952 :
吾輩は名無しである :2011/10/04(火) 21:20:27.92
春樹にあげるぐらいなら、ピンチョンにあげる ピンチョンにあげると、マッカシーとか翌年以降、他の米作家の選択肢がなくなる どうせピンチョン顔ださないし、 トランストロンメルもスウェーデンだし だから、Adonis
アメリカからは20年近く受賞者が出てないからそろそろ来てもいいと思う シリアとかイスラエルの人が取ると政治的な事を勘ぐられそうな気もするし
955 :
吾輩は名無しである :2011/10/04(火) 22:59:59.15
村上春樹の本がベケットやヘミングウェイのように何十年後も先に残ってるとは思えない、 根拠はないけど今年はアドニスだと思う、長年候補と言われてるけど アドニスはもう81歳、早く賞を渡さないとそろそろ危ない、今年の医学賞の人みたいになりかねない。
フランスのトゥルニエがいい
959 :
吾輩は名無しである :2011/10/05(水) 02:18:24.34
国民的詩人「高銀」氏逝去!! ノーベル文学賞最有力候補「高銀」氏が詩の創作中自宅書斎で倒れているのを 妻が発見、救急車で運ばれる途中心筋梗塞で帰らぬ人となった。 政府は国民葬として葬儀を行うことを閣議決定した。 右手に万年筆を握りしめている状態であったという。 最期迄詩の創作にうちこんでいたことがうかがえられる。 日本のノーベル文学賞作家大江健三郎氏から哀悼の意を表するメッセージが 送られてきた。 「美しいハングル語で根源的な人間の生存の意義を鋭い歴史的感覚で表現す る高銀氏の詩的宇宙はダンテの「神曲」並である。世界文学のひとつの歴史 が終わったという印象だ。彼の詩は永遠に我々の魂に語りかけてくることだ ろう。」 2011年ノーベル文学賞最有力候補の突然の死は韓国全土に衝撃を与えた。 (東亜日報)
960 :
吾輩は名無しである :2011/10/05(水) 02:31:06.86
『休戦線』 高銀 過去五十五年間に感謝する 韓半島の休戦線六百里 その非武装地帯 昔の持ち主たち 寝て起きては地団駄踏んでやきもきした土地 誰も管理しない草 草虫たち 木 木々 動物たち 小さい生き物 細菌たち 君たちのためにどうか永遠なれ 休戦線 こちら側もあちら側も広げて行きなさい 休戦線 東北アジアの亡霊のような希望よ ここに来い 広げて行きなさい 広げて行きなさい ーーーーーー『南と北』(2000年)所収
これから毎年10月になるたびに、村上春樹氏は受賞を逃しました、って言われるのか。 可哀想だな。
962 :
名無し物書き@推敲中? :2011/10/05(水) 05:14:57.83
死ぬまでね。
>>960 言いたいことはわかるけど、これでノーベル賞は取れんわなあ。
他の候補者と呼ばれる人たちに比べて数段見劣りする。
964 :
吾輩は名無しである :2011/10/05(水) 07:33:30.29
>>959 上手な死に方だな。
これで「生きてたら取れたのに」と永遠に言い続けられる。
965 :
吾輩は名無しである :2011/10/05(水) 09:06:21.63
後世に残る作家=ノーベル賞にふさわしい作家とは限らない。 ピンチョン、村上、マッカーシー、ボブ・ディラン、キャロル・オーツなどは 放っておいてもいろんな人から読まれている優れた人たちだが、 それよりもマグリス、ナーダシュ、ハベル、アドニス、北島などに注目する のがスウェーデンの知識人の見識だろう。 過去10年を見ても、イェリネックとヘルタ・ミュラーに与えた事がこの賞 の特徴を最も良く現している。
ピンチョンって衰退した左翼のさらに一部が熱狂的に持ちあげてる印象しかないな
文学史上の重要性は疑いようないのだから、もっと早くやれば良かったのに。
というか、アメリカ作家をないがしろにしすぎだろ
5年くらい前、沼野充義が、当時のノーベル文学賞の傾向として、 ・辺境の作家であること ・政治的な発言 ・売れ過ぎていないこと を挙げていた。村上春樹やクンデラは売れ過ぎてて難しい。 辺境のマイノリティの政治的言説を中央たるヨーロッパに 紹介することを意識しているのではないか、というような 解説だった。 俺も石牟礼道子いいんじゃないか(むしろ上の要件を満た してるし春樹がダメならこの人しかいないんじゃないか) と思ってたんだが、選考の過程で実際にちらとでも名前が 出たんだね。それだけでもちょっと嬉しい。 実際に授与されたらマジで見直す。
