう】
で、具体的に述べろよwwww爺さんwwww
爺【梶井は宇宙論なんて考えたことがないんですよ。ないけど天才ってものはですね、通ずるようになってる】
はぁ?WWWWWWだーかーらーw その宇宙論って何だよwwwwwww爺さんwwwww
お前、こんなのから何を学べってんだ?wwww
どこぞの教祖様レベルじゃねーかwwww
>>648は頭いっちゃってんぞwwwwwww
暗闇から光へ入って・・・・ってその暗闇の定義はなんだ?w 光の定義はなんだ?w
そしてまた、暗闇から光へ入るというのはどういったロジックで?w
もはやこれは論理ではないwwwww感性の世界だわなwwwww
この程度なら俺でもいえるぞ?w やってやろうか?w
人間の存在とは、形而下的でも形而上的でもない絶対的な存在で、光から闇、闇から光へと転じていくものだ。
このような境涯を体得せしめたならば、我々の五感は研ぎ澄まされ、一切の悩みから開放される。
さぁ、お布施をしなさい・・・あれwwwwww
みたいなWWWW
この俺の書いた与太話はどこにも具体性はなく、非論理的である。
こんなんばっかだよな。文学者()ってw
まぁ、
>>648あたりは顔を真っ赤にして死霊を読めとか言ってくるだろうが
ただの架空の物語なんざ読んでらんねーよwwwwww
宇宙論とやらを、学術論文として書いてみてねw
そしたら読んであwwwwげwwwwるwwww
え?文学者は宇宙論の学術論文なんて書けない?wwwwなwwwwんwwwwでwwwww
もしかして理解してないで主張してるから・・・とか?wwwww
所詮、こんなレベルだっつーのwwww
656 :
吾輩は名無しである:2012/06/11(月) 08:11:55.08
,._,. -‐ニ ニ- ._
,r' _,,.. -‐-、_ ミ、
r',r'´ `ーニ:、:ミ、
1/ ,ミヾ :ヽ
.,i;, ;' ヾ ヾ;!
'l"'_、 ' ,;:z;;;,、 i, .:r'
/ti、:: .:';'_-、" "i;l::r'".ヽ
.l` 7 `=^ ー イ; :l
ヽ::i' 、 ヾ ` ..:::. ノノ
l::ー.' ‐'ヽ、 .,, r ‐'
l/t--、_ ヽ - " l
l.ヽ二-` / <宇宙論・・・w 天才・・・w 光から闇・・・w
ヽ__,.: -‐ ´ / <漱石の書いた作品は宇宙論じゃない・・・w 一段下w(ビシッwww
宇宙論とか真顔で語るやつが身近にいたら
俺は絶対に近づかないね。うん。
そもそも、埴谷の死霊が未完のままってことは
自分自身で何言ってるか途中からワケ分かんなくなってたんだろう
50年近くもの歳月を費やして未完ってw
結論なき問題提起w
問題提起だけやって結論も述べないとか、子供でもできちゃうよなwww
最近過疎ってたので自演で盛り上げてるとしか思えない釣られっぷりだな
キチガイが住み着いたちまったな
まあ読んでないけどw
>>660 過誤の宇宙史における未出現存在と非存在について400字以内で説明しなさい。
実に哀れですなァ…
>>662 過誤の宇宙史における未出現存在と非存在について400字以内で説明しなさい。
664 :
吾輩は名無しである:2012/06/11(月) 13:43:16.88
,._,. -‐ニ ニ- ._
,r' _,,.. -‐-、_ ミ、
r',r'´ `ーニ:、:ミ、
1/ ,ミヾ :ヽ
.,i;, ;' ヾ ヾ;!
'l"'_、 ' ,;:z;;;,、 i, .:r'
/ti、:: .:';'_-、" "i;l::r'".ヽ
.l` 7 `=^ ー イ; :l
ヽ::i' 、 ヾ ` ..:::. ノノ
l::ー.' ‐'ヽ、 .,, r ‐'
l/t--、_ ヽ - " l
l.ヽ二-` / < <漱石の書いた作品は宇宙論じゃないww 僕からすれば一段下ww(ビシッwww
ヽ__,.: -‐ ´ / <さぁ、君たちは、体内の小宇宙を感じたならば、宇宙史を論じなさいwwww
665 :
吾輩は名無しである:2012/06/11(月) 13:46:33.17
いやはや、俄かに梅雨入りですなァ
666 :
吾輩は名無しである:2012/06/11(月) 13:49:05.09
なんか↑の方の動画で、おいぼれ爺さんが
梶井はホーキングを超えたみたいなこと言ってるが
こいつらどんだけ自惚れてんだ?
学者としての実績も無いような、作家風情が世界的に著名な学者を超えたとか
そこまでいくと、もう相手にしきれんな
>>665 で、お前は400字以内で答えられんの?
まさか自分で理解してないことを相手に質問したとかねーよな?w
む?わたしがいつあなたに質問したでせうか
なんだかよく知らないが、あまりむやみに絡んでこないでくれたまい
>>668 ok、なら本人にしとくわ。
>>628 >過誤の宇宙史における未出現存在と非存在について400字以内で説明しなさい。
お前は理解してんだろうな?w
宇宙史とやらをw
いい加減邪魔だから他でやってくれたまい
荒らしの自演じゃないの?
まさかのマジレス?
>>628 過誤の宇宙史における未出現存在と非存在について400字以内で説明しなさい。
宇宙史クソワロタwwwwwwwwwwwwwwwww
648 :吾輩は名無しである:2012/06/10(日) 22:40:21.19
これ見て勉強しろおっさんどもwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
http://www.youtube.com/watch?v=xwA2IxpVxLs ------------------------------
↑勉強しろ?wwwwwこんな与太話から何を学べと?wwww
爺【人間を通過して宇宙にまでいかない思想は本当の思想じゃないと思ってる】
で、具体的に述べろよ爺さんwwwwwどこぞの新興宗教みたいな悟りの境地ってやつか?www
爺【梶井は生命全般、存在全般が暗闇から光へ入って、暗闇へ入っちゃう】
で、具体的に述べろよwwww爺さんwwww
爺【梶井は宇宙論なんて考えたことがないんですよ。ないけど天才ってものはですね、通ずるようになってる】
はぁ?WWWWWWだーかーらーw その宇宙論って何だよwwwwwww爺さんwwwww
中身のない与太話wwwwwwwwwww
674 :
吾輩は名無しである:2012/06/12(火) 01:57:21.72
しかし宇宙論おもろいなw
もう飽きちゃったよ、いつまでもやってて自分で嫌にならないのも凄いな
677 :
吾輩は名無しである:2012/06/15(金) 06:49:16.32
:∋oノノノハヽヽヽo∈:
.-"´ \.
:/ _ノ ヽ、_ ヽ.:
:/ _ _ ヽ:
:| /::忌」 __ i::忌ヘ |:
:l o゚  ̄ Y::::::Y  ̄ ̄ ゚o l:
:` 、 〃// V^V //〃 /:
>>648 :, -‐ ○.  ̄ / 宇宙論の動画見て勉強ですか?wwww
:l_j_j_j と)丶──┬.''´
:| :i |:
:| :⊂ノ:.
678 :
吾輩は名無しである:2012/06/15(金) 12:44:18.64
628 :吾輩は名無しである:2012/06/09(土) 23:54:52.03
過誤の宇宙史における未出現存在と非存在について400字以内で説明しなさい。
/⌒ヽ⌒ヽ,
/ ⌒\
/ ⌒ヽ,
( ヽ,
/⌒\ ,,- ‐ー ‐ - ,,,,. ゝ
/ ヽ〆`" ミ (
/ / ',. \ ヽ おまえココ鳩山なんじゃねえか?
/ ./ ;. ,,;,, ヽ )
,,-‐‐-┴--‐、 / ', ,,.'''" `ヽ 彡
/ 、゙ヽ、 ‐‐-'' i ' , ,,,,, ,r''( ・)ヽ 彡
/´ .., ヽ,,._) ミ 〃 ゙゙゙゙'' ′. `"´丿 ヾ.
