【グレート・ギャツビー】フィッツジェラルド

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1吾輩は名無しである
立てておく
2吾輩は名無しである:2011/05/16(月) 23:35:42.94
ああ、俺の好きな作家だ
3吾輩は名無しである:2011/05/16(月) 23:57:17.98
フィッツジェラルドの作品というのは俺の読んだ限りどれも定型があって
金を持った(または、一つの幸せをつかんでいた)一市民が己の性格の自堕落さや運命のために悲しみの中で凋落する
それはペルエボックを生きた彼自身の生き方を投影するものでもあった
4吾輩は名無しである:2011/05/16(月) 23:57:57.01
ごめん、ベルエポックな
5吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 00:27:53.53
フィッツジェラルドといえば「ジャズ・エイジ」じゃないの?

あるいは“失われた世代”、または The Roaring Twenties。

ベル・エポックは定義からして、19世紀末から第一次大戦が始まる前まで(1914年)の、
パリを始めとするヨーロッパ社会が爛熟して文化が栄えた時期。
イメージとしてはプルーストの『失われた時を求めて』に描かれている社交界の雰囲気だな。

作家・フィッツジェラルドにとって第一次大戦が残していった爪痕というのは大きい。はず。
6吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 00:37:10.10
ああ、ごめん
知ったか入った誤認をしてたわ
ラス一行は無しな
7吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 00:37:43.99
ちなみに>>4=6な
8吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 00:55:34.48
えらく素直な人やなw
9吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 06:49:10.26
『ギャツビー』みたいな小説他にない
10吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 07:03:04.40
「グレート・ギャツビー」原書で読んだけどこれどう評価すればいいの?
表現の難しい作家だった
ストーリーは簡単
ドストエフスキーみたいな思想を語るわけでもない

文章を読む作家なのかな?
11吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 07:04:24.28
やたら表現が難しいんだよねこの作品

それ美味い比喩か?って突っ込みたくなるとこもあるんだけど

as if he were related to one of those intricate machines that register earthquakes
ten thousand miles away

とか
直訳すると
「彼はまるで何千マイルも離れた地震を記録する複雑な機械の一つと関係があるようだった」

ギャツビーの敏感さを喩えるのに分かりずらいよ
全体的に簡単なことをやたら複雑な比喩や抽象的な言い回しで語っていて
どうなんだ?と思ったんだけど
12吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 07:07:39.30
1 文章を味わう作家

2 テーマがすごい作家

3 ストーリーテリングがすごい作品

どれ?
結局1の作品ということでいいの?
13吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 08:34:17.82
カテゴライズするのもどうかと思うけど私的には
4 世界観を味わう作家だと思うぞ
14吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 09:50:43.85
文学作品の価値とはなにか?

たとえば『伊豆の踊り子』は文学として名作だと言われているけれど、
ストーリーは大したことが起こるわけじゃない。
旅芸人の一座の踊り子と、東京から来た一高生との心の交流がテーマ。
この交流によって一高生は「自分の性質が孤児根性で歪んでいる」ことを乗り越えて、
ようやく初めて社会や他人との和解・融和を成し遂げていく。
一高生が、最後に踊り子たちと別れたあとに流す涙は、単に別れによる寂しさではなく
「清々しい満足」の中にあることに注目すべきだろう。

こうした文学作品に現れる一つ一つの感情や情景の描写がなにかしら“人生の真実”を写し取っていると感じられるとき、
文学作品は「価値がある」と判断されるのじゃないかな。
いくら文章の技巧がすぐれていても、ストーリーテリングが上手くても、
そこに“真実らしさ”がなければ文学としての価値はないと思う
15吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 10:03:00.84
普通の文章で書いたらギャツビーも平凡な作品でしょう
やはり文体の作家かなあ
貧乏人の金持ちの女性に対する憧れとか結構平凡じゃない?
テーマとしては
パーティを開いて女性を待っているという設定は秀逸だが
16吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 10:38:03.45
印象批評と曖昧感情論だけの劣った女性脳民族倭

きょうもかね勘定となりすまし風説の流布、風俗壊乱に余念がありません
17吾輩は名無しである:2011/05/19(木) 08:44:06.68
勿論ほかの大作家と比べれば、雰囲気、主張等劣っているけど、あの時代の若者の生き方、雰囲気を甘美な文体で上手く表現してる小説は、他にないんじゃないの?
あと分別のあるニックに三人称で語らせてある所とか読者の共感を誘って、構成に工夫がしてある。
18吾輩は名無しである:2011/05/19(木) 15:35:33.58
What foul dust floated in the wake of his dreams that temporalily closed out
my interest in the abortive sorrows and short winded elations of men


こういう表現とか異常に抽象的で分かりずらい
19佃煮マニア:2011/05/20(金) 20:56:38.88
幸せな生活に忍び込んで来る静かな闇が次第に人生を浸食して行くという類いの話が好きなんですよね。
「マイロストシティ」は本当に良く出来た小説だと思います。
村上春樹の約で読みました。私は村上という人を信用してなかったんですが、美しい訳だったので見直しました。
20吾輩は名無しである:2011/05/28(土) 08:11:30.48
>>5
アメリカの作家なのに第一次大戦の爪痕が大きいとか、普通はありえません。

第一次大戦を契機にアメリカの黄金時代が始まるという意味での影響ならわかりますが。
21吾輩は名無しである:2011/06/08(水) 11:53:33.47
文章がヘタすぎてつまらん
22吾輩は名無しである:2011/06/19(日) 00:08:32.79
金持の御曹司読んだ。
メリケンの金持ちは半端ないな
23吾輩は名無しである:2011/06/29(水) 06:21:34.80
ラストタイクーンを読むといい
24吾輩は名無しである:2011/08/19(金) 03:21:16.46
今夜はやさし読んでる。
フィッツジェラルドの主人公って
リア充のモテ男が多いな
25吾輩は名無しである:2011/08/19(金) 16:10:33.46
>>24添削