水俣病 原発 う〜ん、なんか来そうな予感
>>968 ×欧米偏重
○欧州偏重
アメリカだけじゃなくカナダもスルーされてるよなあ
アトウッド、マンローも取れないし
ノーベル文学賞云々は別としても、石牟礼道子の『苦海浄土』は なかなか素晴らしい作品だよ。井伏鱒二『黒い雨』と比べても 見劣りしないと思う。
そういえば池澤の世界文学全集で唯一取り上げた日本作家だっけ
うん。 厳密には、短編コレクションに目取真俊が入ってるけど。
976 :
吾輩は名無しである :2011/10/05(水) 12:54:09.64
>>969 、
>>972 ノーベル賞には文学賞だけじゃなくて、
物理学賞、化学賞、医学・生理学賞、経済学賞、平和賞
とあるんだぜ。
他の分野で北米人ももらいまくってるよ
だから? 他の分野で貰ってる事がアメリカ作家を受賞させない理由にはならないけど
まあ実際には石牟礼は難しいと思うけど、全集の版元の藤原書店はがんばってるらしいよ ノーベル文学賞は、こういう出版社のロビー活動の助けも必要らしい 大江の本の翻訳がやたらに多いのも、もちろん作品が優れているというのはあるけれど、 多分に、日本の出版社がノーベル文学賞を取らせようとしたからという説がある
>>977 他分野でたくさんのアメリカ人が受賞していたら、わざわざ文学賞までやる必要がない。
常識的に考えれば自明のこと。
てめーの常識なんか知るか やっぱ北欧人のコンプだろ
文学賞を選考してるのは他の賞とは違う機関だから国別の調整なんて無いと思うけど
>>977 ものわかりの悪いやつだな。
ノーベル賞において米国がないがしろにされているわけではない。
その証拠に他の分野でもらいまくっている。
文学賞が米国作家にあまり与えられないとすれば、値する作家が少ないということ。
>>982 >文学賞が米国作家にあまり与えられないとすれば、値する作家が少ないということ。
無知もほどほどにしとけ
アメリカ文学が評価に値しないって昔なら普通の感覚だったんだけどな。 日本に米文学通みたいな奴が増えただけで、 世界ではまだそれが主流なんじゃねーの。
フォークナーとかヘミングウェイとか それこそ昔だったら妥当な人物に授与してたろ
じゃ、だれにくれてやりゃいいってんだ。
ん?言ってみ。
おめえでもいいぞ、ぼくちゃん
>>983
ヘミングウェイw
今年は中東〜マグレブとして 来年から3年連続で北米でも文句ないわ
横レスだけど、現存の作家なら、ピンチョンだろうな。 すごく筆力あると思う。 アーヴィングとかは別にいい。
ところで詩のことは良く知らないんだけど、アドニスってそんなに重要な詩人なの?
近代アラビア詩の重鎮らしいよ
マッカーシー来い
>>986 お前はまずカロリンスカ医科大学とスウェーデンアカデミーの識別が出来るようになってから
出直して来い
なんでボブ・ディランがこんな上になってんだよw Adonis 4/1 Bob Dylan 8/1 Tomas Transtromer 8/1 Haruki Murakami 8/1 Assia Djebar 12/1 Peter Nadas 14/1 Ko Un 14/1 Les Murray 16/1 Thomas Pynchon 20/1 Philip Roth 20/1 Nuruddin Farah 20/1 Cormac McCarthy 25/1 Joyce Carol Oates 25/1 Amos Oz 25/1
マヤ・アンゲロー
>>994 ラドブロークス「トランストロンメルはムラカミやディラン並みにありえない」
↓
詩人レースを制するのはアドニス
ロシアってソルジェニーツィン以降40年も出てないんだな
998 :
吾輩は名無しである :2011/10/05(水) 14:42:33.58
今後期待できそうなのはペレーヴィンかな
今のロシア人に抑圧とか苦悩とかあるのかな
1000なら村上春樹は永遠に無理
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