/ ヽ,r' ',. ( ,r'(・)~,.' `'''''" .i
l ヽ」. ', 彡 `"´ ノ ; ヽ. ,' i
i −'´ll ', 〆、ミ ー- ''" ( ,、_ ,.ツ ヽ ,' i
ト──┤ '{ ⌒ ,' U ,,___,. ,' }
i !. \ i、. \ ' ,,.‐''"ニ i´ ,' ノ
|. i i \ ヽ ,,,,.ノ ! ./
| ヘ \,,,ノi \ ', i /
i ゝ、_ ∧ 、 ‐ - t ,,λ
. ヽ ``ー、,___/ .| \ ` ‐---ー"/./ \-─- ,,
\ ヽ/ | \ / /\ / `,,
ヽ / | \ / / \
679 :
吾輩は名無しである:2012/06/15(金) 13:20:02.74
628 :吾輩は名無しである:2012/06/09(土) 23:54:52.03
過誤の宇宙史における未出現存在と非存在について400字以内で説明しなさい。
630 :吾輩は名無しである:2012/06/10(日) 00:29:02.58
>>629 あっは、お前は世界中の般若読者を敵にまわしたようだな。
633 :吾輩は名無しである:2012/06/10(日) 01:21:00.36
いやはや、滑稽ですなァ……
648 :吾輩は名無しである:2012/06/10(日) 22:40:21.19
これ見て勉強しろおっさんどもwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
/\___/ヽ
//~ ~\:::::\
. | r=- r=ァ .:|
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| はいはいそうですね
. | `-=ニ=- ' .:::::::|
\ `ニニ´ .:::::/
/`ー‐--‐‐―´\
こんなの見つけたが・・・
474 :吾輩は名無しである:2012/05/20(日) 14:37:00.85
志賀直哉の弟子の私小説作家の藤枝静男は、「死霊」の読み方のひとつを、
次のように提示しています。
埴谷氏の作品が思想小説観念小説として理解され、若い人々の精神的よりどころとして尊重されていることに異論はない。
しかし私はその人たちが余りせっかちにならずに、あの文章それ自体にただよっている一種異様な美しさ、
埴谷氏が気質的に、官能的と云っていいくらいの鋭い感覚を持った本来の芸術家であることを示すあの描写力をも、
意識して味わってもらいたいと思っている。
(「埴谷氏のこと」)
-------------------------------
どうしようもないねw
「一種異様な美しさ」「気質的に官能的」「芸術家を示す描写力」
こうした表現の、その全てが抽象的wwwwww
中身なんて全く論じられていないwwww
文学(たかが小説だろうw)の評論って全てこんな表現しかしないよな。
わけのわからん「感性」のみで語ってるだけwwww
美辞麗句を並べるだけだから、アホでもできるわなwwwww
でも唯一以下の件だけは少し具体的に論じてるね。
>思想小説観念小説として理解され、若い人々の精神的よりどころとして尊重されていること
けど残念。もしこれが大学の期末試験(論述形式)だったら、文学部程度(w)なら点数くれるんだろうが
それ以外の学部じゃ落とされるだろうな。
だってこの件には「彼の思想とは何か」「精神的よりどころとなるのは何故か、どんな点なのか」といったことが
まるで論じられていないからだ。つまり中身がスカスカwwww
他の学部、特に理系ならこんなの提出されても点数くれないだろうな。w
言葉で遊ぶのは楽しいかい?w
682 :
吾輩は名無しである:2012/06/16(土) 19:43:20.06
梶井基次郎のほうが、一段上。漱石や三島は二流。
683 :
吾輩は名無しである:2012/06/17(日) 17:19:55.87
>>682 宇宙論を語れない漱石なんざ一段下だよな
文学てのは宇宙にまでいたってこそだ。
セイントセイヤだってそうだろう。
コスモ(小宇宙)を感じてはじめて自分の本当の力に目覚める
それと同様に、コスモを感じられないやつが文学作品を書くなんて恥ずかしい
今になって思えば、セイントセイヤという漫画は、埴谷氏に匹敵する
壮大な哲学性を持たせた文学的な作品だったんだろうな
とかなんとか書いてて思ったのは
やっぱ文学ってマジで狂ってるわw
とりあえず、ひどいの一言
一応読んで、これは……と思ってスルーしようと思ったけど、その思いを振り切るほどにあまりにひどいから、
なんというか、なんというか、ーー言葉にできない。
埴谷さんの小説読む前から、梶井のほうが漱石より上だとは思っていた。
おれすげー。
687 :
吾輩は名無しである:2012/06/18(月) 04:43:35.79
ゆとりw
689 :
吾輩は名無しである:2012/06/18(月) 04:45:51.74
まぁ、コミュ障害以前に、宇宙論を語れない奴は漱石も含めて一段下だからなwwwwwwww
宇宙論wwwwwウケルwwwwwww
ひどいな
691 :
吾輩は名無しである:2012/06/18(月) 04:48:37.17
>>690 【何/誰に対して】【どう酷いのか】【そしてその理由は何なのか】
w
692 :
吾輩は名無しである:2012/06/18(月) 04:52:25.72
>>688 >>690 もう一つ言っておくが
反論をきっちり提示できないような奴が
何の目的で掲示板に来るの?w
煽りがライフワークかな?w
掲示板てのは議論したり情報交換したり
そういう場だよね。煽りのみが目的って・・・w
やっぱりコミュ障害抱えてんだろうなぁ。
言語野あたりやられちゃってんの?w
693 :
袴垂保輔 ◆LmrL2hSV9g :2012/06/18(月) 11:09:24.40
ちょっと「檸檬」を読んできたが、なるほどこれは「来て」いる。
埴谷が何を言わんとしていたかも何となくわかった。
確かに夏目に「檸檬」は書けないのだ。
:∋oノノノハヽヽヽo∈:
.-"´ \.
:/ _ノ ヽ、_ ヽ.:
:/ _ _ ヽ:
:| /::忌」 __ i::忌ヘ |:
:l o゚  ̄ Y::::::Y  ̄ ̄ ゚o l:
:` 、 〃// V^V //〃 /:
>>648 :, -‐ ○.  ̄ / 宇宙論の動画見て勉強ですか?wwww
:l_j_j_j と)丶──┬.''´
:| :i |:
:| :⊂ノ:.
695 :
吾輩は名無しである:2012/06/18(月) 23:39:50.00
漱石ファンにしてガノタなのだが。
漱石はガンダムの出現を予言していたのではないか?
坊っちゃんの赤シャツは、赤い彗星のシャアの先祖と
思えるし、ア・バオア・クーは、宇宙に浮かぶ猫塚
(猫の墓)としか考えれられない。
もしかして、こいつ、本当に自分のレスが面白いと思って書き込んでるんじゃ、、
・・・まさか
あ、それと梶井なんか太宰以下だよ
太宰以下というのは、つまり文学の最底辺な
698 :
吾輩は名無しである:2012/06/19(火) 07:49:42.21
本棚には漱石全集がズラリと並んでいますか。
漱石全集のとなりに太宰全集を並べています。
PART100てのはまじ??
「こころ」に出てくる「私」って、「先生の遺言」を読んだ後、
自殺してるって思った。
「リング」って「こころ」のパクリじゃねーの?
「リング」って貞子の「リング」?さすがにパクりではないと思うけど。
人の暗い秘密を知って引き込まれてしまう、いわば意識の感染みたいな面は似てるかもだが。
少なくとも「先生」には悪意ないし、「私」は死なないと思うけど。
その自演すんげえ、つまんないよ
704 :
吾輩は名無しである:2012/06/20(水) 03:40:22.77
夏目漱石の著した最低の小説『こころ』
一口で言うと「不潔な『小説』」
主人公の「こころ」の心情の動きの不潔さに絶えうるもののみが読解できるのか?
主人公「先生」と「私」の関係は私にはホモとしてしか読み取ることが出来なかった。もし、漱石氏がホモ関係を描く意思を
それ なりに有していたとすれば、その試みの惨憺たる失敗は真面目な読者には気持ち悪いいやらしさとなって感じられてい
る筈だろう。
ああいうのを読んで感動するのは、それでも素晴しいと思う。
構成も下手だ。『行人』で自己中人間の「切実な告白」がある程度成功していると私は思うが、頭に乗った漱石先生悪乗り
で長野一郎より人物形成力の劣った人間に「告白」で自己免責の説得力皆無の言動をさせるのにだらだらと原稿を費やしす
ぎてしまったらしい結果、長野一郎の「告白」と比較した劣位のみが強く伝わるとすれば、以下は説明不要。
学生「私」が「先生」にホモるのは下らないと思うけれど、私にはそれなりに理解できた。主人公は要領よく「友人」の女
をゲット して、安易で下らぬ「罪悪感」へと陥るのでしょう(その構成も下手糞、比較例を挙げると、例えば島崎藤村『破
戒』の鮮やかさ、「罪悪感」の切実・深刻さ、そして瀬川丑松の誠実さ、切羽詰らなさ、そして何よりも清潔さ。『破戒』
がドストエフスキーのスタヴローギンか、イワン=カラマーゾフ、若しくはバルザックのルクサンポンスか、プルーストの
シャルリュス男爵(及びその同性愛 の仕立て屋、いやおさんどんのフランソワーズですら含有しても良い)であるとすると、
『こころ』「先生」はいわば「ラノベ」頻 出の甘ったれ小僧。
705 :
吾輩は名無しである:2012/06/20(水) 03:44:14.11
主人公「先生」は自己無責任をあくまで頑固に貫徹しつつ、崩御への乃木大将殉死に際し、何とその時ばかりは要領
よく殉死でもってちゃっかり自分を合わせようと試みて極めて説得力が無い内容になっている。「先生」の無責任人
間の生き方としての一貫性だけ に、周りへの迷惑を鑑みる能力は先天的に欠落し、又後天的にでも克服への意志は一
部終始放棄されているしか言いようの無い態度をだらだら続けるのが「先生」の基本的態度であるとしか私にしては
読み取れない。
CF.「ブラチアーカラマーゾファ」のドミートリーの責任収受なんか比較読解すると『こころ』の下らなさがよく解る
と思う。
他、ざっと思いついたのを掲げると、マン『ブッデンブロークス』のトーマス、トルストイ『ワイナイミール』のア
ンドレイ=ボルコンスキー(及びその親父)、『アンナ=カレニナ』のリョービン、ツルゲーネフ「バザーロフ」、ハ
ーディー「テス」、野上弥生子 『迷路』の主人公菅野省三の友人の木津の内縁の妻やえ、ジャン=クリストフ、スタ
インベック『怒りの葡萄』説教師ジム=ケイ シーなど。
以上のような「感動的名作」は他にもあったのだと思うが、それらを差し置いてあんな下らぬものを読むために有限
の時間の相当数 を費やしてしまった。限られた時間しか生きられない私にとって「死」迄の限られた時間で『ここ
ろ』に優先して読むべき本は私見によれば、 数十万冊程度には及ぶと考えられる(『こころ』読んで「感動」するひ
とには死は無く、永遠に生きるのだろう)。
あっそ
709 :
吾輩は名無しである:2012/06/20(水) 23:01:33.53
710 :
吾輩は名無しである:2012/06/20(水) 23:28:46.66
こころ を 評価するのは 青年期特有ですな
中年になれば わかるよ
こころ や 明暗 の くdaranasaga
文学というより芸術一般について
青年だからどうとか中年になったからわかったとかって本当はないね。
感性にめぐまれた青年は大人の未知な世界もむしろ芸術を通じて理解するし、
みずみずしさを失わない大人は青年の心をどこかに残しているだろう。
情けないのは中年になると感性が干からびてしまって文学や芸術をくだらないと
しか感じられなくなる人もいる
>>710 毎日、詩の服用を怠らず、ミイラの感性でただ金をかせぎ息をしているだけの人間に
ならないよう気をつけよう。
大人になって別の読み方ができるようになった、てのはあるけどなあ。
たとえば「こころ」で、私が、なんで危篤の父を残してまで先生のところへ行ったのか、とか小学生のときは全く理解不能だった。「そういうもんかなあ」くらい。
今は気持ちはわかる……、気がする。
まあ、いろんな読み方があっていいじゃない。
僕は別に文士や文芸評論家じゃないし、
個人的には、作品を読んで人生においてなんらかのためになればそれでいい。
ならなかった作品もあるけど、少なくとも読んだという経験は残るし、
そういう作品もそれはそれで誰かのためになってるわけだし(だから残ってるわけで)。
713 :
吾輩は名無しである:2012/06/21(木) 17:02:56.20
>>712 そうそう、芸術はそういうもんでしょ。その人がよければそれでいい。
そこに普遍妥当性みたいなの持ち出すのは野暮ってもんでしょ。
こころは、Kが偉い奴だったと仮定しないと、すべてが無意味になる。
715 :
吾輩は名無しである:2012/06/22(金) 02:10:57.56
修行僧Kすら惑わす静ってどんだけ魔性の女だったんだよ
文豪・夏目漱石(1867〜1916)の小説「門」の直筆原稿のうち、半世紀以上にわたって所在が分かっていなかった4枚が福島市の個人宅で見つかった。
これで全751枚がそろった。広く読まれている全集や文庫本と比べると、漢字やルビ、読点などに違いがあり、こうした本の文章に影響を与える可能性がある。
「門」は1910(明治43)年3月1日〜同年6月12日、東京朝日新聞と大阪朝日新聞に104回連載された長編小説。
今回見つかった原稿は連載第14回の8枚目と第70回の5、6、7枚目。漱石が個人で使うために作った「漱石山房」の原稿用紙(19字詰め10行)に書かれている。
>>715 あの女はKだけでなく、先生、私
も籠絡していると思う。
私もいずれ自殺するだろ。
718 :
吾輩は名無しである:2012/06/24(日) 17:45:24.91
719 :
吾輩は名無しである:2012/06/26(火) 22:25:34.54
きみは語彙を増やすために漱石を読みなさい、と厳命されました
でも青空文庫とか読んでてきついです。
何処の出版社の文庫がいちばん語注が充実していますか?