今、「夜はやさし」を読んでる。
26吾輩は名無しである:2011/09/13(火) 18:29:41.07
>>23
ラストタイクーンおもろい?
27吾輩は名無しである:2011/09/13(火) 21:09:21.62
「グレート・ギャツビー」もせいぜい3回読んだら飽きる程度の作品だった
28吾輩は名無しである:2011/09/14(水) 13:05:48.02
野崎訳の短篇集ってどう?
村上訳とどっちを買おうか迷ってる
29吾輩は名無しである:2011/09/14(水) 19:07:03.34
俺は野崎訳のほうが好きだよ
でも、好みはそれぞれだし
どっちも書店にあるだろうから
その場でちょっと冒頭くらいは読み比べてみたらどうかな
30吾輩は名無しである:2011/09/15(木) 03:44:22.83
そうなんだ
一応読み比べてみたけれど、どちらもこなれた文章で読みやすいだけに、ちょっと迷ちゃったんだよね
でも野崎訳のほうは装幀がイカしてると思うからまあこっちしてみようかな
31吾輩は名無しである:2011/09/18(日) 04:35:24.71
このレスを見た人はめっちゃA幸運です○
えっと、このレスを、違う掲示板3つに貼り付けてください!
そうすると下記のよぅなことが起きますヨ♪
◆好きな人に告られる!!
◆告ったらOKもらえる!!
◆彼カノがいるコゎめっちゃLOVEAになれる!!
◆勉強、学年トップ!!
◆男女にモテる!!
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◆お小遣いが上がる!!
上記のことが起きます。
あたしの友達Mが、これをやったら、上記全て起きて、今は彼氏とめっちゃラブ×2です♡;
先生からも好かれ、男子に8人から告られました。
女子も友達がたっくさんいます!!
この魔法のようなパヮーを信じて、貼り付けてください!!
コレを信じなくて、貼り付けなかったKは、3日後に彼氏にフられて、5日後に告ったらフられて、一週
間後に家族が死にました。
そして一ヵ月後にはKが死んで、クラス全員でお葬式に出ています。
さぁ、あなたはMかKかどちらになりたいですか?
信じるか、信じないかは、あなた次第です。
32吾輩は名無しである:2011/09/19(月) 00:55:50.95
In my younger and more vulnerable years my father gave me some advice that I've been turning over in my mind ever since.
"Whenever you feel like criticizing any one," he told me, "just remember that all the people in this world haven't had the advantages that you've had."
33 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/10/12(水) 00:46:08.62
>>11
直訳すると1万マイルじゃね
34吾輩は名無しである:2011/10/14(金) 10:45:42.52
>>11
いい比喩だ
35吾輩は名無しである:2011/10/15(土) 21:11:50.23
>>14
君がいう「真実らしさ」を俺は「文学的リアリティ」と呼ぶ。
まさにそれを感じるかどうかが評価基準となる。
36あまな ◆61T2sqB8f. :2011/10/18(火) 17:40:22.03
今ギャツビーの冒頭部分を読んだけど美しい。
37吾輩は名無しである:2011/10/18(火) 20:27:58.33
>>36
同感。
38吾輩は名無しである:2011/10/18(火) 20:39:40.80
冒頭部分は抽象的で分かりにくい
英語で呼んだけど
39吾輩は名無しである:2011/10/18(火) 20:52:19.78
>>38
じゃあ、しょうがないね
40吾輩は名無しである:2011/10/19(水) 02:49:59.85
冒頭とラストくらいだな、何度も読み返してるのは
41吾輩は名無しである:2011/10/19(水) 23:47:26.48
リッチボーイの最初と最後も美しいよな
でもやっぱギャツビーは至高
あんなんよく思いつくよなー
42吾輩は名無しである:2011/10/20(木) 21:23:18.30
美しいのはどっちの訳?
それとも原書?
43吾輩は名無しである:2011/10/21(金) 08:51:45.35
文章が美しければ内容がスカスカでもいいのか?
全然グレイトじゃないみじめなギャツビー。学歴詐称まがいもチープな詐欺師みたい。
デイジーがちっとも魅力的に描かれていないから、ギャツビーがこれほどデイジーを愛する動機に感情移入できない。
高値の花のお嬢様であるという点で、ギャツビーが憧れ渇望した世界の象徴でしかなかったのか?
その点でも嵐が丘のヒースクリフに比べてギャツビーは俗物。
これで、ニックについても人間の弱さやずるさが描かれていたならまだ納得できる。
しかし最後までニックは「みんな冷たい!」なんて自分だけ損得で動かない良い人のままで、
ひとりギャツビーの葬式を執り行う。
だいたい富豪だったギャツビーの葬式に誰も来なかったなんて設定自体リアリティがない。
この小説は発表当時、評価されなかったらしいが、今、なぜにこんなに高評価なのか疑問。
村上春樹の影響なのかとも思う。
村上春樹が他にも翻訳した思い入れが強い小説に「ライ麦畑・・・」があるらしい。
やっぱり「みんなずるくて汚くて大嫌い」な主人公。

