496 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2014/04/19(土) 23:33:25.17
ヰ゛ー
あの男は阿呆の眞似をしてゐるのだが、それには中々智慧が要る。 先づ、相手の氣分や人柄や場合を、よく見分けてかゝらなければならない。 野鷹の様に、どんな鳥でもかまはず、
目の前へ來さへすれば、 突っかけるといふのぢゃァ駄目だ。
智慧者の仕事とおんなじに、 あれも中々工夫が要り、又骨もお折れるらしい。
怜悧りこうに、 當意即妙な阿呆口を竝ならべるんだもの。
怜悧りこう者の阿呆に成下ったのは、それに比べると、始末におへない。
497 :
まーじ(弧高の鬼才) ◆ykDJvODuLA :2014/04/22(火) 00:06:35.10
十二夜、光文社文庫、三幕一場のラスト、
あのセリフだと、ヴァイオラがオリヴィアに、わたしは男ではなく、女であると打ち明けてるようなものではないか。
坪内逍遥訳だと、そのようなくだりはない。
あれは傍白なのだろうか、謎である。
角川文庫版も確認してみよう。
ヒント:原文
ヒント、とか言い出すやつって、バカみたいだよね
500 :
まーじ(弧高の鬼才) ◆ykDJvODuLA :2014/04/22(火) 20:43:12.51
Viola. By innocence I swear, and by my youth
I have one heart, one bosom and one truth,
And that no woman has; nor never none
Shall mistress be of it, save I alone.
And so adieu, good madam: never more 1400
Will I my master's tears to you deplore.
Olivia. Yet come again; for thou perhaps mayst move
That heart, which now abhors, to like his love.
なるほど。
光文社の訳でも問題はないのかな。
501 :
吾輩は名無しである:2014/04/29(火) 13:16:25.82
オックスフォードの原文の全集を買って読んだけども、あまりに現代英語と
かけ離れているから読みづらいよ。やっぱシェークスピアは日本語訳で
いくのが正当だと思う。
ミルトンも原文で読んだけども、同じような感じだった。これも日本語訳で
読んだ。どうも英語というものは、ここ300年で大きく変化したようだな。
502 :
吾輩は名無しである:2014/04/29(火) 15:23:27.57
>>501 そりゃ、日本語だって江戸時代の作品はもちろん、明治期のだって読めない日本人が多いでしょ
言葉は変化するもんですから
日本の学校の教科書の英語は19世紀のものだって言ってた人がいたな
よろしければ、アドバイスをください。
ロンドンにある シェイクスピア・グローブ座で観劇する予定です。
・Julius Caesar
・The Commedy of Errors
の二つのうち、一つ選ぶとすればどちらがおすすめでしょうか?
恥ずかしながらシェイクスピアの作品は、
タイトルぐらいしか分からない素人で、英語も下手で勉強中です。
そんな素人でも楽しめるのはどちらでしょうか、
意見を頂けるとうれしいです。
Julius Caesarは有名だから気になるし、
The Commedy of Errorsは喜劇だから分かり易いのかもしれないし‥
505 :
吾輩は名無しである:2014/05/06(火) 11:11:42.37
あげさせてください。
教養って有る無しのものなのか?
507 :
吾輩は名無しである:2014/06/10(火) 11:49:29.95
男の友情 I know not why I am so sad
http://shakespeare.hix05.com/comedies2/venice01.sad.html アントニオはバサーニオに同性愛を抱いている、こう解釈すればアントニオの不自然な行為には自然な動機が伴っている、こういえるのではないか。
一方アントニオから心を寄せられたかたちのバサーニオは、アントニオの友情につけ込んで求愛の資金を手に入れるが、
アントニオに対して深い友情を抱いてはいても、同性愛は感じていない。アントニオの同性愛は片思いなのだ。だからこそアントニオは憂鬱な気分にならざるを得ない。
相手が女ならアントニオは男らしく求愛できるだろう。だが男が男に求愛したとしたら、いったいどんなことになるだろう。
それを思うと、アントニオは暗澹たる気分に陥らざるを得ないのだ。せめて相手の苦境を救うために、自分の命を差し出す、
こうすることで自分の愛のしるしを示したい。相手がそれをどう受け取るかはわからぬが、愛とは本来一方的な感情なのだ。
手癖の悪い、大衆作家、しょせんは
手癖悪すぎ
>>507 俺も学校でヴェニスの商人読んだけど、教授がしきりに「私はここにオカマちゃんみたいな愛情を見出しています」と言っていたな。
ただ、ユダヤの金貸しをこき下ろす戯曲にオカマちゃんを導入してどういう効果があるのか分からないけど。
「僕は君が好きだから、誠心誠意尽力しよう」みたいな台詞は深読みするべきなのかな…
「オセロー」ではイアーゴがキャッシオと(学生の雑魚寝みたいに)一緒のベッドで寝ていた、と言うし、
ホモセクシャルを吊り上げると女子が喜ぶから、みたいな勘繰りに思えるね。
>>503誰が言ってたんだよ?大体お前自分の目で日本の英語の教科書見たんか?