そもそもどんなのがお勧めなんですか?草枕はとりあえず読めと言われたんですが…
語彙を増やすには暗誦がいいよ。
721 :
吾輩は名無しである:2012/06/27(水) 01:53:29.94
「わたし」「先生」「K」の三人は同性愛者、正確にはバイセクシャルです。
722 :
吾輩は名無しである:2012/06/27(水) 05:20:21.25
>>719 1992年版岩波の漱石全集、正に今西順吉校訂の『草枕』の註がいいが、
岩波も完全な註を入れなかったそうだ。
今西順吉漱石三部作も合わせて読むといいかも
現代人が草枕なんて読んでどうするんだ?
日常で使わんだろ、俺も意味分からんところは飛ばして読んだし
使う使わないなんてどうでもいいからな
おまえみたいのは漱石読んでもなに一つわからんから他行け
ピアニストのグールドが草枕を愛読してたらしいけど、英語の翻訳でどの程度伝わるんだろう?
それ以前に日本語でも日本人にほとんど伝わってない
誰訳のをグルドが読んでたか知らんが、まあ、よくても十中三四程度だろう
漱石の草枕などに限らず、英語翻訳自体よりもまず訳者自体がその原書をどの程度読めているかが重要だな
「草枕」変奏曲 夏目漱石とグレン・グールド
横田庄一郎/著 朔北社 268頁 定価1995円
出会いは「草枕」のなかにあった―。カナダの天才ピアニスト、グレン・グールドが15年にわたって愛読していた
夏目漱石の小説「草枕」。グールドが共鳴した漱石の人生観、芸術観とは。
729 :
吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 17:02:04.77
こころには圧倒されているが(もうすこしで読了)
なにかちがうんだな
坊っちゃんほどの照度もないけど
悩み深い小説とはこのようなものなのでしょうか
730 :
吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 17:04:04.97
最近は日本文学逍遥中w
731 :
吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 21:10:30.18
>>723 そもそも、小説なんて日常にほとんど役にたちません。
小説を日常に役立てないなんて、その業界の人ぐらいじゃないの?
う〜ん、それも日常というか微妙だ。
>>728 草枕なんて駄作もいいとこなのに
カナダ人って面白いすねw
おまえが駄作だわ
734 :
吾輩は名無しである:2012/07/14(土) 23:58:08.81
静って今でいうとガッキーや佐々木希級の美少女だったんだろうな
735 :
吾輩は名無しである:2012/07/15(日) 05:05:12.88
>>732 草枕は名作だと思うは。
東洋的、南画とか禅、俳句、サーンキャなどの味わいを小説で再現しようとした。
それを西洋小説の物語として読むと駄作としか思えないんじゃないかと。
736 :
吾輩は名無しである:2012/07/16(月) 11:46:39.31
草枕って非人情て言葉が出てくるじゃん。
瞬間の禅味、俳味を感じる。
この感覚的な捉え方がいたく気に入って
オレは漱石作品にはそういうアプローチをとってる。
実際、文章の端々に得も言われぬ情感を抱かせる。
737 :
吾輩は名無しである:2012/07/16(月) 12:01:54.57
>文章の端々に得も言われぬ情感を抱かせる。
あんた文書おかしいしよ
738 :
吾輩は名無しである:2012/07/18(水) 09:59:19.22
漱石が短命で病弱になったのは高齢出産の所為ですか?
妊娠したのですが、息子が漱石みたいに病弱で神経質で文学に現を抜かす男になるのが心配で夜も眠れません
息子には文学などやらず医者か法律家になって穏やかな一生を送らせてやりたいんです。
↑
う〜む、ネタにしては面白くないし・・・
ピース君、どう思う?
740 :
吾輩は名無しである:2012/07/18(水) 11:48:21.19
皆さんこんな時間にいるんですね(⌒,_ゝ⌒)
おめえ、顔がでっけえな。
野田じゃねえだろうな。
742 :
吾輩は名無しである:2012/07/19(木) 02:05:37.61
明暗、読み終わった
津田も「それから」の代助みたいに暴走せずに
多少の未練を引き摺りながら温泉宿を後にして終わるような気がする。
743 :
吾輩は名無しである:2012/07/19(木) 02:08:04.89
津田も〜
津田は〜
でした失礼。
明暗を読み終わった?
明暗は永遠に読み終えることのできない本
永遠の未完成、すなわちこれが完成なのである
それをわざわざ自分の乏しい想像で以って低俗な額縁を拵えてしまうような愚物にはなりたくないもんだ
挙句、自分の愚物加減を抑えることができずに、公にまでその続編なる失笑本を発表して
その愚かな性分と救いようのない低俗さを世の中に露出させて、さらなる愚物どもから金をせしめるような絶対的愚物が存在しているらしい
女とは実に浅はかなるものである
ぶっちゃけ漱石は、漱石って名前がでかい
金之助だったら、絶対ここまで読まれなかった
雑魚的、余りに雑魚的だ
俺はいつも読むときは
はあ仕方ねえ漱石ンゴでも読むか〜
て言って読むぜ
750 :
吾輩は名無しである:2012/07/20(金) 09:53:57.13
それ、どういう意味なの?(笑
751 :
吾輩は名無しである:2012/07/20(金) 10:17:06.70
全集買ったお。
まいどあり
753 :
吾輩は名無しである:2012/08/06(月) 15:19:00.54
『ぼっちやん』 夏目漱石
754 :
吾輩は名無しである:2012/08/07(火) 01:37:14.38
>>719 語彙増なら我輩がいいんじゃない?オタンチンパレオロガスとか増えるよ
くだらん
756 :
吾輩は名無しである:2012/08/09(木) 11:15:47.07
きやっ
757 :
吾輩は名無しである:2012/08/10(金) 14:33:58.10
死にたくないから、注射、打ってくれぇ〜!
758 :
吾輩は名無しである:2012/08/24(金) 07:44:37.03
今、こころを読んでいます。全然面白くないんですけど何ページぐらいから面白くなりますか?
頑張って100ページぐらいまで来たところです
759 :
吾輩は名無しである:2012/08/24(金) 10:12:45.54
100ページ読んで面白くないなら最後まで面白くないでしょう。
やめるに如くはないです。また、読んでおくべきというほどの本ではないです。
760 :
吾輩は名無しである:2012/08/24(金) 17:52:57.04
漱石好きでもこころと明暗が嫌いという人は多い
761 :
吾輩は名無しである:2012/08/25(土) 00:17:09.04
>>760 そのふたつはない
吾が輩は猫である と 坊ちゃん と 草枕こそ傑作
762 :
吾輩は名無しである:2012/08/25(土) 01:14:25.43
心はあかん、コロコロが良い
夢十夜が一番好き
764 :
吾輩は名無しである:2012/08/25(土) 14:30:52.27
なんだかんだ三四郎が一番良い
どう考えてもそれからがベスト
やっぱこころですね
先生の遺書が入った封筒がどのくらい巨大だったか想像するだけで濡れる
おれはガチで行人だわ
行人は中2ゴコロをくすぐるが若いうちに卒業せねばならぬ作品。
明暗こそ至高
小学生でももう少し内容のある感想や批評をしてるぞ、おまえら
しっかりしろよな
卒業だの至高だの発想の幼さに早く気付いた方がいい
坊っちゃんが池にぼっちゃん
772 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 02:17:32.09
名案が明暗を分けた
773 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 02:50:48.95
草枕6章は何を言いたいのか…
774 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 02:51:57.66
だれか要約してくんねえかな
775 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 05:23:55.96
776 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 16:57:51.69
草枕っておもしろくないね。
あれ、もう読む価値がないというか、研究者でないかぎり無意味。
777 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 16:59:36.85
778 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 20:21:37.87
草枕傑作だよ。
物語を期待するなら、そりゃ、つまらないが、南画や俳句に通じるものがある。
今西先生はサーンキャに基づく構想と捉えるが、それはどうか?