あまりに評判がいいので読んでみたが駄目だった。
そこまでこの小説に思い入れる理由を教えてほしい。





44吾輩は名無しである:2011/10/21(金) 16:23:05.94
ライ麦の翻訳は原作を舐めてるとしか思えない
45吾輩は名無しである:2011/10/21(金) 23:45:57.44
>>43
俗人同士のギャツビーとデイジーだから俺は好きだな
俗人にも夢や理想があるわけだし、だから最後の部分が美しいと感じる
あと評価の高さは本国でもスバ抜けてるよ、例えばこれ↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Modern_Library_100_Best_Novels
46あまな ◆61T2sqB8f. :2011/10/21(金) 23:47:41.88
春樹文体は実は好きなんだなあ。軽薄だとは思うんだけど口当たりがいい。
47吾輩は名無しである:2011/10/22(土) 00:52:25.77
ギャツビーが名作とかw
最初に誰かが名作って言い出したんで何となく同意してたら
いつの間にかみんな引っ込みつかなくなっただけだろw
48cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/22(土) 01:15:57.03
>>47
ばか、おまえが読めてねーだけだよ
だいたいこういうやつの言い草ってテメーのちっこい脳みそで理解できないものをクサすだけ
ばか特大まるだし
49吾輩は名無しである:2011/10/22(土) 21:23:13.54
文章は凝っていて名文といえば名文だろうし、読みにくいといえば読みにくい
ヘンリー ジェイムズのくどいしつこい文章を名文という人もいるんだし
でも物語り自体は正直、3回読めば飽きた
世間も結局4人ぐらいの人間間の話で狭い

世紀の名作というともう少し大きい世界を読みたいと思ったけど
これも趣味の問題かな?
50吾輩は名無しである:2011/10/22(土) 21:57:34.97
でもこの人は大きい世界を書いたら、良さがなくなりそう。
まぁ、書きたくても書けなかったのかもしれない。
この人の限界といえば限界だけどね。
51吾輩は名無しである:2011/10/22(土) 22:09:36.71
イアン・マキューアンの「アムステルダム」なんかもブッカー受賞して
意図的に「室内楽的」狭い話で
マキューアンの作品と言われなきゃ面白いと思えないjじゃないか
52吾輩は名無しである:2011/10/22(土) 23:08:19.33
「アムステルダム」はオレも読んだが
あまりのつまらなさにトラウマになった。
53吾輩は名無しである:2011/10/22(土) 23:31:18.64
大きいは小さい
小さいは大きい
54あまな ◆61T2sqB8f. :2011/10/22(土) 23:34:54.63
マキューアンは一作だけ読んで好感触だったな。
川上未映子がおすすめだというので読んでみたけど。
55吾輩は名無しである:2011/10/23(日) 00:56:41.68
アムステルダム、つまらんね。本速攻で捨てたわww
56吾輩は名無しである:2011/10/23(日) 11:59:03.17
フィッツジェラルドいいね
軽いのに暗い、けど輝いてる
こんなことを言うのはとても恥ずかしいが言わせてくれ
モーツァルトみたい
57吾輩は名無しである:2011/10/28(金) 02:33:37.64
「夜はやさし」(オリ版)、第一巻はわくわくしながら読んだ。
南仏のリゾート地、美人女優、きらびやかな印象で素敵だった。

だけど視点の変わる第二巻以降は、
主人公にシンパシーも感じられず、
退屈だった。

あと全編を通じて、「ギャツビー」なんかと比べると、
話の進行が緩慢で、文章は間延びしている感があった。
執筆が長期に渡ったせいか、推敲をし過ぎたか。
58吾輩は名無しである:2011/11/03(木) 00:00:45.24
ヘミングウェイもはじめ酷評して後でいい作品だと思ったみたい
確かにバランスいいとは言えないけど
心に染み込む重みが文章にあると個人的に思います
59吾輩は名無しである:2011/11/05(土) 15:05:51.91
小谷野敦 グレート・ギャッツビーについて
「全体的に不自然な話だし、事故で引くのが知り合いの妻とかご都合主義だし
けっさくじゃないだろう」
60吾輩は名無しである:2011/11/05(土) 15:08:23.10
小学生でももう少しまともな批評ができそうなもんだ
61吾輩は名無しである:2011/11/07(月) 20:17:52.60
ワックスかと思ってきたらなんだこの過疎スレはwwwwwwwwwww
62吾輩は名無しである:2011/11/09(水) 12:43:49.49
大昔の作家スレだもん
63あまな ◆61T2sqB8f. :2011/11/13(日) 18:03:49.24
>>59
小谷野さんの評価って偏ってない?極端というか。
ふつうに面白いよ、このほん。
64吾輩は名無しである:2011/11/16(水) 06:08:04.12
小谷野敦はキチガイ。
65あまな ◆61T2sqB8f. :2011/11/16(水) 20:42:53.10
ウィキペディアで小谷野さんと軽く編集合戦になったことがある。
66吾輩は名無しである:2011/11/17(木) 20:19:37.25
w
kwsk!
67あまな ◆61T2sqB8f. :2011/11/17(木) 20:25:14.03
田中和生ってへっぽこ評論家がいるんだけど、田中のウィキでのこと。
田中が過去に笙野頼子に徹底的にボコられたことがウィキに載ってなかったので書いたら、
小谷野さんが来てもっと過激に田中を野次る様な書きかたをして、私もつられてもっと情けない田中像を書いて、
みたいな感じで、記述をいかに過激にするかみたいな編集合戦になった。
そのあと他の人に消されちゃったんだけどね。
68あまな ◆61T2sqB8f. :2011/11/17(木) 20:34:04.98
笙野頼子から罵倒され、2008年冬号『三田文学』に「文学閉塞の現状--笙野頼子氏に尋ねる」を載せて、
気に入らないと罵倒するのはおかしいではないかとしたが、笙野は翌春号に「徹底検証![三田文学]前号田中
怪文書の謎」を載せて、『群像』の覇権争いの内情を書いて田中を罵倒、以後田中のブログは約二年間の間
停止していた。その後一度書いた。田中は笙野からの罵倒については沈黙を保ったまま、ブログで新たに作家
津原泰水の起こした係争に言及した。しかしこれが評論家で作家の小谷野敦の目に止まり、「ありえない」
と批判された。ブログはそのままの状態で、続いてはいない。

