2ヵ月以上にも渡って盗作を糾弾し続けた津原泰水という人物が、
万が一起こり得たとしての自らの盗作のケースについて、無自覚であるはずがないのだ。
ここで、津原氏の『黄昏抜歯』の主要アイデアや肝心かなめ部分の表現が、
赤坂真理の歯をモチーフにした三部作である『最大幅7mm』(1998年3月「トレヴィル」で発表)、
『フィギュア』(1999年秋発表)、『ミューズ』(文学界1999年12月号)ら(いずれも、『黄昏抜歯』より、
1年ちょっと以上前から4年前の期間に発表されていることを事前に断っておく)、
からのつまみ食いであることが指摘された場合、あるいは少なくとも、津原泰水が大嘘つきであることが発覚した場合、
津原氏は、どのように責任を取るつもりなのか?
http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20101209000018