779 :
吾輩は名無しである:2012/08/31(金) 21:44:31.42
『二百十日』
>初秋の日脚は、うそ寒く、遠い国の方へ傾いて、淋しい山里の空気が、心細い夕暮れを促がすなかに、かあんかあんと鉄を打つ音がする。
>一度途切れた村鍛冶の音は、今日山里に立つ秋を、幾重の稲妻に砕くつもりか、かあんかあんと澄み切った空の底に響き渡る。
一見なんでもないようだけど、こういう透明感のある情景をさらっと書けちゃう作家ってあんまりいないよな
その鉄を打つ音や澄み切った空気の匂いまでよく伝わってくる
それ5日くらいで書いたんだっけ
坊ちゃん10日、野分14日、猫と漾虚集も一年くらいで書いて
しかも教員という本業をもちながらそれをやってのけた
三年たってもラノベ1作も書けない自分とはエライ差だ
781 :
吾輩は名無しである:2012/08/31(金) 21:54:45.62
それも透明感だけではなく、ひやりとした一種の刀光のような鋭い視線も、その閑かさの裏に潜ませている
782 :
吾輩は名無しである:2012/08/31(金) 22:02:34.11
夢十夜の運慶じゃないけど、漱石の文章は頭で書いてるというよりも、自然に漂っているものを
透明な絹の網で掬って、それを紙面にそのまま流しこんでるという印象を受ける
夏目漱石はフリーメイソン
『猫』から『明暗』まで9年ちょっとだよね
デビューが遅かったのにあれだけ書けたのはさすがだな。
芥川がどこかで書いていたが、喋る言葉が小説になっていたらしい。
786 :
吾輩は名無しである:2012/09/02(日) 02:23:49.88
二百十日は倫敦塔とリンクしてるよね
787 :
吾輩は名無しである:2012/09/02(日) 02:26:25.94
「遠い国」というのはつまり西方、漱石の留学した英国のことを指してるんだよね
ディケンズの二都物語の話、仏蘭西革命のことも出てくるからわかると思うけど
788 :
吾輩は名無しである:2012/09/02(日) 02:29:47.07
かあんかあん、も倫敦塔の斧を磨ぐ死刑執行人のそれと重なる
789 :
吾輩は名無しである:2012/09/02(日) 02:37:51.32
で、阿蘇の「煙」は軍国主義のそれを喩えたもの
『幻影の楯』
>遠き世の物語である。バロンと名乗るものゝ城を構へ濠を還らして、人を屠り天に驕るれる昔に帰れ。今代の話ではない。
とか好きだな。こんな書き出しはなかなかできん
野分好きな人いるか?
792 :
吾輩は名無しである:2012/09/05(水) 20:13:34.49
793 :
吾輩は名無しである:2012/09/06(木) 00:56:44.99
草枕で山姥が出したゴマカシに糞がついてないか点検してるとこで玉露吹いたわ
794 :
吾輩は名無しである:2012/09/11(火) 02:03:28.29
野分いいね
あの演説が良い、熱い
現在を未来へ送り込もうとする者を旧派といい
現在を過去より救い出そうとする者を新派という
796 :
吾輩は名無しである:2012/09/11(火) 03:30:44.54
あ
そんな旧派新派なんていうカテゴリー分けはどうでもいいんだよ
そんな勿体らしく、大雑把に、盲目的に、振り分けなくっても
過去現在は永久の未来へと永遠に尾を引いていく
漱石の尻っぺたの青さはまさにそういう誇張だよ
798 :
吾輩は名無しである:2012/09/11(火) 20:39:31.47
う〜ん、恥ずかしい
799 :
吾輩は名無しである:2012/09/11(火) 20:47:07.62
恥ずかしいと思うならそんなくだらないのをコピーしてこないように
800 :
吾輩は名無しである:2012/09/12(水) 05:15:46.93
はい?
はい?じゃなくて
反論があるなら内容で反論するようにな
>>801 >>795はコピーじゃねえよボケ
野分くらい読んでからレスしろカス
思い切り間違えてるわ、書いた俺が言うから間違いない
いちいちそんな字一つ一つまで覚えてるわけないだろアホw
じゃあおまえの書いたそれは何なんだ?クズ
ようはおまえが無意味に少し語調を変えたってことか?
>>803 あんな駄文を漱石のコピーと思ったお前の文書の見る目のなさが恥ずかしいってんだよ
確かに駄文だなぁとは思ったが漱石もたまに駄文を垂れるからな
まあそこまでは酷くないけど
つまりその駄文は何なんだ?
その演説の内容をおまえが勝手に少し変えたのか?
なんでそんなことをしたんだ?バカなのか?アホなのか?障害者なのか?
はっきりしろよ脱糞野郎
807 :
吾輩は名無しである:2012/09/12(水) 17:09:26.01
>>801 すまん、オイラは798と800しか書いてない。
>>797 の文があまりに恥ずかしい文なので「恥ずかしい」と書いた。
なぜなら、
>過去現在は永久の未来へと永遠に尾を引いていく
という信念、あるいは言い習わしを盲目に信じてることから、
>漱石の尻っぺたの青さはまさにそういう誇張だよ
とか、
>そんな旧派新派なんていうカテゴリー分けはどうでもいいんだよ
>そんな勿体らしく、大雑把に、盲目的に、振り分けなくっても
とか言っちゃう、どうしようもない「青」臭い文がそのまま頭に降り掛かって
まるで臭うような恥ずかしさを見てしまったから、ああ書いたまで。
二重三重に自分に引きつけて都合よく解釈してたのね。
>「過去現在は永久の未来へと永遠に尾を引いていく」
>という信念、あるいは言い習わしを盲目に信じてることから、
これは信念でもなければ言い習わし(?w)でもない
たとえば、今こうして書いているこれらの基本的な言語も、その過去が現在へと尾を引いていることを証明しているし
これからの未来へも永遠に受け継がれていくだろう、つまりはそういうことを言ってるわけ
もちろん言語だけでなく、どんな形であろうと同じこと
意味わかる?w
>「漱石の尻っぺたの青さはまさにそういう誇張だよ」
>とか、
>「そんな旧派新派なんていうカテゴリー分けはどうでもいいんだよ」
>「そんな勿体らしく、大雑把に、盲目的に、振り分けなくっても」
>とか言っちゃう、どうしようもない「青」臭い文がそのまま頭に降り掛かって
>まるで臭うような恥ずかしさを見てしまったから、ああ書いたまで。
ここらへんに至ってはおまえはもう批判もなにもできていない
何の論理もなく、ただ単に無意味な文句を並べてるだけ
もうちょい論理的かつ具体的に批判するように
じゃないと、こんなんじゃ何も返答のしようがないw
>二重三重に自分に引きつけて都合よく解釈してたのね。
意味プw
以上
809 :
吾輩は名無しである:2012/09/12(水) 20:17:21.24
>>808 >これは信念でもなければ言い習わし(?w)でもない
>たとえば、今こうして書いているこれらの基本的な言語も、その過去が現在へと尾を引いていることを証明しているし
>これからの未来へも永遠に受け継がれていくだろう、つまりはそういうことを言ってるわけ
>もちろん言語だけでなく、どんな形であろうと同じこと
>意味わかる?w
いや、君が素朴実在論に立ってることは分かるよ。
実にナイーヴだと思うは。
どうも自分のこと凄く賢く思ってるらしいが、考えを改めた方がいいと思うよ〜
じゃ、聞くが過去や未来という言い習わしがない言語があるよね、それらはどうするの?
君の素朴実在論、あるいは記号と対象が不可分と思ってるような素朴な考え方じゃ説明つかないよね。
孔子の正名論とかインドのミーマーンサーみたいだ。
だから、ウィトゲンシュタインは諸言語ゲームといったし、
ソシュールは恣意的な言語といったわけだ。
言語はそれぞれの文化の言い習わしに沿って適当にしか用いられないからだ。
彼らより釈尊はよりよく分かっていて、言葉が習わしによって如何に記号化されるかを明解に説かれてるけどね。
まあそう無理して必死に論点をズラさなくていいんだよwボクちゃんw
君のそれをまさに「能書き」というのさ
おれのレスを後100回ほど読み返してからよく考えてごらんw
つか、素朴実在論てw
どんだけ無理矢理に当て嵌めようとしてんだwバカww
「過去現在は永久の未来へと永遠に尾を引いていく」の
どこをどう読み間違えたらそんな滅茶苦茶な論に繋がんだよ脱糞野郎w
812 :
吾輩は名無しである:2012/09/12(水) 20:39:44.93
>>811 分からないか?
要するに過去、現在、未来という時間の観念、これは単なる言い習わしに過ぎないってことだ。
違うってんなら、その概念の無い言語は「過去現在は永久の未来へと永遠に尾を引いていく」なんて妄想、どう思いつくんだ?
言葉では表せないが、直感してるとでもいうのかw
論理的にって言われたから素朴実在論を無理矢理に引っ張ってきたのかw
わかりやすい脱糞野郎だなw
>>812 過去現在未来がただの時間の概念だというなら、おまえはもうその日本語を使うなよw二度となw
おまえには日本語を使う権利がないw
おまえにはこうして今書いている、おまえの読んでいる言語が妄想に見えるのか?脱糞野郎w
どんだけ脱糞野郎なんだよおまえwww
816 :
吾輩は名無しである:2012/09/12(水) 20:57:03.30
>>814 あほだな。日本語だって三時って観念は仏教伝来までなかったぞ。
そして現代の現在、過去、未来は西洋の概念だろ。
日本語が単なる文化、習慣によって変わってることを明瞭に表してるじゃないか?