これが小谷野さんとの合作なんだけど、消されちゃったんだよ。おかしいよね。
69吾輩は名無しである:2011/11/17(木) 23:33:20.30
おお!丁寧な説明ありがとうございます。
Wikiもそういう記述消すんですね。
記述内容も含め勉強になりました。
70あまな ◆61T2sqB8f. :2011/11/19(土) 16:30:28.19
どーもー。
71吾輩は名無しである:2011/11/25(金) 23:03:56.91
ラストタイクーン結構おもろい
72吾輩は名無しである:2011/12/08(木) 22:36:08.55
崩壊三部作読んだ
こんな読後感初めて
宝物だわ
73吾輩は名無しである:2011/12/13(火) 14:10:52.81
誰訳を読めば良いのです
74吾輩は名無しである:2011/12/13(火) 14:12:03.31
もちろん春樹訳ですよ
75吾輩は名無しである:2011/12/13(火) 15:31:31.64
近代文学以後 「内向の世代」から見た村上春樹
http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=NEOBK-1022694


春樹が公平な視点からぼろくそに否定されてるなあ

この本ではギャッツビーも批判されてるよ
よく学生に春樹が最高の小説だって言ってるけど本当にそうとは思えないといわれるとか
単なる乱痴気騒ぎ程度で世界の崩壊だのとか安っぽいとか
青春の喪失がテーマの青春小説の一種だが、しょせん青春小説と言われるものでもアルとか
76吾輩は名無しである:2012/01/05(木) 18:02:57.28
原語で読むべき作家だよね。
どの作家でも言えるけど、微妙なニュアンスなどは他の原語には置き換えにくい。
フィッツジェラルドを読むと特にそう感じる。
77吾輩は名無しである:2012/02/19(日) 11:01:17.01
崩壊あげ
78つくだに:2012/02/19(日) 12:31:18.06
春樹はちょっと叩かれ過ぎじゃないのか。
グレートギャツビーのあとがきはそんなに酷い物じゃなかった。
むしろさわやかな読後感をさらに心地よくさせてくれる清涼剤の様な物だった。
79吾輩は名無しである:2012/02/21(火) 00:55:03.55
西漸思想。
キリスト教精神。
ディヴァイン・マッドネス
80吾輩は名無しである:2012/02/21(火) 00:55:30.58
>>78
爽やかとかなんにもわかってないね
81吾輩は名無しである:2012/02/21(火) 01:02:08.61
>>79
アメリカ人のロマン精神なんだよね
絶対的なものを狂おしいまでに追求するという
そしてそれはキリスト教によって育まれ鍛え上げられた西洋精神そのものでもある

ラストの断章によく現れている




お前ら日本人がわけも分からずトンチンカンで的はずれな批評をしているのが笑える
82吾輩は名無しである:2012/02/21(火) 01:22:34.68
外国小説の読み方を知らないんだよな
それは日本人のキリスト教理解がまだまだ絶望的に足りないから
とはいえキリスト教を理解するのは日本人には難しい
ほとんど不可能
しかし知る努力さえしていないでキリスト様文化が産み落としたものを手前勝手に評して悦に入っている
それはほとんど滑稽だよな
83つくだに:2012/02/21(火) 07:02:42.60
>>80
そりゃ感想だって人によって変わって来るよ。
春樹のフィッツジェラルド観は面白かったし、ギャツビーの解説はさわやかな物で読後の満足感を一掃際立たせる物だった、
少なくとも私にとっては。
84吾輩は名無しである:2012/02/22(水) 13:18:54.51
>>83
バーカw
85つくだに:2012/02/22(水) 13:24:17.59
2ちゃんねる文学板って春樹たたきがきちがいじみているよな。
だから春樹スレは他板に移動したんだ。
86吾輩は名無しである:2012/02/22(水) 13:54:39.82
ごめんね。
87つくだに:2012/02/29(水) 10:51:52.58
小谷野がウィキペディアで長期荒らしの問題ユーザーとしてブラックリストに上がってるよ!

