【ケンカ読書会】雑談スレ5【乱闘勝負】

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131 忍法帖【Lv=17,xxxPT】 N ◆.a7VUr.VD.
青空文庫の作品だと、すぐにみんな読めるのがいいねw

「木魂」読んだよ。

轢死の予感をあつかった短編小説ということで、ディケンズの「信号主」を
おもいだしたな。あれも名作。ディケンズの短編のほうは、行為の反復が
プロットの中心であるが、木魂のほうは自意識の反復がストーリーを
形成しているね。 世界と自分自身を数学的に把握しようとする自意識は
つねに自己を反復する自意識。「信号主」ではえがかれなかった轢死者の
自意識を高速度カメラで撮影して定着させた短編であるな。
子供の轢死と最後の語り手の死のつながりかたからはまた、古めかしい
因果応報譚を連想させる。

私の感想は、こんなもんでありんす。