言語は、唯の習慣だ。それぞれの言い習わしに沿って、意味文節される。
その言い習わしの記号と対象・意味がある程度一致するから、会話できるだけだ。
西洋語と現代日本語は接近してるから分からないだろうけど、アジア・アフリカの言語習ってみろ、その考え方の違いに圧倒されぞ。
まあ、もういいは、付き合ってられん
>違うってんなら、その概念の無い言語は「過去現在は永久の未来へと永遠に尾を引いていく」なんて妄想、どう思いつくんだ?
おまえはまず日本語から勉強し直してこい
としか言いようがないわなwこの文法もなにも滅茶苦茶な文章じゃ
おまえの駄文をよく読み返してみろwあまりにバカすぎるから
それに三時とか何時とかなんてのはどうでもいいんだよ、そんなことはまったく論点からズレてる
おれが言ってるのは過去がなければ現在もないし現在がなければ未来もないということだ
それをおまえが「反論のための反論」のために見当違いな論をどこからか持ってきただけだ
わかるか?脱糞野郎
脱糞連呼にフイタ(笑)
819 :
吾輩は名無しである:2012/09/12(水) 23:30:13.22
>>797 >そんな旧派新派なんていうカテゴリー分けはどうでもいいんだよ
>そんな勿体らしく、大雑把に、盲目的に、振り分けなくっても
>過去現在は永久の未来へと永遠に尾を引いていく
>漱石の尻っぺたの青さはまさにそういう誇張だよ
これは駄文だと断定できるけどな。
なぜか、「そんな」という指示形容詞の指示先が不明で、しかも二度も使っていること。
「勿体らしく、大雑把に、盲目的に」という副詞の多様や、
「過去現在は永久の未来へと永遠に尾を引いていく」という詩的な表現がとても感情的であり、その根拠が明示されていない。
「そういう誇張だよ」というのは
>>799の「コピー」と
>>803から分かるように
>>795を漱石の文と勘違いしているわけだ。
つまり、誤認なのに偉そうに「漱石の尻っぺたの青さ」とか言ってるわけ、
しかもこういう表現は単に自分を高みに置きたいだけの幼稚な夜郎自大用法だから、救いようがない。
そして
>>798で恥ずかしいと指摘されても平然と勘違いして偉そうに説教してる。
恥ずかしいのは他でもないお前だつーの。
>>797の批判する
>>795の分類は社会的事実の時系列的処理に対してなされたものであり、
これらをイデオロギー的なものとして比較しているという点では
むしろ時系列的処理の前段階にある事実を基にした客観主義に近いと思いますけどね。
>なぜか、「そんな」という指示形容詞の指示先が不明で、しかも二度も使っていること。
「勿体らしく、大雑把に、盲目的に」という副詞の多様や、
「過去現在は永久の未来へと永遠に尾を引いていく」という詩的な表現がとても感情的であり、その根拠が明示されていない。
「そんな」の指示先が不明?wどんだけ読解力がないんだよこの脱糞野郎はw揚げ足すら取れてないぞおまえw
「そんな」というのを「それら」「そういう」と置き換えて、もう100回読み返してこいw
>しかも二度も
この場合は二度使ったほうが明確でわかりやすいから使ったというだけ
つまりおまえの必死な揚げ足取り以外の何でもないんだよ脱糞野郎
>その根拠が明示されていない
すでに明示済みだが?wちゃんと読んでる?wその前に日本語読めてる?w
>「そういう誇張だよ」というのは
>>795を漱石の文と勘違いしているわけだ。
つまり、誤認なのに偉そうに「漱石の尻っぺたの青さ」とか言ってるわけ、
しかもこういう表現は単に自分を高みに置きたいだけの幼稚な夜郎自大用法だから、救いようがない。
勘違いだ?w
んじゃ「あの演説が良い、熱い」というのは何なんだ?w
その後にその駄文を書いてる意図は?w
頭、大丈夫か?脱糞野郎w
>そして
>>798で恥ずかしいと指摘されても平然と勘違いして偉そうに説教してる。
恥ずかしいのは他でもないお前だつーの。
つまり、恥ずかしいのはおまえ以外の誰でもないんだよ脱糞野郎w
「まあ、もういいは、付き合ってられん」などと言っておきながら、つい悔しくて反応しちゃったんだなw
もういいは?wいいは?wイイハ?wあー恥ずかしい脱糞野郎だw
822 :
吾輩は名無しである:2012/09/13(木) 06:36:57.24
>>820 だよね。ようするに
>>797の「脱糞野郎」が恥ずかしいだけ
恐らく高校生あたりなんじゃないかと思う
もし、いい年した大人だとしたら、情けない
ついに自演を始めたぞこの脱糞野郎……w
脱糞野郎もパクったぞこの脱糞野郎……w
いやぁ、実に恥ずかしい脱糞野郎だ……w
あの脱糞が良い、ケツ穴が熱い
実にいいはw
825 :
吾輩は名無しである:2012/09/13(木) 11:38:42.07
クッソワロタ
826 :
吾輩は名無しである:2012/09/13(木) 20:01:40.72
イーハー♪
脱糞野郎は糞を巻いて逃げ去ったかw
くっせーくっせー脱糞野郎だったなw
828 :
吾輩は名無しである:2012/09/17(月) 14:46:43.93
『坊っちゃん』を初めて読んだ。
皮肉なことに、正義であるはずの坊っちゃんと山嵐が活躍すればする程、結局は赤シャツに都合が良いように事が運んで行くというのは漱石らしく、ひねくれてて厭世的だな。
まあ読み方、視点によっては「坊っちゃん」の影の主役は赤シャツと野だになるんだけどな
ヒント:「寒山拾得」の主役は豊干
漱石がひねくれてるんじゃなくて世の中がひねくれてるわけさ
ひねくれてるものを真っ直ぐにするにはこっちも一端ひねくれなければならなくなるわけさ
だけど坊っちゃんも山嵐もひねくれ方を知らないから、最後あんな可笑しな報復になってしまったわけさ
無鉄砲なんだからしょうがない
無鉄砲という陳腐な枠には収まっていない
収める必要もない
834 :
吾輩は名無しである:2012/09/18(火) 22:32:24.22
それにしても松山はボロクソに書かれてたな。最後に至っては「不浄の地」呼ばわりだからなw
「無鉄砲」はキーワードだろ。
わざわざ初めに出してるし「子供のころから損ばかりしている」と言ってるし
キーワードというか、ただの傾向だろ
そこへ当て嵌めてしょうがないと嘆いてもしょうがない
一週間ちょいで書いた作品だから
いちいち単語を深読みしても意味ないと思うなぞなもし
書き上げた期間は関係ないと思うぞなもし
行き当たりばったりで書いてるわけでもない
創作ノートや頭の中で練っていたものを流しこむスタイルだから
別に深読みでもないだろ
それにもしノンプロットで一週間で書いたとしても坊っちゃんの無鉄砲という性質をきちんと考えて書き進めるはず
無駄に無理があるよ、君
どうしても無鉄砲の陳腐な枠へ嵌め込みたいらしい
ここまで口調と内容がかけ離れてるともはや笑うしかないアッハッハアッハッハ
その場限りの己の体裁を保ちたいだけの内容のない意地張りは、やればやるだけ君の体裁をさらに崩していくばかりだ
845 :
吾輩は名無しである:2012/09/19(水) 12:14:28.76
投稿時間で自演丸出しだな
と、無鉄砲くんが俄かに現実逃避をしておりますが、みなさんいかがお過ごしですか
847 :
吾輩は名無しである:2012/09/20(木) 19:00:35.20
蓮實の「夏目漱石論」なかなか面白いね。
漱石の作品を読み返したくなったわ。
848 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 00:29:53.11
どんなこと言ってるの
やっぱ映画的な見方
849 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 00:35:13.90
オレはでも、漱石の文章に映像とは言わないが
ある種感覚的なものを喚起される
850 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 03:25:12.00
>>848 伝記的事実や精神分析的な視点と切り離し、作品を自立したものと考えて、
徹底して文章・言葉自体に着目して読み解く、みたいな。
いわゆる文芸批評的、ではない。テクスト論になるのかな。
序章に考え方が説明されてて、これが面白い。
今月、講談社学芸文庫に入ったばかり。相変わらず少々お高い(1,600円)。
851 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 03:56:39.70
>作品を自立したものと考えて
自立した作品というのは、つまりどういうこと?
>徹底して文章・言葉自体に着目して読み解く
文章以外に何か着目するものがある?
それがテクスト論?(笑)
852 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 03:59:29.59
読み解けておないに100万銭ベット!
853 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 04:01:10.97
おないに
いないに
私的評論というならわかるけどね
テクスト論て(笑)
854 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 04:06:44.90
そのピーンと突っ張った膝裏に空手チョップしてあげたいわ
カックーンてな
856 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 15:17:44.14
>>851 一般的な評論てすぐ作者の生涯とか意図とかに結びつけて解釈するだろ、
ってまあ読んでみろよw
蓮實のような手法をテクスト論って言うんじゃなかったっけ。
小森陽一とかも同様だったと思うが。
>>855 よ余裕さw
あーそうですステマですw
857 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 17:00:45.71
もうちょっと具体的に聞きたい
858 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 17:05:11.75
映画のようなやっぱ斜に構えた見方なのかな
だからハスミ?
859 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 17:46:52.20
>>856 そりゃ作者の人生経験や知識があってこその作品だからな
そこをあえて無視して、作品は作品として
切り離して読んでみたって何もならない
つまり、それが君のいう「自立した作品」ということなのかな?