/Akoyano

自称「禁煙ファシズムと戦う会代表」の小谷野敦。「無責任団体のルールなど守るつもりはない」と称してウィキペディアの
方針への蹂躙を宣言。Wikipedia:存命人物の伝記に反する中傷、Wikipedia:法的な脅迫をしないに反する提訴予告、Wikiped
ia:検証可能性に反するゴシップ的な編集、Wikipedia:中立的な観点に反する偏見に満ちた編集、Wikipedia:多重アカウントに
反するブロック破り、Wikipedia:個人攻撃はしないやWikipedia:礼儀を忘れないに反する暴言、Wikipedia:著作権に反する無
断転載などを繰り返す。
88吾輩は名無しである:2012/02/29(水) 23:11:30.16
崩壊の春樹訳はまだかね?
89吾輩は名無しである:2012/03/02(金) 04:23:21.92
夜はやさしはいまいちピンと来ない
美人の嫁さん貰ったらわかるだろうか
90吾輩は名無しである:2012/04/12(木) 00:20:24.81
あげ
91武家人:2012/04/12(木) 00:43:37.55
ウィキはヤクザの集まりになって、正しい意見をも寡頭政で絶対主義的に排除する。
いずれ大問題起こすよ。
92吾輩は名無しである:2012/04/12(木) 01:20:56.29
>>82
外国小説の読み方?教えてくれよ、その読み方を。テメェ偉そうに悦に入りやがって!フザケンな、ぶっ殺すぞコラ。
チンポチギッてテメェのアナルにぶち込んでやるからよぉ!ヒィヒィヨガリ声あげてろよ糞野郎。
明日の20時に国分寺駅の北口に来いや!ボコボコにしてやんよ。
93吾輩は名無しである:2012/04/12(木) 01:34:32.94
92
ぜってーぴらにあw
94つくだに:2012/04/12(木) 12:15:16.07
マイロストシティがなんだかんだで代表作のグレートギャツビーより枯れた魅力がある
95吾輩は名無しである:2012/04/12(木) 19:35:26.85
脚本家になりきれなかったフィッツジェラルド
96吾輩は名無しである:2012/04/12(木) 21:27:17.72
風俗の描き方が素敵に知的、全く色褪せない
一応エリートなんだっけ?
97吾輩は名無しである:2012/04/13(金) 19:12:15.23
この小説はリア充にしか理解できん
98吾輩は名無しである:2012/04/13(金) 19:19:44.27
hanareme
99吾輩は名無しである:2012/04/14(土) 00:52:00.47
マイ・ロスト・シティーはアマゾンで1円
図書館行って借りるより安い鴨
100つくだに:2012/05/16(水) 14:11:29.04
春樹コーナーを見てたら、春樹編訳の冬の朝と短編コレクションがあって、
なかなかおしゃれな装丁で、どちらも千円ちょっとなので、安い、はてさてどうしようと思い、
1Q84をぺらぺらめくって冬の朝を立ち読みしてきました。後日冬の朝を買う予定。
101吾輩は名無しである:2012/05/17(木) 20:26:40.36
「冬の夢」では?
あの短編はギャツビーの原型ですね
102つくだに:2012/05/18(金) 07:05:05.85
>>101
あ、そうでした^^; 訂正ありがとうございます。
今日は雨降りなので、本屋に行くのをやめてアマゾンで購入しました♪
103吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 00:53:05.98
晩年の作品の春樹訳早く出せや
104つくだに:2012/05/19(土) 19:47:09.28
届きました。
読んでみると村上春樹の解説で「何と魅力的で、ビタースイートなフェアリーテイル!」
とあって、あまりの的確さに言葉を失いました。
甘ったるい暗い悲しさが好きです。
105吾輩は名無しである:2012/05/21(月) 06:59:34.38
確かに読むと独特の引っ掛かりを残していく作家である
106つくだに:2012/05/21(月) 14:39:39.91
バビロンに帰る他短編集と冬の夢他短編集を読了。

冬の夢を読んでいて、多分ジュディはデクスターから婚約者を奪ったらあっさり彼を捨てる心算だったと思えてならなかったです。
どうも化け猫のような女で、男を鼠のおもちゃのように弄んでけらけら笑ってカクテルをひっかけたりしそうな印象なので。
それがあのように子供に自由を奪われてあくせくする平凡な主婦になって、魔性の輝きも失せた事が、やはり哀しいもので、
つねづね女性とはそんなようなものだと落ちをつけるフィッツジェラルドのセンスがやはり好きなのでした。
107吾輩は名無しである:2012/05/24(木) 01:20:19.61
http://www.youtube.com/watch?v=OULhlaX6JY4
The Great Gatsby Official Trailer #1 (2012) Leonardo DiCaprio Movie HD

movieclipsTRAILERS さんが 2012/05/22 に公開

Check out the Trailer REVIEW: http://youtu.be/zOlCYQHWz-w
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The Great Gatsby Official Trailer #1 (2012) Leonardo DiCaprio Movie HD

Nick Carraway, a Midwesterner now living on Long Island, finds himself fascinated by the mysterious past and lavish lifestyle of his neighbor, Jay Gatsby. He is drawn into Gatsby's circle, becoming a witness to obsession and tragedy.

108吾輩は名無しである:2012/05/24(木) 11:07:27.78
>>107
なんだこの糞映画、しかも3Dとかw
ディカプリオはいいけど、デイジーが残念
109吾輩は名無しである:2012/05/24(木) 14:43:59.80
セットに莫大な費用がかかってそう
まさかギャツビーがここまでやっていたとはw
110吾輩は名無しである:2012/05/24(木) 20:05:07.14
いかすじゃないか!
こりゃ、ぜひ本編をみよう。黄色い車もでてくるね。
いや、あのプールもカッコいいねえええええ。
111つくだに:2012/05/24(木) 20:08:41.20
ギャングオブニューヨークが当たり役立ったみたいですね、ディカプリオは。
まんまそっくりのカッコで出てるし
112吾輩は名無しである:2012/05/25(金) 23:35:33.87
ほう
フィッツジェラルドも空の上で微笑んでるだろう
113吾輩は名無しである:2012/05/26(土) 00:06:55.24
ところでコッポラ版のギャツビーってどうなんだ
誰かみてないのか
114吾輩は名無しである:2012/05/26(土) 15:44:04.29
昔見たけど忘れちゃったなー
115吾輩は名無しである:2012/05/29(火) 22:17:37.70
俺も見たけど日本人には入り込みづらい雰囲気なんちゃうかなあ
116吾輩は名無しである:2012/06/13(水) 23:07:13.57
ちょっとお尋ねします
原作のギャツビーの最期はどうなるの?
私が知っているバージョンは撃たれて死ぬ。
妻がひいた車を運転していたと思ったダンナが撃った。
117つくだに:2012/06/15(金) 18:14:01.25
春樹の他作家の翻訳も面白いですね
スレチだけど