どの学年の教科書の話だ?
そりゃ、英文科の19世紀の英語の小説の授業のテキストは19世紀の英語だがや
amazonのハムレットの感想に
「作者が劇の関係者だけあって
小説というよりは劇の台本って感じだな」
って書いてるバカがいた。ワロタ
まだ消されてないと思うから、見てみてみ
つまらない奴ほど同じネタを繰り返す
>>512は、自力で面白いことを書き込めないので他人に言いがかりをつけてばかりの嫌われ者なんだよ
ブーメラン
515 :
吾輩は名無しである:2014/08/13(水) 17:14:55.75
タイタス・アンドロニカス
venus and adonisって現代のショタコンお姉さまの妄想を凝縮した作品じゃない?
シェークスピア自身も「かなり」年上の奥さんと結婚した経験者らしいし、
「食われちまった美少年」てタイトルで出しても違和感ないと思う。
多分ビクトリア朝までは紳士のエロ本だったんだろうね。
いっちょまえにデジャヴュか????wwwwwwゴーストライター使いのシェイクスピアは過大評価でしょう。
518 :
吾輩は名無しである:2014/08/15(金) 12:07:31.73
2.協会
ある目的のために集まった会員が協力して組織し,維持していく団体。
Feste. No, sir, I live by the church.
(いいえ旦那、あっしは教会のおかげで生きておりやす)
Viola. Art thou a churchman?
(じゃあ寺男なのか)
Feste. No such matter, sir: I do live by the church; for I do live at my house, and my house doth stand by the church.
(んでなくって、教会のおかげ…つまりはあっしの家が教会の陰に建ってるから教会のおかげ、と)
(「十二夜」)
カトリック⇔国教会の間で揺れていた時期とはいえ、当時は教会が各都市の区役所や市役所に相当する存在でした。
520 :
まーじ(弧高の鬼才) ◆ykDJvODuLA :2014/08/25(月) 12:50:25.81
>>515 その作品こそゴーストライターが書いてるんじゃないか?
521 :
吾輩は名無しである:2014/08/25(月) 18:33:11.08
シェイクスピアのたくらみ岩波新書で出ているけど
面白いかな
たくらみ?なんか著者の妄想か?
シェイクスピア、欧州の漱石、芥川か、と思って読んでみたら
これ、ヨーロッパの太宰治じゃねえかwww
シェイクスピア、欧州の漱石、芥川か、と思って読んでみたら
これ、ヨーロッパの太宰治じゃねえかwww
525 :
吾輩は名無しである:2014/09/07(日) 17:06:09.71
>>501 大修館シェクスピア双書は左ページに原文、右ページに詳しい注が書いてあってわかりやすい。
これと原文にかなり忠実な松岡和子の翻訳を参照すればいい。
シェイクスピアは聖書、ギリシャ神話に並ぶ苦行(でも知識が必要だから読まなくてはならない)
527 :
777 ◆TFWBMdHdF7zL :2014/10/07(火) 13:02:35.61
528 :
吾輩は名無しである:2014/10/07(火) 14:43:54.11
芝居か最近ほんと読んでないな
529 :
777 ◆TFWBMdHdF7zL :2014/10/07(火) 17:57:15.66
530 :
吾輩は名無しである:2014/10/22(水) 07:25:24.40
531 :
吾輩は名無しである:2014/10/22(水) 07:36:57.72
>>530 クレーマー対応って大変ですね
しかし、こんなとこまで貼り付けるクレーマーって
533 :
吾輩は名無しである:2014/12/10(水) 09:02:08.96
『100分de名著 ハムレット』
Eテレ
講師河合祥一郎
第2回は今夜11時から。
第1回再放送を視た。
面白かったよ。
ハムレットの悩みの本質が簡潔の説明されていて、興味深かった。
534 :
吾輩は名無しである:2014/12/10(水) 12:16:56.18
100分あれば解説なんかじゃなく
ハムレットそのものもがほぼ見れるだろ
そりゃまあそうだけど
解説の方が短くなきゃいけない決まりもなかろう
ハムレットは上演すると4,5時間かかるって光文社古典新訳文庫の解説が
537 :
吾輩は名無しである:2015/02/19(木) 22:23:01.40
>>533 これは素晴らしかったよ
名訳を出した河合先生と名演した野村萬斎のコメントに
また伊集院が鋭いツッコミで
538 :
吾輩は名無しである:2015/02/20(金) 11:04:43.88
>>536 おまえ、文庫買っても本文読んでないわけね。
劇は短いww さっさと読んで、次行こやw
>>538 おまえが光文社古典新訳文庫のハムレッQ1を手にとってもないことはわかった
シェークスピアって、当時は数十通りのスペルがあったらしい。
ホントかね。
ふ〜ん
名前をどう考えていたのか、興味深いですね。
紹介ありがとう。
原文、って英語の文献だとどんなものを言うんだろ?
日本語だと原典購読なら誰かの草かなを陰影本なんかで読むと思うけれど…。
UVSとかつづりの違いなんかは直して読みやすくしてあるものを言うの?
まさか手書きじゃないんだよね。