作品というのは誰かが意図的に書き上げるものだから、自立なんていうのはどうやってもできないと思うぞ
860 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 17:51:20.90
まあ現在の自称作家のように、人生経験も乏しく知識もほとんどないやつらが書いたような内容のない作品群ならそういう読み方でもいいと思うけど
861 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 18:06:00.85
>>857 オレの下手な説明聞くより
「テクスト理論」などで検索した方が分かりやすい。
>>858 そうそう、だからハスミw
て言いたくなるぐらいちょっと変わってるよねこの人。
「表層批評宣言」「反日本語論」とか有名だと思うんだが。
前者は以前読んだ時さっぱり分からんかったが
漱石論を先に読むべきだったんだなと。
862 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 18:06:18.87
しかしなんというか
勧めるやつのレスがこんなんだとまったく読む気しないな
ま、なんにしても鴎外の「夏目漱石論」くらいの評価が色んな意味で妥当だ
評論家や批評家などが変に立ち入ってあれこれしてる評論は読みが浅い
というか、ああいうのは全部私的評論で、その評論家の経験や読解力が反映されてるだけ
人生経験なんて関係あんのかね
大した経験もなく二十代で名作書いた作家はどうなんのかな
「小生今まで大した苦労もなく生きてきて、せいぜい7、8年カマドの飯を焦がしたくらい」
て本人も言ってるし
864 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 18:08:44.93
自分で作品を読めないやつがよく人の評論などを好んで読む
人の評価に紛れることで自分の無能を癒してるんだろうな
深い読み方ってどんなだよ
浅い深いの基準が分からん
866 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 18:10:52.84
人生経験がなければ作品を書けないし、もし仮に書くことができてもそれ相当の内容にしかならない
一体なにを言っとるんだ、チミはw
867 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 18:15:14.91
なんにでも浅い深いはあるだろう
ただのそこらの石ころを見ても、浅いやつはそのまま石ころとしか見ることができないが
深いやつはそれをただの石ころと見ない
つまりそういうことを言ってるわけ
>>866 だから大した経験もなく名作書いてる奴はなんなんだって聞いてるんだよ
芥川の羅生門、ドストの貧しき人々、トルストイの幼年時代
これらみんな二十前半だろ、なんか大した経験踏んでから書いてるのか?
オースティンやブロンテは家にこもりきりで、ろくな社会経験つんでないが
高慢と偏見や嵐が丘はカスってか
>>867 抽象的すぎるなあ
その浅い深いを誰が決めんの?
自己満足の世界じゃね
869 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 18:19:27.28
>>859 切り離しても仕方がないと言われても
“新しい読み”を実践するにはこういう方法が有効、
てな考え方があるわけだw
870 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 18:22:33.64
>>863 だから君は浅いというのさ
人が言ったことをそのまま鵜呑みにしてそれがすべてだと断定してしまって
自分で考察することをしないからそういう浅いレスしかできないのだよ
>>868 大した経験もなく、だ?w
おまえはその作家の人生をすべて見たのか?その作家が経験したすべてを余さず知っているのか?
おまえの知ってるのはせいぜいウィキペディアなどで得た知識くらいだ
あんま笑わせんなよな、浅はか野郎
>>870 >その作家が経験したすべてを余さず知っているのか?
じゃあ、あなたは知ってるんですね、それで「人生経験が必須」と言い切るんだから
生涯未婚で30で死んだブロンテや
父の遺産でボンボン生活してきた若ドストにいったいどんなコトがあったんですか?是非教えて下さい
872 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 18:27:30.76
>>862 さーせんw
蓮實って私的評論という位置づけになってるの?
>>864 評論読むと、ほうこういう読み方もあるのか、って
気付くこともあって面白いと思うんだがな。
>>872 そういう評論書ける"評論家"なんてそうザラには居ませんよね。
おや、いらんことした。
1 感情を交えずすべて機械的に判断する評論 →理想的
2 すべて「自分はこう感じる」という感情のみの評論→評価としては最悪、感想としてはよし
3 1と2を交えた評論 →批評家は大体これ
素人の感想、アマゾンのレビューなんかは2がほとんど
批評家の評論が3で、また3をしているフリして2をやったりする
1はまずいない
最悪なのが方法はまるきり2なのに、1みたいな顔して言うやつ
「俺はこの作品がキライだ、だから文学的に見て価値がない」って評価
876 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 18:52:14.28
>>869 そんなのは新しくも有効でもなんでもない
そんな読み方のどこがどう有効なのか、説明できるか?
あまりしゃあしゃあとバカを垂れ流すなよなw
>>871 だからそういう作家は大した経験をしていたと仮定して読めばいい
おれは少なくとも年齢などで何かを断定してかからない
作品自体からそれを感じ取る
それと羅生門などは特に名作とは思わない
>>872 位置づけなんかはどうでもいい
そういう評論はどんなものでも私的にしかなり得ない
877 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 19:00:23.72
漱石は長編と中編は素晴らしいですが、短編で何か読む価値のある作品ってあります?
878 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 19:00:56.21
ハスミは映画は、画面に見えるものだけから
喚起されるものを基に徹底して論評するから
漱石も書かれた文章だけに視点を置いた評論をしてるのかな
879 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 19:02:10.09
短編も全部面白いから全部読め
>>877 倫敦塔 構成がすばらしい
薤露行 めちゃくちゃ難解だけど美しい
夢十夜 掌編の大傑作
倫敦消息 「猫」が好きなら是非
881 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 19:07:22.68
その一口メモいらんだろ
882 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 19:20:20.11
>>878 そう。言葉の運動だけを手がかりにしている、という批評。
>>876 どう有効かと言うとだな、
君のように妙に熱く凝り固まった人の目を開かせる、
あるいはさらに激昂させる、という面で有効なわけだw
てなわけで一度読んでみろよ。変わってて面白いよ。
883 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 19:44:31.65
884 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 19:48:47.02
それと、年齢=経験では決してないぞ
年老いても年老いてもバカはバカのままだし
漱石のように若くして優秀で長けた考察力を有しているものいるし
885 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 19:50:37.01
>>882←こいつなどはいくら年老いても年老いてもバカのままなやつの典型だ
886 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 19:58:52.54
>>875 >1 感情を交えずすべて機械的に判断する評論 →理想的
これは19世紀科学万能時代の名残りで、ニーチェを否定したメーレンドルフなどの文献学が代表だよね。
>2 すべて「自分はこう感じる」という感情のみの評論→評価としては最悪、感想としてはよし
ニーチェ、ハイデガーはそういうソクラテス主義に危機を見出した。全くそう思う。なぜなら、詩文は主観的な味わいがその本質だと思うから。
ただ、テクスト分析による妥当な読みに基づくものでなく、全く恣意的な読みの感想・妄想など読みたいとは思わないけど。
887 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 20:06:39.99
また、経験というのは肉体的経験や物質的経験を指しているのではない
要は、頭の経験のことだ
888 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 20:09:31.42
機械的と感情的に差はないぞ
そんな分別こそ無意味であり、盲目的だ
889 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 20:11:14.63
バカに限ってそういうソクラテスとかニーチェだとか、無駄に大袈裟な単語を並べたがる傾向がある
虚仮威しのつもりなのだろうがバカを披露してるだけだ
890 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 20:16:20.91
人間である以上、いくら機械的を装ってもそこには必ず個人的感情が含まれている
891 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 20:21:12.05
>>880 『倫敦消息』って岩波の全集に入ってますか?
さっきからバカだのなんだのって老害が湧いてるな。
894 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 21:48:27.46
>>890 テキスト・クリッティク、本文整定の分野ではそういうこともある。
実に美しい校訂本があったりするよ〜
>>889 すまん。耳慣れた名詞だと思って使った。本領発揮すると誰もしらん名詞の羅列になるんで
895 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 21:59:17.25
な、バカだろう
896 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 22:02:52.78
そういうこともある、じゃなくて、すべてがそうなんだよ
前にも言ったけど、内容のない片意地を張っていてもなんにもならないぞ
それだからおまえはいつまでもバカのままなんだよ
897 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 22:04:44.30
こんなとこでバカの本領を発揮されても、困っちゃうから
よそで思う存分、発揮してこいw
898 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 22:07:03.20
バカを連発してるやつ、
なんか悩みがあるんなら聞いてやるぞ。
900 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 23:25:13.05
バカ以外の表現方法はないだろ
あっても余計なことだ
バカはバカだろ、バカ
901 :
吾輩は名無しである:2012/09/21(金) 23:46:50.99
>>899 そういって自分を高めてるつもりなんでしょw
バカバカ鳴くストレイシープに誰か薬をあげて。
バカじゃない人にはバカなんて言ったことないよ
バカだからバカだと言ってるわけで
バカなおまえがそのバカという事実から目を反らしてるというだけ
わかってるくせに、バカw
>>891 入ってないわけないでしょ
「初期の文学」に入ってますよ
また全集とは別に「漱石・子規往復書簡集」にも入ってます
漱石の好きな色を教えてください詳しい方。
そうさな、ーー夢色さ
さよなら三角
猫の手も借りたい
などと言う人には無色に見える夢色さ
908 :
吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 23:55:53.54
神様
ちんもく、というのは
おくびょうものの、さいごのしゅだんです
わかりますか、神様
則天去私
漱石の留学時代の手帳?ってどんなやつだろう。
やっぱり黒い革のでしょうか。
漱石展とかで見たことがないんです。
本物って残ってるんでしょうか。
911 :
吾輩は名無しである:2012/09/26(水) 20:07:43.47
>>911 どうもありがとうございます。
漱石はロンドンで手帳を購入したらしいと何処かで見たか聞いたか
した覚えがあるんですが、
それがどんな装丁のものなのか気になりました。
私もつながらない…。
913 :
吾輩は名無しである:2012/09/27(木) 01:27:24.20
あきづけば をばなが上に おく露の けぬべくもわは おもほゆるかも
914 :
吾輩は名無しである:2012/09/28(金) 20:00:02.28
漱石は明らかにアスペルガー。ゆえに主人公の多くも同様。
文学なんかに傾倒するのは高い率でアスペだから、文学好きのアスペに理解されやすい漱石は
高い評価を得ることになる。非アスペには逆に理解されにくい。
正直に言え。お前ら空気読めないだろ。
おまえがぶっちぎりで読めてない件
916 :
吾輩は名無しである:2012/09/28(金) 20:13:53.47
空気空気っていってるやつは100%ファシストだから相手すんな
いや、ただのバカだろ
アスペルガーは小説とは無縁だよ
919 :
吾輩は名無しである:2012/09/28(金) 22:19:43.92
空気嫁の価値観を毛嫌いする奴はアスペルガー。
>アスペルガーは小説とは無縁だよ
アスペはコミュニケーション能力の弱さのためにヲタクになりやすく、一般人よりも小説にはまりやすい。
アルツハイマーの間違いでは?