今レイモンドカーヴァー読んでいます
118吾輩は名無しである:2012/06/18(月) 11:45:05.23
完全にスレチ
119吾輩は名無しである:2012/07/15(日) 23:21:26.37
質問です。


ラストのニックとジョーダンの会話がイマイチよく分かんないんですが、
どのように解釈すればいいんでしょうか。

ジョーダンの「下手な運転手は、もう一人の下手な運転手と〜」というセリフに対して
ニックは「私はもう30です。自分にうそをついて〜」といい、それにジョーダンが返事をせず、
ニックが腹を立てる。という場面です。
120吾輩は名無しである:2012/08/21(火) 23:43:40.18
私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。
これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。
私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。
筆を執っても心持は同じ事である。
よそよそしい頭文字などはとても使う気にならない。
121吾輩は名無しである:2012/09/05(水) 01:35:02.37
>>117
俺はチャンドラー読んだが面白かった
122つくだに:2012/09/09(日) 19:55:16.84
私はカポーティにも手が伸びました
やはり面白い
123吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 22:22:13.62
冒頭の部分が名文になってるけど、いまいちよくわからない。
みんな誰ものが自分は恵まれていると思ってるの?
124吾輩は名無しである:2012/10/11(木) 22:13:57.25
恵まれているマトモな自分と違って、
ダメな人間は、恵まれていなかったからダメになってしまったのだ。
可哀想だから批判するのは少し我慢しよう。

ダメ人間はそれがダメなことだという感覚すら持っていない、つまり悪気はない。
いちいち批判するよりも、そういうものだと思えば、また違った面が見えてくるかも。

だがそれも限界だ。そんなの関係ねえ。
125吾輩は名無しである:2012/10/31(水) 03:08:22.65
絶妙な渋みがあるよね、あそこ
引き込まれる
126つくだに:2012/10/31(水) 04:21:21.95
ゼルダの浪費ぶりはなにか高嶋夫婦を思い出させますな
俗な例で恐縮ですが
あれは病的
127吾輩は名無しである:2012/10/31(水) 11:31:36.85
ぜんぜん関係ない。
なにを考えてるんだか(笑
128つくだに:2012/10/31(水) 14:10:40.14
いやある
129吾輩は名無しである:2012/10/31(水) 19:29:50.25
物欲に走るより瞑想する方向に行けばよかったのにな
130つくだに:2012/10/31(水) 21:52:54.58
指輪を買うとお揃いのネックレスが欲しくなり、合うドレスが欲しくなり、
それを着ていくパーティに出たくなり、付き合いでパーティを開きたくなり、
人を呼んで褒められるだけの家が欲しくなり…きりがないもんです
131吾輩は名無しである:2013/02/15(金) 23:34:10.37
美元
132吾輩は名無しである:2013/06/16(日) 00:06:51.19
美しいけどやっぱりわからんなあ
夢を夢として正確に描いたからクラシックなんだろか
133吾輩は名無しである:2013/06/16(日) 00:38:39.03
この小説好き嫌いで言ったらセンチメンタルですごく好きなんだけど
みんなからなんでそんなに評価されてるのかよく分からん
134 忍法帖【Lv=4,xxxP】(1+0:5) :2013/06/16(日) 09:18:29.46
新潮社ギャツビー読んでるんだが代名詞が何を指してるのかわかりにくい
これはおいらがバカなのかそれともフィッツジェラルドの特徴なの?
135吾輩は名無しである:2013/06/17(月) 10:03:46.21
アメリカでランキング作ったら毎回ぶっちぎりで1位だしな
そんないいかな
136吾輩は名無しである:2013/06/18(火) 13:50:17.47
トビー・マグワイア版のニックけっこう良かったぞ
脆く儚い・・
137吾輩は名無しである:2013/06/20(木) 22:51:07.57
>>136
そうかぁ〜?
まあ彼は童顔だから実年齢と違う30歳て設定は違和感なかったが
全体的に90年代トレンド風映画で映画そのものの乗りが時代遅れて感じ
138吾輩は名無しである:2013/06/24(月) 08:33:32.18
バブル真っ最中だもんなぁ
Babylon Revisitedなら時代に合ってるかもしみったれてて見たくないか
139吾輩は名無しである:2013/07/05(金) NY:AN:NY.AN
春樹訳を読んで、フィッツジェラルドの小説は、かなり秀逸だと感じた。
すべての言葉が箴言のようだったし
まるで素晴らしく大きな壁画を形づくる一個一個突飛で魅力的な石である
ひとつひとつ選ばれた語彙の緻密さ、その奏功にうならされた。
遠景に隠された複雑な近景。鳥瞰図と虫瞰図を巧みに使い分ける筆致。

描写のフラジャイルさや心理的なものへの限りないこまやかさ、
そして風景や歴史的な視座への問題意識の広がりなど
アメリカ大陸に移民してきたすべてのアグレッシブな開拓者の
子孫たちにとってアメリカという国が根本的に抱えている矛盾というか
限界や空虚で虚飾なものをすべて包摂した作品なんだろうと思った。
だからアメリカ人には自ずと感じさせるものがあって、受けたんだろうと。
作者の小説態度に
春樹が見出した「ドストエフスキーにも及ぶほどの
140139:2013/07/05(金) NY:AN:NY.AN
途中で投稿されてしまった。

