【読まずに講演】川上未映子95【読まずに書評】

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293ブス間宮緑あまな佃煮盗作「塔の中の女」
(つづき)「ヨハネ・・・ジャンの黙示録(覆いのヴェールを取る事。
黙して示した、預言の幻像)ね」
「―・・・ヨハネの福音書。
★"はじめに言葉があった。言葉は神と共にあった。
(略)
言葉の中に命があった。命は人間を照らす光であった。
光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。
神から使わされた一人の人がいた。その名はヨハネである。
彼は証しをするために来た。光について証しをするため
(略)
言葉は世にあった。世は言葉によって成ったが、世は言葉を認めなかった。
言葉は、自分の民のところへ来たが、民は受け入れなかった。
しかし、言葉は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる
資格を与えた。この人々は、血によってではなく、
肉の欲によってではなく、人の欲によってでもなく、
神によって生まれたのである。
言葉は肉となって、わたし達の間に宿られた。
わたしたちはその栄光を見た。
それは父の独り子(略)
ヨハネは、この方について証しをし、声を張り上げていった。
"わたしの後から来られる方は、わたしより優れている。
わたしよりも先におられ・・・"
より若い人間として後から来たのに"先にいた"というなら、"根元"として在ったという事だろう?
RIMBAUDは、女性が男の能力と肉に隷属するのではなく、精神を持った時には、
"詩はもはや行動にリズムをつけるものではなくなり先に立って進むものとなる"・・・と言っている。
そして、"役人やものかきばかりで、作家、創造者、詩人、そういう類の人間はかつていたためしが無い"
"数多くのエゴイスト達が、自らを作家であると称しているだけなのだ"と書いているが、
ただのおぞましい摸倣と割り込みの芸しか出来ない連中の事は、"座っている奴ら"の中でも批判している...