たしかにそういう老人はファシズムに疑問もないみたいだな。石原とか。
アスペルガー症候群を差別したり、人間としても最低。
921 :
吾輩は名無しである:2012/09/28(金) 22:40:01.88
むしろここの人間の方がアスペルガーという概念に対する妙な先入観があるのではないか。
つまらんからよそでやれ
923 :
まぐな:2012/09/29(土) 03:54:46.14
ミニハンいるかー、ミニハンは文学に於ける人間というのを重く捉えすぎてる気がする。
文学の人間ってのはそうたいしたもんじゃねえと。
偉人を精神病患者として処理する俗論はよくあるけれど、
漱石はアスペルガーではないよ。
アスペルガーは文章の行間や人の表情をまともに読み取れないんだぞ。
つまらんからよそでやれ
漱石は日本人を描いてきた。内向きで繊細な日本人という一つの普通の日本人の類型なのだ。
927 :
吾輩は名無しである:2012/09/29(土) 20:22:08.71
>>924 それは極端な症例でしかない。もう少しアスペについて学ぶべきだ。アスペでも
ユーモアは解するし、良い作品を書く奴はいる。
文豪という特殊な能力を持った人間がありきたりの人間でないことは常識に照らして
当然だと判断すべきではないのか。だから精神疾患への偏見だというわけだ。
>>925 詰まらん奴だな。お前もアスペだろ。
>>926 こころの「K」は典型的なアスペ。追い詰めて殺した「先生」も多分同類。先生に
なんとなく惹かれた「私」も多分同類。猫の苦沙弥も同類。行人の兄も草枕の画家も、
もちろん道草の主人公も同類。
つまらんからよそでやれって 低能
浅はかよのぉ
930 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 07:57:14.28
かくして文学愛好者は、最後まで精神医学への偏見から逃れることができませんでしたとさ。
理系の中では最も文学に近いのにこの体たらく。建築家志望だった漱石が聞いたら失笑したことだろう。
931 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 08:03:18.96
ググってみた。
「 その後洋行からかえって来て千駄木にいたころ、ーー 略 ーー 全くお話に
ならない乱暴を家のもの、ことに私にしますので、私もほとほと困って、ある日
兄さんに話しますと、 / ーー 中 略 ーー /
−−−− その後精神病学の呉さんから診てもらいましたところ、それは追跡
狂という精神病の一種だろうと申しておられました。」
(『漱石の思ひ出』 夏目鏡子述、松岡譲筆録 文春文庫 一 松山行 )
呉さん:東京帝大医学部教授の呉秀三。いうまでもなく当時の日本の精神科最高権威。
精神疾患というなら、統合失調症だろうな。
遅発性の統合失調症は漱石型統合失調症とも呼ばれているらしい。
ちなみにアスペルガーは似ているけど全然違うものだよ。
933 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 10:08:41.34
漱石はアスペと解離性障害だよ。漱石の被害妄想は、実際に探偵につけられているうちに
ストレスが溜まって神経を病んだ結果だ。放屁の数まで報道されてたんじゃなかったか。
統合失調症にしては作品があまりに論理的合理的過ぎる。
934 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 11:06:15.21
>>933 そういうのつまんないから、テキストにそって話そうぜ
漱石はたしか、じぶんが狂っていない、じぶんは正しいということを、
証明するために小説書いてるって言った。
つまり病識はないんで、統合失調症の作話っぽい動機で、小説を書いてた。
当て嵌めようとすれば人間なんてのは誰でも精神病のいずれかに当て嵌まるんだよ低能ちゃん
そこ気づかないようなやつは重度の精神病だ
935←こいつなんてどうみても精神病以前の問題だろ?
人間として満足に成長できなかったんだな、かわいそうに
932←こいつなどは重度の精神病だな
併せてアルツハイマー病も患ってるだろうどうみても、かわいそうに
939 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 12:29:30.82
>>935 それは西洋かぶれ至上主義の風潮に対するアンチテーゼじゃないのか。
日本的なものを全否定しかねないような風潮での活動だったからな。漱石への批判の
少なくとも一部は狂人というレッテルを貼ることによる意見封殺だったことだろうよ。
>>936 そこまで分かっているのに、漱石にだけは当てはめるとヒステリーを起こす。
困った低能ちゃんだ。
>>937 君はなぜそんなにヒステリックなのかね。なんだかかわいそうだ。
940 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 12:31:14.66
>>938 この上ないソースを提示してさえこれだ。愚かな人だなあ。可哀想に。
夏目鏡子なんかはヘロインを処方してもらってたしな
まあ「道草」を読めば鏡子夫人のキチガイっぷりがよくわかるだろう
漱石は患者を慰めるように鏡子夫人に接していたが、晩年などは夫人のその常識を逸脱した奇行について行けなくなって
暴力を振るったり罵声を浴びせるようになったのは事実だ
>>939 ん?発作か?
漱石が精神病だったことを否定なんかしてないが?
普通に認めてるほうなんだが?頭、だいじょうぶか?
943 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 15:28:27.09
>>941 当時の女は教養がないからヒステリーを起こしがちだったからな。
しかし、弟子たちが漱石の名誉を守ろうと鏡子を無茶苦茶に攻撃したのは有名な話だろう。
子供たちも、漱石の発作に出くわさなかった一番下以外はかなり酷い目にあったと回想してる。
>>942 そうか。精神病への偏見はこっちも散々指摘していて、その上で低能とか言ってくるから
ただの馬鹿だと思ったけど、理由は違えど認識自体は改める必要がないようだ。
まあ漱石は頭が鋭敏すぎたから、愚物どもの常識外れの言動や所作を黙って見過ごすことができなかったんだろう
門下生たちにも荒々しい態度で、よく閉口した時がある、などと芥川も証言しているし、芥川自身も漱石によく怒鳴りつけられていたようだ
ちなみに芥川は鏡子夫人のことを随筆内でかばっている
945 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 15:43:43.51
>>940 そういう病気のレッテル貼りたい人は、
貼って病気だからこんなことするんだ、とか自分を納得させたいというか、
言い聞かせたいだけだから、まあ、よくいるネラだから
>>943 精神病への偏見、というと?意味がよくわからんのだが。
わかりきったことを、ソースだとか間抜けなことを言って、したり顔でグダグダとしつこく繰り返しているから、「低能」と言っただけだ
漱石を苛立たせて精神病になるほどに精神を疲労させたのはそういう世間だ
それだけ世間が救いようのない程に俗悪だったということ
このスレをみていてもそれがよくわかるだろう、救いようのない愚物しかいないじゃないか
948 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 17:25:46.11
で、漱石の精神病がどうのなんておまえらに何の関係があんの?
おまえらってホント救いようのない愚物だな
関係あるなしなんてこと自体が関係ない
晩年の漱石のその暴挙をどういうことなのか話してるだけだろ
頭、だいじょうぶか、おまえ
文学的な高峰を精神病のせいにして酸っぱい葡萄を取らなくて済みたい、年寄りがいるんですよ。
東京都知事です。
日本語でよろしく
952 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 18:46:56.81
要は、石原都知事は救い様が無いほど幼児的で馬鹿げた、老害的年寄り。
あちこちに害をまきちらすのは若い頃かららしいが、
晩節だけ見てる限り最悪の人物。なんでそんなのを文壇に入れたのか、
昔の人の悪徳をかえりみると悪寒がする。
スレチ
954 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 18:55:27.59
精神病という所属的カテゴリーを、漱石の汚点に仕立てて
差別できると思ったわけでは?