ヘミングウエーを超えてドストエフスキーに迫る深さがある
と読んだ若い頃の春樹の、「成熟した読み」にも驚かされた。


が、映画版を見たら
原作の一筋縄ではない奥行きはすっかり刈り込まれてしまって
見晴らしのいい芝生のうえで、わかりやすい野外劇がおこなわれているようだった。

ロミジュリやムーランルージュのときのようなあの映像編集は
原作とはミスマッチの功罪という感じ。

けっこう原作を大切に映画化していることはわかったけど
まあ映画は50点って感じだった。
原作は、ギャツビーの葬式前後〜エピローグ的なところに重要なことがいっぱいあるんだけど
映画はもう終末へ向けてお定まりの流れへ単純に雪崩れているといった感じで、それだけで減点30かな。
141吾輩は名無しである:2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN
今アメリカは50s60sを今風にアレンジするのがトレンドですから。
生まれる前に嗅いだ匂いをどう表現するか…目が見えない人が描く景色や
耳が聞こえない人が奏でるメロディ…ある意味  ろ ま ん。
142吾輩は名無しである:2013/07/30(火) NY:AN:NY.AN
ギャツビーって毎日風呂入んねーんだよ。きったねぇー
143吾輩は名無しである:2013/07/31(水) NY:AN:NY.AN
ギャツビーが毎日風呂に入んないって ちゃんと後ろの方に書いてあるぜ。
おまえら、ちゃんとギャツビーの小説全部読んだか?
ギャツビー、きったねー
144吾輩は名無しである:2013/07/31(水) NY:AN:NY.AN
ケルアックの路上なんか読んだらきみは死んじゃうんじゃないかね
145吾輩は名無しである:2013/07/31(水) NY:AN:NY.AN
ギャツビーが毎日風呂に入んないって ちゃんと後ろの方に書いてあるぜ。
おまえら、ちゃんとギャツビーの小説全部読んだか?
ギャツビー、きったねー
146我輩は名無しである:2013/08/01(木) NY:AN:NY.AN
風呂入って死んだ奴はいても、風呂に入らないで死んだ奴なんかいねーよ
147吾輩は名無しである:2013/08/13(火) NY:AN:NY.AN
グレートギャツビーの翻訳を読もうと思うんだけど
誰が一番いい?
悔しいけど村上春樹?
148吾輩は名無しである:2013/08/13(火) NY:AN:NY.AN
村上春樹の悪口を言ってるのはチョン
149吾輩は名無しである:2013/09/01(日) 22:28:33.69
映画観たけど、現代版の設定にしほうがよかったかもね
ありゃジャズよりディスコ時代だわ。当時のファッションと髪型がSF世界の宇宙人にしか見えんw
役者はがんばってたのに残念
150吾輩は名無しである:2013/09/04(水) 20:28:06.79
test
151吾輩は名無しである:2013/09/10(火) 20:04:38.56
中央公論新社のグレート・ギャツビー(村上春樹訳)を読もうと思ってるんだけど、図書館でネット検索すると
・319ページの愛蔵版 (別冊付録:「グレート・ギャツビー」に描かれたニューヨーク 村上春樹著(28p)
・356ページの村上春樹翻訳ライブラリーシリーズ

の2冊があって、前者は予約もほとんどない状態、後者は予約で一杯で、いつ読めるかわからない状態なんだが、
やっぱり後者を読んだ方がいいの?
152吾輩は名無しである:2013/09/15(日) 21:25:07.53
俺が読んでるのは昔も今もロバートレッドフォードが表紙の岩波文庫だ。
細かいことを気にするなら村上約じゃなくて原文を読め。
153吾輩は名無しである:2013/09/19(木) 18:36:00.76
内容は一緒だよ
ただ、ハードカバーで読みたい人が多いってだけだろう
154吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 14:30:10.14
映画どうなの?
155吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 14:34:11.41
>>152
同意。原文で読むべきだ。
アメリカの友達と喋ってると
原文で読んでいて良かったと痛感する。
156吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 22:22:48.60
グレート・ギャツビーの文学的価値がイマイチ分からん
個人的には感傷的なところが好きなんだが
いろんな作家がこぞってこの作品を評価しているところが分からん
157吾輩は名無しである:2013/10/09(水) 14:16:58.74
『夜はやさし』読んでるんだが、場面だの情景だのまったく頭に入ってこない。
グレートギャッツビーやら短編は文体もストーリーもとても好きなんだが、翻訳が読みづらいのか、原書自体無理して書かれた感が強い気がする
上巻読んだが、糖質の美人との恋愛結婚と理想的な不倫相手しか記憶に残ってないわ…
158吾輩は名無しである:2013/10/09(水) 18:16:41.68
これのどこがいいのかまったくわからん。
俺の中では駄作。
159吾輩は名無しである:2013/10/09(水) 21:19:17.43
誰の訳を読んでいるのかは知らんけど、
フィッツジェラルドは凝った文章を書くから、日本語に訳すのが大変。
160157:2013/10/09(水) 21:58:34.19
谷口って翻訳者
他にもあるの?
161吾輩は名無しである:2013/10/09(水) 22:17:28.23
他には、森慎一郎、谷口陸男が訳しているよ。
森慎一郎訳を読むべきだったな。
フィッツジェラルドに限った話ではないが、旧訳の小説は読むのが大変だよ。
162157:2013/10/09(水) 23:13:27.46
旧訳になるのかw
ギャツビーは村上と野崎のどっちも良かったんだけど、あっちは登場人物少ないしストーリーも分かりやすいからなぁ
163158:2013/10/10(木) 11:08:47.27
>>159
俺が読んだのは原作。
164158:2013/10/10(木) 11:14:29.50
>>159
俺に言ってるんじゃないなら>>163は無視してくれ。
165吾輩は名無しである:2013/10/10(木) 11:59:13.23
谷口陸男は名訳者だと思うね。
この人の『夜はやさし』『日はまた昇る』にどれだけ感銘を受けたことか。
166吾輩は名無しである:2013/10/10(木) 12:09:30.64
「夜はやさし」は原本からして二つのバージョンがあるからねえ。

