【書を読む】読書会スレ2【対話する】

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53吾輩は名無しである
>>52
それを一人旅にたとえているね。
ベクトルは真逆になるけど郷愁の念に近いものがあるように思うよ
或いはアリの行列を潰すときの気持ちにも近いものかもしれない。


>「俺はいまここで高らかに宣言する!妻も子どもも愛してはいないと!!」
前後の文意がわからないから判断出来ないね。
たとえばだよ、僕が是非そうあって欲しいという解釈だけど、
結婚はひとつの例外もなく見合い結婚であるべきだ。

そもそも僕は恋愛結婚なんてものは完全に矛盾した考えだと思っているんだよ。
「人がただ一人の人間を永遠に愛し続ける事が出来る」のだとしたら、そいつは死んでるのと同じだ。
当たり前だ。全く変わらないんだからな。
もしもそれが「可能」なのだとしたら結婚なんて儀式は必要無い。
単に制度上の恩恵を受けるだけで、結婚という儀式が愛を薄めたり深めたりはしない。

人の気持ちは変わるよ。当たり前なんだよ。
100%の相互理解が有り得ないように「永遠の愛」なんてものは人間には不可能だ。
だから「永遠の愛」を体現するキリストに忠誠を誓う。
「この人を好きだ」という不確かなラブを神様に生贄として捧げて、代償として確かなアガペーを賜る。
「妻も子供も愛してはいない」。当たり前だ。既にそんなものは神様のモンだ。

だからもしも君がそれをエゴイズムの徹底だと捉えているのだとしたら
僕は必ずしもそう断言できないという立場を採る。
それは自己本位ではなく則天去私であると。