そうしてキチガイの戯言だと思い込めば、
いかに老人が漱石の境地から遠くとも安心できるから。
みにくい。文学は醜さをつくるのか。それとも醜い人間が文学にかかわってきたのか。
いや、アスペがどうの言ってるやつの頭がおかしいだけ
それ以上でもそれ以下でもない
文学に結びつけて云々する問題ではない
統合失調症の症状に奇語というのがあって、造語癖のようなもの。
これが作家の資質に必要とみる人もいる。
「我輩は猫である」の迷亭が月並という語を使うが、これは漱石の造語で、
いまじゃ辞書に載っている。
んなこた、みんな知っとるよw
芥川はその漱石の造語に首をかしげてる
芥川は自分を高く見せたいがために恩師の漱石にまでその邪剣を振るってしまったのがいけなかったな
まあそれも漱石亡き後の重圧からきたものだから仕方ないといえば仕方ないのだがね
作家の資質と、統合失調症の症状とのつながりを示す一例として挙げたまでだよ。
そんなのは繋がりでもなんでもないよ
あえて結びつけようとすればなんにでも結びつくことくらい、考えないでもわかるだろう
まったく無意味で余計な考察だ
962 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 20:22:00.61
口語文章語が確立していない時期に、英文学の専門家が翻訳語を大量に作った。
造語が多いのは当然だろうに。
963 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 20:25:31.24
枯野抄はいいね。
月並って翻訳語か?もとの英語がなにかあるか?ないだろ。
965 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 20:32:47.10
なるほど。月並は友人の造語を流用したってことか。
いずれにしても外国語の訳語としての造語と、作者独特の造語は区別しておくのがいいだろ。
それにしても「春日静座」などはもっと評価されてもいいよな
まあそこらの批評家などにはほとんど理解できないのかな
中国の漢詩研究家なども解読不能な箇所が多々あると言ってるし
「春日静座」の中に出てくる「篆煙」などというのも漱石の造語で、「篆書」と「香煙」を絶妙に絡ませてるものなんだよな
あんまり超越しすぎるのもまた考えものだ
968 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 20:42:14.28
>作者独特の造語
これはどういうものか。
造語ってのは、仲間内だけで通じるスラングのはずが、その仲間が注目されていて
一般化したものというケースが多かろう。月並みの例のように。
芥川は新参者だから、造語の成立経緯に立ち会えなくて違和感を持ったという
話ではないのか。
一般人が京の洛中洛外の地名を見て、漢字のおかしな読ませ方に呆れるようなものだ。
>その仲間が注目されていて一般化したもの
細かいようだけどさ、こういう滅茶苦茶な文法は読んでいて無駄に不快になるから気をつけてくれ
上の文章の場合は「一般化されたもの」というのが正しい
970 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 21:04:55.30
造語が一般化する。
侏儒の言葉
作家所生の言葉
「振っている」「高等遊民」「露悪家」「月並み」等の言葉の文壇に行われるようになったのは夏目先生から始まっている。
こう言う作家所生(しょせい)の言葉は夏目先生以後にもない訣ではない。久米正雄君所生の「微苦笑」「強気弱気」などはその最たるものであろう。
なお又「等、等、等」と書いたりするのも宇野浩二君所生のものである。我我は常に意識して帽子を脱いでいるものではない。
のみならず時には意識的には敵とし、怪物とし、犬となすものにもいつか帽子を脱いでいるものである。
或作家を罵(ののし)る文章の中にもその作家の作った言葉の出るのは必ずしも偶然ではないかも知れない。
972 :
吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 21:44:23.48
つまり芥川は、日本語では一般的な新語の成立と使用を個人的趣味で毛嫌いしていただけか。
単なる無知だろ。
まぁ、「偶然ではないかもしれない」という所などは微苦笑せざるを得ないな
毛嫌いしていたとかそういうのではない
というか、どこをどう読み間違えたらそんな解釈になるんだw
975 :
吾輩は名無しである:2012/10/01(月) 08:30:33.29
>974
嫌だ嫌だと思っても体は素直で、いつしか受け入れてしまう、ということか。
↓こんな風に。
>のみならず時には意識的には敵とし、怪物とし、犬となすものにもいつか帽子を脱いでいるものである。
嫌ってるとしか思えんが。
976 :
吾輩は名無しである:2012/10/01(月) 08:36:42.87
ああ、嫌いな奴の造語は使いたくないが、体は素直で云々か。
「嫌ってる」という陳腐な感情表現には収まりきっていないだろ、どう読んでもさw
最後の「偶然ではないかもしれない」の意味をよく考えてごらんよ
978 :
吾輩は名無しである:2012/10/01(月) 09:06:22.40
ヒント:我我は常に意識して帽子を脱いでいるものではない
揚げ足を取ることばかりに気を取られて、文章を近眼的にしか見ることができなくなると、978のように表面的解釈しかできなくなるんだな
おれが978だったら、間違いなく、いますぐ自殺するね
982 :
吾輩は名無しである:2012/10/01(月) 12:45:29.13
文の話してるだけだが、
文意はどうしようもないだろ、正に揚げ足取り
おや?まだ図々しくも呼吸をしていたのか
「文の話」と、「文」だけを切り離すことに意味があるのか?
その文を作り上げてるものは、一体何だと思ってるんだ?
作者の意があって、はじめて文が成り立つのではないか?
その前に、意のない文などが存在するのか?
おまえのその頭は、大丈夫なのか?
984 :
吾輩は名無しである:2012/10/01(月) 14:02:53.28
>>983 おや〜、そりゃ古いな。作者の意も言い習わし、ラング、諸言語ゲームに規定されるぜ。
そんなのサピアウォーフの仮説を待たずともインドでは当たり前のことだ。
作者の意も、既製の習慣のもとに作られ、しかもその習わしに沿って文になるからな
セム・ギリシャ系のロゴス文化だと目新しいかもしれないが、それらすら知らないの?
作者の意が言い習わし?既製の習慣?ラング?ゲーム?w
ただ漠然とした言語を並べ立ててるだけで何の関連性も何の論理付けもないわけだけど、おまえは一体何がしたいんだ?(微苦笑)
それよりおまえのそれは一体何の病気だ?統失か?アルツか?逃避病か?
まあ、ただ単に論点をズラし誤魔化して978、982のおまえの恥を塗りつぶしたいだけなんだろうけどさ
まあ残念ながら、どう足掻いてみた所で978のおまえの恥は拭えない
982でおまえは「文の話」をしてると言ったが、すでにそれが971をまだ読めていないことを裏付けてしまっているし
そこにすら気づいてないやつが何を並べ立てた所で、まるでお笑いだよ、キミ
987 :
吾輩は名無しである:2012/10/01(月) 14:45:51.85
>>985 論は一貫してる。君が無知なだけだ。まあ、説明して分からんだろう。
つか、
>>979-981が何を問題としているか分からないんだが、
オイラは芥川の文意は分かるつもりだけど、用法として文に違和感を覚えると言っているんだよ?
もう止めとくけどね〜
だからさ、おまえの感じたその違和感がすでに芥川の意中に含まれてるんだよ、ほんと頭悪いなおまえはw
このヒントで気づかなかったのか?>我我は常に意識して帽子を脱いでいるものではない
これでわからないとなると、おまえは芥川どころか、どんな本でもまず読めないだろうな
漱石の本なんか、ひっくり返っても一行たりとも読めないさ
そうしておまえの感じた違和感が、芥川が感じた作家所生のそれらの言葉の違和感なんだよ
まあ簡単にいえば、皮肉、反語だよ
わかるか?w
990 :
吾輩は名無しである:2012/10/01(月) 15:04:06.11
>>988 そりゃ、分かるが、そういうこと書いてて自分で変な文書いてたら説得力ないだろ
それらな文は世に連れ変化するという内容とかで書くか、きっちり言語習慣に沿った用法で書くかのどちらかじゃないと言ってることと遣ってることが矛盾してると思わないか?
オイラとしては自分に違和感があっても文として通じる文はそれでいいと思うけど、違和感は違和感だ。
だからそれが故意の矛盾なんだよ
>必ずしも偶然ではないかもしれない
もうわかるだろ?
どこまでぶっ飛んでだよおまえの頭はさ…
ここまでくるともはや呆れるしかないぞ……
一通りの解釈に固執するのでなく、頭の融通を利かせて、幾通りにでも文章を解釈できるように少し頭の訓練をしたほうがいいよおまえは
993 :
吾輩は名無しである:2012/10/01(月) 15:27:33.26
故意の矛盾か〜w
いやいや、流石ネラですな、技と悪文書いてるようには読めんな〜
そういう場合はよくも悪くも遊んでる感じがでるもんだが、かんじないしな
まあ、せめて漢文ぐらい読んだ方がいいぞ、そうすればオイラの違和感も体感できるだろう
「侏儒の言葉」をすべて読めばわかると思うけど、この作品はただ目の前の文章を読者に読ませるだけの甘っちょろいスタイルではなくて
読者をも巻き込んで、読者をも崖っぷちまで連れ出して、そこでいっしょになって考察しようじゃないか、という危なっかしい作品なんだよ
「侏儒の言葉」中の「批評学ーー佐佐木茂索くんにーー」などを読めば、そこらへんがよくわかるだろうと思う
993
そういう能書きはもういいからさ、「侏儒の言葉」を最後まで読んでこい、わかるまで読んでこい
いくら読んでもわからなければ、クビをククレ
996 :
吾輩は名無しである:2012/10/01(月) 15:40:38.84
>>994 そっか、まあ、テキストは通読しないといかんよね。
でも、いいや。つまんなそうだから。
読むべきものは満載なんで。
まあおまえにゃ到底読めないからな
崖の下へ真っ逆さまに堕ちていくだけだから、おまえからしたら行かないほうが正解だ
しかしそれなら978みたいに「こんなもんか芥川」などという軽薄でバカげたことは二度とほざいたらいけないよ
わかったらもうこのスレにも芥川のスレにも来るなよ、次、もし見かけたら、その時は容赦しないからな
さ、去ね
998 :
吾輩は名無しである:2012/10/01(月) 16:01:13.93
芥川ファンだったのか、そりゃ悪かった
そう言えば、最初に謝ったのに
ファンとかではなくてね(苦笑)
ただおまえの発言があまりにバカ丸出しだったからさ
つか、このバカ以外の誰か、次スレ頼む
スレタイとかスレ番号はテキトーでいいからさ
1000 :
吾輩は名無しである:2012/10/01(月) 16:19:31.45
. _
. ││ . ●●●
人 ││ ●\ ●\
ノ二\ ナ ゝゝ V ●●● ●\ ●\
/ / 乙 つ O ●\ ●\ ●\ ●\
●●● ●\ ●\ ●\ ●\
●\ ●\ ●\ ●\ ●\ ●\
●●\ ●\ ●\ ●\ ●\ ●\ ●\
●\ ●\ ●\ ●\ ●\ ●\ ●\
●\ ●\ ●\ ●\ ●\ ●\ ●\
●\ ●\ ●\ ●\ ●\ ●\ ●\
●\ ●\ ●\ ●\ ●\ ●●● \
●\ ●\ ●\ ●\ ●\ \\\
●\ ●\ ●\ ●●● \
●\ ●\ ●\ \\\
●\ ●●● \ . ┌┐ ┌┐
●\ \\\ ┣━┳┃┃ ┃ ││ ││
●●●\ ┃ ┃┃┃ ┣┓ ━╋ ━╋ V V
\\\\ ┛ ━┛ ┃ ┏┫ ┏┫ O . O
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。