人ぞれぞれだろうけど、
オリジナル版(ローズマリーの登場から始まる)を使った新訳の方が、
まずはリッチな描写を楽しみながら、物語に入っていきやすいと思う。
167157:2013/10/10(木) 13:08:41.33
>>165
内容じゃなくて翻訳の仕方の話か?
168吾輩は名無しである:2013/10/10(木) 13:54:43.14
>>161
森訳って中古の値段釣りあがってるね
169吾輩は名無しである:2013/10/10(木) 14:07:00.32
>>167
翻訳がいいから原作の良さを味わうことができる。
『夜はやさし』の情感豊かな典雅な文体と
『日はまた昇る』のハードボイルドな文体をきちんと訳し分けている。
特に、後者におけるヒロインの男っぽいセリフの訳にはしびれた。
170吾輩は名無しである:2013/10/10(木) 16:23:23.07
>>168
出回っている数が少ないからね。
こういうのはどちらかというと図書館などが購入する本。
個人で買う人は少ないし、買った人は手放さないから値が上がる。
171吾輩は名無しである:2013/10/10(木) 18:54:42.41
彼女をもう一度ものにするため必死こいて
働いたというのはいいんだけど成功するの早すぎないか?
172吾輩は名無しである:2013/10/10(木) 21:05:44.06
フィクションの成金だからな
あんな品の良い成金は現実には存在しない
だからグレートなんだよ
173吾輩は名無しである:2013/10/10(木) 21:08:06.36
映画じゃワルの一味みたいな描かれ方だったね
174吾輩は名無しである:2013/10/11(金) 18:36:54.47
>>167
将来有望な主人公が転落していくってだけのわかりやすいストーリーだと思うけどなあ。

旦那、妻、ローズマリーの三人の視点で語られるってだけ(最後のほうで破綻してる箇所もあるけど)
175吾輩は名無しである:2013/10/12(土) 01:21:08.95
レッドフォード版の映画見たけど
どいつもこいつも汗だくで暑苦しくてこっちまで
気分悪くなったがあれは演出なのだろうか
とくにろくでなしの主人公が一番汗だくで不愉快だった
176吾輩は名無しである:2013/10/12(土) 05:35:02.23
チャールズトーマスも本当はグレートギャッツビーになりたかったんだぜ!
177吾輩は名無しである:2013/11/12(火) 13:05:46.56
映画みたけど、小説ではよくわからない筋がみえてよかった
ただデイジーを諦めればギャツビーも幸せになれたのになあ...
178吾輩は名無しである:2014/01/27(月) 04:59:37.48
ギャツビーにとってデイジーのいない世界なんてクソと同じだろ
179吾輩は名無しである:2014/01/27(月) 06:22:55.09
実際には、そのデイジーがクソだったんだから、
むなしいよなあ。
女には夢やロマンは通じない
180吾輩は名無しである:2014/02/01(土) 16:30:41.94
グレートをここの住民ならどう訳すんだろ
あ、村上みたいに諦めてそのままは無しね
181吾輩は名無しである:2014/07/03(木) 16:37:03.77
日本じゃわりと人気あると思うんだが、
どうして楽園のこちら側の新訳とか、美しく呪われし者の翻訳が出ないんだろう
182吾輩は名無しである:2014/07/03(木) 18:17:32.72
翻訳者も翻訳に乗り気な出版社もいないんじゃない
だからといって村上春樹に翻訳されても困るが
光文社の古典新訳文庫ならワンチャン
183吾輩は名無しである:2014/07/03(木) 22:57:07.76
>>182
夜はやさしの新訳がされたのも50年近く経っての事だったみたいだし、
グレート・ギャツビーとある程度の短編があればいいって感じなのかなぁ
残念だ、長編くらいは全部翻訳で読める環境になっていて欲しい
184吾輩は名無しである:2014/11/25(火) 20:35:49.75
>>180
10か月ほど考えてみた。

「となりのギャッツビー」・・・だめだな
185吾輩は名無しである:2014/12/05(金) 16:52:12.67
元々フィッツジェラルドはこの小説に『おバカなギャッツビー』って題をつけようと考えていた、という逸話を目にした事がある
186吾輩は名無しである:2014/12/26(金) 02:02:10.40
グレートギャツビーはアメリカ文学史の観点からは
間違いなくモニュメントだよ
あの時代のアメリカの豊かさを享受した都会の白人の心性と感性を余すところなく描けている
彼らの精神性が形を変えつつも現代に至るまで
世界中に行き渡ってるという意味では
普遍性を備えてると言える
文章は装飾的に過ぎるようにみえても
読めば読むほど過不足なく絶妙なバランスを
保っていることがわかる
それ自体が恰も当時の繁栄やギャツビーのストーリーや
もっと言えばフィッツジェラルド自身の生が不可避的に内包していた
脆さのメタファになっているようにすらみえる
だからこそ本物の作家の所業と言えるんだろうけど

アメリカ社会史、心性史および宗教史の知識なしに読んで愉しめるのは
ギャツビー本人と同じように青年期に
人生を決定づける恋愛を経験した男性だろうね
そこに限定すれば通俗小説としても一流
187吾輩は名無しである
モニュメントだね
アメリカの中で完結した世界
まさに20世紀